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2005年4 月29日 (金曜日)

川崎が横浜FMを破り、6位に浮上

05042901川崎は4月28日、2年連続Jリーグ年間王者の横浜Fマリノスを2対1で下し、連敗を脱出して12位から6位に浮上、今季初の神奈川ダービーを制したホーム等々力は、歓喜にわきかえった。

8節のこの試合は、戦線離脱していたジュニーニョが3試合ぶりに復帰、放ったシュートは1本だけだったが、持ち前のスピードを生かし前線にボールを運び、攻撃のチャンスを作り出した。 強風の中で開かれた試合は、横浜の中盤がボールを奪い、風を利用して川崎陣内に攻め込む展開が続いたが、ケガの寺田に替わり7節から出場するDF鄭容臺やGF吉原慎也の好守でしのいだ。川崎は、28分に速攻でMFマルクスのヘディングシュートで先取点を奪い、後半開始まもなくの49分にもFW黒津勝がゴールを決め2点差として勢いづく。 しかしここから横浜の反撃が始まり、72分にフリーキックのこぼれ珠をMF那須大亮が決めて1点差、さらに攻撃を仕掛ける。川崎は疲れの見えるMF中村憲剛に替え当たりに強いDF佐原秀樹を投入、集中力をきらさず猛攻に耐え1点差を守りきった。アジアチャンピオンズリーグにも出場する横浜は、3日置きに試合をこなし疲れもピーク、レギュラー陣の怪我人が続出の上、前日には守備の要DF中澤祐二も離脱、24日の大宮に続きて昇格組みに連敗した。 シュート数は、横浜の15本に対し川崎はわずか5本だったが、王者マリノスに競り勝ちジュニーニョの復帰でチームは明るいムード、中2日、中3日と過密な日程となるGWの連戦に弾みをつけた。 次の9節5月1日は再びホーム等々力で午後3時からジェフ千葉と対戦する。

2005-04-29 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink

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