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2004年7 月25日 (日曜日)

7月19日に生田緑地でミニウォークとコンサート:どんぐり山トラスト基金がキャンペーン

川崎市の緑の宝庫「生田緑地」を守ろうと、市民団体「生田緑地どんぐり山トラスト基金」(酒井行夫代表)が7月19日にキャンペーン・イベントとしてミニウォークとコンサートを催す。

ミニウォークは、午前10時30分に川崎市日本民家園(川崎市多摩区枡形7-1-1、交通=小田急線向ヶ丘遊園駅南口徒歩15分、または市バス「生田緑地循環」生田緑地入り口下車)前に集合、民家園から野鳥の森、どんぐり山、尾根遊歩道、安立寺、向ヶ丘遊園駅前の生田緑地の中央部分約3.5キロを歩く。参加は無料。
コンサートは、午後2時から多摩市民館(川崎市多摩区登戸1775-1、交通=小田急線向ヶ丘遊園北口、登戸駅徒歩5分)大会議室。国際的活躍するヴァイオリニストの三戸素子さんとチェリストの小澤洋介さんが、バッハ「無伴奏チェロ組曲第3番」「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番」のソロ演奏、コイーダ「ヴァイオリンとチェロのための二重奏」などを演奏する。同会によると、出演する2人は、トラストの趣旨に賛同し「自分たちの住まいの近くの所沢の森も開発されてしまったので、心を込めて演奏したい」とコメントを寄せている。コンサートの入場は1500円。
同会は、多摩区から宮前区に広がる「生田緑地」の中央の通称「どんぐり山」に計画されていた開発中止の求め、2004年4月に多摩区東生田の酒井行夫さんらが活動を開始。川崎市は、市民の主張を認め開発業者に土地買収交渉にあたったが、業者側が求める「事前工事」等にかかった費用などをめぐって価格が折り合わず、交渉決裂寸前に有志市民が借金をして差額の1500万円を負担して工事を止めたことをきっかけに、「一部の人の拠出金ではなく、多くの市民で生田緑地を守ろう」とトラスト運動が始まった。トラストは1500万円というマイナスからのスタートだったが、趣旨に賛同する市民も増え、ことし5月までにのべ1119人から1059万8488円の募金が集まった。同会では目標の1500円だけでなく、生田緑地全体と多摩急流を守る運動にしたいとさまざまなキャンペーンイベントを催している。募金の振込は郵便振替口座0025-6-64907 生田緑地どんぐり山トラスト基金。
問い合わせは、電話044(931)3280 DEN設計工房。

2004-07-25 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース | Permalink

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