2006年6月17日

川崎市多摩区の登戸駅が一新:南北自由通路とペデストリアンデッキも開通

060617noborito02 川崎市北部の交通の拠点−多摩区のJR南武線の登戸駅と南北自由通路が一新され、6月17日午前4時から利用が始まった。午前11時30分からは駅舎と自 由通路、小田急線と南武線を結ぶペデストリアンデッキの開通記念式典が催され、阿部孝夫市長らテープカットを行って完成を祝った。

写真=開通したペデストリアンデッキとJR南武線登戸駅(後方)

写真ニュース:新しい登戸駅の様子を見る>>

060617noborito01 南北自由通路のJR南武線改札口の向かい側で催された式典には関係者など43人が参列した。乗降客らが見守るなか、阿部市長が「完成まで長くお待たせしたが、ようやく開通することができました。登戸駅は1日約18万人が利用する拠点駅になりましたが、近くに市立多摩病院や生田緑地などがあり、区画整理事業も進行中で、北部の一大拠点の中心としてさらに発展を期待します」とあいさつした。
この後、阿部市長、矢沢博孝・市議会議長、川崎善太郎・多摩区長会連合会会長、福井勝弘・JR南武線登戸駅長、小清水保男・小田急線登戸駅長の5人が紅白のテープにはさみを入れた。
登戸駅を訪れた乗客の多くが、がらりと変わった駅の姿に驚いた様子。「明るくて見違えるようにきれいになった」「改札口や切符の売り場も広いし、乗り換えが便利になった」などと話し、なかには携帯電話を取り出して写真を撮る女子高生などの姿も見られた。
この日も電車で来たという阿部市長も「私自身も登戸駅をよく利用するので、利用者の皆さんに喜んでもらえてうれしい。これによって、周辺の再開発にもはずみがつくのでは」と喜んでいた。
南武線登戸駅西側の踏切は、ラッシュ時間帯には1時間に38分も遮断機が下りたままの「開かずの踏切」となっていたが、南北自由通路の開通によって、歩行者は待たずに南武線を横切ることができるなど、地域の一体化がはかられる。また、引き続き、駅北側を走る都市計画道路小杉菅線を立体交差する歩行者用の通路も今年度中に造られることになっており、多摩川を訪れる人などにも歓迎されそうだ。

写真左=テープカットをして完成を祝う阿部市長(中央)ら

関連記事:川崎市の登戸駅南北自由通路とペデストリアンデッキが6月17日から利用開始


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2006年6月14日

サッカー選手人形で日本代表を応援:JAバンク東京狛江支店

060614ninngyou01 狛江市東和泉1丁目JAバンク東京狛江支店(秋元一明支店長)の窓口に、ロナウジーニョ、ベッカム、ジダンなど世界各国の有名なサッカー選手の人形約100体がお目見え、人気を呼んでいる。

写真=フィールドと観客席をあしらったディスプレー(上)、高原・小野選手とロナウジーニョの人形(下)

060614ninngyou02 同店行員の増渕直人さんが、2006FIFAワールドカップ大会に出場している日本代表を応援しようと、支店長の許可を取りディスプレーしたもの。この人形は、サッカー好きの増渕さんが2001年から趣味で集めているイギリス・マイクロスターズ社製のサッカーゲームのおもちゃで、約1000体の中から今回出場する各国代表や過去に活躍した選手をスタンドと競技場のフィールドにあしらっており、待合い時間に選手を捜すのも楽しみ。増渕さんによると、このメーカーはヨーロッパで活躍する選手を中心に人形を制作しているため日本人選手の人形はほとんどなく、一部は日本のメーカーのものを利用したという。
このディスプレーは、ワールドカップ終了時まで飾られている。

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2006年5月27日

狛江市で水防訓練:一般市民も参加し水防工法を体験

060527suibou01 水難事故の発生シーズンを前に5月27日、狛江市、狛江消防署、狛江消防団が同市猪方4丁目先の多摩川河川敷で恒例の合同水防訓練を実施。同市では昨年9月の台風で、70件の浸水被害があったことから、水防訓練として初めて一般市民にも訓練参加を呼びかけ、雨の中でさまざな水防工法などを体験した。

写真=ボートを使った消防署員の救出訓練(上)、ビニール袋に水を入れて都市型浸水対策を体験する市民

訓練の写真を見る>

午前9時からの訓練は、台風の接近に伴い梅雨前線が刺激されて「大雨警報」が発令、多摩川の水位が上昇し堤越水の可能性があり、中州に人が取り残されたという想定。ポンプ車など車両15台、救命ボート2艇を使い狛江消防署、市職員、狛江消防団のほか同市建設業協会、狛江市防災会、女性防火の会、東京消防庁災害時支ボランティア、一般市民など約450人が参加して行われた。
060527suibou02 会場では、狛江消防署員の指導で砂や水、鋼板などを使って「積み土のう」「連結水のう」「鋼製かまつき」「都市型」の4種の水防工法のほか堤防の斜面を利用してビニールシートについている細長い袋に土のう何個も入れて亀裂の入った堤防を守る「T型マット」の訓練を実施。
積み土のう工法は、狛江市幹部職員と職員隊が砂の袋済めを、災害時支援ボランティアの女性が一輪車をつかって運搬に参加。狛江市防災会、女性防火の会、一般市民約100人が、土のうの代わりにポリタンク、プランター、ゴミ袋など家庭内にある身近な物に砂や水を入れて下水道などからあふれた水が住宅に浸水するのを防ぐ都市型工法を体験した。
川のなかでは、消防署員と消防団が中州に取り残された人を救命ボートで運び川岸から救出する本番さながらの訓練を行った。
参加者は、時折強く降りしきる雨のなかで足下までぐっしょりになりながら、約2時間に及ぶ訓練に真剣に取り組んでいた。また、会場には、1984年に今回の訓練現場下流の住宅19棟が流失した多摩川水害の新聞と写真も展示、熱心に見入る人もいた。



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2006年4月 6日

新設の川崎市立土橋小で入学式:「ぼくも学校も1年生」

06040601_2 「君たちも1年生、学校もピカピカの1年生。たくさんお友だちをつくって楽しく過ごしてください」——宮前区の大規模校解消のために川崎市立の小学校として15年ぶりに宮前区土橋に開校した土橋小学校(山田雅太校長)で4月5日入学式が行われ、真新しいランドセルを背負った191人の新1年生が雨のなか保護者とともに元気に校門をくぐった。

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2006年4月 5日

麻生区で新1年生が1日警察署長:交通安全呼びかけ

01 川崎市麻生区で4月5日、新百合丘駅南口のバスロータリーでこの日入学式を終えたばかりの長沢小学校の新1年生の古川樹君と山口亜弓さんが1日警察警察署長として警察官の制服を着て、道行く人に交通安全を呼びかけた。

写真=高阪麻生区長と1日警察署長の2人

1_2   4月6日から15日までの春の交通安全運動のキャンペーンとして行われたもの。春の交通安全運動は、毎年新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では、麻生区子ども会連合会を通じて区内の小学校輪番で新入学児童に1日署長を依頼しており8回目となる。
02_1 古川君らはは麻生警察署で渋谷忠一署長から辞令を受け取った後、午後2時30分にバスロータリーで出発式に参列。渋谷署長が「県内ですでに交通事故が昨年より10件増えている。事故防止を呼びかけ、年末には昨年比がマイナスになるようにしたい」と挨拶、高阪三男区長は「可愛い制服の似合う2人に心より感謝します。いま、区、警察、学校、町会などの協力で  子どもの交通事故を防止す03_1 る運動を展開中です。いつ加害者になってもおかしくなく、自分の命は 自分で守るよう気をつけましょう」と話した。その後2人は「交通事故に気をつけましょう」と力強く宣言。渋谷署長や高阪区長に伴われ用意した約千個のボックステッシュを配布、買い物客などから「かわいらしい」と声をかけられ、きびきびと役割を果たしていた。04_2
    この日は市内で一斉に入学式が行われ、麻生区では1544人の新小学1年生が誕生、同区職員や交通安全母の会の役員らが麻生、片平、栗木台小学校の校門に立ち交通安全を呼びかけた。

写真(上から)=出発式で挨拶する渋谷麻生警察署長、交通安全宣言する1日署長、啓発用のボックステッシュを配る小さな署長さん(3、4番)

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2006年4月 1日

川崎フロンターレが茂原選手と契約解除を発表

川崎フロンターレは3月31日深夜、住居侵入容疑で麻生警察署に逮捕され処分保留で31日に釈放された茂原岳人選手を4月1日付けで契約解除するほか、武田信平社長の減俸などの処分を発表した。

関連記事=早すぎる処分

釈放を受け、チームとしての責任を果たすために「検察庁の最終処分前だが本人が容疑事実を認めたこととJリーガーとしての社会的責任を重く考えての処遇」と説明している。茂原選手との正式契約(柏レイソルからのレンタル)は2月1日からで、事件の起きた1月はチームの所属選手ではなかったが、チームとしての管理責任を理由に武田社長、福家三雄常務取締役強化本部長に対し3カ月間10%の減俸、庄子春男強化部長を3カ月5%減俸すると発表した。すでに、チームのHPの所属選手欄などには茂原選手のデータはなくなっている。

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2006年3月15日

耐震偽装問題を切り口にまちづくり行政のシンポ

全国各地でおきた耐震偽装問題を切り口に、偽装マンションの被害者や都市計画プランナーを招いてまちづくり行政について考えるシンポジウムが 3月17日午後6時30分から川崎市高津区溝口の「てくのかわさき」で開かれる。

主催するのは、川崎市内の乱開発の歯止めや自然環境保全運動のネットワーク組織「まちづくり・環境運動川崎市民連絡会」。同会では、1998年に規制緩和で建築確認制度が民間に開放されたことが耐震偽装を引き起こす要因のひとつと考え、シンポではまちづくり行政全般の問題を明らかにし、建築確認制度の改善を求める。
パネラーとして出席するのはまちづくり条例研究センター主任研究員で野口和夫さん、日本建築学会前建築法制委員長の稲垣道子さんと全国で一番早く退去命令が出たグランドステージ川崎大師の住民代表の平貢秀さんの特別報告も行われる。参加は自由で、資料代か600円。問い合わせは、電話044(833)5572まちづくり・環境運動川崎市民連絡会。

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2006年3月 2日

こまえ九条の会が講演会

自民党が新憲法草案を提出するなど憲法を変える動きが盛んになるなか、狛江市の2つの市民団体が3月4日午後2時から市民センターで講演会「憲法と私たちの暮らし—憲法って何? 憲法が変わるとどうなるの?」を催す。

憲法を守る活動を地域で行おうと昨年10月に発足した「こまえ九条の会」が発足集会後の初の集会として「平和憲法を広める狛江連絡会」と共催する。講師は、市民のために働く法律家の育成を目ざし全国各地で講演や研修会を催す「法学館伊藤塾」の伊藤真塾長。
集会では、こまえ九条の会の発起人のひとり金光巌夫さんがあいさつ、憲法についての著書を多数著す伊藤さんが憲法について暮らしに即したわかりやすい講演を行う。その後、参加者と同会の今後の進め方などについて意見交換する。
同会は、昨年12月から毎月9日と19日を行動日として、2004年7月に「憲法九条を国の指針に」と呼びかけ「九条の会」を立ち上げた作家の大江健三郎さん、小田実さんら9人の知識人が出したとアピール文の賛同者集めの署名活動を小田急線狛江駅で行っている。

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2006年2月28日

2月24日にJリーグプレスカンファレンス:川崎フロンターレからは関塚監督と伊藤宏樹キャプテンが参加

 ボランティア記者 藤井栄美

060228pcf01_12月24日午後都内のホテルで、スポンサー、メディア関係者に対する今季のJリーグのお披露目ともいえる「Jリーグプレスカンファレンス」が開催された。
写真(撮影:藤井隆弘)=上・開幕戦の対戦相手アルビレックス新潟の鈴木慎吾キャプテンと握手する伊藤選手、下・フロンターレのブースの前で取材を受ける関塚監督
他の写真を見る>

2部構成で行われ、1部はステージ上で全31クラブの監督と選手(キャプテン)の紹介と何人かのインタビューが行われた。川崎フロンターレからは関塚監 督、キャプテンの伊藤宏樹選手が参加。監督紹介での関塚監督は舞台中央の位置でオシムを始めとする他チームの監督の話を真剣に聞き入っていた。選手紹 介は開幕の対戦相手同士が左右からステージに上がり中央で握手をする形がとられ、伊藤選手はアルビレックス新潟の鈴木慎吾選手と握手。間近に迫った開幕を 感じさせた。
060228pcf2_1 2部は会場を移し、趣向を凝らした各クラブのブースで多くの報道関係者が取材を行った。フロンターレのブースにもひっきりなしにたくさんの取材があり、一 人ひとりに真摯に対応する関塚監督と伊藤選手の姿が見られた。「タイトルを奪う強い気持ちで、昇格二年目の厳しい戦いに挑む。常に高い意識をもって一つ一 つのプレー、一試合一試合のゲームを大切に戦っていきたい」とコメントした関塚監督、「いよいよ開幕という感じです。最終調整をしっかりして開幕に備えた いです。」と語っていた伊藤選手。
開幕はホーム等々力競技場でアルビレックス新潟を迎え、午後3時にキックオフを迎える。

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3月4日にみやまえ区民フォーラム:団塊のパワーを地域に生かそうと開催

団塊の世代のパワーを地域に生かそうと「おかえりなさいシニア世代」と銘打ったフォーラムが、3月4日午後1時から川崎市宮前区の宮前市民館で催される。当日は、長年地域でボランティア活動をしてきた大下勝巳・宮前区長が「宮前区はあなたの力を待っていました」と題した基調講演を行うほか、シンポジウム、分科会を行う。

この「みやまえ区民フォーラム」は宮前区、宮前市民館、宮前区まちづくり協議会が主催するもので、4時間にわたって行われる。
午後1時からの大下区長の基調講演に続いて、1時30分から「シニア世代の提案」と題し、南菅生自治会の宇賀神泰志さん、平瀬川まちづくり協議会の松井隆一さん、みやまえまちしらべクラブの森川一郎さん、市総合企画局企画調整課長の稲垣正さんがパネリスト、大下区長がコーディネーターを務めるシンポジウム、2時45分から宮前区のキャッチフレーズ「人が好き、緑が好き、まちが好き」の実現に向けて地域で活動している団体の事例報告、シニア世代のパワーをどのようにいかせるか、シニア世代の活躍できる分野を探す契機にするため、「シニア世代へのお誘い」をテーマにした分科会を催す。分科会は「子育て応援隊」「シニア世代の男性の力」「ガーデニングとシニア」「シニアパワーによるたまり場の創造」「安全安心に関わるコミュニティ」の5つ。
現在、社会の第一線で活躍している団塊の世代が定年を迎え、その力を地域に生かすと同時に、生き甲斐を持って活躍できる地域社会の実現が課題になってい る。このため、川崎市は「シニア能力地域活用システム構想」を掲げている。宮前区も区内在住の就業者の83%をサラリーマンが占め、同時に就業者の74% が区外に通勤しているという特性をふまえて、シニアがその知識や能力をいかせる場の発見や、シニアパワーによる地域社会の活性化をめざして「みやまえ区民 フォーラム」のテーマとして取り上げることにしたもの。

定員は200人で、申し込みは宮前市民館(電話044-888-3911、FAX044-856-1436、Email=[email protected])または宮前区役所地域振興課(電話044-856-3125、FAX044-856-3119、Email=[email protected])へ電話、FAX、メールで、氏名、年齢、住所、電話番号、参加希望の分科会を伝える。当日参加も受け付ける。

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2006年2月20日

川崎フロンターレが鷺沼プール跡地にフットサル場:2月21日から予約開始

川崎市宮前区に2006年4月1日にグランドオープンするフットサルスタジアム「フロンタウンさぎぬま」の予約受け付けが、2月21日から始まる。

関連記事>鷺沼プール跡地にフロンターレがフットサル場建設

完成予想図を見る
 

このフットサル場は、川崎市水道局の鷺沼プール跡地の一部を利用し、川崎フロンターレが昨年10月から工事を進めている。敷地面積は約5700平方メートルで、夜間照明付きの人工芝38m×18mのフットサルコートを6面を新設、プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局施設1階部分とテラスにシャワー、トイレ、更衣室、レストルーム、多目的ルームなどを備えるクラブハウスを建設している。川崎市は、川崎フロンターレが同市をJリーグのホームタウンにしている上、日本最大規模のフットサル大会を手がけスポーツ振興に積極的に取り組むことを評価し、この土地の事業用地使用者として認めた。
利用時間は9時から22時まで。料金は、登録料が10,500円でコートレンタル料はメンバーの場合は1時間当たり平日の午前9〜12時が4,200円(ビジター6,300円)、12〜18時が6,300円(同8,400円)、18時〜22時が11,500円(同13,650円)、土日祝日が終日11,500円(同13,650円)。
問い合わせは電話044(854)0210フロンタウンさぎぬま。

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2006年2月15日

多摩区役所で2月16、17日にリサイクルフェア:古着や古布も回収

川崎市多摩区が、ごみの減量化とリサイクルに関心を持ってと2月16日と17日に同区役所1階アトリウムでリサイクルフェアを開催する。

会場では、パネル展示、多摩図書館で使わなくなった約1200冊の古本の配布、牛乳パックの工作、多摩区まちづくり協議会佳境部会が行っている生ゴミ堆肥化関連の展示、パソコンを使った環境クイズなどを催す。道路を隔てた駐輪場では、主催のイメージァアップ委員会が東南アジアの発展途上国などで使われる中古衣料を集めて送るNGO的な活動団体にことしも協力、古着・古布の回収を行う。回収は2003年から毎年リサイクルフェアで行われており、2005年に区民から持ちこまれた衣類や古布は約6トンという実績を持つ。回収時間は午前10時〜午後3時で、雨天の場合は中止。
集めた品物は衣料品として輸出して再利用されるほか、繊維としても利用される。衣類は、輸出先の気候により夏物、肌着類がリサイクルしやすく、冬物、コート類は難しいため、主催者は夏物を中心に出してほしいと呼びかけており、ツバのある帽子、ハンカチ、女性用の下着、毛布、カーテン、シルクの和服などは特に喜ばれるという。
出し方は、自身で使える状態で洗濯してあるもの、靴下などセットものは分かれないようにする、ボタン、ベルトなど装飾品はそのまま付けておくなどのほか、ぬれたり、破れたり、汚れたものは回収しない。また、布団類やじゅうたん、ビニール製の雨合羽や会社の制服・ユニフォームなどは回収しない。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。

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2006年2月 5日

多摩区の五反田神社で節分祭

060205setubun1 川崎市多摩区三田の五反田神社で2月5日、節分祭の豆まきが行われた。境内には近くの親子連れなど約300人が集まり、同神社役員らがまく縁起物の豆やキャンディーに群がっていた。

写真=縁起物の豆まき(上)、人で埋まった境内(下)

060205setubun2 同神社では1996年から2月3日の節分に近い日曜日の午後、豆まきを催しており、ことしで11回を数える。
豆まき役は、同神社奉賛会(森山弘会長)役員や厄よけ祈願の歳男・歳女など。ことしはかみしもを着用した4人の歳男や生田地区に住む多摩区選出の市議、代議士など約20人が「福は内、福は内」と唱えながら、豆とキャンディーをまき、日用品や菓子、野菜の引換券の入った福袋を配った。
ふだんはひっそりとした境内は、縁起物目当ての人でぎっしり。奉賛会役員準備した汁粉や鶏スープで暖をとりながら、顔見知りと和やかに談笑する参拝客が多かった。

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2006年2月 3日

川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介

Jリーグ開幕を前に、2006年シーズンの飛躍を祈って「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)を川崎市内6カ所で開催します。展覧会では、ホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレの魅力を紹介します。
日程は2月7日から川崎溝の口郵便局を皮切りに、中原区役所と川崎信用金庫本店(13日から)、川崎市役所第三庁舎(2月18日から)、麻生区役所(2月20日から)、多摩区役所(2月23日から)の市内4カ所で開催します。
また、2月25日にはフロンターレの元選手によるトークショーを催すほか、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズ、選手への応援メッセージの受け付けを会場とWebサイトで行います。
この展覧会は、川崎市のイメージアップ事業に選定されました。

趣旨
チーム創設10年目という記念すべき年を迎え、さらなる飛躍が期待される2006年の新シーズン開幕に先立ち、幅広い市民が訪れる公共的な施設で、多くの市民に2005年のフロンターレの活躍とチームの情報、そしてサッカーの魅力をダイレクトに伝える試合の写真を中心に、チームフラッグなどのグッズを掲示、元選手によるトークショー(予定)を開催します。また、チームへの関心を高めるための「2006No.1ゴールクイズ」、選手及びフロンターレへの応援メッセージの受け付けを展示会場とwebサイトで実施します。

事業内容
試合写真の展示=k-pressのカメラマンが撮影した2005年の試合を中心としたプレー中の選手やサポーターなどの大判(A2判ノビ)カラー写真を展示します。枚数は会場の規模に応じて変更します(20枚〜50枚)。さらに、フラッグなどチーム関連グッズの展示も行います。
2006ファーストゴールクイズ=選手の情報(名前、ポジション、背番号、成績など)を印刷した投票用紙を会場などに用意し、2006年シーズンで最初にゴールを決めた選手名の予想投票を受け付けます。また、同内容のクイズをインターネット新聞「k-press」内の専用コンテンツで実施します。
当選者10人に賞品(選手のサイン入り写真)をプレゼントします。当選者多数の場合は抽選とし、当選発表及び選手への応援メッセージを「k-press」内の専用コンテンツに掲載します。

日程
 写真展示
  川崎溝ノ口郵便局=2月7日〜2月28日
  中原区役所=2月13日〜3月3日
  川崎信用金庫本店=2月13日〜2月17日
  市役所第三庁舎=2月18日〜3月3日
  麻生区役所=2月20日〜3月3日
  多摩区役所=2月23日〜3月2日

トークショー
  多摩区役所=2月25日午後2時

主催=特定非営利活動法人k-press
後援=株式会社川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会
協力=川崎市/麻生区役所/中原区役所/川崎信用金庫

問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]

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2006年2月 2日

川崎市立多摩病院が開院:初日は206人の患者を診療

060202tamah1JR・小田急線登戸駅近くに完成した川崎市立多摩病院が2月1日開院、天候の影響で初日の受診患者は少なかったが「ていねいに説明してくれた」など患者の印象はまずまずで、順調なスタートを切った。

写真=玄関ロビーで患者の話を聞く亀谷院長(右端、上)。多くのスタッフを配置し、患者の質問に対応する外来待合室(下)

関連記事=多摩病院の施設写真ガイド>

この日は朝から冷たい雨が降るあいにくの天気。外来受け付け終了時の午前11時までに受け付けを済ましたのは153人、複数科で受診する患者もいてカルテ数で約180件だった。紹介状を持ち午後からの専門外来や救急で受診した患者もあり、翌日の午前零時までの1日目の外来は186人、救急車や自分で来院した急患20人と206人が診療を受け、うち13人が入院した。
同病院は、急性期の診療と24時間救急を中心に地域の核となる病院を目ざしており、診療は地域の医療機関との連携が原則で、初日に来院した患者の半数を上回る106人が紹介状を持参していた。ただ、地域の医療機関との連携体制がまだしっかりと整っていないことなどもあり、紹介状がなくても受診できる。3月からは、健康診断も受け付ける。

  スタッフ総動員態勢で開院  院長が玄関で案内

060202tamah2 病院側では、初日はすべての患者が初診のうえ、病院のシステムや院内に不案内という点を考慮し、多くのスタッフを玄関や受け付け窓口に配置して対応。指定管理者となった宮前区菅生の聖マリアンナ医大病院からも数人のスタッフが応援に駆けつけた。初日の午前中は入院患者がいないため病棟の看護師を外来診療部門の応援にまわしたほか亀谷学院長が正面玄関に立って患者の案内役や相談を受けるなど総動員態勢で迎える念の入れよう。
スタッフ集合の午前7時にはすでに患者2人が玄関が開くのを待っていた。亀谷院長が朝のミーティングで「患者様をていねいに迎え、ていねいな診療をしよう」とスタッフに呼びかけた後、7時30分に玄関を開けて来院者を入れた。午前8時30分に外来の受け付けを開始、この日に限り少し早めの午前9時前から診療を開始した。玄関で待機した多くのスタッフは、雨で患者の出足が伸びず肩すかしを食った様子だったが、関係者は「昨年の見学会で2800人の市民が見学しており、混乱を避ける万全の準備を整えた。無事スタートしてほっとした」と語っていた。

  患者の反応はおおむね好評

患者の反応は好評。紹介状を持ち循環器科で受診した町田市鶴川の荒秀雄さんは「医師、看護師などみんな親切でスムーズに治療が受けられ二重丸をあげたい」と手放しでほめた。紹介状を持ち眼科にかかった多摩区中野島の宮坂實さんは「広くてきれいなのにびっくり。雨が降っていたので明日にしようかと思ったが、すいていて早く診察が終わり助かった。病気と症状についての説明が前のところより詳しく、よく理解できた」と安心した表情。病気知らずだったが昨年夏に心筋梗塞で倒れ救急車で横浜市内の病院に運ばれたという中野島の女性は「お世話になった病院は通院に1時間半以上かかる。紹介状はなかったが、いざという時にかかれる近くの病院を探していたので、とりあえず診てもらいました。みんな親切で新しい医療器具も多く、会計も機械で直ぐ終わり楽だった。これから家族と相談してこちらに変わるかどうか決めたい。ただ、バスの本数を増やしてもらいたい」と交通便に注文を付けた。消化器・肝臓内科にかかった菅の女性は「見学会にも参加して開院を待っていた。以前、通院していた大学病院が遠いので最近は行かなくなり、我慢していた」と再診予約を入れたことを明かした。小学生の子どもを整形外科に連れてきた母親は「総合病院に来たことがなかったので、検査であちこち回るのにまごつきました」と話していた。

住所=川崎市多摩区宿河原1—30ー37
電話=044(933)8111(代表)
交通=小田急線・JR南武線登戸駅徒歩3分

【外来の受付時間】
◎平日
 初診=午前8時30分〜11時
 再診(予約のない方)=8時30分〜11時30分
 再診(予約のある方)=8時30分〜16時 
◎土曜(第2・4・5のみ)
 初診=午前8時30分〜10時30分 
 再診(予約のない方)=8時30分〜11時30分
 再診(予約のある方)=8時30分〜12時

【休診日】
◎第1・3土曜と日曜・祝祭日
◎年末年始(12月29日〜1月3日)

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2006年1月25日

1月28日に麻生不動院でだるま市

060125daruma 麻生不動院(川崎市麻生区下麻生801)で1月28日、恒例のだるま市が開かれる。
旧暦で関東地方で最後に開かれることから、「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。ことしは土曜日とあってかなりの人出が予想される。

「とくさ不動」とも呼ばれる麻生不動院では、神棚や火を使う台所に張る「火伏せ」のお守りなどを売るほか、境内や参道には午前8時ごろから地元の「王鶴組 合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまに加え農機具や植木、乾物、焼きそば、お好み焼きなどの食べ物の店がずらりと並ぶ。
当日は小田急線柿生駅などから臨時バスも増発される。

2006-01-25 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月22日

川崎市立多摩病院で開院式:阿部市長らが門出祝う

060121th02 川崎市多摩区宿河原1丁目の川崎市立多摩病院の開院式が関係者など約200人が出席して1月21日に催された。阿部孝夫市長らがテープカット(写真右)を行い、市北部の医療の新しい拠点の門出を祝った。同病院は2月1日にオープン、多摩区の救急病院ゼロという事態はようやく解消される。

多摩病院の施設写真ガイド>

060121th03 この日は朝から雪が降りしきるあいにくの空模様となったが、招待客などが次々と訪れた。
テープカットに続いて、講堂で記念式典(写真左)が行われ、阿部市長が「医療施設が不足している北部医療圏の現状を改善するために造った。災害にも強く、高度医療と救急医療に積極的に取り組み、市民の期待にこたえたい。近隣と連携し安心のできる病院にしたい」とあいさつ、亀谷学院長は「構想から開設まで7年かかったが、市民の熱い期待を肌で感じています。開院後は経営効率の向上に努めるとともに、他の医療機関と緊密に連携し、患者本位や社会貢献、環境にやさしい医療などの病院の理念と基本方針をまもっていきたい。市立病院として市民の期待にこたえられるよう魂を注いでいきたい」と決意を述べた。
060121th04 060121th01 式典の後、訪れた人たちは病院内をまわり、最新式の医療機器や病室などをじっくりと見ながら、スタッフに熱心に質問していた。

(写真左=阿部市長(右)に説明をする亀谷院長(左)、写真右=医療機器に見入る招待者たち)

2006-01-22 in 03)福祉 ・医療, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

すっぽり銀世界:今冬初の積雪

060121snow10_1 1月21日、関東南部では未明から夜まで雪が降り続き、都心では10センチとこの冬初めての積雪を観測した。都心で積雪量が二ケタとなったのは8年ぶり。川崎市麻生区でもすっぽりと白い雪に覆われ、一面の銀世界となったが、休日とあって雪合戦やソリに興じたり(写真)、雪だるまやかまくらをつくって遊ぶ子どもたちの元気な姿も見られた。

フォトニュースを見る>>

2006-01-22 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月19日

高津区役所が昼休みに寄席:1月20日にアマ落語家が一席

区役所でお笑いを一席−川崎市高津区役所で1月20日、寄席「たかつ亭」が催される。

午後12時10分から55分までの昼休みに区役所第一会議室に即席の高座を設け、アマチュア落語家で「さいわい寄席」代表の清流亭いしあたまさんらが先着80人を前にごきげんをうかがう。
最近の落語ブームにあやかろうと企画したもので、昼休みにロビーでコンサートを開いている区役所はあるが、落語は川崎市内では初めて。午後のひとときを笑って過ごすのもオツですよ、参加を呼びかけている。
問い合わせは電話861-3131高津区役所総務企画課。

2006-01-19 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月15日

狛江市の多摩川でどんど焼き:伝統の小正月行事に1500人喚声

060115d01 狛江市の多摩川河川敷で1月15日、どんど焼きが行われ、訪れた約1500人(主催者発表)が燃え上がる大きな炎に喚声を上げながら、小正月の伝統行事を楽しんでいた。

このどんど焼きは、狛江市ボーイスカウト・ガールスカウト連絡協議会(服部英広会長)が毎年催しているもの。ことしは小田急線多摩川鉄橋の工事や安全性を考慮して、これまでの水道橋下流から宿河原堰(ぜき)上流の多摩川緑地公園グランドわきに会場を移した。
会場の移動で人出が心配されたが、前日の風雨とはうって変わった春を思わせる穏やかな好天に恵まれ、正月飾りなどを手にした家族連れなどが次々に訪れた。
午前10時過ぎ、「新しい年を迎え、さらにすばらしい活動をしましょう」と服部会長があいさつ、神主によるおはらいの後、高さ数メートルの小屋にボーイスカウトとガールスカウトの団員2人がたいまつで点火した。大きな赤い炎と煙が上がると、約100人のボーイスカウト、ガールスカウトの団員をはじめ、取り囲んだ人たちからどよめきが上がった。会場では甘酒とお汁粉のサービスも行われ、長い列ができていた。
同市内では50年ぐらい前までは各地で小正月に行われ、「セイノカミ」と呼ばれて親しまれたが、都市化につれて姿を消し、現在ではこの多摩川だけになってしまった。訪れた矢野裕市長も「貴重な伝統行事をぜひ守り続けていってください」と団員たちを激励していた。
小屋は、昨年秋に調布市の河川敷で刈り取った2トントラック2台分のカヤと市内で切り出した竹を材料に14日に組み上げた。団員約50人が午前8時から数十本の竹を切り出し、会場に運んで組み立てたが、午後から強い雨と風に見舞われ、「雪や小雨のなかで組んだことはあるけど、こんな悪条件は初めて」という声があがったほど。ずぶぬれになりながら5時ごろまでかかってようやく完成したという。

2006-01-15 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月13日

寄り添って暖を取るペット:JR川崎駅

06011301_1 JR川崎駅の自由通路で夕方、中年の男性が連れている子イヌの上に一匹の子ネコが乗りもう一匹のネコはぴったり寄り添って暖を取っていた。
通勤客や待ち合わせ客が思わず足を止め、携帯電話で写真を撮ったりしばらく見入ったり、なかにはネコやイヌを触る人で人垣ができるほど。足は止めなくても「イヌは冷たくないんだ」「癒し系ペットだね」と話しながら歩く人も多く、慌ただしい夕刻とは思えないほどなごやかなムード。通勤客のひとりによると、最近よく見かける光景という。

他の写真を見る>


 

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2006年1月 9日

狛江市で成人式:会場は晴れ着の花畑

06010901 狛江市の成人式が「成人の日」の1月9日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで催され、新成人約410人が晴れ着に身を包んで参列、社会人としての決意を新たにしていた。同市の成人式は新成人による実行委員会(川合輝幸委員長)が中心となって企画・運営にあたっているのが特色。アトラクションではゲームや腕相撲などが行われ、会場はなごやかな笑いに包まれていた。
(写真は市長の前で誓いの言葉を述べる新成人代表)

06010902s 狛江市の新成人は782人(男428人、女354人)で、前年より63人、7.5%減少、少子化の進行がうかがえる。
この日は寒気もゆるみ、風もないおだやかな好天に恵まれ、午前11時からの式典が行われたホールは、色とりどりの振りそで姿の新成人でうまり、さながら春の花畑の雰囲気。
式典では矢野裕市長が「夢の実現を信じ、よりよい社会をめざし、自分らしく人生を生きていただきたい。ふるさとと誇ることのできる狛江をわたしたちと一緒に築いていきましょう」と祝いの言葉を贈った。これにこたえ、新成人を代表して川合輝幸さん、斎藤洋子さんが「多くの人の期待にこたえられるようがんばります」と力強く誓いの言葉を述べた。
続いて行われたアトラクションでは、多摩川戦隊コマレンジャーショー、紅白対抗のジェスチャーゲーム、大玉送り、携帯電話番号による抽選会、腕相撲(写真左)、学校時代の恩師などによるビデオレターの披露などが行われ、にぎやかな笑い声があがっていた。
ロビーでの立食パーティーは、久しぶりに顔を合わせたクラスメイトやお祝いにかけつけた中学校や小学校時代の恩師12人となごやかに歓談、一緒に記念写真を撮ったりして楽しんでいた。

2006-01-09 in 02) イベント・催事, 10)社会, a) 狛江市のニュース, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2006年1月 1日

武州稲毛七福神:1月3日まで実施

060101hitifuku2 川崎市の生田仏教界に所属する川崎市多摩区・麻生区の6寺で正月三ケ日に行われる「武州稲毛七福神」がことしも人気。穏やかな元旦には、繁栄や健康など七つの福をもたらすとされる七福神の御利益に預かろうと、散歩を兼ね家族連れで各寺を巡る人が多かった。

写真=上・香林寺(布袋尊)、下・潮音寺(福禄寿)

 

060101hitifuku1_1 1988年に始まった「武州稲毛七福神」は、統一したのぼりや案内板、ちょうちん、専用色紙や朱印を各寺で用意しており、専用色紙700円(各寺で販売)、朱印各100円。期間は、1日から3日まで、時間は午前9時から午後4時。


◇安立寺(毘沙門天)
川崎市多摩区東生田1-27-1 電話044(932)4835
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
同 寺の帝釈天は、源頼朝の重臣の稲毛三郎重成が所有していた。建久年間(1190~1199)に家臣の佐伯民部吉春に伝えられ、さらに飯室の釈迦堂に移され た。永禄年間(1558~1570)に釈迦堂を改めて現在の寺が建てられたという。毘沙門天は本堂横の帝釈堂に安置されている。

◇広福寺(大黒天)
川崎市多摩区枡形6-7-1 電話044(911)3782
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
慈覚大師が承和年間(834〜848)に創建したという古寺。稲毛三郎重成の居館跡で、重成の墓もある。本尊の木造聖観世音菩薩は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の作とされ、平安後期の特色を持つ木造地蔵菩薩とともに県指定重要文化財の指定を受けている。大黒天は本堂に安置されている。

◇盛源寺(弁財天・寿老人)
川崎市多摩区長沢1-29-6 電話044(977)3744
交通=百合ケ丘駅からバス盛源寺または向ケ丘遊園駅からバス病院入口歩1分
1573年久翁力正が開基したと伝わる。この一帯はわき水が豊富で、弁財天はかつて裏の池にまつられていた。現在は周囲に池をめぐらした堂に安置されている。寿老人も本堂近くの堂にある。

◇観音寺(恵比寿)
川崎市多摩区生田7-17-8 電話044(922)2263
交通=生田駅歩3分
旧津久井街道に面した寺の境内には、1396年に立てられた古い碑もあり、歴史をしのばせる。七福神めぐりを始めたさいに、商店などの地元の希望で恵比寿が選ばれた。

◇香林寺(布袋尊)
川崎市麻生区細山3-9-1 電話044(966)5450
交通=新百合ケ丘駅からバス細山交番前歩3分
1525年に南樹法泉和尚が開山。「昭和の五重塔」として広く知られる1987年に造られた五重塔は珍しい禅宗様式。布袋尊は期間中は本堂に安置される。

◇潮音寺(福禄寿)
川崎市麻生区高石2-21-1 電話044(966)5452
交通=新百合ケ丘駅からバス園芸センター下車歩5分、百合ケ丘駅歩10分
永享年間(1429~1440)に日峰禅師が開山。1652年に加賀美氏が現在地に再興したという。本堂にある福禄寿は、中国風服装をしている。

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2005年12月28日

阿部孝夫川崎市長が区役所視察

051227goyooosame 年末の御用納めを前に12月27日、阿部孝夫川崎市長が視察を兼ねて区役所や出張所などを回り、年末で慌ただしく働く職員らに1年間のねぎらをいの言葉をかけた。

写真=麻生区役所保健福祉センターで年末の挨拶をする阿部市長(右から2人目)

この日は、ミューザ川崎シンフォニーホールを振り出しに幸区、中原、高津、宮前、麻生、多摩の各区役所、出張所など10カ所以上視察。午後3時半過ぎに訪 れた麻生区役所では約30分がかりで各課を回り「麻生区の人口15万人は、出雲市などとほぼ同じ。区役所を市役所と思って区長を先頭に縦割りではなく課題 解決にあたってほしい」と前置きしてから業務内容にそった話を付け加え「1年間お疲れさまでした。来年もよろしく。インフルエンザが流行っているので気を つけて下さい」とあいさつ。各職場では、突然の市長視察に驚く職員も多かった。

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2005年12月11日

川崎市が王禅寺のゴミ処理場を建て替え アセス準備書を縦覧

051211asesu1川崎市麻生区にあるゴミ処理施設「王禅寺処理センター」の老朽化に伴い同市が焼却施設などを新設する「仮称・リサイクルパークあさお建設事業」が、同市環境影響評価(アセスメント)条例の適用を受け、12月16日まで条例環境影響評価準備書の縦覧が麻生区役所など11カ所で行われている。

写真=麻生市民館で行われたアセス説明会

Photo 同センターは1967年に稼働、1986年に建物を残したたまま焼却炉を取り替え、現在、麻生区、多摩区、宮前区と高津区の一部の廃棄物を処理している。「リサイクルパークあさお」は、人口が増え続ける北部地域に焼却施設を新設するとともに新たに粗大ゴミとビンや缶、ペットボトルなど資源化施設を建設し、市全体としてのゴミ処理の効率化を図る。同市では、循環型社会に向けた今後の施策として、プラスチック類の分別やミックスペーパーの分別の取り組みを行い、現在4カ所あるゴミ処理施設を1カ所削減することを目ざすと説明している。(右図は土地利用計画図:クリックすると拡大します)

 2007年から稼働しながら工事 資源化施設も建設

計画によると、処理センターを稼働しながら工事を進めるため、工期は3期に分けて行われる。開発面積は、約5.5ヘクタールで、2007〜2008年度に現在稼働中のセンター南側の丘陵地を造成し、2007〜2011年度に焼却炉(日量450t・最大処理能力、以下同じ)とごみを鉄道輸送するための中継地(150t)を建設、2011〜2014年度に現処理施設を解体し跡地に粗大ごみ処理施設(55t)とびん(50t)、缶(30t)、ペットボトル(12t)のリサイクル施設と環境学習や情報発信を行うプラザ棟などを建設する。
各施設の規模は、ゴミ焼却施設は延べ床面積約27000平方mで高さ約35m、資源化処理施設は延べ床面積12000平方mで高さ16m。いずれも鉄骨鉄筋コンクリート造りで、資源化施設は地球温暖化予防のために屋上緑化を施す。プラザ棟は延べ床面積1900平方m高さ16m、煙突は鉄筋コンクリート造りで高さ100m。このほか、敷地の南側の「健康とふれあいの広場」は、工事事務所などに利用するためいったん壊し雨水調整池を地下化してその上にコナラ、イヌシデ、ケヤキなどの郷土種を中心に緑化して復元、ゲートボール場や広場を作る予定だ。温水プールなどがあるヨネッティ王禅寺はそのまま利用できる。完成後の緑地は約21000平方m。またゴミ焼却で発生するエネルギーを発電し施設内やヨネッティ王禅寺に供給、余剰電力は売電する。
同センター建て替えに当たり、市民からさまざまな意見が出ていたゴミ焼却施設の焼却炉は、従来型のストーカ式が採用され、そのことについても準備書で記述している。
関連記事=《寄稿》 リサイクルパークあさお ゴミ焼却炉選定について 

 大気、悪臭、生物など19項目について影響は少ないと予測

準備書では、大気、悪臭、水質、水象(湧水)、地形・地質、地盤(地下水位)、土壌汚染、植物、動物、緑の量、騒音、振動、景観、日照阻害など19項目について工事実施、完成後の予測を行っている。それによると、
(1)大気=二酸化硫黄、二酸化窒素、水禽などは環境保全目標を下回る、ダイオキシン類は目標値を下回る予測でさらにバグフィルタなどの公害防止設備を導入するなどの対策で生活環境保全に支障がない
(2)悪臭=ばい煙に伴う臭気は目標値を下回り、燃焼温度を900℃以上に維持するので悪臭の発生を防止する、ゴミ収集車両出入り繰りはエアカーテンなどを設置するので、現況と変わらない
(3)水象=造成工事で計画地内の一部の湧水が消失するが、掘削工事で止水性の高い土留壁を用いるので周辺の湧水に影響を及ぼすことはない。計画地内の湧水は水生生物の生育地になったおらず利水状況がない。ゲンジボタルなどの重要な生息域の周辺の湧水についても、保存方法、有効利用について措置を講ずるので影響は及ぼさない
(4)植物=計画地内の表土を保全した郷土種による植栽を行う。保全するコナラ群落は林床管理を行う、新たな実地植物の生育基盤を創出するなどの環境保全の措置を講ずる。注目される種のタマノカンアオイは移植を行い個体を保全する措置を講ずる。
(5)動物=計画地内の表土を保全した郷土種による植栽を行う。新たに形成する修景池など湿地環境を、鳥類、両生類、湿地性昆虫類の生息基盤になるよう配慮する、湿地生態系を創出するなど環境保全のための措置を講ずるので、現況と同様の食物連鎖が保たれ、適切な回復育成を図ることができる。特筆すべきゴイサギ、コサギ、アオゲラなどは消失するコナラ群落が営巣環境の主たる餌場となっていないので造成などによる影響は小さい。ニホンアカガエルなどは棲息環境の一部が消失すると予測するが、表土を保全した上に郷土種による植栽を行い新たな生育環境を創出するので適切な保全が図れる。
(6)緑の量=供用時計画緑肥は率は50.0%で、現況の緑被率41.5%を上回る
などと、全体に影響は少ないと評価している。
また、事後調査については、大気、植物、動物、騒音、地域交通など7項目を工事中や供用時(植物は3年後、動物は5年後)に行うと記述している。

 川崎市、横浜市、町田市の17カ所で縦覧

準備書の縦覧は、12月16日まで川崎市環境局環境評価室、麻生・多摩・宮前の各区役所、生田・向丘出張所、ヨネッティ王禅寺のほか、横浜市役所環境創造局環境保全部環境影響評価課、横浜市青葉区役所、町田市三輪センター・境川クリーンセンターで午前8時30分から午後5時(横浜市は8時45分〜5時15分)まで行われている。準備書に対する意見書は、川崎市環境局環境評価室(〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1)で16日まで(消印有効)受け付ける。問い合わせは電話044(200)2156同課環境評価室。

2005-12-11 in 01) 自然・環境, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b2) 川崎市多摩区, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月12日

狛江消防少年団:夜の街歩いて「火の用心」

05111202bouka秋の火災予防運動初日の11月9日、狛江市消防少年団の火災予防パトロールが行われ、30人余りの小学生などが拍子木に合わせて「マッチ一本火事の元」などと叫びながら、火の元への注意を呼びかけた。

このパトロールは同少年団が毎年、火災予防運動の一環として行っているもの。
団員たちは狛江消防署に集まり、そろいのはっぴを着て同署を出発、仙川通りを経て狛江市役所前、狛江駅北口、本町通り、一中通りから同署に戻るコースで約1時間にわたって夕方の街を歩き、声をそろえて道行く人に防火を訴えた。通行人のなかには「かわいいね」「火の用心なんてなつかしいねえ」などという声が聞かれた。

2005-11-12 in 04)教育・子ども , 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月23日

川崎市長選挙、阿部氏が再選

051023任期満了に伴う川崎市長選が10月23日に行われ、阿部孝夫氏=(62)=自民、民主、公明、社民推薦が大差で再選した。
投票率は、36.32%(男35.33%、女37.37%)で全回より0.44%下回った。
写真は支持者とバンザイをして再選を喜ぶ阿部氏

確定得票は阿部氏が229021票、岡本氏137767票で、阿部氏が現職の強みを発揮、組織票を固めて9万票以上の大差で当選した。岡本氏は出遅れが響き、差を詰めることができなかった。

2005-10-23 in 06)政治, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

川崎市長選挙、きょう投票日

任期満了に伴う川崎市長選が、欠員による市議会議員の宮前区補欠選挙が10月23日の午前7時から午後8時まで行われ、即日開票される。
立候補しているのは、無所属新人で神奈川労連副議長の岡本一氏(60)=共産推薦と、現職・阿部孝夫氏(62)=自民、民主、公明、社民推薦の二人。
岡本氏は福祉の充実を、阿部氏は4年間の実績を訴えている。
宮前区補欠選挙(被選挙数1)に立候補しているのは、新人のフリーアナウンサーの太田公子氏(57)=民主公認、自民党市連役員の山内和彦氏(40)=自民公認、共産党地区委員藤井一夫氏(65)=共産公認の3人と元市議の渡辺あつ子氏(52)=神奈川ネットワーク運動公認の4人。
開票は、午後9時10分からで11時ころには態勢が判明する見込み。

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2005年10月11日

多摩安全・安心まちづくり推進協議会が10月11日に出陣式

051011syutujinnsiki1多発する犯罪や事故に対処しようと制定された「安全・安心まちづくり旬間」の初日にあたる10月11日、多摩市民館でことし8月に発足した「多摩安全・安心まちづくり推進協議会」(川崎善太郎会長)の出陣式が開かれ、同会に所属する区内各団体役員など約600人が出席。式典終了後には、そろいのベストで「パトロール実施中」と書かれたのぼり旗を持ち、登戸駅や向ヶ丘遊園などをパトロールした。
写真=セレモニーであいさつする川崎会長

051011syutujinnsiki4_3同会は多摩区町会連合会、多摩防犯協会、多摩防火協会、多摩区交通安全対策協議会など従来から防犯・防火、交通安全に係わる団体のほかPTA連合会、商店街連合会、青少年指導員会など12団体が安全・安心な地域社会をつくるために手を携えてともに活動をしようと設立した組織。市内では高津区について2番目に組織化され、この日が初めての活動日となった。多摩区では魅力ある区づくり事業として同協議会を支援、約300万円をかけて前面に多摩区、背面に「安全・安心のまち 多摩区」と書かれたメッシュ素材のパトロール用のベストを1900枚作り同会に貸し出すほか、チラシなども作成する予定。
051011syutujinnsiki2_1セレモニーでは12団体の代表が舞台に登り、主催者側を代表して川崎善太郎会長が「さまざまな犯罪が起こるようになり、地域は自分たちの手で守らねばならないと思い会を立ち上げた」とあいさつ。青木一多摩区長が「同じベストを着ることで連帯感を持ち、多摩区全域をパトロールして犯罪や事故のないまちにしてもらいたい」とエールを贈った。2005年4月に「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」を施行した神奈川県安全防災局職員の藤川澄子さんも出席、パトロール時の注意点などを話した。
051011syutujinnsiki3_2舞台では川崎市消防音楽隊がハローファイヤーマン、ジャバニーズグラフティなどを演奏し、出陣式に花を添えた。最後に関口鐘雪多摩防犯協会会長が「警察、消防にまかせるだけでなく、市民も手を携えよう」と力強く宣誓、出席者は大きな拍手でこたえていた。051011syutujinnsiki5_1
同会では今後、地域や学校の登下校時のほかに、鉄道事業者や行政などの協力でに駅前の放置自転車対策にも取り組んで行く予定という。
川崎代表は「関係機関の協力でようやく動き出した。ベスト着用のパトロールで犯罪の抑止力となることを期待している」と話した。

写真(上から)=ベストを着た川崎会長、青木区長、関口防犯協会会長(左から)。宣誓する関口防犯協会会長。消防音楽隊。式典後パトロールしながら帰宅する会員

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2005年10月 6日

鷺沼プール跡地にフロンターレがフットサル場建設:オープンは2006年4月

051006jitinsai1川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地に川崎フロンターレが仮称「鷺沼フットサルスタジアム」を建設、10月5日に武田信平社長、斎藤文夫川崎市サッカー協会会長、大下勝巳宮前区長らが出席して地鎮祭が行われた。
写真=上・地鎮祭を取り仕切る小泉正穂白幡八幡大神宮司、中・安全を祈るフロンターレの武田社長、式典に出席した奥アンツーカーの大神常務、川崎フロンターレ後援会の相原常務理事、小泉宮司、武田社長、川崎市サッカー協会の斎藤会長、大下宮前区区長(左から)
完成予想図

051006jitinsai2フットサルスタジアムができるのは、跡地のうち駅寄りの場所。下に配水施設があるため、大きな建設物が立てられず運動公園・広場ゾーン(約12000平方m)となっている部分の一部に関東地方では最大の規模のフットサルスタジアムを建設する。
計画によると、約5700平方メートルに敷地に夜間照明付きの人工芝38m×18mのフットサルコートを6面建設。クラブハウスは、プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局施設1階部分(延べ床面積540平方m)とテラス(約220平方m)を利用し、シャワー、トイレ、更衣室、レストルーム、多目的ルームなどを備えるクラブハウスを作る。このほか、54台の駐車場、駐輪場も備える。竣工は2006年2月末の予定で、2006年4月上旬にオープンする。営業は午前9時から午後10時、年中無休の予定。
地鎮祭は、地元の白旗八幡大神の小泉正穂宮司により進められ、武田社長、工事を請け負う奥アンツーカー株式会社大垣高正常務取締役が鍬(くわ)入れ、鋤入れ(すき)入れの儀式を行い、工事の安全を祈った。
武田社長は「みなさんのご協力でここまでこぎつけた。事故なく竣工を迎え、宮前区だけでなく自然体のランドマークとなるよう育てていきたい」と挨拶。サッカーの斎藤会長は「21世紀のスポーツといわれるフットサルは、スリリング、ストロングなスポーツで、サッカーの基本技術を向上することができるとサッカー協会としても、フロンターレに敬意を払い、期待している。ぜひ協力したい」とエールを贈った。また地元の大下区長は「宮前区のシンボルゾーンとして新しい名所となるようにしたい。オープンには一大イベント開くように今、話し合いをしている」と期待を寄せていた。051006jitinsai
フットサルは、老若男女を問わず少人数でできる都市型スポーツとして最近人気を集めている。川崎市は、川崎フロンターレがJリーグの同市をホームタウンとしていること加え、日本最大規模のフットサル大会を手がけるなどスポーツ振興を積極的に取り組んでいることから事業用地使用者として認めた。市は、この土地使用料で隣接する広場の整備・維持管理をまかなう方針。

2005-10-06 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年10月 3日

多摩病院見学会に2800人が来場

051003tamabyouin1JR南武線登戸駅東側に来年2月に開院する川崎市立多摩病院の施設見学会が10月1日に開かれ、当初の予想を大幅に上回る2800人の市民が来場した。
写真=上・多摩病院の外観(右の線路がJR南武線)、下・続々と来場する見学者
【見学会の写真を見る】

関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日) 

見学会は、当初午前10時からの予定だったが、大勢の市民が並んだため15分繰り上げて実施。1時間で当初予測の1000人を突破し、病院の概要や施設平面図と見学ルートを印刷したパンフレットを急きょ増し刷りするほどの関心の高さだった。対応したのは、病院局多摩病院準備室職員と医療を提供する聖マリアンナ医大病院の職員ら数十人。
051003tamabyouin2見学コースとして公開されたのは1〜3階まで。1階の外来待合室、外来診療室、各種検査ゾーン、2階の手術室、リハビリ室、3階の個室・4人病室、ワークステーション、食堂、新生児室などをテープを張ったドアやガラス窓から内部を見学した。各室とも機材やベットなどがまだ置いていないがらんどうのスペースのため、入り口に立つスタッフに熱心に聞く人が多かった。来場者の多くは、中高年の友人や家族連れのグループ。関心を集めたのは病室で、木目調の床、木製ロッカー、シャワールームを備えたトイレ付きの個室に「ホテルみたい」と感想をもらしていた。また、かかりつけ医からの紹介システム「地域医療連携」を採用するため、外来室のスタッフに「紹介状がなくてもみてもらえるか?」などと聞いていた。

随所に省エネ対策 : 今後は医療機器を搬入し開院に向けトレーニング

病院特有の冷たい雰囲気をなくすため、外来待合室や廊下の床や壁は木製となっており、病室ドアには看護士のアイデアでついた病棟の愛称タンポポ、ヒマワリなどのマークが付けられている。3階にはウッドデッキに花壇、ベンチを備えた屋上庭園を造った。また、夜間の安価な電力を利用した「氷蓄熱空調システム」、雨水や雑排水を処理した水とトイレの清浄水に利用する中水道システム、20キロワットの太陽光発電システムなど省エネルギー対策を採用、外来待合室に発電量のパネルを表示している。
同病院は、地域の中核病院として急性疾患や慢性疾患患者の病状悪化など「急性期医療」のほか「救急医療」「小児救急医療」「災害時医療」を中心に行う方針。今後は開院までにMRIやCTなど最新の高度な医療機機器を搬入し、スタッフを使ってトレーニングを行い、開院までに備える。

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2005年10月 1日

狛江駅前の緑の三角広場で10月5日マイバッグまつり

狛江駅北口の緑の三角広場で、10月5日午前11時から午後5時まで「狛江マイバッグまつり」が開かれる。狛江市が10月1日からごみ有料化を実施したことにちなみ、レジ袋などごみ減量をいっそう進めようと狛江市消費者団体連絡会・ごみゼロパートナーシップ会議が主催、狛江市商工会が後援する。

会場では、フリーマーケット、マイバッグ利用推進のポスターコンテストのほか、大道芸とキックターゲット、マイバックなどがあたる抽選会などが催される。大道芸は午後1時と3時で、東京大学ジャグリングサークル「マラバリスタ」が出演、キックターゲットは、午後1時45分と3時45分の2回、FC東京が実施する。抽選会は市の「集中マイバックキャンペーン」に協力する市内12商店街の加入協力店135店(企業も含む)で買い物をするともらえるチラシ2枚で1回抽選ができる。
このほか、小田急線狛江・和泉多摩川・喜多見駅でマイバッグ利用でレジ袋減量のキャンペーンを実施。狛江市びん・缶リサイクルセンター会議室ではオリジナルマイバッグなどの講習会も開かれる。講習会は申し込み制で、10月1日から狛江市消費者団体連絡会で受け付ける。定員は先着20人。
申し込みは・問い合わせは電話03(3430)1111狛江市消費者団体連絡会(狛江市産業生活課)。

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2005年9月30日

しんゆり映画祭:山古志支援上映会

特別寄稿
 山古志復興支援イベントによせて   橋本信一監督

私たち「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、地域に根ざした市民映画祭として10年前に始まった映画祭です。
これまで映画という文化を通じて川崎の町を芸術のまちとして育てるためにさまざまな取り組みをして参りました。
その歴史の中で、当映画祭運営委員のひとりであるわたくし橋本信一が監督した映画「掘るまいか」を通じて山古志村と当映画祭の深いつながりが生まれました。地震に見舞われる前にも山古志の方々を川崎にお招きし、楽しいイベントも一緒に開催してきました。
中越地震に襲われた昨年以降もさまざまな形で我々なりに支援活動を続けてきました。昨年、行った「山古志復興支援イベント」もそのひとつです。

私たちは、新潟中越地震から1年を迎えようとしている来月10月1日(土)、新潟中越地震からの復興をめざしている旧・山古志村(現在・長岡市山古志地区)の再建を応援するために映画の上映とイベントを再度開催することとしました。
2004年秋、突然、山古志村を襲った新潟中越地震。あの日、何が起きたのか?
村の人たちは何を思い、どう行動したのか?そして、今現在は・・。・
報道も少なくなる中で私たちは、山古志村のリアルな現実を実はよく知らないのが実状です。
「忘れないぞ山古志」をテーマにさまざまな角度から検証し考えてみたい。それがこの企画の出発点です。
当日は、山古志住民の証言に加え、自衛隊による住民救出映像、新潟県危機管理防災課が災害直後に上空から撮影した
生々しい未公開映像を同時上映。再建への未来を山古志村からのゲストの方々とともに考えます。そして、全国各地でいまだに上映が続いている山古志村の映画「掘るまいか」も上映します。
実りのあるイベントにしたいと思っておりますので、皆さんのご来場をお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願いします。

関連記事=KAWASAKIしんゆり映画祭:10月1日から多様な秀作30本を上映
関連記事= 現地レポ:映画「掘るまいか」監督 橋本信一さん:村落共同体の強い絆で支え合う山古志村の人々 強い精神力で復興誓い合う

2005-09-30 in 07)文化・芸術, 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月28日

川崎市立多摩病院で10月1日に見学会:開院は2006年2月

川崎市多摩区宿河原1丁目のJR南武線駅東側に建設中だった川崎市立多摩病院の工事がこのほど終了、10月1日午前10時から午後3時まで見学会が開かれる。
同病院の開院は来年2月で、管理・運営は指定管理者制度を取り入れ、聖マリアンナ医科大学が医療行為や建物の管理を行う。

関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日)

同病院は敷地面積14260.7平方メートルに免震構造鉄骨鉄筋コンクリート造りで病院棟(地上6階、地下2階建て)と駐車場棟(地上1階、地下3階)を建設。延べ床面積約3万5千800平方メートル。病院棟の1階部分は外来診療と救急災害医療センター、集中治療室、MRIなどを備えた生理検査室、2階は手術部と管理運営部、人工透析、リハビリ室、3階はナースステーション、分娩室、病棟、屋上庭園、4階から6階が病室で、屋上部分には災害時の医療拠点となるようヘリポートを設けている。
診療科目は内科、循環器科、小児科、精神科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、リハビリテーション科、アレルギー科の18診療科目。病床は1病棟48床規模の7病棟336床、産科1病棟30床、集中治療室10床の計376床だ。このうち開院当初は232床でオープンする。
見学会は、開院後の利用を促進するために行われるもので、大型の医療機器を設置後では管理などの関係で難しくなるためこの時期となった。所定のコースに従い1〜3階の外来診療、病棟、手術室などが見学できる。見学の所用時間は約60分で、各フロアには医療行為を担当する聖マリアンナ医科大学職員が配置しており説明を行う。
見学会を行う川崎市病院局では、ハイヒールなど床が傷つきやすい履き物と自家用車での来場はやめてと呼びかけている。
問い合わせは電話044(210)2177

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2005年9月 8日

かわさき九条の会が9月20日に発足集会:作家の井上ひさしさんが記念講演

憲法改正の動きが進むなか、地域で平和と憲法九条を護る声をあげようと「かわさき九条の会」が9月20日、川崎市中原区のエポックなかはらに作家の井上ひさしさんを招いて発足のつどいを開く。

つどいは午後6時30分からで、全国組織の「九条の会」発起人のひとり井上さんの特別講演のほか、日本、中国、韓国の平和・友好の文化交流をテーマに各国の民族音楽の演奏も行われる。出演するのは、韓国のサムルノリは在日韓国人グループ「神奈川サム流遊撃隊」、中国の二胡は全国でコンサート活動している張勇さん、日本の津軽三味線は川崎市内で活動する「美祐紀会」。入場は1000円で、高校生は500円。
川崎市内では麻生区や高津区、中原区などですでに「九条の会」が発足、発足に向け準備会を設けているところを含めると8地区で活動を行っている。今回発足する「かわさき九条の会」は、2004年9月に準備会を立ち上げことし7月にプレ集会として、川崎空襲体験で構成した朗読劇や合唱などを催した。たま九条の会準備会代表の隈部直光さんなど市内各地で平和活動を行っている人や麻生区にけいこ場を持つ劇団民藝の奈良岡朋子さんなど22人が呼びかけ人に名前を連ねている。事務局の笹岡敏紀さんによると同会は地域を特に限定せず、市内各地の「九条の会」との連携役をもめざす予定という。
問い合わせは電話044(333)4810笹岡さん。

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2005年9月 2日

狛江市が8月28日に市民体験型の防災訓練:市

050902bousai-1防災の日を前に、狛江市は8月28日午前9時から和泉本町2丁目の市民グランドなど4カ所で1300人が参加し、大がかりな防災訓練を行った。同市の防災訓練は、2003年から市民の防災行動力を高めることを目的のひとつに掲げ、消防署員などプロの訓練に加え、市民が応急救護、救出、消火を体験訓練する時間を設けている。

訓練は、マグニチュード7.2、震度6を超える直下型の地震が起き、市内5カ所に火災発生、建物162棟倒壊、電話・電気・水道などライフラインの機能停 止という想定。小田急線北側の小足立、覚東、狛江ハイタウン、北和泉、多摩川住宅イ号棟、同ニ号棟、上和泉、和泉第1、同第2、セントラルハイツ、岩戸の 防災会11支部数百人が総合会場に集合。訓練開始とともに消防団、消防署や市職員など関係機関が災害の伝達訓練や仮設トイレの設営を行った。
ついで、防災会や女性防火の会会員らが狛江消防署員らの指導で、約1時間にわたり包帯法や担架作り、心肺蘇生の応急救護、ブロック割り、倒壊家屋からの救 出訓練、消火器・バケツリレーなどの訓練を体験。防災会代表者や災害時支援ボランティアがけが人をリヤカーで運ぶ搬送訓練に汗を流した。
この間、災害対策本部長の矢野裕市長、力丸達男狛江消防署長らは、市立第二中学校、第三中学校で行われた地域自主訓練と狛江団地で街頭訓練会場を回った。
総合会場では「最近地震が多くて心配。本番の時にきょうのように落ち着いてできるかどうか分からないが、知っておいた方が安心」と指導者に熱心に質問、機械の操作をかって出る市民が多かった。

2005-09-02 in 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月21日

川崎市制記念花火大会:夜空彩る6000発にうっとり

05082007川崎市市制記念多摩川花火大会(川崎市、川崎市観光協会連合会、高津観光協会主催)が8月20日夜、高津区の多摩川二子橋下流河川敷で開かれ、広い河川敷や堤防を埋めた観衆は夜空を彩る約6000発の趣向を凝らした花火に暑さを忘れて見入っていた。
【花火大会の写真を見る】

会場の河川敷には打ち上げの2〜3時間前から浴衣姿の若いカップルや家族連れなどが次々と訪れ、広い河原も人波でびっしりと埋まった。
午後6時30分から大会本部前で行われたオープニングセレモニー「川崎おどり2005」に続いて、7時から菊花園、ファイヤードラゴン、フラワーカーニバル、スペースガーデン、夜空のトパーズ、華火サンバ、ビッグバンなどと名付けられた趣向を凝らした花火のプログラムが約1時間にわたって夏の夜空を彩った。なかには市選挙管理委員会提供の選挙への投票を呼びかける仕掛け花火もあった。

2005-08-21 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月16日

高津区二子で8月20日花火大会:市制記念に6000発打ち上げ

川崎市の市制記念多摩川花火大会が20日、多摩川二子橋下流で開かれ、6000発の花火が打ち上げられる。

ことしは、河川敷で午後6時30分から行われるオープンセレモニーに、消防音楽隊・カラーガイド隊に替わりダンスチーム「アレアファーレかわさき」が初めて登場。メンバーの小学生から高校生60人が「川崎おどり」をロック風にアレンジした「いいじゃん川崎」を踊る。
花 火の打ち上げは午後7時からで、午後7時30分には市民のメッセージ花火が2組登場する。フィナーレには昨年好評だった「音楽のまち・かわさき」を表現す る花火と音楽のコラボレーション「ハナビリュージョン」がことしも行われ、「愛」をテーマした曲を8分流し、1500発の花火が打ち上げられる。終了は午 後8時。
問い合わせは電話044(200)2327川崎市経済局商業観光課。当日の問い合わせは0180-99-3932。

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狛江で灯ろう流し:8月29日に多摩川で

夏の多摩川を静かな光で彩る灯ろう流しが8月29日夕、多摩水道橋下流の狛江市側河川敷きで催される。
昨年までは、狛江市などが主催する花火大会と同じ日に開かれてきたが、今年は花火大会が中止されたため、単独の開催となった。

当日は午後6時30分から、河川敷きで同市内の仏教会に所属する寺院の僧りょによる読経のあと、屋形舟に数百基の灯ろうを積んで川にこぎ出し、点火して川に流す。
花火大会の中止に 伴い灯ろう流しの存続も危ぶまれたが、夏の多摩川の風物詩が消えるのを惜しむ声も多く、前年まで主催していた同市観光協会に替わって実行委員会を組織して開催にこぎ着けた。
灯ろうの申し込みは現在、狛江市内の寺院で受け付けているほか、当日会場でも受け付ける。
当日雨天の場合は30日に順延。
問い合わせは電話03(3480)2330。

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2005年8月11日

宮前区がペットに贈る感謝状を募集

川崎市宮前区がペットに贈る感謝状を募集している。感謝状は、日常の中で動物と暮らすたのしさやすばらしさを広め、動物と共生するまちづくりを進めることが目的で、作文・詩・俳句・川柳など形式は自由。

同区では動物愛護週間の9月23日に、同区役所を会場に市主催の動物愛護フェアが初めて開かれる。同フェアはこれまで麻生区役所前広場で行われていたが、今年度から各区巡回で開催することになった。
感謝状の募集は、フェアにちなんだ区の独自事業として企画された。同区では2003年度の魅力ある区づくり推進事業として、愛情を持った適正な動物の飼い 方について理解を深めるために、男の子が飼い犬の1歳の誕生日に感謝状を贈る内容の絵本を作っており、動物愛護を目的とした事業は今回が2回目。
応募作品は、9月23日の「動物愛護フェアかわさき2005」で発表、愛護週間中に市民館のギャラリーで保育園児が描いた動物の絵などとともに展示する。また、応募者には記念品を贈呈する。
応募は、宮前区内に在住・在勤・在学の人で、作品に住所、氏名、年齢、連絡先を明記し、〒216-8570 川崎市宮前区宮前平2-20-5 宮前区役所保健福祉センター衛生課 小倉さんあてに8月15日までに郵送または持参する。
問い合わせは電話044-856-3270宮前区役所保健福祉センター衛生課。

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2005年7月29日

川崎市麻生区の桐光学園が甲子園出場:3年ぶり2回目

050730toukou5川崎市麻生区片平の桐光学園高校(伊奈博校長)野球部が7月28日、3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。横浜スタジアムで行われた夏の高校野球神奈川大会決勝戦の対戦相手は慶応(横浜市港北区日吉)。今春の選抜甲子園で8強入りした慶応は、全国最多の195校が出場する神奈川県大会で、強豪の横浜、東海大相模を下し春夏連続出場をめざしたが、桐光の2枚看板投手の継投策を前にあえなく敗退した。
麻生区役所では、桐光高校の快挙にさっそく懸垂幕を掲げて応援、29日に激励会が催された。

050730toukou1試合は、初回に1点をあげた慶応が追加点を重ねて前半をリード。桐光は5回裏にようやく1点を入れ6回に2点追加、2点差に迫った7回裏に打者12人の猛攻で一気に6点を加えて逆転、8回にだめ押しの2点の加え、11対5と大差をつけて優勝、甲子園の切符をもぎ取った。8月6日から始まる第87回全国高校野球選手権大会の対戦相手は3日の抽選会で決まる。050730toukou2
同校野球部は学校開校と同時の1978年に創部、強豪ぞろいの神奈川県内で最近自力をつけて頭角を表し、2001年に春の選抜大会、2002年夏の甲子園に出場、今回が3回目となる。夏の大会初出場の2002年は船井剛主将(当時)が大会の選手宣誓を行い、3回戦まで勝ち進んだ。
現在野球部は、野呂雅之監督(44・保健体育教師)のもと、44人の部員が所属、部長は野呂監督の初めての教え子塩脇政治教諭が就任している。川崎市内の高校で甲子園に出場するのは、夏春連覇の経験を持つ古豪・法政大学付属第二高等学校(中原区)についで2校目。
050730toukou6麻生区では7月29日午後4時から麻生区役所ロビーで斉藤隆区長、中島豪一麻生区町会連合会長など約150人が参加し、区民激励会を開催。斉藤区長が「みごとな逆転劇で感動した。深紅の優勝旗をもってきてもらいたい」と快挙をたたえると、野呂雅之監督が「前回も大変だったが、今回は逆転の苦しい試合が続いた。決勝戦も4点のリハインドを逆転してくれた。甲子園でも元気な活躍を見せられるよう頑張ります」と話し、県大会で活躍した19人の選手をポジションごとに紹介、増田仁主将が「これからも応援をよろしく」とあいさつ。麻生区こども会野球大会で優勝した少年野球チーム「若葉会」所属の櫻本祐輔君(長沢小6年)、武田成彦(同)が選手に花束を手渡した後、斎藤区長を始め区内の各団体からお祝いが渡された。050730toukou7
これに対し伊奈校長は「大勢の地元のあつい声援のお蔭で優勝でき、これ以上にない幸せ。ことしの大会は厳しいはらはらドキドキする試合が多かったが、生徒が1試合ごとに精神的に強くなっていくのを身をもって感じ、あきらめることなく強い精神力、チームワークでここまでこれた。甲子園では粘り強い試合運びでがんばり桐光旋風を巻き起こしてくれると思っていますので、あらためてご支援をお願いします」とお礼の言葉を述べた。また、小塚良雄理事長は「麻生に根ざして全国に羽ばたく教育を続けてきてよかった。ぜひ、特別休暇をとって甲子園でもあつい応援をしてほしい」と呼びかけた。会の締めくくりには、麻生区役所野球部の小倉健一郎さんが大声で応援エールのパフォーマンスでチームを激励した。
これに先立ち、川崎市役所でも激励会が開かれ阿部市長は「川崎市民130万人が応援している。深紅の優勝旗を持ち帰ってもらいたい」とはなむけの言葉を贈った。

写真・上から=桐光ナインに花束を贈る少年野球部員、麻生区役所ロビーの激励会、挨拶する野呂監督、伊奈校長(右)にお祝いを渡す斉藤区長(後ろ向き)、選手に応援エールを送る麻生区野球部員(右)

2005-07-29 in 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (1) | トラックバック

2005年7月27日

狛江郵便局に丸形ポスト復活:絵手紙発祥の地のシンボルに

050727komaeposuto1狛江市和泉本町3丁目の狛江郵便局(和田卓巳局長)前に懐かしい丸形ポストが復活、7月23日から現役として使われている。

050727komaeposuto2ポストは、絵手紙発祥の地を記念して設置されたモニュメント「絵手紙メモリアルポスト」で、ステンレス製の説明板も横に置かれている。1949年、戦後初めて実用化された鉄製ポスト「1号丸形郵便差出箱」で、台座も含め165cm。
同局は、1981年7月23日に「ふみの日記念イベント」として市内に住む絵手紙創始者小池邦夫さんを講師に招いて日本初の絵手紙教室を開いた。通信手段が手軽なものに変化するなか、肉筆で描く絵手紙は「温かい心が伝わる」と愛好者が増えて独自の発展を遂げ、いまでは文化のひとつとして定着している。
絵手紙発祥の地・狛江をPRしようと同局では2004年に「絵手紙発祥23周年キャン050727komaeposuto4ペーン」を企画、全国の絵手紙愛好家に呼びかけお国自慢の絵手紙を募集した。寄せられた約1600点の作品は、昨年11月からことし4月まで市役所や駅などで展示、大きな反響が寄せられた。
モニュメントポストはこのキャンペーンの一貫で、絵手紙発祥の地のシンボルとして設置された。「せっかくのポストをぜひ実際に利用できるようにしたい」と7月14日まで在籍した林健志・前局長が関係団体とねばり強く交渉、実現にこぎ着けた。
050727komaeposuto323日午前10時から和田局長、矢野裕狛江市長、小池邦夫さんと小池さんが初めて継続的に指導した市内の絵手紙団体「絵手紙ポップアップ」の会員6人、同局職員らが参加してオープニングセレモニーが行われた。和田局長は「丸形のポストが新たに稼働を始めるのは異例のこと。絵手紙発祥の地のシンボルとして多くのみなさんに利用され、絵手紙がさらなる発展をとげることを期待します」とあいさつ、小池さんとポップアップの会員が手紙を投函した。同局によると都内23区内で丸形ポストは墨田区の江戸東京博物館、葛飾区の帝釈天とフーテンの「寅さん」で知られる柴又駅、豊島区池袋のデパート内の簡易郵便局の3カ所で利用されているが、郵便局に新たに置かれるのはきわめて珍しいという。
このポストは、従来からある箱形の「13号ポスト」とともに平日は1日6回、日・祝日は2回、同局郵便課の職員が投函された郵便物を集める。

