2006年6月18日

岩戸親睦会が30周年記念に車イス17台を狛江市に寄贈

06061801 体の不自由な人やお年寄りなどのために役立ててと、狛江市の岩戸親睦会(秋元防人会長)が創立30周年を記念して6月17日、狛江市に車イス17台を贈った。

写真=狛江市に贈られた車イス

06061802 同会は1977年に青年団を母体として発足、年齢を問わず岩戸地域の住民が交流し、イベントなどの活動を通してきずなを深めようと活動を続けてきた。現在、185人が会員となり、盆踊りや秋祭り、元日のもちつきなどの中心的な存在として「縁の下の力持ち」役を果たすとともに、ハイキングやゴルフなどを通じて会員同士が親睦を深めている。
岩戸地域センターで催された17日の式典には会員や地元関係者など約80人が出席した。席上、秋元会長から矢野裕市長に車イス17台分の目録が手渡され、矢野市長は「この車イスは岩戸親睦会の地域への温かい配慮の表れ。大切に活用させていただきます」と喜んでいた。
秋元会長は「これまでの周年行事では会員へ記念品を配ってきたが、これを返上して地域のためになるものをと車イスを市に贈ることにしました」と話すとともに「会員の高齢化や人員の確保などの課題はありますが、地域のコミュニティーづくりのためにこれからもがんばります」と抱負を語っていた。
06061803 会場では、地元の岩戸ばやし保存会による獅子舞などが披露され、参加者たちはなごやかに歓談しながら、交流を深めていた。

写真左上=矢野市長(右)に車イスの目録を手渡す秋元会長

写真右下=岩戸ばやし保存会の獅子舞

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2006年6月11日

夜の森に響くサクソフォーンの響き:川崎市宮前区の飛森谷戸で10周年のコンサート

060610concert 里山の野外ステージをかがり火で照らしながら音楽を楽しむコンサートが6月10日、川崎市宮前区初山で催され、約400人が夜の森に響くサクソフォーンの調べに耳を傾けていた。

このコンサートは、同地区の里山保全を行っている「飛森(とんもり)谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が「森の音楽会」と題して毎年開いているもので、今回が10回目。
緑の林に囲まれた「おもいでの謡のこみち『森の広場』」にあるステージは、左右に置かれた2基のかがり火に加え、ろうそくなどの灯が周りに配され、日が落ちると幻想的な雰囲気。
同会の発足10周年を記念して催したこの日のコンサートに出演したのは、昭和音楽大学出身のメンバーで構成した「feel saxophone quartet(フィール・サクソフォーン・カルテット)」の河西麻希さん、木籐良朝子さん、土山真希子さんと、賛助出演の平賀美樹さんの女性4人。約2時間にわたって「シングシングシング」「バトル」「マツケンサンバ」「世界に一つだけの花」「竹田の子守唄」ジブリのメドレー、阪本九メドレー、「彗星」などジャズやクラシック、童謡、歌謡曲など多彩なジャンルの曲を次々と演奏した。
コンサートの途中に小雨が降り出し、ステージの上に雨よけのビニールシートを張るため演奏が中断するという、野外演奏会ならではのハプニングもあったが、家族連れなどの聴衆も一緒に手拍子をするなど、なごやかなムード。後半には雨もあがり、訪れた人たちは夜の黒い森に響くサクソフォーンの音色をゆったりと楽しんでいた。
出演した河西さんらは「森の中の音楽会は初めて。音が木立に響いて、すごく演奏しやすかった」と話していた。

関連記事:川崎市宮前区のとんもり谷戸で森のコンサート:終了後はホタル鑑賞会も開催

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2006年6月10日

麻生市民館でフランス額装展

060610gakusou01小田急線新百合ヶ丘駅北口の麻生市民館で、子どもが初めて履いた靴と動物の絵、複製画、布、広告のシールなど様々な品物をフランスの伝統的な技法を使って額装したユニークな展覧会が開かれ、人気を呼んでいる。
写真=会場風景(上)、子どものファースト・シューズにキリンの親子の絵をあしらった会員の作品

「フランス技法の『額装』と手作りの『額』」は、フランス額装グループ「L'Atelier AZ(アトリエ アヅ)」を主宰する多摩区中野島の東明江さんとその門下生の5回目のグループ展。060610gakusou02_2
フランス額装は、絵画や写真、カードなど飾りたい作品のイメージや色調に合わせ、マットを何枚も重ねて立体的に仕上げ、周りの部分をデザインする伝統的な手工芸。夫の仕事の関係でフランスで生活した経験を持つ東さんによると、同地では一般の家庭に飾られている写真や絵画などに多く用いられており、パリ市内でもこの技法を教える教室の人気は高いという。
会場には、風景画に奥行きを感じさせるよう曲面表装した東さんの作品のほか、門下生27人が制作したミニ複製画の組み合わせ、人形、ネイルアートしたつけツメ、家族の大切な思い出の品物など額の中に入れるさまざま素材の雰囲気に合わせたオリジナル作品を展示している。中でも注目を集めているのが「広告・宣伝」コーナー。同会では、グループ展開催にあたり毎回テーマ作品を必ず1点以上出品するというルールがあり、今回は「広告・宣伝」がテーマ。チラシ、包装紙、菓子のパッケージ、広告写真などを素材に、ビュジアルでユニークな作品がたくさん展示されている。
同展は14日までで、時間は午前10時から午後5時。
問い合わせは電話044(949)1874アトリエ アズ

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麻生音楽祭が開幕:初日のスクールコンサートに児童・生徒約1000人が出演

060610asaocon01_121回目を迎える川崎市麻生区の市民の音楽祭典「麻生音楽祭2006」が始まった。
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写真=麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を合同で合唱する柿生・白鳥中学の生徒

初日の6月10日は、スクールコンサート。西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台の9小学校、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥の7中学校、麻生、麻生総合の2高校、計18校が参加。柿生・王禅寺中と麻生・麻生総合高校の4校は合唱・器楽の2部門に出場し、計22団体約1000人が出演、会場の麻生市民館で午前11時から午後3時30分まで4時間半にわたって幅広いジャンルの曲目を熱演した。
060610asaocon02前半の合唱部門では手話コーラス、拍手と手による振り付け、リコーダー演奏、一部の曲をアカペラ男声で演奏、後半の器楽演奏部門は手拍子を散りながらジャズ演奏やソロパート演奏など各校がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスで演奏。今回は、昨年作られた麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を麻生中学、白鳥中学の生徒が合同演奏して市民に披露する初の試みも行われた。
ユニークだったのはプログラム最後に出演の柿生中学の吹奏楽、丸山胤幸教諭が指揮の合間に手拍子を取ったりサクソフォーンを演奏(写真)、会場をわかせてスクールコンサートを楽しく締めくくった。
会場には、出演する各校の児童・生徒のほか、わが子や孫の晴れ姿を見ようと観客が入れ替わり訪れ、常に満席の状態。熱心にビデオ撮影している保護者も多かった。
音楽祭は、土曜・日曜を中心に7月2日まで麻生市民館大ホールで開かれる。

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2006年6月 8日

川崎市宮前区のとんもり谷戸で森のコンサート:終了後はホタル鑑賞会も開催

060608tonmori 地域住民が里山保全活動を行っている川崎市宮前区初山のとんもり谷戸で、6月10日午後6時から森のコンサートが開かれる。同地区の里山保全を行っている「飛森谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が、会の発足10年を記念して催すもので、コンサート終了後には用水路でゲンジボタルの鑑賞会も開かれる。

写真(飛森谷戸の自然を守る会撮影)=とんもり谷戸に設置されたホタルの一生を描いた木製レリーフと矢澤会長(右)ら

とんもり谷戸は、生田緑地の一部で川崎国際生田緑地ゴルフ場14番ホールの東側斜面の昔神社があったと伝えられる場所。自然を守る会は、この里山の自然環境を21世紀の子供たちへつなぎ自然環境学習の場として末永く守り続けようと、1996年に初山地区の住民が中心となりに発足したボランティア団体。生田緑地を管理する北部公園事務所の了解を取り、約1.2ヘクタールを活動拠点に毎月1回下草刈りや枝おろしなどの里山活動を行っている。また、わき水が流れる用水路があることから、ホタルの幼虫の放流も行い、成虫が毎年少しずつ増えるほど自然が回復している。その後、「TONMORI KIDS ADVENTURURE CLUB (とんもりキッズ・アドベンチャー・クラブ)」(長峯隆弘代表)という子どもを対象にした兄弟団体も発足、飛森谷戸で観察会や昆虫採集など、子どもが自然を体験できる催しも開いている。
コンサートは、女性4人のサクソフォーングループ「feel saxophone quartet」が、同谷戸内の「おもいでの謡のこみち『森の広場』」で約2時間演奏する。会場では、同会会員らが日没と共にかがり火をたき、幻想的な雰囲気を演出する。雨天の場合は初山幼稚園ホールに変更。参加費は1ドリンク付きで1000円。演奏後は、初山用水に飛び始めるゲンジボタルを鑑賞しながら丘陵を下る。
コンサートに先立ち、午後3時からは初山幼稚園ホールで同会の10周年を祝う「交流会&懇親会」が開かれ、飛森谷戸の活動についての報告と参加者の意見交換、谷戸の散策が行われる。
会場内には、昨年秋に環境 学習用として「ゲンジホタルの一生」ととんもり谷戸のNewキャラクターの「トンちゃん」「モーリくん」を描いた看板が設置され、この日参加者にお披露目する。この看板は、群馬県みなかみ町の「水上工房」の広川義直さ ん夫妻が制作したレリーフ仕上げで、目の不自由な人がさわってホタルの姿を知ることができるという珍しいもの。
交流会の参加は自由で、音楽会の入場料も含み3000円。
連絡は電話044(977)6581飛森谷戸の自然を守る会事務局、またはemil([email protected])。

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第21回麻生音楽祭:6月10日〜7月2日に麻生市民館で

「麻生音楽祭2006」(同祭実行委員会・麻生区役所、川崎市教育委員会主催)が、6月10日から7月2日まで新百合ヶ丘駅前の川崎市麻生市民館大ホールで土曜・日曜を中心に催される。

関連記事:麻生音楽祭2005> 

21回目を迎える麻生音楽祭は「音楽の街あさお」を合い言葉に、区内の小・中・高等学校をはじめ区内の音楽団体など市民と行政が共同で催す音楽の祭典で、ことし21回目を迎える。今回は61団体が参加、5日間にわたりスクールコンサート、コーラスのつどい、アンサンブルのつどい、ファミリーコンサート、ミュージカルを催し、20回を記念して昨年作られた区のイメージソング「かがやいて麻生」も演奏。このほか、期間中に協賛イベントとしてジュリアード・ジャズ・オーケストラやささきいさおコンサートも催される。
入場は、協賛イベント以外は無料で、ファミリーコンサートとミュージカルは整理券が必要(配布は終了)。
問い合わせは044(965)5116麻生区音楽祭実行委員会。

音楽祭の内容と日程、出演団体

スクールコンサート=6月10日午前11時
区内の小・中・高校18校よる合唱・器楽演奏
出演=西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台(以上小学校)、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥(以上中学校)、麻生高校、麻生総合高校。

コーラスのつどい=6月11日午後1時30分
児童から女声・男声・混声、シルバーまで幅広い年代の28団体による合唱
出演=青葉コーラス、あおばリトルコーラス、あさお歌う会、麻生合唱団、麻生小学校PTAコーラス、麻生女声合唱団、麻生童謡をうたう会、あさおポップスコーラス、麻生もくせい会、アンサンブル・アマデウス、アンサンブル"風"(ふう)、アンサンブル・リス、市来音楽教室合唱団、王禅寺女声コーラス、Clover Lovers(クローバー・ラヴァーズ)、コーラスいくた、コーラス「柿の実」、コーラス銀の会、コール・アンジェラ、コール・クリング、コール・リス・ブラン、コーロ・マスキーレ・あさお、混声合唱団南生田コーラス、白ゆりコーラス、和(なごみ)・Japan、ノッホ・アイマール男声合唱団、ゆりがおか児童合唱団。

アンサンブルのつどい=6月17日午後12時30分
オカリナからジャズ、ハワイアン、邦楽まで13団体がさまざまな器楽演奏
出演=麻生オカリナを楽しむ会、麻生弦楽合奏団、アンサンブルマンドリーノ斉藤、アンサンブルシェーンフェルト、F-VOX(エフ・ヴァックス)、音姫座、小原聖子ギター・スタディオ、グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ、三曲あさお、楓会、千代ヶ丘ユースバンド、ハーモニックス、マウイ・アイランダース。

ファミリーコンサート=6月18日午後3時(入場整理券)
「音楽でめぐる世界の旅」をテーマにアナウンサー秋山雅子さんの司会で馴染みの7曲を演奏
出演=麻生フィルハーモニー管弦楽団。演奏曲目=グローフェ/グランド・キャニオン組曲より「日の出」、ボロディン歌劇「イーゴリ公」より「ダッタンジンの踊り」、ケテルビィ/ペルシャの市場にて、チャイコフスキー/スラブ行進曲、シャブリエ/狂詩曲「スペイン」、ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲、ヨハン・シュトラウスII/美しく青きドナウ

ミュージカル「boy be」=7月1日午後3時(入場整理券)
昭和音楽芸術楽員ミュージカル科の学生が演ずるミュージカル
出演=昭和音楽芸術楽院。人間の感情を理解できるロボットboy beが、争いを繰り広げる人間に語りかけるオリジナルミュージカル。

◇協賛イベント ジュリアード・ジャズ・オーケストラ'06日本公演=6月14日午後6時30分、2000円(売り切れ)。問い合わせ電話046(245)1055昭和音楽大学演奏室。

◇協賛イベント ささきいさおコンサート=7月2日午後2時30分・5時、S席3000円、A席2500円、ペア席4000円。問い合わせ電話044(954)9990マイタウン21。

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2006年6月 3日

カッパーク鷺沼オープニングイベントに4200人:鷺沼プール跡地で

060603_1 川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地で6月3日、カッパーク鷺沼オープニングイベント&水道フェア(宮前区・水道局主催)が開かれ、親子連れなど4200人が今春完成した土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フロンタウンさぎぬま、さぎ沼なごみ保育園の4つのエリアを結んで行われたさまざまな催しを楽しんだ。

写真=式典で披露されたカッパーク鷺沼のシンボルイメージ「カッちゃん」(左から2番目)

  シンボルマーク採用の玉城有花さんらを表彰

060603_3   イベントはまず、土橋小学校校庭で午前10時から消防音楽隊のファンファーレでオープン記念式典が開かれ、阿部孝夫川崎市長が「カッパーク鷺沼は、プールの跡地に目的の異なる施設をいっしょにした川崎市初の場所。プールを連想するカッパとパークを併せた名称と聞いているが、宮前区のシンボルとして多くの市民に存分に利用してもらい、ここから元気な子どもが育つことを期待しています」とあいさつ(写真左)。同区選出の矢沢博孝市議会議長が「昭和43(1968)年から35年間プールとして利用されたが、21世紀を担う新しい施設をみんなの財産として活用してもらいシンボルの場としてなることを願う」と話した。
06060302続いて公募で決めた名称とイメージキャラクター優秀作品の紹介と受賞者表彰が行われた。公募は1月1日から2月16日に実施、名称は全国308件の応募の中から吉村萌さん(当時・宮崎小学校1年、現在名古屋市に移転)の「カッパーク鷺沼」に、キャラクター(カッちゃん)は240件の中から玉城有花さんの作品が採用された。大下勝巳宮前区長と江井茂水道局長が玉城さん(宮崎小2年さん)やこの日出席した優秀賞の作者に表彰状を手渡した(写真右)。校舎入り口では、小学生からお年寄りまで幅広い年代の区民が作った1万2000個の折り鶴で作った高さ4m、幅3mのイメージキャラクター画も披露された。
同小多目的ホールでは、有馬中学校吹奏楽部2、3年生部員49人が外山智子教師の指揮で「メインストリート・エレクトリカルパレード」「そよ風のマーチ」など5曲を演奏、100人を越える聴衆から大きな拍手を受けていた。同ホールでは東京交響楽団弦楽奏者の廣岡克隆さん(第1ヴァイオリン)、板垣琢哉さん(第2ヴァイオリン)、大野順二さん(ヴィオラ)、音川健二さん(チェロ)によるミニコンサートも催され、有馬中吹奏学部員や音楽好きな市民約200人が一流の演奏家による「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や水にちなんだ歌謡曲「川の流れのように」など馴染み曲を間近で堪能した。校庭では、川崎フロンターレの協力でキックターゲット、玉投げビンゴゲームや宮前警察署が運動反射神経テスト、白バイ展示、郵便局の切手販売などが行われた。

 地元の大道芸人やフロンターレ元選手のサイン会も開催

060603 鷺沼ふれあい広場では、水道局が水道フェアを開催。水中輪投げ、水鉄砲など水を使った催しや災害時応急給水の模型展示、マップなどの配布を行った。3種類の水を飲む比べる利き水コーナーには約300人が参加、真剣な表情で水を味わっていたほか、生田天然水「恵水」の販売が人気を集めた。
芝生では、カッパ姿のトレードマークで世界を駆けめぐる土橋の大道芸人おいかどいちろうさんの獅子舞とおいかどさんの仲間による音楽演奏付き紙芝居などが行われ、子どもたちが見物(写真)。またビオトープ池では、水遊びする子どもの姿が目立った。
フットサル場「フロンタウンさぎぬま」では、事前申し込みをした親子140人が元フロンターレ選手向島建さんの指導でサッカー技術を基礎から体験。正午からは向島さんと昨年引退した久野智昭さんのサイン会も開かれ、2人は笑顔でサインに応じていた。
さぎ沼なごみ保育園では、園庭で木を使った火おこし、のこぎりを使ってタケや木の切り落とし体験のほか、園舎で地元老人クラブによるお手玉、折り紙など昔の遊びコーナーも開かれ、祖父母世代と孫世代など幅広い年代のふれあいがなごやかに繰り広げられていた。
各会場の入り口には、スタンプラリーの台が設置され、「商品は何かな」と楽しげに話しながらスタンプを押す親子連れも多かった。
今回は、オープニングイベントとして4つのエリアをつなげて開放したが、区のシンボルとなるよう今後も年に1回程度、イベントを開催する方針という。

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2006年5月27日

狛江市で水防訓練:一般市民も参加し水防工法を体験

060527suibou01 水難事故の発生シーズンを前に5月27日、狛江市、狛江消防署、狛江消防団が同市猪方4丁目先の多摩川河川敷で恒例の合同水防訓練を実施。同市では昨年9月の台風で、70件の浸水被害があったことから、水防訓練として初めて一般市民にも訓練参加を呼びかけ、雨の中でさまざな水防工法などを体験した。

写真=ボートを使った消防署員の救出訓練(上)、ビニール袋に水を入れて都市型浸水対策を体験する市民

訓練の写真を見る>

午前9時からの訓練は、台風の接近に伴い梅雨前線が刺激されて「大雨警報」が発令、多摩川の水位が上昇し堤越水の可能性があり、中州に人が取り残されたという想定。ポンプ車など車両15台、救命ボート2艇を使い狛江消防署、市職員、狛江消防団のほか同市建設業協会、狛江市防災会、女性防火の会、東京消防庁災害時支ボランティア、一般市民など約450人が参加して行われた。
060527suibou02 会場では、狛江消防署員の指導で砂や水、鋼板などを使って「積み土のう」「連結水のう」「鋼製かまつき」「都市型」の4種の水防工法のほか堤防の斜面を利用してビニールシートについている細長い袋に土のう何個も入れて亀裂の入った堤防を守る「T型マット」の訓練を実施。
積み土のう工法は、狛江市幹部職員と職員隊が砂の袋済めを、災害時支援ボランティアの女性が一輪車をつかって運搬に参加。狛江市防災会、女性防火の会、一般市民約100人が、土のうの代わりにポリタンク、プランター、ゴミ袋など家庭内にある身近な物に砂や水を入れて下水道などからあふれた水が住宅に浸水するのを防ぐ都市型工法を体験した。
川のなかでは、消防署員と消防団が中州に取り残された人を救命ボートで運び川岸から救出する本番さながらの訓練を行った。
参加者は、時折強く降りしきる雨のなかで足下までぐっしょりになりながら、約2時間に及ぶ訓練に真剣に取り組んでいた。また、会場には、1984年に今回の訓練現場下流の住宅19棟が流失した多摩川水害の新聞と写真も展示、熱心に見入る人もいた。



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2006年5月20日

川崎の市民団体が日本の外交政策について学習会

川崎市内の2つの市民団体が、イラク戦争に反対し続けた元レバノン大使天木直人さんを招き、5月21日午後2時から川崎市中原区の中小企業婦人会館で日本の外交政策などの実情について学習会を開く。

主催するのは、川崎市民の寺子屋と多摩平和サロン。学習会は、「アメリカの言いなりで日米軍事一体化 これでいいのか日本」というタイトルで天木さんが、外交官だからこそ知り得たイラク戦争の本当の姿、在日米軍再編の狙い、日米外交の舞台裏などについて約1時間30分話し、会場の参加者と意見を交換する。
参加は自由で参加費は500円。
問い合わせは電話044(987)5366須見さん。

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2006年5月19日

花酵母の酒の試飲会:5月21日に狛江市で

狛江市内の日本酒愛好家らの団体「狛江でおいしい地酒を楽しむ会」が80回を迎え、いま話題の「花酵母」を使った酒を飲み比べる会を5月21日午後7時から小田急線狛江駅前のエコルマホール6階の多目的室で催す。

同会によると花酵母は、東京農業大学短期大学部醸造学科の中田久保教授が長年の研究から作り出した自然界からの清酒酵母で、日本酒に存在する様々な香りや味の個性を増幅促進する力を持つのが最大の特徴という。同大学の卒業生を中心に全国の熱心な蔵元が集まり2004年に「花酵母研究会」が設立された。
花酵母は、ナデシコ、ツルバラなど種類も豊富で、これまで日本酒を苦手としていた人にも飲みやすい酒もあるという。
当日は、穴吹酒造、壱岐焼酎協業組合、白相酒造、来福酒造、李白酒造、六歌仙など13社の酒が出される予定。参加は、申し込み制で2500円。
申し込み・問い合わせは電話03(3480)8931籠屋秋元商店内狛江でおいしい地酒を楽しむ会事務局。

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2006年5月12日

麻生区の福祉作業所でハーブまつり

ことし10周年を迎える川崎市麻生区下麻生3-32-5の福祉作業所「があでん・ららら」で5月13日午前10時から午後3時まで、ハーブ苗やバーブを使った自主製品、ミニコンサートなどを行う恒例のハーブまつりが開かれる。

がーでん・らららは、離農した園芸農家の畑、温室2棟、住宅を借り受けて1996年4月に開所、川崎市内では数少ない園芸作業を主力としたこころの病の人のための作業所。現在、約1000平方mの畑と温室で約100種類のハーブの苗や園芸用の花を育てるほか、園で取れたハーブ入りのクッキーやポプリなどハーブを使った手芸品をボランティアとともに作っている。
「ハーブまつり」は、作業所への理解と地域で支援する人への感謝のため、市民団体の協力で開所翌年から開催。当日はハーブガーデンの公開、ハーブ苗、ハーブクラフトやクッキーの販売のほか模擬店、バザーのほか温室でミニコンサートが催される。ミニコンサートは、午前10時15分から午後2時30分で、矢島恭子さんと吉川洋子さんのバイオリンとピアノ演奏、TOMATOの打楽器演奏、ゆり太鼓の和太鼓、アンサンブル木の実の手作り楽器演奏、田園調布大学「ごっつぺる」の合唱といずれも地域で活動する音楽グループが出演する。
交通は小田急線柿生駅、田園都市線市ヶ尾駅からバス「麻生新町」下車。
問い合わせは電話044(989)8323があでん・ららら。

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2006年5月11日

生田緑地内ばら苑が5月11日から公開:533種4700株

Dsc01167 川崎市多摩区長尾の生田緑地内ばら苑が5月11日から一般公開される。面積約1.2haの苑内には、533種約4700株の色とりどりのバラが植えられ、 新緑との鮮やかなコントラストが楽しめる。ことしは4月下旬の寒さの影響で開花が数日程度遅れており、まだ2分咲き程度。見ごろは今月20日過ぎになりそ うだという。

開花状況のフォトレポート「ばら苑フォト日誌」はこちら>

このばら苑は、旧小田急向ヶ丘遊園の中にあり、関東地方でも有数の施設として愛好家に親しまれた。向ヶ丘遊園の閉園に伴って、施設の存続を望む市民の要望もあり、川崎市に管理が移管された。
バラの世話や苑の管理は多くのボランティアが協力して行っており、毎年春と秋に一般に公開され、市外からも数万人が訪れ、人気を集めている。
苑内には、四季咲大輪種、四季咲中輪種、つる性種、四季咲極小輪種、原種など多彩なバラが植えられている。「プリンセスミチコ」「クィーンエリザベス」「プリンセス ド モナコ」など日本の皇族や各国の女王などにちなんだ品種が植えられたロイヤルコーナーもある。また、売店ではバラの苗木や軽食などを販売する。
公開は6月4日までで月曜日休苑。時間は午前10時(土・日曜は9時)から午後4時30分(入園は4時まで)。入園は無料。交通は、小田急線向ヶ丘遊園から徒歩約12分。
問い合わせは電話044-978-5270ばら苑管理事務所
ホームページ=http://www.city.kawasaki.jp/30/30kokan/home/baraen/1.htm

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2006年5月 2日

泉の森会館で「思い出の『銀行町』展:狛江三叉路付近の賑わいを

060502ginkoumati01 小田急線狛江駅北口の泉の森会館ギャラリーで4月29日から、狛江市東和泉の狛江三叉路付近の昔の町並み写真などを展示する「思い出の『銀行町』展」が催されている。5月3日午後1時〜3時30分には同館3階ホールで午後1時から、地域に住む人が当時の町の賑わいぶりや町の様子を語る「昔の『銀行町』について聞く会」も開かれる。

060502ginnkoumati03_1 「銀行町」は、狛江市の世田谷町田線と狛江通りがぶつかる狛江三叉路付近(東和泉1丁目と2丁目の一部)のことで、多摩川の渡し場へ向かう大山道と調布・府中方面へ行く品川道が交差する昔からの交通の要所だ。純農村地帯だった明治33年、この場所に旭貯金銀行狛江支店が創業され、大正3年に倒産したことから「銀行町」と名付けられ、付近の町会「銀行町親和会」(栗山祥夫会長)に名が残っている。
銀行倒産後、料理屋、呉服屋、床屋、カフェ、青物市場、射的場、写真館、芝居小屋などが次々でき村一番の繁華街だった。戦後もパチンコ屋2件が2件あり、昭和30年代後半まで賑わいを見せていた。
060502ginkomati02jpg 展覧会は、銀行町親和会の栗山祥夫会長、飯田吉明副会長らが集めた35点の写真、聞き取り調査して描いた昭和10年、30年と現在の地図、和菓子屋の菓子の木型や焼きごて、質屋の台帳などのほか明治時代の文机、火ばち、祭りの半纏(はんてん)などの生活道具を展示している。
展示時間は、午前10時から午後6時。参加は無料。問い合わせは電話03(5497)5444泉の森会館。

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2006年4月29日

狛江市の酒屋で地域ヒーロー「コマレンジャー」の日本酒販売

0604292 狛江市の地域ヒーロー「多摩川戦隊コマレンジャー」のラベルを貼った日本酒が狛江市駒井町の籠屋秋元商店でこのほど売り出された。この酒は、コマレンジャーが誕生した2003年に長野県佐久市の千曲錦酒造が作った純米無濾過の熟成純米酒で、同店で販売するほか市内や渋谷区の居酒屋でも扱われ人気を呼んでいる。

酒は、KOMA RED(狛江の守護神)、KOMA BLUE(多摩川の水神)、KOMA GREEN(五本松の化身)、KOMA YELLOW(小足立忍者の末裔)、KOMA PINK(まとじひめの子孫)の5人のヒーローと悪役のバカラス軍団の6種の4合(720ml)瓶のほか5人のヒーローを扱った一升(1.8l)瓶がある。価格は4合瓶は1260円、一升瓶は2415円。
060429 コマレンジャーは、同市を元気な町にしようと市民団体の狛江応援団が企画。2003年7月に同市元和泉で開かれたほおずき市に初めてお目見えした(写真・左)のを手始めに、市内のさまざまなイベントに呼ばれてショーを開催、最近は狛江市と交流する川口町のイベントなどにも参加、子どもたちだけでなく幅広い年代に指示されている。
コマレンジャーを地域おこしのツールに活用しようと、協賛企業・商店主などでコマレンジャー・プロジェクトが発足。コマレンジャーのキャラクターを使った「狛江発」の商品の第一段として、秋元賢社長に相談したところ、蔵元の協力で2003年に仕込んだ酒のうちタンク一本分(一升瓶600本分)の酒に特製ラベルを張り、売り上げの一部がコマレンジャーの活動資金となることが決まった。
3月から限定販売されているが、秋元社長によると話題性だけでなく味の良さで求める客も増え、現在約30件の居酒屋でも取り扱われている。
問い合わせは電話03(3430)8931籠屋秋元商店。

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2006年4月21日

泉の森会館で和紙と和菓子で2人展

Photo_4 和紙と和菓子で日本の美を表現するユニークな「和紙創作タペストリーと和菓子展」が狛江駅前の泉の森会館で19日から23日まで開かれている。

作品を作ったのは、和紙が狛江市和泉本町の久光寧子さん、和菓子が同市猪方出口成子さんの2人で、同市西河原公民館で活動する手漉き和紙グループ「こま」の仲間だ。
こまは、コウゾを使って木枠に繊維を流し込む本格的な紙漉グループで、最近は繊維を草木染めし、色紙も制作している。久光さんは、約10年前に西河原公民館で催された紙漉し講座からの会員で、独自のアイデアで透かしの技術を考案、同グループのリーダー的な存在。すいた紙を加工してさまざまな作品を制作、昨年都内で初の個展を開いた。今回は、作った作品を市内の友人らに見てもらおうと、和菓子作りが趣味の出口さんを誘い、春をイメージする2人展を開くことになった。
出口さんは、カルチャースクールで短期間和菓子を習ったことがきっかけで、材料や形などを独自に研究。さまざまな和菓子で季節感を演出するのを楽しみにしており、近い将来自宅で和菓子教室を開く計画を持っていることから、そのステップアップにしようと久光さんの誘いに応じた。
会場の壁には透かしに模様いり、2、3色の色が掛けあわされた手漉き和紙、花模様を漉き込んだ紙を組み合わせたタペストリーや和紙で作ったランプシェイドー、花瓶の多いなどを展示、テーブルには春をイメージした色鮮やかな和菓子が並べられ、落ち着いたなかにも華やいだ雰囲気を演出している。
展示時間は、午前10時から午後6時。問い合わせは電話03(5497)5444泉の森会館。

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2006年4月19日

多摩川に親しんでとイベントラリー:源流から中流の4市町村の催しの参加者募集

狛江市のいかだレースなど多摩川の源流から中流域の5カ所で開かれる催し物に参加するイベントラリーが4月29日から始まる。多摩川に親しんでもらおうと1998年から流域の市町村が連携して開催しておりことし9回目を迎える。

ラリーは、29日の巨樹と清流のまち奥多摩町「森林浴ヘルシーウォーク」(奥多摩むかし道=10kmを歩く、電話0428-83-2112)を皮切りに、5月4日山梨県小菅村の水と火と味の祭典「源流祭り」(釣り大会、流域の芸能大会、夜は日本一のお松焼き電話0428-87-0111)、7月16日(雨天7月23日)「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(仮装とタイムを競うレース03-3480-9367)、7月30日山梨県丹波山村「夏まつり丹波」(カヌー教室、木工教室、マスのつかみどり、水上丸太わたりほか、電話0428-88-0211)。最後は12月3日、狛江エコルマで行われる多摩川流域郷土芸能フェスティバル(小菅村、丹波山村、奥多摩町、狛江市などの郷土芸能の競演、電話03-3489-1166)。フェスタ会場では小菅村、丹波山村、奥多摩町の旅行宿泊券(ペア)やそれぞれの温泉入浴券、グアム旅行(ペア3泊4日)があたる抽選会、3つ以上のイベント参加全員には特産品がプレゼントされる。
ラリーの台紙は小田急線の狛江、和泉多摩川、喜多見、成城学園駅と狛江市などで配布している。問い合わせは電話03(3480)9367イベントラリー事務局。

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2006年4月16日

狛江市で初の子ども農業体験塾

06041501 夏野菜の種まきから収穫までの一連の作業を体験する「狛江市子ども農業体験塾 野菜作りの達人教室」の開校式が4月15日、狛江市和泉本町の狛江第一小学校体育館で開かれた。

写真=8件の受け入れ農家と子どもたち

この塾は、次世代を担う子どもたちに土に親しむ作業を通して食べ物を作る大変さ、自然の恵み、都市農業などについて関心を高めてもらおうと、同市市民部産業生活課と市教委学校教育部指導室が共催、JAマインズ農産物直売会に所属する農家の協力で初めて行われ、市内の各小学校を通して参加者を募集、30人が応募した。
開校式には、小学4年から6年の子ども21人と保護者、受け入れ農家のほか担当の市職員などが参加。木村忍教育長が「今日は入学式。作業は大変なこともあるけど、楽しんで作物を育ててください」と開講の言葉を述べた。その後、農家側を代表してJAマインズの秋元一明支店長が「都市の農家は厳しい状況下にはあるが、狛江市は(集荷などの)立地条件がよいので新鮮、安全、おいしいものをつくるのに意欲的な農家が多い。教室を通して野菜が生きていることを知ってほしい。楽しみながら元気に作業して収穫祭であいましょう」とあいさつ。直売会の小町新一会長が受け入れ先の農家を紹介した。
子ども達は家に近い農家の8班に分かれ今後の作業の日程などの説明を受けた。作業は、4月の後半から主に月2、3回土曜日の午前中に狛江の特産品のエダマメのほか、トマト、ナスなど2、3種類の野菜の種まき、草取り、支柱立て、収穫などを体験、7月22日には全員で収穫祭を行う予定だ。
参加者のひとり神田暁乃さん(小学4年)は「土遊びがすきなので、仲良しの友だちと参加しました。作業が楽しみです」と目を輝かせていた。

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2006年4月13日

泉の森会館でテディベア展:市内の人気作家小町さえりさんの作品

060413bearten01 小田急線狛江駅前の泉の森会館が、同市中和泉在住のテディベア人気作家小町さえりさんを招き、ドイツや日本各地のテディベア展で受賞した作品と最近作を展示販売している。

写真(上から)=会場風景の一部、小町さんと作品、古布で作った洋服を着る最新作のテディベア、ドイツでのコンテストで2位に入賞した親子のベア、ベア柄を持ったテディベア

1_1 15cm以下のミニチュアテディベア作家として人気を集める小町さんとテディベアの出会いは、18年前。小さいころから手工芸好きだった小町さんは武蔵野美術短大を卒業後に大手電機メーカー研究所に勤務し、出産と同時に退職し、娘さんのために編み物やボタンで手足が動くクマの縫いぐるみを作っていた。そんな時、自由が丘の駅 2_4 構内でテディベア展が開催されることを知って見に行き、テディベアの輸入卸売りをする赤田はつ子社長と出会ったのがきっかけ。その時の展示作品は、子どものおもちゃとしては高価で購入できず、自分で作ろうと材料や手足を動かずジョイントなどについて赤沢さんに聞いた。
3_4 その後、赤沢さんがテディベアの材料を販売する店を開店した連絡を受け、ジョイントなどが手に入りやすくなり本格的に作り始めた。当時は子どものおもちゃや自分の楽しみとして作品を作っていたが、1994年から毛足の長い「モヘア」と呼ばれる材料を使い、全国で開かれるテディベア展のコンテストなどに作品を出品するようになった。本体のほか小物までていねいに作った表情豊かな作品が人気を集め、各地のコンテストで受賞、テディベア作家として歩み始めた。
2003年にはテディベアの祖国ドイツのコンテストにも参加、翌年12cm以下のカテゴ4_4 リーでジオラマ風の親子クマの作品でみごと2位に入賞の経歴を持つ。
会場には、小町さんが集めたアンティークのタイプライター、子ども靴、糸巻き、おもちゃのアコーディオン、ミシンなどの中に、ドイツや日本各地で受賞した作品と新作の古布で作った洋服を着た6cmほどのベアが数十点展示されており、メルヘンあふれる世界を作りだしている。
同展は4月18日までで、時間は午前10時〜午後6時、最終日は午後3時まで。
問い合わせは03(5497)5444泉の森会館。

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2006年4月12日

川崎市の宮前スポーツセンターがオープン:大小体育室備え区民のスポーツの拠点に

01_1 宮前区のスポーツの拠点となる「宮前スポーツセンター」(串間満子館長)が4月7日、川崎市宮前区犬蔵1-10-3にオープンした。スポーツセンターは各区1カ所を目標に建設が進められており、同センターは6番目。

開館記念式典と施設の写真を見る>

02_3 同センターは犬蔵中学校北側に隣接した面積6,637平方メートルの敷地に建てられ、同中の体育施設を合築したのが特色。のべ床面積5,244平方mの館内には、1階にバスケットボール2面分、バレーボールなら3面分がとれる大体育室(面積1,017平方m)に加え、バレーボール1面分の小体育室(面積433平方m)、2階に各種のトレーニング機器を設置したトレーニング室(面積289平方m)、大体育室を一周するランニングコース、観客席などがある。また、会議や研修、健康体操などに使用できる研修室(面積74平方m)、区民サロン、更衣室、シヤワー室、事務室などを備えているほか、犬蔵中の格技室、25mプール、金工室、木工室などがあり、プールと格技室はセンター主催の事業に利用する予定。館内は外光を採り入れるなど明るい雰囲気で、太陽光発電や屋上緑化など環境に配慮したのも特色だ。
4日7日午後1時から大体育室で開館記会式典が催され、区民など約200人が参列、阿部孝夫市長、犬蔵中の生徒2人など7人がくす球を割って門出を祝った。
阿部市長は「いま、川崎のスポーツはがんばっている。厳しい行財政改革の影響を受けたが、地元のみなさんと計画段階からいろんな意見を出してもらい、区民やスポーツ団体の協力によって、充実した施設となった。これからは区民に幅広く有効に活用してほしい」とあいさつした。
式典に先立って、犬蔵中学校吹奏楽部が、この日の式典のために区内在住の作曲家成舞新樹さんが作った「セレモニアル・ファンファーレ」を初演。続いて「威風堂々 第1番」「ディズニー・プリンセス・メドレー」の記念演奏を行った。また、式典後には、「ユニサイクル野川」の中学生10人がそろいのコスチュームで見事な一輪車の演技を披露、見学者から盛んな拍手が贈られていた。
串間館長は「体育の教師を長く勤め、昨年は幸スポーツセンターに勤務したが、中高年の健康に対する関心の高さと意欲に驚いた。このセンターでは、地域のスポーツへの関心を高め、健康維持と増進のお手伝いをしていきたい。また、子どもたちにスポーツへの興味をもってもらうために、教室を開くなど活性化に努めたい」と意欲をみせている。
同館は団体利用が中心だが、トレーニング室は個人でも利用できるほか、卓球、バドミントン、ヨガ、太極拳、3B体操など個人を対象とした各種のスポーツデーを開催する。利用料金はトレーニング室、スポーツデーとも20歳以上200円、6〜20歳と学生100円。
同センターへは東急田園都市線宮前平駅からバス溝口駅南口行き「犬蔵」下車、徒歩約5分。
問い合わせは電話044-976-6350
ホームページ=http://www.city.kawasaki.jp/88/88sports/home/homepage/top.html

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かわさき市民活動センターが助成金の説明会:市内3カ所で開催

財団法人かわさき市民活動センターが、川崎市内を拠点に公益的な活動する市民団体を資金面で支援する「かわさき市民公益活動助成金」の説明会を4月13日〜15日まで多摩区役所など3カ所で開く。

この助成金は、2004年から始まったものでことしで3回目。内容は活動を開始して3年未満の団体を対象としたスタートアップ助成と3年以上の団体を対象にしたステップアップ助成の2種類。スタートアップは3人以上で構成する団体に1回限りで上限が10万円、ステップアップは5人以上で構成し3年以上の活動実績を持つ団体でこれまでの事業を発展的に拡大するする企画に対し経費の80%以内で100万円を上限とする金額で、総額は2300万円。また、ことしは特例としてスタートアップ助成を受けた団体でも10万円未満と限定付で申請できる。
助成金の審査は、公開プレゼンテーション方式で6月17日と18日に行われる。
問い合わせは電話044(430)5566財団法人かわさき市民活動法人。

  説明会の会場と日程
13日=午後6時30分から多摩区役所11階会議室
  川崎市多摩区登戸1775-1
14日=午後6時30分教育文化会館5階会議室
  川崎区富士見2-1-3
15日=午後2時かわさき市民活動センター 
  中原区新丸子東3-430-2中小企業・婦人会館2階

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2006年4月10日

多摩市民館で水墨画展

060409 狛江市岩戸北の沈和年さんが主宰する水墨画グループ「翠風会」が4月7日から川崎市多摩区登戸の多摩市民館で展覧会を開いている。

沈さんは上海大学美術学院を卒業後、1990年に留学のため来日し洋画を学び、伝統的な中国の水墨画に現代的な感覚を取り入れた作品を描き、日本で何度も個展を開くほか、野菜や動物などを題材にした初心者向けの水墨画の本も数点出版している。約15年前から狛江市岩戸地域センターなどで水墨画を教え始め、門下生と共に「翠風会」を結成、多摩市民館で毎年作品展を開催している。
11回目の作品展には、狛江市や川崎市などの会員45人と沈さん、張瑜さんの計47点を展示。作品は、野菜、花、風景、鳥など多彩でなかにはオリンピックのフィギュアスケートもあり、作風も沈さん自身が洋画を習っていたこともあっていわゆる水墨画とはかなり異なり個性的だ。
期間中の11日午後2時30分から4時30分まで水墨画の無料体験も行われる。
会期は12日までで、時間は午前10時から午後6時まで。

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2006年4月 7日

多摩区市民館で交通安全呼びかけるキャンペーン

06040701 春の全国交通安全運動(4月6日〜15日)にちなみ4月7日、川崎市多摩区登戸の多摩市民館で多摩区交通安全協議会がキャンペーンを実施、交通安全をテーマにした短編映画の上映や音楽演奏、約250人の参加者に事故を防止して無事に帰るの願いを込めてカエル型の菓子「カエルサブレ」を配布した。

同会ではキャンペーンに先立ち式典を開催。多摩区交通安全川崎善太郎会長が「交通事故は被害者、加害者とも悲惨なことになる。いっしょに手を携えて事故を防ぎましょう」と挨拶、4月1日に就任した鈴木基充多摩区長が家族が交通事故にあった体験談を披露して事故の悲惨さを訴えた。
その後パレードに参加予定だった川崎市消防音楽隊とカラーガード隊の女性隊員も旗を楽器に持ち替えて、春の唱歌をアレンジした「花のマーチ」「ドレミの歌」「世界にひとつだけの花」などを会場の手拍子にのって明るく演奏、大きな拍手が寄せられた。
同会では参加団体の交通安全母の会などが中心となって5日の入学式に区内14の小学校前で新入生の保護者にチラシを配布。期間中は通学路に立ち横断歩道の渡り方などの指導や11日から27日まで各小学生で交通安全教室を開催、4月10日には多摩警察署前の交差点でドライバーを対象にカエルサブレを配布した交通安全を呼びかける。
同区では春の交通安全運動のキャンペーンとして毎年、民法テレビの女性キャスターを招いて「1日警察署長」に委嘱、向ヶ丘遊園駅周辺で交通安全音楽パレードを実施。ことしは日本テレビの中田有紀さんが来る予定でPRをしていたが、多摩警察署が3月に同区内のマンションで起きた小学生の投げ落とし事件で多忙を極めていることなどに配慮し「1日警察署長」と音楽パレードは中止、交通事故をテーマにした啓発用のミニ映画に切り替えた。

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2006年4月 4日

麻生市民館で4月7日から多摩丘陵の自然写真展

060403_5 多摩丘陵の自然を撮影した写真展「多摩丘陵の四季」が、4月7日から12日まで小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で開かれる。

写真=シジュウカラ(上)草野秋人さん、ツユクサ(下)村田金次朗さん

060403_6 「多摩自然写真の会」(松本明孝代表)が次代を担う子どもたちに多摩丘陵の自然の美しさと大切さを伝えるために催すもので18回目となる。今回は会員24 人が撮影したワイド4切からワイド6切の写真42点と、2lサイズからワイド6切の共同共同パネル4点の作品を展示する。
展示時間は、午前10時から午後6時まで。問い合わせは電話044(865)7695安岡さん。

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川崎市宮前区に15年ぶり新設小学校:マンモス校解消めざし土橋小が開校

1 川崎市宮前区土橋3丁目の鷺沼プール跡地に土橋小学校(山田雅太校長)が4月1日開校した。宮前平・土橋周辺はマンション建設などに伴って児童が急増、富士見台小学校は児童数が1510人(2005年5月現在)年と全国一になっているのをはじめ、鷺沼小、宮崎小などもマ ンモス校となった。土橋小は、児童数の過密解消を目的に、市内で15年ぶりに新設されたもので、富士見台、鷺沼、宮崎の3校を中心に870人が通うことに なっている。

写真:阿部市長や児童らがテープカット

2_1 学校用地は鷺沼プールの東側のエリアで、敷地面積は14692平方m。鉄筋コンクリート4階建てでのべ床面積9850.28平方m。このほかプール、体育器具倉庫などがある。校庭は4060平方mで、市内の小学校では初の全面天然芝が張ってあるのが特徴。また、東急田園都市線に面しているため、騒音防止のため全室冷暖房を完備している。またエレベーターや校内LAN、太陽光発電システムも設置されるなど、充実した設備を誇っている。総工費は28億1539万円。
3_7 同校は、保護者だけでなく地域の人にも学校運営への参加を求める「コミュニティー・スクール」という新しい教育理念を掲げている。このため、校舎は児童が学習に使う普通教室棟と地域に開放する特別教室棟の2つのエリアに分かれている。
普通教室棟には、教室が28室あり、通路側もガラス張りで開放的な雰囲気。教室に置かれた大型の32インチ液晶モニターはLANで結ばれ、校内放送などに利用される。また、各階ごとに教職員約10人が詰める「職員サテライト」を設け、児童の安全確保やふれあいを高められるよう配慮されている。
特別棟には陶芸がまやピクチャーレールを設置したアートルーム、調理コーナー、被服コーナー、図書コーナーを備えたキッチン・ダイニングラウンジ、コンピュータルーム、サイエンスルーム、ステージ付きの特別教室、シャワー室、更衣室を備えた体育館、対面キッチンを備えたフレンドリーゾーン、普通教室3室分にあたるわくわくプラザ室などがある。
職員室にあたる「校務センター」は、職員会議や教育ボランティアとの打ち合わせに使われる。
4_2 3月26日には竣工式と地域内覧会が開かれ、阿部孝夫市長や児童の代表らがテープカットをして、学校の門出を祝った。
竣工式には、地域の関係者や児童など約250人が参列、阿部市長は「この学校は、宮前区の児童数が急増しているなかで、良好な教育環境をつくるために開校した。鷺沼プールは地域の協力でできたが、この学校も地域活動の拠点として地域のシンボルになるよう、学校と地域の協働を進めていきたい」とあいさつ。山田5_1 校長は「4枚の竹の葉をデザインした校章のように、子どもたち、学校、保護者、地域の四者が一体となって、よりよいコミュニティースクールをめざしたい」と抱負を語っていた。続いて、新6年生となる清水梨帆さんら5人の「子ども委員」が「土橋小っていい学校だねと言われるようにがんばります」と決意を披露した。
午後の地域内覧会には高齢者などを中心に1500人余りが見学に訪れ、用意したパンフレットが足りなくなるほどで、関心の高さをうかがわせた。

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2006年4月 2日

二ヶ領用水さくら祭り:満開の花の下にぎやかにパレード

060402maturi30 川崎市多摩区宿河原の二ヶ領用水で4月2日、「さくら祭り」が催され、市消防局のカラーガード隊を先頭に消防音楽隊、地元小学生の鼓笛隊などが満開のサクラの下を用水に沿ってにぎやかに行進、花見の客などを楽しませた。

さくら祭りの写真を見る>

この祭りは、二ヶ領用水のサクラに親しんでもらおうと1977年から始まったもので、ことしで32回目。
式典の会場となった八幡神社では、川崎市消防音楽隊の演奏とレッドウィングスの演技、宿河原小学校・稲田小学校の鼓笛隊、稲田中学校吹奏楽部、宿河原花匠舞太鼓(はなしょうぶだいこ)、宿之島はやし連などが演奏を披露、境内と周辺の道路を埋めた市民を楽しませた。
また、式典では国土交通省の「第20回手づくり郷土(ふるさと)大賞」を受賞し、二ヶ領用水宿河原線の保全と地域の魅力づくりに対する貢献に対して、阿部市長からの感謝状が宿河原堤桜保存会(伊藤弘会長)、宿河原町会(三竹隆雄町会長)に手渡された。

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2006年4月 1日

川崎市麻生区で桜まつり:好天に恵まれ麻生川は人の波

060401asao04サクラが満開となった4月1日、休日と重なり、各地の名所はくり出した家族連れなどでにぎわいをみせた。川崎市麻生区の麻生川でも、約1.3kmの沿道に植えられた約240本のソメイヨシノが見ごろを迎え、訪れた人たちは陽光に輝く花を眺めたり、花よりダンゴとしゃれ込んだりと、思い思いに春を楽しんでいた。また、同所では「桜まつり」が開催され、踊りやおはやしなどに見入っていた。

桜まつりの写真を見る>

まつりでは、川に沿った空き地で、柿生民踊会の柿生音頭などの踊り、真福寺囃(はやし)連のおはやし、輝楽(きら)のソーラン鳴子踊り、タカパーチの大道芸「人間ジュークボックス」が披露され、子どもたちを喜ばせた。
1994年からまつりを開いている麻生川桜まつり実行委員会では、「休みと花の満開、好天の三拍子が重なり、これまでで最高の人出だったのでは」と話していた。

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二ヶ領せせらぎ館で4月2日「桜の多摩川コンサート」

川崎市多摩区宿河原の「二ヶ領せせらぎ館」で、4月2日に「桜の多摩川コンサート」が午後3時30分から開かれる。

多摩川の宿河原堰や二ヶ領用水の取水口がある同館付近はサクラが多く植わっている。コンサートは昨年、多摩川を訪れる人に潤いをと同館の管理運営を行っているNPO法人多摩川エコミュージアムが昨年初めて開催、好評を集めた。
ことしは、宿河原堤・桜まつりと連携し、第1部(午後3時30分)では、宿河原のまつりに出演する「宿之島子どもお囃子連」「花匠舞(はなしょうぶ)太鼓」の和太鼓演奏と「好舞会」の鳴子よさこい踊り。第2部(午後4時30分)は、高津区に住む古渡智江さんが「響け歌声多摩川に〜歌に生き愛に生き〜」と題して多摩川にちなんだ歌などを披露する。参加は自由.

。問い合わせは電話044(900)8386二ヶ領せせらぎ館。

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4月2日に宿河原堤桜まつり:満開の桜並木でパレードなど開催」

川崎市を代表するサクラの名所のひとつ宿河原二ヶ領用水で4月2日「宿河原堤・桜まつり」(宿河原堤桜保存会主催)が開かれる。まつりは、午後1時から同区宿河原3丁目の八幡宮境内広場(宿河原会館前)で式典を行った後、地元小・中学校の鼓笛隊・吹奏楽部、よさこい踊りなどの団体が桜並木約1kmをパレードする。

関連記事=今日の桜2006

同所のまつりは、約2kmに450本植えられている桜並木の手入れを行う宿河原堤桜保存会(伊藤弘会長)が、多くの市民にサクラの花を知ってもらい川崎の名所にしようと1977年から始め、ことしで32回目を迎える。ことしは、ちょうど満開を迎え、みごとなサクラが見られる。また、同会では会発足30年の記念誌を制作、会場で販売する。
式典では、桜並木の間を流れる二ヶ領用水宿河原線(約2km)が、昨年11月に国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞大賞部門」に選ばれたことをお披露目する表彰が行われる。パレードは、宿河原小学校。稲田小学校の鼓笛隊、稲田中学校吹奏楽部のほか川崎市消防音楽隊とカラーガード隊も参加、緑化センター〜JAセレサ川崎宿河原支店〜八幡宮をルートに演奏、よさこい踊りのデモンストレーションもある。
広場ではこのほか、二ヶ領405年歴史写真展、甘酒のサービスも行われる。問い合わせは電話044(922)4385戸田さん。

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2006年3月31日

麻生区の市民団体が麻生川の清掃:自転車やタイヤなど回収

060330gomi03 川崎市麻生区の花の名所麻生川で3月26日、同区内の2つの市民団体が川底を清掃、投げ捨てられた自転車やタイヤなどの回収作業に汗を流した。

写真=ロープで自転車を回収(上・中) 、川に入って作業、引き上げた自転車などを片付ける会員

関連記事=麻生川で桜まつり

060330gomi01_2 作業を行ったのは、麻生水処理センターの運動施設などの管理を行う特定非営利活動法人麻生環境会(鈴木有理事長)、麻生区ソフトボール連盟(鈴木脩夫理事長)。会員の多くが麻生川沿いに住んでいる麻生環境会では、きれいな川で花見を楽しんでもらおうと、毎年麻生川桜まつりに先がけ、運動施設利用団体川の同連盟に声をかけ、川に入って清掃作業を行っている。
060330gomi03_1  この日は、同会会員8人と区内の各ソフトボールチーム代表14人が参加。午後1時からの作業は、ロープを伝って2人が川底に降り、投げ下ろされた先端に大きないかりをつけたロープを捨てられた自転車などに引っかけ、上にいる人たちがロープをたぐり寄せる方法で行われた。多くの自転車は、川底に長く放置されていたため、泥や草がまつわり引き上げるのにかなり難航、なかには半分以060331gomi04_1 上泥で埋まって見えなくなっているものもあり、参加した会員らは泥まみれになりながら2時間がかりで柿生駅付近から麻生水処理センターまでの間に捨てられた自転車9台とトラクターのキャタピラ、ホースなどを回収した。
鈴木さんらは「毎年、何台も回収しているけど、何でこんなところに自転車やトラクターのキャタピラを捨てるのかわからない」と顔をくもらせていた。

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2006年3月30日

麻生川で4月1日に桜まつり

060330asakuramaturi01 川崎市麻生区のサクラの名所として知られる麻生川でことしも4月1日(雨天の場合は2日)午後12時30分から3時40分まで「桜まつり」が開かれる。

関連写真=今日の桜2006>

関連記事=麻生区の市民団体が麻生川の清掃
 

麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅—柿生間の共和橋(古沢交差点近く)から柿生新橋まで全長約1.3kmの両岸に樹齢約40年のサクラが約240本植えられており、「サクラを楽しみながら区民の交流を深めよう」と1994年から区内の各団体が実行委員会を作り、毎年3月の最終土曜日か4月の第1土曜日に「麻生川桜まつり」を催している。会場はサクラ並木のほぼ中間地点の尻手黒川線道路建設予定地。
060330asakuramaturi02_2   ことしはサクラの生育が順調で、まつりの当日は、満開になる見通し。3月25日には実行委員らが提灯と俳句を取り付け準備が進められている。主な催しは、大道芸「タカパーチ」、お囃子、柿生民踊、ソーラン鳴子踊りなど。問い合わせは電話044(988)1254麻生川桜まつり実行委員会。

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第47回あさおランチタイムコンサート:春の風にのせて

【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 富樫恭子

060330asaortc01 美しい花の季節になりました。3月20日(月)春の風にのせてオカリナ・フルート・ヴァイオリンの色彩豊かな音色が心たのしませてくれました。

他の写真を見る>

今回はぜいたくにも2グループの出演。
浅利守宏(フルート)、星千明(オカリナ)の演奏で「コンドルは飛んでいく」「シチリアーノ」「早春のうた」そして子どもたちも笑顔になったディズニーメドレーと続き、身近なようでなかなか聴く機会のないオカリナの響きになつかしい風景を思い出しました。
060330asaortc06 続 いて鈴木智子(ヴァイオリン)、名越小百合(ピアノ)は「タイスの瞑想曲」「ハンガリー舞曲第5番」「アンダンテ・カンタービレ」を演奏。ふくよかな、温 かい音色で聴衆を魅了。演奏時間はわずか30分のランチタイムコンサートではあっても演奏者と聴衆が一体となって音楽に浸る心地よさが何よりの魅力!
うっとり聴いた後にはみんなで大合唱するのが恒例です。今回は「春が来た、春が来た、どこに来た〜」と老いも若きも体でリズムを取りながら伸びやかな声で歌いました。

 第48回麻生ランチタイムコンサート

さて、次回は5月28日(月)12時15分〜12時45分「ロビーを満たす華麗な響き・楽器の女王ハープとテナーの共演」と題して堀米綾(ハープ) とランチタイムコンサート実行委員でもある辻端幹彦(テノール)の演奏で「アラベスク」「初恋」「ムーンリバー」等。若葉のころ、5月のさわやかな風を感 じながらご一緒にハープとテノールの共演を楽しみませんか。
お待ちしております。
               

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2006年3月28日

わが街で演奏する楽しみ:出演者からのメッセージ2

「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」(2月19日)に出演して

【文】アコルディ弦楽四重奏団 渡辺範子
060328artnc01  ランチタイムネットワーク第2回目の「飛び出しコンサート」会場は、麻生区の皆さんにもなじみの薄そうな?柿生連絡所。なのに部屋からはみ出すほどの200人もの方々!!

関連記事=麻生区役所のロビコン柿生へ進出> あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して=フルートカルテット「パナシェ」>

写真=アコルディ弦楽四重奏団

あまり音楽向きとはいえない場所でしたが、実行委員を始め休日返上の区役所職員の方やナゾの“白馬の騎士団”など常連のボランティアの方々のお力添えで、心地よく演奏できました。ずーっと立っていらした方沢山の方も含め、ご来場くださった皆さんの雰囲気がとても優しくてうれしかったです。せめて皆さんが座れる数のイスを備えた会場が身近に欲しい、と痛切に感じます。「郵便局ごとに一つ」という名言も聞こえていましたが。
 若々しいパナシェさんと私たちベテラン熟年気味のアコルディ、フルートと弦楽器それぞれの面白さを楽しんでいただけたとは思いますが、せっかく区役所ロビーを飛び出したのですからもっと時間を使って『四重奏のたのしみ』を満喫していただきたかった−と残念です。
 自分の暮らすまちで皆さんとコンサートができることは、私たち演奏家にとって一番うれしいことです。コンサートを「みんなで作る」こともとても素適で楽しいことですが、実際にはその時間を作るのもなかなか大変です。川崎市が「音楽のまち・かわさき」であるためには、川崎で活動する音楽家たちが、経済的なリスクを負わずに演奏できるシステムが、少しずつでも整っていくといいですね。聴く人にも演奏者にも…

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2006年3月20日

狛江市で子どもボランティアスクール:小学生と祖父母世代がグラウンドゴルフで交流

060320ggorufu01スポーツを通して異年齢の交流をと、狛江市ボランティア・センター(狛江市社会福祉協議会)が3月18日に同市中和泉の和泉小学校校庭で小学生を対象にした子どもボランティアスクールで狛江市グラウンドゴルフ協会の協力で「みんなでグランドゴルフ」を開催した。

グラウンドゴルフは、ゴルフをアレンジしたニュースポーツとして1982年に誕生。通常のルールによると、15m、25m、30m、50mと距離が異なるコースを組み合わせた8つのコースを1ラウンドとして設定し、テニスボール大の木製のボールを木のクラブで打ち、ポールホールと呼ばれる下がカゴ状になったホールの中にボールを打ち込む。プレーは各コースとも3打、1ラウンド24打をパープレーとして、打数を記録して競う。
ホールが簡単に異動できるるため競技場所を自由に設定できることに加え、ボールが大きくクラブもさほど重くないのでだれもが気軽にできるスポーツとして高齢者を中心に普及している。同協会によると市内の競技者は約300人。
この日は、市内の各小学校の1年から6年までの児童11人とボランティアの学生が参加、同協会の広川登さんら11人が子どもたちにマンツーマンで構え方や打ち方を丁寧に指導した。大半の児童が初体験だったがコースを2巡するころにはルールや打ち方をすっかり覚え、最短の15mコースで池田善嗣君、和田拓真君、工藤優輝君がホールインワンを記録した。約2時間で3ラウンドまわり、ホールインワンを達成した和田君が76打とパープレーに近い成績をあげ、広川さんらを驚かせた。参加した子どもたちは「おもしろかった」「またやりたい」「道具がほしい」とすっかりその魅力にはまっていた。

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麻生区でメディアリテラシイーの学習会

「かながわメディアリテラシー研究所」が、3月21日午後1時30分から小田急線新百合ヶ丘駅北口の新百合21ビル映像やマンガなど視覚的メディアを題材に読み取り・教育について考える「メディアリテラシーの学校 春期講習」を開催する。

同研究所は、メディアリテラシー教育に関心を持つ神奈川の高校教職員らの研究グループで、毎月研究活動を行っており、一般向けのイベントとして2005年8月に初めて「メディアリテラシーの学校」を開催した。
2回目の今回は、和洋女子大学人文学部助教授の村田夏子さんと学習院女子大学講師学習院女子大学の奥泉香さんが 授業の形式で問題を提起した後、参加者が意見交換する。1時間目(は村野さんは「認知心理学から『読書』を考える」をテーマには読んで理解するとはどういうことか、まんがを読むのは”簡単”かなど文字と絵の比較。2時間目は奥さんは「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりに「“visual literacy”を母語学習の系統性から考える」をテーマにイギリス、カナダ・オンタリオ州、西オーストラリア州などの母語カリキュラムにおける“visual literacy” の組み込み方などの事例を報告。3時間目は「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりにしてと題して参加者が意見を出し合う。
参加は自由で無料。問い合わせは問い合わせ [email protected]

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2006年3月17日

麻生川に小学生が描いた環境美化ポスター:麻生ロータリークラブが展示

0603arposutaサクラのシーズンを前に3月17日の午後、川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が小田急線柿生駅近くの麻生川沿いのフェンスに小学生が描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示、道行く人の注目を集めている。

麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅〜柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。なかには川にゴミや空き缶を投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会が毎年区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、花見シーズンを前に専用パネルに作品を張りフェンスに取り付けている。
060317arposuta02 10回目のことしは片平小学校と栗木台小学校の1年から6年の児童132人から各1点の作品が寄せられた。A3判の画用紙に描かれた作品は、サクラ並木やカルガモ、魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんだ絵、「川をきれいに」など環境美化を訴える言葉が描かれている。
同クラブでは子どもたちの力作が見栄えするようにと、ことしは高さ190cm、幅180cmのアルミ製のパネルを特別注文。午後1時からの作業には会員27人が参加。会員が所有する川添いの空き地に集まり、ラミネート加工したポスターを19枚のパネルに取り付け、小型トラックで設置場所までピストン輸送、川沿いのフェンスに取り付けた。
作品は現地で、4月23日まで飾られている。

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2006年3月15日

耐震偽装問題を切り口にまちづくり行政のシンポ

全国各地でおきた耐震偽装問題を切り口に、偽装マンションの被害者や都市計画プランナーを招いてまちづくり行政について考えるシンポジウムが 3月17日午後6時30分から川崎市高津区溝口の「てくのかわさき」で開かれる。

主催するのは、川崎市内の乱開発の歯止めや自然環境保全運動のネットワーク組織「まちづくり・環境運動川崎市民連絡会」。同会では、1998年に規制緩和で建築確認制度が民間に開放されたことが耐震偽装を引き起こす要因のひとつと考え、シンポではまちづくり行政全般の問題を明らかにし、建築確認制度の改善を求める。
パネラーとして出席するのはまちづくり条例研究センター主任研究員で野口和夫さん、日本建築学会前建築法制委員長の稲垣道子さんと全国で一番早く退去命令が出たグランドステージ川崎大師の住民代表の平貢秀さんの特別報告も行われる。参加は自由で、資料代か600円。問い合わせは、電話044(833)5572まちづくり・環境運動川崎市民連絡会。

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2006年3月14日

多摩区の生田中学で生徒・OBらが樹木の枝おろし作業のボランティア

060314ikuta01母校の環境を整えようと2月5日、川崎市多摩区の生田中学(橋本英雄校長、生徒数435人)で同窓生や教職員、現役中学生など約300人が参加して、校庭に生い茂った樹木の枝下ろしのボランティア活動を行った。
作業は、午前9時からクレーン車3台を使い、校庭のイチョウやヒマラヤスギなどの枝落としや校舎よりも高くなった木を刈りこんだ。生徒は4班に分かれて参 加、父親よりも年上の先輩の手ほどきで落とされた枝をノコギリで切ったり、小枝を軽トラックに積み込む作業などに汗を流した。

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2006年3月 9日

エポック中原で12日に民俗芸能発表会:川崎市内の12団体が地元に伝わる芸能を披露

結婚式など祝いの席で歌われた歌など、いまも川崎市内で市民に受け継がれている民俗芸能の発表会が、2月12日午前10時から午後4時まで南武線武蔵中原駅前のエポックなかはらで開かれる。

川崎市民俗芸能保存協会と川崎市教育委員会が主催。市内の12団体が、イスの上にタワラなどを乗せてバランスを取りながら力自慢をする芸など祭りの時にしか見られないふるさとの芸能を披露する。演目最後には紅白のモチが配られる。
出演団体と演目は付きの通り
○祭囃子=宮内祭囃子保存会
○祭囃子おかめの手踊り=野川囃子保存会
○祝歌「初瀬」=菅祝歌初瀬保存会
○兄弟獅子と手踊り=若宮八幡宮囃子保存会
○土橋万作踊り=土橋万作踊り保存会
○祭囃子と囃子神楽「おかめの手踊り」=神地祭囃子保存会
○奥の居囃子=中島八幡神社囃子保存会
○有馬大正踊り八木節=有馬大正踊り八木節保存会
○囃子神楽悪魔祓い=宿之島囃子保存会
○獅子のこより通り=大戸神社祭囃子保存会
○祭囃子・獅子舞と大黒舞=諏訪神社祭囃子保存会
○囃子・曲持=新城郷土芸能囃子曲持保存会
入場は無料。

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2006年3月 7日

登戸再開発地区内で「まちなかアート」を市民団体がとセミナー開催

川崎市多摩区の生田緑地内にある岡本太郎美術館ガイダンスホールで、3月9日午後6時30分から「のぼりと・ゆうえん・まちなかアートプロジェクト」が開かれる。

プロジェクトは、再開発による土地区画事業が進む登戸・向ヶ丘遊園地区を、まちの資源を生かして楽しい街にしようと活動している市民団体「のぼりと遊園隊」が川崎市岡本美術館と共催し、まちなかでアートを展開する可能性をめざして連続セミナーを開催、多摩区役所が後援している。
これまでのセミナーでは、水戸市と都内のまちなかアートの事例を学び、登戸・向ヶ丘遊園でのの実現のむけて参加者と意見を交換してきた。
3回目となるセミナーは、「人とまちをつなぐアートの可能性」をテーマに、ことし4月下旬に多摩福祉館で行われるアートによるイベントに参加予定のアーティスト藤浩志さんを講師に催される。藤さんは、京都市立芸術大学大学院美術研究科を終了、地域資源、適正技術、協力関係を基盤にジャンルにとらわれない企画・制作を展開、「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」などの表現活動をしている。
参加は無料で、先着順に受け付ける。問い合わせは電話044(935)3147多摩区役所総務企画課。

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2006年3月 6日

等々力競技場でフロンターレが開幕戦:10周年記念のビッグフラッグを披露

060306seremoni01川崎市中原区の等々力競技場で3月5日、川崎市をホームタウンとする川崎フロンターレの開幕試合が行なわれ、サポーターの募金で作った日本最大級のビックフラッグが披露された。

関連記事=川崎フロンターレが開幕戦で圧勝

写真(上から)=セレモニーで挨拶する阿部市長、競技場正面のフロンターレロード、ビッグフラッグ
セレモニーの他の写真を見る>(写真撮影=藤井隆弘、藤井栄美、松本俊一、安永能美)

チーム創設10年目の記念すべき2006年シーズン第1戦をホームで迎えられるとあって、競技場は開幕を待ちわびるフロンターレサポーターとJリーグ屈指の集客力を誇る対戦相手のアルビレックス新潟がバス40数台で応援に駆けつけ、17,564人が来場した。
060306todoroki01jpg開幕にあわせ、川崎市は競技場周辺を「フロンターレロード」として整備、この日お披露目が行われた。等々力競技場入り口のバス停から競技場正面アプローチ道路にバナーフラッグをつけた風車7基を設置、競技場前の通路にチームマスコット「ふろん太」の絵などを施し、ホームグラウンドとしての体裁がさらに充実した。風車は、環境に優しいエコエネルギーとして2005年愛知県で開かれた「愛・地球博」で展示されたもので、出展した会社から寄贈を受けた。等々力緑地を来園する市民にエコエネルギーを身近に感じてもらえるよう設置を決めた。球技場前に移設する際、支柱部分をフロンターレのシンボルカラーのブルーに塗り替え、風のない時でも蓄電できるよう太陽光パネルを取り付けて夜間はバナーフラッグをライトアップする。
試合に先立ち、競技場メインスタンド側ピッチでは、午後2時25分から阿部孝夫川崎市長らが出席してフロンターレロードの披露を兼ねたセレモニーが開かれ、阿部市長が風車を寄贈した那須電機鉄工(株)の那須俊好社長に感謝状を手渡した。また、来場者に「昨年8位だったフロンターレは第1戦をホーム等々力で開幕できた。2年目はいろいろ研究されてむずかしいが、4位以上を目指してがんばってほしい。これからも応援をよろしく」と挨拶。恒例の始球式には、川崎生まれの元女子レスリングチャンピオンでスポーツコメンテーターの山本美憂さんが特製ゴールにボールを入れて、本物のキックオフに花を添えた。
060306bigfuraggu01選手入場時には、10周年記念事業のひとつとして制作された客席約2500席分の超特大ビッグフラッグ(縦15m、横75m)が1階席に、アウエイでも使用されるユニフォーム型フラッグ(縦15m、横15m)が2階席に掲げられた。このフラッグの制作費は、(株)川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会、川崎フロンターレ連携・魅力づくり実行委員会、サポーターの4者で構成する「川崎フロンターレ創立10周年記念合同プロジェクト実行委員会」(紀中靖雄実行委員長)が、市をあげてフロンターレを応援するしようと、2005年シーズン終盤のホームゲーム3試合に等々力競技場で1口500円の暮金活動を実施。当初目標の200万円の倍以上の430万335円が集まり、関係者を喜ばせた。(関連記事はこちら)
ビックフラグはチームカラーの濃淡ブルーに市の花ツツジと10周年記念ロゴをあしらい、L0VE KAWASAKIの文字が描かれている。開幕に備え2月中旬にサポーターらがリハーサル、フラックの上げ下げの練習を行った。この日は、多くのサポーターのほか、始球式でボールをけった山本さんも参加、無事フラッグが広がるとメインスタンドやバックスタンドから大きな拍手が起きていた。

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2006年3月 4日

あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して:出演者からのメッセージ

【文】フルートカルテット「パナシェ」
 
060304asaonwrtc01_12月中旬とはいえ、まだ風も冷たく肌寒い日曜の朝でした。打ち合わせのために会場に入った私たちを、スタッフの皆様が温かく迎えて下さいました。

関連記事>麻生区役所のロビコン柿生へ進出

写真(麻生区役所提供)=会場の柿生連絡所の一室を埋めた聴衆

フルートカルテット「パナシェ」として活動し始めて、もうすぐ1年。一緒にいると笑いが絶えず、4人で演奏することが楽しくてたまらない私たちですが、ステージに立つ上でパナシェのスタイルとは何か?まだまだ、ひとつひとつ手探りです。
 午後1時過ぎ、開場までしばらくありましたが、柿生連絡所のロビーでは、何人ものお客様がプログラムを熱心に見つめておられました。その時は「おや」と思って通り過ぎたのですが、午後2時、いよいよ開演ということで控え室から出た途端、大勢の人の熱気に圧倒されてしまいました。予想をはるかに超えた沢山の方々が、会場からあふれんばかりに集まって下さったのです。それを目にした時の高揚感は忘れられません。しかし何よりも「機会さえあれば音楽を聴きたい楽しみたいという方が、こんなに身近に大勢いらっしゃったなんて!」といううれしい驚きが、実は一番大きかったと思います。
 そして、熱心な素晴らしい聴き手の方々に文字どおり囲まれての小一時間、非常に楽しく幸せな気持ちで演奏させて頂きました。プログラムの最後はご来場の皆様とともに「涙そうそう」の大合唱。少し前まで見ず知らずだった人たちを、やさしいメロディーが温かく包み込み、笑顔までもたらしてしまう、「音楽の力」を改めて感じました。
 最後になりましたが、寒いなかご来場いただいた皆様、スタッフの皆様、そしてアコルディ弦楽四重奏団の皆様、改めて御礼申し上げます。
 またどこかでお会いしましょう!

2006-03-04 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生区役所のロビコン柿生へ進出:「音楽はつながりの糸」−春をよぶ四重奏のたのしみ 

【文】あさおランチタイムコンサート副実行委員長 樋口誠

060304anwrtc04_1春の気配がなんとなく風の中に感じられるようになった2月19日(日)、2回目の「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」が、麻生区役所の柿生連絡所で開催されました。

関連記事>あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して

 

写真(麻生区役所提供、上から)=約200人が詰めかけた麻生区役所柿生連絡所、「フルート カルテット パナシェ」、「アコルディ弦楽四重奏団」

ネットワーク・コンサート!? 
「あさおランチタイムコンサート」は、一般公募による麻生区民が出演者、そして同じ区民の実行委員とボランティアスタッフにより企画・運営されているロビーコンサートで、2000年から始まり、毎回200人を越えるお客様を集めていますが、このコンサートに来られない方々にも気軽に音楽を楽しんでいただこうと、新たに企画されたのがこのあさおランチタイムネットワーク・コンサート。
060304anwrtc02_1今回は、区内の音楽関係者を登録した「あさおランチタイムコンサート・ネットワーク」の中から出演希望をいただいた、桐明学園大学音楽学部研究科終了を機に2005年に結成された新進気鋭のフルート演奏者4人のグループ、「フルート カルテット パナシェ」と、1993年結成のベテラン4人からなる「アコルディ弦楽四重奏団」が出演。
このコンサートの1回目「VOL−1」は、新百合ヶ丘にある昭和音楽芸術学院のホールにおいて事前申込み制で開催されましたが、今回は役所の会議室でとあって申込み不要としたことから、どれだけの方々にお出でいただけるか全く予想出来ない状態でした。けれども、なんと開場前にはロビーで待つ方が大勢となり、開場10分後には9割方イスが埋まってしまう程で、急きょ利用可能なイスをかき集めて追加しましたが、結果的には区役所でのコンサートと同様約200人が参加、立ったままで鑑賞していただく方々がでるほどの盛況となりました。
060304anwrtc03演奏は、先ず1部、弦楽四重奏で、モーツアルトの「ディベルトメント ニ長調KV136の第1楽章」で始まり、次に2部、〜華やかなフルートのメロディ〜と題してエルガーの「愛の挨拶」、デュボアの「フルート四重奏曲」と続けてクラシックを楽しんだ後、懐かしい日本の歌「早春賦」、「故郷」などから、ビートルズの「オブラディ オブラダ」、そして3部は、〜くちずさみたくなる弦のアレンジ〜と題して「花のまち」、「さくらさくら」、「八木節」と来て、締めくくりにはJ.シュトラウスのワルツ「春の声」でした。
クラシックから懐かしい日本の歌曲まで堪能した後の恒例の〈皆で歌いましょう〉は、弦楽器とフルートの共演による伴奏を得て「涙そうそう」を。会場中あふれるような歌声で幕となりました。
今回は日曜日の開催とあって執務中の役所ではありませんでしたが、お客様はこの音楽会のためだけに来てくださった方々で予想以上に大勢であったこと、中にはご家族3代でお出でと見られる方々も居られたこと、小学生と思しき子供たちが生の演奏を楽しんでいて下さったことなどがとても印象に残り、スタッフ一同遣り甲斐を感じております。「音楽はつながりの糸」です。これからもご一緒にお楽しみください。

 次回のランチタイムコンサートは3月20日>詳細はこちら

なお次回は、定期のランチタイムコンサートが、春の風に乗せて〜オカリナ・フルート・ヴァイオリンの調べ〜のタイトルで、3月20日(12時15分開演)に麻生区役所ロビーにて開催されます。大勢の方々のご来場をお待ちしております。
問い合わせは電話044-955-5116麻生区役所地域振興課。

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2006年3月 3日

輝け!川崎フロンターレ展:3月3日で終了

060303ten 川崎フロンターレへの関心を高め2006年シーズンの飛躍を祈る「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)が、3月3日で終了します。

写真=市役所第3庁舎会場

展覧会では、2005年のホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真(A2、A3)を中心に展示し、多くの方からご好評をいただいております。きょう3日まで展示しております会場は、川崎市役所第3庁舎、中原区役所、麻生区役所の3カ所で、午後4時までです。Jリーグでの初ゴールを当てる「First Goal Quiz」の会場での投票も終了いたします。
ただし、FAX(03-3430-6743)とメール(http://www.k-press.net/frontale/frontalegogo/indexfrontalegogo.html)での投票は午前0時まで受け付けます。まだ、投票をなさっていない方は、お早めにお願いいたします。

  3月2日現在のゴール予想の順位
1位=ジュニーニョ 2位=我那覇和樹 3位マルクス

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2006年3月 2日

こまえ九条の会が講演会

自民党が新憲法草案を提出するなど憲法を変える動きが盛んになるなか、狛江市の2つの市民団体が3月4日午後2時から市民センターで講演会「憲法と私たちの暮らし—憲法って何? 憲法が変わるとどうなるの?」を催す。

憲法を守る活動を地域で行おうと昨年10月に発足した「こまえ九条の会」が発足集会後の初の集会として「平和憲法を広める狛江連絡会」と共催する。講師は、市民のために働く法律家の育成を目ざし全国各地で講演や研修会を催す「法学館伊藤塾」の伊藤真塾長。
集会では、こまえ九条の会の発起人のひとり金光巌夫さんがあいさつ、憲法についての著書を多数著す伊藤さんが憲法について暮らしに即したわかりやすい講演を行う。その後、参加者と同会の今後の進め方などについて意見交換する。
同会は、昨年12月から毎月9日と19日を行動日として、2004年7月に「憲法九条を国の指針に」と呼びかけ「九条の会」を立ち上げた作家の大江健三郎さん、小田実さんら9人の知識人が出したとアピール文の賛同者集めの署名活動を小田急線狛江駅で行っている。

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2006年2月28日

3月4日にみやまえ区民フォーラム:団塊のパワーを地域に生かそうと開催

団塊の世代のパワーを地域に生かそうと「おかえりなさいシニア世代」と銘打ったフォーラムが、3月4日午後1時から川崎市宮前区の宮前市民館で催される。当日は、長年地域でボランティア活動をしてきた大下勝巳・宮前区長が「宮前区はあなたの力を待っていました」と題した基調講演を行うほか、シンポジウム、分科会を行う。

この「みやまえ区民フォーラム」は宮前区、宮前市民館、宮前区まちづくり協議会が主催するもので、4時間にわたって行われる。
午後1時からの大下区長の基調講演に続いて、1時30分から「シニア世代の提案」と題し、南菅生自治会の宇賀神泰志さん、平瀬川まちづくり協議会の松井隆一さん、みやまえまちしらべクラブの森川一郎さん、市総合企画局企画調整課長の稲垣正さんがパネリスト、大下区長がコーディネーターを務めるシンポジウム、2時45分から宮前区のキャッチフレーズ「人が好き、緑が好き、まちが好き」の実現に向けて地域で活動している団体の事例報告、シニア世代のパワーをどのようにいかせるか、シニア世代の活躍できる分野を探す契機にするため、「シニア世代へのお誘い」をテーマにした分科会を催す。分科会は「子育て応援隊」「シニア世代の男性の力」「ガーデニングとシニア」「シニアパワーによるたまり場の創造」「安全安心に関わるコミュニティ」の5つ。
現在、社会の第一線で活躍している団塊の世代が定年を迎え、その力を地域に生かすと同時に、生き甲斐を持って活躍できる地域社会の実現が課題になってい る。このため、川崎市は「シニア能力地域活用システム構想」を掲げている。宮前区も区内在住の就業者の83%をサラリーマンが占め、同時に就業者の74% が区外に通勤しているという特性をふまえて、シニアがその知識や能力をいかせる場の発見や、シニアパワーによる地域社会の活性化をめざして「みやまえ区民 フォーラム」のテーマとして取り上げることにしたもの。

定員は200人で、申し込みは宮前市民館(電話044-888-3911、FAX044-856-1436、Email=[email protected])または宮前区役所地域振興課(電話044-856-3125、FAX044-856-3119、Email=[email protected])へ電話、FAX、メールで、氏名、年齢、住所、電話番号、参加希望の分科会を伝える。当日参加も受け付ける。

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2006年2月24日

川崎フロンターレが26日にプレシーズンマッチ:対戦相手は大宮アルディージャ

Jリーグの開幕を前に川崎フロンターレは、2月26日等々力競技場で15時からプレシーズンマッチが行われる。対戦相手は大宮アルディージャ。

1週間後のホーム開幕新潟アルディジャーを前に、新加入の米山、井川選手やチームの仕上がり具合を見る上でも大切なゲームとなる。ただ、アウグストのぬけた後を埋めるマルコン選手は2月19日の練習試合で怪我をしており、左サイドをだれがやるのかも見ところのひとつだ。
試合開始に先立ち、ゲート5番前ではチームの創設時から毎年シーズン前に撮影する選手・スタッフの集合写真を金属加工した10周年記念モニュメント除幕式が行われる。モニュメントの見学は自由。
プレシーズンマッチのチケットは大人前売り2000円、小・中学生は1000円で、クラブ事務所(月〜金 電話044-829-3011)、フロンターレ後援会(電話044-434-5346)のほかローソンチケット、チケットぴあ、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクスなどで販売中。

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2006年2月23日

「輝け! 川崎フロンターレ」のトークショーは入場整理券を配布:25日午前11時30分から会場で

川崎市内の公共施設など5会場で開催中の「輝け! 川崎フロンターレ展」(特定非営利活動法人k-press主催、川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会後援)のイベントのひとつで、25日午後2時から多摩区役所1階ロビーで催すトークショーは、当日午前11時30分から会場で整理券を配布します。また、会場のスペースの関係で入場制限を行う場合があることを、あらかじめご了承ください。

来場ご希望の方へお願い


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2006年2月20日

川崎市第三庁舎と麻生区役所で「輝け!川崎フロンターレ展」開始

川崎フロンターレの昨シーズンの活躍を振り返えりとともに今シーズンへの期待を高める「輝け!フロンターレ展」の川崎市第三庁舎、麻生区役所会場の写真展示が2月20日から始まりました。

展示しているのは、今季チームに登録している選手の2005年Jリーグと天皇杯のホームゲーム中の写真と新入団選手の初練習などで、第三庁舎は、A2サイズを中心に67点、麻生区役所は、45点展示しています。このほか等々力で行われるプレー中の写真で構成する写真ニュース「川崎フロンターレnow」2005年版バックナンバー(1〜16号)も展示しています。
会場では、初ゴール予想クイズの投票も行っています。

関連記事はこちら

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2006年2月18日

多摩市民館で「たまんちゅ交流集会2006」:平和願い演劇やコンサート、映画を上映

060218tamantyu1 平和を願う多摩区の市民団体の集い「たまんちゅう交流集会2006」(川崎市教育委員会主催)が2月19日午後1時30分から多摩市民館で開かれる。

写真>「わたしたちの物語」の1シーン

集会は3部構成で、1部(午後1時30分〜)は、同館の学習講座「脚本づくりワークショップ」「演劇わっくしょっぷ2」のコラボレーション。4つの脚本を中学生から主婦、教師、60代の男性など14人が、それぞれの脚本のシーンをベースにその場の雰囲気に合わせたアドリブを多用してダンスでつなぐ、実験的な演劇発表「わたしたちの物語」。
2部(午後2時30分〜)多摩区生田に住んでいた寺島尚彦さん(故人)が作詞・作曲、平和への祈りとして有名な沖縄戦の悲劇を歌った「さとうきび畑」を元に寺島さんの娘でソプラノ歌手の寺島夕紗子さんの歌と話、江川真理子さんのピアノでつづる「さとうきび物語コンサート」。
3部(午後3時30分〜)は、80代のいま、失われた青春を取り戻すかのようにロックを踊り50年ぶりに水着を買ってプール泳ぐ川崎市川崎区桜本に住む朝鮮・韓国出身の在日1世のおばあちゃん(はんめ)たちの暮らしを追ったドキュメンタリー映画「花はんめ」(2004年制作)の上映会と同映画の金聖雄監督のミニ講演。
いずれも入場は無料。問い合わせは電話044(935)3333多摩市民館。

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高津区で2月19日に大山街道フェスタ:新会場の二子神社で湯とうふ配布

川崎市高津区のメインストリート——大山街道を見直そうと溝口緑地(高津図書館前広場)など3カ所で2月19日午前10時30分から午後2時30分まで「大山街道フェスタ」(大山街道フェスタ実行委員会、大山街道活性化推進協議会主催)が開かれ、大鍋で作った湯豆腐の配布やフリーマーケットなどが催される。

大山街道は、赤坂御門を起点に伊勢原から大山阿夫利神社に至る「大山詣(もう)で」の道として古くから親しまれている。高津区の街道沿いは江戸時代は多摩川の宿場町として栄え、江戸や明治に開業した店が多く残り、市内でも最も古い商業地のひとつ。作家・岡本かの子、陶芸家・浜田庄司の生誕地としても有名。
フェスタは地元市民による手作りイベント。3回目のことしは、岡本かの子の文学碑がある多摩川添いの二子神社が新たに会場に加わった。
主な内容は、溝口緑地では「大山街道物産市」と銘打って街道沿いの商店の出店、フリーマーケット、バルーンアート実演、三味線演奏のほか豚汁、赤飯、生野菜などの販売。高津図書館では午前11時と午後1時30分から「みぞのくち村むかしむかし」と銘打って溝口に伝わる民話をカナリヤ人形劇で上演する。大山街道ふるさと館では、落語と以前街道沿いで和菓子屋を営業していた荻島満朗さんが「打ち菓子」づくりを実演、大山街道に関する展示などを行う。
二子神社では、フェスタの名物「高津ゆどうふ」の無料配布(無くなり次第終了)、モチ、けんちん汁の販売、フリーマーケット、高津健康の森の竹で作った竹馬遊び。このほか、区内の名所案内の活動を続けるシルバーガイドメンバーが、大山街道を歩きながら解説する「街道ウォーク」(受け付け、二子神社)が行われる。参加はだれでも自由。雨天の場合は一部のイベントが中止になる。
問い合わせは電話044(861)3133高津区役所区政推進課。

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2006年2月17日

首都直下型地震をテーマに防災まちづくり講座:狛江市で2月19日に市民団体が開催

狛江市中央公民館で2月19日午後1時から、首都直下型地震が起きたときの「わが街の防災」をテーマにした狛江市防災まちづくり講座が開かれる。

主催するのは「和泉多摩川緑地都立後援会話し合い会」(稲田幸一郎代表)。同会は、戦前に都市計画された元和泉にある「和泉多摩川緑地」(東京都水道局の資財置き場などを含めた約23ha)を、防災や環境の観点から都立公園にする運動を展開している。
講座は、近い将来に予測される首都直下型地震に備える狛江市のまちづくりをみんなで考えるために開かれるもの。内閣府中央防災会議・首都直下型地震研究特別委員会委員で首都大地震について多数の著書を出している中林一樹首都大学東京(旧都立大)教授が「首都直下型地震と狛江防災まちづくり」の演題で約1時間30分の講演。質疑応答の後、参加者で防災まちづくりと和泉多摩川緑地問題について約1時間半にわたり意見交換する。
参加は無料。問い合わせは電話03(3480)7815稲田さん。

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2006年2月14日

麻生区の新百合21ビルで2月18日にファッションショー:中学生からシニアまで出演

中学生から服飾短大の学生などさまざまな年代の市民がモデルやダンサーとして出演するファッションショーが2月18日、小田急線新百合ヶ丘北口の新百合21ホールで開かれる。ショーは午後1時30分と4時30分の2回で、各回とも同じ内容だ。

この「ヤングブリリアントファッションショー」(麻生ハートフルフレンズ、麻生区役所主催)は、世代や性差を越えた幅広い市民の交流を目的に麻生区世代交流事業として催されるもので、2004年3月に継いで2回目。内容は、1部が町田市三輪町の東京田中短期大学の学生らがデザイン・制作した「未来と現在」を表現する衣裳60点のファッションショー、2部が和光大学学生らがネパールの民族衣装を着て「歴史と現在」を体感する舞踏の2部構成。出演するのは、これまでのハートフルファッションショーに出演した公募のシニアモデル12と和光中学生や服飾短大生など総勢約60人で、それぞれが現在の自分を音楽に乗せて表現する。ショーは各回とも1時間。入場は無料。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課まちづくり担当。

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2006年2月12日

川崎フロンターレの初ゴール選手予想クイズ:2月13日から受け付け開始

k-pressではJリーグの開幕を前に、ファーストゴールをあげる川崎フロンターレの選手を予想するクイズの投票を2月13日から受け付けます。

ファーストゴール予想クイズは、川崎市イメージアップ事業の認定を受けた「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、フロンターレ後援会)のひとつです。
投票の受け付けは、webサイト(http://www.k- press.net/frontale/quiz/indexfrontalequiz.html)、faxまたは市内6カ所で催す「輝け!川崎フロン ターレ展」の会場で行います。応募の締め切りは3月3日まで。
ファーストゴールの選手を的中させた方10人(多数の場合はk-pressで厳正に抽選します)に、川崎フロンターレの選手のサイン入り大判カラー写真を プレゼントします。発表は3月下旬にk-pressホームページで行います。また、当選者にはEメールまたはファクスでお知らせします。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

関連記事>市内6カ所で「輝け!川崎フロンターレ展」

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2006年2月11日

あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント

【文】ソプラノ歌手 桜井純恵(HPはこちら

060211sakurai_2   1月23日月曜、おととい降った雪がまだ残る中、大勢の市民・区民の方々で埋まった区役所ロビー。

関連記事>第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演

音楽のまち・かわさきでは市内区役所でさまざまなコンサートが行われています。私もソプラノ歌手として活動しながら、高津区役所の「花・コンサート」運営委員としてロビーコンサートの運営をお手伝いしています。
麻生はボランティアスタッフさんの多さにまずびっくりしました。区役所で開催されていますが、区民の方々の手作り……という温かい雰囲気が会場にあふれていました。
演奏はもう1グループ二胡の方々がいて30分を半分ずつ……プレーヤーとしては少し物足りない……。
15分で自分の伝えたいメッセージを音楽に乗せることの難しさを感じました。
内容は今年年明けのコンサート、ということで明るくミュージカル中心のプログラム。
コンサート最後には私たちと二胡の方、会場にいるお客様、スタッフさん全員で「ふるさと」を演奏しました。
私たちの「ふるさと」川崎がこれからも多くの方に愛される川崎であって欲しい。まちに音楽を気軽に楽しめる場が増え、音楽でおもてなしできるようなそんなまちになったら素敵です。これからも「音楽のまち・かわさき」で多くの方と交流し、音楽の楽しさを広げていきたい……そんな思いで活動していきたいと思っています。
お世話になりましたスタッフ様、区役所の方々、饗宴して下さったNIKO'Sのみなさま、そしてお越しいただきましたみなさま。
みなさまとの出会いに心から感謝いたします。本当に素敵なひととき、ありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。

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第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演

【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 森澤秀雄 

060211rance1 第46回あさおランチコンサートが1月23日日午後12時15分〜12時45分まで麻生区役所2階ロビーで催された。

写真>(上から)ピンクのドレスで歌う桜井純恵さん、NIKO'Sの演奏(3番目も同じ)、出演者全員の「みんなで歌ううた」

関連記事>あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント

060211ranci2 年6回開催されるランチコンサートのうち、冬の開催はこの1月のコンサートのみである。この冬の寒さは厳しく、2日前に降った雪は1日では溶けず、晴天とは言え陽の当たらない歩道は凍りつき、樹木、屋根にもかなりの雪が残る寒風を追いての開催となった。区役所ロビーは正面玄関に続く広い空間であるため、自動ドアの開閉の度に冷たい風が遠慮なく会場に流れる。この日用意した60席は常連客で早々に埋まった。
「新しい年への贈り物、ソプラノと二胡の饗演」と題するコンサートは2団体の出演。前半は高津区のソプラノ歌手桜井純恵さんの歌。この日の衣装は上から下まで濃いピンク一色の華麗なドレス。フランス人形のようだ。アッとおどろく派手な衣装に「お人形さんみたいだ」と客席の声。ピアニスト樺山潤一郞さんの伴奏で「ショーほどすてきな商売はない」等4曲を披露。若い歌い手の桜井さんは寒さにめげず歌い終えた。
060211rannci3  ここで出席者は入れ替わり、後半は女性4人による二胡の演奏。昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡のユニットNIKO'S(代表今井美樹さん、芝裕子さん、南方夏代さん、武内有里さん)。二胡の中国語読みは「アールフー」。中国では公園の片隅で独り二胡をかなでる姿を見ることがある。かつてサントリー烏龍茶のコマーシャルに使われていた中国の民謡「太湖船」に続き「ふるさとの四季」と題して懐かしい日本の歌をメドレーで演奏。4人のうち1人は二胡を置きピアニストに早変わり。ピアノと二胡の合奏となった。
060211ranci5  このコンサートの定番であるフィナーレの「みんなで歌ううた」は“ふるさと”。観客には少しは男性も居るのだが、コーラスは男声は聞こえず、女声コーラスの様相。前半に登場したフランス人形の合唱指導により“うさぎ追いしかの山・・・”1番から3番まで優雅に唱い上げた。寒かったけれど、やっぱりきて良かった。観客は2ヵ月後に再会を楽しみに満足げに家路についた。

 次回のコンサートは3月20日(次回の案内はこちら) 

 次回開催は3月20日(月)。“春風に乗せて〜オカリナ、フルート、ヴァイオリンの調べ”と題して早春のうららかな日ざしの下での開催となるはずである。
出演は鈴木智子さん、浅利守宏さん、星千晶さん。

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2006年2月10日

川崎フロンターレOBがトークショー:開幕前に最新情報を語る

0602103月5日のJリーグの開幕を前に、昨年引退した久野智昭選手(現川崎フロンターレ強化本部スカウト)らがチームの最新情報を語るトークショーが、2月25日午後2時から多摩区役所ロビー開かれます。ゲストは、久野さんと川崎フロンターレ強化本部スカウト向島建さん、進行役はSUKI! SUKI!フロンターレナビゲーターなどで知られるサッカーレポーター岩澤昌美さんの3人。
写真>久野智昭さん、向島建さん、岩澤昌美さん(上から)
関連記事>川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介  

060210_2トークショー「タツルとベティの『’06シーズン ズバリ言うわよ!!』」は、川崎市イメージアップ事業に認定された「輝け!フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)イベントのひとつ。フロンターレOBの2人が、宮崎キャンプの様子やことしの注目選手など今季のフロンターレの展望と魅力、裏話などここだけの生情報をズバッっ話します。このほか、必勝祈願、初練習、キャンプなどことしのチームの始動を約15分にまとめたビデオも上映されます。
060210iwasawa_1会場では2005年の選手のプレー中の大判写真(A2ノビ)を中心に約60点の写真と写真ニュース「川崎フロンターレnow」(2005年版)を展示、川崎フロンターレの魅力を多くの市民にご紹介します。
多摩区役所の写真展は2月23日〜3月2日で、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズも行います。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]
電話03(3430)6617

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2006年2月 9日

多摩区役所で2月10、11日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介

川崎市多摩区の小学生にアンケートした「校区内危険度マップ」や市民が調査した区内の石像物マップなど、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第4回まちづくりフェスティバル」が、2月10日と11日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階ロビーで開かれる。

フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会の57人の区民が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、今年度の活動報告を行うもの。11日はおとな対象の報告・発表「まちづくり広場〜こんな活動しています」で、11日は親子を対象の「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する子どもの目から見た危険度マップは、2005年6〜7月に交通量の多い場所や見通しが悪区危険な道、不審者に声をかけられた場所などについてのアンケートをまとめたもので、最近増えている子どもの事故や事件の被害防止に役立つ内容。多摩区石像物マップは昨年の旧津久井街道歴史マップに続き、平瀬川沿い、二ヶ領用水宿河原線沿いにある地蔵、記念碑など石像物を写真と短文で紹介。このほか放置自転車対策、高齢者や障がいを持つ人にお薦めの福祉散策マップ、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介などをパネルで展示する。来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の12日〜22日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。

2006-02-09 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 05)歴史, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年2月 7日

輝け川崎フロンターレ展:川崎溝ノ口郵便局で開始

060207fsyasinnten1 3月5日のJリーグ開幕を前に、川崎フロンターレへの関心を高め2006年シーズンの飛躍を祈る「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)が、2月7日の川崎溝ノ口郵便局(写真)を皮切りに、市内6カ所で行われます。

関連記事>

展覧会では、2005年のホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真(A2、A3)を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレ の魅力を紹介します。展示する写真は、会場の広さなどにより異なりますが、川崎溝ノ口郵便局では、FWの我那覇和樹選手、ジュニーニョ選手、MF マルクス選手、中村憲剛選手、DFの箕輪義信選手などのプレー中の写真11点とk-pressが発行しています「フロンターレnow」を展示しています。 13日からは、ことしのJリーグでの初ゴールを当てる「First Goal Quiz」を行います。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

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2006年2月 5日

多摩区の五反田神社で節分祭

060205setubun1 川崎市多摩区三田の五反田神社で2月5日、節分祭の豆まきが行われた。境内には近くの親子連れなど約300人が集まり、同神社役員らがまく縁起物の豆やキャンディーに群がっていた。

写真=縁起物の豆まき(上)、人で埋まった境内(下)

060205setubun2 同神社では1996年から2月3日の節分に近い日曜日の午後、豆まきを催しており、ことしで11回を数える。
豆まき役は、同神社奉賛会(森山弘会長)役員や厄よけ祈願の歳男・歳女など。ことしはかみしもを着用した4人の歳男や生田地区に住む多摩区選出の市議、代議士など約20人が「福は内、福は内」と唱えながら、豆とキャンディーをまき、日用品や菓子、野菜の引換券の入った福袋を配った。
ふだんはひっそりとした境内は、縁起物目当ての人でぎっしり。奉賛会役員準備した汁粉や鶏スープで暖をとりながら、顔見知りと和やかに談笑する参拝客が多かった。

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多摩区オペラコンサートに公募歌手が出演:プロの指導で「乾杯の歌」練習

060205opera1 「多摩区オペラ名曲コンサート」に藤原歌劇団の合唱団員とともに出演し、オペラ『椿姫』の「乾杯の歌」を合唱する公募歌手の初練習が、小田急線新百ケ丘駅前の昭和音楽芸術学院スタジオで1月29日に行われ、参加者は慣れないイタリア語で名曲「乾杯の歌」を繰り返し練習していた。

写真=昭和音楽芸術学院スタジオで初練習

同区では、伝統芸術に親しんでと多摩区魅力ある区づくり推進事業の一環として毎年歌舞伎や能を公演。区民からは「安い費用で芸術鑑賞ができる」と好評だ。ここ数年は、客席で観賞するだけでなく舞台でプロと協演する機会をと、演目に区民参加の場面を必ず入れている。
060205opera2 ことしは市が掲げる「音楽のまち・かわさき」にふさわしい事業として初めてオペラを取り上げ、2月23日に多摩市民館でミニオペラ「奥様女中」とオペラ名曲アラカルトを公演(観賞募集はすでに終了)する。公募市民が登場するのは名曲アラカルトの最後で、オペラ『椿姫』より「乾杯の歌」を歌う。
出演するのは、区内で活動する合唱団からの推薦と公募区民の計41人。20代から80代まで幅広い年代の区民で、合唱歴も全く初めての人から数十年とさまざま。なかには音楽大学を卒業して合唱団の指導をするプロや個人レッスンを受けている人もいる。初練習には男性7人、女性27人が参加、多摩区に住む藤原歌劇団060205opera3_3 バリトン歌手の清水良一さん(写真右)の指導で女声3部、男声2部の各パートに分かれ、イタリア語の「乾杯の歌」をワンフレーズずつ練習した。CMなどにも使われる有名な曲で、事業担当の区職員から事前に楽譜が送られているため、メロディーはよく知っていたが、カタカナをふったイタリア語で歌うのにとまどい気味。清水さんは「すべてきちんと発音していると遅れるので、イタリア語がきちんと伝わるように単語の頭の音を大きな声で発音して」とうまく聞こえるコツを教えていた。
060205opera4_1 学生時代から合唱に親しみ、職場コーラスを経て退職後は東京交響楽団の専属コーラスグループ「東響コーラス」に所属している同区寺尾台の児玉賢三さんは「オペラ曲は初めてだが、藤原歌劇団と一緒に歌えるのが魅力」と早くも当日を楽しみにしている。カルチャー教室の個人レッスンを十数年間受けている東生田の石田雅子さんは「合唱経験がないので少しとまどったが、一流のプロに指導してもらえるのは貴重な体験」とにっこり。約40年前に労音に出演して以来という三田の大野敬子さんは「がんばって覚えます」と神妙な顔。また、昭和音楽大学を卒業後、都内の合唱団の指揮者をしている菅の加藤敦さん・和歌子さん夫妻は「普段は指導する側なので久しぶりに歌うのが楽しい。どのパートでも声が出るので、音が弱そうな所に回る予定」と話していた。
当日までの練習は2月20日までの日曜日を含む4回で、舞台ではプロの合唱団員とともに、暗譜で歌う。

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2006年2月 4日

麻生ロータリークラブが授産学園にブルーベリーの木を寄贈

060204buruveri3_1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が1月20日、川崎市麻生区細山の川崎授産学園(小澤福美学園長)にブルーベリーの木を寄贈、会員と利用者などが一緒に植樹した。

写真(撮影、川崎麻生ロータリークラブ会員大野勉さん)=利用者と一緒に記念撮影(上)、小澤学園長(中央)と長瀬会長(右)ら(右上)、植樹作業(下)

060204buruveri1_2 植えたのは、2004年に同区片平に開園した長瀬会長が経営する「さるたベリー」で育てられた高さが1.2〜2.3m5年ものの木で、収穫期が遅く鳥に食べられにくいラビット・アイ系のブライトブルー、ブルージェム、ハイ・ブリット系のフロリダなど15種15本。午前中に麻生RC会員がさるたベリーで木を掘り起こし、午後2時から長瀬会長をはじめ会員19人と同園利用者9人が道路から同園建物へのアプローチ通路脇の斜面に1時間半がかりで植えた(写真下)。同園では「大切に育てます」と大喜び、作業終了後、小澤園長が感謝状を長瀬会長に手渡した。
060204buruberi2_1 麻生RCは、さるたベリーが正式にオープンする前から社会奉仕事業として、同園の利用者をブルーベリー詰みに毎年招待、交流を行っていた。同園は、授産事業として丘陵地の広い敷地を活用してシイタケ栽培や落ち葉の腐葉土、竹炭など農産物のオリジナル製品も販売している。こうしたことから、新たな取り組みとして無農薬で育つ健康食品として人気のブルーベリーを育て、園利用者と来園者のふれ合いに詰み取りを行ったり、将来的には商品化できないかと同RCに相談したところ、長瀬会長が育てた木のプレゼント話がまとまった。
植えた木は今年のせん定は終わっているが、今後は長瀬会長が育て方やせん定の仕方などの指導を行う予定だ。

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2006年2月 3日

ひなた山ぼっこまつりに350人:森の恵みや音楽を楽しむ

060204hinata1 川崎市多摩区の市民健康の森「日向山の森」(多摩区枡形4丁目、東生田緑地)で1月15日、「ひなた山ぼっこ祭り」が開かれ、約350人が森の作業や野外料理などを楽しんだ。

次代に里山を残そうと市民団体「日向山うるわし会」(田中清会長)が毎月竹の伐採などを行っており、年に1回一般参加のまつりを開催している。3回目のことしは、雪や雨に見舞われた過去の祭りと異なり青空が広がる温かく穏やかなアウトドア日和。天候に恵まれ会場は、午前9時30分の受け付け開始時間よりも前に親子連れなどが次々訪れ、過去最高の人出となった。
060204hinata2_1 竹林を伐採して作ったひなたぼっこ広場で田中会長が「ここは野鳥や野草がたくさんみられるところ。冬の里山で森のシャワーを浴びてください」と開会宣言。阿部孝夫市長が「きょうは赤城山、富士山、新宿の高層ビルも見える良い天気。ここは眺めもよく、みんなが手入れをしてすばらしい多摩丘陵が残っている。川崎市は多摩の横山から三浦半島までつづく丘陵地をつなげる『緑の回廊』づくりを近隣の市町村といっしょに取り組むことになった。そうしたことからもここは貴重な場所。きょうはみなさんと一緒に森の恵みのひとときを過ごします」とあいさつした。その後、同会員で造園業を営む小峰明夫さんといっしょに山の安全と豊作を祈る「森の神事」を行い、祭りを開始。
総合的な学習で同地の環境を学ぶ東生田小学校5年生の児童のほか、親子連れなどの参加者が、森の作業体験、ネイチャーゲーム、食事作りなど7班に分かれて作業、うるわし会会員の指導で竹の伐採作業や同地で採れたサツマイモを紙で包んで焼きイモの準備、マキでたいた30kgの米でおにぎりつくりなどにチャレンジ。会場では会員の酒井昭子さんが木の実で作った人形、瀧川信介さんらが描いた絵、写真などを森の中に展示する「天井のない展覧会」も開かれ、親子連れの参加者が熱心に見て回った。このほか、同会員が切り出した竹や木の枝で竹笛、弓作りを指導、竹馬の乗り方や竹とんぼの飛ばし方のコツを教えていた。
約1時間の作業の後は、里山の恵みを味わう「森はおいしい」、参加者は、たき火のそばでおにぎりやトン汁、薫製を味わった。食後は東生田小学校のタイコクラブ、5年生の児童らが「日向山音頭」を披露、全員で「ふるさと」を歌い木々にこだまするハーモニーなど自然に親しむ楽しさを満喫した。

 地域のお年寄りと子どもが作った日向山音頭

060204hinata5 「日向山音頭」は、昨年このまつりに参加した目が不自由な相川みちこさんが体で感じた祭りの雰囲気を大好きな民謡「灘の酒造り」という曲に載せて作詞。総合的学習のフィールドとして日向山を利用する東生田小学校では、音頭作詞を知り環境をテーマに同地で度々学習をしている5、6年生が運動会用に振り付けをして発表。昨年11月に行われた同校40周年記念式典でも披露して好評を博した、子どもと地域のお年寄りが一帯となって作った音頭だ。
学校では太鼓にあわせて輪になって飛び跳ねるように踊ったが、この日は、会場が斜面地であまり広くないため、輪にはならず、観客に振りを見せるにとどまった。

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2006年1月31日

麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCD完成:合唱、器楽演奏など8曲を収録

06020101 川崎市麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCDがこのほど完成、なかには、区内の音楽団体や中学生、プロがさまざまな形で演奏した8曲が収録されている。

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「かがやいて麻生」は同区で活動する音楽団体の祭典「麻生音楽祭」が20回を迎えるのを記念して制作した曲。全国から歌詞を公募、最優秀作品に選ばれた横浜市の星合節子さんの詞に、作曲家で昭和音楽大学専任講師の豊住竜志さんが曲を付けた。2006年6月〜8月に開いた同音楽祭で合唱、器楽付きなどさまざまな形で披露され、その後は、あさお区民まつり、古風七草粥(かゆ)の会などで区のイベントで歌われている。
CDは、イメージソング普及を目的に同区とイメージソング政策委員会、麻生音楽祭実行委員会が2000枚制作、区内の学校や町会・自治会、福祉施設に配るほか、希望者に無料で配布する。
演奏は歌が5団体で、斉唱が「ゆりがおか児童合唱団」、独唱が昭和音学大学の赤星啓子さん、混声3部合唱が柿生中学合唱部、女声2部合唱が区内の合唱団体からの選出メンバーによる「『かがやいて麻生』をうたう会」、ポップスが「Far.Eastern.Comets.」。器楽演奏は、「麻生フィルハーモニー管弦楽団」のオーケストラバージョンと金程中学校吹奏楽部のブラスバンド演奏のほか、ゆりがおか児童合唱団ピアニストの大久保洋子さんが演奏するピアノ伴奏曲もあり、歌の練習に使用できる。
担当の区政推進課では、ポップスバージョンをのぞいた全曲の譜面の賃し出しを行っており、2月1日以降に同区役所区のホームページからダウンロードできる譜面もある。問い合わせは、電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

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2006年1月27日

1月29日に麻生市民館で「狂言の会」:山本東次郎さんら3兄弟が出演

町田、川崎市などの狂言愛好家で構成する「ハゲマス会」(森宮康会長)が、1月29日午後2時から小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で重要無形文化財総合指定の山本東次郎さん、則直さん、則俊さんの大蔵流山本家3兄弟とその子息らが出演する8回目の「狂言の会」を公演する。

同会は鶴川駅前の天ぷら屋の常連客に町田市広袴在住の狂言師山本則俊さんがいたことから、なじみ客の明治大学商学部教授の森宮さんらが呼びかけ、山本さんを応援しようと93年5月に発足。古典芸能の世界は髪が薄くなってやっと一人前と言われるように、会も「頭が薄くなるまで活動しよう」と「ハゲマス会」と命名。「品格を重んじ、気魄のこもった芸風」を特色とする山本家の狂言の観賞のほか、狂言にまつわる勉強会を開いている。また、多くの市民に古典芸能を知ってもらうおうと98年から会員らが裏方を担い、自主公演を手がけている。
今回の演目は、「柿山伏」(演者=山本東次郎、則俊さん)、「木六駄」(演者=山本則俊、泰太郎、東次郎、則直さん)、「六地蔵」(演者=山本則重、則秀、則孝、遠藤博義さん)の狂言3題と源平合戦の屋島の戦いの語り「那須」、小舞「暁の明星」「蛸」。入場は、S席5000円、A席4000円、B席3000円、学生2500円で、当日券もある。問い合わせは電話042(791)2345宮川さん。

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2006年1月24日

川崎市イメージアップ事業に「輝け!川崎フロンターレ展」など8事業が認定

「川崎市イメージアップ事業」に、「輝け!川崎フロンターレ展」(k-press主催、川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会後援)、川崎で撮影された映画・コマーシャルの上映会、公開生放送など8つの事業が決まった。

イメージアップ事業は、市民団体やNPO、企業がことし1月1日〜3月24日までに行う地域の魅力を引き出す情報発信やイベントのなかから川崎市のイメージを高める内容のものを同市が認定、助成金などを出して支援する初の制度。支援の内容は、事業費の2分の1の助成金の交付(最大50万円)、市の広報で事業の普及・広報、イメージアップ認定事業の表示の使用許可の3点。
2005年11月15日〜12月14日まで募集、28件の応募の中から川崎市イメージアップ事業認定審査会が「目的性」「企画性」「先駆性や独創性」「波及性」など総合評価を行った。
第1弾としてアール・エフ・ラジオ日本=ラジオ番組「中本賢のガサガサ探検隊」(通常はスタジオ放送)を川崎区の特設会場に特設スタジオに設置して1月9日に公開生放送として実施。内容は、中本さんが代表を務める「多摩川クラブ」が昨年1月に長十郎ナシを発祥の地・川崎区大師に復活させようと多摩区の生産地から苗木を大師駅前の神社に移植、里返り1周年を祝うイベントなどを実況中継した。
そのほかの認定された事業は次の通り
☆川崎市インターネット放送局=WEB上で川崎市の観光・文化・芸術・スポーツを配信するインターネット放送局を開設・運営。観光、イベント、文化施設など50本の動画を配信。 
☆HOKTーK PROJECT=3月4・5日にラ チッタデッラ(川崎駅前)で、川崎市内で撮影された映画・コマーシャルフィルムの上映会、同時にロケ地に足を運んでもらえるようロケマップを配布。来年度用に「川崎のCM」を募集する。
☆JTB川崎支店=川崎の名所・見所などを刷り込んだクリアファイルを作成し、旅行資料等を入れて顧客や外商セールス時に川崎をアピールする。2月から近隣支店10店舗で配布。
☆はとバス=2、3月に川崎の魅力スポットを巡回して土産、食事ができる日帰りバスツアーを3回行う。
☆横浜エフエム放送=川崎市の魅力を魅力を発信する特別番組2企画を放送。「川崎クルージング」(3月2日)はリクエストを交えながら音楽のまち川崎をフューチャー、「川崎市内街角レポート」(3月2日)は市の魅力的なスポットから人気レポーターがレポート。
☆神奈川県書店商業組合川崎支部=同組合加盟店60店舗で3月1日から川崎の魅力スポットなどを塚らを印刷したショッピングバック(10万枚作成)を配布し、買い物客に川崎の魅力を発信する。

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2006年1月23日

「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」:プロ・アマ4劇団と公募市民らが好演

060123geki3 川崎宿の復興や多摩川、二ヶ領用水の治水事業を手がけた江戸時代の偉人・田中兵庫(別名=丘愚・きゅうぐ、1662〜1729年)の生き方を題材にした創作劇「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」が、川崎市高津区溝口のすくらむ21ホールで1月21日に初演された。公演には、市内のプロ・アマ劇団や演劇関係者が協力、小学生から中高年の公募市民のほか「民藝」のベテラン俳優・今野鶏三さんも出演、約70人が舞台に登った。舞台は、引き続き川崎区や麻生区でも公演される。

写真=上・歌で盛り上げるフィナーレの場面、下・練習後のダメだしの指示を出す演出家の高木達さん(いずれも京浜協同劇団での練習風景)

この舞台は、川崎市文化室が毎年行っている青少年舞台芸術活動事業の一環で、青少年舞台芸術活動実行委員会(鈴木穆実行委員長)と市が主催、市教委が後援する。これまではヤングミュージカルとして小学生から大学生までの公募市民で音楽、ダンスを中心に市内の脚本家らが書いた創作音楽劇を公演してきたが、5回目を迎えることしは、川崎市の社会科副読本にも載っている郷土が誇る偉人・田中兵庫を取り上げ本格的な演劇公演を行うことになった。脚本は実行委のひとり小川信夫さんが、演出は劇団青年座の高木達さんがそれぞれ担当した。
060123geki2_1 作品は「六郷に虹をかけた男」として以前に市内の劇団が公演しており、それを見た演劇関係者からの提案もあって、子どもが出る場面と50歳以降の兵庫の生き方を加筆。子どもだけの出演では、表現するのは難しいとアマ劇団「京浜協同劇団」「劇団川崎演劇塾」のほかプロの「劇団民藝」「人形劇団ひとみ座」が協力、俳優が出演することになった。公演にあたっては、内容を理解するために出演者も参加するシンポジウムや現地調査も行うほど力を入れて取り組んできた。
劇は「川崎宿場の巻」「江戸の巻」「治水の巻」の三部で、川崎宿を復興させて名主となり50歳で江戸の荻生徂徠の門下に入り「民間省要(みんかんせいよう)」を書き、八代将軍徳川宗吉に認められて多摩川などの治水事業を成し遂げるまでの兵庫の業績を、多摩川の反乱、農民の苦しみを体全体で受け取り改革を夢みる名主・源蔵との路線の違い、その意志を継ぎ改革案をかきあげるなど全般を史実に基づいてドラマチックに描いている。
出演者は、昨年10月からスクラム21などで主に土・日曜けいこに入り、子どもたちは、プロの指導者やまわりのおとなの演技力に刺激を受け、表現する楽しさを身につけてきた。4回目の参加の三田和季(菅中1年)は「劇をもっとやりたいと思って参加した。時代劇だけど古くさくなく楽しい」と目を輝かす。せりふもある役についた中原区の大学生中井健太さんは「異年齢の集団の中で、子どもからはエネルギーをおとなからはプロの演技を教えてもらい、いい経験をしている。楽しめる劇なのでぜひたくさんの人に観てもらいたい」と意欲をみせている。
民藝の今野さんは「これまで、劇団と地域をつなぐ活動をしてきたので引き受けた。いい舞台を作るのはプロ、アマのかわりがなく、いろんな経歴の人が混合チームをつくりけいこ場でエネルギーをぶつけるのはとても刺激になる」と話している。
担当の文化室によると、公演初日の21日は雪が降るあいにくの天気だったが300人が入場、翌日は700人とほぼ満席だった。次の公演は1月28日午後6時30分から川崎市教育文化会館、4回目は2月11日午後2時と午後6時30分麻生市民館で行われる。主催者は「川崎の基礎を作り上げた人物のひとりを取り上げた作品なので、多くの市民に観てもらいたい」PR活動にこれまで以上の力を入れており、川崎の北部地区の特定郵便局の協力で局内にチラシを展示、麻生区内の8カ所の郵便局で麻生市民館の入場券を取り扱っている。
入場券はおとな2000円(当日2500円)、子ども(18歳以下)500円。問い合わせは電話044(813)0808川崎市男女参画センター(FAX044-813-0864)または044(200)2280川崎市文化室。

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2006年1月18日

川崎市立多摩病院:2月1日の開院に向け準備進む

06011801 JR・小田急線登戸駅近くに完成した川崎市立多摩病院(川崎市多摩区宿河原1ー30ー37)が、2月1日の開院に向け準備作業が急ピッチで行われている。1月17日には、病院関係者の立ち会いのもと神官を招き入院患者用の食事を作る給食室の火入れ式も行われた。

写真=受け付けのシュミレーション作業をするスタッフ

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同病院は市立だが指定管理者制度を採用、医療行為と管理運営は聖マリアンナ医科大学が行う。このほど、亀谷学同大教授が院長に就任した。
同病院18診療科目の外来と入院施設、救急災害医療センターを整備。院内は、体を約1000分割して撮影ができるCTスキャンや心臓専門の手術室など最新式の医療機器を導入している。入院患者の病室は冷たい雰囲気をなくすため木製のロッカーを設置し部屋ごとにトイレとシャワーが備わっており(4人部屋は共用浴室も設置)、予約受け付け、カルテ、薬の処方、検査の結果などすべての情報をオンラインで結んでおり、支払いや器械で行うコンピューターの端末だけで700台以上ある。現在、医療機器はほとんど導入が終わり、医師、看護士、検査技師、医療事務など各スタッフが、外来や入院の受け付け、診療、救急医療などさまざまな場面を想定してシュミレーション作業を繰り返し行い、開院に備えている。
開院時のスタッフは医師約80人を含め約450人、このほか救急部門は専用スタッフ50人が交代で24時間待機する。外来患者は1日約800人を想定しており、入院は8病棟のうち6病棟体制でスタートする。同病院の診療については当初、かかりつけ医の紹介による医療連携を標榜していたが、必ずしも紹介状は必要としない。
外来は午前8時30分から受け付けが行われる。
問い合わせは電話044(210)2177。

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2006年1月 7日

麻生区役所で七草かゆ:400人が伝統の味楽しむ

06010701_1 地元産の食材で伝統行事を味わって——川崎市麻生区役所で1月7日、麻生産の米やモチ、野菜、炭で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、穏やかな日差しの中で子ども連れの主婦やお年寄りなど約400人が「ふるさとの味」を楽しんだ。

写真=麻生文化協会会員が作った七草の寄せ植え(手前)と粥を食べる親子
あさお古風七草粥の会の写真を見る>

 

麻生区文化協会(杉本長治会長)が無病息災を祈る地域の食文化として多くの市民に体験してもらおうと麻生区役所と共催、3回目を迎えた。テントの中で和服を着た文化協会の女性会員らが午前9時から大きな鍋で米1に対し水7の割り合いで、前日に下準備したダイコン(スズシロ)、カブ(スズナ)、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリを入れ約1時間かけて ゆっくり粥を炊きあげ、早野聖地公園のボランティアが作った炭を使ってモチを焼きお椀に入れて粥を入れて販売。1食100円とあって、湯気に誘われて気の早い市民が開始の11時前に並び始めた。
06010709_2 参加した市民は、広場に設けられたイスに座って湯気の立つかゆをすすりながら「おいしくて体が暖まる」「家で七草をそろえるのは大変なので、ここで食べられとてもよかかった」などと話しており、中には入れ物をもって持ち帰る人もいた。地名のついた昔の特産品の「万福寺ニンジン」の試食も行われ「どこで売っているの」とたずねる人も多く好評だった。
会場には、ことしはじめて炭焼きや食材のモチ作りの写真も展示。市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ歌や「手遊び歌」やなつかしい唱歌を披露。細山お囃子連が獅子舞などを演じて七日正月に花を添えた。会場に用意された羽子板、コマ、ケンダマなどの懐かしいおもちゃで遊ぶ親子連れもいて、参加者は昔のお正月気分を楽しんでいた。

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2006年1月 5日

麻生産の野菜や米で古風七草がゆ:1月7日に麻生区役所で食べる会

川崎市の麻生区文化協会(杉本長治会長)と麻生区役所が、1月7日午前11時から麻生区役所で区内産の食材を使い炭火で作った七草かゆを食べる「あさお古風七草粥(がゆ)の会」を催し、300人で味わう。

使う食材は、文化協会会員が作った米と野菜、区内の畑で採取したセリのほか、同区古沢の田んぼで行われた同区の事業「親子体験農業」で育てたモチ米で作ったモチを使用。早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭を使って、昔ながらの七草がゆを再現、区民とともに味わう。
七草粥は同文化協会が、新年会として細山郷土資料館で催していた行事を、2004年から区民にも参加してもらおうと現在の形に変えたもので、通算20回目を迎える。当日は 市民館入り口横の階段状になった屋外ステージで細山お囃子保会が新年を祝うお囃子(はやし)で盛り上げ、麻生童謡を歌う会がお正月にちなんだ歌を披露、地域をあげての催しとなる。
参加は自由で、かゆは1杯100円、先着300人分を用意する。
問い合わせは044(966)4129杉本さん。

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2005年12月31日

川崎麻生ロータリークラブが青少年ゴルフ教室を開催

051231gorufu1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が12月27日、子ども達を対象に百合ヶ丘カントリー倶楽部で初のゴルフ教室を開き、参加した21人の子どもはプロからクラブの握り方や構え方などゴルフの基礎を学んだ。

写真=プロの指導で短いクラブでボールを打つ子ども

若手女子プロの活躍で話題となったようにゴルフを始める年代が大幅に下がっているなか、同RCクラブが青少年健全育成の一環として「ゴルフの楽しさを知って、マナーも学んで」と催した。会場の百合ヶ丘カントリーは同RC会員でティーチングプロの森茂則さんが経営、麻生区近辺では数少ないジュニアスクールを開いており、子供用のクラブも揃っており子どもたちを教えるのはお手のもの。
051231gorufu2 参加した小学1年生から中学3年まで子どもは、スクール生5人を除いてほとんどがゴルフは初体験だったが、森さんをはじめ井上明プロ、新井好昭プロが足の立ち位置、クラブの握り方、スイングの振り幅などをていねいに解説、時には子どもたちの体に触ってマンツーマンに近い指導をした。はじめはティの上に載ったボールに触れるのが精一杯だった子どもも、1時間30分の教室で150〜200個のボールを打つうちに飛距離が徐々に伸びっていった。
ゴルフ好きの祖父母を喜ばせるためお正月に家族そろってコースに出る予定という麻生区白山の松田浩成君(15)、晃徳君(14)兄弟は、初体験にもかかわらず持ち前の運動神経で100ヤード近くまでとぶようなり「とてもおもしろかった。コースに出る前にまた練習に来ます」とすっかりとりこになった様子。小学2年からスクール生として通っている多摩区三田の西川珠未さん(中学2年)は「昔習った基本を復習できてとてもよかった」とにっこり。
指導者の森さんは「子どもは指導者の言うことを素直に聞き、クラブの重みにまかせて自然体で振るので形も良くなり上達が早い」と話していた。

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2005年12月27日

第45回あさおランチタイムコンサート:マリンバとチェロのハーモニーに聴衆がうっとり

051227cherinnba4 【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 名越輝子

澄み渡った初冬の11月28日、第45回あさおランチタイムコンサートが麻生区役所2Fロビーで開催されました。

写真=演奏するチェリンバの2人

051227cerinnba1 午後12時15分の開演にもかかわらず30分近く前からお客様がみえはじめ、ほどなく用意されたイスは満席に。車イスのお手伝いのボランティアさんには立ったままで聴いていただかなければならないほどの盛況となりました。
051227cherinnba2_1 わざわざ王禅寺からいらしたお年寄りの一団や新ゆりの障害者施設を利用していらっしゃる方々など全回の220人を超える聴衆を前に、マリンバとチェロのアンサンブル「チェリンバ」(マリンバ:山崎史子さん/チェロ:井上真那美さん)の柔らかいハーモニーが会場を包み、和やかな素晴らしい演奏会になりました。
051227cherinnba3_3 マリンバの山崎さんの「観客と一緒に楽しめる暖かい演奏会を」の言葉どおり皆さんご存知の七つの子やアメージンググレース、少年時代などの親しみやすい曲が流れると会場のあちこちから歌声がわき起こり、正に音楽の街あさおにふさわしい手づくりの音楽会が実感できました。
051227cherinnba5_2 当日の裏方のボランティアには男性も大勢お手伝いに来て下さり、回を重ねるごとにこの「あさおランチタイムコンサート」が真に市民の間に根づいてきたなと感激致しました。“緑豊かなあさお”“心豊かなあさお”ホッとするひとときに「この街に住んで良かった」としみじみ思うのでした。

写真(上から)=200人を超える聴衆、チェロの井上真那美さん、マリンバの山崎史子さん、歌唱指導するランチタイムコンサート実行委員の宗いづみさんと辻端幹彦さん(左)

  次回のランチタイムコンサートは1月23日
  ソプラノと二胡のコラボレーション

次回のコンサートは2006年1月23日午後12時15分〜12時45分。高津区のロビーコンサートのほか、各地で活躍する桜井純恵(ソプラノ)さんと、昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡(中国民族楽器)のユニットNIKO'Sによる「新しい年への贈りもの〜ソプラノと二胡の響演」
「踊り明かそう」「ふるさとの四季(メドレー)」ほか

2005-12-27 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月24日

枡形こども文化センター集会室がクリスマス用に飾り付け:地域に貸し出し人気

051224masugata1 川崎市多摩区の枡形こどもセンター(渡辺行祥館長)が、12月18日から25日までの間、集会室をクリスマス向に飾り付けして地域の子ども会などに開放、人気を呼んでいる。

写真=集会室で開かれた乳幼児のイベント「遊びの広場」

Photo_1 集会室は、一方の壁に天井から裏打ちした黒い紙に蛍光塗料で描いた動物や妖精などを描いた高さ3m幅6.5mの大きな絵が壁一面に飾られ、絵が浮き立上がるように青い蛍光灯でライティング、窓は色セロファンで作ったステンドグラス、天井からはセロファンで作ったシェイドーを10数個ぶら下げ、暗幕を兼ねた黒いカーテンには星や靴下などの絵を貼り付けている。床の白いツリーはモールで飾られサンタクロースの人形を置き、メルヘンムードが満点。
Photo_3 この絵は、絵画好きの元館長・作山隆一さんがこ文や学童保育の子どもがクリスマスイベントとして楽しめるようにと、2000年に描き、館にプレゼント。ステンドグラスとシェイドは当時の職員が学童保育の子どもたちなどと一緒に作った。
同館では、これらの作品を生かそうと、開館時から臨時職員などをしている丸山祥子さんらが毎年3、4日かけて飾り付けを行い、館の広報紙で地域の子供会などに利用を呼びかけている。飾り付けは、メインの大きな絵を隔年使用するなど細かい気遣いをしており、利用の子どもたちに好評という。
Photo_6 一般の貸し出しに先立ち、16日には「子育てを考える会 グレープ」(寺田早苗代表)が運営する乳幼児のフリースペース「あそびの広場」が利用。この日は乳幼児34人とその母親が参加し、グレープの寺田さんらのリードで新聞紙を切って雪遊びをしたり、多摩区絵本の会に所属する「読み聞かせ たまちゃん」(山田信恵代Photo_7 表)の中村敬子さんらがクリスマスにちなんだパネルシアター「10人のサンタ」などを演じてクリスマスムードを高めた。フィナーレに、シェイドーと青い蛍光灯の薄暗い光の中でサンタに扮した職員が子ども達にプレゼントを配り始めると、カメPhoto_9 ラで絵をバックにわが子とサンタの写真を撮るお母さんが多かっ た。初めて参加した母親は「ファンタジックな絵で、全体にきれいにディスプレーされていて楽しかった。子どもが幼いので覚えているかどうかわからないけど、記念写真はばっちりです」と笑顔で語っていた。

写真=飾り付け全景、蛍光灯の光に浮き上がる絵、雪遊び、読み聞かせ、プレゼント

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2005年12月12日

寄稿 リサイクルパークあさお ゴミ焼却炉選定について 

「リサイクルパークあさお」焼却炉選定について、ことし4月に「川崎・ごみを考える市民連絡会」代表の飯田和子さんより寄せられた原稿を掲載します。

協働ですすめるごみ減量が課題
 〜リサイクルパークあさおごみ焼却炉選定をめぐって 
         飯田和子(川崎・ごみを考える市民連絡会)

050728risaikuru1「市民団体がここまでもってきたのはすごいと感動している。」「国策に反対して市の考えを転換させるとはこういうことなのだと勇気づけられました。」
 川崎市は、ごみ溶融を撤回し、市民の主張を取り入れて従来のストーカ炉と決定しました。この3月に説明会を開催。引き続き市民団体もこれまでの活動を報告しました。それを聞いた市民の方が話された言葉がこれです。この時、私の中に熱いものがこみ上げてきました。

 現在、多摩区・麻生区のごみは、王禅寺処理センターに運ばれ処理されています。その建て替え計画をめぐって私たちは1997年3月から8年間にわたり川崎市とやりとりをしてきました。
 建設計画のアセス・環境配慮方法書の段階で(2001年2月)、溶融固化施設(焼却炉がガス化溶融炉あるいは、ストーカ炉と焼却灰溶融の併設)を前提として計画していることがわかりました。ごみ溶融とは何だろうという基本から学習を始めました。
 ガス化溶融炉とは、これまでのごみ焼却とは違って、1300度という高温状態でごみを溶かす炉です。そしてつぎのような問題点が分かりました。
 第1に、安全性を問題視しているジャーナリスト津川敬さんは、ガス化溶融炉を「可燃ガス発生装置」といい、ガス漏れによる爆発の危険性を指摘しています。
 第2に経済性から見ると高くつきます。ごみ質は変動が大きいので、補助燃料としてコークスや灯油が使われ運転コストが嵩み、耐火レンガの補修費もかかります。
 第3に、ガス化溶融炉メーカーはダイオキシンが高温で無害化すると宣伝しましたが、それは間違った宣伝でした。ダイオキシンは排ガス冷却過程で再合成されるので、現にガス化溶融炉でもバグフィルター、活性炭、触媒などを付けています。付けなければダイオキシン対策は充分でないのです。
 第4に、溶融でできたスラグは土木資材や路盤剤になるという触れ込みでしたが、実際には流通できない例を見ました。
 第5に、ごみの減量化計画との関係です。今後は資源分別を推進し、ごみから資源を分けねばなりません。燃やすと高温を得られるプラスチックや紙を分別資源化すれば、ごみはカロリーの低い生ごみが残ります。分別推進の時代に溶融施設をつくって将来どうするのでしょう。しかし、国は、自治体の事情を考慮せず溶融施設のみに補助金を交付するという形で後押ししてきた、そのことが一番の問題点です。 
 050728risaikuru2このようにさまざま問題点があることが分かってきたので、私たちは炉の選定委員会に市民委員を入れてほしいと要望していきました。しかし、受け入れられないまま委員会はスタートしたので(2001年12月)、傍聴を続けました。奇妙なことに「傍聴を認める」という委員会規則があるにもかかわらず、第3回から傍聴すら認められなくなりました。これに納得できず、欠かさず室外に待機しました。
 2002年12月、中間取りまとめでは分離式ガス化溶融炉が選定されましたが、期を同じくして分離式メーカーである三井造船の不正受注事件が報道されました。そこで、市民は傍聴を拒否されてきたので、選定委員会の密室会議で何が話されたか知るよしもない、疑惑に答える場、市民が同等に焼却方式を選ぶ場の設定を要請しました。
 環境局はこれに答えて「市民団体と行政の検討会」を設置し、8ヶ月にわたって8回の会議を開催し、選定委員会の非公開扱いの資料公開を行いました。
 2003年12月に選定委員会中間とりまとめと検討会報告の住民説明会が開催された会場では、ごみ減量の必要性やガス化溶融炉の危険性を危惧する意見が出されました。
 一方、国では、焼却施設補助要件を見直し最終処分場の寿命が15年以上ある場合などは補助対象とすることにしました。川崎市はこれに該当し、従来炉でも補助されることになりました。2004年5月に、再開された選定委員会は、検討会や住民説明会の意見も考えて、従来炉を選定対象に追加して検討。しかも最終報告書では、市の循環型社会構築に係わる政策的な部分が大きいとして従来炉ともガス化溶融炉とも決めず、市に最終判断を委ねました。
 川崎市は2005年2月、ストーカ炉に決めたことを記者発表。さらに報告会開催となり、あわせて市民団体も報告会を開催しました。
 ストーカ炉を選んだことで、市は、ごみ減量施策のさらなる推進に取り組む必要があります。最終処分場を長持ちさせるために、焼却灰を溶融して容量を減らす方法ではなく、ごみそのものを減らす方法を選んだのです。具体的には、PETボトル以外のプラスチック容器包装や、ミックスペーパーの分別収集が未着手です。まずこれに取り組むことです。第2次廃棄物処理基本計画が策定されますが、その実効性が問われます。
 これから減量化を進めるならば、現在4つある焼却場を3つに減らし、橘処理センターか堤根処理センターをなくすことも視野に入れていくべきと考えています。
 ごみ問題は市民と直結しています。恩恵を被るのも市民、影響を受けるのも市民です。市民参加は不可欠です。そして情報を共有し、ごみ減量に向け協働で取り組みたいものです。

関連記事=川崎市が王禅寺のゴミ処理場を建て替え アセス準備書を縦覧

2005-12-12 in 01) 自然・環境, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年12月 8日

万福寺ニンジン品評会:

051208ninjin2_1川崎市麻生区のかつての特産品「万福寺人参」を復活・普及させようと、麻生市民館で12月3日に6回目の「私たちの、万福寺人参品評会&試食会」(万福寺人参友の会、里山フォーラムin麻生、麻生市民館主催)が催され、小学生、主婦、家庭菜園愛好家、プロの農家など約30人の参加者はニンジンの出来映えを比べ、ニンジンづくし料理を味わった。

写真=全体を比較審査する審査員、ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員

051208ninjin3_5長さ60〜80cmに成長し中心まで朱色をしているこのニンジンは、「万福寺鮮紅大長人参」と商品登録名が付いており、ゴボウのように長く香りや味が強いのが特徴。昭和初期に万福寺周辺で作られていた「滝野川人参(東京大長人参)」を戦後に系統分離、より色鮮やかで長いニンジンとして品種改良に成功。全国農林産物品評会で5年連続1位を受賞、優秀な農産物としてこの周辺で生産したニンジンは種を取る元の「母本」となった。しかし、百合丘団地の造成が始まった昭和30年代後半から作付け面積が減り始めたことに加え、短いニンジンが消費の中心となり、ほとんど作られなくなっていた。051208ninjin4
そうしたなか、郷土の産業を文献で調べていた麻生市民館職員(当時)の岡本剛介さんが今も種が売られていることを知り、地名の付いたニンジンを地元で復活させようと1999年に市民に呼びかけ「万福寺人参友の会」(高橋清行会長)を結成。家庭菜園をしている有志らが栽培に取り組むなど復活に向けた活動が始まり、遊び感覚で2000年に初の品評会”を催した。その後、かつてこのニンジンを作っていた農家の一部も作り始め品評会に参加、年末に軒先販売をしたり、麻生小学校が総合学習で取り組むなど少しずつ広がりを見せている。

上麻生の農家 長瀬和徳さんが金賞

051208ninjin_2品評会には農家や市民が作ったニンジンのほか、長さ77cmと今回一番長かった審査委員長の農業研究家・飯草幸雄さんのニンジンも含めて16点が出品。飯草さん、大井紀雄麻生市民館長ら5人の審査員が形、色、香り、味など各方面から比較審査、上麻生の長瀬和徳さんが金賞(1位・写真中央)に選ばれた。そのほか姿(ルックス)賞は高橋清行さん、香り賞は白井静夫さん、味覚賞に井上清士さん、色彩賞は高橋清行さんが、一般参加者も交えて決める特別賞には、おやじの会「いたか」がそれぞれ選ばれた。
金賞を受賞した長瀬さんは地元農業者で上麻生の区画整理した畑で作り始めて3年目。「いろいろな土が混じり土も深くない畑で、長さが誇れる最良のものを作るのは難しいと思っていたので、金賞に選ばれ驚いている。ことしは秋に雨が少なく土が固くなっていて掘るのに大変だったが、100本の中から選んだかいがありました」とはにかんだ笑顔。農家と友の会会長が賞を占めたなか、特別賞をもらった「いたか」は数少ない市民団体の畑で、宮前区菅生のこども文化センター近くでこどもといっしょにさつまいもなどわずかな野菜を作っている。同会の丸山幸一さんは「ニンジン畑は1坪ほどで、8人が交代で管理している。最初から参加しているが少し上手に育てられるようになった。選ばれてうれしい」と話していた。審査委員長の飯草さんは「ことしは種まきから発芽時の天候に恵まれ、出来を期待したがやや不調だった。畑を深く掘って種をまく時期を守ればいい物ができると思うので、来年に期待します」とからくちの好評だった。051208ninjin
審査後は、友の会会員の山本輝子さん、尾上菊代さん、宮河悦子さんらが作ったニンジンづくし料理を味わう交流会が催され、サラダ、フリーター、かき上げ、、ゼリーやケーキなど10種類以上の料理が並べられ、参加者たちは料理に舌づつみを打ちながら、栽培の苦労話などに花を咲かせていた。また、審査員で漫画家のよだひできさんがした「万福寺人参音頭」などを歌って交流を深めた。

写真(上から)=ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員

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2005年12月 4日

狛江市のむいから民家園:正月に向けすす払い

05120401susu狛江市立古民家園(むいから民家園・狛江市元和泉2-15-5)で12月4日、ボランティアなど15人が参加してすす払いが行われた。

05120402susu午前9時ごろから畳や家具などを運び出して干したり、屋根裏のすす払い、壁などのぞうきんがけなどに汗を流した。民家の内部は3時間余りですっかりきれいになり、参加者たちは「一年の汚れを落としてすっかりきれいになった。この次はウチの掃除もしなくては」などと話していた。
同園では10日午前に障子の張り替えを行う予定で、昔ながらの正月を迎える準備が進められる。

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2005年12月 3日

泉の森会館でシルクロードの写真と物産展

051203siruku1中央アジアの新疆・ウイグル地区の文化や生活とシルクロードの魅力を紹介する「シルクロードクラブ・こまえ」が11月26日に発足、記念イベントの「シルクロード展in Komae」が12月4日まで泉の森会館ギャラリーで開かれている。
会場には、同会会長の狛江市和泉本町の野口信彦さん、野口さんの息子で写真家野口勝也さん、写真学校学生の金井麻美さんが撮影した新疆・ウイグル地区の風景、人物などの全紙、4ツ切、6ツ切などの写真数十点と地図、解説文のパネル、民族楽器の展示のほか、プロジェクターで写真を映し出し野口さんらが解説する。また絹のスカーフ、帽子、バック、工芸品の展示即売が行われている。

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2005年11月27日

宮前区民祭に22万人:家族連れがふれあいや買い物楽しむ

05112701maturi「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に宮前区民祭(宮前区民祭実行委員会主催)が11月27日、川崎市宮前区水沢の川崎中央卸売市場北 部市場で催され、秋晴れに誘われ家族連れなど昨年より1万5千人多い約22万人(主催者発表)がパレードや展示、イベントなどを楽しんでいた。同時開催の 北部市場まつり(北部市場協会主催)では、水産物や野菜、果物、花などが市価よりも安く買えるとあって、主婦などが売り場に詰めかけ、大きな荷物をかかえ て買える人もめだった。

区民同士の交流を深めるきっかけにと毎年、催されているもので、今回で24回目。
展示や模擬店には91にのぼる区内の団体や官公庁、企業などが参加、青果棟前の駐車場などに手作り品や食べ物などのテントがずらりと並び、午前中から客寄せの大きな声が響いていた。
パレードには昨年より3団体多い24団体が参加、川崎市消防局カラーガード隊レッドウィングスを先頭に市場内を東西に横切る通路約400メートルをにぎやかに行進、太鼓やまといの振り込み、踊り、民族衣装の外国人などが沿道の注目を集めていた。
ステージでは、区内の子どもの太鼓や韓国やタイの踊りなどが披露され、舞台の前につめかけた観客から盛んな拍手を浴びていた。
水産棟前の広場ではのみの市が開かれ、区民が不用品を持ち寄って出店、なかには家族で店開き、いらなくなった自分のおもちゃや本などを並べたり、値札書きを手伝う子の姿も見られた。
水産棟では、同市場に入っている卸売り会社などが市価よりも安く新鮮な水産物や野菜、果物などを即売、威勢の良いかけ声が広い場内に響いていた。人気をよんだのが、マグロの解体。2メートルもある大きなホンマグロを10分ほどで切り分ける熟練の技に、詰めかけた人たちは感心しながら見入っていた。解体したマグロはパック詰めにされて販売されたが、新鮮で格安とあって人が押し寄せ、わずか数分で売り切れた。

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2005年11月26日

麻生区の市民健康の森で植樹祭&収穫祭:木の調査などに130人が参加

051126asaomori3(ボランティア記者・写真撮影 木村信夫) 

11月20日、川崎市麻生区多摩美の麻生区市民健康の森「麻生鳥のさえずり公園」と隣接する多摩美児童公園で「木の成長を祝おう 2005植樹祭&収穫祭」麻生多摩美の森(麻生区市民健康の森)の会、多摩美みどりの会主催)が実施された。

写真=麻生区健康の森収穫祭でアルプホルンを吹く健康の森会員

051126asaokenkoujpg当日は好天に恵まれ、家族連れ、友だちグループ、西生田小学校の先生や児童など130人が参加。
5つのグループに分かれて、森の清掃、タキギ運び、ヤキイモ準備などを行ったあと各グループで10本ほどを植樹。今年はハギやミツマタ、チャなど修景用の低木を、通路に沿って植え、子どもたちは自分の名前を書いた札を木の根元にさして記念にしていた。051126asaomori2_3
そ のあと、オープン後の過去4年の植樹祭で植えた木の成長調査を、各グループ3本ずつ行った(写真右=写真提供・麻生区地域振興課)。モウソウタケで手づくりした長い物差しで樹高を測定し、4年で 4mを超えている木もあり、成長ぶりを確認し喜んだ。幹の太さ、樹冠の広さ、元気さなどを調べ、その木の特徴について学んだ。調査したデータは台帳に記録 し、今後継続的に調査して積み上げていく。
051126asaomori4収穫祭は斉藤隆麻生区長の乾杯でスタート。森の畑でとれたサトイモを使った芋煮会、サツマイモの焼き芋 をして、実りの秋を楽しんだ。麦茶づくりの体験コーナーには、いい香りが漂った。年々好評の木の葉スタンプづくりでは、子どもたちがたくさん、きれいな カードをつくった。また、今年は、麻生多摩美の森の会会員夫妻のアルプホルンの演奏(写真左)があり、子どもたちは試し吹きさせてもらい、音を出せると大喜びしてい た。

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2005年11月25日

11月27日に宮前区民祭:北部市場まつりも同時開催

宮前区民祭が11月27日午前9時から午後4時まで川崎市宮前区水沢の川崎中央卸売市場北部市場で催される。「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に催されいるもので、今回で24回を迎える。

青果棟前の広場に設けられた特設舞台では、9時の開会式を皮切りに川崎北高校の吹奏楽、南平こども樽太鼓、蔵敷こども太鼓、大塚太鼓、野川親子太鼓・大地などによる太鼓、川崎国際外国人市民ボランティアのアフリカ太鼓、タイ・韓国舞踊、社会福祉法人川崎愛児園の剣舞、宮前エイサー隊、宮前音頭、カラオケなど多彩な演目が披露される。また、10時10分から式典が開かれる。
パレードは11時からで、川崎市消防局カラーガード隊レッドウィングスを先頭に24団体が参加し、みこしや太鼓などがにぎやかに市場内を行進する。
活動や販売には91団体が出店、青果棟前の広場には区内の団体や官公庁、企業、友好都市交流を行っている長野県佐久市などが手作り品や食べ物の販売、金魚すくいなどのゲーム、作品や活動の展示、相談などを行う。また、体力テストも行われる。水産棟前では市民が不用品を売るのみの市や竹とんぼなどの手作り工作コーナーが開かれる。
区民祭に合わせて、例年人気を集める北部市場まつりも開かれ、マグロ、サケなど水産物、野菜、果物、鉢植え、切り花などを販売。マグロの解体ショー、ウォークラリー、福袋販売、卵のつかみ取りなども行われる。
会場へは県営野川南台団地、野川台公園、鷺沼駅から臨時無料送迎バスを運行するほか、宮前平駅からバスを増発する。
主催者側では車での来場やペット連れでの入場は避けてほしいと協力を呼びかけている。
問い合わせは電話044-856-3135宮前区民祭実行委員会。

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麻生市民館で男女参画セミナー:各界で活躍する地域住民が講師

川崎市の麻生市民館が、弁護士の福島瑞穂さんや区内の農業者など各界で活躍する地域住民を講師に男女参画について考えるユニークな連続講座が11月26日から始まり、参加者を募集している。

「男女共同参画セミナー 地域から人間学事始め」は、時代の流れや先行きが読み取りにくい現在、男性も女性も地域で育みあい認め合いながら暮らせる社会に目ざすことを目的にした講座。日程は11月26日から2006年2月11日までの土曜日または日曜日の10回で、時間は原則として午後2時〜4時(12月18日と24日は午前10時〜正午)。会場は麻生市民館と生涯学習財団新百合分室会議室(新ゆり21ビル)。定員は25人(回によって50人)。参加は無料で(材料費などは実費)連続でも2、3回でも可能。申し込みは葉書、FAX、E-mailのいずれかで①氏名 ②郵便番号、住所 ③電話・FAX番号 ④参加する回を記入し〒215-0004 麻生区万福寺1-5-2麻生市民館社会教育振興係 電話044(951)1300  FAX 044(951)1650  E-mail   [email protected]へ送付する。

講座の日程と内容、講師は次の通り
○1回 11月26日=「学びへのエクササイズ」オリエンテーション/こんにゃく体操で心と身体のこりをほぐして語る
    講師=元こんにゃく座代表 竹田恵子さん
○2回 12月4日=「今、日本の社会の現状は?」多様性を理解し、私たちは何を再構築しようとしているのかを考える
    講師=東京工業大学大学院助教授 土場 学さん
○3回 12月18日=「男女共同参画社会を創り続けて行くために」戦後60年を経た今、歴史を振り返り、私たちに何ができるかを考える
    講師=和光大学人間関係学部教授 井上輝子さん 
○4回 12月24日=「万福寺人参でクリスマスケーキづくり!」地域の農業者の暮らしを学び、麻生特産の万福寺人参を掘り、ケーキづくり
    講師=農業者/洋菓子研究家 仁位京子さん
○5回 1月15日=「男性の視点から-もっと自由になろう」偏りのない柔軟な発想を手に入れ、ジェンダーフリーを考る
    講師=学習院大学「身体表象文化学プロジェクト」研究員 田中俊之さん
○6回 1月22日=「身近な地域の市民活動から−地域と自分を見した男たち」会社人間が地域で場を持つことから何が始まったか?
    講師= おやじ考(矢澤耕一さん・ 北島信夫さん)、白山おやじの会(岡部佳文さん)西生田おやじボーイズ( 塩川孝さん)、虹ヶ丘おやじの会        
○7回 1月26日=「身近な地域の市民活動から—こころざしと情熱を自分らしくいかす女たち」 女性は学びと活動をどうつなげてきているか
    講師=多摩川と語る会代表・せせらぎ館館長 田中喜美子さん/さんざし代表 武村桂子さん
○8回 2月1日=「身近な地域の市民活動から— 年金の仕組みや制度を通して」 麻生から発信し、活動を続けてきた力を学ぶ
    講師=ぷらす1(代表 津田好子さん) 
○9回 2月4日=憲法を学ぼう−「みんなの憲法24条』を中心に、一人一人を大切にする社会と法律や制度を学び、考える
    講師=弁護士 福島瑞穂さん
○10回 2月11日=「学びを振り返り明日を考える」互いを尊重し、人生の様々な転機をしなやかに乗り越えていこう
    講師=交渉中

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2005年11月18日

エコルマホールで10周年記念事業:市民団体の発表とブタペスト・オペレッタ劇場ガラ・コンサート

狛江駅前のエコルマホールで、開館10周年を記念して市民団体による無料公演と世界的に有名なハンガリー国立ブタペストオペレッタ劇場のガラ・コンサート公演が行われる。

同ホールの運営管理を行う狛江市文化振興事業団が、ホールの来場者と利用団体への感謝を込めて催すもの。市民団体の公演は、11月19日から27日の土曜・日曜の4日間で、市内を拠点に音楽や踊りなどさまざまなジャンルで活躍する37団体が出演、日ごろの練習の成果を発表する。この公演のためにジャンルの異なる団体と共演するグループもあり、見ごたえのある舞台となりそうだ。
日程と内容は
19日=器楽&合唱。1部は午後12時30分に開演、狛江市三曲協会会員による合唱付き琴、尺八などの演奏、「ミュージック・アーチ」のピアノ・デュオ演奏、狛江市音楽連盟の「エオリアンコール」&コーラス「野の花」「コールレーネ」「調布狛江合唱団」などによる合唱。2部は午後6時から「狛江フィルハーモニー管弦楽団」のクラシック演奏。
20日=和太鼓&バンド。午後4時から「きんたの会」「跳鼓舞」の太鼓演奏、狛江市音楽連盟の「add9th Band」「イズミスイングオーケストラ」「東京サマーナイツ」「Baby Step」によるジャズ、ポピュラーなどの演奏。
26日=バレエ&ダンスとカラオケ。バレエ&ダンスは午後2時から「T・Sダンスワークバレエスタジオ」「バレエくるみ割り人形」「Vivid Acion」「フォークダンスサークル ダックス」「フォークダンス プロローグ」「ミュージカルCoCo」「YuFuKo Dance Fresk」の踊り、フィナーレには7団体の出演者全員で特別アレンジの曲を踊る。カラオケは午後6時30分で「いろい倶楽部」「カラオケ・プラザ」。
27日=邦楽。午後1時からの3部構成。1部は狛江市邦楽連盟の「東部五長寿会舞踊部」「水曜会」「扇汐会」「貞山会」「駒渡美会」「美重駒会」「佳久芳会歌扇支部」「糸音の会」「狛江市民謡愛好会」の日本舞踊、新舞踊、民謡など。2部は狛江市邦楽百選会の花柳、藤間、西川、尾上の各流派による古典の日本舞踊。3部は「幸花会」「さざなみ会」の新舞踊。
オペレッタのガラ・コンサートは1月14日午後4時。ブタペスト・オペレッタ劇場はカールマンの「チャールダッシュの女王」の舞台に登場するその前身も含めると100年以上の歴史を持つ名門。1996年に初来日し、日本語を交えた歌などサービス精神にあふれた舞台は多くの観客を魅了すると定評がある。今回は10回目の来日で、エコルマホールではオペレッタ公演は初めて。
演奏予定曲目は、レハール「金と銀」「メリー・ウィドウ」、カールマン「チャールダッシュの女王」、ヨハン・シュトラウス「こうもり」などからの名曲で、フレンチカンカンが見ものという。入場は5500円で、同ホールのほかチケットぴあなどで発売中。問い合わせは電話03(3430)4106エコルマホール。

