2006年6月11日

夏休みは映画作りに挑戦:ジュニア映画制作ワークショップの参加中学生を募集

「夏休みに映画作りに挑戦しよう」−−川崎市とkawasakiしんゆり映画祭実行委員会がジュニア映画制作ワークショップに参加する中学生を募集している。

このワークショップはことしで7回目。これまで日本映画学校の講師や映画祭スタッフの指導で、中学生が映画監督やカメラマン、俳優になって映画制作に挑戦、毎回、みずみずしい感性をいかした作品が作られ、注目を集めており、昨年は東京ビデオフェスティバルで佳作に入賞した。
応募資格は、川崎市とその周辺に在住・在学している中学生で定員は先着20人。参加費は5000円(制作実費)。応募方法は住所、氏名、年齢、性別、学校名・学年、特技、電話番号、保護者名、参加希望の理由(200字以内)を記入して6月15日(消印有効)までにkawasakiしんゆり映画祭事務局へ申し込む。
スケジュールは6月24日のオリエンテーションを皮切りに、7月にシナリオづくり、カメラ、録音、照明などの技術についての講習と実技を行い、夏休みにロケハン、リハーサル、撮影、編集、録音、試写を行う予定。完成した作品は10月の「しんゆり映画祭」で上映する。
申し込み・問い合わせはkawasakiしんゆり映画祭実行委員会事務局(〒215-0004 川崎市麻生区万福寺2-9-9、電話044-953-7652)、川崎市市民局市民文化室(問い合わせのみ)=電話044-200-2280。
ホームページ=http://www.siff.jp

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川崎市麻生区で農業体験:親子300人が田植え

060610taue 川崎市麻生区古沢で6月10日、同区内の親子など約300人が参加して田植えが行われた。
魅力ある区づくり推進事業として米作りを通して親子の絆を深め、都市農業の大切さを知ってもらおうと、小学生とその親を対象に毎年行われているもので、参加者たちは泥だらけになりながらも数センチに育った苗を大切そうに植えていた。

ことしは5月上旬以来の天候不順の影響で苗の生育が遅れたため、例年の4枚の田んぼに植える分が確保できず、この日は半分の2枚の水田に数時間かけて植えた。
子どもだけでなく、親も初めてという人が多く、苗の植え方を習ったあとおっかなびっくりで田んぼに入り、1列に並んで目印のロープに沿って順に苗を植えた。子どもの中には、自分の番が来るまで水の張られた田んぼに入って、泥だらけになりながら追いかけっこをしたり、虫を追いかけて目を輝かしていた。
幸区や中原区など市の南部から参加した小学生は「田んぼに入ったのも初めてで、すごく楽しかった」、一緒に来たお母さんも「わたしも田植えは初めて。川崎にもまだ水田があることに感動しました」と喜んでいた。
この体験農業は、子ども会連合会、青少年指導委員会、体育指導委員会の3団体で構成する実行委員会が休耕田を借りて行っているもので、田起こしから収穫までを行う本格的なもの。
参加者を区が公募したところ、麻生区から61家族208人、区外から25家族86人の合わせて82家族281人が応募、定員の250人を上回ったが、全員を受け入れることにした。今後は、残る2枚の田にも苗を植え、7月に草取り、8月に網かけ、かかし作り、9月に稲刈りとかけ干し、10月に脱穀ともみすり、11月には収穫祭を行う予定。

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2006年6月10日

麻生音楽祭が開幕:初日のスクールコンサートに児童・生徒約1000人が出演

060610asaocon01_121回目を迎える川崎市麻生区の市民の音楽祭典「麻生音楽祭2006」が始まった。
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写真=麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を合同で合唱する柿生・白鳥中学の生徒

初日の6月10日は、スクールコンサート。西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台の9小学校、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥の7中学校、麻生、麻生総合の2高校、計18校が参加。柿生・王禅寺中と麻生・麻生総合高校の4校は合唱・器楽の2部門に出場し、計22団体約1000人が出演、会場の麻生市民館で午前11時から午後3時30分まで4時間半にわたって幅広いジャンルの曲目を熱演した。
060610asaocon02前半の合唱部門では手話コーラス、拍手と手による振り付け、リコーダー演奏、一部の曲をアカペラ男声で演奏、後半の器楽演奏部門は手拍子を散りながらジャズ演奏やソロパート演奏など各校がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスで演奏。今回は、昨年作られた麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を麻生中学、白鳥中学の生徒が合同演奏して市民に披露する初の試みも行われた。
ユニークだったのはプログラム最後に出演の柿生中学の吹奏楽、丸山胤幸教諭が指揮の合間に手拍子を取ったりサクソフォーンを演奏(写真)、会場をわかせてスクールコンサートを楽しく締めくくった。
会場には、出演する各校の児童・生徒のほか、わが子や孫の晴れ姿を見ようと観客が入れ替わり訪れ、常に満席の状態。熱心にビデオ撮影している保護者も多かった。
音楽祭は、土曜・日曜を中心に7月2日まで麻生市民館大ホールで開かれる。

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2006年6月 8日

川崎市宮前区のとんもり谷戸で森のコンサート:終了後はホタル鑑賞会も開催

060608tonmori 地域住民が里山保全活動を行っている川崎市宮前区初山のとんもり谷戸で、6月10日午後6時から森のコンサートが開かれる。同地区の里山保全を行っている「飛森谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が、会の発足10年を記念して催すもので、コンサート終了後には用水路でゲンジボタルの鑑賞会も開かれる。

写真(飛森谷戸の自然を守る会撮影)=とんもり谷戸に設置されたホタルの一生を描いた木製レリーフと矢澤会長(右)ら

とんもり谷戸は、生田緑地の一部で川崎国際生田緑地ゴルフ場14番ホールの東側斜面の昔神社があったと伝えられる場所。自然を守る会は、この里山の自然環境を21世紀の子供たちへつなぎ自然環境学習の場として末永く守り続けようと、1996年に初山地区の住民が中心となりに発足したボランティア団体。生田緑地を管理する北部公園事務所の了解を取り、約1.2ヘクタールを活動拠点に毎月1回下草刈りや枝おろしなどの里山活動を行っている。また、わき水が流れる用水路があることから、ホタルの幼虫の放流も行い、成虫が毎年少しずつ増えるほど自然が回復している。その後、「TONMORI KIDS ADVENTURURE CLUB (とんもりキッズ・アドベンチャー・クラブ)」(長峯隆弘代表)という子どもを対象にした兄弟団体も発足、飛森谷戸で観察会や昆虫採集など、子どもが自然を体験できる催しも開いている。
コンサートは、女性4人のサクソフォーングループ「feel saxophone quartet」が、同谷戸内の「おもいでの謡のこみち『森の広場』」で約2時間演奏する。会場では、同会会員らが日没と共にかがり火をたき、幻想的な雰囲気を演出する。雨天の場合は初山幼稚園ホールに変更。参加費は1ドリンク付きで1000円。演奏後は、初山用水に飛び始めるゲンジボタルを鑑賞しながら丘陵を下る。
コンサートに先立ち、午後3時からは初山幼稚園ホールで同会の10周年を祝う「交流会&懇親会」が開かれ、飛森谷戸の活動についての報告と参加者の意見交換、谷戸の散策が行われる。
会場内には、昨年秋に環境 学習用として「ゲンジホタルの一生」ととんもり谷戸のNewキャラクターの「トンちゃん」「モーリくん」を描いた看板が設置され、この日参加者にお披露目する。この看板は、群馬県みなかみ町の「水上工房」の広川義直さ ん夫妻が制作したレリーフ仕上げで、目の不自由な人がさわってホタルの姿を知ることができるという珍しいもの。
交流会の参加は自由で、音楽会の入場料も含み3000円。
連絡は電話044(977)6581飛森谷戸の自然を守る会事務局、またはemil([email protected])。

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第21回麻生音楽祭:6月10日〜7月2日に麻生市民館で

「麻生音楽祭2006」(同祭実行委員会・麻生区役所、川崎市教育委員会主催)が、6月10日から7月2日まで新百合ヶ丘駅前の川崎市麻生市民館大ホールで土曜・日曜を中心に催される。

関連記事:麻生音楽祭2005> 

21回目を迎える麻生音楽祭は「音楽の街あさお」を合い言葉に、区内の小・中・高等学校をはじめ区内の音楽団体など市民と行政が共同で催す音楽の祭典で、ことし21回目を迎える。今回は61団体が参加、5日間にわたりスクールコンサート、コーラスのつどい、アンサンブルのつどい、ファミリーコンサート、ミュージカルを催し、20回を記念して昨年作られた区のイメージソング「かがやいて麻生」も演奏。このほか、期間中に協賛イベントとしてジュリアード・ジャズ・オーケストラやささきいさおコンサートも催される。
入場は、協賛イベント以外は無料で、ファミリーコンサートとミュージカルは整理券が必要(配布は終了)。
問い合わせは044(965)5116麻生区音楽祭実行委員会。

音楽祭の内容と日程、出演団体

スクールコンサート=6月10日午前11時
区内の小・中・高校18校よる合唱・器楽演奏
出演=西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台(以上小学校)、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥(以上中学校)、麻生高校、麻生総合高校。

コーラスのつどい=6月11日午後1時30分
児童から女声・男声・混声、シルバーまで幅広い年代の28団体による合唱
出演=青葉コーラス、あおばリトルコーラス、あさお歌う会、麻生合唱団、麻生小学校PTAコーラス、麻生女声合唱団、麻生童謡をうたう会、あさおポップスコーラス、麻生もくせい会、アンサンブル・アマデウス、アンサンブル"風"(ふう)、アンサンブル・リス、市来音楽教室合唱団、王禅寺女声コーラス、Clover Lovers(クローバー・ラヴァーズ)、コーラスいくた、コーラス「柿の実」、コーラス銀の会、コール・アンジェラ、コール・クリング、コール・リス・ブラン、コーロ・マスキーレ・あさお、混声合唱団南生田コーラス、白ゆりコーラス、和(なごみ)・Japan、ノッホ・アイマール男声合唱団、ゆりがおか児童合唱団。

アンサンブルのつどい=6月17日午後12時30分
オカリナからジャズ、ハワイアン、邦楽まで13団体がさまざまな器楽演奏
出演=麻生オカリナを楽しむ会、麻生弦楽合奏団、アンサンブルマンドリーノ斉藤、アンサンブルシェーンフェルト、F-VOX(エフ・ヴァックス)、音姫座、小原聖子ギター・スタディオ、グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ、三曲あさお、楓会、千代ヶ丘ユースバンド、ハーモニックス、マウイ・アイランダース。

ファミリーコンサート=6月18日午後3時(入場整理券)
「音楽でめぐる世界の旅」をテーマにアナウンサー秋山雅子さんの司会で馴染みの7曲を演奏
出演=麻生フィルハーモニー管弦楽団。演奏曲目=グローフェ/グランド・キャニオン組曲より「日の出」、ボロディン歌劇「イーゴリ公」より「ダッタンジンの踊り」、ケテルビィ/ペルシャの市場にて、チャイコフスキー/スラブ行進曲、シャブリエ/狂詩曲「スペイン」、ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲、ヨハン・シュトラウスII/美しく青きドナウ

ミュージカル「boy be」=7月1日午後3時(入場整理券)
昭和音楽芸術楽員ミュージカル科の学生が演ずるミュージカル
出演=昭和音楽芸術楽院。人間の感情を理解できるロボットboy beが、争いを繰り広げる人間に語りかけるオリジナルミュージカル。

◇協賛イベント ジュリアード・ジャズ・オーケストラ'06日本公演=6月14日午後6時30分、2000円(売り切れ)。問い合わせ電話046(245)1055昭和音楽大学演奏室。

◇協賛イベント ささきいさおコンサート=7月2日午後2時30分・5時、S席3000円、A席2500円、ペア席4000円。問い合わせ電話044(954)9990マイタウン21。

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2006年6月 3日

カッパーク鷺沼オープニングイベントに4200人:鷺沼プール跡地で

060603_1 川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地で6月3日、カッパーク鷺沼オープニングイベント&水道フェア(宮前区・水道局主催)が開かれ、親子連れなど4200人が今春完成した土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フロンタウンさぎぬま、さぎ沼なごみ保育園の4つのエリアを結んで行われたさまざまな催しを楽しんだ。

写真=式典で披露されたカッパーク鷺沼のシンボルイメージ「カッちゃん」(左から2番目)

  シンボルマーク採用の玉城有花さんらを表彰

060603_3   イベントはまず、土橋小学校校庭で午前10時から消防音楽隊のファンファーレでオープン記念式典が開かれ、阿部孝夫川崎市長が「カッパーク鷺沼は、プールの跡地に目的の異なる施設をいっしょにした川崎市初の場所。プールを連想するカッパとパークを併せた名称と聞いているが、宮前区のシンボルとして多くの市民に存分に利用してもらい、ここから元気な子どもが育つことを期待しています」とあいさつ(写真左)。同区選出の矢沢博孝市議会議長が「昭和43(1968)年から35年間プールとして利用されたが、21世紀を担う新しい施設をみんなの財産として活用してもらいシンボルの場としてなることを願う」と話した。
06060302続いて公募で決めた名称とイメージキャラクター優秀作品の紹介と受賞者表彰が行われた。公募は1月1日から2月16日に実施、名称は全国308件の応募の中から吉村萌さん(当時・宮崎小学校1年、現在名古屋市に移転)の「カッパーク鷺沼」に、キャラクター(カッちゃん)は240件の中から玉城有花さんの作品が採用された。大下勝巳宮前区長と江井茂水道局長が玉城さん(宮崎小2年さん)やこの日出席した優秀賞の作者に表彰状を手渡した(写真右)。校舎入り口では、小学生からお年寄りまで幅広い年代の区民が作った1万2000個の折り鶴で作った高さ4m、幅3mのイメージキャラクター画も披露された。
同小多目的ホールでは、有馬中学校吹奏楽部2、3年生部員49人が外山智子教師の指揮で「メインストリート・エレクトリカルパレード」「そよ風のマーチ」など5曲を演奏、100人を越える聴衆から大きな拍手を受けていた。同ホールでは東京交響楽団弦楽奏者の廣岡克隆さん(第1ヴァイオリン)、板垣琢哉さん(第2ヴァイオリン)、大野順二さん(ヴィオラ)、音川健二さん(チェロ)によるミニコンサートも催され、有馬中吹奏学部員や音楽好きな市民約200人が一流の演奏家による「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や水にちなんだ歌謡曲「川の流れのように」など馴染み曲を間近で堪能した。校庭では、川崎フロンターレの協力でキックターゲット、玉投げビンゴゲームや宮前警察署が運動反射神経テスト、白バイ展示、郵便局の切手販売などが行われた。

 地元の大道芸人やフロンターレ元選手のサイン会も開催

060603 鷺沼ふれあい広場では、水道局が水道フェアを開催。水中輪投げ、水鉄砲など水を使った催しや災害時応急給水の模型展示、マップなどの配布を行った。3種類の水を飲む比べる利き水コーナーには約300人が参加、真剣な表情で水を味わっていたほか、生田天然水「恵水」の販売が人気を集めた。
芝生では、カッパ姿のトレードマークで世界を駆けめぐる土橋の大道芸人おいかどいちろうさんの獅子舞とおいかどさんの仲間による音楽演奏付き紙芝居などが行われ、子どもたちが見物(写真)。またビオトープ池では、水遊びする子どもの姿が目立った。
フットサル場「フロンタウンさぎぬま」では、事前申し込みをした親子140人が元フロンターレ選手向島建さんの指導でサッカー技術を基礎から体験。正午からは向島さんと昨年引退した久野智昭さんのサイン会も開かれ、2人は笑顔でサインに応じていた。
さぎ沼なごみ保育園では、園庭で木を使った火おこし、のこぎりを使ってタケや木の切り落とし体験のほか、園舎で地元老人クラブによるお手玉、折り紙など昔の遊びコーナーも開かれ、祖父母世代と孫世代など幅広い年代のふれあいがなごやかに繰り広げられていた。
各会場の入り口には、スタンプラリーの台が設置され、「商品は何かな」と楽しげに話しながらスタンプを押す親子連れも多かった。
今回は、オープニングイベントとして4つのエリアをつなげて開放したが、区のシンボルとなるよう今後も年に1回程度、イベントを開催する方針という。

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2006年6月 2日

川崎フロンターレが競技場内に託児室を設置

Photo_11 川崎フロンターレが、小さい子どもがいる人たちにもサッカー観戦を楽しんでもらおうとホーム等々力陸上競技場の試合時に行っていた「託児室」が、5月17日の試合から競技場内に変更され、利用しやすくなったと評判だ。

「託児室」は、フロンターレのオフィシャルスポンサー「田園調布学園大学」の協力で昨シーズンから実施。競技場から少し離れた川崎市とどろきアリーナ内研修室で行われ、5、6人から多いときには10人を越える利用があった。
しかし、利用者からはもっと近くで託児をとの声が上がりクラブ側が検討、競技場内のバックスタンド下の室内走路付近にある役員室を利用することになった。変更後は、子どもと一緒に競技場に入れるので便利になったと好評だ。
託児室は、田園調布学園大学子ども家庭福祉学科の保育士などのスタッフと同学科の学生が実習として子ども達の保育にあたっている。 今後は、試合中に子どもに人気のチームマスコットのふろん太君、ピー カブーが遊びに行く予定という。
利用対象は1歳6カ月以上未就学児までで事前予約制。定員 は先着20人、料金は1回1人1000円(税込み・保険 料を含む)。利用時間は、試合開始1時間前から試合終了後30分 まで。 利用の申し込みはFAX(044-966-1775)またはメール ([email protected])に 1)試合観戦日、2)こどもの氏名(ふりがな)・年齢、3)保護 者氏名(ふりがな)、4)郵便番号・現住所、5)自宅電話 番号、6)FAX番号、7)当日子どもを連れてくる人 の携帯電話番号、8)Eメールアドレス(文字数制限のないPC用)を書き、受け付け期間中に申し込む。詳細はチームのホームページ(http://www.frontale.co.jp/goto_game/tickets/daycare_kids.html)
で。 現在、6月7日19時キックオフの浦和レッズと対戦するナ ビスコ準々決勝の託児を6月6日午後3時まで受け付けている。

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2006年5月30日

宮前区の「カッパーク鷺沼」が6月3日にオープニングイベント:区民の出会いと交流の場に

Photo_12 川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地にこの春完成した、土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フットサル場「フロンタウンさぎぬま」、さぎ沼なごみ保育園の完成を祝うオープニングイベント(宮前区・水道局主催)が6月3日午前10時から午後1時まで開かれる。
また、この跡地の愛称とイメージキャラクターを公募、愛称は「カッパーク鷺沼」、キャラクターは教育、広場・公園、運動施設、福祉の4つのゾーンを表すハート型の四つ葉のクローバーを頭に載せたカッパの化身「カッちゃん」に決まった。

オープニングイベントは、カッパーク鷺沼が幅広い年代の人の出会いと交流と場所になるよう同区が土橋小、川崎フロンターレ、さぎ沼なごみ保育園、宮前警察署、宮前郵便局の協力で催すもので、土地を所有している水道局も参加、水道フェアも同時開催する。
主な内容と会場は、
土橋小学校校庭(雨天の場合は同小体育館)でオープニング式典、名称とイメージキャラクターなどの入賞者の表彰、折り鶴で作ったイメージキャラクター画の披露など。同小多目的ホールでは、有馬中学校吹奏楽部の演奏に続き東京交響楽団のメンバーにより四重奏「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「となりのトトロ」などおなじみの曲の演奏が行われる。
鷺沼ふれあい広場では、水道局が水道フェアを開催、水道相談、利き水、水と遊ぶ、災害対策の4つのコーナーにわけてイベントや展示を行う。
さぎ沼なごみ保育園では、カレーなどの屋台、歌やパーカッション、子育て情報コーナー、昔の遊び広場など。
フロンタウンさぎぬまでは、サッカー教室(事前申し込み制、締め切り終了)が開かれる。
このほか、各会場をまわってクイズに答える「お楽しみスタンプラリー」も行われ、先着400人にカッちゃんグッズがプレゼントされる。
問い合わせは電話044(856)3133宮前区役所総務企画課。

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2006年4月16日

狛江市で初の子ども農業体験塾

06041501 夏野菜の種まきから収穫までの一連の作業を体験する「狛江市子ども農業体験塾 野菜作りの達人教室」の開校式が4月15日、狛江市和泉本町の狛江第一小学校体育館で開かれた。

写真=8件の受け入れ農家と子どもたち

この塾は、次世代を担う子どもたちに土に親しむ作業を通して食べ物を作る大変さ、自然の恵み、都市農業などについて関心を高めてもらおうと、同市市民部産業生活課と市教委学校教育部指導室が共催、JAマインズ農産物直売会に所属する農家の協力で初めて行われ、市内の各小学校を通して参加者を募集、30人が応募した。
開校式には、小学4年から6年の子ども21人と保護者、受け入れ農家のほか担当の市職員などが参加。木村忍教育長が「今日は入学式。作業は大変なこともあるけど、楽しんで作物を育ててください」と開講の言葉を述べた。その後、農家側を代表してJAマインズの秋元一明支店長が「都市の農家は厳しい状況下にはあるが、狛江市は(集荷などの)立地条件がよいので新鮮、安全、おいしいものをつくるのに意欲的な農家が多い。教室を通して野菜が生きていることを知ってほしい。楽しみながら元気に作業して収穫祭であいましょう」とあいさつ。直売会の小町新一会長が受け入れ先の農家を紹介した。
子ども達は家に近い農家の8班に分かれ今後の作業の日程などの説明を受けた。作業は、4月の後半から主に月2、3回土曜日の午前中に狛江の特産品のエダマメのほか、トマト、ナスなど2、3種類の野菜の種まき、草取り、支柱立て、収穫などを体験、7月22日には全員で収穫祭を行う予定だ。
参加者のひとり神田暁乃さん(小学4年)は「土遊びがすきなので、仲良しの友だちと参加しました。作業が楽しみです」と目を輝かせていた。

