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2006年1 月 9日 (月曜日)

川崎が「スタートダッシュフェア」

ボランティア記者 藤井栄美

06010901f 2006年川崎スタートダッシュフェアが1月8日午後1時30分から、高津市民会館で600人以上のファンを集めて開催された。進行は等々力競技場スタジアムDJのあべはるこさんとOB中西哲生さん。

スタートダッシュの写真(撮影=藤井隆弘、藤井栄美)を見る>


トークショウの前にサッカーデモンストレーターの土屋健二さんによるリフティングのデモンストレーションが行われ、「魅せるリフティング」に観客から歓声 が上がった。マラドーナに憧れ究めた土屋さんの技は、サッカーの神様ペレにも認められ、海外のリーグでハーフタイムショウを行うとのこと。その土屋さんいわ くリフティングのコツの一つが「鼻から息を吸い口から吐く」そうすることにより脳に酸素が回り視界が広くなるとのこと。中西さんが「あまりにもボールが吸い 付いているように見えたので」と使用球を確認する場面もあった。
メインイベントのトークショウのゲストはGK相澤貴志選手とMF谷口博之選手。最初にオフをどう過ごしたかという質問から相澤選手の結婚の話が披露され、おめでたい話からのスタートになった。相澤選手は、ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦の際に浴びせたれた相手サポーターからのきついヤジにも「普通にそんなこと言わないでしょ。笑っちゃいました」「試合に出るチャンスが来るかなという予感は無かったが、サテライトでは出ていてちゃんと出来ていたので」と試合に出れない時の練習や出始めてからの自分に対する自信をうかがわせた。
谷口選手は、中西氏に「DFは180度しか見る方向無いけど、ボランチは360度見ないといけないでしょ。怖いでしょ。結構ボール受けてるけど」と振られると「怖いです。簡単なところで受けて、とりあえず見える人に出します。ケンゴさん(中村憲剛選手)がいるので渡すようにしてます」と答え、笑いを誘った。
最終戦のガンバ大阪戦について「優勝したチームを目の前で見てどうだった?」という質問に二人とも「優勝したいという気持ちが強くなった。良かったと思う」「優勝したい」と語っり、サポーターにも「頑張りますので是非試合を見に来て欲しい。応援して下さい」とメッセージを送った。
恒例のプレゼント抽選会ではホーム開幕戦のペアチケットなどのほか、相澤・谷口選手のサイン入り公式ユニフォームに加え中西氏の現役時代のサイン入りの秘蔵ユニフォームも出品され、会場の観客の懸命なアピールに選手も中西氏も当選者を決めるのは一苦労だった。また、多く詰め掛けたサポーターのためにトレーディングカードが200枚用意された。
最後の握手会は当初200人の予定だったが、「のサポーターは熱いし、本当に温かい。もっと大切にしなければならない」と語る元ミスター・中西さんの提案で来場したずべてのファンとの交流となった。うれしいお年玉になったのではないだろうか。
プロ6年目を迎えて出場経験も増え、結婚も間近に控えた相澤選手は、舞台に慣れない谷口選手を気遣う余裕を見せるなど落ち着いた様子で受答え、更なる成長を予感させた。一方谷口選手は未だこういった場は慣れない様子で緊張していたのだろうが、試合中の姿からはとても想像が出来ないような独特のリズム感と雰囲気で会場を沸かせていた。
来るシーズンの両選手の活躍を期待したい。

2006-01-09 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, スポーツ | Permalink

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