2006年4月12日

かわさき市民活動センターが助成金の説明会:市内3カ所で開催

財団法人かわさき市民活動センターが、川崎市内を拠点に公益的な活動する市民団体を資金面で支援する「かわさき市民公益活動助成金」の説明会を4月13日〜15日まで多摩区役所など3カ所で開く。

この助成金は、2004年から始まったものでことしで3回目。内容は活動を開始して3年未満の団体を対象としたスタートアップ助成と3年以上の団体を対象にしたステップアップ助成の2種類。スタートアップは3人以上で構成する団体に1回限りで上限が10万円、ステップアップは5人以上で構成し3年以上の活動実績を持つ団体でこれまでの事業を発展的に拡大するする企画に対し経費の80%以内で100万円を上限とする金額で、総額は2300万円。また、ことしは特例としてスタートアップ助成を受けた団体でも10万円未満と限定付で申請できる。
助成金の審査は、公開プレゼンテーション方式で6月17日と18日に行われる。
問い合わせは電話044(430)5566財団法人かわさき市民活動法人。

  説明会の会場と日程
13日=午後6時30分から多摩区役所11階会議室
  川崎市多摩区登戸1775-1
14日=午後6時30分教育文化会館5階会議室
  川崎区富士見2-1-3
15日=午後2時かわさき市民活動センター 
  中原区新丸子東3-430-2中小企業・婦人会館2階

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2006年3月15日

耐震偽装問題を切り口にまちづくり行政のシンポ

全国各地でおきた耐震偽装問題を切り口に、偽装マンションの被害者や都市計画プランナーを招いてまちづくり行政について考えるシンポジウムが 3月17日午後6時30分から川崎市高津区溝口の「てくのかわさき」で開かれる。

主催するのは、川崎市内の乱開発の歯止めや自然環境保全運動のネットワーク組織「まちづくり・環境運動川崎市民連絡会」。同会では、1998年に規制緩和で建築確認制度が民間に開放されたことが耐震偽装を引き起こす要因のひとつと考え、シンポではまちづくり行政全般の問題を明らかにし、建築確認制度の改善を求める。
パネラーとして出席するのはまちづくり条例研究センター主任研究員で野口和夫さん、日本建築学会前建築法制委員長の稲垣道子さんと全国で一番早く退去命令が出たグランドステージ川崎大師の住民代表の平貢秀さんの特別報告も行われる。参加は自由で、資料代か600円。問い合わせは、電話044(833)5572まちづくり・環境運動川崎市民連絡会。

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2006年3月 1日

川崎市役所第3庁舎にハナモモ:宮前区馬絹の生産者が寄贈

060301momo2_3 ひな祭りを前に2月28日、川崎市宮前区の花卉(かき)生産者らが川崎市庁舎を訪れ同区馬絹の特産品「花桃」を寄贈した。贈られた木約1本分高さ3m以上の濃いピンクのハナモモ「新矢口」は、第3庁舎ロビーに展示されており、来庁者をなごませている。展示は3月6日まで。

写真(上から)= ハナモモ「新矢口」のアップ、川崎市役所第3庁舎に飾られたハナモモ、阿部市長に花を渡す吉田義一さん(右)

060301momo1_3 川崎市経済局農業振興センターによると、馬絹の花栽培は歴史は古く江戸時代中期までさかのぼる。特に「枝折(しお)り」と呼ばれるウメ、モモ、サクラなどの枝物を荷造り技術は関東屈指と言われ、大正時代には「馬絹花き生産組合」(JAセレサ川崎花き部馬絹支部の前身)を創設、大正から戦前は隆盛を極め、最盛期には毎日都心にトラック10台で出荷されるほどの人気を集めたという。ハナモモの出荷は、桃の節句の1週間ほど前までがピーク。つぼみの小さいうちに切り枝を室(むろ)に入れて花の促成を行う。その技術はいまも高く、約15人の生産者は1月下旬から2月までほとんど都心の市場に出荷、高い評価を得ている。1985年度には「かながわ名産100選」に、1999年にはかわさき農産物ブランド「かわさきそだち」に選ばれた。
060301momo3 生産者らは、川崎を代表するこの技術を市民に知ってもらうため、数年前から出荷作業が一段落したこの時期に川崎市に寄贈を行っている。この日花を届けたのは、小泉一郎JAセレサ川崎代表理事組合長のほか吉田義一JAセレサ花き部馬絹支部ら9人。市長に花束を渡した後、吉田さん、小泉秀民さん、田辺裕崇さんの3人が、高さ80cmほどの大きな花瓶にハナモモを生けこんだ。

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2006年2月23日

お詫び

川崎市のイメージアップ事業の認定を受けて市内5会場で開催中の「輝け!川崎フロンターレ展」のうち、川崎市役所第三庁舎会場の展示は、会場の都合で23日と24日の2日間は、展示パネルが2枚のみとなります。27日からは、当初の通りパネル10枚(写真67点、写真ニュース16枚)の展示となりますので、お時間の都合のつく方はお待ち下さい。他会場は変更がありません。

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2006年2月20日

川崎市第三庁舎と麻生区役所で「輝け!川崎フロンターレ展」開始

川崎フロンターレの昨シーズンの活躍を振り返えりとともに今シーズンへの期待を高める「輝け!フロンターレ展」の川崎市第三庁舎、麻生区役所会場の写真展示が2月20日から始まりました。

展示しているのは、今季チームに登録している選手の2005年Jリーグと天皇杯のホームゲーム中の写真と新入団選手の初練習などで、第三庁舎は、A2サイズを中心に67点、麻生区役所は、45点展示しています。このほか等々力で行われるプレー中の写真で構成する写真ニュース「川崎フロンターレnow」2005年版バックナンバー(1〜16号)も展示しています。
会場では、初ゴール予想クイズの投票も行っています。

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2006年2月 3日

川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介

Jリーグ開幕を前に、2006年シーズンの飛躍を祈って「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)を川崎市内6カ所で開催します。展覧会では、ホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレの魅力を紹介します。
日程は2月7日から川崎溝の口郵便局を皮切りに、中原区役所と川崎信用金庫本店(13日から)、川崎市役所第三庁舎(2月18日から)、麻生区役所(2月20日から)、多摩区役所(2月23日から)の市内4カ所で開催します。
また、2月25日にはフロンターレの元選手によるトークショーを催すほか、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズ、選手への応援メッセージの受け付けを会場とWebサイトで行います。
この展覧会は、川崎市のイメージアップ事業に選定されました。

趣旨
チーム創設10年目という記念すべき年を迎え、さらなる飛躍が期待される2006年の新シーズン開幕に先立ち、幅広い市民が訪れる公共的な施設で、多くの市民に2005年のフロンターレの活躍とチームの情報、そしてサッカーの魅力をダイレクトに伝える試合の写真を中心に、チームフラッグなどのグッズを掲示、元選手によるトークショー(予定)を開催します。また、チームへの関心を高めるための「2006No.1ゴールクイズ」、選手及びフロンターレへの応援メッセージの受け付けを展示会場とwebサイトで実施します。

事業内容
試合写真の展示=k-pressのカメラマンが撮影した2005年の試合を中心としたプレー中の選手やサポーターなどの大判(A2判ノビ)カラー写真を展示します。枚数は会場の規模に応じて変更します(20枚〜50枚)。さらに、フラッグなどチーム関連グッズの展示も行います。
2006ファーストゴールクイズ=選手の情報(名前、ポジション、背番号、成績など)を印刷した投票用紙を会場などに用意し、2006年シーズンで最初にゴールを決めた選手名の予想投票を受け付けます。また、同内容のクイズをインターネット新聞「k-press」内の専用コンテンツで実施します。
当選者10人に賞品(選手のサイン入り写真)をプレゼントします。当選者多数の場合は抽選とし、当選発表及び選手への応援メッセージを「k-press」内の専用コンテンツに掲載します。

日程
 写真展示
  川崎溝ノ口郵便局=2月7日〜2月28日
  中原区役所=2月13日〜3月3日
  川崎信用金庫本店=2月13日〜2月17日
  市役所第三庁舎=2月18日〜3月3日
  麻生区役所=2月20日〜3月3日
  多摩区役所=2月23日〜3月2日

トークショー
  多摩区役所=2月25日午後2時

主催=特定非営利活動法人k-press
後援=株式会社川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会
協力=川崎市/麻生区役所/中原区役所/川崎信用金庫

問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

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2005年8月20日

川信本店で8月24日から昆虫展

昆虫の面白さを知って——川崎信用金庫本店ふれあい広場側ロビーで8月24日から26日まで「夏休み特別昆虫展」が開かれる。

社会貢献の一貫として川信職員の同好会・昆虫研究会メンバーが手作りで催すもので5回目。会場には国内や海外のクワガタ、カブト虫、生きたチョウの成虫・ 幼虫・さなぎ、スズムシなど鳴く種をそれぞれ透明のケースに入れて展示する。このほか、標本と壁面にはシルクロードのチョウの生態写真などを展示。
また最終日の26日は、先着30人に先着30人にクワガタをプレゼントする。
展示時間は午前9時から午後4時まで。問い合わせは電話044(220)2254川崎信用金庫情報調査部。

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2005年7月 6日

フロンターレがファン感謝デー:家族連れなど3000人が選手と交流楽しむ

050706fan1川崎フロンターレが6月25日、川崎市川崎区富士見の川崎競輪場でファン感謝デーを開催、3162人がミニゲームや買い物などで選手とのふれあいを楽しんだ。ファン感は昨年まで麻生区片平にあるチーム練習場「麻生グラウンド」で行われていたが、ことしはJ1昇格とともに観客が増えたため、収容能力が高く交通の便がよいチームスポンサーでもある競輪場に変更した。このためもあって、参加者が昨年より5割も増え、過去最高を記録した。

【写真を見る】

会場には、レプリカユニフォームを着た家族連れなど熱心なファンが市バスのフロンターレラッピングバスなどに乗り、正午過ぎから続々と訪れた。
入場したサポーターたちは、早速選手の顔写真入りのうちわなどファン感用オリジナルグッズや福袋を買っていた。
午後1時30分からのオープニングは、競輪レースのピッチに設けられた舞台に、関塚隆監督以下全選手が舞台に上り、東山芳孝副市長が「ナビスコカップは残念だったが、これからのリーグ戦を楽しみにしている。フロンターレの活躍でみんなも活力が出るよう応援して」とあいさつ。関塚監督が「キャンプでいい準備ができた。サポーターとともにJリーグを闘い、地域に根付いたチームにしていきます。きょうは選手、スタッフがホスト役を務めますので楽しんでください」と観客に呼びかけた。競輪場開催にちなんで選手らは川崎駅前の放置自転車に乗って登場、「放置自転車をやめましょう」と話して会場をわかせた。
舞台では伊藤宏樹、吉原慎也、佐原秀樹、都倉賢、大久保将人、中村憲剛、山根巌、渡辺匠、飛弾暁、西山貴永の10選手対抗による「選手対決ゲーム」が行われ、仮装でマツケンサンバなどを歌う歌合戦やジェスチャー、クイズ、二人乗り自転車リレー競争などが行われ、ファンから盛んな声援や拍手を贈られていた。舞台出場以外の選手は出店した各店で、サインや写真撮影、売り子役やミニサッカーゲームなどに参加、試合中とは違う和やかな雰囲気でファンサービスに努めていた。
子どもたちの人気を集めたのは子ども4人と選手、コーチが対戦するミニサッカーゲーム。順番待ちの長い行列ができ、アウグスト選手やマルクス選手と子どもがゲームをする姿を熱心にカメラで追う親の姿も見られた。このほか、市内在住のトランポリン選手中田大輔さんが特別出演、子どもたちにトランポリンを指導したほか、舞台でオーバーヘッドなど難易度の高い模範演技を披露した。
フィナーレでは、競技場で流すDVDの収録が行われ、監督・選手が入って笑顔で歌を歌いながらテレビカメラに収まり、名残を惜しんでいた。

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2005年1月 7日

長十郎の里帰り

05010701川崎を代表するナシ「長十郎」を、生まれ故郷の川崎区によみがえらせようと、多摩区在住の俳優中本賢さんらが長十郎の苗木を現在の生産地多摩区から川崎区まで子どもたちとともに大八車で運んで植樹するイベント「長十郎の里帰り」が1月8日と10日に行われ、一緒に参加する市民を募集している。

写真=イベント当日着るはっぴ姿の多摩川クラブの会員ら(左から2人目が中本さん)

この催しを主催するのは「長十郎の里帰り実行委員会」(斎藤文夫実行委員長)。中本さんに加え、砂子の里資料館の斎藤文夫館長、植樹先の若宮八幡宮宮司中村紀美子さん、稲生ロータリークラブ会長の井口武雄さん、川崎市理容組合青年部部長の伊藤賢美さん、慈酒乃会代表の鹿子遠さんが委員になって、準備を進めてきた。
赤ナシ系統の長十郎は、1893年に大師河原の当麻辰次郎の梨園で発見されたと伝えられ、同家の屋号「長十郎」から名付けられ、大正時代に川崎大師境内に記念碑が建立されている。明治中期に活躍した俳人の正岡子規は川崎大師を訪れ、「川崎を 汽車で通るや 梨の花」「川崎や 畠は梨の 帰り道」などの句を詠んだ。
川崎大師一帯は江戸時代から果樹栽培が盛んで、病害虫に強い長十郎は果樹農家から人気を集めた。多摩川に沿って北上、大正時代には関東一になるほどの発展をとげ、「多摩川梨」というブランド名も生まれた。しかし、生まれ故郷の川崎区は工業化が進み、現在、ナシの木は一本もない。
今回のふるさと帰りの発案者・中本さんは、多摩川に住む魚や水生昆虫などを子どもたちに紹介する活動を行う「多摩川クラブ」の代表を務めており、昨年6月に自宅近くのナシ園で、樹齢100年を越す長十郎の木を見つけた。畑の持ち主太田嘉治さんを訪ねて話を聞くと、明治時代に曾祖父が長十郎のうわさを聞き、大師河原付近から分けてもらった木とわかり、感銘を受けたという。
長十郎は現在、他の甘いナシに押されて生産量も減り、交配用の花粉を取るためにナシ畑に1、2本植えられているだけという例が多い。宅地化が進む川崎北部でもナシ園が減っており、中本さんはこのままではナシの木が消えてしまう日が遠くないと感じ、かつての地場産業を残そうと、ナシの木をふるさとへ戻すイベントを思いついた。
イベントは8日と10日に行われ、多摩川の土手や商店街を子どもたちとともに当時を再現するはっぴ姿で大八車を押して歩くことで、長十郎ナシをアピールする。8日は多摩川二子橋からガス橋までの12キロを日本民家園などで借りた大八車を子どもたちが押して運ぶ。10日は、幸区役所から幸区、川崎区の商店街を通って約6キロ先の若宮八幡宮まで運び、発見者の当麻辰次郎さんの孫や新成人とともに午後3時ごろに植樹する。
参加は自由で、8日は午前9時に二子橋下多摩川河川敷集合、10日は午前9時に幸区役所集合。途中からの参加も可能。
問い合わせは電話・FAX044(934)0066多摩川クラブ。

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