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2004年10 月16日 (土曜日)

シネマエッセイ・コンクール:グランプリは宮前区の菅野さん

04101602しんゆり映画祭10周年記念企画のひとつ、映画への思いをつづる「シネマエッセイ・コンクール」の入賞作品の発表と表彰式が10月11日、新百合21ビルで開かれた同祭10周年記念パーティーの席上行われ、川崎市宮前区鷺沼・菅野あゆみさんら4人の受賞者に審査委員長の映画評論家佐藤忠男さんと同祭マスコットのシネマウマから賞状と副賞が渡された。

(写真=シネマエッセイ・コンクールの受賞者と佐藤審査委員長(左))

コンクールには、市内をはじめ首都圏各地から約50編の作品が寄せられ、佐藤さんのほかシナリオライター加藤正人さん、映画監督天願大介さん、映画監督篠崎誠さん、無声映画弁士澤登翠さん、白鳥あかね同映画祭実行委員長、初代実行委員長武重邦夫さんが審査した。グランプリにはことしの映画祭上映作品のひとつ『ジョゼと虎と魚たち』(犬童一心監督・2003年)を取り上げた菅野さんの「映画と私」、次点は「黄泉がえり」(塩田明彦監督・2002年)について書いたの茅ヶ崎市の水口美恵子さん「会いたい」と『バベットの晩餐会』(ガブリエル・アクセル監督・1987年)を書いた海老名市の小林教子さん「バベットの料理」が、シネマウマ賞(市民賞)には映画を見る行為そのものにふれた麻生区万福寺の長尾松代さんの「ハレ」が選ばれた。
表彰後4人は、取り上げた映画とのかかわりなどについてスピーチ。その後、佐藤さんが「応募作は読ませる文章が多かった。映画は一人ひとりがその映画をどう理解するかが大切で、その人自身が重要な作品と思うことで評価が決まることを、改めて教えてもらい、とても勉強になった」と講評した。
グランプリの菅野さんは「映画が大好きで週1回は見ています。はじめてコンクールに応募して、自分の気持ちを素直に書いた文章がグランプリに選ばれ、とても光栄です」と喜んでいた。また他の3人も「著名な方にエッセイを読んでもらい、選ばれてうれしい」と話していた。
受賞作品は、しんゆり映画祭ホームページ(http://www.siff.jp/)「シネマエッセイコンクール結果発表」ページで掲載されている。

2004-10-16 in 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, 映画 | Permalink

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