写真上から=狛江郵便局、テープカット(左から小池邦夫さん、和田卓巳狛江郵便局長、矢野裕狛江市長)、絵手紙を投函する小池さんとポップアップ会員、丸形ポストから郵便物を取り出す郵便局職員

2005-07-27 in 02) イベント・催事, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年7月24日

市民・行政協働で「こまえ平和フェスタ」:朗読劇「この子たちの夏」に静まり返る会場

050724b01平和への願いを町ぐるみで高め、次の世代に伝えようと7月24日、「こまえ平和フェスタ」(こまえ平和フェスタ実行委員会、狛江市主催)がエコルマホール で催され、会場をほぼ埋めた600人余りの市民は、朗読劇「この子たちの夏」(写真)や合唱に耳を傾けながら、60年前の戦争の悲惨さと、60年間戦争がないとい う平和の尊さを再確認していた。

このフェスタは、市民団体と市が初めて合同して催したもの。小俣眞智子実行委員長が、「30000」「70000000」と書いた紙を示しながら、「地球上にはこれだけの数の核弾頭と地雷がある」とその意味を説明、憲法や狛江市の平和都市宣言の精神を受け継いでいこうと訴えた。矢野裕狛江市長、谷田部和夫市議会議長も平和の大切さと戦争をなくそうとアピール。狛江高校OBの真田智恵子さんが1982年に市議会が全員一致で採択した「狛江市平和都市宣言」を朗読した。
朗読劇「この子たちの夏」には、市民や狛江高校演劇部の部員やOBが出演、ひとりずつ広島、長崎の被災者の当時の体験談を静かに語ると、ほぼ満員の会場は静まり返り、原爆が人間にもたらす悲惨さに改めて衝撃を受けていた。
演奏では、マンドリーノTAMA、狛江市立第二中学校合唱部、調布狛江合唱団に加え、この日のために特別に結成された平和フェスタ合唱団が、平和への祈りを音楽に託して手話コーラス「折り鶴」「ビリーブ」などを14曲を披露、大きな拍手を浴びていた。

ロビーでは、原爆の被害を示した写真などのパネル展に加え、平和関係の図書の展示が行われたほか、被爆地に送る折り鶴のよびかけもあり、親子一緒になって何羽も鶴を折る姿も見られた。
これまで同市では市民と行政が別々に平和イベントを開いていたが、今回のフェスタは初めて協力し合って開いたもの。「平和憲法を広める狛江連絡会」(小俣会長)など平和団体や合唱団、朗読の会などが実行委を結成、狛江高校や二中の生徒なども加わって幅広い市民が準備を進めてきた。

2005-07-24 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース, 時事問題, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年5月30日

ノーモア多摩川水害:狛江市で大規模訓練

050530suibou水害のシーズンを前に5月15日、狛江市猪方4丁目2番地先の多摩川河川敷内の多摩川緑地公園で大がかりな水防訓練が行われた。

写真=川に取り残された人をボートとはしご車で救出

訓練は、台風の接近に伴い梅雨前線が刺激されて「大雨警報」が発令され、多摩川の水位が上昇、堤防から水があふれる可能性があり、中州に人が取り残されたという想定で、多摩川左岸の13自治体を管轄する第八方面のメイン会場として狛江消防署と合同で実施された。
大型ヘリコプター、ハシゴ車、ポンプ車など車両27台、救命ボート5艇を使い、狛江消防署のほか第八方面の各消防署員、狛江市職員、狛江消防団のほか、狛江市建設業協会、狛江市防災会、女性防火の会、東京消防庁災害時支援ボランティアの団体など合わせて516人が参加してた。
会場ではまず、瀬川俊第八方面本部長、矢野裕狛江市長らが大型ヘリコプターに乗って被害状況を把握、本部長が上空から指揮を行った。狛江消防署員が水の勢いで流されないよう重さ約1.5トンの大きな土のうをクレーンで動かす「大型積み土のう」を行ったのをはじめ、各署員が砂や水、鋼板などを使って「積み土のう」「連結水のう」「簡易水防工法」など5種の浸水防止工法と、ビニールシートについている細長い袋に土のうを入れて亀裂の入った堤防を守る「フルコンシート張り」「T型マット」、堤防の法面に鋼板で半月を作る「月輪の輪」工法、都市型の被害を想定したマンホール噴出防止など訓練がくり広げられた。また、災害時支援ボランティア、女性防火の会、防災会など市民約50人も参加してプランターやピクニックシート、ゴミ袋など家庭内にある身近な物に砂や水を入れて住宅への浸水を防ぐ工法を体験した。
川の中では、消防署員が中州に取り残された人を救命ボートで運び川岸からはしご車にのばして救出する本番さながらの訓練も行われた。
同市では、1974年9月に台風による増水で多摩川の堤防が決壊、住宅18棟が流出し2棟倒壊す災害が起きている。

2005-05-30 in 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年4月26日

多摩川イベントラリー:4月29日からスタート

狛江市のいかだレースなど多摩川の源流から中流域の5カ所で開かれる催し物に参加するイベントラリーが4月29日から始まる。多摩川に親しんでもらおうと流域の5市町村が連携して1998年から開催している。

ラリーは、29日の奥多摩町「森林浴ヘルシーウォーク」(約10キロの奥多摩むかし道を歩く、電話0428-83-2112)を皮切りに、5月4日山梨県小菅村「源流祭り」(釣り大会、流域の芸能大会、夜は日本一のお松焼き電話0428-87-0111)、7月17日「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(仮装とタイムを競うレース03-3480-9367)、7月31日山梨県丹波山村「夏まつり丹波」(カヌー教室、木工教室、マスのつかみどり、水上丸太わたりほか、電話0428-88-0211)と続く。最後は奥多磨町で行われる多摩川流域郷土芸能フェスティバル(小菅村、丹波山村、奥多摩町、狛江市などの郷土芸能の競演、電話03-3489-1166)。フェスタ会場では小菅村、丹波山村、奥多摩町の旅行宿泊券(ペア)やそれぞれの温泉入浴券、海外旅行(ペア3泊4日)があたる抽選会、3つ以上のイベント参加全員には特産品がプレゼントされる。
ラリーの台紙は小田急線の狛江、和泉多摩川、喜多見、成城学園駅と狛江市などで配布している。問い合わせは電話03(3480)9367イベントラリー事務局。

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2005年3月 6日

エルミロードで火災予防訓練:消防フェアで音楽演奏も

050305kunnrenn1川崎市麻生区の大型商業施設小田急新百合ヶ丘エルミロードで3月1日、麻生消防署の救助隊がビル非常口から壁をつたって人命救助する大がかりな訓練が行われた。

写真=ロープでビルを下りる麻生消防署救助隊(上)、放水訓練(中)、広場で行われた消防音楽隊の演奏(下)

050305kunnren2春の火災予防運動(3月1日〜7日の)の一貫として行われた訓練は、同ビル5階レストラン街から出火という想定で麻生消防署、同消防団、エルミロードで働く職員らで構成する自衛消防隊ら計120人が参加。火事の通報で自主消防隊がまず初期消火と客の誘導などを行った後、麻生消防署救助隊員が非常口のバルコニーまでロープを伝ってビルの壁をよじ登り店舗内に取り残された人を背負って壁を降下した。参加者は訓練とはいえ、壁をつたってテキパキと動き回る救助隊の姿に手に汗にぎって見守っていた。
030505ongaku訓練終了後の午前10時からは新百合ヶ丘駅南口広場(ペディストリアンデッキ)で消防フェアが催され、子供用の消防服を着ての記念撮影や新潟中越地震の写真パネルの展示、消防何でも相談、消防アンケート、老朽化した消火器の回収などが催された。また11時からは消防音楽隊が「ハローファイヤーマン」「ジャパニーズグラフィティー(坂本九メドレー)」など消防や川崎にゆかりのある曲を約30分演奏、暖かな日差しのなか買い物客らが100人以上集まりイスに腰掛けて隊員の音楽に聴き入っていた。
■関連記事=小田急新百合ヶ丘エルミロードで区内の小学生の防火ポスター展

2005-03-06 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月12日

川崎の明日を市長と語るユース・ミーティング:参加者募集

明日の川崎について若者と阿部孝夫市長が意見を交換する「KAWASAKI ユース・ミーティング」が、市内北部・南部の2カ所で開かれ、参加者を募集している。

日程と会場は、北部が2月26日多摩区役所、南部が3月5日エポックなかはらで、時間はいずれ
も午後1時から3時。参加対象は、市内在住・在学・在勤の18〜25歳の人。定員は各50人。
申し込みは、往復葉書またはFAX(044-200-3912)かメール([email protected])で、住所、氏名、年齢、電話番号、職業を書き、参加希望日、希望の理由と何を話したいかを書き、〒210-8577川崎市川崎区宮本町1 川崎市市民局地域生活部青少年育成課に2月15日(必着)までに申し込む。
問い合わせは電話044(200)2669青少年育成課。

2005-02-12 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月 4日

川崎フロンターレ:「浦和戦に来て」と阿部市長が入場券販売

050204tiketto01「等々力を赤で染めさせないで」−3月12日のホーム等々力での開幕戦で浦和レッズと対戦する川崎フロンターレ。レッズサポーターが大量に訪れることが予想されるだけに、念願のJ1昇格を果たしたホーム初戦でスタンドが赤く染まったらたいへんと、市民に観戦を呼びかける緊急対策にのりだした。2月3日には「市民ぐるみで応援を」と阿部孝夫川崎市長も、中原区の川崎フロンターレ後援会事務所で開幕戦のチケット販売を行った。

浦和レッズのサポーターは熱狂的な応援で知られ、アウェイの試合でさえ相手チームのスタンドを赤く染めてしまうこともしばしば。3月12日の試合には、1万人以上のレッズサポーターが入場するという予想もある。等々力の収容人数約2万5千人の半分近くが赤くなる見込みだけに、フロンターレとしては残る1万5千人を青のサポーターで埋めなくてはと危機感をつのらせる。
こうしたことから、同市、後援会、チームの3者が共同で行う「川崎の青、総動員作戦〜開幕ダッシュキャンペーン」をスタートさせたもので、この販売はその一環。
阿部市長は3人の客に入場券を販売、うち一人は、入会の受け付けも行った。初めての体験に、阿部市長は「(書類で)大きなお金の決済はいつもしているが、現金の取り扱いは、お客様を待たせたり金額を間違えるといけないとちょっと緊張しました」と話していた。
050204tiketto02チケット販売に先立ち阿部市長は、後援会事務所隣の中小企業・婦人会館で武田信平フロンターレ社長とともにキャンペーン内容を説明する記者会見を開いた。
それによると、等々力をチームカラーと川崎市のイメージカラーの青で埋めて選手に力を与えようと、この試合に限って入場券を3段階に分けて販売する。まず、2月1日〜15日にフロンターレ後援会会員を対象に先行販売、ついで16日〜3月5日に神奈川県内の人を対象に販売する。一般販売は23日からとなる。このほか、2月16日からは川崎駅東西広場と武蔵小杉駅周辺や中原駅から競技場までタペストリーを掲出、鷺沼プール跡地の壁などに試合告知看板、麻生小学校に横断幕を出すなど開幕戦のPRを行う。
阿部市長は「相手チームを上回る人数で、整然とした中で力強く応援してほしい。ホームなので、いつもやっているように実力を発揮し1点でも多く点をとってもらいたい」と観戦を呼びかけた。武田社長は「スタートダッシュをはかるには1戦、2戦が重要。浦和はサポーターが多く、一時的に相手クラブ後援会に入会して入場券を確保し、スタンドを真っ赤に埋めつくすこともある。今回はそうならないようにしたい。選手はたくさんの応援でがんばることができるので、力を貸して」と訴え、「昨シーズンの第2ステージ優勝チームにひとあわふかす気持ちで臨む」と強調した。また今季の観客目標は1試合平均1万5000人と話した。
後援会によると、2月2日現在の入会者は昨年の同時期を大幅に上回る6102人(昨年3150人)で、この日までのチケット販売数は1500枚。
前売り入場券の取り扱いは、同後援会事務所、フロンターレ事務所、ローソン(Loppi)などのほか、今シーズンからチケット宅配サービスを始める川崎朝日会。
問い合わせは電話044(813)8618川崎フロンターレ販売&サービス部広報・企画。

2005-02-04 in 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月31日

多摩区役所で2月4、5日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介

市民が調べた江戸時代の宿場町・旧津久井街道歴史マップやごみ集積所の実態調査など、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第3回まちづくりフェスティバル」が、2月4日、5日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階のアトリウム(吹き抜け通路)で開かれる。

フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会に参加する区民58人が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、昨年の活動報告をする。
4日はおとな対象の報告・発表で「まちづくり広場〜こんな活動をしています」、5日は親子を対象に「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する旧津久井街道歴史マップは、文化教育部会が地域の古老などから聞き取った話と、登戸の渡し場から小泉橋までの江戸時代の街道筋にいまも残る北向き観音、水争いの供養塔、文学碑など史跡の紹介や昔の写真をまとめた労作。このほか、区内の防犯マップ、放置自転車対策、福祉散策マップ(向ヶ丘遊園〜広福寺コース編)、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介、どんど焼きやお盆など伝統行事の一部を載せた歳時記などをパネルで展示する。
来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の6日〜16日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3131地域振興課。

2005-01-31 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 04)教育・子ども , 05)歴史, 08)経済・農業, 09)市民活動, 10)社会, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月29日

麻生不動院でだるま市:47000人でにぎわう

050129daruma01jpg川崎市麻生区下麻生の麻生不動院でだるま市が開かれ、昨年より5000人多い約47000人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわった。

同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。
ことしは暖かく穏やかな好天に恵まれ、境内には朝早くから次々と客が訪れ、午前11時ごろにはだるまやお札を求める人でぎっしり。午後からは受験を前にした親子連れなどが訪れ、だるまの売れ行きもまずまずだった。
普段は閉じられている本堂では、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。
だるまの露店では、客がだるまを買い求めるごとに「商売繁盛、家内安全。ヨヨヨイ ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨイ」、「一発合格」と威勢のいい掛け声があがっていた。
だるま屋によると、神棚など飾る場所が狭くなったため売れ筋は高さ20〜30センチの小ぶりの6、7号と受験用の5号、価格は3千円から4千円のもので、それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋さんでは、訪れた顔なじみの客と楽しげに価格を交渉したり近況を話すなごやかな光景も見られた。
周辺の参道にはだるまをはじめ植木や食べ物など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は終日にぎやかな売り声が響いていた。

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2005年1月26日

1月29日に狛江の文化・芸術の祭典:川口町の支援呼びかけ

狛江市内の4つの地域センター運営協議会が主催する「狛江の文化・芸術の祭典」が1月29日、エコルマホール(小田急線狛江駅前)で催される。

市内にある上和泉、南部、野川、岩戸の4つの地域センターでは、これまで各館ごとに利用者による発表会を催してきたが、初めて合同の発表会を催すことになった。
展示では、14団体がペン習字、水墨画、俳句、書道、陶芸、油絵、折り紙、刺しゅう、フラワーアレンジメント、染色などの作品を午前10時から飾る。
午前11時からのステージでは、民謡、詩吟、舞踊、フラダンス、ジャズダンス、カラオケ、コーラス、着物着付け、殺陣、バレエ、手品、手話ダンス、マンドリンとギターなどを24団体が披露する。
今回は「がんばれ! 川口町」と題し、新潟県中越地震で大きな被害を出したふるさと友好都市への支援を呼びかける。会場では午前11時に星野和久・川口町長が狛江市民の支援に対してお礼のあいさつ、同時にこれまでに寄せられた約1700万円の義援金のうち、残りの約1000万円を町長に渡す。このほか、絵手紙コーナーでは小池恭子さんの指導で川口町の町民を励ます絵手紙の創作や支援・救援パネル展、義援金の受け付け
も行う。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所市民協働課。

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2005年1月24日

狛江の民家園で防火訓練

050124021月26日の文化財防火デーに先立ち24日、狛江市元和泉の市指定文化財・古民家園でポンプ車など車両5台と同園職員やボランティア、狛江消防署職員、消防団など約50人が参加して消防訓練が行われた。

写真=(上から)◆一斉放水◆家屋の中で放水銃を構える民家園のボランティア◆消火器を使って訓練するボランティア

05012401訓練は、古民家のいろりばた付近から出火という想定で、まずボランティアが大きな声で火事を知らせて職員が119番通報、家屋の中で初期消火。その後屋根上に設置した自動放水装置のドレンチャー、放水銃2基と駆けつけた消防署と消防団が一斉放水して消し止めるという内容で行われた。参加した9人の同園ボランティアは、普段使わない管理用の操作盤のボタンを押してドレンチャーやポンプを落ち着いて操作、放水銃もてきぱきと動かしていた。
04012403力丸達雄狛江消防署長は「文化財を後世に残すため、きょうのように訓練を重ねて自主防災体制を確立することが大切です。これからも火事を出さないようにしてもらいたい」と講評、鈴木一光消防団団長は「私が生まれた家も昔はこういうムギ葺きだった。いまは、ムギ葺きはここだけだが、守り続けてもらいたい」と話した。
その後、ボランティアらは消防職員から消火器の使い方のコツなどを習い、全員が消火器を使って初期消火訓練を行った。

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1月28日に麻生不動院で納めのだるま市

050124daruma01麻生不動院(川崎市麻生区下麻生801)で1月28日、だるま市が開かれる。

旧暦では関東地方で最後に開かれることから、「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。
「とくさ不動」とも呼ばれる麻生不動院では、神棚や火を使う台所に張る「火伏せ」のお守りなどを売るほか、境内や参道には午前8時ごろから地元の「王鶴組合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまに加え農機具や植木、乾物、焼きそばなどを売る。
当日は、小田急線の柿生駅と鶴川駅からだるまのプレートを付けた臨時バスが増発される。

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2005年1月21日

麻生警察署で武道始め:麻生総合高校剣道部も参加

050121budo1川崎市麻生区古沢の麻生警察署(諸澤憲弘署長、署員145人)で1月18日、武道始式が行われた。選手に選ばれた署員は、斉藤隆多摩区長、大矢紀県警察友の会麻生地区会長、中島豪一麻生区防犯協会会長など約150人の見学客の前で、緊張感あふれる白熱した試合を展開、日ごろの鍛錬の成果を披露した。

050121budo2武道始めには、のべ56人の署員が参加、柔道、剣道、逮捕術の試合と空手模範演技ほか、麻生総合高校剣道部との親善試合の5つの演武が行われた。5人の選手の勝ち星で争い勝者チーム同士が戦うトーナメント形式の柔道、剣道の試合は、交通、刑事などの内勤から1チーム、外勤(派出所など)から3チームを編成し4部で対抗戦を行い、同僚からの大きなかけ声で会場は盛り上がりをみせた。結果は、柔道は内勤チームが剣道は地域3係がそれぞれ優勝した。
050121budo3観客の注目を集めたのは、県立麻生総合高校の剣道部員との親善試合。柿生高校と柿生西高校の統合により昨年4月に開校した同高は、柿生西時代から剣道部が強く、今年度は男子が県ベスト16、女子はベスト4で関東大会に出場する成績を残し、伝統を引き継いでいる。試合には30人の部員の中から県大会に出場した女子の山田由佳さん(1年)、男子の竹渕元規さん、三枝誠さん、清水亮輔さん、佐藤玲さん(いずれも3年)の5人の精鋭が出場した。署内5人(うち女性1人)とそれぞれ 1人ずつ対戦した。試合の結果は、警察官チームが直前の署員同士の対戦の疲れもあってか、スピードと練習量に勝る高校生の動きに押されて息が上がる選手も多く全敗。対戦した警察官は「年齢と体力の違いが出てしまった」と苦笑い、観客からは両チームに大きな拍手が贈られた。
050121budo4女性警察官による空手では、6歳で空手を始めた櫻井久美子巡査が模範演技と足蹴りで厚さ約2センチの板割りを披露、観客は見事な技に見とれていた。
演技の後に諸澤署長は「武道で培った体力、気力、知力で区内の治安維持に努めたい」と見学者に謝辞を述べた。

写真(上から)◆麻生総合高校生(右)と署員(左)との剣道の親善試合◆柔道の対抗試合◆婦人警察官による空手の模範演技◆逮捕術の模範試合

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2005年1月19日

狛江市役所ロビーで防災写真展:新潟県中越地震の被害状況など約30点

05011901防災とボランティア週間(1月15〜21日)にちなんで狛江市役所ロビーで、 21日午前中まで新潟県中越地震の被災状況を紹介した写真展が開かれている。

写真は、狛江市の職員と消防団がふるさと友好都市川口町へ支援活動に行った時に撮影した写真と撮影地点、狛江消防署のコーナーの2種類に分けて展示している。市と消防団のコーナーは災害直後から11月上旬にかけて撮影した簡易トイレの組み立てや支援物資の運搬作業、道路や避難所の様子など24点。消防署のコーナーは川口町やその周辺の倒壊家屋、地殻変動で隆起したマンホールなど8点で、いずれも被害の大きさを伝えている。
このほか消防署では、地震時の負傷者を減らそうと、家具の転倒防止のキャンペーンとして、家具の転倒や店舗の落下物の被害状況の写真と家具類の転倒・落下物による負傷者の推計や転倒防止器具などの写真パネルも展示している。

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2005年1月17日

伝統の繭玉飾りいまも

05011701川崎市麻生区上麻生6丁目の鈴木有さん(69)方で、小正月の行事のひとつ「繭(まゆ)玉飾り」の伝統を守り続けている。

かつて養蚕が盛んだった川崎市北部では、マユの豊作を願い繭玉飾りを作る家が多かったが、養蚕農家がなくなったいまは、この小正月行事を行う家も少なくなっている。
繭玉飾りを作るのは、主に養蚕に従事する女性の役目とされ、鈴木さんの妻日出子さんが結婚した当時、すでに養蚕はしていなかったが、毎年作り続けている。繭玉は、上新粉で作った直径2cmほどの団子を約170cmのカシの枝に差し、お神酒と、養蚕の神様のお札を花瓶にさし神棚のある座敷の床の間に14日と15日の2日間飾った後、焼いたり汁に入れて家族全員で食べるのが習わしという。
日出子さんは「いまは養蚕も農業もしていないが、伝統行事を大切に守りたい」と話している。

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2005年1月11日

狛江市の成人式:新成人が企画、なごやかに同窓会のムード

050111seijinnsiki01「成人の日」の1月10日、狛江市のエコルマホールで同市主催の成人式が催され、新成人たちは久しぶりに会う同窓生らと談笑したり、アトラクションのクイズなどを楽しんだ。

050111seijinnsiki02 同市の新成人は、昨年より33人少ない845人(男462人、女383人)。成人式には小・中学校を狛江で過ごした市外居住者も含め、昨年より2.7ポイント多い53.3%(昨年50.6%)高い451人が出席した。
同市の成人式は、1998年から公募などで集まった新成人が実行委員会を作り、アトラクションなどの企画運営、当日の司会や進行を担当している。ことしは駒井町の野崎友里実行委員長ら9人が、11月から準備を重ねてきた。
第1部のセレモニーでは、矢野裕市長が「狛江ふるさとと誇りを持てるようにつなげてほしい」と祝いの言葉を述べ、これに対して新成人代表の本多詩織さん、市川光栄さんが「後に続く人に恥ずかしくないような成人になります」と誓いの言葉を述べて、約20分で終了した。
第2部のアトラクションは、中学対抗のクイズ戦と6階多目的室での立食パーティー。対抗クイズは、新紙幣や新たに参入したプロ野球球団などにちなむ「おとなの常識」問題を、あらかじめ選ばれた各中学のリーダーが同窓生の間を回って答えを相談して回答する形式で進められた。
050111seijinnsiki06会場はすっかり同窓会の雰囲気、風船割りや縄跳びなどのゲームによって得点加算される趣向が盛り込まれ、はかま姿でなわとびに挑戦する男子に、振り袖姿の女子が客席からは大きな声援や拍手がるなど同窓会の雰囲気。その後、新成人らは実行委員が前日夜遅くまでかかって飾り付けた立食パーティー会場で、小・中学校時代の恩師や久しぶりに会う友人との歓談を楽しんでいた。
大役を終えた野崎実行委員長は「式典の始まりは緊張したけど、たくさんの人が来てくれほっとして私も楽しむことができた。この日を迎えるまで大変だったけど、いい思い出ができた」と語っていた。

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2005年1月 6日

麻生区で1月10日に消防出初式

川崎市の麻生地区消防出初式が1月10日午前10時30分から約1時間にわたり麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで催される。

当日は、麻生消防署員20人、消防団員84人、婦人消防隊、少年消防クラブなどの関係者と車両12台に加え消防航空隊のヘリ2機が参加、分列行進をはじめ消防音楽隊とカラーガード隊のドリル演技、救助隊のはしご車演技、一斉放水などをくり広げ、防火の誓いを新たにする。
麻生区では現在、1署3出張所の消防署員124人に加え、麻生消防団員138人が1団3分団12班に分かれて、15万区民の命と財産を火災から守る任務を担っている。

2005-01-06 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 5日

川崎市内で消防出初式:火災のない街願い

「防災を 願う心で まちづくり」を合い言葉に川崎市内の8地区で1月6日から消防出初式が催される。

日程は
◇川崎地区=6日午後1時30分川崎競輪場、問い合わせ044-223-0119川崎消防署
◇中原地区=7日午前10時30分等々力公園内催し物広場、問い合わせ044-733-0119中原消防署
◇多摩地区=7日午後1時生田浄水場、問い合わせ044-933-0119多摩消防署
◇宮前地区=8日午前10時消防総合訓練場、問い合わせ044-852-0119宮前消防署
◇幸地区=9日午前10時幸区役所駐車場、問い合わせ044-511-0119幸消防署
◇麻生地区=10日午前10時30分麻生水処理センター、問い合わせ044-951-0119麻生消防署
◇高津地区=10日午後1時KSP、問い合わせ044-811-0119高津消防署
◇臨港地区=14日午前10時東扇島外貿地区4、5号岸壁、問い合わせ044-299-0119臨港消防署

このうち、ことしの代表会場となっている宮前地区は、分列行進や消防音楽隊とカラーガード隊のドリル、一斉放水などに加え川崎古式消防記念会によるまとい振り込み、はしご乗り、市民救命士による救急訓練、初期消火訓練、一斉放水など、他会場より規模が大きく、多彩な内容になっている。

2005-01-05 in 10)社会, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年1月 1日

むいから民家園:家族連れがふるさとのお正月楽しむ

050101-1狛江市元和泉のむいから民家園が1月1日に開園、ふるさとのお正月気分を味わおうと家族連れや子どもたちが次々と訪れ、おはやしや昔の遊びを楽しんでいた。

同園では、昔ながらのお正月の行事を子どもたちに楽しんでもらおうと例年、元日にオープンしている。ことしも約40人のボランティアなどが朝から園内に残った雪を除いたり、入園者にふるまうまんじゅうを土間のかまどで蒸かすなどして準備に汗を流した。
雪の影響もあって入園者は例年より減ったものの、午前中で約200人が訪れ、茅葺(かやぶ)きの主屋の座敷や園内に用意されたけん玉、羽子板、百人一首などの遊びを楽しんだ。正午と午後1時には、多摩川ばやし保存会がおはやしと獅子舞を披露、家族連れなどは笛と太鼓に合わせて舞う獅子やてんぐ、ひょっとこの軽妙な踊りをおもしろそうに眺めていた。

2005-01-01 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

狛江市・泉龍寺で除夜の鐘:2005年への期待込め

041231-1狛江市元和泉1-6-1の泉龍寺(菅原昭英住職)でおおみそかの12月31日夜、除夜の鐘が打ち鳴らされ、日中に降った雪を踏みしめて訪れた家族連れや若者など100数十人が新年への祈りを込めて交代で鐘をついた。

同寺には2階建ての鐘楼があり、毎年檀家や市民の希望者に鐘をつかせている。ことしは、雪が降ったためもあって例年より人出は少なかったものの、11時ごろには防寒着に身を包んだ人たちが次々と訪れた。
041231-2同寺は例年、40秒間隔で108の鐘を11時30分ごろから1時間余りかけてならすことにしている。訪れた人たちは、急な階段をつたって数人ずつ鐘楼に上がり、ゆく年への感謝と新年への期待を込めて大きな鐘をついた。(写真下は鐘楼の下で順番を待つ人たち)

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2004年12月25日

「向ヶ丘遊園の会」が遊園跡地の合意に歓迎を表明

04122501(ボランティア市民記者・山中正剛)

「向ヶ丘遊園の緑を守り、市民いこいの場を求める会(略称=向ヶ丘遊園の会)」(代表=中島光雄さん、薬袋奈美子さん)は、向ヶ丘遊園跡地についての市と小田急の基本合意を受けて12月4日、川崎市多摩区登戸の登戸南町会館での忘年会を急きょ「向ヶ丘遊園跡地に関する基本合意書」の報告会に切り替え、意見の交換を行い、14日に声明文を発表した。

写真=基本報告書のゾーニングについて説明する向ヶ丘遊園の会事務局(写真提供=向ヶ丘遊園の会)

会は松岡嘉代子事務局長の司会のもと中島会長の挨拶に始まり、大筋で合意の発表を喜ぶ和やかな雰囲気のうちにも厳しい論議が交わされた。参加者は約40人。中には新宿や厚木からの参加者も見られて沿線への関心の広がりを示していた。
この報告会は、2001年9月の閉園発表をニュースで知った松岡さんたちが、同年12月末「向ヶ丘遊園の緑を保全する」という目的で呼びかけ、集まった30数人が中心となって進めてきた同会の運動の成果の節目であった。
参加者からは「一歩前進といえるが、どこまでも基本合意にすぎない。実現される中身が問題だ」「緑地の永続的な保存を保証するような具体的な協定が必要」「そこだけではだめ。隣の緑が大切で、3年後5年後を見越した一貫した計画が必要」「具体化過程での情報公開と市民参加が不可欠」「喜んでいるばかりではいられない。これからどうするのか、市民の熱意を盛り上げる継続した努力が必要」など歓迎と同時に今後を見つめようとする意見が多かった。最後に会長が「事業ゾーン」の具体化について触れ、「これをどうして市民サイドのものにするかが最大の課題」として会を締めくくった。
14日に発表された声明文の中にも「事業ゾーン」が取り上げられ、「ここが具体的にどのような空間になるのかは、私たちの最大の関心事です」と記されている。
声明文の全文は同会のHP(http://homepage3.nifty.com/plaza/)へ。

■関連記事=川崎市と小田急が向ヶ丘遊園跡地で基本合意:緑地保存し市民に開放

2004-12-25 in 01) 自然・環境, 09)市民活動, 10)社会, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

川崎市と小田急が向ヶ丘遊園跡地で基本合意:緑地保存し市民に開放

(ボランティア市民記者・山中正剛)

11月24日川崎市役所で、阿部孝夫川崎市長と松田利之小田急電鉄社長が共同記者会見し、2002年3月の閉園後、跡地利用が懸案となっている向ヶ丘遊園について、現在ある緑地をそのまま残し、敷地の大部分を市民に開放することを内容とする、6項目から成る「向ヶ丘遊園跡地に関する基本合意書」を発表した。

基本合意は、跡地全体を5つのゾーンに分けて考え方を示した。(小田急電鉄HP参照http://www.odakyu-group.co.jp/release/2004/11/yuuen/map01.html)このうちばら苑と周辺雑木林を含む7.4haは川崎市が今年度から3年程度かけて地権者から買い取ることを決めている。
残りの21haを所有・賃貸している小田急は、緑地内の緑を保存し、市は保存に必要な支援を行うことを明示した。これによると対象区域は緑地編入(約5ha、計画緑地の隣接地)と樹林地(約2ha)、ガーデン(約7ha)、事業(約7ha)に分けられる。事業ゾーンは従来観覧車やジェットコースターなどがあった比較的緑の少ない地域であって、小田急は高齢者用の住宅など医療、介護、教育といった事業を検討中。市は合意にふさわしい事業計画かどうかを見極めた上で都市計画緑地の区域から除外する。
小田急は今後1年間かけてさらに詳しい計画を作成し、100億円をかけて5年後の完成を目指すという。
両者は月1回程度の協議を重ね、今回の合意に至った。川崎市の担当の環境局公園緑地課によると協議には、市側はできるだけ緑を残してほしいという方針で臨んだ。一方、小田急電鉄側の担当の生活創造事業本部(当初はレジャー関連事業部)では、閉園直後は社内で全面開発も含めてさまざまな検討を行ったが、跡地の多くが都市計画緑地のため都市計画変更の手続きが必要として、市と協議することになった。
この合意書によって、当初は全面的な開発も予想された跡地が、市民が憩える緑地として保全、活用される見通しが高まることになった。
■関連記事=「向ヶ丘遊園の会」が遊園跡地の合意に歓迎を表明

2004-12-25 in 01) 自然・環境, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年12月12日

小田急線が12月11日にダイア改正:世田谷代田—喜多見間の複々線完成で所要時間を短縮

小田急線が2004年12月11日にダイア改正を行った。
ダイヤ改正は、世田谷代田—喜多見間(6.4km)の複々線が11月21日に完成したのに伴い、所要時間の短縮など輸送サービス向上のためで、都心方面へ向かう朝のラッシュ時の急行・準急の電車の数珠つなぎ状態や各駅停車の通過待ちが大幅に減り、ピーク時歓帯、日中時間帯ともそれぞれ数分短縮された。主な駅からの所要時間は、朝のラッシュ時で町田—新宿(急行)は50分から45分に、多摩センター—新宿間(同)は47分から42分に、向ヶ丘遊園—新宿(急行・準急)は29分から25分、向ヶ丘遊園—新宿(各駅停車)は40分から36分、日中時間帯の同区間は41分から36分となった。

このほかの主な改正点は、①新百合ヶ丘以西の中・長距離区間の所要時間短縮のため成城学園・登戸・向ヶ丘遊園を通過する「快速急行」の新設②各駅停車の所要時間短縮のため、平日の日中(午前10時〜午後5時30分、62本)と土日休日(終日、182本)に急行が経堂駅で停車。近郊区間の乗り換えの利便性と東北沢駅の通過待ちがなくなる③新宿、代々木上原、下北沢、梅ヶ丘から新松田(小田原線)、唐木田(多摩線)まで各駅停車する「区間準急」を新設④多摩線と都心をダイレクトで結ぶために平日・土日休日とも日中に新宿—唐木田を中心に毎時2本の「多摩急行」を運転(平日で10本、土日休日で6本増える)など。
詳しくは小田急電鉄のHP(http://www.odakyu-group.co.jp)。

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2004年12月10日

小田急多摩線に12月11日「はるひ野駅」開業:初の風力発電など環境に配慮

041211haruhinoeki小田急電鉄(株)(松田利之社長)が小田急多摩線黒川—永山駅間に工事を進めていた新駅「はるひ野」がこのほど完成し、12月11日から開業する。新駅は、地球環境に配慮して自然エネルギーを採用、随所にバリアフリー設備を取り入れ、多摩丘陵をイメージしたアーチ型のモダンな設計だ。同社の新駅設置は、1990年3月の唐木田駅以来で、はるひ野駅は全線で70番目の駅となる。

写真上=アーチ状の屋根に風力発電施設を備えたはるひ野駅

041211haruhinoho-mu新駅は、川崎市麻生区黒川字谷ツ1021番1で、小田急黒川駅から約0.8km、小田急永山駅から1.9kmの地点にあたり、多摩線の起点新百合ヶ丘駅からは4.9km先の場所。独立行政法人都市再生機構(旧都市基盤整備公団)が行っている黒川特定土地区画整理事業地内の中央部にあたる。当初、この開発地域内に駅の予定はなかったが、住宅機構側から新駅設置の依頼を受け、両者が協議を重ね、周辺住民の利便性が図れるとして新設された。2003年11月に工事着手、総工費約25億円。都市再生機構、川崎市などの覚え書きでは駅前広場を作ることになっているが、当面はアプローチ道路のみで開業する。
新駅は地平駅舎で、相対式2面2線ホーム、ホームの長さは210m、上下線に改札口(南・北)がある。メイン改札口は南口(下りホーム側・唐木田行き)で、現在、急ピッチで道路建設が行われている。新駅は、だれでも駅を快適に利用できるようバリアフリー化に配慮し、041211haruhinotoireメイン改札口にはスロープ、上下各1基のエレベーター、上下各2基のエスカレーター、トイレは各ホームに設置している。このうち下りホームは、男女ともオストメイト(人工肛門)用シャワーや折りたたみ式ベット、幼児を腰掛けさせるイスも付いた多目的トイレとなっている。このほか、上りホーム側には、冷暖房付きのホーム待合室も備わっている。
041211haruhinohyoujibann同駅の最大の特徴は、風力太陽光発電システムの導入で、アーチ型の駅舎に風力発電機10基と太陽光発電パネル8枚が取り付けられている。風力発電機は高さ2m、プロペラの長さは約1.2mで、風速20mになると自動的に止まる。発電量は風力約4.5kw、太陽光約1kw(いずれも最大)で、発電時に自動的にスイッチが切り替わるエコスイッチが取り付けられ、改札口付近の照明に利用される。また発電内容を利用客が見られるよう、南口改札の事務所に表示パネルが取り付けられている。同社によると、2000年10月に湘南台駅、2004年2月に小田原駅にそれぞれ20kw、30kwの太陽光発電を採用したが風力を取り入れたのは初めてで、他の鉄道でも例を見ないのではと話している。
04121002このほか、ヒートアイランド対策として、上りホーム屋根上部に面積約30平方m(幅2m、長さ15m)の屋上緑化施設が試験的に設置された。植えられているのは、アルブム、サカサマンネングサ、マルバマンネングサ、メキシコマンネングサ、タイトゴメ、キリンソウの6種。
同社では初年度約1000人、将来は約4000人(いずれも1日あたり)の乗降客を見込んでいる。11月21日に完成した小田急複々線事業の世田谷代田—喜多見区間に伴うダイア改正に併せ、営業を開始する。停車本数は平日215本(区間準急27本、各駅停車188本)、土休日214本(区間準急35本、各駅停車179本)。区間準急は、12月11日のダイア改正に伴い新設されたもので、新宿、代々木上原、下北沢、梅ヶ丘から新松田(小田原線)と唐木田(多摩線)の各駅に停車する。
また、同社では2004年10月から小田急多摩線の各駅の駅舎やホームの屋根、トイレなどのリニューアルを進めており、2006年3月に完成する。

写真=相対式2面2線ホーム(上から2番目、左)、多目的トイレ(上から3番目、右)、駅事務所に設置された自然エネルギーの発電表示(上から4番目、左)、上りホーム屋根の屋上緑化(一番下、右)

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小田急電鉄が12月11日新駅「はるひ野駅」開業に伴いイベント

04121001小田急電鉄(株)が、新駅・はるひ野駅開業に伴い、記念ハイキング、グッズ販売などのイベントを催す。

同駅南口の特設会場で午前10時から午後3時30分まで記念グッズを販売する。内容は、多摩線8駅セット(台紙付き)の記念入場券1040円、はるひ野駅記念入場券130円、多摩急行増発&はるひ野駅開業記念パスネットのほか新百合ヶ丘駅長と記念写真の缶バッチを500円で販売する。駅長との記念写真バッチは、200個限定で、午前10時から11時、午後2時から3時の滞在時間のみで、その場で作成する。このほか、路線マグカップ、路線図下敷きなどのはるひの開業鉄道グッズも販売する。
記念ハイキングは、唐木田〜はるひの駅約10kmで、出発受け付けは唐木田駅で午前8時〜11時、ゴール受け付けははるひ野駅で午後3時30分まで。参加者にはマップちらしを配布、ゴールした人は記念品と先着500人にドリンクをプレゼントする。
また、当日のみ約60センチのヘッドマーク付き列車(1編成のみ)の運転を行う。

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2004年11月21日

川崎市の美容師が11月23日に新潟県中越地震被災地で美容ボランティア

04112101新潟県中越地震の被災者に気分転換をと、川崎市多摩区菅と長沢で美容室「フォルトゥーナ」を経営する美容師菅原司郎さん(38)が、従業員や美容師仲間と11月23日に小千谷市や川口町で美容ボランティアを行う。前日22日の夜、チャーターしたバスで市内を出発、当日はグループに分かれ被災地を訪問、カットや顔そりのほか持参する七五三の衣裳の着付けなども行う予定で、一緒に活動する美容師や理容師も募集している。
写真=小千谷市の小学校体育館でボランティアをする菅原さん(手前)

菅原さんは、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC」の代表。同会は、美容師自身の技術提供で社会貢献をと、高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」などで毎年チャリティーカットやフリーマーケットなどを催し、その収益を社会福祉団体に寄付している。
菅原さんは、新潟の被災地でこのチャリティーカットの経験を生かそうと、自身の店で働く美容師や同会会員の高津区の美容室経営者とともに11月2日にマイカーで小千谷市内に出かけ、カットなどを行った。この時は現地の美容室やボランティアセンターの協力を取り付けるのが大変だったが、その後定休日に3回出かけ、現地の協力者も増え、交流も生まれたという。
こうしたことから、勤労感謝の日に予定していたことしのチャリティーカットの会場を変更、被災地でボランティアを行おうと会員や一般の美容師に呼びかけた。趣旨に賛同した貸衣装屋さんが七五三の衣裳も貸し出す。
菅原さんは「災害被災地のボランティア経験は初めてだったが、一時でもくつろいだ気分を味わってもらいたいと思って出かけた。美容の仕事は、相手を思いやる気持ちがないとできないので、いい勉強をさせてもらっている。バスにまだ余裕があるので、若い人にぜひ参加してもらいたい」と話している。
参加希望者は、ハサミなど自分の道具を持参し、22日午後10時までに多摩区菅のフォルトゥーナ前に集合する。申し込み・問い合わせは電話080-5539-8426菅原さん。

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2004年11月15日

川口町で七五三:狛江市の職員が写真撮影や千歳飴プレゼント

04111501新潟県中越地震の被災地・川口町の復興支援に派遣された狛江市職員が、11月6日に川口町役場前の駐車場で、七五三を迎える子どもに千歳飴と記念写真の撮影を行った。(写真)

ふるさと友好都市の子どもに明るい笑顔と七五三の思い出をプレゼントしようと同市職員の発案で実施したもの。会場には、災害支援関連情報を掲載する日刊の情報誌で知った33人の子どもが保護者とともに参加した。会場は、この話を聞きつけた報道陣も取材に訪れ、参加した子の数より多いほどだったという。
5日から9日までの第2次第4陣支援隊に参加した内山恵市社会教育部長によると、会場に来た子どもたちは、ほとんどがトレーナーなどの普段着だったが、一人だけネクタイをした晴れ着の男の子もいた。それでも記念の写真撮影とあって子どもたちは新しい服を着て、付き添いの保護者も家の片づけや避難所暮らしの時の服からこざっぱりとした服装に着替えて写真に収まった。ただ、いまでも余震が続くためか、足下はいつでも安全な場所に逃げられるように長靴だったという。
町には七五三を迎える子どもが約80人おり、全員にプレゼントするために用意した千年飴は、各集落ごとの避難所などに運ぶ物資とともに送られた。

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2004年11月13日

しんゆり映画祭実行委員会:11月27・28日に山古志村支援の映画会を開催

04111302新潟県中越地震で全村民避難という大きな被害を受けた新潟県古志郡山古志村の復興支援をと、同村を舞台としたドキュメンタリー映画「掘るまいか 手堀り中山隧道(なかやまずいどう)の記録」(16ミリ、83分)の制作や上映に係わった川崎市民らが、11月27日と28日に川崎市内の2カ所で映画の緊急上映会を開催する。
写真=映画「掘るまいか 手堀り中山隧道の記録 」より

上映は27日が小田急線新百合ヶ丘駅前の日本映画学校、28日が中原区の川崎市民ミュージアムで、いずれも時間は午後1時30分から。上映はすべてボランティアで運営し、参加協力費1000円と会場で集める義援金をすべて山古志村に寄付する。
KAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会が主催、市民ミュージアムが共催、日本映画学校・掘るまいか上映推進委員会が協力する。
トンネルがある山古志村小松倉は新潟県内でも有数の豪雪地帯で、かつて冬は7、8メートルの雪が積もって陸の孤島となり、商店や医療機関もなく、病人が出ると村人は険しい峠道を越えて隣村まで歩き、吹雪の時は死者も出るほどだった。こうした状況を改善しようと、1933年から行政の援助もないまま農閑期に集落の農民らが交替でトンネルを掘り始めた。途中意見が対立して集落が二分したこともあり、戦争中には一時中断、戦後の1947年に集落が一致団結して掘り進み、1949年に完成した。完成後、約50年間村人の生活を支え、車が通行できる新トンネルが完成した1988年に閉鎖された。
村人たちは、使われなくなったトンネルを村の文化財として記録を残そうと全国各地から隧道文化基金を作り、制作を日本映画学校に依頼した。同校顧問で映画祭初代実行委員長の武重邦夫さんが制作を担当、映画祭運営委員で日本映画学校講師の橋本信一さんが監督し、同校卒業生や映画祭スタッフがさまざまな形で協力・参加し、5年がかりで2003年2月に完成させた。
映画は「昭和の青の洞門」ともいわれる全長922mの日本最長の手掘りトンネル「中山隧道」が完成するまでを、当時の関係者のインタビューに加え、トンネル掘りの様子や話し合いの様子などをドラマで再現、昭和の山村の記録としての価値も高い。平成15年度文化庁文化記録映画優秀賞、新潟日報文化賞などを受賞した。
ドキュメンタリー特集をした昨年の映画祭最終日にこの映画を上映。当日は長島忠美村長をはじめ映画に登場した小川八一郎さんがゲストとして参加し、他の村民も新米や特産品を持って訪れた。
こうしたことから、同祭実行委では、山古志村の被災に心を痛め、一日も早い復興のために「がんばれ!山古志新潟県中越地震災害復興支援上映会」を企画、参加者に義援金の協力を呼びかけることにした。
当日は、映画制作スタッフによる山古志村の現況報告とデジタルハードディスクによる映画を上映する。28日は市民ミュージアムガイダンスルームで、子ども向きに短縮された「ボクの村のトンネル」(40分)の無料上映も午後2時と3時に行われる。
義援金の振込先は 掘るまいか山古志救援基金 郵便振替口座00170-9-482143。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局。

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2004年11月11日

川崎役所正面玄関に川崎フロンター優勝記念ボールが展示

04111103川崎フロンターレの優勝記念サイン入りボールとユニホームが、川崎市役所正面玄関の受け付けに11月9日から展示された。
写真=川崎市役所正面玄関の案内所に置かれたボールとユニフォーム

飾られているのは、同クラブが優勝報告のために阿部孝夫市長を表敬訪問した際、市に贈ったボール。市は、用意したレプリカユニフォームに各選手のサインを依頼していた。市は贈呈されたボールの展示場所を検討、多くの市民が見られる場所にと、案内役の女性が座るこの場所が選ばれた。
このほどユニホームのサインができあがり、優勝記念グッズのマフラータイプのタオルとともに30日まで展示する。

2004-11-11 in 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

明るい社会づくり運動川崎西協議会が多摩区民祭など4カ所で新潟中越地震の街頭募金

04111102明るい社会づくり運動川崎西協議会(斉藤利子会長)が、新潟県中越地震被災者のために11月7日の多摩区民祭会場入り口で街頭募金を行なった。会場で集めた11万3835円と、同日小田急線新百合ヶ丘駅で行った街頭募金27万8001円は、読売愛と光の事業団「新潟中越自身救援募金」に送金した。
写真=生田緑地で募金活動する明るい社会づくり運動運動川崎西協議会の会員

同会は、多摩区民祭にバザー出店申請をしていたが、今回の地震で10月30日に区内の駅頭で行った募金への感心が高かったことから、多くの人が集まる祭会場でも被災者の支援をしようと開催直前に同祭実行委員会に街頭募金申し出た。出店会場付近は買い物でごったがえすため、会員が交替で生田緑地入り口付近に立ち、市民に呼びかけたものだ。新潟中越地震のために同会が行った募金活動は4カ所で、30日の小田急線向ヶ丘遊園駅と生田駅の46万7515円と合わせ、85万9351円となった。斉藤会長は「たくさんの人に協力してもらい、多額の募金が集まった。すでにいろいろな団体が募金活動を行っているので、街頭募金はこれで終わりにして、それぞれが支援できることを行う」と話している。
明るい社会づくり運動は、家庭教育や交通遺児の救済募金、地域の清掃活動などのボランティア活動を全国的に展開する団体で、川崎西協議会は多摩区・麻生区の約200世帯が所属している。

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2004年11月 7日

狛江の玉泉寺:庫裡完成祝い稚児行列や薬師像公開

04110701狛江市東和泉3丁目の玉泉寺(浮岳貞昭住職)で11月6日、庫裡(くり)の完成を祝う稚児行列が行われ、烏帽子(えぼし)や冠で着飾った子どもや浮岳住職ら僧侶など約250人が駅前の商店街など数百メートルを練り歩いた(写真上)。

04110702同寺では、天台宗が開かれて1200年、同寺の創設500年に合わせ鉄筋コンクリート造り3階立ての庫裡を新設した。稚児行列はそのお披露目をする「落慶法要」(写真右)の一部で、信徒の幼児から小学生の子ども60人が参加した。
北多摩睦消防五番組組員が重さ7キロのまといをふるう勇壮な江戸火消し演技と木遣り節を歌って行列を先導、親などに手を引かれハスの花などを持った子どもが続いた。なかには父親に抱かれたり、バギーに乗るなど、まだしっかりと歩けない幼児も参加、慣れないぞうりをはいて懸命に行列に加わっていた。
同寺では、庫裏の完成にちなみ8日午後3時まで、普段はトラ年に開帳する薬師像を公開している。
問い合わせ電話03(3480)2330玉泉寺。

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2004年11月 5日

狛江市が川口町の子どもに七五三の思い出をプレゼント:ポラロイドで記念写真を撮影

01110501地震被災地の子ども達に七五三の思い出をと、狛江市が新潟県川口町の子どもに記念写真と千歳あめをプレゼントする。

地震被害の支援活動のため川口町に派遣された同市職員が、11月6日午前10時から川口町役場前の駐車場で、七五三を迎える約80人の子ども一人ひとりに千歳あめが5本入った袋を手渡し、ポラロイド写真を撮影する。プレゼントは現地で支援活動を行った職員のアイデアによるもので、千歳飴は(株)榮太郎創本舗が提供、5日に派遣する第2次第4陣支援隊が持参する。
同市は、ふるさと友好都市・川口町を襲った新潟県中越地震の支援活動のため10月24日からさまざまな支援活動を行っており、現在は、8人の職員が4泊5日
で交替する体制で、現地の公共施設や小中学校の片づけ、避難所への物資の運搬などを行っている。
多くの町民が避難生活している川口町には、全国各地の自治体などから派遣された職員が災害復旧のための活動を行っており、11月1日に町役場の機能が復帰した。七五三プレゼントの情報は、練馬区が印刷機を持ち込み派遣した職員などが11月1日から日刊で発行する災害関連の情報誌に掲載、町民に知らせる。

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2004年11月 4日

矢野狛江市長が川口町に見舞い:義援金など手渡し、被災者を激励

04110501矢野裕狛江市長が11月2日、新潟県中越地震で大きな被害を受けたふるさと友好都市・川口町を見舞い、星野和久川口町長に義援金の目録などを渡した。
写真=義援金の目録を渡す矢野市長(右)

矢野市長は午前7時に本橋企画財政部長、松原市民協働課長とともに公用車で狛江市を出発、1日から再開した町役場に星野川口町長を訪れ、見舞いの言葉を伝え、狛江駅の街頭募金や職員などから寄せられた義援金の一部600万円を手渡した。星野町長はお礼を述べ、死者4人、住宅など約640棟が全半壊し、5783人の町民の大部分が避難生活を送っている被害状況や支援体制などについて話た。
午後には、狛江市が提供したテントなどで避難生活をしている魚野川河川敷や、狛江市地域センター運営協議会などの事業で親睦のある被害が大きかった木沢地区などを回り見舞いと激励の言葉をかけた。また、町の公共施設などの被害状況を視察、午後8時に狛江市に戻った。

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2004年11月 2日

狛江市の川口町救援隊:道切り開き一番乗り

0411020110月23日夕方発生した新潟県中越地震で大きな被害を受け、陸の孤島状態となった川口町へ外部からまっ先に救援にかけつけたのは狛江市の職員たち。24日には3陣に分かれて21人が、自衛隊が到着する前日にトラックに救援物資を積んで救援にかけつけた。
当時の救援隊の様子や被災地の状況などを、松原市民協働課長らに聞いた。
(写真=25日、孤立した集落へトイレを運ぶ狛江市の職員たち。道が壊れているところでは、約50キロあるトイレをかついで運んだ。写真提供、狛江市)

狛江市は、1987年に川口町と「ふるさと友好都市」の提携を、翌1988年には相互援助を目的として「防災協定」を締結している。いかだレースや市民祭りをはじめ狛江市のさまざまな行事にも川口町から参加するなど、17年余りにわたって官民をあげて交流を続けてきた。
ふるさと交流を担当する市民協働課長らは、地震発生の約2時間後に登庁、午後7時15分から情報収集を始めた。しかし、町役場へは電話が通じない。知り合いの同町職員などに次々と電話を入れるが、どこも音信不通。ようやく企画商工課長に連絡が取れたものの、小千谷に出かけて川口町へ帰る途中で、がけ崩れで足止めになっているという。マスコミからの情報もほとんどないため、川口の様子は全くわからず、心配はつのるばかり。結局、この日は午後9時30分過ぎに全員、帰ることにした。
翌24日、午前8時30分にようやく川口町災害対策本部と連絡が取れ、ただちに「川口町災害支援対策本部」を設置、矢野市長ら幹部職員と消防団が協議、必要資材をすべて提供する方針を決めた。
現地の状況を確認するため先発隊が午後12時20分に出発。メンバーは同町との交流を担当し、町をよく知る松原市民協働課長と西田総務防災課長、消防団団長ら5人。消防団の本部車と毛布、テント3張り(うち1張りは支援隊用)を積んだ2tトラックで、川口をめざす。
既に関越自動車道路は交通規制が始まり、一般車は月夜野インターで下ろされたが、一行は緊急車両のため、川口インター手前の越後湯沢で高速を下りた。国道17号で川口町をめざすが、川口町を入ってすぐのところにある雪よけの「和奈津立橋」が崩落して進めない。小千谷市からのルートに変更したが通行不能で、ようやく隣接の堀之内町から川口へ入った。
どの道もいたるところで土砂崩れや道路のひび割れ、陥没が相次ぎ、車ごと陥没している道もあり、地震の強さと被害の大きさを見せつける。不安はつのるが、とにかく行けるところまで行こうと、前進を決める。途中、土砂崩れで木が垂れ下がっている場所では、車の屋根に登って木を切り倒し、なんとか後続のルートを作る。
道路が寸断しておりルートがわからないため、市役所へ連絡を入れ、町の人に道案内を頼んでくれるよう要請。道案内役の川口町職員と合流し、4時間後の午後4時30分過ぎ、町役場へたどり着いた。
陸の孤島と化した同町に入った支援の車は初めてで、出迎えた町の職員らは感激したという。
現地は電気、ガス、水道のライフラインが壊滅し、食料や飲み水もない状態。役場へ来られない職員も多い。
救援隊はこうした被災状況などを狛江に連絡。町からの要望を聞いて、追加の支援物資などを伝える。
先発隊から3時間後の午後3時20分に第2陣8人が公用車とトラック、消防団ポンプ車に分乗し狛江を出発。
トラックには仮設トイレ20基、毛布320枚、使い捨てカイロ2852個、2リットル入りの飲料水102本、カップラーメン400個、トイレットペーパー200ロールなどを積みこんだ。川口町からの要請で、市職員が急いで市内のスーパーなどに走り、調達したものも多い。
さらに第3陣の8人が午後8時20分に、同じく公用車とトラックで出発。現地からの要請でトイレが不足していることがわかり、仮設トイレ38基を積み込んだほか、トイレットペーパー、投光器、発電機などを持参する。途中、先発隊の要請で、乳児用ミルクやほ乳瓶などを夜の越後湯沢で調達した。
第2陣、第3陣とも、道路が壊れていてトラックが町役場まで入れず、かろうじて通行できる軽トラックでピストン輸送することになった。第2陣の職員たちは、軽トラックが戻ってくる間、すぐ使えるようにとトイレの組み立ても行った。
翌25日には、町役場から離れた集落に物資を運んだが、なかでも困難だったのは「木沢」地区への仮設トイレの運搬。道路が崩れて孤立しており、軽トラックで運べるところまで行き、道が完全に崩れているところでは約50キロあるトイレを人力で運んだ。
狛江市の救援隊は、当初、自宅の建物が壊れ、多くの職員が登庁できないなど行政機能がほとんどマヒ状態に陥っていた川口町のサポートにあたるなど活躍、いまも8人体制でさまざまな支援活動を行っている。

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2004年11月 1日

川崎白百合ライオンズクラブが被災者支援の街頭募金:89万6218円を日赤新潟支部に送金

04110101川崎白百合ライオンズクラブ(水野英雄会長)が、新潟県中越地方地震の被災者のために10月30日・31日の午前9時30分から午後4時まで小田急線新百合ヶ丘駅南口で街頭募金を行った。2日間で集まった89万6218円は、日赤新潟支部に送金する。同クラブが街頭募金をするのは1995年の阪神淡路大震災以来のことだ。

同クラブは、ニュース報道で地震の被害が甚大なことを知り、地震直後に街頭募金をいちはやく行おうと会員に呼びかけた。社会奉仕活動を全員参加で行うことをモットーにしているため義援金の募金活動日を週末の30日・31日と決め、道路の占有許可などの届けを済ませ、市民の理解を得るために被害実態を伝える新聞を拡大したパネルも準備した。
アクティビリティ委員長の中山厚夫さんは「初日は雨の中での活動だったが、予想以上に感心が高く、子どもからお年寄りまでさまざまな人が協力してくれた。中には高額の募金をする人もおり、感謝している」と笑顔、水野会長は「災害の支援は一刻も早いほうがいいと思って呼びかけ、40人全員が時間の都合をつけて参加した。これから、寒くなるので大変だと思うが、募金に協力してくれた人の善意を伝えたい」と話している。
2003年に設立30年を迎えた同クラブは、社会奉仕活動として盲導犬・介助犬育成の募金と献血を定期的に行っている。また、30年を期に自然災害の義援金などに支出する基金を作り、ことし夏には水害の被災地へ義援金を送金する災害支援活動も行っている。

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矢野狛江市長が11月2日、義援金携え川口町を訪問

矢野裕狛江市長が11月2日、新潟県中越地震で大きな被害を受けたふるさと友好都市・川口町に街頭募金や全国から寄せられた義援金の一部500万円と市職員の義援金100万円(いずれも目録)を携え、見舞いに出かける。

これに先立ち、11月1日早朝、第2次第3陣支援隊の職員9人を派遣した。同市の派遣職員は、川口町の災害対策本部との調整役の調査部門と支援作業を行う本隊の2部門からなり、調査隊の交替職員は、一足先の10月30日に出発している。
1日に出発した9人は、10月28日(第2次隊第2陣)に現地入りした職員8人と交替し、支援物資の整理や搬送、川口町役場内の整理、町営ホテル蒼丘の内部の片づけ、支援自治体の調整役を担う。派遣期間は11月5日までの4泊5日。職員は交替要員と引き継ぎ後、狛江に戻る。同市の派遣職員は、これでのべ40人となる。
川口町と防災協定を結んでいる同市は、今後も必要に応じ職員を派遣する予定。

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2004年10月31日

狛江青年会議所が市内の商店などに川口町支援の募金箱設置を呼びかけ

04103101狛江青年会議所(石川慶一郎理事長)が、地震で大きな被害を受けた新潟県川口町へ送る災害援助金の募金箱設置協力を市内の商店などに呼びかけている。
(写真=手作りのペットボトル募金箱)

同会では、多くの市民が手軽に義援金の協力ができるようにと、震災直後から大型ペットボトルの上部に投入口を開けた手作りの募金箱を用意、設置場所を増やす運動を展開している。10月31日時点では65カ所の企業や店舗が協力、目標の100カ所に向け会員が商店街などを熱心に歩き回っている。また、31日には狛江駅駅頭で募金活動を行った。
同会の澤田広一2005年度指導力開発委員長によると、設立25周年を迎える2005年に川口町を訪問する計画だったが、今回の災害を重く受け止め、道路の復旧など復興の状況を見極めた上で義援金を直接届けて現地でのボランティア活動も行いたいとしている。

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2004年10月30日

福祉団体がカキの実を販売:売上金を川口町の義援金に

041030kaki狛江市の福祉団体「NPO法人バリアフリーセンター・福祉ネット『ナナの家』」が10月28日、小田急線狛江駅頭で新潟県川口町の地震被災者の義援金にと、カキの実を販売。売上金全額と寄付金の合わせて37310円を義援金として送る。

このカキは、和泉本町3丁目の同団体の私設グループホーム「ペガサスの家」の敷地内にある木からこの日採れたもの。
ホームではカキの実が熟して地面に落ち、車イスの障害者の出入りの障害になるため、これまでは実の収穫を植木屋に依頼していた。震災後、ホームの利用者からカキの実を被災地に送る話が持ち上がり、輸送方法などを検討したが、すぐには運べないため、実を販売してその代金を義援金にあてることにした。
施設の利用者、スタッフ、ボランティアが5個ずつ袋詰め、駅前で乗降客などに呼びかけ、約1時間で107袋を販売した。
皆河える子代表は「社会に助けられることの多い私たちの団体が、少しでも社会に役立つことができればうれしい」と話している。

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2004年10月29日

狛江三中の生徒が10月30日に川口町支援の銀杏募金

04102902狛江市元和泉1丁目の市立第三中学校(松澤宏尚校長、生徒226人)が10月30日、新潟県中越地震で被災した川口町のために銀杏(ぎんなん)募金を行う。
(写真は、強い臭いをがまんしながら銀杏の皮をむく生徒たち)

同中の正門前には10本のイチョウ並木があり、生徒たちに「メモリーロード」として親しまれている。秋になるとたくさんの実がなるが、同中生徒会では、この実を市民に買ってもらいその売上金を災害の被災者や福祉などに役立ててもらう募金活動を続けてきた。1991年の雲仙普賢岳の被災者の支援のために始まり、以後、阪神・淡路大震災、三宅島などの被災者や市の福祉事務所、ユニセフなどに贈った。
ことしは、夏の猛暑を乗り越えて大きく育った実を9月末ごろから拾い集めたが、量は60〜70kgにもなった。生徒たちは強い臭いに耐えながら全学年の生徒が学級ごとに交代で皮むきをしたのに続いて、天日干し、袋詰めなど手間のかかる作業にしんぼう強く取り組んみ、400袋用意した。
30日は正午から催される合唱コンクールに先がけて、参観に来た保護者を対象に募金を行い、協力者に銀杏1袋を渡す。
募金の送り先は生徒会の役員が相談して決めているが、ことしは昨年に続いてユニセフへ贈ることにしていたのを、23日に地震で被災した川口町に急きょ変更した。

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狛江市が湯沢町の2人に礼状:深夜の粉ミルク調達に救いの手

「支援の手をありがとう」−狛江市の救援隊が新潟県川口町へ出向いた道中で、被災者に届ける粉ミルクなどの調達に協力してくれた男性と薬局に対し、同市は10月29日、礼状を郵送した。

25日午前1時ごろ、新潟県中越地震で被災した川口町へ向かって高速道路を走っていた第1次第3陣の救援隊に、先に同町に入っていた同市の先遣隊の職員から連絡が入った。「粉ミルク、ほ乳瓶、赤ちゃん用のお尻ふきを至急調達してほしい」という内容だった。
急きょ、高速を降り、湯沢駅前のコンビニなどを回って探したが、どこにもない。
夜の街で途方に暮れていた7人の職員たちにコンビニで男性が話しかけてきた。事情を話すと、すぐに知り合いの薬局に電話をかけ、さらに車に同乗して道案内までかって出た。
薬局の主人もすぐに店を開け、必要なものを売ってくれた。
職員たちは知らない土地での見知らぬ人の人情に胸が熱くなったという。
この話を聴いた矢野市長ら市の職員も感激、案内をしてくれた南魚沼郡湯沢町大字湯沢の高橋博幸さん、薬局の同、高橋晃さんの2人に狛江市長名で礼状を送ることにしたもの。
矢野市長は「調達が難しく困っていた職員に、深夜にもかかわらず声をかけていただき、お店を開けてくださったことに心から感謝している。支援に参加した職員だけでなく、川口町支援に全力を挙げている市役所全体が励まされました」と話している。

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川口町へ狛江市が第2次救援隊派遣:避難所を設営

04102901狛江市は28日午後、新潟県中越地震で被害を受けた川口町へ第2次の救援隊を派遣した。
(写真=矢野市長らに見送られ川口町へ出発する救援隊)

今回の救援隊は、川原で寝泊まりをしている約250人の川口町民のために避難所を設営するのが主な目的。このため、職員10人がテント12張、コンパネ80枚、垂木180本、ブルーシート200枚などを持参した。これに先立ち、第2次の先遣隊として職員3人が27日夜に川口町へ派遣された。今回は11月1日まで4泊5日の予定で現地で設営作業に加え、物資の運搬などにあたる。同市では今後も交代の職員を派遣することにしている。
川口町へは第1次救援隊が24日に派遣されている。

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楽譜や楽器を描いた市営バスが走行:「音楽の街・かわさき」をPR

041009basu車体に「音楽の街・かわさき」をPRする楽器や楽譜を描いた川崎市営バスがお目見えし、10月27日から市内を走っている。
(写真=塩浜営業所に配車された白デザインのラッピングバス)
「『音楽のまち・かわさき』推進協議会」(会長・西室泰三東芝会長)が、川崎市に提案して制作されたもの。塩浜、上平間、井田、鷲ケ峰の市バス営業所に各1台配車し、臨海部から丘陵地帯までそれぞれの路線を走る。利用路線は「川03系統 県営埋立線(川崎駅~浮島バスターミナル)」、「川71系統 御幸線(川崎駅~小杉駅)」、「鷲02系統 有馬線(小杉駅~鷺沼駅)」、「溝17系統 柿生線(溝口駅~柿生駅)」。

ラッピングバスは白地に楽譜や花を描いたものと青地にバイオリンなど5種類の楽器を描いた2種類のデザインで、いずれもパステル調のカラフルな色で「音楽のまちかわさき」の文字が描かれている。
一般利用前日の26日午後3時15分から市役所第三庁舎前で阿部孝夫市長、西室会長、小玉孝夫交通局長、高橋フサノ推進協議会事務局長らが出席してバスの発表会が行われ、洗足学園音楽大学OBが川崎市出身の歌手・故坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」などを演奏しお披露目に花を添えた。西村会長は「ミューザ川崎シンフォニーホールのシンボルにしたい」とあいさつ、阿部市長は「市内7区を音楽の街としてつなげたい」と語っている。

2004-10-29 in 07)文化・芸術, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月25日

狛江市が川口町への義援金募集

04102501狛江市は10月25日、新潟県中越地方地震で大きな被害にあったふるさと友好都市の新潟県川口町へ災害義援金を送るため、街頭などで募金を始めた。初日の午後4時半からは小田急線狛江駅で矢野裕市長が募金箱を持ち、道行く人に義援金の呼びかけを行った。矢野市長は「いつもお世話になっている川口の町民のために市民の協力を期待してます」と話した。
(写真=狛江駅頭で募金を受け取る矢野市長(右端)ら)

街頭募金は、25日と26日の午後4時から6時まで小田急線の喜多見、狛江、和泉多摩川の3駅で市職員、狛江市民生委員、赤十字奉仕団などのべ約100人が参加して行う。このほか、27日にあいとぴあセンター(元和泉2-35-1)で開かれる「あいとぴあまつり」の会場、29日に慈恵第三病院敷地内の献血会場、11月14日の狛江市民まつりの会場(第一小学校の川口ブース)でも行う。時間はいずれも午前10時から午後3時(市民まつりは午後4時)。同市はふるさと交流で川口町をよく知る市民も多数おり、被害を心配する問い合わせも多い。
また、市役所2階の福祉総合窓口、あいとぴあセンター1階健康課に義援箱を設置した。銀行口座(みずほ銀行狛江支店、口座番号「8102840」、口座名義「中越地震川口町義援金口 狛江市収入役」)を開設し振り込みも求めている。今週中にも集まった義援金の一部を届ける予定という。
同市では、地震の起きた23日午後7時過ぎに市職員が登庁、情報収集を始めたが、この日は電話が通じず、24日午前8時半にようやく災害対策本部に連絡が取れ、支援活動を開始した。午後12時20分にルート確保と情報収集のために第1陣が毛布などをもち出発、消防団のポンプ車も同行した。その後、夕方から夜にかけ2陣、3陣が、トラックなどで仮設トイレやカップラーメン、投光器、紙おむつ、トイレットペーパー、生理用品などの支援物資を運んだ。川口町に支援に入ったのは、狛江市が最初だ。
現地入りした職員の情報をまとめる狛江市総務防災課によると、同町職員の案内で軽トラックがかろうじて入れる状態で、支援物資は途中からピストン輸送で、町役場まで運ばれたという。
人口5783人の川口町では、24日午後2時現在の被害状況が死者4人、住宅の全壊106棟、半壊170棟、店舗・事務所の前回5棟、作業所などの全壊176棟、半壊84棟で、ライフラインは破壊され、鉄道や道路なども寸断している。

2004-10-25 in 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月24日

狛江市:地震被害の新潟県川口町へ支援隊派遣

狛江市は、10月23日夕方に発生した「新潟県中越地方地震」で死者4人を出した新潟県北魚沼郡川口町の被災支援のため、24日午後職員10人を派遣、支援物資を運んだ。また狛江市消防団員10人も援助のため現地に出発した。

同市は、1987年川口町と「ふるさと友好都市」の提携をしており、市民まつりやいかだレースなどの市の行事に毎年川口町民が参加するほか、市民同士の交流も多い。
1988年に相互援助を目的として「防災協定」を締結している。これまで防災訓練のために人や車の派遣はあったが、本番での出動は初めて。
震源地に近い川口町は、電気・ガス・水道のライフラインが破壊され、鉄道や道路なども寸断して孤立している状態。
狛江市は、午後12時20分に総務防災課長、同係長、市民協働課長、消防団長、副団長の5人がルート確保と情報収集、状況確認のため先発隊として出発した。午後3時50分には毛布、仮設トイレ、ホカロンなどの救援物資を運ぶため職員7人を派遣、狛江消防団の8人も一緒に出発した。
市総務防災課によると、先発隊からは午後4時過ぎに、同町手前の町の職員と待ち合わせをしその案内で被災地に入るとの連絡が入った。市では、先発隊からの報告を待って今後の支援体制を決めたいとしている。
また、市では25日から職員に義援金への協力を呼びかける。

2004-10-24 in 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年9月19日

多摩警察署:ゆっくり走ろうと甘栗配り呼びかけ

多摩警察署では秋の交通安全運動中、事故ゼロをめざしてさまざまな催しを行う。
運動初日の21日にはドライバーを対象に同区枡形の世田谷町田線の根岸陸橋付近で甘栗やパンフレットを配る「ゆっくり走ろうキャンペーン」、22日には同所でチャイルドシートの着用を呼びかける。このほか宿河原地区の高齢者家庭を訪問して反射材や交通安全パンフを配る。

2004-09-19 in 10)社会, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生警察署:TVキャスターの津島亜由子さんが1日署長に

199689月21日から30日までの「秋の交通安全運動」を前に17日、麻生警察署がテレビキャスターの津島亜由子さんを1日署長に迎え、小田急線新百合ヶ丘駅周辺で交通安全を呼びかけるキャンペーン活動を行った。
(写真は新百合ヶ丘駅前でチラシを配って交通安全を呼びかける津島“署長”)

津島さんは同区古沢の麻生警察署で諸澤憲弘署長から委嘱状を受け取り、制服に着替えた後、署内の駐車場で行われた出発式で「以前、自転車に乗っていて事故に遭いそうになったことがあり、それ以来気をつけている。交通事故をなくすには、一人ひとりの心掛けが大切です」とあいさつした。
その後、諸澤署長とともにオープンカーに乗り、神奈川県警音楽隊と同カラーガード隊を先頭に11団体約150人が参加し、同署から麻生区役所前、万福寺大橋を通って新百合ヶ丘駅南口までパレード。ファンの追っかけのカメラマンに囲まれながらエルミロード前で、道行く人に交通安全を呼びかけるチラシを配った。
津島さんは「警察の制服を着てオープンカーに乗るのは初めての経験で、緊張しました。みなさんもマナーを守って事故をなくしましょう」と話した。
ことしの秋の交通安全運動は、子どもと高齢者の交通事故防止などが重点。期間中、同署では、事故多発路線の百合丘交番前、吹込交差点、柿生交差点に街頭監視所を設置するほか、交通安全講話付きのゲートボール大会、早野地区の高齢者世帯の訪問など事故ゼロをめざした活動を展開する。

2004-09-19 in 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック