2006年3月16日

高津区で花と緑の道づくりフォーラム:

川崎市高津区役所で3月18日、2006年度から整備する道路の景観について区民の意見を聴く集会が開かれる。

この集会「花と緑の道づくりフォーラム」は、南武線武蔵溝ノ口駅前(高津区役所側)に2006年から2008年の3カ年に実施予定の野川・柿生線沿線約1.1Kmの整備について区民の意見を聞く もの。周辺は、旧岡家住宅、洗足学園、久本神社などがあり、そうした街資源を生かした整備を行うことをめざしており市民の意見を聴く。フォーラムは、はじ めに「野川・柿生線景観整備基を計画素案」を説明。その後、パネルディスカッション。パネラーは、東京農大教授で川崎市環境影響評価審議会委員の近藤三雄 さん、高津区まちづくり協議会の佐藤順子さん、海野芳彦川崎市環境局緑政部長。コーディネーターは地域総合研究所所長斉藤睦さん。
問い合わせは電話044(861)3134高津区役所地域振興課まちづくり担当。

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2006年3月15日

耐震偽装問題を切り口にまちづくり行政のシンポ

全国各地でおきた耐震偽装問題を切り口に、偽装マンションの被害者や都市計画プランナーを招いてまちづくり行政について考えるシンポジウムが 3月17日午後6時30分から川崎市高津区溝口の「てくのかわさき」で開かれる。

主催するのは、川崎市内の乱開発の歯止めや自然環境保全運動のネットワーク組織「まちづくり・環境運動川崎市民連絡会」。同会では、1998年に規制緩和で建築確認制度が民間に開放されたことが耐震偽装を引き起こす要因のひとつと考え、シンポではまちづくり行政全般の問題を明らかにし、建築確認制度の改善を求める。
パネラーとして出席するのはまちづくり条例研究センター主任研究員で野口和夫さん、日本建築学会前建築法制委員長の稲垣道子さんと全国で一番早く退去命令が出たグランドステージ川崎大師の住民代表の平貢秀さんの特別報告も行われる。参加は自由で、資料代か600円。問い合わせは、電話044(833)5572まちづくり・環境運動川崎市民連絡会。

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2006年3月 9日

川崎市高津区のジャズコーラス「ブルー・スカイズ」:一流ミュージシャンと競演、3月19日に演奏会

060309jaz01 川崎市高津区のジャズコーラスのグループ「ブルー・スカイズ」(佐野和彦代表)が、3月19日午後2時から高津区久本2丁目の洗足学園大学前田ホールで5回目のコンサートを催す。
(写真は指揮者のレスペランスさんの指導で練習に励むメンバーたち)

060309jaz02 「ブルー・スカイズ」の結成は2001年。洗足学園大のジャズコースの創設を機に教師として招かれた日本のテナーサックスの第一人者中村誠一さんが、地域にジャズの芽を育てようとの呼びかけに、区民がこたえて誕生した。
第一線で活躍するミュージシャンが指導するとあって、ジャズ愛好家だけでなく、年齢や職業など幅広い区民が次々と加わり、結成当初30人ほどだったメンバーが現在は倍以上の70人余りに増えた。
年齢層も20代から70代と幅広く、代表の佐野さんによると「古くからのジャズ愛好家、コーラス出身者、楽しそうだからという人がそれぞれ3分の1」だという。毎週土曜日には同区溝口1丁目の「てくのかわさき」などで練習しており、区内だけでなく、隣の宮前区や多摩区、麻生区、中原区などの市内に加え、横浜市や都内からも熱心に通ってくる。主婦などの女性が3分の2を占めるが、男性もサラリーマンや定年退職者などが楽しそうにジャズでスイングを楽しんでいる。
川崎市民合唱祭や高津区民音楽祭などの地域の音楽イベントに加え、日本最大のジャズイベント「横濱 Jazz Promnade 2005」にも出演するなど、地域に密着した活発な音楽活動をくり広げている。
060309jaz03 19日のコンサート(2006ジャズコーラスコンサート実行委員会主催)はグループ恒例の定期演奏会とあって、合唱団などの指揮や指導に40年余りのキャリアを持つ、米国人のマルセル・レスペランスさんとジャズピアニストで編曲家の岩崎佳子さんの指導で最後の仕上げに取り組んでいる。練習では、レスペランスさんや岩崎さんからきめ細かな指示が次々と出されるが、どのメンバーの顔も気の合った仲間と歌う楽しさにあふれ、笑顔もこぼれるなど、終始なごやかなムード。歌詞はすべて英語だが、「やっぱりジャズは英語でなくちゃ。最近、発音が良くなったねとほめられるんです」などという声も聞かれた。
当日は、中村誠一さん、岩崎佳子さん(ピアノ)、稲葉國光さん(ベース)、渡辺雅介さん(ドラムス)ら一流のミュージシャンも出演する。
演奏曲目は
「ブルー・スカイズ」「ムーンライト・セレナーデ」「アイヴ・ゴット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング」、ボサ・ノヴァ・メドレー、「恋とはどんなものかしら」、バート・バカラック・メドレー、「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」「君住む街角」「バイ・バイ・ブラックバード」(演奏ブルースカイズ)、「リレスト」「君を想いて」(中村誠一カルテット)「グルーヴィン・イン・ザ・レイン」「マイ・フェイヴァリット・シングズ」(岩崎佳子トリオ)。
入場料は2,000円(前売り予約1,800円)。
問い合わせは電話090-1500-0248中村。
ホームページ=http://blueskies.jp
(写真上はコンサート。下は練習風景)

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2006年3月 4日

高津区の久地の梅林:梅の花が満開に

060304ume09開花が遅れ気味だった梅がこのところの陽気で一気に満開になった。川崎市高津区久地の梅林でも、梅の林が白い花をつけ、道行く人の目を楽しませている。
梅林の他の写真を見る>

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2006年2月18日

高津区で2月19日に大山街道フェスタ:新会場の二子神社で湯とうふ配布

川崎市高津区のメインストリート——大山街道を見直そうと溝口緑地(高津図書館前広場)など3カ所で2月19日午前10時30分から午後2時30分まで「大山街道フェスタ」(大山街道フェスタ実行委員会、大山街道活性化推進協議会主催)が開かれ、大鍋で作った湯豆腐の配布やフリーマーケットなどが催される。

大山街道は、赤坂御門を起点に伊勢原から大山阿夫利神社に至る「大山詣(もう)で」の道として古くから親しまれている。高津区の街道沿いは江戸時代は多摩川の宿場町として栄え、江戸や明治に開業した店が多く残り、市内でも最も古い商業地のひとつ。作家・岡本かの子、陶芸家・浜田庄司の生誕地としても有名。
フェスタは地元市民による手作りイベント。3回目のことしは、岡本かの子の文学碑がある多摩川添いの二子神社が新たに会場に加わった。
主な内容は、溝口緑地では「大山街道物産市」と銘打って街道沿いの商店の出店、フリーマーケット、バルーンアート実演、三味線演奏のほか豚汁、赤飯、生野菜などの販売。高津図書館では午前11時と午後1時30分から「みぞのくち村むかしむかし」と銘打って溝口に伝わる民話をカナリヤ人形劇で上演する。大山街道ふるさと館では、落語と以前街道沿いで和菓子屋を営業していた荻島満朗さんが「打ち菓子」づくりを実演、大山街道に関する展示などを行う。
二子神社では、フェスタの名物「高津ゆどうふ」の無料配布(無くなり次第終了)、モチ、けんちん汁の販売、フリーマーケット、高津健康の森の竹で作った竹馬遊び。このほか、区内の名所案内の活動を続けるシルバーガイドメンバーが、大山街道を歩きながら解説する「街道ウォーク」(受け付け、二子神社)が行われる。参加はだれでも自由。雨天の場合は一部のイベントが中止になる。
問い合わせは電話044(861)3133高津区役所区政推進課。

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2006年2月 7日

輝け川崎フロンターレ展:川崎溝ノ口郵便局で開始

060207fsyasinnten1 3月5日のJリーグ開幕を前に、川崎フロンターレへの関心を高め2006年シーズンの飛躍を祈る「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)が、2月7日の川崎溝ノ口郵便局(写真)を皮切りに、市内6カ所で行われます。

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展覧会では、2005年のホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真(A2、A3)を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレ の魅力を紹介します。展示する写真は、会場の広さなどにより異なりますが、川崎溝ノ口郵便局では、FWの我那覇和樹選手、ジュニーニョ選手、MF マルクス選手、中村憲剛選手、DFの箕輪義信選手などのプレー中の写真11点とk-pressが発行しています「フロンターレnow」を展示しています。 13日からは、ことしのJリーグでの初ゴールを当てる「First Goal Quiz」を行います。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

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2006年1月23日

「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」:プロ・アマ4劇団と公募市民らが好演

060123geki3 川崎宿の復興や多摩川、二ヶ領用水の治水事業を手がけた江戸時代の偉人・田中兵庫(別名=丘愚・きゅうぐ、1662〜1729年)の生き方を題材にした創作劇「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」が、川崎市高津区溝口のすくらむ21ホールで1月21日に初演された。公演には、市内のプロ・アマ劇団や演劇関係者が協力、小学生から中高年の公募市民のほか「民藝」のベテラン俳優・今野鶏三さんも出演、約70人が舞台に登った。舞台は、引き続き川崎区や麻生区でも公演される。

写真=上・歌で盛り上げるフィナーレの場面、下・練習後のダメだしの指示を出す演出家の高木達さん(いずれも京浜協同劇団での練習風景)

この舞台は、川崎市文化室が毎年行っている青少年舞台芸術活動事業の一環で、青少年舞台芸術活動実行委員会(鈴木穆実行委員長)と市が主催、市教委が後援する。これまではヤングミュージカルとして小学生から大学生までの公募市民で音楽、ダンスを中心に市内の脚本家らが書いた創作音楽劇を公演してきたが、5回目を迎えることしは、川崎市の社会科副読本にも載っている郷土が誇る偉人・田中兵庫を取り上げ本格的な演劇公演を行うことになった。脚本は実行委のひとり小川信夫さんが、演出は劇団青年座の高木達さんがそれぞれ担当した。
060123geki2_1 作品は「六郷に虹をかけた男」として以前に市内の劇団が公演しており、それを見た演劇関係者からの提案もあって、子どもが出る場面と50歳以降の兵庫の生き方を加筆。子どもだけの出演では、表現するのは難しいとアマ劇団「京浜協同劇団」「劇団川崎演劇塾」のほかプロの「劇団民藝」「人形劇団ひとみ座」が協力、俳優が出演することになった。公演にあたっては、内容を理解するために出演者も参加するシンポジウムや現地調査も行うほど力を入れて取り組んできた。
劇は「川崎宿場の巻」「江戸の巻」「治水の巻」の三部で、川崎宿を復興させて名主となり50歳で江戸の荻生徂徠の門下に入り「民間省要(みんかんせいよう)」を書き、八代将軍徳川宗吉に認められて多摩川などの治水事業を成し遂げるまでの兵庫の業績を、多摩川の反乱、農民の苦しみを体全体で受け取り改革を夢みる名主・源蔵との路線の違い、その意志を継ぎ改革案をかきあげるなど全般を史実に基づいてドラマチックに描いている。
出演者は、昨年10月からスクラム21などで主に土・日曜けいこに入り、子どもたちは、プロの指導者やまわりのおとなの演技力に刺激を受け、表現する楽しさを身につけてきた。4回目の参加の三田和季(菅中1年)は「劇をもっとやりたいと思って参加した。時代劇だけど古くさくなく楽しい」と目を輝かす。せりふもある役についた中原区の大学生中井健太さんは「異年齢の集団の中で、子どもからはエネルギーをおとなからはプロの演技を教えてもらい、いい経験をしている。楽しめる劇なのでぜひたくさんの人に観てもらいたい」と意欲をみせている。
民藝の今野さんは「これまで、劇団と地域をつなぐ活動をしてきたので引き受けた。いい舞台を作るのはプロ、アマのかわりがなく、いろんな経歴の人が混合チームをつくりけいこ場でエネルギーをぶつけるのはとても刺激になる」と話している。
担当の文化室によると、公演初日の21日は雪が降るあいにくの天気だったが300人が入場、翌日は700人とほぼ満席だった。次の公演は1月28日午後6時30分から川崎市教育文化会館、4回目は2月11日午後2時と午後6時30分麻生市民館で行われる。主催者は「川崎の基礎を作り上げた人物のひとりを取り上げた作品なので、多くの市民に観てもらいたい」PR活動にこれまで以上の力を入れており、川崎の北部地区の特定郵便局の協力で局内にチラシを展示、麻生区内の8カ所の郵便局で麻生市民館の入場券を取り扱っている。
入場券はおとな2000円(当日2500円)、子ども(18歳以下)500円。問い合わせは電話044(813)0808川崎市男女参画センター(FAX044-813-0864)または044(200)2280川崎市文化室。

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2006年1月19日

高津区役所が昼休みに寄席:1月20日にアマ落語家が一席

区役所でお笑いを一席−川崎市高津区役所で1月20日、寄席「たかつ亭」が催される。

午後12時10分から55分までの昼休みに区役所第一会議室に即席の高座を設け、アマチュア落語家で「さいわい寄席」代表の清流亭いしあたまさんらが先着80人を前にごきげんをうかがう。
最近の落語ブームにあやかろうと企画したもので、昼休みにロビーでコンサートを開いている区役所はあるが、落語は川崎市内では初めて。午後のひとときを笑って過ごすのもオツですよ、参加を呼びかけている。
問い合わせは電話861-3131高津区役所総務企画課。

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2006年1月 9日

川崎フロンターレが「スタートダッシュフェア」

ボランティア記者 藤井栄美

06010901f 2006年川崎フロンターレスタートダッシュフェアが1月8日午後1時30分から、高津市民会館で600人以上のファンを集めて開催された。進行は等々力競技場スタジアムDJのあべはるこさんとフロンターレOB中西哲生さん。

スタートダッシュの写真(撮影=藤井隆弘、藤井栄美)を見る>


トークショウの前にサッカーデモンストレーターの土屋健二さんによるリフティングのデモンストレーションが行われ、「魅せるリフティング」に観客から歓声 が上がった。マラドーナに憧れ究めた土屋さんの技は、サッカーの神様ペレにも認められ、海外のリーグでハーフタイムショウを行うとのこと。その土屋さんいわ くリフティングのコツの一つが「鼻から息を吸い口から吐く」そうすることにより脳に酸素が回り視界が広くなるとのこと。中西さんが「あまりにもボールが吸い 付いているように見えたので」と使用球を確認する場面もあった。
メインイベントのトークショウのゲストはGK相澤貴志選手とMF谷口博之選手。最初にオフをどう過ごしたかという質問から相澤選手の結婚の話が披露され、おめでたい話からのスタートになった。相澤選手は、ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦の際に浴びせたれた相手サポーターからのきついヤジにも「普通にそんなこと言わないでしょ。笑っちゃいました」「試合に出るチャンスが来るかなという予感は無かったが、サテライトでは出ていてちゃんと出来ていたので」と試合に出れない時の練習や出始めてからの自分に対する自信をうかがわせた。
谷口選手は、中西氏に「DFは180度しか見る方向無いけど、ボランチは360度見ないといけないでしょ。怖いでしょ。結構ボール受けてるけど」と振られると「怖いです。簡単なところで受けて、とりあえず見える人に出します。ケンゴさん(中村憲剛選手)がいるので渡すようにしてます」と答え、笑いを誘った。
最終戦のガンバ大阪戦について「優勝したチームを目の前で見てどうだった?」という質問に二人とも「優勝したいという気持ちが強くなった。良かったと思う」「優勝したい」と語っり、サポーターにも「頑張りますので是非試合を見に来て欲しい。応援して下さい」とメッセージを送った。
恒例のプレゼント抽選会ではホーム開幕戦のペアチケットなどのほか、相澤・谷口選手のサイン入り公式ユニフォームに加え中西氏の現役時代のサイン入りの秘蔵ユニフォームも出品され、会場の観客の懸命なアピールに選手も中西氏も当選者を決めるのは一苦労だった。また、多く詰め掛けたサポーターのためにトレーディングカードが200枚用意された。
最後の握手会は当初200人の予定だったが、「フロンターレのサポーターは熱いし、本当に温かい。もっと大切にしなければならない」と語る元ミスターフロンターレ・中西さんの提案で来場したずべてのファンとの交流となった。うれしいお年玉になったのではないだろうか。
プロ6年目を迎えて出場経験も増え、結婚も間近に控えた相澤選手は、舞台に慣れない谷口選手を気遣う余裕を見せるなど落ち着いた様子で受答え、更なる成長を予感させた。一方谷口選手は未だこういった場は慣れない様子で緊張していたのだろうが、試合中の姿からはとても想像が出来ないような独特のリズム感と雰囲気で会場を沸かせていた。
来るシーズンの両選手の活躍を期待したい。

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2005年10月29日

高津区民音楽祭:29日は前田ホールでパイプオルガンをバックに250人が合同演奏

川崎市高津区で10月29日と11月12日に高津音楽祭が催される。ことしは初日の29日に洗足学園前田ホールで、プロが演奏するパイプオルガンをバックに参加団体有志による本格的な初の合同演奏が行われる。

同音楽祭は、音楽愛好会の交流と輪を広げる目的で、魅力ある区づくり推進事業の一環として高津区文化協会、洗足学園音楽大学、高津JAZZ協会、高津市民合唱団、高津市民オーケストラの代表で構成する「高津区民音楽祭運営委員会」などの主催で開かれことし16回目を迎える。出演は、区内などの幼稚園、小学校、高校、大学、ママさんコーラス、混声合唱、器楽演奏グループ27団体とパイプオルガンのゲスト奏者荻野由美子さん。内容は、クラシック・合唱の部は29日正午から前田ホールで19団体と有志の合同演奏、フリージャンルの部は12日午後1時30分から高津市民館大ホールで邦楽、ジャズ、ハワイアン、ポピュラーなど8団体の演奏と出演者と観客の全員合唱。
ことしの目玉となる合同演奏は、29日のプログラム最後。合唱9団体約200人、高津市民オーケストラ約50人が出演、荻野さんのパイプオルガン演奏をバックに、モーツァルト「ァヴェ・ヴェルム・コルムス」とヘンデル「『メサイヤ』よりハレルヤコーラス」を演奏する。
入場は無料。問い合わせは電話044(861)3140高津区役所区民協働推進部地域振興課。

プログラム
○合唱・クラシックの部=10月29日 洗足学園前田ホール
 (JR武蔵溝口駅徒歩8分)
洗足学園音楽大学打楽器アンサンブル
コール・フォレスト
F. Saxophone Quartet
川崎コミュニティー・クワイヤー
コール・アゼリア
AMP
川崎めぐみ幼稚園 プリムローズ
コール・サンエコー
高津オカリナの会
フラワーコーラス
高津弦楽アンサンブル
Handbell Sherry
コーラスいずみ
高津メンネルコール
ラ・フルール・ドール
梶ヶ谷女声コーラス
高津市民合唱団
高津市民オーケストラ
ゲスト演奏・荻野由美子さん
合同演奏  

○フリージャンルの部=11月12日 高津市民館大ホール
 (JR武蔵溝口駅徒歩1分 ノクティ2・12階)
琴伝流 琴望会 橘グループ    
モウ・マン・タイ             
音楽工房ZOO             
ブルースカイズ(高津ジャズコーラス)
鈴カステラ                
マウイ・アイランダース   
末長小学校PTAコーラス&コーロ・アニマート 
川崎市立高津高等学校 吹奏楽部      
全員合唱

ホームページはhttp://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/oshirase/2005nend/10/1018.htm

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2005年8月21日

川崎市制記念花火大会:夜空彩る6000発にうっとり

05082007川崎市市制記念多摩川花火大会(川崎市、川崎市観光協会連合会、高津観光協会主催)が8月20日夜、高津区の多摩川二子橋下流河川敷で開かれ、広い河川敷や堤防を埋めた観衆は夜空を彩る約6000発の趣向を凝らした花火に暑さを忘れて見入っていた。
【花火大会の写真を見る】

会場の河川敷には打ち上げの2〜3時間前から浴衣姿の若いカップルや家族連れなどが次々と訪れ、広い河原も人波でびっしりと埋まった。
午後6時30分から大会本部前で行われたオープニングセレモニー「川崎おどり2005」に続いて、7時から菊花園、ファイヤードラゴン、フラワーカーニバル、スペースガーデン、夜空のトパーズ、華火サンバ、ビッグバンなどと名付けられた趣向を凝らした花火のプログラムが約1時間にわたって夏の夜空を彩った。なかには市選挙管理委員会提供の選挙への投票を呼びかける仕掛け花火もあった。

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2005年8月 4日

高津市民館で8月5日、憲法九条と音楽の夕べ

川崎市高津区内に住む市民などが平和を願い自身の戦争体験を語る「戦後60年に集う 憲法九条と音楽の夕べ」が8月5日午後6時30分から高津市民館で開かれる。

主催するのは「たかつ九条の会」(山本武彦事務局代表)。同会は、憲法改正の動きが進むなかで、地域から憲法9条を守る声をあげようと、ことし5月に全国組織の「九条の会」事務局長で東大教授の小森陽一さんを招き、記念講演会を開いて発足した市民団体。
発足後初めての集会では、区民など6人が自らの体験を語る「戦争体験と憲法九条」のほか、室内楽、シャンソンの演奏を催す。体験談は「戦争遺跡保存全国ネットワーク」の新井揆博さんが川崎の戦争について話すほか、被爆やシベリア抑留、特攻隊訓練などの体験談と20代の若者が平和の大切さを話す。たかつ九条の会呼びかけ人のひとりで同区二子の紫村千恵子さんが愛と平和をテーマにしたシャンソンを披露、オープニングには川崎を拠点に活動する「アルスノバ・ウィンズかわさき」が室内楽を演奏する。会場では、午後6時10分から川崎大空襲のビデオ上映を行う。
入場は500円。
問い合わせは電話044(822)9661山本さん。

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2005年7月26日

7月24日に大山街道で高津区民祭:20万人がパレードなど楽しむ

050726takatumaturi1高津区民祭(同祭実行委員会主催)が7月24日、川崎市高津区溝口の大山街道一帯で催された。曇りがちで祭りにはちょうど良い天気とあって沿道はゆかた姿の家族連れやグループなどでぎっしり。昨年より1万人多い約20万人(主催者発表)がみこしや踊りパレードなど数々の催しを楽しんだ。

同祭は、区内の町会や文化協会など41団体で実行委員会(吉崎隆男実行委員長)を構成。大山街道の周辺と高津小学校、高津スポーツセンター、大山街道ふるさと館、溝口駅前など22カ所の会場でさまざまなイベントが午前9時から午後8時半過ぎまでくり広げられた。午後1時20分からは、高津スポーツセンターで阿部孝夫市長、山形清純高津区長などが参加してオープニングセレモニーが開かれ、吉崎実行委員長が「区民が自主運営し31回の歴史と伝統を重ね行事が増えた。きょうは多くの会場でさまざまな催しを楽しんでもらいたい」とあいさつ、8基のみこし連の代表が壇上に上り木遣り節を歌ってパレードのスタートを祝った。
同祭の呼び物のパレードは、6部構成で64団体が参加。午後2時40分から8時過ぎまでオープニング、音楽、バラエティー、みこし、踊り、万灯の順で沿道をにぎやかに行進。地元の小中学校が参加する音楽パレードでは、重い楽器を抱えて歩きながら演奏する子どもたちをうちわであおぐ姿も見られた。
パレード目玉のみこしのそろい踏みは、諏訪はやし連、久地神社太鼓を先導に下野毛、二子、諏訪、下作延、溝口、上作延、久地、久本の8基がくり出した。沿道がラッシュアワー並に混雑したためみこしの進行が大幅に遅れ、担ぎ手は蒸し暑さと長時間の練り歩きにバテ気味だったが、夜空に映えるみこしの提灯に沿道の観客は
「待ったかいがあった」と大喜び、祭ムードは最高潮に達した。
その後の踊りパレードは区内の町内会婦人部など17団体がそろいのゆかたで参加、「高津おどり」などを披露しながら夜の街道をにぎやかに進んだ。午後7時過ぎには、パレードを締めくくる高さ数mもある五重塔をかたどった万灯2基が登場。見物客は勇壮なまといふるいや内部に照明を入れて美しく光る万灯をうっとりと眺めていた。

このほか、二ヶ領用水から大山街道を眺めようと昨年から行われている二ヶ領用水の川下りはことしも大人気。午後1時30分から7回実施、65人の子どもがライフジャケットを付けてEボートに乗り大石橋から約150mを往復、懸命にオールを動かしていた。
高津小学校では親子で楽しめる高津わくわくフェスティバルが催され、ポニー乗馬やチャリティーバザーなどのほか、校庭ではことしも人工降雪機を使って作られた雪遊び広場がお目見えし、子どもたちは歓声を上げながら雪の玉をぶつけ合ったりミニ雪だるまを作り暑さを忘れていた。体育館ではキャラクターショーや人形劇が催され、館内をうめた子どもたちが目を輝かして見入っていた。
溝口駅前のキラリデッキではストリートミュージシャンたちのコンサートが開かれ、買物客などが足を止めて聴き入っていた。
祭りの喧噪の中、二ヶ領用水ではことしで16回目となる灯ろう流しが行われ、夕涼みの散策を兼ねて川面に揺れる幻想的な光を追う人たちもいた。

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2005年6月17日

高津の魅力再発見:6月18日に「まち歩き」

高津区の魅力を再発見しようと6月18日(小雨決行)、「まち歩き」が行われる。まちづくり協議会が催すもので、午前10時に同区二子1丁目の二子神社をスタート、「水の歴史をしのぶ道」を歩いた後、すくらむ21で「まちを語ろう」と題して「歩きたくなる高津にしよう」をテーマに話し合いを行う。

この催しは、「ガイドブック・高津のさんぽみち」をもとに、普段何気なく通り過ぎている道をゆっくり味わいながら歩いて、見過ごしていた道の魅力を見つけてもらおうというもの。
二子神社−多摩川−久地梅林公園−久地不動尊−円筒分水のコースを午前中に歩き、午後1時から2時間、すくらむ21で道を歩いた体験をもとにグループ討議を行う。その後、第3期5回目のまちづくり協議会の全体会も開かれる。
参加は自由で、歩きやすい服装で昼食持参。
問い合わせは電話044-861-3134高津区役所地域振興課。
また、まちづくり協議会では現在、会員を募集している。

2005-06-17 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年3月 2日

高津区溝口で大山街道フェスタ:人気を集めた大ナベの湯豆腐

050302ooyama川崎市高津区のメインストリート・大山街道沿い 溝口南公園や高津図書館などで2月13日、「大山街道フェスタ」が開かれ、名物の大なべの湯豆腐や買い物などを楽しんだ。

写真=人気を集めた直径4mの大鍋で作る湯豆腐(上)、溝口緑地の大山街道物産市

市内でも最も古い商業地のひとつ大山街道の商業振興と歴史文化の掘り起こしを図ろうと、大山街道活性化推進協議会が主催したもの。2回目のことしは、おだやかな日和に恵まれて、昨年より1500人多い6500人が会場を訪れた。
05030200yama2人気を集めたのは溝口南公園で行われた「大山仙人鍋・高津ゆどうふ」。午前10時30分のまつりの開始とともに人が並び始め、実行委員らが区内の豆腐店で作られた豆腐を直径4mの大ナベに入れる作業を見ながら配布を待っていた。会場では、湯気の立つあたたかな豆腐を食べながら、和やかに談笑する親子連れなどで賑わい、午後1時過ぎには用意した500丁1000食を配り終えた。
溝口緑地では図書館へのアプローチにノボリ旗を並べ大山街道物産市と銘打って街道沿いの商店などが出店、うどんや赤飯などの軽食販売や陶芸家の濱田庄司にちなんで益子焼きの販売などが行われラッシュ並みの混雑、野菜の即売会場では区内産のネギやトマトなどが約40分で売り切れた。緑地では、大きな荷物を持つ家族連れや小春日和のなかでうどんやポップコーンをほおばりながら若手ミュージシャンの演奏を聴きながらのんびりと休日を過ごす若者もいた。
沿道では大山街道ウォークも行われ、ボランティアのガイドで藏づくりの老舗などを見て回る熟年連れも多かった。

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2005年2月 5日

高津区溝口で2月13日に大山街道フェスタ:活性化めざし溝口緑地などで

川崎市高津区のメインストリート—大山街道を見直そうと溝口緑地(高津図書館前)、大山街道ふるさと館などで、2月13日午前10時30分から午後2時30分まで「大山街道フェスタ」が開かれる。

大山街道活性化推進協議会が主催し、街道沿いの商店会や高津区観光協会、区高津区役所などが共済する。同協議会は、市内でも最も古い商業地のひとつ大山街道の商業振興と歴史文化の掘り起こしで、大山街道を活性化を図ろうと2003年5月に地元商店街や町会など37人で発足。2004年2月に地元市民による初のフェスタを催し、街道ウォークなどが人気を呼んだ。
大山街道は、赤坂御門を起点に伊勢原から大山阿夫利神社に至る「大山詣で」の道として古くから親しまれた。高津区の街道沿いは江戸時代は多摩川の宿場町として栄え、江戸や明治に開業した店が多く残り、作家・岡本かの子、陶芸家・浜田庄司の生誕地としても有名だ。
主なイベントは、溝口緑地では大山街道物産市と銘打って街道沿いの商店の出店、新鮮野菜の直売、フリーマーケット、うどん・赤飯の販売、きらりコンサートなどに出演する若手ミュージシャン4組の音楽演奏、区の花・スイセンの配布など。
大山街道ふるさと館では、落語、津軽三味線の演奏、「打ち菓子」づくりの実演、大山街道や高津区民祭の歴史を紹介するパネル展を開く。
溝口南公園では、大鍋で作る「大山仙人鍋・高津ゆどうふ」を11時30分から配付、ミニSL、高津区健康の森の竹を使った遊びなど。
このほか 区内の名所案内の活動を続けるシルバーガイドメンバーが、大山街道を歩きながら解説する「街道ウォーク」(大山街道ふるさと館で受け付け)、高津こども文化センターで大山街道にちなんだ昔話の読み聞かせ、糀ホールでクラッシック音楽会(入場無料)などが催される。
参加は自由で、雨天の場合は一部の催しが中止となる。
問い合わせは電話044(861)3133高津区役所地域振興課。

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2005年2月 2日

二ヶ領用水のフェンスを高津区民が投票した色に塗り替え:濱田橋〜平成橋の500m

050202fennsu01川崎市内を北南に流れる二ヶ領用水のフェンスを、周辺の風景に調和したものにしようと、市民が投票で色を決める試みが高津区で行われ、1月下旬から採用された濃い緑色への塗り替え工事が始まった。

写真・上から=投票する委員、現場で話し合う水辺の風景部会委員、開票風景

工事を行っているのは、大山街道と交差する高津区溝口1丁目、3丁目付近の濱田橋から平成橋の約500mの区間。
投票を企画したのは、高津区まちづくり協議会の「水辺の風景部会」(川崎泰之部会長)。まちづくり協議会は、地域の諸問題を住民が話し合い、行政と協働で住みよいまちづくりを進める団体で川崎市各区に置かれ、公募や団体推薦の区民が参加してさまざまな活動を行っている。
050202fennsu03同部会では、用水のフェンスの塗り替え工事が今年度に行われることを知り、その塗色に区民の意見を反映してもらおうと、検討を行うことにした。これまでの青緑色は明るすぎてフェンスが目立ちすぎ、周辺の街並みや枝垂れサクラの並木となじまないなどの意見が出された。こうしたことから塗り替え工事を担当する高津区建設センターと話し合い、街並みに調和する落ち着いた色を採用することで合意、焦げ茶色、濃い緑色の2種類を候補に選び、投票することになった。
同センターは、見本として12月20日に濱田橋付近の左右両側のフェンスに2種類の色を塗って協力。部会では投票を呼びかけるチラシを300枚用意して川に面する家に配布したほか、フェンスにも取り付けた。投票箱は川崎部会長が千年の健康の森から切り出した竹に穴を開けて作成、川沿いのフェンスに取り付けた。
050202fennsu021月2日から8日の昼過ぎまで行われた投票には、白票も含め65票が投じられた。1月8日午後2時から部会員約10人の立ち会いで開票が行われ、緑色が45票と茶色の7票を大きく上回った。川崎部会長は「実験的な試みに、予想以上に多くの人が投票してくれ感謝している。こんなに票差が出るとは思わなかったが、街に調和する色に決まってよかった」と話した。また、委員の一人で色彩計画家・吉田慎吾さんは「色の要素のひとつ、彩度を押さえると川やサクラがきれいに見える」と結果を評価している。
西村孝彦・区建設センター所長によると、区内の二ヶ領用水の長さは約3kmで、今年度の500mを手始めに、下流に向かって毎年少しずつ市民が決めた色に塗り替え、濱田橋より上流のフェンスは、塗り替えて間もないため下流の塗り替えが終わってから考えたいという。

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2005年1月26日

大山街道ガイドマップが完成:史跡などを紹介

高津区の大山街道の史跡などを紹介した『大山街道と周辺マップ』がこのほど完成した。

大山街道は「矢倉沢往還」とも呼ばれ、江戸の赤坂御門と大山(伊勢原市)を結ぶ道として古くから親しまれ、二子、溝口は宿場として大山詣での人々でにぎわった。また、茶や真綿、たばこなどの輸送路としても盛んに利用された。
同区では、シンボルロードとして多くの市民に親しんでもらい、街道沿いの商業振興や文化や歴史の掘り起こしのきっかけにしようと2003年に大山街道活性化推進協議会を結成、その活動の一環としてマップを作成したもの。
A3判のマップは1色刷で、両面に街道沿いの史跡や旧家などを写真入りで紹介したほか、公共施設、トイレなどの位置を記し、散策に役立ててもらえるよう配慮している。
1万部を印刷、区役所、支所、図書館、市民館などのほか、街道沿いの商店で希望者に配布する。
マップは協議会の委員がデザインや掲載内容などを決め、印刷代は街道沿いの商店の協賛金でまかなった。
また、2月13日午前10時30分から午後3時30分まで大山街道ふるさと館、高津図書館前などで開かれる「大山街道フェスタ」のPRにも役立てる。
問い合わせは電話044(861)3140高津区役所地域振興課まちづくり担当。

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2004年12月 2日

高津文化協会が区内の公園に北原白秋の歌碑を建立

04120201「ペチカ」「この道」など数多くの童謡の作詞を手がけ、いまも多くの人に親しまれている詩人で文学者の北原白秋の歌碑が高津区の久地梅林公園(久地 3-4-32)に立てられた。春から碑の建立を進めてきた高津区文化協会(鈴木穆会長)の会員など関係者が出席し、11月3日に除幕式が行われた。
高さ 127cm、幅67cmの木曽川の石製の碑には「君がため 未明(まだき)に起きて 梅のはな 見に来りけり まさやけき花」の歌が刻まれ、裏側に解説が記され、まわりには2本の梅が植えられている。
写真=久地梅林公園のに立てられた歌碑と高津区文化協会会長の鈴木穆さん

04120202「昭和6(1931)年初夏から、同区の対岸にあたる砧村大蔵(現、世田谷区)に住んでいた白秋が、8年2月27日夜に催される与謝野鉄幹の還暦の祝賀会に出るにあたり、梅を題材にした歌を出席者が持ち寄ることになったため、当時、梅の名所だった久地の梅林へ祝賀会の早朝に訪れて、この歌をはじめ10首をよんで、鉄幹へ贈った。
これらの歌は、龍が地をはうように茂ることから「臥龍梅」と呼ばれる古木を見て、うわさ通りのすばらしさに感動して生まれたといわれ、久地の梅林の盛時をしのばせる。当時この一帯は、名主を務めた旧家・川邊家が所有し、臥龍梅のほか多数の梅の木が植えられていたことから「梅屋敷」と呼ばれていた。宇奈根の渡し場近くのメイン通りだったことも手伝い、周辺から多くの人が見物に訪れ、屋台も出るなどのにぎわいをみせた場所だ。 2002年に開園した約3800平方m同公園内には、かつての梅林を再現しようと20種 41本の梅が植えられている。
白秋は、明治から昭和にかけて活躍した詩人・歌人で、『明星』『スバル』などに作品を寄せ、短歌雑誌『多磨』を主宰するなど大きな足跡を残した。また、「すかんぽの咲く頃」「あめふり」「ゆりかごのうた」「松島音頭」などの童謡や歌曲の作詞家としても名高い。
除幕式では、手島好子高津区長らが参列、区内在住の桜井純恵さんが白秋の童謡などをソプラノで独唱した後、鈴木会長らが除幕、石塚照洲さんが「文学碑の白秋歌を吟ず」を披露して、完成を祝った。
同会では、地元を称えた有名な歌人の歌を次の世代に残したいと春から歌碑の建立を検討、川崎高津区ロータリークラブなどの協力で実現。また、同区と高津区観光協会が市制 80周年記念事業の一環としてステンレス製の説明板を11月下旬に設置した。
同会の調べでは、白秋の碑は、多摩区登戸に「多摩川音頭の碑」、麻生区の王禅寺境内に禅寺丸柿をよんだ歌碑があり、今回で3基目。また、高津区内には岡本かの子、国木田独歩など文学碑があり、これで12基になったという。
同会では、区の新しい観光スポットとして定着するよう、文学碑の説明ボランティアを養成し、文学碑を巡る散歩コースも作りたいと意欲をもやしている。
04120203式典に参列した元地主家族の川邊勝代さんは「土地を手放すことになったが、公園に再び梅の木が植えられ、今回建立された碑が我が家の正面にたち、ご先祖様にいい供養ができる」と喜んでいた。
鈴木会長は、「長年温めてきた文学碑構想が白秋忌(11月2日)翌日の文化の日に実現できてとてもうれしい。区内には文学にちなんだ場所が多くあり、これらをつないで文化的知名度をあげていきたい」と話している。

2004-12-02 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月22日

多文化フェスタ・みぞのくち2004:10月23日にノクティ2で

04102102川崎市高津区溝口のノクティ2(マルイファミリー溝口)屋上で、世界各国の料理や踊り、福祉作業所の作品を販売する「多文化フェスタ・みぞのくち2004」(多文化フェスタ・みぞのくち実行委員会、高津市民館主催)が、10月23日午前11時から午後3時までに開かれる。雨天の場合10月30日。
(写真は昨年の多文化フェスタ)

フェスタは、障害や国籍を超えてさまざまな人の個性を認め合い、理解と友情に育まれた「多文化・共生」のまちをめざそうと1999年から催され、エスニック料理や国際色豊かな催しが人気を呼んでいる。
ことしは、国際交流やボランティア活動を行っている33団体が参加、川崎市民活動センター、多摩・高津・宮前・中原区の社会福祉協議会、市民文化パートナーシップかわさき、川崎国際交流協会が後援、高津市民館の協力で開催される。
韓国、中国、ブラジル、レバノン、インド、ハイチの料理を扱うエスニック屋台と9カ所の福祉作業所で作られたお菓子、織物など自主製品の販売と活動報告などが各コーナーで行われる。舞台では、東橘中学の吹奏楽、手話ダンス、アフリカのファッションショー、エイサー、獅子舞、同市民館で生まれたカンカラ三線など多彩なパフォーマンスが午前11時から午後3時まで繰り広げられる。また、昔の遊びのコーナーなどもある。主催者は、環境保護のため、食器の持参を呼びかけている。
問い合わせは電話044(814)7603高津市民館同事務局。

2004-10-22 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック