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2004年9 月25日 (土曜日)
川崎:山形に負け、昇格おあずけ
J1復帰にあと一歩まで迫った川崎は35節の9月23日、等々力競技場で3位のモンテディオ山形と対戦したが、2対1で破れ、この日も昇格はおあずけとなった。
(写真=2試合ぶりに復帰のFWジュニーニョがオーバーヘッドキックを放つなど山形ゴールを脅かしたが……)
勝つか引き分けで昇格が決まるとあって競技場には16000人の観客が詰めかけたが、33節の大宮戦に続きホームで2連敗、胴上げの瞬間を見ようと訪れたサポーターをがっかりさせた。
試合は、前半14分にマルクスが、相馬直樹のパスを落ちついてヘディングでゴールを決め先制。客席は早くも試合に勝ったようなムードが漂う。しかし、後半に入ると流れが一変、昇格圏内の2位に入るため絶対に負けられない山形が、立ち上がりからボールを支配。79分に昨年まで川崎にいた林晃平に同点のゴールを許し、さらに終了間近の86分に大島秀夫に逆転のゴールを決められると、競技場は悲鳴に似た声のあと一瞬静まりかえった。終了間際にジュニーニョがダイビングヘッドのシュートを放つが、惜しくもゴールを割れず、そのまま試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
この試合は、昇格と同時にJ2リーグの優勝の可能性もあり、リーグ杯授与のため鈴木昌チェアマンが訪れた。試合結果に鈴木チェアマンは「勝ちたい気持ちが山形の方にまさっていたのでしょう」と話していた。
試合後に会見した関塚隆監督は開口一番、「たくさんのサポーターが集まったホームで2試合も負け、本当に申し訳ない」と謝罪。「(後半攻撃的になる)山形の戦術はわかっていたが、2点目を取るチャンスがありながら決められなかった。山形に負け越してしまったことがくやしい。(昇格の)プレッシャーではなく、(成績がよいために)チーム全体に少しスキがあるのではないかと思う。もう一度、90分で勝ちきる強い気持ちを持ち、次の試合に臨みたい」と再生を誓っていた。
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2004-09-25 in b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink
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