« 多摩警察署:ゆっくり走ろうと甘栗配り呼びかけ | メイン | カヌー教室に人気:秋の多摩川を快漕 »
2004年9 月20日 (月曜日)
川崎:「J1昇格は自力で決める」
「23日の山形戦に絶対勝って、自分たちの手で昇格を決める」 川崎の選手から次々と勝利予告宣言が飛び出した。
J1昇格が目前に迫った9月20日午後4時、選手たちは前夜に続いて麻生区の練習グランドに集まり、インターネットの速報で大宮・甲府戦の行方を見守った。この試合で大宮が負けるか引き分けると昇格が決まる。報道陣も普段を大幅に上回る100人が待機、さらに監督の胴上げを見ようとレプリカユニフォームを着た熱心なサポーターなど約300人がかけつけ、試合終了直前には急きょ午後の予定を変更し阿部孝夫川崎市長も顔を見せるなど、周辺は異様な熱気に包まれた。
(写真=グランドに集まった関塚監督や選手たちを激励する阿部市長)
しかし、大宮が勝ってこの日も昇格はおあずけ。オフ返上で結果を見守った選手たちはいささか拍子抜けの表情だったが、グランドに集まった選手に阿部市長は「昨日は苦しい試合だった思うが、よくがんばっていただいた。23日には等々力のサポーターの前で自分たちの力で決めてください」と激励。関塚隆監督が「市長やサポーターがかけつけていただいたことを感謝します。一つひとつ勝利を積み上げていくことが大切で、着実に前進している。再び自分たちの力で決めるチャンスをもらったので、いい準備をしてサポーターとともに喜べるようにしよう」と話して解散した。
その後、記者団から昇格目前の心境を聞かれた関塚監督は「まだ実感としてわいてこない。11日のホーム試合の時は、選手も僕も2万人のサポーターの前で決めたいと思ったがダメだった。平塚戦は勝つことが絶対に必要だったが、それが達成できた。23日は引き分け以上で決まるので、自然体で臨みたい。今後の課題としては、全てのチームに勝ち越すことです」と述べた。
23日は等々力で午後4時から3位のモンティデオ山形と対戦、勝ちか引き分けで昇格を果たすが、2時間が早く試合が始まる大宮・福岡戦で現在2位の大宮が引き分けか負けた場合は、試合前にも昇格が決定する。
■関連記事■
:J1昇格は9月19日以降に(2004/09/18)
川崎:大宮に完敗、昇格おあずけ(2004/09/12)
2004-09-20 in b) 川崎市のニュース, スポーツ, 時事問題 | Permalink
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a01287752e364970c01287752e6de970c
Listed below are links to weblogs that reference 川崎:「J1昇格は自力で決める」: