2006年6月11日

夏休みは映画作りに挑戦:ジュニア映画制作ワークショップの参加中学生を募集

「夏休みに映画作りに挑戦しよう」−−川崎市とkawasakiしんゆり映画祭実行委員会がジュニア映画制作ワークショップに参加する中学生を募集している。

このワークショップはことしで7回目。これまで日本映画学校の講師や映画祭スタッフの指導で、中学生が映画監督やカメラマン、俳優になって映画制作に挑戦、毎回、みずみずしい感性をいかした作品が作られ、注目を集めており、昨年は東京ビデオフェスティバルで佳作に入賞した。
応募資格は、川崎市とその周辺に在住・在学している中学生で定員は先着20人。参加費は5000円(制作実費)。応募方法は住所、氏名、年齢、性別、学校名・学年、特技、電話番号、保護者名、参加希望の理由(200字以内)を記入して6月15日(消印有効)までにkawasakiしんゆり映画祭事務局へ申し込む。
スケジュールは6月24日のオリエンテーションを皮切りに、7月にシナリオづくり、カメラ、録音、照明などの技術についての講習と実技を行い、夏休みにロケハン、リハーサル、撮影、編集、録音、試写を行う予定。完成した作品は10月の「しんゆり映画祭」で上映する。
申し込み・問い合わせはkawasakiしんゆり映画祭実行委員会事務局(〒215-0004 川崎市麻生区万福寺2-9-9、電話044-953-7652)、川崎市市民局市民文化室(問い合わせのみ)=電話044-200-2280。
ホームページ=http://www.siff.jp

2006-06-11 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 映画 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

川崎市麻生区で農業体験:親子300人が田植え

060610taue 川崎市麻生区古沢で6月10日、同区内の親子など約300人が参加して田植えが行われた。
魅力ある区づくり推進事業として米作りを通して親子の絆を深め、都市農業の大切さを知ってもらおうと、小学生とその親を対象に毎年行われているもので、参加者たちは泥だらけになりながらも数センチに育った苗を大切そうに植えていた。

ことしは5月上旬以来の天候不順の影響で苗の生育が遅れたため、例年の4枚の田んぼに植える分が確保できず、この日は半分の2枚の水田に数時間かけて植えた。
子どもだけでなく、親も初めてという人が多く、苗の植え方を習ったあとおっかなびっくりで田んぼに入り、1列に並んで目印のロープに沿って順に苗を植えた。子どもの中には、自分の番が来るまで水の張られた田んぼに入って、泥だらけになりながら追いかけっこをしたり、虫を追いかけて目を輝かしていた。
幸区や中原区など市の南部から参加した小学生は「田んぼに入ったのも初めてで、すごく楽しかった」、一緒に来たお母さんも「わたしも田植えは初めて。川崎にもまだ水田があることに感動しました」と喜んでいた。
この体験農業は、子ども会連合会、青少年指導委員会、体育指導委員会の3団体で構成する実行委員会が休耕田を借りて行っているもので、田起こしから収穫までを行う本格的なもの。
参加者を区が公募したところ、麻生区から61家族208人、区外から25家族86人の合わせて82家族281人が応募、定員の250人を上回ったが、全員を受け入れることにした。今後は、残る2枚の田にも苗を植え、7月に草取り、8月に網かけ、かかし作り、9月に稲刈りとかけ干し、10月に脱穀ともみすり、11月には収穫祭を行う予定。

2006-06-11 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年6月10日

麻生市民館でフランス額装展

060610gakusou01小田急線新百合ヶ丘駅北口の麻生市民館で、子どもが初めて履いた靴と動物の絵、複製画、布、広告のシールなど様々な品物をフランスの伝統的な技法を使って額装したユニークな展覧会が開かれ、人気を呼んでいる。
写真=会場風景(上)、子どものファースト・シューズにキリンの親子の絵をあしらった会員の作品

「フランス技法の『額装』と手作りの『額』」は、フランス額装グループ「L'Atelier AZ(アトリエ アヅ)」を主宰する多摩区中野島の東明江さんとその門下生の5回目のグループ展。060610gakusou02_2
フランス額装は、絵画や写真、カードなど飾りたい作品のイメージや色調に合わせ、マットを何枚も重ねて立体的に仕上げ、周りの部分をデザインする伝統的な手工芸。夫の仕事の関係でフランスで生活した経験を持つ東さんによると、同地では一般の家庭に飾られている写真や絵画などに多く用いられており、パリ市内でもこの技法を教える教室の人気は高いという。
会場には、風景画に奥行きを感じさせるよう曲面表装した東さんの作品のほか、門下生27人が制作したミニ複製画の組み合わせ、人形、ネイルアートしたつけツメ、家族の大切な思い出の品物など額の中に入れるさまざま素材の雰囲気に合わせたオリジナル作品を展示している。中でも注目を集めているのが「広告・宣伝」コーナー。同会では、グループ展開催にあたり毎回テーマ作品を必ず1点以上出品するというルールがあり、今回は「広告・宣伝」がテーマ。チラシ、包装紙、菓子のパッケージ、広告写真などを素材に、ビュジアルでユニークな作品がたくさん展示されている。
同展は14日までで、時間は午前10時から午後5時。
問い合わせは電話044(949)1874アトリエ アズ

2006-06-10 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生音楽祭が開幕:初日のスクールコンサートに児童・生徒約1000人が出演

060610asaocon01_121回目を迎える川崎市麻生区の市民の音楽祭典「麻生音楽祭2006」が始まった。
関連記事>

 
写真=麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を合同で合唱する柿生・白鳥中学の生徒

初日の6月10日は、スクールコンサート。西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台の9小学校、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥の7中学校、麻生、麻生総合の2高校、計18校が参加。柿生・王禅寺中と麻生・麻生総合高校の4校は合唱・器楽の2部門に出場し、計22団体約1000人が出演、会場の麻生市民館で午前11時から午後3時30分まで4時間半にわたって幅広いジャンルの曲目を熱演した。
060610asaocon02前半の合唱部門では手話コーラス、拍手と手による振り付け、リコーダー演奏、一部の曲をアカペラ男声で演奏、後半の器楽演奏部門は手拍子を散りながらジャズ演奏やソロパート演奏など各校がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスで演奏。今回は、昨年作られた麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を麻生中学、白鳥中学の生徒が合同演奏して市民に披露する初の試みも行われた。
ユニークだったのはプログラム最後に出演の柿生中学の吹奏楽、丸山胤幸教諭が指揮の合間に手拍子を取ったりサクソフォーンを演奏(写真)、会場をわかせてスクールコンサートを楽しく締めくくった。
会場には、出演する各校の児童・生徒のほか、わが子や孫の晴れ姿を見ようと観客が入れ替わり訪れ、常に満席の状態。熱心にビデオ撮影している保護者も多かった。
音楽祭は、土曜・日曜を中心に7月2日まで麻生市民館大ホールで開かれる。

2006-06-10 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年6月 8日

第21回麻生音楽祭:6月10日〜7月2日に麻生市民館で

「麻生音楽祭2006」(同祭実行委員会・麻生区役所、川崎市教育委員会主催)が、6月10日から7月2日まで新百合ヶ丘駅前の川崎市麻生市民館大ホールで土曜・日曜を中心に催される。

関連記事:麻生音楽祭2005> 

21回目を迎える麻生音楽祭は「音楽の街あさお」を合い言葉に、区内の小・中・高等学校をはじめ区内の音楽団体など市民と行政が共同で催す音楽の祭典で、ことし21回目を迎える。今回は61団体が参加、5日間にわたりスクールコンサート、コーラスのつどい、アンサンブルのつどい、ファミリーコンサート、ミュージカルを催し、20回を記念して昨年作られた区のイメージソング「かがやいて麻生」も演奏。このほか、期間中に協賛イベントとしてジュリアード・ジャズ・オーケストラやささきいさおコンサートも催される。
入場は、協賛イベント以外は無料で、ファミリーコンサートとミュージカルは整理券が必要(配布は終了)。
問い合わせは044(965)5116麻生区音楽祭実行委員会。

音楽祭の内容と日程、出演団体

スクールコンサート=6月10日午前11時
区内の小・中・高校18校よる合唱・器楽演奏
出演=西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台(以上小学校)、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥(以上中学校)、麻生高校、麻生総合高校。

コーラスのつどい=6月11日午後1時30分
児童から女声・男声・混声、シルバーまで幅広い年代の28団体による合唱
出演=青葉コーラス、あおばリトルコーラス、あさお歌う会、麻生合唱団、麻生小学校PTAコーラス、麻生女声合唱団、麻生童謡をうたう会、あさおポップスコーラス、麻生もくせい会、アンサンブル・アマデウス、アンサンブル"風"(ふう)、アンサンブル・リス、市来音楽教室合唱団、王禅寺女声コーラス、Clover Lovers(クローバー・ラヴァーズ)、コーラスいくた、コーラス「柿の実」、コーラス銀の会、コール・アンジェラ、コール・クリング、コール・リス・ブラン、コーロ・マスキーレ・あさお、混声合唱団南生田コーラス、白ゆりコーラス、和(なごみ)・Japan、ノッホ・アイマール男声合唱団、ゆりがおか児童合唱団。

アンサンブルのつどい=6月17日午後12時30分
オカリナからジャズ、ハワイアン、邦楽まで13団体がさまざまな器楽演奏
出演=麻生オカリナを楽しむ会、麻生弦楽合奏団、アンサンブルマンドリーノ斉藤、アンサンブルシェーンフェルト、F-VOX(エフ・ヴァックス)、音姫座、小原聖子ギター・スタディオ、グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ、三曲あさお、楓会、千代ヶ丘ユースバンド、ハーモニックス、マウイ・アイランダース。

ファミリーコンサート=6月18日午後3時(入場整理券)
「音楽でめぐる世界の旅」をテーマにアナウンサー秋山雅子さんの司会で馴染みの7曲を演奏
出演=麻生フィルハーモニー管弦楽団。演奏曲目=グローフェ/グランド・キャニオン組曲より「日の出」、ボロディン歌劇「イーゴリ公」より「ダッタンジンの踊り」、ケテルビィ/ペルシャの市場にて、チャイコフスキー/スラブ行進曲、シャブリエ/狂詩曲「スペイン」、ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲、ヨハン・シュトラウスII/美しく青きドナウ

ミュージカル「boy be」=7月1日午後3時(入場整理券)
昭和音楽芸術楽員ミュージカル科の学生が演ずるミュージカル
出演=昭和音楽芸術楽院。人間の感情を理解できるロボットboy beが、争いを繰り広げる人間に語りかけるオリジナルミュージカル。

◇協賛イベント ジュリアード・ジャズ・オーケストラ'06日本公演=6月14日午後6時30分、2000円(売り切れ)。問い合わせ電話046(245)1055昭和音楽大学演奏室。

◇協賛イベント ささきいさおコンサート=7月2日午後2時30分・5時、S席3000円、A席2500円、ペア席4000円。問い合わせ電話044(954)9990マイタウン21。

2006-06-08 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年5月31日

田園調布学園大学で公開講座:6月10日から24日に

川崎市麻生区の田園調布学園大学が、「『21世紀を生きる』〜音楽・歴史・文学は生の鼓動」をテーマに6月10日から24日の毎土曜公開講座を開催、参加者を募集している。

講座は同大学人間福祉学部と短期大学部が主催。
日程と内容は
●6月10日=「音楽の力 マリンバ実演奏を交えて〜文化遺産としての音楽の役割と展望」。講師、マリンバ奏者・奥平哲也さん。
波乱の歴史の時代を生き曲を作った人の信念、演奏者の願い・聴衆の想いを想像しながら響きにふれる。「この道」「アヴェ・マリア」「奥平作品」などの演奏付き。
●6月17日=「てらこやの四季〜江戸の寺子屋のはなし」。講師、田園調布学園大学教授・田中克佳さん。
江戸時代の初等教育機関「てらこや」と都市に焦点を合わせスライドを使って江戸の子どもたちの学習のイメージを試みる。
●6月24日=「夏目漱石と現代〜家族・個人の立場から」。講師、田園調布学園短期大学教授・影山恒男さん。
文豪としての漱石だけでなく、夏目房之介の「孫が読む漱石」などを参考にしながら、漱石の家族観、個人の意識などをさまざまな角度から、明治人気質の漱石の考え方、生き方を考える。
時間はいずれも午後2時20分〜午後4時20分、会場は、同大学4号館441講堂。受講料は無料。申し込みは
葉書に受講日、住所、氏名、年齢、電話番号、性別を書き、〒215-8542  川崎市麻生区東百合丘3-4-1 田園調布学園大学図書館内・公開講座係。問い合わせは電話044-966-3443同大図書館内・公開講座係。

 

 

2006-05-31 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年5月12日

麻生区の福祉作業所でハーブまつり

ことし10周年を迎える川崎市麻生区下麻生3-32-5の福祉作業所「があでん・ららら」で5月13日午前10時から午後3時まで、ハーブ苗やバーブを使った自主製品、ミニコンサートなどを行う恒例のハーブまつりが開かれる。

がーでん・らららは、離農した園芸農家の畑、温室2棟、住宅を借り受けて1996年4月に開所、川崎市内では数少ない園芸作業を主力としたこころの病の人のための作業所。現在、約1000平方mの畑と温室で約100種類のハーブの苗や園芸用の花を育てるほか、園で取れたハーブ入りのクッキーやポプリなどハーブを使った手芸品をボランティアとともに作っている。
「ハーブまつり」は、作業所への理解と地域で支援する人への感謝のため、市民団体の協力で開所翌年から開催。当日はハーブガーデンの公開、ハーブ苗、ハーブクラフトやクッキーの販売のほか模擬店、バザーのほか温室でミニコンサートが催される。ミニコンサートは、午前10時15分から午後2時30分で、矢島恭子さんと吉川洋子さんのバイオリンとピアノ演奏、TOMATOの打楽器演奏、ゆり太鼓の和太鼓、アンサンブル木の実の手作り楽器演奏、田園調布大学「ごっつぺる」の合唱といずれも地域で活動する音楽グループが出演する。
交通は小田急線柿生駅、田園都市線市ヶ尾駅からバス「麻生新町」下車。
問い合わせは電話044(989)8323があでん・ららら。

2006-05-12 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年4月 5日

麻生区で新1年生が1日警察署長:交通安全呼びかけ

01 川崎市麻生区で4月5日、新百合丘駅南口のバスロータリーでこの日入学式を終えたばかりの長沢小学校の新1年生の古川樹君と山口亜弓さんが1日警察警察署長として警察官の制服を着て、道行く人に交通安全を呼びかけた。

写真=高阪麻生区長と1日警察署長の2人

1_2   4月6日から15日までの春の交通安全運動のキャンペーンとして行われたもの。春の交通安全運動は、毎年新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では、麻生区子ども会連合会を通じて区内の小学校輪番で新入学児童に1日署長を依頼しており8回目となる。
02_1 古川君らはは麻生警察署で渋谷忠一署長から辞令を受け取った後、午後2時30分にバスロータリーで出発式に参列。渋谷署長が「県内ですでに交通事故が昨年より10件増えている。事故防止を呼びかけ、年末には昨年比がマイナスになるようにしたい」と挨拶、高阪三男区長は「可愛い制服の似合う2人に心より感謝します。いま、区、警察、学校、町会などの協力で  子どもの交通事故を防止す03_1 る運動を展開中です。いつ加害者になってもおかしくなく、自分の命は 自分で守るよう気をつけましょう」と話した。その後2人は「交通事故に気をつけましょう」と力強く宣言。渋谷署長や高阪区長に伴われ用意した約千個のボックステッシュを配布、買い物客などから「かわいらしい」と声をかけられ、きびきびと役割を果たしていた。04_2
    この日は市内で一斉に入学式が行われ、麻生区では1544人の新小学1年生が誕生、同区職員や交通安全母の会の役員らが麻生、片平、栗木台小学校の校門に立ち交通安全を呼びかけた。

写真(上から)=出発式で挨拶する渋谷麻生警察署長、交通安全宣言する1日署長、啓発用のボックステッシュを配る小さな署長さん(3、4番)

2006-04-05 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年4月 4日

麻生市民館で4月7日から多摩丘陵の自然写真展

060403_5 多摩丘陵の自然を撮影した写真展「多摩丘陵の四季」が、4月7日から12日まで小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で開かれる。

写真=シジュウカラ(上)草野秋人さん、ツユクサ(下)村田金次朗さん

060403_6 「多摩自然写真の会」(松本明孝代表)が次代を担う子どもたちに多摩丘陵の自然の美しさと大切さを伝えるために催すもので18回目となる。今回は会員24 人が撮影したワイド4切からワイド6切の写真42点と、2lサイズからワイド6切の共同共同パネル4点の作品を展示する。
展示時間は、午前10時から午後6時まで。問い合わせは電話044(865)7695安岡さん。

2006-04-04 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年4月 1日

川崎市麻生区で桜まつり:好天に恵まれ麻生川は人の波

060401asao04サクラが満開となった4月1日、休日と重なり、各地の名所はくり出した家族連れなどでにぎわいをみせた。川崎市麻生区の麻生川でも、約1.3kmの沿道に植えられた約240本のソメイヨシノが見ごろを迎え、訪れた人たちは陽光に輝く花を眺めたり、花よりダンゴとしゃれ込んだりと、思い思いに春を楽しんでいた。また、同所では「桜まつり」が開催され、踊りやおはやしなどに見入っていた。

桜まつりの写真を見る>

まつりでは、川に沿った空き地で、柿生民踊会の柿生音頭などの踊り、真福寺囃(はやし)連のおはやし、輝楽(きら)のソーラン鳴子踊り、タカパーチの大道芸「人間ジュークボックス」が披露され、子どもたちを喜ばせた。
1994年からまつりを開いている麻生川桜まつり実行委員会では、「休みと花の満開、好天の三拍子が重なり、これまでで最高の人出だったのでは」と話していた。

2006-04-01 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年3月31日

麻生区の市民団体が麻生川の清掃:自転車やタイヤなど回収

060330gomi03 川崎市麻生区の花の名所麻生川で3月26日、同区内の2つの市民団体が川底を清掃、投げ捨てられた自転車やタイヤなどの回収作業に汗を流した。

写真=ロープで自転車を回収(上・中) 、川に入って作業、引き上げた自転車などを片付ける会員

関連記事=麻生川で桜まつり

060330gomi01_2 作業を行ったのは、麻生水処理センターの運動施設などの管理を行う特定非営利活動法人麻生環境会(鈴木有理事長)、麻生区ソフトボール連盟(鈴木脩夫理事長)。会員の多くが麻生川沿いに住んでいる麻生環境会では、きれいな川で花見を楽しんでもらおうと、毎年麻生川桜まつりに先がけ、運動施設利用団体川の同連盟に声をかけ、川に入って清掃作業を行っている。
060330gomi03_1  この日は、同会会員8人と区内の各ソフトボールチーム代表14人が参加。午後1時からの作業は、ロープを伝って2人が川底に降り、投げ下ろされた先端に大きないかりをつけたロープを捨てられた自転車などに引っかけ、上にいる人たちがロープをたぐり寄せる方法で行われた。多くの自転車は、川底に長く放置されていたため、泥や草がまつわり引き上げるのにかなり難航、なかには半分以060331gomi04_1 上泥で埋まって見えなくなっているものもあり、参加した会員らは泥まみれになりながら2時間がかりで柿生駅付近から麻生水処理センターまでの間に捨てられた自転車9台とトラクターのキャタピラ、ホースなどを回収した。
鈴木さんらは「毎年、何台も回収しているけど、何でこんなところに自転車やトラクターのキャタピラを捨てるのかわからない」と顔をくもらせていた。

2006-03-31 in 01) 自然・環境, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年3月30日

麻生川で4月1日に桜まつり

060330asakuramaturi01 川崎市麻生区のサクラの名所として知られる麻生川でことしも4月1日(雨天の場合は2日)午後12時30分から3時40分まで「桜まつり」が開かれる。

関連写真=今日の桜2006>

関連記事=麻生区の市民団体が麻生川の清掃
 

麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅—柿生間の共和橋(古沢交差点近く)から柿生新橋まで全長約1.3kmの両岸に樹齢約40年のサクラが約240本植えられており、「サクラを楽しみながら区民の交流を深めよう」と1994年から区内の各団体が実行委員会を作り、毎年3月の最終土曜日か4月の第1土曜日に「麻生川桜まつり」を催している。会場はサクラ並木のほぼ中間地点の尻手黒川線道路建設予定地。
060330asakuramaturi02_2   ことしはサクラの生育が順調で、まつりの当日は、満開になる見通し。3月25日には実行委員らが提灯と俳句を取り付け準備が進められている。主な催しは、大道芸「タカパーチ」、お囃子、柿生民踊、ソーラン鳴子踊りなど。問い合わせは電話044(988)1254麻生川桜まつり実行委員会。

2006-03-30 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

第47回あさおランチタイムコンサート:春の風にのせて

【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 富樫恭子

060330asaortc01 美しい花の季節になりました。3月20日(月)春の風にのせてオカリナ・フルート・ヴァイオリンの色彩豊かな音色が心たのしませてくれました。

他の写真を見る>

今回はぜいたくにも2グループの出演。
浅利守宏(フルート)、星千明(オカリナ)の演奏で「コンドルは飛んでいく」「シチリアーノ」「早春のうた」そして子どもたちも笑顔になったディズニーメドレーと続き、身近なようでなかなか聴く機会のないオカリナの響きになつかしい風景を思い出しました。
060330asaortc06 続 いて鈴木智子(ヴァイオリン)、名越小百合(ピアノ)は「タイスの瞑想曲」「ハンガリー舞曲第5番」「アンダンテ・カンタービレ」を演奏。ふくよかな、温 かい音色で聴衆を魅了。演奏時間はわずか30分のランチタイムコンサートではあっても演奏者と聴衆が一体となって音楽に浸る心地よさが何よりの魅力!
うっとり聴いた後にはみんなで大合唱するのが恒例です。今回は「春が来た、春が来た、どこに来た〜」と老いも若きも体でリズムを取りながら伸びやかな声で歌いました。

 第48回麻生ランチタイムコンサート

さて、次回は5月28日(月)12時15分〜12時45分「ロビーを満たす華麗な響き・楽器の女王ハープとテナーの共演」と題して堀米綾(ハープ) とランチタイムコンサート実行委員でもある辻端幹彦(テノール)の演奏で「アラベスク」「初恋」「ムーンリバー」等。若葉のころ、5月のさわやかな風を感 じながらご一緒にハープとテノールの共演を楽しみませんか。
お待ちしております。
               

2006-03-30 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年3月28日

わが街で演奏する楽しみ:出演者からのメッセージ2

「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」(2月19日)に出演して

【文】アコルディ弦楽四重奏団 渡辺範子
060328artnc01  ランチタイムネットワーク第2回目の「飛び出しコンサート」会場は、麻生区の皆さんにもなじみの薄そうな?柿生連絡所。なのに部屋からはみ出すほどの200人もの方々!!

関連記事=麻生区役所のロビコン柿生へ進出> あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して=フルートカルテット「パナシェ」>

写真=アコルディ弦楽四重奏団

あまり音楽向きとはいえない場所でしたが、実行委員を始め休日返上の区役所職員の方やナゾの“白馬の騎士団”など常連のボランティアの方々のお力添えで、心地よく演奏できました。ずーっと立っていらした方沢山の方も含め、ご来場くださった皆さんの雰囲気がとても優しくてうれしかったです。せめて皆さんが座れる数のイスを備えた会場が身近に欲しい、と痛切に感じます。「郵便局ごとに一つ」という名言も聞こえていましたが。
 若々しいパナシェさんと私たちベテラン熟年気味のアコルディ、フルートと弦楽器それぞれの面白さを楽しんでいただけたとは思いますが、せっかく区役所ロビーを飛び出したのですからもっと時間を使って『四重奏のたのしみ』を満喫していただきたかった−と残念です。
 自分の暮らすまちで皆さんとコンサートができることは、私たち演奏家にとって一番うれしいことです。コンサートを「みんなで作る」こともとても素適で楽しいことですが、実際にはその時間を作るのもなかなか大変です。川崎市が「音楽のまち・かわさき」であるためには、川崎で活動する音楽家たちが、経済的なリスクを負わずに演奏できるシステムが、少しずつでも整っていくといいですね。聴く人にも演奏者にも…

2006-03-28 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年3月20日

麻生区でメディアリテラシイーの学習会

「かながわメディアリテラシー研究所」が、3月21日午後1時30分から小田急線新百合ヶ丘駅北口の新百合21ビル映像やマンガなど視覚的メディアを題材に読み取り・教育について考える「メディアリテラシーの学校 春期講習」を開催する。

同研究所は、メディアリテラシー教育に関心を持つ神奈川の高校教職員らの研究グループで、毎月研究活動を行っており、一般向けのイベントとして2005年8月に初めて「メディアリテラシーの学校」を開催した。
2回目の今回は、和洋女子大学人文学部助教授の村田夏子さんと学習院女子大学講師学習院女子大学の奥泉香さんが 授業の形式で問題を提起した後、参加者が意見交換する。1時間目(は村野さんは「認知心理学から『読書』を考える」をテーマには読んで理解するとはどういうことか、まんがを読むのは”簡単”かなど文字と絵の比較。2時間目は奥さんは「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりに「“visual literacy”を母語学習の系統性から考える」をテーマにイギリス、カナダ・オンタリオ州、西オーストラリア州などの母語カリキュラムにおける“visual literacy” の組み込み方などの事例を報告。3時間目は「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりにしてと題して参加者が意見を出し合う。
参加は自由で無料。問い合わせは問い合わせ [email protected]

2006-03-20 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年3月17日

麻生川に小学生が描いた環境美化ポスター:麻生ロータリークラブが展示

0603arposutaサクラのシーズンを前に3月17日の午後、川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が小田急線柿生駅近くの麻生川沿いのフェンスに小学生が描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示、道行く人の注目を集めている。

麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅〜柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。なかには川にゴミや空き缶を投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会が毎年区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、花見シーズンを前に専用パネルに作品を張りフェンスに取り付けている。
060317arposuta02 10回目のことしは片平小学校と栗木台小学校の1年から6年の児童132人から各1点の作品が寄せられた。A3判の画用紙に描かれた作品は、サクラ並木やカルガモ、魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんだ絵、「川をきれいに」など環境美化を訴える言葉が描かれている。
同クラブでは子どもたちの力作が見栄えするようにと、ことしは高さ190cm、幅180cmのアルミ製のパネルを特別注文。午後1時からの作業には会員27人が参加。会員が所有する川添いの空き地に集まり、ラミネート加工したポスターを19枚のパネルに取り付け、小型トラックで設置場所までピストン輸送、川沿いのフェンスに取り付けた。
作品は現地で、4月23日まで飾られている。

2006-03-17 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年3月 4日

あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して:出演者からのメッセージ

【文】フルートカルテット「パナシェ」
 
060304asaonwrtc01_12月中旬とはいえ、まだ風も冷たく肌寒い日曜の朝でした。打ち合わせのために会場に入った私たちを、スタッフの皆様が温かく迎えて下さいました。

関連記事>麻生区役所のロビコン柿生へ進出

写真(麻生区役所提供)=会場の柿生連絡所の一室を埋めた聴衆

フルートカルテット「パナシェ」として活動し始めて、もうすぐ1年。一緒にいると笑いが絶えず、4人で演奏することが楽しくてたまらない私たちですが、ステージに立つ上でパナシェのスタイルとは何か?まだまだ、ひとつひとつ手探りです。
 午後1時過ぎ、開場までしばらくありましたが、柿生連絡所のロビーでは、何人ものお客様がプログラムを熱心に見つめておられました。その時は「おや」と思って通り過ぎたのですが、午後2時、いよいよ開演ということで控え室から出た途端、大勢の人の熱気に圧倒されてしまいました。予想をはるかに超えた沢山の方々が、会場からあふれんばかりに集まって下さったのです。それを目にした時の高揚感は忘れられません。しかし何よりも「機会さえあれば音楽を聴きたい楽しみたいという方が、こんなに身近に大勢いらっしゃったなんて!」といううれしい驚きが、実は一番大きかったと思います。
 そして、熱心な素晴らしい聴き手の方々に文字どおり囲まれての小一時間、非常に楽しく幸せな気持ちで演奏させて頂きました。プログラムの最後はご来場の皆様とともに「涙そうそう」の大合唱。少し前まで見ず知らずだった人たちを、やさしいメロディーが温かく包み込み、笑顔までもたらしてしまう、「音楽の力」を改めて感じました。
 最後になりましたが、寒いなかご来場いただいた皆様、スタッフの皆様、そしてアコルディ弦楽四重奏団の皆様、改めて御礼申し上げます。
 またどこかでお会いしましょう!

2006-03-04 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生区役所のロビコン柿生へ進出:「音楽はつながりの糸」−春をよぶ四重奏のたのしみ 

【文】あさおランチタイムコンサート副実行委員長 樋口誠

060304anwrtc04_1春の気配がなんとなく風の中に感じられるようになった2月19日(日)、2回目の「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」が、麻生区役所の柿生連絡所で開催されました。

関連記事>あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して

 

写真(麻生区役所提供、上から)=約200人が詰めかけた麻生区役所柿生連絡所、「フルート カルテット パナシェ」、「アコルディ弦楽四重奏団」

ネットワーク・コンサート!? 
「あさおランチタイムコンサート」は、一般公募による麻生区民が出演者、そして同じ区民の実行委員とボランティアスタッフにより企画・運営されているロビーコンサートで、2000年から始まり、毎回200人を越えるお客様を集めていますが、このコンサートに来られない方々にも気軽に音楽を楽しんでいただこうと、新たに企画されたのがこのあさおランチタイムネットワーク・コンサート。
060304anwrtc02_1今回は、区内の音楽関係者を登録した「あさおランチタイムコンサート・ネットワーク」の中から出演希望をいただいた、桐明学園大学音楽学部研究科終了を機に2005年に結成された新進気鋭のフルート演奏者4人のグループ、「フルート カルテット パナシェ」と、1993年結成のベテラン4人からなる「アコルディ弦楽四重奏団」が出演。
このコンサートの1回目「VOL−1」は、新百合ヶ丘にある昭和音楽芸術学院のホールにおいて事前申込み制で開催されましたが、今回は役所の会議室でとあって申込み不要としたことから、どれだけの方々にお出でいただけるか全く予想出来ない状態でした。けれども、なんと開場前にはロビーで待つ方が大勢となり、開場10分後には9割方イスが埋まってしまう程で、急きょ利用可能なイスをかき集めて追加しましたが、結果的には区役所でのコンサートと同様約200人が参加、立ったままで鑑賞していただく方々がでるほどの盛況となりました。
060304anwrtc03演奏は、先ず1部、弦楽四重奏で、モーツアルトの「ディベルトメント ニ長調KV136の第1楽章」で始まり、次に2部、〜華やかなフルートのメロディ〜と題してエルガーの「愛の挨拶」、デュボアの「フルート四重奏曲」と続けてクラシックを楽しんだ後、懐かしい日本の歌「早春賦」、「故郷」などから、ビートルズの「オブラディ オブラダ」、そして3部は、〜くちずさみたくなる弦のアレンジ〜と題して「花のまち」、「さくらさくら」、「八木節」と来て、締めくくりにはJ.シュトラウスのワルツ「春の声」でした。
クラシックから懐かしい日本の歌曲まで堪能した後の恒例の〈皆で歌いましょう〉は、弦楽器とフルートの共演による伴奏を得て「涙そうそう」を。会場中あふれるような歌声で幕となりました。
今回は日曜日の開催とあって執務中の役所ではありませんでしたが、お客様はこの音楽会のためだけに来てくださった方々で予想以上に大勢であったこと、中にはご家族3代でお出でと見られる方々も居られたこと、小学生と思しき子供たちが生の演奏を楽しんでいて下さったことなどがとても印象に残り、スタッフ一同遣り甲斐を感じております。「音楽はつながりの糸」です。これからもご一緒にお楽しみください。

 次回のランチタイムコンサートは3月20日>詳細はこちら

なお次回は、定期のランチタイムコンサートが、春の風に乗せて〜オカリナ・フルート・ヴァイオリンの調べ〜のタイトルで、3月20日(12時15分開演)に麻生区役所ロビーにて開催されます。大勢の方々のご来場をお待ちしております。
問い合わせは電話044-955-5116麻生区役所地域振興課。

2006-03-04 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年2月20日

川崎市第三庁舎と麻生区役所で「輝け!川崎フロンターレ展」開始

川崎フロンターレの昨シーズンの活躍を振り返えりとともに今シーズンへの期待を高める「輝け!フロンターレ展」の川崎市第三庁舎、麻生区役所会場の写真展示が2月20日から始まりました。

展示しているのは、今季チームに登録している選手の2005年Jリーグと天皇杯のホームゲーム中の写真と新入団選手の初練習などで、第三庁舎は、A2サイズを中心に67点、麻生区役所は、45点展示しています。このほか等々力で行われるプレー中の写真で構成する写真ニュース「川崎フロンターレnow」2005年版バックナンバー(1〜16号)も展示しています。
会場では、初ゴール予想クイズの投票も行っています。

関連記事はこちら

2006-02-20 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年2月14日

麻生区の新百合21ビルで2月18日にファッションショー:中学生からシニアまで出演

中学生から服飾短大の学生などさまざまな年代の市民がモデルやダンサーとして出演するファッションショーが2月18日、小田急線新百合ヶ丘北口の新百合21ホールで開かれる。ショーは午後1時30分と4時30分の2回で、各回とも同じ内容だ。

この「ヤングブリリアントファッションショー」(麻生ハートフルフレンズ、麻生区役所主催)は、世代や性差を越えた幅広い市民の交流を目的に麻生区世代交流事業として催されるもので、2004年3月に継いで2回目。内容は、1部が町田市三輪町の東京田中短期大学の学生らがデザイン・制作した「未来と現在」を表現する衣裳60点のファッションショー、2部が和光大学学生らがネパールの民族衣装を着て「歴史と現在」を体感する舞踏の2部構成。出演するのは、これまでのハートフルファッションショーに出演した公募のシニアモデル12と和光中学生や服飾短大生など総勢約60人で、それぞれが現在の自分を音楽に乗せて表現する。ショーは各回とも1時間。入場は無料。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課まちづくり担当。

2006-02-14 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年2月11日

あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント

【文】ソプラノ歌手 桜井純恵(HPはこちら

060211sakurai_2   1月23日月曜、おととい降った雪がまだ残る中、大勢の市民・区民の方々で埋まった区役所ロビー。

関連記事>第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演

音楽のまち・かわさきでは市内区役所でさまざまなコンサートが行われています。私もソプラノ歌手として活動しながら、高津区役所の「花・コンサート」運営委員としてロビーコンサートの運営をお手伝いしています。
麻生はボランティアスタッフさんの多さにまずびっくりしました。区役所で開催されていますが、区民の方々の手作り……という温かい雰囲気が会場にあふれていました。
演奏はもう1グループ二胡の方々がいて30分を半分ずつ……プレーヤーとしては少し物足りない……。
15分で自分の伝えたいメッセージを音楽に乗せることの難しさを感じました。
内容は今年年明けのコンサート、ということで明るくミュージカル中心のプログラム。
コンサート最後には私たちと二胡の方、会場にいるお客様、スタッフさん全員で「ふるさと」を演奏しました。
私たちの「ふるさと」川崎がこれからも多くの方に愛される川崎であって欲しい。まちに音楽を気軽に楽しめる場が増え、音楽でおもてなしできるようなそんなまちになったら素敵です。これからも「音楽のまち・かわさき」で多くの方と交流し、音楽の楽しさを広げていきたい……そんな思いで活動していきたいと思っています。
お世話になりましたスタッフ様、区役所の方々、饗宴して下さったNIKO'Sのみなさま、そしてお越しいただきましたみなさま。
みなさまとの出会いに心から感謝いたします。本当に素敵なひととき、ありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。

2006-02-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演

【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 森澤秀雄 

060211rance1 第46回あさおランチコンサートが1月23日日午後12時15分〜12時45分まで麻生区役所2階ロビーで催された。

写真>(上から)ピンクのドレスで歌う桜井純恵さん、NIKO'Sの演奏(3番目も同じ)、出演者全員の「みんなで歌ううた」

関連記事>あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント

060211ranci2 年6回開催されるランチコンサートのうち、冬の開催はこの1月のコンサートのみである。この冬の寒さは厳しく、2日前に降った雪は1日では溶けず、晴天とは言え陽の当たらない歩道は凍りつき、樹木、屋根にもかなりの雪が残る寒風を追いての開催となった。区役所ロビーは正面玄関に続く広い空間であるため、自動ドアの開閉の度に冷たい風が遠慮なく会場に流れる。この日用意した60席は常連客で早々に埋まった。
「新しい年への贈り物、ソプラノと二胡の饗演」と題するコンサートは2団体の出演。前半は高津区のソプラノ歌手桜井純恵さんの歌。この日の衣装は上から下まで濃いピンク一色の華麗なドレス。フランス人形のようだ。アッとおどろく派手な衣装に「お人形さんみたいだ」と客席の声。ピアニスト樺山潤一郞さんの伴奏で「ショーほどすてきな商売はない」等4曲を披露。若い歌い手の桜井さんは寒さにめげず歌い終えた。
060211rannci3  ここで出席者は入れ替わり、後半は女性4人による二胡の演奏。昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡のユニットNIKO'S(代表今井美樹さん、芝裕子さん、南方夏代さん、武内有里さん)。二胡の中国語読みは「アールフー」。中国では公園の片隅で独り二胡をかなでる姿を見ることがある。かつてサントリー烏龍茶のコマーシャルに使われていた中国の民謡「太湖船」に続き「ふるさとの四季」と題して懐かしい日本の歌をメドレーで演奏。4人のうち1人は二胡を置きピアニストに早変わり。ピアノと二胡の合奏となった。
060211ranci5  このコンサートの定番であるフィナーレの「みんなで歌ううた」は“ふるさと”。観客には少しは男性も居るのだが、コーラスは男声は聞こえず、女声コーラスの様相。前半に登場したフランス人形の合唱指導により“うさぎ追いしかの山・・・”1番から3番まで優雅に唱い上げた。寒かったけれど、やっぱりきて良かった。観客は2ヵ月後に再会を楽しみに満足げに家路についた。

 次回のコンサートは3月20日(次回の案内はこちら) 

 次回開催は3月20日(月)。“春風に乗せて〜オカリナ、フルート、ヴァイオリンの調べ”と題して早春のうららかな日ざしの下での開催となるはずである。
出演は鈴木智子さん、浅利守宏さん、星千晶さん。

2006-02-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年2月 4日

麻生ロータリークラブが授産学園にブルーベリーの木を寄贈

060204buruveri3_1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が1月20日、川崎市麻生区細山の川崎授産学園(小澤福美学園長)にブルーベリーの木を寄贈、会員と利用者などが一緒に植樹した。

写真(撮影、川崎麻生ロータリークラブ会員大野勉さん)=利用者と一緒に記念撮影(上)、小澤学園長(中央)と長瀬会長(右)ら(右上)、植樹作業(下)

060204buruveri1_2 植えたのは、2004年に同区片平に開園した長瀬会長が経営する「さるたベリー」で育てられた高さが1.2〜2.3m5年ものの木で、収穫期が遅く鳥に食べられにくいラビット・アイ系のブライトブルー、ブルージェム、ハイ・ブリット系のフロリダなど15種15本。午前中に麻生RC会員がさるたベリーで木を掘り起こし、午後2時から長瀬会長をはじめ会員19人と同園利用者9人が道路から同園建物へのアプローチ通路脇の斜面に1時間半がかりで植えた(写真下)。同園では「大切に育てます」と大喜び、作業終了後、小澤園長が感謝状を長瀬会長に手渡した。
060204buruberi2_1 麻生RCは、さるたベリーが正式にオープンする前から社会奉仕事業として、同園の利用者をブルーベリー詰みに毎年招待、交流を行っていた。同園は、授産事業として丘陵地の広い敷地を活用してシイタケ栽培や落ち葉の腐葉土、竹炭など農産物のオリジナル製品も販売している。こうしたことから、新たな取り組みとして無農薬で育つ健康食品として人気のブルーベリーを育て、園利用者と来園者のふれ合いに詰み取りを行ったり、将来的には商品化できないかと同RCに相談したところ、長瀬会長が育てた木のプレゼント話がまとまった。
植えた木は今年のせん定は終わっているが、今後は長瀬会長が育て方やせん定の仕方などの指導を行う予定だ。

2006-02-04 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年2月 3日

川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介

Jリーグ開幕を前に、2006年シーズンの飛躍を祈って「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)を川崎市内6カ所で開催します。展覧会では、ホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレの魅力を紹介します。
日程は2月7日から川崎溝の口郵便局を皮切りに、中原区役所と川崎信用金庫本店(13日から)、川崎市役所第三庁舎(2月18日から)、麻生区役所(2月20日から)、多摩区役所(2月23日から)の市内4カ所で開催します。
また、2月25日にはフロンターレの元選手によるトークショーを催すほか、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズ、選手への応援メッセージの受け付けを会場とWebサイトで行います。
この展覧会は、川崎市のイメージアップ事業に選定されました。

趣旨
チーム創設10年目という記念すべき年を迎え、さらなる飛躍が期待される2006年の新シーズン開幕に先立ち、幅広い市民が訪れる公共的な施設で、多くの市民に2005年のフロンターレの活躍とチームの情報、そしてサッカーの魅力をダイレクトに伝える試合の写真を中心に、チームフラッグなどのグッズを掲示、元選手によるトークショー(予定)を開催します。また、チームへの関心を高めるための「2006No.1ゴールクイズ」、選手及びフロンターレへの応援メッセージの受け付けを展示会場とwebサイトで実施します。

事業内容
試合写真の展示=k-pressのカメラマンが撮影した2005年の試合を中心としたプレー中の選手やサポーターなどの大判(A2判ノビ)カラー写真を展示します。枚数は会場の規模に応じて変更します(20枚〜50枚)。さらに、フラッグなどチーム関連グッズの展示も行います。
2006ファーストゴールクイズ=選手の情報(名前、ポジション、背番号、成績など)を印刷した投票用紙を会場などに用意し、2006年シーズンで最初にゴールを決めた選手名の予想投票を受け付けます。また、同内容のクイズをインターネット新聞「k-press」内の専用コンテンツで実施します。
当選者10人に賞品(選手のサイン入り写真)をプレゼントします。当選者多数の場合は抽選とし、当選発表及び選手への応援メッセージを「k-press」内の専用コンテンツに掲載します。

日程
 写真展示
  川崎溝ノ口郵便局=2月7日〜2月28日
  中原区役所=2月13日〜3月3日
  川崎信用金庫本店=2月13日〜2月17日
  市役所第三庁舎=2月18日〜3月3日
  麻生区役所=2月20日〜3月3日
  多摩区役所=2月23日〜3月2日

トークショー
  多摩区役所=2月25日午後2時

主催=特定非営利活動法人k-press
後援=株式会社川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会
協力=川崎市/麻生区役所/中原区役所/川崎信用金庫

問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

2006-02-03 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b5) 川崎市中原区, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月31日

麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCD完成:合唱、器楽演奏など8曲を収録

06020101 川崎市麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCDがこのほど完成、なかには、区内の音楽団体や中学生、プロがさまざまな形で演奏した8曲が収録されている。

イメージソングの関連記事を読む>

「かがやいて麻生」は同区で活動する音楽団体の祭典「麻生音楽祭」が20回を迎えるのを記念して制作した曲。全国から歌詞を公募、最優秀作品に選ばれた横浜市の星合節子さんの詞に、作曲家で昭和音楽大学専任講師の豊住竜志さんが曲を付けた。2006年6月〜8月に開いた同音楽祭で合唱、器楽付きなどさまざまな形で披露され、その後は、あさお区民まつり、古風七草粥(かゆ)の会などで区のイベントで歌われている。
CDは、イメージソング普及を目的に同区とイメージソング政策委員会、麻生音楽祭実行委員会が2000枚制作、区内の学校や町会・自治会、福祉施設に配るほか、希望者に無料で配布する。
演奏は歌が5団体で、斉唱が「ゆりがおか児童合唱団」、独唱が昭和音学大学の赤星啓子さん、混声3部合唱が柿生中学合唱部、女声2部合唱が区内の合唱団体からの選出メンバーによる「『かがやいて麻生』をうたう会」、ポップスが「Far.Eastern.Comets.」。器楽演奏は、「麻生フィルハーモニー管弦楽団」のオーケストラバージョンと金程中学校吹奏楽部のブラスバンド演奏のほか、ゆりがおか児童合唱団ピアニストの大久保洋子さんが演奏するピアノ伴奏曲もあり、歌の練習に使用できる。
担当の区政推進課では、ポップスバージョンをのぞいた全曲の譜面の賃し出しを行っており、2月1日以降に同区役所区のホームページからダウンロードできる譜面もある。問い合わせは、電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

2006-01-31 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月28日

麻生不動院のだるま市:7万人の人出で賑わう

060128daruma1_1 川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、だるま市が開かれ昨年より2万3000人多い約7万人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわい、境内はだるま屋の客寄せの呼び声とだるまに魂入れする威勢のいい掛け声があがっていた。

ことしは土曜日と暖かく穏やかな好天に恵まれ、境内には朝早くから次々と家族連れの客が訪れ、午前11時過ぎにはだるまやお札を求める人でぎっしり。沿道はラッシュアワーに電車並みの人波に、参道の一部が一方通行になる時間帯もでるほど。だるまの売れ行きもまずまずで、寸法によっては早々と売り切れになるだるまもあった。
060128daruma2 だるま屋によると、売れ筋は高さ15〜20cmの5〜7号、価格は2500円から4000円のもの。それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋では、訪れた顔なじみの客が楽しげに価格を交渉したり、だるま屋からふるまわれたお神酒でノドをうるおし、近況を話すなごやかな光景も見られた。
普段は閉じられている本堂は、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。本堂脇では、地元下麻生自治会の役員らが「お炊き上げ」する前年のお札やだるまを受け取っていた。
周辺の道にはだるまをはじめ植木や食べ物、陶器など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は、終日にぎやかな売り声が響いていた。またバス通り添いでは、空き地を臨時の有料駐車場にする家やなかには近所の人と一緒にフリーマーケットをする家もあった。
同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。年に一度の恒例行事のために地元では、境内や参道、周辺道路の雪かきをして準備。当日は、下麻生自治会役員らが本堂脇に前年のお札やだるまを受け取る臨時の受付所を設置して参拝客が持ち込むだるまを整理、翌日に境内でお炊き上げを行っている。

2006-01-28 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月27日

1月29日に麻生市民館で「狂言の会」:山本東次郎さんら3兄弟が出演

町田、川崎市などの狂言愛好家で構成する「ハゲマス会」(森宮康会長)が、1月29日午後2時から小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で重要無形文化財総合指定の山本東次郎さん、則直さん、則俊さんの大蔵流山本家3兄弟とその子息らが出演する8回目の「狂言の会」を公演する。

同会は鶴川駅前の天ぷら屋の常連客に町田市広袴在住の狂言師山本則俊さんがいたことから、なじみ客の明治大学商学部教授の森宮さんらが呼びかけ、山本さんを応援しようと93年5月に発足。古典芸能の世界は髪が薄くなってやっと一人前と言われるように、会も「頭が薄くなるまで活動しよう」と「ハゲマス会」と命名。「品格を重んじ、気魄のこもった芸風」を特色とする山本家の狂言の観賞のほか、狂言にまつわる勉強会を開いている。また、多くの市民に古典芸能を知ってもらうおうと98年から会員らが裏方を担い、自主公演を手がけている。
今回の演目は、「柿山伏」(演者=山本東次郎、則俊さん)、「木六駄」(演者=山本則俊、泰太郎、東次郎、則直さん)、「六地蔵」(演者=山本則重、則秀、則孝、遠藤博義さん)の狂言3題と源平合戦の屋島の戦いの語り「那須」、小舞「暁の明星」「蛸」。入場は、S席5000円、A席4000円、B席3000円、学生2500円で、当日券もある。問い合わせは電話042(791)2345宮川さん。

2006-01-27 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, c)町田市 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月25日

1月28日に麻生不動院でだるま市

060125daruma 麻生不動院(川崎市麻生区下麻生801)で1月28日、恒例のだるま市が開かれる。
旧暦で関東地方で最後に開かれることから、「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。ことしは土曜日とあってかなりの人出が予想される。

「とくさ不動」とも呼ばれる麻生不動院では、神棚や火を使う台所に張る「火伏せ」のお守りなどを売るほか、境内や参道には午前8時ごろから地元の「王鶴組 合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまに加え農機具や植木、乾物、焼きそば、お好み焼きなどの食べ物の店がずらりと並ぶ。
当日は小田急線柿生駅などから臨時バスも増発される。

2006-01-25 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月22日

すっぽり銀世界:今冬初の積雪

060121snow10_1 1月21日、関東南部では未明から夜まで雪が降り続き、都心では10センチとこの冬初めての積雪を観測した。都心で積雪量が二ケタとなったのは8年ぶり。川崎市麻生区でもすっぽりと白い雪に覆われ、一面の銀世界となったが、休日とあって雪合戦やソリに興じたり(写真)、雪だるまやかまくらをつくって遊ぶ子どもたちの元気な姿も見られた。

フォトニュースを見る>>

2006-01-22 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月 7日

麻生区役所で七草かゆ:400人が伝統の味楽しむ

06010701_1 地元産の食材で伝統行事を味わって——川崎市麻生区役所で1月7日、麻生産の米やモチ、野菜、炭で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、穏やかな日差しの中で子ども連れの主婦やお年寄りなど約400人が「ふるさとの味」を楽しんだ。

写真=麻生文化協会会員が作った七草の寄せ植え(手前)と粥を食べる親子
あさお古風七草粥の会の写真を見る>

 

麻生区文化協会(杉本長治会長)が無病息災を祈る地域の食文化として多くの市民に体験してもらおうと麻生区役所と共催、3回目を迎えた。テントの中で和服を着た文化協会の女性会員らが午前9時から大きな鍋で米1に対し水7の割り合いで、前日に下準備したダイコン(スズシロ)、カブ(スズナ)、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリを入れ約1時間かけて ゆっくり粥を炊きあげ、早野聖地公園のボランティアが作った炭を使ってモチを焼きお椀に入れて粥を入れて販売。1食100円とあって、湯気に誘われて気の早い市民が開始の11時前に並び始めた。
06010709_2 参加した市民は、広場に設けられたイスに座って湯気の立つかゆをすすりながら「おいしくて体が暖まる」「家で七草をそろえるのは大変なので、ここで食べられとてもよかかった」などと話しており、中には入れ物をもって持ち帰る人もいた。地名のついた昔の特産品の「万福寺ニンジン」の試食も行われ「どこで売っているの」とたずねる人も多く好評だった。
会場には、ことしはじめて炭焼きや食材のモチ作りの写真も展示。市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ歌や「手遊び歌」やなつかしい唱歌を披露。細山お囃子連が獅子舞などを演じて七日正月に花を添えた。会場に用意された羽子板、コマ、ケンダマなどの懐かしいおもちゃで遊ぶ親子連れもいて、参加者は昔のお正月気分を楽しんでいた。

2006-01-07 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月 5日

麻生産の野菜や米で古風七草がゆ:1月7日に麻生区役所で食べる会

川崎市の麻生区文化協会(杉本長治会長)と麻生区役所が、1月7日午前11時から麻生区役所で区内産の食材を使い炭火で作った七草かゆを食べる「あさお古風七草粥(がゆ)の会」を催し、300人で味わう。

使う食材は、文化協会会員が作った米と野菜、区内の畑で採取したセリのほか、同区古沢の田んぼで行われた同区の事業「親子体験農業」で育てたモチ米で作ったモチを使用。早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭を使って、昔ながらの七草がゆを再現、区民とともに味わう。
七草粥は同文化協会が、新年会として細山郷土資料館で催していた行事を、2004年から区民にも参加してもらおうと現在の形に変えたもので、通算20回目を迎える。当日は 市民館入り口横の階段状になった屋外ステージで細山お囃子保会が新年を祝うお囃子(はやし)で盛り上げ、麻生童謡を歌う会がお正月にちなんだ歌を披露、地域をあげての催しとなる。
参加は自由で、かゆは1杯100円、先着300人分を用意する。
問い合わせは044(966)4129杉本さん。

2006-01-05 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月 1日

武州稲毛七福神:1月3日まで実施

060101hitifuku2 川崎市の生田仏教界に所属する川崎市多摩区・麻生区の6寺で正月三ケ日に行われる「武州稲毛七福神」がことしも人気。穏やかな元旦には、繁栄や健康など七つの福をもたらすとされる七福神の御利益に預かろうと、散歩を兼ね家族連れで各寺を巡る人が多かった。

写真=上・香林寺(布袋尊)、下・潮音寺(福禄寿)

 

060101hitifuku1_1 1988年に始まった「武州稲毛七福神」は、統一したのぼりや案内板、ちょうちん、専用色紙や朱印を各寺で用意しており、専用色紙700円(各寺で販売)、朱印各100円。期間は、1日から3日まで、時間は午前9時から午後4時。


◇安立寺(毘沙門天)
川崎市多摩区東生田1-27-1 電話044(932)4835
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
同 寺の帝釈天は、源頼朝の重臣の稲毛三郎重成が所有していた。建久年間(1190~1199)に家臣の佐伯民部吉春に伝えられ、さらに飯室の釈迦堂に移され た。永禄年間(1558~1570)に釈迦堂を改めて現在の寺が建てられたという。毘沙門天は本堂横の帝釈堂に安置されている。

◇広福寺(大黒天)
川崎市多摩区枡形6-7-1 電話044(911)3782
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
慈覚大師が承和年間(834〜848)に創建したという古寺。稲毛三郎重成の居館跡で、重成の墓もある。本尊の木造聖観世音菩薩は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の作とされ、平安後期の特色を持つ木造地蔵菩薩とともに県指定重要文化財の指定を受けている。大黒天は本堂に安置されている。

◇盛源寺(弁財天・寿老人)
川崎市多摩区長沢1-29-6 電話044(977)3744
交通=百合ケ丘駅からバス盛源寺または向ケ丘遊園駅からバス病院入口歩1分
1573年久翁力正が開基したと伝わる。この一帯はわき水が豊富で、弁財天はかつて裏の池にまつられていた。現在は周囲に池をめぐらした堂に安置されている。寿老人も本堂近くの堂にある。

◇観音寺(恵比寿)
川崎市多摩区生田7-17-8 電話044(922)2263
交通=生田駅歩3分
旧津久井街道に面した寺の境内には、1396年に立てられた古い碑もあり、歴史をしのばせる。七福神めぐりを始めたさいに、商店などの地元の希望で恵比寿が選ばれた。

◇香林寺(布袋尊)
川崎市麻生区細山3-9-1 電話044(966)5450
交通=新百合ケ丘駅からバス細山交番前歩3分
1525年に南樹法泉和尚が開山。「昭和の五重塔」として広く知られる1987年に造られた五重塔は珍しい禅宗様式。布袋尊は期間中は本堂に安置される。

◇潮音寺(福禄寿)
川崎市麻生区高石2-21-1 電話044(966)5452
交通=新百合ケ丘駅からバス園芸センター下車歩5分、百合ケ丘駅歩10分
永享年間(1429~1440)に日峰禅師が開山。1652年に加賀美氏が現在地に再興したという。本堂にある福禄寿は、中国風服装をしている。

2006-01-01 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

細山の香林寺境内で伝統の「悪魔払い」

060101sisimai1 川崎市麻生区細山の香林寺で1日午後、細山祭囃子(はやし)保存会による無病息災や豊作や幸運を願う「獅子舞奉納」が行われ、境内の初もうで客に披露された。おとなの踊り手に合わせ、踊り好きの幼児がひょっとこの面を付けてまわると、回りから大きな拍手が贈られていた。

060101sisimai2_1 同保存会は、毎年1月1日に香林寺の近くの細山神明社で新年恒例の伝統行事「悪魔払(あくまぱら)い」を行い、社殿で獅子舞を奉納。その後、香林寺や細山、千代ヶ丘などの新築や結婚・出産などおめでたいことのあった家庭家や福祉施設など10数カ所を回っている。
061010sisimai3_1 「悪魔払い」は、獅子のほか神の使いのキツネやおかめ、ひょっとこの面をつけて舞う踊りで、農村風景が残っていた約40年前は、細山地区の青年団が正月三が日に同地区の各家を回っていたという。現在は元旦だけとなったため、縁起担ぎで、獅子舞の時間にあわせて初詣でに来る人もいるほどの人気だ。

2006-01-01 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月31日

川崎麻生ロータリークラブが青少年ゴルフ教室を開催

051231gorufu1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が12月27日、子ども達を対象に百合ヶ丘カントリー倶楽部で初のゴルフ教室を開き、参加した21人の子どもはプロからクラブの握り方や構え方などゴルフの基礎を学んだ。

写真=プロの指導で短いクラブでボールを打つ子ども

若手女子プロの活躍で話題となったようにゴルフを始める年代が大幅に下がっているなか、同RCクラブが青少年健全育成の一環として「ゴルフの楽しさを知って、マナーも学んで」と催した。会場の百合ヶ丘カントリーは同RC会員でティーチングプロの森茂則さんが経営、麻生区近辺では数少ないジュニアスクールを開いており、子供用のクラブも揃っており子どもたちを教えるのはお手のもの。
051231gorufu2 参加した小学1年生から中学3年まで子どもは、スクール生5人を除いてほとんどがゴルフは初体験だったが、森さんをはじめ井上明プロ、新井好昭プロが足の立ち位置、クラブの握り方、スイングの振り幅などをていねいに解説、時には子どもたちの体に触ってマンツーマンに近い指導をした。はじめはティの上に載ったボールに触れるのが精一杯だった子どもも、1時間30分の教室で150〜200個のボールを打つうちに飛距離が徐々に伸びっていった。
ゴルフ好きの祖父母を喜ばせるためお正月に家族そろってコースに出る予定という麻生区白山の松田浩成君(15)、晃徳君(14)兄弟は、初体験にもかかわらず持ち前の運動神経で100ヤード近くまでとぶようなり「とてもおもしろかった。コースに出る前にまた練習に来ます」とすっかりとりこになった様子。小学2年からスクール生として通っている多摩区三田の西川珠未さん(中学2年)は「昔習った基本を復習できてとてもよかった」とにっこり。
指導者の森さんは「子どもは指導者の言うことを素直に聞き、クラブの重みにまかせて自然体で振るので形も良くなり上達が早い」と話していた。

2005-12-31 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月28日

阿部孝夫川崎市長が区役所視察

051227goyooosame 年末の御用納めを前に12月27日、阿部孝夫川崎市長が視察を兼ねて区役所や出張所などを回り、年末で慌ただしく働く職員らに1年間のねぎらをいの言葉をかけた。

写真=麻生区役所保健福祉センターで年末の挨拶をする阿部市長(右から2人目)

この日は、ミューザ川崎シンフォニーホールを振り出しに幸区、中原、高津、宮前、麻生、多摩の各区役所、出張所など10カ所以上視察。午後3時半過ぎに訪 れた麻生区役所では約30分がかりで各課を回り「麻生区の人口15万人は、出雲市などとほぼ同じ。区役所を市役所と思って区長を先頭に縦割りではなく課題 解決にあたってほしい」と前置きしてから業務内容にそった話を付け加え「1年間お疲れさまでした。来年もよろしく。インフルエンザが流行っているので気を つけて下さい」とあいさつ。各職場では、突然の市長視察に驚く職員も多かった。

2005-12-28 in 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月27日

第45回あさおランチタイムコンサート:マリンバとチェロのハーモニーに聴衆がうっとり

051227cherinnba4 【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 名越輝子

澄み渡った初冬の11月28日、第45回あさおランチタイムコンサートが麻生区役所2Fロビーで開催されました。

写真=演奏するチェリンバの2人

051227cerinnba1 午後12時15分の開演にもかかわらず30分近く前からお客様がみえはじめ、ほどなく用意されたイスは満席に。車イスのお手伝いのボランティアさんには立ったままで聴いていただかなければならないほどの盛況となりました。
051227cherinnba2_1 わざわざ王禅寺からいらしたお年寄りの一団や新ゆりの障害者施設を利用していらっしゃる方々など全回の220人を超える聴衆を前に、マリンバとチェロのアンサンブル「チェリンバ」(マリンバ:山崎史子さん/チェロ:井上真那美さん)の柔らかいハーモニーが会場を包み、和やかな素晴らしい演奏会になりました。
051227cherinnba3_3 マリンバの山崎さんの「観客と一緒に楽しめる暖かい演奏会を」の言葉どおり皆さんご存知の七つの子やアメージンググレース、少年時代などの親しみやすい曲が流れると会場のあちこちから歌声がわき起こり、正に音楽の街あさおにふさわしい手づくりの音楽会が実感できました。
051227cherinnba5_2 当日の裏方のボランティアには男性も大勢お手伝いに来て下さり、回を重ねるごとにこの「あさおランチタイムコンサート」が真に市民の間に根づいてきたなと感激致しました。“緑豊かなあさお”“心豊かなあさお”ホッとするひとときに「この街に住んで良かった」としみじみ思うのでした。

写真(上から)=200人を超える聴衆、チェロの井上真那美さん、マリンバの山崎史子さん、歌唱指導するランチタイムコンサート実行委員の宗いづみさんと辻端幹彦さん(左)

  次回のランチタイムコンサートは1月23日
  ソプラノと二胡のコラボレーション

次回のコンサートは2006年1月23日午後12時15分〜12時45分。高津区のロビーコンサートのほか、各地で活躍する桜井純恵(ソプラノ)さんと、昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡(中国民族楽器)のユニットNIKO'Sによる「新しい年への贈りもの〜ソプラノと二胡の響演」
「踊り明かそう」「ふるさとの四季(メドレー)」ほか

2005-12-27 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月11日

川崎市が王禅寺のゴミ処理場を建て替え アセス準備書を縦覧

051211asesu1川崎市麻生区にあるゴミ処理施設「王禅寺処理センター」の老朽化に伴い同市が焼却施設などを新設する「仮称・リサイクルパークあさお建設事業」が、同市環境影響評価(アセスメント)条例の適用を受け、12月16日まで条例環境影響評価準備書の縦覧が麻生区役所など11カ所で行われている。

写真=麻生市民館で行われたアセス説明会

Photo 同センターは1967年に稼働、1986年に建物を残したたまま焼却炉を取り替え、現在、麻生区、多摩区、宮前区と高津区の一部の廃棄物を処理している。「リサイクルパークあさお」は、人口が増え続ける北部地域に焼却施設を新設するとともに新たに粗大ゴミとビンや缶、ペットボトルなど資源化施設を建設し、市全体としてのゴミ処理の効率化を図る。同市では、循環型社会に向けた今後の施策として、プラスチック類の分別やミックスペーパーの分別の取り組みを行い、現在4カ所あるゴミ処理施設を1カ所削減することを目ざすと説明している。(右図は土地利用計画図:クリックすると拡大します)

 2007年から稼働しながら工事 資源化施設も建設

計画によると、処理センターを稼働しながら工事を進めるため、工期は3期に分けて行われる。開発面積は、約5.5ヘクタールで、2007〜2008年度に現在稼働中のセンター南側の丘陵地を造成し、2007〜2011年度に焼却炉(日量450t・最大処理能力、以下同じ)とごみを鉄道輸送するための中継地(150t)を建設、2011〜2014年度に現処理施設を解体し跡地に粗大ごみ処理施設(55t)とびん(50t)、缶(30t)、ペットボトル(12t)のリサイクル施設と環境学習や情報発信を行うプラザ棟などを建設する。
各施設の規模は、ゴミ焼却施設は延べ床面積約27000平方mで高さ約35m、資源化処理施設は延べ床面積12000平方mで高さ16m。いずれも鉄骨鉄筋コンクリート造りで、資源化施設は地球温暖化予防のために屋上緑化を施す。プラザ棟は延べ床面積1900平方m高さ16m、煙突は鉄筋コンクリート造りで高さ100m。このほか、敷地の南側の「健康とふれあいの広場」は、工事事務所などに利用するためいったん壊し雨水調整池を地下化してその上にコナラ、イヌシデ、ケヤキなどの郷土種を中心に緑化して復元、ゲートボール場や広場を作る予定だ。温水プールなどがあるヨネッティ王禅寺はそのまま利用できる。完成後の緑地は約21000平方m。またゴミ焼却で発生するエネルギーを発電し施設内やヨネッティ王禅寺に供給、余剰電力は売電する。
同センター建て替えに当たり、市民からさまざまな意見が出ていたゴミ焼却施設の焼却炉は、従来型のストーカ式が採用され、そのことについても準備書で記述している。
関連記事=《寄稿》 リサイクルパークあさお ゴミ焼却炉選定について 

 大気、悪臭、生物など19項目について影響は少ないと予測

準備書では、大気、悪臭、水質、水象(湧水)、地形・地質、地盤(地下水位)、土壌汚染、植物、動物、緑の量、騒音、振動、景観、日照阻害など19項目について工事実施、完成後の予測を行っている。それによると、
(1)大気=二酸化硫黄、二酸化窒素、水禽などは環境保全目標を下回る、ダイオキシン類は目標値を下回る予測でさらにバグフィルタなどの公害防止設備を導入するなどの対策で生活環境保全に支障がない
(2)悪臭=ばい煙に伴う臭気は目標値を下回り、燃焼温度を900℃以上に維持するので悪臭の発生を防止する、ゴミ収集車両出入り繰りはエアカーテンなどを設置するので、現況と変わらない
(3)水象=造成工事で計画地内の一部の湧水が消失するが、掘削工事で止水性の高い土留壁を用いるので周辺の湧水に影響を及ぼすことはない。計画地内の湧水は水生生物の生育地になったおらず利水状況がない。ゲンジボタルなどの重要な生息域の周辺の湧水についても、保存方法、有効利用について措置を講ずるので影響は及ぼさない
(4)植物=計画地内の表土を保全した郷土種による植栽を行う。保全するコナラ群落は林床管理を行う、新たな実地植物の生育基盤を創出するなどの環境保全の措置を講ずる。注目される種のタマノカンアオイは移植を行い個体を保全する措置を講ずる。
(5)動物=計画地内の表土を保全した郷土種による植栽を行う。新たに形成する修景池など湿地環境を、鳥類、両生類、湿地性昆虫類の生息基盤になるよう配慮する、湿地生態系を創出するなど環境保全のための措置を講ずるので、現況と同様の食物連鎖が保たれ、適切な回復育成を図ることができる。特筆すべきゴイサギ、コサギ、アオゲラなどは消失するコナラ群落が営巣環境の主たる餌場となっていないので造成などによる影響は小さい。ニホンアカガエルなどは棲息環境の一部が消失すると予測するが、表土を保全した上に郷土種による植栽を行い新たな生育環境を創出するので適切な保全が図れる。
(6)緑の量=供用時計画緑肥は率は50.0%で、現況の緑被率41.5%を上回る
などと、全体に影響は少ないと評価している。
また、事後調査については、大気、植物、動物、騒音、地域交通など7項目を工事中や供用時(植物は3年後、動物は5年後)に行うと記述している。

 川崎市、横浜市、町田市の17カ所で縦覧

準備書の縦覧は、12月16日まで川崎市環境局環境評価室、麻生・多摩・宮前の各区役所、生田・向丘出張所、ヨネッティ王禅寺のほか、横浜市役所環境創造局環境保全部環境影響評価課、横浜市青葉区役所、町田市三輪センター・境川クリーンセンターで午前8時30分から午後5時(横浜市は8時45分〜5時15分)まで行われている。準備書に対する意見書は、川崎市環境局環境評価室(〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1)で16日まで(消印有効)受け付ける。問い合わせは電話044(200)2156同課環境評価室。

2005-12-11 in 01) 自然・環境, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b2) 川崎市多摩区, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月 8日

万福寺ニンジン品評会:

051208ninjin2_1川崎市麻生区のかつての特産品「万福寺人参」を復活・普及させようと、麻生市民館で12月3日に6回目の「私たちの、万福寺人参品評会&試食会」(万福寺人参友の会、里山フォーラムin麻生、麻生市民館主催)が催され、小学生、主婦、家庭菜園愛好家、プロの農家など約30人の参加者はニンジンの出来映えを比べ、ニンジンづくし料理を味わった。

写真=全体を比較審査する審査員、ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員

051208ninjin3_5長さ60〜80cmに成長し中心まで朱色をしているこのニンジンは、「万福寺鮮紅大長人参」と商品登録名が付いており、ゴボウのように長く香りや味が強いのが特徴。昭和初期に万福寺周辺で作られていた「滝野川人参(東京大長人参)」を戦後に系統分離、より色鮮やかで長いニンジンとして品種改良に成功。全国農林産物品評会で5年連続1位を受賞、優秀な農産物としてこの周辺で生産したニンジンは種を取る元の「母本」となった。しかし、百合丘団地の造成が始まった昭和30年代後半から作付け面積が減り始めたことに加え、短いニンジンが消費の中心となり、ほとんど作られなくなっていた。051208ninjin4
そうしたなか、郷土の産業を文献で調べていた麻生市民館職員(当時)の岡本剛介さんが今も種が売られていることを知り、地名の付いたニンジンを地元で復活させようと1999年に市民に呼びかけ「万福寺人参友の会」(高橋清行会長)を結成。家庭菜園をしている有志らが栽培に取り組むなど復活に向けた活動が始まり、遊び感覚で2000年に初の品評会”を催した。その後、かつてこのニンジンを作っていた農家の一部も作り始め品評会に参加、年末に軒先販売をしたり、麻生小学校が総合学習で取り組むなど少しずつ広がりを見せている。

上麻生の農家 長瀬和徳さんが金賞

051208ninjin_2品評会には農家や市民が作ったニンジンのほか、長さ77cmと今回一番長かった審査委員長の農業研究家・飯草幸雄さんのニンジンも含めて16点が出品。飯草さん、大井紀雄麻生市民館長ら5人の審査員が形、色、香り、味など各方面から比較審査、上麻生の長瀬和徳さんが金賞(1位・写真中央)に選ばれた。そのほか姿(ルックス)賞は高橋清行さん、香り賞は白井静夫さん、味覚賞に井上清士さん、色彩賞は高橋清行さんが、一般参加者も交えて決める特別賞には、おやじの会「いたか」がそれぞれ選ばれた。
金賞を受賞した長瀬さんは地元農業者で上麻生の区画整理した畑で作り始めて3年目。「いろいろな土が混じり土も深くない畑で、長さが誇れる最良のものを作るのは難しいと思っていたので、金賞に選ばれ驚いている。ことしは秋に雨が少なく土が固くなっていて掘るのに大変だったが、100本の中から選んだかいがありました」とはにかんだ笑顔。農家と友の会会長が賞を占めたなか、特別賞をもらった「いたか」は数少ない市民団体の畑で、宮前区菅生のこども文化センター近くでこどもといっしょにさつまいもなどわずかな野菜を作っている。同会の丸山幸一さんは「ニンジン畑は1坪ほどで、8人が交代で管理している。最初から参加しているが少し上手に育てられるようになった。選ばれてうれしい」と話していた。審査委員長の飯草さんは「ことしは種まきから発芽時の天候に恵まれ、出来を期待したがやや不調だった。畑を深く掘って種をまく時期を守ればいい物ができると思うので、来年に期待します」とからくちの好評だった。051208ninjin
審査後は、友の会会員の山本輝子さん、尾上菊代さん、宮河悦子さんらが作ったニンジンづくし料理を味わう交流会が催され、サラダ、フリーター、かき上げ、、ゼリーやケーキなど10種類以上の料理が並べられ、参加者たちは料理に舌づつみを打ちながら、栽培の苦労話などに花を咲かせていた。また、審査員で漫画家のよだひできさんがした「万福寺人参音頭」などを歌って交流を深めた。

写真(上から)=ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員

2005-12-08 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月26日

麻生区の市民健康の森で植樹祭&収穫祭:木の調査などに130人が参加

051126asaomori3(ボランティア記者・写真撮影 木村信夫) 

11月20日、川崎市麻生区多摩美の麻生区市民健康の森「麻生鳥のさえずり公園」と隣接する多摩美児童公園で「木の成長を祝おう 2005植樹祭&収穫祭」麻生多摩美の森(麻生区市民健康の森)の会、多摩美みどりの会主催)が実施された。

写真=麻生区健康の森収穫祭でアルプホルンを吹く健康の森会員

051126asaokenkoujpg当日は好天に恵まれ、家族連れ、友だちグループ、西生田小学校の先生や児童など130人が参加。
5つのグループに分かれて、森の清掃、タキギ運び、ヤキイモ準備などを行ったあと各グループで10本ほどを植樹。今年はハギやミツマタ、チャなど修景用の低木を、通路に沿って植え、子どもたちは自分の名前を書いた札を木の根元にさして記念にしていた。051126asaomori2_3
そ のあと、オープン後の過去4年の植樹祭で植えた木の成長調査を、各グループ3本ずつ行った(写真右=写真提供・麻生区地域振興課)。モウソウタケで手づくりした長い物差しで樹高を測定し、4年で 4mを超えている木もあり、成長ぶりを確認し喜んだ。幹の太さ、樹冠の広さ、元気さなどを調べ、その木の特徴について学んだ。調査したデータは台帳に記録 し、今後継続的に調査して積み上げていく。
051126asaomori4収穫祭は斉藤隆麻生区長の乾杯でスタート。森の畑でとれたサトイモを使った芋煮会、サツマイモの焼き芋 をして、実りの秋を楽しんだ。麦茶づくりの体験コーナーには、いい香りが漂った。年々好評の木の葉スタンプづくりでは、子どもたちがたくさん、きれいな カードをつくった。また、今年は、麻生多摩美の森の会会員夫妻のアルプホルンの演奏(写真左)があり、子どもたちは試し吹きさせてもらい、音を出せると大喜びしてい た。

2005-11-26 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月25日

麻生市民館で男女参画セミナー:各界で活躍する地域住民が講師

川崎市の麻生市民館が、弁護士の福島瑞穂さんや区内の農業者など各界で活躍する地域住民を講師に男女参画について考えるユニークな連続講座が11月26日から始まり、参加者を募集している。

「男女共同参画セミナー 地域から人間学事始め」は、時代の流れや先行きが読み取りにくい現在、男性も女性も地域で育みあい認め合いながら暮らせる社会に目ざすことを目的にした講座。日程は11月26日から2006年2月11日までの土曜日または日曜日の10回で、時間は原則として午後2時〜4時(12月18日と24日は午前10時〜正午)。会場は麻生市民館と生涯学習財団新百合分室会議室(新ゆり21ビル)。定員は25人(回によって50人)。参加は無料で(材料費などは実費)連続でも2、3回でも可能。申し込みは葉書、FAX、E-mailのいずれかで①氏名 ②郵便番号、住所 ③電話・FAX番号 ④参加する回を記入し〒215-0004 麻生区万福寺1-5-2麻生市民館社会教育振興係 電話044(951)1300  FAX 044(951)1650  E-mail   [email protected]へ送付する。

講座の日程と内容、講師は次の通り
○1回 11月26日=「学びへのエクササイズ」オリエンテーション/こんにゃく体操で心と身体のこりをほぐして語る
    講師=元こんにゃく座代表 竹田恵子さん
○2回 12月4日=「今、日本の社会の現状は?」多様性を理解し、私たちは何を再構築しようとしているのかを考える
    講師=東京工業大学大学院助教授 土場 学さん
○3回 12月18日=「男女共同参画社会を創り続けて行くために」戦後60年を経た今、歴史を振り返り、私たちに何ができるかを考える
    講師=和光大学人間関係学部教授 井上輝子さん 
○4回 12月24日=「万福寺人参でクリスマスケーキづくり!」地域の農業者の暮らしを学び、麻生特産の万福寺人参を掘り、ケーキづくり
    講師=農業者/洋菓子研究家 仁位京子さん
○5回 1月15日=「男性の視点から-もっと自由になろう」偏りのない柔軟な発想を手に入れ、ジェンダーフリーを考る
    講師=学習院大学「身体表象文化学プロジェクト」研究員 田中俊之さん
○6回 1月22日=「身近な地域の市民活動から−地域と自分を見した男たち」会社人間が地域で場を持つことから何が始まったか?
    講師= おやじ考(矢澤耕一さん・ 北島信夫さん)、白山おやじの会(岡部佳文さん)西生田おやじボーイズ( 塩川孝さん)、虹ヶ丘おやじの会        
○7回 1月26日=「身近な地域の市民活動から—こころざしと情熱を自分らしくいかす女たち」 女性は学びと活動をどうつなげてきているか
    講師=多摩川と語る会代表・せせらぎ館館長 田中喜美子さん/さんざし代表 武村桂子さん
○8回 2月1日=「身近な地域の市民活動から— 年金の仕組みや制度を通して」 麻生から発信し、活動を続けてきた力を学ぶ
    講師=ぷらす1(代表 津田好子さん) 
○9回 2月4日=憲法を学ぼう−「みんなの憲法24条』を中心に、一人一人を大切にする社会と法律や制度を学び、考える
    講師=弁護士 福島瑞穂さん
○10回 2月11日=「学びを振り返り明日を考える」互いを尊重し、人生の様々な転機をしなやかに乗り越えていこう
    講師=交渉中

2005-11-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月15日

第44回麻生ランチタイムコンサート:歌、ピアノ、ヴァイオリンによるコラボレーション

【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 逢沢 良

05112801concert
9月26日麻生区役所ロビーに於いて第44回あさおランチタイムコンサート(あさおランチタイム実行委員会主催)が開かれました。

05112802concert_1秋雨の降るなか、過去最高と人出とも思える約220人が演奏に耳を傾けた。奇数月の第4月曜日の昼休み、当日の演奏内容も吟味しながら早めにお越しくださる方も増え、市民と行政によるコラボレーションが目指す街つくり事業が浸透してきた手ごたえを感じる。
歌とヴァイオリンとピアノのアンサンブルの 若手演奏家グループ「ミュージックラボ」(犬飼ミチオ=歌、永田サチヨ=歌、古屋カオリ=ピアノ、梶原ヨシエ=ヴァイオリン、鈴木ノモコ=ヴァイオリンの5人)によるプログラムは幕開けのフニクリフニクラの第一声からミュージカル映画「マイフェアレディ」より踊り明かそう、「キャッツ」よりメモリー、オペラ「カウテレリアルスティカオ」より間奏曲、荒城の月、賛美歌アメイジンググレイスと5つの音色の紡ぎ出す糸が綾織りなす音の世界に誘われ次々に奏でられる曲目に載り聴衆はうっとり。
最後に全員で唱和した「赤とんぼ」に秋の光景を味わいながら聴衆が一つになったようである。若手演奏家ミュージックラボが聴衆を巻き込み、音楽を楽しむ試みは麻生区役所ロビーの人と人を繋げる役割を十分に果たしたようであった。
今後更に輪を広げていくことを期待してやまない。

2005-11-15 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月13日

麻生区少年野球フェスタ:桑田投手のコーチに大喜び

05111501kuwata楽しみながら野球の基礎を学んで——現役のプロ野球選手やコーチ、OBが指導する第1回麻生区少年野球フェスティバルが11月13日、川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターふれあいの丘で開かれた。会場には区内の学童野球チームに所属する小学生や野球初心者の親子など約150人が参加、同区在住の巨人軍桑田真澄投手らがボールの投げ方や受け方、野球の基礎をていねいに指導、子ども達は真剣な表情で学んでいた。

写真=子どもに指導する桑田選手(上)、捕手の構え方の指導をする江藤省三さん(下)

野球フェスティバルの写真を見る>

フェスタは同区王禅寺東の元プロ野球選手・コーチの江藤省三さんが理事長を務める「ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)」と水処理センター内に併設されるスポーツ施設などの管理を行う「麻生環境会」(鈴木有理事長)の区内の二つの特定非営利法人が主催、麻生区子供会連合会、麻生区少年野球連盟、川崎市教育委員会が後援した。江藤さんは1966年に巨人軍に入団、中日に移籍し代打として活躍し、巨人、千葉ロッテ、横浜ベイスターズでコーチとして活躍。野球を通じて青少年の健全育成をと昨年12月にJBBA を設立、また来年から活動する社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」のジェネラルマネーシャー兼監督に就任、野球界の活性化活動を行っている。051115yakyuu1_1
講師は、江藤さんのほかテスト入団した大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)で1960年に完全試合をした投手・島田源太郎さん(66)、1984年ドラフト1位で日本ハムに入団し1988年に防御率1位になった投手・河野博文(43)さん、1985年に巨人に入団し今シーズンから内野守備走塁コーチとなった上田和明(43)さんのOB選手に加え、特別ゲストとして桑田投手も1時間だけ参加した。
この日は、区内の学童野球チームの多くが試合に参加していたため予定より30分繰り下げて午後12時30分から開校セレモニーが開かれ、小林時治麻生区少年野球連盟会長、山崎優麻生区子供会連合会長のほか斉藤隆麻生区長などが出席、主催者のあいさつの後、江藤さんが講師の略歴を紹介。子どもたちはまずグランドいっぱいに広がってキャッチボールを行い、桑田投手らが1組ずつ見てまわった後、「キャッチボールの基本は相手のことをを考え胸元に投げ、受ける」「ベルトより上のボールはグラブを上向き、下の場合は下向き構える」などわかりやすく説明、足の位置や構え方子どもたちの身体に触れてフォームなどを実地指導。その後、ポジション別に分かれ、投げ方、フライやゴロの受け方、応用編として走者が出た場合のボールの投げ方などを約3時間指導した。
会場には、試合を終えてユニフォーム姿のまま途中から参加する子どもや主催者に声をかけられ散歩の途中の親子や兄弟も混じりなごやかなムード、終了間際に妹と参加し閉会式後に江藤さんとキャッチボールをした二階堂太郎君(小学5年)は、「遠くまで投げられるるようになった」と感動していた。男子に混じりみどり少年野球でセカンドを守る野球少女の太田千陽さんは「桑田投手にフォームを教えてもらいすごくわかりやすかった。野球がもっと好きになった」とにっこり。
主催者の鈴木有さんは「ていねいに指導と子どもがいきいきしていてよかった。試合の関係で参加者がやや少なく心配していたが、講師からは『やりやすい人数だった』。今後も続け、地域に根付かせたい」とほっとした表情。江藤さんは「子ども達が一生懸命で楽しかった。シーズンオフにならないと講師が集まりにくいので開催時期が限られるが、できればここで毎年開いて定着させ、市内の他地域でもやりたい」と話していた。途中で帰った桑田投手は「子どもには基本とちょっとしたコツで伸び、どんどん応用ができるようになる」とにこやかに語っていた。

2005-11-13 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月 8日

麻生区の柿生小で自然エネルギーの出前講座

051108kakiosyou1川崎市麻生区片平の柿生小学校(十鳥良二校長)で10月25日、「自然エネルギーが学校にやってくる」と題した出前講座が開かれ、5年生全3クラス85人の児童が太陽光で作った焼き芋やゆで卵を試食、ソーラーパネル付きのおもちゃの自動車を動かし、楽しみながら太陽光発電などについて学んだ。

同校は2003年に校舎を全面立て替えた際、太陽光発電装置を設置している。また同区では、地球環境保全に向け自分の住む地域でできることをと2002年に麻生区自然エネルギー活用促進実行委員会(飯田和子委員長)を結成、区制20 年記念事業として2003年に庁舎屋上に太陽光発電装置を設置し活用促進事業を展開、昨年ソーラークッカー、燃料自動車、ソーラーおもちゃなどを購入し、区内の小学校で出前講座を行うなど自然・省エネルギーの啓発活動を積極的に行っている。
この日は、同委員会の会員10人が講師やサポート役として同校に出向き、環境をテーマとした5年生の総合学習の時間にあたる3時間目と4時間目に行われた。授業はまず、同校の特別活動室でパワーポイントを使って「地球温暖化と自然エネルギー」について温度があがると水没して住めなくなる地域がでてくることなど、小学生にもわかりやすい内容の講義を約20分行った後、屋上に移動して自然エネルギー実用の「おひさまと遊ぼう」が行われた。
屋上では、委員がおひさまエネルギーボックス、ソーラー燃料電池自動車の実験・おもちゃセットの実演、ソーラークッカー(太陽光調理器)の仕組みを説明。クラスごとに分かれておもちゃの自動車で競争したりイルミネーションの点滅などを体験、約40 分で出来上がったやきいもなど試食、太陽光を威力を味わった。参加した子どもたちは「おもちゃもおもしろかったけど、料理ができるのに驚いた」などと感想を述べていた。
飯田委員長は「子どもたちは理解力が高い。きょうは、お天気に恵まれいっしょに楽しめた。機材もそろって出前講座のノウハウができたので区内の16小学校全部にまわりたい」と話した。
授業の写真ニュースを見る

2005-11-08 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月 5日

麻生市民館で菊花展

05110503kiku_2川崎市麻生区万福寺の麻生市民館野外ステージで麻生菊花会大会が開かれ、連日多くの市民が熱心に鑑賞している。会期は13日までで、展示時間は午前9時から午後5時まで。

写真=大輪の花を観賞する市民(上・下)、市長賞受賞の菊を説明する久保田さん

05110504kiku麻生観光協会の下部組織「麻生菊花会」(久保田啓司理事長)会員32人が丹誠込めて育てた直径20cm以上の大輪、一重、小菊などで、茎の部分が短い「福助」「ダルマ」をはじめ、ストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」の12種類。大会前日の11月1日に川崎北部菊花会理事長の斎藤京蔵さんらが審査、久保田啓司さんの組飾りが川崎市長賞に選ばれた。05110505kiku
5回目のことしは、出品者が昨年より4人増えたが、夏の暑さで開花が遅れ、審査日に間に合わないと出品を見合わせるた人もおり、点数は昨年より6点少ない175点。同会によると、花は全体的に遅れ気味だが、全体的にはレベルが上がり良い出来で、見ごろは6日以降という。
会場では、苗木やたけの短いダルマ、福助なども販売している。また、6 日、8日の午前9時から午後3時まで菊作りの相談も行う。

2005-11-05 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月29日

麻生区で11月13日に野球フェスタ:元プロ野球選手らが指導

051028yakyu1_2川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで11月13日、同区王禅寺東の野球評論家で元プロ野球選手江藤省三さんやプロ野球のOB選手らが野球の基礎を指導する初の野球フェスティバルが開かれる。

写真=ジャパン・ベースボール・アカデミーの野球教室(右端が江藤さん)

フェスタは野球を通じて子どもたちの健全な心と体の育成を目ざそうと、江藤さんが理事長を務めるNPO法人ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)と水処理センター内のグランドなどの市民利用施設の管理などを行うNPO法人麻生環境会(鈴木有理事長)の区内の2団体が主催、川崎市教育委員会、麻生区子ども会連合会、麻生区少年野球連盟が後援する。
会場は同センター内ふれあいの丘(水処理施設屋上)、時間は正午から午後4時までで、原則として麻生区内に住む小学生とその親が対象。ボールの投げ方や受け方、バットの持ち方やバッテングなどふだん野球に親しんでいたい子にもわかるような野球の基本を江藤さんのほかJBBAに所属するプロ野球OB選手4、5人が指導する。参加は、グラブ持参、運動ができる服装で、無料。雨天は中止。

プロ野球選手OBの江藤省三さんらが設立したNPOが地元麻生区で活動

051028yakyu2江藤さんは、1942年生まれで中京商業(現・中京大付属)のキャプテンとして春・夏の甲子園に出場、慶応大学野球部で2塁種として4季連続ベストナインに選ばれ、1966年読売ジャイアンツに入団。1969年に中日ドラゴンズに移籍し1976年に現役引退した。1981年からジャイアンツのコーチを振り出しに横浜ベイスターズ、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズヘッドコーチを歴任した。
野球人気がやや低迷していることを憂慮し、野球の楽しさ教えファンのすそ野を広げようと、2004年12月に野球界で初のNPO法人を取り、元プロ選手を講師に神奈川県内などで野球教室を開いている。また、NPO活動とは別に本格的に野球に取り組む人向けに来期から活動予定の社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」の監督にも就任、野球界の底辺を広げる活動を行っている。
今回のフェスタは、20年住んでいる同区内で地域貢献をしたいと思っていた江藤さんと、水処理センターの市民利用施設管理以外に同所で青少年の健全育成となる目的にする麻生環境会との出会いで話が進み実現した。
江藤さんは「これまでの経験では、野球場に気後れする人もいるので(今回の会場は)ぴったりの場所。少年野球チームなどに所属していない子どもたちにもぜひ来て、楽しさを知ってほしい。区内には10人を越すプロ野球選手OBが住んでおり、将来はここを拠点に、川崎市内全域で同様の催しを開きたい」と話している。
問い合わせは、電話044(988)1234杉本さん。

写真=夢を語る江藤省三さん

2005-10-29 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月28日

麻生区と宮前区でJAセレサ川崎がコスモス景観会:最終日は摘み取りも

05102801cosmos川崎市麻生区古沢と宮前区野川でコスモスが見ごろを迎え、訪れる人たちの目を楽しませている。セレサ川崎農業協同組合が、2カ所の休耕田や畑で栽培、市民に秋の花を楽しんでもらい、都市と農業の共生をめざそうと催しているもの。 古沢では10月24日から29日まで、野川では30日まで実施、両会場とも最終日の午前9時からは摘み取りも行う。
◆写真ニュースを見る

古沢のコスモス畑は、小田急線新百合ケ丘駅から徒歩15分ほどのところにある畑3カ所。ピンクや赤、白、薄緑などの花が一面に広がっており、訪れた人たちは静かに花を眺めたり、写真を撮ったりして、秋の風情を楽しんでいた。
問い合わせは電話044(877)2509セレサ川崎農業協同組合営農課。

2005-10-28 in 01) 自然・環境, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月18日

柿生連絡所で高齢者と子どもの陶芸作品展:

051018topugei1_1川崎市の麻生区役所柿生相談所の展示スペースで9月20日から10月20日まで区内の老人福祉施設で催される陶芸クラブに参加する小学生から身体の不自由なお年寄りが制作した作品を展示、人気を集めている。

051018tougei2これらの作品を制作したのは、同区上麻生の介護老人保健施設「つくしの里」入居者17人とデイサービス利用者10人のほか、同所や福祉パルで開く造形教室「みんなのアートクラブ」に参加する小・中学生5人で、合同作品展は初めて。
つくしの里の陶芸クラブは、入居のお年寄りの余暇活動として同区金程の陶芸家坂秀子さんに指導を依頼し昨年4月に始まった。当初は入居者だけの活動だったが、認知症のお年寄りが生き生きする、不自由な手を懸命に動かすなどのリハビリ効果の評判や施設内で展示した作品を見たデイケアに通うお年寄りからの希望で、ことしの夏から通所の人を対象にしたクラブ活動を開始。坂さんが福祉パルあさおで月1回指導している造形教室に通う子どもたちも参加することになり、お年寄りとこどもたちの交流が始まった。
会場には、お年寄りが制作した一輪ざし、マグカップ、色の違う粘土を重ねて作ったお皿などと子どもが制作したキャラクター人形やお面のほか、坂さんの指導を手伝う「みんなのアートクラブ」代表の猪腰協子と子ども母親が作った茶碗など約70点を展示している。051018tougei3
つくしの里では制作者にも作品を鑑賞してもらおうと期間中のクラブ活動日に見学会を実施、初回の9月21日はデイケア利用者14人が散歩を兼ねて訪れた。見学会では、坂さんが抹茶をたて地元柿生の授産施設「があでんららら」のハーブクッキーなどで談笑、いこいのひとときを楽しんだ。
28日は入居者と家族ら5人が同所の車に送られ作品を見学。参加者はきれいに展示された作品にはじめは少しとまどいの表情をみせていたが、自分の作品を見つけると懐かしそうに手にとってゆっくり鑑賞していた。病気の後遺症で右手が不自由となった今井隆三さんは、毎日見舞いに訪れる妻の光子さんの手伝いで初めて制作した取っ手の大きなマグカップをいとおしそうに眺め、光子さんは「ここまでできるようになり、楽しかった。会場で見ると一段と立派に見える」とにこやかな表情で話していた。この日は、柿生小学校の児童も立ち寄り抹茶をたてる手伝いをしてお年寄りたちと交流した。
展示時間は、午前9時〜午後5時。問い合わせは電話044(987)6111柿生連絡所。

2005-10-18 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月17日

柿生駅前で禅寺丸まつり:皮むきに96人が挑戦

051017kakimaturi1_4川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」の販売や皮むきなどを行う「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催)が、10月16日に小田急線柿生駅南口(商店会側)改札脇の臨時通路で開かれた。

051017kaki2_4朝からのあいにくの雨は午後にはやんだものの客足は伸び悩み昨年の半数の約3000人(主催者発表)とこれまでで一番少なかった。それでもことし初の商店賞があたる抽選会を目当の客や駅の利用者が立ち寄ったこともあり、柿生禅寺丸保存会(森章会長)が用意した500袋、400kgのカキはなんとか完売できた。051017kaki4
ことしは会場が狭いため柿にちなんだ二大イベントのカキの種とばしは中止、皮むきだけが午前、午後にそれぞれ2回ずつ行われた。皮むきは先のとがった小ぶりの「筆柿」を使って2分間の制限時間にむいた皮の長さを競うもので、千切れた場合は一番長い皮が計測の対象となる競技。毎年チャレンジする人もいて麻生区だけでなく横浜市青葉区や世田谷区などから96人が参加、真剣な表情でナイフを動かしていた。051017kaki3
ことしの最高の記録は上麻生の吉松岳史さんの120cm。ことし総合3位だった麻生区上麻生の大倉智子さんは「昨年初めて参加したが、時間が気になりうまくむけなかった。今回はコツがわかり長くむけた」とニッコリしていた。
写真(上から)=禅寺丸の試食・販売、真剣な表情の皮むき、子どもも皮むきにチャレンジ、皮の長さの測定

2005-10-17 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月16日

麻生区のえいぶるコンサート:障害者もなごやかに音楽と踊り楽しむ

05101601aible_1障害者も気兼ねなく楽しめるバリアフリーのコンサート「えいぶるコンサートinあさお」(えいぶるコンサート実行委員会主催)が10月16日、麻生区の麻生小学校体育館で催され、車イスの障害者など約350人がのびのびと音楽や踊りなどを楽しんだ。

このコンサートは、障害者も健常者も一緒になって音楽を楽しめる機会をと昨年初めて催されたもの。
この日は、雨にもかかわらず車イスの障害者などが次々と訪れたが、会場の体育館は「うさぎの風船小屋」の中村久乃さんが制作した動物やヤシの木などをかたどったたくさんの風船で飾り付けられた、通常の演奏会とは違うなごやかな雰囲気。入り口では風船でつくられたアーチをくぐると着ぐるみの2匹のクマが出迎え、子どもたちを喜ばせた。
コンサートには、小学生や高校生などで編成された金管バンド「千代ヶ丘ユースバンド」がディズニーのおなじみの曲のメドレーや「風になりたい」などを元気に演奏した。続いて、町田市の「ドレミの仲間」が打楽器を中心に踊りをまじえてアニメの主題歌やラテン音楽のメドレー、マツケンサンバなどを披露。障害者も演奏や踊りの輪に入り、なかには見事なリズムを刻む人もいて、聴衆から盛んな拍手を集めていた。
ヒップホップダンスチーム「ポロリ」の3人のメンバーが鮮やかなステップとダンスを披露したあと、参加者数十人がメンバーのリードで一緒になって踊り、会場は熱気に包まれていた。
新百合ヶ丘駅前や原宿などの路上ライブ、クラブなどでのライブ演奏、ラジオなどの活発な音楽活動をしている「ワカバ」のデュオ、松井亮太さん、亀田大さんが自作の「トートバッグ」「ぎゅっと」「大地のかみさま」「ひるがお」の4曲を披露、最後に「ぼくらはみんな生きている」を全員で歌い、会場は明るい声と笑いで包まれていた。

2005-10-16 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月15日

あさおウオーキングマップを発行:市民22人が制作

051015mappu1健康作りに役立ててと、川崎市麻生区役所保健福祉センターが区内の名所・旧跡の写真やおすすめルートを掲載したカラー印刷の「あさおウオーキングマップ」を発行、窓口で配布している。

マップを見る

マップは、歩くことで生活習慣病を予防し、麻生区の魅力を発見することの一石二鳥の効果をめざそうと作られた。同区では、2002年4月に保健所や体育指導員らが中心となり同様の目的で冊子形式のウォーキングマップを発行していた。今回のマップはこの冊子を全面改定、携帯に便利な用に麻生区を麻生南部、同北部、多摩線沿線、柿生・岡上の四つ地区に分けてA3判4枚にまとめた。
制作したのは、区内の運動グループ、運動普及推進員、体育指導委員、青少年指導員、食生活改善推進員、親子ハーモニーランドinあさお、在宅支援センター相談協力員の7団体22人。4グループに分かれ各地区を歩いてまわり、坂道の状態、階段など歩く上で注意点のほかトイレのある場所や花、鳥、眺望などの詳しい情報を掲載している。各地区とも小田急線の各駅を起点に、区内の寺や公園などを結び3、4コースを設定し、幅広い年代が活用できるよう散歩、一般、健脚向きに分けたほかバス利用のショートカットコースを紹介、歩くのに最適な時期も載せている。
またマップの裏面は、ウオーキングの心得や効果、靴の選び方、体調チェック、ストレッチ体操のほか、森林浴の効果やウオーキングで消費するエネルギーとミネラルなどを補給できるおにぎりを紹介している。
マップは各地区5000部印刷、10月3日から保健福祉センター3階受け付けで配布しており、毎日100人以上が取りに来るほどの人気だ。制作費用は約40万円。
問い合わせは電話044(965)5157麻生区役所保健福祉センター。

マップの完成にちなみ歩く会

麻生区保健福祉センターは、さきごろ完成したマップの完成にちなみ「歩いて知ろう健康への道」と題して歩く会を催す。
日程と各コース、集合時間は
○10月19日=柿生の里散歩道(柿生駅〜おっ越し山ふれあいの森〜月読神社〜麻生木賊不動尊〜籠口ノ池公園〜稲荷森稲荷社〜早野聖地公園〜虹ケ丘公園〜王禅寺ふるさと公園)約8km 。柿生駅南口に午前9時20分集合。
○11月4日=多摩自然遊歩道(読売ランド前駅〜多摩自然遊歩道〜多摩美の森〜フルーツパーク〜よみうりランド=細山金井久保中央公園〜ゆりストアー千代ヶ丘店)約4.5km。読売ランド前駅北口に午前10時集合。
○11月12日=竹林と農園(新百合ヶ丘駅〜麻生警察署〜五力田見晴らし公園〜黒川東営農団地〜黒川駅)5km。麻生区役所時計台下に午前10時集合。
申し込みは10月16日からで、定員は先着30人。問い合わせ・申し込みは電話044(965)5157麻生区役所保健センター。
また、11月6日には23回目の「あさお区歩け歩け運動」が催され柿生・岡上方面を歩く。
事前申し込みは不要で、午前9時に麻生区役所時計台下に集合。雨天の場合は11月13日。
問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課。

2005-10-15 in 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月11日

柿生駅前で10月16日に禅師丸柿まつり:

川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売やカキの皮むきの長さを競うイベントなどを行う「禅寺丸柿まつり」が、10月16日午前10時から午後3時に小田急線柿生駅南口(商店会側)改札脇の臨時通路で開かれる。

柿まつりは、「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催。一時中断した時もあったが、地元町会などが協力し「地域」のまつりとして毎年収穫期に合わせて催し、はやばやとカキが売り切れるほどの人気のイベントだった。
9回目のことしは、柿生中央商店会(野村衛会長、加盟店45)が柿生禅寺丸柿保存会(森章会長)の協力で単独で主催。会場が狭いため、タネ飛ばしや太鼓の演奏など例年行われていた催しの一部がなくなったものの、抽選会で商店賞を出すなど初心に戻って商店会活性のためにまつりを盛り上げる。
人気の皮むきは、午前10時30分、11時30分、午後1時、2時の4回。会場では、ヤキソバ、ヤキトリ、豚汁や飲み物などの模擬店、禅寺丸ワインの販売なども行われる。小雨決行で、大雨の場合は23日に延期する。
問い合わせは電話044-988-0106福田商店。

2005-10-11 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月10日

麻生ハートフルファッションショー:シニアモデルがはつらつとウォーク

05101101fashionあさお区民まつりの目玉のひとつ「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」が10月9日午前11時から川崎市麻生区の麻生市民館大ホールで開かれ、平均年齢74.6歳の区民モデル25人は、舞台でスポットライトにあたりながら独特のモデルウォークを披露、約500人ほどの観客からさかんに拍手を受け、1日スターの気分を味わっていた。

一部の「色を楽しむ」は、明るい彩りのセーターやジャケットなどカジュアルな衣装をまとい若々しい足取りで舞台を歩き回った。2部の「注し色を使って個性の表現」は、生ピアノの生演奏にあわせ手作りの衣装や自身で染めたショールなどを使った華やかな衣装を美しく見せていた。
5回目を記念し、1部と2部の間にはこれまでのファッションショーを紹介するビデオを上映。フィナーレには、声楽家の宗いずみさんの指導で、モデルさんらは、麻生音楽祭に出演した公募の合唱団のメンバーとともに区のイメージソング「かがやいて麻生」を歌った。
ショーを実施する「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)では、「シルバー世代なので当日の体調と、全員初出演なので少し心配」と話していたが、体調を崩した最高齢の90歳の女性が欠席したたけで、全員が元気そのもの、3カ月以上の練習の成果を舞台で充分に発揮していた。同会では「(シルバー世代のファッションショーは)ようやく地域で理解を得られるようになったが、10回をめざしてこれからも努力していきたい」と話していた。

2005-10-10 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月 9日

雨のあさお区民まつりに4万人

051009asaokuminsai1jpg_1小田急線新百合ヶ丘駅北口の川崎市麻生区役所と麻生市民館で10月9日、あさお区民まつり(同実行委員会主催)が開かれ、連休中日の雨にもかかわらず家族連れなど4万人(主催者発表)が、買い物やイベントを楽しんだ。
あさお区民まつりの写真を見る>

会場では、午前10時に区役所前道路の農住ビルから白バイを先頭に柿生中学校吹奏楽部、区内の町会・自治会役員、交通安全母の会など16団体約600人が新百合ケ丘駅北口ロータリーまでパレード行進。まつりを盛り上げるあさおまつり唄踊りは、区内の太鼓連6団体の生演奏で踊る予定だったが雨で太鼓が中止となり、ややさみしい幕開けだった。そんななか、観客の注目を集めたのは麻生一輪車クラブ。雨の路上にもかかわらず、オリジナルコスチュームでみごとな演技を披露、カサの観客から拍手が巻き起こっていた。
区役所駐車場・広場では、焼きそば、うどん、飲み物などの模擬店、区内産の野菜の即売、市民団体や企業によるバザーや作品販売などが催されたが、客足はテントのなかや室内のイベントに向かっていた。午後には一時雨があがり、各店や野外ステージ前は賑わいをみせたが、各店や外のイベントは賑わいをみせたものの、終了前まで食べ物が売れ残る店もあった。
野外ステージでは、区内のさまざまな団体が歌やギター、フラダンス、ロックソーランなどを披露したほか、大道芸人がさまざまなパフォーマンスを演じたが、カサで見えなくなるため観客が屋根のある舞台直前まで詰め寄って観る光景も見かけられた。
一方、例年だと客の入りが少ない室内の催しは天候を気にせずゆったり過ごせるためか、区役所ロビーの鉄道模型展示には親子づれが多く訪れ、市民館の華道や美術展示を鑑賞する人も多かった。市民館の大ホールで行われたことし5回目を迎えるハートフルファッションショーは、ビデオ持参で家族や友人の晴れ姿を見に来た客が公募モデルに大きな拍手を贈っていた。また、うたまつりコンテストには、区民14人が出場。ポップス、演歌、民謡など幅広いジャンルで自慢の歌声を聴かせ、審査にあたった橘市郎昭和音楽大学教授が一人ひとりにていねいな講評を行い、参加者を感激させていた。

2005-10-09 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月 8日

おしゃれで元気にと平均年齢74.6歳のファッションショー:あさお区民祭りで

051008fassyon1おしゃれは元気のみなもとと、10月9日午前11時から新百合ヶ丘駅前の麻生市民館大ホールで川崎市麻生区在住の平均年齢74.6歳の公募モデルが出演するファッションショーが開かれる。

写真=元パリコレモデル田中レーヌさん(右)から目線や歩き方を学ぶ公募モデルさん

051008fassyon2_1この「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」は、同日麻生区役所周辺で開かれている「あさお区民まつり」のプログラムのひとつ。ひきこもりがちなお年寄りがおしゃれをして元気に外出することで介護予防をめざそうと、市民団体「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)がモデルを公募し2001年秋に福祉まつりプレイベントとして初めて開催、大きな反響を集めた。翌年からは区民まつりの日に催し、今年度から麻生区の「魅力ある区づくり推進事業」に位置づけられた。スポットライトを受けて観客の注目を集める「1日スター」にはまり、何度もチャレンジするモデルさんや、参加したことで交友の輪が広がり元気になった人も多くいるという。
今回は初心のコンセプトに戻り、65歳以上で出場経験のない人を優先することで6月に募集、孫など家族との出演も可能で53人が応募した。家庭や健康上の理由で途中で辞退した人もおり、当日舞台に上がるのは1歳から90歳の27人、このうち夫婦は1組、男性が4人参加している。
ファッションショーは、毎年テーマを決めて開いており、ことしは彩(いろ)。公募モデルらは、7月からそれぞれの個性を生かす色を発見するためのカラー講座、衣装あわせ、化粧法、元パリコレモデルによる歩き方などのべ17回学んだ。このほか希望者は、ショーの裏方を手伝う東京田中短期大学で染色も体験、衣装に添えるスカーフやコサージュなども手作りした。051008fassyon3_1
モデルさんらが当日着る衣装は、すべて自前で、なかには帯地のロングスカート、留め袖のワンピースなど着なくなった和服をリメイクしたオリジナル衣装もある。
ショーは、カジュアルな衣装中心の「色を楽しむ」、フォーマルな「注し色を使って個性の表現」の2部門。27人がスポットライトを浴びながら3カ月にわたり学んだ集大成を1時間30分の間に披露する。ショーのオープニングで、区のイメージソング「かがやいて麻生」を歌うコーナーもある。
05100fassyon4_1母親の着物でベスト作り染めも体験した同区王禅寺の長本裕子さんは「股(こ)関節を手術し、普通に歩けるようになった記念に参加しました。目標に向かい、毎日いきいきがんばれた」と当日を楽しみにしている。ママさんバレエボール全国大会に何度も出場経験を持ち大舞台に慣れているスポーツウーマンの鶴田千代子さんは「観衆には慣れているつもりでしたが全く違う世界で緊張してます。ここに参加してあまり着たことのない色が自分に似合うことに知りました」とこれまでとは違う自分発見にときめいている。夫婦で参加の下麻生の磯武美さん八重子さんは「趣味が違うので二人で出かけることが少なかったが、モデルをしている娘から勧められて参加した。姿勢、歩き方、色の勉強などすばらしい経験ができて、改めて娘の仕事の大変さもわかった」とにっこり。
ハートフルフレンズ代表の曽我さんは「今回は、初めての人ばかりだったので、
少し大変だったが、モデルになった人たちの生き生きした姿をぜひ多くの区民に観てもらいたい」とPRしている。

写真=上・手染めのショール(左)でポーズ、中・和服をリメイクした衣装、下・公募モデルさんに笑顔の大切さを話す講師の田中さん

関連記事=10月9日にあさお区民まつり

2005-10-08 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月 6日

10月9日にあさお区民まつり

小田急線新百合ヶ丘駅北口の川崎市麻生区役所と麻生市民館で、あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月9日(雨天決行)午前10時から午後4時まで催される。

ことしは、6月に発表した区のイメージソング「輝いて麻生」を広めるため野外ステージやファッションショーなどさまざまな場所で歌われるのが特色。
おもな催しは、区役所駐車場・広場で、焼きそば、うどん、フランクフルト、飲み物などの模擬店、区内産の野菜の即売、市民団体や企業によるバザーや作品販売。竹笛、人間ビンゴなどのふれあいゲームコーナーなどのほか野外ステージでは10団体が和太鼓、一輪車の演技、大道芸、ギター演奏、ロックソーランなどを披露する。
パレードは午前10時に区役所前道路の農住ビルから麻生一輪車クラブ、柿生中学校吹奏楽部、あさおまつり唄の踊りなど16団体が新百合ケ丘駅北口ロータリーまで行進。。道路ぞいでは下麻生、早野、岡上、夏蒐、ゆり、多摩美の6団体が太鼓を演奏、祭りを盛り上げる。
市民館は、ホールで午前11時から恒例の公募市民によるハートフルエイジファッションショーと午後2時からうたまつりコンテスト、ギャラリーで区内在住の画家による麻生美術家協会作品展、大会議室で麻生いけばな協会の生花展、ロビーでランの展示などが催される。
区役所ロビーでは恒例の老人クラブの作品展、鉄道模型の展示、麻生観光協会による特産物の展示、人権・行政相談などが行われる。
問い合わせは電話044(965)5183麻生区地域振興課内あさお区民まつり実行委員会。

関連記事=おしゃれで元気にと平均年齢74.6歳のファッションショー

2005-10-06 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月26日

KAWASAKIしんゆり映画祭:10月1日から多様な秀作30本を上映

050930uesuto市民手づくりの映画祭として人気のKAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会主催)が川崎市麻生区で10月1日から始まる。ことしは、映画の持つ多様性・豊かさを切り口に「ウエスト・サイド物語」「浮き雲」など懐かしの名画から、2004年の話題作「誰も知らない」などの劇場公開作品、中学生が制作した映画、昨年の新潟県中越地震で壊滅的な被害を受けた山古志村が舞台となった「掘るまいか〜手彫り中山隧道(ずいどう)の記録」など30本を上映。会場は、毎年映画祭に協力している小田急線新百合ケ丘駅前のワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘と新百合21ホール。

写真=「ウエスト・サイド物語」(上)、ジュニア・ワークショップの制作風景(下)。いずれもしんゆり映画祭実行委員会提供

同映画祭は、同区万福寺にある日本映画学校の講師や学生、市民で構成するKAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会(野々川千恵子委員長)が企画・運営。登録ボランティアのほか区内の福祉団体も参加し、映画の選択からチケットやプログラムの準備、当日の会場案内や保育など裏方をサポートする。内容は、劇場公開映画のほか日本映画学校の学生、中学生が制作する作品などジャンルもさまざま。監督や俳優のトークショーに加え、市民が制作する副音声や字幕を入れて上映するバリアフリーや保育など、映画を見る楽しみを多くの市民に広げようという、手づくりの映画祭ならではの趣向が随所にこらされているのが特色だ。
ことしは、10年間の積み重ねを生かしたスタートとチェレンジの年と位置づけ、2007年にオープンする予定の映像ホールを備えた「アートセンター」を視野に入れ、コミュニティ・シネマの具現化への取り組み、期間中に新百合ヶ丘雄編の商店や企業の協力による「映画祭フェア」も実施する。

10月1日、中学生の制作作品上映と旧山古志村支援上映会

050930eiga210月1日は、新百合21ホールで同映画祭の特色のひとつ「しんゆりから生まれた映画たち」と「がんばれ!山古志ふたたび」の上映会。午前11時から6年目となるジュニア映画制作は中学生ならではの発想と感性で制作した「チェンジ」「水色のしずく」の上映と制作した31人の中学生の体験談、映画評論家の佐藤忠男さんの講評も行われる。入場は無料。午後1時10分からは、日本映画学校の2004年卒業制作「僕たちはくり返していく」の上映と同作品を制作した菊地夢高監督、佐藤忠夫さんのトーク、入場は無料。
午後3時からは今回の映画祭の特別企画、旧山古志村の災害復興支援上映&現況報告会で、入場は目売り800円、当日1000円。上映作品は、映画祭運営委員の橋本信一さんが監督し初代実行委員長の武重邦夫さんがプロデュース、映画祭スタッフが制作に協力した山古志を舞台にしたドキュメンタリー「掘るまいか〜手堀り中山隧道の記録」。長岡市役所復興推進室主幹の青木勝さん、旧山古志村の人々、橋本監督、武重さんによるスペシャル・トーク「蘇れ、1000年の山古志!」。新潟中越地震時に何を思いどう行動したのか山古志住民の証言、被災後の住民救出映像、災害直後に上空から撮影した未公開映像も上映する。
メインプログラムの劇場公開作品は、10月7日から9日まで、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘と新百合21ホールで催される。

懐かしの名画から話題作まで一挙に上映

劇場公開映画のオープニングにはよみがえる名画として昨年の映画祭で行った市民投票第4位「ウエスト・サイド物語」を取り上げた。このほか「成瀬巳喜男生誕100年記念」「ラテンアメリカの風」「おすすめの秀作選」「韓国映画 異端の王者 キム・ギドク監督」「佐藤忠男アラブセレクション 映画からみえてくるアジア」「戦争と人間」「白鳥あかねの映画人生50年」「New WeveJapan」の6コーナーのほか、9日には「今日は家族(みんな)で映画」と題してまた家族4人で2000円(前売り)と特別料金の上映会もある。最終日の10日には映画おもしろ講座スペシャルとして映画制作の舞台裏をリポートしたドキュメンタリー「照明熊谷学校」の上映と本格的なライティングによる映画のワンシーンを再現するワークショップが行われる。
映画の内容と上映時間の詳細、料金は映画祭ホームページ= http://www.siff.jp/
入場券は川崎市生涯学習事業団(新百合21ビル内、10月3日まで)と各地のチケットぴあ(10月5日まで)と、新百合ケ丘ビブレ6階に設けられた映画祭ブース(水曜午後12~4時、土・日曜午後1~7時、)で販売中。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局。

2005-09-26 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月20日

音楽はつながりの糸:昭和音楽芸術学院で初のネットワークコンサート

050920nettowaku1【文】あさおランチタイムコンサート実行委員・金子 洋子

8月21日(日)新百合ヶ丘 昭和音楽芸術学院のホール「ラ・サーラ・スカラ」であさおランチタイムネットワークコンサートvol1(あさおランチタイムコンサート実行委員会、麻生区役所、昭和音楽大学主催) が開かれた。連日の暑さの中)170人が、4組の演奏を楽しんだ。

写真=山崎さん(ピアノ)・永井さん(フルート)・佐藤さん(チェロ)によるアンサンブル(上)、ピアノ演奏後にあいさつする松井さん(中)、熱唱する納富さんと伴奏の稲葉さん(下)

このコンサートは、奇数月の第4月曜日の昼休み麻生区役所ロビーにてランチタイムコンサートを行っている当実行委員会が初めて曜日、場所を変え幅広い年齢層、日ごろランチコンサートに来られない人々のためにと計画したものである。麻生区が掲げる「音楽が満ち溢れる魅力的なまち」をめざして、5年間のランチタイムコンサートの経験を生かし、音楽家の交流やネットワーク作りをお手伝いするために2004年度に立ち上げた「あさおランチタイムコンサートネットワーク」がこれまでの出演者らに呼びかけた最初のコンサートとなった。050920nettowaku2_4
プログラムは二部構成。一部の最初は、数々の賞を受賞した松井香織さんのピアノによるオペラ歌曲の演奏。だれもが聞いたことのある「フィガロの結婚」などがピアノ曲となって流れてきた。次は佐藤翔さん(チェロ)、永井由比さん(フルート)、山崎明子さん(ピアノ)によるアンサンブル。「アメージンググレース」や中島みゆきの「時代」などなじみの曲が演奏された。永井さんは話術もたくみで司会もお手のもの、観客を引き込んでいた。
二部は納富景子さんのソプラノ独唱、稲葉和歌子さんのピアノにあわせ甘い歌声で「夏の宵月」、「初恋」など6曲たっぷり聴かせた。歌の説明もわかりやすい。最後は村田千佳さん平部彩夏さん安井千恵さん萩原千穂さん四人組のめずらしい女性によるトランペット四重奏、ピアノ佐藤圭さんで演奏、五人共同じ大学の卒業生で若さいっぱい。日本 童謡や美空ひばりの曲を演奏した。そして最後は出演者、観客一緒に「海」を大合唱して幕となった。050920nettowaku3_1
アンケート調査でも好評を得、クラッシク音楽以外ジャズ,シャンソン、軽音楽なども聴きたい、ラ・サーラ・スカラでの再演,、麻生市民館大ホールでの開催を望むなど多くの意見をいただいた。

音楽はつながりの糸、、、色とりどりの糸がこれからものびて繋がっていくことを望みたい。出演者、会場を提供してくれた昭和音大に感謝する。 

2005-09-20 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月15日

麻生区の田んぼでかかしまつり:弁慶など力作が28体

05091501川崎市麻生区古沢の水田で9月10日、テレビや映画に登場する人気キャラクターなどユニークなかかしを展示する恒例のかかしまつり(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)が行われ、親子連れなど約500人が参加した。

ことしは区内の子ども会や体験農業、地域活動グループ14団体のほか有志や個人から、大河ドラマの「弁慶」、映画『ハウルの動く城』の妖精「カブ」、カー ドゲームの「ムシキング」など27体が出品され、審査の結果、金程富士見子ども会が制作した「弁慶」が区子ども会連合会会長賞に選ばれた。
かかしは、9月17日ごろまで同会場に展示されている。

2005-09-15 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月14日

柿の実幼稚園のママさんオーケストラが園外で初演奏

050914kakinomi1_3川崎市麻生区上麻生の「柿の実幼稚園」(小島澄人園長)の園児と卒園児の母親で結成する器楽演奏サークル「どれみふぁ柿の実」(木下真紀子部長)が9月17日、麻生市民館大ホールで午後2時から開かれる「フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサート」に初出演、地域の音楽団体として園外での活動の第一歩を踏み出す。

写真=どれみふぁ柿の実の練習。子どもを抱いて
(右)フルートを吹くメンバーも

午後2時からのコンサートでは、3部「”どれみふぁ柿の実” 音楽とあそぼうよ! みんなあつまれ」に出演、「勇気100%」「シンコペーテッド・クローク」「おもちゃのチャチャチャ」「世界にひとつだけの花」「マツケンサンバ」の5曲を演奏する。このうち「おもちゃのチャチャチャ」は、会場の子どもやメンバーの子どもに舞台参加を呼びかけ、打楽器のカスタネット、鈴、ギロのほかプラスチック製洗濯板やペットボトルの凹凸部分を使って音楽遊びを取入れ、子どもと共に演奏する。またマツケンサンバは、パーカッションメンバーがサンバのステップと踊りを披露するなどひと味違った楽しい舞台を演出する。
今回のコンサートの出演は、乳幼児からお年寄りまで幅広い年代が楽しめるコンサートをめざすフレッシュアンサンブルの代表丸山さんとどれみふぁのメンバーが、同じ住宅地に住んでいたからとんとん拍子に話が進み実現した。
フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサートの記事はこちら

 活動6年目に舞い込んだ園外のコンサートに向け、猛練習

050914kakinomi2_1「どれみふぁ〜」は、園児と係わるさまざまな遊びや催しを企画する小島園長主宰の「ひだまりサロン」が、「子どもに生の音楽を聴かせるため、オーケストラサークルを作りませんか」と園児の母親に呼びかけ、1999年9月に13人でスタート。オケ演奏には人数が足りないため音楽経験者を誘ってメンバーを19人に増やし、その年の12月に初演奏会「クリスマスコンサート」でデビューを果たした。以後、夏のファミリーコンサート、クリスマスコンサート、お別れコンサートと年3回演奏会を開いている。
園児対象の演奏会のため、馴染みのクラシックや子ども向きの映画のテーマソングのほかダンスなどを取り入れたあきない演出が必要。このためパート部会のほか、演奏会の音楽を選曲する企画、楽譜、音響の部会を設け、プログラム、ポスター、衣裳制作もすべてメンバーが分担して行っている。
5年目の2004年、サークルのロゴを作成しそろいのTシャツを作った。同園のサークル活動室「柿の実ぶんぶん」で毎週金曜日に練習を行っている。発足時からコンサートマスターとして音楽指導や編曲も手がける町田市のバイオリニスト徳山真理さん、運営委員を長く務めメンバーから「顧問」と呼ばれて楽譜の準備をする麻生区上麻生の福士陽子さんを中心に、現在、音楽大学卒業者や学生時代に吹奏楽・オーケストラを経験した人や音楽・ダンス好きな20代から40代の36人が所属。4人の子どもを育てる元ジャスドラマー、ラジオ局のディスクジョッキー経験者、音響スペシャリスト、ダンスの指導者などさまざなな才能を持つ人が多い。結婚、出産などで中断した音楽活動ブランクを埋めたいと思っているメンバーが多く、子連れで練習に参加できるため、練習中に授乳したり、出産直前まで参加する熱心な人もおり、6年間で70〜80曲を練習した。
今回の演奏会は、これまでのレパートリーのなかから選曲。どれみふぁにとっては初の大舞台での演奏とあって、出演する20人は、定例日以外にも時間を作り猛練習にはげんでいる。徳山さんらは「地域の音楽活動に参加できるのは光栄なこと。この経験をつないで活動の幅をひろげてたい」と喜んでいる。

写真=お母さんら一緒にパーカッションの練習をする幼児

2005-09-14 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月13日

麻生市民館で17日、フレッシュアンサンブルがコンサート:斉藤区長も1日指揮者で出演

050912furesyu1川崎市麻生区を拠点に地域に根ざした活動を行っている「フレッシュアンサンブルかわさき」が、9月17日午後2時から4時30分まで麻生市民館大ホールで10回目のコンサート開く。今回のコンサートは、麻生区文化協会の文化祭洋楽部門参加となり、斉藤隆区長が1日指揮者として出演、大井紀雄麻生市民館長も演奏者として舞台に登る。

フレッシュアンサンブルかわさき(丸山博子代表)は、麻生区の白山中学と川崎市新人音楽会公開オーディションの合格者を母体とした若手音楽家のグループで1995年に結成した。今回のコンサートは「仲間と音楽家たちと 新鮮な出会い」をテーマにフレッシュのメンバーだけで構成するプログラムと地域の音楽団体と連携するプログラムのほか、特別企画のオープニングがあり、幼児から中年までの幅広い年代のプロ、アマが出演する。050912furessyu2_1
オープニングは、麻生文化協会が「音がつなぐ・響きが語る・かがやきの街『麻生』」のタイトルでことし制定された区のイメージソング「かがやいて麻生」を広めるため、「あさおk&kコーラス」が斉藤区長の指揮でこの曲を合唱する。このほか溝の口マンドリンアンサンブル所属の麻生市民館長と山口秀則さんによるユニット「みぞのくちデュオ」がギターとマンドリンで「スペイン風奇想曲」を演奏する。「あさおk&kコーラス」は、この演奏のために結成した区民と同区職員有志の市民合唱団で、丸山さんの指導で7月29日から練習を重ねてきた成果を初めて披露する。
1部「響きと語り合う夢」と2部は「アンサンブルとソプラノの楽しみ」はフレッシュのメンバーが6人が出演。平間沙弥子さんのピアノで「ノクターン第5番」、鈴木智子さんのバイオリン・名越小百合さんのピアノで「バハネラ」、名越さん(ピアノ)が「超絶技巧」より、鈴木さん(バイオリン)、羽場万純さんのビオラ、横溝宏幸さんのチェロで「6つの弦楽3重奏曲作品47」より3曲を、五百沢春奈さんのソプラノ、名越さんのピアノ伴奏で「おつかいありさん」ほかを演奏する。「おつかいありさん」ほかを
3部の「"どれみふぁ柿の実” 音楽とあそぼうよ! みんなあつまれ!」は、地元幼稚園のお母さんらの音楽グループ「どれみふぁ柿の実」がクラシックからはやりの「マツケン サンバ2」を演奏、会場の子どもにも呼びかけて「おもちゃのチャチャチャ」を演奏する。
入場は無料。問い合わせは電話044(989)1338丸山さん。

2005-09-13 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月 9日

麻生区役所柿生連絡所で元企業戦士らが絵画展

050909kaigtenn第二の人生をセミプロ画家や陶芸家として活躍する平均年齢70歳以上の元”企業戦士”が制作した風景画や陶芸作品が、9月8日から川崎市麻生区の麻生役所柿生連絡所で展示され、庁舎を訪れた市民をなごませている。

写真=作品を前に記念写真に応じる合掌さん、岡西さん、朝倉さん

作品を出品しているのは「V Age Club」所属する麻生区の岡西孟太郎さん、多摩区の戸田道男さん、町田市の朝倉康之さん、厚木市の合掌行平さんの4人。「油絵・パステル・水彩画の3人展」と名付けられた今回のグループ展は、同連絡所にギャラリーがあることを知った柿生地区に住む岡西さんが、絵画仲間に声をかけて実現、陶芸が趣味の合掌さんも急きょ賛助出品することになった。
展示作品は、川崎美術協会会員で画歴5年の岡西さんが描いたユングフラウ、富士山、薬師池など自然豊かな風景の6号から20号のパステル画6点。画歴40年以上での朝倉さんが海外赴任時代に描いたチリの町並みなどの4号の水彩風景画6点と会場全体の看板役を担う30号の油絵1点。中断期間があるものの学生時代から数十年間日曜画家を続ける戸田さんが自宅周辺の登戸、稲田堤、向ヶ丘、生田の風景を描いた8号から15号の油絵5点。陶芸歴6年の合掌さんの花器、透かしを入れたスタンドなど6点。いずれも色使いが明るくみずみずしい感性で制作されており、みごとな出来映え。作品制作で第二の人生を謳歌するだけでなく、創造的なチャレンジに充実感を見い出している。なかでも短期間でめきめき腕を上げた今回の作品展のリーダー岡西さんは、2004年に上野の森美術館風景画コンクール入選作「富士山交響曲」と全国組織美術団体「蒼騎会」公募展入賞作「ユングフラウの岩塊」を展示する力の入れようだ。
「V Age Club」は高齢化社会の貢献策として「高度成長・発展期を企業の中枢で活躍した体力・精神力がタフな世代の人たちがリタイア後、永年培った経験・技能・人脈を生かせる場づくりをめざす」ことを目的に1996年にミサワホーム提案した企業メセナのひとつ。Vはバイタリティー、ビクトリーなどの意味が込められている。ミサワ撤退後の2002年からは会員が自主的に運営しており、現在、会員は約500人。首都圏各地に約20の地域交流会を持ち、毎月定例会を開くほか趣味や研究などのグループ活動も行っている。
永年、建築家と画家の二足のわらじで活躍する朝倉さんは「中央画壇に対抗したい」と意気盛ん。岡西さんは「V Age Clubは都心で作品展を開いているが、地域に根ざした展覧会も必要と思い、近くの仲間に声をかけた。それぞれの個性を感じてもらいたい」と話している。
会期は14日(土・日曜も開場)までで、時間は午前9時から午後4時30分。
問い合わせは電話044(989)0770岡西さん。

2005-09-09 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月 7日

麻生市民館で9月10日「短歌とタンゴのつどい」:万葉九条の会が主催

歌人・馬場あき子さんの講演、短歌絶叫、タンゴと異なる文化のコラボレーションで憲法九条について考えるユニークな催し「輝け憲法九条〜短歌とタンゴのつどい」が9月10日午後12時40分から川崎市の麻生市民館大ホールで開かれる。

主催するのは、麻生区を拠点に活動する「万葉九条の会」。同会は、麻生区在住の歌人・岩田正さんから万葉集や近・現代の和歌を学ぶサークルが母体となり2004年秋に発足。事務局の福圓葉さんによると「万葉集は貴族の和歌集ではなく普通に暮らす民衆の歌が多い。憲法というと構えてしまう人もいるが、平和を願う普通の市民感覚で楽しく憲法9条の大切さを広めたい」と、万葉集を基調に据えた活動を行っている。ことし4月、同館大会議室で万葉集と憲法についての講演会・音楽会を初めて開き、好評を集めた。
第2弾の今回の催しは、講演、コンサートの二部構成で催される。1部は、白梅学園大学教授で社会福祉法人ひまわりの会理事長の佐野英司さんが「戦争と私たちのくらし 社会福祉と憲法を考える」、麻生区在住の歌人・馬場あき子さんが「万葉集 愛の歌人たち」の演題で各40分講演する。2部は、NHK短歌の講師も勤め歌謡・肉声の復権をめざし大声で短歌を歌うコンサート活動をしている歌人・福島泰樹さんが、生演奏付きで伴奏で自作の短歌を絶叫。タンゴボーカリスト・山崎美枝子さんとタンゴの伝統的古典的演奏をする「オルケスタ・テイピカ・パンパ」のタンゴ演奏と盛りだくさん。
会場では、「麻生区九条の会」の活動紹介パネルなども展示する予定。
入場は500円。問い合わせは044(986)0606万葉九条の会。

2005-09-07 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月 2日

川崎授産学園が地域貢献で初の園外作業:「柿生村・岡上村生誕100年碑」を修復

050902kinennhi4恩師に教わった技術でふるさとの歴史を再認識して——川崎市麻生区の福祉施設「川崎授産学園」の通所生と市民ボランティアが9月2日、麻生区役所柿生連絡所に設置されている「柿生村・岡上村生誕100年記念碑 柿生・岡上字名図」の修復作業を始めた。

写真=記念碑の修復作業をする川崎授産学園つつじ工房のメンバー

記念碑は、高さ170cm、幅160cmの黒と赤のみかげ石製。表面に柿生村・岡上村の字名と神社、寺、村役場や学校、分教場などを彫刻した高さ101cm、幅111cmの銅板が埋め込まれている。柿生村・岡上村は市制・町制制公布を受け、翌1889年4月に近隣の村を統合して誕生、50年後の1939(昭和14)年に両村とも川崎市に編入し今日に至っている。
碑の制作は、両村誕生100年と市制編入50年にちなみ、開発が著しいふるさとの歴史や生活文化などの記録を次の世代に残そうと地域住民らで組織した「柿生村・岡上村100年祭実行委員会」(中島豪一実行委員長)が実施した記念事業のひとつ。高津区在住の抽象画・銅版画家の立山崇さん(故人)に設計・制作を依頼し、1993年3月に建立した地域の貴重な財産だ。建立当時はピカピカだったが、10年以上風雨にさらされて表面が黒ずみ、最近は文字が読みにくくなっていた。

 村の生誕117(いいな)年にちなみ、記念碑や写真で柿生をPR

050902kinennhi3柿生・岡上村誕生から117年目にあたることし、「いいな(117)!『柿生』のまち」を合い言葉に同連絡所では、実行委員会などと協力して記念碑の修復や100年祭で集めた昔の写真を利用してインターネットギャラリーの開設や写真展の開催などを予定している。
2004年1月に亡くなった立山さんは、早稲田大学建築学科を中退して画家となり多摩美術大学教授や二科会評議委員務めた抽象画の重鎮。銅版画の先駆者として銅地の印刷や表面処理の特殊技術を開発、1981年に開設した川崎授産学園の草創期に、園生たちにその技法を伝授した。
こうした縁から「いいな『柿生』〜」第一弾となる修復作業は、障害者の社会参加活動として同学園が担当することになった。
作業は、彫刻を保護するために施されている銅板表面のコーテングをはがし、サビを落としてから酸化防止剤をかけるというもの。通所施設「つつじ工房」の19歳から52歳の銅板作品作業班7人が作業に当たるが、天候や園の日程なども考慮し、終了まで約20日を予定している。
初日の2日には、40、50代の男性5人が参加。炎天下のなか、マスクとビニール手袋をしてシンナーを染みこませ布で銅版のコーテング材をはがす作業を行った。参加者のなかには、立山さんから直接指導を受けた人もおり、恩師の作品の表面をひたすらみがく根気のいる作業に熱心に取り組んでいた。この日は、昼前に「光化学注意報」が出たため、作業は午前中の1時間で中断。ひと仕事終えた通所生は「きょうは暑くてたいへんだったけど、少しきれいになってよかった」とにっこり。050902kinennhi1jpg
記念碑は公道に面した門に設置されているため、同園でボランティア活動を行っている逢沢良子さん、小幡久美子さんら区内在住の30代から50代の女性7人が、期間中交代で交通安全の確認や作業をする人の体調などを見守るボランティアをする。逢沢さんらは「地域で暮らす人が支え合うことが大切。作業に直接かかわるわけではないけど、社会参加のお手伝いをしたい」と話している。
初日の作業を見守った中島実行委員長は「黒ずんで文字が読めなかったので、修復作業は本当にありがたい。柿生地区は新住民も増えており、きれいになった記念碑を見て、第二故郷として郷土の歴史や文化にふれてもらいたい。参加した人の輪と障害者が社会参加する機会が広がることを期待したい」と語っていた。
つつじ工房施設長の佐久間渡さんは「通所生が集団で街に出て仕事をするのは初めてで少し不安だったが、恩師の作品でもあり地域への感謝を込めて引き受けることにした。いい機会をもらい感謝しています」と話していた。

写真=上・つつじ工房のメンバーを見守る女性ボランティア(右)、下・作業前に記念写真に応ずる中島実行委員長(後列・右端)、つつじ工房の佐久間さん(後列左端)とメンバー、ボランティアら

2005-09-02 in 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月27日

麻生小学校でなつやすみ野外上映会:1200人が名作「スタンド・バイ・ミー」楽しむ

川崎市麻生区の麻生小学校校庭で8月27日夜、なつやすみ野外上映会が開かれ、親子連れなど約1200人の市民が、飲食自由な開放的雰囲気の中でステーブン・キング原作の名作「スタンド・バイ・ミー」(1986年、アメリカ、88分)を楽しんだ。

上映会は、小田急線新百合ヶ丘駅周辺で10月に開催する「しんゆり映画祭」のプレイベントとして川崎市と芸術のまちづくり推進委員会が催す恒例の上映会。「夏休み最後の土曜日に親子で映画を」と麻生区魅力ある区づくり推進事業のひとつに指定され、無料で名作を鑑賞できる機会とあって毎年人気を集めている。
上映に先立ち、昨年東日本吹奏楽大会に初出場して中学校フェスティバル部門で最優秀賞を受賞した柿生中学吹奏楽部60人が渡邊寿子教諭の指揮で「スタンド・バイ・ミー」テーマ曲や「ミス・サイゴン」などを体を動かしながら演奏、盛んに拍手を浴びていた。
演奏前に行われたセレモニーで野々川千恵子実行委員長は「映画祭は11年目を迎え、新たなスタートとして31作品を上映する。今日は、ボランティアスタッフが会場にいろいろな仕掛けをしているので、本番同様充分に楽しんでもらいたい」とあいさつ。この日はどんよりと厚い雲に覆われて雨が心配されたが、なんとか天気が持ちこたえ、主催者をほっとさせた。
会場は、映画祭ボランティアスタッフが、上映作品の背景にちなんで1960年代のアメリカをほうふつさせるダンボールや木製のキャデラックや蒸気機関車、ジュークボックスなどを設置、上映会を盛り上げた真っ赤なキャデラックの中に入って記念撮影する家族連れなどもいた。また、コーラのガラスビンやを色とりどりのペットボトルなどを並べて光の芸術空間を演出、参加者は芸術の街ならではのイベントを満喫した。

2005-08-27 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月25日

ゆりがおか児童合唱団が8月27日に演奏会

050825yurigaoka1川崎市内麻生区を拠点に活動するゆりがおか児童合唱団(山田榮子代表、甲斐千尋団長)が、8月27日午後4時から麻生市民館(川崎市麻生区万福寺1-5-2、小田急線線百合ケ丘駅下車2分)で29回目の定期演奏会を開く。この演奏会は、20回目の「麻生音楽祭」協賛イベントのひとつにとして催される。
今回は、創立35周年記念として作曲家で世界的に著名なピアニスト高橋悠治さんに委嘱した作品を高橋さん自身のピアノ演奏で初演する。

写真=練習中の高橋悠治さん(右)と子ども

050825yurigaoka2演奏会は4部構成で、団員37人と0Gコーラス「コール・リーリエ」、団員の母親らが出演する。1部はヘンリー・パーセル作曲「Sound the Trumpet」とモーツァルト作曲「Alleluja」ほか。2部は創立25周年委嘱作品の林光作曲「世界のなぞなぞ」、3部は柴田南雄作曲「秋来ぬと」で西陽子さんが箏を演奏しOGや母親有志もステージで歌う。4部は創立35年と著名なモダンダンサー石井かほるさんの指導20年を記念し、高橋悠治さん作曲の「ふしぎな国から」をシアターピース形式で歌う。
「ふしぎな国から」は、「いじめによって死んだ子ども」をテーマにした作品。作曲者の高橋さんによると、詩人の藤井貞和さんが兵庫県で起きた校門で子どもが圧死した事件などを題材に書いた6編の詩を死んだ子どもたちが行く学校という設定にした作品で、演奏時間は約20分。050825yurigaoka3
この作品は、石井さんの依頼で昨年同合唱団の定期演奏会を見て子どもの世界をイメージして3月作曲が完成、5月からは練習に定期的に参加している。例年のシアターピースのようにストーリーが展開する作品とは異なり、魂のありようを扱っているため大きな動きは少なく、座って歌うシーンも多く、合唱の基礎ができていないと歌えないような難しい作品だ。高橋さんは「ことばの意味は、いまよくわからなくても、この歌を歌うことでいつか理解できるときが来る」と笑顔を絶やさず練習に参加している。
同団は、子ども時代にひばり合唱団に所属した山田さんが、地域のこどもの合唱の楽しさを知ってもらいたいと当時住んでいた百合丘団地内の集会所で始めた。設立10年目までは地域の合唱祭に出演する程度だったが徐々に合唱技術が上達。いまは子どもの美しい歌声に注目が集まり、ジョイント出演の依頼やコマーシャル出演、海外演奏も行っており小学校の音楽教科書用に付くCDにも採用されるなど幅広い活動を行っており、母子2代の団員もいる。体を動かしリラックスすることで歌う喜びをもっと味わわせたいと、シアターピース形式やミュージカル仕立てのプログラムを取り入れ、舞台衣装は団員の母親らが手作りして毎年夏に定期奏会を開いている。
こうした活動が評価され、昨年は高津区諏訪で童謡記念館館長で作詞家の小黒恵子さんが設立した「花とライオン児童合唱音楽賞」を受賞、この賞金は今回の委嘱作品の費用として使われた。
石井さんは「これまで動くことで声を出させてきたが、歌声で心や魂の世界を表現できたらすばらしいと思う。今の時代にぴったりの内容なので、聴いている人の心に響くような舞台にしたい」と例年に増して熱い指導をしている。山田さんは「天才的な作曲家と著名なダンサーからいただいた貴重な作品。当日はピアノまで弾いて頂き、団にとってはとても名誉なこと。ぜひ、こどもたちの歌声を聴いてほしい」と話している。
入場は無料だが、すでに入場配布券を配っているため、当日券のみとなる。問い合わせは電話044(953)2696牧野さん。

写真=振りを指導する石井さん(左)、練習中の子どもたち

2005-08-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月20日

麻生区で8月27日に野外映画会:名作「スタンド・バイ・ミー」を上映

夏休み最後の土曜日に親子で映画を楽しんでと、8月27日の夜、小田急線新百合ケ丘駅近くの麻生小学校校庭で恒例の野外映画会が開かれる。ことしの作品は、少年から青年に変わる一コマを描いたステーブン・キング原作の名作「スタンド・バイ・ミー」(1986年、アメリカ、88分)。また地元の中学校が吹奏楽演奏で参加し、地域に根を下ろした催しとなる。

野外映画は、10月に開く映画ファン待望の「しんゆり映画祭」に先立ち、プレイベントとして川崎市と芸術のまちづくり推進委員会が催す恒例の上映会。6回目のことしも屋台村を設置して「夏の夜祭り」的に食べ物、飲み物も自由な開放的雰囲気で親子で楽しめる作品を鑑賞する。
午後7時からの上映に先立ち、午後6時10分から昨年東日本吹奏楽大会に初出場して中学校フェスティバル部門で最優秀賞を受賞した柿生中学吹奏楽部が「ミス・サイゴン」などを演奏する。
会場は、午後5時から公募区民の団体などによる焼きそばや飲み物、カキ氷などの屋台村が出現、「夏まつり」のムードを盛り上げる。また校庭を作品に併せ「オールディーズ・アメリカ」風に演出して「秘密基地」にみたてたスタンプラリーも催す。
入場は無料で、雨天の場合は同小体育館。問い合わせは電話044(953)7652しんゆり映画祭事務局。

2005-08-20 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月16日

麻生区の老人施設で戦争をテーマにミニライブ

050815tukusi1終戦の日の8月15日、川崎市麻生区上麻生の老人介護支援センター「つくしの里」で戦争をテーマにしたミニライブが開かれ、観客の高齢者は平和の大切さを感じながら歌や紙芝居を楽しんでいた。

050815tukusi2演じたのは「フレッシュアンサンブルかわさき」を主宰する同区白山の音楽家丸山博子さん。このライブはフレッシュが11月からシリーズで催す「ポエム&講座コンサート」の予告編としてシリーズの会場のひとつとなっている「つくしの里」で、デイケアセンター利用者を対象に催したもの。
丸山さんは、国境を守る2つの国の兵士の友情を描いた小川未明作の童話の紙芝居「野バラ」を朗読、その後ウェルナーの「野ばら」などをエレクトーンで演奏した。観客の約40人のデイケア利用者は、ストーリーが大きな鉄砲の音とともに戦争の話になると緊張した面持ちで身を乗り出して熱心に聴き入り、音楽になると丸山さんのリードにあわせやわらいだ表情で歌った。
同区の小浜千鶴子さん(81)は「平和な時代だから(車イスで)こういうところに来ることができる。昔コーラスをやっていたので、久しぶりに大きな声で歌ってとても楽しかった。」と笑顔で話していた。

2005-08-16 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月11日

昭和音楽芸術学院で8月21日にコンサート

新百合ヶ丘駅前の昭和音楽芸術学院のラ・サーラ・スカラで8月21日午後2時から4時まで「音楽はつながりの糸 あさおランチタイムコンサートネットワークコンサートvol.1」が開かれる。

コンサートは、5年前から奇数月の第4月曜日に麻生区役所ロビーで開いている「ランチタイムコンサート」の番外編。音楽の街づくりを進めるためにと、普段ランチタイムに参加できない人のために5年間の実績を生かし、い ろいろな場所で気軽に音楽を楽しんで「あさおランチタイムネットワークコンサート」と名付け、今年度から日時や場所を変えて同区などが主催する。
番外初の今回は、昭和音楽大学と共催、入場は無料だが事前に申し込む。定員は180人。
出演は各地で演奏活動をする1個人3団体で、川崎を拠点に活動するフレッシュアンサンブルかわさきのメンバーもいる。演奏者と曲目は、松井香織さんのソロピアノ「フィガロの結構」ファンタジー、「歌に生き、恋いに生き」ほか。ピアノ山崎明子さん、チェロ佐藤翔さん、フルート永井由比さんの「アメイジンググレース」「リベルタンゴ」ほか。ソプラノ納富景子さん、ピアノ稲葉和歌子さんの「オンブラマイフ」「私の愛しいお父様」ほか。トランペット四重奏のユニットShe's(村田千佳さん・平部彩夏さん・安井千恵さん・萩原千穂さんのトランペット、ピアノ佐藤圭さん)の「コルネットカリヨン」「日本の童謡メドレー 夏」ほか。
申し込みは、往復葉書に入場希望者全員の住所、氏名、年齢、性別「コンサート希望」と書き、郵便番号215-8570(住所不要)麻生区役所地域振興課へ8月16日(必着)までに郵送する。応募多数の場合は抽選。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区地域振興課。

2005-08-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月30日

麻生区の授産学園で夏祭り

川崎市麻生区の福祉施設「川崎授産学園」で8月2日、ふれあい夏祭りが開かれる。

地域に開かれた施設をめざす同学園では、毎年この時期に夏祭りを開催、ハンデを持つ人と地域の人が一緒に盆踊り輪を繰り広げる。当日は、同園の作業作品も展示即売するほか、焼きそば、たこ焼き、かき氷などの模擬店やゲームコーナーも設ける。時間は午後5時30分〜8時15分、雨天の場合は3日に順延。新百合ヶ丘南口バスロータリーで午後3時30分・4時30分・5時30分・6時30分に学園のマイクロバスの送迎がある。問い合わせは電話044(954)5011。
交通=小田急線新百合ケ丘駅または百合ケ丘駅から千代ケ丘行き、千代ケ丘下車徒歩10分。

2005-07-30 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月 8日

麻生水処理センターで7月21日にホタル観賞会

川崎市麻生区上麻生の麻生水処理センターふれあいの広場で7月21日夜、恒例のホタル観賞会が開かれる。

特定非営利活動法人「麻生環境会」(鈴木有委員長)が「いまの子どもたちにも、ホタルを見せよう」と催すもの。同会は、センター屋上や広場の利用受け付け のほか、センター内の草刈りや麻生川の清掃などを行うボランティア団体。ホタルやドジョウが住める環境を取り戻そうと10数年前から、同センター職員らの 協力を得てかつて一面の田んぼだった同所内に残る昔の水路につぎ足す形で人工の水路を作り、ホタルの住める里づくりに力を入れている。昨年夏に、特定非営 利活動法人となり、センター内や周辺の環境改善に力を入れている。
ホタルが産卵して育つ環境を作るのは難しく、95年から毎年ヘイケホタルを求め、水路上に作ったケージに入れて観賞会を開いており、毎年楽しみにしている市民も多い。
観賞会は、午後6時からだが、ホタルが光りはじめるのは午後7時ころの予定。を問い合わせは電話044(988)1254鈴木さん

2005-07-08 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生区役所柿生連絡所で手工芸合同作品展

050708syukougei-1川崎市麻生区上麻生の麻生区役所柿生連絡所展示スペースで、7月5日から区内の主婦らが制作した籐のアサガオやパンフラワーなど手工芸作品が展示され、庁舎を訪れる人をなごませている。

展示会場近くの柿生地区会館を拠点に活動する「籐工芸コスモ」「アトリエパンフラワー」「デコパージュ柿生」の合同作品展で、区内の主婦など23人が作ったカゴ、ランプ、花、テッシュボックスなど約100点の作品を展示している。会期は12日まで。
会場ではその場で完成する籐工芸ミニ講習などの無料体験コーナーも催され、作品を展示した主婦らが希望者に指導する。050708syukougei2

合同作品展を開く3団体は、同区片平の手工芸研究家・大塚久美子さんが指導するグループで、展覧会にちなみ7月に無料講習会を開催する。日程と内容は、籐工芸が12日・19日(籐の花、トルコキキョウ、材料費1000円)、パンフラワーが20日(バラの花飾り写真たて、600円)、デコパージュが21日(プランターに花プリントをデザイン、500円)。時間はいずれも午前10時〜正午。
問い合わせは電話044(987)2795大塚さん。

2005-07-08 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月 4日

麻生消防団が小型ポンプ操法大会:東柿生分団下麻生班が1位に

050703ponpu川崎市の麻生消防団(横田豊団長)が6月26日、川崎市麻生区上麻生6丁目の水処理センターで小型ポンプ操法大会を開き、東柿生分団下麻生班が1位の優良賞に選ばれた。

050703ponpu2大会には同団の麻生東・柿生・東柿生の3分団に所属する全12班の若手団員48人が出場。炎天下の中、決められた手順に添って重いホースを抱え汗だくになりながら日ごろの訓練の成果を披露、先輩や家族から声援を受けていた。
大会の競技は4人編成の各チームが、まず重さ約80キロのポンプを持ち運び、20mのホースを3本つないでポンプから53mの地点でホースの筒先をかまえて10メート先に設置された的に放水して的を倒し、その後ホースを収納するまでの早さと正確さを競う。火災時に迅速、的確に行動するためにホース延長から放水までが45秒、収納が120秒と基準時間が設けられており、伝達時間も含め約3分間の勝負だ。麻生消防署(松尾茂美署長)の中野健二統括主幹ら8人がスピード、節度、安全性などを審査した。
競技終了後には、人命救助の時に離れた場所にロープを渡す麻生署の特別救助隊による「救命策発射銃」の模範演技が行われ、参加者は熱心に見入っていた。
大会の結果は、東柿生分団下麻生班(指揮者・志田克己、1番員・奈良勇、2番員・鈴木昌一、3番員・齊籐浩城)が優秀、柿生分団栗木班(指揮者・鈴木崇夫、1番員・小林和広、2番員・鈴木宏司、3番員・飯草昭夫)が優良賞を獲得した。また全出場者のなかから各部所の表彰も行われ、指揮者は鈴木洋(東柿生分団王禅寺班)、1番員白井兼司(麻生東分団細山班)、2番員鈴木宏司(柿生分団栗木班)、3番員緒方和哉(東柿生分団真福寺班)が選ばれた。(以上敬称略)

2005-07-04 in 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年6月17日

新百合ヶ丘のあさひ銀行跡地に市民利用施設:6月18日のフォーラムで素案公表

小田急線新百合ヶ丘駅南口の旧あさひ銀行グランド跡地に建設される「(仮称)新しい市民利用施設」について素案を発表するフォーラムが、6月18日午後1時30分から4時30分まで麻生区役所で催される。

市民利用施設はグランド跡地の開発に伴って事業者の協力で整備されるもので、素案は、公募の市民や区内の各種団体の推進委員で構成する「(仮称)新しい市民利用施設市民検討委員会」が、施設の内容などついて昨年12月から検討を重ねてきた。
フォーラムでは、施設の目的や機能などの基本方針を区民提案の素案として発表、ついで参加者と委員が意見交換を行う。対象は自由で、参加は無料。
この日出された意見をふまえて区民提案をまとめることにしている。
問い合わせは電話044-965-5116麻生区役所地域振興課。

2005-06-17 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生区で親子250人が田植え:小さな手で苗植える

05061702taue川崎市麻生区古沢の田んぼで11日、親子体験農業の田植えが行われ、小学生や親子連れたちが5時間がかりで約1200平方メートルの田にモチ米の苗を植えた。

田植えは、米作りの一連の作業を通し親子のきずなを深めながら都市農業を考えようと、麻生区魅力ある区づくり推進事業として農家の協力で小学生の親子を対象に毎年行われており、抽選になるほどの人気。ことしは91家族324人が参加した。
子ども会連合会、青少年指導委員会、体育指導員会の3団体で実行委員会(山崎優実行委員長)を結成し、同所・鈴木宏平さん方の水田や畑を借りて、委員が苗床つくりから種まき、田起こし、しろかきなどの裏方の作業を担当している。
05061701taue田植えには約60家族250人のほか磯野俊男副区長も参加。区内で農業を営む井上清士さん、長瀬和徳さん、井上文治さん、鈴木満寿雄さんの指導で、近くの畑で育てた「おか苗」を摘み取ってたばね、12班に分かれて田んぼに入った。
小学生の兄弟についてきた就学前の幼児も多く、なかにはオムツのままの子もくわわり、子どもたちは親や祖父母と一緒に泥まみれになって小さな手で懸命に苗を植えていた。この日は曇天でときおり涼しい風が吹く田植え日和の上、昨年に続いて参加した家族も多く、作業は順調に進み、例年より30分余り早く植え終わった。
体験農業は、7月に草取り、8月に網掛けとかかしづくり、9月にかかしまつり、10月に稲刈り、11月に脱穀・もみすり、収穫祭のもちつきが行われる。
古沢地区にはまだ農地が残っているが、水田はこの親子体験会場と古沢会館近くの2カ所だけに減った。

2005-06-17 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年6月14日

麻生区のイメージソング 4歳から80代の区民が練習

050614gassyo1川崎市麻生区のイメージソングがこのほど完成、6月11日から始まった麻生音楽祭でさまざまな形で披露されている。
4日目の6月19日には、オーケストラ演奏に合わせ市民がイメージソングを歌う催しが企画され、公募に応じた市民による合唱練習が6月1日と9日に麻生市民館視聴覚室で行われた。

写真=練習風景(上)、麻生高校合唱部有志(中)、幼児も熱心に練習(下)

050614gassyou3イメージソングはことし20回を迎える麻生音楽祭を記念し、音楽祭を主催する同区と市民などによる麻生音楽祭実行委員会(中島豪一実行委員長)が歌詞を全国から募集。最優秀賞に選ばれた横浜市保土ヶ谷区の星合節子さんの歌詞に、昭和音楽大学専任講師で作曲家の豊住竜志さんが曲をつけ、「かがやいて麻生」と題名が付けられた。
1日の練習には4歳の幼児から80代のシルバーコーラス経験者など幅広い年代の区民40人が参加。音楽祭運営委員長で声楽家の宗いづみさんの指導で、参加者が楽譜を見ながら同じフレーズを2、3回繰り返した後、通しで歌って3番まで練習した。曲は、耳当たりの良いなじみやすいメロディーで、母子で参加した最年少の幼児も後半のテンポよいところになると他の人の声に合わせひときわ大きな声で歌うほど。宗さんは、早く覚えて毎日口ずさんで下さいと話していた。050614gassyou4
参加者のひとりで、20代のころ職場コーラスを経験した同区王禅寺の若宮保次郎さんは「オーケストラをバックにステージで歌うと知り、いい経験ができると応募しました。親しみやすく歌いやすい曲」とにっこり、舞台に上がる日を楽しみにしていた。
また、1日の練習に参加した麻生高校合唱部(部長手塚惇夫さん)の6人が前日から練習を始めたという3部合唱を聴かせ、参加者から大きな拍手を受けていた。ただ、今回は曲の披露が目的で、練習時間が少ないため、当日は斉唱のみの演奏となる。
市民による「かがやいて麻生」の演奏は午後3時からで、麻生フィルハーモニー管弦楽団とともに68人が歌声を披露する。

2005-06-14 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年6月 8日

6月11日から第20回麻生音楽祭 区のイメージソングを初演

「麻生音楽祭2005」(同祭実行委員会・麻生区役所、川崎市教育委員会主催)が、6月11日から8月27日まで川崎市麻生市民館(川崎市麻生区万福寺1-5-2)で催される。ことしは、20回目を迎える音楽祭を記念し歌詞を公募した麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」初演のほか11日の午後1時30分から入賞者の表彰式が行われる。

同祭は「音楽の街あさお」を合い言葉に、区内の小・中学校や合唱、器楽などの音楽団体が出演する市民と行政が共同で催す音楽の祭典。ことしは過去最高の64団体が参加、5日間にわたりスクールコンサート、コーラスのつどい、アンサンブルのつどい、ファミリーコンサート、ミュージカル演奏を催す。
初日のスクールコンサートでは、白鳥中学校の生徒が「かがやいて麻生」を三部合唱で初演、麻生高校合唱部も三部合唱を披露する。この曲を多くの市民に知ってもらおうと、コーラスのつどいでは参加団体と来場者が全体合唱するなど全期間で合唱や合奏が行われる。
このほかゆりがおか児童合唱団創立35周年記念定期演奏会など協賛イベントも盛りだくさんだ。
問い合わせは044(965)5116麻生区音楽祭実行委員会

音楽祭の内容と日程、出演団体

◇スクールコンサート=6月11日午前11時
区内の小・中・高校19校23団体による合唱・器楽演奏
出演=西生田、南百合丘、柿生、百合丘、麻生、千代ヶ丘、王禅寺、真福寺、栗木台(以上小学校)、麻生、柿生、金程、白鳥、長沢、白山、西生田、王禅寺(以上中学校)、麻生総合高校、麻生高校
◇コーラスのつどい=6月12日午後1時30分
出演=青葉コーラス、あおばリトルコーラス、あさお歌う会、麻生合唱団、あさおコーラスミール、麻生小学校PTAコーラス、麻生女声合唱団、麻生童謡をうたう会、あさおポップスコーラス、麻生もくせい会、市来音楽教室、Asian Winds、王禅寺女声コーラス、Clover Lovers、コーラスいくた、コーラス「柿の実」、コーラス銀の会、コール・アンジェラ、コール・クリング、コール・リス・ブラン、コーロ・マスキーレ・あさお、混声合唱団南生田コーラス、和(なごみ)・Japan、ノッホ・アイマール男声合唱団・ゆりがおか児童合唱団、リリーシンガース
◇アンサンブルのつどい=6月18日午後1時30分
出演=麻生オカリナをたのしむかい、麻生弦楽合奏団、アンサンブル マンドリーノ 斉藤、音姫座、小原聖子ギタースタジオ、尾山明ギター教室、楓風ジュニア、グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ、三曲あさお、マウイ・アイランダース、百合ヶ丘手製楽器アンサンブル、リリエンベルク合奏団、Resonance
◇ファミリーコンサート=6月19日午後3時(入場整理券)
出演=麻生フィルハーモニー管弦楽団、「オーケストラの魅力」「ジョン・ウィリアムス」
◇ミュージカル「みどりの天使」=7月2日午後3時(入場整理券)
出演=昭和音楽芸術楽院
◇協賛イベント 上条恒彦コンサート=7月3日午後1時・4時(有料)
◇協賛イベント ジュリアード・ジャズ・オーケストラ’05日本公演=8月9日午後6時30分(有料)
◇協賛イベント ゆりがおか児童合唱団創立35年周年記念定期演奏会=8月27日午後4時(6月19日以降入場整理券配布)問い合わせ 電話044(953)2696

2005-06-08 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年5月30日

麻生区役所のロビコン:チェンバロ、リコーダーの競演楽しむ

050530ac01【文】あさおランチタイムコンサート副実行委員長・辻端幹彦

5月23日に川崎市麻生区役所2Fロビーで「第42回あさおランチタイムコンサート」が開催され、チェンバロとリコーダーによるアンサンブルに約170人が演奏を楽しみました。
【写真を見る】

「あさおランチタイムコンサート」は区民による実行委員とボランティアスタッフにより企画・運営されているロビーコンサートで、2000年から始まり、今年で5年目を迎えます。出演者は、一般から公募しています。
昨晩からのぐずついた空模様から一夜明け、さわやかな青空が広がったなかで行われた今回のコンサートは「リコーダーとチェンバロの楽しみ」というタイトルで、出演者は川崎市麻生区千代ヶ丘の酒井絵美子さん(チェンバロ)と多摩市諏訪の飯塚直子さん(リコーダー)のお二人で、ランチタイムコンサートには初めて出演されます。
酒井さんのチェンバロには緑色の化粧板に金箔(きんぱく)の飾り模様が装飾され、子どもの合唱隊の絵が描かれるなど、バロック音楽の雰囲気を盛り上げる美しい楽器で、その楽器から奏でられる調べはなんとも例えようのない心地よさでした。ソプラノ、アルト、バスの各種リコーダーを駆使した飯塚さんは、ヘンデル「忠実な羊飼い」、バッハ「G線上のアリア」、ファンエイク「夜鳴きうぐいす」、黒人霊歌「アメージンググレース」を見事なテクニックで披露し、酒井さんとの絶妙のアンサンブルが印象的でした。
来場者のアンケートによると「初めてのチェンバロがとても楽しく聞かせていただきました」「日ごろあまり生演奏の聞けない楽器にふれて楽しかった」「チェンバロとリコーダーの音色の美しさにうっとりしました」「毎日の生活の中でゆっくり生の演奏を聴くことがめったにありません。心の落ち着く時でした」「心が洗われるようなとても良いコンサートでした」など、他のアンケートを見てもかなり好印象でした。
日ごろの喧騒(けんそう)や日常の忙しさから離れて、生の古楽器の音楽に触れることにより、わたしたちが本来持っている「ニュートラルな心」を取り戻せる、心安らぐひと時だったのではないかと思います。
最後の<みんなで歌いましょう>「夏は来ぬ」は、どことなく五月の空のような晴れ晴れとしたすがすがしい歌声でした。

2005-05-30 in 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年5月11日

ゆりがおか児童図書館で「1日こども図書館」

川崎市麻生区東百合丘の「ゆりがおか児童図書館」(渋谷益左右館長)で5月14日午後1時〜5時から恒例の「1日子どもとしょかん」を催す。

この行事は、同館利用者の小学生高学年のこどもたちなどが、本の貸し出しやおはなし会などを行うもの。午後2時からのおはなし会は絵本「ありのあわわ」「いちにちのさんぽ」「のせてのせて」「たまごにいちゃん」の読み聞かせすばなし「ちっちゃなちっちゃなものがたり」のほか、子どもがつくったパネルシアター「けんたとジョンのにちようび」も披露される。
参加は自由で、問い合わせは電話044(954)1740ゆりがおか児童図書館(月・水・土午後1〜5時)。

2005-05-11 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年4月18日

麻生区に花と彫刻の道:尻手黒川線の歩道に花壇とユニークな5作品

05041707「芸術のまちづくり」を進めている川崎市麻生区で上麻生4丁目の吹込交差点付近の尻手黒川線沿いに「花と彫刻の道」(写真)ができあがり、4月17日鶴亀松公園でオープニング式典が催された。市民と行政が協働で緑地を整備、これと合わせて1年の間、彫刻展を催すという意欲的な試みで、新しい麻生の名所として散歩の市民などに喜ばれそうだ。
(作品紹介・写真ニュースへ)

市民と行政が協働で景観づくり事業

川崎市の2004年度の緑の景観づくり推進事業の一環として、吹込交差点付近を洋風ガーデンをイメージした花壇や緑地をつくり、木製デッキなどをおいて市民の憩いの場として整備したもの。約30平方mの花壇は市民と行政とがパートナーとなって管理を行うことになっており、4月7日に「花と緑とともに“フェニックス”」などの地域の市民がチューリップなど約500株を植えた。
これにあわせ、王禅寺五差路交差点から山口台交差点まで約600mの道路に沿った幅広い歩道を生かし、オープンギャラリーとして2006年3月まで「麻生の道彫刻展」を催す。
この彫刻展は、國安孝昌さん、吉川陽一郎さん、海崎三郎さん、中井川由希さん、山崎隆さんの5人の作家が大理石、陶器、鉄、ミックスメディア、木製とそれぞれ違った素材を使った作品を植え込みなどに展示するもの。
通常、街中の彫刻は恒久的に展示されるが、今回は1年間という期間を設け、周辺の環境に合わせて制作するという意欲的な試み。制作した作家たちは「季節の変化に応じて作品が変化していくのを楽しんで」などと話している。また、担当の環境局緑政部緑政企画担当では、好評ならば期間の延長も検討したいと市民の反応を期待している。
期間中、6月19日と11月20日に出品作家による会場オリエンテーリングを催す。

作家と作品まわりオープン祝う
05041703式典では、昭和音楽大学卒業生が結成した「ルーブル・サクソフォーンカルテット」が散り残ったサクラを背景に「私のお気に入り」「不思議の国のアリス」などを演奏、集まった関係者や公園へ散策に訪れた市民など約100人の耳を楽しませた(写真)
鈴木真生副市長が「美しい緑の景観をつくることは行政だけではできない。今回の事業は行政と住民がパートナーとして協力した成果。花壇とユニークな彫刻展が、多くの人の目を楽しませてもらえれば」とあいさつ。百合ヶ丘勧交会の山下茂男会長も「今回の事業は住民の小さな土地の花壇づくりから始まり、周囲の人々や行政を動かした。今後は町会も協力し、緑のまちづくりに取り組んでいきたい」と意欲をみせていた。
式典後、5つの彫刻をまわって作家がそれぞれの作品について説明、参加者たちは「作品にさわってもいいですか」「汚れても大丈夫なの」などと熱心に質問していた。
彫刻展の問い合わせは電話044(200)2399緑政課。Eメール=[email protected]

2005-04-18 in 01) 自然・環境, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年4月10日

麻生川で4月2日に桜まつり:地元の踊りなど披露

050415asaokawa1川崎市麻生区のサクラの名所として知られる麻生川で、4月2日「桜まつり」(麻生区観光協会ほか主催)が開かれ、「麻生川さくらまつり唄」など地元の踊りが披露された。

050415asaokawa2 麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅—柿生間の共和橋(古沢交差点近く)から柿生新橋まで全長約1・3キロの両岸に樹齢30数年〜40年のサクラが約240本植えられている。「サクラを楽しみながら区民の交流を深めよう」と1994年から区内の各団体が実行委員会を作り、毎年3月の最終土曜日か4月の第1土曜日に「麻生川桜まつり」を催している。
会場はサクラ並木のほぼ中間地点の空き地。ことしは寒さの影響で開花が大幅に遅れ、大半の木はまだツボミのままだったが、川沿いには柿生駅前の商店主らによる露天も並び、まつりの始まる午後2時ごろには散策に訪れる人も増えて会場の周りに多くの観客が集まった。
050415asaokawa3会場では、和服姿の麻生区文化協会の会員やそのお弟子さんらが地元に伝わる「禅寺丸音頭」「あさおまつり唄」などを踊り始めると観客の一部も飛び入りで参加、踊りの輪が広がった。ことしは片平こども文化センターを拠点に活動する五力田ソーラン踊りの会「鳴子踊りチーム『輝楽(きら)』も初めて参加、そろいのコスチュームで「よさこいソーラン」を踊り大きな拍手を受けていた。
柿生生まれの鈴木浩一実行委員長はうらめしげにサクラの木を眺めながら「自然が相手だから仕方がないけど、こんなに開花が遅いのは初めて。それでもたくさんの人が集まってくれてよかった」とほっとした表情で語っていた。

2005-04-10 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年4月 9日

麻生区で青少年ポピュラーフェスティバル:中・高校生52人がパフォーマンス

050409-03若さあふれるパフォーマンスを見てと3月26日、麻生区の新百合ヶ丘21ホールで、同区内の中学生と高校生が出演する「青少年ポピュラーフェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が開かれた(写真)

フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと催されたもので、4回目のことしは ダンス部門1、バンド部門11の合わせて52人が動物のぬいぐるみなど思い思いの衣装で熱演した。
今回は初出演団体が多く、なかには2日前に初めて全員の音合わせというグループもいたが、ステージ最後には中学卒業時から4年連続出演している「G-iron」が「このコンサートに参加するのはこれで最後です。ぼくたちのバンドの成長ぶりを聴いて下さい」とオリジナル曲を披露、観客から大きな拍手が贈られていた。
ロビーでは、「音楽練習できる場所がほしい」などと出演団体のメンバーが書いたパネルも展示された。

2005-04-09 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年3月24日

麻生区で26日、中高生がダンスやバンド競演

川崎市麻生区内の中学生と高校生が出演する「青少年児童音楽(ポピュラー)フェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が、3月26日午後1時から新百合ヶ丘21ホールで開かれる。ことしは、12団体52人が若さあふれるさまざまなパフォーマンスを披露する。

フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと2002年3月に初めて開かれ、小学生から高校生が舞台で音楽やダンスを披露、自分たちが望むまちについてパネル展示で発表し大きな話題を呼んだ。
今回も麻生東地区社会福祉協議会、麻生区主任児童委員会らで実行委員会を結成、出演団体のメンバーも参加して準備を進めている。当日は出演者が交替で舞台進行や司会を担当する。
ダンス部門の出演は、昨年初出演した白鳥中学OBの「笑×笑(わらわら)」のみ。 バンド部門は、中学生4、高校生7の11団体で、トリを務める「G-iron」は中学卒業時から連続4回出演、ことし高校を卒業し今回が最後の出演となる。参加者の多くは友人が出演した過去のフェスタを見て応募した若者や、高校進学後も中学時代の同級生とバンド活動を続けているグループなど。
出演時間は1団体10分で、オリジナルダンス、人気バンドのコピー曲を演奏するが、なかにはロックのオリジナル曲を演奏する団体もある。
また、ゲストとして、新百合ヶ丘駅で時々ストリート・ライブをするプロのユニット「じみ変」が「星ふる夜はあなとと二人で」など4曲を演奏、ダンスグループ「ビバ・コリーガ」「焔舞」が「川崎おどり」と「好きですかわさき愛の歌」をミックスした「イーじゃんダンス川崎」を披露する。
ロビーでは、出演団体のメンバーが書いた「こんな居場所がほしい」のパネルも展示される。入場は無料。
問い合わせは電話044(952)5500麻生区社会福祉協議会。

2005-03-24 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生ロータリーが麻生川に小学生の美化ポスター

05032401 「お花見のときに川を汚さないで」 サクラのシーズンを前に、川崎麻生ロータリークラブ(蓬田忠会長)が3月18日、小田急線柿生駅近くの麻生川の両岸フェンスに子どもが描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示した。

05032403 麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅ー柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。しかし、川に空き缶やゴミを投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会(碓井美恵子委員長)が9年前から、区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、毎年花見シーズンを前にポスター展示を行っている。
ことしは東柿生小学校5年生102人が、昨年よりひとまわり大きいB3判の用紙に、カルガモや魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんでいる絵や、「川は1つの命」などの環境美化を訴える言葉を添えた作品を製作した。
05032404
18日はロータリークラブの会員17人が、川添いの空き地に集まり、ラミネート加工した全作品を22枚のコンパネ板に取り付ける作業を行ったのち、小型トラックで設置所まで運び、川沿いのフェンスに取り付けた。
今回は、子どもたちの作品に加え、留学生の受け入れや発展途上国の予防接種など世界的な奉仕活動を行うロータリーについての紹介パネルも展示した。
作品は4月18日まで飾られる。

2005-03-24 in 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年3月 6日

エルミロードで火災予防訓練:消防フェアで音楽演奏も

050305kunnrenn1川崎市麻生区の大型商業施設小田急新百合ヶ丘エルミロードで3月1日、麻生消防署の救助隊がビル非常口から壁をつたって人命救助する大がかりな訓練が行われた。

写真=ロープでビルを下りる麻生消防署救助隊(上)、放水訓練(中)、広場で行われた消防音楽隊の演奏(下)

050305kunnren2春の火災予防運動(3月1日〜7日の)の一貫として行われた訓練は、同ビル5階レストラン街から出火という想定で麻生消防署、同消防団、エルミロードで働く職員らで構成する自衛消防隊ら計120人が参加。火事の通報で自主消防隊がまず初期消火と客の誘導などを行った後、麻生消防署救助隊員が非常口のバルコニーまでロープを伝ってビルの壁をよじ登り店舗内に取り残された人を背負って壁を降下した。参加者は訓練とはいえ、壁をつたってテキパキと動き回る救助隊の姿に手に汗にぎって見守っていた。
030505ongaku訓練終了後の午前10時からは新百合ヶ丘駅南口広場(ペディストリアンデッキ)で消防フェアが催され、子供用の消防服を着ての記念撮影や新潟中越地震の写真パネルの展示、消防何でも相談、消防アンケート、老朽化した消火器の回収などが催された。また11時からは消防音楽隊が「ハローファイヤーマン」「ジャパニーズグラフィティー(坂本九メドレー)」など消防や川崎にゆかりのある曲を約30分演奏、暖かな日差しのなか買い物客らが100人以上集まりイスに腰掛けて隊員の音楽に聴き入っていた。
■関連記事=小田急新百合ヶ丘エルミロードで区内の小学生の防火ポスター展

2005-03-06 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年3月 5日

麻生区で市民団体が民俗舞踊で交流:区民も踊りの輪

050305odori1川崎市麻生区役所会議室で2月27日に「世界の歌と踊で交流」が開かれ、約60人が華麗な衣裳のモンゴル舞踊や情熱的なフラメンコを楽しんだ。

世界の伝統芸能で国際交流をと同区役所を拠点に国際交流活動をする市民団体「麻生国際しみん広場」が主催。内モンゴル芸術院卒業後に来日、モンゴル舞踊で活躍する都内在住のサラヤチチゴさんが本場のモンゴル舞踊を披露、間近で見る珍しい踊りに大きな拍手が贈られた。続いて同区上麻生で日本舞踊を教える藤間桂千歌(本名・小畑歌子)さんが弟子4人と「あさおまつり唄」「禅寺丸音頭」などを踊り、まつり唄を指導。観客は踊りの輪に加わり、はやりのマツケンサンバも踊って盛り上がった。
050305odori2ティータイムの後、同区王禅寺のフラメンコダンサー小松慶子さんが主宰する「カサブランカ」メンバー9人がギターの生演奏でフラメンコ数曲を披露。観客は小松さんの誘いでダンサーからステップを習い踊りに加わる人もいるなど楽しいひと時を過ごしていた。
地域の福祉施設などで200回以上の踊りのボランティア活動を続ける小松さんは「お客さんのノリがとてもよく、一緒におどって楽しかった」とニッコリ。主催者は、見るだけでなく体験もできてよかった。また楽しいイベントで国際交流を深めたい」と話していた。

2005-03-05 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

小田急新百合ヶ丘エルミロードで区内の小学生の防火ポスター展

030505posuta-防火意識を高めてと、小田急新百合ヶ丘エルミロード5階レストラン街の催事場で川崎市麻生区内の児童が描いた防火ボスター展が3月1〜7日まで開かれている。

麻生消防署(松尾茂美署長)が春の火災予防運動がにちなみ、区内の小学校に作品を依頼し、東柿生小学校と白山小学校4年生が描いた52点を展示している。展示作品は、消防自動車、タバコの火、ろうそくの絵などとともに昨年秋の防火標語「火は消した? いつもこころにきいてみて」のほか「火の用心」「火遊びをやめよう」など防火を呼びかける標語が描かれている。
■関連記事=エルミロードで火災予防訓練:消防フェアで音楽演奏も

2005-03-05 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年3月 1日

麻生区役所が「ふるさと八景」の区民投票を受け付け

050301hakkei川崎市麻生区が、次世代に受け継ぎたい風景「ふるさと八景」の候補地を区役所などでキャビネ版のカラー写真で展示、区民の投票を3月3日まで行っている。

同区では昨年10月に八景候補地を区民から公募。区民などで構成する麻生八景選定委員会が、寄せられた場所に1989年に選定した「麻生区ビューポイント10」を再調査して加え、1自然にとけ込む2自然を歩く(遊歩道、並木など)3都市らしさ4暮らしを楽しむ(住宅街など)5昔を感じる6人に交わる(祭りなど)7眺望8楽しく集う(公園など)の8つの要素から次の28カ所に絞り込んだ。
投票場所は、区役所2階ロビー(午前8時30分〜午後5時)、柿生連絡所(午前9時〜午後4時30分)、麻生市民館オープンスペース(午前9時〜午後9時、最終日は午前11時)。また麻生区役所ホームページ(http://www.city.kawasaki.jp/asao/index.htm)と川崎新都心街づくり財団ホームページ(http://www.kncf.net/)でも受付中。このほか、2月24日〜28日までは小田急新百合ヶ丘エルミロードの1階吹き抜けコーナーでも委員が交代で説明を行い、好評を集めていた。
候補地は、岡上営農団地、黒川の谷戸(汁守神社含む)、古沢一帯(里山風景・コスモス)、早野の里(五郎池〜上池)、麻生川の桜並木、栗木緑地、修広寺〜柿生緑地、新百合ヶ丘駅周辺(夜景)、グリーンタウン(白山神社・むじなが池含む)、王禅寺新興住宅街、山口台住宅地、王禅寺(山門・禅寺丸柿原木)、香林寺五重塔、浄慶寺・秋葉大権現社(あじさい・石仏)、琴平神社(茅の輪くぐり)、東光院、細山神明社(秋祭り)、麻生不動のだるま市、麻生のどんど焼き、高石神社(句碑・ビューポイント)、弘法松公園(松・ビューポイント)、勝坂(富士方面のビューポイント)、王禅寺見晴らし公園(富士方面のビューポイント)、多摩美ふれあいの森・市民健康の森・多摩美自然遊歩道、ふるさと公園、黒川青少年野外活動センター(黒川分校跡)、マイコンシティー、七国峠。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

2005-03-01 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月27日

小田急新百合ヶ丘エルミロードで2月27日までフロンターレ栄光の軌跡展

020227furonnta-rejpg3月5日開幕のJリーグを前に、小田急新百合ヶ丘エルミロード5階催事場で昨シーズンの川崎フロンターレの活躍を振り返る「川崎フロンターレ 栄光の軌跡展」が2月27日まで開かれている。

展示は、麻生区片平に練習場を持つフロンターレを地域ぐるみで応援しようと、NPO法人k-pressが催した。
内容は、今シーズンの登録選手の背番号、ポジションの紹介とパネル、B3判フルカラーのポスター形式で写真ニュース「川崎フロンターレnow」による全44試合、ジュニーニョ、マルクス、アウグストのブラジル人トリオ、我那覇和樹選手、中村憲剛選手、J2優勝時の関塚隆監督の胴上げの生写真7枚。
展示時間は午前10時から午後10時。
問い合わせは電話03(3430)6617k-press。

2005-02-27 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月19日

白鳥中1年生が自分たちで育てたダイズで豆腐づくり:食農教育の一貫

050219toufu1市民ボランティア記者・石井よし子(麻生市民館 社会教育指導員/里山フォーラムin麻生事務局)

2月4日(金)の午後、麻生区の白鳥中学校(鹿内利保校長)のあちらこちらで(調理室、教室、体育館で)大豆の甘い香りが漂っていた。1年生全員(166人)が、女子生徒も男子生徒も一緒になって「みんなが育てた大豆で豆腐づくり」に挑戦していた。
 写真ニュースへ→

麻生区の農家の人たちや事務局の職員と一緒に黒川の畑で2004年7月に種まきして育ててきた大豆だ。昨夏の猛暑を生き抜いた大豆。はたして豆腐になるのだろうか、とみんな一所懸命ひたすら作業を続ける。
前日から水に漬けておいた大豆がミキサーで汁(呉)になった。なべで煮て、さらしで漉(こ)して搾(しぼ)る。また鍋で煮て、にがりを入れて待つこと15分。プルプルになったところで穴を開けた牛乳パックの豆腐容器にいれる。水を切ってパックの蓋(ふた)を取るとしっかり固まっている。
050219toufu2作り始めて1時間半。できたてのほの温かい豆腐をお皿にのせて食べてみる。子どもたちはこわごわと少しずつ口に入れ始め、味や食感を確かめていた。子どもたちは「湯豆腐みたいだ」「私たちが作ったのだからまずいと思っていたけどおいしい」「味が濃いい」「苦い、堅い、それでもおいしい」「甘い」「嬉しいっていうか、感動だよね。最初からやって、畑の仕事もがんばったし」等々の感想だった。漉して残ったおからは何とマヨネーズ和えでいただく。塩コショウでもOK。皆さんもお試しあれ。意外にいける。

◆2004年6月からの体験学習

「みんなが育てた大豆で豆腐づくり」は、2004年度都市農業普及啓発支援事業“The Beans−お豆は畑のお肉−”として、川崎市の農業委員会(会長尾幡英世)と市立白鳥中学校が連携し、食農教育を展開してきたものの一貫で開催された。
食農教育は、川崎市が2003年から新たに始めた事業で、初年度は宮前区の平小学校で行われ、市内の農園の見学や市内産農産物の調理、試食をした。2年目の白鳥中学では、同年6月から中学1年生を対象に、総合的な学習の時間に大豆の栽培から加工までの一連の作業を通し「地域の環境−食糧・植生・農業」の理解を深めることを目的に行われた。
白鳥中学校区にある黒川の汁守神社下の立川昌沖さんの畑(約1800平方メートル)を借り、麻生区在住の8人の川崎市農業委員会、事務局の川崎市農業振興センター農地課の職員、 生徒、教師が協働し、6月から学習と体験が始まった。最初はエダマメのポット藩種、定植をし、大豆の藩種と続いた。8月にはエダマメの収穫。猛暑のなか大豆の中耕、除草をした。10月29日には大豆の収穫、12月3日には大豆を脱穀した。2月1日には大豆の選別。2月1日・2日・3日と豆腐作りの用具や道具の準備が続き、3日の12:00に大豆を水にひたし始めた。4日は女性農業担い手の会「あかね会」(持田あけみ会長)の会員12人来校し、指導にあたった。地元麻生区からは立川悦子さん、森そめ代、梶美恵子さんが参加。あかね会では、白鳥中の中西望介教諭(社会科)、工藤春美教諭(国語科)をはじめ教師と打ち合わせを重ね、横浜川崎地域農業改良普及センターの協力も得て、事前に試作を繰り返したそうである。ゲストティーチャー役の会員は母親のようにやさしく生徒たちに話しかけ、気を配り作業を進めていた。
体育館での閉校式では生徒からのお礼の言葉に続き、一年の担任の工藤教諭は「今とても幸せな気分だ。おいしいものを食べるにはたくさんの人の手がある」。あかね会の持田会長は「私たちが豆腐作りの試行錯誤ができたのも、皆さんのお蔭だと思っている。温かいお豆腐を食べさせたかった。おいしかったと聞いて嬉しい」。県農業会議佐藤さんは「ワインと豆腐は旅をさせてはいけない、という諺(ことわざ)がある。時間が経つとうまみアミノ酸や糖分も減っていく。だから川崎の野菜は川崎で食べていただきたい」農業振興課の大根田正義農業振興センター所長は「農業に力を入れている。麻生区は新鮮・安心・安い農産物が手に入るので、どんどん食べていただきたい」と話した。
 中学に入学して間もなくの一年生が、農業委員会、あかね会、農地課の職員、
そして何よりも教師に支えられて、白鳥中学校ならではの学びの場にいた。
教科学習の枠を超えて、麻生の大地があればこその、地元や周辺の農業者のおじさんやおばさんの暖かい気持ちと生徒たちの素直な心が通じ合っているようであった。

                

2005-02-19 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月16日

麻生区でフロンターレnow展:写真ニュース全号展示

05021601k-pressでは3月5日のJリーグ開幕を前に、川崎市をホームタウンとする川崎フロンターレへの関心を高めようと、川崎フロンターレの試合を紹介したk-press Photo News「川崎フロンターレnow」2004年版全号の展示を、フロンターレ練習場がある麻生区で2カ所で開催、2月15日から1カ所目の麻生区役所柿生連絡所での展示が始まりました。

展示は、川崎市、(株)川崎フロンターレ、フロンターレ後援会の協力で開かれます。
内容は、B3判フルカラーのポスター形式の「川崎フロンターレnow」全44試合のほか、得点王のジュニーニョ、マルクス、アウグストのブラジル人トリオ、我那覇和樹選手、中村憲剛選手、J2優勝時の関塚隆監督の胴上げなど写真7点などです。麻生連絡所の会期は、22日(19日・20日は休み)まで、時間は午前8時30分〜午後5時。
2カ所目の会場は、小田急新百合ヶ丘エルミロード5階催事場で、日程は2月25日から27日の3日間、時間は午前10時〜午後10時。
J2リーグの記録を塗り替え、ぶっちぎりの優勝を果たしたフロンターレ選手の勇姿を振り返り、5年ぶりのJ1ステージでの活躍を応援して下さい。

2005-02-16 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月12日

麻生区で2月19日、自然エネルギー促進の講演会

川崎市麻生区役所、太陽光発電機設置2周年を記念して、自然エネルギーについて理解を深めてようと2月19日に講演と太陽光発電機の見学会が開かれる。

講演は、午前10時から区役所第1会議室で環境教育コーディネーターの小澤祥司さんが「自然エネルギーがまちにやってくる」の演題で講演、その後、同区役所に庁舎屋上に設置された太陽光発電装置を見学する。参加は自由で、定員は先着100人。
同区役所では、川崎市地球環境保全行動計画推進会議・市民部会委員の同区上麻生の飯田和子さんらが地球環境保全に向け自分の住む町で市民としてできることをと太陽光の利用を区に要望。同区では、2002年に区制20 年記念事業として設置することを決め、飯田さんをリーダーに市民を巻き込んだ麻生区自然エネルギー活用促進実行委員会を作って活用促進イベントを開催している。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

2005-02-12 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生区役所で2月27日、モンゴル舞踊などで国際交流

民俗舞踊で国際交流をと、2月27日午後1時〜3時に川崎市麻生区役所会議室で「世界の歌と踊りで交流」が開かれる。

同区役所でお茶を飲みながら外国人市民と定期的に交流を続ける市民団体「麻生国際しみん広場」(松田賢一代表)が、定例のつどい「モーニングコーヒー」の番外編として催すもの。
内モンゴル出身で、内モンゴル芸術院卒業後に内外でモンゴル舞踊や音楽で活躍するサラヤチチゴさんがモンゴル舞踊を、地域でボランティア活動も行っているフラメンコダンサーの小松慶子さんがフラメンコを、麻生区内で日本舞踊を中心とした活動を行う「藤友会」が日本の踊りとして「あさおまつり唄」など披露する。
参加は事前申し込み制で、無料。定員は60人。申し込み多数の場合は抽選。
希望者は、参加者全員の氏名、性別、国名、年齢、住所、電話・FAXを書き、FAX(044-988-4698)、E-mail([email protected])などで2月18日までに申し込む。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

2005-02-12 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月29日

麻生不動院でだるま市:47000人でにぎわう

050129daruma01jpg川崎市麻生区下麻生の麻生不動院でだるま市が開かれ、昨年より5000人多い約47000人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわった。

同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。
ことしは暖かく穏やかな好天に恵まれ、境内には朝早くから次々と客が訪れ、午前11時ごろにはだるまやお札を求める人でぎっしり。午後からは受験を前にした親子連れなどが訪れ、だるまの売れ行きもまずまずだった。
普段は閉じられている本堂では、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。
だるまの露店では、客がだるまを買い求めるごとに「商売繁盛、家内安全。ヨヨヨイ ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨイ」、「一発合格」と威勢のいい掛け声があがっていた。
だるま屋によると、神棚など飾る場所が狭くなったため売れ筋は高さ20〜30センチの小ぶりの6、7号と受験用の5号、価格は3千円から4千円のもので、それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋さんでは、訪れた顔なじみの客と楽しげに価格を交渉したり近況を話すなごやかな光景も見られた。
周辺の参道にはだるまをはじめ植木や食べ物など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は終日にぎやかな売り声が響いていた。

2005-01-29 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月28日

老人ホーム「つくしの里」入居者が新百合ヶ丘のカフェで初の陶芸展

050129tokushi体の不自由なお年寄りが制作した初の陶芸作品展が小田急線新百合ヶ丘駅近くのカフェ「コージェ」(原匡範店長、同区万福寺1-16-7)で開かれ、評判を呼んでいる。

写真=上・展示作品、下・指導者の坂さんと原店長

この作品展は、川崎市麻生区上麻生3丁目の介護老人施設「つくしの里」に入居する70、80代のお年寄り17人が作った皿、マグカップ、抹茶茶わん、一輪挿し、歯ブラシ立てなど74点。緑、紺、えんじ、黒などの落ち着いた色合いのゆう薬をかけた茶わんや、色の違う粘土を重ねて延ばし、自然な風合いを楽しむ「練り込み」技法の皿、魚の形にカラフルな線を入れた作品などいずれも見事なできばえ。
「つくしの里」では、入居しているお年寄りに楽しく生活してもらうため様々なクラブ活動を行っている。
陶芸もその一つで、同区金程で新百合陶芸くらぶ(陶房・電話044-954-7347)を主宰する陶芸家坂秀子さんと娘の薫さんの指導で昨年4月に始まった。
050129tukushi2
体が不自由な人でほとんどが初心者のため、1回の参加人数は8人に限定しており、1カ月3回の活動ペースでひとつの作品を完成させている。なかには片手だけで制作する人や軽度のボケ症状の人もいるが、坂さん親子のゆったりとやさしい指導で、制作中はみな生き生きした表情で楽しい時を過ごしており、普段はなかなか動かない手もよく動き、心身ともにリハビリ効果も高いという。
できあがった作品を施設内に展示したり、自室に飾ったりした影響もあって、参加希望者が増え、いまは作品をひとつ作ると交替する方式を取っている。
指導者の坂さんは「始めて1年にならないが、いろいろなキャリアを積んだ方が多く、『この皿で懐石料理を盛りたい』など意欲的に製作している。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。
今回の展示は、年を重ねても意欲的に過ごすお年寄りや、介護施設への理解を深めようと開かれた。
「コージェ」は、多摩区で美容室を経営する原三人さんの2号店で、昨年9月にオープンした。客にゆったりくつろげる場所を提供しようと、整体マッサージと本格的な食事ができるカフェを併設。また、芸術の街・新百合ヶ丘にふさわしい空間をと美容室とカフェを仕切るガラスの壁に「カスタマーズ・ギャラリー」を設置、新感覚のコラボレーション施設として女性客の人気を呼んでいる。
ギャラリーコーナーのオープニングはガラス工芸のプロ作家による作品展、その後は美容室の顧客の手作り品などを展示した。つくしの里の陶芸展は3回目の作品展で、1〜2カ月間展示する予定。
展示時間は午前10時〜午後10時で火曜日は休み。
問い合わせは電話044(953)7191コージェ(HP=http://www.coge.jp

2005-01-28 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月24日

1月28日に麻生不動院で納めのだるま市

050124daruma01麻生不動院(川崎市麻生区下麻生801)で1月28日、だるま市が開かれる。

旧暦では関東地方で最後に開かれることから、「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。
「とくさ不動」とも呼ばれる麻生不動院では、神棚や火を使う台所に張る「火伏せ」のお守りなどを売るほか、境内や参道には午前8時ごろから地元の「王鶴組合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまに加え農機具や植木、乾物、焼きそばなどを売る。
当日は、小田急線の柿生駅と鶴川駅からだるまのプレートを付けた臨時バスが増発される。

2005-01-24 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月21日

麻生警察署で武道始め:麻生総合高校剣道部も参加

050121budo1川崎市麻生区古沢の麻生警察署(諸澤憲弘署長、署員145人)で1月18日、武道始式が行われた。選手に選ばれた署員は、斉藤隆多摩区長、大矢紀県警察友の会麻生地区会長、中島豪一麻生区防犯協会会長など約150人の見学客の前で、緊張感あふれる白熱した試合を展開、日ごろの鍛錬の成果を披露した。

050121budo2武道始めには、のべ56人の署員が参加、柔道、剣道、逮捕術の試合と空手模範演技ほか、麻生総合高校剣道部との親善試合の5つの演武が行われた。5人の選手の勝ち星で争い勝者チーム同士が戦うトーナメント形式の柔道、剣道の試合は、交通、刑事などの内勤から1チーム、外勤(派出所など)から3チームを編成し4部で対抗戦を行い、同僚からの大きなかけ声で会場は盛り上がりをみせた。結果は、柔道は内勤チームが剣道は地域3係がそれぞれ優勝した。
050121budo3観客の注目を集めたのは、県立麻生総合高校の剣道部員との親善試合。柿生高校と柿生西高校の統合により昨年4月に開校した同高は、柿生西時代から剣道部が強く、今年度は男子が県ベスト16、女子はベスト4で関東大会に出場する成績を残し、伝統を引き継いでいる。試合には30人の部員の中から県大会に出場した女子の山田由佳さん(1年)、男子の竹渕元規さん、三枝誠さん、清水亮輔さん、佐藤玲さん(いずれも3年)の5人の精鋭が出場した。署内5人(うち女性1人)とそれぞれ 1人ずつ対戦した。試合の結果は、警察官チームが直前の署員同士の対戦の疲れもあってか、スピードと練習量に勝る高校生の動きに押されて息が上がる選手も多く全敗。対戦した警察官は「年齢と体力の違いが出てしまった」と苦笑い、観客からは両チームに大きな拍手が贈られた。
050121budo4女性警察官による空手では、6歳で空手を始めた櫻井久美子巡査が模範演技と足蹴りで厚さ約2センチの板割りを披露、観客は見事な技に見とれていた。
演技の後に諸澤署長は「武道で培った体力、気力、知力で区内の治安維持に努めたい」と見学者に謝辞を述べた。

写真(上から)◆麻生総合高校生(右)と署員(左)との剣道の親善試合◆柔道の対抗試合◆婦人警察官による空手の模範演技◆逮捕術の模範試合

2005-01-21 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月17日

伝統の繭玉飾りいまも

05011701川崎市麻生区上麻生6丁目の鈴木有さん(69)方で、小正月の行事のひとつ「繭(まゆ)玉飾り」の伝統を守り続けている。

かつて養蚕が盛んだった川崎市北部では、マユの豊作を願い繭玉飾りを作る家が多かったが、養蚕農家がなくなったいまは、この小正月行事を行う家も少なくなっている。
繭玉飾りを作るのは、主に養蚕に従事する女性の役目とされ、鈴木さんの妻日出子さんが結婚した当時、すでに養蚕はしていなかったが、毎年作り続けている。繭玉は、上新粉で作った直径2cmほどの団子を約170cmのカシの枝に差し、お神酒と、養蚕の神様のお札を花瓶にさし神棚のある座敷の床の間に14日と15日の2日間飾った後、焼いたり汁に入れて家族全員で食べるのが習わしという。
日出子さんは「いまは養蚕も農業もしていないが、伝統行事を大切に守りたい」と話している。

2005-01-17 in 07)文化・芸術, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月15日

上麻生東町内会が14日にどんど焼き

05011501川崎市麻生区の麻生水処理センター内「みどりの広場」で1月14日、小正月の伝統行事「どんど焼き」が行われ、近所の家族づれなど約300人が参加した。

写真・上=真っ直ぐ燃え盛るどんど焼き
写真・中=おき火で「無病息災」のダンゴ焼き
写真・下=どんど焼きに点火する鈴木会長(左から2人目)

05011503このどんど焼きは、上麻生東町内会(鈴木有会長、約600所帯)が催したもので、同町会では昔からの伝統通り毎年14日の夕方に行っている。町会役員と水処理センター内の広場を管理する特定非営利活動法人「麻生環境会」会員ら約30人が、朝9時から3時間がかりで直径約5m、高さ約8mの小屋を製作。持ち込まれた正月飾りなどをくくり付けたりダンゴ焼き用のシノ竹を用意、町会婦人部が上新粉30kgを使い350袋のダンゴを作って準備した。
05011502午後3時30分に鈴木有会長らが点火、この日は風はほとんどなく真っ直ぐに火の手が上がり、パンパンと竹のはぜる音に子ども達から歓声があがっていた。30分ほどで火の勢いが収まると参加者は、シノ竹や持参した三つ又に分かれたカシの枝などにさしたダンゴを焼いて食べ、1年の無事と健康を祈った。

2005-01-15 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月11日

麻生区の金程小:どんど焼きの小屋づくり

050111dondo川崎市麻生区の金程小学校(黒田為校長、児童数444人)の児童有志が、地域のおとなの指導でことしも1月8日と9日にどんど焼きの小屋作りに取り組んだ。

写真=どんど焼きの小屋を製作中の人たち(9日)

校庭には地元のおとなが作った直径7m、高さ約10mの小屋と、児童が作った直径3m、高さ5mの小屋が親子のように2基並んだ。どんど焼きの点火は1月16日午前8時半で、校庭には当日にたきあげる正月飾りの置き場所も用意されている。
子どもたちのどんど焼きの小屋作りが初めて行われたのは2004年。毎年どんど焼きの小屋作りを行っている元同小PTA会長の金程4丁目の伊藤清志さんが「昔は地域のこどもたちが中心になってどんど焼きを行っていた。完成したものを見るだけよりも体験した方が理解も深まり、地域への愛着も生まれる」と学校に働きかけ、4年生以上の児童40数人が参加して行われた。
050111dondo2今回は、12月に4年生以上の児童に呼びかけたところ、8日は70人余りが、9日には約60人が参加した。同小卒業生で東生田高校3年の宮田慎吾さんをリーダーに、初日は学校から500m離れた場所からの竹運び、小屋の支柱立て、割った竹を支柱に荒縄でしばりつける作業。2日目はカヤを支柱にしばり、その上から葉のついた竹の小枝を飾り付けるという全行程を体験した。 おとなに比べて体力がないため縄結びなど大変な仕事もあったが、昨年体験した子どもや親子参加も増え、作業はスムーズに進んだ。
昨年は学年制限で参加できなかった4年生の高山紗希さんは「1日目の竹運びは手が痛くなって筋肉痛になったけど、縄でしばったりするのがおもしろかった。ここにきたら、仲よしの友達もいて楽しかった」とにっこり。
黒田校長は「作業に疲れた子どもたちが飽きないよう、地域の人が竹細工や遊びを用意して指導するなど、地域のさまざな年代の人とふれ合う機会を作ってもらい感謝している。できあがった小屋は学年ごとに授業などに利用したい」と喜んでいた。
同小学区の金程地区では、区画整理で中断していたどんど焼きが10数年前に小学校予定地で復活。1992年から金程、向原、金程富士見会の3町会で実行委員会を作り、同小PTAの協力で校庭で毎年開催している。毎年1月初めの土曜、日曜の2日間に有志が参加して小屋を製作、復活当初は昔から住んでいた元農家の中高年の人が中心だったが、最近は転居してきた新住民も加わっている。また、3町会が毎年交代で昼食やおやつの用意を担当、ことしは向原町会(小島一雄会長)の女性約20人がおにぎりやおでんを差し入れて製作者を応援するなど、いまでは地域のきずなを深める重要な行事になっている。

写真下=児童が作ったどんど焼きの小屋の前で記念撮影

2005-01-11 in 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 8日

麻生区文化協会が七草がゆの会:材料も炭も地元産の麻生の味に舌鼓

050108nanankusa川崎市麻生区役所で1月7日、麻生産の米やモチ、野菜、炭で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、暖かな日差しの中で子ども連れの主婦やお年寄りなど300人が「ふるさとの味」を楽しんだ。

050108nanakua05会場の区役所広場に、午前9時からかまどと大きな釜を2つ並べて準備を始めると、湯気に誘われて気の早い市民が並び始めた。かゆは米1に対し水7の割り合いで約1時間かけて ゆっくり炊き、早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭でモチを焼き、一緒に煮込んだ。このモチは、麻生区親子体験農業の参加者が育てたもち米を使用、1食100円とあって、予定の11時前には長蛇の列ができた。
主催者は、会場の区役所前広場にテーブルやイスを用意。参加した人たちは、湯気の立つかゆをすすりながら「春の香りがいっぱいで、すごくおいしい」「一人暮らしで七草かゆを作るのは大変。ここで食べられとてもよかかった」などと話していた。
050108nanakusa01この行事は、麻生区文化協会(杉本長治会長)が同区細山の細山郷土資料館で17年前から毎年、無病息災を願い新年会に食べていた七草粥を、地域の食文化として多くの市民に体験してもらおうと、昨年はじめて麻生区役所、麻生市民館、麻生図書館と共催。販売用に用意した分が早々なくなり、市民館の調理室で主催者用に準備していた分を売るほど人気を呼んだ。
ことしは、販売用を100食分増やし、文化協会会員が寄贈した黒川産の米25キロ、モチ10キロ、ダイコン(スズシロ)11本、カブ(スズナ)15束のほか、5日に会員が黒川の畑や田のアゼで採取したナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリを使い調理、和服姿の女性会員らがかゆよそって手渡していた。
050108nanakusa-hayashi市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、昨年に続いて「麻生童謡を歌う会」がお正月と冬にちなんだ歌を披露。早野お囃子連が獅子舞などを演じて七日正月に花を添えた。会場に用意されたタコ、コマ、羽子板などの懐かしいおもちゃで遊ぶ親子連れもいて、参加者は昔のお正月気分を楽しんでいた。

2005-01-08 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 6日

麻生区で1月10日に消防出初式

川崎市の麻生地区消防出初式が1月10日午前10時30分から約1時間にわたり麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで催される。

当日は、麻生消防署員20人、消防団員84人、婦人消防隊、少年消防クラブなどの関係者と車両12台に加え消防航空隊のヘリ2機が参加、分列行進をはじめ消防音楽隊とカラーガード隊のドリル演技、救助隊のはしご車演技、一斉放水などをくり広げ、防火の誓いを新たにする。
麻生区では現在、1署3出張所の消防署員124人に加え、麻生消防団員138人が1団3分団12班に分かれて、15万区民の命と財産を火災から守る任務を担っている。

2005-01-06 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 4日

麻生産の野菜や米で古風七草がゆ:1月7日に麻生区役所で「食べる会」

ふるさとの味で健康長寿を祈ろうと、麻生区役所(川崎市麻生区万福寺1-5-1)で1月7日午前11時から麻生区内で採れた野菜や米、モチを使い炭火で昔風に作った七草かゆを食べる会が催される。

この行事は、麻生区文化協会(杉本長治会長)が同会の新年会として以前から細山郷土資料館で催していたものを、区民が参加できる郷土の伝統行事にしようと「あさお古風七草粥(がゆ)の会」と名称を改め、2004年に麻生区役所、麻生市民館、麻生図書館と共催する。
2回目の今回は、麻生区古沢の田んぼで体験農業参加者の親子が育てたモチ米を利用したモチ、文化協会会員が寄贈した同区黒川産の米、同会員らが区内の畑で採取したセリ、ナズナ、スズナ、スズシロなどの七草を使う。かまどと釜は細山郷土資料館の展示品を区役所広場に運び、早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭を使って、昔ながらの七草がゆを再現、区民とともに味わう。
市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、早野ばやし連が新年を祝うお囃子(はやし)で盛り上げ、麻生童謡を歌う会がお正月にちなんだ歌を披露する。このほか、タコ、羽子板、郷土玩具の展示や、コマやタコなど子どもが楽しめる遊びもある。
参加は自由で、かゆは1杯100円、先着300人分を用意する。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

2005-01-04 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 1日

麻生区の香林寺五重塔が開帳

川崎市麻生区の香林寺五重塔(細山細山3-9-1)が正月三が日の午前10時から午後4時までに開帳される。
1日は午後2時ごろから近くの細山細山神明社の細山祭囃子(はやし)保存会による無病息災や豊作や幸運を願う新年恒例の伝統行事「悪魔っぱらい」が披露される。

塔は1987年に造られ「昭和の五重塔」として広く知られ、間口、奥行きとも約4・5mの国内産ヒノキづくりの塔は、禅宗様式を採用して設計された。禅宗様式の塔は、同寺の本山の鎌倉の建長寺にかつてあったとされるが、現存するものは日本ではこの塔だけで、屋根の反りの強さや屋根の下のたるきの組み方、扉や「花頭窓」と呼ばれる上部がに丸みのある窓などに特徴がでている。
一層に塔の本尊のインドで制作した石像「釈迦初転法輪造」のほか、奈良・東大寺の四天王像と同様の天平時代(729〜769年)の技法「脱乾漆造」を復元して作った四天王像、二層から五層は木造の16羅漢を安置している。四天王像は、心棒にわらを巻き塑土をぬってその上から「からむし」と呼ばれる麻の一種と漆を重ねて作り上げた。からむしは、地元の野生のものも一部使われている。
問い合わせは電話044(966)5450香林寺。

2005-01-01 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

武州稲毛七福神

生田仏教界に属する川崎市多摩区・麻生区の6寺が1988年に始めた。
統一したのぼりや案内板、ちょうちん、専用色紙や朱印を各寺で用意している。専用色紙700円(各寺で販売)、朱印各100円。
1日から3日まで実施。時間は午前9時から午後4時。
問い合わせ=電話044(932)4835安立寺。

◇香林寺(布袋尊)
麻生区細山3-9-1 電話044(966)5450
交通=新百合ケ丘駅からバス細山交番前歩3分
1525年に南樹法泉和尚が開山。「昭和の五重塔」として広く知られる1987年に造られた五重塔は珍しい禅宗様式。布袋尊は期間中は本堂に安置される。

◇潮音寺(福禄寿)
麻生区高石2─21─1電話044(966)5452
交通=新百合ケ丘駅からバス園芸センター下車歩5分、百合ケ丘駅歩10分
永享年間(1429~1440)に日峰禅師が開山。1652年に加賀美氏が現在地に再興したという。本堂にある福禄寿は、中国風服装をしている。

◇観音寺(恵比寿)
多摩区生田7─17─8 電話044(922)2263
交通=生田駅歩3分
旧津久井街道に面した寺の境内には、1396年に立てられた古い碑もあり、歴史をしのばせる。七福神めぐりを始めたさいに、商店などの地元の希望で恵比寿が選ばれた。

◇安立寺(毘沙門天)
多摩区東生田1─27─1 電話044(932)4835
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
同寺の帝釈天は、源頼朝の重臣の稲毛三郎重成が所有していた。建久年間(1190~1199)に家臣の佐伯民部吉春に伝えられ、さらに飯室の釈迦堂に移された。永禄年間(1558~1570)に釈迦堂を改めて現在の寺が建てられたという。毘沙門天は本堂横の帝釈堂に安置されている。

◇広福寺(大黒天)
多摩区枡形6─7─1 電話044(911)3782
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
慈覚大師が承和年間(834~848)に創建したという古寺。稲毛三郎重成の居館跡で、重成の墓もある。本尊の木造聖観世音菩薩は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の作とされ、平安後期の特色を持つ木造地蔵菩薩とともに県指定重要文化財の指定を受けている。
大黒天は本堂に安置されている。

◇盛源寺(弁財天・寿老人)
多摩区長沢1─29─6 電話044(977)3744
交通=百合ケ丘駅からバス盛源寺または向ケ丘遊園駅からバス病院入口歩1分
1573年久翁力正が開基したと伝わる。この一帯はわき水が豊富で、弁財天はかつて裏の池にまつられていた。現在は周囲に池をめぐらした堂に安置されている。寿老人も本堂近くの堂にある。

2005-01-01 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年12月31日

馬頭琴演奏会:聴衆500人うっとり、収益金で内モンゴルに苗木800本贈る

(ボランティア市民記者・田井光枝)

04123101麻生市民館大ホールで12月9日、‘飛べよ!鷹よ、草原の風に乗って高く!!「馬頭琴演奏会」’が、500名を越す聴衆を迎えて開催された。演奏は、在日で活躍の馬頭琴演奏のホープ、チ・ブルグッドさんらが出演、馬頭琴のソロ演奏による第一部と、馬頭琴と西洋現代楽器によるユニット「ヒメル」の演奏の第二部という二部構成で催され、観客は深い音色のハーモニーをうっとりと楽しんでいた。

写真=一部で熱演するチ・ブルグッドさん(柴仁人さん撮影)

第一部では、ブルグッドさんの父で中国第一級演奏家と馬頭琴大師の称号をもつチ・ボラグさん作曲の演目「母に捧げる歌」などに加えて、砂漠の砂が風によってさらさらと姿を変え流れてゆく様子がアラビア的な音階を交えて演奏される「砂の記憶」と、チベット・ラサにある古刹、デブン寺院の前で子どもが唱えていたお経のメロディから発想されたという「天空の鷹」など、ブルグッドさんの作曲による精神性と民族性溢れる2曲が演奏された。共に馬頭琴演奏の高レベルのテクニックを必要とするもので、500名を越す聴衆は息をのんでチ・ブルグッド氏の奏でる馬頭琴の深い音色に聴き入った。
04123102第二部はブルグッドさんに加え、長く西洋現代楽器と関わってきた、内田充(ギター)さん、西上和子(ピアノ)さん、菅野吉也(パーカッション)さん、楠本雅祥(ベース)さんの5人による合奏。モダンでありながら、時に母親の声のように優しく、時に哀愁を誘う深い音色で奏でられる馬頭琴の音色が効果的で、西洋とモンゴル民族楽器が違和感なく溶け合っていた。メンバー一同の熱のこもった演奏の間には、ブルグッドさんのユーモアを交えたコメントで、会場は和気藹々(あいあい)とした和やかな雰囲気に包まれた。
終了後、参加者はそれぞれ、素晴らしい演奏会に参加できた喜びと馬頭琴の音色の素晴らしさを堪能した旨を主催者に告げながら帰宅した。また、3人に一人からアンケートが寄せられ、とてもよかったと評価された。
この催しは、1992年来、市民レベルでの国際友好活動の一環として、在日の中国民族音楽演奏者と協力し、市民によるボランティアで中国民族音楽のコンサートを開催してきた日中文化交流市民サークル‘わんりぃ’主催の最後のコンサートとして企画、開催されたもので、その記念として、近年乾燥化が進んでいる内モンゴルの草原の保護と育成の為に参加者一名につき一本の木を贈ることになっていた。
ブルグッドさんの話では、苗木は植林予定地から100kmから200km離れた農業指定区域から運び、運搬費用も含めて一本約200円。主催者の1本でも多くの呼びかけのカンパに応えた人も多く、今回の収益から約800本の苗木が贈られる。

写真・下=二部・ヒメルの演奏((柴仁人さん撮影)

2004-12-31 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, c)町田市, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年12月12日

12月13日に麻生区役所で麻生の歴史に親しむ講座

自然から生まれた人間の技術の記録映像を見ながら地域の歴史をひもとく公開講座「『日本の姿』から多摩の姿を探る」が12月13日午後2時から麻生区役所第一会議室で開かれる。
この講座は麻生市民館市民自主講座の「麻生の歴史に親しもう」の1コマ。講師は、同区岡上の民俗文化映像研究所所長の姫田忠義さん。同研究所が制作した映像民俗学シリーズ「日本の姿」の『奥会津の木地師」をみながら地域の自然・歴史を考える。参加は自由で、定員先着150人、参加費300円。問い合わせは電話044(951)1300麻生市民館。

2004-12-12 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年12月10日

小田急多摩線に12月11日「はるひ野駅」開業:初の風力発電など環境に配慮

041211haruhinoeki小田急電鉄(株)(松田利之社長)が小田急多摩線黒川—永山駅間に工事を進めていた新駅「はるひ野」がこのほど完成し、12月11日から開業する。新駅は、地球環境に配慮して自然エネルギーを採用、随所にバリアフリー設備を取り入れ、多摩丘陵をイメージしたアーチ型のモダンな設計だ。同社の新駅設置は、1990年3月の唐木田駅以来で、はるひ野駅は全線で70番目の駅となる。

写真上=アーチ状の屋根に風力発電施設を備えたはるひ野駅

041211haruhinoho-mu新駅は、川崎市麻生区黒川字谷ツ1021番1で、小田急黒川駅から約0.8km、小田急永山駅から1.9kmの地点にあたり、多摩線の起点新百合ヶ丘駅からは4.9km先の場所。独立行政法人都市再生機構(旧都市基盤整備公団)が行っている黒川特定土地区画整理事業地内の中央部にあたる。当初、この開発地域内に駅の予定はなかったが、住宅機構側から新駅設置の依頼を受け、両者が協議を重ね、周辺住民の利便性が図れるとして新設された。2003年11月に工事着手、総工費約25億円。都市再生機構、川崎市などの覚え書きでは駅前広場を作ることになっているが、当面はアプローチ道路のみで開業する。
新駅は地平駅舎で、相対式2面2線ホーム、ホームの長さは210m、上下線に改札口(南・北)がある。メイン改札口は南口(下りホーム側・唐木田行き)で、現在、急ピッチで道路建設が行われている。新駅は、だれでも駅を快適に利用できるようバリアフリー化に配慮し、041211haruhinotoireメイン改札口にはスロープ、上下各1基のエレベーター、上下各2基のエスカレーター、トイレは各ホームに設置している。このうち下りホームは、男女ともオストメイト(人工肛門)用シャワーや折りたたみ式ベット、幼児を腰掛けさせるイスも付いた多目的トイレとなっている。このほか、上りホーム側には、冷暖房付きのホーム待合室も備わっている。
041211haruhinohyoujibann同駅の最大の特徴は、風力太陽光発電システムの導入で、アーチ型の駅舎に風力発電機10基と太陽光発電パネル8枚が取り付けられている。風力発電機は高さ2m、プロペラの長さは約1.2mで、風速20mになると自動的に止まる。発電量は風力約4.5kw、太陽光約1kw(いずれも最大)で、発電時に自動的にスイッチが切り替わるエコスイッチが取り付けられ、改札口付近の照明に利用される。また発電内容を利用客が見られるよう、南口改札の事務所に表示パネルが取り付けられている。同社によると、2000年10月に湘南台駅、2004年2月に小田原駅にそれぞれ20kw、30kwの太陽光発電を採用したが風力を取り入れたのは初めてで、他の鉄道でも例を見ないのではと話している。
04121002このほか、ヒートアイランド対策として、上りホーム屋根上部に面積約30平方m(幅2m、長さ15m)の屋上緑化施設が試験的に設置された。植えられているのは、アルブム、サカサマンネングサ、マルバマンネングサ、メキシコマンネングサ、タイトゴメ、キリンソウの6種。
同社では初年度約1000人、将来は約4000人(いずれも1日あたり)の乗降客を見込んでいる。11月21日に完成した小田急複々線事業の世田谷代田—喜多見区間に伴うダイア改正に併せ、営業を開始する。停車本数は平日215本(区間準急27本、各駅停車188本)、土休日214本(区間準急35本、各駅停車179本)。区間準急は、12月11日のダイア改正に伴い新設されたもので、新宿、代々木上原、下北沢、梅ヶ丘から新松田(小田原線)と唐木田(多摩線)の各駅に停車する。
また、同社では2004年10月から小田急多摩線の各駅の駅舎やホームの屋根、トイレなどのリニューアルを進めており、2006年3月に完成する。

写真=相対式2面2線ホーム(上から2番目、左)、多目的トイレ(上から3番目、右)、駅事務所に設置された自然エネルギーの発電表示(上から4番目、左)、上りホーム屋根の屋上緑化(一番下、右)

2004-12-10 in 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

小田急電鉄が12月11日新駅「はるひ野駅」開業に伴いイベント

04121001小田急電鉄(株)が、新駅・はるひ野駅開業に伴い、記念ハイキング、グッズ販売などのイベントを催す。

同駅南口の特設会場で午前10時から午後3時30分まで記念グッズを販売する。内容は、多摩線8駅セット(台紙付き)の記念入場券1040円、はるひ野駅記念入場券130円、多摩急行増発&はるひ野駅開業記念パスネットのほか新百合ヶ丘駅長と記念写真の缶バッチを500円で販売する。駅長との記念写真バッチは、200個限定で、午前10時から11時、午後2時から3時の滞在時間のみで、その場で作成する。このほか、路線マグカップ、路線図下敷きなどのはるひの開業鉄道グッズも販売する。
記念ハイキングは、唐木田〜はるひの駅約10kmで、出発受け付けは唐木田駅で午前8時〜11時、ゴール受け付けははるひ野駅で午後3時30分まで。参加者にはマップちらしを配布、ゴールした人は記念品と先着500人にドリンクをプレゼントする。
また、当日のみ約60センチのヘッドマーク付き列車(1編成のみ)の運転を行う。

2004-12-10 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

片平老人いこいの家で12月11日に落語の会

家に閉じこもりがちなお年寄りに楽しく過ごしてもらおうと、12月11日午後1時から4時まで麻生区の片平老人いこいの家(川崎市麻生区片平5-25-1、小田急多摩線五月台駅徒歩3分)で、落語の会が催される。
落語の会は、お年寄りの楽しく健やかな暮らしを地域で支える「わたしの町の健やか活動」の一環として柿生西地区すこやか活動推進委員会が主催する。出演は、幸区を拠点にプロとアマチュアの落語の会や落語好きのアマチュアの出前落語などの活動を行っている「さいわい寄席」の主宰者・清流亭いしあたま師匠の弟子の喜楽亭笑吉さん、そこつ家洒落さん、徒然亭日暮さんで「愛宕山」などを演ずる。問い合わせは電話044(988)0165菅原さん。

2004-12-10 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年11月25日

川崎市市民ミュージアムで12月4日から1月10日までフロンターレ展:写真や映像で昇格の軌跡を追う

川崎市市民ミュージアムで12月4日から2005年1月10日まで「Let's Go! 川崎フロンターレ—J1昇格への道」が開かれる。試合中の写真や映像資料、サポーターから公募した資料、試合毎に発行する写真ニュース「フロンターレnow」などの紙媒体で、5年ぶりにJ1復帰とJ2優勝を果たしたことしのシーズンを振り返る内容。5日午後3時からは、新潟中越地震のチャリティーを兼ね、箕輪義信選手、中村憲剛選手が参加するトークショーも催される。

同展は、写真パネル、映像資料、選手・チームの資料、似顔絵、新聞などの紙媒体資料などで構成、選手が子ども時代に来たユニフォームなどめったに見ることができないお宝も展示される予定だ。
写真は、専属カメラマン大堀優さんらが撮影した試合中の写真、応援風景、控え室の表情や移動中のバス内での様子のほか、サッカー教室での子どもとのふれ合い、イベント時の表情など約100枚。映像は、ゴールシーン、ファインプレー、ファインセーブ、2004年度の反省と来年度に向けての選手・監督・コーチへのインタビューなど。選手・チーム資料は、優勝カップ、優勝決定時のサイン入りボールなど関連グッズ、監督・コーチからのメッセージのほか、選手が所有するサッカー関係のお宝。紙媒体資料は、k-pressが発行した全試合のプレーと成績などで構成するポスター形式の写真ニュース「川崎フロンターレnow」、チーム発行のポスター、広報誌、フロンターレについて報道された新聞など。
このほか、サポーターから寄せられたサイン入りのユニフォームや、アウグスト選手とジュニーニョ選手のサイン入りのギブスなどファンのお宝や、サポーターが描いた似顔絵も展示する。会場には、入館者がフロンターレへの思いを書く「応援メッセージコーナー」が設置される。
会場では、入館者がことし一番印象に残った選手、活躍した選手を選ぶ「あなたが選ぶ『あんたが大将』」の投票(1人1票)も行われ、12月26日に発表される。
同館では、サポーターからのご自慢グッズと似顔絵を28日まで募集している。
ご自慢グッズは、氏名、年齢、住所、電話番号、出品物の大きさや材質などを連絡する。応募作品の搬入、搬出は直接来館し、展示物の保険はかけない。
似顔絵は、葉書からA4サイズまでで、画材は自由、パソコンで制作した作品はプリントして応募する。作品は、川崎フロンターレに渡すため、返却しない。応募は、作品の表に選手などの名前と自分の名前、裏に名前、住所、年齢を書き、郵送または持参する。連絡先は、〒211-0052 川崎市中原区等々力1-2 川崎市市民ミュージアム「フロンターレ似顔絵募集」係、電話044(754)4500。
会館時間は、午前9時30分から午後5時(入館時間は午後4時30分)。入場は一般500円、学生300円、65歳以上と中学生以下は無料。また、2004、2005年度の川崎フロンターレ後援会会員は無料。
問い合わせは044(754)4500川崎市市民ミュージアム。
交通=武蔵小杉駅北口からバス「市民ミュージアム行き」終点、「中原行き」・「黄金塚経由第三京浜入口行き」市民ミュージアム前または溝口駅ノクティ側バスターミナルから「小杉行き」市営等々力グランド入口下車。

2004-11-25 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年11月13日

11月21日に「麻生多摩美の森」で植樹と収穫祭

04111901市民が里山の再生活動を続けている「麻生多摩美の森」(川崎市麻生区多摩美2丁目)で11月21日午前9時から午後1時まで、「植樹祭&収穫祭」が開かれる。
写真=木の葉のパネルの見本

「麻生多摩美の森」は、小田急線読売ランド駅から京王線稲田堤駅までつながる「多摩自然遊歩道」添いにある多摩区菅仙谷と接する約1・2ヘクタールの谷戸の緑地。川崎市が各区に1カ所制定した「市民健康の森」の麻生区の森で、2001年から公募に応じた幅広い年代の区民が森の育成のボランティア活動を続けており、行政と共同で定期的にシノダケや下草刈り、樹木の手入れ、畑作りを行っている。
4回目となる 収穫祭は、「麻生多摩美の森の会」(勝田政吾会長)と地元の自然保護団体「多摩美みどりの会」(小座間清次郎会長)が共催する一般市民向けイベント。当日は、森を清掃し、苗木を植樹するほか、同所の畑で収穫した麦を使って麦茶作り、イモ煮や焼きイモなど味覚の秋を楽しむ。このほか落葉に絵具を塗りスタンプやカードを作るなど親子で楽しめるイベントも行う。参加は無料。小雨決行、雨天は23日に順延。
問い合わせは電話044(954)7855木村さん。

2004-11-13 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年11月12日

麻生区役所で13日まで麻生菊花展

041111kiku川崎市麻生区の麻生市民館野外ステージ(川崎市麻生区万福寺1-5-2)で麻生菊花会(久保田啓司理事長)の会員が丹精込めて育てた花を展示、連日多くの市民が訪れ、熱心に鑑賞している。

同会は、麻生観光協会(小島一也会長)の下部組織として3年前発足。
会員28人が出品した茎の部分が短い「福助」「ダルマ」をはじめ、ストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」の12種類。毎年出品点数が増え、ことしは昨年より21点多い181点が並べられている。
会場では、育てた鉢物のほか、小菊なども販売している。
会期は13日まで。同会によると、夏場が暑くて育てるのが難しかったが、全体的には良いできという。

2004-11-12 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年11月11日

麻生区役所に防火ポスター:東柿生小4年の作品

04111101防火意識を高めて——秋の火災予防運動(11月8〜15日)の前日11月8日から麻生区役所ロビーに区内の子ども達が描いた標語入りの防火ボスター展が開かれている。
写真=麻生区役所でポスター展を見る親子

麻生消防署(松尾茂美署長)が数年前から毎年区内の小学校に持ち回りで協力してもらい行っているもので、ことしは東柿生東学校4年生が描いた作品30点を展示している。今回の予防運動の標語が「火は消した? いつもこころに きいてみて」のためか、タバコの消し忘れを描いた絵が多く、河合雅道さん、齊木綾さん、飯田萌子さん、嘉門美夢さん、真田琴音さんの作品が金賞に選ばれた。
同署では、このポスターをデジカメで撮影してプリントしたポスターを同小の学区内の掲示板など60カ所に貼りだし、子どもたちの描いた作品を見てもらうと同時に、市民に防火の呼びかけを行っている。
作品の展示は16日の午前中まで。

2004-11-11 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

明るい社会づくり運動川崎西協議会が多摩区民祭など4カ所で新潟中越地震の街頭募金

04111102明るい社会づくり運動川崎西協議会(斉藤利子会長)が、新潟県中越地震被災者のために11月7日の多摩区民祭会場入り口で街頭募金を行なった。会場で集めた11万3835円と、同日小田急線新百合ヶ丘駅で行った街頭募金27万8001円は、読売愛と光の事業団「新潟中越自身救援募金」に送金した。
写真=生田緑地で募金活動する明るい社会づくり運動運動川崎西協議会の会員

同会は、多摩区民祭にバザー出店申請をしていたが、今回の地震で10月30日に区内の駅頭で行った募金への感心が高かったことから、多くの人が集まる祭会場でも被災者の支援をしようと開催直前に同祭実行委員会に街頭募金申し出た。出店会場付近は買い物でごったがえすため、会員が交替で生田緑地入り口付近に立ち、市民に呼びかけたものだ。新潟中越地震のために同会が行った募金活動は4カ所で、30日の小田急線向ヶ丘遊園駅と生田駅の46万7515円と合わせ、85万9351円となった。斉藤会長は「たくさんの人に協力してもらい、多額の募金が集まった。すでにいろいろな団体が募金活動を行っているので、街頭募金はこれで終わりにして、それぞれが支援できることを行う」と話している。
明るい社会づくり運動は、家庭教育や交通遺児の救済募金、地域の清掃活動などのボランティア活動を全国的に展開する団体で、川崎西協議会は多摩区・麻生区の約200世帯が所属している。

2004-11-11 in 09)市民活動, 10)社会, b1) 川崎市麻生区, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月29日

麻生区文化協会が20周年:10月30日から記念の文化祭

麻生区文化協会が10月30日から麻生区文化祭を麻生区万福寺の麻生文化センターで催す。同会が創立20周年を迎えたのを記念し、「風 音 こども」と題し音楽、舞踊、朗読などを組み合わせた特別企画などもある。

主な内容は、
10月29日〜11月3日=美術工芸展(絵画、書、陶芸、生け花、写真、絵手紙)
10月29日〜11月3日=美術工芸団体展示(書道)
10月30日〜31日=デッサン会作品展(舞台衣装の女優を描いた作品)
10月30日〜31日=夏休み親子教室作品展(絵手紙、絵画、俳句など)
10月30日=茶席
10月30日=記念式典・鼎談(午後3時〜4時30分。鼎談では初代区長の西村俊行さんらが創立当時の思い出を語り合う)
10月30日=20周年特別企画・あさおに響けふるさとの心「風 音 こども」(午後12時30分。合唱と詩人まどみちおさんの詩の朗読、琉球舞踊、創作舞踊「菊の宴」、箏曲、創作舞踊「山柿の赤きを見れば」、弦楽合奏、ピアノ、ギター、ヴァイオリンなどの独奏、ソプラノ二重唱、バレエ)。展示(生け花、絵画、書)
10月30日=洋楽(午前10時〜11時30分。ワークショップと演奏)
10月31日=麻生区俳句大会(午前11時〜午後4時)
10月31日=洋舞(午後4時〜7時30分。6団体によるバレエの小品と合同作品「ドン・キホーテ」)
11月6日=邦舞・邦楽(午前11時〜午後5時。24団体による日本舞踊、新舞踊、民舞、民謡など)
11月7日=麻生フィルハーモニー管弦楽団第40回定期演奏会(午後2時30分、ベートーヴェン交響曲第7番ほか、入場1000円)
11月7日=吟詠・吟舞(午前10時〜午後4時30分。5団体)

2004-10-29 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月23日

麻生区の古書店店主と顧客が文芸同人誌を創刊

041024川崎市麻生区の古書店経営者とその顧客が、10月1日に同人誌「Pegada (ペガーダ)」を創刊した。同誌は、小田急線百合ヶ丘駅前で古書店「アニマ書房」を経営する高石の春田道博さんとその顧客13人で作る文芸同人「アニマの会」が発行、400部印刷しアニマ書房のほか、有隣堂新百合丘店、大塚書店などで500円で販売している。
(写真=ペガーダを持つアニマ書房の春田さん)

アニマの会は、麻生区、多摩区、横浜市、厚木市に住む25歳から74歳の14人が参加、職業も学生、作家、会社員、文芸評論家、エッセイスト、画家とさまざまで、プロ、アマともいずれおとらぬ文学愛好家という。駅前の古書店が取り持つ縁で同人となったことから元大手出版社の編集者だった桜井信夫さん、画家の篠田泰藏さんをはじめ麻生区民が10人を占めている。
ポルトガル語で「足跡」を意味するこの同人誌は、A5判136ページで、創刊号は同人全員が書いた小説、詩、評論などを掲載、表紙は小説も発表した篠田さんが担当した。巻頭に「閉塞した時代になにを表現すべきか(中略)個々人の苦しい模索が続く状況のなかで、現代文学の変革を指向する者が集まり、表現の場を設けることにより、新しい文学の地平を切り開くことが可能になります(後略)」とアニマの会が目ざす理想と目的を掲げた宣言文を載せている。発行は年2回春・秋の予定で、次号は2005年4月。
掲載作品は、「汚泥の池」ほか3編の短編小説、詩「回想の海」1編、エッセイは大手出版社の編集者だったころの思い出を書いた「夏の日の挽歌、松本清張のことなど」、無声映画時代からの日本映画ガイド「後追い世代の日本映画ニュー・スタンダード(連載の予定)」ほか2編、評論は「谷崎にとっての女性」、「伊藤整の『日本文壇史』を巡って」2編で、テーマも素材も多岐にわたる。
事務局の春田さんは、1960年代に詩や評論を書き文芸同人誌に作品を発表、現代詩で受賞経験も持っていたが、1970年に筆を折り会社員になった。定年少し前の1999年、創業75年の勤め先が倒産。約40年住む麻生区で後の世代に日本文化を伝える仕事をしたいと、2000年11月に文学、歴史、思想哲学などの書籍を中心とする古書店を開業した。顧客とのコミニュケーションを深め、文化の継承をと毎月A4判両面刷りの通信を発行、常連客のエッセイや評論などを掲載している。こうしたことから昨年2、3人の顧客から同人誌の発行を持ちかけられ、店の経営理念と一致するところが多いと顧客に呼びかけ、5月に同人を発足させた。春田さん自身も、35年ぶりに創作した詩を載せている。創刊号は、篠田さんら5人が編集を担当、11月に初めて掲載作品の合評会を行う。春・秋の年2回発行の予定で、次号は2005年4月。
春田さんは「麻生区の周辺は、作家、画家も多く住んでおり文化的レベルが高く、ペガータにもプロが参加している。作品を書くというのは個人的な行為で、ともすれば表現が独善的になることもあるが、同人誌では互いに作品を批判し合って質を高めることになる。将来はこのなかから新たな作家や評論家が育つようにしたい」と意気盛んだ。
活字離れの時代に、固い内容の同人誌を発行するのは大変なことだが、メンバーらペガーダの創刊で文学に対する関心を深め、地域の文化、芸術活動が盛んになることも目的にしており、今後は同人も募るほか、一般読者を作品も有料で掲載することも検討している。
問い合わせは電話044(953)2050アニマ書房。

2004-10-23 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月14日

10月17日に麻生区で禅寺丸柿まつり

04101402「柿生」の地名のルーツとなった川崎市麻生区の特産品・禅寺丸柿にちなんで、むいた皮の長さや種とばしなどユニークなイベントを行う「禅寺丸柿まつり」が、10月17日午前10時から午後3時まで川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで行われる。
(写真=「丸柿」と呼ばれる昔風に枝ごと束ねた禅師丸柿)

この祭は、1214年に同区王禅寺で発見された日本で最初の甘柿・禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、1995年に柿生中央商店会が柿生禅寺丸柿保存会(中山茂会長)の協力で収穫期に合わせ初めて催し人気を呼んだ。一時中断したが、地元の祭の復活を望む声で2001年に再開。8回目のことしは、同保存会、柿生駅前町内会、上麻生東町内会のほか、今年の夏に発足したボランティア団体NPO法人柿生環境会が協賛する。
同会の中山会長によるとことしの禅寺丸柿は「近年にない大豊作」だという。
メインイベントの「皮むき」と「種とばし」は、午前10時・午前11時10分・午後1時10分・午後2時10分の4回催され、上位入賞者には、賞品がプレゼントされる。このほか、太鼓やおはやし、禅寺丸の写生会のほか、ビール、焼き鳥、柿にちなんだ和菓子、禅寺丸ワインも販売される。
問い合わせは電話044(987)1270太平屋。

【禅寺丸解説】
禅寺丸柿は、直径5センチほどの丸い甘ガキで、江戸時代から数十年前まで農家の貴重な現金収入として、柿生地区をはじめ川崎北部で盛んに栽培されていた。
実が大きく種のない品種におされ、小粒で種の多い禅寺丸の人気は急落、市場出荷はほとんどなくなり、農家の庭先販売や農協などの産直で売られるだけになった。こうしたことから、地名のルーツといわれるこの柿を「ふるさとのほこりとして保全し、後世に伝えよう」とかつての栽培農家が1995年に「柿生禅寺丸保存会」(中山茂会長)を結成、区内の庭先に残る禅寺丸の調査にのりだすなど保存運動に取り組んでいる。経済性も高めようとワインを試作、1997年から柿ワインの発売を始め、1999年に禅寺丸柿とワインが川崎ブランドに指定された。2000年には王禅寺の境内にある原木に記念碑を建立した。最近は市内のイベントに参加して柿を販売、人気を呼んでいる。また、2002年から普及活動に力を入れるため「柿を通して先人が培った歴史文化を次世代に伝えよう」と、苗木のプレゼントを行っている。
同会がまとめた『禅寺丸柿のあゆみ』によると、禅寺丸柿は、1214年に王禅寺地区の山中で偶然発見された日本最初の甘ガキで、古刹・王禅寺の住職等海上人が里人に栽培を奨励したと伝わる。その後、天領だった王禅寺地区の見回りに来た徳川家康によって「王禅寺丸」と命名され、1648年ごろから盛んに江戸に出荷、大きな収入源となった。1889年の町村制施行時には近隣の10カ村を統合し、柿の生産が多いことから「柿生村」と名付けられた。1902年には、真福寺の森七郎さん宅の樹齢300年の柿の木を選びその実を天皇に献上、このころから大正にかけてが最盛期で、昭和初期には共通のレッテルの木箱で出荷したという。第2次世界大戦後に再び市場の人気が復活し、柿の生産が盛んになるが、1970年代半ばには市場からその姿が消え、農家の庭先などの残された木は多いが、相続や家の建て替えなどで年々減っている。

2004-10-14 in 05)歴史, 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月10日

あさお区民まつり:家族連れなど45000人がふれあい楽しむ

04101001あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月10日、麻生区役所と麻生市民館などを会場に催され、昨年よりやや少ない約45000人(主催者発表)がふれあい祭りを楽しんだ。心配された台風は前夜のうちに去ったものの、ときおり小雨がぱらつき、人出が心配されたが、家族連れなどが次々と訪れ、主催者をほっとさせた。パレードや大道芸、ファッションショー、区民団体の出店などさまざまな催しを通して交流の輪を広げていた。

区役所前の道路では午前10時にパレードがスタート。市消防局のレッドウイングスと音楽隊に続いて、初参加の阿部孝夫川崎市長と実行委員会の役員、西生田小学校の鼓笛隊、民族衣装を着た麻生国際市民広場や区内の団体が行進した。また、かわいいコスチュームの麻生一輪車クラブが妙技を披露したのに続いて、沿道の太鼓に合わせてそろいの浴衣で参加したあさおまつり唄の踊りグループが道路を練り歩き、祭りムードを盛り上げた。
区役所駐車場では、柿生禅寺丸柿保存会が特産の禅寺丸柿400袋を即売したが、試食して甘さが気に入り買い求める人も多かった。また、地名にちなんで同区と交流を続ける茨城県麻生町の特産品や区内で活動する市民団体のバザーなども行われ、買い物客でにぎわった。
市民館の大ホールでは、午前11時から同祭の人気イベント、区民がモデルを務めるハートフルエイジファッションショーが行われた。4回目のことしは、東京田中短期大学や区内の田園調布学園の学生も協力、プロのモデルに混じってダンスや卓球で活躍するシニアやグループホームに住むお年寄りなど65人が出演、和服をリメイクしたエコファッションなど工夫を凝らした衣装で舞台を歩く姿に「とても、しろうととは思えないね」という声も聞かれた。午後1時からの「うたまつりコンテスト」では区民15人が民謡や演歌など自慢ののどを披露、堂々たる歌いっぷりに拍手が寄せられていた。
駐車場の特設ステージで行われた開会式では中島豪一会長や阿部市長が「祭りを心ゆくまで楽しんで」とあいさつした。続いて太鼓や大道芸の競演や一輪車の演技、消防音楽隊の演奏などが行われ、人の輪ができていた。

2004-10-10 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月 8日

柿生中学吹奏楽部が10月9日、東日本吹奏楽大会に初出場

04100801川崎市立柿生中学校(串間満子校長)の吹奏楽部(草間優美部長)の部員38人が、10月9日に北海道札幌コンサートホールkitara大ホールで行われる第4回東日本吹奏楽大会に初めて出場、顧問の渡辺寿子教諭の指揮で「吹奏楽のための木挽(こびき)歌」を演奏する。川崎の市立中学吹奏楽部が全国レベルの大会に出場することは珍しく、10月4日に渡辺教諭と草間部長、今井祐之副部長が市役所を訪れ、河野和子教育長から激励を受けた(写真)。

同校は9月11日に宇都宮市で開かれた第10回東関東吹奏楽コンクールの中学生B部門(35人編成)に初出場、フェスティバルの部で優秀賞を受賞、東日本大会への出場を決めた。
フェスティバルの部は楽譜を見ずに動きのある演奏をする部門で、同校では部員のうち3人が踊り子役で出演、東日本大会でも同様の演奏を行う。同大会には、東関東のほか西関東、東京、北陸、東北、北海道の各地区から選ばれた69校(小学校18校、中学校29校、高校22校)が演奏技術と表現力を競う。
卒業アルバムに各クラスの合唱を入れたレコードを作るなど以前から音楽教育の盛んな同校は、毎年市の吹奏楽コンクールに参加している。これまで神奈川県吹奏楽コンクールに出場したことがあったが、県内には音楽の名門校が多く、県代表になるのはきわめて難しいという。同校では、渡辺教諭が顧問になってから表現力を高めるため楽譜を見ない演奏を取り入れてきた。ことし初めてフェスティバルの部が創設された県大会にチャレンジ、同部門のトップになった。部員たちは「学校の歴史に残る機会なので、演奏者も観客も気持ちのいい舞台にしたい」と7日からの中間試験中にも猛練習を続け、本番に臨む。

2004-10-08 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月 6日

KAWASAKIしんゆり映画祭:10周年迎え11日まで多彩に

ことし10周年を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会主催)が10月3日から始まった。最終日の11日まで3会場で30本の映画上映、トーク、音楽会などが催される。

同祭は、「市民(みんな)がつくる夢のお祭り」のキャッチフレーズで小田急線新百合ヶ丘駅前の日本映画学校の講師や学生、市民で構成する実行委員会(白鳥あかね委員長)が運営、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘が協力して上映が行われる。
多くの人に映画を楽しんでもらおうと、目の不自由な人のために手作りの脚本による副音声を付けたり、保育付きの上映も行っている。また、多数のボランティアや麻生区内の福祉団体が参加し、映画の選択からチケットやプログラムの準備、当日の会場案内や保育などの裏方をサポートしている。
節目のことしは「コラボレーション collaboration 共に働く・共に創る」をテーマに、市民投票による「もう一度みたいあの映画」の上映や東京交響楽団弦楽メンバーによる「音楽と映画の夕べ」など特別企画イベントも開かれるなど、内容も多彩だ。
皮切りの3日には、中原区の市民ミュージアムで2000年から2003年までに中学生が制作した11作品の上映、過去4年間に参加した中学生から大学1年生のOB16人がことし制作した33分の力作「ジブン +願望=コドク」を上映したほか、中学生が映画を作ることの意義について語り合うシンポジウムが開かれた。
8日から11日までのメイン上映では、有料作品「もういちど見たいあの名画」「今、あの時代(とき)を考える」「映画で出会った若者たち」「ニュー・ウエーブ・ジャパン」「ゼブラーマンVSシネマウマ」のほか「白鳥あかねの映画人生50年」の6コーナー17本をワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘で上映、このうち9本が保育付き。
最終日の11日は午後1時から新百合21ホールで日本映画学校卒業制作映画で第22回そつせい祭グランプリ受賞作の「回転する空の下で」を上映、フィナーレのパーティーでシネマエッセイコンクールのグランプリ作品の表彰が行われる。
特別企画「音楽と映画の夕べ」は、8日午後6時30分からワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘で2部構成で催される。
1部は東京交響楽団弦楽コンサートマスターのグレブ・ニキティンさんとその仲間による弦楽四重奏ミニコンサートで、市民投票第2位の映画『サウンド・オブ・ミュージック』、『スティング』のテーマ曲「ジ・エンターテイナー」、『プラトーン』の「弦楽のためのアダージョ」、『風と共に去りぬ』より「タラのテーマ」を演奏する。
2部は『サウンド・オブミュージック』(午後7時25分〜10時20分)の上映で当日券は一般2000円、前売りは、6日まで新百合ヶ丘サティ・ビブレ新百合ヶ丘チケットブース(正午〜午後4時)で扱っている。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局
上映作品や時間はKAWASAKIしんゆり映画祭事務局のHP (http://www.siff.jp)へ。

■関連記事■
スタッフが明かすしんゆり映画祭「野外上映会」の舞台裏(2004/09/25)
麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ(2004/09/16)

2004-10-06 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 映画 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月 4日

新百合ヶ丘駅近くの田んぼで2日、親子約100人が昔ながらの稲刈り

04100401実りの秋を迎え、小田急線新百合ヶ丘駅近くの川崎市麻生区古沢で10月2日、小学生や幼児連れの親子約120人が参加して昔ながら手作業による稲刈りが行われた。

米作り作業を通して親子のきずなを深めながら都市農業を考えようと、麻生区が農家の協力で毎年参加者を公募して開催する体験農業の一環で、ことしは市内全域から約70家族が参加。
同所の鈴木宏平さん方が所有する約1200平方メートルの田んぼで6月に約200人が参加してモチ米の苗を手で植え、夏には参加家族が交代で草取りをして稲を生育。米作りに必要な苗床つくり、種まき、田起こしなどの裏方作業や日常の管理は、 麻生区子ども会連合会、青少年指導委員会、体育指導委員会の3団体で構成する実行委員会(山崎優実行委員長)が担当している。
この日は午前9時過ぎからたわわに実った稲をカマで刈り、稲を束ねて逆さまにして干す「掛け干し」と呼ばれる作業を体験。ほとんどの参加者が米作りは初めてとあって、逆さに干す稲が抜けないようにしばる作業に悪戦苦闘。なかには、自分の身長ほどの高さのサオに稲束を掛けるのに一苦労する子どもの姿も見られたが、晩秋に行われる餅つきを楽しみに熱心に作業を行い、半日がかりで4枚の田んぼの稲刈りを終えた。

2004-10-04 in 01) 自然・環境, 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年9月25日

スタッフが明かすしんゆり映画祭「野外上映会」の舞台裏

04092404市民の手作り映画祭としてユニークな活動を続け、ことしで10回目を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭。
そのよびもののひとつ、「なつやすみ野外上映会」がことしも8月28日に麻生小学校で開かれ、多くの市民が「ホテル・ハイビスカス」や沖縄舞踊などを楽しんだ。しかし、今回は大雨に見舞われ、初の雨体験とあってスタッフは会場変更などにおおわらわとなった。
上映会の準備から開催当日までの舞台裏をエピソードをまじえてスタッフの坂田未希子さんに明かしてもらった。
(写真はしんゆり映画祭のボランティアスタッフが制作した「シネマウマシーサー」)

kawasakiしんゆり映画祭の特長のひとつに「カタチから入る」というのがある。
上映作品が決まると、次はその作品をどう盛り上げるかということにスタッフの全精力(?)が注ぎ込まれることになる。例えば、タバコ屋を舞台にした映画『スモーク』(2002年上映)のトークイベントでは、映画さながらのタバコ屋セットが登場、ゲストを驚かせた。銭湯を舞台にした映画『こころの湯』(2002年上映)では、受付に番台が出現。番台に座ったスタッフがちょっと高い位置から来場者をお出迎えした。
このようなサービスは映画を上映する上でおそらく、いや、全く必要のないことなのかもしれない。だいたい、作るのに時間も手間もかかるのである。たった1度の上映のためにここまでやる映画祭が他にあるだろうか。それでも、まずカタチにこだわってしまうのが、しんゆり映画祭なのである。


そんなわけで、今年の野外上映会の作品が『ホテル・ハイビスカス』に決まったとき、おのずと会場は沖縄ムードでいくことに決まった。
屋台のテントにハイビスカスの花を飾り、舞台左右には映画祭のマスコットキャラクターである「シネマウマ」をシーサーにみたてた「シネマウマシーサー」を設置。スタッフの衣装はアロハで、髪にはハイビスカスの花を飾る。沖縄というより、ハワイといえなくもないが、映画がハイビスカスなわけだし、南国の雰囲気がでればよいということにした。
さて、思いつくだけ思いついたものの、作るのは大変である。日本映画学校の学生さんらによる美術班の指導でハイビスカスの花作り講習会が開かれる。大きな画用紙を花びらの形に切り取り、モールでつくった雌しべ(雄しべ?)を中心に5枚の花弁をとめてゆく。これがなかなかうまくできず、悪戦苦闘。当映画祭の某実行委員長は、1つの花を作るのに30分ぐらい格闘していた。
最大の難関はシネマウマシーサーである。そもそも「シネマウマシーサー」とはなんなのか? 学生たちのアイデアで、「シーサーがシネマウマの着ぐるみを被っている」というものになった。新聞紙で作った張りぼてのシネマウマ。その首のあたりから真っ赤なシーサーが顔を出している。想像以上に立派なものになった。

さて当日。あいにくの雨。体育館上の通路には屋台を彩る予定だったハイビスカスが飾られている。美術班の機転で、せっかく作った花が雨でぐしゃぐしゃにしおれてしまうことは免れたようだ。
シネマウマシーサーは、環境デザイナーの岩崎敬さんにライトアップしていただき、ますます威厳が備わったようだ。光が音によって瞬く仕組みになっているのも楽しい。
第一部は和太鼓グループ「雷鼓」の演奏で幕開け。私たちの意気込みを感じ取ってくれたのだろう、髪にはハイビスカスの花をつけてくれている。そんな心意気がとてもうれしい。続く「絃友会」の踊りと演奏ではたっぷり沖縄を堪能。偶然にも映画に出てくる手遊び付きの曲「赤田首里殿内」の演奏もあり、手遊びの図解を出す。映画学校生が書いてくれたかわいいイラスト、シネマウマも登場しての手遊び講習に、会場中が和やかな雰囲気に包まれた。
イベントが始まったころは半分ほどだったお客さんが、上映前には会場いっぱいになっている。雨の中、こうして多くの人が来てくれたのは、野外上映会を楽しみにしてくれていたからだろう。この会が夏休み最後のイベントとして定着してきたことがとてもうれしい。
体育館での上映となったことで、会場内に一体感が生まれたような気がする。上映終了後、中江監督と主演の穂波ちゃんが登場し、最後にカチャーシーを踊るまで、ほとんど帰る人はいなかったようだ。それどころか、みんな楽しそうに踊っていた。

会場の雰囲気と映画の余韻が相まって、会場全体に心地よい空気が流れていたのかもしれない。出口付近でお客さんを送り出していたスタッフに、みんなニコニコしながら帰っていったという話を聞き、ほっとした。それと同時に、狭い出口に人が押し寄せてパニックになることもなかったのは、お客さんの協力があってこそだと感謝するばかりである。
『ホテル・ハイビスカス』の上映が決まったときから絶対にやりたかったのが、出口に垂らした「おやすみかん」の幕。映画の中で、旅に出ていた母を迎えるため「おかえりんご」の垂れ幕を作るのをまねたものだ。終映後、片づけのためにバタバタしてしまい、「おやすみかん」を見上げるお客さんの顔を見る余裕がなかったのが残念だが、きっと、くすくす笑いながら帰ってもらえたと信じている。
(KAWASAKIしんゆり映画祭 市民ボランティアスタッフ 坂田未希子)

■関連記事■
麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ(2004/09/16)

2004-09-25 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 映画 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年9月19日

麻生警察署:TVキャスターの津島亜由子さんが1日署長に

199689月21日から30日までの「秋の交通安全運動」を前に17日、麻生警察署がテレビキャスターの津島亜由子さんを1日署長に迎え、小田急線新百合ヶ丘駅周辺で交通安全を呼びかけるキャンペーン活動を行った。
(写真は新百合ヶ丘駅前でチラシを配って交通安全を呼びかける津島“署長”)

津島さんは同区古沢の麻生警察署で諸澤憲弘署長から委嘱状を受け取り、制服に着替えた後、署内の駐車場で行われた出発式で「以前、自転車に乗っていて事故に遭いそうになったことがあり、それ以来気をつけている。交通事故をなくすには、一人ひとりの心掛けが大切です」とあいさつした。
その後、諸澤署長とともにオープンカーに乗り、神奈川県警音楽隊と同カラーガード隊を先頭に11団体約150人が参加し、同署から麻生区役所前、万福寺大橋を通って新百合ヶ丘駅南口までパレード。ファンの追っかけのカメラマンに囲まれながらエルミロード前で、道行く人に交通安全を呼びかけるチラシを配った。
津島さんは「警察の制服を着てオープンカーに乗るのは初めての経験で、緊張しました。みなさんもマナーを守って事故をなくしましょう」と話した。
ことしの秋の交通安全運動は、子どもと高齢者の交通事故防止などが重点。期間中、同署では、事故多発路線の百合丘交番前、吹込交差点、柿生交差点に街頭監視所を設置するほか、交通安全講話付きのゲートボール大会、早野地区の高齢者世帯の訪問など事故ゼロをめざした活動を展開する。

2004-09-19 in 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年9月16日

麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ

37326川崎市麻生区の麻生小学校体育館で8月28日、中江雄二監督「ホテル・ハイビスカス」の上映会が開かれ、約900人の市民が手製のハイビスカスの花などで飾られた南国ムードいっぱいの会場で映画や沖縄舞踊などを満喫した。
同小での上映会は、ことし10周年を迎えるしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会・麻生区主催)のプレイベントとして2000年から毎年開催されている。

2年前から夏休み最後の土曜日に親子で野外映画を楽しんでと、親子で楽しめる作品を選び、食べ物の屋台やゲーム、フリーマーケット、映画にちなんだイベントなども催し、飲食自由な開放的な雰囲気で映画がみられると好評だ。
今回は、台風による雨で急きょ体育館に会場を変更したが、同映画祭を運営するKAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会(白鳥あかね実行委員長)では、野外上映会で初めて体験する雨に大わらわ。実行委員やボランティアスタッフ、日本映画学校の学生など約100人が、体育館にシートを敷いたり、通路に模擬店用のテントを張るなど会場設営に追われた。悪天候のため人出が心配されたが、午後4時の開場とともに幼児や小学生を連れた親子づれなどがぞくぞくと訪れ、主催者をほっとさせた。
映画祭スタッフは、アロハシャツにハイビスカスの花飾りを髪に付け、観客を誘導、舞台下には、同映画祭のマスコット「シネマウマ」をアレンジしたシネマウマシーサーを飾られ、映画会を盛り上げた。
午後6時からは「沖縄祭り」と題し、川崎市を拠点に活動し沖縄の伝統芸能の普及・継承活動を行っている琉球民謡「絃友会」による琉球舞踊や民謡、手遊び歌などが披露された。
映画の上映後には、中江監督と主役の小学3年生の超元気少女・美恵子を演じた藏下穂波さんがあいさつ、フィナーレでは中江監督と藏下さんが楽しいときに踊る沖縄舞踊「カチャーシー」を観客と共に踊った。
白鳥あかね実行委員長は「10年目の映画祭の初日に当たる大切な野外映画会だったが、雨の中をたくさんの人が来ていただけて、すごくうれしい。きっとシネマウマシーサーが守ってくれたんでしょうね」と喜んでいた。

2004-09-16 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 映画 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年9月15日

忍者ハットリ君など変わりかかし18体がずらり

12363川崎市麻生区古沢の田んぼで「かかし祭り」が催され、訪れた600人余りの参加者たちは、子ども会などが作ったユニークなかかし18体を鑑賞したり、流しそうめんに舌鼓を打っていた。
■すべてのかかしの写真を見る

麻生区子ども会連合会、体験農業実行委員会麻生区長会連合会が開いているもので、ことしで21回を数える。会場は麻生区の区政推進事業として行われている体験農業の水田横で、稲穂が垂れ下がり、秋の気配も漂う絶好の場所。区内の子ども会12団体と体験農業の参加者5グループが夏休みや田んぼの草取りの合い間に力を合わせて作った、いずれもスズメもびっくりするようなかかしが並んだ。
ことしは、アテネ・オリンピックの金メダルリストやわらちゃん、人気映画の忍者ハットリ君、ハリー・ポッターなど世相を反映したユーモアたっぷりのかかしがそろった。審査にあたる青木謙二・副区長や子ども会役員らが一体一体ていねいに見て回り、いずれおとらぬ力作ぞろいに、選ぶのが難しいと頭をひねっていた。
審査の結果、人気タレントが出演して評判となりぞうりなど小物もしっかり作られた金程富士見子ども会の「ハットリ君」が麻生区子ども会連合会会長賞に選ばれた。
このかかしは、小学5・6年生の神山知哉君、狩野竜征君、林正太君、松井桃子さん、永見早里さん、持田美里さんのアイデアで約40人の子どもたちが力を合わせた力作。子どもは「みんな知っているのでハットリ君に決めたが、超うれしい」と参加者全員で記念写真を撮っていた。
会場では、体験農業で作ったジャガバター、流しそうめんがふるまわれ、綿菓子つくりの体験も行われたが、どのコーナーにも長い列ができていた。
出品されたかかしは18日まで会場で展示される。

かかしコンクールの結果は、
区子連会長賞=「ハットリ君」金程富士見子ども会
JAセレサ賞=「ハリー・ポッチャリ」王禅寺子ども会
区長賞=「ドラエモン」古沢子ども会
町連会長賞=「ゴールドメダリスト」体験農業グループ
農業指導員賞=「かかしの中村君」体験農業グループ
東京新聞社賞=「ガッツやわらちゃん」上麻生子ども会
かかし賞=「ペン・ヨンチュー」万福寺子ども会
アイディア賞=「ケロロ軍曹」早野子ども会
JTB賞=「リオデジャネイロから来たリリアン」体験農業グループ
文化広報賞=「ジャイアンの母」麻生台団地
入選=「田村でも金 谷でも金」岡上子ども会/「月から来たプリンセス」体験農業グループ/「忍者ハットリ君」王禅寺子ども会

2004-09-15 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年8月 8日

麻生水処理センターでホタル鑑賞会

04080802川崎市麻生区上麻生の麻生水処理センター「ふれあいの広場」で7月21日夜、「ほたるを楽しむ夕べ」が開かれた。「ホタルが飛び交う自然の大切さを子どもたちに伝えたい」と非営利活動法人「麻生環境会」(鈴木有理事長)が催したもので、近くの柿の実幼稚園の園児をはじめ親子連れなど約800人が幻想的な光を楽しんだ。

観賞会は、水路上に置いた約1・5メートル四方のケージをカヤで覆い、近隣から求めた約300匹のヘイケボタルを入れて公開した。この日は、蒸し暑くホタルが飛ぶには絶好の条件。7時過ぎに木の枝や草の下に隠れたホタルが光を放って飛び始めると、訪れた人たちはケージの周囲に張った金網ごしにぴったりと張り付き、「わー、きれい」と興奮気味に歓声をあげ、光の軌跡を見つめていた。
8時過ぎにメンバーがカヤを外すと、外に飛び立つホタルに「イルミネーションみたい」と叫びながら追いかけて捕まえる子もいたが、主催者の「短い命だから大切に」との呼びかけに、帰りぎわには逃がす子も多くみられた。
「麻生環境会」は、センター内のグランドや広場など市民開放エリアを管理する「上部棟運営委員会(鈴木有委員長)」が母体となり、同センターの処理水を利用して水路の復活や周辺の環境、麻生川の環境浄化に取り組むために、ことし6月にNOPとして生まれ変わったボランティア団体。新組織となって初めて行う事業のため、約30人の会員がホタルやドジョウが住める環境を取り戻そうと、昔の水路を延長する形で作った水路を清掃して草刈りを行い、同センターの協力で下水処理した水を流すなど準備にあたった。
鈴木理事長らは「水もきれいになり、カワニナも増えた。放したホタルの2世がここで誕生するような環境を取り戻したい」と話していた。

2004-08-08 in 01) 自然・環境, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年8月 7日

親子でかかし作り

川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。

川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。
参加したのは、先月同所で行われたの親子体験農業米づくりで田植えをした人たちで、この日は3班に分かれて行う田の草取り作業日の初日。参加した24家族52人は炎天下の中で汗を流しながら麻生区子ども会連合会(山崎優会長)役員らの指導で、竹や持参した古着、古新聞などの廃物を利用してかかしづくりにチャレンジ。ほとんどが初めてとあってとまどいながらも、お父さんが慣れない手つきでかかしの胴体や顔を作るため針を動かしたり、子どもの意見を聞きながら顔を描いた。頭の形を整えるためシャツを利用してターバンを巻いたりと奮闘、2時間がかりで個性的なかかし3体を作った。
かかし作りの前には田の草取り、制作後にはジャガイモ掘りなど農作業を行い、土にふれる「いなか」の生活を楽しんだ。
制作したかかしは、9月に同所で行われるかかし祭り(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)で展示される。

2004-08-07 in 01) 自然・環境, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0)

麻生区の体験農業:親子でかかし作りに挑戦

04080803川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。

参加したのは、先月同所で行われたの親子体験農業米づくりで田植えをした人たちで、この日は3班に分かれて行う田の草取り作業日の初日。参加した24家族52人は炎天下の中で汗を流しながら麻生区子ども会連合会(山崎優会長)役員らの指導で、竹や持参した古着、古新聞などの廃物を利用してかかしづくりにチャレンジ。ほとんどが初めてとあってとまどいながらも、お父さんが慣れない手つきでかかしの胴体や顔を作るため針を動かしたり、子どもの意見を聞きながら顔を描いた。頭の形を整えるためシャツを利用してターバンを巻いたりと奮闘、2時間がかりで個性的なかかし3体を作った。
かかし作りの前には田の草取り、制作後にはジャガイモ掘りなど農作業を行い、土にふれる「いなか」の生活を楽しんだ。
制作したかかしは、9月に同所で行われるかかし祭り(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)で展示される。

2004-08-07 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック