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2005年2 月 4日 (金曜日)
川崎:「浦和戦に来て」と阿部市長が入場券販売
「等々力を赤で染めさせないで」−3月12日のホーム等々力での開幕戦で浦和レッズと対戦する川崎。レッズサポーターが大量に訪れることが予想されるだけに、念願のJ1昇格を果たしたホーム初戦でスタンドが赤く染まったらたいへんと、市民に観戦を呼びかける緊急対策にのりだした。2月3日には「市民ぐるみで応援を」と阿部孝夫川崎市長も、中原区の川崎後援会事務所で開幕戦のチケット販売を行った。
浦和レッズのサポーターは熱狂的な応援で知られ、アウェイの試合でさえ相手チームのスタンドを赤く染めてしまうこともしばしば。3月12日の試合には、1万人以上のレッズサポーターが入場するという予想もある。等々力の収容人数約2万5千人の半分近くが赤くなる見込みだけに、としては残る1万5千人を青のサポーターで埋めなくてはと危機感をつのらせる。
こうしたことから、同市、後援会、チームの3者が共同で行う「川崎の青、総動員作戦〜開幕ダッシュキャンペーン」をスタートさせたもので、この販売はその一環。
阿部市長は3人の客に入場券を販売、うち一人は、入会の受け付けも行った。初めての体験に、阿部市長は「(書類で)大きなお金の決済はいつもしているが、現金の取り扱いは、お客様を待たせたり金額を間違えるといけないとちょっと緊張しました」と話していた。
チケット販売に先立ち阿部市長は、後援会事務所隣の中小企業・婦人会館で武田信平社長とともにキャンペーン内容を説明する記者会見を開いた。
それによると、等々力をチームカラーと川崎市のイメージカラーの青で埋めて選手に力を与えようと、この試合に限って入場券を3段階に分けて販売する。まず、2月1日〜15日に後援会会員を対象に先行販売、ついで16日〜3月5日に神奈川県内の人を対象に販売する。一般販売は23日からとなる。このほか、2月16日からは川崎駅東西広場と武蔵小杉駅周辺や中原駅から競技場までタペストリーを掲出、鷺沼プール跡地の壁などに試合告知看板、麻生小学校に横断幕を出すなど開幕戦のPRを行う。
阿部市長は「相手チームを上回る人数で、整然とした中で力強く応援してほしい。ホームなので、いつもやっているように実力を発揮し1点でも多く点をとってもらいたい」と観戦を呼びかけた。武田社長は「スタートダッシュをはかるには1戦、2戦が重要。浦和はサポーターが多く、一時的に相手クラブ後援会に入会して入場券を確保し、スタンドを真っ赤に埋めつくすこともある。今回はそうならないようにしたい。選手はたくさんの応援でがんばることができるので、力を貸して」と訴え、「昨シーズンの第2ステージ優勝チームにひとあわふかす気持ちで臨む」と強調した。また今季の観客目標は1試合平均1万5000人と話した。
後援会によると、2月2日現在の入会者は昨年の同時期を大幅に上回る6102人(昨年3150人)で、この日までのチケット販売数は1500枚。
前売り入場券の取り扱いは、同後援会事務所、事務所、ローソン(Loppi)などのほか、今シーズンからチケット宅配サービスを始める川崎朝日会。
問い合わせは電話044(813)8618川崎販売&サービス部広報・企画。
2005-02-04 in 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink
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