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2006年4月12日

川崎市の宮前スポーツセンターがオープン:大小体育室備え区民のスポーツの拠点に

01_1 宮前区のスポーツの拠点となる「宮前スポーツセンター」(串間満子館長)が4月7日、川崎市宮前区犬蔵1-10-3にオープンした。スポーツセンターは各区1カ所を目標に建設が進められており、同センターは6番目。

開館記念式典と施設の写真を見る>

02_3 同センターは犬蔵中学校北側に隣接した面積6,637平方メートルの敷地に建てられ、同中の体育施設を合築したのが特色。のべ床面積5,244平方mの館内には、1階にバスケットボール2面分、バレーボールなら3面分がとれる大体育室(面積1,017平方m)に加え、バレーボール1面分の小体育室(面積433平方m)、2階に各種のトレーニング機器を設置したトレーニング室(面積289平方m)、大体育室を一周するランニングコース、観客席などがある。また、会議や研修、健康体操などに使用できる研修室(面積74平方m)、区民サロン、更衣室、シヤワー室、事務室などを備えているほか、犬蔵中の格技室、25mプール、金工室、木工室などがあり、プールと格技室はセンター主催の事業に利用する予定。館内は外光を採り入れるなど明るい雰囲気で、太陽光発電や屋上緑化など環境に配慮したのも特色だ。
4日7日午後1時から大体育室で開館記会式典が催され、区民など約200人が参列、阿部孝夫市長、犬蔵中の生徒2人など7人がくす球を割って門出を祝った。
阿部市長は「いま、川崎のスポーツはがんばっている。厳しい行財政改革の影響を受けたが、地元のみなさんと計画段階からいろんな意見を出してもらい、区民やスポーツ団体の協力によって、充実した施設となった。これからは区民に幅広く有効に活用してほしい」とあいさつした。
式典に先立って、犬蔵中学校吹奏楽部が、この日の式典のために区内在住の作曲家成舞新樹さんが作った「セレモニアル・ファンファーレ」を初演。続いて「威風堂々 第1番」「ディズニー・プリンセス・メドレー」の記念演奏を行った。また、式典後には、「ユニサイクル野川」の中学生10人がそろいのコスチュームで見事な一輪車の演技を披露、見学者から盛んな拍手が贈られていた。
串間館長は「体育の教師を長く勤め、昨年は幸スポーツセンターに勤務したが、中高年の健康に対する関心の高さと意欲に驚いた。このセンターでは、地域のスポーツへの関心を高め、健康維持と増進のお手伝いをしていきたい。また、子どもたちにスポーツへの興味をもってもらうために、教室を開くなど活性化に努めたい」と意欲をみせている。
同館は団体利用が中心だが、トレーニング室は個人でも利用できるほか、卓球、バドミントン、ヨガ、太極拳、3B体操など個人を対象とした各種のスポーツデーを開催する。利用料金はトレーニング室、スポーツデーとも20歳以上200円、6〜20歳と学生100円。
同センターへは東急田園都市線宮前平駅からバス溝口駅南口行き「犬蔵」下車、徒歩約5分。
問い合わせは電話044-976-6350
ホームページ=http://www.city.kawasaki.jp/88/88sports/home/homepage/top.html

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2006年4月 6日

新設の川崎市立土橋小で入学式:「ぼくも学校も1年生」

06040601_2 「君たちも1年生、学校もピカピカの1年生。たくさんお友だちをつくって楽しく過ごしてください」——宮前区の大規模校解消のために川崎市立の小学校として15年ぶりに宮前区土橋に開校した土橋小学校(山田雅太校長)で4月5日入学式が行われ、真新しいランドセルを背負った191人の新1年生が雨のなか保護者とともに元気に校門をくぐった。

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2006年4月 5日

麻生区で新1年生が1日警察署長:交通安全呼びかけ

01 川崎市麻生区で4月5日、新百合丘駅南口のバスロータリーでこの日入学式を終えたばかりの長沢小学校の新1年生の古川樹君と山口亜弓さんが1日警察警察署長として警察官の制服を着て、道行く人に交通安全を呼びかけた。

写真=高阪麻生区長と1日警察署長の2人

1_2   4月6日から15日までの春の交通安全運動のキャンペーンとして行われたもの。春の交通安全運動は、毎年新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では、麻生区子ども会連合会を通じて区内の小学校輪番で新入学児童に1日署長を依頼しており8回目となる。
02_1 古川君らはは麻生警察署で渋谷忠一署長から辞令を受け取った後、午後2時30分にバスロータリーで出発式に参列。渋谷署長が「県内ですでに交通事故が昨年より10件増えている。事故防止を呼びかけ、年末には昨年比がマイナスになるようにしたい」と挨拶、高阪三男区長は「可愛い制服の似合う2人に心より感謝します。いま、区、警察、学校、町会などの協力で  子どもの交通事故を防止す03_1 る運動を展開中です。いつ加害者になってもおかしくなく、自分の命は 自分で守るよう気をつけましょう」と話した。その後2人は「交通事故に気をつけましょう」と力強く宣言。渋谷署長や高阪区長に伴われ用意した約千個のボックステッシュを配布、買い物客などから「かわいらしい」と声をかけられ、きびきびと役割を果たしていた。04_2
    この日は市内で一斉に入学式が行われ、麻生区では1544人の新小学1年生が誕生、同区職員や交通安全母の会の役員らが麻生、片平、栗木台小学校の校門に立ち交通安全を呼びかけた。

写真(上から)=出発式で挨拶する渋谷麻生警察署長、交通安全宣言する1日署長、啓発用のボックステッシュを配る小さな署長さん(3、4番)

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2006年4月 4日

麻生市民館で4月7日から多摩丘陵の自然写真展

060403_5 多摩丘陵の自然を撮影した写真展「多摩丘陵の四季」が、4月7日から12日まで小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で開かれる。

写真=シジュウカラ(上)草野秋人さん、ツユクサ(下)村田金次朗さん

060403_6 「多摩自然写真の会」(松本明孝代表)が次代を担う子どもたちに多摩丘陵の自然の美しさと大切さを伝えるために催すもので18回目となる。今回は会員24 人が撮影したワイド4切からワイド6切の写真42点と、2lサイズからワイド6切の共同共同パネル4点の作品を展示する。
展示時間は、午前10時から午後6時まで。問い合わせは電話044(865)7695安岡さん。

2006-04-04 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

川崎市宮前区に15年ぶり新設小学校:マンモス校解消めざし土橋小が開校

1 川崎市宮前区土橋3丁目の鷺沼プール跡地に土橋小学校(山田雅太校長)が4月1日開校した。宮前平・土橋周辺はマンション建設などに伴って児童が急増、富士見台小学校は児童数が1510人(2005年5月現在)年と全国一になっているのをはじめ、鷺沼小、宮崎小などもマ ンモス校となった。土橋小は、児童数の過密解消を目的に、市内で15年ぶりに新設されたもので、富士見台、鷺沼、宮崎の3校を中心に870人が通うことに なっている。

写真:阿部市長や児童らがテープカット

2_1 学校用地は鷺沼プールの東側のエリアで、敷地面積は14692平方m。鉄筋コンクリート4階建てでのべ床面積9850.28平方m。このほかプール、体育器具倉庫などがある。校庭は4060平方mで、市内の小学校では初の全面天然芝が張ってあるのが特徴。また、東急田園都市線に面しているため、騒音防止のため全室冷暖房を完備している。またエレベーターや校内LAN、太陽光発電システムも設置されるなど、充実した設備を誇っている。総工費は28億1539万円。
3_7 同校は、保護者だけでなく地域の人にも学校運営への参加を求める「コミュニティー・スクール」という新しい教育理念を掲げている。このため、校舎は児童が学習に使う普通教室棟と地域に開放する特別教室棟の2つのエリアに分かれている。
普通教室棟には、教室が28室あり、通路側もガラス張りで開放的な雰囲気。教室に置かれた大型の32インチ液晶モニターはLANで結ばれ、校内放送などに利用される。また、各階ごとに教職員約10人が詰める「職員サテライト」を設け、児童の安全確保やふれあいを高められるよう配慮されている。
特別棟には陶芸がまやピクチャーレールを設置したアートルーム、調理コーナー、被服コーナー、図書コーナーを備えたキッチン・ダイニングラウンジ、コンピュータルーム、サイエンスルーム、ステージ付きの特別教室、シャワー室、更衣室を備えた体育館、対面キッチンを備えたフレンドリーゾーン、普通教室3室分にあたるわくわくプラザ室などがある。
職員室にあたる「校務センター」は、職員会議や教育ボランティアとの打ち合わせに使われる。
4_2 3月26日には竣工式と地域内覧会が開かれ、阿部孝夫市長や児童の代表らがテープカットをして、学校の門出を祝った。
竣工式には、地域の関係者や児童など約250人が参列、阿部市長は「この学校は、宮前区の児童数が急増しているなかで、良好な教育環境をつくるために開校した。鷺沼プールは地域の協力でできたが、この学校も地域活動の拠点として地域のシンボルになるよう、学校と地域の協働を進めていきたい」とあいさつ。山田5_1 校長は「4枚の竹の葉をデザインした校章のように、子どもたち、学校、保護者、地域の四者が一体となって、よりよいコミュニティースクールをめざしたい」と抱負を語っていた。続いて、新6年生となる清水梨帆さんら5人の「子ども委員」が「土橋小っていい学校だねと言われるようにがんばります」と決意を披露した。
午後の地域内覧会には高齢者などを中心に1500人余りが見学に訪れ、用意したパンフレットが足りなくなるほどで、関心の高さをうかがわせた。

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2006年4月 1日

二ヶ領せせらぎ館で4月2日「桜の多摩川コンサート」

川崎市多摩区宿河原の「二ヶ領せせらぎ館」で、4月2日に「桜の多摩川コンサート」が午後3時30分から開かれる。

多摩川の宿河原堰や二ヶ領用水の取水口がある同館付近はサクラが多く植わっている。コンサートは昨年、多摩川を訪れる人に潤いをと同館の管理運営を行っているNPO法人多摩川エコミュージアムが昨年初めて開催、好評を集めた。
ことしは、宿河原堤・桜まつりと連携し、第1部(午後3時30分)では、宿河原のまつりに出演する「宿之島子どもお囃子連」「花匠舞(はなしょうぶ)太鼓」の和太鼓演奏と「好舞会」の鳴子よさこい踊り。第2部(午後4時30分)は、高津区に住む古渡智江さんが「響け歌声多摩川に〜歌に生き愛に生き〜」と題して多摩川にちなんだ歌などを披露する。参加は自由.

。問い合わせは電話044(900)8386二ヶ領せせらぎ館。

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2006年3月28日

相馬直樹のスマイルサッカー教室:フロンタウンさぎぬまでプレオープンイベント

060328soma01 ボランティア記者 藤井栄美

3月17日に竣工式が行われた『フロンタウンさぎぬま』で、お披露目イベントとして、3月21日午前「相馬直樹のスマイルサッカー教室」が開催された。小学校3・4年生の子ども1人と保護者1人のペアで経験は問わないという今回のサッカー教室には、たくさんの親子が参加した。

写真(撮影:藤井隆弘、藤井栄美)=相馬さんらおとなチームと子どもの対戦(上)、トレーニング(下)

060328soma02 クラブアシストパートナーの相馬さんとスカウトの向島建さん、久野智昭さんの元川崎フロンターレの3人の選手と育成・普及部のコーチが指導者として参加。教室は、ボールを使わないトレーニングから始まり、参加者全員と相馬さんはじめコーチ陣が3コート各4チームに分かれ3試合を行った。相馬さんの提案で各コートの優勝チームの子どもたち対コーチという対戦も行われ、子どもたちの中にはびっくりするようなシュートを打つ子もおり、向島さんや久野さんも楽しそうに、時には真剣な面持ちでプレーしていた。
「お父さん方は大変かもしれませんが、これだけの時間をお子さんと身体を使って過ごすことは余りなかったんじゃないかと思いますので、楽しんでください」という相馬さん。最初は遠慮があった保護者たちもプログラムが進むにつれ、肩で息をしながらもお子さんや他の参加者と笑顔を見せてプレーに興じていた。
天候にも恵まれ、相馬さんが「これ、僕は載ってないんだよな」いうフロンターレの卓上カレンダーをプレゼントされた子どもたちはうれしそうにフロンタウンさぎぬまを後にしていた。

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2006年3月20日

狛江市で子どもボランティアスクール:小学生と祖父母世代がグラウンドゴルフで交流

060320ggorufu01スポーツを通して異年齢の交流をと、狛江市ボランティア・センター(狛江市社会福祉協議会)が3月18日に同市中和泉の和泉小学校校庭で小学生を対象にした子どもボランティアスクールで狛江市グラウンドゴルフ協会の協力で「みんなでグランドゴルフ」を開催した。

グラウンドゴルフは、ゴルフをアレンジしたニュースポーツとして1982年に誕生。通常のルールによると、15m、25m、30m、50mと距離が異なるコースを組み合わせた8つのコースを1ラウンドとして設定し、テニスボール大の木製のボールを木のクラブで打ち、ポールホールと呼ばれる下がカゴ状になったホールの中にボールを打ち込む。プレーは各コースとも3打、1ラウンド24打をパープレーとして、打数を記録して競う。
ホールが簡単に異動できるるため競技場所を自由に設定できることに加え、ボールが大きくクラブもさほど重くないのでだれもが気軽にできるスポーツとして高齢者を中心に普及している。同協会によると市内の競技者は約300人。
この日は、市内の各小学校の1年から6年までの児童11人とボランティアの学生が参加、同協会の広川登さんら11人が子どもたちにマンツーマンで構え方や打ち方を丁寧に指導した。大半の児童が初体験だったがコースを2巡するころにはルールや打ち方をすっかり覚え、最短の15mコースで池田善嗣君、和田拓真君、工藤優輝君がホールインワンを記録した。約2時間で3ラウンドまわり、ホールインワンを達成した和田君が76打とパープレーに近い成績をあげ、広川さんらを驚かせた。参加した子どもたちは「おもしろかった」「またやりたい」「道具がほしい」とすっかりその魅力にはまっていた。

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麻生区でメディアリテラシイーの学習会

「かながわメディアリテラシー研究所」が、3月21日午後1時30分から小田急線新百合ヶ丘駅北口の新百合21ビル映像やマンガなど視覚的メディアを題材に読み取り・教育について考える「メディアリテラシーの学校 春期講習」を開催する。

同研究所は、メディアリテラシー教育に関心を持つ神奈川の高校教職員らの研究グループで、毎月研究活動を行っており、一般向けのイベントとして2005年8月に初めて「メディアリテラシーの学校」を開催した。
2回目の今回は、和洋女子大学人文学部助教授の村田夏子さんと学習院女子大学講師学習院女子大学の奥泉香さんが 授業の形式で問題を提起した後、参加者が意見交換する。1時間目(は村野さんは「認知心理学から『読書』を考える」をテーマには読んで理解するとはどういうことか、まんがを読むのは”簡単”かなど文字と絵の比較。2時間目は奥さんは「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりに「“visual literacy”を母語学習の系統性から考える」をテーマにイギリス、カナダ・オンタリオ州、西オーストラリア州などの母語カリキュラムにおける“visual literacy” の組み込み方などの事例を報告。3時間目は「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりにしてと題して参加者が意見を出し合う。
参加は自由で無料。問い合わせは問い合わせ [email protected]

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2006年3月17日

麻生川に小学生が描いた環境美化ポスター:麻生ロータリークラブが展示

0603arposutaサクラのシーズンを前に3月17日の午後、川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が小田急線柿生駅近くの麻生川沿いのフェンスに小学生が描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示、道行く人の注目を集めている。

麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅〜柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。なかには川にゴミや空き缶を投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会が毎年区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、花見シーズンを前に専用パネルに作品を張りフェンスに取り付けている。
060317arposuta02 10回目のことしは片平小学校と栗木台小学校の1年から6年の児童132人から各1点の作品が寄せられた。A3判の画用紙に描かれた作品は、サクラ並木やカルガモ、魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんだ絵、「川をきれいに」など環境美化を訴える言葉が描かれている。
同クラブでは子どもたちの力作が見栄えするようにと、ことしは高さ190cm、幅180cmのアルミ製のパネルを特別注文。午後1時からの作業には会員27人が参加。会員が所有する川添いの空き地に集まり、ラミネート加工したポスターを19枚のパネルに取り付け、小型トラックで設置場所までピストン輸送、川沿いのフェンスに取り付けた。
作品は現地で、4月23日まで飾られている。

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2006年3月14日

多摩区の生田中学で生徒・OBらが樹木の枝おろし作業のボランティア

060314ikuta01母校の環境を整えようと2月5日、川崎市多摩区の生田中学(橋本英雄校長、生徒数435人)で同窓生や教職員、現役中学生など約300人が参加して、校庭に生い茂った樹木の枝下ろしのボランティア活動を行った。
作業は、午前9時からクレーン車3台を使い、校庭のイチョウやヒマラヤスギなどの枝落としや校舎よりも高くなった木を刈りこんだ。生徒は4班に分かれて参 加、父親よりも年上の先輩の手ほどきで落とされた枝をノコギリで切ったり、小枝を軽トラックに積み込む作業などに汗を流した。

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2006年3月 9日

生田緑地で3月11日に森の祭り

川崎市多摩区の生田緑地枡形山広場で3月11日午前10時から午後3時まで「たまく森の祭り」が開かれる。

まつりは、ゲームやテレビヒーローショーなどのほか区内の小・中学校の音楽演奏などもあり、家族で生田緑地の自然とイベントを楽しんでと毎年この時期に開かれる。
主な催しは、木の鼓動や樹木の名前をあてるネイチャーゲーム、空き缶付き、ビー玉皿移し、なわとびなどのチャレンジランキング大会、ファファ、ミニ動物園、ミニえLなどのフリープレーコーナー、風車、金気の手作りおもちゃコーナーなどのほか、縁日コーナーもある。展望台も兼ねた舞台では東生田小学校音楽クラブ、生田中学吹奏楽部の演奏、ロック鮎鷹踊り、太鼓演奏、のほか正午と午後2時10分から「轟轟戦隊ボウケンジャー」も催される。
雨天は翌日。
問い合わせは電話044(935)3143多摩区地域振興課。

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2006年2月20日

川崎フロンターレが鷺沼プール跡地にフットサル場:2月21日から予約開始

川崎市宮前区に2006年4月1日にグランドオープンするフットサルスタジアム「フロンタウンさぎぬま」の予約受け付けが、2月21日から始まる。

関連記事>鷺沼プール跡地にフロンターレがフットサル場建設

完成予想図を見る
 

このフットサル場は、川崎市水道局の鷺沼プール跡地の一部を利用し、川崎フロンターレが昨年10月から工事を進めている。敷地面積は約5700平方メートルで、夜間照明付きの人工芝38m×18mのフットサルコートを6面を新設、プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局施設1階部分とテラスにシャワー、トイレ、更衣室、レストルーム、多目的ルームなどを備えるクラブハウスを建設している。川崎市は、川崎フロンターレが同市をJリーグのホームタウンにしている上、日本最大規模のフットサル大会を手がけスポーツ振興に積極的に取り組むことを評価し、この土地の事業用地使用者として認めた。
利用時間は9時から22時まで。料金は、登録料が10,500円でコートレンタル料はメンバーの場合は1時間当たり平日の午前9〜12時が4,200円(ビジター6,300円)、12〜18時が6,300円(同8,400円)、18時〜22時が11,500円(同13,650円)、土日祝日が終日11,500円(同13,650円)。
問い合わせは電話044(854)0210フロンタウンさぎぬま。

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2006年2月14日

麻生区の新百合21ビルで2月18日にファッションショー:中学生からシニアまで出演

中学生から服飾短大の学生などさまざまな年代の市民がモデルやダンサーとして出演するファッションショーが2月18日、小田急線新百合ヶ丘北口の新百合21ホールで開かれる。ショーは午後1時30分と4時30分の2回で、各回とも同じ内容だ。

この「ヤングブリリアントファッションショー」(麻生ハートフルフレンズ、麻生区役所主催)は、世代や性差を越えた幅広い市民の交流を目的に麻生区世代交流事業として催されるもので、2004年3月に継いで2回目。内容は、1部が町田市三輪町の東京田中短期大学の学生らがデザイン・制作した「未来と現在」を表現する衣裳60点のファッションショー、2部が和光大学学生らがネパールの民族衣装を着て「歴史と現在」を体感する舞踏の2部構成。出演するのは、これまでのハートフルファッションショーに出演した公募のシニアモデル12と和光中学生や服飾短大生など総勢約60人で、それぞれが現在の自分を音楽に乗せて表現する。ショーは各回とも1時間。入場は無料。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課まちづくり担当。

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2006年2月 9日

多摩区役所で2月10、11日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介

川崎市多摩区の小学生にアンケートした「校区内危険度マップ」や市民が調査した区内の石像物マップなど、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第4回まちづくりフェスティバル」が、2月10日と11日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階ロビーで開かれる。

フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会の57人の区民が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、今年度の活動報告を行うもの。11日はおとな対象の報告・発表「まちづくり広場〜こんな活動しています」で、11日は親子を対象の「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する子どもの目から見た危険度マップは、2005年6〜7月に交通量の多い場所や見通しが悪区危険な道、不審者に声をかけられた場所などについてのアンケートをまとめたもので、最近増えている子どもの事故や事件の被害防止に役立つ内容。多摩区石像物マップは昨年の旧津久井街道歴史マップに続き、平瀬川沿い、二ヶ領用水宿河原線沿いにある地蔵、記念碑など石像物を写真と短文で紹介。このほか放置自転車対策、高齢者や障がいを持つ人にお薦めの福祉散策マップ、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介などをパネルで展示する。来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の12日〜22日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。

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2006年2月 3日

ひなた山ぼっこまつりに350人:森の恵みや音楽を楽しむ

060204hinata1 川崎市多摩区の市民健康の森「日向山の森」(多摩区枡形4丁目、東生田緑地)で1月15日、「ひなた山ぼっこ祭り」が開かれ、約350人が森の作業や野外料理などを楽しんだ。

次代に里山を残そうと市民団体「日向山うるわし会」(田中清会長)が毎月竹の伐採などを行っており、年に1回一般参加のまつりを開催している。3回目のことしは、雪や雨に見舞われた過去の祭りと異なり青空が広がる温かく穏やかなアウトドア日和。天候に恵まれ会場は、午前9時30分の受け付け開始時間よりも前に親子連れなどが次々訪れ、過去最高の人出となった。
060204hinata2_1 竹林を伐採して作ったひなたぼっこ広場で田中会長が「ここは野鳥や野草がたくさんみられるところ。冬の里山で森のシャワーを浴びてください」と開会宣言。阿部孝夫市長が「きょうは赤城山、富士山、新宿の高層ビルも見える良い天気。ここは眺めもよく、みんなが手入れをしてすばらしい多摩丘陵が残っている。川崎市は多摩の横山から三浦半島までつづく丘陵地をつなげる『緑の回廊』づくりを近隣の市町村といっしょに取り組むことになった。そうしたことからもここは貴重な場所。きょうはみなさんと一緒に森の恵みのひとときを過ごします」とあいさつした。その後、同会員で造園業を営む小峰明夫さんといっしょに山の安全と豊作を祈る「森の神事」を行い、祭りを開始。
総合的な学習で同地の環境を学ぶ東生田小学校5年生の児童のほか、親子連れなどの参加者が、森の作業体験、ネイチャーゲーム、食事作りなど7班に分かれて作業、うるわし会会員の指導で竹の伐採作業や同地で採れたサツマイモを紙で包んで焼きイモの準備、マキでたいた30kgの米でおにぎりつくりなどにチャレンジ。会場では会員の酒井昭子さんが木の実で作った人形、瀧川信介さんらが描いた絵、写真などを森の中に展示する「天井のない展覧会」も開かれ、親子連れの参加者が熱心に見て回った。このほか、同会員が切り出した竹や木の枝で竹笛、弓作りを指導、竹馬の乗り方や竹とんぼの飛ばし方のコツを教えていた。
約1時間の作業の後は、里山の恵みを味わう「森はおいしい」、参加者は、たき火のそばでおにぎりやトン汁、薫製を味わった。食後は東生田小学校のタイコクラブ、5年生の児童らが「日向山音頭」を披露、全員で「ふるさと」を歌い木々にこだまするハーモニーなど自然に親しむ楽しさを満喫した。

 地域のお年寄りと子どもが作った日向山音頭

060204hinata5 「日向山音頭」は、昨年このまつりに参加した目が不自由な相川みちこさんが体で感じた祭りの雰囲気を大好きな民謡「灘の酒造り」という曲に載せて作詞。総合的学習のフィールドとして日向山を利用する東生田小学校では、音頭作詞を知り環境をテーマに同地で度々学習をしている5、6年生が運動会用に振り付けをして発表。昨年11月に行われた同校40周年記念式典でも披露して好評を博した、子どもと地域のお年寄りが一帯となって作った音頭だ。
学校では太鼓にあわせて輪になって飛び跳ねるように踊ったが、この日は、会場が斜面地であまり広くないため、輪にはならず、観客に振りを見せるにとどまった。

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2006年1月31日

麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCD完成:合唱、器楽演奏など8曲を収録

06020101 川崎市麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」のCDがこのほど完成、なかには、区内の音楽団体や中学生、プロがさまざまな形で演奏した8曲が収録されている。

イメージソングの関連記事を読む>

「かがやいて麻生」は同区で活動する音楽団体の祭典「麻生音楽祭」が20回を迎えるのを記念して制作した曲。全国から歌詞を公募、最優秀作品に選ばれた横浜市の星合節子さんの詞に、作曲家で昭和音楽大学専任講師の豊住竜志さんが曲を付けた。2006年6月〜8月に開いた同音楽祭で合唱、器楽付きなどさまざまな形で披露され、その後は、あさお区民まつり、古風七草粥(かゆ)の会などで区のイベントで歌われている。
CDは、イメージソング普及を目的に同区とイメージソング政策委員会、麻生音楽祭実行委員会が2000枚制作、区内の学校や町会・自治会、福祉施設に配るほか、希望者に無料で配布する。
演奏は歌が5団体で、斉唱が「ゆりがおか児童合唱団」、独唱が昭和音学大学の赤星啓子さん、混声3部合唱が柿生中学合唱部、女声2部合唱が区内の合唱団体からの選出メンバーによる「『かがやいて麻生』をうたう会」、ポップスが「Far.Eastern.Comets.」。器楽演奏は、「麻生フィルハーモニー管弦楽団」のオーケストラバージョンと金程中学校吹奏楽部のブラスバンド演奏のほか、ゆりがおか児童合唱団ピアニストの大久保洋子さんが演奏するピアノ伴奏曲もあり、歌の練習に使用できる。
担当の区政推進課では、ポップスバージョンをのぞいた全曲の譜面の賃し出しを行っており、2月1日以降に同区役所区のホームページからダウンロードできる譜面もある。問い合わせは、電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。

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2006年1月29日

狛江市で綱引き大会:小学生19チームが力競う

060129t01 狛江市少年少女綱引き大会(狛江市教育委員会主催)が1月29日、狛江市民総合体育館で催され、昨年より3チーム多い、市内の小学生19チームが顔をまっ赤にして力と技を競い合った。

大会は青少年の健全育成をめざし「市少年少女綱引き大会実行委員会」(田村隆一委員長)が毎年催しているもので、ことしで7回目。
市内の野球やサッカー、消防少年団などに加え、第六小学校からは5チームがエントリー。1部は3年から6年、2部は3年と4年で編成され、クラスごとに3ブロックに分かれて予選を行い、各ブロックの1位で決勝トーナメントを行う形式。
会場には応援の父母もかけつけ、選手たちは盛んな声援を浴びながら、力を合わせて太い綱を引き合った。この競技は、ただ力が強いだけでなく、綱を引くタイミングや力の入れ方などの技術と、チームワークが大切だという。
笠井公彰大会会長は「ことしは参加チームが増えてうれしい。小学生だけでなく、中学生やおとなにも綱引き競技の楽しさを広めたい」と話していた。
試合の結果は、
1部が優勝フェニックスA、準優勝6小ファイブ2、3位NW.FC.A。
2部が優勝和泉フレンズオールヤングス、準優勝6小4-2ドリームス、3位NW.FC.C。

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2006年1月28日

2月8日に連携記念のコンサート:多摩区の3大学が多摩市民館で

川崎市の「多摩区・3大学連携協議会」の設立を記念したコンサートが2月8日午後5時45分から多摩市民館で催される。
当日は、午後8時30分まで専修大学フィルハーモニー管弦楽団、明治大学マンドリン倶楽部、日本女子大学箏曲倶楽部が3時間余りにわたって演奏する。

連携協議会は、多摩区にある3大学の知的資源と人材を活用し、地域と積極的に連携し、多摩区民と一緒になって地域の課題の解決に向けて実践的な活動を行うことを目的に2005年12月に設立された。
曲目は専大フィルがドボルザーク「新世界」、明大マンドリン倶楽部が「スカボロフェア」「ナタの愛のテーマ」、1970年代懐かしのフォーク・ポップスメドレー、津軽組曲より「夏」ほか、日本女子大箏曲倶楽部がろくだんの調べ、ジブリメドレー、アイネ・クライネ・ナハトムジークほか。
定員は先着550人。

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2006年1月23日

「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」:プロ・アマ4劇団と公募市民らが好演

060123geki3 川崎宿の復興や多摩川、二ヶ領用水の治水事業を手がけた江戸時代の偉人・田中兵庫(別名=丘愚・きゅうぐ、1662〜1729年)の生き方を題材にした創作劇「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」が、川崎市高津区溝口のすくらむ21ホールで1月21日に初演された。公演には、市内のプロ・アマ劇団や演劇関係者が協力、小学生から中高年の公募市民のほか「民藝」のベテラン俳優・今野鶏三さんも出演、約70人が舞台に登った。舞台は、引き続き川崎区や麻生区でも公演される。

写真=上・歌で盛り上げるフィナーレの場面、下・練習後のダメだしの指示を出す演出家の高木達さん(いずれも京浜協同劇団での練習風景)

この舞台は、川崎市文化室が毎年行っている青少年舞台芸術活動事業の一環で、青少年舞台芸術活動実行委員会(鈴木穆実行委員長)と市が主催、市教委が後援する。これまではヤングミュージカルとして小学生から大学生までの公募市民で音楽、ダンスを中心に市内の脚本家らが書いた創作音楽劇を公演してきたが、5回目を迎えることしは、川崎市の社会科副読本にも載っている郷土が誇る偉人・田中兵庫を取り上げ本格的な演劇公演を行うことになった。脚本は実行委のひとり小川信夫さんが、演出は劇団青年座の高木達さんがそれぞれ担当した。
060123geki2_1 作品は「六郷に虹をかけた男」として以前に市内の劇団が公演しており、それを見た演劇関係者からの提案もあって、子どもが出る場面と50歳以降の兵庫の生き方を加筆。子どもだけの出演では、表現するのは難しいとアマ劇団「京浜協同劇団」「劇団川崎演劇塾」のほかプロの「劇団民藝」「人形劇団ひとみ座」が協力、俳優が出演することになった。公演にあたっては、内容を理解するために出演者も参加するシンポジウムや現地調査も行うほど力を入れて取り組んできた。
劇は「川崎宿場の巻」「江戸の巻」「治水の巻」の三部で、川崎宿を復興させて名主となり50歳で江戸の荻生徂徠の門下に入り「民間省要(みんかんせいよう)」を書き、八代将軍徳川宗吉に認められて多摩川などの治水事業を成し遂げるまでの兵庫の業績を、多摩川の反乱、農民の苦しみを体全体で受け取り改革を夢みる名主・源蔵との路線の違い、その意志を継ぎ改革案をかきあげるなど全般を史実に基づいてドラマチックに描いている。
出演者は、昨年10月からスクラム21などで主に土・日曜けいこに入り、子どもたちは、プロの指導者やまわりのおとなの演技力に刺激を受け、表現する楽しさを身につけてきた。4回目の参加の三田和季(菅中1年)は「劇をもっとやりたいと思って参加した。時代劇だけど古くさくなく楽しい」と目を輝かす。せりふもある役についた中原区の大学生中井健太さんは「異年齢の集団の中で、子どもからはエネルギーをおとなからはプロの演技を教えてもらい、いい経験をしている。楽しめる劇なのでぜひたくさんの人に観てもらいたい」と意欲をみせている。
民藝の今野さんは「これまで、劇団と地域をつなぐ活動をしてきたので引き受けた。いい舞台を作るのはプロ、アマのかわりがなく、いろんな経歴の人が混合チームをつくりけいこ場でエネルギーをぶつけるのはとても刺激になる」と話している。
担当の文化室によると、公演初日の21日は雪が降るあいにくの天気だったが300人が入場、翌日は700人とほぼ満席だった。次の公演は1月28日午後6時30分から川崎市教育文化会館、4回目は2月11日午後2時と午後6時30分麻生市民館で行われる。主催者は「川崎の基礎を作り上げた人物のひとりを取り上げた作品なので、多くの市民に観てもらいたい」PR活動にこれまで以上の力を入れており、川崎の北部地区の特定郵便局の協力で局内にチラシを展示、麻生区内の8カ所の郵便局で麻生市民館の入場券を取り扱っている。
入場券はおとな2000円(当日2500円)、子ども(18歳以下)500円。問い合わせは電話044(813)0808川崎市男女参画センター(FAX044-813-0864)または044(200)2280川崎市文化室。

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2006年1月22日

すっぽり銀世界:今冬初の積雪

060121snow10_1 1月21日、関東南部では未明から夜まで雪が降り続き、都心では10センチとこの冬初めての積雪を観測した。都心で積雪量が二ケタとなったのは8年ぶり。川崎市麻生区でもすっぽりと白い雪に覆われ、一面の銀世界となったが、休日とあって雪合戦やソリに興じたり(写真)、雪だるまやかまくらをつくって遊ぶ子どもたちの元気な姿も見られた。

フォトニュースを見る>>

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2006年1月19日

「家庭の教育力」高めよう:狛江市PTA連合会が2月5日に講演会やコンサート

狛江市PTA連合会(善養寺大作会長)が2月5日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで「家庭の教育力向上」をめざし講演やパネルディスカッション、ミニコンサートなどのイベントを催す。

このイベントは、親たちに子どもたちのことを考える機会にしてもらおうと「子どもたちの夢を実現するために」と題して初めて催すもの。
当日は午後1時から、狛江市立第四中学校合唱部、都立狛江高校箏曲部によるミニコンサートに続いて、NHK解説員の早川信夫さんが「みんなで楽しく学校参加」と題して基調講演、元プロレスラーで「坂口道場」代表の坂口征二さん、俳優の岸田敏志さんらによるパネルディスカッションを行う。
定員は先着700人で入場無料。
問い合わせは電話090-1439-7123善養寺さん。

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2006年1月12日

川崎フロンターレ鈴木達矢選手が阿部川崎市長を訪問:トップチームへの昇格を報告

06011201 サッカーのU—16、U—17日本代表で川崎フロンターレユース所属の川崎市立高校3年生鈴木達矢さんが、1月12日に川崎市庁舎を訪れ阿部孝夫市長に2006年シーズンからトップチームに昇格することを報告した。

写真(上から)=市長公室でトップチーム昇格を話す鈴木選手(左)、市長と握手、同行の担任北嶋教諭、鈴木選手、阿部市長、高橋校長(左から)、緊張した面持ちの鈴木選手

06011202 鈴木選手は緊張した面持ちで「新人なので一生懸命やってレギュラーとして試合に出られるよう頑張ります。目標は(ポジションが同じ)谷口選手です」と抱負を語ると、阿部市長は「競争してレギュラーを獲り、日本代表になれるようがんばって下さい」と激励した。
続いて行われた質疑応答で、自身の得意とするプレーについては「守備でボールを奪うこと」と自信のほどをのぞかせた。あこがれの選手は、プレースタイルが似ているFC東京の今野泰幸選手。中学2年時にプロに06011203_2 なること本格的に意識して練習に取り組んできたというが、ユースの監督からトッ プチームへの昇格を告げられた時は「小さいころからの夢がかないとてもうれしかった。真剣に考えて決めた」とややはにかんだ表情。表敬訪問には、高橋靖之同校校長、担任の北嶋範生教諭も同行、年代別日本代表に選ばれても鼻にかけず、明るく真面目な学校生活を紹介した。

鈴木選手プロフィール

06011204 鈴木選手は、川崎市幸区出身で塚越中学から市立川崎高校へ進学。1988年2月生まれで17歳、身長170cm、体重63kg。
兄の影響で幼稚園年中時代にサッカーを始め、地元リバーFCに所属しながら小学5年時に川崎フロンターレサッカースクールに入り、中学からはフロンターレユース(U—15、U—18)に所属していた。ユースチームでは守備的MFとして活躍し、年代別日本代表として海外遠征で出場経験を持つ将来有望な選手。
高校1年のころからトップチームの練習にも時々参加、2005年にはサテライト試合にスタメン出場経験したこともあり、2005年10月に昇格内定が発表された。フロンターレが小学生サッカースクール出身でトップチームの選手となるのは初めてのケース。契約期間は2006年2月〜2007年1月。

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2006年1月 8日

狛江多摩川ロードレース:健脚自慢の172人が走り初め

06010801 狛江多摩川ロードレース(狛江市・狛江市教育委員会主催)が1月7日、狛江市の多摩川堤防上の道路で催され、172人のランナーたちが健脚を競い合った。この日は連日の寒気がゆるみ、風もほとんどない絶好のコンディション。小学生から熟年までのランナーたちは新春恒例の走り初めを楽しんでいた。

大会の結果を見る>

0601080206010805 この大会は、狛江多摩川ロードレース大会の名で市民ランナーに親しまれ、ことしで36回目を数える。また、16年前からは狛江市民スポレク・フェスティバルの一環として開かれるようになった。
レースは、通称五本松をスタート地点に上流へ走って折り返すコースで、2km、5km、10km(5kmを2往復)の3種目で年齢別に分かれてタイムを競う。
結果は、太田丈児さん(写真右)が5kmと10kmの2種目とも、2位に大差をつけて昨年に続き優勝を飾った。また、10kmの一般女子の部では、徳山章子さん(写真左)が昨年より2分余りタイムを短縮、2連覇を果たした。
現在は藤沢市に住む太田さんは「2年前まで狛江に住んでいたけど、みんなに会うのが楽しみで参加しています。このレースは景色が良くて気楽に走れる。きょうも風もなく走りやすかった」とうれしそうに話していた。

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狛江多摩川ロードレース成績

狛江多摩川ロードレース成績 (文中敬称略)

<p><p><p><p><p><p>roadrace</p></p></p></p></p></p>
2kmの部
小学校低学年男子
1 中出圭威 緑野小 08分47秒
2 斉藤雄仁 調和小 09分09秒
3 梅田悠史 和泉小 09分22秒
4 中田佳来 和泉小 09分38秒
5 浅野拓来 和泉小 09分54秒
6 徳永魁人 緑野小 09分57秒
小学校低学年女子
1 霜田美雪 緑野小 10分21秒
2 下寺はづき 緑野小 10分27秒
3 小川真莉紗 狛江六小 10分40秒
4 石本みなみ 和泉小 11分03秒
5 有さわゆみ 狛江一小 12分17秒
6 石本わかな 和泉小 12分28秒
小学校高学年男子
1 渡辺将悟 狛江三小 08分09秒
2 柏木奨愛 緑野小 08分10秒
3 小野寺幸治 和泉小 08分18秒
4 村田智司 緑野小 08分20秒
5 ガリード大樹 和泉小 08分29秒
6 中村拳人 緑野小 08分31秒
小学校高学年女子
1 石黒薫 狛江三小 09分09秒
2 下寺くるみ 緑野小 09分33秒
3 石黒真希 狛江三小 10分03秒
5kmの部
中学生男子
1 斉藤真輝 狛江一中 21分21秒
2 児玉洋 狛江一中 22分05秒
3 白柳英孝 狛江三中 22分26秒
4 岩田哲秀 狛江三中 22分26秒
5 寺浦純輝 狛江一中 23分34秒
6 児玉彦士 狛江三中 23分41秒
中学生女子
1 小川詩織 狛江二中 24分07秒
2 井上涼 狛江一中 24分47秒
3 石井菜々美 狛江一中 25分26秒
4 松下友香 狛江一中 27分18秒
一般女子
1 原人三 21分30秒
2 広川とみ江 21分48秒
3 笠井里津子 23分12秒
4 橋立真由美 25分23秒
5 平沢佳子 26分10秒
6 ガリード智恵子 26分21秒
一般男子
1 太田丈児 電力中央研究所 16分38秒
2 築山佳明 18分29秒
3 赤木真哉 06分00秒
4 辻川昇祐 20分18秒
5 木田宇太郎 20分22秒
6 金森吉昭 狛江健走会 21分25秒
一般男女(60歳以上)
1 小林照雄 狛江健走会 20分41秒
2 住谷哲夫 21分21秒
3 石川幸二 八千代銀行 22分03秒
4 江川久秋 23分20秒
5 有馬祐三 23分51秒
6 竹下定雄 26分18秒
10kmの部
一般男子(40歳以下)
1 西陸欣哉 41分07秒
2 徳山弘行 41分29秒
3 中尾和宏 44分09秒
4 真山昌 53分31秒
5 伊田徹士 53分43秒
一般男子(40歳以上)
1 太田丈児 電力中央研究所 36分09秒
2 葉山明英 40分02秒
3 市川敬三 40分20秒
4 川手進 八千代銀行 42分34秒
5 赤木真哉 42分42秒
6 笠井誠司 43分14秒
一般女子
1 徳山章子 45分31秒
2 平沢康子 48分45秒
3 小川朋子 50分42秒
4 伊田順恵 56分44秒
5 武井弘子 59分42秒

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2005年12月31日

川崎麻生ロータリークラブが青少年ゴルフ教室を開催

051231gorufu1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が12月27日、子ども達を対象に百合ヶ丘カントリー倶楽部で初のゴルフ教室を開き、参加した21人の子どもはプロからクラブの握り方や構え方などゴルフの基礎を学んだ。

写真=プロの指導で短いクラブでボールを打つ子ども

若手女子プロの活躍で話題となったようにゴルフを始める年代が大幅に下がっているなか、同RCクラブが青少年健全育成の一環として「ゴルフの楽しさを知って、マナーも学んで」と催した。会場の百合ヶ丘カントリーは同RC会員でティーチングプロの森茂則さんが経営、麻生区近辺では数少ないジュニアスクールを開いており、子供用のクラブも揃っており子どもたちを教えるのはお手のもの。
051231gorufu2 参加した小学1年生から中学3年まで子どもは、スクール生5人を除いてほとんどがゴルフは初体験だったが、森さんをはじめ井上明プロ、新井好昭プロが足の立ち位置、クラブの握り方、スイングの振り幅などをていねいに解説、時には子どもたちの体に触ってマンツーマンに近い指導をした。はじめはティの上に載ったボールに触れるのが精一杯だった子どもも、1時間30分の教室で150〜200個のボールを打つうちに飛距離が徐々に伸びっていった。
ゴルフ好きの祖父母を喜ばせるためお正月に家族そろってコースに出る予定という麻生区白山の松田浩成君(15)、晃徳君(14)兄弟は、初体験にもかかわらず持ち前の運動神経で100ヤード近くまでとぶようなり「とてもおもしろかった。コースに出る前にまた練習に来ます」とすっかりとりこになった様子。小学2年からスクール生として通っている多摩区三田の西川珠未さん(中学2年)は「昔習った基本を復習できてとてもよかった」とにっこり。
指導者の森さんは「子どもは指導者の言うことを素直に聞き、クラブの重みにまかせて自然体で振るので形も良くなり上達が早い」と話していた。

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2005年12月24日

枡形こども文化センター集会室がクリスマス用に飾り付け:地域に貸し出し人気

051224masugata1 川崎市多摩区の枡形こどもセンター(渡辺行祥館長)が、12月18日から25日までの間、集会室をクリスマス向に飾り付けして地域の子ども会などに開放、人気を呼んでいる。

写真=集会室で開かれた乳幼児のイベント「遊びの広場」

Photo_1 集会室は、一方の壁に天井から裏打ちした黒い紙に蛍光塗料で描いた動物や妖精などを描いた高さ3m幅6.5mの大きな絵が壁一面に飾られ、絵が浮き立上がるように青い蛍光灯でライティング、窓は色セロファンで作ったステンドグラス、天井からはセロファンで作ったシェイドーを10数個ぶら下げ、暗幕を兼ねた黒いカーテンには星や靴下などの絵を貼り付けている。床の白いツリーはモールで飾られサンタクロースの人形を置き、メルヘンムードが満点。
Photo_3 この絵は、絵画好きの元館長・作山隆一さんがこ文や学童保育の子どもがクリスマスイベントとして楽しめるようにと、2000年に描き、館にプレゼント。ステンドグラスとシェイドは当時の職員が学童保育の子どもたちなどと一緒に作った。
同館では、これらの作品を生かそうと、開館時から臨時職員などをしている丸山祥子さんらが毎年3、4日かけて飾り付けを行い、館の広報紙で地域の子供会などに利用を呼びかけている。飾り付けは、メインの大きな絵を隔年使用するなど細かい気遣いをしており、利用の子どもたちに好評という。
Photo_6 一般の貸し出しに先立ち、16日には「子育てを考える会 グレープ」(寺田早苗代表)が運営する乳幼児のフリースペース「あそびの広場」が利用。この日は乳幼児34人とその母親が参加し、グレープの寺田さんらのリードで新聞紙を切って雪遊びをしたり、多摩区絵本の会に所属する「読み聞かせ たまちゃん」(山田信恵代Photo_7 表)の中村敬子さんらがクリスマスにちなんだパネルシアター「10人のサンタ」などを演じてクリスマスムードを高めた。フィナーレに、シェイドーと青い蛍光灯の薄暗い光の中でサンタに扮した職員が子ども達にプレゼントを配り始めると、カメPhoto_9 ラで絵をバックにわが子とサンタの写真を撮るお母さんが多かっ た。初めて参加した母親は「ファンタジックな絵で、全体にきれいにディスプレーされていて楽しかった。子どもが幼いので覚えているかどうかわからないけど、記念写真はばっちりです」と笑顔で語っていた。

写真=飾り付け全景、蛍光灯の光に浮き上がる絵、雪遊び、読み聞かせ、プレゼント

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2005年12月14日

狛江市のむいから民家園で小学生らが障子の張り替え作業

05121306syoji新しい障子で新年を、と狛江市立古民家園(むいから民家園・狛江市元和泉2-15-5)で12月10日、小学生やボランティアなど12人が参加して古民家の障子の張り替えが行われた。
写真ニュースを見る>

3人の小学生を含むボランティアは、同市西野川の内装業曽根嘉七さんの指導で午前9時半過ぎ、1年のほこりを吸い込んで黄ばんだ障子16枚をはずし、水をかけてぬらした紙をはがし、さんに残った紙やのりをていねいにぞうきんでふいた。
続いて曽根さんからのりのつけ方や紙の張り方、はみだした紙の切り方などについて細かく手ほどきを受けて、障子張りに挑戦。初めて体験するという小学生だけでなく、おとなのなかにも久しぶりという人が多く、のりが平均につかなかったり、大きな障子紙をしわができないように張るのに四苦八苦。「うまくいかないもんだねえ」という声があちこちで聞かれた。
それでも3時間ほどで全部を張り終わり、参加者たちは真っ白になった障子に満足げな様子で見入っていた。

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2005年11月27日

親子で手打ちうどんに挑戦:12月にも年越しうどんの講習会

05112703udon伝統の味を親子で習おうと11月19日、手打ちうどんの講習会が川崎市多摩区の稲田小学校で開かれ、参加した15組38人の親子は真剣な表情でうどん作りに挑戦していた。

手打ちうどん作りの写真を見る>

この講習会は稲田第三地区社会福祉協議会青少年福祉部(兼子勝利部長)が、親子そろってもの作りの楽しさを知ってもらおうと武蔵野手打ちうどん保存普及会川崎支部(池田輝夫支部長)の協力で地区内の子ども会などに呼びかけて開いたもの。
普及会の山田敏徳さんら6人が先生になり、同小の家庭科室で小麦の地粉500gを使い手で軽くこねた後、足で踏みめん棒で少しずつ延ばし包丁で切るまでの昔ながらのうどん作りの作業を2時間がかりで手ほどきした。
05112702udon子どもたちは小麦粉をこねたり延ばしたりするのが粘土細工みたいで楽しいと喜んでいたが、親の方はぜひわが家でおいしい手打ちうどんをと真剣な表情。講師に熱心にコツを聴く姿があちこちで見られた。
昔は体重が重い人ほどコシのあるうどんが作れるとされたため女性は子どもを背負って作業を行ったとの話が披露され、講師に促されて、子どもを背負ったり、姉妹で背中合わせに押しくらまんじゅうのように踏みしめる光景も見られた。粉を寝かしている間には、講師が作ったうどんを試食、「表面がつるっとしてコシがあっておいしい」と大好評。
この日は料理の講習会のわりには男性の参加が多く、息子の颯君と参加した大貫博さんは「これまで本で勉強して何度かチャレンジしたが、実際に教えてもらい粉のかき回し方や踏み方がよくわかった。家でまた作ります」と話していた。

12月11日に市立高津高校で講習会

かつて川崎や武蔵野一帯の水の少ない地域は小麦の産地として知られ、そばよりもうどんを食べる人が多かったといわれる。手打ちうどん保存普及会は、そうした地域の食文化を伝え、市民に関心を持ってもらおうと、2001年に川崎支部が発足、市内の各地で講習会を開いている。
この日も土地の味を知ってもらおうと、東京多摩地区で作られた小麦粉を使った。
同会では12月11日に「年越しは手打ちうどんで」と高津区の市立高津高校で講習会を午前10時と午後1時半の2回催すことにしており、現在参加者の申し込みを受け付けている。
参加費は1000円で定員は各先着20人。申し込みは電話044(987)9149北條さん。

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2005年11月25日

麻生市民館で男女参画セミナー:各界で活躍する地域住民が講師

川崎市の麻生市民館が、弁護士の福島瑞穂さんや区内の農業者など各界で活躍する地域住民を講師に男女参画について考えるユニークな連続講座が11月26日から始まり、参加者を募集している。

「男女共同参画セミナー 地域から人間学事始め」は、時代の流れや先行きが読み取りにくい現在、男性も女性も地域で育みあい認め合いながら暮らせる社会に目ざすことを目的にした講座。日程は11月26日から2006年2月11日までの土曜日または日曜日の10回で、時間は原則として午後2時〜4時(12月18日と24日は午前10時〜正午)。会場は麻生市民館と生涯学習財団新百合分室会議室(新ゆり21ビル)。定員は25人(回によって50人)。参加は無料で(材料費などは実費)連続でも2、3回でも可能。申し込みは葉書、FAX、E-mailのいずれかで①氏名 ②郵便番号、住所 ③電話・FAX番号 ④参加する回を記入し〒215-0004 麻生区万福寺1-5-2麻生市民館社会教育振興係 電話044(951)1300  FAX 044(951)1650  E-mail   [email protected]へ送付する。

講座の日程と内容、講師は次の通り
○1回 11月26日=「学びへのエクササイズ」オリエンテーション/こんにゃく体操で心と身体のこりをほぐして語る
    講師=元こんにゃく座代表 竹田恵子さん
○2回 12月4日=「今、日本の社会の現状は?」多様性を理解し、私たちは何を再構築しようとしているのかを考える
    講師=東京工業大学大学院助教授 土場 学さん
○3回 12月18日=「男女共同参画社会を創り続けて行くために」戦後60年を経た今、歴史を振り返り、私たちに何ができるかを考える
    講師=和光大学人間関係学部教授 井上輝子さん 
○4回 12月24日=「万福寺人参でクリスマスケーキづくり!」地域の農業者の暮らしを学び、麻生特産の万福寺人参を掘り、ケーキづくり
    講師=農業者/洋菓子研究家 仁位京子さん
○5回 1月15日=「男性の視点から-もっと自由になろう」偏りのない柔軟な発想を手に入れ、ジェンダーフリーを考る
    講師=学習院大学「身体表象文化学プロジェクト」研究員 田中俊之さん
○6回 1月22日=「身近な地域の市民活動から−地域と自分を見した男たち」会社人間が地域で場を持つことから何が始まったか?
    講師= おやじ考(矢澤耕一さん・ 北島信夫さん)、白山おやじの会(岡部佳文さん)西生田おやじボーイズ( 塩川孝さん)、虹ヶ丘おやじの会        
○7回 1月26日=「身近な地域の市民活動から—こころざしと情熱を自分らしくいかす女たち」 女性は学びと活動をどうつなげてきているか
    講師=多摩川と語る会代表・せせらぎ館館長 田中喜美子さん/さんざし代表 武村桂子さん
○8回 2月1日=「身近な地域の市民活動から— 年金の仕組みや制度を通して」 麻生から発信し、活動を続けてきた力を学ぶ
    講師=ぷらす1(代表 津田好子さん) 
○9回 2月4日=憲法を学ぼう−「みんなの憲法24条』を中心に、一人一人を大切にする社会と法律や制度を学び、考える
    講師=弁護士 福島瑞穂さん
○10回 2月11日=「学びを振り返り明日を考える」互いを尊重し、人生の様々な転機をしなやかに乗り越えていこう
    講師=交渉中

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2005年11月13日

麻生区少年野球フェスタ:桑田投手のコーチに大喜び

05111501kuwata楽しみながら野球の基礎を学んで——現役のプロ野球選手やコーチ、OBが指導する第1回麻生区少年野球フェスティバルが11月13日、川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターふれあいの丘で開かれた。会場には区内の学童野球チームに所属する小学生や野球初心者の親子など約150人が参加、同区在住の巨人軍桑田真澄投手らがボールの投げ方や受け方、野球の基礎をていねいに指導、子ども達は真剣な表情で学んでいた。

写真=子どもに指導する桑田選手(上)、捕手の構え方の指導をする江藤省三さん(下)

野球フェスティバルの写真を見る>

フェスタは同区王禅寺東の元プロ野球選手・コーチの江藤省三さんが理事長を務める「ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)」と水処理センター内に併設されるスポーツ施設などの管理を行う「麻生環境会」(鈴木有理事長)の区内の二つの特定非営利法人が主催、麻生区子供会連合会、麻生区少年野球連盟、川崎市教育委員会が後援した。江藤さんは1966年に巨人軍に入団、中日に移籍し代打として活躍し、巨人、千葉ロッテ、横浜ベイスターズでコーチとして活躍。野球を通じて青少年の健全育成をと昨年12月にJBBA を設立、また来年から活動する社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」のジェネラルマネーシャー兼監督に就任、野球界の活性化活動を行っている。051115yakyuu1_1
講師は、江藤さんのほかテスト入団した大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)で1960年に完全試合をした投手・島田源太郎さん(66)、1984年ドラフト1位で日本ハムに入団し1988年に防御率1位になった投手・河野博文(43)さん、1985年に巨人に入団し今シーズンから内野守備走塁コーチとなった上田和明(43)さんのOB選手に加え、特別ゲストとして桑田投手も1時間だけ参加した。
この日は、区内の学童野球チームの多くが試合に参加していたため予定より30分繰り下げて午後12時30分から開校セレモニーが開かれ、小林時治麻生区少年野球連盟会長、山崎優麻生区子供会連合会長のほか斉藤隆麻生区長などが出席、主催者のあいさつの後、江藤さんが講師の略歴を紹介。子どもたちはまずグランドいっぱいに広がってキャッチボールを行い、桑田投手らが1組ずつ見てまわった後、「キャッチボールの基本は相手のことをを考え胸元に投げ、受ける」「ベルトより上のボールはグラブを上向き、下の場合は下向き構える」などわかりやすく説明、足の位置や構え方子どもたちの身体に触れてフォームなどを実地指導。その後、ポジション別に分かれ、投げ方、フライやゴロの受け方、応用編として走者が出た場合のボールの投げ方などを約3時間指導した。
会場には、試合を終えてユニフォーム姿のまま途中から参加する子どもや主催者に声をかけられ散歩の途中の親子や兄弟も混じりなごやかなムード、終了間際に妹と参加し閉会式後に江藤さんとキャッチボールをした二階堂太郎君(小学5年)は、「遠くまで投げられるるようになった」と感動していた。男子に混じりみどり少年野球でセカンドを守る野球少女の太田千陽さんは「桑田投手にフォームを教えてもらいすごくわかりやすかった。野球がもっと好きになった」とにっこり。
主催者の鈴木有さんは「ていねいに指導と子どもがいきいきしていてよかった。試合の関係で参加者がやや少なく心配していたが、講師からは『やりやすい人数だった』。今後も続け、地域に根付かせたい」とほっとした表情。江藤さんは「子ども達が一生懸命で楽しかった。シーズンオフにならないと講師が集まりにくいので開催時期が限られるが、できればここで毎年開いて定着させ、市内の他地域でもやりたい」と話していた。途中で帰った桑田投手は「子どもには基本とちょっとしたコツで伸び、どんどん応用ができるようになる」とにこやかに語っていた。

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2005年11月12日

狛江消防少年団:夜の街歩いて「火の用心」

05111202bouka秋の火災予防運動初日の11月9日、狛江市消防少年団の火災予防パトロールが行われ、30人余りの小学生などが拍子木に合わせて「マッチ一本火事の元」などと叫びながら、火の元への注意を呼びかけた。

このパトロールは同少年団が毎年、火災予防運動の一環として行っているもの。
団員たちは狛江消防署に集まり、そろいのはっぴを着て同署を出発、仙川通りを経て狛江市役所前、狛江駅北口、本町通り、一中通りから同署に戻るコースで約1時間にわたって夕方の街を歩き、声をそろえて道行く人に防火を訴えた。通行人のなかには「かわいいね」「火の用心なんてなつかしいねえ」などという声が聞かれた。

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電力中央研究所の一般公開:狛江市民祭り関連イベント

狛江市民祭りの関連イベントとして11月12日午前10時から午後4時まで岩戸北の電力中央研究所の一般公開「なるほど発見 わくわく体験」が行われる。
主な催しは、市内の中学生の吹奏楽演奏、野点、模擬店のほか「地球温暖化として私たちにできること」(午後1時)、自然エネルギーを使ったムシバトルや自動車走行などの遊び、光ファイバーを利用してフルーツ電気や色の不思議体験などの実験が体験できる。
問い合わせは電話03(3480)2111電力中央研究所狛江運営センター。

関連記事=狛江市民祭り:13日に第一小学校など4会場で開催

2005-11-12 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年11月 8日

麻生区の柿生小で自然エネルギーの出前講座

051108kakiosyou1川崎市麻生区片平の柿生小学校(十鳥良二校長)で10月25日、「自然エネルギーが学校にやってくる」と題した出前講座が開かれ、5年生全3クラス85人の児童が太陽光で作った焼き芋やゆで卵を試食、ソーラーパネル付きのおもちゃの自動車を動かし、楽しみながら太陽光発電などについて学んだ。

同校は2003年に校舎を全面立て替えた際、太陽光発電装置を設置している。また同区では、地球環境保全に向け自分の住む地域でできることをと2002年に麻生区自然エネルギー活用促進実行委員会(飯田和子委員長)を結成、区制20 年記念事業として2003年に庁舎屋上に太陽光発電装置を設置し活用促進事業を展開、昨年ソーラークッカー、燃料自動車、ソーラーおもちゃなどを購入し、区内の小学校で出前講座を行うなど自然・省エネルギーの啓発活動を積極的に行っている。
この日は、同委員会の会員10人が講師やサポート役として同校に出向き、環境をテーマとした5年生の総合学習の時間にあたる3時間目と4時間目に行われた。授業はまず、同校の特別活動室でパワーポイントを使って「地球温暖化と自然エネルギー」について温度があがると水没して住めなくなる地域がでてくることなど、小学生にもわかりやすい内容の講義を約20分行った後、屋上に移動して自然エネルギー実用の「おひさまと遊ぼう」が行われた。
屋上では、委員がおひさまエネルギーボックス、ソーラー燃料電池自動車の実験・おもちゃセットの実演、ソーラークッカー(太陽光調理器)の仕組みを説明。クラスごとに分かれておもちゃの自動車で競争したりイルミネーションの点滅などを体験、約40 分で出来上がったやきいもなど試食、太陽光を威力を味わった。参加した子どもたちは「おもちゃもおもしろかったけど、料理ができるのに驚いた」などと感想を述べていた。
飯田委員長は「子どもたちは理解力が高い。きょうは、お天気に恵まれいっしょに楽しめた。機材もそろって出前講座のノウハウができたので区内の16小学校全部にまわりたい」と話した。
授業の写真ニュースを見る

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2005年11月 3日

川崎市の公式HP内に「Kawasaki Kids Times」創刊:k-pressの指導で市内の小・中学生14人が取材・編集・制作

8221jpg川崎市内の小・中学生が川崎の街や人を取材し、記事と写真で紹介するサイトを制作して発信する「Kawasaki Kids Times」(かわさき・キッズ・タイムズ)が11月4日に創刊されます。

写真=コンピューターで学習(上)、取材中の子ども(下)

川崎市の公式ホームページに設けられた「こどものページ」 内のコンテンツ(番組)のひとつとして運営され、創刊号には「アジア起業家村」「かかしまつり」「川崎市フルーツパーク」「川崎フロンターレ」の4本の記 事が掲載されています。取材から制作までのすべて子どもの手で行われたサイトが行政のホームページに掲載されることは珍しく、各方面から注目を集めることに なりそうです。「Kawasaki Kids Times」は、市が制定した「子どもの権利条例」を実現する行動計画「子どもの意見表明・参加」として位置づけられた新規事業のひとつです。子どもが見たり、聞いたり、調べたりした情報を発信する技術を身につけることを目的に、川崎市市民局人権・男女共同参画室子どもの権利担当が催した「インターネット新聞をつくろう」に参加した小学5年生13人と中学2年生1人が制作しました。タイトルやロゴも意見を出し合って決め、子どもたちの感性や思いが込められています。
830_28月22日から10月23日までのべ13回開かれた講座は、夏休み中に基礎編、9月と10月に応用編に分けて行われました。
取材とサイト作りの指導は、川崎市と狛江市を主な対象エリアにインターネット新聞を発信しているNPO法人「k-press」のスタッフがあたり、川崎の市民活動団体やボランティアグループのホームページ制作のお手伝いをしている「Webかわさき(http://www.web-k.jp/)」がコンピューター指導のサポート役を担当しました。
参加した子どもたちのほとんどはサイトを作るのは初めて。基礎編では、インターネットやホームページ、取材の心構え、カメラの操作法などについての基礎知識を市立川崎商業高校のコンピューター室で学びました。続いて、全員が幸区の夢見ケ崎動物公園に出かけ、一眼レフタイプのデジタルカメラや望遠レンズを使って動物の写真を撮影、飼育担当者から話を聴くなど、記者活動を体験しました。この取材をもとに、商業高校のコンピューターを使って記事の執筆、写真の加工、サイト作りを行いました。子どもたちが初めて作成したページは、「創刊準備号」として14人それぞれが記事を書いた「夢見ケ崎動物公園に行ってきました」という名称ですでに「こどもページ」にアップされています。

フロンターレ我那覇選手のインタビューやフルーツパークなどを紹介

後半は、基礎編で覚えた知識をもとに「創刊号」の作成が行われました。参加者が希望する取材テーマを選んで4つの班に分かれ、現地に出向いてイベントや施設を取材、フロンターレの我那覇選手や関塚監督、ベトナム人起業家にインタビュー、写真撮影も行いました。続いて、幸市民館日吉分館で(株)富士通の協力で借りたノートパソコンを使って記事、写真、イラスト、サイト制作などの役割を分担し、サイト内のカットの一部もコンピューターで描いており協力し合って作り上げました。
今後は、講座に参加した有志の子どもたちで第2号を作る計画もあり、子ども記者の活躍が期待されます。

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2005年10月29日

麻生区で11月13日に野球フェスタ:元プロ野球選手らが指導

051028yakyu1_2川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで11月13日、同区王禅寺東の野球評論家で元プロ野球選手江藤省三さんやプロ野球のOB選手らが野球の基礎を指導する初の野球フェスティバルが開かれる。

写真=ジャパン・ベースボール・アカデミーの野球教室(右端が江藤さん)

フェスタは野球を通じて子どもたちの健全な心と体の育成を目ざそうと、江藤さんが理事長を務めるNPO法人ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)と水処理センター内のグランドなどの市民利用施設の管理などを行うNPO法人麻生環境会(鈴木有理事長)の区内の2団体が主催、川崎市教育委員会、麻生区子ども会連合会、麻生区少年野球連盟が後援する。
会場は同センター内ふれあいの丘(水処理施設屋上)、時間は正午から午後4時までで、原則として麻生区内に住む小学生とその親が対象。ボールの投げ方や受け方、バットの持ち方やバッテングなどふだん野球に親しんでいたい子にもわかるような野球の基本を江藤さんのほかJBBAに所属するプロ野球OB選手4、5人が指導する。参加は、グラブ持参、運動ができる服装で、無料。雨天は中止。

プロ野球選手OBの江藤省三さんらが設立したNPOが地元麻生区で活動

051028yakyu2江藤さんは、1942年生まれで中京商業(現・中京大付属)のキャプテンとして春・夏の甲子園に出場、慶応大学野球部で2塁種として4季連続ベストナインに選ばれ、1966年読売ジャイアンツに入団。1969年に中日ドラゴンズに移籍し1976年に現役引退した。1981年からジャイアンツのコーチを振り出しに横浜ベイスターズ、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズヘッドコーチを歴任した。
野球人気がやや低迷していることを憂慮し、野球の楽しさ教えファンのすそ野を広げようと、2004年12月に野球界で初のNPO法人を取り、元プロ選手を講師に神奈川県内などで野球教室を開いている。また、NPO活動とは別に本格的に野球に取り組む人向けに来期から活動予定の社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」の監督にも就任、野球界の底辺を広げる活動を行っている。
今回のフェスタは、20年住んでいる同区内で地域貢献をしたいと思っていた江藤さんと、水処理センターの市民利用施設管理以外に同所で青少年の健全育成となる目的にする麻生環境会との出会いで話が進み実現した。
江藤さんは「これまでの経験では、野球場に気後れする人もいるので(今回の会場は)ぴったりの場所。少年野球チームなどに所属していない子どもたちにもぜひ来て、楽しさを知ってほしい。区内には10人を越すプロ野球選手OBが住んでおり、将来はここを拠点に、川崎市内全域で同様の催しを開きたい」と話している。
問い合わせは、電話044(988)1234杉本さん。

写真=夢を語る江藤省三さん

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2005年10月18日

柿生連絡所で高齢者と子どもの陶芸作品展:

051018topugei1_1川崎市の麻生区役所柿生相談所の展示スペースで9月20日から10月20日まで区内の老人福祉施設で催される陶芸クラブに参加する小学生から身体の不自由なお年寄りが制作した作品を展示、人気を集めている。

051018tougei2これらの作品を制作したのは、同区上麻生の介護老人保健施設「つくしの里」入居者17人とデイサービス利用者10人のほか、同所や福祉パルで開く造形教室「みんなのアートクラブ」に参加する小・中学生5人で、合同作品展は初めて。
つくしの里の陶芸クラブは、入居のお年寄りの余暇活動として同区金程の陶芸家坂秀子さんに指導を依頼し昨年4月に始まった。当初は入居者だけの活動だったが、認知症のお年寄りが生き生きする、不自由な手を懸命に動かすなどのリハビリ効果の評判や施設内で展示した作品を見たデイケアに通うお年寄りからの希望で、ことしの夏から通所の人を対象にしたクラブ活動を開始。坂さんが福祉パルあさおで月1回指導している造形教室に通う子どもたちも参加することになり、お年寄りとこどもたちの交流が始まった。
会場には、お年寄りが制作した一輪ざし、マグカップ、色の違う粘土を重ねて作ったお皿などと子どもが制作したキャラクター人形やお面のほか、坂さんの指導を手伝う「みんなのアートクラブ」代表の猪腰協子と子ども母親が作った茶碗など約70点を展示している。051018tougei3
つくしの里では制作者にも作品を鑑賞してもらおうと期間中のクラブ活動日に見学会を実施、初回の9月21日はデイケア利用者14人が散歩を兼ねて訪れた。見学会では、坂さんが抹茶をたて地元柿生の授産施設「があでんららら」のハーブクッキーなどで談笑、いこいのひとときを楽しんだ。
28日は入居者と家族ら5人が同所の車に送られ作品を見学。参加者はきれいに展示された作品にはじめは少しとまどいの表情をみせていたが、自分の作品を見つけると懐かしそうに手にとってゆっくり鑑賞していた。病気の後遺症で右手が不自由となった今井隆三さんは、毎日見舞いに訪れる妻の光子さんの手伝いで初めて制作した取っ手の大きなマグカップをいとおしそうに眺め、光子さんは「ここまでできるようになり、楽しかった。会場で見ると一段と立派に見える」とにこやかな表情で話していた。この日は、柿生小学校の児童も立ち寄り抹茶をたてる手伝いをしてお年寄りたちと交流した。
展示時間は、午前9時〜午後5時。問い合わせは電話044(987)6111柿生連絡所。

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2005年10月10日

たまフォーラムが起業塾を開催

「たま市民生活・文化産業おこしフォーラム」(座長、平尾光司専修大学経済学部教授)が、多摩市民館などで10月26日から1月25日まで創業や事業の経営の実践的な基礎知識を連続で学習する起業塾を開く。

企業塾は、ベンチャービジネス、コミュニティビジネス、カルチャー関連ビジネスなどの起業を考えている人が対象。内容は、起業の先輩に学ぶ、設立・創業の課題、税務・会計基礎知識、ビジネスモデルづくり、ビジネスモデル指導、ビジネスモデル発表・終了式。
定員は20人。定員を超えた場合は市内在住または在職者が優先(起こしたいビジネスの事業案をもとに選考を行う場合もある)。期日は10月26日・11月2・9・16・30日・12月7日・1月11 ・25日の8回。時間は午後7〜8時50分。会場は多摩市民館第1会議室(10月26日・11月2日は多摩区役所6階会議室)。受講料は無料。
申し込みは、10月14日までに氏名(ふりがな)、勤務先・職業、住所、電話、e-mail、起こしたいビジネス・事業の内容を書き、FAX(044-200-3920)またはメール([email protected])で川崎市経済局産業政策部企画課。問い合わせ044(200)2337同局産業政策部企画課。

関連記事=専修大学で「たまフォーラム・オープンカレッジ」

2005-10-10 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

専修大学で「たまフォーラム・オープンカレッジ」:川崎北部の6大学がリレー講座

川崎市多摩区東三田の専修大学120年記念館で10月12日と19日に、地域との共生をテーマに川崎市北部にある6つの大学のリレー講座「たまフォーラム・オープンカレッジ」が開かれる。

主催するのは、「たま市民生活・文化産業興おこしフォーラム」(座長、平尾光司専修大学経済学部教授)と川崎市。同フォーラムは、専修大学、明治大学、日本女子大学、和光大学、聖マリアンナ医科大学、田園調布学園大学のほか多摩区内のNPOや企業、登戸土地区画整理事業、川崎市などが連携して2003年の作られた組織。市民生活を支える新しい都市型サービス産業の誘致・創造や人材の育成に取り組んでいる。
オープンカレッジのテーマは「たまの地域資源を活かしてまちを耕す—地域と大学の共生」で、大学毎に独自の視点でテーマに沿った講座を開く。主催者は、多くの市民が参加しやすいよう時間帯を夕方に設定、会場も同記念館2階会議室と広い場所を確保して受講料は無料にした。
講座の内容は
【10月12日】
○講座1(午後4時30分〜5時50分)文化の息づくまちおこし〜手作りのまちの再生の事例に学ぶ=山本俊哉明治大学理工学部建築学科助教授
○講座2(午後6時〜7時20分)大学と地域における地域福祉の推進=村井祐一田園調布学園大学人間福祉学部地域福祉学科助教授
○講座3(午後7時30分〜午後8時50分)地域産業と密接に関連した医学研究のモデル〜
NPOグリーンヘルスプロジェクトの活動の現況=東海林洋子聖マリアンナ医科大学医学部医学科微生物学教室助教授
【10月19日】
○講座4(午後4時30分〜5時50分)生田緑地の新たな活用を探る=見目洋子専修大学大学院商学研究科助教授
○講座5(午後6時〜7時20分)地域資源の活用・開発とリージョナリズム=内藤辰美日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授
○講座6(午後7時30分〜午後8時50分)スポーツを通した地域活性化(仮題)
=原田尚幸和光大学経済経営学部経営メディア学科講師
申し込みは、当日までに講座の番号(複数の受講可能)と、氏名(ふりがな)
、勤務先・職業、住所、電話、e-mailを書いてFAX044(200)3920川崎市経済局産業政策部企画課へ。問い合わせ044(200)2337経済局産業政策部企画課。

関連記事=たまフォーラムが起業塾を開催

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2005年10月 3日

狛江市で紙飛行機作り教室:小学生らが愛機の飛行に歓声

05100301「ボクの飛行機あんなに高く飛んだよ」−狛江市で10月1日、紙飛行機づくりの教室が催され、参加した幼児から小学生の親子連れなど37人が秋の青空の下を舞う自作の飛行機の行方をうれしそうに見つめていた。

05100303この教室は狛江市青少年第四育成委員会が10年前から開いている人気行事で、毎年参加する親子もいるほど。
午前中に西河原公民館で同市中和泉に住む紙飛行機愛好家の自営業盛合建樹さんの指導で1時間余りをかけて厚紙で長さ20数センチの飛行機を作った。
05100302午後はできあがった飛行機を持ってふれあい広場に出かけ、初飛行に挑戦した。盛合さんからゴムひもの力で飛ばす方法を教わった後(写真右上)、10数メートル先のサッカーゴールめがけて飛ばしたが、なかなかまっすぐに飛ばず、子どもたちは四苦八苦。ようやくゴールに入って「合格」の判定が出ると大喜び。今度は大空めがけて飛ばし、秋風に乗って広場を旋回する愛機の行方をうれしそうに眺めていた。親子連れで参加したお父さんやお母さんの中には、子ども同様に夢中になる人もあり、「簡単そうだけど、長く飛ばすのはすごく難しい」と話していた。
05100305飛ばし方に慣れた後、ストップウォッチで滞空時間を計ったが、なかには気流にうまく乗って10数秒飛ぶ機体もあったが、なかには飛び過ぎてフェンスの金網にひっかかる機体もあり、長いサオで取る光景もたびたび見られた(写真右下)
この教室は、青少年の健全育成のために、子どもたちが親と一緒に同じ事に学び、広場を走り回って楽しい1日を過ごしてもらおうと開かれている。
子どもたちの飛行機を調整しながら盛合さんは「きょうは少し風が強かったが、よく飛びましたね」。武蔵野中央公園で活動している愛好者のサークル「武蔵野ペーパープレーンクラブ」(ホームページ=http://homepage2.nifty.com/musashinoPPC/)に所属し、市内の中学校でも作り方を教えるなど紙飛行機の普及に努めており、「実際に作って飛ばしてみると、航空力学の原理もよくわかる。(最近は)30代から40代の人に愛好者が増えており、奥が深いのでのめり込む人も多いですよ」と話していた。

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2005年9月29日

宮前区のAndanteがことしも連続講座:9月30日から平子ども文化センター

川崎市宮前区平地区を拠点に活動している「平まなびあいグループAndante」がことしも連続講講座を開き、受講者を募集している。

同会は、1981年に高津市民館が主催する「家庭教育学級」を平こども文化センターで開き、その受講生の同区平の堀内由き子さんが作ったグループ。同会で は、心身の成長、教育など子どもを取り巻く問題を中心に、地域の歴史や散策、環境問題などを取り上げ、平こ文で毎年連続講座を企画運営。堀内さん以外のス タッフは入れ替わり、現在は自主講座の受講生が企画運営に加わり、20年を機に、名称を「平こども文化センター母親クラブ」から「Andante」に変え た。
元向丘小学校教師で教育評論家として活躍する村田栄一さんも毎年のように講師として登場、和光大の小沢牧子さんなど市内の著名人や教育評論家の斎藤次郎さんなど名の通った講師もスタッフの熱意で講師を引き受けている。
今回は、「『感じる』〜まなびの扉」をテーマに、宮前区犬蔵のゆりかご幼稚園新井利夫園長や二ヶ領せせらぎ館の田中喜美子館長らを講師に9月30日から12月8日までの金曜日に子ども文化セン ターで7回講座を開く。時間は午前10時〜正午まで、受講料は3500円(7回)。1回のみの参加も可能でその場合は受講料は1000円だが、川崎市市民 局子どもの権利担当の支援を受けた5回目の斉藤次郎さんの講座は500円。3歳以上の幼児の保育あり、おやつ代は1回300円。

 講座の内容と日程

▽9月30日=「子どもたちがくれた宝物」、健爽学園ゆりかご幼稚園園長・新井利夫さん
▽10月7日=「多摩川と語り、川から学ぶ」、二ヶ領せせらぎ館館長・田中喜美子さん(会場は二ヶ領せせらぎ館、10時30分〜)
▽10月21日=「わになって踊れば—ヒマラヤ・ネパール民族舞踊体験」、ネパール舞踊家・岡本マルラ有子さん
▽10月28日=「やさしさ・夢・勇気」、教育評論家・斎藤次郎さん
▽11月11日=「グローバル経済と若者」、日本社会臨床学会運営委員・佐々木賢さん
▽11月18日=「続・憲法はいま」、教育評論家・村田栄一さん
▽12月2日=「『縁をつむぐ』ということ—心流行りの時代に」・日本社会臨床学運営委員・小沢牧子さん

25年を迎え同会では今後も、学びの視点は当初からの子どもの世界や教育、社会や環境、自身の生き方などに向け、新しい出会いを重ねたいので、ぜひ多くの人に参加してほしいとPRしている。
問い合わせは電話044(865)8056堀内さん

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2005年9月15日

麻生区の田んぼでかかしまつり:弁慶など力作が28体

05091501川崎市麻生区古沢の水田で9月10日、テレビや映画に登場する人気キャラクターなどユニークなかかしを展示する恒例のかかしまつり(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)が行われ、親子連れなど約500人が参加した。

ことしは区内の子ども会や体験農業、地域活動グループ14団体のほか有志や個人から、大河ドラマの「弁慶」、映画『ハウルの動く城』の妖精「カブ」、カー ドゲームの「ムシキング」など27体が出品され、審査の結果、金程富士見子ども会が制作した「弁慶」が区子ども会連合会会長賞に選ばれた。
かかしは、9月17日ごろまで同会場に展示されている。

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2005年9月14日

柿の実幼稚園のママさんオーケストラが園外で初演奏

050914kakinomi1_3川崎市麻生区上麻生の「柿の実幼稚園」(小島澄人園長)の園児と卒園児の母親で結成する器楽演奏サークル「どれみふぁ柿の実」(木下真紀子部長)が9月17日、麻生市民館大ホールで午後2時から開かれる「フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサート」に初出演、地域の音楽団体として園外での活動の第一歩を踏み出す。

写真=どれみふぁ柿の実の練習。子どもを抱いて
(右)フルートを吹くメンバーも

午後2時からのコンサートでは、3部「”どれみふぁ柿の実” 音楽とあそぼうよ! みんなあつまれ」に出演、「勇気100%」「シンコペーテッド・クローク」「おもちゃのチャチャチャ」「世界にひとつだけの花」「マツケンサンバ」の5曲を演奏する。このうち「おもちゃのチャチャチャ」は、会場の子どもやメンバーの子どもに舞台参加を呼びかけ、打楽器のカスタネット、鈴、ギロのほかプラスチック製洗濯板やペットボトルの凹凸部分を使って音楽遊びを取入れ、子どもと共に演奏する。またマツケンサンバは、パーカッションメンバーがサンバのステップと踊りを披露するなどひと味違った楽しい舞台を演出する。
今回のコンサートの出演は、乳幼児からお年寄りまで幅広い年代が楽しめるコンサートをめざすフレッシュアンサンブルの代表丸山さんとどれみふぁのメンバーが、同じ住宅地に住んでいたからとんとん拍子に話が進み実現した。
フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサートの記事はこちら

 活動6年目に舞い込んだ園外のコンサートに向け、猛練習

050914kakinomi2_1「どれみふぁ〜」は、園児と係わるさまざまな遊びや催しを企画する小島園長主宰の「ひだまりサロン」が、「子どもに生の音楽を聴かせるため、オーケストラサークルを作りませんか」と園児の母親に呼びかけ、1999年9月に13人でスタート。オケ演奏には人数が足りないため音楽経験者を誘ってメンバーを19人に増やし、その年の12月に初演奏会「クリスマスコンサート」でデビューを果たした。以後、夏のファミリーコンサート、クリスマスコンサート、お別れコンサートと年3回演奏会を開いている。
園児対象の演奏会のため、馴染みのクラシックや子ども向きの映画のテーマソングのほかダンスなどを取り入れたあきない演出が必要。このためパート部会のほか、演奏会の音楽を選曲する企画、楽譜、音響の部会を設け、プログラム、ポスター、衣裳制作もすべてメンバーが分担して行っている。
5年目の2004年、サークルのロゴを作成しそろいのTシャツを作った。同園のサークル活動室「柿の実ぶんぶん」で毎週金曜日に練習を行っている。発足時からコンサートマスターとして音楽指導や編曲も手がける町田市のバイオリニスト徳山真理さん、運営委員を長く務めメンバーから「顧問」と呼ばれて楽譜の準備をする麻生区上麻生の福士陽子さんを中心に、現在、音楽大学卒業者や学生時代に吹奏楽・オーケストラを経験した人や音楽・ダンス好きな20代から40代の36人が所属。4人の子どもを育てる元ジャスドラマー、ラジオ局のディスクジョッキー経験者、音響スペシャリスト、ダンスの指導者などさまざなな才能を持つ人が多い。結婚、出産などで中断した音楽活動ブランクを埋めたいと思っているメンバーが多く、子連れで練習に参加できるため、練習中に授乳したり、出産直前まで参加する熱心な人もおり、6年間で70〜80曲を練習した。
今回の演奏会は、これまでのレパートリーのなかから選曲。どれみふぁにとっては初の大舞台での演奏とあって、出演する20人は、定例日以外にも時間を作り猛練習にはげんでいる。徳山さんらは「地域の音楽活動に参加できるのは光栄なこと。この経験をつないで活動の幅をひろげてたい」と喜んでいる。

写真=お母さんら一緒にパーカッションの練習をする幼児

2005-09-14 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年9月13日

麻生市民館で17日、フレッシュアンサンブルがコンサート:斉藤区長も1日指揮者で出演

050912furesyu1川崎市麻生区を拠点に地域に根ざした活動を行っている「フレッシュアンサンブルかわさき」が、9月17日午後2時から4時30分まで麻生市民館大ホールで10回目のコンサート開く。今回のコンサートは、麻生区文化協会の文化祭洋楽部門参加となり、斉藤隆区長が1日指揮者として出演、大井紀雄麻生市民館長も演奏者として舞台に登る。

フレッシュアンサンブルかわさき(丸山博子代表)は、麻生区の白山中学と川崎市新人音楽会公開オーディションの合格者を母体とした若手音楽家のグループで1995年に結成した。今回のコンサートは「仲間と音楽家たちと 新鮮な出会い」をテーマにフレッシュのメンバーだけで構成するプログラムと地域の音楽団体と連携するプログラムのほか、特別企画のオープニングがあり、幼児から中年までの幅広い年代のプロ、アマが出演する。050912furessyu2_1
オープニングは、麻生文化協会が「音がつなぐ・響きが語る・かがやきの街『麻生』」のタイトルでことし制定された区のイメージソング「かがやいて麻生」を広めるため、「あさおk&kコーラス」が斉藤区長の指揮でこの曲を合唱する。このほか溝の口マンドリンアンサンブル所属の麻生市民館長と山口秀則さんによるユニット「みぞのくちデュオ」がギターとマンドリンで「スペイン風奇想曲」を演奏する。「あさおk&kコーラス」は、この演奏のために結成した区民と同区職員有志の市民合唱団で、丸山さんの指導で7月29日から練習を重ねてきた成果を初めて披露する。
1部「響きと語り合う夢」と2部は「アンサンブルとソプラノの楽しみ」はフレッシュのメンバーが6人が出演。平間沙弥子さんのピアノで「ノクターン第5番」、鈴木智子さんのバイオリン・名越小百合さんのピアノで「バハネラ」、名越さん(ピアノ)が「超絶技巧」より、鈴木さん(バイオリン)、羽場万純さんのビオラ、横溝宏幸さんのチェロで「6つの弦楽3重奏曲作品47」より3曲を、五百沢春奈さんのソプラノ、名越さんのピアノ伴奏で「おつかいありさん」ほかを演奏する。「おつかいありさん」ほかを
3部の「"どれみふぁ柿の実” 音楽とあそぼうよ! みんなあつまれ!」は、地元幼稚園のお母さんらの音楽グループ「どれみふぁ柿の実」がクラシックからはやりの「マツケン サンバ2」を演奏、会場の子どもにも呼びかけて「おもちゃのチャチャチャ」を演奏する。
入場は無料。問い合わせは電話044(989)1338丸山さん。

2005-09-13 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月27日

むいから民家園で子どもたちが小川づくり

050827ogawa4泥遊びで小川を作ろう——狛江市元和泉のむいから民家園(市立古民家園)で8月27日、小学生がどろんこになりながら人工の小川作りを体験した。
写真=溝に入れた土を足で踏み固める子どもたち

050827ogawa2小川づくりは、管理職、専門職に従事する女性たちの奉仕団体「国際ソロプチミスト東京ー狛江」から資金提供を受け、園内に子どもが水遊びのできる空間と昔の景観を作り出そうと、同園運営委員らが行っているもの。
同市岩戸南の建築家・吉田清明さんが、長さ約25m、幅30〜40cmの流れの途中に池状の場所を設けた設計図を描き、運営委員やボランティアらが7月から植栽エリアに溝を掘って防水シートをかぶせる事前工事をした。石を積み上げたところからポンプアップした井戸水が流れ出し、底は水が流れるよう高低差をつけたコンクリート張り、両岸は石積みにする工事はプロの造園業者が担当した。
050827ogawa3昔風の小川にする”工事”は、同園の子どもの行事として参加者を募り、8月から10月までに3回催す。
初日のこの日は、吉田さんら6人のおとなが田んぼの土に使われる「新木田土」100袋を水路に入れ、子どもたちが水を入れながらはだしで土を踏み固めた。子どもたちは初めはぬるぬるした土におっかなびっくりだったが、泥遊びのような作業に次第に熱中、2時間がかりで70平方mの水面に土を入れ終え、土を高く盛った池状の場所にトクサ、ホトトギス、クレソン、スイレンなどを植えた。
父親や兄と参加した中澤かずひろ君(小学1年)は「どろの上を歩くのがおもしろかった」とにっこりしていた。
2回目の作業は9月10日午前10時から小川に橋をかける工事や両岸に水生植物などを植える予定。同園では、現在参加者の追加募集を行っている。
問い合わせ・申し込みは電話03(3489)8981むいから民家園。

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2005年8月25日

ゆりがおか児童合唱団が8月27日に演奏会

050825yurigaoka1川崎市内麻生区を拠点に活動するゆりがおか児童合唱団(山田榮子代表、甲斐千尋団長)が、8月27日午後4時から麻生市民館(川崎市麻生区万福寺1-5-2、小田急線線百合ケ丘駅下車2分)で29回目の定期演奏会を開く。この演奏会は、20回目の「麻生音楽祭」協賛イベントのひとつにとして催される。
今回は、創立35周年記念として作曲家で世界的に著名なピアニスト高橋悠治さんに委嘱した作品を高橋さん自身のピアノ演奏で初演する。

写真=練習中の高橋悠治さん(右)と子ども

050825yurigaoka2演奏会は4部構成で、団員37人と0Gコーラス「コール・リーリエ」、団員の母親らが出演する。1部はヘンリー・パーセル作曲「Sound the Trumpet」とモーツァルト作曲「Alleluja」ほか。2部は創立25周年委嘱作品の林光作曲「世界のなぞなぞ」、3部は柴田南雄作曲「秋来ぬと」で西陽子さんが箏を演奏しOGや母親有志もステージで歌う。4部は創立35年と著名なモダンダンサー石井かほるさんの指導20年を記念し、高橋悠治さん作曲の「ふしぎな国から」をシアターピース形式で歌う。
「ふしぎな国から」は、「いじめによって死んだ子ども」をテーマにした作品。作曲者の高橋さんによると、詩人の藤井貞和さんが兵庫県で起きた校門で子どもが圧死した事件などを題材に書いた6編の詩を死んだ子どもたちが行く学校という設定にした作品で、演奏時間は約20分。050825yurigaoka3
この作品は、石井さんの依頼で昨年同合唱団の定期演奏会を見て子どもの世界をイメージして3月作曲が完成、5月からは練習に定期的に参加している。例年のシアターピースのようにストーリーが展開する作品とは異なり、魂のありようを扱っているため大きな動きは少なく、座って歌うシーンも多く、合唱の基礎ができていないと歌えないような難しい作品だ。高橋さんは「ことばの意味は、いまよくわからなくても、この歌を歌うことでいつか理解できるときが来る」と笑顔を絶やさず練習に参加している。
同団は、子ども時代にひばり合唱団に所属した山田さんが、地域のこどもの合唱の楽しさを知ってもらいたいと当時住んでいた百合丘団地内の集会所で始めた。設立10年目までは地域の合唱祭に出演する程度だったが徐々に合唱技術が上達。いまは子どもの美しい歌声に注目が集まり、ジョイント出演の依頼やコマーシャル出演、海外演奏も行っており小学校の音楽教科書用に付くCDにも採用されるなど幅広い活動を行っており、母子2代の団員もいる。体を動かしリラックスすることで歌う喜びをもっと味わわせたいと、シアターピース形式やミュージカル仕立てのプログラムを取り入れ、舞台衣装は団員の母親らが手作りして毎年夏に定期奏会を開いている。
こうした活動が評価され、昨年は高津区諏訪で童謡記念館館長で作詞家の小黒恵子さんが設立した「花とライオン児童合唱音楽賞」を受賞、この賞金は今回の委嘱作品の費用として使われた。
石井さんは「これまで動くことで声を出させてきたが、歌声で心や魂の世界を表現できたらすばらしいと思う。今の時代にぴったりの内容なので、聴いている人の心に響くような舞台にしたい」と例年に増して熱い指導をしている。山田さんは「天才的な作曲家と著名なダンサーからいただいた貴重な作品。当日はピアノまで弾いて頂き、団にとってはとても名誉なこと。ぜひ、こどもたちの歌声を聴いてほしい」と話している。
入場は無料だが、すでに入場配布券を配っているため、当日券のみとなる。問い合わせは電話044(953)2696牧野さん。

写真=振りを指導する石井さん(左)、練習中の子どもたち

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2005年8月20日

川信本店で8月24日から昆虫展

昆虫の面白さを知って——川崎信用金庫本店ふれあい広場側ロビーで8月24日から26日まで「夏休み特別昆虫展」が開かれる。

社会貢献の一貫として川信職員の同好会・昆虫研究会メンバーが手作りで催すもので5回目。会場には国内や海外のクワガタ、カブト虫、生きたチョウの成虫・ 幼虫・さなぎ、スズムシなど鳴く種をそれぞれ透明のケースに入れて展示する。このほか、標本と壁面にはシルクロードのチョウの生態写真などを展示。
また最終日の26日は、先着30人に先着30人にクワガタをプレゼントする。
展示時間は午前9時から午後4時まで。問い合わせは電話044(220)2254川崎信用金庫情報調査部。

2005-08-20 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b7) 川崎市川崎区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年8月 6日

川崎市高津区の橘SCが、全日本少年サッカー大会に初出場

050806tatibana2川崎市高津区の少年サッカーチーム「橘サッカークラブ」(大貫一彦監督)が、福島県のJビレッジで8月7日から開かれる第29回全日本少年サッカー大会に初出場する。同大会は小学校高学年の数少ない全国大会で、Jリーガーも小学生時代に数多く出場しており、サッカー少年のあこがれ大会。
昨年の同大会はマリノスジュニアが優勝したため、優勝県特典の出場枠2チームルールに当たり準優勝の同チームが参加する。川崎市の少年サッカーチームが同大会に出場するのは、10年前の南百合丘少年サッカークラブに次いで2回目の快挙だ。

写真=大会に向けて練習中の橘SC(上・中)、阿部川崎市長から激励を受けるメンバー(下)

050806tatibana3同クラブは、1994年に高津区子母口小学校を拠点に活動開始、同校周辺の高津区・中原・宮前区の児童110人が所属している。この大会に出場する6年生の選手は、キャプテンの平野健斗君以下23人で、女子選手も一人おりレギュラーとして活躍中だ。
5月から始まった予選の県大会には402チームが参加。橘SCはくじ運にも恵まれて順当に勝ち進み、6月19日の決勝戦で横浜F・マリノスプライマリーと対戦、結果は6対0と完封負けだったが、準優勝チームとして代表入りになった。
橘SCは夏休み入ってからはこの大会に照準をあわせて練習も一段と熱が入り、芝生の公園などでも練習を重ねて本番に備える。
試合でベンチ入りできるのは16人だが6年生選手全員が7日にJビレッジ入りし、試合に出ない選手らは応援要員としてチーム一丸で試合に臨む。
大会は、都道府県代表48チームを12組に分けて一次ラウンドのリーグ戦を行い各組みの1位が2次ラウンドに進出。2次ラウンドは12チームを4グループに分け各1位が決勝トーナメントに出場する。
2組の橘は一次ラウンドで札幌FC(北海道)、山口SS(山口)、宇佐高田FC(大分)と対戦する。050810tatibanasc
大貫監督は「チーム創設12年目で、常に全国大会に出場できるほどの力はないが、ことしはチームの力だけではなく、運に恵まれ全国大会に出場できた。今までの練習の成果を十分に発揮し、川崎市、そして神奈川県の代表として全力を出し切り、悔いのない試合をしたい」と語った。
全国大会出場を前に7月20日は、選手23人と大貫監督、6年生コーチ松山雅彦さん、川崎市サッカー協会副理事長の加藤渉さんが参加して川崎市役所の阿部孝夫川崎市長を表敬訪問、阿部市長から「試合で頑張って下さい」と激励の言葉を受けた。

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2005年7月29日

川崎市麻生区の桐光学園が甲子園出場:3年ぶり2回目

050730toukou5川崎市麻生区片平の桐光学園高校(伊奈博校長)野球部が7月28日、3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。横浜スタジアムで行われた夏の高校野球神奈川大会決勝戦の対戦相手は慶応(横浜市港北区日吉)。今春の選抜甲子園で8強入りした慶応は、全国最多の195校が出場する神奈川県大会で、強豪の横浜、東海大相模を下し春夏連続出場をめざしたが、桐光の2枚看板投手の継投策を前にあえなく敗退した。
麻生区役所では、桐光高校の快挙にさっそく懸垂幕を掲げて応援、29日に激励会が催された。

050730toukou1試合は、初回に1点をあげた慶応が追加点を重ねて前半をリード。桐光は5回裏にようやく1点を入れ6回に2点追加、2点差に迫った7回裏に打者12人の猛攻で一気に6点を加えて逆転、8回にだめ押しの2点の加え、11対5と大差をつけて優勝、甲子園の切符をもぎ取った。8月6日から始まる第87回全国高校野球選手権大会の対戦相手は3日の抽選会で決まる。050730toukou2
同校野球部は学校開校と同時の1978年に創部、強豪ぞろいの神奈川県内で最近自力をつけて頭角を表し、2001年に春の選抜大会、2002年夏の甲子園に出場、今回が3回目となる。夏の大会初出場の2002年は船井剛主将(当時)が大会の選手宣誓を行い、3回戦まで勝ち進んだ。
現在野球部は、野呂雅之監督(44・保健体育教師)のもと、44人の部員が所属、部長は野呂監督の初めての教え子塩脇政治教諭が就任している。川崎市内の高校で甲子園に出場するのは、夏春連覇の経験を持つ古豪・法政大学付属第二高等学校(中原区)についで2校目。
050730toukou6麻生区では7月29日午後4時から麻生区役所ロビーで斉藤隆区長、中島豪一麻生区町会連合会長など約150人が参加し、区民激励会を開催。斉藤区長が「みごとな逆転劇で感動した。深紅の優勝旗をもってきてもらいたい」と快挙をたたえると、野呂雅之監督が「前回も大変だったが、今回は逆転の苦しい試合が続いた。決勝戦も4点のリハインドを逆転してくれた。甲子園でも元気な活躍を見せられるよう頑張ります」と話し、県大会で活躍した19人の選手をポジションごとに紹介、増田仁主将が「これからも応援をよろしく」とあいさつ。麻生区こども会野球大会で優勝した少年野球チーム「若葉会」所属の櫻本祐輔君(長沢小6年)、武田成彦(同)が選手に花束を手渡した後、斎藤区長を始め区内の各団体からお祝いが渡された。050730toukou7
これに対し伊奈校長は「大勢の地元のあつい声援のお蔭で優勝でき、これ以上にない幸せ。ことしの大会は厳しいはらはらドキドキする試合が多かったが、生徒が1試合ごとに精神的に強くなっていくのを身をもって感じ、あきらめることなく強い精神力、チームワークでここまでこれた。甲子園では粘り強い試合運びでがんばり桐光旋風を巻き起こしてくれると思っていますので、あらためてご支援をお願いします」とお礼の言葉を述べた。また、小塚良雄理事長は「麻生に根ざして全国に羽ばたく教育を続けてきてよかった。ぜひ、特別休暇をとって甲子園でもあつい応援をしてほしい」と呼びかけた。会の締めくくりには、麻生区役所野球部の小倉健一郎さんが大声で応援エールのパフォーマンスでチームを激励した。
これに先立ち、川崎市役所でも激励会が開かれ阿部市長は「川崎市民130万人が応援している。深紅の優勝旗を持ち帰ってもらいたい」とはなむけの言葉を贈った。

写真・上から=桐光ナインに花束を贈る少年野球部員、麻生区役所ロビーの激励会、挨拶する野呂監督、伊奈校長(右)にお祝いを渡す斉藤区長(後ろ向き)、選手に応援エールを送る麻生区野球部員(右)

2005-07-29 in 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (1) | トラックバック

2005年7月24日

狛江五小で初の夏まつり:ヤマメのつかみ取りに歓声

050724a01狛江市東野川1丁目の市立第五小学校(藤原孝子校長、児童484人)で7月24日、初の夏まつりが催され、夏休み中の児童約400人と父母など合わせて約600人がヤマメのつかみ取りや木の皮のコースター作りなどを親子で楽しんだ。

この催しは、子どもたちの成長のために学校と地域が協力し合い、夏の楽しい思い出を味合わせようと企画、狛江市と活発な交流を行っている多摩川の源流にある山梨県小菅村の協力で実現したもの。
校庭には長さ約8m、幅約3mの青いビニールシートの即席の池が作られ、小菅村から運ばれてきたヤマメ約300匹が数十匹ずつ放たれた。子どもたちは10数人ずつのグループに分かれ、池に入って歓声を上げながらヤマメを追ったが、元気いっぱいでなかなか捕まらず、なかには勢い余って転びびしょぬれになる子もいた。周りで見物するおとなかからは「頭からつかんで」「両手を使わないと捕まらないよ」などといった指示や笑い声があがっていた。
ヤマメを捕まえた子はビニール袋に入った獲物にニコニコ顔。友達と大きさを比べ合ったりしていた。
この後、腹を割いてくし刺しにしたヤマメに塩をふってもらい、校庭に作られた炭火の炉で焼き、熱々の魚にかぶりついて満足そうな笑みを浮かべていた。
つかみ取りの前には体育館で、多摩川源流研究所の中村文明さんが多摩川の魅力を写真を使って説明、「多摩川は源流の川幅はたった3cmしかないけど、138km離れた河口では500mにもなります」「源流にはまだ人が知らない神秘的なところがあるんです」などと多摩川の魅力を子どもたちにわかりやすく説明した。続いて、小菅村の小泉みつるさんらが、スギの皮を使って編むコースター作りを指導、子どもと一緒に訪れたお母さんも「木の香りがいい」などと話しながら熱心に取り組んでいた。
校庭ではこのほか、綿菓子のサービスや風船つりなども行われた。
夏まつりのアイデアを出したのは、前年度の同小PTA会長でまつりの実行委員会の委員長を務めた千葉桂樹さん。「同小では、冬はもちつきがあるが、夏休みは補習授業しかなく、勉強だけではつまらない。子どもたちに夏の楽しい思い出を作ってやりたい」と、まつりの開催を計画した。個人的に知っていた小菅村の協力も得られたことから、ことし5月に提案、実行委員会を結成し、PTAに加え学校や町会など地域ぐるみで開催することになった。小林委員長は「子どもたちが楽しそうで、ほんとうによかった。来年もぜひ開きたい」と話し、校長も「親子で楽しんでもらえてほんとうによかった。実行委の方たちにすごくがんばっていただいたおかげです。できれば、五小の恒例の行事にしたい」と喜んでいた。

2005-07-24 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , a) 狛江市のニュース, | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年5月30日

創立30周年の宮前区犬蔵小で植樹:四季の花いっぱいに

050530inukura01ことし創立30周年を迎えた川崎市宮前区の犬蔵小学校(佐藤洋子校長、児童数で4月23日、同校教職員やPTA関係者、施設利用者ら約70人が参加して、ヤマブキ、アジサイ、サルスベリ、ツツジ、ハギなど四季折々に花を咲かせる木を植えた。
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この植栽は30周年記念事業の一環。同校は「笑顔がいっぱい、活気がいっぱい、緑がいっぱい」を合い言葉にしており、児童らが作った30周年記念テーマは「未来に飛びたて 明るい仲間 笑顔と緑いつまでも」に決めた。
この言葉を生かし手作りできるものを、と校庭斜面の有効利用として、クマザサに覆われていた北側の傾斜地を植樹場所に選び、同小PTA環境部会の大久保郁夫さんが「個性を持った一人ひとりが手をつないで助け合う」をテーマに植栽のデザインをした。
作業場所は、こう配が約30度もあり身体を支えるのもやっとという急傾斜だったが、佐藤校長らが土砂の崩落を防ぐコンクリートよう壁にへばりつき、幅35メートル、縦7メートルにわたって440本の苗木とユキヤナギ140株を植えた。高い所が苦手な人は、よう壁中段の通路の側溝にたまった約10年分の土砂を片づけたり、土を運搬、約3時間がかりで作業を終えた。
その後は校舎南側の花壇で昼食、児童が制作した30周年シンボルマークの投票も行った。
佐藤校長は「子どもたちの思いを、現役をはじめ学校創設以来の歴代のPTA関係者らが力を合わせ実現でき、すごく感激しています。木が生長して花の咲くのが楽しみです」と話している。

2005-05-30 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年5月11日

ゆりがおか児童図書館で「1日こども図書館」

川崎市麻生区東百合丘の「ゆりがおか児童図書館」(渋谷益左右館長)で5月14日午後1時〜5時から恒例の「1日子どもとしょかん」を催す。

この行事は、同館利用者の小学生高学年のこどもたちなどが、本の貸し出しやおはなし会などを行うもの。午後2時からのおはなし会は絵本「ありのあわわ」「いちにちのさんぽ」「のせてのせて」「たまごにいちゃん」の読み聞かせすばなし「ちっちゃなちっちゃなものがたり」のほか、子どもがつくったパネルシアター「けんたとジョンのにちようび」も披露される。
参加は自由で、問い合わせは電話044(954)1740ゆりがおか児童図書館(月・水・土午後1〜5時)。

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2005年4月28日

とどろき水辺の楽校が30日に開校イベント

多摩川をフィールドに楽しく遊びながら自然を学ぶ「とどろき水辺の楽校」(菅田木一校長)の今年度の開校式が4月30日午前10時から午後1時に中原区の多摩川河川敷で行われる。

多摩川をフィールドに楽しく遊びながら自然を学ぶ「とどろき水辺の楽校」(菅田木一校長)の今年度の開校式が4月30日に中原区の多摩川河川敷で行われる。当日は、酒井昭子さん、村崎幸代さん、深澤得こさんとジュニアリーダーのメンバーの指導で河川敷の野草をつみてんぷらやみそ汁で試食するほか、川で魚を捜す。講師は、酒井昭子さん。参加費は200円。弁当、水筒、敷物、着替え、魚網ビニール袋など持参。
問い合わせは電話044(733)3539鈴木さん。

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2005年4月 9日

麻生区で青少年ポピュラーフェスティバル:中・高校生52人がパフォーマンス

050409-03若さあふれるパフォーマンスを見てと3月26日、麻生区の新百合ヶ丘21ホールで、同区内の中学生と高校生が出演する「青少年ポピュラーフェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が開かれた(写真)

フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと催されたもので、4回目のことしは ダンス部門1、バンド部門11の合わせて52人が動物のぬいぐるみなど思い思いの衣装で熱演した。
今回は初出演団体が多く、なかには2日前に初めて全員の音合わせというグループもいたが、ステージ最後には中学卒業時から4年連続出演している「G-iron」が「このコンサートに参加するのはこれで最後です。ぼくたちのバンドの成長ぶりを聴いて下さい」とオリジナル曲を披露、観客から大きな拍手が贈られていた。
ロビーでは、「音楽練習できる場所がほしい」などと出演団体のメンバーが書いたパネルも展示された。

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2005年4月 6日

狛江市の緑野小が統合で誕生:桜も祝福、開校式と初の入学式

05040602「君たちも1年生、この学校も1年生。きょうからみんなで楽しい学校にしましょう」−2つの学校の統合で誕生した狛江市西野川4丁目の緑野小学校(寺本勇校長、児童609人)で4月6日、開校式と始業式、入学式が催され、ピカピカのランドセルをしょった103人の新1年生が元気に校門をくぐった。

05040601同校は、児童数の減少などに対応するため第二小と第七小を統合、4月1日に開校した。旧二小に建設中の新校舎が完成する(2006年9月予定)まで旧七小の校舎を使う。
05040604この日は、午前8時30分から校庭で在校生や関係者が集まって開校式が行われ、寺本校長に新しい校章をあしらった校旗が望月光三教育委員長から手渡された。校章は「緑」の文字に、前身となる二小の2個のオレンジの円と七小にちなんだ7個の青い菱形をあしらってある。式では寺本校長が校章の意味を説明しながら「みんなで一生懸命、すばらしい、楽しい学校をつくっていきましょう」と児童に呼びかけた。
10時20分からの入学式を前に、父母に手を引かれた1年生が次々と登校、3分咲きのサクラを見ながら元気に校門をくぐった。校門付近では「入学式」と書かれた看板の前で記念撮影の順番待ちの列が見られた。
05040603体育館で行われた式典では、寺本校長が「自分のことは自分でやりましょう。お友達にやさしくしましょう。学校では楽しいことがたくさん待っています。あしたからみんなで元気よく学校生活を送ってください」とあいさつ、担任の先生などを紹介した後、2年生が歌とピアニカを演奏し入学を祝った。
寺本校長は「人数が増えて学校の動きにダイナミックさが出てきた。この日の準備がたいへんだったが、職員全員が気をつかってその場の状況に応じて決めるなど、うまくいったと思う。新しい学校をつくるための、みんなの意気込みを感じます」と話していた。

    写真上から

  • 校門の前には記念撮影の列
  • 三分咲きのサクラに囲まれた校庭で催された開校式
  • 校章の説明をする寺本校長
  • 式場の体育館に入る1年生にカメラの砲列

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2005年3月24日

麻生区で26日、中高生がダンスやバンド競演

川崎市麻生区内の中学生と高校生が出演する「青少年児童音楽(ポピュラー)フェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が、3月26日午後1時から新百合ヶ丘21ホールで開かれる。ことしは、12団体52人が若さあふれるさまざまなパフォーマンスを披露する。

フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと2002年3月に初めて開かれ、小学生から高校生が舞台で音楽やダンスを披露、自分たちが望むまちについてパネル展示で発表し大きな話題を呼んだ。
今回も麻生東地区社会福祉協議会、麻生区主任児童委員会らで実行委員会を結成、出演団体のメンバーも参加して準備を進めている。当日は出演者が交替で舞台進行や司会を担当する。
ダンス部門の出演は、昨年初出演した白鳥中学OBの「笑×笑(わらわら)」のみ。 バンド部門は、中学生4、高校生7の11団体で、トリを務める「G-iron」は中学卒業時から連続4回出演、ことし高校を卒業し今回が最後の出演となる。参加者の多くは友人が出演した過去のフェスタを見て応募した若者や、高校進学後も中学時代の同級生とバンド活動を続けているグループなど。
出演時間は1団体10分で、オリジナルダンス、人気バンドのコピー曲を演奏するが、なかにはロックのオリジナル曲を演奏する団体もある。
また、ゲストとして、新百合ヶ丘駅で時々ストリート・ライブをするプロのユニット「じみ変」が「星ふる夜はあなとと二人で」など4曲を演奏、ダンスグループ「ビバ・コリーガ」「焔舞」が「川崎おどり」と「好きですかわさき愛の歌」をミックスした「イーじゃんダンス川崎」を披露する。
ロビーでは、出演団体のメンバーが書いた「こんな居場所がほしい」のパネルも展示される。入場は無料。
問い合わせは電話044(952)5500麻生区社会福祉協議会。

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麻生ロータリーが麻生川に小学生の美化ポスター

05032401 「お花見のときに川を汚さないで」 サクラのシーズンを前に、川崎麻生ロータリークラブ(蓬田忠会長)が3月18日、小田急線柿生駅近くの麻生川の両岸フェンスに子どもが描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示した。

05032403 麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅ー柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。しかし、川に空き缶やゴミを投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会(碓井美恵子委員長)が9年前から、区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、毎年花見シーズンを前にポスター展示を行っている。
ことしは東柿生小学校5年生102人が、昨年よりひとまわり大きいB3判の用紙に、カルガモや魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんでいる絵や、「川は1つの命」などの環境美化を訴える言葉を添えた作品を製作した。
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18日はロータリークラブの会員17人が、川添いの空き地に集まり、ラミネート加工した全作品を22枚のコンパネ板に取り付ける作業を行ったのち、小型トラックで設置所まで運び、川沿いのフェンスに取り付けた。
今回は、子どもたちの作品に加え、留学生の受け入れや発展途上国の予防接種など世界的な奉仕活動を行うロータリーについての紹介パネルも展示した。
作品は4月18日まで飾られる。

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2005年3月 5日

小田急新百合ヶ丘エルミロードで区内の小学生の防火ポスター展

030505posuta-防火意識を高めてと、小田急新百合ヶ丘エルミロード5階レストラン街の催事場で川崎市麻生区内の児童が描いた防火ボスター展が3月1〜7日まで開かれている。

麻生消防署(松尾茂美署長)が春の火災予防運動がにちなみ、区内の小学校に作品を依頼し、東柿生小学校と白山小学校4年生が描いた52点を展示している。展示作品は、消防自動車、タバコの火、ろうそくの絵などとともに昨年秋の防火標語「火は消した? いつもこころにきいてみて」のほか「火の用心」「火遊びをやめよう」など防火を呼びかける標語が描かれている。
■関連記事=エルミロードで火災予防訓練:消防フェアで音楽演奏も

2005-03-05 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005年2月19日

白鳥中1年生が自分たちで育てたダイズで豆腐づくり:食農教育の一貫

050219toufu1市民ボランティア記者・石井よし子(麻生市民館 社会教育指導員/里山フォーラムin麻生事務局)

2月4日(金)の午後、麻生区の白鳥中学校(鹿内利保校長)のあちらこちらで(調理室、教室、体育館で)大豆の甘い香りが漂っていた。1年生全員(166人)が、女子生徒も男子生徒も一緒になって「みんなが育てた大豆で豆腐づくり」に挑戦していた。
 写真ニュースへ→

麻生区の農家の人たちや事務局の職員と一緒に黒川の畑で2004年7月に種まきして育ててきた大豆だ。昨夏の猛暑を生き抜いた大豆。はたして豆腐になるのだろうか、とみんな一所懸命ひたすら作業を続ける。
前日から水に漬けておいた大豆がミキサーで汁(呉)になった。なべで煮て、さらしで漉(こ)して搾(しぼ)る。また鍋で煮て、にがりを入れて待つこと15分。プルプルになったところで穴を開けた牛乳パックの豆腐容器にいれる。水を切ってパックの蓋(ふた)を取るとしっかり固まっている。
050219toufu2作り始めて1時間半。できたてのほの温かい豆腐をお皿にのせて食べてみる。子どもたちはこわごわと少しずつ口に入れ始め、味や食感を確かめていた。子どもたちは「湯豆腐みたいだ」「私たちが作ったのだからまずいと思っていたけどおいしい」「味が濃いい」「苦い、堅い、それでもおいしい」「甘い」「嬉しいっていうか、感動だよね。最初からやって、畑の仕事もがんばったし」等々の感想だった。漉して残ったおからは何とマヨネーズ和えでいただく。塩コショウでもOK。皆さんもお試しあれ。意外にいける。

◆2004年6月からの体験学習

「みんなが育てた大豆で豆腐づくり」は、2004年度都市農業普及啓発支援事業“The Beans−お豆は畑のお肉−”として、川崎市の農業委員会(会長尾幡英世)と市立白鳥中学校が連携し、食農教育を展開してきたものの一貫で開催された。
食農教育は、川崎市が2003年から新たに始めた事業で、初年度は宮前区の平小学校で行われ、市内の農園の見学や市内産農産物の調理、試食をした。2年目の白鳥中学では、同年6月から中学1年生を対象に、総合的な学習の時間に大豆の栽培から加工までの一連の作業を通し「地域の環境−食糧・植生・農業」の理解を深めることを目的に行われた。
白鳥中学校区にある黒川の汁守神社下の立川昌沖さんの畑(約1800平方メートル)を借り、麻生区在住の8人の川崎市農業委員会、事務局の川崎市農業振興センター農地課の職員、 生徒、教師が協働し、6月から学習と体験が始まった。最初はエダマメのポット藩種、定植をし、大豆の藩種と続いた。8月にはエダマメの収穫。猛暑のなか大豆の中耕、除草をした。10月29日には大豆の収穫、12月3日には大豆を脱穀した。2月1日には大豆の選別。2月1日・2日・3日と豆腐作りの用具や道具の準備が続き、3日の12:00に大豆を水にひたし始めた。4日は女性農業担い手の会「あかね会」(持田あけみ会長)の会員12人来校し、指導にあたった。地元麻生区からは立川悦子さん、森そめ代、梶美恵子さんが参加。あかね会では、白鳥中の中西望介教諭(社会科)、工藤春美教諭(国語科)をはじめ教師と打ち合わせを重ね、横浜川崎地域農業改良普及センターの協力も得て、事前に試作を繰り返したそうである。ゲストティーチャー役の会員は母親のようにやさしく生徒たちに話しかけ、気を配り作業を進めていた。
体育館での閉校式では生徒からのお礼の言葉に続き、一年の担任の工藤教諭は「今とても幸せな気分だ。おいしいものを食べるにはたくさんの人の手がある」。あかね会の持田会長は「私たちが豆腐作りの試行錯誤ができたのも、皆さんのお蔭だと思っている。温かいお豆腐を食べさせたかった。おいしかったと聞いて嬉しい」。県農業会議佐藤さんは「ワインと豆腐は旅をさせてはいけない、という諺(ことわざ)がある。時間が経つとうまみアミノ酸や糖分も減っていく。だから川崎の野菜は川崎で食べていただきたい」農業振興課の大根田正義農業振興センター所長は「農業に力を入れている。麻生区は新鮮・安心・安い農産物が手に入るので、どんどん食べていただきたい」と話した。
 中学に入学して間もなくの一年生が、農業委員会、あかね会、農地課の職員、
そして何よりも教師に支えられて、白鳥中学校ならではの学びの場にいた。
教科学習の枠を超えて、麻生の大地があればこその、地元や周辺の農業者のおじさんやおばさんの暖かい気持ちと生徒たちの素直な心が通じ合っているようであった。

                

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2005年2月12日

子ども夢パーク(高津区)で2月26日、かわさきかるた大会

05021201「川崎市制80周年記念かわさきかるた」の完成を祝うかるた大会が、2月26日午前10時30分〜午後2時30分に川崎市高津区下作延1500-1の「子ども夢パーク」で開かれ、参加者を募集している。

かるたは、川崎の歴史、風土、伝統文化、ゆかりのある人物、事柄などを題材に読み札を市民から公募し、3295人から4258点の作品が寄せられた。郷土史、地名、観光、自然環境などに詳しい専門家などによる制作委員会(委員長=斉藤文夫川崎市観光協会連合会会長)が選考し、2004年末に「生田には 星と太郎の 夢がある」「六郷を 渡れば川崎 奈良茶飯」などいろは44作品が決まった。その後、児童文学作家・工藤直子さんが監修し市内の画家sやイラストレーターなどが絵札を制作し、3月10日から区役所、市内の書店などで発売の予定。
大会は、川崎市と同かるた制作委員会がかるたのお披露目をかね、小学生を対象に催す。午前中は屋内、午後は大判かるたを使って屋外で行う。雨天決行。参加者には豚汁とご飯が出る。定員は100人。
参加希望者は、FAX(044-200-3913)または葉書に、住所、氏名、年齢(学年)、電話番号を記入し〒210-8577市民局市民文化室へ2月21日(必着)までに送る。
問い合わせは電話044(200)2029市民局市民文化室。

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2005年2月 7日

多摩区の生田中学で同窓会と在校生320人が樹木の手入れ

050207ikutyuu01母校の環境を整えようと2月6日、川崎市多摩区の生田中学(橋本英雄校長、生徒数435人)で同窓生や教職員、現役中学生約320人が参加して、校庭に生い茂った樹木の枝下ろしのボランティア活動を行った。

写真・上から=クレーンで校舎近くの幹を伐採、同窓会員、小枝をチョッパーにかける同窓会員と掻き集める在校生
作業

050207ikutyuu02 同校は1947年、新制中学スタートと同時に開校した市内16校のうちの1校。開校当時は、生徒が他校から机を運び、親も参加して校庭の地ならしをした歴史を持つだけに、昔の卒業生は学校への愛着がひときわ強い。開校時にあった木や卒業記念樹が成長し、隣接道路を覆ったり、教室に日が当たらなくなるなど樹木の手入れが行き届かない現状を見かね、同中学同窓会の笠原登会長らが、同窓会活動の一環として樹木伐採をかって出た。
2002年10月に校門付近の一部の樹木の枝下ろしを行ったのを手始めに、2004年1月には造園業を営むOBらがクレーン車を使って校舎西側の樹木の枝下ろしや幹を短く刈りこんだ。そのかいあって、校庭が明るくなり、冬場の霜解けも早くなったという。
3回目のこの日は、熟年を中心に約50人の同窓生やその息子、橋本校長ら教職員24人のほか、学校からの呼びかけで部活に所属する生徒を中心に昨年の倍近い227人が参加。PTAからも大竹薫会長以下約40人が、都合のつく時間に作業に加わった。また寒中の作業をねぎらうため、女性の役員9人が豚汁やおにぎりを作り、参加者にサービスした。
050207ikutyuu03作業は、午前9時からクレーン車3台を使い、校庭南側のマツやヒマラヤスギの枝落としや校舎よりも高くなった木を刈りこんだ。4班に分かれ、部活毎に90分交代で参加した生徒は、父親よりも年上の先輩の手ほどきで落とされた枝をノコギリで切ったり、小枝を軽トラックに積み込む作業などに汗を流した。校庭ではゴミを減らそうと、堆肥にするため葉のついた小枝をチョッパーで粉砕する作業も行われ、OBの農家などに引き取られた。
笠原会長は「同窓生も生徒も昨年以上に参加し、作業も効率よくできた。今後も母校の環境を整える活動を続けていきたい」と話していた。

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2005年1月31日

多摩区役所で2月4、5日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介

市民が調べた江戸時代の宿場町・旧津久井街道歴史マップやごみ集積所の実態調査など、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第3回まちづくりフェスティバル」が、2月4日、5日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階のアトリウム(吹き抜け通路)で開かれる。

フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会に参加する区民58人が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、昨年の活動報告をする。
4日はおとな対象の報告・発表で「まちづくり広場〜こんな活動をしています」、5日は親子を対象に「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する旧津久井街道歴史マップは、文化教育部会が地域の古老などから聞き取った話と、登戸の渡し場から小泉橋までの江戸時代の街道筋にいまも残る北向き観音、水争いの供養塔、文学碑など史跡の紹介や昔の写真をまとめた労作。このほか、区内の防犯マップ、放置自転車対策、福祉散策マップ(向ヶ丘遊園〜広福寺コース編)、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介、どんど焼きやお盆など伝統行事の一部を載せた歳時記などをパネルで展示する。
来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の6日〜16日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3131地域振興課。

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2005年1月21日

川崎教育文化会館で1月22日に教育基本法改正の反対集会

国会上程について政府与党間で協議中の「教育基本法」の改定案について、その問題を明らかにする「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会」が、1月22日午後1時30分から川崎市川崎区の川崎市教育文化会館で開かれる。

改正案はエリート選別や愛国心強要なども盛り込まれる危険性が高いと言われており、県内の教師、弁護士市民運動家ら構成する「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会実行委員会」が主催、収容人数が1900人と大きなホールを持つ同会場が県会場となった。同会では「教育基本法の『改正』であなたも、こどもも危ない ここでとめなきゃ、いつ止まる」のキャッチフレーズで参加を呼びかけている。
集会は、教師や親の立場から考えるパート1「先生が熱く語る教育基本法顔悪をめぐる『昨日』『今日』『明日』」と、なし崩しに戦争への道を歩み始めることに疑問を持つ立場からパート2「ここで止めなきゃ、いつ止める」の2部構成。パート1には東京大学・高橋哲哉さん、社会臨床学会・小沢牧子さん、国際基督教大学の藤田英典さんのほか、県内の小・中・高校の教師が、教育現場の実情を話す。パート2は漫画家・石坂啓さん、千葉大学・三宅晶子さん、松山大学・大内裕和さんのほか、厚木基地の騒音問題など沖縄に次ぐ基地を抱える県内のさまざまな立場の市民が発言する。
集会前の午後1時からは、沖縄の島歌などを中心に歌っているユニット寿(kotobuki)のピースコンサートも催される。また、集会後は、参加者が鳴り物入りで会場から川崎駅までパレードを行う。
参加は、資料代500円(高校生以下は無料)、2歳以上の保育もある。また、駐車場(川崎競輪場内)もある。
連絡先は電話044(922)4917ぐらす・かわさき/044(211)0121川崎合同法律事務所。

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2005年1月11日

麻生区の金程小:どんど焼きの小屋づくり

050111dondo川崎市麻生区の金程小学校(黒田為校長、児童数444人)の児童有志が、地域のおとなの指導でことしも1月8日と9日にどんど焼きの小屋作りに取り組んだ。

写真=どんど焼きの小屋を製作中の人たち(9日)

校庭には地元のおとなが作った直径7m、高さ約10mの小屋と、児童が作った直径3m、高さ5mの小屋が親子のように2基並んだ。どんど焼きの点火は1月16日午前8時半で、校庭には当日にたきあげる正月飾りの置き場所も用意されている。
子どもたちのどんど焼きの小屋作りが初めて行われたのは2004年。毎年どんど焼きの小屋作りを行っている元同小PTA会長の金程4丁目の伊藤清志さんが「昔は地域のこどもたちが中心になってどんど焼きを行っていた。完成したものを見るだけよりも体験した方が理解も深まり、地域への愛着も生まれる」と学校に働きかけ、4年生以上の児童40数人が参加して行われた。
050111dondo2今回は、12月に4年生以上の児童に呼びかけたところ、8日は70人余りが、9日には約60人が参加した。同小卒業生で東生田高校3年の宮田慎吾さんをリーダーに、初日は学校から500m離れた場所からの竹運び、小屋の支柱立て、割った竹を支柱に荒縄でしばりつける作業。2日目はカヤを支柱にしばり、その上から葉のついた竹の小枝を飾り付けるという全行程を体験した。 おとなに比べて体力がないため縄結びなど大変な仕事もあったが、昨年体験した子どもや親子参加も増え、作業はスムーズに進んだ。
昨年は学年制限で参加できなかった4年生の高山紗希さんは「1日目の竹運びは手が痛くなって筋肉痛になったけど、縄でしばったりするのがおもしろかった。ここにきたら、仲よしの友達もいて楽しかった」とにっこり。
黒田校長は「作業に疲れた子どもたちが飽きないよう、地域の人が竹細工や遊びを用意して指導するなど、地域のさまざな年代の人とふれ合う機会を作ってもらい感謝している。できあがった小屋は学年ごとに授業などに利用したい」と喜んでいた。
同小学区の金程地区では、区画整理で中断していたどんど焼きが10数年前に小学校予定地で復活。1992年から金程、向原、金程富士見会の3町会で実行委員会を作り、同小PTAの協力で校庭で毎年開催している。毎年1月初めの土曜、日曜の2日間に有志が参加して小屋を製作、復活当初は昔から住んでいた元農家の中高年の人が中心だったが、最近は転居してきた新住民も加わっている。また、3町会が毎年交代で昼食やおやつの用意を担当、ことしは向原町会(小島一雄会長)の女性約20人がおにぎりやおでんを差し入れて製作者を応援するなど、いまでは地域のきずなを深める重要な行事になっている。

写真下=児童が作ったどんど焼きの小屋の前で記念撮影

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2005年1月 7日

長十郎の里帰り

05010701川崎を代表するナシ「長十郎」を、生まれ故郷の川崎区によみがえらせようと、多摩区在住の俳優中本賢さんらが長十郎の苗木を現在の生産地多摩区から川崎区まで子どもたちとともに大八車で運んで植樹するイベント「長十郎の里帰り」が1月8日と10日に行われ、一緒に参加する市民を募集している。

写真=イベント当日着るはっぴ姿の多摩川クラブの会員ら(左から2人目が中本さん)

この催しを主催するのは「長十郎の里帰り実行委員会」(斎藤文夫実行委員長)。中本さんに加え、砂子の里資料館の斎藤文夫館長、植樹先の若宮八幡宮宮司中村紀美子さん、稲生ロータリークラブ会長の井口武雄さん、川崎市理容組合青年部部長の伊藤賢美さん、慈酒乃会代表の鹿子遠さんが委員になって、準備を進めてきた。
赤ナシ系統の長十郎は、1893年に大師河原の当麻辰次郎の梨園で発見されたと伝えられ、同家の屋号「長十郎」から名付けられ、大正時代に川崎大師境内に記念碑が建立されている。明治中期に活躍した俳人の正岡子規は川崎大師を訪れ、「川崎を 汽車で通るや 梨の花」「川崎や 畠は梨の 帰り道」などの句を詠んだ。
川崎大師一帯は江戸時代から果樹栽培が盛んで、病害虫に強い長十郎は果樹農家から人気を集めた。多摩川に沿って北上、大正時代には関東一になるほどの発展をとげ、「多摩川梨」というブランド名も生まれた。しかし、生まれ故郷の川崎区は工業化が進み、現在、ナシの木は一本もない。
今回のふるさと帰りの発案者・中本さんは、多摩川に住む魚や水生昆虫などを子どもたちに紹介する活動を行う「多摩川クラブ」の代表を務めており、昨年6月に自宅近くのナシ園で、樹齢100年を越す長十郎の木を見つけた。畑の持ち主太田嘉治さんを訪ねて話を聞くと、明治時代に曾祖父が長十郎のうわさを聞き、大師河原付近から分けてもらった木とわかり、感銘を受けたという。
長十郎は現在、他の甘いナシに押されて生産量も減り、交配用の花粉を取るためにナシ畑に1、2本植えられているだけという例が多い。宅地化が進む川崎北部でもナシ園が減っており、中本さんはこのままではナシの木が消えてしまう日が遠くないと感じ、かつての地場産業を残そうと、ナシの木をふるさとへ戻すイベントを思いついた。
イベントは8日と10日に行われ、多摩川の土手や商店街を子どもたちとともに当時を再現するはっぴ姿で大八車を押して歩くことで、長十郎ナシをアピールする。8日は多摩川二子橋からガス橋までの12キロを日本民家園などで借りた大八車を子どもたちが押して運ぶ。10日は、幸区役所から幸区、川崎区の商店街を通って約6キロ先の若宮八幡宮まで運び、発見者の当麻辰次郎さんの孫や新成人とともに午後3時ごろに植樹する。
参加は自由で、8日は午前9時に二子橋下多摩川河川敷集合、10日は午前9時に幸区役所集合。途中からの参加も可能。
問い合わせは電話・FAX044(934)0066多摩川クラブ。

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2004年12月 9日

町田市の平和台自治会が創設30周年:鶴川第二小で12月4日に記念のもちつき大会

(ボランティア市民記者・田井光枝)

04120903町田市鶴川地区にある平和台住宅自治会(代表、浅岡金治さん、約600世帯)が12月4日、自治会創設30周年を記念し、住宅地に隣接する同市能ヶ谷の鶴川第二小学校でもちつき大会を開きました。

写真上=平和台自治会の役員ともちつきする鶴川第二小児童(写真提供=細野公高さん)

前夜から降り出した雨も止み、心配だったお天気にも恵まれ会場では、メインイベントの餅つきのほか、校庭全部を使って子どもたちといろいろな昔遊びのコーナーを作り、地域のこどもとおとなが一緒に交流しました。
鶴川第二小学校は、ことし創立40周年でさまざまな行事をを行っていることから学区の平和台自治会の30周年記念にもタイアップ、もちつき大会を主催した実行委員会に同小学校も参加しました。当初は、第二校庭でもちつきだけだった予定が、話し合いを重ねるうちに校庭全体を使って昔遊びをする話が煮詰められました。
04120901会場では、ベーゴマ回し、メンコ、アヤトリ、おはじき、お手玉折り紙など今はほとんど廃れてしまった遊びを、お祖父さんお祖母さん世代を交えた住人たちが、昔取った杵柄で子どもの指導に当たりました。回すのがちょっと難しいベーゴマなどはおとなの方が夢中になって競う風景もあったりでしたが、メンコでは子どもたちは目を輝かせて興じていました。午後からは昔風に手でボールを打つ野球や、何人もの子どもが一緒に跳ぶ「大縄跳び」も行いました。
このほか、同小学校独自の催しとして子どもたちが学校敷地の片隅に落ち葉を積んで飼っているカブトムシの幼虫を紹介しました。何人かずつ班になって見に行き、触ったり、もちつき会場にパネルの展示をしました。
今の社会は世代間の交流が欠けていて、子供たちは悩みを抱えていても吐き出す場がなくて孤立しているようです。一度の試みだけでは駄目でしょうがこのような交流が重ねられればきっといい効果がでるかと感じました。
話会いに加わった田村教頭先生も実行委員用のオレンジ色の半天を着て住民の中にすっかり溶け込んでいらっしゃいました。学校に出勤して来られていた中村校長先生も上から子供たちの楽しそうな様子を見て下りてこられ、「とてもいい催し」と手放しでほめてくださいました。地域と地域の学校がお互い歩み寄れた催しになりました。
300名を越す参加者があり、250人の参加を予定して約30キロのもち米を用意しましたが、餅つきは材料は足りないほどの人気。災害に備えた練習もかねて鶴川産のお米を使って炊き出しをしおにぎりを作ったりドン汁を作ったり、孫を抱いた住人同士の久し振りの話の花も咲き、平和台住宅地あげてのお祭りになりました。
この30年間の間には、隣接する「能ヶ谷の森」の保全運動に多くの住民が関わったこともありました。「能ヶ谷の森」は失いましたけれど、あの保全運動などを通して、地域としてはいい方向で成長したのだと思われる記念行事でした。

写真=当日活躍した実行委員(写真提供=細野公高さん)

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2004年12月 8日

狛江第七小で地震被災地川口町のミニ報告会:交流する川口小のメッセージも届く

04120803新潟県中越地震の被災地川口町でボランティア活動を行った狛江市中和泉の飯島俊輔さん(27)が11月18日、狛江市立第七小学校を訪れ、被災地の様子を写真つきで説明、川口小学校からのメッセージを伝えた。

写真=朝の集会で川口町の様子を伝える飯島さん

授業で稲を育てている同小は、数年前から川口町立川口小学校と稲の生育や学校行事の情報をEメール交換、ふるさと交流15周年の2002年には寺本勇校長が、川口町を訪れ直接苗をもらって来た。
こうしたことから、同町に関心が高く、10月23日の地震直後に「自分たちでできることをしたい」と5、6年生全員が同小にお見舞いの手紙を書いた。手紙は、川口町に支援活動に行く派遣市職員が10月27日に持参、川口小学校に手渡された。
飯島さんは、体育館で行われた朝の全校集会に参加、現地で撮影した写真を使って「僕たちボランティアと元気に遊んでいた子が、たまたま起きた余震におびえ、足にしがみついて離れない」など地震で傷ついた子どもたちの心や狭いテント暮らしの様子などをわかりやすい説明、児童たちは真剣な表情で聴いていた、回飯島さんは、川口小学校からの「お手紙ありがとう。避難所暮らしなどで落ち着いた生活ができないので返事がまだ書けませんが、とても励まされました」とメッセージを披露した。

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2004年11月30日

狛江第七小学校でハンガリー出身の講師を招き、国際理解教育

04113002狛江第七小学校(寺本勇校長)で11月10日、ハンガリー出身で中央区に住むフリージャーナリスト川口ユディさんを特別講師に迎え、日本とハンガリーを比較する特別授業が行われた。

特別授業は、5年生全62人を対象に「外国の様子・日本との違い」をテーマに給食をはさんで4時間目と5時間目の2コマを利用。午前の授業は、ハンガリーの歴史や産業、人口、子どもたちの生活を紹介。資源が少なく工業製品加工に力を入れる、国民の約3割が日本人と同じ祖先の「モンゴロイド」、勤勉な国民性、主語・述語の並び方、敬語など文法が日本語と似ているなどあまり知られていないハンガリーについても話した。
04113003午後は、午前中の授業を参考に川口さんが日本との違いや感じたこと、将来の夢について質問する形式で進められ、子どもたちは盛んに手を挙げ自分の意見を発表。インターネットなどで事前に調べたハンガリーについて知りたいことを質問した。川口さんは自身の子ども時代とアメリカ留学時代の経験や日本を好きになった理由にも触れ「日本は平和で豊かな国であることを知り、それに感謝してほしい。親や先生など年上の人、特にお年寄りを尊敬するように」と語りかけるとると、子どもたちは真剣な表情で聴いていた。
国際交流に力を入れる同校では、中国の黒竜江省、山東省の小学校と姉妹校を結び、手紙で学校の紹介や絵画などの作品の交換や使わなくなった楽器を送ったり、コロンビアの公立学校と交流を行っている。このほか、さまざまなネットワークを使って知り合った海外出身者を学校に招いて国際理解・交流の特別授業を開いている。外国人対象のテレビ番組に日本を紹介する川口さんを見た寺本校長が、川口さんに講師を依頼、ことしで3回目の授業が実現した。
川口さんは「勤勉で思いやりのある日本が大好きです。国際理解は相手の国を知ることも大切ですが、もっと自分の国の文化や気質を大切に思う心を育てて初めてお互いが尊敬できるようになります」と話している。授業に参加した寺本校長は「きょうの授業は、子どもたちの心のなかに響きどこかで生かされるはず。日本人の私たちが話すより外国人に話してもらった方が子どもたちはよく聞きますね」と感想を述べていた。

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2004年11月11日

麻生区役所に防火ポスター:東柿生小4年の作品

04111101防火意識を高めて——秋の火災予防運動(11月8〜15日)の前日11月8日から麻生区役所ロビーに区内の子ども達が描いた標語入りの防火ボスター展が開かれている。
写真=麻生区役所でポスター展を見る親子

麻生消防署(松尾茂美署長)が数年前から毎年区内の小学校に持ち回りで協力してもらい行っているもので、ことしは東柿生東学校4年生が描いた作品30点を展示している。今回の予防運動の標語が「火は消した? いつもこころに きいてみて」のためか、タバコの消し忘れを描いた絵が多く、河合雅道さん、齊木綾さん、飯田萌子さん、嘉門美夢さん、真田琴音さんの作品が金賞に選ばれた。
同署では、このポスターをデジカメで撮影してプリントしたポスターを同小の学区内の掲示板など60カ所に貼りだし、子どもたちの描いた作品を見てもらうと同時に、市民に防火の呼びかけを行っている。
作品の展示は16日の午前中まで。

2004-11-11 in 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年11月 7日

狛江の玉泉寺:庫裡完成祝い稚児行列や薬師像公開

04110701狛江市東和泉3丁目の玉泉寺(浮岳貞昭住職)で11月6日、庫裡(くり)の完成を祝う稚児行列が行われ、烏帽子(えぼし)や冠で着飾った子どもや浮岳住職ら僧侶など約250人が駅前の商店街など数百メートルを練り歩いた(写真上)。

04110702同寺では、天台宗が開かれて1200年、同寺の創設500年に合わせ鉄筋コンクリート造り3階立ての庫裡を新設した。稚児行列はそのお披露目をする「落慶法要」(写真右)の一部で、信徒の幼児から小学生の子ども60人が参加した。
北多摩睦消防五番組組員が重さ7キロのまといをふるう勇壮な江戸火消し演技と木遣り節を歌って行列を先導、親などに手を引かれハスの花などを持った子どもが続いた。なかには父親に抱かれたり、バギーに乗るなど、まだしっかりと歩けない幼児も参加、慣れないぞうりをはいて懸命に行列に加わっていた。
同寺では、庫裏の完成にちなみ8日午後3時まで、普段はトラ年に開帳する薬師像を公開している。
問い合わせ電話03(3480)2330玉泉寺。

2004-11-07 in 04)教育・子ども , 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年10月 9日

かわさきチャイルドラインがボランティア養成講座を開催

「かわさきチャイルドライン」(岡崎チヅル代表)が、電話の受け手となるボランティアの養成講座を10月24日から開く。
チャイルドラインは、子どもが心の中にしまっているだれかに聴いてもらいたいことを電話で話すホットライン。18歳以下ならだれでも匿名で電話でき、途中で切ってもよく、話した内容の秘密は守られる。他人に話すことによって自分の気持ちを整理したり、心の安定を取り戻すことを目的に、1998年に世田谷区で初めて開設され、その後全国各地に広がった。

川崎市では2003年11月から同会が週1回木曜日午後3時~10時に開設している。
同会では毎年、5月5日の「こどもの日」のキャンペーンとして約1週間、チャイルドラインを実施しており、来年のキャンペーン期間中に子どもの話相手となるボランティアを養成するため全13回にわたって講座を催す。
対象は、20歳から47歳までで、午後3時から10時までボランティアができる人。定員30人。申し込みは、氏名、年齢、職業、住所、電話、FAX、ボランティア経験を記入、子ども時代の自分に影響を与えた出来事または人物について書いた作文(1000字~1200字)を書き、〒215-0011 川崎市麻生区百合丘3-13-127-304 かわさきチャイルドラインへ16日(必着)までに郵送する。
講座の会場は、生活文化会館てくのかわさき(川崎市高津区溝口1-6-10)と川崎市男女共同参画センター(愛称=すくらむ21、川崎市高津区溝口2-20-1)で、いずれもJR南武線武蔵溝ノ口、東急田園都市線溝の口駅下車。受講料は全13回で10000円、学生7000円。
問い合わせ=電話044(954)3648かわさきチャイルドライン。

講座の日程・会場・内容・講師は
■10月24日てくのかわさき◇「オリエンテーション」=午前10時~12時、かわさきチャイルドラインスタッフ◇「チャイルドラインとは-意味・役割・特性」=午後1時~3時30分、チャイルドライン支援センター常務理事・沢畑勉さん。
■10月31日高津市民館◇「子どもの人権」=午後1時~3時30分、藤沢市立小学校教員 名取弘文さん。
■11月7日高津市民館◇「子ども時代にたちかえる-ロールプレイ」=午前10時~12時、東京いのちの電話 山本多賀子さん◇「子ども時代にたちかえる-ロールプレイ」=午後1時~3時30分、東京いのちの電話 山本多賀子さん。
■11月10日高津市民館◇「子どもの現状1-プレイパークの子どもたち」=午後6時30分~8時30分、(福)世田谷ボランティア協会・天野秀昭さん。
■11月24日高津市民館◇「子どもの現状2-川崎の子どもたち」=午後6時30分~8時30分、フリースペースたまりば代表・西野博之さん。
■11月28日高津市民館◇「子どもの声を聴く-ソーシャルワーカーの現場から」=午前10時~12時、日本子どもソーシャルワーク協会理事長・寺出壽美子さん◇「子どもの声を聴く ロールプレイ」=午後1時30分~3時30分、日本子どもソーシャルワーク協会理事長・寺出壽美子さん。
■12月1日てくのかわさき◇「子どもの現状3-子どもたちの性の悩み」=午後6時30分~8時30分、ウパウパハウス助産士・岡本登美子さん。
■12月5日てくのかわさき◇「子どもの現状4-児童虐待について」=午前10時~12時、カリヨン子どもセンター副理事長・飯島成昭さん◇「子どもの心に寄り添うとは」=午後1時~3時30分、講師=教育評論家斎藤次郎さん、
■12月12日てくのかわさき◇「まとめ―これからの活動に向けて」=午後1時~3時30分。

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2004年10月 8日

柿生中学吹奏楽部が10月9日、東日本吹奏楽大会に初出場

04100801川崎市立柿生中学校(串間満子校長)の吹奏楽部(草間優美部長)の部員38人が、10月9日に北海道札幌コンサートホールkitara大ホールで行われる第4回東日本吹奏楽大会に初めて出場、顧問の渡辺寿子教諭の指揮で「吹奏楽のための木挽(こびき)歌」を演奏する。川崎の市立中学吹奏楽部が全国レベルの大会に出場することは珍しく、10月4日に渡辺教諭と草間部長、今井祐之副部長が市役所を訪れ、河野和子教育長から激励を受けた(写真)。

同校は9月11日に宇都宮市で開かれた第10回東関東吹奏楽コンクールの中学生B部門(35人編成)に初出場、フェスティバルの部で優秀賞を受賞、東日本大会への出場を決めた。
フェスティバルの部は楽譜を見ずに動きのある演奏をする部門で、同校では部員のうち3人が踊り子役で出演、東日本大会でも同様の演奏を行う。同大会には、東関東のほか西関東、東京、北陸、東北、北海道の各地区から選ばれた69校(小学校18校、中学校29校、高校22校)が演奏技術と表現力を競う。
卒業アルバムに各クラスの合唱を入れたレコードを作るなど以前から音楽教育の盛んな同校は、毎年市の吹奏楽コンクールに参加している。これまで神奈川県吹奏楽コンクールに出場したことがあったが、県内には音楽の名門校が多く、県代表になるのはきわめて難しいという。同校では、渡辺教諭が顧問になってから表現力を高めるため楽譜を見ない演奏を取り入れてきた。ことし初めてフェスティバルの部が創設された県大会にチャレンジ、同部門のトップになった。部員たちは「学校の歴史に残る機会なので、演奏者も観客も気持ちのいい舞台にしたい」と7日からの中間試験中にも猛練習を続け、本番に臨む。

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2004年9月25日

たまたま子育てまつり:若夫婦など4200人が多彩な催し楽しむ

04092505川崎市の多摩区総合庁舎で9月19日、2回目の「たまたま子育てまつり」(同実行委員会・多摩区家庭教育推進協議会主催)が開かれ、昨年より1700人多い4200人が訪れた。
(写真=助産師が指導するベビーマッサージが若いパパやママに人気)
■写真ニュースへ

まつりは、各世代の子育ての情報を共有し、子育ての社会化と情報発信、区内の子育てネットワークを充実させようと区内の市民団体と多摩区役所、保健福祉センター、保育園、小学校などの行政機関が協力して昨年初めて催され、区外の人や父親が予想以上に参加するなど大きな反響があった。
ことしは、父親がくつろげる空間を、と市内の5つの父親の会のネットワーク組織「川崎おやじ連」が初参加。「お父さんと子どものたまりバー」と名付けて竹ぽっくり、竹笛などの作り方の実演やパントマイム紙芝居、コマまわし、竹馬、ビー玉など懐かしい遊びのコーナーを設けて指導した。
また、加盟団体の一つ「なごみ中野島おいでよ会」会員の落語家桂米太朗師匠が落語を披露。周辺の商店会などがヨーヨー釣りや綿菓子などおまつり屋台を開き、子どもたちの人気を集めた。
会場には、朝からベビーカーを引いた若い夫婦や3世代家族などが次々と訪れ、コンサートやベビーマッサージ、お化け屋敷、各会場を回るスタンプラリーなどに参加、くつろいだ休日を味わっていた。

2004-09-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

宮前区平で連続講座:「聞く」をテーマに

川崎市宮前区平の堀内由憙子さんら平地区の主婦が主宰する自主学習グループ「平まなびあいグループ・Andante」が、9月24日から12月3日まで平こども文化センター(川崎市宮前区平2-13-1、電話044-865-1-32)で連続講座を開く。

同会は、毎年地域のそれぞれの分野で活躍する人を招き講座を開いている。
今回は、元向ヶ丘小学校教師の村田栄一さんらを講師に招き、「聞く~耳を傾けて」をテーマに、子どもの心や将来に対する出口の見えない不安を抱える現代社会について考える。
日程と内容は
◇9月24日=「自立するということ」講師、自立生活センター東大和職員海老原宏美さん
◇10月1日=「『心のケア』を問いなおす」和光大学オープンカレッジ講師小沢牧子さん
◇10月15日=「少年事件とマスコミ」神奈川県教育研究会共同研究委員佐々木賢さん
◇10月29日=「子どもの居場所・チャイルドライン」日本家族カウンセリング協会FSRカウンセラー
◇11月5日=「生活の彩り~モザイクタイルの小物つくり」子どものアトリエ・ペーパームーン福島キミヨさん
◇11月5日=「生活の彩り~モザイクタイルの小物つくり」福島キミヨさん
◇11月19日=「昔ばなしが語る子どもの姿」昔話研究所所長小澤俊夫さん
◇12月3日=「憲法はいま」國學院大学講師村田栄一さん。
各講座とも時間は午前10時~12時。受講料は3500円(1回のみの受講は1000円)で3歳以上の保育有り(1回300円)。電話044(865)8056堀内さん。
(交通=JR南武線武蔵溝ノ口・東急東横線溝の口駅/東急田園都市線宮前平からバス 向ヶ丘出張所徒歩5分)

2004-09-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b4) 川崎市宮前区, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年9月15日

忍者ハットリ君など変わりかかし18体がずらり

12363川崎市麻生区古沢の田んぼで「かかし祭り」が催され、訪れた600人余りの参加者たちは、子ども会などが作ったユニークなかかし18体を鑑賞したり、流しそうめんに舌鼓を打っていた。
■すべてのかかしの写真を見る

麻生区子ども会連合会、体験農業実行委員会麻生区長会連合会が開いているもので、ことしで21回を数える。会場は麻生区の区政推進事業として行われている体験農業の水田横で、稲穂が垂れ下がり、秋の気配も漂う絶好の場所。区内の子ども会12団体と体験農業の参加者5グループが夏休みや田んぼの草取りの合い間に力を合わせて作った、いずれもスズメもびっくりするようなかかしが並んだ。
ことしは、アテネ・オリンピックの金メダルリストやわらちゃん、人気映画の忍者ハットリ君、ハリー・ポッターなど世相を反映したユーモアたっぷりのかかしがそろった。審査にあたる青木謙二・副区長や子ども会役員らが一体一体ていねいに見て回り、いずれおとらぬ力作ぞろいに、選ぶのが難しいと頭をひねっていた。
審査の結果、人気タレントが出演して評判となりぞうりなど小物もしっかり作られた金程富士見子ども会の「ハットリ君」が麻生区子ども会連合会会長賞に選ばれた。
このかかしは、小学5・6年生の神山知哉君、狩野竜征君、林正太君、松井桃子さん、永見早里さん、持田美里さんのアイデアで約40人の子どもたちが力を合わせた力作。子どもは「みんな知っているのでハットリ君に決めたが、超うれしい」と参加者全員で記念写真を撮っていた。
会場では、体験農業で作ったジャガバター、流しそうめんがふるまわれ、綿菓子つくりの体験も行われたが、どのコーナーにも長い列ができていた。
出品されたかかしは18日まで会場で展示される。

かかしコンクールの結果は、
区子連会長賞=「ハットリ君」金程富士見子ども会
JAセレサ賞=「ハリー・ポッチャリ」王禅寺子ども会
区長賞=「ドラエモン」古沢子ども会
町連会長賞=「ゴールドメダリスト」体験農業グループ
農業指導員賞=「かかしの中村君」体験農業グループ
東京新聞社賞=「ガッツやわらちゃん」上麻生子ども会
かかし賞=「ペン・ヨンチュー」万福寺子ども会
アイディア賞=「ケロロ軍曹」早野子ども会
JTB賞=「リオデジャネイロから来たリリアン」体験農業グループ
文化広報賞=「ジャイアンの母」麻生台団地
入選=「田村でも金 谷でも金」岡上子ども会/「月から来たプリンセス」体験農業グループ/「忍者ハットリ君」王禅寺子ども会

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2004年8月13日

8月8日を「家族の日」に:狛江青年会議所が初のふれあいJC祭り

12495狛江青年会議所(石川慶一郎理事長)が8月8日、狛江市元和泉の西河原公園で「8月8日パパの日ハハの日ふれあい狛江JC祭り」を催し、市内の親子など約200人が参加、ドジョウのつかみ取り、水鉄砲作りなどを楽しんだ。

この催しは、同会の社会開発委員会(雨宮法男委員長)が、「こどもの日」や「母の日」はあるが「家族の日」がないことから、「パパ、ハハ」ともよめる「8月8日」という語呂合わせで、この日を「家族の日」として普及させようと企画。親子でふれあいを深め、バーチャルゲームなど室内遊びが多くなっている子どもたちに自然に親しんでもらおうとことし初めて催された。
会場の同公園内の池にビニールシートを張ってドジョウのつかみどり、ザリガニ釣り、親子通行手形、木立の周りを覆ってカブトムシ捕獲体験などのコーナーを準備。午前10時の開会とともに、幼児や小学生などの親子が次々と訪れた。人気を呼んだのは、ドジョウのつかみ取り。真夏の強い日差しの中、水浸しになりながらぬるぬるしたドジョウを真剣に追いかけていた。棒に古布を巻きつけ竹の節に穴を開けて作る昔ながらの水てっぽうコーナーでは腕自慢のパパも参加。穴の開け方や竹の選び方など作り方のコツを教えてもらい、親子で飛ぶ距離を競争しあうほほえましい光景もみられた。
雨宮委員長は「夏休み1日を親子で楽しんでもらえた。これをきっかけにもっと『家族の日』を広めたい」と話している。

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