2006年6月17日

川崎市多摩区の登戸駅が一新:南北自由通路とペデストリアンデッキも開通

060617noborito02 川崎市北部の交通の拠点−多摩区のJR南武線の登戸駅と南北自由通路が一新され、6月17日午前4時から利用が始まった。午前11時30分からは駅舎と自 由通路、小田急線と南武線を結ぶペデストリアンデッキの開通記念式典が催され、阿部孝夫市長らテープカットを行って完成を祝った。

写真=開通したペデストリアンデッキとJR南武線登戸駅(後方)

写真ニュース:新しい登戸駅の様子を見る>>

060617noborito01 南北自由通路のJR南武線改札口の向かい側で催された式典には関係者など43人が参列した。乗降客らが見守るなか、阿部市長が「完成まで長くお待たせしたが、ようやく開通することができました。登戸駅は1日約18万人が利用する拠点駅になりましたが、近くに市立多摩病院や生田緑地などがあり、区画整理事業も進行中で、北部の一大拠点の中心としてさらに発展を期待します」とあいさつした。
この後、阿部市長、矢沢博孝・市議会議長、川崎善太郎・多摩区長会連合会会長、福井勝弘・JR南武線登戸駅長、小清水保男・小田急線登戸駅長の5人が紅白のテープにはさみを入れた。
登戸駅を訪れた乗客の多くが、がらりと変わった駅の姿に驚いた様子。「明るくて見違えるようにきれいになった」「改札口や切符の売り場も広いし、乗り換えが便利になった」などと話し、なかには携帯電話を取り出して写真を撮る女子高生などの姿も見られた。
この日も電車で来たという阿部市長も「私自身も登戸駅をよく利用するので、利用者の皆さんに喜んでもらえてうれしい。これによって、周辺の再開発にもはずみがつくのでは」と喜んでいた。
南武線登戸駅西側の踏切は、ラッシュ時間帯には1時間に38分も遮断機が下りたままの「開かずの踏切」となっていたが、南北自由通路の開通によって、歩行者は待たずに南武線を横切ることができるなど、地域の一体化がはかられる。また、引き続き、駅北側を走る都市計画道路小杉菅線を立体交差する歩行者用の通路も今年度中に造られることになっており、多摩川を訪れる人などにも歓迎されそうだ。

写真左=テープカットをして完成を祝う阿部市長(中央)ら

関連記事:川崎市の登戸駅南北自由通路とペデストリアンデッキが6月17日から利用開始


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2006年6月14日

産業振興会館で日本×ブラジル戦を大画面放映:入場無料で参加者を受け付け中

ワールドカップ出場の日本代表をみんなで応援しよう——JR川崎駅西口の川崎市産業振興会館1階ホールで6月23日午前3時30分に日本×ブラジル戦を同館1階ホールで200インチハイビジョンスクリーンで放映、参加者を募集している。

「パブリックビューイング」と呼ばれるこの放映は、同館を管理・運営する川崎市産業振興財団が日ごろの利用の感謝と地域貢献を兼ねて川崎市サッカー協会と共催、FIFAにパブリックビューインク料21万円を支払い催すもの。同館では8年前のフランス大会の日本×アルゼンチン戦でも、大画面放映を行っており今回が2回目。
参加は申し込み制で、入場無料。定員は先着200人。希望者は川崎市役所、市内の各区役所・支所・出張所などに配布の申込用紙(なければ普通の用紙でも可能)またはメールで、参加者の氏名、年齢、電話番号、FAX番号。メールアドレスを書き、6月16日午後5時までに同財団に申し込む。送り先はFAX044(548)4151 、[email protected]川崎市産業振興財団事業推進課。
グループリーグ初戦のオーストラリア戦に負けたため、申し込みはまだ半数程度で、締め切り後に定員に達しない場合は200人に達するまで受け付ける。対象は一般成人で県青少年保護育成条例により18歳未満の入場は不可、受け付けで年齢のわかるものを提示する。
開演は23日午前3時30分〜6時までだが、未明の放映のため会場は早めの22日午後10時から。車での来場は可能だが、同館の駐車場は開いていないため自分で確保する。待ち時間のロビーの利用は自由だが、会場内は飲食禁止で、酩酊している場合は入場禁止となる場合があるほか、鳴り物の持ち込みは禁止などの制限がある。
問い合わせは電話044(548)4119川崎市産業振興財団事業推進課。

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川崎市の登戸駅南北自由通路とペデストリアンデッキが6月17日から利用開始

06061401noborito 川崎市多摩区のJR南武線登戸駅の橋上駅舎と南北自由通路、小田急線と南武線を結ぶペデストリアンデッキがこのほど完成、6月17日から利用が開始され、乗り換えや街の通行が便利になる。
この日は午前11時30分から開通記念式典が催され、阿部孝夫市長らがテープカットをして、開通を祝う。

写真=右側がJR南武線登戸駅、中央がペデストリアンデッキ、奥が小田急線

06061402noborito この登戸駅駅舎改良・南北自由通路整備事業は、川崎市が2004年2月から約55億円をかけて工事を進めているもので、自由通路の設置によって地域の分断を解消し、地域の一体化などをはかるとともに、小田急線と南武線との乗り換えなどが便利になり、市北部の交通の要衝としての機能が強化される。
完成した自由通路は、南武線の上をまたいで北側の多摩川口と南側の生田緑地口を結んでおり、幅15m、長さ約40m、地上との高低差7mで、エレベーター1基とエスカレーター2基が設けられている。
JR登戸駅の橋上駅舎は地上3階建て、のべ床面積1,700平方m。壁面の多くをガラス張りにした明るい雰囲気で、2階に自由通路に面して改札口があり、1階のホームとの間にエレベーター2基、エスカレーター4基が設置してあるほか、多機能トイレも作られた。
06061403noborito ペデストリアンデッキはJR登戸駅の生田緑地口側に自由通路と連続するように造られ、長さ約54m、幅約13m、地上との高低差7mで、雨の日もぬれないように屋根で覆われ、エレベーター2基とエスカレーター4基が設置されている。このデッキの完成で、朝夕のラッシュ時には乗り換えの人波で埋まった混雑が大きく緩和されそうだ。
今後は仮設階段の撤去などの工事を実施し、ことし10月末に工事を終わる予定。さらに、駅北側を走る都市計画道路小杉菅線の歩行者用の立体横断施設(幅4m、長さ約40m、エレベーター1基)と、歩道部シェルター(幅約4m、長さ約26m)の建設工事、同線の歩道と車道の改良工事を2007年度に行う。
これと合わせ、JRが物販や飲食店、行政サービスコーナーなどが入る登戸駅ビル(地上3階建て、のべ床面積1,500平方m)を建設しており、ことし12月にオープンする。
また、小田急電鉄が新駅舎(地上3階建て、のべ床面積1,240平方m)の建設と、向ヶ丘遊園・和泉多摩川間約1.4kmの3線化(上り2線、下り1線)の工事を2008年度末を目標に進めており、これらの工事が終わると、登戸駅周辺は北の玄関口として大きく変容をとげることになる。

写真左上=JR南武線登戸駅の生田緑地口
写真右下=JR南武線登戸駅駅舎
写真提供=川崎市まちづくり局(5月31日撮影)

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2006年6月11日

夏休みは映画作りに挑戦:ジュニア映画制作ワークショップの参加中学生を募集

「夏休みに映画作りに挑戦しよう」−−川崎市とkawasakiしんゆり映画祭実行委員会がジュニア映画制作ワークショップに参加する中学生を募集している。

このワークショップはことしで7回目。これまで日本映画学校の講師や映画祭スタッフの指導で、中学生が映画監督やカメラマン、俳優になって映画制作に挑戦、毎回、みずみずしい感性をいかした作品が作られ、注目を集めており、昨年は東京ビデオフェスティバルで佳作に入賞した。
応募資格は、川崎市とその周辺に在住・在学している中学生で定員は先着20人。参加費は5000円(制作実費)。応募方法は住所、氏名、年齢、性別、学校名・学年、特技、電話番号、保護者名、参加希望の理由(200字以内)を記入して6月15日(消印有効)までにkawasakiしんゆり映画祭事務局へ申し込む。
スケジュールは6月24日のオリエンテーションを皮切りに、7月にシナリオづくり、カメラ、録音、照明などの技術についての講習と実技を行い、夏休みにロケハン、リハーサル、撮影、編集、録音、試写を行う予定。完成した作品は10月の「しんゆり映画祭」で上映する。
申し込み・問い合わせはkawasakiしんゆり映画祭実行委員会事務局(〒215-0004 川崎市麻生区万福寺2-9-9、電話044-953-7652)、川崎市市民局市民文化室(問い合わせのみ)=電話044-200-2280。
ホームページ=http://www.siff.jp

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夜の森に響くサクソフォーンの響き:川崎市宮前区の飛森谷戸で10周年のコンサート

060610concert 里山の野外ステージをかがり火で照らしながら音楽を楽しむコンサートが6月10日、川崎市宮前区初山で催され、約400人が夜の森に響くサクソフォーンの調べに耳を傾けていた。

このコンサートは、同地区の里山保全を行っている「飛森(とんもり)谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が「森の音楽会」と題して毎年開いているもので、今回が10回目。
緑の林に囲まれた「おもいでの謡のこみち『森の広場』」にあるステージは、左右に置かれた2基のかがり火に加え、ろうそくなどの灯が周りに配され、日が落ちると幻想的な雰囲気。
同会の発足10周年を記念して催したこの日のコンサートに出演したのは、昭和音楽大学出身のメンバーで構成した「feel saxophone quartet(フィール・サクソフォーン・カルテット)」の河西麻希さん、木籐良朝子さん、土山真希子さんと、賛助出演の平賀美樹さんの女性4人。約2時間にわたって「シングシングシング」「バトル」「マツケンサンバ」「世界に一つだけの花」「竹田の子守唄」ジブリのメドレー、阪本九メドレー、「彗星」などジャズやクラシック、童謡、歌謡曲など多彩なジャンルの曲を次々と演奏した。
コンサートの途中に小雨が降り出し、ステージの上に雨よけのビニールシートを張るため演奏が中断するという、野外演奏会ならではのハプニングもあったが、家族連れなどの聴衆も一緒に手拍子をするなど、なごやかなムード。後半には雨もあがり、訪れた人たちは夜の黒い森に響くサクソフォーンの音色をゆったりと楽しんでいた。
出演した河西さんらは「森の中の音楽会は初めて。音が木立に響いて、すごく演奏しやすかった」と話していた。

関連記事:川崎市宮前区のとんもり谷戸で森のコンサート:終了後はホタル鑑賞会も開催

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川崎市麻生区で農業体験:親子300人が田植え

060610taue 川崎市麻生区古沢で6月10日、同区内の親子など約300人が参加して田植えが行われた。
魅力ある区づくり推進事業として米作りを通して親子の絆を深め、都市農業の大切さを知ってもらおうと、小学生とその親を対象に毎年行われているもので、参加者たちは泥だらけになりながらも数センチに育った苗を大切そうに植えていた。

ことしは5月上旬以来の天候不順の影響で苗の生育が遅れたため、例年の4枚の田んぼに植える分が確保できず、この日は半分の2枚の水田に数時間かけて植えた。
子どもだけでなく、親も初めてという人が多く、苗の植え方を習ったあとおっかなびっくりで田んぼに入り、1列に並んで目印のロープに沿って順に苗を植えた。子どもの中には、自分の番が来るまで水の張られた田んぼに入って、泥だらけになりながら追いかけっこをしたり、虫を追いかけて目を輝かしていた。
幸区や中原区など市の南部から参加した小学生は「田んぼに入ったのも初めてで、すごく楽しかった」、一緒に来たお母さんも「わたしも田植えは初めて。川崎にもまだ水田があることに感動しました」と喜んでいた。
この体験農業は、子ども会連合会、青少年指導委員会、体育指導委員会の3団体で構成する実行委員会が休耕田を借りて行っているもので、田起こしから収穫までを行う本格的なもの。
参加者を区が公募したところ、麻生区から61家族208人、区外から25家族86人の合わせて82家族281人が応募、定員の250人を上回ったが、全員を受け入れることにした。今後は、残る2枚の田にも苗を植え、7月に草取り、8月に網かけ、かかし作り、9月に稲刈りとかけ干し、10月に脱穀ともみすり、11月には収穫祭を行う予定。

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2006年6月10日

麻生市民館でフランス額装展

060610gakusou01小田急線新百合ヶ丘駅北口の麻生市民館で、子どもが初めて履いた靴と動物の絵、複製画、布、広告のシールなど様々な品物をフランスの伝統的な技法を使って額装したユニークな展覧会が開かれ、人気を呼んでいる。
写真=会場風景(上)、子どものファースト・シューズにキリンの親子の絵をあしらった会員の作品

「フランス技法の『額装』と手作りの『額』」は、フランス額装グループ「L'Atelier AZ(アトリエ アヅ)」を主宰する多摩区中野島の東明江さんとその門下生の5回目のグループ展。060610gakusou02_2
フランス額装は、絵画や写真、カードなど飾りたい作品のイメージや色調に合わせ、マットを何枚も重ねて立体的に仕上げ、周りの部分をデザインする伝統的な手工芸。夫の仕事の関係でフランスで生活した経験を持つ東さんによると、同地では一般の家庭に飾られている写真や絵画などに多く用いられており、パリ市内でもこの技法を教える教室の人気は高いという。
会場には、風景画に奥行きを感じさせるよう曲面表装した東さんの作品のほか、門下生27人が制作したミニ複製画の組み合わせ、人形、ネイルアートしたつけツメ、家族の大切な思い出の品物など額の中に入れるさまざま素材の雰囲気に合わせたオリジナル作品を展示している。中でも注目を集めているのが「広告・宣伝」コーナー。同会では、グループ展開催にあたり毎回テーマ作品を必ず1点以上出品するというルールがあり、今回は「広告・宣伝」がテーマ。チラシ、包装紙、菓子のパッケージ、広告写真などを素材に、ビュジアルでユニークな作品がたくさん展示されている。
同展は14日までで、時間は午前10時から午後5時。
問い合わせは電話044(949)1874アトリエ アズ

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麻生音楽祭が開幕:初日のスクールコンサートに児童・生徒約1000人が出演

060610asaocon01_121回目を迎える川崎市麻生区の市民の音楽祭典「麻生音楽祭2006」が始まった。
関連記事>

 
写真=麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を合同で合唱する柿生・白鳥中学の生徒

初日の6月10日は、スクールコンサート。西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台の9小学校、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥の7中学校、麻生、麻生総合の2高校、計18校が参加。柿生・王禅寺中と麻生・麻生総合高校の4校は合唱・器楽の2部門に出場し、計22団体約1000人が出演、会場の麻生市民館で午前11時から午後3時30分まで4時間半にわたって幅広いジャンルの曲目を熱演した。
060610asaocon02前半の合唱部門では手話コーラス、拍手と手による振り付け、リコーダー演奏、一部の曲をアカペラ男声で演奏、後半の器楽演奏部門は手拍子を散りながらジャズ演奏やソロパート演奏など各校がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスで演奏。今回は、昨年作られた麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を麻生中学、白鳥中学の生徒が合同演奏して市民に披露する初の試みも行われた。
ユニークだったのはプログラム最後に出演の柿生中学の吹奏楽、丸山胤幸教諭が指揮の合間に手拍子を取ったりサクソフォーンを演奏(写真)、会場をわかせてスクールコンサートを楽しく締めくくった。
会場には、出演する各校の児童・生徒のほか、わが子や孫の晴れ姿を見ようと観客が入れ替わり訪れ、常に満席の状態。熱心にビデオ撮影している保護者も多かった。
音楽祭は、土曜・日曜を中心に7月2日まで麻生市民館大ホールで開かれる。

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2006年6月 8日

川崎市宮前区のとんもり谷戸で森のコンサート:終了後はホタル鑑賞会も開催

060608tonmori 地域住民が里山保全活動を行っている川崎市宮前区初山のとんもり谷戸で、6月10日午後6時から森のコンサートが開かれる。同地区の里山保全を行っている「飛森谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が、会の発足10年を記念して催すもので、コンサート終了後には用水路でゲンジボタルの鑑賞会も開かれる。

写真(飛森谷戸の自然を守る会撮影)=とんもり谷戸に設置されたホタルの一生を描いた木製レリーフと矢澤会長(右)ら

とんもり谷戸は、生田緑地の一部で川崎国際生田緑地ゴルフ場14番ホールの東側斜面の昔神社があったと伝えられる場所。自然を守る会は、この里山の自然環境を21世紀の子供たちへつなぎ自然環境学習の場として末永く守り続けようと、1996年に初山地区の住民が中心となりに発足したボランティア団体。生田緑地を管理する北部公園事務所の了解を取り、約1.2ヘクタールを活動拠点に毎月1回下草刈りや枝おろしなどの里山活動を行っている。また、わき水が流れる用水路があることから、ホタルの幼虫の放流も行い、成虫が毎年少しずつ増えるほど自然が回復している。その後、「TONMORI KIDS ADVENTURURE CLUB (とんもりキッズ・アドベンチャー・クラブ)」(長峯隆弘代表)という子どもを対象にした兄弟団体も発足、飛森谷戸で観察会や昆虫採集など、子どもが自然を体験できる催しも開いている。
コンサートは、女性4人のサクソフォーングループ「feel saxophone quartet」が、同谷戸内の「おもいでの謡のこみち『森の広場』」で約2時間演奏する。会場では、同会会員らが日没と共にかがり火をたき、幻想的な雰囲気を演出する。雨天の場合は初山幼稚園ホールに変更。参加費は1ドリンク付きで1000円。演奏後は、初山用水に飛び始めるゲンジボタルを鑑賞しながら丘陵を下る。
コンサートに先立ち、午後3時からは初山幼稚園ホールで同会の10周年を祝う「交流会&懇親会」が開かれ、飛森谷戸の活動についての報告と参加者の意見交換、谷戸の散策が行われる。
会場内には、昨年秋に環境 学習用として「ゲンジホタルの一生」ととんもり谷戸のNewキャラクターの「トンちゃん」「モーリくん」を描いた看板が設置され、この日参加者にお披露目する。この看板は、群馬県みなかみ町の「水上工房」の広川義直さ ん夫妻が制作したレリーフ仕上げで、目の不自由な人がさわってホタルの姿を知ることができるという珍しいもの。
交流会の参加は自由で、音楽会の入場料も含み3000円。
連絡は電話044(977)6581飛森谷戸の自然を守る会事務局、またはemil([email protected])。

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第21回麻生音楽祭:6月10日〜7月2日に麻生市民館で

「麻生音楽祭2006」(同祭実行委員会・麻生区役所、川崎市教育委員会主催)が、6月10日から7月2日まで新百合ヶ丘駅前の川崎市麻生市民館大ホールで土曜・日曜を中心に催される。

関連記事:麻生音楽祭2005> 

21回目を迎える麻生音楽祭は「音楽の街あさお」を合い言葉に、区内の小・中・高等学校をはじめ区内の音楽団体など市民と行政が共同で催す音楽の祭典で、ことし21回目を迎える。今回は61団体が参加、5日間にわたりスクールコンサート、コーラスのつどい、アンサンブルのつどい、ファミリーコンサート、ミュージカルを催し、20回を記念して昨年作られた区のイメージソング「かがやいて麻生」も演奏。このほか、期間中に協賛イベントとしてジュリアード・ジャズ・オーケストラやささきいさおコンサートも催される。
入場は、協賛イベント以外は無料で、ファミリーコンサートとミュージカルは整理券が必要(配布は終了)。
問い合わせは044(965)5116麻生区音楽祭実行委員会。

音楽祭の内容と日程、出演団体

スクールコンサート=6月10日午前11時
区内の小・中・高校18校よる合唱・器楽演奏
出演=西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台(以上小学校)、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥(以上中学校)、麻生高校、麻生総合高校。

コーラスのつどい=6月11日午後1時30分
児童から女声・男声・混声、シルバーまで幅広い年代の28団体による合唱
出演=青葉コーラス、あおばリトルコーラス、あさお歌う会、麻生合唱団、麻生小学校PTAコーラス、麻生女声合唱団、麻生童謡をうたう会、あさおポップスコーラス、麻生もくせい会、アンサンブル・アマデウス、アンサンブル"風"(ふう)、アンサンブル・リス、市来音楽教室合唱団、王禅寺女声コーラス、Clover Lovers(クローバー・ラヴァーズ)、コーラスいくた、コーラス「柿の実」、コーラス銀の会、コール・アンジェラ、コール・クリング、コール・リス・ブラン、コーロ・マスキーレ・あさお、混声合唱団南生田コーラス、白ゆりコーラス、和(なごみ)・Japan、ノッホ・アイマール男声合唱団、ゆりがおか児童合唱団。

アンサンブルのつどい=6月17日午後12時30分
オカリナからジャズ、ハワイアン、邦楽まで13団体がさまざまな器楽演奏
出演=麻生オカリナを楽しむ会、麻生弦楽合奏団、アンサンブルマンドリーノ斉藤、アンサンブルシェーンフェルト、F-VOX(エフ・ヴァックス)、音姫座、小原聖子ギター・スタディオ、グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ、三曲あさお、楓会、千代ヶ丘ユースバンド、ハーモニックス、マウイ・アイランダース。

ファミリーコンサート=6月18日午後3時(入場整理券)
「音楽でめぐる世界の旅」をテーマにアナウンサー秋山雅子さんの司会で馴染みの7曲を演奏
出演=麻生フィルハーモニー管弦楽団。演奏曲目=グローフェ/グランド・キャニオン組曲より「日の出」、ボロディン歌劇「イーゴリ公」より「ダッタンジンの踊り」、ケテルビィ/ペルシャの市場にて、チャイコフスキー/スラブ行進曲、シャブリエ/狂詩曲「スペイン」、ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲、ヨハン・シュトラウスII/美しく青きドナウ

ミュージカル「boy be」=7月1日午後3時(入場整理券)
昭和音楽芸術楽員ミュージカル科の学生が演ずるミュージカル
出演=昭和音楽芸術楽院。人間の感情を理解できるロボットboy beが、争いを繰り広げる人間に語りかけるオリジナルミュージカル。

◇協賛イベント ジュリアード・ジャズ・オーケストラ'06日本公演=6月14日午後6時30分、2000円(売り切れ)。問い合わせ電話046(245)1055昭和音楽大学演奏室。

◇協賛イベント ささきいさおコンサート=7月2日午後2時30分・5時、S席3000円、A席2500円、ペア席4000円。問い合わせ電話044(954)9990マイタウン21。

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2006年6月 7日

川崎フロンターレがナビスコカップ準決勝に進出

060607nabisuco01 川崎フロンターレが6月7日、ナビスコカップ準決勝に進出した。川崎はこの日、ホーム等々力に浦和レッズを迎え準々決勝第2戦の対戦を2対1で勝利。6月3日第1戦のアウェイ浦和駒場スタジアムの対戦では4対3で敗戦して1勝1敗だったが、今シーズンからナビスコ準々決勝以上の試合に採用されたアウェイゴール方式により、アウェイの得点が浦和を上回りベスト4となりサポーターを沸かせた。

写真=決勝ゴールを決めたジュニーニョ選手(10)と喜ぶ中村選手(14)

競技場は平日にもかかわらず17時の開門から両チームのサポーターが続々と来場、16000人を越える観客が集まった。好戦しながらも第1戦を落とした川崎は、ベスト4に進出するためには、相手の得点を押さえての勝利が必要。
060607nabisuco2 試合は、立ち上がり浦和ペースで進む。12分、カウンター攻撃からマルクスのシュートが浦和のDFにあたりこぼれた球を我那覇が落ち着いてゴールを決め先制。両チームとも白熱した速攻を繰り返し互いの好守でしのいでいたが、31分、ファールの判定で浦和ワシントンにPKを献上、同点となる。後半、立ち上がりから浦和の攻撃が続くが川崎のDF陣とGK相澤の好守でしのぐ。意地を見せて前がかりとなる浦和に対し、川崎は53分スピードを生かしたジュニーニョが勝ち越しのゴールを決め川崎は押せ押せムード。再三チャンスを作り出すが、相手の好守に阻まれた。負けられない浦和は、スピードのあるFWを投入して猛攻をしかけるが、川崎はサポーターの応援に押されて全員で守りきった。
060607nabisuco03_1 第1戦と第2戦のゴールは5対5と同スコアだが、新ルールでアウェイでの得点が多い川崎に軍配が上がり、準決勝進出をもぎ取った。
試合後の会見で関塚監督は「第1戦は2回リードしながら敗戦、今日のホームゲームは勝たねばという強い気持ちでのぞみクラブやサポーターみんなの気持ちが通じて勝ち上がれ、うれしく思う。クラブ目標のベスト4に入り、いい形でリフレッシュに入れる」と笑顔で語った。

写真=上・試合終了後に喜ぶフロンターレイレブン(撮影:藤井隆弘)、下・笑顔の関塚監督と交代した我那覇・マルクス選手ら

リーグ再開は7月19日 鹿島、浦和、ガンバ大阪と「修羅場」の3戦

リーグ戦再開は7月19日からで、7月30日の前半戦終了まで水曜、土曜(日曜)のタイトな日程となっている。現在リーグ戦暫定1位の川崎は13節鹿島(7月19日、アウェイ)、14節浦和(7月22日浦和、ホーム)、15節ガンバ大阪(7月26日、ホーム)と強豪と対戦。チームのことしの目標(4位以内)を達成するためには勝利することが必要だ。
チームはこの3戦を「修羅場3」と名付け、アウェイツアーを含め応援観戦を呼びかけており、フロンターレ後援会会員を対象にすでにホーム試合のチケットの先行販売している。問い合わせ電話044(829)3011フロンターレ事務所。

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2006年6月 3日

カッパーク鷺沼オープニングイベントに4200人:鷺沼プール跡地で

060603_1 川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地で6月3日、カッパーク鷺沼オープニングイベント&水道フェア(宮前区・水道局主催)が開かれ、親子連れなど4200人が今春完成した土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フロンタウンさぎぬま、さぎ沼なごみ保育園の4つのエリアを結んで行われたさまざまな催しを楽しんだ。

写真=式典で披露されたカッパーク鷺沼のシンボルイメージ「カッちゃん」(左から2番目)

  シンボルマーク採用の玉城有花さんらを表彰

060603_3   イベントはまず、土橋小学校校庭で午前10時から消防音楽隊のファンファーレでオープン記念式典が開かれ、阿部孝夫川崎市長が「カッパーク鷺沼は、プールの跡地に目的の異なる施設をいっしょにした川崎市初の場所。プールを連想するカッパとパークを併せた名称と聞いているが、宮前区のシンボルとして多くの市民に存分に利用してもらい、ここから元気な子どもが育つことを期待しています」とあいさつ(写真左)。同区選出の矢沢博孝市議会議長が「昭和43(1968)年から35年間プールとして利用されたが、21世紀を担う新しい施設をみんなの財産として活用してもらいシンボルの場としてなることを願う」と話した。
06060302続いて公募で決めた名称とイメージキャラクター優秀作品の紹介と受賞者表彰が行われた。公募は1月1日から2月16日に実施、名称は全国308件の応募の中から吉村萌さん(当時・宮崎小学校1年、現在名古屋市に移転)の「カッパーク鷺沼」に、キャラクター(カッちゃん)は240件の中から玉城有花さんの作品が採用された。大下勝巳宮前区長と江井茂水道局長が玉城さん(宮崎小2年さん)やこの日出席した優秀賞の作者に表彰状を手渡した(写真右)。校舎入り口では、小学生からお年寄りまで幅広い年代の区民が作った1万2000個の折り鶴で作った高さ4m、幅3mのイメージキャラクター画も披露された。
同小多目的ホールでは、有馬中学校吹奏楽部2、3年生部員49人が外山智子教師の指揮で「メインストリート・エレクトリカルパレード」「そよ風のマーチ」など5曲を演奏、100人を越える聴衆から大きな拍手を受けていた。同ホールでは東京交響楽団弦楽奏者の廣岡克隆さん(第1ヴァイオリン)、板垣琢哉さん(第2ヴァイオリン)、大野順二さん(ヴィオラ)、音川健二さん(チェロ)によるミニコンサートも催され、有馬中吹奏学部員や音楽好きな市民約200人が一流の演奏家による「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や水にちなんだ歌謡曲「川の流れのように」など馴染み曲を間近で堪能した。校庭では、川崎フロンターレの協力でキックターゲット、玉投げビンゴゲームや宮前警察署が運動反射神経テスト、白バイ展示、郵便局の切手販売などが行われた。

 地元の大道芸人やフロンターレ元選手のサイン会も開催

060603 鷺沼ふれあい広場では、水道局が水道フェアを開催。水中輪投げ、水鉄砲など水を使った催しや災害時応急給水の模型展示、マップなどの配布を行った。3種類の水を飲む比べる利き水コーナーには約300人が参加、真剣な表情で水を味わっていたほか、生田天然水「恵水」の販売が人気を集めた。
芝生では、カッパ姿のトレードマークで世界を駆けめぐる土橋の大道芸人おいかどいちろうさんの獅子舞とおいかどさんの仲間による音楽演奏付き紙芝居などが行われ、子どもたちが見物(写真)。またビオトープ池では、水遊びする子どもの姿が目立った。
フットサル場「フロンタウンさぎぬま」では、事前申し込みをした親子140人が元フロンターレ選手向島建さんの指導でサッカー技術を基礎から体験。正午からは向島さんと昨年引退した久野智昭さんのサイン会も開かれ、2人は笑顔でサインに応じていた。
さぎ沼なごみ保育園では、園庭で木を使った火おこし、のこぎりを使ってタケや木の切り落とし体験のほか、園舎で地元老人クラブによるお手玉、折り紙など昔の遊びコーナーも開かれ、祖父母世代と孫世代など幅広い年代のふれあいがなごやかに繰り広げられていた。
各会場の入り口には、スタンプラリーの台が設置され、「商品は何かな」と楽しげに話しながらスタンプを押す親子連れも多かった。
今回は、オープニングイベントとして4つのエリアをつなげて開放したが、区のシンボルとなるよう今後も年に1回程度、イベントを開催する方針という。

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2006年6月 2日

川崎フロンターレが競技場内に託児室を設置

Photo_11 川崎フロンターレが、小さい子どもがいる人たちにもサッカー観戦を楽しんでもらおうとホーム等々力陸上競技場の試合時に行っていた「託児室」が、5月17日の試合から競技場内に変更され、利用しやすくなったと評判だ。

「託児室」は、フロンターレのオフィシャルスポンサー「田園調布学園大学」の協力で昨シーズンから実施。競技場から少し離れた川崎市とどろきアリーナ内研修室で行われ、5、6人から多いときには10人を越える利用があった。
しかし、利用者からはもっと近くで託児をとの声が上がりクラブ側が検討、競技場内のバックスタンド下の室内走路付近にある役員室を利用することになった。変更後は、子どもと一緒に競技場に入れるので便利になったと好評だ。
託児室は、田園調布学園大学子ども家庭福祉学科の保育士などのスタッフと同学科の学生が実習として子ども達の保育にあたっている。 今後は、試合中に子どもに人気のチームマスコットのふろん太君、ピー カブーが遊びに行く予定という。
利用対象は1歳6カ月以上未就学児までで事前予約制。定員 は先着20人、料金は1回1人1000円(税込み・保険 料を含む)。利用時間は、試合開始1時間前から試合終了後30分 まで。 利用の申し込みはFAX(044-966-1775)またはメール ([email protected])に 1)試合観戦日、2)こどもの氏名(ふりがな)・年齢、3)保護 者氏名(ふりがな)、4)郵便番号・現住所、5)自宅電話 番号、6)FAX番号、7)当日子どもを連れてくる人 の携帯電話番号、8)Eメールアドレス(文字数制限のないPC用)を書き、受け付け期間中に申し込む。詳細はチームのホームページ(http://www.frontale.co.jp/goto_game/tickets/daycare_kids.html)
で。 現在、6月7日19時キックオフの浦和レッズと対戦するナ ビスコ準々決勝の託児を6月6日午後3時まで受け付けている。

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2006年5月31日

生田緑地ばら苑日誌5月31日:好天に誘われ「中高年銀座」

Photo_10 夏を思わせる日差しながら、好天に恵まれ、かなりの「中高年銀座」です。
車イスの人もかなり来ていましたが、みな笑顔で、花は心を和ませてくれるのだと実感しました。
開放日は残り4日間。バラの中には既に散ったものもあり、遠目ではきれいですが、近づくと盛りを過ぎて、散っている花もありました。

撮影・文=角田珠子さん

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田園調布学園大学で公開講座:6月10日から24日に

川崎市麻生区の田園調布学園大学が、「『21世紀を生きる』〜音楽・歴史・文学は生の鼓動」をテーマに6月10日から24日の毎土曜公開講座を開催、参加者を募集している。

講座は同大学人間福祉学部と短期大学部が主催。
日程と内容は
●6月10日=「音楽の力 マリンバ実演奏を交えて〜文化遺産としての音楽の役割と展望」。講師、マリンバ奏者・奥平哲也さん。
波乱の歴史の時代を生き曲を作った人の信念、演奏者の願い・聴衆の想いを想像しながら響きにふれる。「この道」「アヴェ・マリア」「奥平作品」などの演奏付き。
●6月17日=「てらこやの四季〜江戸の寺子屋のはなし」。講師、田園調布学園大学教授・田中克佳さん。
江戸時代の初等教育機関「てらこや」と都市に焦点を合わせスライドを使って江戸の子どもたちの学習のイメージを試みる。
●6月24日=「夏目漱石と現代〜家族・個人の立場から」。講師、田園調布学園短期大学教授・影山恒男さん。
文豪としての漱石だけでなく、夏目房之介の「孫が読む漱石」などを参考にしながら、漱石の家族観、個人の意識などをさまざまな角度から、明治人気質の漱石の考え方、生き方を考える。
時間はいずれも午後2時20分〜午後4時20分、会場は、同大学4号館441講堂。受講料は無料。申し込みは
葉書に受講日、住所、氏名、年齢、電話番号、性別を書き、〒215-8542  川崎市麻生区東百合丘3-4-1 田園調布学園大学図書館内・公開講座係。問い合わせは電話044-966-3443同大図書館内・公開講座係。

 

 

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2006年5月30日

宮前区の「カッパーク鷺沼」が6月3日にオープニングイベント:区民の出会いと交流の場に

Photo_12 川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地にこの春完成した、土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フットサル場「フロンタウンさぎぬま」、さぎ沼なごみ保育園の完成を祝うオープニングイベント(宮前区・水道局主催)が6月3日午前10時から午後1時まで開かれる。
また、この跡地の愛称とイメージキャラクターを公募、愛称は「カッパーク鷺沼」、キャラクターは教育、広場・公園、運動施設、福祉の4つのゾーンを表すハート型の四つ葉のクローバーを頭に載せたカッパの化身「カッちゃん」に決まった。

オープニングイベントは、カッパーク鷺沼が幅広い年代の人の出会いと交流と場所になるよう同区が土橋小、川崎フロンターレ、さぎ沼なごみ保育園、宮前警察署、宮前郵便局の協力で催すもので、土地を所有している水道局も参加、水道フェアも同時開催する。
主な内容と会場は、
土橋小学校校庭(雨天の場合は同小体育館)でオープニング式典、名称とイメージキャラクターなどの入賞者の表彰、折り鶴で作ったイメージキャラクター画の披露など。同小多目的ホールでは、有馬中学校吹奏楽部の演奏に続き東京交響楽団のメンバーにより四重奏「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「となりのトトロ」などおなじみの曲の演奏が行われる。
鷺沼ふれあい広場では、水道局が水道フェアを開催、水道相談、利き水、水と遊ぶ、災害対策の4つのコーナーにわけてイベントや展示を行う。
さぎ沼なごみ保育園では、カレーなどの屋台、歌やパーカッション、子育て情報コーナー、昔の遊び広場など。
フロンタウンさぎぬまでは、サッカー教室(事前申し込み制、締め切り終了)が開かれる。
このほか、各会場をまわってクイズに答える「お楽しみスタンプラリー」も行われ、先着400人にカッちゃんグッズがプレゼントされる。
問い合わせは電話044(856)3133宮前区役所総務企画課。

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2006年5月25日

生田緑地ばら苑日誌5月23日:どこを見ても花盛り

Dsc01587 21日の日曜日が晴天で気温も高くなったために、ほとんどのつぼみが一斉に開花。全体的に90%以上のバラが咲き揃いました。
なかには2番花、3番花と次々に咲いているものも数多く見られます。
きょうの苑内はどこも、競うがごとき花盛りの風景でした。

撮影・文=長澤陸夫さん

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2006年5月22日

生田緑地ばら苑日誌5月21日:陽光に恵まれ一気に見ごろに

P1010125 きのう、そしてきょうの晴天に加えて、夏日を思わせる気温で一挙につぼみが開き、開花状況は80〜90%となりました。ほとんどのバラが咲き始め、気温の上昇に合わせて馥郁(ふくいく)たる香りが「ばら苑」を覆っています。
来園者は20日の土曜日は3200人を超えましたが、今日も日差しを待ちわびたように次々と見物の人が訪れ、昨日を上回りそうな勢いです。

撮影・文=長澤陸夫さん

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ナビスコ予選で川崎フロンターレはグループトップ:準々決勝は浦和レッズと対戦

060521fron01 ヤマザキナビスコカップのグループ予選最終試合が5月21日行われた。前の試合(5月17日)で決勝トーナメント進出を決めたBグループの川崎フロンターレは、ホーム等々力で鹿島アントラーズと対戦、2対1と勝って5勝1敗勝点15でグループトップとなった。
準々決勝の対戦相手はAグループトップの浦和レッズ。試合は6月3日がアウェイさいたま市浦和駒場スタジアムで15時、6月7日がホーム等々力陸上競技場で19時キックオフ。

写真=川崎フロンターレFW黒津勝選手の勝ち越しゴール

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2006年5月20日

日本民家園がライトアップ:光に浮かぶかや葺き屋根

06052002minka_1 川崎市多摩区枡形の市立日本民家園で5月20日、夜間特別公開が2時間にわたって行われ、訪れた家族連れや若いカップルなど約150人が夜空に浮かび上がったかや葺(ぶ)き屋根の幻想的な美しさを楽しんでいた。

●ライトアップの写真ニュースを見る>

06052001minka_1 この夜間公開は「昼間とは違う夜の古民家の美を楽しんで」と2003年3月以来、3年ぶりに実施したもの。
公開したのは、江向家、山田家、野原家、山下家の合掌造り4棟と、長野県の佐々木家、千葉県の作田家の合わせて6棟。投光器4基、足元灯8基などを使って古民家の外部を照らし出すとともに、あんどん5基や電球などで室内を照らし、いろりに火を入れて夜の古民家のムードを再現した。
作田家では「古民家で聞くむかし話」と題して多摩区の市民グループ「多摩ストーリーテリング・おはなし万華鏡」のメンバーが、いろりばたで「女房の首」「油とり」などのこわい話を語り、子どもたちは真剣な表情で話に聞き入っていた。
この日は、午後に強い風雨に見舞われたため、参加が少なくなるのではと心配されたが、午後6時の公開前には雨も上がり、しり上がりに入園者が増え、準備にあたった同園職員やボランティアたちをホッとさせた。
夜間公開は6月3日にも実施される。入園は山下家前の入り口からで、料金は300円(中学生以下は無料)。時間は午後6時から8時。「むかし話」の会は6時15分と7時15分の2回実施し、定員は先着30人。参加は入園料のみ。
問い合わせは電話044-922-2181日本民家園。
ホームページhttp://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm

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川崎の市民団体が日本の外交政策について学習会

川崎市内の2つの市民団体が、イラク戦争に反対し続けた元レバノン大使天木直人さんを招き、5月21日午後2時から川崎市中原区の中小企業婦人会館で日本の外交政策などの実情について学習会を開く。

主催するのは、川崎市民の寺子屋と多摩平和サロン。学習会は、「アメリカの言いなりで日米軍事一体化 これでいいのか日本」というタイトルで天木さんが、外交官だからこそ知り得たイラク戦争の本当の姿、在日米軍再編の狙い、日米外交の舞台裏などについて約1時間30分話し、会場の参加者と意見を交換する。
参加は自由で参加費は500円。
問い合わせは電話044(987)5366須見さん。

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2006年5月19日

生田緑地ばら苑日誌5月18日:雨の中、300人超す入園者

Dsc01549 朝から本格的な雨で、そのため写真もいささかかすみがち。
この雨で開花した花びらがかなり傷みましたが、つぼみの方は開花が進み、花の数は増えたようです。
雨にもかかわらず、来園者は300人を超しました。

撮影・文=長澤陸夫さん

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2006年5月17日

生田緑地ばら苑日誌5月17日:3段階のバラ楽しめる

Dsc01403 天気予報が「日中曇り、夜になって雨」となっていたのと、テレビのニュースで「ばら苑」が紹介されたこともあって多くの来園者がありました。しかし、残念ながら昼過ぎから雨が降り出し、苑内は色とりどりの傘の花が咲きました。
開花状況は50〜60%と進み、ほとんどの花が咲き始めています。また、見ごろを迎えたバラも増えています。
この時期、つぼみ、咲き始め、開花と3段階のバラが同時に見られるので、撮影に訪れるカメラマニアの姿がめだちます。

撮影・文=長澤陸夫さん

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川崎フロンターレがナビスコカップ決勝トーナメント進出決める

060517fron01 ヤマザキナビスコカップ予選第5日が5月17日夜に等々力競技場で行われ、Bグループの川崎フロンターレは大分トリニータに勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。
(写真=中村憲剛がロスタイムで決勝ゴールを決める)

雨の中で行われた試合は、互いに決め手を欠き、スコアレスドローのまま終わるかに見えたが、後半ロスタイムに川崎フロンターレのMF中村憲剛が貴重な決勝ゴールを決めた。同じBグループでこれまで得失点差でトップにたっていた鹿島アントラーズが京都パープルサンガに敗れたため、フロンターレは勝点12で1位になった。
18日に行われる他グループの結果を待たず、決勝トーナメント進出の条件(グループ1位と2位のうち勝点の多い上位3チーム)を クリア、5月21日のアントラーズとの直接対決を待たずに準々決勝にコマを進めることになった。
試合後、関塚隆監督は「昨年は勝点が1足りず、決勝に進めなかったので、うれしい」と喜んでいた。

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生田緑地ばら苑日誌5月16日:40〜50%まで開花進む

Dsc01314 今日もあいにくの天気でしたが、平日にもかかわらず横須賀・横浜などの団体や近隣の介護施設からの来園者を含め大勢の方が来ました。
昨日の月曜日は休園でしたが、晴れて気温も上がったため開花が進み、開花状況は
40〜50%になりました。
ほとんどのバラが咲き始めていますが、遅咲きのミニバラは一部を除き開花はまだ先になりそうです。パーゴラのつるバラはいまが見ごろです。

撮影・文=長澤陸夫さん

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2006年5月16日

日本民家園が5月20日と6月3日にライトアップ:夜の古民家を特別公開

「夜の古民家を楽しんで」と川崎市多摩区枡形の市立日本民家園で5月20日と6月3日に夜間特別公開が行われる。当日は、園内にある古民家6棟をライトアップするほか、いろりばたで昔話を聞く会も催される。

当日は、江向家、山田家、野原家、山下家の合掌造り4棟と、長野県にあった佐々木家、千葉県にあった作田家の合わせて6棟をライトアップ、江向家、山田家、佐々木家ではいろりに火を入れるなどして床上公開を行い、夜の民家の雰囲気を味わってもらうことにしている。
また、作田家では「古民家で聞くむかし話」と題して多摩区の市民グループ「多摩ストーリーテリング・おはなし万華鏡」のメンバーが、「女房の首」「油とり」(5月20日)、「ほらあなさま」「朝日長者と夕日長者」(6月3日)などのちょっぴりこわい話をいろりばたでする。
同園では2003年3月29日に初めてライトアップを行い好評だった。その後も希望が寄せられたものの、準備作業がたいへんなこともあり、見送られてきた。園では、多くの人に夜の古民家の魅力を楽しんでもらおうと、照明用の配線施設や投光器などの機器の整備などを行い、開催にこぎつけた。
入園は山下家前の入り口からで、料金は300円(中学生以下は無料)。時間は両日とも午後6時から8時。「むかし話」の会は、両日とも6時15分と7時15分の2回実施し、定員は先着30人。参加は入園料のみ。
問い合わせは電話044-922-2181日本民家園。
ホームページhttp://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm

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2006年5月15日

生田緑地ばら苑日誌5月14日:家族連れなど2200人

Dsc01269 10時過ぎまでぐずついた天気で、時折り日光が射したかと思えばすぐに雲に覆われる一日でした。
しかし、来園者は2200人を超し、関心の高さを感じました。やはり、休日とあって家族連れの姿が目につきました。

昨日より開花は進みましたが、全般的には約30%程度と思われ、ピークを迎えるのは20日以降となる見込みです。
撮影・文=長澤陸夫さん

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2006年5月14日

生田緑地ばら苑日誌5月13日:両親連れた中国人留学生も鑑賞に

Dsc012421 今日は朝から終日生憎の雨。それでも土曜日とあって、近隣の方だけでなく茅ヶ崎・本厚木からの来園者もあり、しっとりと濡れたバラの花々を熱心に観賞していました。
なかには、「日本の思い出に」と間もなく帰国する両親を案内してきた中国・四川省(成都)からの留学生もいました。

4月に寒い日々が続いたのが影響して、開花時期が全般的に例年より1週間ほどずれ込んでいるようです。
昨日少し晴れ間があり気温も上がったことで、11日のオープン時より開花が進み、約20%位が見ごろを迎えています。
特に、つるバラ系が見事な花を次々に咲かせて来園者の目をひきつけています。

撮影・文=長澤陸夫さん

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2006年5月12日

生田緑地ばら苑日誌5月11日:開園初日に雨の中300人

060511 開園初日。時折小雨が降る中にもかかわらず、待ちかねた約300人を超すバラ愛好家が近隣だけでなく埼玉・箱根・藤沢などから訪れ、咲き始めたバラを観賞していました。

撮影・文=長澤陸夫さん

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麻生区の福祉作業所でハーブまつり

ことし10周年を迎える川崎市麻生区下麻生3-32-5の福祉作業所「があでん・ららら」で5月13日午前10時から午後3時まで、ハーブ苗やバーブを使った自主製品、ミニコンサートなどを行う恒例のハーブまつりが開かれる。

がーでん・らららは、離農した園芸農家の畑、温室2棟、住宅を借り受けて1996年4月に開所、川崎市内では数少ない園芸作業を主力としたこころの病の人のための作業所。現在、約1000平方mの畑と温室で約100種類のハーブの苗や園芸用の花を育てるほか、園で取れたハーブ入りのクッキーやポプリなどハーブを使った手芸品をボランティアとともに作っている。
「ハーブまつり」は、作業所への理解と地域で支援する人への感謝のため、市民団体の協力で開所翌年から開催。当日はハーブガーデンの公開、ハーブ苗、ハーブクラフトやクッキーの販売のほか模擬店、バザーのほか温室でミニコンサートが催される。ミニコンサートは、午前10時15分から午後2時30分で、矢島恭子さんと吉川洋子さんのバイオリンとピアノ演奏、TOMATOの打楽器演奏、ゆり太鼓の和太鼓、アンサンブル木の実の手作り楽器演奏、田園調布大学「ごっつぺる」の合唱といずれも地域で活動する音楽グループが出演する。
交通は小田急線柿生駅、田園都市線市ヶ尾駅からバス「麻生新町」下車。
問い合わせは電話044(989)8323があでん・ららら。

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2006年5月11日

生田緑地内ばら苑が5月11日から公開:533種4700株

Dsc01167 川崎市多摩区長尾の生田緑地内ばら苑が5月11日から一般公開される。面積約1.2haの苑内には、533種約4700株の色とりどりのバラが植えられ、 新緑との鮮やかなコントラストが楽しめる。ことしは4月下旬の寒さの影響で開花が数日程度遅れており、まだ2分咲き程度。見ごろは今月20日過ぎになりそ うだという。

開花状況のフォトレポート「ばら苑フォト日誌」はこちら>

このばら苑は、旧小田急向ヶ丘遊園の中にあり、関東地方でも有数の施設として愛好家に親しまれた。向ヶ丘遊園の閉園に伴って、施設の存続を望む市民の要望もあり、川崎市に管理が移管された。
バラの世話や苑の管理は多くのボランティアが協力して行っており、毎年春と秋に一般に公開され、市外からも数万人が訪れ、人気を集めている。
苑内には、四季咲大輪種、四季咲中輪種、つる性種、四季咲極小輪種、原種など多彩なバラが植えられている。「プリンセスミチコ」「クィーンエリザベス」「プリンセス ド モナコ」など日本の皇族や各国の女王などにちなんだ品種が植えられたロイヤルコーナーもある。また、売店ではバラの苗木や軽食などを販売する。
公開は6月4日までで月曜日休苑。時間は午前10時(土・日曜は9時)から午後4時30分(入園は4時まで)。入園は無料。交通は、小田急線向ヶ丘遊園から徒歩約12分。
問い合わせは電話044-978-5270ばら苑管理事務所
ホームページ=http://www.city.kawasaki.jp/30/30kokan/home/baraen/1.htm

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2006年5月 8日

川崎フロンターレがセレッソ大阪に辛勝:前半戦を暫定1位で折り返し

060508fron01 Jリーグがワールドカップで中断する前の最後となるJ1第12節2日目の試合がGW最後の5月7日に行われ、川崎フロンターレはホーム等々力にセレッソ大阪を迎えて対戦。1対0と辛勝し、AFCチャンピオンズリーグ2006出場のため1試合を残す(7月12日開催)ガンバ大阪を抜いて暫定1位で前半戦を終了した。

写真上=66分にミドルシュートを決めて喜ぶ川崎フロンターレマルクス選手(写真中央)とチームメイト(撮影:藤井栄美)、下=試合後サポーターに手を振るフロンターレ選手とがっくりうなだれるセレッソ選手(左側)

試合は、GWの過密日程による疲れと雨の影響で両チームとも調子が今ひとつ、トップと最下位のチームとの対戦とは思えないほど。特に前半は、フロンターレ選手の動き出しが遅くてパスが繋がらず中盤でボールを奪われ自陣を守る展開が続いたが、セレッソの決定力不足とフロンターレGK相澤のセーブに助けられ0−0で折り返した。
060508fron02 後半フロンターレは、パスが繋がり好調時のスピードが勝るカンターアタックとは言い難いがようやくシュートで終わる攻撃が出始めた。60分、疲れの見える我那覇に代え黒津が出場、谷口がキープして黒津がからんだボールをマルクスが巧みにミドルシュートして先制。この得点でフロンターレは元気を取り戻してサポーターの応援にこたえるかのように黒津がゴールまでボールを運ぶが、相手GKに阻まれ追加点を奪えなかった。逆に終了間際からロスタイムには、捨て身のセレッソのパワープレーに押され気味となったが、井川、佐原を投入して守備を堅め、無失点で勝点3を積み重ね首位を守った。
試合後、ベンチはいつもより大きなガッツポーズで笑顔にあふれた。記者会見では関塚監督は「連戦の疲れで難しかったが、選手がよく踏ん張ってくれた。まだまだトレーニングするところがあり上を目ざして頑張りたい」とほっとした表情で語った。

再開後のレッズ戦 後援会員に限り5月21日から先行発売

12節終了時のフロンターレの成績は、8勝3敗1引き分け勝点27、引き分けをはさんで6連勝と好成績を残している。1試合少ないガンバは8勝2敗1引き分け勝点25。AFCチャンピオン戦出場のために繰り延べとなったガンバの試合結果によっては順位はひとつ落ちる可能性があるものの、得点ランク日本人1位の我那覇らの活躍で得点は他チームを大きく引き離してリーグトップの32点を記録しており、上位の成績は揺るぎない。
むしろワールドカップ開けのJリーグ再開後の13節島アントラーズ(7月19日アウェイ)鹿、14節浦和レッズ(7月22日ホーム)、15節ガンバ大阪(7月26日ホーム)との3試合が、ことしの目標に達成できるか否かの大きなカギとなりそうだ。14節の浦和レッズ戦は、ホームサポーターの入場を増やすため、フロンターレ後援会会員に限り、講演会、アズーロネロなどで5月21日から先行発売される。
問い合わせは、電話044(829)3011フロンターレ事務所。

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2006年4月30日

川崎フロンターレが引き分け:清水に公式戦初勝利はお預け

060429furon01 Jリーグ第10節第1日目の試合がGW初日の4月29日に行われ、川崎フロンターレは清水エスパルスと対戦。先行された試合を逆転に持ち込み、初勝利に手が届きそうだったが、終了間際に追いつかれ、前節の2位から4位に後退した。

写真=試合後力なく引き上げるフロンターレ選手(撮影:藤井栄美)

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川崎市のつつじ寺・等覚院:新緑に映える極彩色のじゅうたん

Photo_8 「つつじ寺」の名で親しまれている川崎市宮前区神木本町1丁目の等覚院のつつじが満開となり、多くの見物客でにぎわっている。
(写真=角田珠子)

430 同院には、山門を囲むように色とりどりのつつじが植えられており、花期には市内だけでなく遠方からも多くの人が訪れる。ゴールデンウィークを前に見ごろを迎えたつつじは、極彩色のじゅうたんを敷き詰めたようで、木々の新緑との鮮やかなコントラストに見物客たちはため息まじりにみいっていた。

近くには、県立東高根森林公園(川崎市宮前区神木本町2丁目・写真下)でも、陽光に誘われて訪れる家族連れも多く、新緑のなかでのんびり初夏の一日を楽しんでいた。

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2006年4月28日

川崎フロンターレが京都に快勝:ナビスコカップ予選第3日

060428nabisuko01 ヤマザキナビスコカップ予選第3日が4月26日の夜に行われ、Bグループの川崎フロンターレはホーム等々力で京都パープルサンガと対戦して快勝した。Bグループはこの日、鹿島アントラーズが大分トリニータに敗戦したため鹿島、川崎、大分が勝ち点6に並ぶ混戦となり、川崎フロンターレは得失点の差で2位につけている。

写真=勝ち越しの2点をあげて喜ぶフロンターレのジュニーニョ選手

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2006年4月16日

川崎フロンターレがホームで快勝:3位を守る 

060516fron01_1 Jリーグ第8節の試合が4月15日と16日に行われた。第2日目日程の川崎フロンターレはホーム等々力で大宮アルディージャと対戦。3対1とホームで3試合ぶりに快勝し、地元ファンを沸かせた。この勝利でチームは5勝2敗1引き分けで勝ち点17で、浦和レッズ、ガンバ大阪に続き前節終了時の3位を守った。

写真(上から)=フロンターレ3点目の原田選手のゴール(右から2番目)、200試合出場記念に妻から花束をもらう米山選手

試合は、今シーズンのプレシーズン(2月26日)で対戦したときと違いアグレッシブな展開。立ち上がりは今シーズン大型補強した大宮のペースだったが、フロンターレGK相澤の冷静な処理で落ち着き、15分過ぎからは徐々にフロンターレのリズムとなった。前半は大宮の体を使った厳しいデフェンスを交わしてマルクス、マルコン、我那覇、森がセットプレーを含めて10本のシュートを放つが大宮GK新谷の好守に阻まれ無得点。大宮は前半だけで4枚のカードが出された。
060416fron 後半、フロンターレは開始直後からボールを左右に動かし大宮のゴールをうかがうが、GK新谷が好プレーでゴールを死守。62分大宮の選手交代直後のコーナーキックにフロンターレ箕輪が頭で合わせて先取点をたたき出した。その4分後には、マルコンが大宮DF2人をかわして放ったクロスボールをジュニーニョがダイビングヘッドで決め、あつい応援を送るGスポットのサポーター席前で飛び上がってアピール、観客から大きな賞賛を受けた。この追加点に同期昇格の意地を見せて攻撃を仕掛ける大宮に対し、フロンターレはマルクスに替え原田を投入。交代直後の原田は、78分にゴール前で大宮DFに当たったボールを左足にあて身体ごとゴールに飛び込んで3点目をあげた。その直後に大宮は藤本がゴールを決めたが、残り時間で追加点を挙げることができず、フロンターレが3対1で勝利した。
この試合開始前には、今季東京ヴェルディ1969から移籍した米山篤選手のJリーグ200試合出場を記念する花束が米山選手の妻まさみさんから手渡された。
次節は4月22日14時からアウェイ名古屋市陸上競技場で名古屋グランパスエイトと対戦。次のホーム試合は、リーグ戦は4月29日15時に昨年唯一2敗している清水エスパルスと対戦する。

 ナビスコカップ予選 4月26日に等々力で第3節
  対戦相手は京都パープルサンガ

また、その前の4月26日19時からナビスコカップ予選リーグ第3節で京都パープルサンガと闘う。ことしのナビスコカップは川崎フロンターレは鹿島、京都、大分と同組のBグループに入り、第1節(3月29日)は京都に4対3で勝ち、第2節(4月12日)は鹿島に3対1で敗戦、現在の成績は1勝1敗。決勝トーナメントに進出するできるのはA〜Dの各グループの1位と2位の成績の上位3チーム。
詳しくはJリーグのHP(ヤマザキナビスコカップ)>

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2006年4月12日

川崎市の宮前スポーツセンターがオープン:大小体育室備え区民のスポーツの拠点に

01_1 宮前区のスポーツの拠点となる「宮前スポーツセンター」(串間満子館長)が4月7日、川崎市宮前区犬蔵1-10-3にオープンした。スポーツセンターは各区1カ所を目標に建設が進められており、同センターは6番目。

開館記念式典と施設の写真を見る>

02_3 同センターは犬蔵中学校北側に隣接した面積6,637平方メートルの敷地に建てられ、同中の体育施設を合築したのが特色。のべ床面積5,244平方mの館内には、1階にバスケットボール2面分、バレーボールなら3面分がとれる大体育室(面積1,017平方m)に加え、バレーボール1面分の小体育室(面積433平方m)、2階に各種のトレーニング機器を設置したトレーニング室(面積289平方m)、大体育室を一周するランニングコース、観客席などがある。また、会議や研修、健康体操などに使用できる研修室(面積74平方m)、区民サロン、更衣室、シヤワー室、事務室などを備えているほか、犬蔵中の格技室、25mプール、金工室、木工室などがあり、プールと格技室はセンター主催の事業に利用する予定。館内は外光を採り入れるなど明るい雰囲気で、太陽光発電や屋上緑化など環境に配慮したのも特色だ。
4日7日午後1時から大体育室で開館記会式典が催され、区民など約200人が参列、阿部孝夫市長、犬蔵中の生徒2人など7人がくす球を割って門出を祝った。
阿部市長は「いま、川崎のスポーツはがんばっている。厳しい行財政改革の影響を受けたが、地元のみなさんと計画段階からいろんな意見を出してもらい、区民やスポーツ団体の協力によって、充実した施設となった。これからは区民に幅広く有効に活用してほしい」とあいさつした。
式典に先立って、犬蔵中学校吹奏楽部が、この日の式典のために区内在住の作曲家成舞新樹さんが作った「セレモニアル・ファンファーレ」を初演。続いて「威風堂々 第1番」「ディズニー・プリンセス・メドレー」の記念演奏を行った。また、式典後には、「ユニサイクル野川」の中学生10人がそろいのコスチュームで見事な一輪車の演技を披露、見学者から盛んな拍手が贈られていた。
串間館長は「体育の教師を長く勤め、昨年は幸スポーツセンターに勤務したが、中高年の健康に対する関心の高さと意欲に驚いた。このセンターでは、地域のスポーツへの関心を高め、健康維持と増進のお手伝いをしていきたい。また、子どもたちにスポーツへの興味をもってもらうために、教室を開くなど活性化に努めたい」と意欲をみせている。
同館は団体利用が中心だが、トレーニング室は個人でも利用できるほか、卓球、バドミントン、ヨガ、太極拳、3B体操など個人を対象とした各種のスポーツデーを開催する。利用料金はトレーニング室、スポーツデーとも20歳以上200円、6〜20歳と学生100円。
同センターへは東急田園都市線宮前平駅からバス溝口駅南口行き「犬蔵」下車、徒歩約5分。
問い合わせは電話044-976-6350
ホームページ=http://www.city.kawasaki.jp/88/88sports/home/homepage/top.html

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かわさき市民活動センターが助成金の説明会:市内3カ所で開催

財団法人かわさき市民活動センターが、川崎市内を拠点に公益的な活動する市民団体を資金面で支援する「かわさき市民公益活動助成金」の説明会を4月13日〜15日まで多摩区役所など3カ所で開く。

この助成金は、2004年から始まったものでことしで3回目。内容は活動を開始して3年未満の団体を対象としたスタートアップ助成と3年以上の団体を対象にしたステップアップ助成の2種類。スタートアップは3人以上で構成する団体に1回限りで上限が10万円、ステップアップは5人以上で構成し3年以上の活動実績を持つ団体でこれまでの事業を発展的に拡大するする企画に対し経費の80%以内で100万円を上限とする金額で、総額は2300万円。また、ことしは特例としてスタートアップ助成を受けた団体でも10万円未満と限定付で申請できる。
助成金の審査は、公開プレゼンテーション方式で6月17日と18日に行われる。
問い合わせは電話044(430)5566財団法人かわさき市民活動法人。

  説明会の会場と日程
13日=午後6時30分から多摩区役所11階会議室
  川崎市多摩区登戸1775-1
14日=午後6時30分教育文化会館5階会議室
  川崎区富士見2-1-3
15日=午後2時かわさき市民活動センター 
  中原区新丸子東3-430-2中小企業・婦人会館2階

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2006年4月10日

多摩市民館で水墨画展

060409 狛江市岩戸北の沈和年さんが主宰する水墨画グループ「翠風会」が4月7日から川崎市多摩区登戸の多摩市民館で展覧会を開いている。

沈さんは上海大学美術学院を卒業後、1990年に留学のため来日し洋画を学び、伝統的な中国の水墨画に現代的な感覚を取り入れた作品を描き、日本で何度も個展を開くほか、野菜や動物などを題材にした初心者向けの水墨画の本も数点出版している。約15年前から狛江市岩戸地域センターなどで水墨画を教え始め、門下生と共に「翠風会」を結成、多摩市民館で毎年作品展を開催している。
11回目の作品展には、狛江市や川崎市などの会員45人と沈さん、張瑜さんの計47点を展示。作品は、野菜、花、風景、鳥など多彩でなかにはオリンピックのフィギュアスケートもあり、作風も沈さん自身が洋画を習っていたこともあっていわゆる水墨画とはかなり異なり個性的だ。
期間中の11日午後2時30分から4時30分まで水墨画の無料体験も行われる。
会期は12日までで、時間は午前10時から午後6時まで。

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2006年4月 7日

多摩区市民館で交通安全呼びかけるキャンペーン

06040701 春の全国交通安全運動(4月6日〜15日)にちなみ4月7日、川崎市多摩区登戸の多摩市民館で多摩区交通安全協議会がキャンペーンを実施、交通安全をテーマにした短編映画の上映や音楽演奏、約250人の参加者に事故を防止して無事に帰るの願いを込めてカエル型の菓子「カエルサブレ」を配布した。

同会ではキャンペーンに先立ち式典を開催。多摩区交通安全川崎善太郎会長が「交通事故は被害者、加害者とも悲惨なことになる。いっしょに手を携えて事故を防ぎましょう」と挨拶、4月1日に就任した鈴木基充多摩区長が家族が交通事故にあった体験談を披露して事故の悲惨さを訴えた。
その後パレードに参加予定だった川崎市消防音楽隊とカラーガード隊の女性隊員も旗を楽器に持ち替えて、春の唱歌をアレンジした「花のマーチ」「ドレミの歌」「世界にひとつだけの花」などを会場の手拍子にのって明るく演奏、大きな拍手が寄せられた。
同会では参加団体の交通安全母の会などが中心となって5日の入学式に区内14の小学校前で新入生の保護者にチラシを配布。期間中は通学路に立ち横断歩道の渡り方などの指導や11日から27日まで各小学生で交通安全教室を開催、4月10日には多摩警察署前の交差点でドライバーを対象にカエルサブレを配布した交通安全を呼びかける。
同区では春の交通安全運動のキャンペーンとして毎年、民法テレビの女性キャスターを招いて「1日警察署長」に委嘱、向ヶ丘遊園駅周辺で交通安全音楽パレードを実施。ことしは日本テレビの中田有紀さんが来る予定でPRをしていたが、多摩警察署が3月に同区内のマンションで起きた小学生の投げ落とし事件で多忙を極めていることなどに配慮し「1日警察署長」と音楽パレードは中止、交通事故をテーマにした啓発用のミニ映画に切り替えた。

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2006年4月 6日

新設の川崎市立土橋小で入学式:「ぼくも学校も1年生」

06040601_2 「君たちも1年生、学校もピカピカの1年生。たくさんお友だちをつくって楽しく過ごしてください」——宮前区の大規模校解消のために川崎市立の小学校として15年ぶりに宮前区土橋に開校した土橋小学校(山田雅太校長)で4月5日入学式が行われ、真新しいランドセルを背負った191人の新1年生が雨のなか保護者とともに元気に校門をくぐった。

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2006年4月 5日

麻生区で新1年生が1日警察署長:交通安全呼びかけ

01 川崎市麻生区で4月5日、新百合丘駅南口のバスロータリーでこの日入学式を終えたばかりの長沢小学校の新1年生の古川樹君と山口亜弓さんが1日警察警察署長として警察官の制服を着て、道行く人に交通安全を呼びかけた。

写真=高阪麻生区長と1日警察署長の2人

1_2   4月6日から15日までの春の交通安全運動のキャンペーンとして行われたもの。春の交通安全運動は、毎年新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では、麻生区子ども会連合会を通じて区内の小学校輪番で新入学児童に1日署長を依頼しており8回目となる。
02_1 古川君らはは麻生警察署で渋谷忠一署長から辞令を受け取った後、午後2時30分にバスロータリーで出発式に参列。渋谷署長が「県内ですでに交通事故が昨年より10件増えている。事故防止を呼びかけ、年末には昨年比がマイナスになるようにしたい」と挨拶、高阪三男区長は「可愛い制服の似合う2人に心より感謝します。いま、区、警察、学校、町会などの協力で  子どもの交通事故を防止す03_1 る運動を展開中です。いつ加害者になってもおかしくなく、自分の命は 自分で守るよう気をつけましょう」と話した。その後2人は「交通事故に気をつけましょう」と力強く宣言。渋谷署長や高阪区長に伴われ用意した約千個のボックステッシュを配布、買い物客などから「かわいらしい」と声をかけられ、きびきびと役割を果たしていた。04_2
    この日は市内で一斉に入学式が行われ、麻生区では1544人の新小学1年生が誕生、同区職員や交通安全母の会の役員らが麻生、片平、栗木台小学校の校門に立ち交通安全を呼びかけた。

写真(上から)=出発式で挨拶する渋谷麻生警察署長、交通安全宣言する1日署長、啓発用のボックステッシュを配る小さな署長さん(3、4番)

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2006年4月 4日

麻生市民館で4月7日から多摩丘陵の自然写真展

060403_5 多摩丘陵の自然を撮影した写真展「多摩丘陵の四季」が、4月7日から12日まで小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で開かれる。

写真=シジュウカラ(上)草野秋人さん、ツユクサ(下)村田金次朗さん

060403_6 「多摩自然写真の会」(松本明孝代表)が次代を担う子どもたちに多摩丘陵の自然の美しさと大切さを伝えるために催すもので18回目となる。今回は会員24 人が撮影したワイド4切からワイド6切の写真42点と、2lサイズからワイド6切の共同共同パネル4点の作品を展示する。
展示時間は、午前10時から午後6時まで。問い合わせは電話044(865)7695安岡さん。

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川崎市宮前区に15年ぶり新設小学校:マンモス校解消めざし土橋小が開校

1 川崎市宮前区土橋3丁目の鷺沼プール跡地に土橋小学校(山田雅太校長)が4月1日開校した。宮前平・土橋周辺はマンション建設などに伴って児童が急増、富士見台小学校は児童数が1510人(2005年5月現在)年と全国一になっているのをはじめ、鷺沼小、宮崎小などもマ ンモス校となった。土橋小は、児童数の過密解消を目的に、市内で15年ぶりに新設されたもので、富士見台、鷺沼、宮崎の3校を中心に870人が通うことに なっている。

写真:阿部市長や児童らがテープカット

2_1 学校用地は鷺沼プールの東側のエリアで、敷地面積は14692平方m。鉄筋コンクリート4階建てでのべ床面積9850.28平方m。このほかプール、体育器具倉庫などがある。校庭は4060平方mで、市内の小学校では初の全面天然芝が張ってあるのが特徴。また、東急田園都市線に面しているため、騒音防止のため全室冷暖房を完備している。またエレベーターや校内LAN、太陽光発電システムも設置されるなど、充実した設備を誇っている。総工費は28億1539万円。
3_7 同校は、保護者だけでなく地域の人にも学校運営への参加を求める「コミュニティー・スクール」という新しい教育理念を掲げている。このため、校舎は児童が学習に使う普通教室棟と地域に開放する特別教室棟の2つのエリアに分かれている。
普通教室棟には、教室が28室あり、通路側もガラス張りで開放的な雰囲気。教室に置かれた大型の32インチ液晶モニターはLANで結ばれ、校内放送などに利用される。また、各階ごとに教職員約10人が詰める「職員サテライト」を設け、児童の安全確保やふれあいを高められるよう配慮されている。
特別棟には陶芸がまやピクチャーレールを設置したアートルーム、調理コーナー、被服コーナー、図書コーナーを備えたキッチン・ダイニングラウンジ、コンピュータルーム、サイエンスルーム、ステージ付きの特別教室、シャワー室、更衣室を備えた体育館、対面キッチンを備えたフレンドリーゾーン、普通教室3室分にあたるわくわくプラザ室などがある。
職員室にあたる「校務センター」は、職員会議や教育ボランティアとの打ち合わせに使われる。
4_2 3月26日には竣工式と地域内覧会が開かれ、阿部孝夫市長や児童の代表らがテープカットをして、学校の門出を祝った。
竣工式には、地域の関係者や児童など約250人が参列、阿部市長は「この学校は、宮前区の児童数が急増しているなかで、良好な教育環境をつくるために開校した。鷺沼プールは地域の協力でできたが、この学校も地域活動の拠点として地域のシンボルになるよう、学校と地域の協働を進めていきたい」とあいさつ。山田5_1 校長は「4枚の竹の葉をデザインした校章のように、子どもたち、学校、保護者、地域の四者が一体となって、よりよいコミュニティースクールをめざしたい」と抱負を語っていた。続いて、新6年生となる清水梨帆さんら5人の「子ども委員」が「土橋小っていい学校だねと言われるようにがんばります」と決意を披露した。
午後の地域内覧会には高齢者などを中心に1500人余りが見学に訪れ、用意したパンフレットが足りなくなるほどで、関心の高さをうかがわせた。

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2006年4月 3日

川崎フロンターレ第6節は千葉と引き分け:終了間際に追いつかれ5位に後退

060403chiba01 Jリーグが第6節の試合が4月2日に行われ、川崎フロンターレはホーム等々力にジェフユナイテッド千葉迎えて対戦。リードしていた試合を終了間際に追いつかれ引き分けに終わり、順位も2つ下げ5位となった。

写真=後半81分のジュニーニョのゴール

等々力のサクラは満開。春休みとあってサクラのアーチを見上げながら来場する家族づれも見かけられたが、午後から雨の予報もあり客入りは10316人と伸びず、試合開始直前から小雨が降り始め、時々強風が吹き抜ける。3月29日のナビスコカップの初戦もあり、16日間に5試合と両チームの選手は疲労が重なっており、ツメの甘さが目立った。
試合は、開始1分に速攻でフロンターレのFWジュニーニョが左足シュートを決め試合をリード。その後、落ち着きを取り戻したジェフも攻撃をしかけるがフロンターレGK相澤貴志の好守に阻まれる。しかし18分、ジェフのDFストヤノフの攻撃参加からFW巻誠一郎に決められて同点。両チームとも攻撃はするものの、得点に結びつかず後半へ。
フロンターレは追い風で有利な展開になるはずの後半、何度かチャンスは訪れたが相手DFに阻まれなかなか追加点が奪えなかったが、81分にMF谷口博之のヘディングをジュニーニョがバランスを崩しながらもゴール。ようやく得た追加点に雨の中を観戦するフロンターレファンが沸いた。しかし喜びもつかの間、ジェフも猛攻、終了間際89分に一瞬のツキをつかれMF阿部勇樹にシュートを決められ引き分けに終わった。
終了後の記者会見でジェフのオシム監督は「後半はフロンターレの方が気持ちを持っていたやっていたが、うちに運があった」と話したのに対し関塚監督は「勝ち点3を取れなかったのは残念だが、内容で言えばジェフを相手にこれだけの試合をできたのは、力がついてきたと思う。こういう厳しい戦いで勝ち点3を奪っていくという気持ちでこれからの戦いたい」と話した。
次節(7節)は4月8日15時に広島ビックアーチでサンフレチェ広島と、次のホームゲームは4月16日15時からプレシーズンマッチで引き分けた大宮アルディージャと対戦する。

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2006年4月 2日

二ヶ領用水さくら祭り:満開の花の下にぎやかにパレード

060402maturi30 川崎市多摩区宿河原の二ヶ領用水で4月2日、「さくら祭り」が催され、市消防局のカラーガード隊を先頭に消防音楽隊、地元小学生の鼓笛隊などが満開のサクラの下を用水に沿ってにぎやかに行進、花見の客などを楽しませた。

さくら祭りの写真を見る>

この祭りは、二ヶ領用水のサクラに親しんでもらおうと1977年から始まったもので、ことしで32回目。
式典の会場となった八幡神社では、川崎市消防音楽隊の演奏とレッドウィングスの演技、宿河原小学校・稲田小学校の鼓笛隊、稲田中学校吹奏楽部、宿河原花匠舞太鼓(はなしょうぶだいこ)、宿之島はやし連などが演奏を披露、境内と周辺の道路を埋めた市民を楽しませた。
また、式典では国土交通省の「第20回手づくり郷土(ふるさと)大賞」を受賞し、二ヶ領用水宿河原線の保全と地域の魅力づくりに対する貢献に対して、阿部市長からの感謝状が宿河原堤桜保存会(伊藤弘会長)、宿河原町会(三竹隆雄町会長)に手渡された。

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2006年4月 1日

川崎市麻生区で桜まつり:好天に恵まれ麻生川は人の波

060401asao04サクラが満開となった4月1日、休日と重なり、各地の名所はくり出した家族連れなどでにぎわいをみせた。川崎市麻生区の麻生川でも、約1.3kmの沿道に植えられた約240本のソメイヨシノが見ごろを迎え、訪れた人たちは陽光に輝く花を眺めたり、花よりダンゴとしゃれ込んだりと、思い思いに春を楽しんでいた。また、同所では「桜まつり」が開催され、踊りやおはやしなどに見入っていた。

桜まつりの写真を見る>

まつりでは、川に沿った空き地で、柿生民踊会の柿生音頭などの踊り、真福寺囃(はやし)連のおはやし、輝楽(きら)のソーラン鳴子踊り、タカパーチの大道芸「人間ジュークボックス」が披露され、子どもたちを喜ばせた。
1994年からまつりを開いている麻生川桜まつり実行委員会では、「休みと花の満開、好天の三拍子が重なり、これまでで最高の人出だったのでは」と話していた。

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二ヶ領せせらぎ館で4月2日「桜の多摩川コンサート」

川崎市多摩区宿河原の「二ヶ領せせらぎ館」で、4月2日に「桜の多摩川コンサート」が午後3時30分から開かれる。

多摩川の宿河原堰や二ヶ領用水の取水口がある同館付近はサクラが多く植わっている。コンサートは昨年、多摩川を訪れる人に潤いをと同館の管理運営を行っているNPO法人多摩川エコミュージアムが昨年初めて開催、好評を集めた。
ことしは、宿河原堤・桜まつりと連携し、第1部(午後3時30分)では、宿河原のまつりに出演する「宿之島子どもお囃子連」「花匠舞(はなしょうぶ)太鼓」の和太鼓演奏と「好舞会」の鳴子よさこい踊り。第2部(午後4時30分)は、高津区に住む古渡智江さんが「響け歌声多摩川に〜歌に生き愛に生き〜」と題して多摩川にちなんだ歌などを披露する。参加は自由.

。問い合わせは電話044(900)8386二ヶ領せせらぎ館。

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4月2日に宿河原堤桜まつり:満開の桜並木でパレードなど開催」

川崎市を代表するサクラの名所のひとつ宿河原二ヶ領用水で4月2日「宿河原堤・桜まつり」(宿河原堤桜保存会主催)が開かれる。まつりは、午後1時から同区宿河原3丁目の八幡宮境内広場(宿河原会館前)で式典を行った後、地元小・中学校の鼓笛隊・吹奏楽部、よさこい踊りなどの団体が桜並木約1kmをパレードする。

関連記事=今日の桜2006

同所のまつりは、約2kmに450本植えられている桜並木の手入れを行う宿河原堤桜保存会(伊藤弘会長)が、多くの市民にサクラの花を知ってもらい川崎の名所にしようと1977年から始め、ことしで32回目を迎える。ことしは、ちょうど満開を迎え、みごとなサクラが見られる。また、同会では会発足30年の記念誌を制作、会場で販売する。
式典では、桜並木の間を流れる二ヶ領用水宿河原線(約2km)が、昨年11月に国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞大賞部門」に選ばれたことをお披露目する表彰が行われる。パレードは、宿河原小学校。稲田小学校の鼓笛隊、稲田中学校吹奏楽部のほか川崎市消防音楽隊とカラーガード隊も参加、緑化センター〜JAセレサ川崎宿河原支店〜八幡宮をルートに演奏、よさこい踊りのデモンストレーションもある。
広場ではこのほか、二ヶ領405年歴史写真展、甘酒のサービスも行われる。問い合わせは電話044(922)4385戸田さん。

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川崎フロンターレが茂原選手と契約解除を発表

川崎フロンターレは3月31日深夜、住居侵入容疑で麻生警察署に逮捕され処分保留で31日に釈放された茂原岳人選手を4月1日付けで契約解除するほか、武田信平社長の減俸などの処分を発表した。

関連記事=早すぎる処分

釈放を受け、チームとしての責任を果たすために「検察庁の最終処分前だが本人が容疑事実を認めたこととJリーガーとしての社会的責任を重く考えての処遇」と説明している。茂原選手との正式契約(柏レイソルからのレンタル)は2月1日からで、事件の起きた1月はチームの所属選手ではなかったが、チームとしての管理責任を理由に武田社長、福家三雄常務取締役強化本部長に対し3カ月間10%の減俸、庄子春男強化部長を3カ月5%減俸すると発表した。すでに、チームのHPの所属選手欄などには茂原選手のデータはなくなっている。

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2006年3月31日

麻生区の市民団体が麻生川の清掃:自転車やタイヤなど回収

060330gomi03 川崎市麻生区の花の名所麻生川で3月26日、同区内の2つの市民団体が川底を清掃、投げ捨てられた自転車やタイヤなどの回収作業に汗を流した。

写真=ロープで自転車を回収(上・中) 、川に入って作業、引き上げた自転車などを片付ける会員

関連記事=麻生川で桜まつり

060330gomi01_2 作業を行ったのは、麻生水処理センターの運動施設などの管理を行う特定非営利活動法人麻生環境会(鈴木有理事長)、麻生区ソフトボール連盟(鈴木脩夫理事長)。会員の多くが麻生川沿いに住んでいる麻生環境会では、きれいな川で花見を楽しんでもらおうと、毎年麻生川桜まつりに先がけ、運動施設利用団体川の同連盟に声をかけ、川に入って清掃作業を行っている。
060330gomi03_1  この日は、同会会員8人と区内の各ソフトボールチーム代表14人が参加。午後1時からの作業は、ロープを伝って2人が川底に降り、投げ下ろされた先端に大きないかりをつけたロープを捨てられた自転車などに引っかけ、上にいる人たちがロープをたぐり寄せる方法で行われた。多くの自転車は、川底に長く放置されていたため、泥や草がまつわり引き上げるのにかなり難航、なかには半分以060331gomi04_1 上泥で埋まって見えなくなっているものもあり、参加した会員らは泥まみれになりながら2時間がかりで柿生駅付近から麻生水処理センターまでの間に捨てられた自転車9台とトラクターのキャタピラ、ホースなどを回収した。
鈴木さんらは「毎年、何台も回収しているけど、何でこんなところに自転車やトラクターのキャタピラを捨てるのかわからない」と顔をくもらせていた。

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2006年3月30日

麻生川で4月1日に桜まつり

060330asakuramaturi01 川崎市麻生区のサクラの名所として知られる麻生川でことしも4月1日(雨天の場合は2日)午後12時30分から3時40分まで「桜まつり」が開かれる。

関連写真=今日の桜2006>

関連記事=麻生区の市民団体が麻生川の清掃
 

麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅—柿生間の共和橋(古沢交差点近く)から柿生新橋まで全長約1.3kmの両岸に樹齢約40年のサクラが約240本植えられており、「サクラを楽しみながら区民の交流を深めよう」と1994年から区内の各団体が実行委員会を作り、毎年3月の最終土曜日か4月の第1土曜日に「麻生川桜まつり」を催している。会場はサクラ並木のほぼ中間地点の尻手黒川線道路建設予定地。
060330asakuramaturi02_2   ことしはサクラの生育が順調で、まつりの当日は、満開になる見通し。3月25日には実行委員らが提灯と俳句を取り付け準備が進められている。主な催しは、大道芸「タカパーチ」、お囃子、柿生民踊、ソーラン鳴子踊りなど。問い合わせは電話044(988)1254麻生川桜まつり実行委員会。

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第47回あさおランチタイムコンサート:春の風にのせて

【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 富樫恭子

060330asaortc01 美しい花の季節になりました。3月20日(月)春の風にのせてオカリナ・フルート・ヴァイオリンの色彩豊かな音色が心たのしませてくれました。

他の写真を見る>

今回はぜいたくにも2グループの出演。
浅利守宏(フルート)、星千明(オカリナ)の演奏で「コンドルは飛んでいく」「シチリアーノ」「早春のうた」そして子どもたちも笑顔になったディズニーメドレーと続き、身近なようでなかなか聴く機会のないオカリナの響きになつかしい風景を思い出しました。
060330asaortc06 続 いて鈴木智子(ヴァイオリン)、名越小百合(ピアノ)は「タイスの瞑想曲」「ハンガリー舞曲第5番」「アンダンテ・カンタービレ」を演奏。ふくよかな、温 かい音色で聴衆を魅了。演奏時間はわずか30分のランチタイムコンサートではあっても演奏者と聴衆が一体となって音楽に浸る心地よさが何よりの魅力!
うっとり聴いた後にはみんなで大合唱するのが恒例です。今回は「春が来た、春が来た、どこに来た〜」と老いも若きも体でリズムを取りながら伸びやかな声で歌いました。

 第48回麻生ランチタイムコンサート

さて、次回は5月28日(月)12時15分〜12時45分「ロビーを満たす華麗な響き・楽器の女王ハープとテナーの共演」と題して堀米綾(ハープ) とランチタイムコンサート実行委員でもある辻端幹彦(テノール)の演奏で「アラベスク」「初恋」「ムーンリバー」等。若葉のころ、5月のさわやかな風を感 じながらご一緒にハープとテノールの共演を楽しみませんか。
お待ちしております。
               

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2006年3月28日

相馬直樹のスマイルサッカー教室:フロンタウンさぎぬまでプレオープンイベント

060328soma01 ボランティア記者 藤井栄美

3月17日に竣工式が行われた『フロンタウンさぎぬま』で、お披露目イベントとして、3月21日午前「相馬直樹のスマイルサッカー教室」が開催された。小学校3・4年生の子ども1人と保護者1人のペアで経験は問わないという今回のサッカー教室には、たくさんの親子が参加した。

写真(撮影:藤井隆弘、藤井栄美)=相馬さんらおとなチームと子どもの対戦(上)、トレーニング(下)

060328soma02 クラブアシストパートナーの相馬さんとスカウトの向島建さん、久野智昭さんの元川崎フロンターレの3人の選手と育成・普及部のコーチが指導者として参加。教室は、ボールを使わないトレーニングから始まり、参加者全員と相馬さんはじめコーチ陣が3コート各4チームに分かれ3試合を行った。相馬さんの提案で各コートの優勝チームの子どもたち対コーチという対戦も行われ、子どもたちの中にはびっくりするようなシュートを打つ子もおり、向島さんや久野さんも楽しそうに、時には真剣な面持ちでプレーしていた。
「お父さん方は大変かもしれませんが、これだけの時間をお子さんと身体を使って過ごすことは余りなかったんじゃないかと思いますので、楽しんでください」という相馬さん。最初は遠慮があった保護者たちもプログラムが進むにつれ、肩で息をしながらもお子さんや他の参加者と笑顔を見せてプレーに興じていた。
天候にも恵まれ、相馬さんが「これ、僕は載ってないんだよな」いうフロンターレの卓上カレンダーをプレゼントされた子どもたちはうれしそうにフロンタウンさぎぬまを後にしていた。

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わが街で演奏する楽しみ:出演者からのメッセージ2

「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」(2月19日)に出演して

【文】アコルディ弦楽四重奏団 渡辺範子
060328artnc01  ランチタイムネットワーク第2回目の「飛び出しコンサート」会場は、麻生区の皆さんにもなじみの薄そうな?柿生連絡所。なのに部屋からはみ出すほどの200人もの方々!!

関連記事=麻生区役所のロビコン柿生へ進出> あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して=フルートカルテット「パナシェ」>

写真=アコルディ弦楽四重奏団

あまり音楽向きとはいえない場所でしたが、実行委員を始め休日返上の区役所職員の方やナゾの“白馬の騎士団”など常連のボランティアの方々のお力添えで、心地よく演奏できました。ずーっと立っていらした方沢山の方も含め、ご来場くださった皆さんの雰囲気がとても優しくてうれしかったです。せめて皆さんが座れる数のイスを備えた会場が身近に欲しい、と痛切に感じます。「郵便局ごとに一つ」という名言も聞こえていましたが。
 若々しいパナシェさんと私たちベテラン熟年気味のアコルディ、フルートと弦楽器それぞれの面白さを楽しんでいただけたとは思いますが、せっかく区役所ロビーを飛び出したのですからもっと時間を使って『四重奏のたのしみ』を満喫していただきたかった−と残念です。
 自分の暮らすまちで皆さんとコンサートができることは、私たち演奏家にとって一番うれしいことです。コンサートを「みんなで作る」こともとても素適で楽しいことですが、実際にはその時間を作るのもなかなか大変です。川崎市が「音楽のまち・かわさき」であるためには、川崎で活動する音楽家たちが、経済的なリスクを負わずに演奏できるシステムが、少しずつでも整っていくといいですね。聴く人にも演奏者にも…

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2006年3月21日

川崎フロンターレFC東京と多摩川ダービー:引き分け持ち込み勝ち点1追加

060321furon01_1Jリーグが第4節の試合が3月21日に行われ、川崎フロンターレはホーム等々力にJFL時代からのライバルFC東京を迎えて対戦。後半1点リードされた試合を85分にMF中村堅剛のシュート(写真)で追いついて引き分けに持ちこみ、勝ち点1をもぎ取った。

試合の写真を見る>藤井隆弘、藤井栄美、安永能美

フロンターレは開幕2試合で自慢の攻撃力が機能し13得点をあげたが、前節甲府戦はMFマルコン選手がレッドカードで退場、その後甲府にゴールを許して無得点で敗戦。今節はマルコンを欠き、新加入のMF井川祐輔が右サイドバックで初スタメン、左右どちらもこなせるMF森勇介が左サイドバックに入った。 試合は、立ち上がりから互いに激しく体をぶつけてボールを奪い合い、前半は早い時間帯からカードが続出、両チームに各3枚づつ出された。両GKの好守とボールの応酬で均衡が続いていたが、39分にマルクスのフリーキックを相手DFより頭ひとつ以上高く飛んだMF谷口博之が決め先制した。 後半は、1点を追うFC東京の攻撃がより激しくなり、63分に相手のセットプレーからDFジャーンに決められ同点。フロンターレは疲れの見える井川にかわりDF米山篤志を投入、その後谷口をMF原田拓に変えたが、FC東京のすばやい攻撃により逆転ゴールを許し、1点を追う展開。相手の好守にはばまれなかなかゴールが割れなかったが、FWジュニーニョとMF中村堅剛のパスの連携から85分中村のゴールが決まった。敗戦ムードが漂っていたゴール裏は喜びに沸きかえった。その後攻防がくり返されたがゴールを割れず2対2の引き分け。 両チームが対戦する多摩川ダービーは、昨年も2試合引き分けており、いつも体がぶつかり合う激しい消耗戦となる。今節も終了の笛がなったとたん両チームとも頭を抱える選手がいるほど試合に集中、勝ちたい気持ちにあふれていた。特にフロンターレは、20日にチームメイト茂原岳人選手が逮捕されるというショッキングなできごとの中で、連敗を免れたこともあって勝ち点1は大きな意味を持つ。 試合後関塚監督は「逆転された後、みんなが点を取りに行きいい形で2点目が取れた。最後まで足を止めずにやってくれた選手に感謝したい。多くのサポーターが詰め掛けてくれたおかげで我々はここまでやれた。今回の事件でスポンサー、そしてサポーターの皆様にご迷惑をかけて、現場の代表としてひとことお詫びしたいと思います」と頭を下げた。 第5節3月25日はアウエイ戦でヤマハスタジアムで15時からジュビロ磐田、次のホーム試合は第6節4月2日15時から等々力競技場でジェフユナイテッド千葉と対戦する。

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2006年3月20日

麻生区でメディアリテラシイーの学習会

「かながわメディアリテラシー研究所」が、3月21日午後1時30分から小田急線新百合ヶ丘駅北口の新百合21ビル映像やマンガなど視覚的メディアを題材に読み取り・教育について考える「メディアリテラシーの学校 春期講習」を開催する。

同研究所は、メディアリテラシー教育に関心を持つ神奈川の高校教職員らの研究グループで、毎月研究活動を行っており、一般向けのイベントとして2005年8月に初めて「メディアリテラシーの学校」を開催した。
2回目の今回は、和洋女子大学人文学部助教授の村田夏子さんと学習院女子大学講師学習院女子大学の奥泉香さんが 授業の形式で問題を提起した後、参加者が意見交換する。1時間目(は村野さんは「認知心理学から『読書』を考える」をテーマには読んで理解するとはどういうことか、まんがを読むのは”簡単”かなど文字と絵の比較。2時間目は奥さんは「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりに「“visual literacy”を母語学習の系統性から考える」をテーマにイギリス、カナダ・オンタリオ州、西オーストラリア州などの母語カリキュラムにおける“visual literacy” の組み込み方などの事例を報告。3時間目は「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりにしてと題して参加者が意見を出し合う。
参加は自由で無料。問い合わせは問い合わせ [email protected]

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2006年3月18日

フロンタウンさぎぬまが完成 :宮前区の鷺沼プール跡地にフロンターレが整備

060318saginuma01川崎市宮前区鷺沼に川崎フロンターレが建設を進めていたフットサルスタジアム「フロンタウンさぎぬま」がこのほど完成、3月17日に武田信平川崎フロンターレ社長、阿部孝夫川崎市長らが出席して竣工式が行われ、芝の感触を確かめていた。一般の利用は4月1日からで、2月21日からコートの予約の受け付けを行っている。

060318saginuma02フットサル場は、川崎市水道局の鷺沼プール跡地の一部約5700平方mを利用、昨年10月から約2億5千万円かけて工事を進めていた。コートは、最高級の人工芝フィールドターフ(ロング芝60mm)を使用した38m×18mのフットサルコートが6面、うち4面はサッカー教室などとして一体利用が可能だ。夜間照明も備わり、平日の夜も利用できる。プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局建物の1階部分540.7平方mは、50インチの壁掛け式モニター、ふろん太君などをあしらったレストルーム、ミーテングルームとしても使える多目的室、シャワー、トイレ、更衣室などを備えるクラブハウスに模様替えされた。クラブハウスの前には目の前でフットサルのプレーが観戦できるテーブルとイスを備えたテラス218.8平方mが設けられた。利用時間は9時から22時まで。
式典には武田社長、阿部孝夫川崎市長のほか斎藤文夫川崎市サッカー協会会長、市議会議員、工事を担当した奥アンツーカ株式会社の奥洋治社長など関係者約60人が出席。武田社長が「コートの数も多く、関東地方でも随一と誇れる施設が完成した。単にプレーを楽しむだけでなく快適さを柱として作った。地域交流を目的に一部の施設を地域に開放する。多くの人が気軽に楽しく集えるスポーツコミュニティーとして発展させたい」と挨拶。阿部市長は「市長に就任したときから、この場所をどう利用するかが問題だったが、地域の方などとの話し合いの結果、昇格の決まった年にフットサル大会を手がけるフロンターレがフットサル場を建設することが決まった。フットサルメッカとなって全国に名前を川崎の名前を広げ、チームも最後まで優勝にからむ活躍をしてもらいたい」と経過説明、地元の大下勝巳区長は「宮前区のシンボルとなるよう区をあげて応援していきたい」と話した。
料金は、チーム登録料(1チーム15人まで)が10,500円、コートレンタル料は登録メンバーが1時間当たり平日の午前9〜12時が4,200円(ビジター6,300円)、12〜18時が6,300円(同8,400円)、18時〜22時が11,500円(同13,650円)、土日祝日が各時間帯とも11,500円(同13,650円)。
予約は2カ月先までで、土日、夜間が人気という。
問い合わせは電話044(854)0210フロントタウンさぎぬま。
HP=http://www.frontown.com/index.html

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2006年3月17日

麻生川に小学生が描いた環境美化ポスター:麻生ロータリークラブが展示

0603arposutaサクラのシーズンを前に3月17日の午後、川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が小田急線柿生駅近くの麻生川沿いのフェンスに小学生が描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示、道行く人の注目を集めている。

麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅〜柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。なかには川にゴミや空き缶を投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会が毎年区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、花見シーズンを前に専用パネルに作品を張りフェンスに取り付けている。
060317arposuta02 10回目のことしは片平小学校と栗木台小学校の1年から6年の児童132人から各1点の作品が寄せられた。A3判の画用紙に描かれた作品は、サクラ並木やカルガモ、魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんだ絵、「川をきれいに」など環境美化を訴える言葉が描かれている。
同クラブでは子どもたちの力作が見栄えするようにと、ことしは高さ190cm、幅180cmのアルミ製のパネルを特別注文。午後1時からの作業には会員27人が参加。会員が所有する川添いの空き地に集まり、ラミネート加工したポスターを19枚のパネルに取り付け、小型トラックで設置場所までピストン輸送、川沿いのフェンスに取り付けた。
作品は現地で、4月23日まで飾られている。

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2006年3月16日

高津区で花と緑の道づくりフォーラム:

川崎市高津区役所で3月18日、2006年度から整備する道路の景観について区民の意見を聴く集会が開かれる。

この集会「花と緑の道づくりフォーラム」は、南武線武蔵溝ノ口駅前(高津区役所側)に2006年から2008年の3カ年に実施予定の野川・柿生線沿線約1.1Kmの整備について区民の意見を聞く もの。周辺は、旧岡家住宅、洗足学園、久本神社などがあり、そうした街資源を生かした整備を行うことをめざしており市民の意見を聴く。フォーラムは、はじ めに「野川・柿生線景観整備基を計画素案」を説明。その後、パネルディスカッション。パネラーは、東京農大教授で川崎市環境影響評価審議会委員の近藤三雄 さん、高津区まちづくり協議会の佐藤順子さん、海野芳彦川崎市環境局緑政部長。コーディネーターは地域総合研究所所長斉藤睦さん。
問い合わせは電話044(861)3134高津区役所地域振興課まちづくり担当。

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2006年3月15日

耐震偽装問題を切り口にまちづくり行政のシンポ

全国各地でおきた耐震偽装問題を切り口に、偽装マンションの被害者や都市計画プランナーを招いてまちづくり行政について考えるシンポジウムが 3月17日午後6時30分から川崎市高津区溝口の「てくのかわさき」で開かれる。

主催するのは、川崎市内の乱開発の歯止めや自然環境保全運動のネットワーク組織「まちづくり・環境運動川崎市民連絡会」。同会では、1998年に規制緩和で建築確認制度が民間に開放されたことが耐震偽装を引き起こす要因のひとつと考え、シンポではまちづくり行政全般の問題を明らかにし、建築確認制度の改善を求める。
パネラーとして出席するのはまちづくり条例研究センター主任研究員で野口和夫さん、日本建築学会前建築法制委員長の稲垣道子さんと全国で一番早く退去命令が出たグランドステージ川崎大師の住民代表の平貢秀さんの特別報告も行われる。参加は自由で、資料代か600円。問い合わせは、電話044(833)5572まちづくり・環境運動川崎市民連絡会。

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2006年3月14日

多摩区の生田中学で生徒・OBらが樹木の枝おろし作業のボランティア

060314ikuta01母校の環境を整えようと2月5日、川崎市多摩区の生田中学(橋本英雄校長、生徒数435人)で同窓生や教職員、現役中学生など約300人が参加して、校庭に生い茂った樹木の枝下ろしのボランティア活動を行った。
作業は、午前9時からクレーン車3台を使い、校庭のイチョウやヒマラヤスギなどの枝落としや校舎よりも高くなった木を刈りこんだ。生徒は4班に分かれて参 加、父親よりも年上の先輩の手ほどきで落とされた枝をノコギリで切ったり、小枝を軽トラックに積み込む作業などに汗を流した。

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2006年3月 9日

川崎市高津区のジャズコーラス「ブルー・スカイズ」:一流ミュージシャンと競演、3月19日に演奏会

060309jaz01 川崎市高津区のジャズコーラスのグループ「ブルー・スカイズ」(佐野和彦代表)が、3月19日午後2時から高津区久本2丁目の洗足学園大学前田ホールで5回目のコンサートを催す。
(写真は指揮者のレスペランスさんの指導で練習に励むメンバーたち)

060309jaz02 「ブルー・スカイズ」の結成は2001年。洗足学園大のジャズコースの創設を機に教師として招かれた日本のテナーサックスの第一人者中村誠一さんが、地域にジャズの芽を育てようとの呼びかけに、区民がこたえて誕生した。
第一線で活躍するミュージシャンが指導するとあって、ジャズ愛好家だけでなく、年齢や職業など幅広い区民が次々と加わり、結成当初30人ほどだったメンバーが現在は倍以上の70人余りに増えた。
年齢層も20代から70代と幅広く、代表の佐野さんによると「古くからのジャズ愛好家、コーラス出身者、楽しそうだからという人がそれぞれ3分の1」だという。毎週土曜日には同区溝口1丁目の「てくのかわさき」などで練習しており、区内だけでなく、隣の宮前区や多摩区、麻生区、中原区などの市内に加え、横浜市や都内からも熱心に通ってくる。主婦などの女性が3分の2を占めるが、男性もサラリーマンや定年退職者などが楽しそうにジャズでスイングを楽しんでいる。
川崎市民合唱祭や高津区民音楽祭などの地域の音楽イベントに加え、日本最大のジャズイベント「横濱 Jazz Promnade 2005」にも出演するなど、地域に密着した活発な音楽活動をくり広げている。
060309jaz03 19日のコンサート(2006ジャズコーラスコンサート実行委員会主催)はグループ恒例の定期演奏会とあって、合唱団などの指揮や指導に40年余りのキャリアを持つ、米国人のマルセル・レスペランスさんとジャズピアニストで編曲家の岩崎佳子さんの指導で最後の仕上げに取り組んでいる。練習では、レスペランスさんや岩崎さんからきめ細かな指示が次々と出されるが、どのメンバーの顔も気の合った仲間と歌う楽しさにあふれ、笑顔もこぼれるなど、終始なごやかなムード。歌詞はすべて英語だが、「やっぱりジャズは英語でなくちゃ。最近、発音が良くなったねとほめられるんです」などという声も聞かれた。
当日は、中村誠一さん、岩崎佳子さん(ピアノ)、稲葉國光さん(ベース)、渡辺雅介さん(ドラムス)ら一流のミュージシャンも出演する。
演奏曲目は
「ブルー・スカイズ」「ムーンライト・セレナーデ」「アイヴ・ゴット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング」、ボサ・ノヴァ・メドレー、「恋とはどんなものかしら」、バート・バカラック・メドレー、「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」「君住む街角」「バイ・バイ・ブラックバード」(演奏ブルースカイズ)、「リレスト」「君を想いて」(中村誠一カルテット)「グルーヴィン・イン・ザ・レイン」「マイ・フェイヴァリット・シングズ」(岩崎佳子トリオ)。
入場料は2,000円(前売り予約1,800円)。
問い合わせは電話090-1500-0248中村。
ホームページ=http://blueskies.jp
(写真上はコンサート。下は練習風景)

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生田緑地で3月11日に森の祭り

川崎市多摩区の生田緑地枡形山広場で3月11日午前10時から午後3時まで「たまく森の祭り」が開かれる。

まつりは、ゲームやテレビヒーローショーなどのほか区内の小・中学校の音楽演奏などもあり、家族で生田緑地の自然とイベントを楽しんでと毎年この時期に開かれる。
主な催しは、木の鼓動や樹木の名前をあてるネイチャーゲーム、空き缶付き、ビー玉皿移し、なわとびなどのチャレンジランキング大会、ファファ、ミニ動物園、ミニえLなどのフリープレーコーナー、風車、金気の手作りおもちゃコーナーなどのほか、縁日コーナーもある。展望台も兼ねた舞台では東生田小学校音楽クラブ、生田中学吹奏楽部の演奏、ロック鮎鷹踊り、太鼓演奏、のほか正午と午後2時10分から「轟轟戦隊ボウケンジャー」も催される。
雨天は翌日。
問い合わせは電話044(935)3143多摩区地域振興課。

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エポック中原で12日に民俗芸能発表会:川崎市内の12団体が地元に伝わる芸能を披露

結婚式など祝いの席で歌われた歌など、いまも川崎市内で市民に受け継がれている民俗芸能の発表会が、2月12日午前10時から午後4時まで南武線武蔵中原駅前のエポックなかはらで開かれる。

川崎市民俗芸能保存協会と川崎市教育委員会が主催。市内の12団体が、イスの上にタワラなどを乗せてバランスを取りながら力自慢をする芸など祭りの時にしか見られないふるさとの芸能を披露する。演目最後には紅白のモチが配られる。
出演団体と演目は付きの通り
○祭囃子=宮内祭囃子保存会
○祭囃子おかめの手踊り=野川囃子保存会
○祝歌「初瀬」=菅祝歌初瀬保存会
○兄弟獅子と手踊り=若宮八幡宮囃子保存会
○土橋万作踊り=土橋万作踊り保存会
○祭囃子と囃子神楽「おかめの手踊り」=神地祭囃子保存会
○奥の居囃子=中島八幡神社囃子保存会
○有馬大正踊り八木節=有馬大正踊り八木節保存会
○囃子神楽悪魔祓い=宿之島囃子保存会
○獅子のこより通り=大戸神社祭囃子保存会
○祭囃子・獅子舞と大黒舞=諏訪神社祭囃子保存会
○囃子・曲持=新城郷土芸能囃子曲持保存会
入場は無料。

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2006年3月 7日

登戸再開発地区内で「まちなかアート」を市民団体がとセミナー開催

川崎市多摩区の生田緑地内にある岡本太郎美術館ガイダンスホールで、3月9日午後6時30分から「のぼりと・ゆうえん・まちなかアートプロジェクト」が開かれる。

プロジェクトは、再開発による土地区画事業が進む登戸・向ヶ丘遊園地区を、まちの資源を生かして楽しい街にしようと活動している市民団体「のぼりと遊園隊」が川崎市岡本美術館と共催し、まちなかでアートを展開する可能性をめざして連続セミナーを開催、多摩区役所が後援している。
これまでのセミナーでは、水戸市と都内のまちなかアートの事例を学び、登戸・向ヶ丘遊園でのの実現のむけて参加者と意見を交換してきた。
3回目となるセミナーは、「人とまちをつなぐアートの可能性」をテーマに、ことし4月下旬に多摩福祉館で行われるアートによるイベントに参加予定のアーティスト藤浩志さんを講師に催される。藤さんは、京都市立芸術大学大学院美術研究科を終了、地域資源、適正技術、協力関係を基盤にジャンルにとらわれない企画・制作を展開、「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」などの表現活動をしている。
参加は無料で、先着順に受け付ける。問い合わせは電話044(935)3147多摩区役所総務企画課。

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2006年3月 6日

等々力競技場でフロンターレが開幕戦:10周年記念のビッグフラッグを披露

060306seremoni01川崎市中原区の等々力競技場で3月5日、川崎市をホームタウンとする川崎フロンターレの開幕試合が行なわれ、サポーターの募金で作った日本最大級のビックフラッグが披露された。

関連記事=川崎フロンターレが開幕戦で圧勝

写真(上から)=セレモニーで挨拶する阿部市長、競技場正面のフロンターレロード、ビッグフラッグ
セレモニーの他の写真を見る>(写真撮影=藤井隆弘、藤井栄美、松本俊一、安永能美)

チーム創設10年目の記念すべき2006年シーズン第1戦をホームで迎えられるとあって、競技場は開幕を待ちわびるフロンターレサポーターとJリーグ屈指の集客力を誇る対戦相手のアルビレックス新潟がバス40数台で応援に駆けつけ、17,564人が来場した。
060306todoroki01jpg開幕にあわせ、川崎市は競技場周辺を「フロンターレロード」として整備、この日お披露目が行われた。等々力競技場入り口のバス停から競技場正面アプローチ道路にバナーフラッグをつけた風車7基を設置、競技場前の通路にチームマスコット「ふろん太」の絵などを施し、ホームグラウンドとしての体裁がさらに充実した。風車は、環境に優しいエコエネルギーとして2005年愛知県で開かれた「愛・地球博」で展示されたもので、出展した会社から寄贈を受けた。等々力緑地を来園する市民にエコエネルギーを身近に感じてもらえるよう設置を決めた。球技場前に移設する際、支柱部分をフロンターレのシンボルカラーのブルーに塗り替え、風のない時でも蓄電できるよう太陽光パネルを取り付けて夜間はバナーフラッグをライトアップする。
試合に先立ち、競技場メインスタンド側ピッチでは、午後2時25分から阿部孝夫川崎市長らが出席してフロンターレロードの披露を兼ねたセレモニーが開かれ、阿部市長が風車を寄贈した那須電機鉄工(株)の那須俊好社長に感謝状を手渡した。また、来場者に「昨年8位だったフロンターレは第1戦をホーム等々力で開幕できた。2年目はいろいろ研究されてむずかしいが、4位以上を目指してがんばってほしい。これからも応援をよろしく」と挨拶。恒例の始球式には、川崎生まれの元女子レスリングチャンピオンでスポーツコメンテーターの山本美憂さんが特製ゴールにボールを入れて、本物のキックオフに花を添えた。
060306bigfuraggu01選手入場時には、10周年記念事業のひとつとして制作された客席約2500席分の超特大ビッグフラッグ(縦15m、横75m)が1階席に、アウエイでも使用されるユニフォーム型フラッグ(縦15m、横15m)が2階席に掲げられた。このフラッグの制作費は、(株)川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会、川崎フロンターレ連携・魅力づくり実行委員会、サポーターの4者で構成する「川崎フロンターレ創立10周年記念合同プロジェクト実行委員会」(紀中靖雄実行委員長)が、市をあげてフロンターレを応援するしようと、2005年シーズン終盤のホームゲーム3試合に等々力競技場で1口500円の暮金活動を実施。当初目標の200万円の倍以上の430万335円が集まり、関係者を喜ばせた。(関連記事はこちら)
ビックフラグはチームカラーの濃淡ブルーに市の花ツツジと10周年記念ロゴをあしらい、L0VE KAWASAKIの文字が描かれている。開幕に備え2月中旬にサポーターらがリハーサル、フラックの上げ下げの練習を行った。この日は、多くのサポーターのほか、始球式でボールをけった山本さんも参加、無事フラッグが広がるとメインスタンドやバックスタンドから大きな拍手が起きていた。

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川崎フロンターレが開幕戦で圧勝:我那覇のハットトリックなど6得点

060306fkaimaku01_1Jリーグが3月4日に開幕した。川崎フロンターレは、第1節2日目の3月5日にホーム等々力にJ2時台からの宿敵アルビレックス新潟を迎えて対戦。FW我那覇和樹のハットトリックのほかFWジュニーニョ選手など昨年からの主力組が自慢の攻撃力で6点をたたき出して新潟を圧勝、固くなりがちな開幕戦で2年目のジンクスを打ち破る強烈な白星をあげた。

関連記事>等々力競技場でフロンターレが開幕戦

写真(上から)=チーム初ゴールとなった我那覇選手のヘディング、スタメン、我那覇のハットトリックにわくフロンターレ側客席
試合の写真を見る写真撮影=藤井隆弘、藤井栄美、松本俊一、安永能美

スタメン出場したのは、左サイドのアウグストの抜けた穴を埋めるため新加入のMFマルコン選手意外はすべて昨年の先発組。マルコン選手は2月の練習試合で負傷し開幕戦出場を危ぶまれていたが、ボールのキープ力が高く左足からくりだす制度の高いクロスで我那覇選手のシュートに2アシストするなど存在観を見せつけた。
試合は、両チームと立ち上がりから積極的に攻撃、開始早々新潟に攻め込まれたが相澤選手の的確な判断で難をのがれ、15分過ぎから徐々にフロンターレのリズム。26分にFW我那覇選手がヘディングでチーム初ゴール、続いて40分にもゴールを決めて、フロンターレサポーターを沸かせた。
3後半は、攻勢に立つフロンターレが、スピードに乗って再三アルビレックスのゴールをおそう。右サイドのMF長橋康弘選手に替わったMF森勇介選手が66分にゴール前に出したパスを我那覇選手が右足で決めてハットトリック、試合の流れを決定づけた。その後は、リードして波に乗るフロンターレ特有のイケイケムードで87分に中村憲剛選手、終了間際の89分にジュニーニョ選手、マルクス選手がそれぞれゴールを決め、大量得点、完封で開幕を飾った。
試合後の記者会見で、関塚監督は「これ以上ないスタートがきれた」と喜びを語り、マルコン選手について「キーになると思っていたが、馬力、精度とも非常にいいものを見せてくれた」と満足げだった。
第2節3月11日はアウエイ戦、西京極競技場で16時から昇格した京都パープルサンガと、第3節3月18日もアウエイ戦で、小瀬スポーツ公園陸上球技場で15時からJ23位から入れ替え戦で劇的な昇格を果たしたヴァンフォーレ甲府と対戦する。
次のホーム試合は第4節3月21日16時で、等々力にFC東京を迎え多摩川ダービーとなる。

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2006年3月 5日

多摩区がオペラ公演: 区民公募歌手も熱唱

060305topera1_1川崎市の多摩市民館で2月23日に「多摩区オペラ名曲コンサート」が開かれ、区民38人が藤原歌劇団の合唱団員とともに出演、オペラ『椿姫』の「乾杯の歌」をイタリア語で熱唱した。

関連記事>多摩区オペラコンサートに公募歌手が出演:プロの指導で「乾杯の歌」練習

写真=上・ソリストや藤原歌劇団合唱団員といっしょに歌う区民歌手ら、下・「奥様女中の」一場面

コンサートは、多摩区が魅力ある区づくり推進事業の一環として市が掲げる「音楽のまち・かわさき」にふさわしい事業をと、市内に稽古場を持つ(財)日本オペラ振興会の「藤原歌劇団」を招き催した。観賞は往復葉書による申し込み制だったが、日本のオペラのパイオニアが1000円で見られるとあって定員を大きく上回り、抽選の当選者に限定。会場は出演する区民歌手の席を確保するのもままならないほどの満席だった。
060305topera03午後6時からの公演に先立ち、青木一区長と「音楽のまち・かわさき」多摩区事業実行委員会の多摩区事業実行委員会の秦松雄委員長があいさつ。一部は同歌劇団の第一線で活躍するソリストの安達さおりさん(ソプラノ、セルピーナ役)、三浦克治さん(バス・バリトン、ウベルト役)、小山陽二郎さん(テノール・黙役、ヴェスポーネ役)と河原忠之さんのピアノ・チェンバロによる約40分のミニオペラ「奥様女中」(ペルコページ作)の訳詞上演。二部は、オペラ名曲アラカルトとしてモーツアルト「『フィガロの結婚』より恋とはどんなものかしら」、ロッシーニ「『セビリアの理髪師』より私は街の何でも屋」、ビゼー「『カルメン』よりバハネラ」、プッチーニ「『蝶々夫人よりある晴れた日』など耳慣れた10曲の歌曲を演奏。客席はコミカルなオペラに笑い声が、名曲のアリアでは大きな拍手が起きていた。
区民歌手が歌ったのは最後の曲ヴェルディ「『椿姫』より乾杯の歌」とアンコール曲「メリー・ウイドー・ワルツ」(レハール作曲)の2曲。ソロを歌う安達さん、小山さんのうしろで同団の合唱団をバックに女性は白ブラウスと黒クロスカート、男性は黒のスーツに蝶ネクタイで舞台に立ち、この日のために1月以上練習してきた2曲を心を込めて歌った。出演した中村祥子さんは「練習回数は少なかったけれど、歌劇団の合唱団につられて本番はみんなとてもうまく歌えた。いい経験をさせてもらえた」ににっこり。
オペラ好きで新国立劇場のチケット会員という観客のひとり吉田民枝さんは「親しみやすい内容で楽しかった」と話していた。初めてオペラを見るという観客も多く「わが町で本物の生のオペラが見られて感激。またやって欲しい」「日本語の芝居やよく知った曲が多くて引き込まれました」と感想を語っていた。

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2006年3月 4日

川崎フロンターレのファーストゴールクイズ:1位はジュニーニョ

「輝け!川崎フロンターレ展」で実施したファーストゴールクイズの結果がまとまりました。
1位はFWジュニーニョで、投票総数の3分の1を獲得、2位以下を大きく引き離しました。2位はFW我那覇和樹、3位はMFマルクス。
注目の第1戦は3月5日ホームの等々力競技場にアルビレックス新潟を迎えます。キックオフは午後3時。

特定非営利活動法人k-pressが主催した「輝け!川崎フロンターレ展」では、6カ所の展示会場に加え、Webサイトとファックスでファンから、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するクイズを3月3日まで実施しました。
合計で417人から予想が寄せられ、集計の結果、ジュニーニョが圧倒的に多くの支持を集めました。続く2位我那覇、3位マルクス両選手も多くの票を集め、順当な結果となりました。
4位以下は(4)MF谷口博之(5)DF寺田周平(6)MF中村憲剛(7)DF箕輪義信(8)MFマルコン(9)MF長橋康弘(10)FW黒津勝の順。新加入のマルコンが8位にくい込んでおり、サポーターの期待の大きさがうかがわれます。
初ゴールの選手を的中させた10人(多数の場合抽選)に、選手のサイン入り大判写真をプレゼントします。

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高津区の久地の梅林:梅の花が満開に

060304ume09開花が遅れ気味だった梅がこのところの陽気で一気に満開になった。川崎市高津区久地の梅林でも、梅の林が白い花をつけ、道行く人の目を楽しませている。
梅林の他の写真を見る>

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あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して:出演者からのメッセージ

【文】フルートカルテット「パナシェ」
 
060304asaonwrtc01_12月中旬とはいえ、まだ風も冷たく肌寒い日曜の朝でした。打ち合わせのために会場に入った私たちを、スタッフの皆様が温かく迎えて下さいました。

関連記事>麻生区役所のロビコン柿生へ進出

写真(麻生区役所提供)=会場の柿生連絡所の一室を埋めた聴衆

フルートカルテット「パナシェ」として活動し始めて、もうすぐ1年。一緒にいると笑いが絶えず、4人で演奏することが楽しくてたまらない私たちですが、ステージに立つ上でパナシェのスタイルとは何か?まだまだ、ひとつひとつ手探りです。
 午後1時過ぎ、開場までしばらくありましたが、柿生連絡所のロビーでは、何人ものお客様がプログラムを熱心に見つめておられました。その時は「おや」と思って通り過ぎたのですが、午後2時、いよいよ開演ということで控え室から出た途端、大勢の人の熱気に圧倒されてしまいました。予想をはるかに超えた沢山の方々が、会場からあふれんばかりに集まって下さったのです。それを目にした時の高揚感は忘れられません。しかし何よりも「機会さえあれば音楽を聴きたい楽しみたいという方が、こんなに身近に大勢いらっしゃったなんて!」といううれしい驚きが、実は一番大きかったと思います。
 そして、熱心な素晴らしい聴き手の方々に文字どおり囲まれての小一時間、非常に楽しく幸せな気持ちで演奏させて頂きました。プログラムの最後はご来場の皆様とともに「涙そうそう」の大合唱。少し前まで見ず知らずだった人たちを、やさしいメロディーが温かく包み込み、笑顔までもたらしてしまう、「音楽の力」を改めて感じました。
 最後になりましたが、寒いなかご来場いただいた皆様、スタッフの皆様、そしてアコルディ弦楽四重奏団の皆様、改めて御礼申し上げます。
 またどこかでお会いしましょう!

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麻生区役所のロビコン柿生へ進出:「音楽はつながりの糸」−春をよぶ四重奏のたのしみ 

【文】あさおランチタイムコンサート副実行委員長 樋口誠

060304anwrtc04_1春の気配がなんとなく風の中に感じられるようになった2月19日(日)、2回目の「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」が、麻生区役所の柿生連絡所で開催されました。

関連記事>あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して

 

写真(麻生区役所提供、上から)=約200人が詰めかけた麻生区役所柿生連絡所、「フルート カルテット パナシェ」、「アコルディ弦楽四重奏団」

ネットワーク・コンサート!? 
「あさおランチタイムコンサート」は、一般公募による麻生区民が出演者、そして同じ区民の実行委員とボランティアスタッフにより企画・運営されているロビーコンサートで、2000年から始まり、毎回200人を越えるお客様を集めていますが、このコンサートに来られない方々にも気軽に音楽を楽しんでいただこうと、新たに企画されたのがこのあさおランチタイムネットワーク・コンサート。
060304anwrtc02_1今回は、区内の音楽関係者を登録した「あさおランチタイムコンサート・ネットワーク」の中から出演希望をいただいた、桐明学園大学音楽学部研究科終了を機に2005年に結成された新進気鋭のフルート演奏者4人のグループ、「フルート カルテット パナシェ」と、1993年結成のベテラン4人からなる「アコルディ弦楽四重奏団」が出演。
このコンサートの1回目「VOL−1」は、新百合ヶ丘にある昭和音楽芸術学院のホールにおいて事前申込み制で開催されましたが、今回は役所の会議室でとあって申込み不要としたことから、どれだけの方々にお出でいただけるか全く予想出来ない状態でした。けれども、なんと開場前にはロビーで待つ方が大勢となり、開場10分後には9割方イスが埋まってしまう程で、急きょ利用可能なイスをかき集めて追加しましたが、結果的には区役所でのコンサートと同様約200人が参加、立ったままで鑑賞していただく方々がでるほどの盛況となりました。
060304anwrtc03演奏は、先ず1部、弦楽四重奏で、モーツアルトの「ディベルトメント ニ長調KV136の第1楽章」で始まり、次に2部、〜華やかなフルートのメロディ〜と題してエルガーの「愛の挨拶」、デュボアの「フルート四重奏曲」と続けてクラシックを楽しんだ後、懐かしい日本の歌「早春賦」、「故郷」などから、ビートルズの「オブラディ オブラダ」、そして3部は、〜くちずさみたくなる弦のアレンジ〜と題して「花のまち」、「さくらさくら」、「八木節」と来て、締めくくりにはJ.シュトラウスのワルツ「春の声」でした。
クラシックから懐かしい日本の歌曲まで堪能した後の恒例の〈皆で歌いましょう〉は、弦楽器とフルートの共演による伴奏を得て「涙そうそう」を。会場中あふれるような歌声で幕となりました。
今回は日曜日の開催とあって執務中の役所ではありませんでしたが、お客様はこの音楽会のためだけに来てくださった方々で予想以上に大勢であったこと、中にはご家族3代でお出でと見られる方々も居られたこと、小学生と思しき子供たちが生の演奏を楽しんでいて下さったことなどがとても印象に残り、スタッフ一同遣り甲斐を感じております。「音楽はつながりの糸」です。これからもご一緒にお楽しみください。

 次回のランチタイムコンサートは3月20日>詳細はこちら

なお次回は、定期のランチタイムコンサートが、春の風に乗せて〜オカリナ・フルート・ヴァイオリンの調べ〜のタイトルで、3月20日(12時15分開演)に麻生区役所ロビーにて開催されます。大勢の方々のご来場をお待ちしております。
問い合わせは電話044-955-5116麻生区役所地域振興課。

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2006年3月 3日

市立多摩病院で初の院内コンサート

060303tamah01音楽で安らぎのひとときをと川崎市立多摩病院で3月3日に「ひな祭りコンサート」が開かれ、パジャマ姿や点滴を付けた入院患者、家族など約70人が生のピアノ演奏を楽しんだ。

関連記事=川崎市立病院が開院多摩病院の施設写真ガイド

写真(上から)=点滴を付けた患者も参加、演奏者を紹介する亀谷院長(右)、看護師に伴われ熱心にピアノを聞く患者

川崎市立の川崎病院、井田病院では療養生活の励みにと毎月院内コンサートを開いており、3番目の市立病院として2月1日にオープンした同病院でも、開院直後にグランドピアノを総合ホールに設置。1カ月を経て開院時の忙しさが落ちついたこの日、気持ちよく療養生活を送ったもらおうと初の院内コンサートが企画された。
060303tamah02_1午後3時からのコンサートは、病院スタッフが1階総合ホールのイス配置を変えるなどの準備をして院内放送をすると、面会に来た家族に押されて車イスに乗った子どもやお年寄り、パジャマ姿の入院患者などが次々と会場に集まってきた。亀谷学院長が「楽しいひとときで、心をいやして」とあいさつ、演奏者を紹介した。
演奏したのは横浜市に住む音気楽工房音楽教室講師の小川伸子さん。開催日にちなみ「うれしいひなまつり」を皮切りに「となりのトトロより『さんぽ』」、「moon River」、「アンパンマンマーチ」など馴染みの曲のほかクラシックのメンデルスゾーン「春の歌」、ドビュッシー「アラベスク」、ラヴェル「ソナチネ第1楽章」など13曲を熱演。最後に参加者とともに「春が来た」などを参加者とともに歌い、予定よりオーバーして初コンサートを終えた。
060303tamah03_1連れの幼児に話しかけながら歌を歌っていた若いお母さんは「下の子どもが入院して、子どもとゆっくり過ごせる時間が少なかったが、きょうは好きなピアノ曲を聴いて気分転換ができた」とにっこりしていた。
病院スタッフによると、現在ベッド数の約8割200人が入院しており、変化の少ない療養生活にうるおいを持たせるために院内コンサートを定期的に開きたいと話していた。

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輝け!川崎フロンターレ展:3月3日で終了

060303ten 川崎フロンターレへの関心を高め2006年シーズンの飛躍を祈る「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)が、3月3日で終了します。

写真=市役所第3庁舎会場

展覧会では、2005年のホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真(A2、A3)を中心に展示し、多くの方からご好評をいただいております。きょう3日まで展示しております会場は、川崎市役所第3庁舎、中原区役所、麻生区役所の3カ所で、午後4時までです。Jリーグでの初ゴールを当てる「First Goal Quiz」の会場での投票も終了いたします。
ただし、FAX(03-3430-6743)とメール(http://www.k-press.net/frontale/frontalegogo/indexfrontalegogo.html)での投票は午前0時まで受け付けます。まだ、投票をなさっていない方は、お早めにお願いいたします。

  3月2日現在のゴール予想の順位
1位=ジュニーニョ 2位=我那覇和樹 3位マルクス

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2006年3月 1日

市立多摩病院で「ひなまつりコンサート」

JR登戸駅近くに2月1日に開院した川崎市立多摩病院で、3月3日に初の院内コンサートが開かれる。

関連記事=川崎市立病院が開院多摩病院の施設写真ガイド

同病院が入院患者や外来患者に気持ちよく療養生活を送ってもらい心の励みと、開催日にちなみ「ひな祭りコンサート」と題して1階総合ホールで午後3時から催す。演奏は、音気楽工房音楽教室講師の小川伸子さん。「うれしいひなまつり」「となりのトトロより『さんぽ』」メンデルスゾーン「春の歌」、ドビュッシー「アラベスク」「アンパンマンマーチ」、日本の歌メドレーなど馴染みの曲を約30分ピアノ演奏する。
問い合わせは電話044(933)8111市立多摩病院。

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川崎市役所第3庁舎にハナモモ:宮前区馬絹の生産者が寄贈

060301momo2_3 ひな祭りを前に2月28日、川崎市宮前区の花卉(かき)生産者らが川崎市庁舎を訪れ同区馬絹の特産品「花桃」を寄贈した。贈られた木約1本分高さ3m以上の濃いピンクのハナモモ「新矢口」は、第3庁舎ロビーに展示されており、来庁者をなごませている。展示は3月6日まで。

写真(上から)= ハナモモ「新矢口」のアップ、川崎市役所第3庁舎に飾られたハナモモ、阿部市長に花を渡す吉田義一さん(右)

060301momo1_3 川崎市経済局農業振興センターによると、馬絹の花栽培は歴史は古く江戸時代中期までさかのぼる。特に「枝折(しお)り」と呼ばれるウメ、モモ、サクラなどの枝物を荷造り技術は関東屈指と言われ、大正時代には「馬絹花き生産組合」(JAセレサ川崎花き部馬絹支部の前身)を創設、大正から戦前は隆盛を極め、最盛期には毎日都心にトラック10台で出荷されるほどの人気を集めたという。ハナモモの出荷は、桃の節句の1週間ほど前までがピーク。つぼみの小さいうちに切り枝を室(むろ)に入れて花の促成を行う。その技術はいまも高く、約15人の生産者は1月下旬から2月までほとんど都心の市場に出荷、高い評価を得ている。1985年度には「かながわ名産100選」に、1999年にはかわさき農産物ブランド「かわさきそだち」に選ばれた。
060301momo3 生産者らは、川崎を代表するこの技術を市民に知ってもらうため、数年前から出荷作業が一段落したこの時期に川崎市に寄贈を行っている。この日花を届けたのは、小泉一郎JAセレサ川崎代表理事組合長のほか吉田義一JAセレサ花き部馬絹支部ら9人。市長に花束を渡した後、吉田さん、小泉秀民さん、田辺裕崇さんの3人が、高さ80cmほどの大きな花瓶にハナモモを生けこんだ。

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2006年2月28日

2月24日にJリーグプレスカンファレンス:川崎フロンターレからは関塚監督と伊藤宏樹キャプテンが参加

 ボランティア記者 藤井栄美

060228pcf01_12月24日午後都内のホテルで、スポンサー、メディア関係者に対する今季のJリーグのお披露目ともいえる「Jリーグプレスカンファレンス」が開催された。
写真(撮影:藤井隆弘)=上・開幕戦の対戦相手アルビレックス新潟の鈴木慎吾キャプテンと握手する伊藤選手、下・フロンターレのブースの前で取材を受ける関塚監督
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2部構成で行われ、1部はステージ上で全31クラブの監督と選手(キャプテン)の紹介と何人かのインタビューが行われた。川崎フロンターレからは関塚監 督、キャプテンの伊藤宏樹選手が参加。監督紹介での関塚監督は舞台中央の位置でオシムを始めとする他チームの監督の話を真剣に聞き入っていた。選手紹 介は開幕の対戦相手同士が左右からステージに上がり中央で握手をする形がとられ、伊藤選手はアルビレックス新潟の鈴木慎吾選手と握手。間近に迫った開幕を 感じさせた。
060228pcf2_1 2部は会場を移し、趣向を凝らした各クラブのブースで多くの報道関係者が取材を行った。フロンターレのブースにもひっきりなしにたくさんの取材があり、一 人ひとりに真摯に対応する関塚監督と伊藤選手の姿が見られた。「タイトルを奪う強い気持ちで、昇格二年目の厳しい戦いに挑む。常に高い意識をもって一つ一 つのプレー、一試合一試合のゲームを大切に戦っていきたい」とコメントした関塚監督、「いよいよ開幕という感じです。最終調整をしっかりして開幕に備えた いです。」と語っていた伊藤選手。
開幕はホーム等々力競技場でアルビレックス新潟を迎え、午後3時にキックオフを迎える。

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3月4日にみやまえ区民フォーラム:団塊のパワーを地域に生かそうと開催

団塊の世代のパワーを地域に生かそうと「おかえりなさいシニア世代」と銘打ったフォーラムが、3月4日午後1時から川崎市宮前区の宮前市民館で催される。当日は、長年地域でボランティア活動をしてきた大下勝巳・宮前区長が「宮前区はあなたの力を待っていました」と題した基調講演を行うほか、シンポジウム、分科会を行う。

この「みやまえ区民フォーラム」は宮前区、宮前市民館、宮前区まちづくり協議会が主催するもので、4時間にわたって行われる。
午後1時からの大下区長の基調講演に続いて、1時30分から「シニア世代の提案」と題し、南菅生自治会の宇賀神泰志さん、平瀬川まちづくり協議会の松井隆一さん、みやまえまちしらべクラブの森川一郎さん、市総合企画局企画調整課長の稲垣正さんがパネリスト、大下区長がコーディネーターを務めるシンポジウム、2時45分から宮前区のキャッチフレーズ「人が好き、緑が好き、まちが好き」の実現に向けて地域で活動している団体の事例報告、シニア世代のパワーをどのようにいかせるか、シニア世代の活躍できる分野を探す契機にするため、「シニア世代へのお誘い」をテーマにした分科会を催す。分科会は「子育て応援隊」「シニア世代の男性の力」「ガーデニングとシニア」「シニアパワーによるたまり場の創造」「安全安心に関わるコミュニティ」の5つ。
現在、社会の第一線で活躍している団塊の世代が定年を迎え、その力を地域に生かすと同時に、生き甲斐を持って活躍できる地域社会の実現が課題になってい る。このため、川崎市は「シニア能力地域活用システム構想」を掲げている。宮前区も区内在住の就業者の83%をサラリーマンが占め、同時に就業者の74% が区外に通勤しているという特性をふまえて、シニアがその知識や能力をいかせる場の発見や、シニアパワーによる地域社会の活性化をめざして「みやまえ区民 フォーラム」のテーマとして取り上げることにしたもの。

定員は200人で、申し込みは宮前市民館(電話044-888-3911、FAX044-856-1436、Email=[email protected])または宮前区役所地域振興課(電話044-856-3125、FAX044-856-3119、Email=[email protected])へ電話、FAX、メールで、氏名、年齢、住所、電話番号、参加希望の分科会を伝える。当日参加も受け付ける。

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2006年2月27日

川崎フロンターレは引き分け:26日のプレシーズンマッチ

030227puesizunn_1 Jリーグの開幕を1週間後に控え、2月26日各地でプレシーズンマッチが行われた。川崎フロンターレはホーム等々力に大宮アルディージャを迎え15時にキックオフ。後半開始直後の大宮のゴールを割られたが、終了直前にマルクスのゴールで追いつきて1対1のスコアレスドローとなり、雨の中を観戦したサポーターをほっとさせた。

写真=88分にシュートを決めサポーターに喜びを表すマルクス選手(11)

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2006年2月26日

川崎フロンターレが等々力競技場にモニュメント:チーム創設10年目の記念に

060226monumennto 2006シーズンにチーム創設10年目を迎える川崎フロンターレが、ホームスタジアムの等々力競技場に記念モニュメントを制作、阿部孝夫川崎市長、武田信平(株)川崎フロンターレ社長が出席して2月26日に除幕式が行われた。

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川崎フロンターレ応援メッセージコーナーを開設

3月5日のJリーグ開幕も間近。サポーターの期待も日に日に高まっています。特定非営利活動法人k-pressでは、現在開催中の「輝け!川崎フロンターレ展」に合わせて、フロンターレへの応援メッセージを掲載したコーナーを開設しました。
●応援メッセージコーナーはこちら>

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2006年2月25日

輝け!川崎フロンターレ展トークショー:家族連れなどが久野元選手らの話楽しむ

060225ts01_1 特定非営利活動法人k-pressが主催する「輝け!川崎フロンターレ展」のイベントのひとつ、トークショーを2月25日、多摩区総合庁舎1階ロビーで開催しました。
フロンターレの元選手で強化本部スカウトの向島建さんと久野智昭さん、サッカーレポーターの岩澤昌美さんの3人が、「'06シーズン ズバリ言うわよ」と題して、新加入選手を中心とした今シーズンのチームの体制やキャンプの裏話、今後の展望などをエピソードをまじえながら披露しました。会場には親子連れやサポーターなど約180人が訪れ、熱心に耳を傾けていました。

060225ts02_1 「輝け!川崎フロンターレ展」は、川崎市のイメージアップ事業のひとつに選ばれ、写真ニュース「川崎フロンターレnow」の発行のために撮影された、2005年の等々力でのホームゲームの大判のカラー写真を市内6カ所で展示するほか、チームで初ゴールを決める選手を予想するクイズなどを行っており、市民やサポーターの注目を集めています。
トークショーはその一環として、3月5日の等々力競技場での開幕戦に向けて、ホームタウン川崎の市民の関心を盛り上げようと、(株)川崎フロンターレと多摩区役所の協力で開いたものです。
開始4時間前の午前10時に順番待ちをする人が列をつくるなど、関心の高さをうかがわせました。
060225ts03 午後2時からのトークショーでは、新体制発表会などの模様を収録したビデオが大型テレビで約15分上映した後、k-pressの安永能美理事長があいさつ、続いて岩澤さんの紹介で向島さん、久野さんがステージに上がりました。なかでも、久野さんは昨年現役を引退してからこの日がファンの前にデビューするとあって、多くの人がカメラや携帯で盛んに写真を撮るなど、注目を集めていました。
ショーは、岩澤さんの巧みな司会でわきあいあいとしたムードで進められ、ふたりの元OBが今季のチームの戦力評価や選手に対する的確なコメントなどが次々ととび出しました。左サイドのアウグス選手の抜けた穴を埋める期待のMFマルコン選手の怪我と復帰の見通しは「開幕戦戦までの復帰はむずかしそう」との報告に観客は落胆、キャンプでみんなが遠慮するなかエビを10本食べて大物ぶりの現したFW鄭大世選手については「身体能力が高くシュートをバンバン決め、我那覇選手らに刺激を与えている」など秘話やエピソードを披露。他の新加入選手のコンビネーションがうまくゆくにはもう少し時間がかかる、チームの成績については向島さんは「4位」、久野さんは「5位」を約束、チームをよく知る2人の話に訪れた人たちは真剣な表情で聴き入っていました。
ショーの終わりでは、プレゼント抽選会が行われ、向島さんが自分の率いるフットサルチームのユニフォーム、久野さんが現役時代のユニフォーム、岩澤さんがフロンターレの10周年記念Tシャツをプレゼント、抽選に当たった3人は思わぬ幸運に大喜びしていました。

参加者は「声がちょっと聞き取りにくかったけど、生の姿と話が聞けてよかった」、「図書館に来てたまたま知り、大好きな久野元選手を近くで見られてハッピー」「自転車で来られる近くでこんなイベントがあってうれしい。これからもやってほしい」と満足げ、にこやかに帰途についていました。

「輝け!フロンターレ展」は高津区の川崎溝ノ口郵便局が2月28日まで、多摩区役所が3月2日まで、川崎市役所第三庁舎、中原区役所、麻生区役所が3月3日まで開かれています。また、ファーストゴールクイズの受け付けがインターネット(URL=http://www.k-press.net/indexfrontale.html)とFAX(03-3430-6743)で3月3日まで行われています。

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2006年2月24日

川崎フロンターレが26日にプレシーズンマッチ:対戦相手は大宮アルディージャ

Jリーグの開幕を前に川崎フロンターレは、2月26日等々力競技場で15時からプレシーズンマッチが行われる。対戦相手は大宮アルディージャ。

1週間後のホーム開幕新潟アルディジャーを前に、新加入の米山、井川選手やチームの仕上がり具合を見る上でも大切なゲームとなる。ただ、アウグストのぬけた後を埋めるマルコン選手は2月19日の練習試合で怪我をしており、左サイドをだれがやるのかも見ところのひとつだ。
試合開始に先立ち、ゲート5番前ではチームの創設時から毎年シーズン前に撮影する選手・スタッフの集合写真を金属加工した10周年記念モニュメント除幕式が行われる。モニュメントの見学は自由。
プレシーズンマッチのチケットは大人前売り2000円、小・中学生は1000円で、クラブ事務所(月〜金 電話044-829-3011)、フロンターレ後援会(電話044-434-5346)のほかローソンチケット、チケットぴあ、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクスなどで販売中。

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2006年2月23日

「輝け! 川崎フロンターレ」のトークショーは入場整理券を配布:25日午前11時30分から会場で

川崎市内の公共施設など5会場で開催中の「輝け! 川崎フロンターレ展」(特定非営利活動法人k-press主催、川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会後援)のイベントのひとつで、25日午後2時から多摩区役所1階ロビーで催すトークショーは、当日午前11時30分から会場で整理券を配布します。また、会場のスペースの関係で入場制限を行う場合があることを、あらかじめご了承ください。

来場ご希望の方へお願い


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お詫び

川崎市のイメージアップ事業の認定を受けて市内5会場で開催中の「輝け!川崎フロンターレ展」のうち、川崎市役所第三庁舎会場の展示は、会場の都合で23日と24日の2日間は、展示パネルが2枚のみとなります。27日からは、当初の通りパネル10枚(写真67点、写真ニュース16枚)の展示となりますので、お時間の都合のつく方はお待ち下さい。他会場は変更がありません。

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2006年2月20日

川崎市第三庁舎と麻生区役所で「輝け!川崎フロンターレ展」開始

川崎フロンターレの昨シーズンの活躍を振り返えりとともに今シーズンへの期待を高める「輝け!フロンターレ展」の川崎市第三庁舎、麻生区役所会場の写真展示が2月20日から始まりました。

展示しているのは、今季チームに登録している選手の2005年Jリーグと天皇杯のホームゲーム中の写真と新入団選手の初練習などで、第三庁舎は、A2サイズを中心に67点、麻生区役所は、45点展示しています。このほか等々力で行われるプレー中の写真で構成する写真ニュース「川崎フロンターレnow」2005年版バックナンバー(1〜16号)も展示しています。
会場では、初ゴール予想クイズの投票も行っています。

関連記事はこちら

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川崎フロンターレが鷺沼プール跡地にフットサル場:2月21日から予約開始

川崎市宮前区に2006年4月1日にグランドオープンするフットサルスタジアム「フロンタウンさぎぬま」の予約受け付けが、2月21日から始まる。

関連記事>鷺沼プール跡地にフロンターレがフットサル場建設

完成予想図を見る
 

このフットサル場は、川崎市水道局の鷺沼プール跡地の一部を利用し、川崎フロンターレが昨年10月から工事を進めている。敷地面積は約5700平方メートルで、夜間照明付きの人工芝38m×18mのフットサルコートを6面を新設、プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局施設1階部分とテラスにシャワー、トイレ、更衣室、レストルーム、多目的ルームなどを備えるクラブハウスを建設している。川崎市は、川崎フロンターレが同市をJリーグのホームタウンにしている上、日本最大規模のフットサル大会を手がけスポーツ振興に積極的に取り組むことを評価し、この土地の事業用地使用者として認めた。
利用時間は9時から22時まで。料金は、登録料が10,500円でコートレンタル料はメンバーの場合は1時間当たり平日の午前9〜12時が4,200円(ビジター6,300円)、12〜18時が6,300円(同8,400円)、18時〜22時が11,500円(同13,650円)、土日祝日が終日11,500円(同13,650円)。
問い合わせは電話044(854)0210フロンタウンさぎぬま。

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2006年2月18日

多摩市民館で「たまんちゅ交流集会2006」:平和願い演劇やコンサート、映画を上映

060218tamantyu1 平和を願う多摩区の市民団体の集い「たまんちゅう交流集会2006」(川崎市教育委員会主催)が2月19日午後1時30分から多摩市民館で開かれる。

写真>「わたしたちの物語」の1シーン

集会は3部構成で、1部(午後1時30分〜)は、同館の学習講座「脚本づくりワークショップ」「演劇わっくしょっぷ2」のコラボレーション。4つの脚本を中学生から主婦、教師、60代の男性など14人が、それぞれの脚本のシーンをベースにその場の雰囲気に合わせたアドリブを多用してダンスでつなぐ、実験的な演劇発表「わたしたちの物語」。
2部(午後2時30分〜)多摩区生田に住んでいた寺島尚彦さん(故人)が作詞・作曲、平和への祈りとして有名な沖縄戦の悲劇を歌った「さとうきび畑」を元に寺島さんの娘でソプラノ歌手の寺島夕紗子さんの歌と話、江川真理子さんのピアノでつづる「さとうきび物語コンサート」。
3部(午後3時30分〜)は、80代のいま、失われた青春を取り戻すかのようにロックを踊り50年ぶりに水着を買ってプール泳ぐ川崎市川崎区桜本に住む朝鮮・韓国出身の在日1世のおばあちゃん(はんめ)たちの暮らしを追ったドキュメンタリー映画「花はんめ」(2004年制作)の上映会と同映画の金聖雄監督のミニ講演。
いずれも入場は無料。問い合わせは電話044(935)3333多摩市民館。

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高津区で2月19日に大山街道フェスタ:新会場の二子神社で湯とうふ配布

川崎市高津区のメインストリート——大山街道を見直そうと溝口緑地(高津図書館前広場)など3カ所で2月19日午前10時30分から午後2時30分まで「大山街道フェスタ」(大山街道フェスタ実行委員会、大山街道活性化推進協議会主催)が開かれ、大鍋で作った湯豆腐の配布やフリーマーケットなどが催される。

大山街道は、赤坂御門を起点に伊勢原から大山阿夫利神社に至る「大山詣(もう)で」の道として古くから親しまれている。高津区の街道沿いは江戸時代は多摩川の宿場町として栄え、江戸や明治に開業した店が多く残り、市内でも最も古い商業地のひとつ。作家・岡本かの子、陶芸家・浜田庄司の生誕地としても有名。
フェスタは地元市民による手作りイベント。3回目のことしは、岡本かの子の文学碑がある多摩川添いの二子神社が新たに会場に加わった。
主な内容は、溝口緑地では「大山街道物産市」と銘打って街道沿いの商店の出店、フリーマーケット、バルーンアート実演、三味線演奏のほか豚汁、赤飯、生野菜などの販売。高津図書館では午前11時と午後1時30分から「みぞのくち村むかしむかし」と銘打って溝口に伝わる民話をカナリヤ人形劇で上演する。大山街道ふるさと館では、落語と以前街道沿いで和菓子屋を営業していた荻島満朗さんが「打ち菓子」づくりを実演、大山街道に関する展示などを行う。
二子神社では、フェスタの名物「高津ゆどうふ」の無料配布(無くなり次第終了)、モチ、けんちん汁の販売、フリーマーケット、高津健康の森の竹で作った竹馬遊び。このほか、区内の名所案内の活動を続けるシルバーガイドメンバーが、大山街道を歩きながら解説する「街道ウォーク」(受け付け、二子神社)が行われる。参加はだれでも自由。雨天の場合は一部のイベントが中止になる。
問い合わせは電話044(861)3133高津区役所区政推進課。

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2006年2月15日

多摩区役所で2月16、17日にリサイクルフェア:古着や古布も回収

川崎市多摩区が、ごみの減量化とリサイクルに関心を持ってと2月16日と17日に同区役所1階アトリウムでリサイクルフェアを開催する。

会場では、パネル展示、多摩図書館で使わなくなった約1200冊の古本の配布、牛乳パックの工作、多摩区まちづくり協議会佳境部会が行っている生ゴミ堆肥化関連の展示、パソコンを使った環境クイズなどを催す。道路を隔てた駐輪場では、主催のイメージァアップ委員会が東南アジアの発展途上国などで使われる中古衣料を集めて送るNGO的な活動団体にことしも協力、古着・古布の回収を行う。回収は2003年から毎年リサイクルフェアで行われており、2005年に区民から持ちこまれた衣類や古布は約6トンという実績を持つ。回収時間は午前10時〜午後3時で、雨天の場合は中止。
集めた品物は衣料品として輸出して再利用されるほか、繊維としても利用される。衣類は、輸出先の気候により夏物、肌着類がリサイクルしやすく、冬物、コート類は難しいため、主催者は夏物を中心に出してほしいと呼びかけており、ツバのある帽子、ハンカチ、女性用の下着、毛布、カーテン、シルクの和服などは特に喜ばれるという。
出し方は、自身で使える状態で洗濯してあるもの、靴下などセットものは分かれないようにする、ボタン、ベルトなど装飾品はそのまま付けておくなどのほか、ぬれたり、破れたり、汚れたものは回収しない。また、布団類やじゅうたん、ビニール製の雨合羽や会社の制服・ユニフォームなどは回収しない。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。

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2006年2月14日

麻生区の新百合21ビルで2月18日にファッションショー:中学生からシニアまで出演

中学生から服飾短大の学生などさまざまな年代の市民がモデルやダンサーとして出演するファッションショーが2月18日、小田急線新百合ヶ丘北口の新百合21ホールで開かれる。ショーは午後1時30分と4時30分の2回で、各回とも同じ内容だ。

この「ヤングブリリアントファッションショー」(麻生ハートフルフレンズ、麻生区役所主催)は、世代や性差を越えた幅広い市民の交流を目的に麻生区世代交流事業として催されるもので、2004年3月に継いで2回目。内容は、1部が町田市三輪町の東京田中短期大学の学生らがデザイン・制作した「未来と現在」を表現する衣裳60点のファッションショー、2部が和光大学学生らがネパールの民族衣装を着て「歴史と現在」を体感する舞踏の2部構成。出演するのは、これまでのハートフルファッションショーに出演した公募のシニアモデル12と和光中学生や服飾短大生など総勢約60人で、それぞれが現在の自分を音楽に乗せて表現する。ショーは各回とも1時間。入場は無料。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課まちづくり担当。

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2006年2月12日

川崎フロンターレの初ゴール選手予想クイズ:2月13日から受け付け開始

k-pressではJリーグの開幕を前に、ファーストゴールをあげる川崎フロンターレの選手を予想するクイズの投票を2月13日から受け付けます。

ファーストゴール予想クイズは、川崎市イメージアップ事業の認定を受けた「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、フロンターレ後援会)のひとつです。
投票の受け付けは、webサイト(http://www.k- press.net/frontale/quiz/indexfrontalequiz.html)、faxまたは市内6カ所で催す「輝け!川崎フロン ターレ展」の会場で行います。応募の締め切りは3月3日まで。
ファーストゴールの選手を的中させた方10人(多数の場合はk-pressで厳正に抽選します)に、川崎フロンターレの選手のサイン入り大判カラー写真を プレゼントします。発表は3月下旬にk-pressホームページで行います。また、当選者にはEメールまたはファクスでお知らせします。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

関連記事>市内6カ所で「輝け!川崎フロンターレ展」

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2006年2月11日

あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント

【文】ソプラノ歌手 桜井純恵(HPはこちら

060211sakurai_2   1月23日月曜、おととい降った雪がまだ残る中、大勢の市民・区民の方々で埋まった区役所ロビー。

関連記事>第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演

音楽のまち・かわさきでは市内区役所でさまざまなコンサートが行われています。私もソプラノ歌手として活動しながら、高津区役所の「花・コンサート」運営委員としてロビーコンサートの運営をお手伝いしています。
麻生はボランティアスタッフさんの多さにまずびっくりしました。区役所で開催されていますが、区民の方々の手作り……という温かい雰囲気が会場にあふれていました。
演奏はもう1グループ二胡の方々がいて30分を半分ずつ……プレーヤーとしては少し物足りない……。
15分で自分の伝えたいメッセージを音楽に乗せることの難しさを感じました。
内容は今年年明けのコンサート、ということで明るくミュージカル中心のプログラム。
コンサート最後には私たちと二胡の方、会場にいるお客様、スタッフさん全員で「ふるさと」を演奏しました。
私たちの「ふるさと」川崎がこれからも多くの方に愛される川崎であって欲しい。まちに音楽を気軽に楽しめる場が増え、音楽でおもてなしできるようなそんなまちになったら素敵です。これからも「音楽のまち・かわさき」で多くの方と交流し、音楽の楽しさを広げていきたい……そんな思いで活動していきたいと思っています。
お世話になりましたスタッフ様、区役所の方々、饗宴して下さったNIKO'Sのみなさま、そしてお越しいただきましたみなさま。
みなさまとの出会いに心から感謝いたします。本当に素敵なひととき、ありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。

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第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演

【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 森澤秀雄 

060211rance1 第46回あさおランチコンサートが1月23日日午後12時15分〜12時45分まで麻生区役所2階ロビーで催された。

写真>(上から)ピンクのドレスで歌う桜井純恵さん、NIKO'Sの演奏(3番目も同じ)、出演者全員の「みんなで歌ううた」

関連記事>あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント

060211ranci2 年6回開催されるランチコンサートのうち、冬の開催はこの1月のコンサートのみである。この冬の寒さは厳しく、2日前に降った雪は1日では溶けず、晴天とは言え陽の当たらない歩道は凍りつき、樹木、屋根にもかなりの雪が残る寒風を追いての開催となった。区役所ロビーは正面玄関に続く広い空間であるため、自動ドアの開閉の度に冷たい風が遠慮なく会場に流れる。この日用意した60席は常連客で早々に埋まった。
「新しい年への贈り物、ソプラノと二胡の饗演」と題するコンサートは2団体の出演。前半は高津区のソプラノ歌手桜井純恵さんの歌。この日の衣装は上から下まで濃いピンク一色の華麗なドレス。フランス人形のようだ。アッとおどろく派手な衣装に「お人形さんみたいだ」と客席の声。ピアニスト樺山潤一郞さんの伴奏で「ショーほどすてきな商売はない」等4曲を披露。若い歌い手の桜井さんは寒さにめげず歌い終えた。
060211rannci3  ここで出席者は入れ替わり、後半は女性4人による二胡の演奏。昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡のユニットNIKO'S(代表今井美樹さん、芝裕子さん、南方夏代さん、武内有里さん)。二胡の中国語読みは「アールフー」。中国では公園の片隅で独り二胡をかなでる姿を見ることがある。かつてサントリー烏龍茶のコマーシャルに使われていた中国の民謡「太湖船」に続き「ふるさとの四季」と題して懐かしい日本の歌をメドレーで演奏。4人のうち1人は二胡を置きピアニストに早変わり。ピアノと二胡の合奏となった。
060211ranci5  このコンサートの定番であるフィナーレの「みんなで歌ううた」は“ふるさと”。観客には少しは男性も居るのだが、コーラスは男声は聞こえず、女声コーラスの様相。前半に登場したフランス人形の合唱指導により“うさぎ追いしかの山・・・”1番から3番まで優雅に唱い上げた。寒かったけれど、やっぱりきて良かった。観客は2ヵ月後に再会を楽しみに満足げに家路についた。

 次回のコンサートは3月20日(次回の案内はこちら) 

 次回開催は3月20日(月)。“春風に乗せて〜オカリナ、フルート、ヴァイオリンの調べ”と題して早春のうららかな日ざしの下での開催となるはずである。
出演は鈴木智子さん、浅利守宏さん、星千晶さん。

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2006年2月10日

日本民家園で合掌造りの屋根葺き替え工事:2月19日と25日に見学会

川崎市多摩区枡形の川崎市立日本民家園・旧山田家住宅で2月18日と25日午前10時30分〜11時30分に合掌(がっしょう)造り屋根の葺き替え工事の現場見学会が催される。

山田家は、富山県東礪波郡上平村 の越中五箇山桂集落から移築した17世紀後期の合掌造り。同園「信越の村」コーナーにあり神奈川県の重要文化財に指定されている。同園では、2005年2月に五箇山から屋根職人を迎えて本格的な片面葺き替え工事を行い、期間中に見学会を開いたところ、定員の2倍が並ぶ人気で後日再度見学会を催した。
昨年に続き2月上旬からのもう一方の葺き替えが始まり、ことしも見学会を開くことになった。
当日は、同園職員が現場で工事の様子などを説明する。足場などの組み立てや進ちょく状況によって足場にあがって見学できる可能性もあり、同園では動きやすい靴での参加を呼びかけている
。希望者は山下家住宅前(白川郷・そば屋)に集合。定員は先着30人で、午前10時から整理券を配布する。雨天の場合は中止。
工事は3月上旬まで行われ、期間中の周辺からの見学は自由。
見学は無料だが、入園料は、一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下と65歳以上は無料。問い合わせは電話044(922)2181日本民家園。

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川崎フロンターレOBがトークショー:開幕前に最新情報を語る

0602103月5日のJリーグの開幕を前に、昨年引退した久野智昭選手(現川崎フロンターレ強化本部スカウト)らがチームの最新情報を語るトークショーが、2月25日午後2時から多摩区役所ロビー開かれます。ゲストは、久野さんと川崎フロンターレ強化本部スカウト向島建さん、進行役はSUKI! SUKI!フロンターレナビゲーターなどで知られるサッカーレポーター岩澤昌美さんの3人。
写真>久野智昭さん、向島建さん、岩澤昌美さん(上から)
関連記事>川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介  

060210_2トークショー「タツルとベティの『’06シーズン ズバリ言うわよ!!』」は、川崎市イメージアップ事業に認定された「輝け!フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)イベントのひとつ。フロンターレOBの2人が、宮崎キャンプの様子やことしの注目選手など今季のフロンターレの展望と魅力、裏話などここだけの生情報をズバッっ話します。このほか、必勝祈願、初練習、キャンプなどことしのチームの始動を約15分にまとめたビデオも上映されます。
060210iwasawa_1会場では2005年の選手のプレー中の大判写真(A2ノビ)を中心に約60点の写真と写真ニュース「川崎フロンターレnow」(2005年版)を展示、川崎フロンターレの魅力を多くの市民にご紹介します。
多摩区役所の写真展は2月23日〜3月2日で、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズも行います。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]
電話03(3430)6617

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2006年2月 9日

多摩区役所で2月10、11日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介

川崎市多摩区の小学生にアンケートした「校区内危険度マップ」や市民が調査した区内の石像物マップなど、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第4回まちづくりフェスティバル」が、2月10日と11日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階ロビーで開かれる。

フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会の57人の区民が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、今年度の活動報告を行うもの。11日はおとな対象の報告・発表「まちづくり広場〜こんな活動しています」で、11日は親子を対象の「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する子どもの目から見た危険度マップは、2005年6〜7月に交通量の多い場所や見通しが悪区危険な道、不審者に声をかけられた場所などについてのアンケートをまとめたもので、最近増えている子どもの事故や事件の被害防止に役立つ内容。多摩区石像物マップは昨年の旧津久井街道歴史マップに続き、平瀬川沿い、二ヶ領用水宿河原線沿いにある地蔵、記念碑など石像物を写真と短文で紹介。このほか放置自転車対策、高齢者や障がいを持つ人にお薦めの福祉散策マップ、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介などをパネルで展示する。来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の12日〜22日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。

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2006年2月 7日

輝け川崎フロンターレ展:川崎溝ノ口郵便局で開始

060207fsyasinnten1 3月5日のJリーグ開幕を前に、川崎フロンターレへの関心を高め2006年シーズンの飛躍を祈る「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)が、2月7日の川崎溝ノ口郵便局(写真)を皮切りに、市内6カ所で行われます。

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展覧会では、2005年のホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真(A2、A3)を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレ の魅力を紹介します。展示する写真は、会場の広さなどにより異なりますが、川崎溝ノ口郵便局では、FWの我那覇和樹選手、ジュニーニョ選手、MF マルクス選手、中村憲剛選手、DFの箕輪義信選手などのプレー中の写真11点とk-pressが発行しています「フロンターレnow」を展示しています。 13日からは、ことしのJリーグでの初ゴールを当てる「First Goal Quiz」を行います。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

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2006年2月 5日

多摩区の五反田神社で節分祭

060205setubun1 川崎市多摩区三田の五反田神社で2月5日、節分祭の豆まきが行われた。境内には近くの親子連れなど約300人が集まり、同神社役員らがまく縁起物の豆やキャンディーに群がっていた。

写真=縁起物の豆まき(上)、人で埋まった境内(下)

060205setubun2 同神社では1996年から2月3日の節分に近い日曜日の午後、豆まきを催しており、ことしで11回を数える。
豆まき役は、同神社奉賛会(森山弘会長)役員や厄よけ祈願の歳男・歳女など。ことしはかみしもを着用した4人の歳男や生田地区に住む多摩区選出の市議、代議士など約20人が「福は内、福は内」と唱えながら、豆とキャンディーをまき、日用品や菓子、野菜の引換券の入った福袋を配った。
ふだんはひっそりとした境内は、縁起物目当ての人でぎっしり。奉賛会役員準備した汁粉や鶏スープで暖をとりながら、顔見知りと和やかに談笑する参拝客が多かった。

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多摩区オペラコンサートに公募歌手が出演:プロの指導で「乾杯の歌」練習

060205opera1 「多摩区オペラ名曲コンサート」に藤原歌劇団の合唱団員とともに出演し、オペラ『椿姫』の「乾杯の歌」を合唱する公募歌手の初練習が、小田急線新百ケ丘駅前の昭和音楽芸術学院スタジオで1月29日に行われ、参加者は慣れないイタリア語で名曲「乾杯の歌」を繰り返し練習していた。

写真=昭和音楽芸術学院スタジオで初練習

同区では、伝統芸術に親しんでと多摩区魅力ある区づくり推進事業の一環として毎年歌舞伎や能を公演。区民からは「安い費用で芸術鑑賞ができる」と好評だ。ここ数年は、客席で観賞するだけでなく舞台でプロと協演する機会をと、演目に区民参加の場面を必ず入れている。
060205opera2 ことしは市が掲げる「音楽のまち・かわさき」にふさわしい事業として初めてオペラを取り上げ、2月23日に多摩市民館でミニオペラ「奥様女中」とオペラ名曲アラカルトを公演(観賞募集はすでに終了)する。公募市民が登場するのは名曲アラカルトの最後で、オペラ『椿姫』より「乾杯の歌」を歌う。
出演するのは、区内で活動する合唱団からの推薦と公募区民の計41人。20代から80代まで幅広い年代の区民で、合唱歴も全く初めての人から数十年とさまざま。なかには音楽大学を卒業して合唱団の指導をするプロや個人レッスンを受けている人もいる。初練習には男性7人、女性27人が参加、多摩区に住む藤原歌劇団060205opera3_3 バリトン歌手の清水良一さん(写真右)の指導で女声3部、男声2部の各パートに分かれ、イタリア語の「乾杯の歌」をワンフレーズずつ練習した。CMなどにも使われる有名な曲で、事業担当の区職員から事前に楽譜が送られているため、メロディーはよく知っていたが、カタカナをふったイタリア語で歌うのにとまどい気味。清水さんは「すべてきちんと発音していると遅れるので、イタリア語がきちんと伝わるように単語の頭の音を大きな声で発音して」とうまく聞こえるコツを教えていた。
060205opera4_1 学生時代から合唱に親しみ、職場コーラスを経て退職後は東京交響楽団の専属コーラスグループ「東響コーラス」に所属している同区寺尾台の児玉賢三さんは「オペラ曲は初めてだが、藤原歌劇団と一緒に歌えるのが魅力」と早くも当日を楽しみにしている。カルチャー教室の個人レッスンを十数年間受けている東生田の石田雅子さんは「合唱経験がないので少しとまどったが、一流のプロに指導してもらえるのは貴重な体験」とにっこり。約40年前に労音に出演して以来という三田の大野敬子さんは「がんばって覚えます」と神妙な顔。また、昭和音楽大学を卒業後、都内の合唱団の指揮者をしている菅の加藤敦さん・和歌子さん夫妻は「普段は指導する側なので久しぶりに歌うのが楽しい。どのパートでも声が出るので、音が弱そうな所に回る予定」と話していた。
当日までの練習は2月20日までの日曜日を含む4回で、舞台ではプロの合唱団員とともに、暗譜で歌う。

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2006年2月 4日

麻生ロータリークラブが授産学園にブルーベリーの木を寄贈

060204buruveri3_1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が1月20日、川崎市麻生区細山の川崎授産学園(小澤福美学園長)にブルーベリーの木を寄贈、会員と利用者などが一緒に植樹した。

写真(撮影、川崎麻生ロータリークラブ会員大野勉さん)=利用者と一緒に記念撮影(上)、小澤学園長(中央)と長瀬会長(右)ら(右上)、植樹作業(下)

060204buruveri1_2 植えたのは、2004年に同区片平に開園した長瀬会長が経営する「さるたベリー」で育てられた高さが1.2〜2.3m5年ものの木で、収穫期が遅く鳥に食べられにくいラビット・アイ系のブライトブルー、ブルージェム、ハイ・ブリット系のフロリダなど15種15本。午前中に麻生RC会員がさるたベリーで木を掘り起こし、午後2時から長瀬会長をはじめ会員19人と同園利用者9人が道路から同園建物へのアプローチ通路脇の斜面に1時間半がかりで植えた(写真下)。同園では「大切に育てます」と大喜び、作業終了後、小澤園長が感謝状を長瀬会長に手渡した。
060204buruberi2_1 麻生RCは、さるたベリーが正式にオープンする前から社会奉仕事業として、同園の利用者をブルーベリー詰みに毎年招待、交流を行っていた。同園は、授産事業として丘陵地の広い敷地を活用してシイタケ栽培や落ち葉の腐葉土、竹炭など農産物のオリジナル製品も販売している。こうしたことから、新たな取り組みとして無農薬で育つ健康食品として人気のブルーベリーを育て、園利用者と来園者のふれ合いに詰み取りを行ったり、将来的には商品化できないかと同RCに相談したところ、長瀬会長が育てた木のプレゼント話がまとまった。
植えた木は今年のせん定は終わっているが、今後は長瀬会長が育て方やせん定の仕方などの指導を行う予定だ。

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2006年2月 3日

ひなた山ぼっこまつりに350人:森の恵みや音楽を楽しむ

060204hinata1 川崎市多摩区の市民健康の森「日向山の森」(多摩区枡形4丁目、東生田緑地)で1月15日、「ひなた山ぼっこ祭り」が開かれ、約350人が森の作業や野外料理などを楽しんだ。

次代に里山を残そうと市民団体「日向山うるわし会」(田中清会長)が毎月竹の伐採などを行っており、年に1回一般参加のまつりを開催している。3回目のことしは、雪や雨に見舞われた過去の祭りと異なり青空が広がる温かく穏やかなアウトドア日和。天候に恵まれ会場は、午前9時30分の受け付け開始時間よりも前に親子連れなどが次々訪れ、過去最高の人出となった。
060204hinata2_1 竹林を伐採して作ったひなたぼっこ広場で田中会長が「ここは野鳥や野草がたくさんみられるところ。冬の里山で森のシャワーを浴びてください」と開会宣言。阿部孝夫市長が「きょうは赤城山、富士山、新宿の高層ビルも見える良い天気。ここは眺めもよく、みんなが手入れをしてすばらしい多摩丘陵が残っている。川崎市は多摩の横山から三浦半島までつづく丘陵地をつなげる『緑の回廊』づくりを近隣の市町村といっしょに取り組むことになった。そうしたことからもここは貴重な場所。きょうはみなさんと一緒に森の恵みのひとときを過ごします」とあいさつした。その後、同会員で造園業を営む小峰明夫さんといっしょに山の安全と豊作を祈る「森の神事」を行い、祭りを開始。
総合的な学習で同地の環境を学ぶ東生田小学校5年生の児童のほか、親子連れなどの参加者が、森の作業体験、ネイチャーゲーム、食事作りなど7班に分かれて作業、うるわし会会員の指導で竹の伐採作業や同地で採れたサツマイモを紙で包んで焼きイモの準備、マキでたいた30kgの米でおにぎりつくりなどにチャレンジ。会場では会員の酒井昭子さんが木の実で作った人形、瀧川信介さんらが描いた絵、写真などを森の中に展示する「天井のない展覧会」も開かれ、親子連れの参加者が熱心に見て回った。このほか、同会員が切り出した竹や木の枝で竹笛、弓作りを指導、竹馬の乗り方や竹とんぼの飛ばし方のコツを教えていた。
約1時間の作業の後は、里山の恵みを味わう「森はおいしい」、参加者は、たき火のそばでおにぎりやトン汁、薫製を味わった。食後は東生田小学校のタイコクラブ、5年生の児童らが「日向山音頭」を披露、全員で「ふるさと」を歌い木々にこだまするハーモニーなど自然に親しむ楽しさを満喫した。

 地域のお年寄りと子どもが作った日向山音頭

060204hinata5 「日向山音頭」は、昨年このまつりに参加した目が不自由な相川みちこさんが体で感じた祭りの雰囲気を大好きな民謡「灘の酒造り」という曲に載せて作詞。総合的学習のフィールドとして日向山を利用する東生田小学校では、音頭作詞を知り環境をテーマに同地で度々学習をしている5、6年生が運動会用に振り付けをして発表。昨年11月に行われた同校40周年記念式典でも披露して好評を博した、子どもと地域のお年寄りが一帯となって作った音頭だ。
学校では太鼓にあわせて輪になって飛び跳ねるように踊ったが、この日は、会場が斜面地であまり広くないため、輪にはならず、観客に振りを見せるにとどまった。

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川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介

Jリーグ開幕を前に、2006年シーズンの飛躍を祈って「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)を川崎市内6カ所で開催します。展覧会では、ホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレの魅力を紹介します。
日程は2月7日から川崎溝の口郵便局を皮切りに、中原区役所と川崎信用金庫本店(13日から)、川崎市役所第三庁舎(2月18日から)、麻生区役所(2月20日から)、多摩区役所(2月23日から)の市内4カ所で開催します。
また、2月25日にはフロンターレの元選手によるトークショーを催すほか、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズ、選手への応援メッセージの受け付けを会場とWebサイトで行います。
この展覧会は、川崎市のイメージアップ事業に選定されました。

趣旨
チーム創設10年目という記念すべき年を迎え、さらなる飛躍が期待される2006年の新シーズン開幕に先立ち、幅広い市民が訪れる公共的な施設で、多くの市民に2005年のフロンターレの活躍とチームの情報、そしてサッカーの魅力をダイレクトに伝える試合の写真を中心に、チームフラッグなどのグッズを掲示、元選手によるトークショー(予定)を開催します。また、チームへの関心を高めるための「2006No.1ゴールクイズ」、選手及びフロンターレへの応援メッセージの受け付けを展示会場とwebサイトで実施します。

事業内容
試合写真の展示=k-pressのカメラマンが撮影した2005年の試合を中心としたプレー中の選手やサポーターなどの大判(A2判ノビ)カラー写真を展示します。枚数は会場の規模に応じて変更します(20枚〜50枚)。さらに、フラッグなどチーム関連グッズの展示も行います。
2006ファーストゴールクイズ=選手の情報(名前、ポジション、背番号、成績など)を印刷した投票用紙を会場などに用意し、2006年シーズンで最初にゴールを決めた選手名の予想投票を受け付けます。また、同内容のクイズをインターネット新聞「k-press」内の専用コンテンツで実施します。
当選者10人に賞品(選手のサイン入り写真)をプレゼントします。当選者多数の場合は抽選とし、当選発表及び選手への応援メッセージを「k-press」内の専用コンテンツに掲載します。

日程
 写真展示
  川崎溝ノ口郵便局=2月7日〜2月28日
  中原区役所=2月13日〜3月3日
  川崎信用金庫本店=2月13日〜2月17日
  市役所第三庁舎=2月18日〜3月3日
  麻生区役所=2月20日〜3月3日
  多摩区役所=2月23日〜3月2日

トークショー
  多摩区役所=2月25日午後2時

主催=特定非営利活動法人k-press
後援=株式会社川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会
協力=川崎市/麻生区役所/中原区役所/川崎信用金庫

問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

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2006年2月 2日

川崎市立多摩病院が開院:初日は206人の患者を診療

060202tamah1JR・小田急線登戸駅近くに完成した川崎市立多摩病院が2月1日開院、天候の影響で初日の受診患者は少なかったが「ていねいに説明してくれた」など患者の印象はまずまずで、順調なスタートを切った。

写真=玄関ロビーで患者の話を聞く亀谷院長(右端、上)。多くのスタッフを配置し、患者の質問に対応する外来待合室(下)

関連記事=多摩病院の施設写真ガイド>

この日は朝から冷たい雨が降るあいにくの天気。外来受け付け終了時の午前11時までに受け付けを済ましたのは153人、複数科で受診する患者もいてカルテ数で約180件だった。紹介状を持ち午後からの専門外来や救急で受診した患者もあり、翌日の午前零時までの1日目の外来は186人、救急車や自分で来院した急患20人と206人が診療を受け、うち13人が入院した。
同病院は、急性期の診療と24時間救急を中心に地域の核となる病院を目ざしており、診療は地域の医療機関との連携が原則で、初日に来院した患者の半数を上回る106人が紹介状を持参していた。ただ、地域の医療機関との連携体制がまだしっかりと整っていないことなどもあり、紹介状がなくても受診できる。3月からは、健康診断も受け付ける。

  スタッフ総動員態勢で開院  院長が玄関で案内

060202tamah2 病院側では、初日はすべての患者が初診のうえ、病院のシステムや院内に不案内という点を考慮し、多くのスタッフを玄関や受け付け窓口に配置して対応。指定管理者となった宮前区菅生の聖マリアンナ医大病院からも数人のスタッフが応援に駆けつけた。初日の午前中は入院患者がいないため病棟の看護師を外来診療部門の応援にまわしたほか亀谷学院長が正面玄関に立って患者の案内役や相談を受けるなど総動員態勢で迎える念の入れよう。
スタッフ集合の午前7時にはすでに患者2人が玄関が開くのを待っていた。亀谷院長が朝のミーティングで「患者様をていねいに迎え、ていねいな診療をしよう」とスタッフに呼びかけた後、7時30分に玄関を開けて来院者を入れた。午前8時30分に外来の受け付けを開始、この日に限り少し早めの午前9時前から診療を開始した。玄関で待機した多くのスタッフは、雨で患者の出足が伸びず肩すかしを食った様子だったが、関係者は「昨年の見学会で2800人の市民が見学しており、混乱を避ける万全の準備を整えた。無事スタートしてほっとした」と語っていた。

  患者の反応はおおむね好評

患者の反応は好評。紹介状を持ち循環器科で受診した町田市鶴川の荒秀雄さんは「医師、看護師などみんな親切でスムーズに治療が受けられ二重丸をあげたい」と手放しでほめた。紹介状を持ち眼科にかかった多摩区中野島の宮坂實さんは「広くてきれいなのにびっくり。雨が降っていたので明日にしようかと思ったが、すいていて早く診察が終わり助かった。病気と症状についての説明が前のところより詳しく、よく理解できた」と安心した表情。病気知らずだったが昨年夏に心筋梗塞で倒れ救急車で横浜市内の病院に運ばれたという中野島の女性は「お世話になった病院は通院に1時間半以上かかる。紹介状はなかったが、いざという時にかかれる近くの病院を探していたので、とりあえず診てもらいました。みんな親切で新しい医療器具も多く、会計も機械で直ぐ終わり楽だった。これから家族と相談してこちらに変わるかどうか決めたい。ただ、バスの本数を増やしてもらいたい」と交通便に注文を付けた。消化器・肝臓内科にかかった菅の女性は「見学会にも参加して開院を待っていた。以前、通院していた大学病院が遠いので最近は行かなくなり、我慢していた」と再診予約を入れたことを明かした。小学生の子どもを整形外科に連れてきた母親は「総合病院に来たことがなかったので、検査であちこち回るのにまごつきました」と話していた。

住所=川崎市多摩区宿河原1—30ー37
電話=044(933)8111(代表)
交通=小田急線・JR南武線登戸駅徒歩3分

【外来の受付時間】
◎平日
 初診=午前8時30分〜11時
 再診(予約のない方)=8時30分〜11時30分
 再診(予約のある方)=8時30分〜16時 
◎土曜(第2・4・5のみ)
 初診=午前8時30分〜10時30分 
 再診(予約のない方)=8時30分〜11時30分
 再診(予約のある方)=8時30分〜12時

【休診日】
◎第1・3土曜と日曜・祝祭日
◎年末年始(12月29日〜1月3日)

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2006年1月31日

麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCD完成:合唱、器楽演奏など8曲を収録

06020101 川崎市麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCDがこのほど完成、なかには、区内の音楽団体や中学生、プロがさまざまな形で演奏した8曲が収録されている。

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「かがやいて麻生」は同区で活動する音楽団体の祭典「麻生音楽祭」が20回を迎えるのを記念して制作した曲。全国から歌詞を公募、最優秀作品に選ばれた横浜市の星合節子さんの詞に、作曲家で昭和音楽大学専任講師の豊住竜志さんが曲を付けた。2006年6月〜8月に開いた同音楽祭で合唱、器楽付きなどさまざまな形で披露され、その後は、あさお区民まつり、古風七草粥(かゆ)の会などで区のイベントで歌われている。
CDは、イメージソング普及を目的に同区とイメージソング政策委員会、麻生音楽祭実行委員会が2000枚制作、区内の学校や町会・自治会、福祉施設に配るほか、希望者に無料で配布する。
演奏は歌が5団体で、斉唱が「ゆりがおか児童合唱団」、独唱が昭和音学大学の赤星啓子さん、混声3部合唱が柿生中学合唱部、女声2部合唱が区内の合唱団体からの選出メンバーによる「『かがやいて麻生』をうたう会」、ポップスが「Far.Eastern.Comets.」。器楽演奏は、「麻生フィルハーモニー管弦楽団」のオーケストラバージョンと金程中学校吹奏楽部のブラスバンド演奏のほか、ゆりがおか児童合唱団ピアニストの大久保洋子さんが演奏するピアノ伴奏曲もあり、歌の練習に使用できる。
担当の区政推進課では、ポップスバージョンをのぞいた全曲の譜面の賃し出しを行っており、2月1日以降に同区役所区のホームページからダウンロードできる譜面もある。問い合わせは、電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

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2006年1月28日

麻生不動院のだるま市:7万人の人出で賑わう

060128daruma1_1 川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、だるま市が開かれ昨年より2万3000人多い約7万人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわい、境内はだるま屋の客寄せの呼び声とだるまに魂入れする威勢のいい掛け声があがっていた。

ことしは土曜日と暖かく穏やかな好天に恵まれ、境内には朝早くから次々と家族連れの客が訪れ、午前11時過ぎにはだるまやお札を求める人でぎっしり。沿道はラッシュアワーに電車並みの人波に、参道の一部が一方通行になる時間帯もでるほど。だるまの売れ行きもまずまずで、寸法によっては早々と売り切れになるだるまもあった。
060128daruma2 だるま屋によると、売れ筋は高さ15〜20cmの5〜7号、価格は2500円から4000円のもの。それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋では、訪れた顔なじみの客が楽しげに価格を交渉したり、だるま屋からふるまわれたお神酒でノドをうるおし、近況を話すなごやかな光景も見られた。
普段は閉じられている本堂は、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。本堂脇では、地元下麻生自治会の役員らが「お炊き上げ」する前年のお札やだるまを受け取っていた。
周辺の道にはだるまをはじめ植木や食べ物、陶器など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は、終日にぎやかな売り声が響いていた。またバス通り添いでは、空き地を臨時の有料駐車場にする家やなかには近所の人と一緒にフリーマーケットをする家もあった。
同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。年に一度の恒例行事のために地元では、境内や参道、周辺道路の雪かきをして準備。当日は、下麻生自治会役員らが本堂脇に前年のお札やだるまを受け取る臨時の受付所を設置して参拝客が持ち込むだるまを整理、翌日に境内でお炊き上げを行っている。

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2月8日に連携記念のコンサート:多摩区の3大学が多摩市民館で

川崎市の「多摩区・3大学連携協議会」の設立を記念したコンサートが2月8日午後5時45分から多摩市民館で催される。
当日は、午後8時30分まで専修大学フィルハーモニー管弦楽団、明治大学マンドリン倶楽部、日本女子大学箏曲倶楽部が3時間余りにわたって演奏する。

連携協議会は、多摩区にある3大学の知的資源と人材を活用し、地域と積極的に連携し、多摩区民と一緒になって地域の課題の解決に向けて実践的な活動を行うことを目的に2005年12月に設立された。
曲目は専大フィルがドボルザーク「新世界」、明大マンドリン倶楽部が「スカボロフェア」「ナタの愛のテーマ」、1970年代懐かしのフォーク・ポップスメドレー、津軽組曲より「夏」ほか、日本女子大箏曲倶楽部がろくだんの調べ、ジブリメドレー、アイネ・クライネ・ナハトムジークほか。
定員は先着550人。

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2006年1月27日

1月29日に麻生市民館で「狂言の会」:山本東次郎さんら3兄弟が出演

町田、川崎市などの狂言愛好家で構成する「ハゲマス会」(森宮康会長)が、1月29日午後2時から小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で重要無形文化財総合指定の山本東次郎さん、則直さん、則俊さんの大蔵流山本家3兄弟とその子息らが出演する8回目の「狂言の会」を公演する。

同会は鶴川駅前の天ぷら屋の常連客に町田市広袴在住の狂言師山本則俊さんがいたことから、なじみ客の明治大学商学部教授の森宮さんらが呼びかけ、山本さんを応援しようと93年5月に発足。古典芸能の世界は髪が薄くなってやっと一人前と言われるように、会も「頭が薄くなるまで活動しよう」と「ハゲマス会」と命名。「品格を重んじ、気魄のこもった芸風」を特色とする山本家の狂言の観賞のほか、狂言にまつわる勉強会を開いている。また、多くの市民に古典芸能を知ってもらうおうと98年から会員らが裏方を担い、自主公演を手がけている。
今回の演目は、「柿山伏」(演者=山本東次郎、則俊さん)、「木六駄」(演者=山本則俊、泰太郎、東次郎、則直さん)、「六地蔵」(演者=山本則重、則秀、則孝、遠藤博義さん)の狂言3題と源平合戦の屋島の戦いの語り「那須」、小舞「暁の明星」「蛸」。入場は、S席5000円、A席4000円、B席3000円、学生2500円で、当日券もある。問い合わせは電話042(791)2345宮川さん。

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川崎フロンターレが初練習:前夜来日のマルコン選手も参加

060127ren_2 川崎フロンターレの2006年シーズンが始まり、1月26日初練習が行われた。
選手、監督、スタッフらは午前9時過ぎに川崎市麻生区片平の練習グラウンドに集まり、「チーム一丸となってがんばろう」とミーティング。全員で集合写真を撮影した後、マルセロフィジカルコーチとマルクス選手を先頭に約30人がランニングで雪の残るグランドで軽く汗を流し、ボールに触れるゲームのような軽い練習と2グループに分かれてミニゲームを行った。

写真=上・雪の残るグラウンドでランニング、下・新加入のマルコン選手(手前)

練習後に関塚監督は「選手達に目標に向かって、結果にこだわっていこうと伝えた 。16日から自主トレしているので、ランニングだけでなくミニゲームをやってみた」と話し、アウグスト選手を後を埋める新加入のマルコン選手については「足下がしっかりしていると感じた」と印象を語った。
060127marujpg 前夜来日して練習に初参加したマルコン選手は、最前列でマルクス選手と話しながらランニング。「世界選手権大会(出場)で来日して、日本でプレーしたいなと思っていたところ、移籍の話が来たので受けた」とチーム加入の動機を話し「良い練習場で強いチームだと感じた。合宿でしっかりフィジカルを付け、早く仲間と慣れたい。ポジションについては監督と話をして自分のプレーをしたい」と新チームへの意欲を見せた。
チームは17日から2月7日まで宮崎県綾町で第一次キャンプを行う。
また、キャプテンには昨年に続き伊藤宏樹選手が、副キャプテンには寺田周平選手と、中村憲剛選手に決まったことが発表された。

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2006年1月25日

1月28日に麻生不動院でだるま市

060125daruma 麻生不動院(川崎市麻生区下麻生801)で1月28日、恒例のだるま市が開かれる。
旧暦で関東地方で最後に開かれることから、「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。ことしは土曜日とあってかなりの人出が予想される。

「とくさ不動」とも呼ばれる麻生不動院では、神棚や火を使う台所に張る「火伏せ」のお守りなどを売るほか、境内や参道には午前8時ごろから地元の「王鶴組 合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまに加え農機具や植木、乾物、焼きそば、お好み焼きなどの食べ物の店がずらりと並ぶ。
当日は小田急線柿生駅などから臨時バスも増発される。

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川崎フロンターレが必勝祈願

06012501 川崎フロンターレが1月24日、川崎大師に必勝祈願を行った。
シーズン最初のこの恒例行事に参加したのは、武田信平社長、福家三男強化本部長、関塚隆監督、コーチングスタッフ、ブラジル人と所用で不参加となった我那覇、久木野選手を除く選手26人。一行は川崎大師・平間寺の内陣で午後3時から同寺の導師の護摩(ごま)法要で必勝祈願を行ったのち、本尊に手を合わせた。
写真ニュースを見る(撮影=藤井隆弘、藤井栄美ほか)>

導師は「平常心という言葉を贈りたい。普段の実力で臨み、ぜひその実力を発揮してもらいたい」と激励の言葉を述べ、護摩札を渡した。また、一緒に祈願をした石渡孝明大師駅前昇栄会会長から武田信平社長にダルマが手渡された。関塚監督は「負傷者を出さないようシーズンを闘えることを願った。必勝祈願するとシーズンが始まったことを実感する」と話していた。境内には、平日にもかかわらず多くのサポーターが集まり今シーズンの活躍を祈り、選手の写真を撮影したりていた。
一行はその後、11のグループに分かれ、大師、川崎、鹿島田、武蔵小杉、鷺沼駅前などの商店街にあいさつ回りに向かった。
武田社長や米山など新入団選手7人は、商店街を上げて熱心に応援する大師駅前昇栄会24件を徒歩で回り、大きなフラッグを掲げる店主らと記念撮影。縁起物を扱う土産物屋さんから金ダルマをプレゼントされたり、豚汁の接待など心のこもった歓待に笑顔で応えていた。ユース出身の鈴木達矢選手は、商店街で市立川崎高校の同級生に偶然出会い、久しぶりの再開に立ち話しをして、背広姿で照れくさそうに記念写真に収まっていた。 最後に立ち寄った若宮八幡神社では、 一人ひとり絵馬に願いを書いて奉納、好成績を祈った。昨年等々力競技場のフロンターレ神社の向きを変えた中村宮司から「怪我がないように活躍してことしは3位、来年は優勝してください」と励まされた。
サポーターやお店の人からサインを求められた米山選手は少しとまどいの表情を見せながらも笑顔で対応、「地域の人とふれあうのは初めての体験だったが、こうした機会をつくるのはいいことだと思う」と感想を語った。
ことしは、鷺沼プール跡地に同クラブが管理運営するフットサル場が4月にグランドオープンことにちなみ初めて鷺沼駅前を訪問、伊藤宏樹選手と原田拓選手が駅前のショッピングセンターのほか3店舗を回った。出迎えたサポーターなどの人だかりに気づいた買い物客や通行人が急いでサインを求める光景も見られた。

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川崎フロンターレが新体制:米山篤志選手らの加入で4位めざす

060125fsin1_1 ことしは4位以内に——川崎フロンターレが1月20日、川崎市高津区久本の洗足学園音楽大学・前田ホールでサポーターを招いて2006年のチーム方針や新加入選手紹介など新体制を発表、高い目標を掲げた。開場には武田信平社長、福家三男強化本部長、関塚隆監督のほか、米山篤志、井川祐介、鄭大世、茂原岳人、久木野聡、鈴木達矢、杉山力裕、木村祐志の新加入の8選手も同席し、それぞれ抱負を語った。

写真=新ユニフォームで前田ホールに立つ(左から)米山、木村、茂原、杉山、関塚監督、井川、鈴木、久木野、鄭の各選手

同クラブは、多くのサポータにチームの考え方を直接聞いてもらおうと2004年から新体制発表にサポーターを招待。ことしは昨年に続き、音楽とスポーツの街かわさきをアピールするために洗足学園で同大学生や教師らの演奏会付きで行われた。平日の夜に開催するのは初めてだったが、校内に入れる午後5時前から寒空の中で行列して開場を待つ熱心なサポーターもおり、約1000人が来場した。
オーケストラ演奏で始まった会見では、まず阿部孝夫川崎市長が「昨年は最終戦で優勝の味を敵側で観ることになったが8位と健闘、大成功だった。ことしは3位以内を狙ってもらいたい。みなさんと一緒に必死に応援してフロンターレを押し上げたい」とあいさつ。また、先ごろ市長室を表敬訪問した新入団選手のひとり、市立川崎高校3年の鈴木選手について箕輪選手に続く川崎の生え抜きの選手となると期待を込めて紹介した。
武田社長は「昨シーズンベスト5の目標を掲げて戦い、残念ながら8位に終わったが、今シーズンにつながるいい成績だったと思う。昨年はリーグ、ナビスコ、天皇杯とすべてベスト8だったが、今シーズンは確実にベスト4をとりたい」と抱負を語った。(J1復帰で)1試合あたりの観客動員数は4500人と大幅に伸びたがことしはさらに1400人多い1万5千人以上に、Challenge the Future(チャレンジ ザ フューチャー)とキャッチフレーズが披露された。
関塚監督は「1年目としては満足のいく成績だったが、もう少し勝ち点を奪っていれば上に行くチャンスはあった。ことしは8位の壁を越えベスト4に加わり、ナビスコ、天皇杯も含めタイトルに絡んでいきたい。等々力での勝率は非常に高いので、アウェイでうまく戦い勝ち点を奪い、10年目の記念すべき時なので優勝を目ざしたい」と決意を示した。アウグストと相馬選手が抜けた左サイドには、ブラジル人のマルコン選手が入ることが発表されたが、具体的には今回の補強でチーム内のレギュラー競争をさらに高めてレベルアップ、昨年の54得点より上回る1試合当たり平均1.6~1.7得点、失点(同・43)を3〜5点減らして1.3ぐらいにしたいと述べた。
同席した福家三男強化本部長は「もっと精度を高いサッカーをするため精進したい。勝ち点にこだわるためにゲーム展開、時間帯などプレーをもっとハッキリさせることが大切。得点は60ぐらいで個人の得点アップも必要」とした上でことしの補強を語った。また、若い選手を育てるためにU—12のチームを作って下部組織を強化していく方針を明らかにした。
クラブ10年を迎える記念イベントとして、昨年11月に行った募金でつくるビッグフラッグのほか、等々力競技場に金属加工した各年の監督・所属選手の集合写真のモニュメントを設置、フロンターレOBとの試合などが発表された。このほか、鷺沼駅前に4月にオープンするフットサル場や新スポンサーにちなんで競技場で米を使った新メニューを増やすことなどが発表された。

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2006年1月24日

川崎市イメージアップ事業に「輝け!川崎フロンターレ展」など8事業が認定

「川崎市イメージアップ事業」に、「輝け!川崎フロンターレ展」(k-press主催、川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会後援)、川崎で撮影された映画・コマーシャルの上映会、公開生放送など8つの事業が決まった。

イメージアップ事業は、市民団体やNPO、企業がことし1月1日〜3月24日までに行う地域の魅力を引き出す情報発信やイベントのなかから川崎市のイメージを高める内容のものを同市が認定、助成金などを出して支援する初の制度。支援の内容は、事業費の2分の1の助成金の交付(最大50万円)、市の広報で事業の普及・広報、イメージアップ認定事業の表示の使用許可の3点。
2005年11月15日〜12月14日まで募集、28件の応募の中から川崎市イメージアップ事業認定審査会が「目的性」「企画性」「先駆性や独創性」「波及性」など総合評価を行った。
第1弾としてアール・エフ・ラジオ日本=ラジオ番組「中本賢のガサガサ探検隊」(通常はスタジオ放送)を川崎区の特設会場に特設スタジオに設置して1月9日に公開生放送として実施。内容は、中本さんが代表を務める「多摩川クラブ」が昨年1月に長十郎ナシを発祥の地・川崎区大師に復活させようと多摩区の生産地から苗木を大師駅前の神社に移植、里返り1周年を祝うイベントなどを実況中継した。
そのほかの認定された事業は次の通り
☆川崎市インターネット放送局=WEB上で川崎市の観光・文化・芸術・スポーツを配信するインターネット放送局を開設・運営。観光、イベント、文化施設など50本の動画を配信。 
☆HOKTーK PROJECT=3月4・5日にラ チッタデッラ(川崎駅前)で、川崎市内で撮影された映画・コマーシャルフィルムの上映会、同時にロケ地に足を運んでもらえるようロケマップを配布。来年度用に「川崎のCM」を募集する。
☆JTB川崎支店=川崎の名所・見所などを刷り込んだクリアファイルを作成し、旅行資料等を入れて顧客や外商セールス時に川崎をアピールする。2月から近隣支店10店舗で配布。
☆はとバス=2、3月に川崎の魅力スポットを巡回して土産、食事ができる日帰りバスツアーを3回行う。
☆横浜エフエム放送=川崎市の魅力を魅力を発信する特別番組2企画を放送。「川崎クルージング」(3月2日)はリクエストを交えながら音楽のまち川崎をフューチャー、「川崎市内街角レポート」(3月2日)は市の魅力的なスポットから人気レポーターがレポート。
☆神奈川県書店商業組合川崎支部=同組合加盟店60店舗で3月1日から川崎の魅力スポットなどを塚らを印刷したショッピングバック(10万枚作成)を配布し、買い物客に川崎の魅力を発信する。

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2006年1月23日

「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」:プロ・アマ4劇団と公募市民らが好演

060123geki3 川崎宿の復興や多摩川、二ヶ領用水の治水事業を手がけた江戸時代の偉人・田中兵庫(別名=丘愚・きゅうぐ、1662〜1729年)の生き方を題材にした創作劇「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」が、川崎市高津区溝口のすくらむ21ホールで1月21日に初演された。公演には、市内のプロ・アマ劇団や演劇関係者が協力、小学生から中高年の公募市民のほか「民藝」のベテラン俳優・今野鶏三さんも出演、約70人が舞台に登った。舞台は、引き続き川崎区や麻生区でも公演される。

写真=上・歌で盛り上げるフィナーレの場面、下・練習後のダメだしの指示を出す演出家の高木達さん(いずれも京浜協同劇団での練習風景)

この舞台は、川崎市文化室が毎年行っている青少年舞台芸術活動事業の一環で、青少年舞台芸術活動実行委員会(鈴木穆実行委員長)と市が主催、市教委が後援する。これまではヤングミュージカルとして小学生から大学生までの公募市民で音楽、ダンスを中心に市内の脚本家らが書いた創作音楽劇を公演してきたが、5回目を迎えることしは、川崎市の社会科副読本にも載っている郷土が誇る偉人・田中兵庫を取り上げ本格的な演劇公演を行うことになった。脚本は実行委のひとり小川信夫さんが、演出は劇団青年座の高木達さんがそれぞれ担当した。
060123geki2_1 作品は「六郷に虹をかけた男」として以前に市内の劇団が公演しており、それを見た演劇関係者からの提案もあって、子どもが出る場面と50歳以降の兵庫の生き方を加筆。子どもだけの出演では、表現するのは難しいとアマ劇団「京浜協同劇団」「劇団川崎演劇塾」のほかプロの「劇団民藝」「人形劇団ひとみ座」が協力、俳優が出演することになった。公演にあたっては、内容を理解するために出演者も参加するシンポジウムや現地調査も行うほど力を入れて取り組んできた。
劇は「川崎宿場の巻」「江戸の巻」「治水の巻」の三部で、川崎宿を復興させて名主となり50歳で江戸の荻生徂徠の門下に入り「民間省要(みんかんせいよう)」を書き、八代将軍徳川宗吉に認められて多摩川などの治水事業を成し遂げるまでの兵庫の業績を、多摩川の反乱、農民の苦しみを体全体で受け取り改革を夢みる名主・源蔵との路線の違い、その意志を継ぎ改革案をかきあげるなど全般を史実に基づいてドラマチックに描いている。
出演者は、昨年10月からスクラム21などで主に土・日曜けいこに入り、子どもたちは、プロの指導者やまわりのおとなの演技力に刺激を受け、表現する楽しさを身につけてきた。4回目の参加の三田和季(菅中1年)は「劇をもっとやりたいと思って参加した。時代劇だけど古くさくなく楽しい」と目を輝かす。せりふもある役についた中原区の大学生中井健太さんは「異年齢の集団の中で、子どもからはエネルギーをおとなからはプロの演技を教えてもらい、いい経験をしている。楽しめる劇なのでぜひたくさんの人に観てもらいたい」と意欲をみせている。
民藝の今野さんは「これまで、劇団と地域をつなぐ活動をしてきたので引き受けた。いい舞台を作るのはプロ、アマのかわりがなく、いろんな経歴の人が混合チームをつくりけいこ場でエネルギーをぶつけるのはとても刺激になる」と話している。
担当の文化室によると、公演初日の21日は雪が降るあいにくの天気だったが300人が入場、翌日は700人とほぼ満席だった。次の公演は1月28日午後6時30分から川崎市教育文化会館、4回目は2月11日午後2時と午後6時30分麻生市民館で行われる。主催者は「川崎の基礎を作り上げた人物のひとりを取り上げた作品なので、多くの市民に観てもらいたい」PR活動にこれまで以上の力を入れており、川崎の北部地区の特定郵便局の協力で局内にチラシを展示、麻生区内の8カ所の郵便局で麻生市民館の入場券を取り扱っている。
入場券はおとな2000円(当日2500円)、子ども(18歳以下)500円。問い合わせは電話044(813)0808川崎市男女参画センター(FAX044-813-0864)または044(200)2280川崎市文化室。

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2006年1月22日

川崎市立多摩病院で開院式:阿部市長らが門出祝う

060121th02 川崎市多摩区宿河原1丁目の川崎市立多摩病院の開院式が関係者など約200人が出席して1月21日に催された。阿部孝夫市長らがテープカット(写真右)を行い、市北部の医療の新しい拠点の門出を祝った。同病院は2月1日にオープン、多摩区の救急病院ゼロという事態はようやく解消される。

多摩病院の施設写真ガイド>

060121th03 この日は朝から雪が降りしきるあいにくの空模様となったが、招待客などが次々と訪れた。
テープカットに続いて、講堂で記念式典(写真左)が行われ、阿部市長が「医療施設が不足している北部医療圏の現状を改善するために造った。災害にも強く、高度医療と救急医療に積極的に取り組み、市民の期待にこたえたい。近隣と連携し安心のできる病院にしたい」とあいさつ、亀谷学院長は「構想から開設まで7年かかったが、市民の熱い期待を肌で感じています。開院後は経営効率の向上に努めるとともに、他の医療機関と緊密に連携し、患者本位や社会貢献、環境にやさしい医療などの病院の理念と基本方針をまもっていきたい。市立病院として市民の期待にこたえられるよう魂を注いでいきたい」と決意を述べた。
060121th04 060121th01 式典の後、訪れた人たちは病院内をまわり、最新式の医療機器や病室などをじっくりと見ながら、スタッフに熱心に質問していた。

(写真左=阿部市長(右)に説明をする亀谷院長(左)、写真右=医療機器に見入る招待者たち)

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すっぽり銀世界:今冬初の積雪

060121snow10_1 1月21日、関東南部では未明から夜まで雪が降り続き、都心では10センチとこの冬初めての積雪を観測した。都心で積雪量が二ケタとなったのは8年ぶり。川崎市麻生区でもすっぽりと白い雪に覆われ、一面の銀世界となったが、休日とあって雪合戦やソリに興じたり(写真)、雪だるまやかまくらをつくって遊ぶ子どもたちの元気な姿も見られた。

フォトニュースを見る>>

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2006年1月19日

高津区役所が昼休みに寄席:1月20日にアマ落語家が一席

区役所でお笑いを一席−川崎市高津区役所で1月20日、寄席「たかつ亭」が催される。

午後12時10分から55分までの昼休みに区役所第一会議室に即席の高座を設け、アマチュア落語家で「さいわい寄席」代表の清流亭いしあたまさんらが先着80人を前にごきげんをうかがう。
最近の落語ブームにあやかろうと企画したもので、昼休みにロビーでコンサートを開いている区役所はあるが、落語は川崎市内では初めて。午後のひとときを笑って過ごすのもオツですよ、参加を呼びかけている。
問い合わせは電話861-3131高津区役所総務企画課。

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2006年1月18日

川崎市立多摩病院:2月1日の開院に向け準備進む

06011801 JR・小田急線登戸駅近くに完成した川崎市立多摩病院(川崎市多摩区宿河原1ー30ー37)が、2月1日の開院に向け準備作業が急ピッチで行われている。1月17日には、病院関係者の立ち会いのもと神官を招き入院患者用の食事を作る給食室の火入れ式も行われた。

写真=受け付けのシュミレーション作業をするスタッフ

関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日)

関連記事>川崎市立多摩病院で開院式(2006年1月22日)

関連記事>川崎市立多摩病院が開院(2006年2月2日)

同病院は市立だが指定管理者制度を採用、医療行為と管理運営は聖マリアンナ医科大学が行う。このほど、亀谷学同大教授が院長に就任した。
同病院18診療科目の外来と入院施設、救急災害医療センターを整備。院内は、体を約1000分割して撮影ができるCTスキャンや心臓専門の手術室など最新式の医療機器を導入している。入院患者の病室は冷たい雰囲気をなくすため木製のロッカーを設置し部屋ごとにトイレとシャワーが備わっており(4人部屋は共用浴室も設置)、予約受け付け、カルテ、薬の処方、検査の結果などすべての情報をオンラインで結んでおり、支払いや器械で行うコンピューターの端末だけで700台以上ある。現在、医療機器はほとんど導入が終わり、医師、看護士、検査技師、医療事務など各スタッフが、外来や入院の受け付け、診療、救急医療などさまざまな場面を想定してシュミレーション作業を繰り返し行い、開院に備えている。
開院時のスタッフは医師約80人を含め約450人、このほか救急部門は専用スタッフ50人が交代で24時間待機する。外来患者は1日約800人を想定しており、入院は8病棟のうち6病棟体制でスタートする。同病院の診療については当初、かかりつけ医の紹介による医療連携を標榜していたが、必ずしも紹介状は必要としない。
外来は午前8時30分から受け付けが行われる。
問い合わせは電話044(210)2177。

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2006年1月13日

寄り添って暖を取るペット:JR川崎駅

06011301_1 JR川崎駅の自由通路で夕方、中年の男性が連れている子イヌの上に一匹の子ネコが乗りもう一匹のネコはぴったり寄り添って暖を取っていた。
通勤客や待ち合わせ客が思わず足を止め、携帯電話で写真を撮ったりしばらく見入ったり、なかにはネコやイヌを触る人で人垣ができるほど。足は止めなくても「イヌは冷たくないんだ」「癒し系ペットだね」と話しながら歩く人も多く、慌ただしい夕刻とは思えないほどなごやかなムード。通勤客のひとりによると、最近よく見かける光景という。

他の写真を見る>


 

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2006年1月12日

川崎フロンターレ鈴木達矢選手が阿部川崎市長を訪問:トップチームへの昇格を報告

06011201 サッカーのU—16、U—17日本代表で川崎フロンターレユース所属の川崎市立高校3年生鈴木達矢さんが、1月12日に川崎市庁舎を訪れ阿部孝夫市長に2006年シーズンからトップチームに昇格することを報告した。

写真(上から)=市長公室でトップチーム昇格を話す鈴木選手(左)、市長と握手、同行の担任北嶋教諭、鈴木選手、阿部市長、高橋校長(左から)、緊張した面持ちの鈴木選手

06011202 鈴木選手は緊張した面持ちで「新人なので一生懸命やってレギュラーとして試合に出られるよう頑張ります。目標は(ポジションが同じ)谷口選手です」と抱負を語ると、阿部市長は「競争してレギュラーを獲り、日本代表になれるようがんばって下さい」と激励した。
続いて行われた質疑応答で、自身の得意とするプレーについては「守備でボールを奪うこと」と自信のほどをのぞかせた。あこがれの選手は、プレースタイルが似ているFC東京の今野泰幸選手。中学2年時にプロに06011203_2 なること本格的に意識して練習に取り組んできたというが、ユースの監督からトッ プチームへの昇格を告げられた時は「小さいころからの夢がかないとてもうれしかった。真剣に考えて決めた」とややはにかんだ表情。表敬訪問には、高橋靖之同校校長、担任の北嶋範生教諭も同行、年代別日本代表に選ばれても鼻にかけず、明るく真面目な学校生活を紹介した。

鈴木選手プロフィール

06011204 鈴木選手は、川崎市幸区出身で塚越中学から市立川崎高校へ進学。1988年2月生まれで17歳、身長170cm、体重63kg。
兄の影響で幼稚園年中時代にサッカーを始め、地元リバーFCに所属しながら小学5年時に川崎フロンターレサッカースクールに入り、中学からはフロンターレユース(U—15、U—18)に所属していた。ユースチームでは守備的MFとして活躍し、年代別日本代表として海外遠征で出場経験を持つ将来有望な選手。
高校1年のころからトップチームの練習にも時々参加、2005年にはサテライト試合にスタメン出場経験したこともあり、2005年10月に昇格内定が発表された。フロンターレが小学生サッカースクール出身でトップチームの選手となるのは初めてのケース。契約期間は2006年2月〜2007年1月。

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2006年1月 9日

川崎フロンターレが「スタートダッシュフェア」

ボランティア記者 藤井栄美

06010901f 2006年川崎フロンターレスタートダッシュフェアが1月8日午後1時30分から、高津市民会館で600人以上のファンを集めて開催された。進行は等々力競技場スタジアムDJのあべはるこさんとフロンターレOB中西哲生さん。

スタートダッシュの写真(撮影=藤井隆弘、藤井栄美)を見る>


トークショウの前にサッカーデモンストレーターの土屋健二さんによるリフティングのデモンストレーションが行われ、「魅せるリフティング」に観客から歓声 が上がった。マラドーナに憧れ究めた土屋さんの技は、サッカーの神様ペレにも認められ、海外のリーグでハーフタイムショウを行うとのこと。その土屋さんいわ くリフティングのコツの一つが「鼻から息を吸い口から吐く」そうすることにより脳に酸素が回り視界が広くなるとのこと。中西さんが「あまりにもボールが吸い 付いているように見えたので」と使用球を確認する場面もあった。
メインイベントのトークショウのゲストはGK相澤貴志選手とMF谷口博之選手。最初にオフをどう過ごしたかという質問から相澤選手の結婚の話が披露され、おめでたい話からのスタートになった。相澤選手は、ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦の際に浴びせたれた相手サポーターからのきついヤジにも「普通にそんなこと言わないでしょ。笑っちゃいました」「試合に出るチャンスが来るかなという予感は無かったが、サテライトでは出ていてちゃんと出来ていたので」と試合に出れない時の練習や出始めてからの自分に対する自信をうかがわせた。
谷口選手は、中西氏に「DFは180度しか見る方向無いけど、ボランチは360度見ないといけないでしょ。怖いでしょ。結構ボール受けてるけど」と振られると「怖いです。簡単なところで受けて、とりあえず見える人に出します。ケンゴさん(中村憲剛選手)がいるので渡すようにしてます」と答え、笑いを誘った。
最終戦のガンバ大阪戦について「優勝したチームを目の前で見てどうだった?」という質問に二人とも「優勝したいという気持ちが強くなった。良かったと思う」「優勝したい」と語っり、サポーターにも「頑張りますので是非試合を見に来て欲しい。応援して下さい」とメッセージを送った。
恒例のプレゼント抽選会ではホーム開幕戦のペアチケットなどのほか、相澤・谷口選手のサイン入り公式ユニフォームに加え中西氏の現役時代のサイン入りの秘蔵ユニフォームも出品され、会場の観客の懸命なアピールに選手も中西氏も当選者を決めるのは一苦労だった。また、多く詰め掛けたサポーターのためにトレーディングカードが200枚用意された。
最後の握手会は当初200人の予定だったが、「フロンターレのサポーターは熱いし、本当に温かい。もっと大切にしなければならない」と語る元ミスターフロンターレ・中西さんの提案で来場したずべてのファンとの交流となった。うれしいお年玉になったのではないだろうか。
プロ6年目を迎えて出場経験も増え、結婚も間近に控えた相澤選手は、舞台に慣れない谷口選手を気遣う余裕を見せるなど落ち着いた様子で受答え、更なる成長を予感させた。一方谷口選手は未だこういった場は慣れない様子で緊張していたのだろうが、試合中の姿からはとても想像が出来ないような独特のリズム感と雰囲気で会場を沸かせていた。
来るシーズンの両選手の活躍を期待したい。

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2006年1月 7日

麻生区役所で七草かゆ:400人が伝統の味楽しむ

06010701_1 地元産の食材で伝統行事を味わって——川崎市麻生区役所で1月7日、麻生産の米やモチ、野菜、炭で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、穏やかな日差しの中で子ども連れの主婦やお年寄りなど約400人が「ふるさとの味」を楽しんだ。

写真=麻生文化協会会員が作った七草の寄せ植え(手前)と粥を食べる親子
あさお古風七草粥の会の写真を見る>

 

麻生区文化協会(杉本長治会長)が無病息災を祈る地域の食文化として多くの市民に体験してもらおうと麻生区役所と共催、3回目を迎えた。テントの中で和服を着た文化協会の女性会員らが午前9時から大きな鍋で米1に対し水7の割り合いで、前日に下準備したダイコン(スズシロ)、カブ(スズナ)、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリを入れ約1時間かけて ゆっくり粥を炊きあげ、早野聖地公園のボランティアが作った炭を使ってモチを焼きお椀に入れて粥を入れて販売。1食100円とあって、湯気に誘われて気の早い市民が開始の11時前に並び始めた。
06010709_2 参加した市民は、広場に設けられたイスに座って湯気の立つかゆをすすりながら「おいしくて体が暖まる」「家で七草をそろえるのは大変なので、ここで食べられとてもよかかった」などと話しており、中には入れ物をもって持ち帰る人もいた。地名のついた昔の特産品の「万福寺ニンジン」の試食も行われ「どこで売っているの」とたずねる人も多く好評だった。
会場には、ことしはじめて炭焼きや食材のモチ作りの写真も展示。市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ歌や「手遊び歌」やなつかしい唱歌を披露。細山お囃子連が獅子舞などを演じて七日正月に花を添えた。会場に用意された羽子板、コマ、ケンダマなどの懐かしいおもちゃで遊ぶ親子連れもいて、参加者は昔のお正月気分を楽しんでいた。

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2006年1月 5日

麻生産の野菜や米で古風七草がゆ:1月7日に麻生区役所で食べる会

川崎市の麻生区文化協会(杉本長治会長)と麻生区役所が、1月7日午前11時から麻生区役所で区内産の食材を使い炭火で作った七草かゆを食べる「あさお古風七草粥(がゆ)の会」を催し、300人で味わう。

使う食材は、文化協会会員が作った米と野菜、区内の畑で採取したセリのほか、同区古沢の田んぼで行われた同区の事業「親子体験農業」で育てたモチ米で作ったモチを使用。早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭を使って、昔ながらの七草がゆを再現、区民とともに味わう。
七草粥は同文化協会が、新年会として細山郷土資料館で催していた行事を、2004年から区民にも参加してもらおうと現在の形に変えたもので、通算20回目を迎える。当日は 市民館入り口横の階段状になった屋外ステージで細山お囃子保会が新年を祝うお囃子(はやし)で盛り上げ、麻生童謡を歌う会がお正月にちなんだ歌を披露、地域をあげての催しとなる。
参加は自由で、かゆは1杯100円、先着300人分を用意する。
問い合わせは044(966)4129杉本さん。

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2006年1月 1日

川崎七福神:7日まで実施

川崎市中原区にある川崎七福神は1983年始まったもので、1日から7日に催されている。色紙(各寺で販売)300円、朱印200円、朱印帳300円(文具屋で販売)。
受付時間は午前9時から午後5時まで。
問い合わせは電話044(711)0729事務局。

◇大楽密寺(布袋尊)
川崎市中原区木月1492 電話044(411)3725
交通=東横線元住吉駅歩15分
鉄骨造りの本堂には4体の布袋尊がまつられている。

◇西明寺(大黒天)
川崎市中原区小杉御殿町1-906 電話044(722)4524
交通=南武線・東横線武蔵小杉駅歩15分
中原街道に沿った徳川家ゆかりの寺。一木造りの大黒天は木食上人の作といわれる。本尊は大日如来。

◇無量寺(寿老人)
川崎市中原区中丸子498 電話044(411)4184
交通=南武線平間駅歩10分
本堂や寺宝は戦災によって焼失、現在の本堂は1954年に再建された。本尊は阿弥陀如来。寿老人の周りには他の七福神もまつられている。

◇安養寺(福禄寿)

川崎市中原区上新城1-9-5 電話044(777)0706
交通=南武線武蔵新城駅歩3分
関東大震災に遭い、仮堂だったものを1966年に再建。本堂は近代的なコンクリート造り。本尊は大日如来。

◇宝蔵寺(弁財天)
川崎市中原区上小田中387 電話044(766)8628
交通=南武線武蔵新城駅歩8分
永正17(1520)年に創建された。閻魔堂、地蔵堂と並んで建つ弁天堂にまつられている弁財天は、江戸時代中期の作といわれる。

◇東樹院(毘沙門天)
川崎市中原区宮内203 電話044(766)5546
交通=南武線・東横線武蔵小杉駅からバス・蔵前歩1分
大きなイチョウなどがある庭の毘沙門堂に、長禄年間(1457~1460年)ごろに発見されたという毘沙門天がまつられている。

◇大楽院(恵比寿)
川崎市中原区上丸子八幡町1522 電話044(411)7327
交通=東横線新丸子駅歩6分
奈良の長谷寺の直轄で、本尊は長谷寺と同じ十一面観世音菩薩をまつる。本堂の釈迦如来像は市文化財に指定されている。恵比寿堂には新旧2体の恵比寿像がある。

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武州稲毛七福神:1月3日まで実施

060101hitifuku2 川崎市の生田仏教界に所属する川崎市多摩区・麻生区の6寺で正月三ケ日に行われる「武州稲毛七福神」がことしも人気。穏やかな元旦には、繁栄や健康など七つの福をもたらすとされる七福神の御利益に預かろうと、散歩を兼ね家族連れで各寺を巡る人が多かった。

写真=上・香林寺(布袋尊)、下・潮音寺(福禄寿)

 

060101hitifuku1_1 1988年に始まった「武州稲毛七福神」は、統一したのぼりや案内板、ちょうちん、専用色紙や朱印を各寺で用意しており、専用色紙700円(各寺で販売)、朱印各100円。期間は、1日から3日まで、時間は午前9時から午後4時。


◇安立寺(毘沙門天)
川崎市多摩区東生田1-27-1 電話044(932)4835
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
同 寺の帝釈天は、源頼朝の重臣の稲毛三郎重成が所有していた。建久年間(1190~1199)に家臣の佐伯民部吉春に伝えられ、さらに飯室の釈迦堂に移され た。永禄年間(1558~1570)に釈迦堂を改めて現在の寺が建てられたという。毘沙門天は本堂横の帝釈堂に安置されている。

◇広福寺(大黒天)
川崎市多摩区枡形6-7-1 電話044(911)3782
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
慈覚大師が承和年間(834〜848)に創建したという古寺。稲毛三郎重成の居館跡で、重成の墓もある。本尊の木造聖観世音菩薩は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の作とされ、平安後期の特色を持つ木造地蔵菩薩とともに県指定重要文化財の指定を受けている。大黒天は本堂に安置されている。

◇盛源寺(弁財天・寿老人)
川崎市多摩区長沢1-29-6 電話044(977)3744
交通=百合ケ丘駅からバス盛源寺または向ケ丘遊園駅からバス病院入口歩1分
1573年久翁力正が開基したと伝わる。この一帯はわき水が豊富で、弁財天はかつて裏の池にまつられていた。現在は周囲に池をめぐらした堂に安置されている。寿老人も本堂近くの堂にある。

◇観音寺(恵比寿)
川崎市多摩区生田7-17-8 電話044(922)2263
交通=生田駅歩3分
旧津久井街道に面した寺の境内には、1396年に立てられた古い碑もあり、歴史をしのばせる。七福神めぐりを始めたさいに、商店などの地元の希望で恵比寿が選ばれた。

◇香林寺(布袋尊)
川崎市麻生区細山3-9-1 電話044(966)5450
交通=新百合ケ丘駅からバス細山交番前歩3分
1525年に南樹法泉和尚が開山。「昭和の五重塔」として広く知られる1987年に造られた五重塔は珍しい禅宗様式。布袋尊は期間中は本堂に安置される。

◇潮音寺(福禄寿)
川崎市麻生区高石2-21-1 電話044(966)5452
交通=新百合ケ丘駅からバス園芸センター下車歩5分、百合ケ丘駅歩10分
永享年間(1429~1440)に日峰禅師が開山。1652年に加賀美氏が現在地に再興したという。本堂にある福禄寿は、中国風服装をしている。

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細山の香林寺境内で伝統の「悪魔払い」

060101sisimai1 川崎市麻生区細山の香林寺で1日午後、細山祭囃子(はやし)保存会による無病息災や豊作や幸運を願う「獅子舞奉納」が行われ、境内の初もうで客に披露された。おとなの踊り手に合わせ、踊り好きの幼児がひょっとこの面を付けてまわると、回りから大きな拍手が贈られていた。

060101sisimai2_1 同保存会は、毎年1月1日に香林寺の近くの細山神明社で新年恒例の伝統行事「悪魔払(あくまぱら)い」を行い、社殿で獅子舞を奉納。その後、香林寺や細山、千代ヶ丘などの新築や結婚・出産などおめでたいことのあった家庭家や福祉施設など10数カ所を回っている。
061010sisimai3_1 「悪魔払い」は、獅子のほか神の使いのキツネやおかめ、ひょっとこの面をつけて舞う踊りで、農村風景が残っていた約40年前は、細山地区の青年団が正月三が日に同地区の各家を回っていたという。現在は元旦だけとなったため、縁起担ぎで、獅子舞の時間にあわせて初詣でに来る人もいるほどの人気だ。

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2005年12月31日

川崎麻生ロータリークラブが青少年ゴルフ教室を開催

051231gorufu1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が12月27日、子ども達を対象に百合ヶ丘カントリー倶楽部で初のゴルフ教室を開き、参加した21人の子どもはプロからクラブの握り方や構え方などゴルフの基礎を学んだ。

写真=プロの指導で短いクラブでボールを打つ子ども

若手女子プロの活躍で話題となったようにゴルフを始める年代が大幅に下がっているなか、同RCクラブが青少年健全育成の一環として「ゴルフの楽しさを知って、マナーも学んで」と催した。会場の百合ヶ丘カントリーは同RC会員でティーチングプロの森茂則さんが経営、麻生区近辺では数少ないジュニアスクールを開いており、子供用のクラブも揃っており子どもたちを教えるのはお手のもの。
051231gorufu2 参加した小学1年生から中学3年まで子どもは、スクール生5人を除いてほとんどがゴルフは初体験だったが、森さんをはじめ井上明プロ、新井好昭プロが足の立ち位置、クラブの握り方、スイングの振り幅などをていねいに解説、時には子どもたちの体に触ってマンツーマンに近い指導をした。はじめはティの上に載ったボールに触れるのが精一杯だった子どもも、1時間30分の教室で150〜200個のボールを打つうちに飛距離が徐々に伸びっていった。
ゴルフ好きの祖父母を喜ばせるためお正月に家族そろってコースに出る予定という麻生区白山の松田浩成君(15)、晃徳君(14)兄弟は、初体験にもかかわらず持ち前の運動神経で100ヤード近くまでとぶようなり「とてもおもしろかった。コースに出る前にまた練習に来ます」とすっかりとりこになった様子。小学2年からスクール生として通っている多摩区三田の西川珠未さん(中学2年)は「昔習った基本を復習できてとてもよかった」とにっこり。
指導者の森さんは「子どもは指導者の言うことを素直に聞き、クラブの重みにまかせて自然体で振るので形も良くなり上達が早い」と話していた。

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2005年12月30日

動物に年賀状を出して:川崎市の夢見ケ崎動物公園が募集

動物たちに新年のあいさつをして——川崎市幸区の夢見ケ崎動物公園がことしも園内の動物たちへの年賀状を募集し、作品を展示する。

この催しは、来園者母子が「動物さんは手紙をもらえるのかな」と話していたのをヒントに2003年の正月から毎年行われており、今回が4回目。毎年、川崎市内をはじめ全国各地や海外から作品が寄せられ、2005年は1819通の年賀状が届いた。色鉛筆やクレヨンで初めて年賀状を書くという幼児の作品も多く、子どもや孫の作品を探しに来る人もいるという。
同園はヘラジカやレッサーパンダなど珍しい動物をはじめ63種、約400点の動物を飼育しており、年中無休の川崎市の施設。6.6ヘクタールの園内には、「富士見デッキ」からの富士山を見ることができるほか、赤穂浪士に関係のある了源寺や熊野神社など由緒ある寺や神社も多く、例年晴れ着のカップルや家族連れが多く訪れる。同園では、正月休みに初詣を兼ね動物と一緒の新年の写真撮影や散歩に来ませんかと呼びかけている。
募集期間は、1月1〜16日で、内容はイラストや絵、写真など動物を題材とした作品でだれでも応募は可能。
寄せられた作品は、1月30日から2月13日まで園内のフラミンゴ舎の柵などで展示する。送り先は〒212-0055川崎市幸区南加瀬1-2-1 川崎市夢見ケ崎動物公園。問い合わせは電話044(588)4030同園。

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川崎フロンターレ、天皇杯準々決勝で浦和に敗れる

051230tennnouhai1 ボランティア記者 藤井栄美

第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝が12月24日開催され、川崎フロンターレは27,000人以上の観客を集めた埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦した。両監督の試合後のコメントにもあったように前半は両チームの持ち味が出た試合となったが、前半の終了間際に一人退場した数的不利をカバーできず、0-2で敗戦。今シーズンを終えた。

写真(撮影:藤井隆弘、藤井栄美)=レッズDF細貝とボールを競り合うフロンターレFWフッキ(上)

天皇杯準々決勝の試合を見る>

相馬選手の最後の写真を見る>

Photo_2 試合は、川崎フロンターレは5回戦(12月10日)横浜Fマリノス戦と同じスターティングメンバー、浦和レッズは怪我のGK都築龍太とFW永井雄一郎、緊急帰国した田中マルクス闘莉王に代えGK山岸範宏、DF細貝萌、FW岡野雅行を据えた布陣となった。前半ロスタイムにこの日2枚目のカードをもらったMF森裕介(写真中央)が退場、後半からMFマルクスに換えMF原田拓を投入して浦和の攻撃を防ぐシステムに変更したが、68分にコーナーキックからFWマリッチに先制点を奪われた。その後、浦和の先制点を守るようなゆっくりとしたボール回しに川崎は前戦にボールが繋がらず、MF谷口博之を長橋康弘、FW我那覇和樹を黒津勝に代えチャンスをうかがったが、83分にDF堀之内聖に追加点を許し、無得点で試合が終了、チームの持つ天皇杯の成績を押しあげることはできなかった。

相馬選手は最後の試合を「楽しむ」

Photo_5 この試合が現役最後となった相馬直樹はいつもの様に前半から全力で戦っていた。岡野とのマッチアップは見ているファンを魅了させ、長い距離をドリブルで上がってのセンタリングは、まだ出来るだろうにと見ている側をうならせるプレーだった。後半残り15分だっただろうか、彼の顔が変わった。語弊があるかもしれないが、純粋にサッカーを楽しんでいるようだった。試合終了の笛が鳴る中、さっぱりとした笑顔で空を見上げた。(写真)
「負けたのに声援を送ってもらえて感謝してます。すごい幸せなことだと思います。1つでも記憶に残るようなプレーをしたい。今日の前半も含めて、見に来てくれた人たちにはそれは残せたと思う。最後までグランドに立てたことも幸せだと思う。」試合後のコメントはその笑顔の意味を語っていたのだろうか。

12月25日チームはいわゆる仕事納めを行った。今季の結果に大手を上げて満足している選手はいないだろう。今年より上へ、選手たちは短い休養期間へ入った。
2006年の川崎フロンターレに期待する。

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2005年12月29日

2005Jリーグアウォーズ:フロンターレの3選手が優秀選手賞

051229awards2_2   2005年のJリーグを締めくくる「2005Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月20日に横浜市港北区の横浜アリーナで開かれ、川崎フロンターレからは優秀選手賞に選ばれたFWジュニーニョ、MF中村憲剛、DF箕輪義信の3選手と関塚隆監督がタキシード姿で参加した。

写真=オーケストラの演奏で登場したタキシード姿のフロンターレの3選手(上)、カクテル光線のオープニング(下)
2005Jリーグアウォーズの写真を見る>

051229awards3 アウォーズには、優秀選手賞に選ばれたJ112チーム30人の選手(怪我と体調不良で、優秀新人賞の3人、J1チャンピオンとなったガンバ大阪の選手、J2優勝の京都パープルサンガ柱谷幸一監 督らが出席、会場は各チームのサポーター約6000人で埋まった。
表彰式はオーケストラの生演奏で選手が入場、川淵三郎日本サッカー協会キャプテン、鈴木昌Jリーグチェアマン、高円宮妃殿下、陸上選手の為末大さん、女優の高島礼子さんらがプレゼンテーターを務め、年間優勝チーム表彰、フェアプレイ個人賞、ベストイレブン、最優秀選手賞などの発表と贈呈式が行われた。

年間33得点をあげガンバ大阪の優勝の原動力となったFWアラウージョ選手が、最優秀選手賞(MVP)、得点王、ベストイレブンの3冠を受賞。Jリーグの発展に貢献した功労賞には、ヴェルディ川崎、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸の3チームで10年間プレーしたビスマルク元選手が、フェアプレー個人賞には、FC東京のDF茂庭照幸選手とガンバ大阪のFW大黒将志が選ばれた。

ベストイレブンなど各賞の結果は>

セレモニー後のパーティーには武田信平社長も出席、「目標には到達出来なかったが、J1復帰1年目に優秀選手賞に3人も選ばれたのは上出来」と喜びを語った後「慣れも出る2年目の方がより難しくなる」と早くも来シーズンに向け気を引き締めていた。

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2005年12月28日

阿部孝夫川崎市長が区役所視察

051227goyooosame 年末の御用納めを前に12月27日、阿部孝夫川崎市長が視察を兼ねて区役所や出張所などを回り、年末で慌ただしく働く職員らに1年間のねぎらをいの言葉をかけた。

写真=麻生区役所保健福祉センターで年末の挨拶をする阿部市長(右から2人目)

この日は、ミューザ川崎シンフォニーホールを振り出しに幸区、中原、高津、宮前、麻生、多摩の各区役所、出張所など10カ所以上視察。午後3時半過ぎに訪 れた麻生区役所では約30分がかりで各課を回り「麻生区の人口15万人は、出雲市などとほぼ同じ。区役所を市役所と思って区長を先頭に縦割りではなく課題 解決にあたってほしい」と前置きしてから業務内容にそった話を付け加え「1年間お疲れさまでした。来年もよろしく。インフルエンザが流行っているので気を つけて下さい」とあいさつ。各職場では、突然の市長視察に驚く職員も多かった。

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2005年12月27日

第45回あさおランチタイムコンサート:マリンバとチェロのハーモニーに聴衆がうっとり

051227cherinnba4 【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 名越輝子

澄み渡った初冬の11月28日、第45回あさおランチタイムコンサートが麻生区役所2Fロビーで開催されました。

写真=演奏するチェリンバの2人

051227cerinnba1 午後12時15分の開演にもかかわらず30分近く前からお客様がみえはじめ、ほどなく用意されたイスは満席に。車イスのお手伝いのボランティアさんには立ったままで聴いていただかなければならないほどの盛況となりました。
051227cherinnba2_1 わざわざ王禅寺からいらしたお年寄りの一団や新ゆりの障害者施設を利用していらっしゃる方々など全回の220人を超える聴衆を前に、マリンバとチェロのアンサンブル「チェリンバ」(マリンバ:山崎史子さん/チェロ:井上真那美さん)の柔らかいハーモニーが会場を包み、和やかな素晴らしい演奏会になりました。
051227cherinnba3_3 マリンバの山崎さんの「観客と一緒に楽しめる暖かい演奏会を」の言葉どおり皆さんご存知の七つの子やアメージンググレース、少年時代などの親しみやすい曲が流れると会場のあちこちから歌声がわき起こり、正に音楽の街あさおにふさわしい手づくりの音楽会が実感できました。
051227cherinnba5_2 当日の裏方のボランティアには男性も大勢お手伝いに来て下さり、回を重ねるごとにこの「あさおランチタイムコンサート」が真に市民の間に根づいてきたなと感激致しました。“緑豊かなあさお”“心豊かなあさお”ホッとするひとときに「この街に住んで良かった」としみじみ思うのでした。

写真(上から)=200人を超える聴衆、チェロの井上真那美さん、マリンバの山崎史子さん、歌唱指導するランチタイムコンサート実行委員の宗いづみさんと辻端幹彦さん(左)

  次回のランチタイムコンサートは1月23日
  ソプラノと二胡のコラボレーション

次回のコンサートは2006年1月23日午後12時15分〜12時45分。高津区のロビーコンサートのほか、各地で活躍する桜井純恵(ソプラノ)さんと、昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡(中国民族楽器)のユニットNIKO'Sによる「新しい年への贈りもの〜ソプラノと二胡の響演」
「踊り明かそう」「ふるさとの四季(メドレー)」ほか

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2005年12月24日

枡形こども文化センター集会室がクリスマス用に飾り付け:地域に貸し出し人気

051224masugata1 川崎市多摩区の枡形こどもセンター(渡辺行祥館長)が、12月18日から25日までの間、集会室をクリスマス向に飾り付けして地域の子ども会などに開放、人気を呼んでいる。

写真=集会室で開かれた乳幼児のイベント「遊びの広場」

Photo_1 集会室は、一方の壁に天井から裏打ちした黒い紙に蛍光塗料で描いた動物や妖精などを描いた高さ3m幅6.5mの大きな絵が壁一面に飾られ、絵が浮き立上がるように青い蛍光灯でライティング、窓は色セロファンで作ったステンドグラス、天井からはセロファンで作ったシェイドーを10数個ぶら下げ、暗幕を兼ねた黒いカーテンには星や靴下などの絵を貼り付けている。床の白いツリーはモールで飾られサンタクロースの人形を置き、メルヘンムードが満点。
Photo_3 この絵は、絵画好きの元館長・作山隆一さんがこ文や学童保育の子どもがクリスマスイベントとして楽しめるようにと、2000年に描き、館にプレゼント。ステンドグラスとシェイドは当時の職員が学童保育の子どもたちなどと一緒に作った。
同館では、これらの作品を生かそうと、開館時から臨時職員などをしている丸山祥子さんらが毎年3、4日かけて飾り付けを行い、館の広報紙で地域の子供会などに利用を呼びかけている。飾り付けは、メインの大きな絵を隔年使用するなど細かい気遣いをしており、利用の子どもたちに好評という。
Photo_6 一般の貸し出しに先立ち、16日には「子育てを考える会 グレープ」(寺田早苗代表)が運営する乳幼児のフリースペース「あそびの広場」が利用。この日は乳幼児34人とその母親が参加し、グレープの寺田さんらのリードで新聞紙を切って雪遊びをしたり、多摩区絵本の会に所属する「読み聞かせ たまちゃん」(山田信恵代Photo_7 表)の中村敬子さんらがクリスマスにちなんだパネルシアター「10人のサンタ」などを演じてクリスマスムードを高めた。フィナーレに、シェイドーと青い蛍光灯の薄暗い光の中でサンタに扮した職員が子ども達にプレゼントを配り始めると、カメPhoto_9 ラで絵をバックにわが子とサンタの写真を撮るお母さんが多かっ た。初めて参加した母親は「ファンタジックな絵で、全体にきれいにディスプレーされていて楽しかった。子どもが幼いので覚えているかどうかわからないけど、記念写真はばっちりです」と笑顔で語っていた。

写真=飾り付け全景、蛍光灯の光に浮き上がる絵、雪遊び、読み聞かせ、プレゼント

2005-12-24 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月18日

川崎フロンターレ箕輪選手が市民ミュージアムでトークショー

051218minowa1 ボランティア記者 藤井栄美

12月10日より川崎市市民ミュージアムで行われている「Let's Go! 川崎フロンターレ展」の選手参加イベントとして、12月18日午後14:00より同逍遥展示空間で、フリーアナウンサー日々野真理さんを進行役に箕輪義信選手のトークショーが開催された。

写真=日々野アナウンサーの質問の答える箕輪選手(撮影・藤井隆弘)

トークショーの写真を見る>

500人の客席に立ち見が出るほどのファンを集め、30分のトークのほか、サポーター有志により企画運営されている「千頭いるか」の贈呈式、プレゼント抽選会、握手会が行われた。
トークショーでは、箕輪選手のイメージは? の問いに会場から「ダンディ」と声が上がると照れ笑いで「すみません」。A代表の東欧遠征については「川崎というチームや自分を良く知っていてくれたのですんなり馴染めた」などと印象を話した。試合中に交わした相手チームの選手との会話や「自分の買い物に行っても、良いなと思うと直ぐに子供服を買ってしまう」という子煩悩ぶりを披露。話が12月24日に控えた天皇杯準々決勝の浦和戦に及ぶと「皆さんへのクリスマスプレゼントにしたい。やっちゃいます!」と力強く語り、ファンを沸かせた。
プレゼント抽選会には、ホーム・アウェイのユニフォーム、Tシャツのほか、「Let's Go! 川崎フロンターレ展」に展示しているA代表で履いたスパイクも出され、観客は懸命に手を上げてアピール。箕輪選手が子ども時代に所属していた川崎市内の少年サッカーチームの少年が「先輩!」と声をかけてTシャツをゲットするなど、盛り上がりを見せていた。
最後は右手指を負傷中のため左手での握手会となったが、一人ひとりていねいに言葉を交わしながら応じる姿は、箕輪選手の人となりを感じさせ、握手を終えたファンがみな笑顔で会場を後にした。

2005-12-18 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月12日

川崎多摩ロータリークラブ:多摩病院に結城天童画伯の絵を寄贈

05121202yuki川崎多摩ロータリークラブ(根本睦雄会長)が12月12日、川崎市役所に阿部孝夫市長を訪れ、来年2月1日に開院する多摩区宿河原の川崎市立多摩病院に飾って患者さんの心身の療育に役立ててと、同区在住の日本画家、結城天童画伯(92)の絵を阿部孝夫市長に贈った。「多摩清流」と題したこの絵は20号で、同クラブがアメリカ・シカゴで創立されたロータリークラブの100周年記念事業として同会会員の結城画伯に依頼した新作。この寄贈に対し、市長からは根元会長に感謝状が手渡された。

写真は(左から)阿部市長、根本会長、結城画伯

関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日)

05121201yuki寄贈には、RCから根本現会長、結城さんのほか、前年度の役員など11人が参加、武弘道・市病院事業管理者、亀谷学・多摩病院院長予定者も同席した。
根本会長は「クラブの誇りである結城画伯が描いた絵を地域の新しい病院に贈るのはうれしい。病院を訪れる人たちが絵を見て心のやすらぎを感じてもらえればうれしい」とあいさつ、結城画伯は「多摩川の近くに住んでおり、水の流れを見ていると制作意欲がわいてきます。この作品は多摩川への感謝を込めて描きました。清くたくましい流れを感じて病いを治してほしい」と作品への思いを語った。
05121203yuki阿部市長は「病院の目と鼻の先に多摩川があり、飾るのにはとてもふさわしい内容」と喜ぶとともに「私も結城画伯の後援会の会員なんです」とファンのひとりであることを披露。この後、自ら市長室の正面にかけた結城画伯の絵を案内、結城さんは久しぶりに見る自作を感慨深そうに見入っていた。
作品は、入退院患者の受け付けを行う医療相談センター受付ロビーに展示される。

写真は市立多摩病院に寄贈された絵画「多摩清流(上)、感謝状の贈呈(下)

2005-12-12 in 03)福祉 ・医療, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

寄稿 リサイクルパークあさお ゴミ焼却炉選定について 

「リサイクルパークあさお」焼却炉選定について、ことし4月に「川崎・ごみを考える市民連絡会」代表の飯田和子さんより寄せられた原稿を掲載します。

協働ですすめるごみ減量が課題
 〜リサイクルパークあさおごみ焼却炉選定をめぐって 
         飯田和子(川崎・ごみを考える市民連絡会)

050728risaikuru1「市民団体がここまでもってきたのはすごいと感動している。」「国策に反対して市の考えを転換させるとはこういうことなのだと勇気づけられました。」
 川崎市は、ごみ溶融を撤回し、市民の主張を取り入れて従来のストーカ炉と決定しました。この3月に説明会を開催。引き続き市民団体もこれまでの活動を報告しました。それを聞いた市民の方が話された言葉がこれです。この時、私の中に熱いものがこみ上げてきました。

 現在、多摩区・麻生区のごみは、王禅寺処理センターに運ばれ処理されています。その建て替え計画をめぐって私たちは1997年3月から8年間にわたり川崎市とやりとりをしてきました。
 建設計画のアセス・環境配慮方法書の段階で(2001年2月)、溶融固化施設(焼却炉がガス化溶融炉あるいは、ストーカ炉と焼却灰溶融の併設)を前提として計画していることがわかりました。ごみ溶融とは何だろうという基本から学習を始めました。
 ガス化溶融炉とは、これまでのごみ焼却とは違って、1300度という高温状態でごみを溶かす炉です。そしてつぎのような問題点が分かりました。
 第1に、安全性を問題視しているジャーナリスト津川敬さんは、ガス化溶融炉を「可燃ガス発生装置」といい、ガス漏れによる爆発の危険性を指摘しています。
 第2に経済性から見ると高くつきます。ごみ質は変動が大きいので、補助燃料としてコークスや灯油が使われ運転コストが嵩み、耐火レンガの補修費もかかります。
 第3に、ガス化溶融炉メーカーはダイオキシンが高温で無害化すると宣伝しましたが、それは間違った宣伝でした。ダイオキシンは排ガス冷却過程で再合成されるので、現にガス化溶融炉でもバグフィルター、活性炭、触媒などを付けています。付けなければダイオキシン対策は充分でないのです。
 第4に、溶融でできたスラグは土木資材や路盤剤になるという触れ込みでしたが、実際には流通できない例を見ました。
 第5に、ごみの減量化計画との関係です。今後は資源分別を推進し、ごみから資源を分けねばなりません。燃やすと高温を得られるプラスチックや紙を分別資源化すれば、ごみはカロリーの低い生ごみが残ります。分別推進の時代に溶融施設をつくって将来どうするのでしょう。しかし、国は、自治体の事情を考慮せず溶融施設のみに補助金を交付するという形で後押ししてきた、そのことが一番の問題点です。 
 050728risaikuru2このようにさまざま問題点があることが分かってきたので、私たちは炉の選定委員会に市民委員を入れてほしいと要望していきました。しかし、受け入れられないまま委員会はスタートしたので(2001年12月)、傍聴を続けました。奇妙なことに「傍聴を認める」という委員会規則があるにもかかわらず、第3回から傍聴すら認められなくなりました。これに納得できず、欠かさず室外に待機しました。
 2002年12月、中間取りまとめでは分離式ガス化溶融炉が選定されましたが、期を同じくして分離式メーカーである三井造船の不正受注事件が報道されました。そこで、市民は傍聴を拒否されてきたので、選定委員会の密室会議で何が話されたか知るよしもない、疑惑に答える場、市民が同等に焼却方式を選ぶ場の設定を要請しました。
 環境局はこれに答えて「市民団体と行政の検討会」を設置し、8ヶ月にわたって8回の会議を開催し、選定委員会の非公開扱いの資料公開を行いました。
 2003年12月に選定委員会中間とりまとめと検討会報告の住民説明会が開催された会場では、ごみ減量の必要性やガス化溶融炉の危険性を危惧する意見が出されました。
 一方、国では、焼却施設補助要件を見直し最終処分場の寿命が15年以上ある場合などは補助対象とすることにしました。川崎市はこれに該当し、従来炉でも補助されることになりました。2004年5月に、再開された選定委員会は、検討会や住民説明会の意見も考えて、従来炉を選定対象に追加して検討。しかも最終報告書では、市の循環型社会構築に係わる政策的な部分が大きいとして従来炉ともガス化溶融炉とも決めず、市に最終判断を委ねました。
 川崎市は2005年2月、ストーカ炉に決めたことを記者発表。さらに報告会開催となり、あわせて市民団体も報告会を開催しました。
 ストーカ炉を選んだことで、市は、ごみ減量施策のさらなる推進に取り組む必要があります。最終処分場を長持ちさせるために、焼却灰を溶融して容量を減らす方法ではなく、ごみそのものを減らす方法を選んだのです。具体的には、PETボトル以外のプラスチック容器包装や、ミックスペーパーの分別収集が未着手です。まずこれに取り組むことです。第2次廃棄物処理基本計画が策定されますが、その実効性が問われます。
 これから減量化を進めるならば、現在4つある焼却場を3つに減らし、橘処理センターか堤根処理センターをなくすことも視野に入れていくべきと考えています。
 ごみ問題は市民と直結しています。恩恵を被るのも市民、影響を受けるのも市民です。市民参加は不可欠です。そして情報を共有し、ごみ減量に向け協働で取り組みたいものです。

関連記事=川崎市が王禅寺のゴミ処理場を建て替え アセス準備書を縦覧

2005-12-12 in 01) 自然・環境, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月11日

川崎市が王禅寺のゴミ処理場を建て替え アセス準備書を縦覧

051211asesu1川崎市麻生区にあるゴミ処理施設「王禅寺処理センター」の老朽化に伴い同市が焼却施設などを新設する「仮称・リサイクルパークあさお建設事業」が、同市環境影響評価(アセスメント)条例の適用を受け、12月16日まで条例環境影響評価準備書の縦覧が麻生区役所など11カ所で行われている。

写真=麻生市民館で行われたアセス説明会

Photo 同センターは1967年に稼働、1986年に建物を残したたまま焼却炉を取り替え、現在、麻生区、多摩区、宮前区と高津区の一部の廃棄物を処理している。「リサイクルパークあさお」は、人口が増え続ける北部地域に焼却施設を新設するとともに新たに粗大ゴミとビンや缶、ペットボトルなど資源化施設を建設し、市全体としてのゴミ処理の効率化を図る。同市では、循環型社会に向けた今後の施策として、プラスチック類の分別やミックスペーパーの分別の取り組みを行い、現在4カ所あるゴミ処理施設を1カ所削減することを目ざすと説明している。(右図は土地利用計画図:クリックすると拡大します)

 2007年から稼働しながら工事 資源化施設も建設

計画によると、処理センターを稼働しながら工事を進めるため、工期は3期に分けて行われる。開発面積は、約5.5ヘクタールで、2007〜2008年度に現在稼働中のセンター南側の丘陵地を造成し、2007〜2011年度に焼却炉(日量450t・最大処理能力、以下同じ)とごみを鉄道輸送するための中継地(150t)を建設、2011〜2014年度に現処理施設を解体し跡地に粗大ごみ処理施設(55t)とびん(50t)、缶(30t)、ペットボトル(12t)のリサイクル施設と環境学習や情報発信を行うプラザ棟などを建設する。
各施設の規模は、ゴミ焼却施設は延べ床面積約27000平方mで高さ約35m、資源化処理施設は延べ床面積12000平方mで高さ16m。いずれも鉄骨鉄筋コンクリート造りで、資源化施設は地球温暖化予防のために屋上緑化を施す。プラザ棟は延べ床面積1900平方m高さ16m、煙突は鉄筋コンクリート造りで高さ100m。このほか、敷地の南側の「健康とふれあいの広場」は、工事事務所などに利用するためいったん壊し雨水調整池を地下化してその上にコナラ、イヌシデ、ケヤキなどの郷土種を中心に緑化して復元、ゲートボール場や広場を作る予定だ。温水プールなどがあるヨネッティ王禅寺はそのまま利用できる。完成後の緑地は約21000平方m。またゴミ焼却で発生するエネルギーを発電し施設内やヨネッティ王禅寺に供給、余剰電力は売電する。
同センター建て替えに当たり、市民からさまざまな意見が出ていたゴミ焼却施設の焼却炉は、従来型のストーカ式が採用され、そのことについても準備書で記述している。
関連記事=《寄稿》 リサイクルパークあさお ゴミ焼却炉選定について 

 大気、悪臭、生物など19項目について影響は少ないと予測

準備書では、大気、悪臭、水質、水象(湧水)、地形・地質、地盤(地下水位)、土壌汚染、植物、動物、緑の量、騒音、振動、景観、日照阻害など19項目について工事実施、完成後の予測を行っている。それによると、
(1)大気=二酸化硫黄、二酸化窒素、水禽などは環境保全目標を下回る、ダイオキシン類は目標値を下回る予測でさらにバグフィルタなどの公害防止設備を導入するなどの対策で生活環境保全に支障がない
(2)悪臭=ばい煙に伴う臭気は目標値を下回り、燃焼温度を900℃以上に維持するので悪臭の発生を防止する、ゴミ収集車両出入り繰りはエアカーテンなどを設置するので、現況と変わらない
(3)水象=造成工事で計画地内の一部の湧水が消失するが、掘削工事で止水性の高い土留壁を用いるので周辺の湧水に影響を及ぼすことはない。計画地内の湧水は水生生物の生育地になったおらず利水状況がない。ゲンジボタルなどの重要な生息域の周辺の湧水についても、保存方法、有効利用について措置を講ずるので影響は及ぼさない
(4)植物=計画地内の表土を保全した郷土種による植栽を行う。保全するコナラ群落は林床管理を行う、新たな実地植物の生育基盤を創出するなどの環境保全の措置を講ずる。注目される種のタマノカンアオイは移植を行い個体を保全する措置を講ずる。
(5)動物=計画地内の表土を保全した郷土種による植栽を行う。新たに形成する修景池など湿地環境を、鳥類、両生類、湿地性昆虫類の生息基盤になるよう配慮する、湿地生態系を創出するなど環境保全のための措置を講ずるので、現況と同様の食物連鎖が保たれ、適切な回復育成を図ることができる。特筆すべきゴイサギ、コサギ、アオゲラなどは消失するコナラ群落が営巣環境の主たる餌場となっていないので造成などによる影響は小さい。ニホンアカガエルなどは棲息環境の一部が消失すると予測するが、表土を保全した上に郷土種による植栽を行い新たな生育環境を創出するので適切な保全が図れる。
(6)緑の量=供用時計画緑肥は率は50.0%で、現況の緑被率41.5%を上回る
などと、全体に影響は少ないと評価している。
また、事後調査については、大気、植物、動物、騒音、地域交通など7項目を工事中や供用時(植物は3年後、動物は5年後)に行うと記述している。

 川崎市、横浜市、町田市の17カ所で縦覧

準備書の縦覧は、12月16日まで川崎市環境局環境評価室、麻生・多摩・宮前の各区役所、生田・向丘出張所、ヨネッティ王禅寺のほか、横浜市役所環境創造局環境保全部環境影響評価課、横浜市青葉区役所、町田市三輪センター・境川クリーンセンターで午前8時30分から午後5時(横浜市は8時45分〜5時15分)まで行われている。準備書に対する意見書は、川崎市環境局環境評価室(〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1)で16日まで(消印有効)受け付ける。問い合わせは電話044(200)2156同課環境評価室。

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2005年12月 9日

川崎駅前地下街通路でフロンターレの試合の写真を展示

051209azeria川崎駅前の地下街「アゼリア」通路に12月9日から川崎フロンターレの試合中の写真やマスコットのふろん太君などが飾られたコーナーがお目見えし、通勤や買い物客が足を止め見入っている。

この場所は、新川通り側にあるガラス張りショーウインドの一角に設けられた「川崎市広報コーナー」。市の施策や事業を広報をするため時々展示替えが行われるが、今回は阿部孝夫市長が会長を務める川崎フロンターレ後援会のPR用として、2005年に活躍したフロンターレの箕輪、我那覇、伊藤、中村、ジュニーニョ、アウグスト、マルクスの各レギュラー選手の試合中の写真10点(A2判、撮影k-press)とタペストリー、ユニフォーム、フロンターレ後援会2006年入会申し込み書が飾られている。展示期間は12月16日まで。また、市役所通り側通路にある市の広報コーナーでも22日から1月4日まで同様の内容の展示が行われる。

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2005年12月 8日

万福寺ニンジン品評会:

051208ninjin2_1川崎市麻生区のかつての特産品「万福寺人参」を復活・普及させようと、麻生市民館で12月3日に6回目の「私たちの、万福寺人参品評会&試食会」(万福寺人参友の会、里山フォーラムin麻生、麻生市民館主催)が催され、小学生、主婦、家庭菜園愛好家、プロの農家など約30人の参加者はニンジンの出来映えを比べ、ニンジンづくし料理を味わった。

写真=全体を比較審査する審査員、ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員

051208ninjin3_5長さ60〜80cmに成長し中心まで朱色をしているこのニンジンは、「万福寺鮮紅大長人参」と商品登録名が付いており、ゴボウのように長く香りや味が強いのが特徴。昭和初期に万福寺周辺で作られていた「滝野川人参(東京大長人参)」を戦後に系統分離、より色鮮やかで長いニンジンとして品種改良に成功。全国農林産物品評会で5年連続1位を受賞、優秀な農産物としてこの周辺で生産したニンジンは種を取る元の「母本」となった。しかし、百合丘団地の造成が始まった昭和30年代後半から作付け面積が減り始めたことに加え、短いニンジンが消費の中心となり、ほとんど作られなくなっていた。051208ninjin4
そうしたなか、郷土の産業を文献で調べていた麻生市民館職員(当時)の岡本剛介さんが今も種が売られていることを知り、地名の付いたニンジンを地元で復活させようと1999年に市民に呼びかけ「万福寺人参友の会」(高橋清行会長)を結成。家庭菜園をしている有志らが栽培に取り組むなど復活に向けた活動が始まり、遊び感覚で2000年に初の品評会”を催した。その後、かつてこのニンジンを作っていた農家の一部も作り始め品評会に参加、年末に軒先販売をしたり、麻生小学校が総合学習で取り組むなど少しずつ広がりを見せている。

上麻生の農家 長瀬和徳さんが金賞

051208ninjin_2品評会には農家や市民が作ったニンジンのほか、長さ77cmと今回一番長かった審査委員長の農業研究家・飯草幸雄さんのニンジンも含めて16点が出品。飯草さん、大井紀雄麻生市民館長ら5人の審査員が形、色、香り、味など各方面から比較審査、上麻生の長瀬和徳さんが金賞(1位・写真中央)に選ばれた。そのほか姿(ルックス)賞は高橋清行さん、香り賞は白井静夫さん、味覚賞に井上清士さん、色彩賞は高橋清行さんが、一般参加者も交えて決める特別賞には、おやじの会「いたか」がそれぞれ選ばれた。
金賞を受賞した長瀬さんは地元農業者で上麻生の区画整理した畑で作り始めて3年目。「いろいろな土が混じり土も深くない畑で、長さが誇れる最良のものを作るのは難しいと思っていたので、金賞に選ばれ驚いている。ことしは秋に雨が少なく土が固くなっていて掘るのに大変だったが、100本の中から選んだかいがありました」とはにかんだ笑顔。農家と友の会会長が賞を占めたなか、特別賞をもらった「いたか」は数少ない市民団体の畑で、宮前区菅生のこども文化センター近くでこどもといっしょにさつまいもなどわずかな野菜を作っている。同会の丸山幸一さんは「ニンジン畑は1坪ほどで、8人が交代で管理している。最初から参加しているが少し上手に育てられるようになった。選ばれてうれしい」と話していた。審査委員長の飯草さんは「ことしは種まきから発芽時の天候に恵まれ、出来を期待したがやや不調だった。畑を深く掘って種をまく時期を守ればいい物ができると思うので、来年に期待します」とからくちの好評だった。051208ninjin
審査後は、友の会会員の山本輝子さん、尾上菊代さん、宮河悦子さんらが作ったニンジンづくし料理を味わう交流会が催され、サラダ、フリーター、かき上げ、、ゼリーやケーキなど10種類以上の料理が並べられ、参加者たちは料理に舌づつみを打ちながら、栽培の苦労話などに花を咲かせていた。また、審査員で漫画家のよだひできさんがした「万福寺人参音頭」などを歌って交流を深めた。

写真(上から)=ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員

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2005年12月 4日

川崎フロンターレはシーズン成績8位

051204furonnta1J1リーグ最終節が12月3日に各地で行われ、川崎フロンターレは優勝争いをしている2位ガンバ大阪を等々力に迎え14時にキックオフ。競技場は両チームのサポーターが駆けつけ、23000人以上の観客が席を埋めた。川崎フロンターレは得点王となったアラウージョなど強力FWを擁し攻め勝つガンバ大阪に一時は同点に追いついたものの、初優勝への執念に燃えるガンバに再びリードされ、目の前で胴上げを見る結果となった。
しかしシーズンの通算成績は15勝5分14敗、勝ち点50で8位。最終戦の負けで成績はやや後退したが、J1復帰1年目としては大躍進をとげた。

写真=フロンターレDF寺田周平(左)の同点のヘディング(上)、後半の途中に交代しピッチに深々頭を下げる相馬選手(下)
最終戦のセレモニーを見る>

試合後はバックスタンド前に設けられたステージなどで最終戦セレモニー。阿部孝夫川崎市長が「等々力で胴上げを見ることになったが、1年目としては充分楽しませてもらった。来年は3位を目ざしてほしい。市も応援するので、競技場に足を運んで」と挨拶、今年限りで引退する相馬直樹選手、久野智昭選手、退団帰国するアウグスト選手が家族などから花束を贈られた。その後、選手、監督、市長らが4列に並んだサポーター800人とハイタッチ。10周年VTR上映などでシーズン終了の別れを惜しんだ。
051206furonnta2_1試合は今年限りで引退する相馬選手がスタメン入り。3連敗で勝ち点1差で首位の座をセレッソ大阪に渡したガンバは立ち上がりから積極的に攻撃、12分にMFアラウージョが先制した。フロンターレは37分にコーナーキックからの攻撃にDF寺田周平のヘディングで追いついた。後半もガンバの攻撃をDF陣が必死で守るが、ガンバのフリーキックをDF宮本恒靖が頭で合わせリード。フロンターレも63分コーナーキックのチャンスにMF谷口博之が同点弾を決めた。しかしガンバは79分にMF遠藤保仁のPKで再びリード、ロスタイムにもアラウージョがこの日2点目のゴールを決め4対2で勝利、セレッソが引き分けたため、悲願の初優勝を果たした。
リーグ戦を終えたフロンターレは、ジュニーニョが帰国したが、残る選手たちは12月10日13時から長崎県立総合運動公園陸上競技場で行われる天皇杯のマリノス戦に向けて意欲を燃やしている。

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2005年12月 2日

川崎フロンターレが新ビッグフラッグ:創設10年記念し制作、募金も実施

051202bokinn12006年11月21日にチーム創設10年を迎える川崎フロンターレをみんなで応援しようと、試合の際に競技場に掲げる新しいビッグフラッグの製作募金活動が12月3日まで行われている。

写真=11月12日の募金活動

この活動は、(株)川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会、川崎フロンターレ連携・魅力づくり実行委員会、サポーターの4者で構成する「川崎フロンターレ創立10周年記念合同プロジェクト実行委員会」(紀中靖雄実行委員長)の記念事業のひとつで、11月12日からホーム試合開催日にサポーターなどの協力で等々力競技場で実施している。
ビッグフラッグは、ホーム試合の時に闘う姿勢を鼓舞するため1階バックスタンドに掲出する客席2500人分(高さ15m、幅75m)と、アウェイでも使えるユニフォーム型フラッグ(高さ15m、幅15m)の2種類で、募金は1口500円。募金協力者には表に「LOVE KAWASAKI☆1997—2006」、裏に「www.frontale10th.jp」と刻印された直径6センチのシリコン製のブルーバンドがプレゼントされる。
反応は上々で初日には1,313,386円が、11月25日現在で3,323,333円とすでに目標の200万円を大幅に越える募金が集まった。募金を希望するファンもいるため12月3日の最終節の試合3時間前から競技場の7ゲート前テント、ホームゴール裏で行うが、募金と引き替えに渡すブルーバンド2000本がなくなり次第に終了する。
このほかの記念事業は、等々力競技場外壁に創設からのクラブ歴代の成績や登録選手名、集合写真などを刻んだ金属製の年間記念モニュメントを設置、市内の商店街路灯へ川崎フロンターレタペストリーの設置、7月1日の市制記念日直近のホーム試合を川崎市市制記念試合と位置づけ創立10周年記念イベントを開催、10個の星をあしらったロゴマークの製作、記念事業の告知や報告を行う公式ホームページ(http://www.frontale10th.jp/)の開設。
記念事業合同プロジェクト実行委員会は、(株)フロンターレ内に事務局が置かれ2006年12月まで活動を行う予定。

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2005年11月27日

宮前区民祭に22万人:家族連れがふれあいや買い物楽しむ

05112701maturi「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に宮前区民祭(宮前区民祭実行委員会主催)が11月27日、川崎市宮前区水沢の川崎中央卸売市場北 部市場で催され、秋晴れに誘われ家族連れなど昨年より1万5千人多い約22万人(主催者発表)がパレードや展示、イベントなどを楽しんでいた。同時開催の 北部市場まつり(北部市場協会主催)では、水産物や野菜、果物、花などが市価よりも安く買えるとあって、主婦などが売り場に詰めかけ、大きな荷物をかかえ て買える人もめだった。

区民同士の交流を深めるきっかけにと毎年、催されているもので、今回で24回目。
展示や模擬店には91にのぼる区内の団体や官公庁、企業などが参加、青果棟前の駐車場などに手作り品や食べ物などのテントがずらりと並び、午前中から客寄せの大きな声が響いていた。
パレードには昨年より3団体多い24団体が参加、川崎市消防局カラーガード隊レッドウィングスを先頭に市場内を東西に横切る通路約400メートルをにぎやかに行進、太鼓やまといの振り込み、踊り、民族衣装の外国人などが沿道の注目を集めていた。
ステージでは、区内の子どもの太鼓や韓国やタイの踊りなどが披露され、舞台の前につめかけた観客から盛んな拍手を浴びていた。
水産棟前の広場ではのみの市が開かれ、区民が不用品を持ち寄って出店、なかには家族で店開き、いらなくなった自分のおもちゃや本などを並べたり、値札書きを手伝う子の姿も見られた。
水産棟では、同市場に入っている卸売り会社などが市価よりも安く新鮮な水産物や野菜、果物などを即売、威勢の良いかけ声が広い場内に響いていた。人気をよんだのが、マグロの解体。2メートルもある大きなホンマグロを10分ほどで切り分ける熟練の技に、詰めかけた人たちは感心しながら見入っていた。解体したマグロはパック詰めにされて販売されたが、新鮮で格安とあって人が押し寄せ、わずか数分で売り切れた。

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川崎フロンターレがFC東京と引き分け:勝ち点50に

05112601soma残り2試合となったJ1リーグ第33節の第1日目、川崎フロンターレはアウェイ味の素スタジアムでFC東京と対戦、1対1の引き分けで連敗を止め、勝ち点を50に伸ばした。川崎フロンターレは、今季限りで引退を表明したMF相馬直樹が久々のスタメン、川崎から駆けつけたサポーターの熱い声援を受け、好守にわたり往年の闘志あふれる粘り強いプレーでファンを沸かせた。

写真=久々のスタメン起用の相馬選手(右)

試合は、3連敗を避けたい川崎はDF寺田周平がひとつ前、相馬を公式戦初の右サイドバックというポジションで起用するなどFC東京に合わせ布陣を変更。立ち上がりから両チームともチャンスを作り出した。22分に川崎のMF中村憲剛がミドルシュートを決めて先制、フロンターレのリズムで攻撃するが、FC東京のGK土肥洋一の好守にはばまれ追加点は奪えなかった。後半、FC東京は早めに選手を交代してカウンター攻撃を仕掛け、78分にFWササがゴール。フロンターレもケガから復帰したMF谷口に換えDF佐原秀樹を投入したが、同点に追いついてからは10試合負けなしのFC東京が怒濤の猛攻。フロンターレは高さを誇るDF陣と相馬と交代したMF久野智昭らが必死に守りぬき引き分けになった。多摩川をはさんでJ2時代から激しい戦いをくり返した両チーム対戦は、全回(7月6日)もスコアレスドローの引き分けに終わっている。
残りはあと1試合、最終節の12月3日は、優勝争いをしているガンバ大阪を等々力に迎え、14時にキックオフ。

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親子で手打ちうどんに挑戦:12月にも年越しうどんの講習会

05112703udon伝統の味を親子で習おうと11月19日、手打ちうどんの講習会が川崎市多摩区の稲田小学校で開かれ、参加した15組38人の親子は真剣な表情でうどん作りに挑戦していた。

手打ちうどん作りの写真を見る>

この講習会は稲田第三地区社会福祉協議会青少年福祉部(兼子勝利部長)が、親子そろってもの作りの楽しさを知ってもらおうと武蔵野手打ちうどん保存普及会川崎支部(池田輝夫支部長)の協力で地区内の子ども会などに呼びかけて開いたもの。
普及会の山田敏徳さんら6人が先生になり、同小の家庭科室で小麦の地粉500gを使い手で軽くこねた後、足で踏みめん棒で少しずつ延ばし包丁で切るまでの昔ながらのうどん作りの作業を2時間がかりで手ほどきした。
05112702udon子どもたちは小麦粉をこねたり延ばしたりするのが粘土細工みたいで楽しいと喜んでいたが、親の方はぜひわが家でおいしい手打ちうどんをと真剣な表情。講師に熱心にコツを聴く姿があちこちで見られた。
昔は体重が重い人ほどコシのあるうどんが作れるとされたため女性は子どもを背負って作業を行ったとの話が披露され、講師に促されて、子どもを背負ったり、姉妹で背中合わせに押しくらまんじゅうのように踏みしめる光景も見られた。粉を寝かしている間には、講師が作ったうどんを試食、「表面がつるっとしてコシがあっておいしい」と大好評。
この日は料理の講習会のわりには男性の参加が多く、息子の颯君と参加した大貫博さんは「これまで本で勉強して何度かチャレンジしたが、実際に教えてもらい粉のかき回し方や踏み方がよくわかった。家でまた作ります」と話していた。

12月11日に市立高津高校で講習会

かつて川崎や武蔵野一帯の水の少ない地域は小麦の産地として知られ、そばよりもうどんを食べる人が多かったといわれる。手打ちうどん保存普及会は、そうした地域の食文化を伝え、市民に関心を持ってもらおうと、2001年に川崎支部が発足、市内の各地で講習会を開いている。
この日も土地の味を知ってもらおうと、東京多摩地区で作られた小麦粉を使った。
同会では12月11日に「年越しは手打ちうどんで」と高津区の市立高津高校で講習会を午前10時と午後1時半の2回催すことにしており、現在参加者の申し込みを受け付けている。
参加費は1000円で定員は各先着20人。申し込みは電話044(987)9149北條さん。

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2005年11月26日

麻生区の市民健康の森で植樹祭&収穫祭:木の調査などに130人が参加

051126asaomori3(ボランティア記者・写真撮影 木村信夫) 

11月20日、川崎市麻生区多摩美の麻生区市民健康の森「麻生鳥のさえずり公園」と隣接する多摩美児童公園で「木の成長を祝おう 2005植樹祭&収穫祭」麻生多摩美の森(麻生区市民健康の森)の会、多摩美みどりの会主催)が実施された。

写真=麻生区健康の森収穫祭でアルプホルンを吹く健康の森会員

051126asaokenkoujpg当日は好天に恵まれ、家族連れ、友だちグループ、西生田小学校の先生や児童など130人が参加。
5つのグループに分かれて、森の清掃、タキギ運び、ヤキイモ準備などを行ったあと各グループで10本ほどを植樹。今年はハギやミツマタ、チャなど修景用の低木を、通路に沿って植え、子どもたちは自分の名前を書いた札を木の根元にさして記念にしていた。051126asaomori2_3
そ のあと、オープン後の過去4年の植樹祭で植えた木の成長調査を、各グループ3本ずつ行った(写真右=写真提供・麻生区地域振興課)。モウソウタケで手づくりした長い物差しで樹高を測定し、4年で 4mを超えている木もあり、成長ぶりを確認し喜んだ。幹の太さ、樹冠の広さ、元気さなどを調べ、その木の特徴について学んだ。調査したデータは台帳に記録 し、今後継続的に調査して積み上げていく。
051126asaomori4収穫祭は斉藤隆麻生区長の乾杯でスタート。森の畑でとれたサトイモを使った芋煮会、サツマイモの焼き芋 をして、実りの秋を楽しんだ。麦茶づくりの体験コーナーには、いい香りが漂った。年々好評の木の葉スタンプづくりでは、子どもたちがたくさん、きれいな カードをつくった。また、今年は、麻生多摩美の森の会会員夫妻のアルプホルンの演奏(写真左)があり、子どもたちは試し吹きさせてもらい、音を出せると大喜びしてい た。

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2005年11月25日

11月27日に宮前区民祭:北部市場まつりも同時開催

宮前区民祭が11月27日午前9時から午後4時まで川崎市宮前区水沢の川崎中央卸売市場北部市場で催される。「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に催されいるもので、今回で24回を迎える。

青果棟前の広場に設けられた特設舞台では、9時の開会式を皮切りに川崎北高校の吹奏楽、南平こども樽太鼓、蔵敷こども太鼓、大塚太鼓、野川親子太鼓・大地などによる太鼓、川崎国際外国人市民ボランティアのアフリカ太鼓、タイ・韓国舞踊、社会福祉法人川崎愛児園の剣舞、宮前エイサー隊、宮前音頭、カラオケなど多彩な演目が披露される。また、10時10分から式典が開かれる。
パレードは11時からで、川崎市消防局カラーガード隊レッドウィングスを先頭に24団体が参加し、みこしや太鼓などがにぎやかに市場内を行進する。
活動や販売には91団体が出店、青果棟前の広場には区内の団体や官公庁、企業、友好都市交流を行っている長野県佐久市などが手作り品や食べ物の販売、金魚すくいなどのゲーム、作品や活動の展示、相談などを行う。また、体力テストも行われる。水産棟前では市民が不用品を売るのみの市や竹とんぼなどの手作り工作コーナーが開かれる。
区民祭に合わせて、例年人気を集める北部市場まつりも開かれ、マグロ、サケなど水産物、野菜、果物、鉢植え、切り花などを販売。マグロの解体ショー、ウォークラリー、福袋販売、卵のつかみ取りなども行われる。
会場へは県営野川南台団地、野川台公園、鷺沼駅から臨時無料送迎バスを運行するほか、宮前平駅からバスを増発する。
主催者側では車での来場やペット連れでの入場は避けてほしいと協力を呼びかけている。
問い合わせは電話044-856-3135宮前区民祭実行委員会。

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麻生市民館で男女参画セミナー:各界で活躍する地域住民が講師

川崎市の麻生市民館が、弁護士の福島瑞穂さんや区内の農業者など各界で活躍する地域住民を講師に男女参画について考えるユニークな連続講座が11月26日から始まり、参加者を募集している。

「男女共同参画セミナー 地域から人間学事始め」は、時代の流れや先行きが読み取りにくい現在、男性も女性も地域で育みあい認め合いながら暮らせる社会に目ざすことを目的にした講座。日程は11月26日から2006年2月11日までの土曜日または日曜日の10回で、時間は原則として午後2時〜4時(12月18日と24日は午前10時〜正午)。会場は麻生市民館と生涯学習財団新百合分室会議室(新ゆり21ビル)。定員は25人(回によって50人)。参加は無料で(材料費などは実費)連続でも2、3回でも可能。申し込みは葉書、FAX、E-mailのいずれかで①氏名 ②郵便番号、住所 ③電話・FAX番号 ④参加する回を記入し〒215-0004 麻生区万福寺1-5-2麻生市民館社会教育振興係 電話044(951)1300  FAX 044(951)1650  E-mail   [email protected]へ送付する。

講座の日程と内容、講師は次の通り
○1回 11月26日=「学びへのエクササイズ」オリエンテーション/こんにゃく体操で心と身体のこりをほぐして語る
    講師=元こんにゃく座代表 竹田恵子さん
○2回 12月4日=「今、日本の社会の現状は?」多様性を理解し、私たちは何を再構築しようとしているのかを考える
    講師=東京工業大学大学院助教授 土場 学さん
○3回 12月18日=「男女共同参画社会を創り続けて行くために」戦後60年を経た今、歴史を振り返り、私たちに何ができるかを考える
    講師=和光大学人間関係学部教授 井上輝子さん 
○4回 12月24日=「万福寺人参でクリスマスケーキづくり!」地域の農業者の暮らしを学び、麻生特産の万福寺人参を掘り、ケーキづくり
    講師=農業者/洋菓子研究家 仁位京子さん
○5回 1月15日=「男性の視点から-もっと自由になろう」偏りのない柔軟な発想を手に入れ、ジェンダーフリーを考る
    講師=学習院大学「身体表象文化学プロジェクト」研究員 田中俊之さん
○6回 1月22日=「身近な地域の市民活動から−地域と自分を見した男たち」会社人間が地域で場を持つことから何が始まったか?
    講師= おやじ考(矢澤耕一さん・ 北島信夫さん)、白山おやじの会(岡部佳文さん)西生田おやじボーイズ( 塩川孝さん)、虹ヶ丘おやじの会        
○7回 1月26日=「身近な地域の市民活動から—こころざしと情熱を自分らしくいかす女たち」 女性は学びと活動をどうつなげてきているか
    講師=多摩川と語る会代表・せせらぎ館館長 田中喜美子さん/さんざし代表 武村桂子さん
○8回 2月1日=「身近な地域の市民活動から— 年金の仕組みや制度を通して」 麻生から発信し、活動を続けてきた力を学ぶ
    講師=ぷらす1(代表 津田好子さん) 
○9回 2月4日=憲法を学ぼう−「みんなの憲法24条』を中心に、一人一人を大切にする社会と法律や制度を学び、考える
    講師=弁護士 福島瑞穂さん
○10回 2月11日=「学びを振り返り明日を考える」互いを尊重し、人生の様々な転機をしなやかに乗り越えていこう
    講師=交渉中

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2005年11月15日

第44回麻生ランチタイムコンサート:歌、ピアノ、ヴァイオリンによるコラボレーション

【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 逢沢 良

05112801concert
9月26日麻生区役所ロビーに於いて第44回あさおランチタイムコンサート(あさおランチタイム実行委員会主催)が開かれました。

05112802concert_1秋雨の降るなか、過去最高と人出とも思える約220人が演奏に耳を傾けた。奇数月の第4月曜日の昼休み、当日の演奏内容も吟味しながら早めにお越しくださる方も増え、市民と行政によるコラボレーションが目指す街つくり事業が浸透してきた手ごたえを感じる。
歌とヴァイオリンとピアノのアンサンブルの 若手演奏家グループ「ミュージックラボ」(犬飼ミチオ=歌、永田サチヨ=歌、古屋カオリ=ピアノ、梶原ヨシエ=ヴァイオリン、鈴木ノモコ=ヴァイオリンの5人)によるプログラムは幕開けのフニクリフニクラの第一声からミュージカル映画「マイフェアレディ」より踊り明かそう、「キャッツ」よりメモリー、オペラ「カウテレリアルスティカオ」より間奏曲、荒城の月、賛美歌アメイジンググレイスと5つの音色の紡ぎ出す糸が綾織りなす音の世界に誘われ次々に奏でられる曲目に載り聴衆はうっとり。
最後に全員で唱和した「赤とんぼ」に秋の光景を味わいながら聴衆が一つになったようである。若手演奏家ミュージックラボが聴衆を巻き込み、音楽を楽しむ試みは麻生区役所ロビーの人と人を繋げる役割を十分に果たしたようであった。
今後更に輪を広げていくことを期待してやまない。

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2005年11月13日

麻生区少年野球フェスタ:桑田投手のコーチに大喜び

05111501kuwata楽しみながら野球の基礎を学んで——現役のプロ野球選手やコーチ、OBが指導する第1回麻生区少年野球フェスティバルが11月13日、川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターふれあいの丘で開かれた。会場には区内の学童野球チームに所属する小学生や野球初心者の親子など約150人が参加、同区在住の巨人軍桑田真澄投手らがボールの投げ方や受け方、野球の基礎をていねいに指導、子ども達は真剣な表情で学んでいた。

写真=子どもに指導する桑田選手(上)、捕手の構え方の指導をする江藤省三さん(下)

野球フェスティバルの写真を見る>

フェスタは同区王禅寺東の元プロ野球選手・コーチの江藤省三さんが理事長を務める「ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)」と水処理センター内に併設されるスポーツ施設などの管理を行う「麻生環境会」(鈴木有理事長)の区内の二つの特定非営利法人が主催、麻生区子供会連合会、麻生区少年野球連盟、川崎市教育委員会が後援した。江藤さんは1966年に巨人軍に入団、中日に移籍し代打として活躍し、巨人、千葉ロッテ、横浜ベイスターズでコーチとして活躍。野球を通じて青少年の健全育成をと昨年12月にJBBA を設立、また来年から活動する社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」のジェネラルマネーシャー兼監督に就任、野球界の活性化活動を行っている。051115yakyuu1_1
講師は、江藤さんのほかテスト入団した大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)で1960年に完全試合をした投手・島田源太郎さん(66)、1984年ドラフト1位で日本ハムに入団し1988年に防御率1位になった投手・河野博文(43)さん、1985年に巨人に入団し今シーズンから内野守備走塁コーチとなった上田和明(43)さんのOB選手に加え、特別ゲストとして桑田投手も1時間だけ参加した。
この日は、区内の学童野球チームの多くが試合に参加していたため予定より30分繰り下げて午後12時30分から開校セレモニーが開かれ、小林時治麻生区少年野球連盟会長、山崎優麻生区子供会連合会長のほか斉藤隆麻生区長などが出席、主催者のあいさつの後、江藤さんが講師の略歴を紹介。子どもたちはまずグランドいっぱいに広がってキャッチボールを行い、桑田投手らが1組ずつ見てまわった後、「キャッチボールの基本は相手のことをを考え胸元に投げ、受ける」「ベルトより上のボールはグラブを上向き、下の場合は下向き構える」などわかりやすく説明、足の位置や構え方子どもたちの身体に触れてフォームなどを実地指導。その後、ポジション別に分かれ、投げ方、フライやゴロの受け方、応用編として走者が出た場合のボールの投げ方などを約3時間指導した。
会場には、試合を終えてユニフォーム姿のまま途中から参加する子どもや主催者に声をかけられ散歩の途中の親子や兄弟も混じりなごやかなムード、終了間際に妹と参加し閉会式後に江藤さんとキャッチボールをした二階堂太郎君(小学5年)は、「遠くまで投げられるるようになった」と感動していた。男子に混じりみどり少年野球でセカンドを守る野球少女の太田千陽さんは「桑田投手にフォームを教えてもらいすごくわかりやすかった。野球がもっと好きになった」とにっこり。
主催者の鈴木有さんは「ていねいに指導と子どもがいきいきしていてよかった。試合の関係で参加者がやや少なく心配していたが、講師からは『やりやすい人数だった』。今後も続け、地域に根付かせたい」とほっとした表情。江藤さんは「子ども達が一生懸命で楽しかった。シーズンオフにならないと講師が集まりにくいので開催時期が限られるが、できればここで毎年開いて定着させ、市内の他地域でもやりたい」と話していた。途中で帰った桑田投手は「子どもには基本とちょっとしたコツで伸び、どんどん応用ができるようになる」とにこやかに語っていた。

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川崎フロンターレが神戸に勝利:5位との勝ち点差は1に

051113furonta1終盤を迎えたJ1リーグ第30節が11月12日に一斉に行われた。川崎フロンターレはホーム等々力にヴィッセル神戸を迎え対戦、3対1で勝利した。チームは前節(浦和戦)の敗戦で連勝記録が途切れて成績が6位と一歩後退したものの、5位のジェフユナイテッド千葉が引き分けだったため勝ち点差が1に縮まり、この先の試合結果によっては、当初の目標5位以内に入る可能性をまだ充分残している。

写真=ジュニーニョ(右10番)の先制点

試合は、川崎フロンターレが8分、フリーキックのチャンスにFWジュニーニョが先制、38分にもやはりフリーキックのチャンスをMFアウグストが正確なキックで決め、セットプレイからの2点でリードで前半を終えた。降格の危機にさらされ1試合も落とせない神戸は、後半63分にFW幡戸竜二がゴールを決めて1点差に迫りMFの三浦淳宏を投入したが、88分にジュニーニョが追加点を上げ再び2点差にした。その後川崎フロンターレは、マルクスに変えてこの日に「今季限りで引退」と発表したMF相馬直樹を入れ、スタジアムのファンを沸かせた。
残りはあと4試合で、最終節の12月3日の前には、1週間(一部8日間のところもある)に3試合とタイトなスケジュールとなっている。
川崎フロンターレの次節は、11月20日14時から長居スタジアムでセレッソ大阪と対戦、次のホームゲームは11月23日15時からジュビロ磐田と対戦する。

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2005年11月12日

雨上がりの生田緑地でにぎやかに多摩区民祭

05111201tamamaturi「この指とまれ」を合い言葉に11月12日、第28回多摩区民祭(多摩区民祭実行委員会主催)が雨上がりの生田緑地を会場に催され、家族連れなどが緑地の各所に用意された多彩なイベントを楽しんでいた。

朝方まで冷たい雨が降り、影響が心配されたが、開会前に雨が上がり、おだやかな秋の陽光に誘われて、次々と市民が訪れ、昼ごろにはふだん静かな会場はどこも人の波でうまった。
岡本太郎美術館下の特設舞台では午前10時から開会式が行われ、川崎善太郎会長が「雨も上がったので、秋の一日を心ゆくまで楽しんでください」とホッとした笑顔を浮かべながらあいさつ。これを皮切りに専修大学フィルハーモニー管弦楽団の金管アンサンブルをはじめ、明治大学生田テコンドー部の演武、日本女子大学フォルクローレ愛好会の南米の民俗楽器の演奏など地元の3大学に、区民による太鼓、ジャズダンス、ボクシングのスパーリング、琉球舞踊などバラエティーに富んだプログラムが次々と披露された。ドラえもんショーも行われ、子どもたちは大喜びで見入っていた。
噴水前と香りの園前の通路の2カ所でも3大学の演奏や演武、手話コーラスに加えエイサー、ロックソーラン、ロックアユタカなどがにぎやかに演じられ、市民の人気を集めていた。
会場内の各所の各所に設けられたテントでは、市民団体や行政機関、大学、企業、友好都市の静岡県岡部町、千葉県千倉町などが出店。市バスの忘れもののカサの即売、白バイの試乗、ロボットの展示、車イスの体験試乗、手作り品の即売などが人気を集めていた。
岡本太郎美術館の母の塔の下ではお楽しみ抽選会が行われ、数百人の順番待ちの長い列ができていた。
緑地内にある日本民家園や岡本太郎美術館は入園料を100円に割り引き、青少年科学館もプラネタリウムが100円で見られるとあって入場を待つ家族連れの姿がめだった。

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2005年11月 8日

麻生区の柿生小で自然エネルギーの出前講座

051108kakiosyou1川崎市麻生区片平の柿生小学校(十鳥良二校長)で10月25日、「自然エネルギーが学校にやってくる」と題した出前講座が開かれ、5年生全3クラス85人の児童が太陽光で作った焼き芋やゆで卵を試食、ソーラーパネル付きのおもちゃの自動車を動かし、楽しみながら太陽光発電などについて学んだ。

同校は2003年に校舎を全面立て替えた際、太陽光発電装置を設置している。また同区では、地球環境保全に向け自分の住む地域でできることをと2002年に麻生区自然エネルギー活用促進実行委員会(飯田和子委員長)を結成、区制20 年記念事業として2003年に庁舎屋上に太陽光発電装置を設置し活用促進事業を展開、昨年ソーラークッカー、燃料自動車、ソーラーおもちゃなどを購入し、区内の小学校で出前講座を行うなど自然・省エネルギーの啓発活動を積極的に行っている。
この日は、同委員会の会員10人が講師やサポート役として同校に出向き、環境をテーマとした5年生の総合学習の時間にあたる3時間目と4時間目に行われた。授業はまず、同校の特別活動室でパワーポイントを使って「地球温暖化と自然エネルギー」について温度があがると水没して住めなくなる地域がでてくることなど、小学生にもわかりやすい内容の講義を約20分行った後、屋上に移動して自然エネルギー実用の「おひさまと遊ぼう」が行われた。
屋上では、委員がおひさまエネルギーボックス、ソーラー燃料電池自動車の実験・おもちゃセットの実演、ソーラークッカー(太陽光調理器)の仕組みを説明。クラスごとに分かれておもちゃの自動車で競争したりイルミネーションの点滅などを体験、約40 分で出来上がったやきいもなど試食、太陽光を威力を味わった。参加した子どもたちは「おもちゃもおもしろかったけど、料理ができるのに驚いた」などと感想を述べていた。
飯田委員長は「子どもたちは理解力が高い。きょうは、お天気に恵まれいっしょに楽しめた。機材もそろって出前講座のノウハウができたので区内の16小学校全部にまわりたい」と話した。
授業の写真ニュースを見る

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2005年11月 5日

麻生市民館で菊花展

05110503kiku_2川崎市麻生区万福寺の麻生市民館野外ステージで麻生菊花会大会が開かれ、連日多くの市民が熱心に鑑賞している。会期は13日までで、展示時間は午前9時から午後5時まで。

写真=大輪の花を観賞する市民(上・下)、市長賞受賞の菊を説明する久保田さん

05110504kiku麻生観光協会の下部組織「麻生菊花会」(久保田啓司理事長)会員32人が丹誠込めて育てた直径20cm以上の大輪、一重、小菊などで、茎の部分が短い「福助」「ダルマ」をはじめ、ストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」の12種類。大会前日の11月1日に川崎北部菊花会理事長の斎藤京蔵さんらが審査、久保田啓司さんの組飾りが川崎市長賞に選ばれた。05110505kiku
5回目のことしは、出品者が昨年より4人増えたが、夏の暑さで開花が遅れ、審査日に間に合わないと出品を見合わせるた人もおり、点数は昨年より6点少ない175点。同会によると、花は全体的に遅れ気味だが、全体的にはレベルが上がり良い出来で、見ごろは6日以降という。
会場では、苗木やたけの短いダルマ、福助なども販売している。また、6 日、8日の午前9時から午後3時まで菊作りの相談も行う。

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2005年11月 3日

川崎市の公式HP内に「Kawasaki Kids Times」創刊:k-pressの指導で市内の小・中学生14人が取材・編集・制作

8221jpg川崎市内の小・中学生が川崎の街や人を取材し、記事と写真で紹介するサイトを制作して発信する「Kawasaki Kids Times」(かわさき・キッズ・タイムズ)が11月4日に創刊されます。

写真=コンピューターで学習(上)、取材中の子ども(下)

川崎市の公式ホームページに設けられた「こどものページ」 内のコンテンツ(番組)のひとつとして運営され、創刊号には「アジア起業家村」「かかしまつり」「川崎市フルーツパーク」「川崎フロンターレ」の4本の記 事が掲載されています。取材から制作までのすべて子どもの手で行われたサイトが行政のホームページに掲載されることは珍しく、各方面から注目を集めることに なりそうです。「Kawasaki Kids Times」は、市が制定した「子どもの権利条例」を実現する行動計画「子どもの意見表明・参加」として位置づけられた新規事業のひとつです。子どもが見たり、聞いたり、調べたりした情報を発信する技術を身につけることを目的に、川崎市市民局人権・男女共同参画室子どもの権利担当が催した「インターネット新聞をつくろう」に参加した小学5年生13人と中学2年生1人が制作しました。タイトルやロゴも意見を出し合って決め、子どもたちの感性や思いが込められています。
830_28月22日から10月23日までのべ13回開かれた講座は、夏休み中に基礎編、9月と10月に応用編に分けて行われました。
取材とサイト作りの指導は、川崎市と狛江市を主な対象エリアにインターネット新聞を発信しているNPO法人「k-press」のスタッフがあたり、川崎の市民活動団体やボランティアグループのホームページ制作のお手伝いをしている「Webかわさき(http://www.web-k.jp/)」がコンピューター指導のサポート役を担当しました。
参加した子どもたちのほとんどはサイトを作るのは初めて。基礎編では、インターネットやホームページ、取材の心構え、カメラの操作法などについての基礎知識を市立川崎商業高校のコンピューター室で学びました。続いて、全員が幸区の夢見ケ崎動物公園に出かけ、一眼レフタイプのデジタルカメラや望遠レンズを使って動物の写真を撮影、飼育担当者から話を聴くなど、記者活動を体験しました。この取材をもとに、商業高校のコンピューターを使って記事の執筆、写真の加工、サイト作りを行いました。子どもたちが初めて作成したページは、「創刊準備号」として14人それぞれが記事を書いた「夢見ケ崎動物公園に行ってきました」という名称ですでに「こどもページ」にアップされています。

フロンターレ我那覇選手のインタビューやフルーツパークなどを紹介

後半は、基礎編で覚えた知識をもとに「創刊号」の作成が行われました。参加者が希望する取材テーマを選んで4つの班に分かれ、現地に出向いてイベントや施設を取材、フロンターレの我那覇選手や関塚監督、ベトナム人起業家にインタビュー、写真撮影も行いました。続いて、幸市民館日吉分館で(株)富士通の協力で借りたノートパソコンを使って記事、写真、イラスト、サイト制作などの役割を分担し、サイト内のカットの一部もコンピューターで描いており協力し合って作り上げました。
今後は、講座に参加した有志の子どもたちで第2号を作る計画もあり、子ども記者の活躍が期待されます。

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川崎フロンターレが天皇杯4回戦に快勝

051103tennouhai1jpg_3第85回天皇杯の4回戦が11月3日に全国14の会場で行われた。4回戦からはJ1チームも参戦、川崎フロンターレはホーム等々力競技場午後1時からJFLの佐川急便東京SCと対戦5対1で勝ち、5回戦に駒を進めた。
写真=川崎フロンターレFW我那覇(左)の同点弾
写真ニュースを見る


終わってみれば川崎フロンターレのいつもの勝利パターンだったが、前半は格下の佐川のペース。
試合は、3回戦でJ2のコンサドーレ札幌を下してJ1から初の勝ち星を奪いたい佐川が、ボールを左右に散らして繋ぐ早い攻撃と堅い守りでフロンターレを翻弄、前半16分に佐川FWの堀健人が先制点を決めた。その後もフロンターレのパスがなかなか通らず、何度か訪れたチャンスもオフサイドとなり佐川がボールをキープする時間が長かったが、前半終了間際の44分にフリーキックからのチャンスをフロンターレのFW我那覇和樹が頭で決め、同点に追いついた。
後半は、立ち上がりからのチャンスをなかなか得点に結びつけなかったフロンターレが58分、ジュニーニョがすばやいドリブルをゴール前に運んでシュート、勝ち越し点をあげた。この得点でフロンターレはようやく目覚め、中盤でボールを奪って攻める佐川の攻撃を大型DF陣が潰した。79分にフロンターレMF原田拓と交代したMF久野智久が運動量の落ちた佐川に身体を張ったプレーでチームにカツを入れ、フロンターレの猛攻が始まった。84分に我那覇が左足で決めてイケイケムード、86分にはジュニーニョからのパスをMFマルクスが決めて試合を決定づけた。その後89分にも佐川GKのファールで得たPKをジュニーニョが決め5対1と快勝、J1(29節時点)で6位の力を見せつけた。
試合後、関塚監督は「天皇杯の初戦は(格下相手で)精神的に難しい入り方となると思っていた。先制されたが前半で追い付くことができ、後半は落ち着いて試合に臨め、2点目を取ってからはわれわれのリズムでできた。(この勝利を)リーグ戦につなげたい」とコメント。
リーグ戦は、終盤に入って残りがあと5試合を残すのみ。次の試合は11月12日午後4時から等々力でヴィッセル神戸と対戦する。

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2005年10月29日

麻生区で11月13日に野球フェスタ:元プロ野球選手らが指導

051028yakyu1_2川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで11月13日、同区王禅寺東の野球評論家で元プロ野球選手江藤省三さんやプロ野球のOB選手らが野球の基礎を指導する初の野球フェスティバルが開かれる。

写真=ジャパン・ベースボール・アカデミーの野球教室(右端が江藤さん)

フェスタは野球を通じて子どもたちの健全な心と体の育成を目ざそうと、江藤さんが理事長を務めるNPO法人ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)と水処理センター内のグランドなどの市民利用施設の管理などを行うNPO法人麻生環境会(鈴木有理事長)の区内の2団体が主催、川崎市教育委員会、麻生区子ども会連合会、麻生区少年野球連盟が後援する。
会場は同センター内ふれあいの丘(水処理施設屋上)、時間は正午から午後4時までで、原則として麻生区内に住む小学生とその親が対象。ボールの投げ方や受け方、バットの持ち方やバッテングなどふだん野球に親しんでいたい子にもわかるような野球の基本を江藤さんのほかJBBAに所属するプロ野球OB選手4、5人が指導する。参加は、グラブ持参、運動ができる服装で、無料。雨天は中止。

プロ野球選手OBの江藤省三さんらが設立したNPOが地元麻生区で活動

051028yakyu2江藤さんは、1942年生まれで中京商業(現・中京大付属)のキャプテンとして春・夏の甲子園に出場、慶応大学野球部で2塁種として4季連続ベストナインに選ばれ、1966年読売ジャイアンツに入団。1969年に中日ドラゴンズに移籍し1976年に現役引退した。1981年からジャイアンツのコーチを振り出しに横浜ベイスターズ、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズヘッドコーチを歴任した。
野球人気がやや低迷していることを憂慮し、野球の楽しさ教えファンのすそ野を広げようと、2004年12月に野球界で初のNPO法人を取り、元プロ選手を講師に神奈川県内などで野球教室を開いている。また、NPO活動とは別に本格的に野球に取り組む人向けに来期から活動予定の社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」の監督にも就任、野球界の底辺を広げる活動を行っている。
今回のフェスタは、20年住んでいる同区内で地域貢献をしたいと思っていた江藤さんと、水処理センターの市民利用施設管理以外に同所で青少年の健全育成となる目的にする麻生環境会との出会いで話が進み実現した。
江藤さんは「これまでの経験では、野球場に気後れする人もいるので(今回の会場は)ぴったりの場所。少年野球チームなどに所属していない子どもたちにもぜひ来て、楽しさを知ってほしい。区内には10人を越すプロ野球選手OBが住んでおり、将来はここを拠点に、川崎市内全域で同様の催しを開きたい」と話している。
問い合わせは、電話044(988)1234杉本さん。

写真=夢を語る江藤省三さん

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高津区民音楽祭:29日は前田ホールでパイプオルガンをバックに250人が合同演奏

川崎市高津区で10月29日と11月12日に高津音楽祭が催される。ことしは初日の29日に洗足学園前田ホールで、プロが演奏するパイプオルガンをバックに参加団体有志による本格的な初の合同演奏が行われる。

同音楽祭は、音楽愛好会の交流と輪を広げる目的で、魅力ある区づくり推進事業の一環として高津区文化協会、洗足学園音楽大学、高津JAZZ協会、高津市民合唱団、高津市民オーケストラの代表で構成する「高津区民音楽祭運営委員会」などの主催で開かれことし16回目を迎える。出演は、区内などの幼稚園、小学校、高校、大学、ママさんコーラス、混声合唱、器楽演奏グループ27団体とパイプオルガンのゲスト奏者荻野由美子さん。内容は、クラシック・合唱の部は29日正午から前田ホールで19団体と有志の合同演奏、フリージャンルの部は12日午後1時30分から高津市民館大ホールで邦楽、ジャズ、ハワイアン、ポピュラーなど8団体の演奏と出演者と観客の全員合唱。
ことしの目玉となる合同演奏は、29日のプログラム最後。合唱9団体約200人、高津市民オーケストラ約50人が出演、荻野さんのパイプオルガン演奏をバックに、モーツァルト「ァヴェ・ヴェルム・コルムス」とヘンデル「『メサイヤ』よりハレルヤコーラス」を演奏する。
入場は無料。問い合わせは電話044(861)3140高津区役所区民協働推進部地域振興課。

プログラム
○合唱・クラシックの部=10月29日 洗足学園前田ホール
 (JR武蔵溝口駅徒歩8分)
洗足学園音楽大学打楽器アンサンブル
コール・フォレスト
F. Saxophone Quartet
川崎コミュニティー・クワイヤー
コール・アゼリア
AMP
川崎めぐみ幼稚園 プリムローズ
コール・サンエコー
高津オカリナの会
フラワーコーラス
高津弦楽アンサンブル
Handbell Sherry
コーラスいずみ
高津メンネルコール
ラ・フルール・ドール
梶ヶ谷女声コーラス
高津市民合唱団
高津市民オーケストラ
ゲスト演奏・荻野由美子さん
合同演奏  

○フリージャンルの部=11月12日 高津市民館大ホール
 (JR武蔵溝口駅徒歩1分 ノクティ2・12階)
琴伝流 琴望会 橘グループ    
モウ・マン・タイ             
音楽工房ZOO             
ブルースカイズ(高津ジャズコーラス)
鈴カステラ                
マウイ・アイランダース   
末長小学校PTAコーラス&コーロ・アニマート 
川崎市立高津高等学校 吹奏楽部      
全員合唱

ホームページはhttp://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/oshirase/2005nend/10/1018.htm

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2005年10月28日

麻生区と宮前区でJAセレサ川崎がコスモス景観会:最終日は摘み取りも

05102801cosmos川崎市麻生区古沢と宮前区野川でコスモスが見ごろを迎え、訪れる人たちの目を楽しませている。セレサ川崎農業協同組合が、2カ所の休耕田や畑で栽培、市民に秋の花を楽しんでもらい、都市と農業の共生をめざそうと催しているもの。 古沢では10月24日から29日まで、野川では30日まで実施、両会場とも最終日の午前9時からは摘み取りも行う。
◆写真ニュースを見る

古沢のコスモス畑は、小田急線新百合ケ丘駅から徒歩15分ほどのところにある畑3カ所。ピンクや赤、白、薄緑などの花が一面に広がっており、訪れた人たちは静かに花を眺めたり、写真を撮ったりして、秋の風情を楽しんでいた。
問い合わせは電話044(877)2509セレサ川崎農業協同組合営農課。

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2005年10月24日

川崎フロンターレが6連勝で5位に浮上:代表帰りの箕輪が先制ゴール

051025furonnta1_1川崎フロンターレが10月23日の第28節で連勝記録を6に伸ばし、勝ち点46(14勝4分け10敗)で順位を5位に押し上げた。チームは後半戦を8勝2敗1分けと絶好調で、シーズン当初の目標(5位)圏内入りを果たし、さらに上を狙えそうな勢いだ。

写真=3点目を決めたマルクス(左)と祝福するジュニーニョ(中央)、久野(右)

この日の対戦相手は、今シーズン開幕試合で闘った柏レイソル。5年ぶりのJ1とアウエーのため堅さが目立ち終了間際に同点に追いつくのがやっとだったのに対し、今回はこのところ負けなしのホーム。日曜日久しぶりの天気で観客は18000人以上入り、大きな声援を繰り広げた。
試合は、前半20分にゴール前のこぼれ珠を代表返りのDF箕輪義信がドンピシャのヘディングシュートで先制点を奪うとイケイケムード。42分にはFWジュニーニョが柏DF小林祐の一発退場ファールでもらったPKを自分で決めて2点差で折り返した。後半は、1人少ない柏が立ち上がり果敢に攻めたがしだいに運動量が落ち、81分にマルクスが試合を決定づける3点目をたたきだした。柏は84分にレイナウドがPKで1点を返し完封勝利にはならなかった。
次節は、10月29日15時30分から勝ち点1の差で4位につける浦和レッズと埼玉スタジアムで対戦、次のホームゲームは11月12日16時からヴィッセル神戸と対戦する。

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宮前区市議補選は自民の山内和彦氏が当選

川崎市議会議員の宮前区補欠選挙(被選挙数1)が10月23日に行われ、即日開票。新人3人と元職1人の争いは自民に軍配があがり、自民党公認の自営業山内和彦氏(40)が、民主党公認のフリーアナウンサー太田公子氏(57)に1010票差を付け初当選した。投票率は、35.07%。

同区の市議の補欠選挙は、2004年7月に行われた参議院議員選挙に同区選出(定数10)の小泉昭男氏(現参議院議員・自民)が出馬するために辞職、欠員となったいたために行われたもの。
補欠選挙の選挙の結果は

 山内和彦    自民・新    20,544
  太田公子    民主・新    19,534
  渡辺あつ子    ネット・元       9,523
  藤井一夫    共産・新       5,790

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2005年10月23日

川崎市長選挙、阿部氏が再選

051023任期満了に伴う川崎市長選が10月23日に行われ、阿部孝夫氏=(62)=自民、民主、公明、社民推薦が大差で再選した。
投票率は、36.32%(男35.33%、女37.37%)で全回より0.44%下回った。
写真は支持者とバンザイをして再選を喜ぶ阿部氏

確定得票は阿部氏が229021票、岡本氏137767票で、阿部氏が現職の強みを発揮、組織票を固めて9万票以上の大差で当選した。岡本氏は出遅れが響き、差を詰めることができなかった。

2005-10-23 in 06)政治, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

川崎市長選挙、きょう投票日

任期満了に伴う川崎市長選が、欠員による市議会議員の宮前区補欠選挙が10月23日の午前7時から午後8時まで行われ、即日開票される。
立候補しているのは、無所属新人で神奈川労連副議長の岡本一氏(60)=共産推薦と、現職・阿部孝夫氏(62)=自民、民主、公明、社民推薦の二人。
岡本氏は福祉の充実を、阿部氏は4年間の実績を訴えている。
宮前区補欠選挙(被選挙数1)に立候補しているのは、新人のフリーアナウンサーの太田公子氏(57)=民主公認、自民党市連役員の山内和彦氏(40)=自民公認、共産党地区委員藤井一夫氏(65)=共産公認の3人と元市議の渡辺あつ子氏(52)=神奈川ネットワーク運動公認の4人。
開票は、午後9時10分からで11時ころには態勢が判明する見込み。

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2005年10月19日

多摩市民館がイベントの裏方を学ぶ講座:参加者募集中

川崎市多摩区の多摩市民館が舞台イベントのプログラムや進行表作りのほか同館大ホールで2月に催すイベントの運営やゲネプロなど裏方を実践で学ぶ「イベント・プロデュースの基礎を学ぼう」を11月から来年2月まで開講、参加者を募集している。

講座は、基礎編と実践編の2部構成で、イベントを作り上げる喜びと地域活動に役立つスキルを学ぶ。基礎編はスケジュールと役割分担、ポスターとチラシづくり多摩市民館ホールの舞台裏の探検のほか、同館で行っている講座「脚本づくりのワークショップ」、「演劇わーくしょっぷ」などについても学ぶ。実践編では2月19日に開く平和・人権イベント「たまんちゅ交流集会2006」の運営に向け、当日用のプログラム、進行表を作り会場の準備などを行う。
講師は(財)かわさき市民活動センター理事長の小倉敬子さんや東京舞台照明スタッフなど。日程は、11月6日から2月26日までの隔週日曜日(1月1日はのぞく)午前10〜12時までと2月18・19日午前10時〜午後5時の10回。対象は、市内在住・在勤・在学の15歳以上の人で、定員は20人。受講料は無料。申し込みは、電話または直接来館する。
問い合わせ・申し込みは電話044(935)3333多摩市民館「イベント・プロデュースの基礎を学ぼう」担当。

関連記事=多摩市民館で脚本づくりワークショップ

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多摩市民館で脚本づくりワークショップ:民藝のベテラン俳優が指導

川崎市多摩区の多摩市民館が11月から、平和・人権学習の一環として日常生活のなかで感じている思いを脚本に表現する「脚本づくりのワークショップ」というユニークな講座を開講、参加者を募集している。完成した脚本は、2006年2月19日に開く平和・人権イベント「たまんちゅ交流集会2006」で発表する演劇作品の候補となる予定だ。

講座は、脚本を書くのがはじめてという人を対象にした入門編で、同区中野島に住む劇団民藝のベテラン俳優・今野鶏三さんが受講者の平和への思いなどを題材に話し合いながら指導にあたる。今野さんは、麻生区の朗読グループによる「この子達の夏」指導・演出、同館の高齢者教室「語りつごう!それぞれの戦争」の講師を務めるなど、以前から地域に根ざした朗読サークルの育成、構成台本づくりなどを熱心に手がけている。
日程は、11月6日から12月18日までの毎週日曜日午後2〜4時までの7回と、2月19日の「たまんちゅ交流集会2006」の舞台を観賞後、平和への思いや人権問題について考え、講座を振り返る予定。対象は、市内在住・在勤・在学の15歳以上の人で、定員は20人。
講座の初日に普段感じている平和への思いや身近な人権問題を簡単にまとめて持参する。受講料は無料。申し込みは、電話または直接来館する。
問い合わせ・申し込みは電話044(935)3333多摩市民館「脚本づくりのワークショップ」担当。

関連記事=多摩市民館がイベントの裏方を学ぶ講座

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2005年10月18日

生田緑地内のばら苑:見ごろは10月25日以降

川崎市多摩区の生田緑地内のばら苑は、10月20日から一般公開されるがこのところの雨の影響で開花がやや遅れ、見ごろは25日以降となる見込み。

同苑によると秋のバラは春に比べて一株につくツボミは半数ほどだが、気温が低いため長持ちするという。約440種の秋バラのうち早く咲くのはホワイト、イ エロー系の花で、その後だんだん咲きそろう。ことしはロイヤルファミリーの名前の付いた大輪のバラは、つぼみの数も多いという。

関連記事=ばら苑フォト日誌
関連記事=生田緑地内「ばら苑」が10月20日から公開

 

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柿生連絡所で高齢者と子どもの陶芸作品展:

051018topugei1_1川崎市の麻生区役所柿生相談所の展示スペースで9月20日から10月20日まで区内の老人福祉施設で催される陶芸クラブに参加する小学生から身体の不自由なお年寄りが制作した作品を展示、人気を集めている。

051018tougei2これらの作品を制作したのは、同区上麻生の介護老人保健施設「つくしの里」入居者17人とデイサービス利用者10人のほか、同所や福祉パルで開く造形教室「みんなのアートクラブ」に参加する小・中学生5人で、合同作品展は初めて。
つくしの里の陶芸クラブは、入居のお年寄りの余暇活動として同区金程の陶芸家坂秀子さんに指導を依頼し昨年4月に始まった。当初は入居者だけの活動だったが、認知症のお年寄りが生き生きする、不自由な手を懸命に動かすなどのリハビリ効果の評判や施設内で展示した作品を見たデイケアに通うお年寄りからの希望で、ことしの夏から通所の人を対象にしたクラブ活動を開始。坂さんが福祉パルあさおで月1回指導している造形教室に通う子どもたちも参加することになり、お年寄りとこどもたちの交流が始まった。
会場には、お年寄りが制作した一輪ざし、マグカップ、色の違う粘土を重ねて作ったお皿などと子どもが制作したキャラクター人形やお面のほか、坂さんの指導を手伝う「みんなのアートクラブ」代表の猪腰協子と子ども母親が作った茶碗など約70点を展示している。051018tougei3
つくしの里では制作者にも作品を鑑賞してもらおうと期間中のクラブ活動日に見学会を実施、初回の9月21日はデイケア利用者14人が散歩を兼ねて訪れた。見学会では、坂さんが抹茶をたて地元柿生の授産施設「があでんららら」のハーブクッキーなどで談笑、いこいのひとときを楽しんだ。
28日は入居者と家族ら5人が同所の車に送られ作品を見学。参加者はきれいに展示された作品にはじめは少しとまどいの表情をみせていたが、自分の作品を見つけると懐かしそうに手にとってゆっくり鑑賞していた。病気の後遺症で右手が不自由となった今井隆三さんは、毎日見舞いに訪れる妻の光子さんの手伝いで初めて制作した取っ手の大きなマグカップをいとおしそうに眺め、光子さんは「ここまでできるようになり、楽しかった。会場で見ると一段と立派に見える」とにこやかな表情で話していた。この日は、柿生小学校の児童も立ち寄り抹茶をたてる手伝いをしてお年寄りたちと交流した。
展示時間は、午前9時〜午後5時。問い合わせは電話044(987)6111柿生連絡所。

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2005年10月15日

生田緑地内「ばら苑」が10月20日から公開

川崎市多摩区長尾の「生田緑地内ばら苑」で、10月20日から11月6日まで(10月24日と31日は休み)、秋のバラの一般公開が行われる。公開されるのは大輪や四季咲きの中輪、ミニバラなど440種約4000株。

同ばら苑は旧小田急向ケ丘遊園内にあり、世界各国の珍しいバラなど数多くの品種を集め、関東指折りのバラ園として人気を集めてきた。しかし、2002年3月の遊園地の閉園に伴って川崎市に管理が引き継がれ、市民ボランティアなどが世話をしており、春と秋の花期に公開され、昨年秋の公開には約14000人が訪れた。
開園時間は午前10時(土・日・祝日は9時)から午後4時(入園は3時30分)。バラの苗の販売や軽食の売店もある。入園は無料だが、管理・育成資金にする「ばら苑募金」を行って協力を呼びかける。開園中は約200人の登録ボランティアがばら苑募金の受け付け、来場者集計、園内の案内、清掃などに協力する。
駐車場は約100台分あり駐車料金は1回500円だが、混雑が予想されるためできるだけ、電車、バスで来園してと呼びかけている。
問い合わせは電話044(978)5270生田緑地内ばら苑。

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関連記事=生田緑地内のばら苑:見ごろは10月25日以降

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あさおウオーキングマップを発行:市民22人が制作

051015mappu1健康作りに役立ててと、川崎市麻生区役所保健福祉センターが区内の名所・旧跡の写真やおすすめルートを掲載したカラー印刷の「あさおウオーキングマップ」を発行、窓口で配布している。

マップを見る

マップは、歩くことで生活習慣病を予防し、麻生区の魅力を発見することの一石二鳥の効果をめざそうと作られた。同区では、2002年4月に保健所や体育指導員らが中心となり同様の目的で冊子形式のウォーキングマップを発行していた。今回のマップはこの冊子を全面改定、携帯に便利な用に麻生区を麻生南部、同北部、多摩線沿線、柿生・岡上の四つ地区に分けてA3判4枚にまとめた。
制作したのは、区内の運動グループ、運動普及推進員、体育指導委員、青少年指導員、食生活改善推進員、親子ハーモニーランドinあさお、在宅支援センター相談協力員の7団体22人。4グループに分かれ各地区を歩いてまわり、坂道の状態、階段など歩く上で注意点のほかトイレのある場所や花、鳥、眺望などの詳しい情報を掲載している。各地区とも小田急線の各駅を起点に、区内の寺や公園などを結び3、4コースを設定し、幅広い年代が活用できるよう散歩、一般、健脚向きに分けたほかバス利用のショートカットコースを紹介、歩くのに最適な時期も載せている。
またマップの裏面は、ウオーキングの心得や効果、靴の選び方、体調チェック、ストレッチ体操のほか、森林浴の効果やウオーキングで消費するエネルギーとミネラルなどを補給できるおにぎりを紹介している。
マップは各地区5000部印刷、10月3日から保健福祉センター3階受け付けで配布しており、毎日100人以上が取りに来るほどの人気だ。制作費用は約40万円。
問い合わせは電話044(965)5157麻生区役所保健福祉センター。

マップの完成にちなみ歩く会

麻生区保健福祉センターは、さきごろ完成したマップの完成にちなみ「歩いて知ろう健康への道」と題して歩く会を催す。
日程と各コース、集合時間は
○10月19日=柿生の里散歩道(柿生駅〜おっ越し山ふれあいの森〜月読神社〜麻生木賊不動尊〜籠口ノ池公園〜稲荷森稲荷社〜早野聖地公園〜虹ケ丘公園〜王禅寺ふるさと公園)約8km 。柿生駅南口に午前9時20分集合。
○11月4日=多摩自然遊歩道(読売ランド前駅〜多摩自然遊歩道〜多摩美の森〜フルーツパーク〜よみうりランド=細山金井久保中央公園〜ゆりストアー千代ヶ丘店)約4.5km。読売ランド前駅北口に午前10時集合。
○11月12日=竹林と農園(新百合ヶ丘駅〜麻生警察署〜五力田見晴らし公園〜黒川東営農団地〜黒川駅)5km。麻生区役所時計台下に午前10時集合。
申し込みは10月16日からで、定員は先着30人。問い合わせ・申し込みは電話044(965)5157麻生区役所保健センター。
また、11月6日には23回目の「あさお区歩け歩け運動」が催され柿生・岡上方面を歩く。
事前申し込みは不要で、午前9時に麻生区役所時計台下に集合。雨天の場合は11月13日。
問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課。

2005-10-15 in 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月11日

多摩安全・安心まちづくり推進協議会が10月11日に出陣式

051011syutujinnsiki1多発する犯罪や事故に対処しようと制定された「安全・安心まちづくり旬間」の初日にあたる10月11日、多摩市民館でことし8月に発足した「多摩安全・安心まちづくり推進協議会」(川崎善太郎会長)の出陣式が開かれ、同会に所属する区内各団体役員など約600人が出席。式典終了後には、そろいのベストで「パトロール実施中」と書かれたのぼり旗を持ち、登戸駅や向ヶ丘遊園などをパトロールした。
写真=セレモニーであいさつする川崎会長

051011syutujinnsiki4_3同会は多摩区町会連合会、多摩防犯協会、多摩防火協会、多摩区交通安全対策協議会など従来から防犯・防火、交通安全に係わる団体のほかPTA連合会、商店街連合会、青少年指導員会など12団体が安全・安心な地域社会をつくるために手を携えてともに活動をしようと設立した組織。市内では高津区について2番目に組織化され、この日が初めての活動日となった。多摩区では魅力ある区づくり事業として同協議会を支援、約300万円をかけて前面に多摩区、背面に「安全・安心のまち 多摩区」と書かれたメッシュ素材のパトロール用のベストを1900枚作り同会に貸し出すほか、チラシなども作成する予定。
051011syutujinnsiki2_1セレモニーでは12団体の代表が舞台に登り、主催者側を代表して川崎善太郎会長が「さまざまな犯罪が起こるようになり、地域は自分たちの手で守らねばならないと思い会を立ち上げた」とあいさつ。青木一多摩区長が「同じベストを着ることで連帯感を持ち、多摩区全域をパトロールして犯罪や事故のないまちにしてもらいたい」とエールを贈った。2005年4月に「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」を施行した神奈川県安全防災局職員の藤川澄子さんも出席、パトロール時の注意点などを話した。
051011syutujinnsiki3_2舞台では川崎市消防音楽隊がハローファイヤーマン、ジャバニーズグラフティなどを演奏し、出陣式に花を添えた。最後に関口鐘雪多摩防犯協会会長が「警察、消防にまかせるだけでなく、市民も手を携えよう」と力強く宣誓、出席者は大きな拍手でこたえていた。051011syutujinnsiki5_1
同会では今後、地域や学校の登下校時のほかに、鉄道事業者や行政などの協力でに駅前の放置自転車対策にも取り組んで行く予定という。
川崎代表は「関係機関の協力でようやく動き出した。ベスト着用のパトロールで犯罪の抑止力となることを期待している」と話した。

写真(上から)=ベストを着た川崎会長、青木区長、関口防犯協会会長(左から)。宣誓する関口防犯協会会長。消防音楽隊。式典後パトロールしながら帰宅する会員

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柿生駅前で10月16日に禅師丸柿まつり:

川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売やカキの皮むきの長さを競うイベントなどを行う「禅寺丸柿まつり」が、10月16日午前10時から午後3時に小田急線柿生駅南口(商店会側)改札脇の臨時通路で開かれる。

柿まつりは、「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催。一時中断した時もあったが、地元町会などが協力し「地域」のまつりとして毎年収穫期に合わせて催し、はやばやとカキが売り切れるほどの人気のイベントだった。
9回目のことしは、柿生中央商店会(野村衛会長、加盟店45)が柿生禅寺丸柿保存会(森章会長)の協力で単独で主催。会場が狭いため、タネ飛ばしや太鼓の演奏など例年行われていた催しの一部がなくなったものの、抽選会で商店賞を出すなど初心に戻って商店会活性のためにまつりを盛り上げる。
人気の皮むきは、午前10時30分、11時30分、午後1時、2時の4回。会場では、ヤキソバ、ヤキトリ、豚汁や飲み物などの模擬店、禅寺丸ワインの販売なども行われる。小雨決行で、大雨の場合は23日に延期する。
問い合わせは電話044-988-0106福田商店。

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2005年10月10日

麻生ハートフルファッションショー:シニアモデルがはつらつとウォーク

05101101fashionあさお区民まつりの目玉のひとつ「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」が10月9日午前11時から川崎市麻生区の麻生市民館大ホールで開かれ、平均年齢74.6歳の区民モデル25人は、舞台でスポットライトにあたりながら独特のモデルウォークを披露、約500人ほどの観客からさかんに拍手を受け、1日スターの気分を味わっていた。

一部の「色を楽しむ」は、明るい彩りのセーターやジャケットなどカジュアルな衣装をまとい若々しい足取りで舞台を歩き回った。2部の「注し色を使って個性の表現」は、生ピアノの生演奏にあわせ手作りの衣装や自身で染めたショールなどを使った華やかな衣装を美しく見せていた。
5回目を記念し、1部と2部の間にはこれまでのファッションショーを紹介するビデオを上映。フィナーレには、声楽家の宗いずみさんの指導で、モデルさんらは、麻生音楽祭に出演した公募の合唱団のメンバーとともに区のイメージソング「かがやいて麻生」を歌った。
ショーを実施する「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)では、「シルバー世代なので当日の体調と、全員初出演なので少し心配」と話していたが、体調を崩した最高齢の90歳の女性が欠席したたけで、全員が元気そのもの、3カ月以上の練習の成果を舞台で充分に発揮していた。同会では「(シルバー世代のファッションショーは)ようやく地域で理解を得られるようになったが、10回をめざしてこれからも努力していきたい」と話していた。

2005-10-10 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

たまフォーラムが起業塾を開催

「たま市民生活・文化産業おこしフォーラム」(座長、平尾光司専修大学経済学部教授)が、多摩市民館などで10月26日から1月25日まで創業や事業の経営の実践的な基礎知識を連続で学習する起業塾を開く。

企業塾は、ベンチャービジネス、コミュニティビジネス、カルチャー関連ビジネスなどの起業を考えている人が対象。内容は、起業の先輩に学ぶ、設立・創業の課題、税務・会計基礎知識、ビジネスモデルづくり、ビジネスモデル指導、ビジネスモデル発表・終了式。
定員は20人。定員を超えた場合は市内在住または在職者が優先(起こしたいビジネスの事業案をもとに選考を行う場合もある)。期日は10月26日・11月2・9・16・30日・12月7日・1月11 ・25日の8回。時間は午後7〜8時50分。会場は多摩市民館第1会議室(10月26日・11月2日は多摩区役所6階会議室)。受講料は無料。
申し込みは、10月14日までに氏名(ふりがな)、勤務先・職業、住所、電話、e-mail、起こしたいビジネス・事業の内容を書き、FAX(044-200-3920)またはメール([email protected])で川崎市経済局産業政策部企画課。問い合わせ044(200)2337同局産業政策部企画課。

関連記事=専修大学で「たまフォーラム・オープンカレッジ」

2005-10-10 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

専修大学で「たまフォーラム・オープンカレッジ」:川崎北部の6大学がリレー講座

川崎市多摩区東三田の専修大学120年記念館で10月12日と19日に、地域との共生をテーマに川崎市北部にある6つの大学のリレー講座「たまフォーラム・オープンカレッジ」が開かれる。

主催するのは、「たま市民生活・文化産業興おこしフォーラム」(座長、平尾光司専修大学経済学部教授)と川崎市。同フォーラムは、専修大学、明治大学、日本女子大学、和光大学、聖マリアンナ医科大学、田園調布学園大学のほか多摩区内のNPOや企業、登戸土地区画整理事業、川崎市などが連携して2003年の作られた組織。市民生活を支える新しい都市型サービス産業の誘致・創造や人材の育成に取り組んでいる。
オープンカレッジのテーマは「たまの地域資源を活かしてまちを耕す—地域と大学の共生」で、大学毎に独自の視点でテーマに沿った講座を開く。主催者は、多くの市民が参加しやすいよう時間帯を夕方に設定、会場も同記念館2階会議室と広い場所を確保して受講料は無料にした。
講座の内容は
【10月12日】
○講座1(午後4時30分〜5時50分)文化の息づくまちおこし〜手作りのまちの再生の事例に学ぶ=山本俊哉明治大学理工学部建築学科助教授
○講座2(午後6時〜7時20分)大学と地域における地域福祉の推進=村井祐一田園調布学園大学人間福祉学部地域福祉学科助教授
○講座3(午後7時30分〜午後8時50分)地域産業と密接に関連した医学研究のモデル〜
NPOグリーンヘルスプロジェクトの活動の現況=東海林洋子聖マリアンナ医科大学医学部医学科微生物学教室助教授
【10月19日】
○講座4(午後4時30分〜5時50分)生田緑地の新たな活用を探る=見目洋子専修大学大学院商学研究科助教授
○講座5(午後6時〜7時20分)地域資源の活用・開発とリージョナリズム=内藤辰美日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授
○講座6(午後7時30分〜午後8時50分)スポーツを通した地域活性化(仮題)
=原田尚幸和光大学経済経営学部経営メディア学科講師
申し込みは、当日までに講座の番号(複数の受講可能)と、氏名(ふりがな)
、勤務先・職業、住所、電話、e-mailを書いてFAX044(200)3920川崎市経済局産業政策部企画課へ。問い合わせ044(200)2337経済局産業政策部企画課。

関連記事=たまフォーラムが起業塾を開催

2005-10-10 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月 6日

鷺沼プール跡地にフロンターレがフットサル場建設:オープンは2006年4月

051006jitinsai1川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地に川崎フロンターレが仮称「鷺沼フットサルスタジアム」を建設、10月5日に武田信平社長、斎藤文夫川崎市サッカー協会会長、大下勝巳宮前区長らが出席して地鎮祭が行われた。
写真=上・地鎮祭を取り仕切る小泉正穂白幡八幡大神宮司、中・安全を祈るフロンターレの武田社長、式典に出席した奥アンツーカーの大神常務、川崎フロンターレ後援会の相原常務理事、小泉宮司、武田社長、川崎市サッカー協会の斎藤会長、大下宮前区区長(左から)
完成予想図

051006jitinsai2フットサルスタジアムができるのは、跡地のうち駅寄りの場所。下に配水施設があるため、大きな建設物が立てられず運動公園・広場ゾーン(約12000平方m)となっている部分の一部に関東地方では最大の規模のフットサルスタジアムを建設する。
計画によると、約5700平方メートルに敷地に夜間照明付きの人工芝38m×18mのフットサルコートを6面建設。クラブハウスは、プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局施設1階部分(延べ床面積540平方m)とテラス(約220平方m)を利用し、シャワー、トイレ、更衣室、レストルーム、多目的ルームなどを備えるクラブハウスを作る。このほか、54台の駐車場、駐輪場も備える。竣工は2006年2月末の予定で、2006年4月上旬にオープンする。営業は午前9時から午後10時、年中無休の予定。
地鎮祭は、地元の白旗八幡大神の小泉正穂宮司により進められ、武田社長、工事を請け負う奥アンツーカー株式会社大垣高正常務取締役が鍬(くわ)入れ、鋤入れ(すき)入れの儀式を行い、工事の安全を祈った。
武田社長は「みなさんのご協力でここまでこぎつけた。事故なく竣工を迎え、宮前区だけでなく自然体のランドマークとなるよう育てていきたい」と挨拶。サッカーの斎藤会長は「21世紀のスポーツといわれるフットサルは、スリリング、ストロングなスポーツで、サッカーの基本技術を向上することができるとサッカー協会としても、フロンターレに敬意を払い、期待している。ぜひ協力したい」とエールを贈った。また地元の大下区長は「宮前区のシンボルゾーンとして新しい名所となるようにしたい。オープンには一大イベント開くように今、話し合いをしている」と期待を寄せていた。051006jitinsai
フットサルは、老若男女を問わず少人数でできる都市型スポーツとして最近人気を集めている。川崎市は、川崎フロンターレがJリーグの同市をホームタウンとしていること加え、日本最大規模のフットサル大会を手がけるなどスポーツ振興を積極的に取り組んでいることから事業用地使用者として認めた。市は、この土地使用料で隣接する広場の整備・維持管理をまかなう方針。

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2005年10月 3日

多摩病院見学会に2800人が来場

051003tamabyouin1JR南武線登戸駅東側に来年2月に開院する川崎市立多摩病院の施設見学会が10月1日に開かれ、当初の予想を大幅に上回る2800人の市民が来場した。
写真=上・多摩病院の外観(右の線路がJR南武線)、下・続々と来場する見学者
【見学会の写真を見る】

関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日) 

見学会は、当初午前10時からの予定だったが、大勢の市民が並んだため15分繰り上げて実施。1時間で当初予測の1000人を突破し、病院の概要や施設平面図と見学ルートを印刷したパンフレットを急きょ増し刷りするほどの関心の高さだった。対応したのは、病院局多摩病院準備室職員と医療を提供する聖マリアンナ医大病院の職員ら数十人。
051003tamabyouin2見学コースとして公開されたのは1〜3階まで。1階の外来待合室、外来診療室、各種検査ゾーン、2階の手術室、リハビリ室、3階の個室・4人病室、ワークステーション、食堂、新生児室などをテープを張ったドアやガラス窓から内部を見学した。各室とも機材やベットなどがまだ置いていないがらんどうのスペースのため、入り口に立つスタッフに熱心に聞く人が多かった。来場者の多くは、中高年の友人や家族連れのグループ。関心を集めたのは病室で、木目調の床、木製ロッカー、シャワールームを備えたトイレ付きの個室に「ホテルみたい」と感想をもらしていた。また、かかりつけ医からの紹介システム「地域医療連携」を採用するため、外来室のスタッフに「紹介状がなくてもみてもらえるか?」などと聞いていた。

随所に省エネ対策 : 今後は医療機器を搬入し開院に向けトレーニング

病院特有の冷たい雰囲気をなくすため、外来待合室や廊下の床や壁は木製となっており、病室ドアには看護士のアイデアでついた病棟の愛称タンポポ、ヒマワリなどのマークが付けられている。3階にはウッドデッキに花壇、ベンチを備えた屋上庭園を造った。また、夜間の安価な電力を利用した「氷蓄熱空調システム」、雨水や雑排水を処理した水とトイレの清浄水に利用する中水道システム、20キロワットの太陽光発電システムなど省エネルギー対策を採用、外来待合室に発電量のパネルを表示している。
同病院は、地域の中核病院として急性疾患や慢性疾患患者の病状悪化など「急性期医療」のほか「救急医療」「小児救急医療」「災害時医療」を中心に行う方針。今後は開院までにMRIやCTなど最新の高度な医療機機器を搬入し、スタッフを使ってトレーニングを行い、開院までに備える。

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2005年10月 2日

川崎フロンターレが新潟破り4連勝

051002furonnta1川崎フロンターレが10月1日、26節で新潟アルビレックスに3対0と快勝、連勝を4に伸ばし、記録を塗り替えた。

写真=上・先制点の川崎Fの谷口選手のダイビングシュート(中央)、日本代表に選ばれたことを飛び上がって喜びながらサポーターに報告する箕輪選手(中央)

23節の鹿島戦(9月11日)勝利をきっかけに絶好調の川崎フロンターレは、リーグ前半で負けた新潟を等々力に迎えて対戦。新潟ペースで始まった試合は、川崎FGK相澤貴志の好セーブやDFに助けられるうちチャンスがめぐり、32分にMF谷口博之がヘディングで先制点をあげた。その7分後に谷口は負傷退場、守備堅めのサブDF佐原秀樹が入って新潟の攻撃の要エジミウソンに対応、前半を無失点に押さえた。後半は、66分に川崎Fのジュニーニョが4試合ぶりにゴールを決め、ロスタイムにFW我那覇和樹が3点目点をあげ試合を決定づけた。
3連敗中の新潟は、64分と75分に選手を変えて猛攻したが、交代枠を使い切った後にGK野澤洋輔がペナルティエリア外でハンドの判定で退場、MFの菊地直哉がGKとしてプレー、マルクスのゴールをはじいたもののクロスバーにあたったボールを我那覇に決められ、得点を献上することになった。

日本代表に選ばれた箕輪選手にチームメイトがジュースをかけ

051002furonna2_1試合後には、川崎Fから初めて日本代表に選ばれ東欧遠征に参加するDF箕輪義信選手を祝いバックスタンド前で、サポーターが用意したオレンジジュースをチームメイトがかけるセレモニーが行われた。東欧遠征は、10月4日〜10月13日で10月8日はラトビア代表と12日はウクライナ代表と試合をする。
リーグ戦は1週間休みとなり、この間10月9日大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)で、「2005JOMOオールスターサッカー」が開催さえ、川崎フロンターレからジュニーニョ選手が初出場する。
次節は、10月15日16時から瑞穂陸上競技場で名古屋グランパスエイトと対戦、次のホームゲームは10月23日15時から柏レイソルと対戦する。

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2005年9月30日

しんゆり映画祭:山古志支援上映会

特別寄稿
 山古志復興支援イベントによせて   橋本信一監督

私たち「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、地域に根ざした市民映画祭として10年前に始まった映画祭です。
これまで映画という文化を通じて川崎の町を芸術のまちとして育てるためにさまざまな取り組みをして参りました。
その歴史の中で、当映画祭運営委員のひとりであるわたくし橋本信一が監督した映画「掘るまいか」を通じて山古志村と当映画祭の深いつながりが生まれました。地震に見舞われる前にも山古志の方々を川崎にお招きし、楽しいイベントも一緒に開催してきました。
中越地震に襲われた昨年以降もさまざまな形で我々なりに支援活動を続けてきました。昨年、行った「山古志復興支援イベント」もそのひとつです。

私たちは、新潟中越地震から1年を迎えようとしている来月10月1日(土)、新潟中越地震からの復興をめざしている旧・山古志村(現在・長岡市山古志地区)の再建を応援するために映画の上映とイベントを再度開催することとしました。
2004年秋、突然、山古志村を襲った新潟中越地震。あの日、何が起きたのか?
村の人たちは何を思い、どう行動したのか?そして、今現在は・・。・
報道も少なくなる中で私たちは、山古志村のリアルな現実を実はよく知らないのが実状です。
「忘れないぞ山古志」をテーマにさまざまな角度から検証し考えてみたい。それがこの企画の出発点です。
当日は、山古志住民の証言に加え、自衛隊による住民救出映像、新潟県危機管理防災課が災害直後に上空から撮影した
生々しい未公開映像を同時上映。再建への未来を山古志村からのゲストの方々とともに考えます。そして、全国各地でいまだに上映が続いている山古志村の映画「掘るまいか」も上映します。
実りのあるイベントにしたいと思っておりますので、皆さんのご来場をお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願いします。

関連記事=KAWASAKIしんゆり映画祭:10月1日から多様な秀作30本を上映
関連記事= 現地レポ:映画「掘るまいか」監督 橋本信一さん:村落共同体の強い絆で支え合う山古志村の人々 強い精神力で復興誓い合う

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2005年9月28日

川崎市立多摩病院で10月1日に見学会:開院は2006年2月

川崎市多摩区宿河原1丁目のJR南武線駅東側に建設中だった川崎市立多摩病院の工事がこのほど終了、10月1日午前10時から午後3時まで見学会が開かれる。
同病院の開院は来年2月で、管理・運営は指定管理者制度を取り入れ、聖マリアンナ医科大学が医療行為や建物の管理を行う。

関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日)

同病院は敷地面積14260.7平方メートルに免震構造鉄骨鉄筋コンクリート造りで病院棟(地上6階、地下2階建て)と駐車場棟(地上1階、地下3階)を建設。延べ床面積約3万5千800平方メートル。病院棟の1階部分は外来診療と救急災害医療センター、集中治療室、MRIなどを備えた生理検査室、2階は手術部と管理運営部、人工透析、リハビリ室、3階はナースステーション、分娩室、病棟、屋上庭園、4階から6階が病室で、屋上部分には災害時の医療拠点となるようヘリポートを設けている。
診療科目は内科、循環器科、小児科、精神科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、リハビリテーション科、アレルギー科の18診療科目。病床は1病棟48床規模の7病棟336床、産科1病棟30床、集中治療室10床の計376床だ。このうち開院当初は232床でオープンする。
見学会は、開院後の利用を促進するために行われるもので、大型の医療機器を設置後では管理などの関係で難しくなるためこの時期となった。所定のコースに従い1〜3階の外来診療、病棟、手術室などが見学できる。見学の所用時間は約60分で、各フロアには医療行為を担当する聖マリアンナ医科大学職員が配置しており説明を行う。
見学会を行う川崎市病院局では、ハイヒールなど床が傷つきやすい履き物と自家用車での来場はやめてと呼びかけている。
問い合わせは電話044(210)2177

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2005年9月25日

フロンターレが昇格後初の3連勝

050925furonnta1川崎フロンターレが9月24日の25節のホーム試合で、同時昇格組のライバル大宮アルディージャと対戦。昨年9月以来3連敗中の大宮に2対1で勝ち、昇格後初の3連勝を飾り、8位を維持した。

写真=上・決勝点となった記念すべきJ1初ゴールをあげ喜ぶ箕輪選手(手前)とこの日1点目を決めた我那覇選手。

台風の影響で直前に降った大雨は15時のキックオフには上がったが、その後も小雨がぱらつき、すべりやすいコンディション。
前半は大宮の強力なデフェンスに川崎Fは攻めあぐね、試合は大宮ペース、0対0で折り返した。
後半51分にMF中村憲剛の絶妙のパスにFM我那覇和樹がゴール。わき返るスタンドのサポーターの前で前日に第一子が生まれたDF箕輪義信を祝福してゆりかごダンスを披露した。先制点を奪ってリズムにのった川崎Fは、FWジュニーニョへのファールで得たMFマルクスのフリーキックを、箕輪のヘディングシュートで2対0と大宮を突き放し、わが子の誕生を自身のJ1初ゴールで祝った。050925furonnta2_1
その後雨が再び強くなり、3連敗中で負けられない大宮も攻撃陣を替えて猛反撃。川崎FはGK相澤貴志の好セーブなどに助けられたが、88分に大宮のMF島田裕介がフリーキックを直接決めて1点差にされた。終了間際まで猛攻にさらされたが、高い守備意識で最少得点差を守り、宿敵を振りきった。
後半、ジュニーニョに対するファールで関塚隆監督が猛抗議(写真)、両軍の選手がエキサイトし、カードが出そうな険悪なムードが漂った。試合後に関塚監督は「最近、ジュニーニョに対するファールが多く、前半も3回あったのに、審判の注意がもうひとつだった。少し熱くなり過ぎたことを反省しています」と語っていた。
次節は、10月1日15時からホームで新潟アルビレックスと対戦、4連勝をめざす。

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2005年9月13日

川崎フロンターレが鹿島アントラーズに初勝利

050913furonnta1_1川崎フロンターレが9月11日の23節のホーム試合で、鹿島アントラーズに公式戦初勝利を上げた。両チームの対戦結果は、前回J1だった2000年3月18日のリーグ戦以来ナビスコカップ、天皇杯など6戦6敗、7試合目の今回でようやくつかんだ勝利は、チームにとって大きな自信につながった。

写真=試合後、鹿島に初勝利しほっとした表情の選手ら(上)。かつてのチームメイトFW鈴木隆行を押さえる箕輪(左)

雨の中で行われた試合は、22分に川崎のFW我那覇和樹選手がヘディングで先制、30分にもMFマルクスがフリーキックをきっちり決めて前半を2-0で折り返した。雨があがった後半、5節から守ってきた1位の座を前節でガンバ大阪に明け渡した鹿島は、前半とはうってかわって猛反撃、選手交代でさらに攻撃に厚みを増した。これに対し川崎は、DF陣を中心に全員が守備意識を持って踏ん張り、疲れの見えるマルクスに変えていつもより早い67分にDF佐原を投入、カウンター攻撃を仕掛ける。050913furonnta2
足がつった我那覇が治療で抜けて一人少ない75分、鹿島のFW鈴木隆行にゴールを割られた。川崎は追加点を狙って猛攻をかける鹿島に防戦一方となりながらも、最小失点の2対1で勝利した。
鹿島のセレーゾ監督の下で4年間修行を積んだ関塚監督を筆頭に川崎には、アウグスト、鬼木達、相馬直樹選手のほかコーチ陣など鹿島との人事交流が深く、この試合にかける意気込みは強かった。
試合後の会見でセレーゾ監督は「関塚監督は成長しており結果を出した手腕を評価する。おめでとうの言葉を贈りたい」とコメント。関塚監督は「選手の
(勝ちたいという)強い思いを雨の中で来場した多くのサポーターが後押ししてくれたことに感謝したい。この勝利で得た自信を次につなげたい」と話した。
次節は、9月17日に味の素スタジアムで16時からリーグ戦初勝利を上げた東京ヴェルディ1969と対戦、次のホーム試合は9月24日15時から同期昇格組で前回黒星を喫した大宮アルディージャと対戦する。

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2005年9月 8日

かわさき九条の会が9月20日に発足集会:作家の井上ひさしさんが記念講演

憲法改正の動きが進むなか、地域で平和と憲法九条を護る声をあげようと「かわさき九条の会」が9月20日、川崎市中原区のエポックなかはらに作家の井上ひさしさんを招いて発足のつどいを開く。

つどいは午後6時30分からで、全国組織の「九条の会」発起人のひとり井上さんの特別講演のほか、日本、中国、韓国の平和・友好の文化交流をテーマに各国の民族音楽の演奏も行われる。出演するのは、韓国のサムルノリは在日韓国人グループ「神奈川サム流遊撃隊」、中国の二胡は全国でコンサート活動している張勇さん、日本の津軽三味線は川崎市内で活動する「美祐紀会」。入場は1000円で、高校生は500円。
川崎市内では麻生区や高津区、中原区などですでに「九条の会」が発足、発足に向け準備会を設けているところを含めると8地区で活動を行っている。今回発足する「かわさき九条の会」は、2004年9月に準備会を立ち上げことし7月にプレ集会として、川崎空襲体験で構成した朗読劇や合唱などを催した。たま九条の会準備会代表の隈部直光さんなど市内各地で平和活動を行っている人や麻生区にけいこ場を持つ劇団民藝の奈良岡朋子さんなど22人が呼びかけ人に名前を連ねている。事務局の笹岡敏紀さんによると同会は地域を特に限定せず、市内各地の「九条の会」との連携役をもめざす予定という。
問い合わせは電話044(333)4810笹岡さん。

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2005年9月 2日

川崎市ナシ・ブドウ品評会:県知事賞に古谷さん

品評会の入賞者は次の通り(氏名・住所・品種・特別賞の順、敬称略)。
写真は県知事賞を受賞した古谷睦男さんの豊水05090204

●ナシ部門
○優秀賞
古谷睦男(多摩区中野島)−豊水(無袋)=神奈川県知事賞
鹿島連(中原区下小田中)−豊水(無袋)=川崎市長賞
田口侑司(多摩区稲田堤)−豊水(有袋)=セレサ川崎農業協同組合長賞
金子昇(麻生区早野)−あきづき(有袋)=川崎市議会議長賞

○優良賞
白井正寿(多摩区菅稲田堤)−豊水(無袋)=神奈川県園芸協会会長賞
河合喜久子(多摩区宿河原)−豊水(無袋)=神奈川県果樹組合連合会会長賞
古谷睦男(多摩区中野島)−豊水(無袋)=川崎市農業委員会会長賞
浅谷和男(多摩区中野島)−豊水(無袋)
上原新三(多摩区菅稲田堤)−豊水(有袋)=神奈川県横浜川崎地区農政事務所長賞
上原一雄(多摩区菅馬場)−豊水(有袋)=全国農業協同組合連合会神奈川県本部長賞
上原伸介(多摩区菅稲田堤)−豊水(有袋)=横浜川崎農業改良協議会会長賞
五嶌位昌(多摩区菅)−豊水(有袋)
田中清(多摩区枡形)−豊水(有袋)
北見和典(多摩区枡形)−秀玉(有袋)

○佳良賞
吉澤明(多摩区中野島)−豊水(無袋)
河合亀蔵(多摩区宿河原)−豊水(無袋)
小金亘(多摩区生田)−豊水(無袋)
井田繁樹(多摩区長尾)−豊水(無袋)
田村章(多摩区中野島)−豊水(無袋)
持田篤史(宮前区有馬)−豊水(無袋)
川名昇(宮前区野川)−豊水(無袋)
並木一男(多摩区堰)−豊水(無袋)
白井正寿(多摩区菅稲田堤)−豊水(無袋)
川名徹(宮前区野川)−豊水(無袋)
長瀬博明(中原区井田中ノ町)−豊水(無袋)
三竹偉夫(多摩区宿河原)−豊水(有袋)
関谷卓弘(多摩区菅馬場)−豊水(有袋)
黒川勝美(高津区北見方)−豊水(有袋)
斉藤英雄(多摩区登戸)−豊水(有袋)
上原忠(多摩区菅稲田堤)−豊水(有袋)
中村純三(高津区諏訪)−豊水(有袋)
金子克巳(麻生区早野)−豊水(有袋)
鈴木喜八(高津区諏訪)−豊水(有袋)
毛木幹育(高津区溝口)−豊水(有袋)
上原三幸(多摩区菅稲田堤)−豊水(有袋)
小林政勝(多摩区堰)−稲城(有袋)
當麻邑一(多摩区生田)−二十世紀(有袋)
香山恒夫(多摩区生田)−清玉(有袋)
金子房子(麻生区早野)−あきづき(有袋)
小林和彦(多摩区堰)−新星(有袋)
田代きみ子(多摩区菅)−菊水(有袋)
中村政晴(高津区諏訪)−菊水(有袋)

●ブドウ部門
○優秀賞
該当なし

○優良賞
井田繁樹(多摩区長尾)−藤稔=川崎市長賞

○佳良賞
井田繁樹(多摩区長尾)−ピオーネ
井田君子(多摩区長尾)−ピオーネ

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川崎市ナシ・ブドウ品評会:粒より148点が勢ぞろい

05090201川崎特産のナシのできばえを審査する川崎市ナシ・ブドウ品評会(写真)が9月2日、多摩区菅仙谷3丁目の川崎市フルーツパークで催され、県知事賞に古谷睦男さん(多摩区中野島)の豊水(無袋)が選ばれた。
入賞者はこちら

05090202会場には、多摩区や中原区、麻生区などの農家から出品された豊水などのナシ139点、藤稔などのブドウ9点がずらりと並び、県農業技術センター横浜川崎地区事務所長ら7人の審査員が大きさ、色、重さ、肉質などを手にとって見比べたり、糖度計を使って甘さの度合いを調べるなど、午前9時半から2時間余りかけて、ていねいに審査した。
ことしのナシのできばえは、春先の低温で開花が1週間ほど遅れたものの、その後は気温、雨などに恵まれ、病害虫の発生も少なかったため、順調に育ち、玉の大きさや甘みもよいという。
05090203この日は午後から一般公開した後、出品物の即売を行ったが、粒よりのナシやブドウを市価より2〜3割安く即売するとあって、市民ら150人余りが訪れ、なかには朝8時から並んだ人もいた。

写真上=糖度計などを使ってナシのできばえを審査
写真下=見事な出来のナシに見入る見学の市民たち。このあと、即売が行われた

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2005年8月27日

フロンターレが後半戦好調なすべり出し:広島に勝ち7位

050827furonnta川崎フロンターレは8月27日、ホーム等々力に20節終了時点で3位のサンフレチェ広島を迎えて対戦、先取点を奪われたが、絶好調のマルクスのシュートで追いつき手引き分けに持ち込んだ。前節アウェイの横浜Fマリノスにも勝ち、戦績を7位と押し上げ、リーグ後半戦に好調なすべりだしを果たした。

写真=同点のゴールを決めたマルクス(左)を祝福する黒津(右)

暑さの続く8日間での3戦目となる試合は、ゆっくりとしたペースで始まった。川崎Fは、チャンスは作るがリーグ最少失点の広島の堅い守りを崩せず、前半を終了。後半、広島のカウンターを一度はクリアしたが、リスタート後の56分、一瞬スキに広島のFW佐藤寿人に先取点を奪われた。ホームで負けられないフロンターレは反撃、68分に復帰後絶好調のマルクスが同点のシュートを決め、さらに猛攻撃をかけるが、ゴールを割れず同点にとどまった。
次節は、9月3日に日本平で清水エスパルスと対戦、次のホームは9月11日公式戦で一度も勝ったことのない鹿島アントラーズと対戦する。いずれもキックオフは19時。

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2005年8月21日

川崎Fが休み明けに勝利:後半戦にはずみ

050821furonnta1約1カ月中断していたJ1リーグが8月20日再開、第19節で川崎フロンターレはホーム等々力に大分トリニータを迎え対戦、勝ち点3を上げ、後半戦スタートに弾みをつけた。

写真=上・開始3分に先制点をあげ、喜ぶMFマルクス(11)とアシストしたFW黒津選手(24)。下・決勝点となった谷口のヘディング

川崎は、ケガで戦線離脱していたマルクス、我那覇和樹選手らも復帰。中断中の8月3日から1週間北海道でトレーニングキャンプを行い、再開初戦のこの試合にかけていた。中断前の成績は、川崎Fが6勝3分9敗勝ち点21の14位、大分は5勝3分10敗勝ち点18の16位とわずかの差しかなく、下位チームにしっかり勝ちことしの目標の5位以内をめざしたいところ。暑さの厳しい8月後半3連戦の初戦に勝った意味は大きい。
050821furonta2試合は、開始3分に川崎のFW黒津勝がマークされながら中央に上げたボールをMFマルクスが走り込んでシュート、早い時間帯に先制点を奪った。勢いに乗る川崎は攻め続けるが、風下でボールコントロールが難しくなかなか得点に結びつかない。早い時間の失点に落ち着きを取り戻した大分が28分、セットプレーからMF西山哲平のシュートで追いついたが、川崎も37分コーナーキックでマルクスのボールにMF谷口博之がどんぴしゃのヘディングで追加点を決めた。後半は、中盤でのボールの奪い合いが続いた後、互いにチャンスはあったが詰めに欠きゴールを割れないずロスタイムに入り。ここで大分がペナルティエリアで意表をつく攻撃をしかけヒヤリとしたが、FW高松のシュートはポストにあたり事なきを得て、前回(5月8日第11節)のアウエー対戦の負け(1-0)を返した。
関塚監督は試合後の会見で「中断明けで、勝ち点3を取りたいと強い気持ちで臨んだ。選手とサポーターに感謝したい。大分は堅い守りからカウンターで返すので先制点を奪いたいと思っていたが、いい形で狙い通り先制点を取れ勝てた」と語った。
奪った2点とも復帰して調子を上げているマルクスが絡んでおり、成長著しい若手の谷口や黒津で後半戦の活躍が期待できる試合だった。
次節は、8月24日に日産スタジアムで横浜Fマリノスとアウェー対戦、次のホームは27日サンフレチェ広島戦でいずれもキックオフは19時。

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川崎市制記念花火大会:夜空彩る6000発にうっとり

05082007川崎市市制記念多摩川花火大会(川崎市、川崎市観光協会連合会、高津観光協会主催)が8月20日夜、高津区の多摩川二子橋下流河川敷で開かれ、広い河川敷や堤防を埋めた観衆は夜空を彩る約6000発の趣向を凝らした花火に暑さを忘れて見入っていた。
【花火大会の写真を見る】

会場の河川敷には打ち上げの2〜3時間前から浴衣姿の若いカップルや家族連れなどが次々と訪れ、広い河原も人波でびっしりと埋まった。
午後6時30分から大会本部前で行われたオープニングセレモニー「川崎おどり2005」に続いて、7時から菊花園、ファイヤードラゴン、フラワーカーニバル、スペースガーデン、夜空のトパーズ、華火サンバ、ビッグバンなどと名付けられた趣向を凝らした花火のプログラムが約1時間にわたって夏の夜空を彩った。なかには市選挙管理委員会提供の選挙への投票を呼びかける仕掛け花火もあった。

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2005年8月16日

高津区二子で8月20日花火大会:市制記念に6000発打ち上げ

川崎市の市制記念多摩川花火大会が20日、多摩川二子橋下流で開かれ、6000発の花火が打ち上げられる。

ことしは、河川敷で午後6時30分から行われるオープンセレモニーに、消防音楽隊・カラーガイド隊に替わりダンスチーム「アレアファーレかわさき」が初めて登場。メンバーの小学生から高校生60人が「川崎おどり」をロック風にアレンジした「いいじゃん川崎」を踊る。
花 火の打ち上げは午後7時からで、午後7時30分には市民のメッセージ花火が2組登場する。フィナーレには昨年好評だった「音楽のまち・かわさき」を表現す る花火と音楽のコラボレーション「ハナビリュージョン」がことしも行われ、「愛」をテーマした曲を8分流し、1500発の花火が打ち上げられる。終了は午 後8時。
問い合わせは電話044(200)2327川崎市経済局商業観光課。当日の問い合わせは0180-99-3932。

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2005年8月10日

麻生区役所でロビコン:暑さ忘れ聴衆うっとり

【文】あさおランチタイムコンサート副実行委員長・樋口誠

050810asaorobikon17月25日に川崎市麻生区役所2Fロビーで「第43回あさおランチタイムコンサート」が開催され、1部‐ピアノ伴奏による歌、2部‐マリンバと多彩な打楽器による演奏を、約220人のお客様が楽しみました。

一般公募の麻生区民が出演者の「あさおランチタイムコンサート」は、区民の実行委員とボランティアスタッフにより企画・運営されているロビーコンサートで、2000年から始まり、今年で5年目を迎えます。
前日の関東地方への上陸が懸念された台風が通り過ぎ、蒸し暑い青空が戻って来た中で行われた今回のコンサートは、「熱い夏をお届けします」と銘打って行われました。
第1部は、昨年夏の特別企画のコンサート週間に出演された麻生区の五百沢春奈さん(ソプラノ)が、国立音楽大学同期卒業で音楽仲間の村瀬沙弥子さんのピアノ伴奏で、「サウンド・オブ・ミュージック」より “サウンド・オブ・ミュージック”、「オペラ座の怪人」より“シンク・オブ・ミー”、「ワンワン物語」より“ララルー”、「シンデレラ」より“ビビデバビデブー”、「眠れる森の美女」より“いつか夢で”、「ピノキオ」より“星に願いを”など、大変ポピュラーな名曲を、明るい笑顔と表情豊かな美しい声で聞かせてくださいました。殊に、五百沢さんの笑顔が歌とともに会場に広がり、大変なごやかな空気が終始会場をいっぱいに満たしておりました。
そして第2部では、ランチタイムコンサートには初めて出演の音大生グループ「つくぱく・つくとと」。五百沢さんの後輩に当たる国立音大4年生の多摩区の熊本比呂志さん(打楽器)と、須藤希実子さん(マリンバ)のお二人が“アフロブルー”、“童謡メドレー“などの曲を、文字通り弾けるようなリズムに乗せて繊細なマリンバの響きを大切にしつつ、多様な打楽器を駆使して演奏して下さいました。途中、マリンバの下に座り込み手だけで見せる演奏など楽しい演出もありました。
自在にあつかわれた打楽器はアフリカの民族楽器のドラムジャンベを中心に多種多様で、強い響きが適度に押さえられてマリンバと調和し、リズムに合わせてお子さんをあやすお母さんの姿が見られるなど、第1部と合わせてロビーコンサートらしいなごやかな情景となりました。
ちなみに、「つくぱく・つくとと」と言う耳慣れない言葉はテンテケテンと言うような打楽器音の聴きなし音で、基本になるパターンをとってグループ名にしたとのこと。また、使われた楽器は、ジェンベ、カホン、レク、オーシャンドラム(小豆をいれた波の音が出る楽器)、ウインドチャイム、ボンゴ等でした。

会場のお客様からは、「大変楽しかった」との主旨の多くの声の他、「ソプラノの歌声と打楽器のコントラストが素敵でした」「夏らしい演奏でした」等、今回の催しの特色について良かったとするアンケートが多く寄せられました。
また、恒例の締めくくりの、聴衆全員による合唱〈みんなで歌いましょう〉は、「ふるさと」でしたが、終演後も夏休期間に入って多く来場されていた子供達が楽器の周囲に集まり、珍しそうに片付けを見ておりました。

なお次回は、定期の9月の他に8月21日に昭和音楽大学と協力して同大学のホール、スカラにおいて番外編のコンサートを行います。大勢の方のご来場をお待ちしております。
問い合わせ先:麻生区役所地域振興課044-955-5116

2005-08-10 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月 6日

川崎市高津区の橘SCが、全日本少年サッカー大会に初出場

050806tatibana2川崎市高津区の少年サッカーチーム「橘サッカークラブ」(大貫一彦監督)が、福島県のJビレッジで8月7日から開かれる第29回全日本少年サッカー大会に初出場する。同大会は小学校高学年の数少ない全国大会で、Jリーガーも小学生時代に数多く出場しており、サッカー少年のあこがれ大会。
昨年の同大会はマリノスジュニアが優勝したため、優勝県特典の出場枠2チームルールに当たり準優勝の同チームが参加する。川崎市の少年サッカーチームが同大会に出場するのは、10年前の南百合丘少年サッカークラブに次いで2回目の快挙だ。

写真=大会に向けて練習中の橘SC(上・中)、阿部川崎市長から激励を受けるメンバー(下)

050806tatibana3同クラブは、1994年に高津区子母口小学校を拠点に活動開始、同校周辺の高津区・中原・宮前区の児童110人が所属している。この大会に出場する6年生の選手は、キャプテンの平野健斗君以下23人で、女子選手も一人おりレギュラーとして活躍中だ。
5月から始まった予選の県大会には402チームが参加。橘SCはくじ運にも恵まれて順当に勝ち進み、6月19日の決勝戦で横浜F・マリノスプライマリーと対戦、結果は6対0と完封負けだったが、準優勝チームとして代表入りになった。
橘SCは夏休み入ってからはこの大会に照準をあわせて練習も一段と熱が入り、芝生の公園などでも練習を重ねて本番に備える。
試合でベンチ入りできるのは16人だが6年生選手全員が7日にJビレッジ入りし、試合に出ない選手らは応援要員としてチーム一丸で試合に臨む。
大会は、都道府県代表48チームを12組に分けて一次ラウンドのリーグ戦を行い各組みの1位が2次ラウンドに進出。2次ラウンドは12チームを4グループに分け各1位が決勝トーナメントに出場する。
2組の橘は一次ラウンドで札幌FC(北海道)、山口SS(山口)、宇佐高田FC(大分)と対戦する。050810tatibanasc
大貫監督は「チーム創設12年目で、常に全国大会に出場できるほどの力はないが、ことしはチームの力だけではなく、運に恵まれ全国大会に出場できた。今までの練習の成果を十分に発揮し、川崎市、そして神奈川県の代表として全力を出し切り、悔いのない試合をしたい」と語った。
全国大会出場を前に7月20日は、選手23人と大貫監督、6年生コーチ松山雅彦さん、川崎市サッカー協会副理事長の加藤渉さんが参加して川崎市役所の阿部孝夫川崎市長を表敬訪問、阿部市長から「試合で頑張って下さい」と激励の言葉を受けた。

2005-08-06 in 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月 3日

川崎市の美容師が中越地震被災地のチャリティーカット

050803cat1中越地震の被災地小千谷市と川口町に支援をと、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC(プリック)」(菅原司郎代表)が8月2日、高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」で恒例のチャリティーカットを行った。同会がチャリティーの支援先を被災地にしたのは初めて。

臨時美容室となったのは同館ホール。床にビニールシートを張り、会議用の机に卓上鏡を置いただけのシンプルな設営だが、カット1000円、マユ手入れ500円とあって、午前10時の開場と同時に次々と客が訪れ、ピーク時の昼過ぎには10数人が順番待ちするほどの人気。
料金は格安だが、参加した美容師さん同士が互いの技術を競う機会にもなっており、この日を楽しみにしている常連客も多い。
今回の利用者は約150人にのぼったが、そのうちのひとり、夏休み中の3人の子どもと訪れた同区上作延の小澤恵子さんは「毎年違う美容師さんと話をするのが楽しみ。短時間にすばらしい技術で夏向きの髪型にしてもらいとてもさっぱりした」と笑顔で話していた。
050803cat2同会は、美容師の技術を提供して社会貢献をと毎年チャリティーカットを実施、収益を社会福祉団体に寄付している。社会貢献は年1回だったが、昨秋、新潟県県中越地震が起きた際、「被災者の気分転換になり、早く日常生活を取り戻してもらえれば」と同会代表の菅原さん(写真右)が仲間に呼びかけ、小千谷市や川口町の被災者が避難生活をしている体育館などにチャリティーカットのノウハウを持ち込み、カットや七五三の着付けなどのボランティア活動を数回行った。こうしたことから、9回目の今回は、復興に向かってがんばっている両自治体を引き続き支援することにした。
会場では、菅原さんらの活動を紹介したテレビ番組のビデオ上映や写真を展示。この日参加した42人の美容師のほとんどが新潟でボランティアを体験しており、客にその経験談などを語っていた。客の中には決められた金額より多く払う人もおり、集まった約15万円は小千谷市や川口町に贈られる。

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2005年7月29日

川崎市麻生区の桐光学園が甲子園出場:3年ぶり2回目

050730toukou5川崎市麻生区片平の桐光学園高校(伊奈博校長)野球部が7月28日、3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。横浜スタジアムで行われた夏の高校野球神奈川大会決勝戦の対戦相手は慶応(横浜市港北区日吉)。今春の選抜甲子園で8強入りした慶応は、全国最多の195校が出場する神奈川県大会で、強豪の横浜、東海大相模を下し春夏連続出場をめざしたが、桐光の2枚看板投手の継投策を前にあえなく敗退した。
麻生区役所では、桐光高校の快挙にさっそく懸垂幕を掲げて応援、29日に激励会が催された。

050730toukou1試合は、初回に1点をあげた慶応が追加点を重ねて前半をリード。桐光は5回裏にようやく1点を入れ6回に2点追加、2点差に迫った7回裏に打者12人の猛攻で一気に6点を加えて逆転、8回にだめ押しの2点の加え、11対5と大差をつけて優勝、甲子園の切符をもぎ取った。8月6日から始まる第87回全国高校野球選手権大会の対戦相手は3日の抽選会で決まる。050730toukou2
同校野球部は学校開校と同時の1978年に創部、強豪ぞろいの神奈川県内で最近自力をつけて頭角を表し、2001年に春の選抜大会、2002年夏の甲子園に出場、今回が3回目となる。夏の大会初出場の2002年は船井剛主将(当時)が大会の選手宣誓を行い、3回戦まで勝ち進んだ。
現在野球部は、野呂雅之監督(44・保健体育教師)のもと、44人の部員が所属、部長は野呂監督の初めての教え子塩脇政治教諭が就任している。川崎市内の高校で甲子園に出場するのは、夏春連覇の経験を持つ古豪・法政大学付属第二高等学校(中原区)についで2校目。
050730toukou6麻生区では7月29日午後4時から麻生区役所ロビーで斉藤隆区長、中島豪一麻生区町会連合会長など約150人が参加し、区民激励会を開催。斉藤区長が「みごとな逆転劇で感動した。深紅の優勝旗をもってきてもらいたい」と快挙をたたえると、野呂雅之監督が「前回も大変だったが、今回は逆転の苦しい試合が続いた。決勝戦も4点のリハインドを逆転してくれた。甲子園でも元気な活躍を見せられるよう頑張ります」と話し、県大会で活躍した19人の選手をポジションごとに紹介、増田仁主将が「これからも応援をよろしく」とあいさつ。麻生区こども会野球大会で優勝した少年野球チーム「若葉会」所属の櫻本祐輔君(長沢小6年)、武田成彦(同)が選手に花束を手渡した後、斎藤区長を始め区内の各団体からお祝いが渡された。050730toukou7
これに対し伊奈校長は「大勢の地元のあつい声援のお蔭で優勝でき、これ以上にない幸せ。ことしの大会は厳しいはらはらドキドキする試合が多かったが、生徒が1試合ごとに精神的に強くなっていくのを身をもって感じ、あきらめることなく強い精神力、チームワークでここまでこれた。甲子園では粘り強い試合運びでがんばり桐光旋風を巻き起こしてくれると思っていますので、あらためてご支援をお願いします」とお礼の言葉を述べた。また、小塚良雄理事長は「麻生に根ざして全国に羽ばたく教育を続けてきてよかった。ぜひ、特別休暇をとって甲子園でもあつい応援をしてほしい」と呼びかけた。会の締めくくりには、麻生区役所野球部の小倉健一郎さんが大声で応援エールのパフォーマンスでチームを激励した。
これに先立ち、川崎市役所でも激励会が開かれ阿部市長は「川崎市民130万人が応援している。深紅の優勝旗を持ち帰ってもらいたい」とはなむけの言葉を贈った。

写真・上から=桐光ナインに花束を贈る少年野球部員、麻生区役所ロビーの激励会、挨拶する野呂監督、伊奈校長(右)にお祝いを渡す斉藤区長(後ろ向き)、選手に応援エールを送る麻生区野球部員(右)

2005-07-29 in 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (1) | トラックバック

2005年7月18日

川崎FがC大阪に勝利:マルクス、我那覇がホームで復帰

050718furont17月17日のJリーグ第17節の試合で川崎フロンターレはホーム等々力にセレッソ大阪を迎え対戦、3対2で下し3連敗をくい止めた。競技場は7月6日のFC東京戦の引き分け以来の勝利と、ケガで戦線離脱してマルクスと我那覇の復帰に喜びにあふれた。

写真=先制点となる谷口のヘディング(上)、追加点を決めサポートとともに喜ぶアウグスト(背番号4)(下)

050718furonta2ゲームは前半29分、F川崎のMF谷口がヘディングで先制点、チームにとって3試合降りの得点に力を得て続く30分にMFアウグストが中盤から単独でペナルティエリアに入りシュートを決めた。42分にカウンターからC大阪MF布部のゴールを許したが、後半開始まもなくの49分、ペナルティエリアに飛び込んだF川崎のFW黒津を止めるためC大阪のDF山崎がこの日2枚目のカードで退場。このファールで受けたPKをFWジュニーニョが決めて2点差とし、数的にも試合を有利にした。粘りを見せるセレッソ大阪は74分にMF苔口がゴールを決め1点差に迫り猛反撃をしたが、GK相澤やDF陣がゴールを守った。
流れを変えるためにF川崎は、77分にケガの癒えたMFマルクスを投入さらに81分には15節の鹿島戦で復帰したFW我那覇が黒津と交代し、サポーターを沸かせた。
F川崎は、シーズンの折り返しとなる17節に勝ち12位と中盤の順位を維持することができた。次節18節(7月23日)はアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦する。J1リーグは日本代表の日程などの都合で次節終了後に約1カ月中断する。次のホーム試合は再開する8月20日で、午後7時から大分トリニータと対戦する。

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2005年7月 7日

川崎フロンターレが9位に浮上

050706hideki7月6日のJリーグ第14節の試合で川崎フロンターレはFC東京と対戦、後半の早い時間帯にDF寺田周平がこの日2枚目のイエローカードで退場となったが、全員が高い守備意識を切らさずスコアレスドローで引き分けた。チームは勝ち点1を取り順位をひとつ押し上げ、9位に浮上した。

写真=オープンカーでエールを贈る西城秀樹さん歌手・西城秀樹さん

050706abesityou7月1日の市制記念日にちなみ、川崎市市制記念試合となったこの試合には、川崎市宮前区在住の歌手・西城秀樹さんがハーフタイムショーに出演し「YMCA(ヤングマン)」を熱唱、オープンカーでピッチを周りフロンターレサポーターにエールを贈った。
試合開始前には阿部市長が「市制80周年の昨年に続き、西城さんに出演してもらったので、楽しんで下さい。みんなでフロンターレを応援し、いい試合をして勝ってもらいたい」とあいさつ、チアガールの「フロンタールズ」などのダンスショーも行われ、試合を盛り上げた。
JFLの富士通・東京ガス時代から多摩川をはさんだライバル同士のこの試合は、フロンターレにとって累積警告で出場停止のジュニーニョの穴をいかに埋めるかがテーマ。立ち上がり猛攻を仕掛けるFC東京の攻撃を防ぎ、フロンターレは徐々にリズムをつかむが、シュートチャンスは少なく前半を0対0で終える。後半60分にFC東京の突破を防いだDF寺田選手が退場、前線のMF今野章を下げてDF佐原秀樹を投入、デフェンスラインをそろえた。フロンターレはナビスコ予選の後半からスタメン出場するGK相澤貴志をはじめ全員が粘り強い守備で東京の猛攻を防ぎ、数少ないチャンスを生かした攻撃で数的不利を感じさせないゲームを展開したが、ゴールを奪えず引き分けた。050706shiai
Jリーグは7月2日の再開後、梅雨時の蒸し暑さの中で16日間に5試合をこなす苛酷ななスケジュールとなっている。フロンターレは7月9日は鹿島アントラーズ、13日は大宮アルディージャといずれもアウェイ戦で、次のホームゲームは、過密スケジュール最後の17日午後7時に調子が上向いているセレッソ大阪と対戦する。

写真上=あいさつする阿部川崎市長、下=ゴール前でFC東京・加地の攻撃を守る川崎F・谷口(29)、アウグスト(4)

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2005年7月 6日

フロンターレがファン感謝デー:家族連れなど3000人が選手と交流楽しむ

050706fan1川崎フロンターレが6月25日、川崎市川崎区富士見の川崎競輪場でファン感謝デーを開催、3162人がミニゲームや買い物などで選手とのふれあいを楽しんだ。ファン感は昨年まで麻生区片平にあるチーム練習場「麻生グラウンド」で行われていたが、ことしはJ1昇格とともに観客が増えたため、収容能力が高く交通の便がよいチームスポンサーでもある競輪場に変更した。このためもあって、参加者が昨年より5割も増え、過去最高を記録した。

【写真を見る】

会場には、レプリカユニフォームを着た家族連れなど熱心なファンが市バスのフロンターレラッピングバスなどに乗り、正午過ぎから続々と訪れた。
入場したサポーターたちは、早速選手の顔写真入りのうちわなどファン感用オリジナルグッズや福袋を買っていた。
午後1時30分からのオープニングは、競輪レースのピッチに設けられた舞台に、関塚隆監督以下全選手が舞台に上り、東山芳孝副市長が「ナビスコカップは残念だったが、これからのリーグ戦を楽しみにしている。フロンターレの活躍でみんなも活力が出るよう応援して」とあいさつ。関塚監督が「キャンプでいい準備ができた。サポーターとともにJリーグを闘い、地域に根付いたチームにしていきます。きょうは選手、スタッフがホスト役を務めますので楽しんでください」と観客に呼びかけた。競輪場開催にちなんで選手らは川崎駅前の放置自転車に乗って登場、「放置自転車をやめましょう」と話して会場をわかせた。
舞台では伊藤宏樹、吉原慎也、佐原秀樹、都倉賢、大久保将人、中村憲剛、山根巌、渡辺匠、飛弾暁、西山貴永の10選手対抗による「選手対決ゲーム」が行われ、仮装でマツケンサンバなどを歌う歌合戦やジェスチャー、クイズ、二人乗り自転車リレー競争などが行われ、ファンから盛んな声援や拍手を贈られていた。舞台出場以外の選手は出店した各店で、サインや写真撮影、売り子役やミニサッカーゲームなどに参加、試合中とは違う和やかな雰囲気でファンサービスに努めていた。
子どもたちの人気を集めたのは子ども4人と選手、コーチが対戦するミニサッカーゲーム。順番待ちの長い行列ができ、アウグスト選手やマルクス選手と子どもがゲームをする姿を熱心にカメラで追う親の姿も見られた。このほか、市内在住のトランポリン選手中田大輔さんが特別出演、子どもたちにトランポリンを指導したほか、舞台でオーバーヘッドなど難易度の高い模範演技を披露した。
フィナーレでは、競技場で流すDVDの収録が行われ、監督・選手が入って笑顔で歌を歌いながらテレビカメラに収まり、名残を惜しんでいた。

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2005年6月12日

市制記念日にちなみ川崎市が川崎F×FC東京戦に市民を招待

05060901川崎市は、7月6日に等々力競技場で行われるJ1第14節川崎フロンターレ対FC東京戦(午後7時キックオフ)を市制記念試合とし、市民1000組2000人を招待、6月17日まで郵送で申し込みを受け付けている。

写真=昨年の市制記念マッチハーフタームに出演した西城さん

同市では、市制80周年の昨年、市制記念日(7月1日)に一番近いホーム試合を「市制記念マッチ」して市民を招待、ハーフタイムに宮前区に住む西城秀樹さんが出演するイベントなどを催した。
今回の招待はこれに継ぐもので、昨年同様、西城秀樹さんのハーフタイムショー「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」も開かれる。対象は、市内在住の川崎市民。申し込みは、往復はがきの往信用面に「市政記念マッチ」と書き、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、返信用表面に郵便番号、住所、名前を書き6月17日(消印有効)までに〒210-8577(住所不要)川崎市市民局シティーセールス推進担当へ郵送する。応募多数の場合は抽選。
当選者は、はがき1枚で試合当日等々力競技場の特設引換所で午後3時から「ホーム・Aゾーンチケット」2枚と引き換える。
問い合わせは電話044(200)2245川崎市市民局市政広報部シティーセールス推進担当。

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2005年6月 7日

ナビスコカップ予選

050604nabisuko01ナビスコカップ予選リーグ第5節の試合が6月4日開かれ、川崎フロンターレはホーム等々力で東京ヴェルディ1969と対戦、1対1の引き分けに終わり、決勝トーナメント進出は予選最終節まで持ち越された。

写真=試合後、サポーターにあいさつする選手たち

Bグループの両チームの第4節までの成績は共に勝ち点5だが川崎Fは得失点差で2位につけており、この試合は決勝進出をかけた大切なゲーム。勝ち点10のガンバ大阪は5節で4位のサンフレチェ広島に負けたものの、この日で決勝トーナメントに駒を進めた。広島が勝ち点を積み上げたため、3チームが勝ち点1で並ぶ混戦となった。
どしゃ降りのなか午後6時から開かれたこの試合には、川崎FはGK相澤隆が初出場。滑りやすいピッチのため前半は両チームともリズムが作り出せず、試合が動いたのは雨が小降りになった後半。両チームとも攻撃的になったが、川崎Fは固い守りでしのぎ、後半20分黒津が先制ゴール。その後激しい攻防が続き、71分に東京V山田にシュートを決められ同点。決勝進出を掛けて攻め続けたがドローでタイムアウトとなった。
次節は6月11日午後7時からホーム等々力でサンフレッチェ広島と対戦する。

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2005年5月16日

川崎フロンターレが3連敗:マルクスのケガに泣く

川崎フロンターレは第12節の5月14日、ホーム等々力で清水エスパルスと対戦、1対0で負けて3連敗。ゲームをコントロールするマルクス選手のケガに泣き、順位も13位に後退した。
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写真=清水のDFに囲まれるジュニーニョ選手(10番・中央)

過密スケジュールだったGWの前半、ホーム2勝と勝ち進み4位と高順位だったF川崎は、MFマルクスがアウェイの10節アルビレックス新潟戦(5月4日)で負傷。続く11節大分トリニータ戦(5月8日)は、治療のため帰国したマルクスの穴が埋められず連敗。
チームは、7月2日まで中断するリーグ戦を前に、3連敗は避けようと試合に臨んだが、開始早々の1分にコーナーキックからのボールをFW久保山由清に決められ失点。試合を振り出しに戻すべく攻める川崎Fに対し、ディフェンス意識の高い清水は中盤で激しくチェックしてボールを奪う。スタメン起用のFWフッキはチームメイトと連携が合わずチャンスを作り出すことができないまま前半を終了した。川崎Fは、攻撃を厚くするため後半の早い時間帯に選手交代して3トップにしたが、清水ゴールを割ることができず前節に続いて無得点で終わった。
J1にあがってから温かな声援が続いていたホーム等々力は、ちぐはぐな攻撃に時折ブーイングや「もっと攻めろ」の声も出ていた。
1カ月半の小休止中はナビスコカップ予選が再開する。川崎Fの試合日程と対戦相手は5月はアウェイ試合で、21日午後3時に広島(広島スタジアム)、28日午後2時ガンバ大阪(万博記念競技場)、6月はホーム試合で4日午後6時に東京ヴェルディ、6月11日午後7時にサンフレッチェ広島と対戦する。

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2005年5月 2日

フロンターレがホーム2連勝:長橋がゴール、4位に浮上

5月1日のJリーグ第9節の試合で、川崎フロンターレはジェフユナイテッド千葉に競り勝ち4位に浮上した。等々力競技場はゴールデンウィークの日中試合とあって大勢の家族連れが観戦、強豪相手の2連勝にスタンドは盛り上がりをみせた。050502front

写真=先制点に喜ぶ長橋(右)とアウグスト

試合は、前節までに19ゴールとリーグ最多得点を誇る千葉を相手に激しいボールの奪い合いとなった。両チームとも守備意識が高く前半を0点で折り返す。後半、千葉がボールを支配するものの、川崎は一瞬のスキをつきカウンター、61分にMF長橋康弘が「前回を覚えていない」ほど久しぶりのゴールを決めた。
先制点を奪われた千葉は攻撃を厚くし川崎ゴールを襲うが、川崎はFW黒津勝からDF佐原秀樹に、さらにMFマルクスに替えてベテランのMF相馬直樹を投入、全員で集中をきらさず貴重な1点を守り抜いた。
ゴールデンウィークは11日間で4試合とハードなスケジュール。残る2試合はアウェイで、4日にアルビレックス新潟、8日に大分トリニータと対戦する。
次のホームゲームは14日午後3時から清水エスパルスを迎える。

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2005年4月29日

川崎フロンターレが横浜FMを破り、6位に浮上

05042901川崎フロンターレは4月28日、2年連続Jリーグ年間王者の横浜Fマリノスを2対1で下し、連敗を脱出して12位から6位に浮上、今季初の神奈川ダービーを制したホーム等々力は、歓喜にわきかえった。

8節のこの試合は、戦線離脱していたジュニーニョが3試合ぶりに復帰、放ったシュートは1本だけだったが、持ち前のスピードを生かし前線にボールを運び、攻撃のチャンスを作り出した。 強風の中で開かれた試合は、横浜の中盤がボールを奪い、風を利用して川崎陣内に攻め込む展開が続いたが、ケガの寺田に替わり7節から出場するDF鄭容臺やGF吉原慎也の好守でしのいだ。川崎は、28分に速攻でMFマルクスのヘディングシュートで先取点を奪い、後半開始まもなくの49分にもFW黒津勝がゴールを決め2点差として勢いづく。 しかしここから横浜の反撃が始まり、72分にフリーキックのこぼれ珠をMF那須大亮が決めて1点差、さらに攻撃を仕掛ける。川崎は疲れの見えるMF中村憲剛に替え当たりに強いDF佐原秀樹を投入、集中力をきらさず猛攻に耐え1点差を守りきった。アジアチャンピオンズリーグにも出場する横浜は、3日置きに試合をこなし疲れもピーク、レギュラー陣の怪我人が続出の上、前日には守備の要DF中澤祐二も離脱、24日の大宮に続きて昇格組みに連敗した。 シュート数は、横浜の15本に対し川崎はわずか5本だったが、王者マリノスに競り勝ちジュニーニョの復帰でチームは明るいムード、中2日、中3日と過密な日程となるGWの連戦に弾みをつけた。 次の9節5月1日は再びホーム等々力で午後3時からジェフ千葉と対戦する。

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2005年4月18日

川崎フロンターレ ジュニーニョをケガで欠き3連勝ならず:今季初の無得点

050418furonnte1jpg川崎フロンターレは4月17日、ホーム等々力競技場に名古屋グランパスエイトを迎え午後3時から対戦、前節ケガで戦線離脱したFWジュニーニョに替わり、ことしに入団したFWフッキが初登場(写真上)したが、名古屋の好守に阻まれ今季ホームで初黒星を喫した。

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050418furonnte2川崎は4節(4月9日)で東京ヴェルディ1969を完封で破って魔のロスタイム呪縛が解かれ、5節(4月13日)アウェイのヴェッセル神戸を6対1と圧勝、3連勝をめざしたが、ヴェッセル戦で負傷したジュニーニョの穴を埋めることはできなかった。
試合は、川崎は初出場のフッキにボールを集めゴールを狙うものの中盤の厚い名古屋に押されボールが繋がらず、シュートチャンスも相手DFやGKに阻まれゴールを割ることができない。42分にペナルティエリアのフリーキックを名古屋のFW中村直志に決められ先制点を許した。
川崎は前半終了間際に足を痛めたDF寺田周平に替わり後半から佐原秀樹が出場。途中、初出場のフッキに替えFW黒津勝を送り出し、我那覇と2トップにマルクスが絡む作戦に変更。さらにボランチとして運動量の多いMF谷口博之を相馬直樹と交代し攻撃を厚くしたものの、逆に77分、後半途中から入った名古屋のFW杉本敬太に追加点を決められた。
川崎は、2点差にされたからはDFも攻撃に参加、パワープレーでパスをつないで攻撃したが、ゴール前に来たボールに飛び込んだFW我那覇が83分に負傷退場、交代枠を使い切ってしまったため10人でプレーしたが、今季初スタメンのベテランDF秋田豊らの固い守りを崩せず、初の無得点に終わった。
050418furonnta3 日曜日の午後の試合とあってスタンドには親子連れや少年サッカーチームなど1万4000人を越える観客が訪れ、川崎華族などバックスタンドの熱心なサポーターの応援に合わせて手拍子や選手の応援歌を歌い、試合後も温かな拍手を贈っていた。
次節はアウェイで、4月23日土曜日午後3時から広島ビッグアーチでサンフレチェ広島と対戦、第8節のホーム試合は4月28日木曜日午後7時から横浜Fマリノスと対戦する。

写真=守備で活躍する谷口選手(中央)、試合後も温かな拍手をするサポーター(下)

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麻生区に花と彫刻の道:尻手黒川線の歩道に花壇とユニークな5作品

05041707「芸術のまちづくり」を進めている川崎市麻生区で上麻生4丁目の吹込交差点付近の尻手黒川線沿いに「花と彫刻の道」(写真)ができあがり、4月17日鶴亀松公園でオープニング式典が催された。市民と行政が協働で緑地を整備、これと合わせて1年の間、彫刻展を催すという意欲的な試みで、新しい麻生の名所として散歩の市民などに喜ばれそうだ。
(作品紹介・写真ニュースへ)

市民と行政が協働で景観づくり事業

川崎市の2004年度の緑の景観づくり推進事業の一環として、吹込交差点付近を洋風ガーデンをイメージした花壇や緑地をつくり、木製デッキなどをおいて市民の憩いの場として整備したもの。約30平方mの花壇は市民と行政とがパートナーとなって管理を行うことになっており、4月7日に「花と緑とともに“フェニックス”」などの地域の市民がチューリップなど約500株を植えた。
これにあわせ、王禅寺五差路交差点から山口台交差点まで約600mの道路に沿った幅広い歩道を生かし、オープンギャラリーとして2006年3月まで「麻生の道彫刻展」を催す。
この彫刻展は、國安孝昌さん、吉川陽一郎さん、海崎三郎さん、中井川由希さん、山崎隆さんの5人の作家が大理石、陶器、鉄、ミックスメディア、木製とそれぞれ違った素材を使った作品を植え込みなどに展示するもの。
通常、街中の彫刻は恒久的に展示されるが、今回は1年間という期間を設け、周辺の環境に合わせて制作するという意欲的な試み。制作した作家たちは「季節の変化に応じて作品が変化していくのを楽しんで」などと話している。また、担当の環境局緑政部緑政企画担当では、好評ならば期間の延長も検討したいと市民の反応を期待している。
期間中、6月19日と11月20日に出品作家による会場オリエンテーリングを催す。

作家と作品まわりオープン祝う
05041703式典では、昭和音楽大学卒業生が結成した「ルーブル・サクソフォーンカルテット」が散り残ったサクラを背景に「私のお気に入り」「不思議の国のアリス」などを演奏、集まった関係者や公園へ散策に訪れた市民など約100人の耳を楽しませた(写真)
鈴木真生副市長が「美しい緑の景観をつくることは行政だけではできない。今回の事業は行政と住民がパートナーとして協力した成果。花壇とユニークな彫刻展が、多くの人の目を楽しませてもらえれば」とあいさつ。百合ヶ丘勧交会の山下茂男会長も「今回の事業は住民の小さな土地の花壇づくりから始まり、周囲の人々や行政を動かした。今後は町会も協力し、緑のまちづくりに取り組んでいきたい」と意欲をみせていた。
式典後、5つの彫刻をまわって作家がそれぞれの作品について説明、参加者たちは「作品にさわってもいいですか」「汚れても大丈夫なの」などと熱心に質問していた。
彫刻展の問い合わせは電話044(200)2399緑政課。Eメール=[email protected]

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2005年4月16日

高津区のてくのかわさきで哲学者・内山節さんの講演会

川崎市高津区溝口の生活文化会館(てくのかわさき)で4月17日午後6時30分から森の哲学者・内山節さんの講演会が開かれる。

川崎北部で自然保護などに取り組む「生田緑地・ドングリ山トラスト基金」「かわさき自然と共生の会」「川崎多摩丘陵の里山を守る会」「地球の木・ラオスチーム」「津田山緑地里山の会」「向ヶ丘遊園の緑を守り、市民憩いの場を求める会」の6団体が共催するもの。
内山さんは立教大学大学院教授で、20数年前から群馬県上野村の農家に住まいを持ち、自然、労働、森林問題について思索、NPOもりづくり代表理事を務め、「里の在処」「森に通う道—知床から屋久島まで」など山里から世界を眺めた多数の著作がある。川崎市民アカデミーの講師に長年携わり、市内にも多くのファンがいる。
当日は、自然の大切さをテーマに「森・都会・人間」と題して講演する。参加費は1000円。
問い合わせは電話044(931)3280酒井さん

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2005年4月13日

映画おもしろ講座を4月23日から開講:これであなたも映画通

映画のすべてを教えます−4月23日から始まる「映画おもしろ講座」(主催=KAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会、芸術のまちづくり推進委員会、川崎市)の受講生を募集している。

この講座は、映画の制作から配給までの過程を、脚本、撮影、編集、映写、配給などの実際を専門家からワークショップなどを通して知り、映画の楽しみ方の幅を広げてもらおうというもの。
日程は
4月23日午前10時〜正午・午後1〜3時、「映画を観せる〜配給・宣伝のオシゴト」、講師−望月歩(アットエンタテインメント株式会社映像事業部制作プロデューサー)、山下幸洋(フリー、現・日活新作DVD広報担当)、会場・日本映画学校、受講料1000円
4月30日午前10時〜正午、「映写室へようこそ」、講師−鈴木映画、午後1〜3時、「映画とシナリオ」、白鳥あかね、日本シナリオ作家協会、会場・新百合21ホール、受講料1000円、定員30人
5月14日午前10時〜正午・午後1〜4時、「映画制作ワークショップ 演出・撮影編」、講師−日本映画学校講師陣、会場・日本映画学校、受講料1000円、教材費700円、定員30人
5月21日午前10時〜正午・午後1〜4時、「映画制作ワークショップ 編集・録音編」、講師−日本映画学校講師陣、会場・日本映画学校、受講料1000円、教材費700円、定員30人
1回でも受講できる。申し込みは電話(044−953−7652・午後1〜5時)、FAX(044-953-7685)、Eメール[email protected]で、KAWASAKIしんゆり映画祭事務局へ氏名、電話番号、住所、性別、年齢、希望する講座を連絡。締め切りは4月16日。
問い合わせは映画祭事務局または川崎市市民局市民文化室(電話044-200-2280)
ホームページhttp://www.siff.jp/

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2005年4月10日

フロンターレが今季初勝利

050410-02川崎フロンターレが4月9日、今季初勝利をあげた。
リーグ戦第4節の試合は、ホーム等々力に東京ヴェルディ1969を迎え初ナイターで午後7時4分にキックオフ。70分に川崎フロンターレのMFアウグストが左サイドから猛然とドリブルでペナルティエリアに持ち込み左足でゴール、フロンターレは貴重な先制点を守り抜き、1対0で5年ぶりのJ1で初白星をあげた。

開幕以来フロンターレは、J2の記録を塗り替えた自慢の攻撃力で毎試合得点を挙げるものの、第1節以外は全てロスタイムに失点し、リーグ戦の前節までの結果は2分1敗、3月19日から始まったナビスコカップでもリード守りきれず勝ち星を逃がしていた。
J1初勝利に関塚監督は「J2で優勝したときよりも重い一勝」と満面の笑み。この日を待ち続けたホームの観客は大歓声をあげ、試合終了後も長い間「フロンターレ」の名を叫んでいた。
公務を縫って観戦しハーフタイムにはサポーター席と競技場内のフロンターレ神社に足を運んだ阿部孝夫川崎市長は「よかった」と笑顔、「(7日の)神社移転の効果もあったのかな」と声をはずませていた。
競技場の回りの桜並木は、この日を待ち受けたかのように満開、多くのサポーターは夜空にピンクが映える並木道で選手が出てくるのを待ち受けていた。
050410-01この日フロンターレは、ナビスコ初戦で4点のリードを追いつかれた経験を生かし守備重視に転換。DF登録の谷口博之を守備的ボランチに投入、GKも吉原慎也に替えて試合に臨んだ。
前半はヴェルディが終始ボールを支配、昨年のブラジル得点王ワシントンにボールを集めるが、フロンターレが最終ラインを守り切った。後半は、互角の戦いから徐々にフロンターレのペースになり、谷口がカットしたボールをジュニーニョからアウグストへつないで待望の先制点をゲット。数少ないチャンスを確実にものにし、無失点で魔のロスタイムを切り抜けた。
一方、5年前まで川崎市をホームタウンにしていたヴェルディは、川崎市麻生区の南百合丘サッカークラブ出身で成長著しいDF相馬崇人をケガで欠いた影響が出てサイド攻撃がうまく機能しなかった。
次の試合(第5節)はアウェイで、4月13日午後7時から神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でヴィッセル神戸と対戦、第6節のホーム試合は4月17日午後3時から名古屋グランパスエイトと対戦する。

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2005年3月13日

川崎フロンターレが等々力に浦和を迎えホーム開幕戦:ロスタイムに追いつかれ引き分け

050314urawa川崎フロンターレが3月12日、等々力陸上競技場に昨年のJ1セカンドステージ覇者・浦和レッズを迎えてホーム開幕戦を行った。開始早々スピードに勝るジュニーニョの先制に始まり、終始フロンターレが先行して強豪浦和から3点をもぎとったものの、前節とは逆にロスタイムに追いつかれてまさかの引き分け、J1の厳しさを見せつけられる結果だった。

競技場は5年ぶりのJ1を楽しみにしていたフロンターレサポーターのほか、予想されたように浦和レッズのサポーターも大勢駆けつけ、24332人の観客を集めてほぼ満席。試合前には、阿部孝夫川崎市長が「待ちに待ったJ1の試合が始まります。これからも応援をよろしく」と挨拶、川崎市出身者もいるラップグループ「スチャラダパー」が始球式でチームマスコットのふろん太が守るゴールにボールをドリブルで運んだ。
050314urawa2J1リーグで初対戦となる試合は、開始5分にFWジュニーニョが持ち前のスピードを生かして自ら得たPKを決めて先制、熱い応援を繰り広げるサポーターを喜ばせた。動きの鈍かったレッズは、徐々にフロンターレのパスを奪い21分に酒井友之が同点ゴール。両チームとも何度かゴールを狙う攻撃的なサッカーを展開するが、DFとゴールキーパーの踏ん張りで前半を1対1でしのぐ。
後半は52分FW我那覇和樹が、この日唯一のシュートを決めて再び先行。64分にはMFアウグストがフリーキックを直接ゴールに入れ2点差にして、サポーターをわかせた。
王者の意地を見せたいレッズは、DF闘莉王も攻撃参加、さらにFWに横山拓也、元日本代表・岡野雅行を投入して攻撃の層を厚くしフロンターレのゴールをねらう。フロンターレDFの動きがにぶくなった80分、交代したFW2人の速攻で岡野がゴールを決め1点差に詰め寄り、さらに猛攻を仕掛ける。フロンターレもMF木村誠、FW飯尾一慶を投入して流れを変える試みをするが、ロスタイムにゴールを止めたGK下川誠吾のこぼれ球を浦和がキープ、土壇場で闘莉王がヘッドで押し込み、同点に追いついた。
試合後の会見で関塚監督は「結果は残念だけど、昨年の第2ステージチャンピオンを相手にこれだけサッカーができたという自信を次につなげたい。最後の5分の闘いは経験の差が出た」と落ち着いて分析。阿部市長は「残念。始めはスピード感がありいけると思ったが、J1は甘くなく混戦に強い。ベテラン岡野ががんばり味のあるいい試合だった。全体としては押せ押せだったのでこれからが楽しみ、しっかり応援したい」と話し「2点目まではいつものようにビールを飲んだが、3点目にビールを飲まなかったのがいけなかったのかな」と冗談交じりの余裕の表情だった。
応援の指揮をとる川崎華族のサポーターリーダー吉野拓也さんは「終わった瞬間は『まじかよ』と何も考えられずドーハの悲劇が浮かんだ。選手は下を向いていたけど、王者相手にいい試合をした。2000年の昇格の時の急増チームに比べ、(前監督)石さんと関塚監督が積み上げたものが大きく確実に進化しているので、試合を重ねるうちについていけると思う」と気持ちを切り替えていた。

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2005年3月 7日

川崎フロンターレがJ1初戦で引き分け、勝ち点1:終了間際、柏に追いつく

050306kashiwasenn3Jリーグが3月5日に開幕。5年ぶりにJ1に復帰した川崎フロンターレは、第1節2日目の3月6日にアウェイの日立柏サッカー場で柏レイソルと対戦、先行された試合を終了間際にジュニーニョ選手のゴールで引き分けに持ち込み、勝ち点1をもぎ取って応援に駆けつけたサポーターを喜ばせた。

競技場の監督席の後ろには、3月4日に降った雪がまだ残る真冬並みの寒さの中、午後3時35分にキックオフ。フロンターレ先発メンバーは、前回のJ1時代からのDF寺田周平、MF久野智昭、MF長橋康弘、FW我那覇和樹の4選手のほか、その後フロンターレに移籍したGK下川誠吾選手などJ1経験者が8人がいたが、久しぶりのJ1と開幕試合特有の雰囲気のためか堅さが見られた。
試合は、立ち上がり直後はジュニーニョ選手が持ち前のスピードを生かしレイソルゴールを襲ったが、相手のマークがきつくなり徐々にレイソルリズムで展開、前半を0対0でなんとか折り返す。後半は立ち上がりからレイソルの猛攻を下川の好セーブでしのぐ場面が続くが、78分についに途中交代の元日本代表・山下芳輝選手にゴールを許す。しかし、ゴール裏に詰めかけた約500人のフロンターレサポーターの必死の応援に選手がこたえ、89分アウグスト選手のヘディングシュートのこぼれた球をジュニーニョ選手が左足で押し込み、負けが濃厚だった試合を土壇場でドローにした。
試合後の会見で関塚監督は「5年ぶりのJ1で非常に難しい試合になると思っていました。先行されたが、選手が最後まで1点を奪いにいき、いい形で追いつけた。初戦で勝点1を取れたということで満足しています」とほっとした表情。
勝ち点1を取ったが、シュート数はレイソルの23に対しフロンターレは13、イエローカードも5枚出された。J2の記録を塗り替えた自慢の得点力は、昨年J1最下位で入れ替え戦を戦ったレイソルに通用しなかっが、追いつけたことは次に繋がる明るい材料だ。
次節3月12日はホーム開幕試合。午後3時30分等々力から昨年のセカンドステージの覇者・浦和レッズと対戦する。

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2005年2月12日

子ども夢パーク(高津区)で2月26日、かわさきかるた大会

05021201「川崎市制80周年記念かわさきかるた」の完成を祝うかるた大会が、2月26日午前10時30分〜午後2時30分に川崎市高津区下作延1500-1の「子ども夢パーク」で開かれ、参加者を募集している。

かるたは、川崎の歴史、風土、伝統文化、ゆかりのある人物、事柄などを題材に読み札を市民から公募し、3295人から4258点の作品が寄せられた。郷土史、地名、観光、自然環境などに詳しい専門家などによる制作委員会(委員長=斉藤文夫川崎市観光協会連合会会長)が選考し、2004年末に「生田には 星と太郎の 夢がある」「六郷を 渡れば川崎 奈良茶飯」などいろは44作品が決まった。その後、児童文学作家・工藤直子さんが監修し市内の画家sやイラストレーターなどが絵札を制作し、3月10日から区役所、市内の書店などで発売の予定。
大会は、川崎市と同かるた制作委員会がかるたのお披露目をかね、小学生を対象に催す。午前中は屋内、午後は大判かるたを使って屋外で行う。雨天決行。参加者には豚汁とご飯が出る。定員は100人。
参加希望者は、FAX(044-200-3913)または葉書に、住所、氏名、年齢(学年)、電話番号を記入し〒210-8577市民局市民文化室へ2月21日(必着)までに送る。
問い合わせは電話044(200)2029市民局市民文化室。

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川崎の明日を市長と語るユース・ミーティング:参加者募集

明日の川崎について若者と阿部孝夫市長が意見を交換する「KAWASAKI ユース・ミーティング」が、市内北部・南部の2カ所で開かれ、参加者を募集している。

日程と会場は、北部が2月26日多摩区役所、南部が3月5日エポックなかはらで、時間はいずれ
も午後1時から3時。参加対象は、市内在住・在学・在勤の18〜25歳の人。定員は各50人。
申し込みは、往復葉書またはFAX(044-200-3912)かメール([email protected])で、住所、氏名、年齢、電話番号、職業を書き、参加希望日、希望の理由と何を話したいかを書き、〒210-8577川崎市川崎区宮本町1 川崎市市民局地域生活部青少年育成課に2月15日(必着)までに申し込む。
問い合わせは電話044(200)2669青少年育成課。

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2005年2月11日

とどろきアリーナで矯正展:刑務作業品の展示即売など

川崎市中原区のとどろきアリーナで、2月12日、13日の午前10時から午後5時(13日は午後4時)まで刑務所で作られるさまざまな品物の展示即売や刑務作業の体験教室などを行う「第9回とどろきアリーナ矯正展」が開かれる。

犯罪の増加と共にいちじるしく増加する被収容者の過剰な収容実態などを背景に、「矯正施設(刑務所、少年院、少年鑑別所等)は、今…」をテーマに、矯正現場の活動を紹介しその役割の重要性を一般に理解してもらうことを目的に法務省東京矯正管区、横浜刑務所、(財)矯正協会刑務作業協力事業部の三者が主催、川崎市などが協力する。
会場では、刑務所、少年院、少年鑑別所の役割と実情を紹介する写真パネルの展示や矯正行政のビデオ放映のほか、刑務所内居室の模擬舎房も設置。金属・洋裁・木工・皮加工など約900種23000展の刑務作業品の展示即売が行われる。このほか、白根凧製作(12日は30人、13日は20人、無料)や刺し子(300円)、ステンドグラス(800円)、親子で参加できる木工(300円)など刑務作業の体験教室や長野刑務所の機織り、府中刑務所のレーザー加工の実演コーナー、川崎フロンターレ選手のグッズ販売などのチャリティーオークションも行われる。
問い合わせは電話048(601)1607法務省東京矯正管区作業課。

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2005年2月 7日

フルーツパークがナシ栽培講座:市民の就農者を養成

050207nashi01「多摩川ナシ」のブランドで知られる川崎のナシ農家を支援しようと、川崎市フルーツパークが生産技術者の養成事業に乗り出した。この事業は、一般市民を対象にした「多摩川ナシ栽培支援講座」で、2年間にわたりナシの栽培・販売の作業を体験、一定期間出席した市民には修了証を交付し、人手不足に悩む生産者に助っ人として派遣することも視野に入れており、農業就労を希望する都市市民の手で生産者を支援する内容。2月10日午後2時から、フルーツパークで受講希望者に説明会を開催する。

写真=ナシの人工授粉作業

「長十郎」のふるさと川崎市は、江戸時代初期の17世紀半ばには大師河原(川崎区)でナシが栽培された記録がある。江戸時代から明治にかけて南部地区で特に盛んだったナシは、生産地が徐々に多摩川を北上し、最盛期の1939年には作付け面積が約230ha以上と関東一の生産地となるほどの発展を遂げた。
都市化とともに栽培面積が減ったが、現在でも多摩区を中心に約44ha、180件の農家が生産しており、生産技術も高い。しかし、小規模な生産者のなかには、高齢化で後継者不足に悩んでいる人も多い。ナシは、木を植えてから出荷できるまで10年以上かかるため、新たな作付けの拡大は難しく、将来にわたって安定した生産は、危ぶまれ始めている。
川崎市は、1959年に「よみうりランド」遊園地隣の多摩区菅仙石にフルーツパークの前身「園芸技術普及農場山地果樹試験場」を設置、丘陵地のナシ栽培の技術向上や農家の指導、研究を行っており、生産農家の信頼も厚い。生産者の中には、単なるお手伝いではなく、仕事を任せられる人を望む声もあり、一方、都市住民の中には、農産物の生産に汗を流し就農を希望する人もいることから、今回の講座が企画された。
講座は4月開講で、原則毎月1回。1年目はフルーツパークで職員から栽培全般の基本的な学習と実習、2年目は協力農家で実習を中心に学ぶ。実習の内容は、人工授粉、摘花、袋掛け、病害虫防除、こずえの管理、収穫、販売実習、土作り、せん定など。2年間で21回の講座のうち、17回以上参加した市民に修了証を交付し、援農者名簿に登録、受け入れ先の農家があれば、助っ人として有償で働く。
対象は、川崎市内在住の65歳以下で講座終了後に援農に参加できる、ナシ栽培に興味や関心がある人。費用は、1年目が2400円、2年目が7000円。このほか教科書代1100円程度と保険料(実費)。作業服、靴、せん定ばさみなどの道具を持参する。定員は20人で応募多数の場合は抽選。
申し込みは、往復葉書の往信欄に郵便番号、住所、氏名、生年月日と年齢、電話番号、応募動機、返信欄に自分の郵便番号、住所、氏名を記入して2月18日(必着)までに〒214-0006川崎市多摩区菅仙谷3-17-1 川崎市フルーツパーク多摩川ナシ栽培支援講座」係へ郵送する。
問い合わせは電話044(945)0153。
フルーツパークのHPでも詳細が載っている。("http://www.city.kawasaki.jp/28/28fruits/home/parkhp/top.htm

2005-02-07 in 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月 4日

川崎フロンターレ:「浦和戦に来て」と阿部市長が入場券販売

050204tiketto01「等々力を赤で染めさせないで」−3月12日のホーム等々力での開幕戦で浦和レッズと対戦する川崎フロンターレ。レッズサポーターが大量に訪れることが予想されるだけに、念願のJ1昇格を果たしたホーム初戦でスタンドが赤く染まったらたいへんと、市民に観戦を呼びかける緊急対策にのりだした。2月3日には「市民ぐるみで応援を」と阿部孝夫川崎市長も、中原区の川崎フロンターレ後援会事務所で開幕戦のチケット販売を行った。

浦和レッズのサポーターは熱狂的な応援で知られ、アウェイの試合でさえ相手チームのスタンドを赤く染めてしまうこともしばしば。3月12日の試合には、1万人以上のレッズサポーターが入場するという予想もある。等々力の収容人数約2万5千人の半分近くが赤くなる見込みだけに、フロンターレとしては残る1万5千人を青のサポーターで埋めなくてはと危機感をつのらせる。
こうしたことから、同市、後援会、チームの3者が共同で行う「川崎の青、総動員作戦〜開幕ダッシュキャンペーン」をスタートさせたもので、この販売はその一環。
阿部市長は3人の客に入場券を販売、うち一人は、入会の受け付けも行った。初めての体験に、阿部市長は「(書類で)大きなお金の決済はいつもしているが、現金の取り扱いは、お客様を待たせたり金額を間違えるといけないとちょっと緊張しました」と話していた。
050204tiketto02チケット販売に先立ち阿部市長は、後援会事務所隣の中小企業・婦人会館で武田信平フロンターレ社長とともにキャンペーン内容を説明する記者会見を開いた。
それによると、等々力をチームカラーと川崎市のイメージカラーの青で埋めて選手に力を与えようと、この試合に限って入場券を3段階に分けて販売する。まず、2月1日〜15日にフロンターレ後援会会員を対象に先行販売、ついで16日〜3月5日に神奈川県内の人を対象に販売する。一般販売は23日からとなる。このほか、2月16日からは川崎駅東西広場と武蔵小杉駅周辺や中原駅から競技場までタペストリーを掲出、鷺沼プール跡地の壁などに試合告知看板、麻生小学校に横断幕を出すなど開幕戦のPRを行う。
阿部市長は「相手チームを上回る人数で、整然とした中で力強く応援してほしい。ホームなので、いつもやっているように実力を発揮し1点でも多く点をとってもらいたい」と観戦を呼びかけた。武田社長は「スタートダッシュをはかるには1戦、2戦が重要。浦和はサポーターが多く、一時的に相手クラブ後援会に入会して入場券を確保し、スタンドを真っ赤に埋めつくすこともある。今回はそうならないようにしたい。選手はたくさんの応援でがんばることができるので、力を貸して」と訴え、「昨シーズンの第2ステージ優勝チームにひとあわふかす気持ちで臨む」と強調した。また今季の観客目標は1試合平均1万5000人と話した。
後援会によると、2月2日現在の入会者は昨年の同時期を大幅に上回る6102人(昨年3150人)で、この日までのチケット販売数は1500枚。
前売り入場券の取り扱いは、同後援会事務所、フロンターレ事務所、ローソン(Loppi)などのほか、今シーズンからチケット宅配サービスを始める川崎朝日会。
問い合わせは電話044(813)8618川崎フロンターレ販売&サービス部広報・企画。

2005-02-04 in 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月30日

麻生区の琴平神社志村宮司が川崎市に絵を寄贈

050130simura川崎市麻生区王禅寺の琴平神社宮司で洋画家の志村幸男さん(51)が1月27日、川崎市役所に阿部市長を訪れ、「秋桜(コスモス)の丘」と題した油絵を寄贈した。この絵は、丘陵地帯をバックに一面にコスモスが咲き乱れる様子を写実的で緻密なタッチで描いた30号の作品で、麻生区役所2階に飾られる。

写真=絵を手渡す志村夫妻(左)と阿部市長

志村さんが同市港湾局の依頼で、2004年12月24日に川崎区臨海部にあるマリエンに100号の大作「秋桜の舞」を展示したことが今回の寄贈のきっかけ。同局では、マリエンに海以外の自然を感じられる絵画を展示することで来館者がくつろげる空間を作ろうと、志村さんの大作を1年間展示する予定で、市民の評判も高い。
寄贈には、斉藤隆区長や永野幸三港湾局長らも同席、阿部市長は「すばらしい、細かい描写にびっくりしました。大切に飾ります」と礼を述べ、感謝状を手渡した。志村さんによると、寄贈した絵は昭和記念公園のコスモスをモチーフに「花の色は縁起のいい紅白の2色にした。自然を大切にしていろいろな場所や心の中にたくさんの花を咲かせてほしいという気持ちを込めて描いた。多くの人が訪れるところに飾られれば、とてもうれしい」と話している。また、市長が驚いた緻密な筆使いについては、ネズミのヒゲを使った筆を描きやすいように自分で直して使っていると説明した。
志村さんは、10代半ばから絵を描きはじめ、洋画グループ「白日会」に所属している。宮司の仕事のかたわら、時間の許すときは1日数時間絵筆を握り、主に禅寺丸やコスモスなど大地に根を張る植物を題材にした作品を描いている。同会会員展のほか、最近は隔年で個展を開きアジアやヨーロッパ各地の展覧会にも作品を出品、同神社で発売する縁起物の絵馬やエトの絵皿など絵のついたものはすべて手がけている。
志村さんは現在、麻生文化協会の副会長を務めるほか、「神社は、いにしえよりの文化の発祥地で人の輪を結ぶ役目がある」と美術・工芸制作が趣味の市民団体「柿生の里」を主宰、同神社参集殿で作品展を催すなど地域の文化の振興に力を注いでいる。

2005-01-30 in 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月26日

富士通レッドウェーブ:最終戦の観戦者を募集

2月18日午後6時30分から川崎市とどろきアリーナで行われる女子バスケットボールWリーグの「富士通レッドウェーブ」と「シャンソンVマジック」の観戦者を川崎市が募集している。

富士通レッドウェーブは、川崎市ホームタウンスポーツ推進パートナーになっており、シーズンの最終戦で強敵シャンソンを迎えることから、ホームタウンの多くの市民の応援で勝利をと市制80周年記念事業の「ホームタウンスポーツふれあいプロジェクト」の一環として募集するもの。
1月23日現在、富士通は5位。対戦相手のシャンソンは1位。
希望者は、往復葉書の往信欄の裏面に代表者の氏名(ふりがな)、住所、電話番号、年齢(学生の場合は学校名・学年)、その他の申込者の氏名と年齢を記入、返信の表面(あて先)に代表者の住所、氏名を書いて、〒210−0004川崎市川崎区宮本町6 川崎市教育委員会スポーツ課 富士通レッドウェーブ観戦担当へ1月31日(必着)までに申し込む。
応募は市内在住・在勤・在学者優先で中学生のみの観戦はできない(18歳以上の人との同伴が必要)。定員は160人。応募は1枚で4人までで、応募多数の場合は抽選。
問い合わせは電話044(200)3322スポーツ課富士通レッドウェーブ観戦担当。

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大山街道ガイドマップが完成:史跡などを紹介

高津区の大山街道の史跡などを紹介した『大山街道と周辺マップ』がこのほど完成した。

大山街道は「矢倉沢往還」とも呼ばれ、江戸の赤坂御門と大山(伊勢原市)を結ぶ道として古くから親しまれ、二子、溝口は宿場として大山詣での人々でにぎわった。また、茶や真綿、たばこなどの輸送路としても盛んに利用された。
同区では、シンボルロードとして多くの市民に親しんでもらい、街道沿いの商業振興や文化や歴史の掘り起こしのきっかけにしようと2003年に大山街道活性化推進協議会を結成、その活動の一環としてマップを作成したもの。
A3判のマップは1色刷で、両面に街道沿いの史跡や旧家などを写真入りで紹介したほか、公共施設、トイレなどの位置を記し、散策に役立ててもらえるよう配慮している。
1万部を印刷、区役所、支所、図書館、市民館などのほか、街道沿いの商店で希望者に配布する。
マップは協議会の委員がデザインや掲載内容などを決め、印刷代は街道沿いの商店の協賛金でまかなった。
また、2月13日午前10時30分から午後3時30分まで大山街道ふるさと館、高津図書館前などで開かれる「大山街道フェスタ」のPRにも役立てる。
問い合わせは電話044(861)3140高津区役所地域振興課まちづくり担当。

2005-01-26 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

川崎フロンターレが新体制を発表:昨年のチームに力ある8選手の加入で5位めざす

050127foront02川崎フロンターレが1月22日、川崎市高津区久本の洗足学園音楽大学・前田ホールでサポーター約1000人の前で2005年の新体制の発表を行い、チームの方針、天皇杯で大活躍した飯尾一慶(FW・東京ヴェルディ1969、レンタル移籍)、強力なロングスローで注目を集める高校生の大型ルーキー大久保将人(DF・仙台育英高校)など8人の新加入選手、ユニフォームなどを紹介、武田信平社長は「5位を目標にする」と5年降りに復帰するJIへの強い意欲を示した。

写真・上=新入団選手(左から戸倉賢、小林宏之、飯尾一慶、関塚監督、チョン・ヨンデ、森勇介、植草裕樹、大久保一将の各選手)
写真・下=洗足学園音楽大学のオーケストラ演奏

同クラブは、多くのサポーターにチームの考え方を直接聞いてもらおうと、2004年から新体制発表にサポーターを招待している。ことしは音楽とスポーツの街かわさきをアピールするために洗足学園で事前申し込みのサポーターを招待、同大の学生や教師らの演奏会付きで行われた。
050127foront03パイプオルガンとオーケストラの演奏で始まった会見では、まず阿部市長が「厳しい戦いが始まるが、等々力競技場でJ1を応援できるよろこびをかみしめ、多くの人に来てもらいたい」とあいさつ。武田社長は「J1でそんなに簡単に星が取れるとは思わないが、関塚監督がしっかり指導し、選手も一生懸命頑張るので5位を目ざす」と抱負を語ると会場は一瞬どよめきがと大きな拍手で包まれた。また、強気で臨む今季のキャッチフレーズとして「フロンターレ・フォルティッシモ(」が披露された。
関塚監督は「厳しい目標を任されたが、過去3年間のデータを見ると上位6、7位は安定した力を持つが、その下は年ごとに変化しているので、何とかそこに食い込むようにしたい。J1で出場機会が少ないが力のある選手が各ポジションで補強できたので、チーム内のレギュラー競争で、レベルアップを図り目標を達成したい。試合は基本的に昨年のスタイルを継続し、よりコンパクトで全員守備、全員攻撃の連動的なサッカーを開幕までにみんなで作り上げる。好守のバランスの取れたチーム作りを準備し1試合1試合勝ち点3奪うためにホイッスルの鳴るまであきらめないサッカーを展開する」と力強く約束した。
同席した福家三男強化本部長は「ことしはJ1で定着し、5〜7年後は優勝を目指せるチームを目標にするためのスタートライン。昇格した2、3年は非常に重要な時期でしっかり戦える基礎作りとなるために、U18をトップチームと同じ強化部へ入れる。ユース選手を切磋琢磨しながら育て、安定的に選手を供給し、川崎、神奈川の選手を育てていく」と今後に向けての取り組みを披露、「ブラジルの若手選手フッキも入団予定で、ことしは充実した補強ができた。現有勢力と加入8人ですばらしいハーモニーが奏でられる」と話した。
会見には、飯尾、大久保のほか、フロンターレの下部組織所属する1000人の選手の代表ともなる戸倉賢(FW・川崎フロンターレユース)、小林宏之(DF・浦和レッズ)、チョン・ヨンデ(MF・名古屋グランパスエイト)、森勇介(MF・京都パープルサンガ)、、植草裕樹(GK・早稲田大学)の7選手と新たにドクターとトレーナーの中間に渡る仕事をするフレッジ(ブラジル人)フィジオセラピストが同席、飯尾選手は「2002年の在籍時はケガで何も貢献できなかった。ことしは結果を残せるよう頑張り2年分の借りを返したい」などと語った。
サポーターに向け武田社長は、等々力のゴール裏のアウエイ席を完全分離して安全に観戦できるよう変更、新聞杯売店の協力によるチケットの宅配サービスなどの新たな取り組みの説明に加え「等々力を他チームカラーで染めてほしくない。ホーム開幕の3月12日は、強力なサポーターを持つチームと対戦するので、ぜひ足を運んでブルーカラーで相手チームを圧倒し、地響きが鳴るような応援をして選手を力づけてほしい」とお願いが出された。

新加入選手のプロフィールは
☆小林宏之=背番号15、1982年生まれ、22歳、ポジションDW、身長180cm、体重72kg、北海道出身、2003年浦和レッズ入団(J1ー4試合0得点)
☆飯尾一慶=背番号16、1982年生まれ、22歳、ポジションFW、身長168cm、体重65kg、神奈川県出身、1999年ヴェルディ川崎入団ー川崎フロンターレー東京ヴェルディ1969(J1ー65試合8得点/J2ー7試合2得点)
☆チョン・ヨンデ=背番号17、1978年生まれ、26歳、ポジションMF、身長178cm、体重75kg、愛知県出身、2001年名古屋グランパスエイト入団ーセレッソ大阪ー名古屋グランパスエイト(J1ー9試合0得点/J2ー11試合0得点)
☆森勇介=背番号25、1980年生まれ、24歳、ポジションMF、身長175cm、体重71kg、静岡県出身、1999年ヴェルディ川崎入団ーベガルタ仙台ー京都パープルサンガ(J1ー29試合0得点/J2ー47試合1得点)
☆戸倉賢=背番号27、1986年生まれ、18歳、ポジションFW、身長186cm、体重77kg、川崎フロンターレユース
☆大久保将人=背番号33、1986年生まれ、18歳、ポジションDF、身長185cm、体重80kg、東京都出身、仙台育英高校2005年卒業予定
☆植草裕樹=背番号34、1982年生まれ、22歳、ポジションGK、身長186cm、体重80kg、千葉県出身、早稲田大学2005年卒業予定

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2005年1月22日

川崎フロンターレが川崎大師に必勝祈願:J1で活躍を

05012201川崎フロンターレが1月19日、川崎大師に必勝祈願を行った。
シーズン最初のこの恒例行事に参加したのは、武田信平社長、福家三男強化本部長、関塚隆監督、コーチングスタッフ、選手30人。一行は川崎大師・平間寺(高橋隆天貫主)の内陣で午後3時から執事長の野沢隆幸導師の護摩(ごま)法要で必勝祈願を行ったのち、本尊に手を合わせた。

野澤導師は「輝かしい成果を収め活躍をしてください」と激励の言葉を述べ、護摩札を渡した。関塚監督は「負傷者が出さないようシーズンを闘えることと、J1挑戦者として1試合1試合着実にフロンターレのサッカーを作り上げ昨年以上のチームにできるよう 願った」と話した。境内には、平日にもかかわらず200人を越えるサポーターが集まり、一緒にJ1での活躍を祈っていた。
05012202一行はその後、9つのグループに分かれ、大師、川崎、武蔵小杉などの商店街などにあいさつ回りに向かった。武田社長やJ1昇格に貢献したブラジル人トリオ、アウグスト、マルクス、ジュニーニョ選手ら11人は、商店街を上げて熱心に応援する大師駅前昇栄会を徒歩で回り、大きなフラッグを掲げる店主らと記念撮影。縁起物を扱う土産物屋さんから金ダルマをプレゼントされたり、豚汁の接待など、心のこもった歓待に笑顔で応えていた。最後に立ち寄った若宮八幡神社では、一人一人絵馬に願いを書いて奉納、J1での好成績を祈った。

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2005年1月19日

川崎フロンターレが初練習

05011902J1に復帰した川崎フロンターレの2005年シーズンが始まり、1月18日初練習が行われた。

05011903選手、監督、スタッフらは午前9時30分に川崎市麻生区片平の練習グラウンドに集まり、「チーム一丸となってがんばろう」とミーティング。全員で集合写真を撮影した後、メディカルチェックに出かける選手をのぞき、マルセロフィジカルコーチとマルクス選手を先頭に約20人がランニングで軽く汗を流し、ボールに触れるゲームのような軽い練習を行った。
練習後に関塚監督は「J1は5、6チームが飛び抜け、その後はダンゴ状態。崩れることなく中段に入っていき上をめざしたい」と話した。

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2005年1月13日

各地で小正月行事のどんど焼き

正月飾りや書き初め、護摩札、ダルマなどを焼き、無病息災を祈る小正月の伝統行事のどんど焼きが行われる。

多摩地区では昔、村境の路上に竹でやぐらを組み下にカヤや稲ワラを巻いて小屋を作って中に守り神の石を入れ、外側にお飾りをくくりつけて焼き、外部からの疫神や悪霊の進入を防いで地域の安全を守ると伝えられ、「賽の神(さいのかみ)」「セイノカミ」「左義長」などとも呼ばれた。このため、同じ村内でも地域毎に講を作って辻ごとに行う地域もあり、今でもその慣習を守って昔ながらのやり方で実施している地域もある。また、お飾りを焼いた後のおき火で小枝に各家庭で手作りしたダンゴをさして焼き、それを食べると風邪をひかないなどと伝えられている。
昔は、暮れのうちから縄をなって材料を用意し、松の取れる7日過ぎに子どもたちが地域を回ってお飾りを集め、お駄賃をもらって竹などを使って組み立て、14日の夜に行っていた。最近は人が集まりやすい土曜・日曜に変更したり、広い空き地がなくなりダイオキシン問題で取りやめにするところも出てきている一方、伝統的な風習を学校行事として取り入れるところも出始めている。
日程は次の通り。

>麻生区<
◆上麻生東町内会=1月14日午後3時30分点火、麻生水処理センター。午後3時ごろまで町内会会員にダンゴを販売。電話044(988)1254鈴木
◆岡上・谷戸地区=1月14日午後4時点火、谷戸の田。ダンゴ持参。電話044(988)1374鳥海
◆岡上=1月14日午後5時点火、岡上神社駐車場。ダンゴ持参。電話044(989)4735岡上神社
◆王禅寺・谷戸地区=1月15日午後3時点火、琴平神社第1駐車場。正月飾りをかがり火をたく。電話044(988)0045琴平神社。
◆黒川=1月15日午後5時点火、上黒川(汁守神社先の田)、下黒川(黒川駅東側、営農団地入口高台)の3カ所。7日に子どもがお飾りを集める。ダンゴ持参。電話044(988)1080川端
◆金程=1月16日午前8時30分点火、金程小学校。豚汁配付やダンゴ販売。電話044(966)5221金程小学校。
◆王禅寺・入口地区=1月16日午前10時30分点火、バス停王禅寺口近くの通称「ちびっこ広場」。電話044(988)0080尾作
◆王禅寺・日吉地区(王禅寺東)=1月16日午後1時点火、日吉会館前の休耕田。地域の子にミカンとダンゴを配る。電話044(955)5822龍崎
◆早野=1月16日午後2時点火、子丿神社付近の田。子ども会がダンゴなどを販売。電話044(988)3247高瀬
◆栗木=1月16日午後3時点火、栗木御嶽神社。神官のおはらいあり、ダンゴ、甘酒の配付やだるま販売。電話044(989)4735栗木御嶽神社。

>多摩区<
◆宿河原・船島地区=1月14日午前9時点火、船島沓稲荷前(二ケ領宿河原取水口付近)。船島地区の講中32戸が行う。電話044(922)3882関山
◆八雲神社(多摩区菅2丁目)=1月15日10時、神官が神事を行った後点火。甘酒配付。電話044(911)8051八雲神社

>宮前区<
◆有馬=1月14日午後2時ごろ点火、有馬神明神社。持参したダンゴを焼いて食べる、ミカン配付。電話044(855)4587清水
◆菅生=1月16日午前11時点火、菅生神社。前日にダンゴ作り。当日午前10時から子どもを対象に花の寄せ植え作り。電話044(977)6746岩村
◆野川=1月16日午前11時点火、西野川小学校。おやじの会が開催、もち持参。電話044(766)3877西野川小学校
◆平=1月16日午後4時点火、相鉄ローゼン裏。午後1時ごろから子ども会でまゆ玉ダンゴを作る。ミカンなど配付。電話044(877)3614植木

>高津区<
◆久末=1月14日午後3時点火、久末小学校。配られたもちを竹にさし、焼いて食べる。電話044(777)6533久末小学校。

>狛江市<
◆多摩川=1月16日午前10時点火、多摩川水道橋下流(狛江側)河川敷。ボーイスカウトが15日午後から多摩川で小屋を組む。甘酒・汁粉の配付。電話03(3430)6904服部

>町田市<
◆三輪=1月14日午後4時ごろ点火、四ツ木橋公園。子ども会がくしを用意。ダンゴは持参。電話044(988)0661石井
◆能ケ谷町=1月14日午後4時30分点火、能ヶ谷神社境内、小屋は作らずお炊きあげ。子どもにミカン、菓子を配る。ダンゴ持参。電話044(988)2278中村
◆大蔵町=1月14日午後5時点火、大蔵小学校。小学生がお飾りを集めながらゴミ拾いを行う。電話042(735)2105中溝

2005-01-13 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, b) 川崎市のニュース, c)町田市 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 8日

長十郎の里帰り:多摩区から川崎区へ市民120人が大八車で苗木運び

05010901川崎を代表するナシ「長十郎」を、生まれ故郷の川崎区大師によみがえせる「長十郎の里帰り」の1日目のイベントが1月8日に行われた。多摩川を拠点に活動する等々力水辺の楽校の会員、多摩川を散歩中の親子などのべ120人が現在の産地の多摩区から大八車に載せた苗木を、寒風の中、多摩川の土手をのぼり旗を手に、かけ声をあげながらでふるさとをめざし、15km道のりを8時間かけて運んだ。

05010903苗木は、大師生まれの長十郎を祖先に多摩区のナシ農家が栽培した3年もので、高さは約2m。運搬は、約100年前に大師から多摩区に運ばれてきた当時を再現しようと、背中に多摩川の「多」の字をあしらった紺色の印ばんてん、編み笠、紺のももひきに地下足袋といういでたちのスタッフを中心に、日本民家園から借りた幅122cm、長さ305cmの大八車を利用し、徒歩で行われた。
05010905イベントを企画した多摩区の俳優中本賢さんが主宰する多摩川クラブ、稲生ロータリークラブ、慈酒の会など約40人のスタッフは、そろいの衣装で多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館を午前7時に出発。6km先の二子橋からは一般市民も参加、稲生ロータリークラブが豚汁や果物をふるまった。また昼食地点の丸子橋では、「地産地消に取り組む趣旨に協力したい」と川崎市地域女性連絡協議会が、おにぎりや豚汁、お汁粉を用意して寒い中を歩く参加者をねぎらった。丸子橋からガス橋までは、子どもたちも大八車を交替で引き、パレード行進した。一般参加はガス橋で解散し、その後は歩道が狭い一般道を使うため、スタッフがこの日のゴール地点の幸スポーツセンターまで運んだ。参加者は「寒かったが、昔の道具を使ってのんびり歩き楽しかった」などと話していた。
0501090405010902大師地区は、江戸時代から果樹栽培が盛んで「多摩川梨」のブランド名がつけられ、全国的に有名なナシ産地となった立役者「長十郎」のふるさと。工業化が進み、いまはナシの木はなくなったが、明治時代の俳人・正岡子規も川崎大師などを訪れた際、ナシにちなむ俳句を詠んでおり、川崎大師境内には、長十郎発祥の地の石碑もある。発祥の地に長十郎を植えることで、地場産業や川崎らしさを見直し川崎への愛着と誇りを持とうと催された 。
10日には、幸区役所を午前9時に出発、栄町商店街、チネチッタ商店街、川崎銀座街など幸区、川崎区の商店街で長十郎のふるさと帰りをアピールしながら約6キロ先の若宮八幡宮までパレード。午後3時30分から新成人や長十郎の発見者・当麻辰次郎さんの孫などが参加して植樹式を行う。

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2005年1月 7日

長十郎の里帰り

05010701川崎を代表するナシ「長十郎」を、生まれ故郷の川崎区によみがえらせようと、多摩区在住の俳優中本賢さんらが長十郎の苗木を現在の生産地多摩区から川崎区まで子どもたちとともに大八車で運んで植樹するイベント「長十郎の里帰り」が1月8日と10日に行われ、一緒に参加する市民を募集している。

写真=イベント当日着るはっぴ姿の多摩川クラブの会員ら(左から2人目が中本さん)

この催しを主催するのは「長十郎の里帰り実行委員会」(斎藤文夫実行委員長)。中本さんに加え、砂子の里資料館の斎藤文夫館長、植樹先の若宮八幡宮宮司中村紀美子さん、稲生ロータリークラブ会長の井口武雄さん、川崎市理容組合青年部部長の伊藤賢美さん、慈酒乃会代表の鹿子遠さんが委員になって、準備を進めてきた。
赤ナシ系統の長十郎は、1893年に大師河原の当麻辰次郎の梨園で発見されたと伝えられ、同家の屋号「長十郎」から名付けられ、大正時代に川崎大師境内に記念碑が建立されている。明治中期に活躍した俳人の正岡子規は川崎大師を訪れ、「川崎を 汽車で通るや 梨の花」「川崎や 畠は梨の 帰り道」などの句を詠んだ。
川崎大師一帯は江戸時代から果樹栽培が盛んで、病害虫に強い長十郎は果樹農家から人気を集めた。多摩川に沿って北上、大正時代には関東一になるほどの発展をとげ、「多摩川梨」というブランド名も生まれた。しかし、生まれ故郷の川崎区は工業化が進み、現在、ナシの木は一本もない。
今回のふるさと帰りの発案者・中本さんは、多摩川に住む魚や水生昆虫などを子どもたちに紹介する活動を行う「多摩川クラブ」の代表を務めており、昨年6月に自宅近くのナシ園で、樹齢100年を越す長十郎の木を見つけた。畑の持ち主太田嘉治さんを訪ねて話を聞くと、明治時代に曾祖父が長十郎のうわさを聞き、大師河原付近から分けてもらった木とわかり、感銘を受けたという。
長十郎は現在、他の甘いナシに押されて生産量も減り、交配用の花粉を取るためにナシ畑に1、2本植えられているだけという例が多い。宅地化が進む川崎北部でもナシ園が減っており、中本さんはこのままではナシの木が消えてしまう日が遠くないと感じ、かつての地場産業を残そうと、ナシの木をふるさとへ戻すイベントを思いついた。
イベントは8日と10日に行われ、多摩川の土手や商店街を子どもたちとともに当時を再現するはっぴ姿で大八車を押して歩くことで、長十郎ナシをアピールする。8日は多摩川二子橋からガス橋までの12キロを日本民家園などで借りた大八車を子どもたちが押して運ぶ。10日は、幸区役所から幸区、川崎区の商店街を通って約6キロ先の若宮八幡宮まで運び、発見者の当麻辰次郎さんの孫や新成人とともに午後3時ごろに植樹する。
参加は自由で、8日は午前9時に二子橋下多摩川河川敷集合、10日は午前9時に幸区役所集合。途中からの参加も可能。
問い合わせは電話・FAX044(934)0066多摩川クラブ。

2005-01-07 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 05)歴史, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, b7) 川崎市川崎区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 5日

川崎市内で消防出初式:火災のない街願い

「防災を 願う心で まちづくり」を合い言葉に川崎市内の8地区で1月6日から消防出初式が催される。

日程は
◇川崎地区=6日午後1時30分川崎競輪場、問い合わせ044-223-0119川崎消防署
◇中原地区=7日午前10時30分等々力公園内催し物広場、問い合わせ044-733-0119中原消防署
◇多摩地区=7日午後1時生田浄水場、問い合わせ044-933-0119多摩消防署
◇宮前地区=8日午前10時消防総合訓練場、問い合わせ044-852-0119宮前消防署
◇幸地区=9日午前10時幸区役所駐車場、問い合わせ044-511-0119幸消防署
◇麻生地区=10日午前10時30分麻生水処理センター、問い合わせ044-951-0119麻生消防署
◇高津地区=10日午後1時KSP、問い合わせ044-811-0119高津消防署
◇臨港地区=14日午前10時東扇島外貿地区4、5号岸壁、問い合わせ044-299-0119臨港消防署

このうち、ことしの代表会場となっている宮前地区は、分列行進や消防音楽隊とカラーガード隊のドリル、一斉放水などに加え川崎古式消防記念会によるまとい振り込み、はしご乗り、市民救命士による救急訓練、初期消火訓練、一斉放水など、他会場より規模が大きく、多彩な内容になっている。

2005-01-05 in 10)社会, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 3日

禅寺丸柿ワイン1月5日から販売

05010301川崎市麻生区の特産品・禅寺丸柿を原料にした「かわさき柿ワイン 禅寺丸」の販売が、1月5日からセレサパーシモン(旧・セレサ川崎農業協同組合西部経済センター)などで始まる。

このワインは、柿生禅寺丸柿保存会(中山茂会長)が「原産地の川崎で新しい名産品として浸透させ、禅寺丸を見直してもらいたい」と企画、同農協柿生支店の協力で山梨県のワインメーカーに製造を委託し、1998年3月に初めて発売、その後毎年、新年に発売されている。
ワインはアルコール分が15度未満で「白ワイン」のような薄い黄色の甘口。720ミリリットルの1本分に禅寺丸約1キロを使っており、糖度は純粋に柿の甘さだけで他のものは一切加えていないという。瓶には柿の絵と同区王禅寺の境内に歌碑がある北原白秋の詩と禅寺丸柿のいわれが張られている。例年、贈答用や郷土のお土産として人気が高く、2003年には県のブランド品の指定も受けた。
禅師丸柿は昨年豊作で、ワインは前年の倍近い6000本を製造した。同センターのほか、川崎小売酒販組合北支部に加盟する麻生区、多摩区の酒屋や県内の大きな酒屋で一斉に売り出される。価格は1本1330円(消費税別)。
セレサパーシモンでの販売は月曜から金曜の午前9時から午後4時。
問い合わせは電話044(988)7405セレサパーシモン。

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2004年12月25日

川崎市と小田急が向ヶ丘遊園跡地で基本合意:緑地保存し市民に開放

(ボランティア市民記者・山中正剛)

11月24日川崎市役所で、阿部孝夫川崎市長と松田利之小田急電鉄社長が共同記者会見し、2002年3月の閉園後、跡地利用が懸案となっている向ヶ丘遊園について、現在ある緑地をそのまま残し、敷地の大部分を市民に開放することを内容とする、6項目から成る「向ヶ丘遊園跡地に関する基本合意書」を発表した。

基本合意は、跡地全体を5つのゾーンに分けて考え方を示した。(小田急電鉄HP参照http://www.odakyu-group.co.jp/release/2004/11/yuuen/map01.html)このうちばら苑と周辺雑木林を含む7.4haは川崎市が今年度から3年程度かけて地権者から買い取ることを決めている。
残りの21haを所有・賃貸している小田急は、緑地内の緑を保存し、市は保存に必要な支援を行うことを明示した。これによると対象区域は緑地編入(約5ha、計画緑地の隣接地)と樹林地(約2ha)、ガーデン(約7ha)、事業(約7ha)に分けられる。事業ゾーンは従来観覧車やジェットコースターなどがあった比較的緑の少ない地域であって、小田急は高齢者用の住宅など医療、介護、教育といった事業を検討中。市は合意にふさわしい事業計画かどうかを見極めた上で都市計画緑地の区域から除外する。
小田急は今後1年間かけてさらに詳しい計画を作成し、100億円をかけて5年後の完成を目指すという。
両者は月1回程度の協議を重ね、今回の合意に至った。川崎市の担当の環境局公園緑地課によると協議には、市側はできるだけ緑を残してほしいという方針で臨んだ。一方、小田急電鉄側の担当の生活創造事業本部(当初はレジャー関連事業部)では、閉園直後は社内で全面開発も含めてさまざまな検討を行ったが、跡地の多くが都市計画緑地のため都市計画変更の手続きが必要として、市と協議することになった。
この合意書によって、当初は全面的な開発も予想された跡地が、市民が憩える緑地として保全、活用される見通しが高まることになった。
■関連記事=「向ヶ丘遊園の会」が遊園跡地の合意に歓迎を表明

2004-12-25 in 01) 自然・環境, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年12月12日

小田急線が12月11日にダイア改正:世田谷代田—喜多見間の複々線完成で所要時間を短縮

小田急線が2004年12月11日にダイア改正を行った。
ダイヤ改正は、世田谷代田—喜多見間(6.4km)の複々線が11月21日に完成したのに伴い、所要時間の短縮など輸送サービス向上のためで、都心方面へ向かう朝のラッシュ時の急行・準急の電車の数珠つなぎ状態や各駅停車の通過待ちが大幅に減り、ピーク時歓帯、日中時間帯ともそれぞれ数分短縮された。主な駅からの所要時間は、朝のラッシュ時で町田—新宿(急行)は50分から45分に、多摩センター—新宿間(同)は47分から42分に、向ヶ丘遊園—新宿(急行・準急)は29分から25分、向ヶ丘遊園—新宿(各駅停車)は40分から36分、日中時間帯の同区間は41分から36分となった。

このほかの主な改正点は、①新百合ヶ丘以西の中・長距離区間の所要時間短縮のため成城学園・登戸・向ヶ丘遊園を通過する「快速急行」の新設②各駅停車の所要時間短縮のため、平日の日中(午前10時〜午後5時30分、62本)と土日休日(終日、182本)に急行が経堂駅で停車。近郊区間の乗り換えの利便性と東北沢駅の通過待ちがなくなる③新宿、代々木上原、下北沢、梅ヶ丘から新松田(小田原線)、唐木田(多摩線)まで各駅停車する「区間準急」を新設④多摩線と都心をダイレクトで結ぶために平日・土日休日とも日中に新宿—唐木田を中心に毎時2本の「多摩急行」を運転(平日で10本、土日休日で6本増える)など。
詳しくは小田急電鉄のHP(http://www.odakyu-group.co.jp)。

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2004年12月 6日

高津市民館でグループネイチャーが12月8日まで 自然写真展

0412051JR南武線武蔵溝ノ口駅前のマルイ12階の川崎市高津市民ギャラリーで自然の美しさを伝える写真展が12月3日から開かれ、人気を呼んでいる。
同展は、川崎市の写真愛好家団体「グループネイチャー」の19回目の写真展。会場には、会員が撮影したモモやヒマワリの花、木立など四季の自然のカラー写真40点を展示している。
会期は、8日までで、時間は午前10時から午後6時まで。問い合わせは044(766)7021同会事務局。

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2004年12月 4日

麻生市民館で12月9日馬頭琴コンサート:市民団体が内モンゴルの緑化のために

04120401「草原のチェロ」と呼ばれる馬頭琴の演奏で、馬頭琴のふるさとのひとつ内モンゴルの草原を取り戻そうと日中文化交流市民サークル「わんりぃ」(田井光枝代表)が、12月9日午後6時30分から麻生市民館で馬頭琴のチャリティコンサートを催す。

同会は、市民レベルの国際友好・交流を目的に中国文化の紹介などを行うボランティア団体。活動の一環として12年前から町田市や川崎市北部を拠点に日本に留学する若手芸術家などを招いて京劇や音楽会を開催している。内モンゴルの小学校の改築資金のためなど社会的なチャリティーコンサートも手がけたが、一般向けの大きな演奏会は今回が最後となる。活動を開始した当初に比べ現在は中国を紹介する民族的な催しが増え、ボランティアとして大きな演奏会などを主催する役割は終えたこととに加え、会員の高齢化などを理由にあげている。
最後の演奏会に出演するのは、これまで同会主催の演奏会に一番多く出演しNHKのスペシャル番組「仏陀」のテーマ曲の演奏などで知られると若手馬頭琴奏者のチ・ブルグッドさんと、馬頭琴とギター、ピアノで構成する東洋と西洋の音楽融合ユニット「ヒメル」。今回のチャリティーは、ブルグッドさんの提案により、彼の父親で世界的な馬頭琴奏者のチ・ボラグさんの出身地で、乾燥化が進行している内モンゴルの植林に使われることになった。
演奏は二部構成で一部はブルグットさんの独奏、二部はブルグリットさんとかつて日本を代表するエレキ・バンド「寺内タケシとブルージーンズ」のギタリスト・内田充さんのアコースティックギター、東京芸大作曲家卒業のピアニスト西上和子さんで編成する「ヒメル」にパーカッション管野吉也さんとベースの楠本雅祥さんが賛助出演する。
演奏曲目は、一部の「モンゴルの空よ、雲よ、風よ、草原よ そして馬よ」は「天空の鷹」「砂の記憶」「母に捧げる歌」「ドゥーレーマ」「万馬のとどろき」などで、馬頭琴の音色を楽しむ。二部の「『チ・ブルグッド&ヒメル』−馬頭琴の未来が、今開く!」は、「ヒメル」「雪に立つ馬」「はぱの里」「モンスーン」「天上の風」などで、エスニック調の音を楽しむ。
同会では、入場者1人につき1本の木を植え、収益が多ければより多くの木が植えられるので、遙かかなたの内モンゴルに「わんりぃ」の森が育ち草原が広がる夢にぜひ賛同してほしいと訴えている。
入場は一般2800円だが、メールで申し込むと2500円。[email protected]
詳細はわんりぃホームページ(http://wanli-jp.hp.infoseek.co.jp/concert/concert.htm/)へ。

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2004年11月30日

川崎フロンターレが29日に正式にJ1昇格:武田社長が川崎市長応接室で阿部市長と連絡受ける

04113004J1昇格が内定していた川崎フロンターレの武田信平社長が11月29日、川崎市役所を訪れ、阿部孝夫川崎市とともに市長応接室で午後3時5分に鈴木昌史Jリーグチェアマンから昇格承認の電話連絡を正式に受けた。電話は、文京区のJFA ハウスで午後2時から開かれたJリーグ臨時理事会で満場一致で昇格を認められた連絡。
写真=川崎市市長応接室でJリーグのチェアマンから昇格の連絡を受ける武田社長(左)と阿部市長(右)

昇格の連絡は通常、クラブのフロントで受ける例が多いが、2002年から市民の持ち株制を導入した同社では、市民球団として応援してもらっている川崎市と一緒に喜びを味わいたいと市長同席で連絡を待つことになったものだ。
電話の後、武田社長は「2000年に降格してから、市民、サポーター、スポンサー、川崎市など多くの人の暖かい支えで昇格できたことを感謝したい。J1では厳しい戦いになると思うが、市民とともに戦うので大声援を送ってほしい」とほっとした表情で話した。
阿部市長は「待ちに待った復帰でうれしい。昨年は大変くやしい思いをしたが、市制80周年の節目に昇格できたことは川崎市にとって二重の喜び。ミューザオープン、成田真由美さんの金メダル7個の快挙と明るいニュースが続くいい年です。来期は手強い相手と戦うことになるが、全市をあげて応援するので、高い目標に向かうフロンターレをみんなで盛り上げていきたい」とニコニコ顔。
その後の会見で武田社長は「来期は主力選手を補強する形で臨み、3年後にリーグの真ん中の成績になるようにしたい。昇格した他のチームを見てもわかるようにクラブが成長していくには時間とお金がかかるが、首都圏で地域密着型のモデルになることをめざす」と将来への抱負を語った。

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2004年11月26日

川崎フロンターレが11月23日ホーム最終戦で有終の美飾る:選手、サポーターが水かけあい昇格祝う

04112601川崎フロンターレが11月23日にヴァンフォーレ甲府を4対2で下し、ホーム最終戦を有終の美で飾った。クラブは、史上最速の昇格と優勝を果たしてからは来期J1で闘えるチームづくりとしてW100を目標にしてきたが、この勝利で勝ち点102、101ゴールとなり目標を一気に達成。試合後は「Good-bye J2セレモニー」が開かれ、選手やスタッフがサポーターとともにシャンペンや水をかけあい、昇格を祝った。
写真=試合後、水をかけあって昇格祝う選手とサポーター(上)

試合は、ジュニーニョが得たFKのチャンスをマルクスがきっちり決めて先制。34分に同点となったが、5分後にジュニーニョのゴールで前半を終了。70分に我那覇が100ゴール目となるメモリアルゴールをたたき出して勝負が傾きかけたが、直後に自陣ゴール内のファールで相手に与えたPKを小倉に許したが、81分にルーキーの谷口が初ゴールを決め快勝した。
04112602試合後、午後3時25分からバックスタンド側に設けられた特設ステージで昇格・優勝を祝う「1年間応援ありがとう!!『Good-bye J2セレモニー』」が催され、約8000人のサポーターが参加。セレモニーは、始めに新潟県中越地震復旧支援のチャリティーオークションが行われ、新潟出身のGK相澤貴史選手が、チームメイトから提供されたスパイクやTシャツの買い手を決めるオークションの進行役を務めた。その後、オーロラビジョンに映し出される「昇格の軌跡」のゴールシーンをバックにミュージシャン「BLUE AGE ORCHSTRA」が「青春の影」を演奏した。
04112603メインイベントの「大ウォーターファイト」の前に、関塚隆監督が「みなさんの応援があって昇格もW100も達成できた。J1では少しでも上をめざして頑張りますのでこれからも応援をよろしく」と挨拶。去就が心配されたジュニーニョ選手は「来期もフロンターレでプレーすることになりました。家庭の事情で明日ブラジルに帰国します。リーグの最終戦(27日)と天皇杯(12月12日)に出られないのはとても残念ですがブラジルで応援しています」と話すとサポーターから大きな声援が巻き起こった。
ウォーターファイトは、カツラやカッパを着た選手らがシャンペンを大きくふり観客席やサポーターに振りかけると「昇格水」を購入したサポーターも負けじとびしょぬれになりながら水をふりかけ大フィーバー、日没後の寒さを忘れて昇格の喜びを分かち合った。
写真=新潟中越地震復興支援のチャリティーオークション(中)、シャンパンをかけるマルクス選手ら(下)

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2004年11月21日

川崎市の美容師が11月23日に新潟県中越地震被災地で美容ボランティア

04112101新潟県中越地震の被災者に気分転換をと、川崎市多摩区菅と長沢で美容室「フォルトゥーナ」を経営する美容師菅原司郎さん(38)が、従業員や美容師仲間と11月23日に小千谷市や川口町で美容ボランティアを行う。前日22日の夜、チャーターしたバスで市内を出発、当日はグループに分かれ被災地を訪問、カットや顔そりのほか持参する七五三の衣裳の着付けなども行う予定で、一緒に活動する美容師や理容師も募集している。
写真=小千谷市の小学校体育館でボランティアをする菅原さん(手前)

菅原さんは、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC」の代表。同会は、美容師自身の技術提供で社会貢献をと、高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」などで毎年チャリティーカットやフリーマーケットなどを催し、その収益を社会福祉団体に寄付している。
菅原さんは、新潟の被災地でこのチャリティーカットの経験を生かそうと、自身の店で働く美容師や同会会員の高津区の美容室経営者とともに11月2日にマイカーで小千谷市内に出かけ、カットなどを行った。この時は現地の美容室やボランティアセンターの協力を取り付けるのが大変だったが、その後定休日に3回出かけ、現地の協力者も増え、交流も生まれたという。
こうしたことから、勤労感謝の日に予定していたことしのチャリティーカットの会場を変更、被災地でボランティアを行おうと会員や一般の美容師に呼びかけた。趣旨に賛同した貸衣装屋さんが七五三の衣裳も貸し出す。
菅原さんは「災害被災地のボランティア経験は初めてだったが、一時でもくつろいだ気分を味わってもらいたいと思って出かけた。美容の仕事は、相手を思いやる気持ちがないとできないので、いい勉強をさせてもらっている。バスにまだ余裕があるので、若い人にぜひ参加してもらいたい」と話している。
参加希望者は、ハサミなど自分の道具を持参し、22日午後10時までに多摩区菅のフォルトゥーナ前に集合する。申し込み・問い合わせは電話080-5539-8426菅原さん。

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2004年11月13日

しんゆり映画祭実行委員会:11月27・28日に山古志村支援の映画会を開催

04111302新潟県中越地震で全村民避難という大きな被害を受けた新潟県古志郡山古志村の復興支援をと、同村を舞台としたドキュメンタリー映画「掘るまいか 手堀り中山隧道(なかやまずいどう)の記録」(16ミリ、83分)の制作や上映に係わった川崎市民らが、11月27日と28日に川崎市内の2カ所で映画の緊急上映会を開催する。
写真=映画「掘るまいか 手堀り中山隧道の記録 」より

上映は27日が小田急線新百合ヶ丘駅前の日本映画学校、28日が中原区の川崎市民ミュージアムで、いずれも時間は午後1時30分から。上映はすべてボランティアで運営し、参加協力費1000円と会場で集める義援金をすべて山古志村に寄付する。
KAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会が主催、市民ミュージアムが共催、日本映画学校・掘るまいか上映推進委員会が協力する。
トンネルがある山古志村小松倉は新潟県内でも有数の豪雪地帯で、かつて冬は7、8メートルの雪が積もって陸の孤島となり、商店や医療機関もなく、病人が出ると村人は険しい峠道を越えて隣村まで歩き、吹雪の時は死者も出るほどだった。こうした状況を改善しようと、1933年から行政の援助もないまま農閑期に集落の農民らが交替でトンネルを掘り始めた。途中意見が対立して集落が二分したこともあり、戦争中には一時中断、戦後の1947年に集落が一致団結して掘り進み、1949年に完成した。完成後、約50年間村人の生活を支え、車が通行できる新トンネルが完成した1988年に閉鎖された。
村人たちは、使われなくなったトンネルを村の文化財として記録を残そうと全国各地から隧道文化基金を作り、制作を日本映画学校に依頼した。同校顧問で映画祭初代実行委員長の武重邦夫さんが制作を担当、映画祭運営委員で日本映画学校講師の橋本信一さんが監督し、同校卒業生や映画祭スタッフがさまざまな形で協力・参加し、5年がかりで2003年2月に完成させた。
映画は「昭和の青の洞門」ともいわれる全長922mの日本最長の手掘りトンネル「中山隧道」が完成するまでを、当時の関係者のインタビューに加え、トンネル掘りの様子や話し合いの様子などをドラマで再現、昭和の山村の記録としての価値も高い。平成15年度文化庁文化記録映画優秀賞、新潟日報文化賞などを受賞した。
ドキュメンタリー特集をした昨年の映画祭最終日にこの映画を上映。当日は長島忠美村長をはじめ映画に登場した小川八一郎さんがゲストとして参加し、他の村民も新米や特産品を持って訪れた。
こうしたことから、同祭実行委では、山古志村の被災に心を痛め、一日も早い復興のために「がんばれ!山古志新潟県中越地震災害復興支援上映会」を企画、参加者に義援金の協力を呼びかけることにした。
当日は、映画制作スタッフによる山古志村の現況報告とデジタルハードディスクによる映画を上映する。28日は市民ミュージアムガイダンスルームで、子ども向きに短縮された「ボクの村のトンネル」(40分)の無料上映も午後2時と3時に行われる。
義援金の振込先は 掘るまいか山古志救援基金 郵便振替口座00170-9-482143。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局。

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2004年11月11日

川崎役所正面玄関に川崎フロンター優勝記念ボールが展示

04111103川崎フロンターレの優勝記念サイン入りボールとユニホームが、川崎市役所正面玄関の受け付けに11月9日から展示された。
写真=川崎市役所正面玄関の案内所に置かれたボールとユニフォーム

飾られているのは、同クラブが優勝報告のために阿部孝夫市長を表敬訪問した際、市に贈ったボール。市は、用意したレプリカユニフォームに各選手のサインを依頼していた。市は贈呈されたボールの展示場所を検討、多くの市民が見られる場所にと、案内役の女性が座るこの場所が選ばれた。
このほどユニホームのサインができあがり、優勝記念グッズのマフラータイプのタオルとともに30日まで展示する。

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2004年11月 6日

川崎中央卸売市場南部市場で7日、食鮮まつり:消費者に市場開放

04110601普段入れない中央卸売市場で安く買い物をと、川崎市幸区南幸町の川崎市中央卸売市場南部市場で、11月7日午前10時から午後4時まで開かれる「食鮮まつり」(南部市場食鮮まつり実行委員会主催)が開かれる。ことしは、市制80周年を記念して東京交響楽団のミニコンサートのほか、人気のまぐろの解体やせり体験などが催される。
写真=昨年の食鮮まつり

まつりは、同市場関係者らが、市場の特性を活かしたイベントで消費の拡大と市場の活性化、生成食品の安定供給の役割を理解してもらおうと「1日限りの市場体験」として毎年開いており、ことしで12回目。
主な内容は、まぐろの解体(午前10時50分)、目当ての商品を競って買う模擬ぜり(午後12時20分)、野菜・果実のつかみ取り、野菜・花の即売会、関連商品の特売の物販のほか、青果棟で午前10時15分から東京交響楽団金管五重楽団の演奏が行われる。子どもに人気のキャラクターショー(午前11時20分、午後1時)、ふわふわトランポリンもあり家族で1日楽しめる。
主催者は、駐車場がないため公共交通機関で来場してと呼びかけている。
問い合わせは電話044(543)5272南部市場業務課。
交通=JR南武線尻手駅3分。

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2004年11月 2日

二ケ領せせらぎ館で多摩川流域の初の歴史セミナー

二ケ領せせらぎ館(川崎市多摩区宿河原1-5-1)で、11月13日から連続講座「多摩川の歴史と文化セミナー」が開かれ、参加者を募集している。

同館の運営を行うNPO法人多摩川エコミュージアムが主催する。他の郷との境界と接点の両方の役割を果たした多摩川の流域の歴史や信仰伝承に焦点にあてその足跡を学ぶ内容で、同館が自然系以外の講座を催すのは初めだ。
日程とテーマは、13日「多摩川の信仰伝承」、20日「多摩川流域の歴史」、27日「境界としての河・そして道」。時間は各回とも午後1時半から3時半。講師は、元日本民家園園長の三輪修三さん。受講料は2000円。電話申し込み制で、定員は先着40人。電話は044-900-8386二ケ領せせらぎ館。
交通=小田急線・JR南武線登戸駅徒歩10分。

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2004年11月 1日

川崎白百合ライオンズクラブが被災者支援の街頭募金:89万6218円を日赤新潟支部に送金

04110101川崎白百合ライオンズクラブ(水野英雄会長)が、新潟県中越地方地震の被災者のために10月30日・31日の午前9時30分から午後4時まで小田急線新百合ヶ丘駅南口で街頭募金を行った。2日間で集まった89万6218円は、日赤新潟支部に送金する。同クラブが街頭募金をするのは1995年の阪神淡路大震災以来のことだ。

同クラブは、ニュース報道で地震の被害が甚大なことを知り、地震直後に街頭募金をいちはやく行おうと会員に呼びかけた。社会奉仕活動を全員参加で行うことをモットーにしているため義援金の募金活動日を週末の30日・31日と決め、道路の占有許可などの届けを済ませ、市民の理解を得るために被害実態を伝える新聞を拡大したパネルも準備した。
アクティビリティ委員長の中山厚夫さんは「初日は雨の中での活動だったが、予想以上に感心が高く、子どもからお年寄りまでさまざまな人が協力してくれた。中には高額の募金をする人もおり、感謝している」と笑顔、水野会長は「災害の支援は一刻も早いほうがいいと思って呼びかけ、40人全員が時間の都合をつけて参加した。これから、寒くなるので大変だと思うが、募金に協力してくれた人の善意を伝えたい」と話している。
2003年に設立30年を迎えた同クラブは、社会奉仕活動として盲導犬・介助犬育成の募金と献血を定期的に行っている。また、30年を期に自然災害の義援金などに支出する基金を作り、ことし夏には水害の被災地へ義援金を送金する災害支援活動も行っている。

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2004年10月29日

麻生区でうるしの仲間達展:漆、陶芸、額装など異なるジャンルの作品展示

041029urushi川崎市多摩区登戸新町の漆工芸作家深澤誠太郎さんの工房で漆塗りを習う工芸好きな仲間が、10月30日、31日に深澤さんの友人が経営する学習塾「麻生プレップスクール」(万福寺1-10-10)2階の同塾経営者・上野英夫さんの自宅でユニークな作品展を開く。
(写真=深澤さん(左端)の指導で制作する井沢さんら)

「うるしの仲間達展」と名付けられたこの展覧会は、さまざまな技法で制作した花立て、式台などの漆工芸を主体に、陶芸や額装などジャンルの異なる約25点の作品を並べ、コラボレーションを楽しむ。漆作品は、深澤さんのアトリエがある長野県開田村で長さなどが足りず「廃材」のらく印を押された樹齢数十年以上のヒノキやサワラで、塗りにより新たな命を吹き込まれた。
市松人形作家でもある深澤さんは「物を大切にする心を育てたい」と3年前から蒔絵の技術を使い、壊れた陶器や漆器を直す「金継ぎ」講習会を時々催しており、講習会の参加者たちの希望で、1年前にうるし塗りの教室を開いた。参加者は麻生区王禅寺で陶芸を教える井沢三枝子さん、横浜市青葉区で額装を教えるバーバラ酒井さん、パッチワークが趣味の渋谷区の木村賀子さんら5人で、なかには転居先の大阪から新幹線で通う人もおり、日々の暮らしの中で自分らしさを表現したいと手仕事を続けている。
井沢さんらは「木が変化していく様子に引き込まれた」「自分の作品づくりのヒントになる」と漆工芸の魅力を語る。深澤さんによると、手仕事を長く続けたため意欲的で上達が早く、それぞれの世界を紹介できる展覧会を催すことにしたという。
会場には、木目を生かした「生地塗り」、カヤなどを置いてうるしを塗る「布着せ」、うるしが乾かないうちに凹凸をつける「研ぎ出し」などの技法で制作した作品各2点と、それぞれが得意とする作品を出品する。指導者の深澤さんもさまざまな技法を駆使したプレートのほか、近所で鉄工所を営む正田隆三さんと合作のベンチを出す。
深澤さんは「漆工芸は高価で美術品と思われがちだが生活の道具としてよさを再発見してもらえれば」と話している。
会期時間は午前11時~午後5時。交通は、小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩4分。問い合わせは、電話090-2452-4518深澤さん。

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楽譜や楽器を描いた市営バスが走行:「音楽の街・かわさき」をPR

041009basu車体に「音楽の街・かわさき」をPRする楽器や楽譜を描いた川崎市営バスがお目見えし、10月27日から市内を走っている。
(写真=塩浜営業所に配車された白デザインのラッピングバス)
「『音楽のまち・かわさき』推進協議会」(会長・西室泰三東芝会長)が、川崎市に提案して制作されたもの。塩浜、上平間、井田、鷲ケ峰の市バス営業所に各1台配車し、臨海部から丘陵地帯までそれぞれの路線を走る。利用路線は「川03系統 県営埋立線(川崎駅~浮島バスターミナル)」、「川71系統 御幸線(川崎駅~小杉駅)」、「鷲02系統 有馬線(小杉駅~鷺沼駅)」、「溝17系統 柿生線(溝口駅~柿生駅)」。

ラッピングバスは白地に楽譜や花を描いたものと青地にバイオリンなど5種類の楽器を描いた2種類のデザインで、いずれもパステル調のカラフルな色で「音楽のまちかわさき」の文字が描かれている。
一般利用前日の26日午後3時15分から市役所第三庁舎前で阿部孝夫市長、西室会長、小玉孝夫交通局長、高橋フサノ推進協議会事務局長らが出席してバスの発表会が行われ、洗足学園音楽大学OBが川崎市出身の歌手・故坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」などを演奏しお披露目に花を添えた。西村会長は「ミューザ川崎シンフォニーホールのシンボルにしたい」とあいさつ、阿部市長は「市内7区を音楽の街としてつなげたい」と語っている。

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2004年10月27日

セレサ川崎が11月1日からコスモス景観会

04102701cosmosセレサ川崎農業協同組合が、市内の宮前区と麻生区農家の協力で植えているコスモスが見ごろを迎え、11月1日から7日の午前9時〜午後3時までにコスモス景観会を開く。

畑や休耕田に咲く花で自然を味わい、都市農業への理解を深めてもらおうと数年前から行っているもの。ことしは台風などの影響による日照不足で開花が遅れ、例年10月中旬に催す景観会の日程が11月にずれた。
コスモスの花が植えられているのは、川崎市麻生区古沢405番地一体(小田急線新百合ケ丘駅徒歩15分)の約2000平方メートルと川崎市宮前区野川524番地先(JR武蔵新城駅からバス「能満寺」下車:野川神明社と第三京浜の間)の約2500平方メートル。栽培品種は、センセーション(濃ピンク、ピンク、白)イエローキャンパス(黄)の2種で、最終日の7日はつみ取りもできる。
問い合わせは電話044(877)2509セレサ川崎農業協同組合営農課。

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2004年10月20日

J1昇格&優勝への軌跡:フロンターレ写真ニュースを一挙公開

川崎フロンターレのJ1昇格と優勝を記念しk-press photo news「川崎フロンターレnow」を、Webで一挙公開します。
「川崎フロンターレnow」は、B3判オールカラーの紙面に試合の写真と記事、データを掲載し、試合ごとに川崎市内の市役所、区役所などの主要公共施設、市立小中高校、市バス(一部)などに掲示しています。
「川崎フロンターレ J1昇格と優勝への軌跡」と題し、創刊号と第1節から最終節までを順次Webで公開しますので、圧倒的な強さを示す今シーズンの戦いぶりを振り返ってください。
「川崎フロンターレ J1昇格と優勝への軌跡」のページはこちら

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2004年10月19日

パラリンピック:成田さんら3選手が川崎市長に結果報告

041019019月にアテネで開催されたパラリンピックに出場、大活躍した成田真由美さん(34、多摩区登戸)、添田智恵さん(29、宮前区犬蔵)、守健一さん(36、川崎区京町)の川崎市内の3選手が、10月18日に川崎市役所を訪れ、阿部孝夫市長に大会結果と出場の感想を報告した。
(写真=メダルを手に談笑する(左から)添田さん、守さん、阿部市長、成田さん)

3回目のオリンピックで競泳8種目に出場した成田さんは、世界新記録を次々樹立、2000年のシドニーより金メダルを1つ増やして7冠を達成したほか銅メダル1個を獲得。女子車イスバスケットの添田さんは団体5位で入賞、ウィルチェアーラグビーの守さんは団体8位の成績だった。
阿部市長は、一人ひとりに花を贈り、「史上最大の参加で多くの人に感動を与えたすばらしい大会だった。成田さんはシドニーの記録を上回り、川崎市民だけでなく、世界をめざす人の道標になった。競技だけでなく世界各国の人と交流を深め貴重な経験を積んだと思います。それを生かして充実した人生を送り、ますます活躍してあとに続く人に夢と感動を与えて下さい」とねぎらいの言葉をかけた。
成田さんは「若い24人の水泳チームで臨んだが、気持ちよく泳げた。支えてくれた多くの人に感謝します」と答えた。大会前の会見で目標は金2個と答えたことについて「心の中では4個は取れると思ったが、控えめに言いました。結果には自分でも驚いています」と笑顔。「シドニーの金は重さが210gで、今回は150gと軽くなったが、メダルのリボンがオリンピックと同じ色になったのがうれしい」という。
添田さんは「前回の銅メダルより成績が下がり残念だったが、選手は全力を出した。世界は若手が伸び、早くも4年後、8年後の育成を手がけていることを感じたので、次の世代に経験をアドバイスしてお役に立ちたい。ボランティアの人と楽しいひとときを過ごせ、こういう機会を与えられたことがうれしかった」と話した。
守さんは「即席に近いメンバーでだったが、(試合には負けたものの)強豪チーム相手に1点差にまで迫れた試合を誇りに思う。競技以外ではいろいろな選手と交流でき、これからの人生に生かしたい。これからアジアでこの競技をするところが増えるので、さらに上をめざしてがんばりたい」と力強く語っていた。
その後、成田さんは持参した金、銅メダルを披露。同席した安藤圀男(財)川崎市身体障害者協会会長に点字が入っていることなどを手にとって説明するなど、なごやかに談笑していた。
川崎市は3人の活躍に対し、成田さんには市民栄誉賞特別賞を、添田さんと守さんに川崎市障害者市民功労賞を贈ることを発表しており、12月4日に労働会館で表彰式が行われる。成田さんは1996年にアトランタで金メダル2個を獲得して市民栄誉賞を受賞、金6個の2000年のシドニーでは市民栄誉賞特別賞を受賞しており、今回が3度目の表彰となる。

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2004年10月18日

禅寺丸柿まつり:種とばし、1位は9.68m

04101801川崎市麻生区の特産品禅寺丸柿の収穫にちなみ催される「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催)が、10月17日に川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで行われた。ぬけるような青空の好天にめぐまれ、会場には家族連れなど昨年より1500人多い約6500人が訪れ、買い物や皮むきなどのイベントを楽しんでいた。

ことしは祭りの主役「禅寺丸柿」が近年にない大豊作で、柿生禅寺丸保存会(中山茂会長)は650袋のカキを用意、このカキを目当ての客も多く、保存会会員は試食用のカキむきに追われていた。模擬店が並ぶ通路は一時は買い物やイベントを楽しむ客でラッシュ並みの混雑、ワインも完売、柿にちなんだお菓子や地域の人の模擬店はにぎわいをみせていた。
メインイベントの「皮むき」と「種とばし」は、先のとがった「筆柿」を使用。2002年までは禅寺丸を使用していたが、昨年、冷夏の影響で超不作、イベントに使用するカキがなく急きょこの時期いちばんおいしい小ぶりの筆柿を使用したところ、大きさもそろっていて公平、種が重くて飛ばしやすいなどの理由で、ことしも利用することになった。
皮むきには96人が挑戦、参加者は真剣な表情でナイフを動かしていた。111cmの記録出しことし2位の成績だった麻生区上麻生の武藤奈緒子さんは、「昨年初めてチャレンジしたが成績がふるわず、家で練習を重ねリベンジに成功した」とニッコリ。
種とばしは、午後2時10分の最後の回に大勢の人が並んだため、予定を変更して希望者全員を受け入れ、午後3時のまつり終了時間を過ぎまで競技が行われ、140人が参加した。なかには勢い余ってラインから飛び出したり、ポトリと下に落とす人もいて観客の笑いを誘っていた。1位は、過去の記録を大幅に延ばして最高となった昨年の9m87cmにはわずかに及ばず9m68cmだったが、2、3位の記録は昨年より上回った。
このほか、200人以上の子どもが禅寺丸を写生、水処理センター上の「ふれあいの丘」に上る階段にはり出された。会場では、絵の前で記念写真を撮影したり、模擬店で求めた食べ物を久しぶりの青空の下でのんびりと食べる親子連れが多かった。
上位の成績は
○皮むき
1位 浜田文江さん(麻生区栗木台) 132cm
2位 武藤奈緒子さん(麻生区上麻生) 111cm
3位 市原智恵子さん(麻生区上麻生) 109cm
○種とばし
1位 おかはたしんいちさん(麻生区白鳥) 9m68cm
2位 三浦秀二さん(町田市三輪町)8m40cm
3位 金城均さん(麻生区上麻生)8m34cm

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2004年10月16日

シネマエッセイ・コンクール:グランプリは宮前区の菅野さん

04101602しんゆり映画祭10周年記念企画のひとつ、映画への思いをつづる「シネマエッセイ・コンクール」の入賞作品の発表と表彰式が10月11日、新百合21ビルで開かれた同祭10周年記念パーティーの席上行われ、川崎市宮前区鷺沼・菅野あゆみさんら4人の受賞者に審査委員長の映画評論家佐藤忠男さんと同祭マスコットのシネマウマから賞状と副賞が渡された。

(写真=シネマエッセイ・コンクールの受賞者と佐藤審査委員長(左))

コンクールには、市内をはじめ首都圏各地から約50編の作品が寄せられ、佐藤さんのほかシナリオライター加藤正人さん、映画監督天願大介さん、映画監督篠崎誠さん、無声映画弁士澤登翠さん、白鳥あかね同映画祭実行委員長、初代実行委員長武重邦夫さんが審査した。グランプリにはことしの映画祭上映作品のひとつ『ジョゼと虎と魚たち』(犬童一心監督・2003年)を取り上げた菅野さんの「映画と私」、次点は「黄泉がえり」(塩田明彦監督・2002年)について書いたの茅ヶ崎市の水口美恵子さん「会いたい」と『バベットの晩餐会』(ガブリエル・アクセル監督・1987年)を書いた海老名市の小林教子さん「バベットの料理」が、シネマウマ賞(市民賞)には映画を見る行為そのものにふれた麻生区万福寺の長尾松代さんの「ハレ」が選ばれた。
表彰後4人は、取り上げた映画とのかかわりなどについてスピーチ。その後、佐藤さんが「応募作は読ませる文章が多かった。映画は一人ひとりがその映画をどう理解するかが大切で、その人自身が重要な作品と思うことで評価が決まることを、改めて教えてもらい、とても勉強になった」と講評した。
グランプリの菅野さんは「映画が大好きで週1回は見ています。はじめてコンクールに応募して、自分の気持ちを素直に書いた文章がグランプリに選ばれ、とても光栄です」と喜んでいた。また他の3人も「著名な方にエッセイを読んでもらい、選ばれてうれしい」と話していた。
受賞作品は、しんゆり映画祭ホームページ(http://www.siff.jp/)「シネマエッセイコンクール結果発表」ページで掲載されている。

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しんゆり映画祭:10月11日にボランティアら200人が10年の歩み振り返る

0410160110月3日からワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘などを中心に開催された、KAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会主催)が閉幕、最終日の11日には10周年感謝パーティーが新百合21ビルで開かれ、阿部孝夫川崎市長のほか10年間に参加した市民ボランティアなど関係者200人が参加、これまでの映画祭のあゆみを振り返った。

(写真=記念のくす玉を割る(左から)阿部川崎市長、中島豪一芸術のまちづくり推進委員会委員長、武重邦夫初代実行委員長、白鳥あかね実行委員長)

同祭実行委員長の白鳥あかねさんが、室内開催となった8月の野外映画や期間中に関東地方を直撃した大型台風で交通機関がマヒするなど、悪天候にたたられたことしの映画祭でタクシーで駆けつけたゲストや客席を埋めた観客の話を披露、「(ゲストや観客が来てくれたのは)市民の力で作り上げてきた映画祭の10年の重み。涙がでるほどうれしかった」とあいさつ。阿部市長は「支える人、見る人の熱意ですばらしい歴史を作り、ことしはプログラムの一部をミュージアムで開くなど市内に広がってきた。市内には、シネマコンプレックスも増えており、映画の街川崎として市民が誇れるまちづくりをしたい」と語った。
白鳥委員長は、5年ごとに実行委員長が交替していることにふれ、新たな歴史を積み上げるため、来年からは広報など裏方で支えてきた市民ボランティアの野々川千恵子さんが3代目の実行委員長に就任することを明らかにした。
市民公募の声優、朗読グループ「さんざしの会」、映画祭スタッフなど副音声によるバリアフリー上映のメンバー、さらにジュニア映画制作ワークショップのメンバーらこれまで映画祭に参加した市民ボランティアも壇上にあがり、エピソードや映画への思いを語り、会場から大きな拍手が送られていた。
映画祭のパーティーらしく、スタッフ制作による10年間のあゆみを振り返るビデオや訪れたゲストへのインタビューを編集したビデオも間に上映され、会場を大いに盛り上げていた。
ロビーには映画祭を楽しく彩ってきた同祭のマスコット「シネマウマ」のオブジェやグッズ、パンフレット原画、スタッフによる巨大ポスターのほか、10年間のパンフレット、バリアフリー上映用の副音声脚本などが展示され、参加者は思い出話に花を咲かせながら見入っていた。

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2004年10月14日

川崎フロンターレの社長らが川崎市長に優勝報告

04101301川崎フロンターレの武田新平社長、関塚隆監督らが10月12日、Jリーグ杯(優勝杯)を携え川崎市役所に阿部孝夫市長を訪問、5年ぶりのJ2リーグ優勝とJ1昇格を報告した。

市庁舎を訪れたのは、武田社長、関塚監督のほか、副キャプテンの今野章選手と伊藤宏樹選手、福家三男強化本部長の5人。
武田社長が阿部市長にJリーグ杯を披露、全選手がサインした記念ボールをプレゼントした。武田社長は「応援ありがとうございます。勝ち点1の差で昇格できなかった昨年のくやしさをバネに、マインド1をキャッチフレーズに選手、スタッフ、フロントが一体となって戦ってきました。市制80周年の記念の年に優勝できてうれしい」とあいさつ、「昨年までの石崎信弘監督が積み上げたものに、関塚監督が90分で『勝つ』意識を植え付けてくれたことが、今の成績になっている。みんなの努力がむくわれ、目標が達成できた」とこれまでの戦いを振り返って報告した。
阿部市長は「おめでとうございます。ことしは本当に強かった。J1になると観客が増えるそうなので駐車場などの環境整備の支援をします。全庁あげて応援しますので、J1でもがんばってください」と笑顔でこたえた。
関塚監督は「J1で戦った2000年の経験がいまにつながっている。J1では厳しい戦いになると思うが、優勝をめざし一つひとつ積み重ねていきたい。競技場で多くのサポーターに応援してもらうことが勝利の後押しになるので、これからも応援をよろしく」と話した。伊藤選手は「これからが本当の勝負。スタートラインに立ったつもりで来年に向けてがんばりたい」と気持ちを引き締めていた。

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2004年10月11日

川崎フロンターレが優勝・昇格祝賀会:関塚監督らがダルマに目入れ

04101101川崎フロンターレが10月10日、川崎市中原区の富士通川崎工場本館ラウンジに阿部孝夫市長やマスコミ関係者を招き、祝賀会を開催した。関塚隆監督や選手らがダルマにふたつめの目を入れて昇格を喜んでいた。
(写真=ダルマに目を入れて喜ぶ(右から)阿部市長、武田社長、関塚監督)

会には、親会社の黒川博昭富士通(株)代表取締役社長、小倉正道(株)川崎フロンターレ会長、武田信平同社長らフロントスタッフのほか、この日等々力競技場で天皇杯の3回戦を戦った関塚監督、コーチ、選手や家族など約150人が出席した。
鏡割りの後、1月に川崎大師で買ったダルマに関塚監督が目玉の輪郭を書き、武田社長、阿部市長、選手らが次々と墨をいれた。
阿部市長は「市制80周年の記念すべき年に昇格ができ、うれしい。川崎を代表する市民球団としてJ1の上の方でがんばっていただきたい。そうすることで、明るいイメージブルー『川崎』が全国に広まる。チームとともに文化・スポーツの街として発展していきたい」とエールを送った。

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2004年10月 9日

かわさきチャイルドラインがボランティア養成講座を開催

「かわさきチャイルドライン」(岡崎チヅル代表)が、電話の受け手となるボランティアの養成講座を10月24日から開く。
チャイルドラインは、子どもが心の中にしまっているだれかに聴いてもらいたいことを電話で話すホットライン。18歳以下ならだれでも匿名で電話でき、途中で切ってもよく、話した内容の秘密は守られる。他人に話すことによって自分の気持ちを整理したり、心の安定を取り戻すことを目的に、1998年に世田谷区で初めて開設され、その後全国各地に広がった。

川崎市では2003年11月から同会が週1回木曜日午後3時~10時に開設している。
同会では毎年、5月5日の「こどもの日」のキャンペーンとして約1週間、チャイルドラインを実施しており、来年のキャンペーン期間中に子どもの話相手となるボランティアを養成するため全13回にわたって講座を催す。
対象は、20歳から47歳までで、午後3時から10時までボランティアができる人。定員30人。申し込みは、氏名、年齢、職業、住所、電話、FAX、ボランティア経験を記入、子ども時代の自分に影響を与えた出来事または人物について書いた作文(1000字~1200字)を書き、〒215-0011 川崎市麻生区百合丘3-13-127-304 かわさきチャイルドラインへ16日(必着)までに郵送する。
講座の会場は、生活文化会館てくのかわさき(川崎市高津区溝口1-6-10)と川崎市男女共同参画センター(愛称=すくらむ21、川崎市高津区溝口2-20-1)で、いずれもJR南武線武蔵溝ノ口、東急田園都市線溝の口駅下車。受講料は全13回で10000円、学生7000円。
問い合わせ=電話044(954)3648かわさきチャイルドライン。

講座の日程・会場・内容・講師は
■10月24日てくのかわさき◇「オリエンテーション」=午前10時~12時、かわさきチャイルドラインスタッフ◇「チャイルドラインとは-意味・役割・特性」=午後1時~3時30分、チャイルドライン支援センター常務理事・沢畑勉さん。
■10月31日高津市民館◇「子どもの人権」=午後1時~3時30分、藤沢市立小学校教員 名取弘文さん。
■11月7日高津市民館◇「子ども時代にたちかえる-ロールプレイ」=午前10時~12時、東京いのちの電話 山本多賀子さん◇「子ども時代にたちかえる-ロールプレイ」=午後1時~3時30分、東京いのちの電話 山本多賀子さん。
■11月10日高津市民館◇「子どもの現状1-プレイパークの子どもたち」=午後6時30分~8時30分、(福)世田谷ボランティア協会・天野秀昭さん。
■11月24日高津市民館◇「子どもの現状2-川崎の子どもたち」=午後6時30分~8時30分、フリースペースたまりば代表・西野博之さん。
■11月28日高津市民館◇「子どもの声を聴く-ソーシャルワーカーの現場から」=午前10時~12時、日本子どもソーシャルワーク協会理事長・寺出壽美子さん◇「子どもの声を聴く ロールプレイ」=午後1時30分~3時30分、日本子どもソーシャルワーク協会理事長・寺出壽美子さん。
■12月1日てくのかわさき◇「子どもの現状3-子どもたちの性の悩み」=午後6時30分~8時30分、ウパウパハウス助産士・岡本登美子さん。
■12月5日てくのかわさき◇「子どもの現状4-児童虐待について」=午前10時~12時、カリヨン子どもセンター副理事長・飯島成昭さん◇「子どもの心に寄り添うとは」=午後1時~3時30分、講師=教育評論家斎藤次郎さん、
■12月12日てくのかわさき◇「まとめ―これからの活動に向けて」=午後1時~3時30分。

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サッカー天皇杯:フロンターレが10月10日等々力で愛媛FCと対戦

川崎フロンターレは、10月10日午後1時から等々力競技場で愛媛FC(愛媛代表)と第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会(財団法人日本サッカー協会主催)の初戦を戦う。

9月23日から始まったことしの天皇杯は、高校も含む都道府県代表47とJ1、J2リーグ、JFL、大学の計80チームが参加、J2は3回戦からJ1は4回戦から参戦、元旦決勝での日本サッカー頂点をかけトーナメント試合を行う。大会の日程は、4回戦は11月13・14日、5回戦は12月12日、準々決勝は12月19日、準決勝は12月25日。4回戦以降の組み合わせは、3回戦終了後、抽選で決定する。
フロンターレと対戦する愛媛FCは2回戦から参戦、1回戦で阪南大学(大阪代表)を破った高知大(高知代表)と四国同士の戦いを3対0と完勝してコマを進めた。
3回戦の当日入場券は、自由席が一般1500円、高校生1000円、小中学生800円。

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2004年10月 8日

川崎フロンターレのアウグスト選手がシーズン途中で帰国:ケガ治療のため

川崎フロンターレのDFアウグスト選手(背番号4)が、ケガの治療とリハビリのためシーズン途中でブラジルに帰国することになった。

同選手は9月23日に等々力陸上競技場で行われたモンティディオ山形戦で左ひざを負傷、戦線を離脱していた。フロンターレの発表によると、10月8日に川崎市内の病院で精密検査を受け「左膝内側側副靭帯損傷・ 左腿骨骨挫傷」で回復までに約2.5 カ月かかると診断され、7試合を残しているJ2リーグ、天皇杯の出場が無理となり、帰国して治療に専念する。同選手は「試合が残っているのでつらい選択だが、早く直して戻りたい。心は日本に置き、残りの試合も心を一つにして戦う」とコメントを発表した。
フロンターレはすでに昇格を決めており、選手層があついため戦力的にはカバーできる見通しだが、闘志あふれるプレースタイルが多くのサポーターやファンを魅了しており、戦線離脱の影響が心配される。

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2004年10月 6日

狛江の農地写真展:市役所に111点展示、大切さ訴える

04100601都市化が進むなかで狛江市内の緑地の多くを占める農地を見直してもらおうと10月4日から狛江市役所ロビーで「狛江の大事な農地」写真展が開かれている。

展覧会は、同市が1999年に策定した「環境基本実施計画」を推進・実施するため、2000年に発足した公募市民による「環境保全実施計画緑ワーキンググループ」(リーダー山本八郎さん)が開催した。同会は、主婦や熟年男性など約35人の市民と狛江造園組合などの団体で構成、「みどりを守り、育て、ふやすため」に、これまでに生け垣や指定保存樹に注目、会員が実地調査した内容を写真展として発表しており、今回は3回目の展覧会だ。
同展は、市内を6つのエリアに分け、会員が今春から生産緑地に指定されている約150カ所の農地を調査。畑と作物の写真を撮影するとともに、所有者から昔の農業などについて聞き取り調査したコメントを短くまとめた。紹介しているのは、79カ所の農地で、生産物や畑の写真をA5サイズのカラーコピーに拡大、111点を展示している。
現在の狛江の農地は、露地物の野菜畑が中心だが、陸稲や金ゴマなど珍しいものもある。このほか、狛江村が発足して数年後の1896年から1917年、1932年、1953年、市制施行の1970年と、市内最後の水田が残っていた1980年の6枚の地図に、当時の主たる農産物だった水田とクワ畑を色分けし、明治、大正、昭和の農地の移り変わりとその当時の人口など記したパネルも展示している。
調査にあたった会員らは「熱心に耕作している人も多いので、今ある畑をみんなで大切に守り、農地を守っている人の苦労をたくさんの市民に知ってもらいたい」と話している。
展示は8日までで、時間は午前8時半から午後5時(8日は午後4時)。市役所の展示後は、引き続き西河原公民館1階のギャラリーでも12日から18日の午前9時から午後5時まで(12日は午前10時から、18日は午後4時まで)展示する。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市環境部環境改善課。

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2004年10月 3日

川崎フロンターレが横浜FC破りJ2優勝:ホーム等々力喜びのウズ

04100301川崎フロンターレは、10月2日(37節)午後2時からホーム等々力陸上競技場で横浜FCと対戦、4対0で快勝して勝点を90に延ばし、J2の優勝を果たした。
9月26日に8試合を残し史上最速で来季のJ1昇格の切符を手にしたフロンターレは、この試合で29勝となり、J2が12チームになってから最多勝利をあげた大分の28勝(2002年昇格)を上回り、最速のリーグ優勝。今後は前人未踏の勝点100をめざして残りの試合を戦う。

試合は前半、再三のチャンスを横浜の好守に阻まれていたが、39分、MF長橋康弘のあげたクロスをFWジュニーニョがバランスを崩しながら飛び込んで先制。後半69分にジュニーニョが追加点をあげると勢いづいたチームは、77分にMFマルクスがPKを決め、80分に途中出場のFW黒津勝がミドルシュートでだめ押しの4点目をあげ、完封で横浜を下した。昇格のかかった33節、35節とホームで2連敗したうっぷんをはらすような大量得点の自力優勝に、1万人を超える観客は歓喜に包まれた。
試合後、選手・スタッフは関塚隆監督を胴上げ、鈴木晶Jリーグチェアマンからチーム名と年号が刻まれた「Jリーグ杯」が鬼木達キャプテンに手渡された。その後、選手らはペットボトルの水をかけあいながら勝利を祝い、応援にかけつけた阿部孝夫川崎市長とともに紙吹雪やテープが舞うスタジアム内をウイニングウォークし、サポーターとともに昇格と優勝の喜びを分かち合った。
阿部市長は「昇格はすこしもたついたが、きょうの青空のようにすっきりとした優勝。水をかけられたが、うれしい『冷や水』だった。多くの声援を受けてスタジアムを歩いている時は、自分が選手になったみたいだった」と満面の笑み。「観客も増えるので、駐車場や競技場などJ1としてふさわしい環境を整えるため協力したい」と早くも来シーズンに向けた言葉が飛び出した。
試合後の記者会見で関塚監督は「昇格を2度ホームで逃していたので、きょうはぜひ勝ってJ2優勝をホームで飾りたいという気持ちでいっぱいでした。3度目の正直で、大勢の川崎市民、サポーターの前でJ2優勝を決められたことを選手ともども喜んでいます」と語る一方、「残りの7試合をJ1での戦いに備えるために有効に使いたい」と話した。

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2004年10月 2日

川崎Fアウグスト選手が負傷、祝勝会の参加は見合わせ

川崎フロンターレの主力メンバー・アウグスト選手(DF/背番号4)が9月23日のモンテディオ山形戦で負傷、川崎市内の病院で精密検査の結果、左膝内側側副靭帯損傷と診断された。クラブ発表によると、現在、経過を観察中で復帰までの時間などはまだ未定。
このため、10月2日午後6時から東急新丸子駅前で行われる祝勝会(丸子駅前イダイモール主催)は欠席することが明らかになった。

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2004年10月 1日

川崎Fが10月2日J2リーグ優勝をかけ横浜FCと対戦:試合後、選手らが商店街の祝勝会に参加

J2リーグ残り8試合を残し9月26日(36節)に史上最速でJ1昇格を決めた川崎フロンターレは、10月2日午後2時(第37節)から等々力競技場(川崎市中原区等々力)で、J2リーグの優勝をかけ横浜FCと対戦する。この試合に勝つか引き分けると優勝が決まり、監督の胴上げやJリーグから優勝カップの授与などのセレモニーが行われる。

試合後には、武田信平社長をはじめ関塚隆監督やコーチ、怪我で治療中の鬼木達キャプテンを除く全選手が川崎市内の6商店街が主催する祝勝会に5~7人ずつに分かれて参加。主催者からの花束贈呈、鏡割りなどの祝賀行事のほかサイン会などを行ってふれあいを深める。参加は自由。
祝勝会の主催団体、場所、時間、参加予定選手は次の通り(当日の体調などによって変更もある)。
◇川崎区・大師地区(川崎大師駅前商栄会主催)=京浜急行川崎大師駅前広場(京浜急行川崎大師駅下車)、午後6時30分~7時30分。武田社長、伊藤浩樹・寺田周平・伊藤優津樹・下川誠吾・谷口博之の5選手。
◇川崎区・川崎駅地区(オオモリスポーツ川崎店主催)=川崎駅ビルBE5階「オオモリスポーツ川崎店」(JR川崎駅下車)、午後6~7時。マルセロフィジカルコーチ、浦上壮史・マルクス・塩川岳人・相馬直樹・飛弾暁・岡山一成の7選手。
◇幸区・鹿島田地区(鹿島田駅前商店街主催)=横浜銀行鹿島田支店そば(JR南武線鹿島田駅前)、午後6~7時。佐原秀樹・中村憲剛・長橋康弘・黒津優・大石鉄也の5選手。
◇中原区・平間地区(平間銀座商店街主催)=平間銀座商店街商店街事務所前(JR南武線平間駅)、午後6~7時。関塚監督、高畠勉コーチ、吉原慎也・今野章・木村誠、神崎亮祐の6選手。
◇中原区・武蔵小杉地区(武蔵小杉法法政通り商店街主催)=法政通り商店街内二ヶ領用水前(JR南武線/東急東横線武蔵小杉駅)、午後6~7時。箕輪義信・我那覇和樹・町田忠通・渡辺匠・西山貴永・矢島卓郎の6選手。
◇中原区・新丸子地区(新丸子駅前イダイモール主催)=東急東横線新丸子駅前広場(東急東横線新丸子駅)、午後6~7時。エジソンコーチ、古川昌明GKコーチ、アウグスト・山根巌・久野智昭・ジュニーニョ・相澤貴志の7選手。
問い合わせは電話044(813)8618川崎フロンターレ。

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2004年9月26日

川崎フロンターレ、J1に昇格

川崎フロンターレは9月26日(第36節)、水戸ホーリーホックと対戦、2対1で下し、J1昇格を決めた。

前半26分、MFマルクスが先制、後半開始早々の47分に追いつかれたものの、71分にマルクスのこの日2点目のゴールで勝ち越し、この1点を守りきり、悲願のJ1復帰を果たした。
フロンターレはシーズン最初から波に乗り、他のチームを大きく引き離して独走を続けてきた。9月11日(第33節)の2位大宮との試合に勝てば早くも昇格が決まる予定だったが、敗戦。34節では湘南に勝ったものの2位大宮、3位山形が勝ったため、昇格できなかった。さらに、23日の3位山形との試合で逆転負けを喫するなど、ゴールを前に足踏み状態が続いていた。
フロンターレは2000年にJ1に昇格したが、最下位に終わり、1シーズンでJ2に降格となった。

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2004年9月25日

川崎フロンターレ:山形に負け、昇格おあずけ

04092403J1復帰にあと一歩まで迫った川崎フロンターレは35節の9月23日、等々力競技場で3位のモンテディオ山形と対戦したが、2対1で破れ、この日も昇格はおあずけとなった。
(写真=2試合ぶりに復帰のFWジュニーニョがオーバーヘッドキックを放つなど山形ゴールを脅かしたが……)

勝つか引き分けで昇格が決まるとあって競技場には16000人の観客が詰めかけたが、33節の大宮戦に続きホームで2連敗、胴上げの瞬間を見ようと訪れたサポーターをがっかりさせた。
試合は、前半14分にマルクスが、相馬直樹のパスを落ちついてヘディングでゴールを決め先制。客席は早くも試合に勝ったようなムードが漂う。しかし、後半に入ると流れが一変、昇格圏内の2位に入るため絶対に負けられない山形が、立ち上がりからボールを支配。79分に昨年まで川崎にいた林晃平に同点のゴールを許し、さらに終了間近の86分に大島秀夫に逆転のゴールを決められると、競技場は悲鳴に似た声のあと一瞬静まりかえった。終了間際にジュニーニョがダイビングヘッドのシュートを放つが、惜しくもゴールを割れず、そのまま試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
この試合は、昇格と同時にJ2リーグの優勝の可能性もあり、リーグ杯授与のため鈴木昌チェアマンが訪れた。試合結果に鈴木チェアマンは「勝ちたい気持ちが山形の方にまさっていたのでしょう」と話していた。
試合後に会見した関塚隆監督は開口一番、「たくさんのサポーターが集まったホームで2試合も負け、本当に申し訳ない」と謝罪。「(後半攻撃的になる)山形の戦術はわかっていたが、2点目を取るチャンスがありながら決められなかった。山形に負け越してしまったことがくやしい。(昇格の)プレッシャーではなく、(成績がよいために)チーム全体に少しスキがあるのではないかと思う。もう一度、90分で勝ちきる強い気持ちを持ち、次の試合に臨みたい」と再生を誓っていた。

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川崎フロンターレ:「J1昇格は自力で決める」(2004/09/20)
フロンターレ:J1昇格は9月19日以降に(2004/09/18)
川崎フロンターレ:大宮に完敗、昇格おあずけ(2004/09/12)

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カヌー教室に人気:秋の多摩川を快漕

04092402スポーツを通して多摩川の自然に親しんでもらおうと、初心者を対象としたカヌー教室が9月23日に川崎市中原区等々力の多摩川で開かれた。参加者たちは思うように進まないカヌーに悪戦苦闘しながらも「以前からやってみたかった。すごく楽しい」と熱心にパドルを操っていた。

この教室は川崎市教育委員会とNPO法人多摩川エコミュージアムが、新しい水のスポーツを市民に根づかせようと、とどろき水辺の楽校(菅田木一校長)の協力で、水量が豊富で流れが穏やかな同校の拠点で開いたもの。市主催の教室としては2001年、2003年に続き3回目で、毎回人気を集めている。
教室には、小学校5年生から70代までの44人が参加。東京女子体育大学から1人乗り、カナディアンなどいろいろなカヌーを借り、同大や多摩川エコミュージアムとリバーシップの会のメンバー約30人がパドルの使い方やカヌーの操り方を指導した。
大半の人が初体験とあって、やや緊張した面持ちでライフジャケットに身を包みカヌーに乗り込んだ。初めは思うようにまっすぐに進めず、左右に振れるカヌーにてこずっていたが、次第に慣れてコツをつかんだためか、気持ちよさそうに川の上流に進む姿も見られ、秋の多摩川の風情を水上から楽しんでいた。
麻生区片平から参加した小5の道祖原直弘君はびっしょりぬれた体で「初めてだったけど、自分でバランスが取れ、こげるようになった」と目を輝かしていた。
この日の最高齢参加者の宮前区馬絹の池谷喜一郎さん(73)は60代でカヌーを始めた経験者。「自前のカヌーを手放したので3年ぶりに乗ったが、きょうは風もおだやかで日差しが強くない絶好のカヌーびより。久しぶりに水の上を滑って気持ちがよかった」とニコニコ顔、「せっかく乗れるようになってもこうした機会は身近にないので、ぜひ気軽に乗れる場所を市内につくってほしい」と訴えていた。

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2004年9月20日

川崎フロンターレ:「J1昇格は自力で決める」

04092001「23日の山形戦に絶対勝って、自分たちの手で昇格を決める」 川崎フロンターレの選手から次々と勝利予告宣言が飛び出した。
J1昇格が目前に迫った9月20日午後4時、選手たちは前夜に続いて麻生区の練習グランドに集まり、インターネットの速報で大宮・甲府戦の行方を見守った。この試合で大宮が負けるか引き分けると昇格が決まる。報道陣も普段を大幅に上回る100人が待機、さらに監督の胴上げを見ようとレプリカユニフォームを着た熱心なサポーターなど約300人がかけつけ、試合終了直前には急きょ午後の予定を変更し阿部孝夫川崎市長も顔を見せるなど、周辺は異様な熱気に包まれた。
(写真=グランドに集まった関塚監督や選手たちを激励する阿部市長)

しかし、大宮が勝ってこの日も昇格はおあずけ。オフ返上で結果を見守った選手たちはいささか拍子抜けの表情だったが、グランドに集まった選手に阿部市長は「昨日は苦しい試合だった思うが、よくがんばっていただいた。23日には等々力のサポーターの前で自分たちの力で決めてください」と激励。関塚隆監督が「市長やサポーターがかけつけていただいたことを感謝します。一つひとつ勝利を積み上げていくことが大切で、着実に前進している。再び自分たちの力で決めるチャンスをもらったので、いい準備をしてサポーターとともに喜べるようにしよう」と話して解散した。
その後、記者団から昇格目前の心境を聞かれた関塚監督は「まだ実感としてわいてこない。11日のホーム試合の時は、選手も僕も2万人のサポーターの前で決めたいと思ったがダメだった。平塚戦は勝つことが絶対に必要だったが、それが達成できた。23日は引き分け以上で決まるので、自然体で臨みたい。今後の課題としては、全てのチームに勝ち越すことです」と述べた。
23日は等々力で午後4時から3位のモンティデオ山形と対戦、勝ちか引き分けで昇格を果たすが、2時間が早く試合が始まる大宮・福岡戦で現在2位の大宮が引き分けか負けた場合は、試合前にも昇格が決定する。
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2004年9月18日

フロンターレ:J1昇格は9月19日以降に

125015年ぶりのJ1復帰まで秒読みとなった川崎フロンターレ。9月18日は午後2時から平塚競技場で湘南ベルマーレと対戦、1対0で下してとんぼ返り、午後8時から麻生区片平の麻生グランドに選手が集合、他球場の結果を待ったが、3位の山形が札幌を下し、この日の昇格はおあずけとなった。
(写真は試合結果を伝えるパソコンの画面に見入る関塚監督=右=と中村憲剛選手)

11日の大宮戦で勝てば自力で昇格が決まったが、0対3で負けたため、足踏み。この日は、湘南に勝ち、3位山形、4位福岡の3チームが負けるか、引き分けると、最終順位の2位以内が確定、J1昇格が決まる。
この日、7試合ぶりにゴールで決勝点をあげた我那覇和樹ら選手たちは、試合の疲れもみせず、インターネットの速報に見入った。試合の結果、福岡が負けたものの山形が勝ったため、昇格決定は19日午後2時からの大宮・甲府戦の結果待ちとなった。この試合で大宮が負けるか引き分けるとフロンターレの昇格が決まる。
結果が判明した8時55分、関塚孝監督がグランドに集まった選手に「一歩ずつ前進しているので、次の試合もがんばろう。あすはオフだが、午後4時に全員集まり大宮選の結果を待とう」と声をかけて解散した。
練習場には、約100人の報道陣のほか、昇格の瞬間を一緒に味わいたいと約20人の熱心なサポーターがかけつけた。平塚で観戦後にやってきたという幸区の松本一真さん(29)はチーム創設以来の熱烈なサポーター。「早く決めてもらいたいという気持ちも多少あるけど、練習場で昇格を待つのは寂しい。ぜひ、23日にホームで山形に勝ち、たくさんのサポーターがいる中で選手と昇格の喜びを味わいたい」と話していた。

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2004年9月16日

パラリンピック:川崎市から成田真由美さんら3選手

poparaアテネ・パラリンピックに出場する川崎市の3選手、成田真由美さん(34、多摩区登戸・写真右)、添田智恵さん(29、宮前区犬蔵・写真左)、守健一さん(36、川崎区京町・写真左から2人目)が、出発に先立ち9月9日に川崎市を訪問した。阿部孝夫市長(写真右から2人目)は「本番でもこれまで鍛えた力と技を十分発揮し、世界各国の人と交流の輪を広げてよい思い出を作ってください」と激励、成田さんらは「くいのない結果を出したい」と笑顔でこたえていた。

今回の大会は、17日に開会式、18日から27日まで競技、28日に閉会式の日程で12日間にわたって行われ、140を超える国から約4000人の選手が19種目で熱い戦いを繰り広げる。日本からは163人が16競技に参加する。
水泳で8個の金メダルを持つ3大会連続出場の成田さんは、小学生時代はスポーツ少女だったが13歳の時、脊髄炎により下半身麻痺になった。20代になってから少女時代に唯一苦手だった水泳にチャレンジ、国内の大会やプレアトランタで記録を伸ばし、初出場のアトランタで金メダル2個、銀2個、銅1個、2回目のシドニーでは金5個、銀1個と大活躍、両大会で世界新記録も出した。
19日から27日まで行われる水泳では50メートル平泳ぎ、50メートル自由形、50メートル背泳ぎ、100メートル自由形、200メートル同、150メートル個人メドレーなどに出場、今回もメダルが期待される。
メダルの期待が大きい成田さんは「ライバルで仲の良かった選手が亡くなったので、彼女の分もがんばりたい。前回は成績が良すぎたが、結果はついてくると思うので、気持ちで負けないようにしたい」話している。
シドニーの銅メダルに続き2大会連続で車いすバスケットボールに出場する添田さんは、21歳の時スノーボードの事故で車イス生活になった。リハビリ病院の入院中に勧められて車いすバスケットを始め、パラリンピック後も日本選手権大会などで活躍している。19日から予選B(日本、ドイツ、カナダ、メキシコ)組に出場、前回以上の成績をめざす。
初出場の守さんは、ケガで87年から車イス生活になり、ツインバスケットに励んだが、物足りなさを感じて1チーム4人でウィールチェアラグビーを始めた。2001年の国際大会に初出場、19日から予選A組(日本、アメリカ、オーストリア、ニュージーランド)に出場する。

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麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ

37326川崎市麻生区の麻生小学校体育館で8月28日、中江雄二監督「ホテル・ハイビスカス」の上映会が開かれ、約900人の市民が手製のハイビスカスの花などで飾られた南国ムードいっぱいの会場で映画や沖縄舞踊などを満喫した。
同小での上映会は、ことし10周年を迎えるしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会・麻生区主催)のプレイベントとして2000年から毎年開催されている。

2年前から夏休み最後の土曜日に親子で野外映画を楽しんでと、親子で楽しめる作品を選び、食べ物の屋台やゲーム、フリーマーケット、映画にちなんだイベントなども催し、飲食自由な開放的な雰囲気で映画がみられると好評だ。
今回は、台風による雨で急きょ体育館に会場を変更したが、同映画祭を運営するKAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会(白鳥あかね実行委員長)では、野外上映会で初めて体験する雨に大わらわ。実行委員やボランティアスタッフ、日本映画学校の学生など約100人が、体育館にシートを敷いたり、通路に模擬店用のテントを張るなど会場設営に追われた。悪天候のため人出が心配されたが、午後4時の開場とともに幼児や小学生を連れた親子づれなどがぞくぞくと訪れ、主催者をほっとさせた。
映画祭スタッフは、アロハシャツにハイビスカスの花飾りを髪に付け、観客を誘導、舞台下には、同映画祭のマスコット「シネマウマ」をアレンジしたシネマウマシーサーを飾られ、映画会を盛り上げた。
午後6時からは「沖縄祭り」と題し、川崎市を拠点に活動し沖縄の伝統芸能の普及・継承活動を行っている琉球民謡「絃友会」による琉球舞踊や民謡、手遊び歌などが披露された。
映画の上映後には、中江監督と主役の小学3年生の超元気少女・美恵子を演じた藏下穂波さんがあいさつ、フィナーレでは中江監督と藏下さんが楽しいときに踊る沖縄舞踊「カチャーシー」を観客と共に踊った。
白鳥あかね実行委員長は「10年目の映画祭の初日に当たる大切な野外映画会だったが、雨の中をたくさんの人が来ていただけて、すごくうれしい。きっとシネマウマシーサーが守ってくれたんでしょうね」と喜んでいた。

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2004年9月12日

川崎フロンターレ:大宮に完敗、昇格おあずけ

04091112501川崎フロンターレは9月11日(33節)等々力競技場で2位の大宮アルディージャと対戦、5年ぶりのJ1復帰がかかったこの試合に0対3で完敗、昇格はお預けとなった。
(写真=試合終了後、うなだれる選手)

スタートダッシュに乗った今シーズンのフロンターレは、J2リーグの首位を独走。2リーグ制になって史上最速の第3クール中に昇格を決められるところまで勝ち点をのばしていた。
しかし、31得点をあげるジュニーニョ選手とアウグスト選手のブラジル人トリオのうち2人を欠いた前節アウェーの甲府戦(32節)と今節、得点を挙げることができず、今季ホームでの連勝も16でストップした。
試合を観戦した阿部孝夫市長は「残念でくやしい。私が観戦した試合で負けたのは初めて。外国人がいないと勝てないようではJ1で通用しない。いい試練になった」ときつい感想。続けて「18日の湘南戦に勝ち、続く23日のホームで勝って昇格と優勝を一緒に祝えることを願います」と話していた。
完封負けだったが、指揮官の関根隆監督はさばさばとした表情。「やはり簡単には勝たせてもらえない」と前置きしてから「たくさんの市民、サポーターが集まったのにこたえられなかったことを謝りたい。次はブラジル人の2人も戻るのでしっかりトレーニングして臨みたい」と次の試合に気持ちを切り替えていた。
次節18日の湘南戦(午後2時キック・オフ)に勝っても自力昇格はなく、同日午後7時の山形と福岡、19日の大宮戦の結果次第で決まる。

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2004年9月 6日

川崎市で秋の味ナシとブドウの品評会:「ことしはよい出来」

04090601-1川崎名産のナシとブドウの出来ばえを審査する「川崎市ナシ・ブドウ品評会」(川崎市・市園芸協会主催)が9月3日午前9時30分から多摩区菅仙谷のフルーツパークで開かれ、多摩区中野島の古谷陸男さんのナシ・豊水(無袋)が神奈川県知事賞、多摩区中野島の田村賢太郎さんのナシ・豊水と多摩区中尾の井田君子さんのブドウ・ピオーネがそれぞれ川崎市長賞に輝いた。出品されたナシとブドウは、午後から一般公開後に即売されたが、市価より2、3割引きとあって40分あまりで完売した。

04090601-2川崎市は長十郎の発祥地として知られ、約200軒の農家でナシを生産、多摩川付近の農家は「多摩川ナシ」、麻生区では「黒川ナシ」と名付けたブランドで庭先販売を行っている。最近は長十郎は消費者に好まれず、幸水、豊水など水分が多く甘いナシが人気で、生産方法も畑全体をネットで覆い、果実に袋を被せないものが「甘い」と好評だ。毎年この時期に品評会が開かれ、ことしで37回目を数える。出品果実は例年翌日に販売されてきたが、ことしは市園芸協会果樹部長・田村忠蔵さんらの「消費者に早く食べてもらいたい」との意見を取り入れ、当日に売り出されることになった。
品評会にはいまが盛りの豊水のほか菊水、二十世紀、長十郎などナシ8種131点、巨峰、藤稔などのブドウ6種10点が出品された。審査にあたったのは、児玉昭男・神奈川県横浜川崎地域農業改良普及センター所長のほか、川崎市農業振興センター、フルーツパーク職員の8人。まず品種と無袋・有袋ごとに大きさ・果形・重さ・光沢・糖度・粒ぞろい・果肉の質などについて一つひとつ手にとって比較審査で優秀・優良・佳良の入賞を決め、その後「市長賞」などの特別賞を選んだ。
審査員の講評によると「ことしは春先より好天が続いたため糖度が高い一方、空梅雨の影響で水分不足による玉延びが心配されたが、その影響はほとんどない。生産技術が高く、全体的によい出来」という。
県知事賞に選ばれた古谷睦男さん(写真右)は「出品する以上、いい結果を出したいと思っていたのですごくうれしい。10年以上前から無袋で作っているが、ことしは雨が少なく冠水に苦労し、ダニの発生に気をつけたが、そのかいがあった」と感想を語った。
生産者が丹精こめて作った果実を求める市民も多く、ことしは当日販売だったため、午前9時過ぎの審査の始まる前から昼食持参で並ぶ人も多くおり、一般公開で求めたい品物を吟味、先着順で即売が始まると目当ての商品を買い求めていた。毎年夫婦で来るという同区西生田の野原信子さんは「ことしは一番早く来たのでいい賞を受けた人のナシとブドウが買えた。ダメかもしれないけどもう一度並びます」と大きな荷物を抱えてにっこりしていた。
■審査結果を見る

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品評会結果:古谷睦男さんに県知事賞

(敬称略)
●ナシ部門
優秀賞(4点)
神奈川県知事賞 豊水(無袋) 古谷 睦男 多摩区中野島
川崎市長賞 豊水(無袋) 田村賢太郎 多摩区中野島
川崎市議会議長賞 豊水(有袋) 関山 育男 多摩区宿河原
全国農業協同組合連合会神奈川県本部長賞 豊水(有袋) 斉藤  元 多摩区生田
優良賞(8点)
セレサ川崎農業協同組合代表理事組合長賞 豊水(無袋) 古谷 睦男 多摩区中野島
神奈川県園芸協会長賞 豊水(無袋) 古谷かをる 多摩区中野島
神奈川県横浜川崎地区農政事務所長賞 豊水(無袋) 長瀬 博明 中原区井田中ノ町
神奈川県果樹組合連合会長賞 豊水(無袋) 田村賢太郎 多摩区中野島
川崎市農業委員会長賞 豊水(有袋) 増田 朝光 多摩区菅馬場
  豊水(有袋) 太田  毅 多摩区生田
  豊水(有袋) 上原 一雄 多摩区菅馬場
  あき月 金子  昇 麻生区早野
佳良賞(25点)
  豊水(無袋) 浅谷 和男 多摩区中野島
  豊水(無袋) 白井 正寿 多摩区菅稲田堤
  豊水(無袋) 川名  徹 宮前区野川
  豊水(無袋) 浅谷 和男 多摩区中野島
  豊水(無袋) 河合 亀蔵 多摩区宿河原
  豊水(無袋) 安藤 隆盛 多摩区菅城下
  豊水(無袋) 安藤 秀男 宮前区小台
  豊水(無袋) 川名  徹 宮前区野川
  豊水(無袋) 小金  亘 多摩区生田
  豊水(無袋) 北見 元伸 多摩区枡形
  豊水(無袋) 井田 茂樹 多摩区長尾
  豊水(無袋) 長崎 一義 高津区北見方
  豊水(無袋) 安藤  聡 多摩区菅城下
  豊水(有袋) 上原 新三 多摩区菅稲田堤
  豊水(有袋) 太田 善隆 多摩区生田
  豊水(有袋) 太田  聡 多摩区生田
  豊水(有袋) 田代 和男 多摩区菅北浦
  豊水(有袋) 三竹 偉夫 多摩区宿河原
  豊水(有袋) 上原 伸介 多摩区菅稲田堤
  豊水(有袋) 西山 保正  多摩区菅
  豊水(有袋) 増田 朝光 多摩区菅馬場
  豊水(有袋) 鈴木 五郎 高津区諏訪
  豊水(有袋) 木下 新一 多摩区枡形
  清玉 香山 典子 多摩区生田
  二十世紀 井田 忠夫 多摩区長尾
ブドウ部門
優良賞(1点)
川崎市長賞 ピオーネ 井田 君子 多摩区長尾
佳良賞(2点)
  ピオーネ 井田 繁樹 多摩区長尾
  高尾 五嶌 位昌 多摩区菅

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2004年8月 7日

親子でかかし作り

川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。

川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。
参加したのは、先月同所で行われたの親子体験農業米づくりで田植えをした人たちで、この日は3班に分かれて行う田の草取り作業日の初日。参加した24家族52人は炎天下の中で汗を流しながら麻生区子ども会連合会(山崎優会長)役員らの指導で、竹や持参した古着、古新聞などの廃物を利用してかかしづくりにチャレンジ。ほとんどが初めてとあってとまどいながらも、お父さんが慣れない手つきでかかしの胴体や顔を作るため針を動かしたり、子どもの意見を聞きながら顔を描いた。頭の形を整えるためシャツを利用してターバンを巻いたりと奮闘、2時間がかりで個性的なかかし3体を作った。
かかし作りの前には田の草取り、制作後にはジャガイモ掘りなど農作業を行い、土にふれる「いなか」の生活を楽しんだ。
制作したかかしは、9月に同所で行われるかかし祭り(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)で展示される。

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2004年7月25日

7月19日に生田緑地でミニウォークとコンサート:どんぐり山トラスト基金がキャンペーン

川崎市の緑の宝庫「生田緑地」を守ろうと、市民団体「生田緑地どんぐり山トラスト基金」(酒井行夫代表)が7月19日にキャンペーン・イベントとしてミニウォークとコンサートを催す。

ミニウォークは、午前10時30分に川崎市日本民家園(川崎市多摩区枡形7-1-1、交通=小田急線向ヶ丘遊園駅南口徒歩15分、または市バス「生田緑地循環」生田緑地入り口下車)前に集合、民家園から野鳥の森、どんぐり山、尾根遊歩道、安立寺、向ヶ丘遊園駅前の生田緑地の中央部分約3.5キロを歩く。参加は無料。
コンサートは、午後2時から多摩市民館(川崎市多摩区登戸1775-1、交通=小田急線向ヶ丘遊園北口、登戸駅徒歩5分)大会議室。国際的活躍するヴァイオリニストの三戸素子さんとチェリストの小澤洋介さんが、バッハ「無伴奏チェロ組曲第3番」「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番」のソロ演奏、コイーダ「ヴァイオリンとチェロのための二重奏」などを演奏する。同会によると、出演する2人は、トラストの趣旨に賛同し「自分たちの住まいの近くの所沢の森も開発されてしまったので、心を込めて演奏したい」とコメントを寄せている。コンサートの入場は1500円。
同会は、多摩区から宮前区に広がる「生田緑地」の中央の通称「どんぐり山」に計画されていた開発中止の求め、2004年4月に多摩区東生田の酒井行夫さんらが活動を開始。川崎市は、市民の主張を認め開発業者に土地買収交渉にあたったが、業者側が求める「事前工事」等にかかった費用などをめぐって価格が折り合わず、交渉決裂寸前に有志市民が借金をして差額の1500万円を負担して工事を止めたことをきっかけに、「一部の人の拠出金ではなく、多くの市民で生田緑地を守ろう」とトラスト運動が始まった。トラストは1500万円というマイナスからのスタートだったが、趣旨に賛同する市民も増え、ことし5月までにのべ1119人から1059万8488円の募金が集まった。同会では目標の1500円だけでなく、生田緑地全体と多摩急流を守る運動にしたいとさまざまなキャンペーンイベントを催している。募金の振込は郵便振替口座0025-6-64907 生田緑地どんぐり山トラスト基金。
問い合わせは、電話044(931)3280 DEN設計工房。

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2004年7月24日

7月25日に高津区民祭:大山街道でパレードや多彩なイベント

川崎市高津区溝口の大山街道一体で7月25日(雨天8月1日)、高津区民雑祭(同祭実行委員会主催)が開かれる。同祭の呼び物のみこしや踊りパレードに加え、会場の各所で真夏の雪遊び広場など多彩なイベントを行う、充実した企画で多くの見物客を楽しませる。
メインイベントのパレードは午後2時40分から6部に分かれて9時過ぎまで、田園都市線二子新地駅近くの高津スポーツセンターを起点に、6種65団体が溝口駅付近までの大山街道を練り歩く。

内容は、オープニングパレードに続いて、3時14分から「音楽のまち高津」にふさわしく洗足学園音楽大学マーチングバンド「ぶれいず」、高津小学校ブラスバンド部、西高津中学のバトントワリングなどが音の競演。3時35分からフロート車や仮装など11団体によるバラエティパレード、4時10分から高津区内のみこしやはやしなど10団体が勢揃いするみこしパレード、6時10分から町会婦人部などのおどりパレード、6時50分から万灯パレードが夜の街道を彩る。
高津小学校では高津わくわくフェスティバルなどが催され、体育館でデカレンジャーショー(午後1時50分・4時15分)などのほか人形劇、校庭では人工雪による雪遊び広場や巨大迷路、ポニー乗馬など子ども向きのイベントが行われる。
大山街道ふるさと館では、地元出身の芸術家・濱田庄司にちなんだ「庄司と沖縄」展、高津スポーツセンターでは午前9時から綱引き大会など、沿道でスタンプラリー、ミニ消防車の展示、チビッコ広場など親子で楽しめる催しがくり広げられる。
糀ホールではクラシックファミリーコンサート、男女参画センターで若者たちによる手作りのキラリたかつコンサートが催され、9団体が出演、フィナーレには全員参加の演奏も行われる。
午後7時からは男女参画センター横の二ヶ領用水の法泉坊橋横でとうろう流しが行われる。
問い合わせは電話044(822)0300高津青年会議(http://www2ocn.ne.jp/~tjc/)

(2004年7月26日)

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