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2005年11月15日

第44回麻生ランチタイムコンサート:歌、ピアノ、ヴァイオリンによるコラボレーション

【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 逢沢 良

05112801concert
9月26日麻生区役所ロビーに於いて第44回あさおランチタイムコンサート(あさおランチタイム実行委員会主催)が開かれました。

05112802concert_1秋雨の降るなか、過去最高と人出とも思える約220人が演奏に耳を傾けた。奇数月の第4月曜日の昼休み、当日の演奏内容も吟味しながら早めにお越しくださる方も増え、市民と行政によるコラボレーションが目指す街つくり事業が浸透してきた手ごたえを感じる。
歌とヴァイオリンとピアノのアンサンブルの 若手演奏家グループ「ミュージックラボ」(犬飼ミチオ=歌、永田サチヨ=歌、古屋カオリ=ピアノ、梶原ヨシエ=ヴァイオリン、鈴木ノモコ=ヴァイオリンの5人)によるプログラムは幕開けのフニクリフニクラの第一声からミュージカル映画「マイフェアレディ」より踊り明かそう、「キャッツ」よりメモリー、オペラ「カウテレリアルスティカオ」より間奏曲、荒城の月、賛美歌アメイジンググレイスと5つの音色の紡ぎ出す糸が綾織りなす音の世界に誘われ次々に奏でられる曲目に載り聴衆はうっとり。
最後に全員で唱和した「赤とんぼ」に秋の光景を味わいながら聴衆が一つになったようである。若手演奏家ミュージックラボが聴衆を巻き込み、音楽を楽しむ試みは麻生区役所ロビーの人と人を繋げる役割を十分に果たしたようであった。
今後更に輪を広げていくことを期待してやまない。

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2005年11月13日

麻生区少年野球フェスタ:桑田投手のコーチに大喜び

05111501kuwata楽しみながら野球の基礎を学んで——現役のプロ野球選手やコーチ、OBが指導する第1回麻生区少年野球フェスティバルが11月13日、川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターふれあいの丘で開かれた。会場には区内の学童野球チームに所属する小学生や野球初心者の親子など約150人が参加、同区在住の巨人軍桑田真澄投手らがボールの投げ方や受け方、野球の基礎をていねいに指導、子ども達は真剣な表情で学んでいた。

写真=子どもに指導する桑田選手(上)、捕手の構え方の指導をする江藤省三さん(下)

野球フェスティバルの写真を見る>

フェスタは同区王禅寺東の元プロ野球選手・コーチの江藤省三さんが理事長を務める「ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)」と水処理センター内に併設されるスポーツ施設などの管理を行う「麻生環境会」(鈴木有理事長)の区内の二つの特定非営利法人が主催、麻生区子供会連合会、麻生区少年野球連盟、川崎市教育委員会が後援した。江藤さんは1966年に巨人軍に入団、中日に移籍し代打として活躍し、巨人、千葉ロッテ、横浜ベイスターズでコーチとして活躍。野球を通じて青少年の健全育成をと昨年12月にJBBA を設立、また来年から活動する社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」のジェネラルマネーシャー兼監督に就任、野球界の活性化活動を行っている。051115yakyuu1_1
講師は、江藤さんのほかテスト入団した大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)で1960年に完全試合をした投手・島田源太郎さん(66)、1984年ドラフト1位で日本ハムに入団し1988年に防御率1位になった投手・河野博文(43)さん、1985年に巨人に入団し今シーズンから内野守備走塁コーチとなった上田和明(43)さんのOB選手に加え、特別ゲストとして桑田投手も1時間だけ参加した。
この日は、区内の学童野球チームの多くが試合に参加していたため予定より30分繰り下げて午後12時30分から開校セレモニーが開かれ、小林時治麻生区少年野球連盟会長、山崎優麻生区子供会連合会長のほか斉藤隆麻生区長などが出席、主催者のあいさつの後、江藤さんが講師の略歴を紹介。子どもたちはまずグランドいっぱいに広がってキャッチボールを行い、桑田投手らが1組ずつ見てまわった後、「キャッチボールの基本は相手のことをを考え胸元に投げ、受ける」「ベルトより上のボールはグラブを上向き、下の場合は下向き構える」などわかりやすく説明、足の位置や構え方子どもたちの身体に触れてフォームなどを実地指導。その後、ポジション別に分かれ、投げ方、フライやゴロの受け方、応用編として走者が出た場合のボールの投げ方などを約3時間指導した。
会場には、試合を終えてユニフォーム姿のまま途中から参加する子どもや主催者に声をかけられ散歩の途中の親子や兄弟も混じりなごやかなムード、終了間際に妹と参加し閉会式後に江藤さんとキャッチボールをした二階堂太郎君(小学5年)は、「遠くまで投げられるるようになった」と感動していた。男子に混じりみどり少年野球でセカンドを守る野球少女の太田千陽さんは「桑田投手にフォームを教えてもらいすごくわかりやすかった。野球がもっと好きになった」とにっこり。
主催者の鈴木有さんは「ていねいに指導と子どもがいきいきしていてよかった。試合の関係で参加者がやや少なく心配していたが、講師からは『やりやすい人数だった』。今後も続け、地域に根付かせたい」とほっとした表情。江藤さんは「子ども達が一生懸命で楽しかった。シーズンオフにならないと講師が集まりにくいので開催時期が限られるが、できればここで毎年開いて定着させ、市内の他地域でもやりたい」と話していた。途中で帰った桑田投手は「子どもには基本とちょっとしたコツで伸び、どんどん応用ができるようになる」とにこやかに語っていた。

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狛江市民まつりに6万人:狛江四中合唱部に大きな拍手

05111301maturi狛江市民まつりが11月13日、狛江第一小学校、狛江市役所、市民グランドとその周辺を会場に催され、温かな陽気に誘われてくり出した家族連れなど、昨年より約1000人多い約6万人(主催者発表)でにぎわった。
「ふれあう心で豊かなまちを」を合い言葉に、市民祭、農業祭、商工蔡、文化祭の4つが合同で開いているもので、ことしで29回目。
>狛江市民まつりの写真ニュースを見る

05111302maturiメイン会場となった一小校庭には手作り品や焼きそば、おでんなどを販売する店や活動を紹介した展示、射的など40数店の出店が並んだ。昨年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた川口町も例年通り出店、特産品の販売を行った。
大きなテントの中では、市内産の野菜の品評会が行われ、見事な出来の野菜や果物がずらりと並び、「狛江でこんなにたくさんの野菜ができるなんて」と興味深そうに見入る主婦の姿も多かった。
「ふるさとステージ」と名づけた特設舞台では、川口町の子どもたちが「あおり太鼓」を披露、その元気な姿から着実に復興への道を歩んでいることがうかがえ、市民から大きな拍手が送られていた。
05111301maturi_1もうひとつ、会場の話題をさらったのが第四中学校合唱部の演奏。NHK全国学校音楽コンクール金賞、全日本合唱コンクール銀賞に輝いた歌声を校庭をいっぱいに埋めた市民の前で披露。「こんなに大きな賞をいただけたのも地元の市民の応援のおかげです」と報告、盛んな声援が寄せられた。コンクールで歌った「花と一緒」「鋸曳き唄」など3曲を歌ったが、市民たちは真剣な表情で静かに日本一の歌声に耳を傾けていた。また、3年生はこの日が最後の舞台とあって、目頭を押さえる部員もいた。
歩行者天国となった本町通りでは市内のみこし6基におはやしなどが勇壮に練り歩き、小学校の鼓笛隊やバトントワリング、野菜の宝船のパレード、エイサーや民謡流しなども行われた。消防体験広場では長さ30メートルのはしご車の試乗、起震車などが親子連れの人気を集めていた。また、ジャズなどのストリートライブでは曲に合わせて手拍子をするなどなごやかなムードで音楽を楽しむ人の姿もめだった。
市役所では市内の企業や商店、福島県田島町などが出店、日用品や食料品などのビックリ市、郷土芸能などのお楽しみステージに人だかりができていた。

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2005年11月11日

狛江市民祭り:13日に第一小学校など4会場で開催

市民祭、文化祭、農業祭、商工祭の4つが一体となった第29回狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月13日午前9時から午後3時30分まで狛江市役所、第一小学校、市民グランドなどで子どもからお年寄りまで楽しめる多彩な催しをくり広げる。
ことしは、市役所前ひろばが工事のため一部のイベントが第一小学校に移る。また、午前11時過ぎからNHKの合唱コンクールでみごとに金賞に輝いた第四中学校合唱部やOBたちによる「音楽の街こまえオンステージ」、新潟県中越地震で昨年まつりに参加できなかった川口町から「がんばる川口・ありがとうこまえ こどもあおり太鼓」が披露される。

関連記事=電力中央研究所の一般公開

まつりは、午前9時30分に第一中学校から出発する小学生の鼓笛隊や野菜の宝船のパレードを皮切りに、10時に東京航空計器前から市内各地区のみこし、はやし連の山車、10時10分から狛江駅北口から民謡流し踊りがそれぞれスタート、「ふるさと広場」の一小まで練り歩く。午前10時に行われる一小でのオープンセレモニーの前後に相次いでパレードが会場に到着、祭りムードを高める。
主なイベントは、
一小のステージでは、子どもに人気の「仮面ライダーブレイドショー」のほか、市民団体のおはやし、和太鼓、ゴスペル、クラシックバレエ、ストリートダンス、ジャズ演奏などとゲーム大会が行われる。校庭では正午から市内産の野菜で作った豚汁の無料配付、苗木(午前11時)・球根(午後1時)のプレゼント、午後2時からパレードの宝船を解体する野菜の宝分けなどのほか、市民保養施設のある民宿組合の物産展や市内の農家による農産物品評会と野菜や花、植木の即売が催される。会場には、市内の27店舗による大ビックリ市、福島県田島町の物産展のほか一般の出店による焼きそばなどの食べ物もある。教室では市民団体の活動展やバザーが催される。
市役所の「おたのしみ広場」では、特設ステージでおはやし競演、地域ヒーロー・コマレンジャーショー、和太鼓、民謡、イントロクイズなどが催される。
文化祭会場の市民センターでは13日午後12時半から午後5時までと14日午前9時から午後4時まで市内文化団体が書道、華道、写真、パッチワークなどの作品を並べるほか、市内の小学生が描いた虫歯予防ポスターを展示、14日には大きな紙芝居や腹話術、茶会が催される。
市民グランドの「ちびっこ広場」は、FC東京によるキックターゲット・キックダーツ・サッカー教室のほか、巨大サッカーボールで遊ぼう、キックスピード・ドリブルゲーム、子どもからおとなまで参加できるサッカーゲーム大会などサッカー一色の催しが行われる。
このほか各会場を結ぶ本町通りでは午前11時からエイサー踊り、午後12時50分からは市内で活躍するバンドのストリートライブも催される。
一小前の「おまつりの道」入り口付近では公園の遊具などを使った忍者の広場で6つのコーナーをクリアすると景品がもらえるイベントが行われる。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所内市民まつり実行委員会。

2005-11-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月 8日

麻生区の柿生小で自然エネルギーの出前講座

051108kakiosyou1川崎市麻生区片平の柿生小学校(十鳥良二校長)で10月25日、「自然エネルギーが学校にやってくる」と題した出前講座が開かれ、5年生全3クラス85人の児童が太陽光で作った焼き芋やゆで卵を試食、ソーラーパネル付きのおもちゃの自動車を動かし、楽しみながら太陽光発電などについて学んだ。

同校は2003年に校舎を全面立て替えた際、太陽光発電装置を設置している。また同区では、地球環境保全に向け自分の住む地域でできることをと2002年に麻生区自然エネルギー活用促進実行委員会(飯田和子委員長)を結成、区制20 年記念事業として2003年に庁舎屋上に太陽光発電装置を設置し活用促進事業を展開、昨年ソーラークッカー、燃料自動車、ソーラーおもちゃなどを購入し、区内の小学校で出前講座を行うなど自然・省エネルギーの啓発活動を積極的に行っている。
この日は、同委員会の会員10人が講師やサポート役として同校に出向き、環境をテーマとした5年生の総合学習の時間にあたる3時間目と4時間目に行われた。授業はまず、同校の特別活動室でパワーポイントを使って「地球温暖化と自然エネルギー」について温度があがると水没して住めなくなる地域がでてくることなど、小学生にもわかりやすい内容の講義を約20分行った後、屋上に移動して自然エネルギー実用の「おひさまと遊ぼう」が行われた。
屋上では、委員がおひさまエネルギーボックス、ソーラー燃料電池自動車の実験・おもちゃセットの実演、ソーラークッカー(太陽光調理器)の仕組みを説明。クラスごとに分かれておもちゃの自動車で競争したりイルミネーションの点滅などを体験、約40 分で出来上がったやきいもなど試食、太陽光を威力を味わった。参加した子どもたちは「おもちゃもおもしろかったけど、料理ができるのに驚いた」などと感想を述べていた。
飯田委員長は「子どもたちは理解力が高い。きょうは、お天気に恵まれいっしょに楽しめた。機材もそろって出前講座のノウハウができたので区内の16小学校全部にまわりたい」と話した。
授業の写真ニュースを見る

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2005年11月 5日

麻生市民館で菊花展

05110503kiku_2川崎市麻生区万福寺の麻生市民館野外ステージで麻生菊花会大会が開かれ、連日多くの市民が熱心に鑑賞している。会期は13日までで、展示時間は午前9時から午後5時まで。

写真=大輪の花を観賞する市民(上・下)、市長賞受賞の菊を説明する久保田さん

05110504kiku麻生観光協会の下部組織「麻生菊花会」(久保田啓司理事長)会員32人が丹誠込めて育てた直径20cm以上の大輪、一重、小菊などで、茎の部分が短い「福助」「ダルマ」をはじめ、ストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」の12種類。大会前日の11月1日に川崎北部菊花会理事長の斎藤京蔵さんらが審査、久保田啓司さんの組飾りが川崎市長賞に選ばれた。05110505kiku
5回目のことしは、出品者が昨年より4人増えたが、夏の暑さで開花が遅れ、審査日に間に合わないと出品を見合わせるた人もおり、点数は昨年より6点少ない175点。同会によると、花は全体的に遅れ気味だが、全体的にはレベルが上がり良い出来で、見ごろは6日以降という。
会場では、苗木やたけの短いダルマ、福助なども販売している。また、6 日、8日の午前9時から午後3時まで菊作りの相談も行う。

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2005年11月 3日

川崎市の公式HP内に「Kawasaki Kids Times」創刊:k-pressの指導で市内の小・中学生14人が取材・編集・制作

8221jpg川崎市内の小・中学生が川崎の街や人を取材し、記事と写真で紹介するサイトを制作して発信する「Kawasaki Kids Times」(かわさき・キッズ・タイムズ)が11月4日に創刊されます。

写真=コンピューターで学習(上)、取材中の子ども(下)

川崎市の公式ホームページに設けられた「こどものページ」 内のコンテンツ(番組)のひとつとして運営され、創刊号には「アジア起業家村」「かかしまつり」「川崎市フルーツパーク」「川崎フロンターレ」の4本の記 事が掲載されています。取材から制作までのすべて子どもの手で行われたサイトが行政のホームページに掲載されることは珍しく、各方面から注目を集めることに なりそうです。「Kawasaki Kids Times」は、市が制定した「子どもの権利条例」を実現する行動計画「子どもの意見表明・参加」として位置づけられた新規事業のひとつです。子どもが見たり、聞いたり、調べたりした情報を発信する技術を身につけることを目的に、川崎市市民局人権・男女共同参画室子どもの権利担当が催した「インターネット新聞をつくろう」に参加した小学5年生13人と中学2年生1人が制作しました。タイトルやロゴも意見を出し合って決め、子どもたちの感性や思いが込められています。
830_28月22日から10月23日までのべ13回開かれた講座は、夏休み中に基礎編、9月と10月に応用編に分けて行われました。
取材とサイト作りの指導は、川崎市と狛江市を主な対象エリアにインターネット新聞を発信しているNPO法人「k-press」のスタッフがあたり、川崎の市民活動団体やボランティアグループのホームページ制作のお手伝いをしている「Webかわさき(http://www.web-k.jp/)」がコンピューター指導のサポート役を担当しました。
参加した子どもたちのほとんどはサイトを作るのは初めて。基礎編では、インターネットやホームページ、取材の心構え、カメラの操作法などについての基礎知識を市立川崎商業高校のコンピューター室で学びました。続いて、全員が幸区の夢見ケ崎動物公園に出かけ、一眼レフタイプのデジタルカメラや望遠レンズを使って動物の写真を撮影、飼育担当者から話を聴くなど、記者活動を体験しました。この取材をもとに、商業高校のコンピューターを使って記事の執筆、写真の加工、サイト作りを行いました。子どもたちが初めて作成したページは、「創刊準備号」として14人それぞれが記事を書いた「夢見ケ崎動物公園に行ってきました」という名称ですでに「こどもページ」にアップされています。

フロンターレ我那覇選手のインタビューやフルーツパークなどを紹介

後半は、基礎編で覚えた知識をもとに「創刊号」の作成が行われました。参加者が希望する取材テーマを選んで4つの班に分かれ、現地に出向いてイベントや施設を取材、フロンターレの我那覇選手や関塚監督、ベトナム人起業家にインタビュー、写真撮影も行いました。続いて、幸市民館日吉分館で(株)富士通の協力で借りたノートパソコンを使って記事、写真、イラスト、サイト制作などの役割を分担し、サイト内のカットの一部もコンピューターで描いており協力し合って作り上げました。
今後は、講座に参加した有志の子どもたちで第2号を作る計画もあり、子ども記者の活躍が期待されます。

2005-11-03 in 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月29日

高津区民音楽祭:29日は前田ホールでパイプオルガンをバックに250人が合同演奏

川崎市高津区で10月29日と11月12日に高津音楽祭が催される。ことしは初日の29日に洗足学園前田ホールで、プロが演奏するパイプオルガンをバックに参加団体有志による本格的な初の合同演奏が行われる。

同音楽祭は、音楽愛好会の交流と輪を広げる目的で、魅力ある区づくり推進事業の一環として高津区文化協会、洗足学園音楽大学、高津JAZZ協会、高津市民合唱団、高津市民オーケストラの代表で構成する「高津区民音楽祭運営委員会」などの主催で開かれことし16回目を迎える。出演は、区内などの幼稚園、小学校、高校、大学、ママさんコーラス、混声合唱、器楽演奏グループ27団体とパイプオルガンのゲスト奏者荻野由美子さん。内容は、クラシック・合唱の部は29日正午から前田ホールで19団体と有志の合同演奏、フリージャンルの部は12日午後1時30分から高津市民館大ホールで邦楽、ジャズ、ハワイアン、ポピュラーなど8団体の演奏と出演者と観客の全員合唱。
ことしの目玉となる合同演奏は、29日のプログラム最後。合唱9団体約200人、高津市民オーケストラ約50人が出演、荻野さんのパイプオルガン演奏をバックに、モーツァルト「ァヴェ・ヴェルム・コルムス」とヘンデル「『メサイヤ』よりハレルヤコーラス」を演奏する。
入場は無料。問い合わせは電話044(861)3140高津区役所区民協働推進部地域振興課。

プログラム
○合唱・クラシックの部=10月29日 洗足学園前田ホール
 (JR武蔵溝口駅徒歩8分)
洗足学園音楽大学打楽器アンサンブル
コール・フォレスト
F. Saxophone Quartet
川崎コミュニティー・クワイヤー
コール・アゼリア
AMP
川崎めぐみ幼稚園 プリムローズ
コール・サンエコー
高津オカリナの会
フラワーコーラス
高津弦楽アンサンブル
Handbell Sherry
コーラスいずみ
高津メンネルコール
ラ・フルール・ドール
梶ヶ谷女声コーラス
高津市民合唱団
高津市民オーケストラ
ゲスト演奏・荻野由美子さん
合同演奏  

○フリージャンルの部=11月12日 高津市民館大ホール
 (JR武蔵溝口駅徒歩1分 ノクティ2・12階)
琴伝流 琴望会 橘グループ    
モウ・マン・タイ             
音楽工房ZOO             
ブルースカイズ(高津ジャズコーラス)
鈴カステラ                
マウイ・アイランダース   
末長小学校PTAコーラス&コーロ・アニマート 
川崎市立高津高等学校 吹奏楽部      
全員合唱

ホームページはhttp://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/oshirase/2005nend/10/1018.htm

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2005年10月28日

狛江市で10月29日に九条の会の発足集会:西河原公民館で

地域で平和と憲法九条を護る声をあげようと、10月29日午後1時30分から狛江市元和泉西河原公民館で憲法学者の奥平康弘さんを招き「こまえ九条の会」が発足のつどいが開かれる。

同市では「有事法制に反対する狛江の会」に所属する市民団体や個人がことし2月から市内にも「九条の会」を作ろうと話し合いを重ねてきた。発足の集いで話をする気象学者の増田善信さん、法政大学教授の山岡義典さん2人のほか、芸術家や大学教授など20数人が発揮人に名を連ねている。
集会では、全国組織「九条の会」発起人のひとり憲法学者の奥平の特別講演、奥平さんと「世界がもし100人の村だったらの再話」を手がけたドイツ文学者翻訳家池田香代子の対談、市内の発起人の話と調布狛江合唱団の歌などが披露される。参加費は500円で、問い合わせは電話03(3480)6792絹山さん。

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2005年10月19日

多摩市民館がイベントの裏方を学ぶ講座:参加者募集中

川崎市多摩区の多摩市民館が舞台イベントのプログラムや進行表作りのほか同館大ホールで2月に催すイベントの運営やゲネプロなど裏方を実践で学ぶ「イベント・プロデュースの基礎を学ぼう」を11月から来年2月まで開講、参加者を募集している。

講座は、基礎編と実践編の2部構成で、イベントを作り上げる喜びと地域活動に役立つスキルを学ぶ。基礎編はスケジュールと役割分担、ポスターとチラシづくり多摩市民館ホールの舞台裏の探検のほか、同館で行っている講座「脚本づくりのワークショップ」、「演劇わーくしょっぷ」などについても学ぶ。実践編では2月19日に開く平和・人権イベント「たまんちゅ交流集会2006」の運営に向け、当日用のプログラム、進行表を作り会場の準備などを行う。
講師は(財)かわさき市民活動センター理事長の小倉敬子さんや東京舞台照明スタッフなど。日程は、11月6日から2月26日までの隔週日曜日(1月1日はのぞく)午前10〜12時までと2月18・19日午前10時〜午後5時の10回。対象は、市内在住・在勤・在学の15歳以上の人で、定員は20人。受講料は無料。申し込みは、電話または直接来館する。
問い合わせ・申し込みは電話044(935)3333多摩市民館「イベント・プロデュースの基礎を学ぼう」担当。

関連記事=多摩市民館で脚本づくりワークショップ

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多摩市民館で脚本づくりワークショップ:民藝のベテラン俳優が指導

川崎市多摩区の多摩市民館が11月から、平和・人権学習の一環として日常生活のなかで感じている思いを脚本に表現する「脚本づくりのワークショップ」というユニークな講座を開講、参加者を募集している。完成した脚本は、2006年2月19日に開く平和・人権イベント「たまんちゅ交流集会2006」で発表する演劇作品の候補となる予定だ。

講座は、脚本を書くのがはじめてという人を対象にした入門編で、同区中野島に住む劇団民藝のベテラン俳優・今野鶏三さんが受講者の平和への思いなどを題材に話し合いながら指導にあたる。今野さんは、麻生区の朗読グループによる「この子達の夏」指導・演出、同館の高齢者教室「語りつごう!それぞれの戦争」の講師を務めるなど、以前から地域に根ざした朗読サークルの育成、構成台本づくりなどを熱心に手がけている。
日程は、11月6日から12月18日までの毎週日曜日午後2〜4時までの7回と、2月19日の「たまんちゅ交流集会2006」の舞台を観賞後、平和への思いや人権問題について考え、講座を振り返る予定。対象は、市内在住・在勤・在学の15歳以上の人で、定員は20人。
講座の初日に普段感じている平和への思いや身近な人権問題を簡単にまとめて持参する。受講料は無料。申し込みは、電話または直接来館する。
問い合わせ・申し込みは電話044(935)3333多摩市民館「脚本づくりのワークショップ」担当。

関連記事=多摩市民館がイベントの裏方を学ぶ講座

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2005年10月15日

あさおウオーキングマップを発行:市民22人が制作

051015mappu1健康作りに役立ててと、川崎市麻生区役所保健福祉センターが区内の名所・旧跡の写真やおすすめルートを掲載したカラー印刷の「あさおウオーキングマップ」を発行、窓口で配布している。

マップを見る

マップは、歩くことで生活習慣病を予防し、麻生区の魅力を発見することの一石二鳥の効果をめざそうと作られた。同区では、2002年4月に保健所や体育指導員らが中心となり同様の目的で冊子形式のウォーキングマップを発行していた。今回のマップはこの冊子を全面改定、携帯に便利な用に麻生区を麻生南部、同北部、多摩線沿線、柿生・岡上の四つ地区に分けてA3判4枚にまとめた。
制作したのは、区内の運動グループ、運動普及推進員、体育指導委員、青少年指導員、食生活改善推進員、親子ハーモニーランドinあさお、在宅支援センター相談協力員の7団体22人。4グループに分かれ各地区を歩いてまわり、坂道の状態、階段など歩く上で注意点のほかトイレのある場所や花、鳥、眺望などの詳しい情報を掲載している。各地区とも小田急線の各駅を起点に、区内の寺や公園などを結び3、4コースを設定し、幅広い年代が活用できるよう散歩、一般、健脚向きに分けたほかバス利用のショートカットコースを紹介、歩くのに最適な時期も載せている。
またマップの裏面は、ウオーキングの心得や効果、靴の選び方、体調チェック、ストレッチ体操のほか、森林浴の効果やウオーキングで消費するエネルギーとミネラルなどを補給できるおにぎりを紹介している。
マップは各地区5000部印刷、10月3日から保健福祉センター3階受け付けで配布しており、毎日100人以上が取りに来るほどの人気だ。制作費用は約40万円。
問い合わせは電話044(965)5157麻生区役所保健福祉センター。

マップの完成にちなみ歩く会

麻生区保健福祉センターは、さきごろ完成したマップの完成にちなみ「歩いて知ろう健康への道」と題して歩く会を催す。
日程と各コース、集合時間は
○10月19日=柿生の里散歩道(柿生駅〜おっ越し山ふれあいの森〜月読神社〜麻生木賊不動尊〜籠口ノ池公園〜稲荷森稲荷社〜早野聖地公園〜虹ケ丘公園〜王禅寺ふるさと公園)約8km 。柿生駅南口に午前9時20分集合。
○11月4日=多摩自然遊歩道(読売ランド前駅〜多摩自然遊歩道〜多摩美の森〜フルーツパーク〜よみうりランド=細山金井久保中央公園〜ゆりストアー千代ヶ丘店)約4.5km。読売ランド前駅北口に午前10時集合。
○11月12日=竹林と農園(新百合ヶ丘駅〜麻生警察署〜五力田見晴らし公園〜黒川東営農団地〜黒川駅)5km。麻生区役所時計台下に午前10時集合。
申し込みは10月16日からで、定員は先着30人。問い合わせ・申し込みは電話044(965)5157麻生区役所保健センター。
また、11月6日には23回目の「あさお区歩け歩け運動」が催され柿生・岡上方面を歩く。
事前申し込みは不要で、午前9時に麻生区役所時計台下に集合。雨天の場合は11月13日。
問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課。

2005-10-15 in 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月11日

多摩安全・安心まちづくり推進協議会が10月11日に出陣式

051011syutujinnsiki1多発する犯罪や事故に対処しようと制定された「安全・安心まちづくり旬間」の初日にあたる10月11日、多摩市民館でことし8月に発足した「多摩安全・安心まちづくり推進協議会」(川崎善太郎会長)の出陣式が開かれ、同会に所属する区内各団体役員など約600人が出席。式典終了後には、そろいのベストで「パトロール実施中」と書かれたのぼり旗を持ち、登戸駅や向ヶ丘遊園などをパトロールした。
写真=セレモニーであいさつする川崎会長

051011syutujinnsiki4_3同会は多摩区町会連合会、多摩防犯協会、多摩防火協会、多摩区交通安全対策協議会など従来から防犯・防火、交通安全に係わる団体のほかPTA連合会、商店街連合会、青少年指導員会など12団体が安全・安心な地域社会をつくるために手を携えてともに活動をしようと設立した組織。市内では高津区について2番目に組織化され、この日が初めての活動日となった。多摩区では魅力ある区づくり事業として同協議会を支援、約300万円をかけて前面に多摩区、背面に「安全・安心のまち 多摩区」と書かれたメッシュ素材のパトロール用のベストを1900枚作り同会に貸し出すほか、チラシなども作成する予定。
051011syutujinnsiki2_1セレモニーでは12団体の代表が舞台に登り、主催者側を代表して川崎善太郎会長が「さまざまな犯罪が起こるようになり、地域は自分たちの手で守らねばならないと思い会を立ち上げた」とあいさつ。青木一多摩区長が「同じベストを着ることで連帯感を持ち、多摩区全域をパトロールして犯罪や事故のないまちにしてもらいたい」とエールを贈った。2005年4月に「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」を施行した神奈川県安全防災局職員の藤川澄子さんも出席、パトロール時の注意点などを話した。
051011syutujinnsiki3_2舞台では川崎市消防音楽隊がハローファイヤーマン、ジャバニーズグラフティなどを演奏し、出陣式に花を添えた。最後に関口鐘雪多摩防犯協会会長が「警察、消防にまかせるだけでなく、市民も手を携えよう」と力強く宣誓、出席者は大きな拍手でこたえていた。051011syutujinnsiki5_1
同会では今後、地域や学校の登下校時のほかに、鉄道事業者や行政などの協力でに駅前の放置自転車対策にも取り組んで行く予定という。
川崎代表は「関係機関の協力でようやく動き出した。ベスト着用のパトロールで犯罪の抑止力となることを期待している」と話した。

写真(上から)=ベストを着た川崎会長、青木区長、関口防犯協会会長(左から)。宣誓する関口防犯協会会長。消防音楽隊。式典後パトロールしながら帰宅する会員

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2005年10月10日

麻生ハートフルファッションショー:シニアモデルがはつらつとウォーク

05101101fashionあさお区民まつりの目玉のひとつ「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」が10月9日午前11時から川崎市麻生区の麻生市民館大ホールで開かれ、平均年齢74.6歳の区民モデル25人は、舞台でスポットライトにあたりながら独特のモデルウォークを披露、約500人ほどの観客からさかんに拍手を受け、1日スターの気分を味わっていた。

一部の「色を楽しむ」は、明るい彩りのセーターやジャケットなどカジュアルな衣装をまとい若々しい足取りで舞台を歩き回った。2部の「注し色を使って個性の表現」は、生ピアノの生演奏にあわせ手作りの衣装や自身で染めたショールなどを使った華やかな衣装を美しく見せていた。
5回目を記念し、1部と2部の間にはこれまでのファッションショーを紹介するビデオを上映。フィナーレには、声楽家の宗いずみさんの指導で、モデルさんらは、麻生音楽祭に出演した公募の合唱団のメンバーとともに区のイメージソング「かがやいて麻生」を歌った。
ショーを実施する「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)では、「シルバー世代なので当日の体調と、全員初出演なので少し心配」と話していたが、体調を崩した最高齢の90歳の女性が欠席したたけで、全員が元気そのもの、3カ月以上の練習の成果を舞台で充分に発揮していた。同会では「(シルバー世代のファッションショーは)ようやく地域で理解を得られるようになったが、10回をめざしてこれからも努力していきたい」と話していた。

2005-10-10 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

専修大学で「たまフォーラム・オープンカレッジ」:川崎北部の6大学がリレー講座

川崎市多摩区東三田の専修大学120年記念館で10月12日と19日に、地域との共生をテーマに川崎市北部にある6つの大学のリレー講座「たまフォーラム・オープンカレッジ」が開かれる。

主催するのは、「たま市民生活・文化産業興おこしフォーラム」(座長、平尾光司専修大学経済学部教授)と川崎市。同フォーラムは、専修大学、明治大学、日本女子大学、和光大学、聖マリアンナ医科大学、田園調布学園大学のほか多摩区内のNPOや企業、登戸土地区画整理事業、川崎市などが連携して2003年の作られた組織。市民生活を支える新しい都市型サービス産業の誘致・創造や人材の育成に取り組んでいる。
オープンカレッジのテーマは「たまの地域資源を活かしてまちを耕す—地域と大学の共生」で、大学毎に独自の視点でテーマに沿った講座を開く。主催者は、多くの市民が参加しやすいよう時間帯を夕方に設定、会場も同記念館2階会議室と広い場所を確保して受講料は無料にした。
講座の内容は
【10月12日】
○講座1(午後4時30分〜5時50分)文化の息づくまちおこし〜手作りのまちの再生の事例に学ぶ=山本俊哉明治大学理工学部建築学科助教授
○講座2(午後6時〜7時20分)大学と地域における地域福祉の推進=村井祐一田園調布学園大学人間福祉学部地域福祉学科助教授
○講座3(午後7時30分〜午後8時50分)地域産業と密接に関連した医学研究のモデル〜
NPOグリーンヘルスプロジェクトの活動の現況=東海林洋子聖マリアンナ医科大学医学部医学科微生物学教室助教授
【10月19日】
○講座4(午後4時30分〜5時50分)生田緑地の新たな活用を探る=見目洋子専修大学大学院商学研究科助教授
○講座5(午後6時〜7時20分)地域資源の活用・開発とリージョナリズム=内藤辰美日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授
○講座6(午後7時30分〜午後8時50分)スポーツを通した地域活性化(仮題)
=原田尚幸和光大学経済経営学部経営メディア学科講師
申し込みは、当日までに講座の番号(複数の受講可能)と、氏名(ふりがな)
、勤務先・職業、住所、電話、e-mailを書いてFAX044(200)3920川崎市経済局産業政策部企画課へ。問い合わせ044(200)2337経済局産業政策部企画課。

関連記事=たまフォーラムが起業塾を開催

2005-10-10 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月 9日

雨のあさお区民まつりに4万人

051009asaokuminsai1jpg_1小田急線新百合ヶ丘駅北口の川崎市麻生区役所と麻生市民館で10月9日、あさお区民まつり(同実行委員会主催)が開かれ、連休中日の雨にもかかわらず家族連れなど4万人(主催者発表)が、買い物やイベントを楽しんだ。
あさお区民まつりの写真を見る>

会場では、午前10時に区役所前道路の農住ビルから白バイを先頭に柿生中学校吹奏楽部、区内の町会・自治会役員、交通安全母の会など16団体約600人が新百合ケ丘駅北口ロータリーまでパレード行進。まつりを盛り上げるあさおまつり唄踊りは、区内の太鼓連6団体の生演奏で踊る予定だったが雨で太鼓が中止となり、ややさみしい幕開けだった。そんななか、観客の注目を集めたのは麻生一輪車クラブ。雨の路上にもかかわらず、オリジナルコスチュームでみごとな演技を披露、カサの観客から拍手が巻き起こっていた。
区役所駐車場・広場では、焼きそば、うどん、飲み物などの模擬店、区内産の野菜の即売、市民団体や企業によるバザーや作品販売などが催されたが、客足はテントのなかや室内のイベントに向かっていた。午後には一時雨があがり、各店や野外ステージ前は賑わいをみせたが、各店や外のイベントは賑わいをみせたものの、終了前まで食べ物が売れ残る店もあった。
野外ステージでは、区内のさまざまな団体が歌やギター、フラダンス、ロックソーランなどを披露したほか、大道芸人がさまざまなパフォーマンスを演じたが、カサで見えなくなるため観客が屋根のある舞台直前まで詰め寄って観る光景も見かけられた。
一方、例年だと客の入りが少ない室内の催しは天候を気にせずゆったり過ごせるためか、区役所ロビーの鉄道模型展示には親子づれが多く訪れ、市民館の華道や美術展示を鑑賞する人も多かった。市民館の大ホールで行われたことし5回目を迎えるハートフルファッションショーは、ビデオ持参で家族や友人の晴れ姿を見に来た客が公募モデルに大きな拍手を贈っていた。また、うたまつりコンテストには、区民14人が出場。ポップス、演歌、民謡など幅広いジャンルで自慢の歌声を聴かせ、審査にあたった橘市郎昭和音楽大学教授が一人ひとりにていねいな講評を行い、参加者を感激させていた。

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2005年10月 8日

おしゃれで元気にと平均年齢74.6歳のファッションショー:あさお区民祭りで

051008fassyon1おしゃれは元気のみなもとと、10月9日午前11時から新百合ヶ丘駅前の麻生市民館大ホールで川崎市麻生区在住の平均年齢74.6歳の公募モデルが出演するファッションショーが開かれる。

写真=元パリコレモデル田中レーヌさん(右)から目線や歩き方を学ぶ公募モデルさん

051008fassyon2_1この「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」は、同日麻生区役所周辺で開かれている「あさお区民まつり」のプログラムのひとつ。ひきこもりがちなお年寄りがおしゃれをして元気に外出することで介護予防をめざそうと、市民団体「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)がモデルを公募し2001年秋に福祉まつりプレイベントとして初めて開催、大きな反響を集めた。翌年からは区民まつりの日に催し、今年度から麻生区の「魅力ある区づくり推進事業」に位置づけられた。スポットライトを受けて観客の注目を集める「1日スター」にはまり、何度もチャレンジするモデルさんや、参加したことで交友の輪が広がり元気になった人も多くいるという。
今回は初心のコンセプトに戻り、65歳以上で出場経験のない人を優先することで6月に募集、孫など家族との出演も可能で53人が応募した。家庭や健康上の理由で途中で辞退した人もおり、当日舞台に上がるのは1歳から90歳の27人、このうち夫婦は1組、男性が4人参加している。
ファッションショーは、毎年テーマを決めて開いており、ことしは彩(いろ)。公募モデルらは、7月からそれぞれの個性を生かす色を発見するためのカラー講座、衣装あわせ、化粧法、元パリコレモデルによる歩き方などのべ17回学んだ。このほか希望者は、ショーの裏方を手伝う東京田中短期大学で染色も体験、衣装に添えるスカーフやコサージュなども手作りした。051008fassyon3_1
モデルさんらが当日着る衣装は、すべて自前で、なかには帯地のロングスカート、留め袖のワンピースなど着なくなった和服をリメイクしたオリジナル衣装もある。
ショーは、カジュアルな衣装中心の「色を楽しむ」、フォーマルな「注し色を使って個性の表現」の2部門。27人がスポットライトを浴びながら3カ月にわたり学んだ集大成を1時間30分の間に披露する。ショーのオープニングで、区のイメージソング「かがやいて麻生」を歌うコーナーもある。
05100fassyon4_1母親の着物でベスト作り染めも体験した同区王禅寺の長本裕子さんは「股(こ)関節を手術し、普通に歩けるようになった記念に参加しました。目標に向かい、毎日いきいきがんばれた」と当日を楽しみにしている。ママさんバレエボール全国大会に何度も出場経験を持ち大舞台に慣れているスポーツウーマンの鶴田千代子さんは「観衆には慣れているつもりでしたが全く違う世界で緊張してます。ここに参加してあまり着たことのない色が自分に似合うことに知りました」とこれまでとは違う自分発見にときめいている。夫婦で参加の下麻生の磯武美さん八重子さんは「趣味が違うので二人で出かけることが少なかったが、モデルをしている娘から勧められて参加した。姿勢、歩き方、色の勉強などすばらしい経験ができて、改めて娘の仕事の大変さもわかった」とにっこり。
ハートフルフレンズ代表の曽我さんは「今回は、初めての人ばかりだったので、
少し大変だったが、モデルになった人たちの生き生きした姿をぜひ多くの区民に観てもらいたい」とPRしている。

写真=上・手染めのショール(左)でポーズ、中・和服をリメイクした衣装、下・公募モデルさんに笑顔の大切さを話す講師の田中さん

関連記事=10月9日にあさお区民まつり

2005-10-08 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月 6日

10月9日にあさお区民まつり

小田急線新百合ヶ丘駅北口の川崎市麻生区役所と麻生市民館で、あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月9日(雨天決行)午前10時から午後4時まで催される。

ことしは、6月に発表した区のイメージソング「輝いて麻生」を広めるため野外ステージやファッションショーなどさまざまな場所で歌われるのが特色。
おもな催しは、区役所駐車場・広場で、焼きそば、うどん、フランクフルト、飲み物などの模擬店、区内産の野菜の即売、市民団体や企業によるバザーや作品販売。竹笛、人間ビンゴなどのふれあいゲームコーナーなどのほか野外ステージでは10団体が和太鼓、一輪車の演技、大道芸、ギター演奏、ロックソーランなどを披露する。
パレードは午前10時に区役所前道路の農住ビルから麻生一輪車クラブ、柿生中学校吹奏楽部、あさおまつり唄の踊りなど16団体が新百合ケ丘駅北口ロータリーまで行進。。道路ぞいでは下麻生、早野、岡上、夏蒐、ゆり、多摩美の6団体が太鼓を演奏、祭りを盛り上げる。
市民館は、ホールで午前11時から恒例の公募市民によるハートフルエイジファッションショーと午後2時からうたまつりコンテスト、ギャラリーで区内在住の画家による麻生美術家協会作品展、大会議室で麻生いけばな協会の生花展、ロビーでランの展示などが催される。
区役所ロビーでは恒例の老人クラブの作品展、鉄道模型の展示、麻生観光協会による特産物の展示、人権・行政相談などが行われる。
問い合わせは電話044(965)5183麻生区地域振興課内あさお区民まつり実行委員会。

関連記事=おしゃれで元気にと平均年齢74.6歳のファッションショー

2005-10-06 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月30日

しんゆり映画祭:山古志支援上映会

特別寄稿
 山古志復興支援イベントによせて   橋本信一監督

私たち「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、地域に根ざした市民映画祭として10年前に始まった映画祭です。
これまで映画という文化を通じて川崎の町を芸術のまちとして育てるためにさまざまな取り組みをして参りました。
その歴史の中で、当映画祭運営委員のひとりであるわたくし橋本信一が監督した映画「掘るまいか」を通じて山古志村と当映画祭の深いつながりが生まれました。地震に見舞われる前にも山古志の方々を川崎にお招きし、楽しいイベントも一緒に開催してきました。
中越地震に襲われた昨年以降もさまざまな形で我々なりに支援活動を続けてきました。昨年、行った「山古志復興支援イベント」もそのひとつです。

私たちは、新潟中越地震から1年を迎えようとしている来月10月1日(土)、新潟中越地震からの復興をめざしている旧・山古志村(現在・長岡市山古志地区)の再建を応援するために映画の上映とイベントを再度開催することとしました。
2004年秋、突然、山古志村を襲った新潟中越地震。あの日、何が起きたのか?
村の人たちは何を思い、どう行動したのか?そして、今現在は・・。・
報道も少なくなる中で私たちは、山古志村のリアルな現実を実はよく知らないのが実状です。
「忘れないぞ山古志」をテーマにさまざまな角度から検証し考えてみたい。それがこの企画の出発点です。
当日は、山古志住民の証言に加え、自衛隊による住民救出映像、新潟県危機管理防災課が災害直後に上空から撮影した
生々しい未公開映像を同時上映。再建への未来を山古志村からのゲストの方々とともに考えます。そして、全国各地でいまだに上映が続いている山古志村の映画「掘るまいか」も上映します。
実りのあるイベントにしたいと思っておりますので、皆さんのご来場をお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願いします。

関連記事=KAWASAKIしんゆり映画祭:10月1日から多様な秀作30本を上映
関連記事= 現地レポ:映画「掘るまいか」監督 橋本信一さん:村落共同体の強い絆で支え合う山古志村の人々 強い精神力で復興誓い合う

2005-09-30 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月29日

宮前区のAndanteがことしも連続講座:9月30日から平子ども文化センター

川崎市宮前区平地区を拠点に活動している「平まなびあいグループAndante」がことしも連続講講座を開き、受講者を募集している。

同会は、1981年に高津市民館が主催する「家庭教育学級」を平こども文化センターで開き、その受講生の同区平の堀内由き子さんが作ったグループ。同会で は、心身の成長、教育など子どもを取り巻く問題を中心に、地域の歴史や散策、環境問題などを取り上げ、平こ文で毎年連続講座を企画運営。堀内さん以外のス タッフは入れ替わり、現在は自主講座の受講生が企画運営に加わり、20年を機に、名称を「平こども文化センター母親クラブ」から「Andante」に変え た。
元向丘小学校教師で教育評論家として活躍する村田栄一さんも毎年のように講師として登場、和光大の小沢牧子さんなど市内の著名人や教育評論家の斎藤次郎さんなど名の通った講師もスタッフの熱意で講師を引き受けている。
今回は、「『感じる』〜まなびの扉」をテーマに、宮前区犬蔵のゆりかご幼稚園新井利夫園長や二ヶ領せせらぎ館の田中喜美子館長らを講師に9月30日から12月8日までの金曜日に子ども文化セン ターで7回講座を開く。時間は午前10時〜正午まで、受講料は3500円(7回)。1回のみの参加も可能でその場合は受講料は1000円だが、川崎市市民 局子どもの権利担当の支援を受けた5回目の斉藤次郎さんの講座は500円。3歳以上の幼児の保育あり、おやつ代は1回300円。

 講座の内容と日程

▽9月30日=「子どもたちがくれた宝物」、健爽学園ゆりかご幼稚園園長・新井利夫さん
▽10月7日=「多摩川と語り、川から学ぶ」、二ヶ領せせらぎ館館長・田中喜美子さん(会場は二ヶ領せせらぎ館、10時30分〜)
▽10月21日=「わになって踊れば—ヒマラヤ・ネパール民族舞踊体験」、ネパール舞踊家・岡本マルラ有子さん
▽10月28日=「やさしさ・夢・勇気」、教育評論家・斎藤次郎さん
▽11月11日=「グローバル経済と若者」、日本社会臨床学会運営委員・佐々木賢さん
▽11月18日=「続・憲法はいま」、教育評論家・村田栄一さん
▽12月2日=「『縁をつむぐ』ということ—心流行りの時代に」・日本社会臨床学運営委員・小沢牧子さん

25年を迎え同会では今後も、学びの視点は当初からの子どもの世界や教育、社会や環境、自身の生き方などに向け、新しい出会いを重ねたいので、ぜひ多くの人に参加してほしいとPRしている。
問い合わせは電話044(865)8056堀内さん

2005-09-29 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月26日

KAWASAKIしんゆり映画祭:10月1日から多様な秀作30本を上映

050930uesuto市民手づくりの映画祭として人気のKAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会主催)が川崎市麻生区で10月1日から始まる。ことしは、映画の持つ多様性・豊かさを切り口に「ウエスト・サイド物語」「浮き雲」など懐かしの名画から、2004年の話題作「誰も知らない」などの劇場公開作品、中学生が制作した映画、昨年の新潟県中越地震で壊滅的な被害を受けた山古志村が舞台となった「掘るまいか〜手彫り中山隧道(ずいどう)の記録」など30本を上映。会場は、毎年映画祭に協力している小田急線新百合ケ丘駅前のワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘と新百合21ホール。

写真=「ウエスト・サイド物語」(上)、ジュニア・ワークショップの制作風景(下)。いずれもしんゆり映画祭実行委員会提供

同映画祭は、同区万福寺にある日本映画学校の講師や学生、市民で構成するKAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会(野々川千恵子委員長)が企画・運営。登録ボランティアのほか区内の福祉団体も参加し、映画の選択からチケットやプログラムの準備、当日の会場案内や保育など裏方をサポートする。内容は、劇場公開映画のほか日本映画学校の学生、中学生が制作する作品などジャンルもさまざま。監督や俳優のトークショーに加え、市民が制作する副音声や字幕を入れて上映するバリアフリーや保育など、映画を見る楽しみを多くの市民に広げようという、手づくりの映画祭ならではの趣向が随所にこらされているのが特色だ。
ことしは、10年間の積み重ねを生かしたスタートとチェレンジの年と位置づけ、2007年にオープンする予定の映像ホールを備えた「アートセンター」を視野に入れ、コミュニティ・シネマの具現化への取り組み、期間中に新百合ヶ丘雄編の商店や企業の協力による「映画祭フェア」も実施する。

10月1日、中学生の制作作品上映と旧山古志村支援上映会

050930eiga210月1日は、新百合21ホールで同映画祭の特色のひとつ「しんゆりから生まれた映画たち」と「がんばれ!山古志ふたたび」の上映会。午前11時から6年目となるジュニア映画制作は中学生ならではの発想と感性で制作した「チェンジ」「水色のしずく」の上映と制作した31人の中学生の体験談、映画評論家の佐藤忠男さんの講評も行われる。入場は無料。午後1時10分からは、日本映画学校の2004年卒業制作「僕たちはくり返していく」の上映と同作品を制作した菊地夢高監督、佐藤忠夫さんのトーク、入場は無料。
午後3時からは今回の映画祭の特別企画、旧山古志村の災害復興支援上映&現況報告会で、入場は目売り800円、当日1000円。上映作品は、映画祭運営委員の橋本信一さんが監督し初代実行委員長の武重邦夫さんがプロデュース、映画祭スタッフが制作に協力した山古志を舞台にしたドキュメンタリー「掘るまいか〜手堀り中山隧道の記録」。長岡市役所復興推進室主幹の青木勝さん、旧山古志村の人々、橋本監督、武重さんによるスペシャル・トーク「蘇れ、1000年の山古志!」。新潟中越地震時に何を思いどう行動したのか山古志住民の証言、被災後の住民救出映像、災害直後に上空から撮影した未公開映像も上映する。
メインプログラムの劇場公開作品は、10月7日から9日まで、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘と新百合21ホールで催される。

懐かしの名画から話題作まで一挙に上映

劇場公開映画のオープニングにはよみがえる名画として昨年の映画祭で行った市民投票第4位「ウエスト・サイド物語」を取り上げた。このほか「成瀬巳喜男生誕100年記念」「ラテンアメリカの風」「おすすめの秀作選」「韓国映画 異端の王者 キム・ギドク監督」「佐藤忠男アラブセレクション 映画からみえてくるアジア」「戦争と人間」「白鳥あかねの映画人生50年」「New WeveJapan」の6コーナーのほか、9日には「今日は家族(みんな)で映画」と題してまた家族4人で2000円(前売り)と特別料金の上映会もある。最終日の10日には映画おもしろ講座スペシャルとして映画制作の舞台裏をリポートしたドキュメンタリー「照明熊谷学校」の上映と本格的なライティングによる映画のワンシーンを再現するワークショップが行われる。
映画の内容と上映時間の詳細、料金は映画祭ホームページ= http://www.siff.jp/
入場券は川崎市生涯学習事業団(新百合21ビル内、10月3日まで)と各地のチケットぴあ(10月5日まで)と、新百合ケ丘ビブレ6階に設けられた映画祭ブース(水曜午後12~4時、土・日曜午後1~7時、)で販売中。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局。

2005-09-26 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月23日

丸山永畝スケッチ展:半世紀前の狛江の風景を再公開

050924maruyamaこの風景に見覚えありませんか——半世紀前の狛江を描いた「丸山永畝(えいほ)スケッチ展 よみがえる狛江『村』の風景」(狛江郵便局・狛江のまちを考える会・NPO法人k-press共催)が狛江郵便局で10月20日まで開かれており、来場者から描かれた風景の場所などについての情報を集めている。

写真=和田卓巳狛江郵便局長(左)に絵の説明をする丸山さん夫妻

作品の内容は、富士を望む多摩川のほとり、広がる田畑に実る作物、雑木林に点在するかやぶき屋根の家々、小川で野菜を洗う人々など都市化の波が訪れる前の昭和20年代半ば田園地帯だった狛江の風景で、和とじの画帳に描いたスケッチ画を写真撮影し、はがき程度に縮小印刷して展示している。
絵を描いたのは1951年に狛江岩戸北に転居した日本画家・丸山永畝(本名・忠治郎、1886〜1962年)さん。丸山さんは、長野県上諏訪町(現・諏訪市)出身で、画家をめざして20歳で上京。花鳥画の大家・荒井寛畝に師事し、主に軸物、屏風、襖絵などの作品を手がけた。代表作としては1931年院展入選作「水禽」、昭和初期に描いた目黒雅叙園所蔵の「叢中」、郷里の諏訪法光寺の「梅園」などがある。
画帳は、丸山画伯と同居していた長男の督雄さん(86)が大切に保管・所蔵しており、戦前からのものも含め約300冊、作品の数は約2万点にのぼる。墨と絵の具で描いたスケッチは、日付や描いた場所などのメモも残されている。スケッチは、本画を描く時に必要となる素材の動植物や風景を記録するために描いた側面もあるが、当時の写真も少ないだけに、半世紀前の風景や生活を知る上でも貴重な資料になると、専門家からも注目を集めた。画帳本体は、まとめて保存するため、いまは世田谷区立郷土資料館に寄託されている。
同館では、これまでに狛江に住んでから以降の約8000枚を写真撮影して整理し、うち狛江市内を描いたものが1193枚あることが判明した。ことし2月に狛江駅前の「泉の森会館」で狛江市内を描いた分を初公開し、好評を呼んだが、会期中に見られなかった市民などからの希望で、狛江郵便局の協力でふたたび公開することになった。
9月20日から始まった今回の展覧会では、会期中数回に分け1回に約250点ずつ展示する。会場では、昔の狛江の地図を展示、描かれた風景を覚えている人にその場所に印を付けてもらったり、コメントを書いてもらうコーナーも設けており、描かれた場所を捜す作業も行う。
丸山督雄さんは「父の作品が、こうして日の目を浴びることになってうれしい。1回で終わらせてしまうのはもったいないので、いい機会をいただいた」と笑顔、和田卓巳局長は「懐かしい絵が多い。狛江を愛するたくさんの人に見てもらい郵便局が狛江の情報を発信できることになれば」と話している。
同展の問い合わせは電話03(3430)6617NPO法人k-press。
またNPO法人k-pressでは、丸山永畝スケッチ展を記念したポストカードを作成、狛江駅前の狛江ブックセンターとむいから民家園で販売している。

関連記事:丸山画伯スケッチのポストカード販売

2005-09-23 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月20日

音楽はつながりの糸:昭和音楽芸術学院で初のネットワークコンサート

050920nettowaku1【文】あさおランチタイムコンサート実行委員・金子 洋子

8月21日(日)新百合ヶ丘 昭和音楽芸術学院のホール「ラ・サーラ・スカラ」であさおランチタイムネットワークコンサートvol1(あさおランチタイムコンサート実行委員会、麻生区役所、昭和音楽大学主催) が開かれた。連日の暑さの中)170人が、4組の演奏を楽しんだ。

写真=山崎さん(ピアノ)・永井さん(フルート)・佐藤さん(チェロ)によるアンサンブル(上)、ピアノ演奏後にあいさつする松井さん(中)、熱唱する納富さんと伴奏の稲葉さん(下)

このコンサートは、奇数月の第4月曜日の昼休み麻生区役所ロビーにてランチタイムコンサートを行っている当実行委員会が初めて曜日、場所を変え幅広い年齢層、日ごろランチコンサートに来られない人々のためにと計画したものである。麻生区が掲げる「音楽が満ち溢れる魅力的なまち」をめざして、5年間のランチタイムコンサートの経験を生かし、音楽家の交流やネットワーク作りをお手伝いするために2004年度に立ち上げた「あさおランチタイムコンサートネットワーク」がこれまでの出演者らに呼びかけた最初のコンサートとなった。050920nettowaku2_4
プログラムは二部構成。一部の最初は、数々の賞を受賞した松井香織さんのピアノによるオペラ歌曲の演奏。だれもが聞いたことのある「フィガロの結婚」などがピアノ曲となって流れてきた。次は佐藤翔さん(チェロ)、永井由比さん(フルート)、山崎明子さん(ピアノ)によるアンサンブル。「アメージンググレース」や中島みゆきの「時代」などなじみの曲が演奏された。永井さんは話術もたくみで司会もお手のもの、観客を引き込んでいた。
二部は納富景子さんのソプラノ独唱、稲葉和歌子さんのピアノにあわせ甘い歌声で「夏の宵月」、「初恋」など6曲たっぷり聴かせた。歌の説明もわかりやすい。最後は村田千佳さん平部彩夏さん安井千恵さん萩原千穂さん四人組のめずらしい女性によるトランペット四重奏、ピアノ佐藤圭さんで演奏、五人共同じ大学の卒業生で若さいっぱい。日本 童謡や美空ひばりの曲を演奏した。そして最後は出演者、観客一緒に「海」を大合唱して幕となった。050920nettowaku3_1
アンケート調査でも好評を得、クラッシク音楽以外ジャズ,シャンソン、軽音楽なども聴きたい、ラ・サーラ・スカラでの再演,、麻生市民館大ホールでの開催を望むなど多くの意見をいただいた。

音楽はつながりの糸、、、色とりどりの糸がこれからものびて繋がっていくことを望みたい。出演者、会場を提供してくれた昭和音大に感謝する。 

2005-09-20 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月15日

麻生区の田んぼでかかしまつり:弁慶など力作が28体

05091501川崎市麻生区古沢の水田で9月10日、テレビや映画に登場する人気キャラクターなどユニークなかかしを展示する恒例のかかしまつり(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)が行われ、親子連れなど約500人が参加した。

ことしは区内の子ども会や体験農業、地域活動グループ14団体のほか有志や個人から、大河ドラマの「弁慶」、映画『ハウルの動く城』の妖精「カブ」、カー ドゲームの「ムシキング」など27体が出品され、審査の結果、金程富士見子ども会が制作した「弁慶」が区子ども会連合会会長賞に選ばれた。
かかしは、9月17日ごろまで同会場に展示されている。

2005-09-15 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月14日

柿の実幼稚園のママさんオーケストラが園外で初演奏

050914kakinomi1_3川崎市麻生区上麻生の「柿の実幼稚園」(小島澄人園長)の園児と卒園児の母親で結成する器楽演奏サークル「どれみふぁ柿の実」(木下真紀子部長)が9月17日、麻生市民館大ホールで午後2時から開かれる「フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサート」に初出演、地域の音楽団体として園外での活動の第一歩を踏み出す。

写真=どれみふぁ柿の実の練習。子どもを抱いて
(右)フルートを吹くメンバーも

午後2時からのコンサートでは、3部「”どれみふぁ柿の実” 音楽とあそぼうよ! みんなあつまれ」に出演、「勇気100%」「シンコペーテッド・クローク」「おもちゃのチャチャチャ」「世界にひとつだけの花」「マツケンサンバ」の5曲を演奏する。このうち「おもちゃのチャチャチャ」は、会場の子どもやメンバーの子どもに舞台参加を呼びかけ、打楽器のカスタネット、鈴、ギロのほかプラスチック製洗濯板やペットボトルの凹凸部分を使って音楽遊びを取入れ、子どもと共に演奏する。またマツケンサンバは、パーカッションメンバーがサンバのステップと踊りを披露するなどひと味違った楽しい舞台を演出する。
今回のコンサートの出演は、乳幼児からお年寄りまで幅広い年代が楽しめるコンサートをめざすフレッシュアンサンブルの代表丸山さんとどれみふぁのメンバーが、同じ住宅地に住んでいたからとんとん拍子に話が進み実現した。
フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサートの記事はこちら

 活動6年目に舞い込んだ園外のコンサートに向け、猛練習

050914kakinomi2_1「どれみふぁ〜」は、園児と係わるさまざまな遊びや催しを企画する小島園長主宰の「ひだまりサロン」が、「子どもに生の音楽を聴かせるため、オーケストラサークルを作りませんか」と園児の母親に呼びかけ、1999年9月に13人でスタート。オケ演奏には人数が足りないため音楽経験者を誘ってメンバーを19人に増やし、その年の12月に初演奏会「クリスマスコンサート」でデビューを果たした。以後、夏のファミリーコンサート、クリスマスコンサート、お別れコンサートと年3回演奏会を開いている。
園児対象の演奏会のため、馴染みのクラシックや子ども向きの映画のテーマソングのほかダンスなどを取り入れたあきない演出が必要。このためパート部会のほか、演奏会の音楽を選曲する企画、楽譜、音響の部会を設け、プログラム、ポスター、衣裳制作もすべてメンバーが分担して行っている。
5年目の2004年、サークルのロゴを作成しそろいのTシャツを作った。同園のサークル活動室「柿の実ぶんぶん」で毎週金曜日に練習を行っている。発足時からコンサートマスターとして音楽指導や編曲も手がける町田市のバイオリニスト徳山真理さん、運営委員を長く務めメンバーから「顧問」と呼ばれて楽譜の準備をする麻生区上麻生の福士陽子さんを中心に、現在、音楽大学卒業者や学生時代に吹奏楽・オーケストラを経験した人や音楽・ダンス好きな20代から40代の36人が所属。4人の子どもを育てる元ジャスドラマー、ラジオ局のディスクジョッキー経験者、音響スペシャリスト、ダンスの指導者などさまざなな才能を持つ人が多い。結婚、出産などで中断した音楽活動ブランクを埋めたいと思っているメンバーが多く、子連れで練習に参加できるため、練習中に授乳したり、出産直前まで参加する熱心な人もおり、6年間で70〜80曲を練習した。
今回の演奏会は、これまでのレパートリーのなかから選曲。どれみふぁにとっては初の大舞台での演奏とあって、出演する20人は、定例日以外にも時間を作り猛練習にはげんでいる。徳山さんらは「地域の音楽活動に参加できるのは光栄なこと。この経験をつないで活動の幅をひろげてたい」と喜んでいる。

写真=お母さんら一緒にパーカッションの練習をする幼児

2005-09-14 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月13日

麻生市民館で17日、フレッシュアンサンブルがコンサート:斉藤区長も1日指揮者で出演

050912furesyu1川崎市麻生区を拠点に地域に根ざした活動を行っている「フレッシュアンサンブルかわさき」が、9月17日午後2時から4時30分まで麻生市民館大ホールで10回目のコンサート開く。今回のコンサートは、麻生区文化協会の文化祭洋楽部門参加となり、斉藤隆区長が1日指揮者として出演、大井紀雄麻生市民館長も演奏者として舞台に登る。

フレッシュアンサンブルかわさき(丸山博子代表)は、麻生区の白山中学と川崎市新人音楽会公開オーディションの合格者を母体とした若手音楽家のグループで1995年に結成した。今回のコンサートは「仲間と音楽家たちと 新鮮な出会い」をテーマにフレッシュのメンバーだけで構成するプログラムと地域の音楽団体と連携するプログラムのほか、特別企画のオープニングがあり、幼児から中年までの幅広い年代のプロ、アマが出演する。050912furessyu2_1
オープニングは、麻生文化協会が「音がつなぐ・響きが語る・かがやきの街『麻生』」のタイトルでことし制定された区のイメージソング「かがやいて麻生」を広めるため、「あさおk&kコーラス」が斉藤区長の指揮でこの曲を合唱する。このほか溝の口マンドリンアンサンブル所属の麻生市民館長と山口秀則さんによるユニット「みぞのくちデュオ」がギターとマンドリンで「スペイン風奇想曲」を演奏する。「あさおk&kコーラス」は、この演奏のために結成した区民と同区職員有志の市民合唱団で、丸山さんの指導で7月29日から練習を重ねてきた成果を初めて披露する。
1部「響きと語り合う夢」と2部は「アンサンブルとソプラノの楽しみ」はフレッシュのメンバーが6人が出演。平間沙弥子さんのピアノで「ノクターン第5番」、鈴木智子さんのバイオリン・名越小百合さんのピアノで「バハネラ」、名越さん(ピアノ)が「超絶技巧」より、鈴木さん(バイオリン)、羽場万純さんのビオラ、横溝宏幸さんのチェロで「6つの弦楽3重奏曲作品47」より3曲を、五百沢春奈さんのソプラノ、名越さんのピアノ伴奏で「おつかいありさん」ほかを演奏する。「おつかいありさん」ほかを
3部の「"どれみふぁ柿の実” 音楽とあそぼうよ! みんなあつまれ!」は、地元幼稚園のお母さんらの音楽グループ「どれみふぁ柿の実」がクラシックからはやりの「マツケン サンバ2」を演奏、会場の子どもにも呼びかけて「おもちゃのチャチャチャ」を演奏する。
入場は無料。問い合わせは電話044(989)1338丸山さん。

2005-09-13 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月 9日

麻生区役所柿生連絡所で元企業戦士らが絵画展

050909kaigtenn第二の人生をセミプロ画家や陶芸家として活躍する平均年齢70歳以上の元”企業戦士”が制作した風景画や陶芸作品が、9月8日から川崎市麻生区の麻生役所柿生連絡所で展示され、庁舎を訪れた市民をなごませている。

写真=作品を前に記念写真に応じる合掌さん、岡西さん、朝倉さん

作品を出品しているのは「V Age Club」所属する麻生区の岡西孟太郎さん、多摩区の戸田道男さん、町田市の朝倉康之さん、厚木市の合掌行平さんの4人。「油絵・パステル・水彩画の3人展」と名付けられた今回のグループ展は、同連絡所にギャラリーがあることを知った柿生地区に住む岡西さんが、絵画仲間に声をかけて実現、陶芸が趣味の合掌さんも急きょ賛助出品することになった。
展示作品は、川崎美術協会会員で画歴5年の岡西さんが描いたユングフラウ、富士山、薬師池など自然豊かな風景の6号から20号のパステル画6点。画歴40年以上での朝倉さんが海外赴任時代に描いたチリの町並みなどの4号の水彩風景画6点と会場全体の看板役を担う30号の油絵1点。中断期間があるものの学生時代から数十年間日曜画家を続ける戸田さんが自宅周辺の登戸、稲田堤、向ヶ丘、生田の風景を描いた8号から15号の油絵5点。陶芸歴6年の合掌さんの花器、透かしを入れたスタンドなど6点。いずれも色使いが明るくみずみずしい感性で制作されており、みごとな出来映え。作品制作で第二の人生を謳歌するだけでなく、創造的なチャレンジに充実感を見い出している。なかでも短期間でめきめき腕を上げた今回の作品展のリーダー岡西さんは、2004年に上野の森美術館風景画コンクール入選作「富士山交響曲」と全国組織美術団体「蒼騎会」公募展入賞作「ユングフラウの岩塊」を展示する力の入れようだ。
「V Age Club」は高齢化社会の貢献策として「高度成長・発展期を企業の中枢で活躍した体力・精神力がタフな世代の人たちがリタイア後、永年培った経験・技能・人脈を生かせる場づくりをめざす」ことを目的に1996年にミサワホーム提案した企業メセナのひとつ。Vはバイタリティー、ビクトリーなどの意味が込められている。ミサワ撤退後の2002年からは会員が自主的に運営しており、現在、会員は約500人。首都圏各地に約20の地域交流会を持ち、毎月定例会を開くほか趣味や研究などのグループ活動も行っている。
永年、建築家と画家の二足のわらじで活躍する朝倉さんは「中央画壇に対抗したい」と意気盛ん。岡西さんは「V Age Clubは都心で作品展を開いているが、地域に根ざした展覧会も必要と思い、近くの仲間に声をかけた。それぞれの個性を感じてもらいたい」と話している。
会期は14日(土・日曜も開場)までで、時間は午前9時から午後4時30分。
問い合わせは電話044(989)0770岡西さん。

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2005年9月 8日

かわさき九条の会が9月20日に発足集会:作家の井上ひさしさんが記念講演

憲法改正の動きが進むなか、地域で平和と憲法九条を護る声をあげようと「かわさき九条の会」が9月20日、川崎市中原区のエポックなかはらに作家の井上ひさしさんを招いて発足のつどいを開く。

つどいは午後6時30分からで、全国組織の「九条の会」発起人のひとり井上さんの特別講演のほか、日本、中国、韓国の平和・友好の文化交流をテーマに各国の民族音楽の演奏も行われる。出演するのは、韓国のサムルノリは在日韓国人グループ「神奈川サム流遊撃隊」、中国の二胡は全国でコンサート活動している張勇さん、日本の津軽三味線は川崎市内で活動する「美祐紀会」。入場は1000円で、高校生は500円。
川崎市内では麻生区や高津区、中原区などですでに「九条の会」が発足、発足に向け準備会を設けているところを含めると8地区で活動を行っている。今回発足する「かわさき九条の会」は、2004年9月に準備会を立ち上げことし7月にプレ集会として、川崎空襲体験で構成した朗読劇や合唱などを催した。たま九条の会準備会代表の隈部直光さんなど市内各地で平和活動を行っている人や麻生区にけいこ場を持つ劇団民藝の奈良岡朋子さんなど22人が呼びかけ人に名前を連ねている。事務局の笹岡敏紀さんによると同会は地域を特に限定せず、市内各地の「九条の会」との連携役をもめざす予定という。
問い合わせは電話044(333)4810笹岡さん。

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2005年9月 7日

麻生市民館で9月10日「短歌とタンゴのつどい」:万葉九条の会が主催

歌人・馬場あき子さんの講演、短歌絶叫、タンゴと異なる文化のコラボレーションで憲法九条について考えるユニークな催し「輝け憲法九条〜短歌とタンゴのつどい」が9月10日午後12時40分から川崎市の麻生市民館大ホールで開かれる。

主催するのは、麻生区を拠点に活動する「万葉九条の会」。同会は、麻生区在住の歌人・岩田正さんから万葉集や近・現代の和歌を学ぶサークルが母体となり2004年秋に発足。事務局の福圓葉さんによると「万葉集は貴族の和歌集ではなく普通に暮らす民衆の歌が多い。憲法というと構えてしまう人もいるが、平和を願う普通の市民感覚で楽しく憲法9条の大切さを広めたい」と、万葉集を基調に据えた活動を行っている。ことし4月、同館大会議室で万葉集と憲法についての講演会・音楽会を初めて開き、好評を集めた。
第2弾の今回の催しは、講演、コンサートの二部構成で催される。1部は、白梅学園大学教授で社会福祉法人ひまわりの会理事長の佐野英司さんが「戦争と私たちのくらし 社会福祉と憲法を考える」、麻生区在住の歌人・馬場あき子さんが「万葉集 愛の歌人たち」の演題で各40分講演する。2部は、NHK短歌の講師も勤め歌謡・肉声の復権をめざし大声で短歌を歌うコンサート活動をしている歌人・福島泰樹さんが、生演奏付きで伴奏で自作の短歌を絶叫。タンゴボーカリスト・山崎美枝子さんとタンゴの伝統的古典的演奏をする「オルケスタ・テイピカ・パンパ」のタンゴ演奏と盛りだくさん。
会場では、「麻生区九条の会」の活動紹介パネルなども展示する予定。
入場は500円。問い合わせは044(986)0606万葉九条の会。

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2005年9月 2日

川崎授産学園が地域貢献で初の園外作業:「柿生村・岡上村生誕100年碑」を修復

050902kinennhi4恩師に教わった技術でふるさとの歴史を再認識して——川崎市麻生区の福祉施設「川崎授産学園」の通所生と市民ボランティアが9月2日、麻生区役所柿生連絡所に設置されている「柿生村・岡上村生誕100年記念碑 柿生・岡上字名図」の修復作業を始めた。

写真=記念碑の修復作業をする川崎授産学園つつじ工房のメンバー

記念碑は、高さ170cm、幅160cmの黒と赤のみかげ石製。表面に柿生村・岡上村の字名と神社、寺、村役場や学校、分教場などを彫刻した高さ101cm、幅111cmの銅板が埋め込まれている。柿生村・岡上村は市制・町制制公布を受け、翌1889年4月に近隣の村を統合して誕生、50年後の1939(昭和14)年に両村とも川崎市に編入し今日に至っている。
碑の制作は、両村誕生100年と市制編入50年にちなみ、開発が著しいふるさとの歴史や生活文化などの記録を次の世代に残そうと地域住民らで組織した「柿生村・岡上村100年祭実行委員会」(中島豪一実行委員長)が実施した記念事業のひとつ。高津区在住の抽象画・銅版画家の立山崇さん(故人)に設計・制作を依頼し、1993年3月に建立した地域の貴重な財産だ。建立当時はピカピカだったが、10年以上風雨にさらされて表面が黒ずみ、最近は文字が読みにくくなっていた。

 村の生誕117(いいな)年にちなみ、記念碑や写真で柿生をPR

050902kinennhi3柿生・岡上村誕生から117年目にあたることし、「いいな(117)!『柿生』のまち」を合い言葉に同連絡所では、実行委員会などと協力して記念碑の修復や100年祭で集めた昔の写真を利用してインターネットギャラリーの開設や写真展の開催などを予定している。
2004年1月に亡くなった立山さんは、早稲田大学建築学科を中退して画家となり多摩美術大学教授や二科会評議委員務めた抽象画の重鎮。銅版画の先駆者として銅地の印刷や表面処理の特殊技術を開発、1981年に開設した川崎授産学園の草創期に、園生たちにその技法を伝授した。
こうした縁から「いいな『柿生』〜」第一弾となる修復作業は、障害者の社会参加活動として同学園が担当することになった。
作業は、彫刻を保護するために施されている銅板表面のコーテングをはがし、サビを落としてから酸化防止剤をかけるというもの。通所施設「つつじ工房」の19歳から52歳の銅板作品作業班7人が作業に当たるが、天候や園の日程なども考慮し、終了まで約20日を予定している。
初日の2日には、40、50代の男性5人が参加。炎天下のなか、マスクとビニール手袋をしてシンナーを染みこませ布で銅版のコーテング材をはがす作業を行った。参加者のなかには、立山さんから直接指導を受けた人もおり、恩師の作品の表面をひたすらみがく根気のいる作業に熱心に取り組んでいた。この日は、昼前に「光化学注意報」が出たため、作業は午前中の1時間で中断。ひと仕事終えた通所生は「きょうは暑くてたいへんだったけど、少しきれいになってよかった」とにっこり。050902kinennhi1jpg
記念碑は公道に面した門に設置されているため、同園でボランティア活動を行っている逢沢良子さん、小幡久美子さんら区内在住の30代から50代の女性7人が、期間中交代で交通安全の確認や作業をする人の体調などを見守るボランティアをする。逢沢さんらは「地域で暮らす人が支え合うことが大切。作業に直接かかわるわけではないけど、社会参加のお手伝いをしたい」と話している。
初日の作業を見守った中島実行委員長は「黒ずんで文字が読めなかったので、修復作業は本当にありがたい。柿生地区は新住民も増えており、きれいになった記念碑を見て、第二故郷として郷土の歴史や文化にふれてもらいたい。参加した人の輪と障害者が社会参加する機会が広がることを期待したい」と語っていた。
つつじ工房施設長の佐久間渡さんは「通所生が集団で街に出て仕事をするのは初めてで少し不安だったが、恩師の作品でもあり地域への感謝を込めて引き受けることにした。いい機会をもらい感謝しています」と話していた。

写真=上・つつじ工房のメンバーを見守る女性ボランティア(右)、下・作業前に記念写真に応ずる中島実行委員長(後列・右端)、つつじ工房の佐久間さん(後列左端)とメンバー、ボランティアら

2005-09-02 in 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

狛江市が8月28日に市民体験型の防災訓練:市

050902bousai-1防災の日を前に、狛江市は8月28日午前9時から和泉本町2丁目の市民グランドなど4カ所で1300人が参加し、大がかりな防災訓練を行った。同市の防災訓練は、2003年から市民の防災行動力を高めることを目的のひとつに掲げ、消防署員などプロの訓練に加え、市民が応急救護、救出、消火を体験訓練する時間を設けている。

訓練は、マグニチュード7.2、震度6を超える直下型の地震が起き、市内5カ所に火災発生、建物162棟倒壊、電話・電気・水道などライフラインの機能停 止という想定。小田急線北側の小足立、覚東、狛江ハイタウン、北和泉、多摩川住宅イ号棟、同ニ号棟、上和泉、和泉第1、同第2、セントラルハイツ、岩戸の 防災会11支部数百人が総合会場に集合。訓練開始とともに消防団、消防署や市職員など関係機関が災害の伝達訓練や仮設トイレの設営を行った。
ついで、防災会や女性防火の会会員らが狛江消防署員らの指導で、約1時間にわたり包帯法や担架作り、心肺蘇生の応急救護、ブロック割り、倒壊家屋からの救 出訓練、消火器・バケツリレーなどの訓練を体験。防災会代表者や災害時支援ボランティアがけが人をリヤカーで運ぶ搬送訓練に汗を流した。
この間、災害対策本部長の矢野裕市長、力丸達男狛江消防署長らは、市立第二中学校、第三中学校で行われた地域自主訓練と狛江団地で街頭訓練会場を回った。
総合会場では「最近地震が多くて心配。本番の時にきょうのように落ち着いてできるかどうか分からないが、知っておいた方が安心」と指導者に熱心に質問、機械の操作をかって出る市民が多かった。

2005-09-02 in 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月30日

多摩川で灯ろう流し:夜の川面彩る光のページェント

05082901多摩水道橋下流の多摩川で8月29日、灯ろう流しが行われた。午後6時半過ぎから屋形船に積んだ約500基の灯ろうが次々と流され、静かな灯が川面を彩ると、訪れた人たちは涼しい風に秋の気配を感じながら、去りゆく夏を惜しむかのようにうっとりと水と光のページェントを楽しんでいた。
灯ろう流しの写真を見る

灯ろう流しは、昨年までは、狛江市などが主催する花火大会と同じ日に開かれてきたが、今年は花火大会が中止されたため、一時は開催が危ぶまれた。しかし、夏の伝統行事の灯を絶やすわけにはいかないと、狛江市仏教会と市民が協力して実行委員会を結成、単独の開催にこぎつけた。

川岸で市内の6カ寺の僧りょが声をそろえて経を読むのに合わせて、故人の戒名などを記した高さ20数cmの紙製の灯ろうをぎっしりと積んで小田急線多摩川鉄橋付近にこぎ出した屋形船から、ろうそくに点火しながら20分ほどの間に次々と川面に流された。
灯ろうは、下流からの風に乗って上流に向かい、静かな川面にろうろくのゆらめきを映しながら漂う光景に、川岸の見物の市民からは「きれいね」というため息まじりの声があちこちから聞かれた。
昨年までは、花火大会に先がけて明るいうちに行われたこともあり、見物客の関心もいまひとつだったが、今回はあたりがすっかり暗くなったなかで催され、より光の美しさがきわだつことになった。
主催者側では「無事に開催できて良かった。来年以降は今後考えるが、もっと多くの人に知ってもらえるようPR方法などを工夫し、伝統の行事をできるだけ続けていきたい」と話している。

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2005年8月27日

麻生小学校でなつやすみ野外上映会:1200人が名作「スタンド・バイ・ミー」楽しむ

川崎市麻生区の麻生小学校校庭で8月27日夜、なつやすみ野外上映会が開かれ、親子連れなど約1200人の市民が、飲食自由な開放的雰囲気の中でステーブン・キング原作の名作「スタンド・バイ・ミー」(1986年、アメリカ、88分)を楽しんだ。

上映会は、小田急線新百合ヶ丘駅周辺で10月に開催する「しんゆり映画祭」のプレイベントとして川崎市と芸術のまちづくり推進委員会が催す恒例の上映会。「夏休み最後の土曜日に親子で映画を」と麻生区魅力ある区づくり推進事業のひとつに指定され、無料で名作を鑑賞できる機会とあって毎年人気を集めている。
上映に先立ち、昨年東日本吹奏楽大会に初出場して中学校フェスティバル部門で最優秀賞を受賞した柿生中学吹奏楽部60人が渡邊寿子教諭の指揮で「スタンド・バイ・ミー」テーマ曲や「ミス・サイゴン」などを体を動かしながら演奏、盛んに拍手を浴びていた。
演奏前に行われたセレモニーで野々川千恵子実行委員長は「映画祭は11年目を迎え、新たなスタートとして31作品を上映する。今日は、ボランティアスタッフが会場にいろいろな仕掛けをしているので、本番同様充分に楽しんでもらいたい」とあいさつ。この日はどんよりと厚い雲に覆われて雨が心配されたが、なんとか天気が持ちこたえ、主催者をほっとさせた。
会場は、映画祭ボランティアスタッフが、上映作品の背景にちなんで1960年代のアメリカをほうふつさせるダンボールや木製のキャデラックや蒸気機関車、ジュークボックスなどを設置、上映会を盛り上げた真っ赤なキャデラックの中に入って記念撮影する家族連れなどもいた。また、コーラのガラスビンやを色とりどりのペットボトルなどを並べて光の芸術空間を演出、参加者は芸術の街ならではのイベントを満喫した。

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むいから民家園で子どもたちが小川づくり

050827ogawa4泥遊びで小川を作ろう——狛江市元和泉のむいから民家園(市立古民家園)で8月27日、小学生がどろんこになりながら人工の小川作りを体験した。
写真=溝に入れた土を足で踏み固める子どもたち

050827ogawa2小川づくりは、管理職、専門職に従事する女性たちの奉仕団体「国際ソロプチミスト東京ー狛江」から資金提供を受け、園内に子どもが水遊びのできる空間と昔の景観を作り出そうと、同園運営委員らが行っているもの。
同市岩戸南の建築家・吉田清明さんが、長さ約25m、幅30〜40cmの流れの途中に池状の場所を設けた設計図を描き、運営委員やボランティアらが7月から植栽エリアに溝を掘って防水シートをかぶせる事前工事をした。石を積み上げたところからポンプアップした井戸水が流れ出し、底は水が流れるよう高低差をつけたコンクリート張り、両岸は石積みにする工事はプロの造園業者が担当した。
050827ogawa3昔風の小川にする”工事”は、同園の子どもの行事として参加者を募り、8月から10月までに3回催す。
初日のこの日は、吉田さんら6人のおとなが田んぼの土に使われる「新木田土」100袋を水路に入れ、子どもたちが水を入れながらはだしで土を踏み固めた。子どもたちは初めはぬるぬるした土におっかなびっくりだったが、泥遊びのような作業に次第に熱中、2時間がかりで70平方mの水面に土を入れ終え、土を高く盛った池状の場所にトクサ、ホトトギス、クレソン、スイレンなどを植えた。
父親や兄と参加した中澤かずひろ君(小学1年)は「どろの上を歩くのがおもしろかった」とにっこりしていた。
2回目の作業は9月10日午前10時から小川に橋をかける工事や両岸に水生植物などを植える予定。同園では、現在参加者の追加募集を行っている。
問い合わせ・申し込みは電話03(3489)8981むいから民家園。

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2005年8月17日

宮前区初山で8月16日に閻魔まいり:江戸時代からの伝統行事を復活

050817ennma1江戸時代から続いていた地域の伝統行事を復活させようと8月16日、川崎市宮前区初山で「閻魔(えんま)さま宵参(よいまい)り」が催された。会場の初山十王堂には日暮れから夜9時過ぎまで初山周辺の人など約100人が赤い提灯に照らされた閻魔様や地蔵菩薩に手をあわせ、先祖の人々の信仰に思いをはせていた。

写真/上から=宵参り、念仏講全景、数珠をまわす講中の人、十王堂世話人の矢澤茂さん、
菅生中学の縄田教諭の地獄絵、

050817nennbutu1同じ敷地内にある初山会館では、午後8時前から「初山念仏講」が開かれ、講中の22人が輪になって念仏を唱えた。050817nennbutu2念仏は、1080個からなる約7mほどの長い数珠を全員が持ち、リード役の唱える「南無阿弥陀仏」と鉦(かね)に併せて数珠を回しながら大声で念仏を唱える「百万遍」と、数珠なしでやや小声で唱える「60ズメ」と呼ばれる二種類を唱和した。講長の松井文雄さんによると念仏講は、毎月15日に古くから初山に住む24軒の講中の家で周り持ちで開かれており、8月は閻魔様の日に合わせて1日遅れで同会館で開いているという。

  市内で唯一、地域住民が守る閻魔堂

050817ennma2初山十王堂は川崎市内で唯一、地域の人が守ってきた閻魔堂。中には大きな口を開き宝冠を被った閻魔大王坐像(高さ86㎝・木造寄せ木作り)と地蔵菩薩立像(高さ82㎝・同)が各1体、石像の閻魔像、脱衣婆像など12体(高さ25.8㎝から33.5㎝)計13仏がまつられている。仏教では生前の行いを審判する10人の王がおり、そのちのひとり閻魔王は地蔵菩薩と同一とされている。
先祖代々十王堂を守ってきた世話人代表の矢澤茂さん(49)の家には、閻魔像の造立と修復などを記した版木が残されている。それによると元禄年間(1688〜1704)に下菅生村を治めていた旗本が造立、幕府直轄となった明和年間(1764〜1772)に大破し、十王堂を信仰していた地元の村人が天保15(1844)年に再建、3日間に渡って入仏供養を行ったと書き記している。
茂さんの伯父に当たる矢澤晃さんに(74)によると、戦前は初山の多くの人が8月16日に閻魔様におまいりしたが、時代が下がるとともに同所奥にある墓地に来る人や念仏講など限られた人々だけがまいるようになったになったという。1968年に隣接地にある集会所「初山会館」が火災に遭ったが、堂の前にある2本のイチョウに守られ類焼を逃れた。050817ennma3
その後、木像2体は塗りが剥落(はくらく)するなどいたみがひどくなり、世話人で話し合いを行って天保の供養から160年目にあたる2003年に修復した。これを機会に、矢澤さんらは、300年以上の歴史を持つ十王堂の存在を地域に再認識してもらおうと閻魔詣りの8月16日に開眼供養を行い、修復記録や十王堂の歴史などを掲載した「蘇る十王堂」を発行、宵詣りを再開した。また、子どもにも閻魔様の意義が理解できるようにと、PTA会長だった縁で知り合った菅生中学美術家教師縄田芳信教諭に絵を依頼、閻魔王の地獄審判の様子と子どもを救済する地蔵菩薩の世界の2作品ができあがった。2.3m、幅1.8mのキャンパス地描かれた絵は、毎年宵詣りに敷地内に飾られている。
世話人らは、赤米の「御洗米」を用意、参詣者に配った。矢澤さんは「先祖から伝わったことを次の世代に残していくのが我々のつとめ。宗教行事と重く考えるのではなく、きれいになった像を見てもらうことで少しずつ浸透していけばうれしい」と静かに語っていた。

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2005年8月16日

麻生区の老人施設で戦争をテーマにミニライブ

050815tukusi1終戦の日の8月15日、川崎市麻生区上麻生の老人介護支援センター「つくしの里」で戦争をテーマにしたミニライブが開かれ、観客の高齢者は平和の大切さを感じながら歌や紙芝居を楽しんでいた。

050815tukusi2演じたのは「フレッシュアンサンブルかわさき」を主宰する同区白山の音楽家丸山博子さん。このライブはフレッシュが11月からシリーズで催す「ポエム&講座コンサート」の予告編としてシリーズの会場のひとつとなっている「つくしの里」で、デイケアセンター利用者を対象に催したもの。
丸山さんは、国境を守る2つの国の兵士の友情を描いた小川未明作の童話の紙芝居「野バラ」を朗読、その後ウェルナーの「野ばら」などをエレクトーンで演奏した。観客の約40人のデイケア利用者は、ストーリーが大きな鉄砲の音とともに戦争の話になると緊張した面持ちで身を乗り出して熱心に聴き入り、音楽になると丸山さんのリードにあわせやわらいだ表情で歌った。
同区の小浜千鶴子さん(81)は「平和な時代だから(車イスで)こういうところに来ることができる。昔コーラスをやっていたので、久しぶりに大きな声で歌ってとても楽しかった。」と笑顔で話していた。

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2005年8月12日

夏祭りに1万人の人出

050812maturi4狛江駅北口の緑の三角広場で8月6、7日に初の「狛江躍動!夏祭り」が開かれ、両日で家族連れなど約1万人が踊りやゲームを楽しんだ。

主催したのは、狛江文化産業振興実行委員会(代表・石井久雄商工会会長)。市の財政難でことし中止されたほおずき市や花火大会に変わる催しをと、狛江市商工会、JAマインズ狛江支店、狛江市文化協議会、狛江市社会福祉協議会、狛江青年会議所などの団体と有志市民が実行委員会方式で手作りした祭りだ。
祭りは6日の午後1時、実行委代表の石井さんが会場のやぐらに登り「さびしい夏をなんとかしたいと、熱い思いの市民が集まり1カ月の短い期間で準備してきた。2日間暑さに気をつけ祭りを楽しんでもらいたい」とあいさつして開会宣言。続いて「まちの賑わいをつくろうとした市民の努力は本当にありがたい。祭りの火をつなげるよう、財政再建に力を注ぎます」と矢野裕狛江市長のメッセージを狛江市職員が披露した。
30度以上の真夏日のため開会当初はまばらだった人出は、銀色のやぐらや音楽につられて買い物帰りの人が三々五々を訪れ、フリーマーケットや似顔絵描きの店をのぞいたりヤキソバ、焼き鳥などの模擬店で買い物を楽しんでいた。日差しが弱まる4時過ぎから浴衣の親子連れなどが次々と集まり、踊りの始まる夕方には模擬店の並ぶ通路はラッシュ並の混雑、やぐらのまわりは二、三重の人垣ができるほど。
初日の昼間に行われたFC東京のキックターゲットは、子どもたちが目当ての穴を目がけてボールをキック。浴衣を着た幼女やボランティアの介添えで車イスの男性もチャレンジ、みごとにボールを穴に入れて周りから拍手を受けていた。狛江の名所・旧跡を描いた大判カルタとりも行われ、汗だくで絵札を捜していた。子どもの人気を集めたのはアフリカの民族打楽器。「toshiとその仲間達」が打つジャンベのリズムにあわせ、小さな手で懸命にさまざまな太鼓をたたいていた。
道路の向かいの喫茶店2階ホールでは、午後4時過ぎから市内の呉服店の協力でゆかたの無料着付けが行われた。
やぐらでは、午後5時にジャンベと和太鼓のセッションのオープニングでメインイベントの踊りが始まった。文化協議会とJAマインズ婦人部が狛江音頭や炭鉱節、東京音頭など一般的な盆踊りを披露したほか、金色の衣裳にチョンマゲカツラに扮装した市内の若者によるマツケンサンバ、川崎市多摩区の菅ソーラン踊り隊のロックソーラン、商工会婦人部のフラダンスなど多彩な踊りが披露され、各団体が観客にそれぞれの踊りを指導。地域ヒーロー・多摩川戦隊コマレンジャーが狛江音頭の振り付けを制作した花柳春美津さんといっしょに狛江音頭を踊るとこどもたちが大はしゃぎ。このほか、津軽三味線と民謡の生演奏で盆踊りを踊るコーナーも設けられ、踊りの輪が広がっていた。
二日目には、市内51店舗が協力した商店街スタンプラリーのクイズの発表や70年代musicも行われ、多くの観客から来年もやってほしいなどの声が出されていた。

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2005年8月10日

麻生区役所でロビコン:暑さ忘れ聴衆うっとり

【文】あさおランチタイムコンサート副実行委員長・樋口誠

050810asaorobikon17月25日に川崎市麻生区役所2Fロビーで「第43回あさおランチタイムコンサート」が開催され、1部‐ピアノ伴奏による歌、2部‐マリンバと多彩な打楽器による演奏を、約220人のお客様が楽しみました。

一般公募の麻生区民が出演者の「あさおランチタイムコンサート」は、区民の実行委員とボランティアスタッフにより企画・運営されているロビーコンサートで、2000年から始まり、今年で5年目を迎えます。
前日の関東地方への上陸が懸念された台風が通り過ぎ、蒸し暑い青空が戻って来た中で行われた今回のコンサートは、「熱い夏をお届けします」と銘打って行われました。
第1部は、昨年夏の特別企画のコンサート週間に出演された麻生区の五百沢春奈さん(ソプラノ)が、国立音楽大学同期卒業で音楽仲間の村瀬沙弥子さんのピアノ伴奏で、「サウンド・オブ・ミュージック」より “サウンド・オブ・ミュージック”、「オペラ座の怪人」より“シンク・オブ・ミー”、「ワンワン物語」より“ララルー”、「シンデレラ」より“ビビデバビデブー”、「眠れる森の美女」より“いつか夢で”、「ピノキオ」より“星に願いを”など、大変ポピュラーな名曲を、明るい笑顔と表情豊かな美しい声で聞かせてくださいました。殊に、五百沢さんの笑顔が歌とともに会場に広がり、大変なごやかな空気が終始会場をいっぱいに満たしておりました。
そして第2部では、ランチタイムコンサートには初めて出演の音大生グループ「つくぱく・つくとと」。五百沢さんの後輩に当たる国立音大4年生の多摩区の熊本比呂志さん(打楽器)と、須藤希実子さん(マリンバ)のお二人が“アフロブルー”、“童謡メドレー“などの曲を、文字通り弾けるようなリズムに乗せて繊細なマリンバの響きを大切にしつつ、多様な打楽器を駆使して演奏して下さいました。途中、マリンバの下に座り込み手だけで見せる演奏など楽しい演出もありました。
自在にあつかわれた打楽器はアフリカの民族楽器のドラムジャンベを中心に多種多様で、強い響きが適度に押さえられてマリンバと調和し、リズムに合わせてお子さんをあやすお母さんの姿が見られるなど、第1部と合わせてロビーコンサートらしいなごやかな情景となりました。
ちなみに、「つくぱく・つくとと」と言う耳慣れない言葉はテンテケテンと言うような打楽器音の聴きなし音で、基本になるパターンをとってグループ名にしたとのこと。また、使われた楽器は、ジェンベ、カホン、レク、オーシャンドラム(小豆をいれた波の音が出る楽器)、ウインドチャイム、ボンゴ等でした。

会場のお客様からは、「大変楽しかった」との主旨の多くの声の他、「ソプラノの歌声と打楽器のコントラストが素敵でした」「夏らしい演奏でした」等、今回の催しの特色について良かったとするアンケートが多く寄せられました。
また、恒例の締めくくりの、聴衆全員による合唱〈みんなで歌いましょう〉は、「ふるさと」でしたが、終演後も夏休期間に入って多く来場されていた子供達が楽器の周囲に集まり、珍しそうに片付けを見ておりました。

なお次回は、定期の9月の他に8月21日に昭和音楽大学と協力して同大学のホール、スカラにおいて番外編のコンサートを行います。大勢の方のご来場をお待ちしております。
問い合わせ先:麻生区役所地域振興課044-955-5116

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2005年8月 5日

狛江駅北口で8月6、7日に2つの夏祭り:

050805natumaturiほおずき市、花火大会など夏の風物詩がなくなった狛江市で、8月6、7日に狛江駅北口の2カ所でふれあいを求める市民の手作りの夏祭りが同時開催される。

写真=狛江躍動!夏祭りで行われる「狛江昔語りのいろはかるた」

 狛江躍動!夏まつり

マツケンサンバから正当派盆踊り、カルタ取り、スタンプラリーなど市民手作りによる初の「狛江躍動!夏祭り」は、「緑の三角広場」で午後1時から8時30分まで開かれる。主催するのは狛江文化産業振興実行委員会。
同市では、ことし財政難を理由に市が補助金を出してこの時期開催していたほおずき市、花火が相次いで中止となった。夏の風物詩を消さないでと、祭り好きの市民が「幅広い年代が参加できるイベントを市民の手で開こう」と狛江市商工会、JAマインズ狛江支店、狛江市文化協議会、狛江市社会福祉協議会、狛江青年会議所などに呼びかけ、6月に実行委員会を結成、会長に石井久雄商工会会長を選出し祭りの準備を始めた。また同日開催の泉の森会館祭りとも連携、内容が重ならないよう変化をつけた。
実行委では、街の活性化をめざして商店スタンプラリーを企画。短期間だったが市内51店舗の協力を取り付けて7月中旬からラリーを実施しており、会場で抽選会を開く。抽選会の商品は毎日入れ替えで、時間は午後1時〜8時30分(7日は8時まで)。
会場では、昼間はあさがお市、花の鉢植えの販売、まつりを盛り上げる模擬店などの出店、午後5時からはやぐらを舞台に音楽演奏や踊りを披露する。主な内容は、昼間がFC東京によるキックターゲット(6日のみ、午後1時30分・3時30分からの2回)、手作り楽器製作、狛江の歴史・風物を題材に南部地域センターが1995年に製作した「狛江昔物語語りのいろはかるた」をA4判に拡大したカルタ取りなど。このほかゆかた持参者に無料着付(6日のみ午後5〜7時)と写真撮影会(有料、6日午後5〜7時・7日は5時〜7時30分)を行う。夕方からは、和太鼓とアフリカの民族打楽器ジャンベのセッション、和太鼓、マツケンサンバ、川崎市の菅ソーラン踊り隊によるロックソーラン、商工会女性部のフラダンス、津軽三味線の演奏、文化協議会による正当派盆踊り、70年代music(7日のみ)、地域ヒーロー「コマレンジャー」の出動など。
問い合わせは電話03(3489)0178狛江市商工会。


泉の森夏祭り

また、会場近くの市民交流施設「泉の森会館」でも同日に泉の森友の会主催の2回目の夏祭りを開催している。
主な内容は2階では両日(午前11時〜午後8時)フラワーアレンジメント、ガラス製品、トールペイントなどの手作り品やフリーマーケットのミニショップ。3階ホールでは6日午後4時から4時30分まで親子で楽しむミニシアター「道化師からのおくりもの 愉快なチップのパントマイム&マジックパフォーマンス」が(入場料100円)が催される。屋外では、6日午後5時・7日11時からビアガーデン、7日11時からトマト、ナス、キュウリ、エダマメなど狛江産夏野菜と切り花を直売する。1階のレストランも特別メニューのおつまみを提供する。問い合わせは電話044(5497)5444泉の森会館。

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2005年8月 4日

高津市民館で8月5日、憲法九条と音楽の夕べ

川崎市高津区内に住む市民などが平和を願い自身の戦争体験を語る「戦後60年に集う 憲法九条と音楽の夕べ」が8月5日午後6時30分から高津市民館で開かれる。

主催するのは「たかつ九条の会」(山本武彦事務局代表)。同会は、憲法改正の動きが進むなかで、地域から憲法9条を守る声をあげようと、ことし5月に全国組織の「九条の会」事務局長で東大教授の小森陽一さんを招き、記念講演会を開いて発足した市民団体。
発足後初めての集会では、区民など6人が自らの体験を語る「戦争体験と憲法九条」のほか、室内楽、シャンソンの演奏を催す。体験談は「戦争遺跡保存全国ネットワーク」の新井揆博さんが川崎の戦争について話すほか、被爆やシベリア抑留、特攻隊訓練などの体験談と20代の若者が平和の大切さを話す。たかつ九条の会呼びかけ人のひとりで同区二子の紫村千恵子さんが愛と平和をテーマにしたシャンソンを披露、オープニングには川崎を拠点に活動する「アルスノバ・ウィンズかわさき」が室内楽を演奏する。会場では、午後6時10分から川崎大空襲のビデオ上映を行う。
入場は500円。
問い合わせは電話044(822)9661山本さん。

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2005年8月 3日

川崎市の美容師が中越地震被災地のチャリティーカット

050803cat1中越地震の被災地小千谷市と川口町に支援をと、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC(プリック)」(菅原司郎代表)が8月2日、高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」で恒例のチャリティーカットを行った。同会がチャリティーの支援先を被災地にしたのは初めて。

臨時美容室となったのは同館ホール。床にビニールシートを張り、会議用の机に卓上鏡を置いただけのシンプルな設営だが、カット1000円、マユ手入れ500円とあって、午前10時の開場と同時に次々と客が訪れ、ピーク時の昼過ぎには10数人が順番待ちするほどの人気。
料金は格安だが、参加した美容師さん同士が互いの技術を競う機会にもなっており、この日を楽しみにしている常連客も多い。
今回の利用者は約150人にのぼったが、そのうちのひとり、夏休み中の3人の子どもと訪れた同区上作延の小澤恵子さんは「毎年違う美容師さんと話をするのが楽しみ。短時間にすばらしい技術で夏向きの髪型にしてもらいとてもさっぱりした」と笑顔で話していた。
050803cat2同会は、美容師の技術を提供して社会貢献をと毎年チャリティーカットを実施、収益を社会福祉団体に寄付している。社会貢献は年1回だったが、昨秋、新潟県県中越地震が起きた際、「被災者の気分転換になり、早く日常生活を取り戻してもらえれば」と同会代表の菅原さん(写真右)が仲間に呼びかけ、小千谷市や川口町の被災者が避難生活をしている体育館などにチャリティーカットのノウハウを持ち込み、カットや七五三の着付けなどのボランティア活動を数回行った。こうしたことから、9回目の今回は、復興に向かってがんばっている両自治体を引き続き支援することにした。
会場では、菅原さんらの活動を紹介したテレビ番組のビデオ上映や写真を展示。この日参加した42人の美容師のほとんどが新潟でボランティアを体験しており、客にその経験談などを語っていた。客の中には決められた金額より多く払う人もおり、集まった約15万円は小千谷市や川口町に贈られる。

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2005年7月30日

麻生区の授産学園で夏祭り

川崎市麻生区の福祉施設「川崎授産学園」で8月2日、ふれあい夏祭りが開かれる。

地域に開かれた施設をめざす同学園では、毎年この時期に夏祭りを開催、ハンデを持つ人と地域の人が一緒に盆踊り輪を繰り広げる。当日は、同園の作業作品も展示即売するほか、焼きそば、たこ焼き、かき氷などの模擬店やゲームコーナーも設ける。時間は午後5時30分〜8時15分、雨天の場合は3日に順延。新百合ヶ丘南口バスロータリーで午後3時30分・4時30分・5時30分・6時30分に学園のマイクロバスの送迎がある。問い合わせは電話044(954)5011。
交通=小田急線新百合ケ丘駅または百合ケ丘駅から千代ケ丘行き、千代ケ丘下車徒歩10分。

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2005年7月26日

7月24日に大山街道で高津区民祭:20万人がパレードなど楽しむ

050726takatumaturi1高津区民祭(同祭実行委員会主催)が7月24日、川崎市高津区溝口の大山街道一帯で催された。曇りがちで祭りにはちょうど良い天気とあって沿道はゆかた姿の家族連れやグループなどでぎっしり。昨年より1万人多い約20万人(主催者発表)がみこしや踊りパレードなど数々の催しを楽しんだ。

同祭は、区内の町会や文化協会など41団体で実行委員会(吉崎隆男実行委員長)を構成。大山街道の周辺と高津小学校、高津スポーツセンター、大山街道ふるさと館、溝口駅前など22カ所の会場でさまざまなイベントが午前9時から午後8時半過ぎまでくり広げられた。午後1時20分からは、高津スポーツセンターで阿部孝夫市長、山形清純高津区長などが参加してオープニングセレモニーが開かれ、吉崎実行委員長が「区民が自主運営し31回の歴史と伝統を重ね行事が増えた。きょうは多くの会場でさまざまな催しを楽しんでもらいたい」とあいさつ、8基のみこし連の代表が壇上に上り木遣り節を歌ってパレードのスタートを祝った。
同祭の呼び物のパレードは、6部構成で64団体が参加。午後2時40分から8時過ぎまでオープニング、音楽、バラエティー、みこし、踊り、万灯の順で沿道をにぎやかに行進。地元の小中学校が参加する音楽パレードでは、重い楽器を抱えて歩きながら演奏する子どもたちをうちわであおぐ姿も見られた。
パレード目玉のみこしのそろい踏みは、諏訪はやし連、久地神社太鼓を先導に下野毛、二子、諏訪、下作延、溝口、上作延、久地、久本の8基がくり出した。沿道がラッシュアワー並に混雑したためみこしの進行が大幅に遅れ、担ぎ手は蒸し暑さと長時間の練り歩きにバテ気味だったが、夜空に映えるみこしの提灯に沿道の観客は
「待ったかいがあった」と大喜び、祭ムードは最高潮に達した。
その後の踊りパレードは区内の町内会婦人部など17団体がそろいのゆかたで参加、「高津おどり」などを披露しながら夜の街道をにぎやかに進んだ。午後7時過ぎには、パレードを締めくくる高さ数mもある五重塔をかたどった万灯2基が登場。見物客は勇壮なまといふるいや内部に照明を入れて美しく光る万灯をうっとりと眺めていた。

このほか、二ヶ領用水から大山街道を眺めようと昨年から行われている二ヶ領用水の川下りはことしも大人気。午後1時30分から7回実施、65人の子どもがライフジャケットを付けてEボートに乗り大石橋から約150mを往復、懸命にオールを動かしていた。
高津小学校では親子で楽しめる高津わくわくフェスティバルが催され、ポニー乗馬やチャリティーバザーなどのほか、校庭ではことしも人工降雪機を使って作られた雪遊び広場がお目見えし、子どもたちは歓声を上げながら雪の玉をぶつけ合ったりミニ雪だるまを作り暑さを忘れていた。体育館ではキャラクターショーや人形劇が催され、館内をうめた子どもたちが目を輝かして見入っていた。
溝口駅前のキラリデッキではストリートミュージシャンたちのコンサートが開かれ、買物客などが足を止めて聴き入っていた。
祭りの喧噪の中、二ヶ領用水ではことしで16回目となる灯ろう流しが行われ、夕涼みの散策を兼ねて川面に揺れる幻想的な光を追う人たちもいた。

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2005年7月24日

市民・行政協働で「こまえ平和フェスタ」:朗読劇「この子たちの夏」に静まり返る会場

050724b01平和への願いを町ぐるみで高め、次の世代に伝えようと7月24日、「こまえ平和フェスタ」(こまえ平和フェスタ実行委員会、狛江市主催)がエコルマホール で催され、会場をほぼ埋めた600人余りの市民は、朗読劇「この子たちの夏」(写真)や合唱に耳を傾けながら、60年前の戦争の悲惨さと、60年間戦争がないとい う平和の尊さを再確認していた。

このフェスタは、市民団体と市が初めて合同して催したもの。小俣眞智子実行委員長が、「30000」「70000000」と書いた紙を示しながら、「地球上にはこれだけの数の核弾頭と地雷がある」とその意味を説明、憲法や狛江市の平和都市宣言の精神を受け継いでいこうと訴えた。矢野裕狛江市長、谷田部和夫市議会議長も平和の大切さと戦争をなくそうとアピール。狛江高校OBの真田智恵子さんが1982年に市議会が全員一致で採択した「狛江市平和都市宣言」を朗読した。
朗読劇「この子たちの夏」には、市民や狛江高校演劇部の部員やOBが出演、ひとりずつ広島、長崎の被災者の当時の体験談を静かに語ると、ほぼ満員の会場は静まり返り、原爆が人間にもたらす悲惨さに改めて衝撃を受けていた。
演奏では、マンドリーノTAMA、狛江市立第二中学校合唱部、調布狛江合唱団に加え、この日のために特別に結成された平和フェスタ合唱団が、平和への祈りを音楽に託して手話コーラス「折り鶴」「ビリーブ」などを14曲を披露、大きな拍手を浴びていた。

ロビーでは、原爆の被害を示した写真などのパネル展に加え、平和関係の図書の展示が行われたほか、被爆地に送る折り鶴のよびかけもあり、親子一緒になって何羽も鶴を折る姿も見られた。
これまで同市では市民と行政が別々に平和イベントを開いていたが、今回のフェスタは初めて協力し合って開いたもの。「平和憲法を広める狛江連絡会」(小俣会長)など平和団体や合唱団、朗読の会などが実行委を結成、狛江高校や二中の生徒なども加わって幅広い市民が準備を進めてきた。

2005-07-24 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース, 時事問題, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月17日

狛江古代カップ多摩川いかだレースに94チームが参加:チーム・ラフティが4連覇

05071701手作りのいかだで川下りのタイムやアイデア、デザインを競う15回目の「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(同実行委員会主催)が7月17日に行われた(写真上)
レースは、狛江市内の通称五本松から宿河原堰(ぜき)手前までの全長約1.3キロメートルの区間で23の自治体から94チームが出場して行われ、「チーム・ラフティー」が4年連続5回目の総合優勝を果たした。

■写真ニュース=出場いかだ、会場風景など572枚一挙公開
※レースの詳報、成績は順次掲載します。

05071703レースは午前9時半にスタート地点の川岸で開会式が行われ、昨年の優勝の「チーム・ラフティー」から矢野裕・狛江市長にカップの返還ののち世田谷青少年委 員会エンヤコーラ号の城沢祐一さんら4人の選手が選手宣誓。
午前10時から8チームずつが10分間隔でスタート、ゴールをめざして川を下った。エントリー した99チームのうち、5チームが当日不参加、94チームが川面で熱い戦いをくり広げ、いかだが壊れた1艇をのぞき93艇が完走した。
レースの結果は、
05071702学生の部がボーイスカウト狛江第一団ベンチャー隊(タイム=17分13秒)、レディス・ジュニアの部がフレンズレディー(14分41秒)、一般の部がチーム・ラフティー(10分51秒)(写真中)
いかだのデザインを競う企画部門の最優秀賞は飛田給小バドミントン同好会有志が選ばれた(写真下)

2005-07-17 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月13日

7月17日に狛江市で多摩川いかだレース:23地域から99チームが参加

ikada022狛江市の夏の名物行事「狛江古代カップ第15回多摩川いかだレース記念大会」(同実行委員会主催)が7月17日(雨天24日)に多摩川で開かれる。ことしは、23地域から99チームが出場、午前10時にスタートする。またゴール地点の多摩川左岸河川敷の緑地グランド公園では、昨年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた狛江市の友好都市・川口町の物産展なども開かれる。

写真=昨年のいかだレース

同レースは、1990年に「市制20周年の記念事業を」と同市のシンボル多摩川にふれる行事として40チームが出場して始まった。その後、参加者などが実行委員会を作って運営、ことし15回を数える。3回目から同市で初めて出土し土地の名前がついた「和泉式土器」をモチーフにした優勝杯を創設、その後も多摩川流域の自治体との交流を育むイベントラリーのひとつとするなど新たな取り組みを重ねてきた。ことしは、これまで支援してきた狛江市が財政難を理由に予算を全面カットするなど一時は開催を危ぶまれるほどの状況に陥った。府中、調布などの同様のイベントが昨年、ことしと相次いで中止されるなかで「先陣的な役割を果たしてきた狛江のいかだレースの火を消すな」と実行委員会の努力と参加者の熱意で開催にこぎ着けた。
レースは、通称五本松から宿河原堰手前までの1.3キロを手作りのいかだで下り、所要時間(一般、レディス・ジュニア、学生の3部門)とアイデア・デザインを競う。参加は狛江市内42の企業や団体のほか、川崎、調布、稲城市、世田谷、大田区のほか多摩川の源流山梨県小菅村や丹波山村など多摩川流域の9自治体をはじめ、23地域から出場する。全回出場が5チーム、初出場24チームとにぎやかなレースが期待できそうだ。
レースは午前10時から始まり、7、8チームごとに一斉にスタート、10分間隔で13レース行い、最終組とその前のレースは昨年の上位入賞者13チームによるシードレースとなる。また全レースが「流域チーム対抗」としてタイムを競う趣向も盛り込まれている。
スタート地点では、8時からスタート直前の10時までいかだの人気投票や優勝タイムと流域対抗優勝の予想当てクイズがある。ゴール地点では、正午から「小菅村ウルトラクイズ」を実施、優勝者には小菅村の旅館宿泊券をプレゼント。このほか10時からビール、焼きそば、かき氷などの模擬店、11時から午後12時30分までいかだこぎ体験が、午後12時30分からレースにも出場する歌手・山本智子さんと井上由美子さんのミニミニコンサートが行われる。また補助動力式のパラグライダーが会場周辺を飛び、空からムードを盛り上げるほか、午後1時30分の表彰式前にセスナ機からのパラシュート降下のデモンストレーションも行われる。
問い合わせは電話03(3480)9367木村さん。

2005-07-13 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月 8日

麻生水処理センターで7月21日にホタル観賞会

川崎市麻生区上麻生の麻生水処理センターふれあいの広場で7月21日夜、恒例のホタル観賞会が開かれる。

特定非営利活動法人「麻生環境会」(鈴木有委員長)が「いまの子どもたちにも、ホタルを見せよう」と催すもの。同会は、センター屋上や広場の利用受け付け のほか、センター内の草刈りや麻生川の清掃などを行うボランティア団体。ホタルやドジョウが住める環境を取り戻そうと10数年前から、同センター職員らの 協力を得てかつて一面の田んぼだった同所内に残る昔の水路につぎ足す形で人工の水路を作り、ホタルの住める里づくりに力を入れている。昨年夏に、特定非営 利活動法人となり、センター内や周辺の環境改善に力を入れている。
ホタルが産卵して育つ環境を作るのは難しく、95年から毎年ヘイケホタルを求め、水路上に作ったケージに入れて観賞会を開いており、毎年楽しみにしている市民も多い。
観賞会は、午後6時からだが、ホタルが光りはじめるのは午後7時ころの予定。を問い合わせは電話044(988)1254鈴木さん

2005-07-08 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月 4日

麻生消防団が小型ポンプ操法大会:東柿生分団下麻生班が1位に

050703ponpu川崎市の麻生消防団(横田豊団長)が6月26日、川崎市麻生区上麻生6丁目の水処理センターで小型ポンプ操法大会を開き、東柿生分団下麻生班が1位の優良賞に選ばれた。

050703ponpu2大会には同団の麻生東・柿生・東柿生の3分団に所属する全12班の若手団員48人が出場。炎天下の中、決められた手順に添って重いホースを抱え汗だくになりながら日ごろの訓練の成果を披露、先輩や家族から声援を受けていた。
大会の競技は4人編成の各チームが、まず重さ約80キロのポンプを持ち運び、20mのホースを3本つないでポンプから53mの地点でホースの筒先をかまえて10メート先に設置された的に放水して的を倒し、その後ホースを収納するまでの早さと正確さを競う。火災時に迅速、的確に行動するためにホース延長から放水までが45秒、収納が120秒と基準時間が設けられており、伝達時間も含め約3分間の勝負だ。麻生消防署(松尾茂美署長)の中野健二統括主幹ら8人がスピード、節度、安全性などを審査した。
競技終了後には、人命救助の時に離れた場所にロープを渡す麻生署の特別救助隊による「救命策発射銃」の模範演技が行われ、参加者は熱心に見入っていた。
大会の結果は、東柿生分団下麻生班(指揮者・志田克己、1番員・奈良勇、2番員・鈴木昌一、3番員・齊籐浩城)が優秀、柿生分団栗木班(指揮者・鈴木崇夫、1番員・小林和広、2番員・鈴木宏司、3番員・飯草昭夫)が優良賞を獲得した。また全出場者のなかから各部所の表彰も行われ、指揮者は鈴木洋(東柿生分団王禅寺班)、1番員白井兼司(麻生東分団細山班)、2番員鈴木宏司(柿生分団栗木班)、3番員緒方和哉(東柿生分団真福寺班)が選ばれた。(以上敬称略)

2005-07-04 in 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年6月17日

高津の魅力再発見:6月18日に「まち歩き」

高津区の魅力を再発見しようと6月18日(小雨決行)、「まち歩き」が行われる。まちづくり協議会が催すもので、午前10時に同区二子1丁目の二子神社をスタート、「水の歴史をしのぶ道」を歩いた後、すくらむ21で「まちを語ろう」と題して「歩きたくなる高津にしよう」をテーマに話し合いを行う。

この催しは、「ガイドブック・高津のさんぽみち」をもとに、普段何気なく通り過ぎている道をゆっくり味わいながら歩いて、見過ごしていた道の魅力を見つけてもらおうというもの。
二子神社−多摩川−久地梅林公園−久地不動尊−円筒分水のコースを午前中に歩き、午後1時から2時間、すくらむ21で道を歩いた体験をもとにグループ討議を行う。その後、第3期5回目のまちづくり協議会の全体会も開かれる。
参加は自由で、歩きやすい服装で昼食持参。
問い合わせは電話044-861-3134高津区役所地域振興課。
また、まちづくり協議会では現在、会員を募集している。

2005-06-17 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

新百合ヶ丘のあさひ銀行跡地に市民利用施設:6月18日のフォーラムで素案公表

小田急線新百合ヶ丘駅南口の旧あさひ銀行グランド跡地に建設される「(仮称)新しい市民利用施設」について素案を発表するフォーラムが、6月18日午後1時30分から4時30分まで麻生区役所で催される。

市民利用施設はグランド跡地の開発に伴って事業者の協力で整備されるもので、素案は、公募の市民や区内の各種団体の推進委員で構成する「(仮称)新しい市民利用施設市民検討委員会」が、施設の内容などついて昨年12月から検討を重ねてきた。
フォーラムでは、施設の目的や機能などの基本方針を区民提案の素案として発表、ついで参加者と委員が意見交換を行う。対象は自由で、参加は無料。
この日出された意見をふまえて区民提案をまとめることにしている。
問い合わせは電話044-965-5116麻生区役所地域振興課。

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2005年5月15日

狛江市の西河原公民館でバラ展

狛江市元和泉の西川河原公民館で14日から「狛江バラ愛好会」(代表幹事・桜岡千代子さん)の会員が自宅で丹精込めて育てたバラを展示、同館を訪れた市民を楽しませている。

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会場の約50平方メートルの展示ギャラリーには、会員12人が出品した深紅の大輪「乾杯」や薄紫色の「ブルームーン」をはじめ、ツル性やオールド、モダンタイプなど約70種類のバラがフラスコに生けられており、中には日本産の野バラなど珍しいバラもある。このほかなど小ぶりのバラは鉢で展示しており、壁には会員が撮影したバラのアップ写真やバラの彫刻なども飾られている。ギャラリーが玄関脇のため、学習室など他の部屋を利用する市民はドアをあけた途端流れてくる甘い香りに誘われ、思わず足を止め、花に見入っていた。桜岡さんの話によると、ことしは春先の天候が不順で5月に入って気温の低い日が続いたためバラの開花が遅れ、例年より種類も点数も少な目だという。
展示は15日までの2日間で、時間は午前10時から午後4時まで。

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2005年5月12日

宮前区でふれあいフェスタ:5月15日区役所一帯で多彩に

福祉と健康をキーワードに、みやまえふれあいフェスタ(同フェスタ実行委員会、宮前区主催、宮前区社会福祉協議会共催)が5月15日午前10時から午後3時まで宮前区役所、宮前市民館、市民広場を会場に催される。

区民同士の交流、ふれあいを通して豊かなコミュニティーを築き、地域の健康と福祉を考えるきっかけにしようと開かれているもので、ことしで11回を数える。
同区内の福祉や文化団体など催し18、出店15、ステージ20の合わせて53団体が参加、太鼓の演奏やフラメンコ、手話コーラスや吹奏楽、地域作業所の模 擬店、手話教室、丸太切り大会、車イス体験、シルバー囲碁大会、子ども体験コーナー、アニメ上映、ことば遊び、笑顔の絵画展、長野県佐久市の物産展など家 族で楽しめるさまざまなイベントをくり広げる。
また、健康まつり(宮前区健康まつり実行委員会主催、県公衆衛生協会宮前支部共催)も同時開催され、元気度チェックコーナー、血管年齢測定、風船バレー、講演会「血液サラサラ・食と生活の工夫」、親子ストレッチなど、健康をテーマにした企画が用意される。

会場へは当日、宮前平駅、鷺沼駅から無料の送迎バスが運行する。
問い合わせは電話044−856−3125宮前区役所地域振興課または044−856−3254地域保健福祉課

2005-05-12 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年4月28日

とどろき水辺の楽校が30日に開校イベント

多摩川をフィールドに楽しく遊びながら自然を学ぶ「とどろき水辺の楽校」(菅田木一校長)の今年度の開校式が4月30日午前10時から午後1時に中原区の多摩川河川敷で行われる。

多摩川をフィールドに楽しく遊びながら自然を学ぶ「とどろき水辺の楽校」(菅田木一校長)の今年度の開校式が4月30日に中原区の多摩川河川敷で行われる。当日は、酒井昭子さん、村崎幸代さん、深澤得こさんとジュニアリーダーのメンバーの指導で河川敷の野草をつみてんぷらやみそ汁で試食するほか、川で魚を捜す。講師は、酒井昭子さん。参加費は200円。弁当、水筒、敷物、着替え、魚網ビニール袋など持参。
問い合わせは電話044(733)3539鈴木さん。

2005-04-28 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b5) 川崎市中原区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年4月20日

狛江市の桜庭サロンで24日にオープンガーデンとミニコンサート

狛江市和泉本町の桜庭サロンが、八重桜の開花にあわせ4月24日にオープンガーデンと狛江市やその近郊に住む演奏家らによるミニコンサートを催す。
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オープンガーデンは午後2時から8時まででで、サロンで開くミニコンサートは、午後3時と午後6時の2回。出演は、チェンバロ・佐伯恵美さん。サックス奏者井関ひろしさん、琴・後藤好子さん、ギター・前島潔さんで、それぞれ異なったジャンルの曲を演奏する。コンサートは桜のドリンク付きで1500円、庭の観賞は無料。
また、同サロンではこのコンサートの出演者も23日まで募集している。演奏時間は一人約15分で、CDの販売も可能。
問い合わせは電話03(3480)6669桜庭。

2005-04-20 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年4月16日

高津区のてくのかわさきで哲学者・内山節さんの講演会

川崎市高津区溝口の生活文化会館(てくのかわさき)で4月17日午後6時30分から森の哲学者・内山節さんの講演会が開かれる。

川崎北部で自然保護などに取り組む「生田緑地・ドングリ山トラスト基金」「かわさき自然と共生の会」「川崎多摩丘陵の里山を守る会」「地球の木・ラオスチーム」「津田山緑地里山の会」「向ヶ丘遊園の緑を守り、市民憩いの場を求める会」の6団体が共催するもの。
内山さんは立教大学大学院教授で、20数年前から群馬県上野村の農家に住まいを持ち、自然、労働、森林問題について思索、NPOもりづくり代表理事を務め、「里の在処」「森に通う道—知床から屋久島まで」など山里から世界を眺めた多数の著作がある。川崎市民アカデミーの講師に長年携わり、市内にも多くのファンがいる。
当日は、自然の大切さをテーマに「森・都会・人間」と題して講演する。参加費は1000円。
問い合わせは電話044(931)3280酒井さん

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2005年4月13日

宮前区の"玄関"花で飾ろう:東名IC近くで住民が花壇づくり

050413tomei3川崎市宮前区の東名土橋公園で3月26日、「東名川崎インターチェンジ景観づくり第1回発表会 花まつり」が開かれ、地域の親子連れなど約300人が参加してインターチェンジ入り口に接する道路わきに花を植えた(写真)

「考える会」中心に景観作り事業の第1弾
川崎の北の玄関口−東名川崎インターチェンジ(IC)付近の環境を良くしようと2002年12月発足した市民団体「東名川崎インターチェンジ周辺のデザインを考える会」(小林辰哉会長)と土橋町内会(柴原忠男会長)、犬蔵自治会(村野博会長)が催したもの。考える会は、自主的な調査や勉強会を重ね、環境向上のための提案書を2003年度に川崎市に提出しており、その実現に向け宮前区役所内が事務局となって2004年4月に「東名川崎IC周辺整備推進協議会」が発足した。
花壇づくりはその第一歩で、市環境局が都市緑化を目的にした「緑の景観作り事業」の一貫として、尻手黒川線に沿った河川用地に花壇を作ることになったもの。花壇は東名土橋公園から東名IC入り口まで約130mの帯状で、面積は約300平方m。花壇の周りにはシャベル、ジョウロ、ホースリールなど日常管理に使う道具入れを兼ねた木製のベンチ5基と水道も設けられており、総事業費は約2400万円。
この日は、イヌツゲ、タマリュウなど緑色の草地と花の植栽地43カ所に、小学生や幼児づれの親子などが春から秋に花期を迎えるパンジー、ノースポール、日々草など6種類の花の苗約2000株を約1時間かけて植えた。花壇は、土橋町会、犬蔵自治会の住民が水やりなどの管理を行う。
植栽の作業前には、犬蔵中学ブラスバンド部が「ファンファー」など3曲を演奏。阿部孝夫川崎市長が会場を訪れ、「考える会から素人とは思えないすばらしい提案が出された。北の玄関の環境を良くする事業は、市民と行政が一緒になる自治基本条例のモデルとなる良い事例。市は財政が厳しいが(同会のように)自ら汗を流し、熱心に地域のことに取り組んでいる団体には援助していきたい」と激励した。
050413tomei2 作業後は、同会がこれまでの経過や今後の方針などを発表(写真)。IC周辺の土橋2丁目の「第六天遺跡」から縄文中期の土器が発掘されるなど区内は縄文遺跡が多く、それにちなんで2005年10月にIC出口植栽部分に縄文をモチーフにしたモニュメントを設置する。このほか、(1)区内の東名高速沿いの企業などの協力で建物の壁に花かごを取り付ける(2)国土交通省や日本道路公団と連携し高速道路の橋ゲタにラッピングアートを施す(3)東名ICを起点に生田緑地までを「岡本太郎ロード」と位置づけ、岡本太郎に関連した作品を設置してアートロードにするなどの将来構想が披露された。
050413tomei1 会場では、主催者が焼きそばや豚汁を用意し、植栽作業に参加した人をねぎらった。またアトラクションとして、地元の芸人古賀加津美さんとおいかどいちろうさんが津軽三味線の演奏や口から火を噴いたり獅子舞などの大道芸を披露、ロックソーラングループ「育と雅」がそろいの衣装でロックそーらんを踊った(写真)
考える会の小林会長は「地域の学校や子どもがたくさん楽しみながら参加してくれてよかった。川崎のイメージをプラスにするため、毎年新しいことをかたちにしていきたい」と語っていた。

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2005年4月10日

麻生川で4月2日に桜まつり:地元の踊りなど披露

050415asaokawa1川崎市麻生区のサクラの名所として知られる麻生川で、4月2日「桜まつり」(麻生区観光協会ほか主催)が開かれ、「麻生川さくらまつり唄」など地元の踊りが披露された。

050415asaokawa2 麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅—柿生間の共和橋(古沢交差点近く)から柿生新橋まで全長約1・3キロの両岸に樹齢30数年〜40年のサクラが約240本植えられている。「サクラを楽しみながら区民の交流を深めよう」と1994年から区内の各団体が実行委員会を作り、毎年3月の最終土曜日か4月の第1土曜日に「麻生川桜まつり」を催している。
会場はサクラ並木のほぼ中間地点の空き地。ことしは寒さの影響で開花が大幅に遅れ、大半の木はまだツボミのままだったが、川沿いには柿生駅前の商店主らによる露天も並び、まつりの始まる午後2時ごろには散策に訪れる人も増えて会場の周りに多くの観客が集まった。
050415asaokawa3会場では、和服姿の麻生区文化協会の会員やそのお弟子さんらが地元に伝わる「禅寺丸音頭」「あさおまつり唄」などを踊り始めると観客の一部も飛び入りで参加、踊りの輪が広がった。ことしは片平こども文化センターを拠点に活動する五力田ソーラン踊りの会「鳴子踊りチーム『輝楽(きら)』も初めて参加、そろいのコスチュームで「よさこいソーラン」を踊り大きな拍手を受けていた。
柿生生まれの鈴木浩一実行委員長はうらめしげにサクラの木を眺めながら「自然が相手だから仕方がないけど、こんなに開花が遅いのは初めて。それでもたくさんの人が集まってくれてよかった」とほっとした表情で語っていた。

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2005年4月 9日

麻生区で青少年ポピュラーフェスティバル:中・高校生52人がパフォーマンス

050409-03若さあふれるパフォーマンスを見てと3月26日、麻生区の新百合ヶ丘21ホールで、同区内の中学生と高校生が出演する「青少年ポピュラーフェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が開かれた(写真)

フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと催されたもので、4回目のことしは ダンス部門1、バンド部門11の合わせて52人が動物のぬいぐるみなど思い思いの衣装で熱演した。
今回は初出演団体が多く、なかには2日前に初めて全員の音合わせというグループもいたが、ステージ最後には中学卒業時から4年連続出演している「G-iron」が「このコンサートに参加するのはこれで最後です。ぼくたちのバンドの成長ぶりを聴いて下さい」とオリジナル曲を披露、観客から大きな拍手が贈られていた。
ロビーでは、「音楽練習できる場所がほしい」などと出演団体のメンバーが書いたパネルも展示された。

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多摩区でミュージック・ダンスフェスタ:16団体が能楽堂舞台で熱演

050409-02川崎市多摩区の生田緑地にある枡形山で3月26日、多摩区ミュージック・ダンスフェスタ2005(多摩区イメージアップ委員会主催)が開かれ、高校生から中年まで16団体が展望台を兼ねた能楽堂の舞台でさまざまなパフォーマンスを繰り広げた。

050409-013回目のことしは音楽部門に11団体、ダンス部門に4団体が出演。各グループは思い思いの衣装を身につけて舞台に上がり、ビートルズナンバーやオリジナルソングのほかパンク、ヘビーロックなどの演奏に加えジャズダンス、ストリートダンスなどを5時間以上にわたって熱演した。
サクラの名所として知られる会場は、昨年は花見客でぎっしりだったがことしは開花の遅れで散策に訪れる人はまばら。主催者が用意したイスも空席が目立ったが、仲間の晴れ舞台を応援しようと熱心な音楽ファン約200人が訪れ、ステージのすぐ前に立って音楽に合わせて手を振ったり、声をかけたりとライブハウスのノリで舞台を盛り上げていた。

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2005年3月25日

多摩区の枡形山で26日、ミュージック・ダンスフェスタ

川崎市多摩区の生田緑地枡形山広場の展望台で3月26日、高校生からおじさんまでが競演する多摩区ミュージック・ダンスフェスタ2005(多摩区イメージアップ委員会主催)が開かれる

音楽、踊りを通して世代間の交流や若者の地域への参加意識を高めることを目的に催すもの。ことし3回目となるフェスタには、バンド部門は11団体、ダンス部門には4団体が参加する。
出演団体は、バンドが菅中学出身で別々の高校に通う出演3回目の「うそ800」などの高校生のほか、社会人、おじさんバンドなど年代も幅広い。ロック、ポップス、パンク、ポップスなどジャンルも幅広く、オリジナル曲でライブ経験も豊富なバンドから、フェスタのためにバンド結成しこの日が初ライブというグループもある。演奏時間は1組20分。
ダンスは、区内のダンス教室の生徒などがロック、ストリート、ジャズダンスを10分間披露する。出演者たちは皆、発表の場を自分たちでつくりだしたこととと、他の出演者の演奏や演技との競演を楽しみにしている。
時間は正午から午後5時30分まで。入場は自由で無料。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。
詳細は多摩区のホームページ("http://www.city.kawasaki.jp/71/71tama/home/index.html

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2005年3月24日

麻生区で26日、中高生がダンスやバンド競演

川崎市麻生区内の中学生と高校生が出演する「青少年児童音楽(ポピュラー)フェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が、3月26日午後1時から新百合ヶ丘21ホールで開かれる。ことしは、12団体52人が若さあふれるさまざまなパフォーマンスを披露する。

フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと2002年3月に初めて開かれ、小学生から高校生が舞台で音楽やダンスを披露、自分たちが望むまちについてパネル展示で発表し大きな話題を呼んだ。
今回も麻生東地区社会福祉協議会、麻生区主任児童委員会らで実行委員会を結成、出演団体のメンバーも参加して準備を進めている。当日は出演者が交替で舞台進行や司会を担当する。
ダンス部門の出演は、昨年初出演した白鳥中学OBの「笑×笑(わらわら)」のみ。 バンド部門は、中学生4、高校生7の11団体で、トリを務める「G-iron」は中学卒業時から連続4回出演、ことし高校を卒業し今回が最後の出演となる。参加者の多くは友人が出演した過去のフェスタを見て応募した若者や、高校進学後も中学時代の同級生とバンド活動を続けているグループなど。
出演時間は1団体10分で、オリジナルダンス、人気バンドのコピー曲を演奏するが、なかにはロックのオリジナル曲を演奏する団体もある。
また、ゲストとして、新百合ヶ丘駅で時々ストリート・ライブをするプロのユニット「じみ変」が「星ふる夜はあなとと二人で」など4曲を演奏、ダンスグループ「ビバ・コリーガ」「焔舞」が「川崎おどり」と「好きですかわさき愛の歌」をミックスした「イーじゃんダンス川崎」を披露する。
ロビーでは、出演団体のメンバーが書いた「こんな居場所がほしい」のパネルも展示される。入場は無料。
問い合わせは電話044(952)5500麻生区社会福祉協議会。

2005-03-24 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生ロータリーが麻生川に小学生の美化ポスター

05032401 「お花見のときに川を汚さないで」 サクラのシーズンを前に、川崎麻生ロータリークラブ(蓬田忠会長)が3月18日、小田急線柿生駅近くの麻生川の両岸フェンスに子どもが描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示した。

05032403 麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅ー柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。しかし、川に空き缶やゴミを投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会(碓井美恵子委員長)が9年前から、区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、毎年花見シーズンを前にポスター展示を行っている。
ことしは東柿生小学校5年生102人が、昨年よりひとまわり大きいB3判の用紙に、カルガモや魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんでいる絵や、「川は1つの命」などの環境美化を訴える言葉を添えた作品を製作した。
05032404
18日はロータリークラブの会員17人が、川添いの空き地に集まり、ラミネート加工した全作品を22枚のコンパネ板に取り付ける作業を行ったのち、小型トラックで設置所まで運び、川沿いのフェンスに取り付けた。
今回は、子どもたちの作品に加え、留学生の受け入れや発展途上国の予防接種など世界的な奉仕活動を行うロータリーについての紹介パネルも展示した。
作品は4月18日まで飾られる。

2005-03-24 in 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年3月 5日

麻生区で市民団体が民俗舞踊で交流:区民も踊りの輪

050305odori1川崎市麻生区役所会議室で2月27日に「世界の歌と踊で交流」が開かれ、約60人が華麗な衣裳のモンゴル舞踊や情熱的なフラメンコを楽しんだ。

世界の伝統芸能で国際交流をと同区役所を拠点に国際交流活動をする市民団体「麻生国際しみん広場」が主催。内モンゴル芸術院卒業後に来日、モンゴル舞踊で活躍する都内在住のサラヤチチゴさんが本場のモンゴル舞踊を披露、間近で見る珍しい踊りに大きな拍手が贈られた。続いて同区上麻生で日本舞踊を教える藤間桂千歌(本名・小畑歌子)さんが弟子4人と「あさおまつり唄」「禅寺丸音頭」などを踊り、まつり唄を指導。観客は踊りの輪に加わり、はやりのマツケンサンバも踊って盛り上がった。
050305odori2ティータイムの後、同区王禅寺のフラメンコダンサー小松慶子さんが主宰する「カサブランカ」メンバー9人がギターの生演奏でフラメンコ数曲を披露。観客は小松さんの誘いでダンサーからステップを習い踊りに加わる人もいるなど楽しいひと時を過ごしていた。
地域の福祉施設などで200回以上の踊りのボランティア活動を続ける小松さんは「お客さんのノリがとてもよく、一緒におどって楽しかった」とニッコリ。主催者は、見るだけでなく体験もできてよかった。また楽しいイベントで国際交流を深めたい」と話していた。

2005-03-05 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年3月 2日

高津区溝口で大山街道フェスタ:人気を集めた大ナベの湯豆腐

050302ooyama川崎市高津区のメインストリート・大山街道沿い 溝口南公園や高津図書館などで2月13日、「大山街道フェスタ」が開かれ、名物の大なべの湯豆腐や買い物などを楽しんだ。

写真=人気を集めた直径4mの大鍋で作る湯豆腐(上)、溝口緑地の大山街道物産市

市内でも最も古い商業地のひとつ大山街道の商業振興と歴史文化の掘り起こしを図ろうと、大山街道活性化推進協議会が主催したもの。2回目のことしは、おだやかな日和に恵まれて、昨年より1500人多い6500人が会場を訪れた。
05030200yama2人気を集めたのは溝口南公園で行われた「大山仙人鍋・高津ゆどうふ」。午前10時30分のまつりの開始とともに人が並び始め、実行委員らが区内の豆腐店で作られた豆腐を直径4mの大ナベに入れる作業を見ながら配布を待っていた。会場では、湯気の立つあたたかな豆腐を食べながら、和やかに談笑する親子連れなどで賑わい、午後1時過ぎには用意した500丁1000食を配り終えた。
溝口緑地では図書館へのアプローチにノボリ旗を並べ大山街道物産市と銘打って街道沿いの商店などが出店、うどんや赤飯などの軽食販売や陶芸家の濱田庄司にちなんで益子焼きの販売などが行われラッシュ並みの混雑、野菜の即売会場では区内産のネギやトマトなどが約40分で売り切れた。緑地では、大きな荷物を持つ家族連れや小春日和のなかでうどんやポップコーンをほおばりながら若手ミュージシャンの演奏を聴きながらのんびりと休日を過ごす若者もいた。
沿道では大山街道ウォークも行われ、ボランティアのガイドで藏づくりの老舗などを見て回る熟年連れも多かった。

2005-03-02 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月22日

狛江の文化・芸術の祭典に中越地震被災地の星野和久町長が参加

050224hosino2狛江駅前のエコルマホールで1月29日、狛江市内の4つの地域センターの初の合同発表会「狛江の文化・芸術の祭典 がんばれ!川口町」が催され、900人を越える市民が参加した。会場には、新潟県中越地震で大きな被害を受けたふるさと友好都市の星野和久川口町長が訪れ、矢野裕市長から義援金1000万円の目録を手渡された。

祭典は、野川・上和泉・岩戸・南部の各地域センター運営協議会が、他のセンター利用者との交流を深め、合同で大きな催しを行おうと昨年春に企画、実行委員会を作って主催した。初の祭典を記念し、文化を通してふれ合いを深める「川口町の支援」を呼びかけ、支援・救援パネル展や義援金の受け付けを行い、約18万円の義援金を集めた。
星野町長は狛江市民の支援に対して直接お礼を述べたとこの催しに参加。開会に先立ちステージに登って深々と頭を下げて謝辞を述べてから現地の生々しい被害の状況、被害直後の不眠不休に続き地震計を備えた部屋での仮眠など自らの体験を交え「生活全体が破壊されたなかでは、1自治体では何もできない。応急生活ができるようになったから、はじめて中・長期の復旧・復興にむけて仕事に取り組めた」などと語った。
050224etegamiロビー入り口付近には、狛江郵便局の協力で「絵手紙発祥の地・狛江から川口の町民を励そう」と絵手紙体験コーナーを設け、東野川に住む日本絵手紙協会・小池恭子さんと絵手紙サークル「ポップアップ」「野ばら」の有志が制作を指導。親子連れから熟年まで幅広い年代の市民が次々訪れ、短時間で野菜やポストなどの絵に「春よこい」「風邪ひかないで」などぬくもりのある言葉を添えて作品を制作した。絵手紙初体験の記念にと持ち帰った分を除き、約60通の絵手紙は、小池さんの手紙を添えて、川口町役場に贈られた。
ロビーには各センターで活動する14団体がペン習字、水墨画、俳句、書道、陶芸、油絵、折り紙、刺しゅう、フラワーアレンジメント、染色などの作品が展示され、熱心に見てまわり市民が多かった。
050224tateステージでは、24団体が民謡、詩吟、舞踊、フラダンス、ジャズダンス、カラオケ、コーラスなどのほか一風変わった帯の結び方を披露する着物着付けなど日ごろの成果を大舞台で披露した。出演団体のほとんどが各センターで活動するグループの単独発表だったが、岩戸地域センターの「扇の会」と野川地域センターの「麻乃会」は、この日のために殺陣と踊りで構成する創作舞踊「それは恋」を合同で発表、客席からは出演者に大きなかけ声がかけられていた。
フィナーレは、被災地の1日でも早い復興への祈りを込め、狛江マンドリンギタークラブの演奏、手話ダンス「レインボー・ステラ」の踊りで、観客が「見あげてごらん夜の星を」を歌った。
合同作品を手がけた野見山栄子実行委員長は「開催が危ぶまれた時期もあったが、川口支援をきっかけに4つの運営協議会の協力体制や参加団体の意識も変わり、大勢の参加で楽しいひとときを過ごせ、初の祭典を無事に終えることができた。毎年は無理でも、またこうした機会を作りたい」とほっとした表情で語った。

2005-02-22 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月21日

2月21日から丸山永畝展:スケッチ1193点でしのぶ半世紀前の田園・狛江

05022101半世紀前の狛江の風景を描いた日本画家の写生帳が同市内でさきごろ見つかり、2月21日から小田急線狛江駅前の泉の森会館で初公開される。

「丸山永畝(えいほ)スケッチ展 よみがえる狛江『村』の風景」(泉の森友の会主催、NPO法人k-press/狛江のまちを考える会共催)は、富士を望む多摩川のほとり、広がる田畑に実る作物、雑木林に点在するかやぶき屋根の家々、小川で野菜を洗う人々など都市化の波が訪れる前の昭和20年代半ば、田園地帯だった狛江を描いたスケッチ画1193点を縮小印刷して展示する。会場にはスケッチ画のほか狛江市岩戸北の自宅で丸山画伯と同居していた長男の丸山督雄さん(85)から借りた肉筆画3点と絵筆、落款(らっかん)、画伯が長女の初節句に贈った手製のひな人形も飾られる。
いきいきとした筆使いで描かれたスケッチには、描いた日付とおおよその場所が書き込まれており、多いときは毎日数枚描いている。
本画を描く時に必要となる素材の動植物や風景を記録するために描いた側面もあるが、当時の写真も少ないだけに、半世紀前の風景や生活を知る上でも貴重な資料になると、専門家からも注目を集めている。また、昔の狛江の地図も展示、描かれた風景を覚えている人からその場所に印を付けてもらうコーナーも設ける。
丸山永畝(本名・忠治郎、1886〜1962年)画伯は、長野県上諏訪町(現・諏訪市)出身で、画家をめざして20歳で上京。花鳥画の大家として知られる荒井寛畝に師事し、寛畝が主宰する会のほか文部省美術展覧会、帝国美術院展などに出品、入選作もある。主に軸物、屏風、襖絵などの作品を手がけ、代表作としては昭和初期に描いた目黒雅叙園所蔵の「叢中」、郷里の諏訪法光寺の「梅園」などがある。同門の画家らと若いころからしばしば写生に出かけ、和綴じの写生帳を数多く残した。
スケッチ展は、遺族の督雄さんの知り合いの主婦からの連絡で写生帳を見せてもらった中和泉の稲葉和也さんの発案によるもの。稲葉さんは古民家の専門家で世田谷区の文化財保護審議会委員を務めており、写生帳に描かれた多量のスケッチを見て「狛江の原風景が描かれている」と感動、資料的価値が高い、とまとめて保存するよう遺族に要請。その結果、遺族からの申し出で、世田谷区立郷土資料館に寄託された。
寄託されたスケッチは全部で約2万点にのぼり、これまでに戦後狛江に住んでから以降の約8000枚が整理され、うち狛江市内を描いたものが1193枚あることがわかった。郷土資料館では、3月に寄託品の展覧会を催すが、それに先立ち狛江市内を描いた分を地元で初公開することになった。
会場には、はがき程度の大きさに縮小印刷したものを17枚のパネルにして展示してある。展示にあたった人たちは、「すごい数でびっくりした。1点ずつ見たら時間がかかりそう」と丸山画伯の画業と緑豊かな農村地帯だったころの狛江に思いをはせていた。
同展は2月27日までで、時間は午前10時〜午後8時。入場は無料。
問い合わせは泉の森会館(狛江市元和泉1−8−12)電話03(5497)5444。(交通=小田急線狛江駅北口下車徒歩1分)
■関連記事=丸山画伯スケッチのポストカード販売

2005-02-21 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月12日

麻生区で2月19日、自然エネルギー促進の講演会

川崎市麻生区役所、太陽光発電機設置2周年を記念して、自然エネルギーについて理解を深めてようと2月19日に講演と太陽光発電機の見学会が開かれる。

講演は、午前10時から区役所第1会議室で環境教育コーディネーターの小澤祥司さんが「自然エネルギーがまちにやってくる」の演題で講演、その後、同区役所に庁舎屋上に設置された太陽光発電装置を見学する。参加は自由で、定員は先着100人。
同区役所では、川崎市地球環境保全行動計画推進会議・市民部会委員の同区上麻生の飯田和子さんらが地球環境保全に向け自分の住む町で市民としてできることをと太陽光の利用を区に要望。同区では、2002年に区制20 年記念事業として設置することを決め、飯田さんをリーダーに市民を巻き込んだ麻生区自然エネルギー活用促進実行委員会を作って活用促進イベントを開催している。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

2005-02-12 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月 7日

多摩区の生田中学で同窓会と在校生320人が樹木の手入れ

050207ikutyuu01母校の環境を整えようと2月6日、川崎市多摩区の生田中学(橋本英雄校長、生徒数435人)で同窓生や教職員、現役中学生約320人が参加して、校庭に生い茂った樹木の枝下ろしのボランティア活動を行った。

写真・上から=クレーンで校舎近くの幹を伐採、同窓会員、小枝をチョッパーにかける同窓会員と掻き集める在校生
作業

050207ikutyuu02 同校は1947年、新制中学スタートと同時に開校した市内16校のうちの1校。開校当時は、生徒が他校から机を運び、親も参加して校庭の地ならしをした歴史を持つだけに、昔の卒業生は学校への愛着がひときわ強い。開校時にあった木や卒業記念樹が成長し、隣接道路を覆ったり、教室に日が当たらなくなるなど樹木の手入れが行き届かない現状を見かね、同中学同窓会の笠原登会長らが、同窓会活動の一環として樹木伐採をかって出た。
2002年10月に校門付近の一部の樹木の枝下ろしを行ったのを手始めに、2004年1月には造園業を営むOBらがクレーン車を使って校舎西側の樹木の枝下ろしや幹を短く刈りこんだ。そのかいあって、校庭が明るくなり、冬場の霜解けも早くなったという。
3回目のこの日は、熟年を中心に約50人の同窓生やその息子、橋本校長ら教職員24人のほか、学校からの呼びかけで部活に所属する生徒を中心に昨年の倍近い227人が参加。PTAからも大竹薫会長以下約40人が、都合のつく時間に作業に加わった。また寒中の作業をねぎらうため、女性の役員9人が豚汁やおにぎりを作り、参加者にサービスした。
050207ikutyuu03作業は、午前9時からクレーン車3台を使い、校庭南側のマツやヒマラヤスギの枝落としや校舎よりも高くなった木を刈りこんだ。4班に分かれ、部活毎に90分交代で参加した生徒は、父親よりも年上の先輩の手ほどきで落とされた枝をノコギリで切ったり、小枝を軽トラックに積み込む作業などに汗を流した。校庭ではゴミを減らそうと、堆肥にするため葉のついた小枝をチョッパーで粉砕する作業も行われ、OBの農家などに引き取られた。
笠原会長は「同窓生も生徒も昨年以上に参加し、作業も効率よくできた。今後も母校の環境を整える活動を続けていきたい」と話していた。

2005-02-07 in 04)教育・子ども , 09)市民活動, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

フルーツパークがナシ栽培講座:市民の就農者を養成

050207nashi01「多摩川ナシ」のブランドで知られる川崎のナシ農家を支援しようと、川崎市フルーツパークが生産技術者の養成事業に乗り出した。この事業は、一般市民を対象にした「多摩川ナシ栽培支援講座」で、2年間にわたりナシの栽培・販売の作業を体験、一定期間出席した市民には修了証を交付し、人手不足に悩む生産者に助っ人として派遣することも視野に入れており、農業就労を希望する都市市民の手で生産者を支援する内容。2月10日午後2時から、フルーツパークで受講希望者に説明会を開催する。

写真=ナシの人工授粉作業

「長十郎」のふるさと川崎市は、江戸時代初期の17世紀半ばには大師河原(川崎区)でナシが栽培された記録がある。江戸時代から明治にかけて南部地区で特に盛んだったナシは、生産地が徐々に多摩川を北上し、最盛期の1939年には作付け面積が約230ha以上と関東一の生産地となるほどの発展を遂げた。
都市化とともに栽培面積が減ったが、現在でも多摩区を中心に約44ha、180件の農家が生産しており、生産技術も高い。しかし、小規模な生産者のなかには、高齢化で後継者不足に悩んでいる人も多い。ナシは、木を植えてから出荷できるまで10年以上かかるため、新たな作付けの拡大は難しく、将来にわたって安定した生産は、危ぶまれ始めている。
川崎市は、1959年に「よみうりランド」遊園地隣の多摩区菅仙石にフルーツパークの前身「園芸技術普及農場山地果樹試験場」を設置、丘陵地のナシ栽培の技術向上や農家の指導、研究を行っており、生産農家の信頼も厚い。生産者の中には、単なるお手伝いではなく、仕事を任せられる人を望む声もあり、一方、都市住民の中には、農産物の生産に汗を流し就農を希望する人もいることから、今回の講座が企画された。
講座は4月開講で、原則毎月1回。1年目はフルーツパークで職員から栽培全般の基本的な学習と実習、2年目は協力農家で実習を中心に学ぶ。実習の内容は、人工授粉、摘花、袋掛け、病害虫防除、こずえの管理、収穫、販売実習、土作り、せん定など。2年間で21回の講座のうち、17回以上参加した市民に修了証を交付し、援農者名簿に登録、受け入れ先の農家があれば、助っ人として有償で働く。
対象は、川崎市内在住の65歳以下で講座終了後に援農に参加できる、ナシ栽培に興味や関心がある人。費用は、1年目が2400円、2年目が7000円。このほか教科書代1100円程度と保険料(実費)。作業服、靴、せん定ばさみなどの道具を持参する。定員は20人で応募多数の場合は抽選。
申し込みは、往復葉書の往信欄に郵便番号、住所、氏名、生年月日と年齢、電話番号、応募動機、返信欄に自分の郵便番号、住所、氏名を記入して2月18日(必着)までに〒214-0006川崎市多摩区菅仙谷3-17-1 川崎市フルーツパーク多摩川ナシ栽培支援講座」係へ郵送する。
問い合わせは電話044(945)0153。
フルーツパークのHPでも詳細が載っている。("http://www.city.kawasaki.jp/28/28fruits/home/parkhp/top.htm

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2005年2月 5日

高津区溝口で2月13日に大山街道フェスタ:活性化めざし溝口緑地などで

川崎市高津区のメインストリート—大山街道を見直そうと溝口緑地(高津図書館前)、大山街道ふるさと館などで、2月13日午前10時30分から午後2時30分まで「大山街道フェスタ」が開かれる。

大山街道活性化推進協議会が主催し、街道沿いの商店会や高津区観光協会、区高津区役所などが共済する。同協議会は、市内でも最も古い商業地のひとつ大山街道の商業振興と歴史文化の掘り起こしで、大山街道を活性化を図ろうと2003年5月に地元商店街や町会など37人で発足。2004年2月に地元市民による初のフェスタを催し、街道ウォークなどが人気を呼んだ。
大山街道は、赤坂御門を起点に伊勢原から大山阿夫利神社に至る「大山詣で」の道として古くから親しまれた。高津区の街道沿いは江戸時代は多摩川の宿場町として栄え、江戸や明治に開業した店が多く残り、作家・岡本かの子、陶芸家・浜田庄司の生誕地としても有名だ。
主なイベントは、溝口緑地では大山街道物産市と銘打って街道沿いの商店の出店、新鮮野菜の直売、フリーマーケット、うどん・赤飯の販売、きらりコンサートなどに出演する若手ミュージシャン4組の音楽演奏、区の花・スイセンの配布など。
大山街道ふるさと館では、落語、津軽三味線の演奏、「打ち菓子」づくりの実演、大山街道や高津区民祭の歴史を紹介するパネル展を開く。
溝口南公園では、大鍋で作る「大山仙人鍋・高津ゆどうふ」を11時30分から配付、ミニSL、高津区健康の森の竹を使った遊びなど。
このほか 区内の名所案内の活動を続けるシルバーガイドメンバーが、大山街道を歩きながら解説する「街道ウォーク」(大山街道ふるさと館で受け付け)、高津こども文化センターで大山街道にちなんだ昔話の読み聞かせ、糀ホールでクラッシック音楽会(入場無料)などが催される。
参加は自由で、雨天の場合は一部の催しが中止となる。
問い合わせは電話044(861)3133高津区役所地域振興課。

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2005年2月 2日

二ヶ領用水のフェンスを高津区民が投票した色に塗り替え:濱田橋〜平成橋の500m

050202fennsu01川崎市内を北南に流れる二ヶ領用水のフェンスを、周辺の風景に調和したものにしようと、市民が投票で色を決める試みが高津区で行われ、1月下旬から採用された濃い緑色への塗り替え工事が始まった。

写真・上から=投票する委員、現場で話し合う水辺の風景部会委員、開票風景

工事を行っているのは、大山街道と交差する高津区溝口1丁目、3丁目付近の濱田橋から平成橋の約500mの区間。
投票を企画したのは、高津区まちづくり協議会の「水辺の風景部会」(川崎泰之部会長)。まちづくり協議会は、地域の諸問題を住民が話し合い、行政と協働で住みよいまちづくりを進める団体で川崎市各区に置かれ、公募や団体推薦の区民が参加してさまざまな活動を行っている。
050202fennsu03同部会では、用水のフェンスの塗り替え工事が今年度に行われることを知り、その塗色に区民の意見を反映してもらおうと、検討を行うことにした。これまでの青緑色は明るすぎてフェンスが目立ちすぎ、周辺の街並みや枝垂れサクラの並木となじまないなどの意見が出された。こうしたことから塗り替え工事を担当する高津区建設センターと話し合い、街並みに調和する落ち着いた色を採用することで合意、焦げ茶色、濃い緑色の2種類を候補に選び、投票することになった。
同センターは、見本として12月20日に濱田橋付近の左右両側のフェンスに2種類の色を塗って協力。部会では投票を呼びかけるチラシを300枚用意して川に面する家に配布したほか、フェンスにも取り付けた。投票箱は川崎部会長が千年の健康の森から切り出した竹に穴を開けて作成、川沿いのフェンスに取り付けた。
050202fennsu021月2日から8日の昼過ぎまで行われた投票には、白票も含め65票が投じられた。1月8日午後2時から部会員約10人の立ち会いで開票が行われ、緑色が45票と茶色の7票を大きく上回った。川崎部会長は「実験的な試みに、予想以上に多くの人が投票してくれ感謝している。こんなに票差が出るとは思わなかったが、街に調和する色に決まってよかった」と話した。また、委員の一人で色彩計画家・吉田慎吾さんは「色の要素のひとつ、彩度を押さえると川やサクラがきれいに見える」と結果を評価している。
西村孝彦・区建設センター所長によると、区内の二ヶ領用水の長さは約3kmで、今年度の500mを手始めに、下流に向かって毎年少しずつ市民が決めた色に塗り替え、濱田橋より上流のフェンスは、塗り替えて間もないため下流の塗り替えが終わってから考えたいという。

2005-02-02 in 01) 自然・環境, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月31日

多摩区役所で2月4、5日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介

市民が調べた江戸時代の宿場町・旧津久井街道歴史マップやごみ集積所の実態調査など、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第3回まちづくりフェスティバル」が、2月4日、5日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階のアトリウム(吹き抜け通路)で開かれる。

フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会に参加する区民58人が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、昨年の活動報告をする。
4日はおとな対象の報告・発表で「まちづくり広場〜こんな活動をしています」、5日は親子を対象に「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する旧津久井街道歴史マップは、文化教育部会が地域の古老などから聞き取った話と、登戸の渡し場から小泉橋までの江戸時代の街道筋にいまも残る北向き観音、水争いの供養塔、文学碑など史跡の紹介や昔の写真をまとめた労作。このほか、区内の防犯マップ、放置自転車対策、福祉散策マップ(向ヶ丘遊園〜広福寺コース編)、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介、どんど焼きやお盆など伝統行事の一部を載せた歳時記などをパネルで展示する。
来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の6日〜16日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3131地域振興課。

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2005年1月26日

大山街道ガイドマップが完成:史跡などを紹介

高津区の大山街道の史跡などを紹介した『大山街道と周辺マップ』がこのほど完成した。

大山街道は「矢倉沢往還」とも呼ばれ、江戸の赤坂御門と大山(伊勢原市)を結ぶ道として古くから親しまれ、二子、溝口は宿場として大山詣での人々でにぎわった。また、茶や真綿、たばこなどの輸送路としても盛んに利用された。
同区では、シンボルロードとして多くの市民に親しんでもらい、街道沿いの商業振興や文化や歴史の掘り起こしのきっかけにしようと2003年に大山街道活性化推進協議会を結成、その活動の一環としてマップを作成したもの。
A3判のマップは1色刷で、両面に街道沿いの史跡や旧家などを写真入りで紹介したほか、公共施設、トイレなどの位置を記し、散策に役立ててもらえるよう配慮している。
1万部を印刷、区役所、支所、図書館、市民館などのほか、街道沿いの商店で希望者に配布する。
マップは協議会の委員がデザインや掲載内容などを決め、印刷代は街道沿いの商店の協賛金でまかなった。
また、2月13日午前10時30分から午後3時30分まで大山街道ふるさと館、高津図書館前などで開かれる「大山街道フェスタ」のPRにも役立てる。
問い合わせは電話044(861)3140高津区役所地域振興課まちづくり担当。

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2005年1月21日

川崎教育文化会館で1月22日に教育基本法改正の反対集会

国会上程について政府与党間で協議中の「教育基本法」の改定案について、その問題を明らかにする「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会」が、1月22日午後1時30分から川崎市川崎区の川崎市教育文化会館で開かれる。

改正案はエリート選別や愛国心強要なども盛り込まれる危険性が高いと言われており、県内の教師、弁護士市民運動家ら構成する「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会実行委員会」が主催、収容人数が1900人と大きなホールを持つ同会場が県会場となった。同会では「教育基本法の『改正』であなたも、こどもも危ない ここでとめなきゃ、いつ止まる」のキャッチフレーズで参加を呼びかけている。
集会は、教師や親の立場から考えるパート1「先生が熱く語る教育基本法顔悪をめぐる『昨日』『今日』『明日』」と、なし崩しに戦争への道を歩み始めることに疑問を持つ立場からパート2「ここで止めなきゃ、いつ止める」の2部構成。パート1には東京大学・高橋哲哉さん、社会臨床学会・小沢牧子さん、国際基督教大学の藤田英典さんのほか、県内の小・中・高校の教師が、教育現場の実情を話す。パート2は漫画家・石坂啓さん、千葉大学・三宅晶子さん、松山大学・大内裕和さんのほか、厚木基地の騒音問題など沖縄に次ぐ基地を抱える県内のさまざまな立場の市民が発言する。
集会前の午後1時からは、沖縄の島歌などを中心に歌っているユニット寿(kotobuki)のピースコンサートも催される。また、集会後は、参加者が鳴り物入りで会場から川崎駅までパレードを行う。
参加は、資料代500円(高校生以下は無料)、2歳以上の保育もある。また、駐車場(川崎競輪場内)もある。
連絡先は電話044(922)4917ぐらす・かわさき/044(211)0121川崎合同法律事務所。

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2005年1月13日

各地で小正月行事のどんど焼き

正月飾りや書き初め、護摩札、ダルマなどを焼き、無病息災を祈る小正月の伝統行事のどんど焼きが行われる。

多摩地区では昔、村境の路上に竹でやぐらを組み下にカヤや稲ワラを巻いて小屋を作って中に守り神の石を入れ、外側にお飾りをくくりつけて焼き、外部からの疫神や悪霊の進入を防いで地域の安全を守ると伝えられ、「賽の神(さいのかみ)」「セイノカミ」「左義長」などとも呼ばれた。このため、同じ村内でも地域毎に講を作って辻ごとに行う地域もあり、今でもその慣習を守って昔ながらのやり方で実施している地域もある。また、お飾りを焼いた後のおき火で小枝に各家庭で手作りしたダンゴをさして焼き、それを食べると風邪をひかないなどと伝えられている。
昔は、暮れのうちから縄をなって材料を用意し、松の取れる7日過ぎに子どもたちが地域を回ってお飾りを集め、お駄賃をもらって竹などを使って組み立て、14日の夜に行っていた。最近は人が集まりやすい土曜・日曜に変更したり、広い空き地がなくなりダイオキシン問題で取りやめにするところも出てきている一方、伝統的な風習を学校行事として取り入れるところも出始めている。
日程は次の通り。

>麻生区<
◆上麻生東町内会=1月14日午後3時30分点火、麻生水処理センター。午後3時ごろまで町内会会員にダンゴを販売。電話044(988)1254鈴木
◆岡上・谷戸地区=1月14日午後4時点火、谷戸の田。ダンゴ持参。電話044(988)1374鳥海
◆岡上=1月14日午後5時点火、岡上神社駐車場。ダンゴ持参。電話044(989)4735岡上神社
◆王禅寺・谷戸地区=1月15日午後3時点火、琴平神社第1駐車場。正月飾りをかがり火をたく。電話044(988)0045琴平神社。
◆黒川=1月15日午後5時点火、上黒川(汁守神社先の田)、下黒川(黒川駅東側、営農団地入口高台)の3カ所。7日に子どもがお飾りを集める。ダンゴ持参。電話044(988)1080川端
◆金程=1月16日午前8時30分点火、金程小学校。豚汁配付やダンゴ販売。電話044(966)5221金程小学校。
◆王禅寺・入口地区=1月16日午前10時30分点火、バス停王禅寺口近くの通称「ちびっこ広場」。電話044(988)0080尾作
◆王禅寺・日吉地区(王禅寺東)=1月16日午後1時点火、日吉会館前の休耕田。地域の子にミカンとダンゴを配る。電話044(955)5822龍崎
◆早野=1月16日午後2時点火、子丿神社付近の田。子ども会がダンゴなどを販売。電話044(988)3247高瀬
◆栗木=1月16日午後3時点火、栗木御嶽神社。神官のおはらいあり、ダンゴ、甘酒の配付やだるま販売。電話044(989)4735栗木御嶽神社。

>多摩区<
◆宿河原・船島地区=1月14日午前9時点火、船島沓稲荷前(二ケ領宿河原取水口付近)。船島地区の講中32戸が行う。電話044(922)3882関山
◆八雲神社(多摩区菅2丁目)=1月15日10時、神官が神事を行った後点火。甘酒配付。電話044(911)8051八雲神社

>宮前区<
◆有馬=1月14日午後2時ごろ点火、有馬神明神社。持参したダンゴを焼いて食べる、ミカン配付。電話044(855)4587清水
◆菅生=1月16日午前11時点火、菅生神社。前日にダンゴ作り。当日午前10時から子どもを対象に花の寄せ植え作り。電話044(977)6746岩村
◆野川=1月16日午前11時点火、西野川小学校。おやじの会が開催、もち持参。電話044(766)3877西野川小学校
◆平=1月16日午後4時点火、相鉄ローゼン裏。午後1時ごろから子ども会でまゆ玉ダンゴを作る。ミカンなど配付。電話044(877)3614植木

>高津区<
◆久末=1月14日午後3時点火、久末小学校。配られたもちを竹にさし、焼いて食べる。電話044(777)6533久末小学校。

>狛江市<
◆多摩川=1月16日午前10時点火、多摩川水道橋下流(狛江側)河川敷。ボーイスカウトが15日午後から多摩川で小屋を組む。甘酒・汁粉の配付。電話03(3430)6904服部

>町田市<
◆三輪=1月14日午後4時ごろ点火、四ツ木橋公園。子ども会がくしを用意。ダンゴは持参。電話044(988)0661石井
◆能ケ谷町=1月14日午後4時30分点火、能ヶ谷神社境内、小屋は作らずお炊きあげ。子どもにミカン、菓子を配る。ダンゴ持参。電話044(988)2278中村
◆大蔵町=1月14日午後5時点火、大蔵小学校。小学生がお飾りを集めながらゴミ拾いを行う。電話042(735)2105中溝

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2005年1月11日

麻生区の金程小:どんど焼きの小屋づくり

050111dondo川崎市麻生区の金程小学校(黒田為校長、児童数444人)の児童有志が、地域のおとなの指導でことしも1月8日と9日にどんど焼きの小屋作りに取り組んだ。

写真=どんど焼きの小屋を製作中の人たち(9日)

校庭には地元のおとなが作った直径7m、高さ約10mの小屋と、児童が作った直径3m、高さ5mの小屋が親子のように2基並んだ。どんど焼きの点火は1月16日午前8時半で、校庭には当日にたきあげる正月飾りの置き場所も用意されている。
子どもたちのどんど焼きの小屋作りが初めて行われたのは2004年。毎年どんど焼きの小屋作りを行っている元同小PTA会長の金程4丁目の伊藤清志さんが「昔は地域のこどもたちが中心になってどんど焼きを行っていた。完成したものを見るだけよりも体験した方が理解も深まり、地域への愛着も生まれる」と学校に働きかけ、4年生以上の児童40数人が参加して行われた。
050111dondo2今回は、12月に4年生以上の児童に呼びかけたところ、8日は70人余りが、9日には約60人が参加した。同小卒業生で東生田高校3年の宮田慎吾さんをリーダーに、初日は学校から500m離れた場所からの竹運び、小屋の支柱立て、割った竹を支柱に荒縄でしばりつける作業。2日目はカヤを支柱にしばり、その上から葉のついた竹の小枝を飾り付けるという全行程を体験した。 おとなに比べて体力がないため縄結びなど大変な仕事もあったが、昨年体験した子どもや親子参加も増え、作業はスムーズに進んだ。
昨年は学年制限で参加できなかった4年生の高山紗希さんは「1日目の竹運びは手が痛くなって筋肉痛になったけど、縄でしばったりするのがおもしろかった。ここにきたら、仲よしの友達もいて楽しかった」とにっこり。
黒田校長は「作業に疲れた子どもたちが飽きないよう、地域の人が竹細工や遊びを用意して指導するなど、地域のさまざな年代の人とふれ合う機会を作ってもらい感謝している。できあがった小屋は学年ごとに授業などに利用したい」と喜んでいた。
同小学区の金程地区では、区画整理で中断していたどんど焼きが10数年前に小学校予定地で復活。1992年から金程、向原、金程富士見会の3町会で実行委員会を作り、同小PTAの協力で校庭で毎年開催している。毎年1月初めの土曜、日曜の2日間に有志が参加して小屋を製作、復活当初は昔から住んでいた元農家の中高年の人が中心だったが、最近は転居してきた新住民も加わっている。また、3町会が毎年交代で昼食やおやつの用意を担当、ことしは向原町会(小島一雄会長)の女性約20人がおにぎりやおでんを差し入れて製作者を応援するなど、いまでは地域のきずなを深める重要な行事になっている。

写真下=児童が作ったどんど焼きの小屋の前で記念撮影

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2005年1月 8日

長十郎の里帰り:多摩区から川崎区へ市民120人が大八車で苗木運び

05010901川崎を代表するナシ「長十郎」を、生まれ故郷の川崎区大師によみがえせる「長十郎の里帰り」の1日目のイベントが1月8日に行われた。多摩川を拠点に活動する等々力水辺の楽校の会員、多摩川を散歩中の親子などのべ120人が現在の産地の多摩区から大八車に載せた苗木を、寒風の中、多摩川の土手をのぼり旗を手に、かけ声をあげながらでふるさとをめざし、15km道のりを8時間かけて運んだ。

05010903苗木は、大師生まれの長十郎を祖先に多摩区のナシ農家が栽培した3年もので、高さは約2m。運搬は、約100年前に大師から多摩区に運ばれてきた当時を再現しようと、背中に多摩川の「多」の字をあしらった紺色の印ばんてん、編み笠、紺のももひきに地下足袋といういでたちのスタッフを中心に、日本民家園から借りた幅122cm、長さ305cmの大八車を利用し、徒歩で行われた。
05010905イベントを企画した多摩区の俳優中本賢さんが主宰する多摩川クラブ、稲生ロータリークラブ、慈酒の会など約40人のスタッフは、そろいの衣装で多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館を午前7時に出発。6km先の二子橋からは一般市民も参加、稲生ロータリークラブが豚汁や果物をふるまった。また昼食地点の丸子橋では、「地産地消に取り組む趣旨に協力したい」と川崎市地域女性連絡協議会が、おにぎりや豚汁、お汁粉を用意して寒い中を歩く参加者をねぎらった。丸子橋からガス橋までは、子どもたちも大八車を交替で引き、パレード行進した。一般参加はガス橋で解散し、その後は歩道が狭い一般道を使うため、スタッフがこの日のゴール地点の幸スポーツセンターまで運んだ。参加者は「寒かったが、昔の道具を使ってのんびり歩き楽しかった」などと話していた。
0501090405010902大師地区は、江戸時代から果樹栽培が盛んで「多摩川梨」のブランド名がつけられ、全国的に有名なナシ産地となった立役者「長十郎」のふるさと。工業化が進み、いまはナシの木はなくなったが、明治時代の俳人・正岡子規も川崎大師などを訪れた際、ナシにちなむ俳句を詠んでおり、川崎大師境内には、長十郎発祥の地の石碑もある。発祥の地に長十郎を植えることで、地場産業や川崎らしさを見直し川崎への愛着と誇りを持とうと催された 。
10日には、幸区役所を午前9時に出発、栄町商店街、チネチッタ商店街、川崎銀座街など幸区、川崎区の商店街で長十郎のふるさと帰りをアピールしながら約6キロ先の若宮八幡宮までパレード。午後3時30分から新成人や長十郎の発見者・当麻辰次郎さんの孫などが参加して植樹式を行う。

2005-01-08 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生区文化協会が七草がゆの会:材料も炭も地元産の麻生の味に舌鼓

050108nanankusa川崎市麻生区役所で1月7日、麻生産の米やモチ、野菜、炭で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、暖かな日差しの中で子ども連れの主婦やお年寄りなど300人が「ふるさとの味」を楽しんだ。

050108nanakua05会場の区役所広場に、午前9時からかまどと大きな釜を2つ並べて準備を始めると、湯気に誘われて気の早い市民が並び始めた。かゆは米1に対し水7の割り合いで約1時間かけて ゆっくり炊き、早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭でモチを焼き、一緒に煮込んだ。このモチは、麻生区親子体験農業の参加者が育てたもち米を使用、1食100円とあって、予定の11時前には長蛇の列ができた。
主催者は、会場の区役所前広場にテーブルやイスを用意。参加した人たちは、湯気の立つかゆをすすりながら「春の香りがいっぱいで、すごくおいしい」「一人暮らしで七草かゆを作るのは大変。ここで食べられとてもよかかった」などと話していた。
050108nanakusa01この行事は、麻生区文化協会(杉本長治会長)が同区細山の細山郷土資料館で17年前から毎年、無病息災を願い新年会に食べていた七草粥を、地域の食文化として多くの市民に体験してもらおうと、昨年はじめて麻生区役所、麻生市民館、麻生図書館と共催。販売用に用意した分が早々なくなり、市民館の調理室で主催者用に準備していた分を売るほど人気を呼んだ。
ことしは、販売用を100食分増やし、文化協会会員が寄贈した黒川産の米25キロ、モチ10キロ、ダイコン(スズシロ)11本、カブ(スズナ)15束のほか、5日に会員が黒川の畑や田のアゼで採取したナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリを使い調理、和服姿の女性会員らがかゆよそって手渡していた。
050108nanakusa-hayashi市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、昨年に続いて「麻生童謡を歌う会」がお正月と冬にちなんだ歌を披露。早野お囃子連が獅子舞などを演じて七日正月に花を添えた。会場に用意されたタコ、コマ、羽子板などの懐かしいおもちゃで遊ぶ親子連れもいて、参加者は昔のお正月気分を楽しんでいた。

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2004年12月31日

狛江のむいから民家園が1月1日開園:昔の遊びやお囃子

狛江市立古民家園(むいから民家園・狛江市元和泉2-15-5)が、1日開園する。
福笑い、かるた、羽子板付きなどの昔の遊びのほか、正午と午後1時過ぎに多摩川囃子(はやし)保存会のお囃子、獅子舞、踊りなどが行われる。
開園時間は、午前9時30分〜午後4時半。2〜6日は休園。
問い合わせは電話03(3489)8981むいから民家園。

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馬頭琴演奏会:聴衆500人うっとり、収益金で内モンゴルに苗木800本贈る

(ボランティア市民記者・田井光枝)

04123101麻生市民館大ホールで12月9日、‘飛べよ!鷹よ、草原の風に乗って高く!!「馬頭琴演奏会」’が、500名を越す聴衆を迎えて開催された。演奏は、在日で活躍の馬頭琴演奏のホープ、チ・ブルグッドさんらが出演、馬頭琴のソロ演奏による第一部と、馬頭琴と西洋現代楽器によるユニット「ヒメル」の演奏の第二部という二部構成で催され、観客は深い音色のハーモニーをうっとりと楽しんでいた。

写真=一部で熱演するチ・ブルグッドさん(柴仁人さん撮影)

第一部では、ブルグッドさんの父で中国第一級演奏家と馬頭琴大師の称号をもつチ・ボラグさん作曲の演目「母に捧げる歌」などに加えて、砂漠の砂が風によってさらさらと姿を変え流れてゆく様子がアラビア的な音階を交えて演奏される「砂の記憶」と、チベット・ラサにある古刹、デブン寺院の前で子どもが唱えていたお経のメロディから発想されたという「天空の鷹」など、ブルグッドさんの作曲による精神性と民族性溢れる2曲が演奏された。共に馬頭琴演奏の高レベルのテクニックを必要とするもので、500名を越す聴衆は息をのんでチ・ブルグッド氏の奏でる馬頭琴の深い音色に聴き入った。
04123102第二部はブルグッドさんに加え、長く西洋現代楽器と関わってきた、内田充(ギター)さん、西上和子(ピアノ)さん、菅野吉也(パーカッション)さん、楠本雅祥(ベース)さんの5人による合奏。モダンでありながら、時に母親の声のように優しく、時に哀愁を誘う深い音色で奏でられる馬頭琴の音色が効果的で、西洋とモンゴル民族楽器が違和感なく溶け合っていた。メンバー一同の熱のこもった演奏の間には、ブルグッドさんのユーモアを交えたコメントで、会場は和気藹々(あいあい)とした和やかな雰囲気に包まれた。
終了後、参加者はそれぞれ、素晴らしい演奏会に参加できた喜びと馬頭琴の音色の素晴らしさを堪能した旨を主催者に告げながら帰宅した。また、3人に一人からアンケートが寄せられ、とてもよかったと評価された。
この催しは、1992年来、市民レベルでの国際友好活動の一環として、在日の中国民族音楽演奏者と協力し、市民によるボランティアで中国民族音楽のコンサートを開催してきた日中文化交流市民サークル‘わんりぃ’主催の最後のコンサートとして企画、開催されたもので、その記念として、近年乾燥化が進んでいる内モンゴルの草原の保護と育成の為に参加者一名につき一本の木を贈ることになっていた。
ブルグッドさんの話では、苗木は植林予定地から100kmから200km離れた農業指定区域から運び、運搬費用も含めて一本約200円。主催者の1本でも多くの呼びかけのカンパに応えた人も多く、今回の収益から約800本の苗木が贈られる。

写真・下=二部・ヒメルの演奏((柴仁人さん撮影)

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2004年12月28日

狛江市で川口町支援コンサート:400人余出演、義援金約71万円

04122801狛江市のふるさと友好都市川口町を襲った激震の被災者を支援しようと市内の音楽愛好家らが12月24日、エコルマホールでクリスマス・チャリティー・コンサート「一緒に頑張ろう 川口町」(川口町被災者救援クリスマス・チャリティー・コンサート実行委員会主催)を開催、のべ800人が入場した。入場料や会場の募金箱に集まった71万946円の義援金は、川口町との交流を担当する狛江市市民協働課に手渡され年明けに現地に届けられる。

写真=義援金を渡す渡辺文子実行委員長(写真右)

「被災地の人々が少しでも気持ちのいいお正月を迎えるられるように」と催されたコンサートは短期間の呼びかけと準備にもかかわらず、ことしから部活が始まった狛江第二中学校合唱部、狛江高校吹奏楽部、市内の合唱団や吹奏楽団、9月に結成したばかりのお父さんバンド「BABY STEP」、舞踊グループ、太鼓グループなど19団体と1個人が参加した。
ウィークデーのため、社会人などの出演時間に配慮して午後3時半からと5時45分からの2部構成で開かれた。舞台では、幼児から熟年までさまざまな年代の400人余りの出演者が、予定時間を大幅に越え約6時間にわたってクラシック、ジャズ、クリスマスソング、バレエ、ミュージカル、和太鼓などバラエティーに富んだ演奏や演技を繰り広げた。
04122802フィナーレ前には和太鼓に出演した豊鼓(ほうこ)、きんたの会、跳鼓舞(ちょうこま)の3団体が合同でロック・ソーランを熱演、また1部と2部の最後には、寒さや雪で多くの困難を抱える被災者へが穏やかな日々を過ごせるようにとの祈りを込め、コール・レイネ有志と調布狛江合唱団による手話コーラス「ふるさと」「Believe」を観客とともに歌った。
1部と2部の間には、松原・市民協働課長が10月23日の地震当日から翌日の24日に第一陣が出発するまでや現在の川口町の様子、被災地での余震体験などを報告した。
この日は、クリスマス・イブで家族と過ごすなど予定の人も多かったが、出入り自由なため買い物などの用事を済ませてから再び客席に戻って観賞する熱心な人もいた。
ロビーでは、サンタの衣裳をまとった出番前の出演者らが、小さな子どもを相手にクイズなどで楽しませていたほか、展示された被災地の写真や新聞報道を見る市民も多かった。
実行委員長の渡辺文子さんは「予定していたより多くの参加者と金額が集まり、すごく感謝している。狛江市民も一緒にがんばっているという思いを伝えるため、MDとビデオも川口町に届けます」と話していた。

写真・下=フィナーレの手話コーラス

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2004年12月25日

「向ヶ丘遊園の会」が遊園跡地の合意に歓迎を表明

04122501(ボランティア市民記者・山中正剛)

「向ヶ丘遊園の緑を守り、市民いこいの場を求める会(略称=向ヶ丘遊園の会)」(代表=中島光雄さん、薬袋奈美子さん)は、向ヶ丘遊園跡地についての市と小田急の基本合意を受けて12月4日、川崎市多摩区登戸の登戸南町会館での忘年会を急きょ「向ヶ丘遊園跡地に関する基本合意書」の報告会に切り替え、意見の交換を行い、14日に声明文を発表した。

写真=基本報告書のゾーニングについて説明する向ヶ丘遊園の会事務局(写真提供=向ヶ丘遊園の会)

会は松岡嘉代子事務局長の司会のもと中島会長の挨拶に始まり、大筋で合意の発表を喜ぶ和やかな雰囲気のうちにも厳しい論議が交わされた。参加者は約40人。中には新宿や厚木からの参加者も見られて沿線への関心の広がりを示していた。
この報告会は、2001年9月の閉園発表をニュースで知った松岡さんたちが、同年12月末「向ヶ丘遊園の緑を保全する」という目的で呼びかけ、集まった30数人が中心となって進めてきた同会の運動の成果の節目であった。
参加者からは「一歩前進といえるが、どこまでも基本合意にすぎない。実現される中身が問題だ」「緑地の永続的な保存を保証するような具体的な協定が必要」「そこだけではだめ。隣の緑が大切で、3年後5年後を見越した一貫した計画が必要」「具体化過程での情報公開と市民参加が不可欠」「喜んでいるばかりではいられない。これからどうするのか、市民の熱意を盛り上げる継続した努力が必要」など歓迎と同時に今後を見つめようとする意見が多かった。最後に会長が「事業ゾーン」の具体化について触れ、「これをどうして市民サイドのものにするかが最大の課題」として会を締めくくった。
14日に発表された声明文の中にも「事業ゾーン」が取り上げられ、「ここが具体的にどのような空間になるのかは、私たちの最大の関心事です」と記されている。
声明文の全文は同会のHP(http://homepage3.nifty.com/plaza/)へ。

■関連記事=川崎市と小田急が向ヶ丘遊園跡地で基本合意:緑地保存し市民に開放

2004-12-25 in 01) 自然・環境, 09)市民活動, 10)社会, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年12月22日

狛江市の音楽愛好家が12月24日に新潟県中越地震の被災地・川口町支援のチャリティー・コンサート

狛江市内で活動する音楽愛好家らが、新潟県中越地震で大きな被害を受けたふるさと友好都市川口町の被災者を支援しようと12月24日午後3時30分から小田急線狛江駅前のエコルマホールでクリスマス・チャリティー・コンサートを催す。

「一緒に頑張ろう 川口町」というこのコンサートは、音楽を通して国際ボランティア活動を行っている狛江市猪方のピアニスト渡辺文子さんらが「被災地の人々が少しでも気持ちのいいお正月を迎えるられるように」と企画。11月から市内の音楽団体などに呼びかけ出演者を募集、参加者らと実行委員会を作り準備を進めてきた。狛江市と同市音楽連盟が共済し、市教育委員会と社会福祉協議会が公演する。
コンサートは、2部構成で市内の学校や合唱団、吹奏楽、舞踊など19団体と1個人が出演する。内容は、吹奏楽、ピアノと歌、吹奏楽、懐メロ、ダンス、和太鼓などバラエティーに富んでおり、1部の終わりに「ふるさと」「Believe」の全員合唱もある。
出演団体は、狛江高校吹奏楽部、第二中学合唱部、合唱団の女性合唱団エオリアン・コール、コーラスガーデン、コール・レイネ有志、調布狛江合唱団、ともしび音楽隊、狛江フィルハーモニー有志、マンドリーノTAMA、狛江市民吹奏楽団金管五重奏、ミュージック・アーチ、キッズ・ダンス、BABY STAP、ミュージカルCoCo〜、赤い靴バレエサークル、G-Wing、和太鼓の豊鼓、きんたの会、跳鼓舞とメゾソプラノの金光和恵さん。
会場には、狛江市から借りた被災地の写真や新聞報道も展示される。また、募金箱も置き、義援金を集める。収益金はすべて狛江市を通じて川口町に贈られる。
入場は、一般1000円、学生500円。
問い合わせは電話090-1455-9053伊藤さん

2004-12-22 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年12月12日

12月13日に麻生区役所で麻生の歴史に親しむ講座

自然から生まれた人間の技術の記録映像を見ながら地域の歴史をひもとく公開講座「『日本の姿』から多摩の姿を探る」が12月13日午後2時から麻生区役所第一会議室で開かれる。
この講座は麻生市民館市民自主講座の「麻生の歴史に親しもう」の1コマ。講師は、同区岡上の民俗文化映像研究所所長の姫田忠義さん。同研究所が制作した映像民俗学シリーズ「日本の姿」の『奥会津の木地師」をみながら地域の自然・歴史を考える。参加は自由で、定員先着150人、参加費300円。問い合わせは電話044(951)1300麻生市民館。

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2004年12月10日

片平老人いこいの家で12月11日に落語の会

家に閉じこもりがちなお年寄りに楽しく過ごしてもらおうと、12月11日午後1時から4時まで麻生区の片平老人いこいの家(川崎市麻生区片平5-25-1、小田急多摩線五月台駅徒歩3分)で、落語の会が催される。
落語の会は、お年寄りの楽しく健やかな暮らしを地域で支える「わたしの町の健やか活動」の一環として柿生西地区すこやか活動推進委員会が主催する。出演は、幸区を拠点にプロとアマチュアの落語の会や落語好きのアマチュアの出前落語などの活動を行っている「さいわい寄席」の主宰者・清流亭いしあたま師匠の弟子の喜楽亭笑吉さん、そこつ家洒落さん、徒然亭日暮さんで「愛宕山」などを演ずる。問い合わせは電話044(988)0165菅原さん。

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2004年12月 9日

町田市の平和台自治会が創設30周年:鶴川第二小で12月4日に記念のもちつき大会

(ボランティア市民記者・田井光枝)

04120903町田市鶴川地区にある平和台住宅自治会(代表、浅岡金治さん、約600世帯)が12月4日、自治会創設30周年を記念し、住宅地に隣接する同市能ヶ谷の鶴川第二小学校でもちつき大会を開きました。

写真上=平和台自治会の役員ともちつきする鶴川第二小児童(写真提供=細野公高さん)

前夜から降り出した雨も止み、心配だったお天気にも恵まれ会場では、メインイベントの餅つきのほか、校庭全部を使って子どもたちといろいろな昔遊びのコーナーを作り、地域のこどもとおとなが一緒に交流しました。
鶴川第二小学校は、ことし創立40周年でさまざまな行事をを行っていることから学区の平和台自治会の30周年記念にもタイアップ、もちつき大会を主催した実行委員会に同小学校も参加しました。当初は、第二校庭でもちつきだけだった予定が、話し合いを重ねるうちに校庭全体を使って昔遊びをする話が煮詰められました。
04120901会場では、ベーゴマ回し、メンコ、アヤトリ、おはじき、お手玉折り紙など今はほとんど廃れてしまった遊びを、お祖父さんお祖母さん世代を交えた住人たちが、昔取った杵柄で子どもの指導に当たりました。回すのがちょっと難しいベーゴマなどはおとなの方が夢中になって競う風景もあったりでしたが、メンコでは子どもたちは目を輝かせて興じていました。午後からは昔風に手でボールを打つ野球や、何人もの子どもが一緒に跳ぶ「大縄跳び」も行いました。
このほか、同小学校独自の催しとして子どもたちが学校敷地の片隅に落ち葉を積んで飼っているカブトムシの幼虫を紹介しました。何人かずつ班になって見に行き、触ったり、もちつき会場にパネルの展示をしました。
今の社会は世代間の交流が欠けていて、子供たちは悩みを抱えていても吐き出す場がなくて孤立しているようです。一度の試みだけでは駄目でしょうがこのような交流が重ねられればきっといい効果がでるかと感じました。
話会いに加わった田村教頭先生も実行委員用のオレンジ色の半天を着て住民の中にすっかり溶け込んでいらっしゃいました。学校に出勤して来られていた中村校長先生も上から子供たちの楽しそうな様子を見て下りてこられ、「とてもいい催し」と手放しでほめてくださいました。地域と地域の学校がお互い歩み寄れた催しになりました。
300名を越す参加者があり、250人の参加を予定して約30キロのもち米を用意しましたが、餅つきは材料は足りないほどの人気。災害に備えた練習もかねて鶴川産のお米を使って炊き出しをしおにぎりを作ったりドン汁を作ったり、孫を抱いた住人同士の久し振りの話の花も咲き、平和台住宅地あげてのお祭りになりました。
この30年間の間には、隣接する「能ヶ谷の森」の保全運動に多くの住民が関わったこともありました。「能ヶ谷の森」は失いましたけれど、あの保全運動などを通して、地域としてはいい方向で成長したのだと思われる記念行事でした。

写真=当日活躍した実行委員(写真提供=細野公高さん)

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2004年12月 8日

狛江第七小で地震被災地川口町のミニ報告会:交流する川口小のメッセージも届く

04120803新潟県中越地震の被災地川口町でボランティア活動を行った狛江市中和泉の飯島俊輔さん(27)が11月18日、狛江市立第七小学校を訪れ、被災地の様子を写真つきで説明、川口小学校からのメッセージを伝えた。

写真=朝の集会で川口町の様子を伝える飯島さん

授業で稲を育てている同小は、数年前から川口町立川口小学校と稲の生育や学校行事の情報をEメール交換、ふるさと交流15周年の2002年には寺本勇校長が、川口町を訪れ直接苗をもらって来た。
こうしたことから、同町に関心が高く、10月23日の地震直後に「自分たちでできることをしたい」と5、6年生全員が同小にお見舞いの手紙を書いた。手紙は、川口町に支援活動に行く派遣市職員が10月27日に持参、川口小学校に手渡された。
飯島さんは、体育館で行われた朝の全校集会に参加、現地で撮影した写真を使って「僕たちボランティアと元気に遊んでいた子が、たまたま起きた余震におびえ、足にしがみついて離れない」など地震で傷ついた子どもたちの心や狭いテント暮らしの様子などをわかりやすい説明、児童たちは真剣な表情で聴いていた、回飯島さんは、川口小学校からの「お手紙ありがとう。避難所暮らしなどで落ち着いた生活ができないので返事がまだ書けませんが、とても励まされました」とメッセージを披露した。

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2004年12月 6日

高津市民館でグループネイチャーが12月8日まで 自然写真展

0412051JR南武線武蔵溝ノ口駅前のマルイ12階の川崎市高津市民ギャラリーで自然の美しさを伝える写真展が12月3日から開かれ、人気を呼んでいる。
同展は、川崎市の写真愛好家団体「グループネイチャー」の19回目の写真展。会場には、会員が撮影したモモやヒマワリの花、木立など四季の自然のカラー写真40点を展示している。
会期は、8日までで、時間は午前10時から午後6時まで。問い合わせは044(766)7021同会事務局。

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2004年12月 2日

高津文化協会が区内の公園に北原白秋の歌碑を建立

04120201「ペチカ」「この道」など数多くの童謡の作詞を手がけ、いまも多くの人に親しまれている詩人で文学者の北原白秋の歌碑が高津区の久地梅林公園(久地 3-4-32)に立てられた。春から碑の建立を進めてきた高津区文化協会(鈴木穆会長)の会員など関係者が出席し、11月3日に除幕式が行われた。
高さ 127cm、幅67cmの木曽川の石製の碑には「君がため 未明(まだき)に起きて 梅のはな 見に来りけり まさやけき花」の歌が刻まれ、裏側に解説が記され、まわりには2本の梅が植えられている。
写真=久地梅林公園のに立てられた歌碑と高津区文化協会会長の鈴木穆さん

04120202「昭和6(1931)年初夏から、同区の対岸にあたる砧村大蔵(現、世田谷区)に住んでいた白秋が、8年2月27日夜に催される与謝野鉄幹の還暦の祝賀会に出るにあたり、梅を題材にした歌を出席者が持ち寄ることになったため、当時、梅の名所だった久地の梅林へ祝賀会の早朝に訪れて、この歌をはじめ10首をよんで、鉄幹へ贈った。
これらの歌は、龍が地をはうように茂ることから「臥龍梅」と呼ばれる古木を見て、うわさ通りのすばらしさに感動して生まれたといわれ、久地の梅林の盛時をしのばせる。当時この一帯は、名主を務めた旧家・川邊家が所有し、臥龍梅のほか多数の梅の木が植えられていたことから「梅屋敷」と呼ばれていた。宇奈根の渡し場近くのメイン通りだったことも手伝い、周辺から多くの人が見物に訪れ、屋台も出るなどのにぎわいをみせた場所だ。 2002年に開園した約3800平方m同公園内には、かつての梅林を再現しようと20種 41本の梅が植えられている。
白秋は、明治から昭和にかけて活躍した詩人・歌人で、『明星』『スバル』などに作品を寄せ、短歌雑誌『多磨』を主宰するなど大きな足跡を残した。また、「すかんぽの咲く頃」「あめふり」「ゆりかごのうた」「松島音頭」などの童謡や歌曲の作詞家としても名高い。
除幕式では、手島好子高津区長らが参列、区内在住の桜井純恵さんが白秋の童謡などをソプラノで独唱した後、鈴木会長らが除幕、石塚照洲さんが「文学碑の白秋歌を吟ず」を披露して、完成を祝った。
同会では、地元を称えた有名な歌人の歌を次の世代に残したいと春から歌碑の建立を検討、川崎高津区ロータリークラブなどの協力で実現。また、同区と高津区観光協会が市制 80周年記念事業の一環としてステンレス製の説明板を11月下旬に設置した。
同会の調べでは、白秋の碑は、多摩区登戸に「多摩川音頭の碑」、麻生区の王禅寺境内に禅寺丸柿をよんだ歌碑があり、今回で3基目。また、高津区内には岡本かの子、国木田独歩など文学碑があり、これで12基になったという。
同会では、区の新しい観光スポットとして定着するよう、文学碑の説明ボランティアを養成し、文学碑を巡る散歩コースも作りたいと意欲をもやしている。
04120203式典に参列した元地主家族の川邊勝代さんは「土地を手放すことになったが、公園に再び梅の木が植えられ、今回建立された碑が我が家の正面にたち、ご先祖様にいい供養ができる」と喜んでいた。
鈴木会長は、「長年温めてきた文学碑構想が白秋忌(11月2日)翌日の文化の日に実現できてとてもうれしい。区内には文学にちなんだ場所が多くあり、これらをつないで文化的知名度をあげていきたい」と話している。

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2004年11月27日

狛江市西河原公民館で12月5日、国際交流フェスタ

狛江市元和泉の西河原公民館で、12月5日午前10時から国際交流フェスティバルが開かれる。主催の「市民グループ・コスモネットワーク」(伊藤則子代表)は、世界中の人々が国境や国籍を超え地球加速としてのネットワークを深め、貧困や障害に悩む世界の子どもを支援する活動を行っている。

2回目のことしは、インドの孤児院との交流を目的に映画を上映、監督の対談のほか古典舞踊と音楽、交流会を催す。取り上げる作品は、狛江市駒井町・鈴木健介監督の「ガンガー 俵万知イン・カルカッタ」と川崎市多摩区西生田・千葉茂樹監督の「こんにちわ地球家—マザー・テレサと国際養子」で、午後2時30分から両監督が対談する。シタールとタンブラーの演奏で6世紀から11世紀に発展した優雅な舞踊も披露される。また午後1時からはインドの家庭料理を味わう交流会も開かれる。
入場は一般1000円、大学生以下500円、交流会費は一般1000円、小学生以下500円。
問い合わせは同会事務局E-mail([email protected])。

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多摩市民館で11月28日、市議会テーマに公開講座:多摩区選出議員都市民と市民が懇談

川崎市多摩市民館で11月28日午前10時から多摩区選出の市議会議員を囲んで話し合う催しが開かれる。
この催しは、議会や市政を身近なものにするをテーマに、11月7日から12月12日まで開かれている市民自主企画学級「市議会と市民」の4回目の学習会。同区選出議員10人が市民が議会を身近に感じるためにどんな工夫や努力をしているか1人ずつ話し、参加者と意見交換する。参加は自由。問い合わせは電話044(935)3333多摩市民館「市議会と市民」担当。

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2004年11月21日

川崎市の美容師が11月23日に新潟県中越地震被災地で美容ボランティア

04112101新潟県中越地震の被災者に気分転換をと、川崎市多摩区菅と長沢で美容室「フォルトゥーナ」を経営する美容師菅原司郎さん(38)が、従業員や美容師仲間と11月23日に小千谷市や川口町で美容ボランティアを行う。前日22日の夜、チャーターしたバスで市内を出発、当日はグループに分かれ被災地を訪問、カットや顔そりのほか持参する七五三の衣裳の着付けなども行う予定で、一緒に活動する美容師や理容師も募集している。
写真=小千谷市の小学校体育館でボランティアをする菅原さん(手前)

菅原さんは、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC」の代表。同会は、美容師自身の技術提供で社会貢献をと、高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」などで毎年チャリティーカットやフリーマーケットなどを催し、その収益を社会福祉団体に寄付している。
菅原さんは、新潟の被災地でこのチャリティーカットの経験を生かそうと、自身の店で働く美容師や同会会員の高津区の美容室経営者とともに11月2日にマイカーで小千谷市内に出かけ、カットなどを行った。この時は現地の美容室やボランティアセンターの協力を取り付けるのが大変だったが、その後定休日に3回出かけ、現地の協力者も増え、交流も生まれたという。
こうしたことから、勤労感謝の日に予定していたことしのチャリティーカットの会場を変更、被災地でボランティアを行おうと会員や一般の美容師に呼びかけた。趣旨に賛同した貸衣装屋さんが七五三の衣裳も貸し出す。
菅原さんは「災害被災地のボランティア経験は初めてだったが、一時でもくつろいだ気分を味わってもらいたいと思って出かけた。美容の仕事は、相手を思いやる気持ちがないとできないので、いい勉強をさせてもらっている。バスにまだ余裕があるので、若い人にぜひ参加してもらいたい」と話している。
参加希望者は、ハサミなど自分の道具を持参し、22日午後10時までに多摩区菅のフォルトゥーナ前に集合する。申し込み・問い合わせは電話080-5539-8426菅原さん。

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2004年11月16日

狛江市民祭りに59000人:買い物やイベント楽しむ

04111601狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月14日、第一小学校、狛江市役所、市民グランドの3会場などで催された。曇り空の寒い一日だったが、会場には昨年より1000人多い59000人(主催者発表)の家族連れなどが訪れた。
写真=野菜の宝分けに長蛇の列

市民、文化、農業、商工の4つの部門が一体となる祭でことし人気を集めたのは農業祭。天候不順の影響で高値の野菜が安く買える即売会は約40分で完売。例年人気の野菜の宝船の宝分けは、2時間前から並び始め、家族で何回も並んで数種類の野菜を受け取る人もおり、30分で終わった。終了後のトラックに残った白菜の外側の葉を持ち帰る人もいたほどで、野菜を提供した狛江農産物直売会では「葉物の出来が悪く、種類を集めるのに苦労した。品薄の白菜は半分に切って分けたが、こんなことは初めて」と話していた。
04111602祭会場では地震で大きな被害を受けた川口町を支援するため、第一小学校の特設ステージに「がんばれ川口」の文字を入れ、司会者が支援を呼びかけるアナウンス。出店予定だった川口ブースでは被災状況のパネル写真を展示、真剣に見る市民が多かった。
まつりの開会を告げるパレードは、小学生からお年寄りまで多くの市民が参加。午前9時半から小学生の鼓笛隊を先頭に第二小、航空計器前などから第一小までみこし7基、はやし連の山車5台、野菜の宝船などが行進、狛江駅北口からは民謡流し踊りも合流した。沿道は、わが子や孫の晴れ姿を撮ろうとビデオやデジカメ持参で訪れた見物人も多く、盛んにシャッターを押していた。パレードが集結する同小校庭では、来年から合併して新校となる二小・七小の児童が合同演奏、地酒の鏡割りも行われ、11時過ぎには民謡流しが入場して祭りムードは最高潮となった。
一小の特設ステージでは、子どもに人気の龍騎戦隊アバレンジャーショー、歌謡ショーのほか、市民団体のなつメロ、バレエ、和太鼓などが披露され、観客から盛んな拍手が上がっていた。祭りを締めくくる抽選会で、品評会に出品された農産物があたり「待っていて良かった」と思わずニッコリする家族の姿も見かけられた。
04111603歩行者天国となった本町通り会場では、初のストリートライブが催され、中学生合唱や市内で活動するさまざまな音楽団体が出演、昨年から催されている沖縄の学生寮など6団体が演じるエイサーなどに観客が多く集まっていた。また消防体験広場には、起震車が登場して長い行列、テーブルの下に潜って激震を体験した親子連れは「こわかった、まだ揺れている感じがする」と話していた。 市役所広場では、郷土のおはやしの競演やお楽しみくじなどが行われた。買物時に渡されるナンバーでスキー場の宿泊券などが当たる催しが好評、手に持った紙に記された数字を真剣に見る人が多かった。農業物品評会、商工祭などのほか、福島県田島町、市民保養施設のある民宿組合の物産展も行われ、正午ごろはラッシュ並みの混雑。市民センターでは生け花、絵画、写真などを展示する文化祭が催され、外のにぎやかさと異なるしずかな雰囲気のお茶会で抹茶を楽しむ人もいた。
市民グラウンドでは、アンパンマンのふわふわエアドームやエアトランポリン、ミニサッカーゲームなど子ども向きの催しが行われた。人気を集めたのはミニ動物園、小さなウサギやモルモットを抱いてうっとりとしていた。
写真=みこしのそろい踏み(中)、ストリートライブ(下)

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2004年11月13日

しんゆり映画祭実行委員会:11月27・28日に山古志村支援の映画会を開催

04111302新潟県中越地震で全村民避難という大きな被害を受けた新潟県古志郡山古志村の復興支援をと、同村を舞台としたドキュメンタリー映画「掘るまいか 手堀り中山隧道(なかやまずいどう)の記録」(16ミリ、83分)の制作や上映に係わった川崎市民らが、11月27日と28日に川崎市内の2カ所で映画の緊急上映会を開催する。
写真=映画「掘るまいか 手堀り中山隧道の記録 」より

上映は27日が小田急線新百合ヶ丘駅前の日本映画学校、28日が中原区の川崎市民ミュージアムで、いずれも時間は午後1時30分から。上映はすべてボランティアで運営し、参加協力費1000円と会場で集める義援金をすべて山古志村に寄付する。
KAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会が主催、市民ミュージアムが共催、日本映画学校・掘るまいか上映推進委員会が協力する。
トンネルがある山古志村小松倉は新潟県内でも有数の豪雪地帯で、かつて冬は7、8メートルの雪が積もって陸の孤島となり、商店や医療機関もなく、病人が出ると村人は険しい峠道を越えて隣村まで歩き、吹雪の時は死者も出るほどだった。こうした状況を改善しようと、1933年から行政の援助もないまま農閑期に集落の農民らが交替でトンネルを掘り始めた。途中意見が対立して集落が二分したこともあり、戦争中には一時中断、戦後の1947年に集落が一致団結して掘り進み、1949年に完成した。完成後、約50年間村人の生活を支え、車が通行できる新トンネルが完成した1988年に閉鎖された。
村人たちは、使われなくなったトンネルを村の文化財として記録を残そうと全国各地から隧道文化基金を作り、制作を日本映画学校に依頼した。同校顧問で映画祭初代実行委員長の武重邦夫さんが制作を担当、映画祭運営委員で日本映画学校講師の橋本信一さんが監督し、同校卒業生や映画祭スタッフがさまざまな形で協力・参加し、5年がかりで2003年2月に完成させた。
映画は「昭和の青の洞門」ともいわれる全長922mの日本最長の手掘りトンネル「中山隧道」が完成するまでを、当時の関係者のインタビューに加え、トンネル掘りの様子や話し合いの様子などをドラマで再現、昭和の山村の記録としての価値も高い。平成15年度文化庁文化記録映画優秀賞、新潟日報文化賞などを受賞した。
ドキュメンタリー特集をした昨年の映画祭最終日にこの映画を上映。当日は長島忠美村長をはじめ映画に登場した小川八一郎さんがゲストとして参加し、他の村民も新米や特産品を持って訪れた。
こうしたことから、同祭実行委では、山古志村の被災に心を痛め、一日も早い復興のために「がんばれ!山古志新潟県中越地震災害復興支援上映会」を企画、参加者に義援金の協力を呼びかけることにした。
当日は、映画制作スタッフによる山古志村の現況報告とデジタルハードディスクによる映画を上映する。28日は市民ミュージアムガイダンスルームで、子ども向きに短縮された「ボクの村のトンネル」(40分)の無料上映も午後2時と3時に行われる。
義援金の振込先は 掘るまいか山古志救援基金 郵便振替口座00170-9-482143。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局。

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11月21日に「麻生多摩美の森」で植樹と収穫祭

04111901市民が里山の再生活動を続けている「麻生多摩美の森」(川崎市麻生区多摩美2丁目)で11月21日午前9時から午後1時まで、「植樹祭&収穫祭」が開かれる。
写真=木の葉のパネルの見本

「麻生多摩美の森」は、小田急線読売ランド駅から京王線稲田堤駅までつながる「多摩自然遊歩道」添いにある多摩区菅仙谷と接する約1・2ヘクタールの谷戸の緑地。川崎市が各区に1カ所制定した「市民健康の森」の麻生区の森で、2001年から公募に応じた幅広い年代の区民が森の育成のボランティア活動を続けており、行政と共同で定期的にシノダケや下草刈り、樹木の手入れ、畑作りを行っている。
4回目となる 収穫祭は、「麻生多摩美の森の会」(勝田政吾会長)と地元の自然保護団体「多摩美みどりの会」(小座間清次郎会長)が共催する一般市民向けイベント。当日は、森を清掃し、苗木を植樹するほか、同所の畑で収穫した麦を使って麦茶作り、イモ煮や焼きイモなど味覚の秋を楽しむ。このほか落葉に絵具を塗りスタンプやカードを作るなど親子で楽しめるイベントも行う。参加は無料。小雨決行、雨天は23日に順延。
問い合わせは電話044(954)7855木村さん。

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2004年11月12日

パレードや舞台、農産物品評会など多彩なイベント:11月14日に狛江市民まつり

狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月14日午前9時から午後3時30分まで狛江市役所、第一小学校、市民グランドなどで子どもからお年寄りまで楽しめる多彩な催しをくり広げる。
同まつりは、市民祭、文化祭、農業祭、商工祭の4つが一体となった祭りで28回目。ことしは毎年祭りに出店するふるさと友好都市・新潟県川口町の地震被災者を支援するため、同町に派遣された市職員が撮影した被災地の写真を川口町出店ブース(一小)で展示、市職員が被災状況などを説明して支援を呼びかけ、義援金を受け付ける。

まつりは、午前9時30分に第二小学校から出発する小学生の鼓笛隊や野菜の宝船のパレードを皮切りに、10時に東京航空計器前から市内各地区のみこし、はやし連の山車、10時10分から狛江駅北口から民謡流し踊りがそれぞれスタート、「ふるさと広場」の一小まで練り歩く。午前10時に行われる一小でのオープンセレモニーの前後に相次いでパレードが会場に到着、祭りムードを高める。

主なイベントは、
一小のステージではプロのマジックショーや演歌歌手の歌謡ショー、子どもに人気の「爆龍戦隊アバレンジャーショー」のほか、市民団体のおはやし、和太鼓、ゴスペル、クラシックバレエ、ジャズ演奏などとゲーム大会が行われる。校庭では正午から市内産の野菜で作った豚汁の無料配付、苗木(午前11時)・球根(午後1時)のプレゼント、午後2時からパレードの宝船を解体する野菜の宝分けなどのほか、市民保養施設のある民宿組合の物産展や市内の農家による農産物品評会と野菜や花、植木の即売が催される。会場には、焼きそば、飲茶などの食べ物も出店。教室では市民団体の活動展やバザーが催される。
市役所の「おたのしみ広場」では、特設ステージでおはやし競演、ギター演奏の歌、地域ヒーロー・コマレンジャーショー、和太鼓、民謡、お楽しみ富くじ抽選会、イントロクイズ、大ビンゴ大会が催される。商工祭として商店31店による大ビックリ市、工業展示、おふくろの味コーナー、福島県田島町の物産展やりんごの無料配布などが行われる。文化祭会場の市民センターでは13日午後12時半から午後5時までと14日午前9時から午後4時まで市内文化団体が書道、華道、写真、パッチワークなどの作品を並べるほか、市内の小学生が描いた虫歯予防ポスターを展示、14日には大きな紙芝居や腹話術、茶会が催される。
市民グランドの「ちびっこ広場」では、ふわふわエアドーム、FC東京のキックターゲット、ミニ動物園、ポニー乗馬、コマレンジャーのゲームコーナー、児童館の子どもたちがプレイランドや屋台を運営する。
このほか各会場を結ぶ本町通りでは午前11時からエイサー踊り、午後12時45分からは市内で活躍するバンドのストリートライブも催される。
また一小前の「おまつりの道」入り口付近では公園の遊具などを使った忍者の広場で6つのコーナーをクリアすると景品がもらえるイベントが行われる。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所内市民まつり実行委員会。

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2004年11月11日

明るい社会づくり運動川崎西協議会が多摩区民祭など4カ所で新潟中越地震の街頭募金

04111102明るい社会づくり運動川崎西協議会(斉藤利子会長)が、新潟県中越地震被災者のために11月7日の多摩区民祭会場入り口で街頭募金を行なった。会場で集めた11万3835円と、同日小田急線新百合ヶ丘駅で行った街頭募金27万8001円は、読売愛と光の事業団「新潟中越自身救援募金」に送金した。
写真=生田緑地で募金活動する明るい社会づくり運動運動川崎西協議会の会員

同会は、多摩区民祭にバザー出店申請をしていたが、今回の地震で10月30日に区内の駅頭で行った募金への感心が高かったことから、多くの人が集まる祭会場でも被災者の支援をしようと開催直前に同祭実行委員会に街頭募金申し出た。出店会場付近は買い物でごったがえすため、会員が交替で生田緑地入り口付近に立ち、市民に呼びかけたものだ。新潟中越地震のために同会が行った募金活動は4カ所で、30日の小田急線向ヶ丘遊園駅と生田駅の46万7515円と合わせ、85万9351円となった。斉藤会長は「たくさんの人に協力してもらい、多額の募金が集まった。すでにいろいろな団体が募金活動を行っているので、街頭募金はこれで終わりにして、それぞれが支援できることを行う」と話している。
明るい社会づくり運動は、家庭教育や交通遺児の救済募金、地域の清掃活動などのボランティア活動を全国的に展開する団体で、川崎西協議会は多摩区・麻生区の約200世帯が所属している。

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2004年11月 9日

多摩区民祭:89000人が生田緑地で買い物やイベント楽しむ

04110902第27回目の多摩区民祭(同祭実行委員会主催)が11月7日、同区枡形の生田緑地で午前10時から午後3時まで開かれた。青空の広がる暖かな晴天に恵まれ、8万9000人(主催者発表)が会場を訪れ、噴水広場付近の出店コーナーはピーク時の正午前にはラッシュアワー並の混雑だった。
写真・上=生田緑地の噴水広場付近で憩う市民

祭りは、岡本美術館下の特設舞台で金作幸男多摩区長らが舞台に登り開会宣言、専修大学吹吹奏楽研究会の演奏を皮切りに始まった。舞台では、エンジェル・スペース、菅ソーラン踊り隊など区内で活動する子どもから熟年の9団体がバリダンス、エイサー、ハワイアン&ポップスなどを演技や演奏を行った。 
子どもの人気を集めたのが午前と午後の2回行われた「デカレンジャショー」、テレビで人気のキャラクターを見ようと小さな子を伴った家族づれが多数集まりロープから身をのりだし熱心に見とれていた。
会場では、明るい社会づくり運動協議会が入り口で新潟県中越地震の義援募金を行ったほか、出店、展示コーナーでも募金活動を行う団体も見かけられた。
04110901この日は、生田緑地内の施設も区民祭と連携したさまざま催しを行い、青少年科学館は、410万個の星を投影するプラネタリウムメガスターⅡを見る大勢の観客が並んだほか、万華鏡などの科学遊びや科学マジックなどを体験する子どもたちが集まった。岡本美術館では、無料コーナーのギャラリーでジャワ音楽・舞踊のプロ「カルティカ・クスモ」がガムランと舞踊を披露、入館者は優雅な民俗音楽と踊りを楽しんでいた。このほか、日本民家園も入場料が100円と大幅に安くなり、散策を楽しむ客が大勢入場した。
会場は、紅葉の始まった木陰で、食べ物をひろげてのんびりと休日を楽しむ家族連れ、友だちと祭りを楽しむ小・中学生や掘り出し物を探す女性たちで終日にぎわいを見せていた。
写真・下=岡本太郎美術館で行われたガムラン・ジャワ民俗舞踊のミニコンサート

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2004年11月 6日

生田緑地で7日、多摩区民祭:緑地内の施設も連携し多彩なイベント

多摩区民祭(同祭実行委員会主催)が 11月7日(雨天決行)、川崎市多摩区枡形の生田緑地一帯で午前10時から午後3時まで開かれる。祭りは、さまざまな施設を持つ生田緑地全体が楽しめるよう日本民家園日本民家園、岡本太郎美術館、青少年科学館と連携したイベントや学園祭中の専修大学との連携イベントのラリーも催される。連年のステージの催し、物販のほか、明るい社会づくり運動川崎西協会が、新潟県中越地震の義援金の協力を呼びかける。

27回目を迎える同祭は、2002年までは毎年秋に同区登戸の多摩区役所周辺で催されていた。昨年秋、衆議院議員選挙のため開催を延期、ことし3月に会場を変更して「たまく森の祭り」と同時に生田緑地で催されその時のアンケートで好評だったため、今回は生田緑地で開くことになった。
メイン会場の噴水広場周辺では、福祉関係団体の手作り品・リサイクル品の販売、各種模擬店の実演販売、川崎マイスター友の会など90団体による出店、多摩区の友好都市・静岡県岡部町と千葉県千倉町の物産展が開かれる。
岡本美術館下の特設ステージでは、区内の9団体がバリダンス、太鼓、エイサー、ハワイアン&ポップス演奏のほか子どもに人気のテレビヒーローショー「デカレンジャー」が催される。このほか、午前11時から午後2時半まで岡本美術館・母の塔前で1人1回抽選会を行う。会場には、人気のラッピングバス「フロンターレ号」もお目見えする。
青少年科学館では、2003年に初のアゼリア賞を受賞した大平貴之さんが制作した世界最多の410万個の星を投影する小型プラネタリウム「メガスターII」を投影を1時間ごとに投影、科学マジックなども行う。日本民家園では、旧太田家で民具・手作り品の販売、岡本太郎美術館ではジャワのガムランと舞踊コンサートが午前11時と午後1時から催される。
日本民家園と岡本太郎美術館の入場料を大幅に割り引き100円(高校生以上64歳まで、それ以外は無料)になる。
問い合わせは電話044(935)3130同祭実行委員会。
交通=小田急線向ケ丘遊園駅徒歩15分、または、向ケ丘遊園駅からバス専修大学行き終点。

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狛江市で7日、川口町支援のフリマ

新潟県中越地震で被害を受けた川口町へ義援金を送ろうと狛江市の供養塚公園(駒井町1-3-3)で、11月7日午前10時から午後1時までフリーマーケットが開かれる。

このフリマは、阪神大震災救援を目的に1995年春に同市岩戸南の清水信之さんらの呼びかけがきっかけで始まり、出店者が売り上げの一部を寄付、会場でも義援金を集めた。その後、実行委員を募って毎年春と秋に同所で開催、震災被害が落ち着いてからは売り上げの一部を福祉団体に寄付している。
今回から主催団体が「NPO法人ハンディキャブこまえ・友の会」に変わり、収益は同会の運営に回される予定だったが、ふるさと友好都市・川口町の被災者を支援しようと義援金を集めることにした。
会場では、フリマ35店のほか、焼そば、飲み物などの屋台村が出店、主催者も餅つきをして義援金を募る。

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専修大学が7日、スタンプラリー:大学祭と合わせ多摩区民祭と連携イベント

川崎市多摩区東三田の専修大学が商学部教育100周年・商学部創設40周年を記念し、11月7日に生田緑地で開かれる多摩区民祭と連携したイベント「専大ナビ 大学の裏山で○○を叫ぶ」(専修大学商学部40周年記念事業運営委員会主催)を催す。

このイベントは、同大の大学祭「鳳祭」と「オープン・キャンパス」に合わせたスタンプラリーで、向ヶ丘遊園駅から多摩区民祭会場の生田緑地を通り、専修大学までをゲームを楽しみながら歩く。当日は、同大生が高校生らに学内を案内するツアーガイドも行われ、高校生に大学生活や向ケ丘遊園周辺の生活情報、大学の裏手に当たる生田緑地の魅力を伝え、区民祭に参加している市民とのふれあいを楽しむ。
参加者には、ゲームの案内、向ヶ丘遊園駅周辺の食事、遊び場所の紹介、大学情報を掲載した「オオトリ先生の講義」と題するパンフレットを配布する。ラリーのゲーム・ポイントは3カ所で、同大生がボーリング、ストラックアウトなどの手作りゲームを用意、ゴールは専大内の「ある場所」で、記念写真を撮影して終了する。
受け付けはダイエー向ケ丘店前で、午前10時30分から正午(イベントは3時まで)。参加は自由で、先着300人の高校生にオリジナル・パーカーをプレゼントする。

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2004年11月 2日

二ケ領せせらぎ館で多摩川流域の初の歴史セミナー

二ケ領せせらぎ館(川崎市多摩区宿河原1-5-1)で、11月13日から連続講座「多摩川の歴史と文化セミナー」が開かれ、参加者を募集している。

同館の運営を行うNPO法人多摩川エコミュージアムが主催する。他の郷との境界と接点の両方の役割を果たした多摩川の流域の歴史や信仰伝承に焦点にあてその足跡を学ぶ内容で、同館が自然系以外の講座を催すのは初めだ。
日程とテーマは、13日「多摩川の信仰伝承」、20日「多摩川流域の歴史」、27日「境界としての河・そして道」。時間は各回とも午後1時半から3時半。講師は、元日本民家園園長の三輪修三さん。受講料は2000円。電話申し込み制で、定員は先着40人。電話は044-900-8386二ケ領せせらぎ館。
交通=小田急線・JR南武線登戸駅徒歩10分。

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2004年11月 1日

川崎白百合ライオンズクラブが被災者支援の街頭募金:89万6218円を日赤新潟支部に送金

04110101川崎白百合ライオンズクラブ(水野英雄会長)が、新潟県中越地方地震の被災者のために10月30日・31日の午前9時30分から午後4時まで小田急線新百合ヶ丘駅南口で街頭募金を行った。2日間で集まった89万6218円は、日赤新潟支部に送金する。同クラブが街頭募金をするのは1995年の阪神淡路大震災以来のことだ。

同クラブは、ニュース報道で地震の被害が甚大なことを知り、地震直後に街頭募金をいちはやく行おうと会員に呼びかけた。社会奉仕活動を全員参加で行うことをモットーにしているため義援金の募金活動日を週末の30日・31日と決め、道路の占有許可などの届けを済ませ、市民の理解を得るために被害実態を伝える新聞を拡大したパネルも準備した。
アクティビリティ委員長の中山厚夫さんは「初日は雨の中での活動だったが、予想以上に感心が高く、子どもからお年寄りまでさまざまな人が協力してくれた。中には高額の募金をする人もおり、感謝している」と笑顔、水野会長は「災害の支援は一刻も早いほうがいいと思って呼びかけ、40人全員が時間の都合をつけて参加した。これから、寒くなるので大変だと思うが、募金に協力してくれた人の善意を伝えたい」と話している。
2003年に設立30年を迎えた同クラブは、社会奉仕活動として盲導犬・介助犬育成の募金と献血を定期的に行っている。また、30年を期に自然災害の義援金などに支出する基金を作り、ことし夏には水害の被災地へ義援金を送金する災害支援活動も行っている。

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2004年10月31日

狛江青年会議所が市内の商店などに川口町支援の募金箱設置を呼びかけ

04103101狛江青年会議所(石川慶一郎理事長)が、地震で大きな被害を受けた新潟県川口町へ送る災害援助金の募金箱設置協力を市内の商店などに呼びかけている。
(写真=手作りのペットボトル募金箱)

同会では、多くの市民が手軽に義援金の協力ができるようにと、震災直後から大型ペットボトルの上部に投入口を開けた手作りの募金箱を用意、設置場所を増やす運動を展開している。10月31日時点では65カ所の企業や店舗が協力、目標の100カ所に向け会員が商店街などを熱心に歩き回っている。また、31日には狛江駅駅頭で募金活動を行った。
同会の澤田広一2005年度指導力開発委員長によると、設立25周年を迎える2005年に川口町を訪問する計画だったが、今回の災害を重く受け止め、道路の復旧など復興の状況を見極めた上で義援金を直接届けて現地でのボランティア活動も行いたいとしている。

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2004年10月30日

福祉団体がカキの実を販売:売上金を川口町の義援金に

041030kaki狛江市の福祉団体「NPO法人バリアフリーセンター・福祉ネット『ナナの家』」が10月28日、小田急線狛江駅頭で新潟県川口町の地震被災者の義援金にと、カキの実を販売。売上金全額と寄付金の合わせて37310円を義援金として送る。

このカキは、和泉本町3丁目の同団体の私設グループホーム「ペガサスの家」の敷地内にある木からこの日採れたもの。
ホームではカキの実が熟して地面に落ち、車イスの障害者の出入りの障害になるため、これまでは実の収穫を植木屋に依頼していた。震災後、ホームの利用者からカキの実を被災地に送る話が持ち上がり、輸送方法などを検討したが、すぐには運べないため、実を販売してその代金を義援金にあてることにした。
施設の利用者、スタッフ、ボランティアが5個ずつ袋詰め、駅前で乗降客などに呼びかけ、約1時間で107袋を販売した。
皆河える子代表は「社会に助けられることの多い私たちの団体が、少しでも社会に役立つことができればうれしい」と話している。

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2004年10月29日

麻生区文化協会が20周年:10月30日から記念の文化祭

麻生区文化協会が10月30日から麻生区文化祭を麻生区万福寺の麻生文化センターで催す。同会が創立20周年を迎えたのを記念し、「風 音 こども」と題し音楽、舞踊、朗読などを組み合わせた特別企画などもある。

主な内容は、
10月29日〜11月3日=美術工芸展(絵画、書、陶芸、生け花、写真、絵手紙)
10月29日〜11月3日=美術工芸団体展示(書道)
10月30日〜31日=デッサン会作品展(舞台衣装の女優を描いた作品)
10月30日〜31日=夏休み親子教室作品展(絵手紙、絵画、俳句など)
10月30日=茶席
10月30日=記念式典・鼎談(午後3時〜4時30分。鼎談では初代区長の西村俊行さんらが創立当時の思い出を語り合う)
10月30日=20周年特別企画・あさおに響けふるさとの心「風 音 こども」(午後12時30分。合唱と詩人まどみちおさんの詩の朗読、琉球舞踊、創作舞踊「菊の宴」、箏曲、創作舞踊「山柿の赤きを見れば」、弦楽合奏、ピアノ、ギター、ヴァイオリンなどの独奏、ソプラノ二重唱、バレエ)。展示(生け花、絵画、書)
10月30日=洋楽(午前10時〜11時30分。ワークショップと演奏)
10月31日=麻生区俳句大会(午前11時〜午後4時)
10月31日=洋舞(午後4時〜7時30分。6団体によるバレエの小品と合同作品「ドン・キホーテ」)
11月6日=邦舞・邦楽(午前11時〜午後5時。24団体による日本舞踊、新舞踊、民舞、民謡など)
11月7日=麻生フィルハーモニー管弦楽団第40回定期演奏会(午後2時30分、ベートーヴェン交響曲第7番ほか、入場1000円)
11月7日=吟詠・吟舞(午前10時〜午後4時30分。5団体)

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麻生区でうるしの仲間達展:漆、陶芸、額装など異なるジャンルの作品展示

041029urushi川崎市多摩区登戸新町の漆工芸作家深澤誠太郎さんの工房で漆塗りを習う工芸好きな仲間が、10月30日、31日に深澤さんの友人が経営する学習塾「麻生プレップスクール」(万福寺1-10-10)2階の同塾経営者・上野英夫さんの自宅でユニークな作品展を開く。
(写真=深澤さん(左端)の指導で制作する井沢さんら)

「うるしの仲間達展」と名付けられたこの展覧会は、さまざまな技法で制作した花立て、式台などの漆工芸を主体に、陶芸や額装などジャンルの異なる約25点の作品を並べ、コラボレーションを楽しむ。漆作品は、深澤さんのアトリエがある長野県開田村で長さなどが足りず「廃材」のらく印を押された樹齢数十年以上のヒノキやサワラで、塗りにより新たな命を吹き込まれた。
市松人形作家でもある深澤さんは「物を大切にする心を育てたい」と3年前から蒔絵の技術を使い、壊れた陶器や漆器を直す「金継ぎ」講習会を時々催しており、講習会の参加者たちの希望で、1年前にうるし塗りの教室を開いた。参加者は麻生区王禅寺で陶芸を教える井沢三枝子さん、横浜市青葉区で額装を教えるバーバラ酒井さん、パッチワークが趣味の渋谷区の木村賀子さんら5人で、なかには転居先の大阪から新幹線で通う人もおり、日々の暮らしの中で自分らしさを表現したいと手仕事を続けている。
井沢さんらは「木が変化していく様子に引き込まれた」「自分の作品づくりのヒントになる」と漆工芸の魅力を語る。深澤さんによると、手仕事を長く続けたため意欲的で上達が早く、それぞれの世界を紹介できる展覧会を催すことにしたという。
会場には、木目を生かした「生地塗り」、カヤなどを置いてうるしを塗る「布着せ」、うるしが乾かないうちに凹凸をつける「研ぎ出し」などの技法で制作した作品各2点と、それぞれが得意とする作品を出品する。指導者の深澤さんもさまざまな技法を駆使したプレートのほか、近所で鉄工所を営む正田隆三さんと合作のベンチを出す。
深澤さんは「漆工芸は高価で美術品と思われがちだが生活の道具としてよさを再発見してもらえれば」と話している。
会期時間は午前11時~午後5時。交通は、小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩4分。問い合わせは、電話090-2452-4518深澤さん。

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2004年10月23日

麻生区の古書店店主と顧客が文芸同人誌を創刊

041024川崎市麻生区の古書店経営者とその顧客が、10月1日に同人誌「Pegada (ペガーダ)」を創刊した。同誌は、小田急線百合ヶ丘駅前で古書店「アニマ書房」を経営する高石の春田道博さんとその顧客13人で作る文芸同人「アニマの会」が発行、400部印刷しアニマ書房のほか、有隣堂新百合丘店、大塚書店などで500円で販売している。
(写真=ペガーダを持つアニマ書房の春田さん)

アニマの会は、麻生区、多摩区、横浜市、厚木市に住む25歳から74歳の14人が参加、職業も学生、作家、会社員、文芸評論家、エッセイスト、画家とさまざまで、プロ、アマともいずれおとらぬ文学愛好家という。駅前の古書店が取り持つ縁で同人となったことから元大手出版社の編集者だった桜井信夫さん、画家の篠田泰藏さんをはじめ麻生区民が10人を占めている。
ポルトガル語で「足跡」を意味するこの同人誌は、A5判136ページで、創刊号は同人全員が書いた小説、詩、評論などを掲載、表紙は小説も発表した篠田さんが担当した。巻頭に「閉塞した時代になにを表現すべきか(中略)個々人の苦しい模索が続く状況のなかで、現代文学の変革を指向する者が集まり、表現の場を設けることにより、新しい文学の地平を切り開くことが可能になります(後略)」とアニマの会が目ざす理想と目的を掲げた宣言文を載せている。発行は年2回春・秋の予定で、次号は2005年4月。
掲載作品は、「汚泥の池」ほか3編の短編小説、詩「回想の海」1編、エッセイは大手出版社の編集者だったころの思い出を書いた「夏の日の挽歌、松本清張のことなど」、無声映画時代からの日本映画ガイド「後追い世代の日本映画ニュー・スタンダード(連載の予定)」ほか2編、評論は「谷崎にとっての女性」、「伊藤整の『日本文壇史』を巡って」2編で、テーマも素材も多岐にわたる。
事務局の春田さんは、1960年代に詩や評論を書き文芸同人誌に作品を発表、現代詩で受賞経験も持っていたが、1970年に筆を折り会社員になった。定年少し前の1999年、創業75年の勤め先が倒産。約40年住む麻生区で後の世代に日本文化を伝える仕事をしたいと、2000年11月に文学、歴史、思想哲学などの書籍を中心とする古書店を開業した。顧客とのコミニュケーションを深め、文化の継承をと毎月A4判両面刷りの通信を発行、常連客のエッセイや評論などを掲載している。こうしたことから昨年2、3人の顧客から同人誌の発行を持ちかけられ、店の経営理念と一致するところが多いと顧客に呼びかけ、5月に同人を発足させた。春田さん自身も、35年ぶりに創作した詩を載せている。創刊号は、篠田さんら5人が編集を担当、11月に初めて掲載作品の合評会を行う。春・秋の年2回発行の予定で、次号は2005年4月。
春田さんは「麻生区の周辺は、作家、画家も多く住んでおり文化的レベルが高く、ペガータにもプロが参加している。作品を書くというのは個人的な行為で、ともすれば表現が独善的になることもあるが、同人誌では互いに作品を批判し合って質を高めることになる。将来はこのなかから新たな作家や評論家が育つようにしたい」と意気盛んだ。
活字離れの時代に、固い内容の同人誌を発行するのは大変なことだが、メンバーらペガーダの創刊で文学に対する関心を深め、地域の文化、芸術活動が盛んになることも目的にしており、今後は同人も募るほか、一般読者を作品も有料で掲載することも検討している。
問い合わせは電話044(953)2050アニマ書房。

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2004年10月22日

多文化フェスタ・みぞのくち2004:10月23日にノクティ2で

04102102川崎市高津区溝口のノクティ2(マルイファミリー溝口)屋上で、世界各国の料理や踊り、福祉作業所の作品を販売する「多文化フェスタ・みぞのくち2004」(多文化フェスタ・みぞのくち実行委員会、高津市民館主催)が、10月23日午前11時から午後3時までに開かれる。雨天の場合10月30日。
(写真は昨年の多文化フェスタ)

フェスタは、障害や国籍を超えてさまざまな人の個性を認め合い、理解と友情に育まれた「多文化・共生」のまちをめざそうと1999年から催され、エスニック料理や国際色豊かな催しが人気を呼んでいる。
ことしは、国際交流やボランティア活動を行っている33団体が参加、川崎市民活動センター、多摩・高津・宮前・中原区の社会福祉協議会、市民文化パートナーシップかわさき、川崎国際交流協会が後援、高津市民館の協力で開催される。
韓国、中国、ブラジル、レバノン、インド、ハイチの料理を扱うエスニック屋台と9カ所の福祉作業所で作られたお菓子、織物など自主製品の販売と活動報告などが各コーナーで行われる。舞台では、東橘中学の吹奏楽、手話ダンス、アフリカのファッションショー、エイサー、獅子舞、同市民館で生まれたカンカラ三線など多彩なパフォーマンスが午前11時から午後3時まで繰り広げられる。また、昔の遊びのコーナーなどもある。主催者は、環境保護のため、食器の持参を呼びかけている。
問い合わせは電話044(814)7603高津市民館同事務局。

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宮前区の水沢の森:10月24日にオープニングイベント

04102101ボランティア市民の手で里山の再生を行っている川崎市宮前区「水沢の森」(写真)の一部が10月1日から一般開放され、それを記念して24日午前10時からオープニングイベントが催される。イベントは、同地を管理するボランティア団体「水沢森人(もりんど)の会」(水野憲一会長)が主催、会員の案内で開放されたエリアの散策や菅生中学校ブラスバンド部の演奏、ドングリの種まき、竹切り、カキ取り、焼きイモ大会などが行われる。参加は、焼きイモ大会のみ有料で、おとな500円(平瀬川流域自然ハンドブックと飲み物付き)、子どもは無料。雨天の場合は中止。

交通は小田急線向ヶ丘駅から東急あざみ野行き「美しが丘3丁目」下車。
水沢の森は、川崎市中央卸売市場北部市場の南の菅生緑地西地区内にあり、川崎市が市内各区に1カ所制定した「健康の森」の宮前区の場所。「健康の森」は、「水と緑の恵みを生かした森づくり」を土地の選定、構想の段階から市民とともに検討し、運営や維持管理も市民参加で行う川崎市のパートナーシップの代表的な事業で、開設の時期も区毎に異なり、さまざまな活動が活発に行われている。
宮前区では、1998年から「市民健康の森基本構想検討委員会」の27人の委員が候補地の検討を重ね、1999年3月に菅生緑地に決まった。
菅生緑地は、約13.4haで用地は道路をはさんで東西2カ所に分かれており、このうち北部市場南側の東地区(7.1ha)の大部分は既に公園として整備されて利用されている。
今回開放された横浜市境の西地区(6.1ha、未買収地も含む)は、平瀬川の源流域の丘陵地帯で、竹林や農地などに利用されている場所もある。委員会は西地区の買収地を中心に里山をイメージした土地の利用やゾーニングなどの具体化を進め、2000年4月に活動を行う「水沢森人の会」を結成した。
買収地は、竹林や放置された果樹園のほか、残土の中間処理施設に使用され赤土がむき出しだった所もあり、同会会員や宮前区や横浜市など近くの小・中学生の参加でコナラ、クヌギ、スジイをドングリから育てたり、花のタネを植え、竹林の間伐、雑木林の下草刈り、クリやカキの果樹園の手入れなどのほか、ビオトープ池を作りメダカなどを放流、里山の再生を図っている。
こうした活動で、現在草原や四季折々の花が咲き、中央部分の広場にはシンボルツリーエノキも植えられて散策路も整備され、自然が回復し始めた。
同会では、森の生物保護のためペット連れの散策や自転車の乗り入れ、ボール遊びなどはしないなどのルールを作り、利用者の理解を求めている。また、毎月の活動を掲載したたよりやホームページ(http://216.jp/morind/)を作っており、管理活動を行う会員も募集している。
問い合わせは電話044(856)3125宮前区役所地域振興課。

2004-10-22 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月21日

狛江市役所で22・23日にくらしフェスタ:食の安全性やリサイクルがテーマ

食の安全性やリサイクルをテーマとした催し「くらしフェスタこまえ」が、狛江市役所前市民ひろばなどで10月22日、23日の午前10時から午後3時まで開かれる。東京都の消費者月間に合わせ毎年10月に開く「みんなの消費生活展 」の名称をことしから改めたもので、31回を数え、23日午後には子どもに人気の地域ヒーロー「コマレンジャー」も会場を訪れ、子どもからおとなまで参加できる多彩な催しを行う。

今回は「消費者友の会」「多摩南生活クラブ」「新日本婦人の会狛江支部」「狛江難病患者と家族の会」「廃食用油で石けんを作る会」「狛江市消費者団体連絡会」の恒例の6団体に加え、「環境を考える会狛江市実行委員会」も実行委員会に加わり狛江市と共催、狛江消防署、狛江市商工会なども協力する。
主な催しは、市民ひろばで不要品即売会や無添加食品など安心できる商品の即売、ごみ分別ゲーム(23日)、粗大ゴミの展示とプレゼント(プレゼントの受け付けは22日午前中)、子どもタイル絵教室、市内の造園業者による剪定枝(せんていし)チップ化実演と堆肥の無料配布(堆肥の配布は23日)、起震車体験、若者を中心に広がっている危険な薬物防止についてのPRコーナーもあり、7カ所以上回ると市民保養施設の宿泊券や入浴券などが当たるお楽しみ抽選ができる。
このほか、市民センター地下ホールと視聴覚室で、食品の包装形態の調査結果やコンビニの買い物袋使用量、地産地消のすすめなど実行委の各団体がそれぞれのテーマで調査・研究したくらしに役立つ情報のパネル展示、楽しみながらリサイクルできる裂き織り教室、封筒作りなども行われる。
問い合わせは電話03(3430)1111消費生活展実行委員会。

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2004年10月19日

飛森谷戸でコンサート:雨の森で童謡楽しむ

04101903川崎市宮前区初山のとんもり谷戸で10月10日、6回目の森の音楽会「陽だまりコンサート」が開かれ、約60人の聴衆が懐かしい童謡などに耳を傾けていた。
(写真提供、飛森谷戸の自然を守る会)

今回の会場は川崎国際生田ゴルフ場近くで、多摩丘陵の原風景のなかに市環境局が木のデッキや水路、童謡の歌詞を刻んだ10基の石碑を設置し「おもい出うたのこみち」と名付けて整備した場所。石碑に刻まれているのは「メダカの学校」「ゆうやけこやけ」「もみじ」「七つの子」など、故郷をイメージするなじみの童謡10曲だ。
同所を拠点に自然保護活動を続ける「飛森谷戸の自然を守る会」が、この散策路を多くの市民に知ってもらい里山の自然が残るとともに、子どもたちに童謡と唱歌を歌い継いでてほしいとコンサートを企画した。出演したのは、多摩区や宮前区の福祉施設などでミニコンサート活動を続けるボーカルユニット「J&S(小川聖子&河野順)」。
コンサートが開かれた日は、午後からときおり霧雨が降るあいにくの天気だったが、幼児からお年寄りまでさまざまな年代の聴衆が、カサを差しながら木に囲まれた会場にやさしく響きわたる「里の秋」「かわいいかくれんぼ」「浜千鳥」「椰子の実」などの童謡や唱歌、新しく発掘された「櫻の多摩川」の歌声を楽しんでいた。

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2004年10月 9日

かわさきチャイルドラインがボランティア養成講座を開催

「かわさきチャイルドライン」(岡崎チヅル代表)が、電話の受け手となるボランティアの養成講座を10月24日から開く。
チャイルドラインは、子どもが心の中にしまっているだれかに聴いてもらいたいことを電話で話すホットライン。18歳以下ならだれでも匿名で電話でき、途中で切ってもよく、話した内容の秘密は守られる。他人に話すことによって自分の気持ちを整理したり、心の安定を取り戻すことを目的に、1998年に世田谷区で初めて開設され、その後全国各地に広がった。

川崎市では2003年11月から同会が週1回木曜日午後3時~10時に開設している。
同会では毎年、5月5日の「こどもの日」のキャンペーンとして約1週間、チャイルドラインを実施しており、来年のキャンペーン期間中に子どもの話相手となるボランティアを養成するため全13回にわたって講座を催す。
対象は、20歳から47歳までで、午後3時から10時までボランティアができる人。定員30人。申し込みは、氏名、年齢、職業、住所、電話、FAX、ボランティア経験を記入、子ども時代の自分に影響を与えた出来事または人物について書いた作文(1000字~1200字)を書き、〒215-0011 川崎市麻生区百合丘3-13-127-304 かわさきチャイルドラインへ16日(必着)までに郵送する。
講座の会場は、生活文化会館てくのかわさき(川崎市高津区溝口1-6-10)と川崎市男女共同参画センター(愛称=すくらむ21、川崎市高津区溝口2-20-1)で、いずれもJR南武線武蔵溝ノ口、東急田園都市線溝の口駅下車。受講料は全13回で10000円、学生7000円。
問い合わせ=電話044(954)3648かわさきチャイルドライン。

講座の日程・会場・内容・講師は
■10月24日てくのかわさき◇「オリエンテーション」=午前10時~12時、かわさきチャイルドラインスタッフ◇「チャイルドラインとは-意味・役割・特性」=午後1時~3時30分、チャイルドライン支援センター常務理事・沢畑勉さん。
■10月31日高津市民館◇「子どもの人権」=午後1時~3時30分、藤沢市立小学校教員 名取弘文さん。
■11月7日高津市民館◇「子ども時代にたちかえる-ロールプレイ」=午前10時~12時、東京いのちの電話 山本多賀子さん◇「子ども時代にたちかえる-ロールプレイ」=午後1時~3時30分、東京いのちの電話 山本多賀子さん。
■11月10日高津市民館◇「子どもの現状1-プレイパークの子どもたち」=午後6時30分~8時30分、(福)世田谷ボランティア協会・天野秀昭さん。
■11月24日高津市民館◇「子どもの現状2-川崎の子どもたち」=午後6時30分~8時30分、フリースペースたまりば代表・西野博之さん。
■11月28日高津市民館◇「子どもの声を聴く-ソーシャルワーカーの現場から」=午前10時~12時、日本子どもソーシャルワーク協会理事長・寺出壽美子さん◇「子どもの声を聴く ロールプレイ」=午後1時30分~3時30分、日本子どもソーシャルワーク協会理事長・寺出壽美子さん。
■12月1日てくのかわさき◇「子どもの現状3-子どもたちの性の悩み」=午後6時30分~8時30分、ウパウパハウス助産士・岡本登美子さん。
■12月5日てくのかわさき◇「子どもの現状4-児童虐待について」=午前10時~12時、カリヨン子どもセンター副理事長・飯島成昭さん◇「子どもの心に寄り添うとは」=午後1時~3時30分、講師=教育評論家斎藤次郎さん、
■12月12日てくのかわさき◇「まとめ―これからの活動に向けて」=午後1時~3時30分。

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2004年10月 1日

多摩区の市民団体が10月2日から15年戦争を検証するビデオ上映会を開催

川崎市多摩区登戸の「遊友ひろば」で、10月2日から昭和初期から第二次世界大戦後の復興までを記録した全8巻のビデオを見る会が開かれる。
市民自治や平和、まちづくりなどの活動をおこなっている市民市民団体「ぐらす・かわさき」が主催するもの。同会会員で自らの戦争体験を語り継ぐ活動を行っている麻生区栗木台の塚本昭二郎さんが寄贈した「昭和と戦争」を見ながら、イラクへの自衛隊派遣などなしくずしにされる平和について意見交換を行う。「ビデオを見る会」は、2週間に1回の金曜日の午前中に全8巻のビデオを1回に1巻ずつ見る。10月は16日と30日に開かれる。

1回目のビデオ「満蒙に賭けた夢」は昭和5年から10年までで、関東大震災後の復興と世界的恐慌の打開のために満州を植民地化する日本軍と中国軍が武力衝突した満州事変、満州開拓義勇団、大陸の花嫁などについて日本のマスコミのニュース映像やアメリカ国立公文書館などの資料を元に編集した約60分の内容。2回「赤紙の届く日」(昭和11~12年)、3回目「銃後の女たち」(昭和13~15年)、4回「立ち上がれ少国民」(昭和16~17年)、5回「若き兵士の悲劇」(昭和18~19年)、6回「本土決戦の覚悟」(昭和20年)、7回「焼け跡をさまよう」(昭和20~21年)、8回「独立への道のり」(昭和22~26年)。
参加は自由で無料。問い合わせは電話044(922)4917ぐらす・かわさき。

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2004年9月25日

26日に狛江市ボランティアのつどい:33団体が多彩な催し

狛江市内のボランティア団体が交流を深める「ボランティアのつどい」が、9月26日午前11時から午後3時まであいとぴあセンター(狛江市元和泉2-35-1)で開かれる。

24回目のことしは「気軽に手軽にボランティア~できることから始めよう」を合い言葉に、子どもに人気の地元ヒーロー「コマレンジャー」が初参加、ステージショーに出演するほか似顔絵大会も行われる。このほか恒例の手話、要約筆記、移送サービスなどの福祉関係ボランティア、当事者団体、環境関連の市民団体、第四中学校合唱部など33団体が参加、体験、物販、展示、遊び、ステージ、軽食の6コーナーで幅広い年代を対象に多彩な催しを繰り広げる。
主な内容は、車イス・アイマスク・手話・要約筆記・応急手当・高齢者の体験コーナー、参加団体の活動紹介や作品展示、作業所の自主製品の販売、バザー。わりばし鉄砲、あやとりなどのあそびのコーナー、ステージコーナーでは吹奏楽、手話ダンス、多摩川戦隊コマレンジャーショー、プチミュージカル、沖縄民謡などが披露される。軽食コーナーでは、わたあめ、ポップコーンのほか同センター内の「ふれあいサロン 夢」がランチ・軽食の特別営業をする。
問い合わせは電話03(3488)0294こまえボランティア・センター(狛江市社会福祉協議会)。

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スタッフが明かすしんゆり映画祭「野外上映会」の舞台裏

04092404市民の手作り映画祭としてユニークな活動を続け、ことしで10回目を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭。
そのよびもののひとつ、「なつやすみ野外上映会」がことしも8月28日に麻生小学校で開かれ、多くの市民が「ホテル・ハイビスカス」や沖縄舞踊などを楽しんだ。しかし、今回は大雨に見舞われ、初の雨体験とあってスタッフは会場変更などにおおわらわとなった。
上映会の準備から開催当日までの舞台裏をエピソードをまじえてスタッフの坂田未希子さんに明かしてもらった。
(写真はしんゆり映画祭のボランティアスタッフが制作した「シネマウマシーサー」)

kawasakiしんゆり映画祭の特長のひとつに「カタチから入る」というのがある。
上映作品が決まると、次はその作品をどう盛り上げるかということにスタッフの全精力(?)が注ぎ込まれることになる。例えば、タバコ屋を舞台にした映画『スモーク』(2002年上映)のトークイベントでは、映画さながらのタバコ屋セットが登場、ゲストを驚かせた。銭湯を舞台にした映画『こころの湯』(2002年上映)では、受付に番台が出現。番台に座ったスタッフがちょっと高い位置から来場者をお出迎えした。
このようなサービスは映画を上映する上でおそらく、いや、全く必要のないことなのかもしれない。だいたい、作るのに時間も手間もかかるのである。たった1度の上映のためにここまでやる映画祭が他にあるだろうか。それでも、まずカタチにこだわってしまうのが、しんゆり映画祭なのである。


そんなわけで、今年の野外上映会の作品が『ホテル・ハイビスカス』に決まったとき、おのずと会場は沖縄ムードでいくことに決まった。
屋台のテントにハイビスカスの花を飾り、舞台左右には映画祭のマスコットキャラクターである「シネマウマ」をシーサーにみたてた「シネマウマシーサー」を設置。スタッフの衣装はアロハで、髪にはハイビスカスの花を飾る。沖縄というより、ハワイといえなくもないが、映画がハイビスカスなわけだし、南国の雰囲気がでればよいということにした。
さて、思いつくだけ思いついたものの、作るのは大変である。日本映画学校の学生さんらによる美術班の指導でハイビスカスの花作り講習会が開かれる。大きな画用紙を花びらの形に切り取り、モールでつくった雌しべ(雄しべ?)を中心に5枚の花弁をとめてゆく。これがなかなかうまくできず、悪戦苦闘。当映画祭の某実行委員長は、1つの花を作るのに30分ぐらい格闘していた。
最大の難関はシネマウマシーサーである。そもそも「シネマウマシーサー」とはなんなのか? 学生たちのアイデアで、「シーサーがシネマウマの着ぐるみを被っている」というものになった。新聞紙で作った張りぼてのシネマウマ。その首のあたりから真っ赤なシーサーが顔を出している。想像以上に立派なものになった。

さて当日。あいにくの雨。体育館上の通路には屋台を彩る予定だったハイビスカスが飾られている。美術班の機転で、せっかく作った花が雨でぐしゃぐしゃにしおれてしまうことは免れたようだ。
シネマウマシーサーは、環境デザイナーの岩崎敬さんにライトアップしていただき、ますます威厳が備わったようだ。光が音によって瞬く仕組みになっているのも楽しい。
第一部は和太鼓グループ「雷鼓」の演奏で幕開け。私たちの意気込みを感じ取ってくれたのだろう、髪にはハイビスカスの花をつけてくれている。そんな心意気がとてもうれしい。続く「絃友会」の踊りと演奏ではたっぷり沖縄を堪能。偶然にも映画に出てくる手遊び付きの曲「赤田首里殿内」の演奏もあり、手遊びの図解を出す。映画学校生が書いてくれたかわいいイラスト、シネマウマも登場しての手遊び講習に、会場中が和やかな雰囲気に包まれた。
イベントが始まったころは半分ほどだったお客さんが、上映前には会場いっぱいになっている。雨の中、こうして多くの人が来てくれたのは、野外上映会を楽しみにしてくれていたからだろう。この会が夏休み最後のイベントとして定着してきたことがとてもうれしい。
体育館での上映となったことで、会場内に一体感が生まれたような気がする。上映終了後、中江監督と主演の穂波ちゃんが登場し、最後にカチャーシーを踊るまで、ほとんど帰る人はいなかったようだ。それどころか、みんな楽しそうに踊っていた。

会場の雰囲気と映画の余韻が相まって、会場全体に心地よい空気が流れていたのかもしれない。出口付近でお客さんを送り出していたスタッフに、みんなニコニコしながら帰っていったという話を聞き、ほっとした。それと同時に、狭い出口に人が押し寄せてパニックになることもなかったのは、お客さんの協力があってこそだと感謝するばかりである。
『ホテル・ハイビスカス』の上映が決まったときから絶対にやりたかったのが、出口に垂らした「おやすみかん」の幕。映画の中で、旅に出ていた母を迎えるため「おかえりんご」の垂れ幕を作るのをまねたものだ。終映後、片づけのためにバタバタしてしまい、「おやすみかん」を見上げるお客さんの顔を見る余裕がなかったのが残念だが、きっと、くすくす笑いながら帰ってもらえたと信じている。
(KAWASAKIしんゆり映画祭 市民ボランティアスタッフ 坂田未希子)

■関連記事■
麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ(2004/09/16)

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2004年8月13日

狛江市の「新しい風」:初の公開プレゼンで5団体に補助金

狛江市内の市民団体が市の補助金を受けて行う催しや事業について公開で審査する会が7月24日、狛江市元和泉のあいとぴあセンターで行われ、11団体が審査委員や市民の前で催しの内容などを説明、6団体が選ばれた。同市の補助金で公開プレゼンテーション方式が取り入れられたのは初めて。

「新しい風(狛江市市民活動事業)」と名付けられたこの補助金は、先駆的で特色ある公益活動を行う市民団体を育成するため、団体が催す事業に1団体上限15万円までの財政支援を行おうと今年度初めて設けたもので、総額は100万円。
同市市民協働課が5月26日に説明会を開催して参加団体を公募。福祉、国際交流、情報化社会、文化などさまざまな分野で活動する11団体が応募した。選考は「狛江市市民参加と市民協働に関する審議会」委員長で日本NPOセンター副代表理事・山岡義典選考委員長、萩原なつ子武蔵工業大学環境情報部眼鏡情報学科助教授、あいとびあセンター職員・小楠寿和さん、社会教育委員・河西洋子さん、東京財団リサーチフェロー職員・谷本有美子さんの5人。
午後1時からの審査は、参加団体がくじ引きで発表順を決め、各団体が事前に準備した資料やコンピューターのパワーポイントなどを使って、6分間説明、審査員からの4分間の質問に答える形式で進められた。
初めての公開プレゼンテーションとあって約40人の市民が出席。説明者は審査員の前で講演会や講座、多摩川の環境整備、乗馬会、音楽会、マップ作り、バリアフリースポーツのルールブック作りなど8月以降に行う事業内容を真剣に説明した。なかには緊張して言葉に詰まったり、使い慣れないコンピュータで説明用の画像がなかなか表示されないなどのハプニングのほか、選考委員からは資金計画や補助金を受ける必然性などシビアな質問も出て関係者をハラハラさせる場面もあった。
約2時間のプレゼンテーション後は、公開の審査会。審査員が別室で(1)先駆的・将来性(2)市民ニーズや地域性(3)事業計画と収支の現実性(4)事業実施の効果(5)事業実施団体の自立の可能性の5項目について第一次評価した合計点を張り出し、山岡委員長が評価について説明。その後、評価点や内容について各員が討論し、5人の委員が7票以内でラベルをはって投票する第2次審査が行われた。
その結果、全員が評価し5点を得た3団体と4票の2団体は決定。その後、3票の団体にもう一度説明のチャンスを与えて合格とし、各団体に15万円の補助金を付けることになった。
審査員からは「どの団体も熱心に取り組んでいる。税金を使って行う事業のためその妥当性をわかるように厳しく審査した。残念ながら今回補助金を受けられなかった団体は、来年また新たな企画でチャレンジし、市民活動を盛んにしてもらいたい」と話していた。市民団体からは「プレゼンは緊張したが、他団体の事業内容や審査の講評も聞け、とてもおもしろかった」と好評だった。
交付金を受ける団体と事業は
○こまえほたる村=多摩川環境保全清掃活動
○乗馬フェスティバル実行委員会=狛江乗馬フェスティバル
○手・サッカー協会=手サッカーの普及のための本の作成
○ミュージカルCoCo〜=ザ・ミュージカル!アラカルト
○狛江ともしび音楽隊=チャリティ歌謡ショウ「想い出の昭和」
○k-press=狛江ウォーキングマップの作成・刊行

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