2006年6月21日
狛江駅前で昭和30年代の小田急線の写真展
小田急線開業当時に使われた車両を改造した荷物電車や踏切が見える狛江駅など懐かしいモノクロを集めた「昭和30年代の小田急線の鉄道写真展」が6月23日から29日まで 小田急線狛江駅北口の泉の森会館2階ギャラリーで開かれる。
写真=和泉多摩川〜狛江駅間を走る荷物電車1100系(昭和34年・生方良雄さん撮影)
「狛江のまちを考える会(稲田幸一郎代表)」が、田園風景の広がる多摩地区が東京郊外の住宅都市へと発展していく様子をまちづくりの参考と催すもの。昭和30年は狛江が村から町制になった翌年で、小田急沿線はこの10年間で住宅地へと大きく様変わりし、鉄道の輸送力も年を経ることに右肩あがりにアップした時代だ。
展示写真は、狛江市の吉原実さんら「小田急電車を撮る会」(生方良雄代表)が撮影した新宿〜向ヶ丘遊園間を走る客車、線路、駅舎など約20点とまちを考える会が集めた駅前や当時の沿線の風景写真約10点を展示。このほか、登戸駅や向ヶ丘遊園駅など駅名が変遷なども紹介する。
入場は無料で、展示時間は午前10時から午後6時。問い合わせは電話03(3430)5444泉の森会館。
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2006年6月14日
産業振興会館で日本×ブラジル戦を大画面放映:入場無料で参加者を受け付け中
ワールドカップ出場の日本代表をみんなで応援しよう——JR川崎駅西口の川崎市産業振興会館1階ホールで6月23日午前3時30分に日本×ブラジル戦を同館1階ホールで200インチハイビジョンスクリーンで放映、参加者を募集している。
「パブリックビューイング」と呼ばれるこの放映は、同館を管理・運営する川崎市産業振興財団が日ごろの利用の感謝と地域貢献を兼ねて川崎市サッカー協会と共催、FIFAにパブリックビューインク料21万円を支払い催すもの。同館では8年前のフランス大会の日本×アルゼンチン戦でも、大画面放映を行っており今回が2回目。
参加は申し込み制で、入場無料。定員は先着200人。希望者は川崎市役所、市内の各区役所・支所・出張所などに配布の申込用紙(なければ普通の用紙でも可能)またはメールで、参加者の氏名、年齢、電話番号、FAX番号。メールアドレスを書き、6月16日午後5時までに同財団に申し込む。送り先はFAX044(548)4151 、[email protected]川崎市産業振興財団事業推進課。
グループリーグ初戦のオーストラリア戦に負けたため、申し込みはまだ半数程度で、締め切り後に定員に達しない場合は200人に達するまで受け付ける。対象は一般成人で県青少年保護育成条例により18歳未満の入場は不可、受け付けで年齢のわかるものを提示する。
開演は23日午前3時30分〜6時までだが、未明の放映のため会場は早めの22日午後10時から。車での来場は可能だが、同館の駐車場は開いていないため自分で確保する。待ち時間のロビーの利用は自由だが、会場内は飲食禁止で、酩酊している場合は入場禁止となる場合があるほか、鳴り物の持ち込みは禁止などの制限がある。
問い合わせは電話044(548)4119川崎市産業振興財団事業推進課。
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サッカー選手人形で日本代表を応援:JAバンク東京狛江支店
狛江市東和泉1丁目JAバンク東京狛江支店(秋元一明支店長)の窓口に、ロナウジーニョ、ベッカム、ジダンなど世界各国の有名なサッカー選手の人形約100体がお目見え、人気を呼んでいる。
写真=フィールドと観客席をあしらったディスプレー(上)、高原・小野選手とロナウジーニョの人形(下)
同店行員の増渕直人さんが、2006FIFAワールドカップ大会に出場している日本代表を応援しようと、支店長の許可を取りディスプレーしたもの。この人形は、サッカー好きの増渕さんが2001年から趣味で集めているイギリス・マイクロスターズ社製のサッカーゲームのおもちゃで、約1000体の中から今回出場する各国代表や過去に活躍した選手をスタンドと競技場のフィールドにあしらっており、待合い時間に選手を捜すのも楽しみ。増渕さんによると、このメーカーはヨーロッパで活躍する選手を中心に人形を制作しているため日本人選手の人形はほとんどなく、一部は日本のメーカーのものを利用したという。
このディスプレーは、ワールドカップ終了時まで飾られている。
2006-06-14 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年6月11日
夏休みは映画作りに挑戦:ジュニア映画制作ワークショップの参加中学生を募集
「夏休みに映画作りに挑戦しよう」−−川崎市とkawasakiしんゆり映画祭実行委員会がジュニア映画制作ワークショップに参加する中学生を募集している。
このワークショップはことしで7回目。これまで日本映画学校の講師や映画祭スタッフの指導で、中学生が映画監督やカメラマン、俳優になって映画制作に挑戦、毎回、みずみずしい感性をいかした作品が作られ、注目を集めており、昨年は東京ビデオフェスティバルで佳作に入賞した。
応募資格は、川崎市とその周辺に在住・在学している中学生で定員は先着20人。参加費は5000円(制作実費)。応募方法は住所、氏名、年齢、性別、学校名・学年、特技、電話番号、保護者名、参加希望の理由(200字以内)を記入して6月15日(消印有効)までにkawasakiしんゆり映画祭事務局へ申し込む。
スケジュールは6月24日のオリエンテーションを皮切りに、7月にシナリオづくり、カメラ、録音、照明などの技術についての講習と実技を行い、夏休みにロケハン、リハーサル、撮影、編集、録音、試写を行う予定。完成した作品は10月の「しんゆり映画祭」で上映する。
申し込み・問い合わせはkawasakiしんゆり映画祭実行委員会事務局(〒215-0004 川崎市麻生区万福寺2-9-9、電話044-953-7652)、川崎市市民局市民文化室(問い合わせのみ)=電話044-200-2280。
ホームページ=http://www.siff.jp
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夜の森に響くサクソフォーンの響き:川崎市宮前区の飛森谷戸で10周年のコンサート
里山の野外ステージをかがり火で照らしながら音楽を楽しむコンサートが6月10日、川崎市宮前区初山で催され、約400人が夜の森に響くサクソフォーンの調べに耳を傾けていた。
このコンサートは、同地区の里山保全を行っている「飛森(とんもり)谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が「森の音楽会」と題して毎年開いているもので、今回が10回目。
緑の林に囲まれた「おもいでの謡のこみち『森の広場』」にあるステージは、左右に置かれた2基のかがり火に加え、ろうそくなどの灯が周りに配され、日が落ちると幻想的な雰囲気。
同会の発足10周年を記念して催したこの日のコンサートに出演したのは、昭和音楽大学出身のメンバーで構成した「feel saxophone quartet(フィール・サクソフォーン・カルテット)」の河西麻希さん、木籐良朝子さん、土山真希子さんと、賛助出演の平賀美樹さんの女性4人。約2時間にわたって「シングシングシング」「バトル」「マツケンサンバ」「世界に一つだけの花」「竹田の子守唄」ジブリのメドレー、阪本九メドレー、「彗星」などジャズやクラシック、童謡、歌謡曲など多彩なジャンルの曲を次々と演奏した。
コンサートの途中に小雨が降り出し、ステージの上に雨よけのビニールシートを張るため演奏が中断するという、野外演奏会ならではのハプニングもあったが、家族連れなどの聴衆も一緒に手拍子をするなど、なごやかなムード。後半には雨もあがり、訪れた人たちは夜の黒い森に響くサクソフォーンの音色をゆったりと楽しんでいた。
出演した河西さんらは「森の中の音楽会は初めて。音が木立に響いて、すごく演奏しやすかった」と話していた。
関連記事:川崎市宮前区のとんもり谷戸で森のコンサート:終了後はホタル鑑賞会も開催
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2006年6月10日
麻生市民館でフランス額装展
小田急線新百合ヶ丘駅北口の麻生市民館で、子どもが初めて履いた靴と動物の絵、複製画、布、広告のシールなど様々な品物をフランスの伝統的な技法を使って額装したユニークな展覧会が開かれ、人気を呼んでいる。
写真=会場風景(上)、子どものファースト・シューズにキリンの親子の絵をあしらった会員の作品
「フランス技法の『額装』と手作りの『額』」は、フランス額装グループ「L'Atelier AZ(アトリエ アヅ)」を主宰する多摩区中野島の東明江さんとその門下生の5回目のグループ展。
フランス額装は、絵画や写真、カードなど飾りたい作品のイメージや色調に合わせ、マットを何枚も重ねて立体的に仕上げ、周りの部分をデザインする伝統的な手工芸。夫の仕事の関係でフランスで生活した経験を持つ東さんによると、同地では一般の家庭に飾られている写真や絵画などに多く用いられており、パリ市内でもこの技法を教える教室の人気は高いという。
会場には、風景画に奥行きを感じさせるよう曲面表装した東さんの作品のほか、門下生27人が制作したミニ複製画の組み合わせ、人形、ネイルアートしたつけツメ、家族の大切な思い出の品物など額の中に入れるさまざま素材の雰囲気に合わせたオリジナル作品を展示している。中でも注目を集めているのが「広告・宣伝」コーナー。同会では、グループ展開催にあたり毎回テーマ作品を必ず1点以上出品するというルールがあり、今回は「広告・宣伝」がテーマ。チラシ、包装紙、菓子のパッケージ、広告写真などを素材に、ビュジアルでユニークな作品がたくさん展示されている。
同展は14日までで、時間は午前10時から午後5時。
問い合わせは電話044(949)1874アトリエ アズ
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麻生音楽祭が開幕:初日のスクールコンサートに児童・生徒約1000人が出演
21回目を迎える川崎市麻生区の市民の音楽祭典「麻生音楽祭2006」が始まった。
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写真=麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を合同で合唱する柿生・白鳥中学の生徒
初日の6月10日は、スクールコンサート。西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台の9小学校、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥の7中学校、麻生、麻生総合の2高校、計18校が参加。柿生・王禅寺中と麻生・麻生総合高校の4校は合唱・器楽の2部門に出場し、計22団体約1000人が出演、会場の麻生市民館で午前11時から午後3時30分まで4時間半にわたって幅広いジャンルの曲目を熱演した。
前半の合唱部門では手話コーラス、拍手と手による振り付け、リコーダー演奏、一部の曲をアカペラ男声で演奏、後半の器楽演奏部門は手拍子を散りながらジャズ演奏やソロパート演奏など各校がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスで演奏。今回は、昨年作られた麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を麻生中学、白鳥中学の生徒が合同演奏して市民に披露する初の試みも行われた。
ユニークだったのはプログラム最後に出演の柿生中学の吹奏楽、丸山胤幸教諭が指揮の合間に手拍子を取ったりサクソフォーンを演奏(写真)、会場をわかせてスクールコンサートを楽しく締めくくった。
会場には、出演する各校の児童・生徒のほか、わが子や孫の晴れ姿を見ようと観客が入れ替わり訪れ、常に満席の状態。熱心にビデオ撮影している保護者も多かった。
音楽祭は、土曜・日曜を中心に7月2日まで麻生市民館大ホールで開かれる。
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2006年6月 8日
川崎市宮前区のとんもり谷戸で森のコンサート:終了後はホタル鑑賞会も開催
地域住民が里山保全活動を行っている川崎市宮前区初山のとんもり谷戸で、6月10日午後6時から森のコンサートが開かれる。同地区の里山保全を行っている「飛森谷戸の自然を守る会」(矢澤茂会長)が、会の発足10年を記念して催すもので、コンサート終了後には用水路でゲンジボタルの鑑賞会も開かれる。
写真(飛森谷戸の自然を守る会撮影)=とんもり谷戸に設置されたホタルの一生を描いた木製レリーフと矢澤会長(右)ら
とんもり谷戸は、生田緑地の一部で川崎国際生田緑地ゴルフ場14番ホールの東側斜面の昔神社があったと伝えられる場所。自然を守る会は、この里山の自然環境を21世紀の子供たちへつなぎ自然環境学習の場として末永く守り続けようと、1996年に初山地区の住民が中心となりに発足したボランティア団体。生田緑地を管理する北部公園事務所の了解を取り、約1.2ヘクタールを活動拠点に毎月1回下草刈りや枝おろしなどの里山活動を行っている。また、わき水が流れる用水路があることから、ホタルの幼虫の放流も行い、成虫が毎年少しずつ増えるほど自然が回復している。その後、「TONMORI KIDS ADVENTURURE CLUB (とんもりキッズ・アドベンチャー・クラブ)」(長峯隆弘代表)という子どもを対象にした兄弟団体も発足、飛森谷戸で観察会や昆虫採集など、子どもが自然を体験できる催しも開いている。
コンサートは、女性4人のサクソフォーングループ「feel saxophone quartet」が、同谷戸内の「おもいでの謡のこみち『森の広場』」で約2時間演奏する。会場では、同会会員らが日没と共にかがり火をたき、幻想的な雰囲気を演出する。雨天の場合は初山幼稚園ホールに変更。参加費は1ドリンク付きで1000円。演奏後は、初山用水に飛び始めるゲンジボタルを鑑賞しながら丘陵を下る。
コンサートに先立ち、午後3時からは初山幼稚園ホールで同会の10周年を祝う「交流会&懇親会」が開かれ、飛森谷戸の活動についての報告と参加者の意見交換、谷戸の散策が行われる。
会場内には、昨年秋に環境 学習用として「ゲンジホタルの一生」ととんもり谷戸のNewキャラクターの「トンちゃん」「モーリくん」を描いた看板が設置され、この日参加者にお披露目する。この看板は、群馬県みなかみ町の「水上工房」の広川義直さ ん夫妻が制作したレリーフ仕上げで、目の不自由な人がさわってホタルの姿を知ることができるという珍しいもの。
交流会の参加は自由で、音楽会の入場料も含み3000円。
連絡は電話044(977)6581飛森谷戸の自然を守る会事務局、またはemil([email protected])。
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第21回麻生音楽祭:6月10日〜7月2日に麻生市民館で
「麻生音楽祭2006」(同祭実行委員会・麻生区役所、川崎市教育委員会主催)が、6月10日から7月2日まで新百合ヶ丘駅前の川崎市麻生市民館大ホールで土曜・日曜を中心に催される。
関連記事:麻生音楽祭2005>
21回目を迎える麻生音楽祭は「音楽の街あさお」を合い言葉に、区内の小・中・高等学校をはじめ区内の音楽団体など市民と行政が共同で催す音楽の祭典で、ことし21回目を迎える。今回は61団体が参加、5日間にわたりスクールコンサート、コーラスのつどい、アンサンブルのつどい、ファミリーコンサート、ミュージカルを催し、20回を記念して昨年作られた区のイメージソング「かがやいて麻生」も演奏。このほか、期間中に協賛イベントとしてジュリアード・ジャズ・オーケストラやささきいさおコンサートも催される。
入場は、協賛イベント以外は無料で、ファミリーコンサートとミュージカルは整理券が必要(配布は終了)。
問い合わせは044(965)5116麻生区音楽祭実行委員会。
●音楽祭の内容と日程、出演団体
◇スクールコンサート=6月10日午前11時
区内の小・中・高校18校よる合唱・器楽演奏
出演=西生田、千代ヶ丘、百合丘、南百合丘、麻生、東柿生、王禅寺、柿生、栗木台(以上小学校)、西生田、金程、長沢、麻生、柿生、王禅寺、白鳥(以上中学校)、麻生高校、麻生総合高校。
◇コーラスのつどい=6月11日午後1時30分
児童から女声・男声・混声、シルバーまで幅広い年代の28団体による合唱
出演=青葉コーラス、あおばリトルコーラス、あさお歌う会、麻生合唱団、麻生小学校PTAコーラス、麻生女声合唱団、麻生童謡をうたう会、あさおポップスコーラス、麻生もくせい会、アンサンブル・アマデウス、アンサンブル"風"(ふう)、アンサンブル・リス、市来音楽教室合唱団、王禅寺女声コーラス、Clover Lovers(クローバー・ラヴァーズ)、コーラスいくた、コーラス「柿の実」、コーラス銀の会、コール・アンジェラ、コール・クリング、コール・リス・ブラン、コーロ・マスキーレ・あさお、混声合唱団南生田コーラス、白ゆりコーラス、和(なごみ)・Japan、ノッホ・アイマール男声合唱団、ゆりがおか児童合唱団。
◇アンサンブルのつどい=6月17日午後12時30分
オカリナからジャズ、ハワイアン、邦楽まで13団体がさまざまな器楽演奏
出演=麻生オカリナを楽しむ会、麻生弦楽合奏団、アンサンブルマンドリーノ斉藤、アンサンブルシェーンフェルト、F-VOX(エフ・ヴァックス)、音姫座、小原聖子ギター・スタディオ、グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ、三曲あさお、楓会、千代ヶ丘ユースバンド、ハーモニックス、マウイ・アイランダース。
◇ファミリーコンサート=6月18日午後3時(入場整理券)
「音楽でめぐる世界の旅」をテーマにアナウンサー秋山雅子さんの司会で馴染みの7曲を演奏
出演=麻生フィルハーモニー管弦楽団。演奏曲目=グローフェ/グランド・キャニオン組曲より「日の出」、ボロディン歌劇「イーゴリ公」より「ダッタンジンの踊り」、ケテルビィ/ペルシャの市場にて、チャイコフスキー/スラブ行進曲、シャブリエ/狂詩曲「スペイン」、ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲、ヨハン・シュトラウスII/美しく青きドナウ
◇ミュージカル「boy be」=7月1日午後3時(入場整理券)
昭和音楽芸術楽員ミュージカル科の学生が演ずるミュージカル
出演=昭和音楽芸術楽院。人間の感情を理解できるロボットboy beが、争いを繰り広げる人間に語りかけるオリジナルミュージカル。
◇協賛イベント ジュリアード・ジャズ・オーケストラ'06日本公演=6月14日午後6時30分、2000円(売り切れ)。問い合わせ電話046(245)1055昭和音楽大学演奏室。
◇協賛イベント ささきいさおコンサート=7月2日午後2時30分・5時、S席3000円、A席2500円、ペア席4000円。問い合わせ電話044(954)9990マイタウン21。
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2006年6月 7日
川崎フロンターレがナビスコカップ準決勝に進出
川崎フロンターレが6月7日、ナビスコカップ準決勝に進出した。川崎はこの日、ホーム等々力に浦和レッズを迎え準々決勝第2戦の対戦を2対1で勝利。6月3日第1戦のアウェイ浦和駒場スタジアムの対戦では4対3で敗戦して1勝1敗だったが、今シーズンからナビスコ準々決勝以上の試合に採用されたアウェイゴール方式により、アウェイの得点が浦和を上回りベスト4となりサポーターを沸かせた。
写真=決勝ゴールを決めたジュニーニョ選手(10)と喜ぶ中村選手(14)
競技場は平日にもかかわらず17時の開門から両チームのサポーターが続々と来場、16000人を越える観客が集まった。好戦しながらも第1戦を落とした川崎は、ベスト4に進出するためには、相手の得点を押さえての勝利が必要。
試合は、立ち上がり浦和ペースで進む。12分、カウンター攻撃からマルクスのシュートが浦和のDFにあたりこぼれた球を我那覇が落ち着いてゴールを決め先制。両チームとも白熱した速攻を繰り返し互いの好守でしのいでいたが、31分、ファールの判定で浦和ワシントンにPKを献上、同点となる。後半、立ち上がりから浦和の攻撃が続くが川崎のDF陣とGK相澤の好守でしのぐ。意地を見せて前がかりとなる浦和に対し、川崎は53分スピードを生かしたジュニーニョが勝ち越しのゴールを決め川崎は押せ押せムード。再三チャンスを作り出すが、相手の好守に阻まれた。負けられない浦和は、スピードのあるFWを投入して猛攻をしかけるが、川崎はサポーターの応援に押されて全員で守りきった。
第1戦と第2戦のゴールは5対5と同スコアだが、新ルールでアウェイでの得点が多い川崎に軍配が上がり、準決勝進出をもぎ取った。
試合後の会見で関塚監督は「第1戦は2回リードしながら敗戦、今日のホームゲームは勝たねばという強い気持ちでのぞみクラブやサポーターみんなの気持ちが通じて勝ち上がれ、うれしく思う。クラブ目標のベスト4に入り、いい形でリフレッシュに入れる」と笑顔で語った。
写真=上・試合終了後に喜ぶフロンターレイレブン(撮影:藤井隆弘)、下・笑顔の関塚監督と交代した我那覇・マルクス選手ら
●リーグ再開は7月19日 鹿島、浦和、ガンバ大阪と「修羅場」の3戦
リーグ戦再開は7月19日からで、7月30日の前半戦終了まで水曜、土曜(日曜)のタイトな日程となっている。現在リーグ戦暫定1位の川崎は13節鹿島(7月19日、アウェイ)、14節浦和(7月22日浦和、ホーム)、15節ガンバ大阪(7月26日、ホーム)と強豪と対戦。チームのことしの目標(4位以内)を達成するためには勝利することが必要だ。
チームはこの3戦を「修羅場3」と名付け、アウェイツアーを含め応援観戦を呼びかけており、フロンターレ後援会会員を対象にすでにホーム試合のチケットの先行販売している。問い合わせ電話044(829)3011フロンターレ事務所。
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2006年6月 3日
カッパーク鷺沼オープニングイベントに4200人:鷺沼プール跡地で
川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地で6月3日、カッパーク鷺沼オープニングイベント&水道フェア(宮前区・水道局主催)が開かれ、親子連れなど4200人が今春完成した土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フロンタウンさぎぬま、さぎ沼なごみ保育園の4つのエリアを結んで行われたさまざまな催しを楽しんだ。
写真=式典で披露されたカッパーク鷺沼のシンボルイメージ「カッちゃん」(左から2番目)
シンボルマーク採用の玉城有花さんらを表彰
イベントはまず、土橋小学校校庭で午前10時から消防音楽隊のファンファーレでオープン記念式典が開かれ、阿部孝夫川崎市長が「カッパーク鷺沼は、プールの跡地に目的の異なる施設をいっしょにした川崎市初の場所。プールを連想するカッパとパークを併せた名称と聞いているが、宮前区のシンボルとして多くの市民に存分に利用してもらい、ここから元気な子どもが育つことを期待しています」とあいさつ(写真左)。同区選出の矢沢博孝市議会議長が「昭和43(1968)年から35年間プールとして利用されたが、21世紀を担う新しい施設をみんなの財産として活用してもらいシンボルの場としてなることを願う」と話した。
続いて公募で決めた名称とイメージキャラクター優秀作品の紹介と受賞者表彰が行われた。公募は1月1日から2月16日に実施、名称は全国308件の応募の中から吉村萌さん(当時・宮崎小学校1年、現在名古屋市に移転)の「カッパーク鷺沼」に、キャラクター(カッちゃん)は240件の中から玉城有花さんの作品が採用された。大下勝巳宮前区長と江井茂水道局長が玉城さん(宮崎小2年さん)やこの日出席した優秀賞の作者に表彰状を手渡した(写真右)。校舎入り口では、小学生からお年寄りまで幅広い年代の区民が作った1万2000個の折り鶴で作った高さ4m、幅3mのイメージキャラクター画も披露された。
同小多目的ホールでは、有馬中学校吹奏楽部2、3年生部員49人が外山智子教師の指揮で「メインストリート・エレクトリカルパレード」「そよ風のマーチ」など5曲を演奏、100人を越える聴衆から大きな拍手を受けていた。同ホールでは東京交響楽団弦楽奏者の廣岡克隆さん(第1ヴァイオリン)、板垣琢哉さん(第2ヴァイオリン)、大野順二さん(ヴィオラ)、音川健二さん(チェロ)によるミニコンサートも催され、有馬中吹奏学部員や音楽好きな市民約200人が一流の演奏家による「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や水にちなんだ歌謡曲「川の流れのように」など馴染み曲を間近で堪能した。校庭では、川崎フロンターレの協力でキックターゲット、玉投げビンゴゲームや宮前警察署が運動反射神経テスト、白バイ展示、郵便局の切手販売などが行われた。
地元の大道芸人やフロンターレ元選手のサイン会も開催
鷺沼ふれあい広場では、水道局が水道フェアを開催。水中輪投げ、水鉄砲など水を使った催しや災害時応急給水の模型展示、マップなどの配布を行った。3種類の水を飲む比べる利き水コーナーには約300人が参加、真剣な表情で水を味わっていたほか、生田天然水「恵水」の販売が人気を集めた。
芝生では、カッパ姿のトレードマークで世界を駆けめぐる土橋の大道芸人おいかどいちろうさんの獅子舞とおいかどさんの仲間による音楽演奏付き紙芝居などが行われ、子どもたちが見物(写真)。またビオトープ池では、水遊びする子どもの姿が目立った。
フットサル場「フロンタウンさぎぬま」では、事前申し込みをした親子140人が元フロンターレ選手向島建さんの指導でサッカー技術を基礎から体験。正午からは向島さんと昨年引退した久野智昭さんのサイン会も開かれ、2人は笑顔でサインに応じていた。
さぎ沼なごみ保育園では、園庭で木を使った火おこし、のこぎりを使ってタケや木の切り落とし体験のほか、園舎で地元老人クラブによるお手玉、折り紙など昔の遊びコーナーも開かれ、祖父母世代と孫世代など幅広い年代のふれあいがなごやかに繰り広げられていた。
各会場の入り口には、スタンプラリーの台が設置され、「商品は何かな」と楽しげに話しながらスタンプを押す親子連れも多かった。
今回は、オープニングイベントとして4つのエリアをつなげて開放したが、区のシンボルとなるよう今後も年に1回程度、イベントを開催する方針という。
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2006年5月31日
田園調布学園大学で公開講座:6月10日から24日に
川崎市麻生区の田園調布学園大学が、「『21世紀を生きる』〜音楽・歴史・文学は生の鼓動」をテーマに6月10日から24日の毎土曜公開講座を開催、参加者を募集している。
講座は同大学人間福祉学部と短期大学部が主催。
日程と内容は
●6月10日=「音楽の力 マリンバ実演奏を交えて〜文化遺産としての音楽の役割と展望」。講師、マリンバ奏者・奥平哲也さん。
波乱の歴史の時代を生き曲を作った人の信念、演奏者の願い・聴衆の想いを想像しながら響きにふれる。「この道」「アヴェ・マリア」「奥平作品」などの演奏付き。
●6月17日=「てらこやの四季〜江戸の寺子屋のはなし」。講師、田園調布学園大学教授・田中克佳さん。
江戸時代の初等教育機関「てらこや」と都市に焦点を合わせスライドを使って江戸の子どもたちの学習のイメージを試みる。
●6月24日=「夏目漱石と現代〜家族・個人の立場から」。講師、田園調布学園短期大学教授・影山恒男さん。
文豪としての漱石だけでなく、夏目房之介の「孫が読む漱石」などを参考にしながら、漱石の家族観、個人の意識などをさまざまな角度から、明治人気質の漱石の考え方、生き方を考える。
時間はいずれも午後2時20分〜午後4時20分、会場は、同大学4号館441講堂。受講料は無料。申し込みは
葉書に受講日、住所、氏名、年齢、電話番号、性別を書き、〒215-8542 川崎市麻生区東百合丘3-4-1 田園調布学園大学図書館内・公開講座係。問い合わせは電話044-966-3443同大図書館内・公開講座係。
2006-05-31 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月30日
宮前区の「カッパーク鷺沼」が6月3日にオープニングイベント:区民の出会いと交流の場に
川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地にこの春完成した、土橋小学校、鷺沼ふれあい広場、フットサル場「フロンタウンさぎぬま」、さぎ沼なごみ保育園の完成を祝うオープニングイベント(宮前区・水道局主催)が6月3日午前10時から午後1時まで開かれる。
また、この跡地の愛称とイメージキャラクターを公募、愛称は「カッパーク鷺沼」、キャラクターは教育、広場・公園、運動施設、福祉の4つのゾーンを表すハート型の四つ葉のクローバーを頭に載せたカッパの化身「カッちゃん」に決まった。
オープニングイベントは、カッパーク鷺沼が幅広い年代の人の出会いと交流と場所になるよう同区が土橋小、川崎フロンターレ、さぎ沼なごみ保育園、宮前警察署、宮前郵便局の協力で催すもので、土地を所有している水道局も参加、水道フェアも同時開催する。
主な内容と会場は、
土橋小学校校庭(雨天の場合は同小体育館)でオープニング式典、名称とイメージキャラクターなどの入賞者の表彰、折り鶴で作ったイメージキャラクター画の披露など。同小多目的ホールでは、有馬中学校吹奏楽部の演奏に続き東京交響楽団のメンバーにより四重奏「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「となりのトトロ」などおなじみの曲の演奏が行われる。
鷺沼ふれあい広場では、水道局が水道フェアを開催、水道相談、利き水、水と遊ぶ、災害対策の4つのコーナーにわけてイベントや展示を行う。
さぎ沼なごみ保育園では、カレーなどの屋台、歌やパーカッション、子育て情報コーナー、昔の遊び広場など。
フロンタウンさぎぬまでは、サッカー教室(事前申し込み制、締め切り終了)が開かれる。
このほか、各会場をまわってクイズに答える「お楽しみスタンプラリー」も行われ、先着400人にカッちゃんグッズがプレゼントされる。
問い合わせは電話044(856)3133宮前区役所総務企画課。
2006-05-30 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月27日
狛江市で水防訓練:一般市民も参加し水防工法を体験
水難事故の発生シーズンを前に5月27日、狛江市、狛江消防署、狛江消防団が同市猪方4丁目先の多摩川河川敷で恒例の合同水防訓練を実施。同市では昨年9月の台風で、70件の浸水被害があったことから、水防訓練として初めて一般市民にも訓練参加を呼びかけ、雨の中でさまざな水防工法などを体験した。
写真=ボートを使った消防署員の救出訓練(上)、ビニール袋に水を入れて都市型浸水対策を体験する市民
午前9時からの訓練は、台風の接近に伴い梅雨前線が刺激されて「大雨警報」が発令、多摩川の水位が上昇し堤越水の可能性があり、中州に人が取り残されたという想定。ポンプ車など車両15台、救命ボート2艇を使い狛江消防署、市職員、狛江消防団のほか同市建設業協会、狛江市防災会、女性防火の会、東京消防庁災害時支ボランティア、一般市民など約450人が参加して行われた。
会場では、狛江消防署員の指導で砂や水、鋼板などを使って「積み土のう」「連結水のう」「鋼製かまつき」「都市型」の4種の水防工法のほか堤防の斜面を利用してビニールシートについている細長い袋に土のう何個も入れて亀裂の入った堤防を守る「T型マット」の訓練を実施。
積み土のう工法は、狛江市幹部職員と職員隊が砂の袋済めを、災害時支援ボランティアの女性が一輪車をつかって運搬に参加。狛江市防災会、女性防火の会、一般市民約100人が、土のうの代わりにポリタンク、プランター、ゴミ袋など家庭内にある身近な物に砂や水を入れて下水道などからあふれた水が住宅に浸水するのを防ぐ都市型工法を体験した。
川のなかでは、消防署員と消防団が中州に取り残された人を救命ボートで運び川岸から救出する本番さながらの訓練を行った。
参加者は、時折強く降りしきる雨のなかで足下までぐっしょりになりながら、約2時間に及ぶ訓練に真剣に取り組んでいた。また、会場には、1984年に今回の訓練現場下流の住宅19棟が流失した多摩川水害の新聞と写真も展示、熱心に見入る人もいた。
2006-05-27 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月22日
ナビスコ予選で川崎フロンターレはグループトップ:準々決勝は浦和レッズと対戦
ヤマザキナビスコカップのグループ予選最終試合が5月21日行われた。前の試合(5月17日)で決勝トーナメント進出を決めたBグループの川崎フロンターレは、ホーム等々力で鹿島アントラーズと対戦、2対1と勝って5勝1敗勝点15でグループトップとなった。
準々決勝の対戦相手はAグループトップの浦和レッズ。試合は6月3日がアウェイさいたま市浦和駒場スタジアムで15時、6月7日がホーム等々力陸上競技場で19時キックオフ。
写真=川崎フロンターレFW黒津勝選手の勝ち越しゴール
2006-05-22 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月20日
日本民家園がライトアップ:光に浮かぶかや葺き屋根
川崎市多摩区枡形の市立日本民家園で5月20日、夜間特別公開が2時間にわたって行われ、訪れた家族連れや若いカップルなど約150人が夜空に浮かび上がったかや葺(ぶ)き屋根の幻想的な美しさを楽しんでいた。
この夜間公開は「昼間とは違う夜の古民家の美を楽しんで」と2003年3月以来、3年ぶりに実施したもの。
公開したのは、江向家、山田家、野原家、山下家の合掌造り4棟と、長野県の佐々木家、千葉県の作田家の合わせて6棟。投光器4基、足元灯8基などを使って古民家の外部を照らし出すとともに、あんどん5基や電球などで室内を照らし、いろりに火を入れて夜の古民家のムードを再現した。
作田家では「古民家で聞くむかし話」と題して多摩区の市民グループ「多摩ストーリーテリング・おはなし万華鏡」のメンバーが、いろりばたで「女房の首」「油とり」などのこわい話を語り、子どもたちは真剣な表情で話に聞き入っていた。
この日は、午後に強い風雨に見舞われたため、参加が少なくなるのではと心配されたが、午後6時の公開前には雨も上がり、しり上がりに入園者が増え、準備にあたった同園職員やボランティアたちをホッとさせた。
夜間公開は6月3日にも実施される。入園は山下家前の入り口からで、料金は300円(中学生以下は無料)。時間は午後6時から8時。「むかし話」の会は6時15分と7時15分の2回実施し、定員は先着30人。参加は入園料のみ。
問い合わせは電話044-922-2181日本民家園。
ホームページhttp://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm
2006-05-20 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎の市民団体が日本の外交政策について学習会
川崎市内の2つの市民団体が、イラク戦争に反対し続けた元レバノン大使天木直人さんを招き、5月21日午後2時から川崎市中原区の中小企業婦人会館で日本の外交政策などの実情について学習会を開く。
主催するのは、川崎市民の寺子屋と多摩平和サロン。学習会は、「アメリカの言いなりで日米軍事一体化 これでいいのか日本」というタイトルで天木さんが、外交官だからこそ知り得たイラク戦争の本当の姿、在日米軍再編の狙い、日米外交の舞台裏などについて約1時間30分話し、会場の参加者と意見を交換する。
参加は自由で参加費は500円。
問い合わせは電話044(987)5366須見さん。
2006-05-20 in 02) イベント・催事, 06)政治, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月19日
花酵母の酒の試飲会:5月21日に狛江市で
狛江市内の日本酒愛好家らの団体「狛江でおいしい地酒を楽しむ会」が80回を迎え、いま話題の「花酵母」を使った酒を飲み比べる会を5月21日午後7時から小田急線狛江駅前のエコルマホール6階の多目的室で催す。
同会によると花酵母は、東京農業大学短期大学部醸造学科の中田久保教授が長年の研究から作り出した自然界からの清酒酵母で、日本酒に存在する様々な香りや味の個性を増幅促進する力を持つのが最大の特徴という。同大学の卒業生を中心に全国の熱心な蔵元が集まり2004年に「花酵母研究会」が設立された。
花酵母は、ナデシコ、ツルバラなど種類も豊富で、これまで日本酒を苦手としていた人にも飲みやすい酒もあるという。
当日は、穴吹酒造、壱岐焼酎協業組合、白相酒造、来福酒造、李白酒造、六歌仙など13社の酒が出される予定。参加は、申し込み制で2500円。
申し込み・問い合わせは電話03(3480)8931籠屋秋元商店内狛江でおいしい地酒を楽しむ会事務局。
2006-05-19 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月17日
川崎フロンターレがナビスコカップ決勝トーナメント進出決める
ヤマザキナビスコカップ予選第5日が5月17日夜に等々力競技場で行われ、Bグループの川崎フロンターレは大分トリニータに勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。
(写真=中村憲剛がロスタイムで決勝ゴールを決める)
雨の中で行われた試合は、互いに決め手を欠き、スコアレスドローのまま終わるかに見えたが、後半ロスタイムに川崎フロンターレのMF中村憲剛が貴重な決勝ゴールを決めた。同じBグループでこれまで得失点差でトップにたっていた鹿島アントラーズが京都パープルサンガに敗れたため、フロンターレは勝点12で1位になった。
18日に行われる他グループの結果を待たず、決勝トーナメント進出の条件(グループ1位と2位のうち勝点の多い上位3チーム)を
クリア、5月21日のアントラーズとの直接対決を待たずに準々決勝にコマを進めることになった。
試合後、関塚隆監督は「昨年は勝点が1足りず、決勝に進めなかったので、うれしい」と喜んでいた。
2006-05-17 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月16日
日本民家園が5月20日と6月3日にライトアップ:夜の古民家を特別公開
「夜の古民家を楽しんで」と川崎市多摩区枡形の市立日本民家園で5月20日と6月3日に夜間特別公開が行われる。当日は、園内にある古民家6棟をライトアップするほか、いろりばたで昔話を聞く会も催される。
当日は、江向家、山田家、野原家、山下家の合掌造り4棟と、長野県にあった佐々木家、千葉県にあった作田家の合わせて6棟をライトアップ、江向家、山田家、佐々木家ではいろりに火を入れるなどして床上公開を行い、夜の民家の雰囲気を味わってもらうことにしている。
また、作田家では「古民家で聞くむかし話」と題して多摩区の市民グループ「多摩ストーリーテリング・おはなし万華鏡」のメンバーが、「女房の首」「油とり」(5月20日)、「ほらあなさま」「朝日長者と夕日長者」(6月3日)などのちょっぴりこわい話をいろりばたでする。
同園では2003年3月29日に初めてライトアップを行い好評だった。その後も希望が寄せられたものの、準備作業がたいへんなこともあり、見送られてきた。園では、多くの人に夜の古民家の魅力を楽しんでもらおうと、照明用の配線施設や投光器などの機器の整備などを行い、開催にこぎつけた。
入園は山下家前の入り口からで、料金は300円(中学生以下は無料)。時間は両日とも午後6時から8時。「むかし話」の会は、両日とも6時15分と7時15分の2回実施し、定員は先着30人。参加は入園料のみ。
問い合わせは電話044-922-2181日本民家園。
ホームページhttp://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm
2006-05-16 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月12日
麻生区の福祉作業所でハーブまつり
ことし10周年を迎える川崎市麻生区下麻生3-32-5の福祉作業所「があでん・ららら」で5月13日午前10時から午後3時まで、ハーブ苗やバーブを使った自主製品、ミニコンサートなどを行う恒例のハーブまつりが開かれる。
がーでん・らららは、離農した園芸農家の畑、温室2棟、住宅を借り受けて1996年4月に開所、川崎市内では数少ない園芸作業を主力としたこころの病の人のための作業所。現在、約1000平方mの畑と温室で約100種類のハーブの苗や園芸用の花を育てるほか、園で取れたハーブ入りのクッキーやポプリなどハーブを使った手芸品をボランティアとともに作っている。
「ハーブまつり」は、作業所への理解と地域で支援する人への感謝のため、市民団体の協力で開所翌年から開催。当日はハーブガーデンの公開、ハーブ苗、ハーブクラフトやクッキーの販売のほか模擬店、バザーのほか温室でミニコンサートが催される。ミニコンサートは、午前10時15分から午後2時30分で、矢島恭子さんと吉川洋子さんのバイオリンとピアノ演奏、TOMATOの打楽器演奏、ゆり太鼓の和太鼓、アンサンブル木の実の手作り楽器演奏、田園調布大学「ごっつぺる」の合唱といずれも地域で活動する音楽グループが出演する。
交通は小田急線柿生駅、田園都市線市ヶ尾駅からバス「麻生新町」下車。
問い合わせは電話044(989)8323があでん・ららら。
2006-05-12 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年5月 8日
川崎フロンターレがセレッソ大阪に辛勝:前半戦を暫定1位で折り返し
Jリーグがワールドカップで中断する前の最後となるJ1第12節2日目の試合がGW最後の5月7日に行われ、川崎フロンターレはホーム等々力にセレッソ大阪を迎えて対戦。1対0と辛勝し、AFCチャンピオンズリーグ2006出場のため1試合を残す(7月12日開催)ガンバ大阪を抜いて暫定1位で前半戦を終了した。
写真上=66分にミドルシュートを決めて喜ぶ川崎フロンターレマルクス選手(写真中央)とチームメイト(撮影:藤井栄美)、下=試合後サポーターに手を振るフロンターレ選手とがっくりうなだれるセレッソ選手(左側)
試合は、GWの過密日程による疲れと雨の影響で両チームとも調子が今ひとつ、トップと最下位のチームとの対戦とは思えないほど。特に前半は、フロンターレ選手の動き出しが遅くてパスが繋がらず中盤でボールを奪われ自陣を守る展開が続いたが、セレッソの決定力不足とフロンターレGK相澤のセーブに助けられ0−0で折り返した。
後半フロンターレは、パスが繋がり好調時のスピードが勝るカンターアタックとは言い難いがようやくシュートで終わる攻撃が出始めた。60分、疲れの見える我那覇に代え黒津が出場、谷口がキープして黒津がからんだボールをマルクスが巧みにミドルシュートして先制。この得点でフロンターレは元気を取り戻してサポーターの応援にこたえるかのように黒津がゴールまでボールを運ぶが、相手GKに阻まれ追加点を奪えなかった。逆に終了間際からロスタイムには、捨て身のセレッソのパワープレーに押され気味となったが、井川、佐原を投入して守備を堅め、無失点で勝点3を積み重ね首位を守った。
試合後、ベンチはいつもより大きなガッツポーズで笑顔にあふれた。記者会見では関塚監督は「連戦の疲れで難しかったが、選手がよく踏ん張ってくれた。まだまだトレーニングするところがあり上を目ざして頑張りたい」とほっとした表情で語った。
再開後のレッズ戦 後援会員に限り5月21日から先行発売
12節終了時のフロンターレの成績は、8勝3敗1引き分け勝点27、引き分けをはさんで6連勝と好成績を残している。1試合少ないガンバは8勝2敗1引き分け勝点25。AFCチャンピオン戦出場のために繰り延べとなったガンバの試合結果によっては順位はひとつ落ちる可能性があるものの、得点ランク日本人1位の我那覇らの活躍で得点は他チームを大きく引き離してリーグトップの32点を記録しており、上位の成績は揺るぎない。
むしろワールドカップ開けのJリーグ再開後の13節島アントラーズ(7月19日アウェイ)鹿、14節浦和レッズ(7月22日ホーム)、15節ガンバ大阪(7月26日ホーム)との3試合が、ことしの目標に達成できるか否かの大きなカギとなりそうだ。14節の浦和レッズ戦は、ホームサポーターの入場を増やすため、フロンターレ後援会会員に限り、講演会、アズーロネロなどで5月21日から先行発売される。
問い合わせは、電話044(829)3011フロンターレ事務所。
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2006年5月 2日
泉の森会館で「思い出の『銀行町』展:狛江三叉路付近の賑わいを
小田急線狛江駅北口の泉の森会館ギャラリーで4月29日から、狛江市東和泉の狛江三叉路付近の昔の町並み写真などを展示する「思い出の『銀行町』展」が催されている。5月3日午後1時〜3時30分には同館3階ホールで午後1時から、地域に住む人が当時の町の賑わいぶりや町の様子を語る「昔の『銀行町』について聞く会」も開かれる。
「銀行町」は、狛江市の世田谷町田線と狛江通りがぶつかる狛江三叉路付近(東和泉1丁目と2丁目の一部)のことで、多摩川の渡し場へ向かう大山道と調布・府中方面へ行く品川道が交差する昔からの交通の要所だ。純農村地帯だった明治33年、この場所に旭貯金銀行狛江支店が創業され、大正3年に倒産したことから「銀行町」と名付けられ、付近の町会「銀行町親和会」(栗山祥夫会長)に名が残っている。
銀行倒産後、料理屋、呉服屋、床屋、カフェ、青物市場、射的場、写真館、芝居小屋などが次々でき村一番の繁華街だった。戦後もパチンコ屋2件が2件あり、昭和30年代後半まで賑わいを見せていた。
展覧会は、銀行町親和会の栗山祥夫会長、飯田吉明副会長らが集めた35点の写真、聞き取り調査して描いた昭和10年、30年と現在の地図、和菓子屋の菓子の木型や焼きごて、質屋の台帳などのほか明治時代の文机、火ばち、祭りの半纏(はんてん)などの生活道具を展示している。
展示時間は、午前10時から午後6時。参加は無料。問い合わせは電話03(5497)5444泉の森会館。
2006-05-02 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月30日
川崎フロンターレが引き分け:清水に公式戦初勝利はお預け
Jリーグ第10節第1日目の試合がGW初日の4月29日に行われ、川崎フロンターレは清水エスパルスと対戦。先行された試合を逆転に持ち込み、初勝利に手が届きそうだったが、終了間際に追いつかれ、前節の2位から4位に後退した。
写真=試合後力なく引き上げるフロンターレ選手(撮影:藤井栄美)
2006-04-30 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月28日
川崎フロンターレが京都に快勝:ナビスコカップ予選第3日
ヤマザキナビスコカップ予選第3日が4月26日の夜に行われ、Bグループの川崎フロンターレはホーム等々力で京都パープルサンガと対戦して快勝した。Bグループはこの日、鹿島アントラーズが大分トリニータに敗戦したため鹿島、川崎、大分が勝ち点6に並ぶ混戦となり、川崎フロンターレは得失点の差で2位につけている。
写真=勝ち越しの2点をあげて喜ぶフロンターレのジュニーニョ選手
2006-04-28 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月21日
泉の森会館で和紙と和菓子で2人展
和紙と和菓子で日本の美を表現するユニークな「和紙創作タペストリーと和菓子展」が狛江駅前の泉の森会館で19日から23日まで開かれている。
作品を作ったのは、和紙が狛江市和泉本町の久光寧子さん、和菓子が同市猪方出口成子さんの2人で、同市西河原公民館で活動する手漉き和紙グループ「こま」の仲間だ。
こまは、コウゾを使って木枠に繊維を流し込む本格的な紙漉グループで、最近は繊維を草木染めし、色紙も制作している。久光さんは、約10年前に西河原公民館で催された紙漉し講座からの会員で、独自のアイデアで透かしの技術を考案、同グループのリーダー的な存在。すいた紙を加工してさまざまな作品を制作、昨年都内で初の個展を開いた。今回は、作った作品を市内の友人らに見てもらおうと、和菓子作りが趣味の出口さんを誘い、春をイメージする2人展を開くことになった。
出口さんは、カルチャースクールで短期間和菓子を習ったことがきっかけで、材料や形などを独自に研究。さまざまな和菓子で季節感を演出するのを楽しみにしており、近い将来自宅で和菓子教室を開く計画を持っていることから、そのステップアップにしようと久光さんの誘いに応じた。
会場の壁には透かしに模様いり、2、3色の色が掛けあわされた手漉き和紙、花模様を漉き込んだ紙を組み合わせたタペストリーや和紙で作ったランプシェイドー、花瓶の多いなどを展示、テーブルには春をイメージした色鮮やかな和菓子が並べられ、落ち着いたなかにも華やいだ雰囲気を演出している。
展示時間は、午前10時から午後6時。問い合わせは電話03(5497)5444泉の森会館。
2006-04-21 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月19日
多摩川に親しんでとイベントラリー:源流から中流の4市町村の催しの参加者募集
狛江市のいかだレースなど多摩川の源流から中流域の5カ所で開かれる催し物に参加するイベントラリーが4月29日から始まる。多摩川に親しんでもらおうと1998年から流域の市町村が連携して開催しておりことし9回目を迎える。
ラリーは、29日の巨樹と清流のまち奥多摩町「森林浴ヘルシーウォーク」(奥多摩むかし道=10kmを歩く、電話0428-83-2112)を皮切りに、5月4日山梨県小菅村の水と火と味の祭典「源流祭り」(釣り大会、流域の芸能大会、夜は日本一のお松焼き電話0428-87-0111)、7月16日(雨天7月23日)「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(仮装とタイムを競うレース03-3480-9367)、7月30日山梨県丹波山村「夏まつり丹波」(カヌー教室、木工教室、マスのつかみどり、水上丸太わたりほか、電話0428-88-0211)。最後は12月3日、狛江エコルマで行われる多摩川流域郷土芸能フェスティバル(小菅村、丹波山村、奥多摩町、狛江市などの郷土芸能の競演、電話03-3489-1166)。フェスタ会場では小菅村、丹波山村、奥多摩町の旅行宿泊券(ペア)やそれぞれの温泉入浴券、グアム旅行(ペア3泊4日)があたる抽選会、3つ以上のイベント参加全員には特産品がプレゼントされる。
ラリーの台紙は小田急線の狛江、和泉多摩川、喜多見、成城学園駅と狛江市などで配布している。問い合わせは電話03(3480)9367イベントラリー事務局。
2006-04-19 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月16日
川崎フロンターレがホームで快勝:3位を守る
Jリーグ第8節の試合が4月15日と16日に行われた。第2日目日程の川崎フロンターレはホーム等々力で大宮アルディージャと対戦。3対1とホームで3試合ぶりに快勝し、地元ファンを沸かせた。この勝利でチームは5勝2敗1引き分けで勝ち点17で、浦和レッズ、ガンバ大阪に続き前節終了時の3位を守った。
写真(上から)=フロンターレ3点目の原田選手のゴール(右から2番目)、200試合出場記念に妻から花束をもらう米山選手
試合は、今シーズンのプレシーズン(2月26日)で対戦したときと違いアグレッシブな展開。立ち上がりは今シーズン大型補強した大宮のペースだったが、フロンターレGK相澤の冷静な処理で落ち着き、15分過ぎからは徐々にフロンターレのリズムとなった。前半は大宮の体を使った厳しいデフェンスを交わしてマルクス、マルコン、我那覇、森がセットプレーを含めて10本のシュートを放つが大宮GK新谷の好守に阻まれ無得点。大宮は前半だけで4枚のカードが出された。
後半、フロンターレは開始直後からボールを左右に動かし大宮のゴールをうかがうが、GK新谷が好プレーでゴールを死守。62分大宮の選手交代直後のコーナーキックにフロンターレ箕輪が頭で合わせて先取点をたたき出した。その4分後には、マルコンが大宮DF2人をかわして放ったクロスボールをジュニーニョがダイビングヘッドで決め、あつい応援を送るGスポットのサポーター席前で飛び上がってアピール、観客から大きな賞賛を受けた。この追加点に同期昇格の意地を見せて攻撃を仕掛ける大宮に対し、フロンターレはマルクスに替え原田を投入。交代直後の原田は、78分にゴール前で大宮DFに当たったボールを左足にあて身体ごとゴールに飛び込んで3点目をあげた。その直後に大宮は藤本がゴールを決めたが、残り時間で追加点を挙げることができず、フロンターレが3対1で勝利した。
この試合開始前には、今季東京ヴェルディ1969から移籍した米山篤選手のJリーグ200試合出場を記念する花束が米山選手の妻まさみさんから手渡された。
次節は4月22日14時からアウェイ名古屋市陸上競技場で名古屋グランパスエイトと対戦。次のホーム試合は、リーグ戦は4月29日15時に昨年唯一2敗している清水エスパルスと対戦する。
ナビスコカップ予選 4月26日に等々力で第3節
対戦相手は京都パープルサンガ
また、その前の4月26日19時からナビスコカップ予選リーグ第3節で京都パープルサンガと闘う。ことしのナビスコカップは川崎フロンターレは鹿島、京都、大分と同組のBグループに入り、第1節(3月29日)は京都に4対3で勝ち、第2節(4月12日)は鹿島に3対1で敗戦、現在の成績は1勝1敗。決勝トーナメントに進出するできるのはA〜Dの各グループの1位と2位の成績の上位3チーム。
詳しくはJリーグのHP(ヤマザキナビスコカップ)>
2006-04-16 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
狛江市で初の子ども農業体験塾
夏野菜の種まきから収穫までの一連の作業を体験する「狛江市子ども農業体験塾 野菜作りの達人教室」の開校式が4月15日、狛江市和泉本町の狛江第一小学校体育館で開かれた。
写真=8件の受け入れ農家と子どもたち
この塾は、次世代を担う子どもたちに土に親しむ作業を通して食べ物を作る大変さ、自然の恵み、都市農業などについて関心を高めてもらおうと、同市市民部産業生活課と市教委学校教育部指導室が共催、JAマインズ農産物直売会に所属する農家の協力で初めて行われ、市内の各小学校を通して参加者を募集、30人が応募した。
開校式には、小学4年から6年の子ども21人と保護者、受け入れ農家のほか担当の市職員などが参加。木村忍教育長が「今日は入学式。作業は大変なこともあるけど、楽しんで作物を育ててください」と開講の言葉を述べた。その後、農家側を代表してJAマインズの秋元一明支店長が「都市の農家は厳しい状況下にはあるが、狛江市は(集荷などの)立地条件がよいので新鮮、安全、おいしいものをつくるのに意欲的な農家が多い。教室を通して野菜が生きていることを知ってほしい。楽しみながら元気に作業して収穫祭であいましょう」とあいさつ。直売会の小町新一会長が受け入れ先の農家を紹介した。
子ども達は家に近い農家の8班に分かれ今後の作業の日程などの説明を受けた。作業は、4月の後半から主に月2、3回土曜日の午前中に狛江の特産品のエダマメのほか、トマト、ナスなど2、3種類の野菜の種まき、草取り、支柱立て、収穫などを体験、7月22日には全員で収穫祭を行う予定だ。
参加者のひとり神田暁乃さん(小学4年)は「土遊びがすきなので、仲良しの友だちと参加しました。作業が楽しみです」と目を輝かせていた。
2006-04-16 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月13日
泉の森会館でテディベア展:市内の人気作家小町さえりさんの作品
小田急線狛江駅前の泉の森会館が、同市中和泉在住のテディベア人気作家小町さえりさんを招き、ドイツや日本各地のテディベア展で受賞した作品と最近作を展示販売している。
写真(上から)=会場風景の一部、小町さんと作品、古布で作った洋服を着る最新作のテディベア、ドイツでのコンテストで2位に入賞した親子のベア、ベア柄を持ったテディベア
15cm以下のミニチュアテディベア作家として人気を集める小町さんとテディベアの出会いは、18年前。小さいころから手工芸好きだった小町さんは武蔵野美術短大を卒業後に大手電機メーカー研究所に勤務し、出産と同時に退職し、娘さんのために編み物やボタンで手足が動くクマの縫いぐるみを作っていた。そんな時、自由が丘の駅
構内でテディベア展が開催されることを知って見に行き、テディベアの輸入卸売りをする赤田はつ子社長と出会ったのがきっかけ。その時の展示作品は、子どものおもちゃとしては高価で購入できず、自分で作ろうと材料や手足を動かずジョイントなどについて赤沢さんに聞いた。
その後、赤沢さんがテディベアの材料を販売する店を開店した連絡を受け、ジョイントなどが手に入りやすくなり本格的に作り始めた。当時は子どものおもちゃや自分の楽しみとして作品を作っていたが、1994年から毛足の長い「モヘア」と呼ばれる材料を使い、全国で開かれるテディベア展のコンテストなどに作品を出品するようになった。本体のほか小物までていねいに作った表情豊かな作品が人気を集め、各地のコンテストで受賞、テディベア作家として歩み始めた。
2003年にはテディベアの祖国ドイツのコンテストにも参加、翌年12cm以下のカテゴ
リーでジオラマ風の親子クマの作品でみごと2位に入賞の経歴を持つ。
会場には、小町さんが集めたアンティークのタイプライター、子ども靴、糸巻き、おもちゃのアコーディオン、ミシンなどの中に、ドイツや日本各地で受賞した作品と新作の古布で作った洋服を着た6cmほどのベアが数十点展示されており、メルヘンあふれる世界を作りだしている。
同展は4月18日までで、時間は午前10時〜午後6時、最終日は午後3時まで。
問い合わせは03(5497)5444泉の森会館。
2006-04-13 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月12日
かわさき市民活動センターが助成金の説明会:市内3カ所で開催
財団法人かわさき市民活動センターが、川崎市内を拠点に公益的な活動する市民団体を資金面で支援する「かわさき市民公益活動助成金」の説明会を4月13日〜15日まで多摩区役所など3カ所で開く。
この助成金は、2004年から始まったものでことしで3回目。内容は活動を開始して3年未満の団体を対象としたスタートアップ助成と3年以上の団体を対象にしたステップアップ助成の2種類。スタートアップは3人以上で構成する団体に1回限りで上限が10万円、ステップアップは5人以上で構成し3年以上の活動実績を持つ団体でこれまでの事業を発展的に拡大するする企画に対し経費の80%以内で100万円を上限とする金額で、総額は2300万円。また、ことしは特例としてスタートアップ助成を受けた団体でも10万円未満と限定付で申請できる。
助成金の審査は、公開プレゼンテーション方式で6月17日と18日に行われる。
問い合わせは電話044(430)5566財団法人かわさき市民活動法人。
説明会の会場と日程
13日=午後6時30分から多摩区役所11階会議室
川崎市多摩区登戸1775-1
14日=午後6時30分教育文化会館5階会議室
川崎区富士見2-1-3
15日=午後2時かわさき市民活動センター
中原区新丸子東3-430-2中小企業・婦人会館2階
2006-04-12 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, b5) 川崎市中原区, b7) 川崎市川崎区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月10日
多摩市民館で水墨画展
狛江市岩戸北の沈和年さんが主宰する水墨画グループ「翠風会」が4月7日から川崎市多摩区登戸の多摩市民館で展覧会を開いている。
沈さんは上海大学美術学院を卒業後、1990年に留学のため来日し洋画を学び、伝統的な中国の水墨画に現代的な感覚を取り入れた作品を描き、日本で何度も個展を開くほか、野菜や動物などを題材にした初心者向けの水墨画の本も数点出版している。約15年前から狛江市岩戸地域センターなどで水墨画を教え始め、門下生と共に「翠風会」を結成、多摩市民館で毎年作品展を開催している。
11回目の作品展には、狛江市や川崎市などの会員45人と沈さん、張瑜さんの計47点を展示。作品は、野菜、花、風景、鳥など多彩でなかにはオリンピックのフィギュアスケートもあり、作風も沈さん自身が洋画を習っていたこともあっていわゆる水墨画とはかなり異なり個性的だ。
期間中の11日午後2時30分から4時30分まで水墨画の無料体験も行われる。
会期は12日までで、時間は午前10時から午後6時まで。
2006-04-10 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月 9日
狛江市の泉龍寺で花祭り
狛江市元和泉の泉龍寺で4月8日、お釈迦様の誕生を祝う「花まつり」が行われ散歩や墓参りに訪れた参拝客は、境内の本堂前に置かれた花御堂(はなみどう)の小さな仏像に甘茶をかけ、同寺が用意した甘茶を飲んで伝統的な行事を味わっていた。
「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれるこの行事は、花園で生まれた釈迦が、右手で天を左手で地を指し「天上天下唯我独尊」と言ったとき、天から9匹の竜が降りてきて香水をふり注いだという言い伝えに基づく仏教行事。多くの花が咲く季節に行われることから日本では「花祭り」と称され、かつては全国各地の寺で花で飾った堂のなかに桶に入った仏像を安置して甘茶をかけて祝う行事が行われたが、いまは本堂でお経をあげるだけという寺が増えている。
同寺では、近くに住む檀家から届けられるツバキの花を使って毎年行われており、体に良いとされる甘茶をいただくのを楽しみにしている市民もいる。この日は、参拝に来られない家族のためにペットボトルに甘茶を入れて持ち帰る市民や家族に伴われた臨月の女性などが次々と訪れていた。
2006-04-09 in 02) イベント・催事, 05)歴史, a) 狛江市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月 7日
多摩区市民館で交通安全呼びかけるキャンペーン
春の全国交通安全運動(4月6日〜15日)にちなみ4月7日、川崎市多摩区登戸の多摩市民館で多摩区交通安全協議会がキャンペーンを実施、交通安全をテーマにした短編映画の上映や音楽演奏、約250人の参加者に事故を防止して無事に帰るの願いを込めてカエル型の菓子「カエルサブレ」を配布した。
同会ではキャンペーンに先立ち式典を開催。多摩区交通安全川崎善太郎会長が「交通事故は被害者、加害者とも悲惨なことになる。いっしょに手を携えて事故を防ぎましょう」と挨拶、4月1日に就任した鈴木基充多摩区長が家族が交通事故にあった体験談を披露して事故の悲惨さを訴えた。
その後パレードに参加予定だった川崎市消防音楽隊とカラーガード隊の女性隊員も旗を楽器に持ち替えて、春の唱歌をアレンジした「花のマーチ」「ドレミの歌」「世界にひとつだけの花」などを会場の手拍子にのって明るく演奏、大きな拍手が寄せられた。
同会では参加団体の交通安全母の会などが中心となって5日の入学式に区内14の小学校前で新入生の保護者にチラシを配布。期間中は通学路に立ち横断歩道の渡り方などの指導や11日から27日まで各小学生で交通安全教室を開催、4月10日には多摩警察署前の交差点でドライバーを対象にカエルサブレを配布した交通安全を呼びかける。
同区では春の交通安全運動のキャンペーンとして毎年、民法テレビの女性キャスターを招いて「1日警察署長」に委嘱、向ヶ丘遊園駅周辺で交通安全音楽パレードを実施。ことしは日本テレビの中田有紀さんが来る予定でPRをしていたが、多摩警察署が3月に同区内のマンションで起きた小学生の投げ落とし事件で多忙を極めていることなどに配慮し「1日警察署長」と音楽パレードは中止、交通事故をテーマにした啓発用のミニ映画に切り替えた。
2006-04-07 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月 6日
新設の川崎市立土橋小で入学式:「ぼくも学校も1年生」
「君たちも1年生、学校もピカピカの1年生。たくさんお友だちをつくって楽しく過ごしてください」——宮前区の大規模校解消のために川崎市立の小学校として15年ぶりに宮前区土橋に開校した土橋小学校(山田雅太校長)で4月5日入学式が行われ、真新しいランドセルを背負った191人の新1年生が雨のなか保護者とともに元気に校門をくぐった。
2006-04-06 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月 5日
麻生区で新1年生が1日警察署長:交通安全呼びかけ
川崎市麻生区で4月5日、新百合丘駅南口のバスロータリーでこの日入学式を終えたばかりの長沢小学校の新1年生の古川樹君と山口亜弓さんが1日警察警察署長として警察官の制服を着て、道行く人に交通安全を呼びかけた。
写真=高阪麻生区長と1日警察署長の2人
4月6日から15日までの春の交通安全運動のキャンペーンとして行われたもの。春の交通安全運動は、毎年新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では、麻生区子ども会連合会を通じて区内の小学校輪番で新入学児童に1日署長を依頼しており8回目となる。
古川君らはは麻生警察署で渋谷忠一署長から辞令を受け取った後、午後2時30分にバスロータリーで出発式に参列。渋谷署長が「県内ですでに交通事故が昨年より10件増えている。事故防止を呼びかけ、年末には昨年比がマイナスになるようにしたい」と挨拶、高阪三男区長は「可愛い制服の似合う2人に心より感謝します。いま、区、警察、学校、町会などの協力で
子どもの交通事故を防止す
る運動を展開中です。いつ加害者になってもおかしくなく、自分の命は
自分で守るよう気をつけましょう」と話した。その後2人は「交通事故に気をつけましょう」と力強く宣言。渋谷署長や高阪区長に伴われ用意した約千個のボックステッシュを配布、買い物客などから「かわいらしい」と声をかけられ、きびきびと役割を果たしていた。
この日は市内で一斉に入学式が行われ、麻生区では1544人の新小学1年生が誕生、同区職員や交通安全母の会の役員らが麻生、片平、栗木台小学校の校門に立ち交通安全を呼びかけた。
写真(上から)=出発式で挨拶する渋谷麻生警察署長、交通安全宣言する1日署長、啓発用のボックステッシュを配る小さな署長さん(3、4番)
2006-04-05 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月 4日
麻生市民館で4月7日から多摩丘陵の自然写真展
多摩丘陵の自然を撮影した写真展「多摩丘陵の四季」が、4月7日から12日まで小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で開かれる。
写真=シジュウカラ(上)草野秋人さん、ツユクサ(下)村田金次朗さん
「多摩自然写真の会」(松本明孝代表)が次代を担う子どもたちに多摩丘陵の自然の美しさと大切さを伝えるために催すもので18回目となる。今回は会員24
人が撮影したワイド4切からワイド6切の写真42点と、2lサイズからワイド6切の共同共同パネル4点の作品を展示する。
展示時間は、午前10時から午後6時まで。問い合わせは電話044(865)7695安岡さん。
2006-04-04 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月 3日
川崎フロンターレ第6節は千葉と引き分け:終了間際に追いつかれ5位に後退
Jリーグが第6節の試合が4月2日に行われ、川崎フロンターレはホーム等々力にジェフユナイテッド千葉迎えて対戦。リードしていた試合を終了間際に追いつかれ引き分けに終わり、順位も2つ下げ5位となった。
写真=後半81分のジュニーニョのゴール
等々力のサクラは満開。春休みとあってサクラのアーチを見上げながら来場する家族づれも見かけられたが、午後から雨の予報もあり客入りは10316人と伸びず、試合開始直前から小雨が降り始め、時々強風が吹き抜ける。3月29日のナビスコカップの初戦もあり、16日間に5試合と両チームの選手は疲労が重なっており、ツメの甘さが目立った。
試合は、開始1分に速攻でフロンターレのFWジュニーニョが左足シュートを決め試合をリード。その後、落ち着きを取り戻したジェフも攻撃をしかけるがフロンターレGK相澤貴志の好守に阻まれる。しかし18分、ジェフのDFストヤノフの攻撃参加からFW巻誠一郎に決められて同点。両チームとも攻撃はするものの、得点に結びつかず後半へ。
フロンターレは追い風で有利な展開になるはずの後半、何度かチャンスは訪れたが相手DFに阻まれなかなか追加点が奪えなかったが、81分にMF谷口博之のヘディングをジュニーニョがバランスを崩しながらもゴール。ようやく得た追加点に雨の中を観戦するフロンターレファンが沸いた。しかし喜びもつかの間、ジェフも猛攻、終了間際89分に一瞬のツキをつかれMF阿部勇樹にシュートを決められ引き分けに終わった。
終了後の記者会見でジェフのオシム監督は「後半はフロンターレの方が気持ちを持っていたやっていたが、うちに運があった」と話したのに対し関塚監督は「勝ち点3を取れなかったのは残念だが、内容で言えばジェフを相手にこれだけの試合をできたのは、力がついてきたと思う。こういう厳しい戦いで勝ち点3を奪っていくという気持ちでこれからの戦いたい」と話した。
次節(7節)は4月8日15時に広島ビックアーチでサンフレチェ広島と、次のホームゲームは4月16日15時からプレシーズンマッチで引き分けた大宮アルディージャと対戦する。
2006-04-03 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年4月 2日
二ヶ領用水さくら祭り:満開の花の下にぎやかにパレード
川崎市多摩区宿河原の二ヶ領用水で4月2日、「さくら祭り」が催され、市消防局のカラーガード隊を先頭に消防音楽隊、地元小学生の鼓笛隊などが満開のサクラの下を用水に沿ってにぎやかに行進、花見の客などを楽しませた。
この祭りは、二ヶ領用水のサクラに親しんでもらおうと1977年から始まったもので、ことしで32回目。
式典の会場となった八幡神社では、川崎市消防音楽隊の演奏とレッドウィングスの演技、宿河原小学校・稲田小学校の鼓笛隊、稲田中学校吹奏楽部、宿河原花匠舞太鼓(はなしょうぶだいこ)、宿之島はやし連などが演奏を披露、境内と周辺の道路を埋めた市民を楽しませた。
また、式典では国土交通省の「第20回手づくり郷土(ふるさと)大賞」を受賞し、二ヶ領用水宿河原線の保全と地域の魅力づくりに対する貢献に対して、阿部市長からの感謝状が宿河原堤桜保存会(伊藤弘会長)、宿河原町会(三竹隆雄町会長)に手渡された。
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2006年4月 1日
川崎市麻生区で桜まつり:好天に恵まれ麻生川は人の波
サクラが満開となった4月1日、休日と重なり、各地の名所はくり出した家族連れなどでにぎわいをみせた。川崎市麻生区の麻生川でも、約1.3kmの沿道に植えられた約240本のソメイヨシノが見ごろを迎え、訪れた人たちは陽光に輝く花を眺めたり、花よりダンゴとしゃれ込んだりと、思い思いに春を楽しんでいた。また、同所では「桜まつり」が開催され、踊りやおはやしなどに見入っていた。
まつりでは、川に沿った空き地で、柿生民踊会の柿生音頭などの踊り、真福寺囃(はやし)連のおはやし、輝楽(きら)のソーラン鳴子踊り、タカパーチの大道芸「人間ジュークボックス」が披露され、子どもたちを喜ばせた。
1994年からまつりを開いている麻生川桜まつり実行委員会では、「休みと花の満開、好天の三拍子が重なり、これまでで最高の人出だったのでは」と話していた。
2006-04-01 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
二ヶ領せせらぎ館で4月2日「桜の多摩川コンサート」
川崎市多摩区宿河原の「二ヶ領せせらぎ館」で、4月2日に「桜の多摩川コンサート」が午後3時30分から開かれる。
多摩川の宿河原堰や二ヶ領用水の取水口がある同館付近はサクラが多く植わっている。コンサートは昨年、多摩川を訪れる人に潤いをと同館の管理運営を行っているNPO法人多摩川エコミュージアムが昨年初めて開催、好評を集めた。
ことしは、宿河原堤・桜まつりと連携し、第1部(午後3時30分)では、宿河原のまつりに出演する「宿之島子どもお囃子連」「花匠舞(はなしょうぶ)太鼓」の和太鼓演奏と「好舞会」の鳴子よさこい踊り。第2部(午後4時30分)は、高津区に住む古渡智江さんが「響け歌声多摩川に〜歌に生き愛に生き〜」と題して多摩川にちなんだ歌などを披露する。参加は自由.
。問い合わせは電話044(900)8386二ヶ領せせらぎ館。
2006-04-01 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
4月2日に宿河原堤桜まつり:満開の桜並木でパレードなど開催」
川崎市を代表するサクラの名所のひとつ宿河原二ヶ領用水で4月2日「宿河原堤・桜まつり」(宿河原堤桜保存会主催)が開かれる。まつりは、午後1時から同区宿河原3丁目の八幡宮境内広場(宿河原会館前)で式典を行った後、地元小・中学校の鼓笛隊・吹奏楽部、よさこい踊りなどの団体が桜並木約1kmをパレードする。
関連記事=今日の桜2006
同所のまつりは、約2kmに450本植えられている桜並木の手入れを行う宿河原堤桜保存会(伊藤弘会長)が、多くの市民にサクラの花を知ってもらい川崎の名所にしようと1977年から始め、ことしで32回目を迎える。ことしは、ちょうど満開を迎え、みごとなサクラが見られる。また、同会では会発足30年の記念誌を制作、会場で販売する。
式典では、桜並木の間を流れる二ヶ領用水宿河原線(約2km)が、昨年11月に国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞大賞部門」に選ばれたことをお披露目する表彰が行われる。パレードは、宿河原小学校。稲田小学校の鼓笛隊、稲田中学校吹奏楽部のほか川崎市消防音楽隊とカラーガード隊も参加、緑化センター〜JAセレサ川崎宿河原支店〜八幡宮をルートに演奏、よさこい踊りのデモンストレーションもある。
広場ではこのほか、二ヶ領405年歴史写真展、甘酒のサービスも行われる。問い合わせは電話044(922)4385戸田さん。
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2006年3月30日
麻生川で4月1日に桜まつり
川崎市麻生区のサクラの名所として知られる麻生川でことしも4月1日(雨天の場合は2日)午後12時30分から3時40分まで「桜まつり」が開かれる。
関連写真=今日の桜2006>
関連記事=麻生区の市民団体が麻生川の清掃
麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅—柿生間の共和橋(古沢交差点近く)から柿生新橋まで全長約1.3kmの両岸に樹齢約40年のサクラが約240本植えられており、「サクラを楽しみながら区民の交流を深めよう」と1994年から区内の各団体が実行委員会を作り、毎年3月の最終土曜日か4月の第1土曜日に「麻生川桜まつり」を催している。会場はサクラ並木のほぼ中間地点の尻手黒川線道路建設予定地。
ことしはサクラの生育が順調で、まつりの当日は、満開になる見通し。3月25日には実行委員らが提灯と俳句を取り付け準備が進められている。主な催しは、大道芸「タカパーチ」、お囃子、柿生民踊、ソーラン鳴子踊りなど。問い合わせは電話044(988)1254麻生川桜まつり実行委員会。
2006-03-30 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
第47回あさおランチタイムコンサート:春の風にのせて
【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 富樫恭子
美しい花の季節になりました。3月20日(月)春の風にのせてオカリナ・フルート・ヴァイオリンの色彩豊かな音色が心たのしませてくれました。
今回はぜいたくにも2グループの出演。
浅利守宏(フルート)、星千明(オカリナ)の演奏で「コンドルは飛んでいく」「シチリアーノ」「早春のうた」そして子どもたちも笑顔になったディズニーメドレーと続き、身近なようでなかなか聴く機会のないオカリナの響きになつかしい風景を思い出しました。
続
いて鈴木智子(ヴァイオリン)、名越小百合(ピアノ)は「タイスの瞑想曲」「ハンガリー舞曲第5番」「アンダンテ・カンタービレ」を演奏。ふくよかな、温
かい音色で聴衆を魅了。演奏時間はわずか30分のランチタイムコンサートではあっても演奏者と聴衆が一体となって音楽に浸る心地よさが何よりの魅力!
うっとり聴いた後にはみんなで大合唱するのが恒例です。今回は「春が来た、春が来た、どこに来た〜」と老いも若きも体でリズムを取りながら伸びやかな声で歌いました。
第48回麻生ランチタイムコンサート
さて、次回は5月28日(月)12時15分〜12時45分「ロビーを満たす華麗な響き・楽器の女王ハープとテナーの共演」と題して堀米綾(ハープ)
とランチタイムコンサート実行委員でもある辻端幹彦(テノール)の演奏で「アラベスク」「初恋」「ムーンリバー」等。若葉のころ、5月のさわやかな風を感
じながらご一緒にハープとテノールの共演を楽しみませんか。
お待ちしております。
2006-03-30 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月28日
相馬直樹のスマイルサッカー教室:フロンタウンさぎぬまでプレオープンイベント
3月17日に竣工式が行われた『フロンタウンさぎぬま』で、お披露目イベントとして、3月21日午前「相馬直樹のスマイルサッカー教室」が開催された。小学校3・4年生の子ども1人と保護者1人のペアで経験は問わないという今回のサッカー教室には、たくさんの親子が参加した。
写真(撮影:藤井隆弘、藤井栄美)=相馬さんらおとなチームと子どもの対戦(上)、トレーニング(下)
クラブアシストパートナーの相馬さんとスカウトの向島建さん、久野智昭さんの元川崎フロンターレの3人の選手と育成・普及部のコーチが指導者として参加。教室は、ボールを使わないトレーニングから始まり、参加者全員と相馬さんはじめコーチ陣が3コート各4チームに分かれ3試合を行った。相馬さんの提案で各コートの優勝チームの子どもたち対コーチという対戦も行われ、子どもたちの中にはびっくりするようなシュートを打つ子もおり、向島さんや久野さんも楽しそうに、時には真剣な面持ちでプレーしていた。
「お父さん方は大変かもしれませんが、これだけの時間をお子さんと身体を使って過ごすことは余りなかったんじゃないかと思いますので、楽しんでください」という相馬さん。最初は遠慮があった保護者たちもプログラムが進むにつれ、肩で息をしながらもお子さんや他の参加者と笑顔を見せてプレーに興じていた。
天候にも恵まれ、相馬さんが「これ、僕は載ってないんだよな」いうフロンターレの卓上カレンダーをプレゼントされた子どもたちはうれしそうにフロンタウンさぎぬまを後にしていた。
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わが街で演奏する楽しみ:出演者からのメッセージ2
「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」(2月19日)に出演して
【文】アコルディ弦楽四重奏団 渡辺範子
ランチタイムネットワーク第2回目の「飛び出しコンサート」会場は、麻生区の皆さんにもなじみの薄そうな?柿生連絡所。なのに部屋からはみ出すほどの200人もの方々!!
関連記事=麻生区役所のロビコン柿生へ進出> あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して=フルートカルテット「パナシェ」>
写真=アコルディ弦楽四重奏団
あまり音楽向きとはいえない場所でしたが、実行委員を始め休日返上の区役所職員の方やナゾの“白馬の騎士団”など常連のボランティアの方々のお力添えで、心地よく演奏できました。ずーっと立っていらした方沢山の方も含め、ご来場くださった皆さんの雰囲気がとても優しくてうれしかったです。せめて皆さんが座れる数のイスを備えた会場が身近に欲しい、と痛切に感じます。「郵便局ごとに一つ」という名言も聞こえていましたが。
若々しいパナシェさんと私たちベテラン熟年気味のアコルディ、フルートと弦楽器それぞれの面白さを楽しんでいただけたとは思いますが、せっかく区役所ロビーを飛び出したのですからもっと時間を使って『四重奏のたのしみ』を満喫していただきたかった−と残念です。
自分の暮らすまちで皆さんとコンサートができることは、私たち演奏家にとって一番うれしいことです。コンサートを「みんなで作る」こともとても素適で楽しいことですが、実際にはその時間を作るのもなかなか大変です。川崎市が「音楽のまち・かわさき」であるためには、川崎で活動する音楽家たちが、経済的なリスクを負わずに演奏できるシステムが、少しずつでも整っていくといいですね。聴く人にも演奏者にも…
2006-03-28 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月21日
川崎フロンターレFC東京と多摩川ダービー:引き分け持ち込み勝ち点1追加
Jリーグが第4節の試合が3月21日に行われ、川崎フロンターレはホーム等々力にJFL時代からのライバルFC東京を迎えて対戦。後半1点リードされた試合を85分にMF中村堅剛のシュート(写真)で追いついて引き分けに持ちこみ、勝ち点1をもぎ取った。
試合の写真を見る>藤井隆弘、藤井栄美、安永能美
フロンターレは開幕2試合で自慢の攻撃力が機能し13得点をあげたが、前節甲府戦はMFマルコン選手がレッドカードで退場、その後甲府にゴールを許して無得点で敗戦。今節はマルコンを欠き、新加入のMF井川祐輔が右サイドバックで初スタメン、左右どちらもこなせるMF森勇介が左サイドバックに入った。 試合は、立ち上がりから互いに激しく体をぶつけてボールを奪い合い、前半は早い時間帯からカードが続出、両チームに各3枚づつ出された。両GKの好守とボールの応酬で均衡が続いていたが、39分にマルクスのフリーキックを相手DFより頭ひとつ以上高く飛んだMF谷口博之が決め先制した。 後半は、1点を追うFC東京の攻撃がより激しくなり、63分に相手のセットプレーからDFジャーンに決められ同点。フロンターレは疲れの見える井川にかわりDF米山篤志を投入、その後谷口をMF原田拓に変えたが、FC東京のすばやい攻撃により逆転ゴールを許し、1点を追う展開。相手の好守にはばまれなかなかゴールが割れなかったが、FWジュニーニョとMF中村堅剛のパスの連携から85分中村のゴールが決まった。敗戦ムードが漂っていたゴール裏は喜びに沸きかえった。その後攻防がくり返されたがゴールを割れず2対2の引き分け。 両チームが対戦する多摩川ダービーは、昨年も2試合引き分けており、いつも体がぶつかり合う激しい消耗戦となる。今節も終了の笛がなったとたん両チームとも頭を抱える選手がいるほど試合に集中、勝ちたい気持ちにあふれていた。特にフロンターレは、20日にチームメイト茂原岳人選手が逮捕されるというショッキングなできごとの中で、連敗を免れたこともあって勝ち点1は大きな意味を持つ。 試合後関塚監督は「逆転された後、みんなが点を取りに行きいい形で2点目が取れた。最後まで足を止めずにやってくれた選手に感謝したい。多くのサポーターが詰め掛けてくれたおかげで我々はここまでやれた。今回の事件でスポンサー、そしてサポーターの皆様にご迷惑をかけて、現場の代表としてひとことお詫びしたいと思います」と頭を下げた。 第5節3月25日はアウエイ戦でヤマハスタジアムで15時からジュビロ磐田、次のホーム試合は第6節4月2日15時から等々力競技場でジェフユナイテッド千葉と対戦する。
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2006年3月20日
狛江市で子どもボランティアスクール:小学生と祖父母世代がグラウンドゴルフで交流
スポーツを通して異年齢の交流をと、狛江市ボランティア・センター(狛江市社会福祉協議会)が3月18日に同市中和泉の和泉小学校校庭で小学生を対象にした子どもボランティアスクールで狛江市グラウンドゴルフ協会の協力で「みんなでグランドゴルフ」を開催した。
グラウンドゴルフは、ゴルフをアレンジしたニュースポーツとして1982年に誕生。通常のルールによると、15m、25m、30m、50mと距離が異なるコースを組み合わせた8つのコースを1ラウンドとして設定し、テニスボール大の木製のボールを木のクラブで打ち、ポールホールと呼ばれる下がカゴ状になったホールの中にボールを打ち込む。プレーは各コースとも3打、1ラウンド24打をパープレーとして、打数を記録して競う。
ホールが簡単に異動できるるため競技場所を自由に設定できることに加え、ボールが大きくクラブもさほど重くないのでだれもが気軽にできるスポーツとして高齢者を中心に普及している。同協会によると市内の競技者は約300人。
この日は、市内の各小学校の1年から6年までの児童11人とボランティアの学生が参加、同協会の広川登さんら11人が子どもたちにマンツーマンで構え方や打ち方を丁寧に指導した。大半の児童が初体験だったがコースを2巡するころにはルールや打ち方をすっかり覚え、最短の15mコースで池田善嗣君、和田拓真君、工藤優輝君がホールインワンを記録した。約2時間で3ラウンドまわり、ホールインワンを達成した和田君が76打とパープレーに近い成績をあげ、広川さんらを驚かせた。参加した子どもたちは「おもしろかった」「またやりたい」「道具がほしい」とすっかりその魅力にはまっていた。
2006-03-20 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区でメディアリテラシイーの学習会
「かながわメディアリテラシー研究所」が、3月21日午後1時30分から小田急線新百合ヶ丘駅北口の新百合21ビル映像やマンガなど視覚的メディアを題材に読み取り・教育について考える「メディアリテラシーの学校 春期講習」を開催する。
同研究所は、メディアリテラシー教育に関心を持つ神奈川の高校教職員らの研究グループで、毎月研究活動を行っており、一般向けのイベントとして2005年8月に初めて「メディアリテラシーの学校」を開催した。
2回目の今回は、和洋女子大学人文学部助教授の村田夏子さんと学習院女子大学講師学習院女子大学の奥泉香さんが 授業の形式で問題を提起した後、参加者が意見交換する。1時間目(は村野さんは「認知心理学から『読書』を考える」をテーマには読んで理解するとはどういうことか、まんがを読むのは”簡単”かなど文字と絵の比較。2時間目は奥さんは「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりに「“visual literacy”を母語学習の系統性から考える」をテーマにイギリス、カナダ・オンタリオ州、西オーストラリア州などの母語カリキュラムにおける“visual literacy” の組み込み方などの事例を報告。3時間目は「学校教育にメディアリテラシーをどう組み込むか?—広い意味での『読むこと』を手がかりにしてと題して参加者が意見を出し合う。
参加は自由で無料。問い合わせは問い合わせ [email protected]。
2006-03-20 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月18日
フロンタウンさぎぬまが完成 :宮前区の鷺沼プール跡地にフロンターレが整備
川崎市宮前区鷺沼に川崎フロンターレが建設を進めていたフットサルスタジアム「フロンタウンさぎぬま」がこのほど完成、3月17日に武田信平川崎フロンターレ社長、阿部孝夫川崎市長らが出席して竣工式が行われ、芝の感触を確かめていた。一般の利用は4月1日からで、2月21日からコートの予約の受け付けを行っている。
フットサル場は、川崎市水道局の鷺沼プール跡地の一部約5700平方mを利用、昨年10月から約2億5千万円かけて工事を進めていた。コートは、最高級の人工芝フィールドターフ(ロング芝60mm)を使用した38m×18mのフットサルコートが6面、うち4面はサッカー教室などとして一体利用が可能だ。夜間照明も備わり、平日の夜も利用できる。プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局建物の1階部分540.7平方mは、50インチの壁掛け式モニター、ふろん太君などをあしらったレストルーム、ミーテングルームとしても使える多目的室、シャワー、トイレ、更衣室などを備えるクラブハウスに模様替えされた。クラブハウスの前には目の前でフットサルのプレーが観戦できるテーブルとイスを備えたテラス218.8平方mが設けられた。利用時間は9時から22時まで。
式典には武田社長、阿部孝夫川崎市長のほか斎藤文夫川崎市サッカー協会会長、市議会議員、工事を担当した奥アンツーカ株式会社の奥洋治社長など関係者約60人が出席。武田社長が「コートの数も多く、関東地方でも随一と誇れる施設が完成した。単にプレーを楽しむだけでなく快適さを柱として作った。地域交流を目的に一部の施設を地域に開放する。多くの人が気軽に楽しく集えるスポーツコミュニティーとして発展させたい」と挨拶。阿部市長は「市長に就任したときから、この場所をどう利用するかが問題だったが、地域の方などとの話し合いの結果、昇格の決まった年にフットサル大会を手がけるフロンターレがフットサル場を建設することが決まった。フットサルメッカとなって全国に名前を川崎の名前を広げ、チームも最後まで優勝にからむ活躍をしてもらいたい」と経過説明、地元の大下勝巳区長は「宮前区のシンボルとなるよう区をあげて応援していきたい」と話した。
料金は、チーム登録料(1チーム15人まで)が10,500円、コートレンタル料は登録メンバーが1時間当たり平日の午前9〜12時が4,200円(ビジター6,300円)、12〜18時が6,300円(同8,400円)、18時〜22時が11,500円(同13,650円)、土日祝日が各時間帯とも11,500円(同13,650円)。
予約は2カ月先までで、土日、夜間が人気という。
問い合わせは電話044(854)0210フロントタウンさぎぬま。
HP=http://www.frontown.com/index.html
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2006年3月17日
麻生川に小学生が描いた環境美化ポスター:麻生ロータリークラブが展示
サクラのシーズンを前に3月17日の午後、川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が小田急線柿生駅近くの麻生川沿いのフェンスに小学生が描いた川の美化を呼びかけるポスターを展示、道行く人の注目を集めている。
麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅〜柿生駅間の川沿いに約240本のソメイヨシノが植えられ、同区のサクラの名所として毎年多くの花見客が散策や宴会に訪れる。なかには川にゴミや空き缶を投げ捨てる心ない客もいるため、同クラブ社会奉仕委員会が毎年区内の小学校に川の環境美化を訴える絵画の制作を依頼、花見シーズンを前に専用パネルに作品を張りフェンスに取り付けている。
10回目のことしは片平小学校と栗木台小学校の1年から6年の児童132人から各1点の作品が寄せられた。A3判の画用紙に描かれた作品は、サクラ並木やカルガモ、魚が泳ぐ川に空き缶やゴミが浮かんだ絵、「川をきれいに」など環境美化を訴える言葉が描かれている。
同クラブでは子どもたちの力作が見栄えするようにと、ことしは高さ190cm、幅180cmのアルミ製のパネルを特別注文。午後1時からの作業には会員27人が参加。会員が所有する川添いの空き地に集まり、ラミネート加工したポスターを19枚のパネルに取り付け、小型トラックで設置場所までピストン輸送、川沿いのフェンスに取り付けた。
作品は現地で、4月23日まで飾られている。
2006-03-17 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月16日
高津区で花と緑の道づくりフォーラム:
川崎市高津区役所で3月18日、2006年度から整備する道路の景観について区民の意見を聴く集会が開かれる。
この集会「花と緑の道づくりフォーラム」は、南武線武蔵溝ノ口駅前(高津区役所側)に2006年から2008年の3カ年に実施予定の野川・柿生線沿線約1.1Kmの整備について区民の意見を聞く
もの。周辺は、旧岡家住宅、洗足学園、久本神社などがあり、そうした街資源を生かした整備を行うことをめざしており市民の意見を聴く。フォーラムは、はじ
めに「野川・柿生線景観整備基を計画素案」を説明。その後、パネルディスカッション。パネラーは、東京農大教授で川崎市環境影響評価審議会委員の近藤三雄
さん、高津区まちづくり協議会の佐藤順子さん、海野芳彦川崎市環境局緑政部長。コーディネーターは地域総合研究所所長斉藤睦さん。
問い合わせは電話044(861)3134高津区役所地域振興課まちづくり担当。
2006-03-16 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月15日
耐震偽装問題を切り口にまちづくり行政のシンポ
全国各地でおきた耐震偽装問題を切り口に、偽装マンションの被害者や都市計画プランナーを招いてまちづくり行政について考えるシンポジウムが 3月17日午後6時30分から川崎市高津区溝口の「てくのかわさき」で開かれる。
主催するのは、川崎市内の乱開発の歯止めや自然環境保全運動のネットワーク組織「まちづくり・環境運動川崎市民連絡会」。同会では、1998年に規制緩和で建築確認制度が民間に開放されたことが耐震偽装を引き起こす要因のひとつと考え、シンポではまちづくり行政全般の問題を明らかにし、建築確認制度の改善を求める。
パネラーとして出席するのはまちづくり条例研究センター主任研究員で野口和夫さん、日本建築学会前建築法制委員長の稲垣道子さんと全国で一番早く退去命令が出たグランドステージ川崎大師の住民代表の平貢秀さんの特別報告も行われる。参加は自由で、資料代か600円。問い合わせは、電話044(833)5572まちづくり・環境運動川崎市民連絡会。
2006-03-15 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, b7) 川崎市川崎区, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月 9日
川崎市高津区のジャズコーラス「ブルー・スカイズ」:一流ミュージシャンと競演、3月19日に演奏会
川崎市高津区のジャズコーラスのグループ「ブルー・スカイズ」(佐野和彦代表)が、3月19日午後2時から高津区久本2丁目の洗足学園大学前田ホールで5回目のコンサートを催す。
(写真は指揮者のレスペランスさんの指導で練習に励むメンバーたち)
「ブルー・スカイズ」の結成は2001年。洗足学園大のジャズコースの創設を機に教師として招かれた日本のテナーサックスの第一人者中村誠一さんが、地域にジャズの芽を育てようとの呼びかけに、区民がこたえて誕生した。
第一線で活躍するミュージシャンが指導するとあって、ジャズ愛好家だけでなく、年齢や職業など幅広い区民が次々と加わり、結成当初30人ほどだったメンバーが現在は倍以上の70人余りに増えた。
年齢層も20代から70代と幅広く、代表の佐野さんによると「古くからのジャズ愛好家、コーラス出身者、楽しそうだからという人がそれぞれ3分の1」だという。毎週土曜日には同区溝口1丁目の「てくのかわさき」などで練習しており、区内だけでなく、隣の宮前区や多摩区、麻生区、中原区などの市内に加え、横浜市や都内からも熱心に通ってくる。主婦などの女性が3分の2を占めるが、男性もサラリーマンや定年退職者などが楽しそうにジャズでスイングを楽しんでいる。
川崎市民合唱祭や高津区民音楽祭などの地域の音楽イベントに加え、日本最大のジャズイベント「横濱 Jazz Promnade 2005」にも出演するなど、地域に密着した活発な音楽活動をくり広げている。
19日のコンサート(2006ジャズコーラスコンサート実行委員会主催)はグループ恒例の定期演奏会とあって、合唱団などの指揮や指導に40年余りのキャリアを持つ、米国人のマルセル・レスペランスさんとジャズピアニストで編曲家の岩崎佳子さんの指導で最後の仕上げに取り組んでいる。練習では、レスペランスさんや岩崎さんからきめ細かな指示が次々と出されるが、どのメンバーの顔も気の合った仲間と歌う楽しさにあふれ、笑顔もこぼれるなど、終始なごやかなムード。歌詞はすべて英語だが、「やっぱりジャズは英語でなくちゃ。最近、発音が良くなったねとほめられるんです」などという声も聞かれた。
当日は、中村誠一さん、岩崎佳子さん(ピアノ)、稲葉國光さん(ベース)、渡辺雅介さん(ドラムス)ら一流のミュージシャンも出演する。
演奏曲目は
「ブルー・スカイズ」「ムーンライト・セレナーデ」「アイヴ・ゴット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング」、ボサ・ノヴァ・メドレー、「恋とはどんなものかしら」、バート・バカラック・メドレー、「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」「君住む街角」「バイ・バイ・ブラックバード」(演奏ブルースカイズ)、「リレスト」「君を想いて」(中村誠一カルテット)「グルーヴィン・イン・ザ・レイン」「マイ・フェイヴァリット・シングズ」(岩崎佳子トリオ)。
入場料は2,000円(前売り予約1,800円)。
問い合わせは電話090-1500-0248中村。
ホームページ=http://blueskies.jp
(写真上はコンサート。下は練習風景)
2006-03-09 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
生田緑地で3月11日に森の祭り
川崎市多摩区の生田緑地枡形山広場で3月11日午前10時から午後3時まで「たまく森の祭り」が開かれる。
まつりは、ゲームやテレビヒーローショーなどのほか区内の小・中学校の音楽演奏などもあり、家族で生田緑地の自然とイベントを楽しんでと毎年この時期に開かれる。
主な催しは、木の鼓動や樹木の名前をあてるネイチャーゲーム、空き缶付き、ビー玉皿移し、なわとびなどのチャレンジランキング大会、ファファ、ミニ動物園、ミニえLなどのフリープレーコーナー、風車、金気の手作りおもちゃコーナーなどのほか、縁日コーナーもある。展望台も兼ねた舞台では東生田小学校音楽クラブ、生田中学吹奏楽部の演奏、ロック鮎鷹踊り、太鼓演奏、のほか正午と午後2時10分から「轟轟戦隊ボウケンジャー」も催される。
雨天は翌日。
問い合わせは電話044(935)3143多摩区地域振興課。
2006-03-09 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
エポック中原で12日に民俗芸能発表会:川崎市内の12団体が地元に伝わる芸能を披露
結婚式など祝いの席で歌われた歌など、いまも川崎市内で市民に受け継がれている民俗芸能の発表会が、2月12日午前10時から午後4時まで南武線武蔵中原駅前のエポックなかはらで開かれる。
川崎市民俗芸能保存協会と川崎市教育委員会が主催。市内の12団体が、イスの上にタワラなどを乗せてバランスを取りながら力自慢をする芸など祭りの時にしか見られないふるさとの芸能を披露する。演目最後には紅白のモチが配られる。
出演団体と演目は付きの通り
○祭囃子=宮内祭囃子保存会
○祭囃子おかめの手踊り=野川囃子保存会
○祝歌「初瀬」=菅祝歌初瀬保存会
○兄弟獅子と手踊り=若宮八幡宮囃子保存会
○土橋万作踊り=土橋万作踊り保存会
○祭囃子と囃子神楽「おかめの手踊り」=神地祭囃子保存会
○奥の居囃子=中島八幡神社囃子保存会
○有馬大正踊り八木節=有馬大正踊り八木節保存会
○囃子神楽悪魔祓い=宿之島囃子保存会
○獅子のこより通り=大戸神社祭囃子保存会
○祭囃子・獅子舞と大黒舞=諏訪神社祭囃子保存会
○囃子・曲持=新城郷土芸能囃子曲持保存会
入場は無料。
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2006年3月 7日
登戸再開発地区内で「まちなかアート」を市民団体がとセミナー開催
川崎市多摩区の生田緑地内にある岡本太郎美術館ガイダンスホールで、3月9日午後6時30分から「のぼりと・ゆうえん・まちなかアートプロジェクト」が開かれる。
プロジェクトは、再開発による土地区画事業が進む登戸・向ヶ丘遊園地区を、まちの資源を生かして楽しい街にしようと活動している市民団体「のぼりと遊園隊」が川崎市岡本美術館と共催し、まちなかでアートを展開する可能性をめざして連続セミナーを開催、多摩区役所が後援している。
これまでのセミナーでは、水戸市と都内のまちなかアートの事例を学び、登戸・向ヶ丘遊園でのの実現のむけて参加者と意見を交換してきた。
3回目となるセミナーは、「人とまちをつなぐアートの可能性」をテーマに、ことし4月下旬に多摩福祉館で行われるアートによるイベントに参加予定のアーティスト藤浩志さんを講師に催される。藤さんは、京都市立芸術大学大学院美術研究科を終了、地域資源、適正技術、協力関係を基盤にジャンルにとらわれない企画・制作を展開、「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」などの表現活動をしている。
参加は無料で、先着順に受け付ける。問い合わせは電話044(935)3147多摩区役所総務企画課。
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2006年3月 6日
等々力競技場でフロンターレが開幕戦:10周年記念のビッグフラッグを披露
川崎市中原区の等々力競技場で3月5日、川崎市をホームタウンとする川崎フロンターレの開幕試合が行なわれ、サポーターの募金で作った日本最大級のビックフラッグが披露された。
関連記事=川崎フロンターレが開幕戦で圧勝
写真(上から)=セレモニーで挨拶する阿部市長、競技場正面のフロンターレロード、ビッグフラッグ
セレモニーの他の写真を見る>(写真撮影=藤井隆弘、藤井栄美、松本俊一、安永能美)
チーム創設10年目の記念すべき2006年シーズン第1戦をホームで迎えられるとあって、競技場は開幕を待ちわびるフロンターレサポーターとJリーグ屈指の集客力を誇る対戦相手のアルビレックス新潟がバス40数台で応援に駆けつけ、17,564人が来場した。
開幕にあわせ、川崎市は競技場周辺を「フロンターレロード」として整備、この日お披露目が行われた。等々力競技場入り口のバス停から競技場正面アプローチ道路にバナーフラッグをつけた風車7基を設置、競技場前の通路にチームマスコット「ふろん太」の絵などを施し、ホームグラウンドとしての体裁がさらに充実した。風車は、環境に優しいエコエネルギーとして2005年愛知県で開かれた「愛・地球博」で展示されたもので、出展した会社から寄贈を受けた。等々力緑地を来園する市民にエコエネルギーを身近に感じてもらえるよう設置を決めた。球技場前に移設する際、支柱部分をフロンターレのシンボルカラーのブルーに塗り替え、風のない時でも蓄電できるよう太陽光パネルを取り付けて夜間はバナーフラッグをライトアップする。
試合に先立ち、競技場メインスタンド側ピッチでは、午後2時25分から阿部孝夫川崎市長らが出席してフロンターレロードの披露を兼ねたセレモニーが開かれ、阿部市長が風車を寄贈した那須電機鉄工(株)の那須俊好社長に感謝状を手渡した。また、来場者に「昨年8位だったフロンターレは第1戦をホーム等々力で開幕できた。2年目はいろいろ研究されてむずかしいが、4位以上を目指してがんばってほしい。これからも応援をよろしく」と挨拶。恒例の始球式には、川崎生まれの元女子レスリングチャンピオンでスポーツコメンテーターの山本美憂さんが特製ゴールにボールを入れて、本物のキックオフに花を添えた。
選手入場時には、10周年記念事業のひとつとして制作された客席約2500席分の超特大ビッグフラッグ(縦15m、横75m)が1階席に、アウエイでも使用されるユニフォーム型フラッグ(縦15m、横15m)が2階席に掲げられた。このフラッグの制作費は、(株)川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会、川崎フロンターレ連携・魅力づくり実行委員会、サポーターの4者で構成する「川崎フロンターレ創立10周年記念合同プロジェクト実行委員会」(紀中靖雄実行委員長)が、市をあげてフロンターレを応援するしようと、2005年シーズン終盤のホームゲーム3試合に等々力競技場で1口500円の暮金活動を実施。当初目標の200万円の倍以上の430万335円が集まり、関係者を喜ばせた。(関連記事はこちら)
ビックフラグはチームカラーの濃淡ブルーに市の花ツツジと10周年記念ロゴをあしらい、L0VE KAWASAKIの文字が描かれている。開幕に備え2月中旬にサポーターらがリハーサル、フラックの上げ下げの練習を行った。この日は、多くのサポーターのほか、始球式でボールをけった山本さんも参加、無事フラッグが広がるとメインスタンドやバックスタンドから大きな拍手が起きていた。
2006-03-06 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎フロンターレが開幕戦で圧勝:我那覇のハットトリックなど6得点
Jリーグが3月4日に開幕した。川崎フロンターレは、第1節2日目の3月5日にホーム等々力にJ2時台からの宿敵アルビレックス新潟を迎えて対戦。FW我那覇和樹のハットトリックのほかFWジュニーニョ選手など昨年からの主力組が自慢の攻撃力で6点をたたき出して新潟を圧勝、固くなりがちな開幕戦で2年目のジンクスを打ち破る強烈な白星をあげた。
関連記事>等々力競技場でフロンターレが開幕戦
写真(上から)=チーム初ゴールとなった我那覇選手のヘディング、スタメン、我那覇のハットトリックにわくフロンターレ側客席
試合の写真を見る>写真撮影=藤井隆弘、藤井栄美、松本俊一、安永能美
スタメン出場したのは、左サイドのアウグストの抜けた穴を埋めるため新加入のMFマルコン選手意外はすべて昨年の先発組。マルコン選手は2月の練習試合で負傷し開幕戦出場を危ぶまれていたが、ボールのキープ力が高く左足からくりだす制度の高いクロスで我那覇選手のシュートに2アシストするなど存在観を見せつけた。
試合は、両チームと立ち上がりから積極的に攻撃、開始早々新潟に攻め込まれたが相澤選手の的確な判断で難をのがれ、15分過ぎから徐々にフロンターレのリズム。26分にFW我那覇選手がヘディングでチーム初ゴール、続いて40分にもゴールを決めて、フロンターレサポーターを沸かせた。
後半は、攻勢に立つフロンターレが、スピードに乗って再三アルビレックスのゴールをおそう。右サイドのMF長橋康弘選手に替わったMF森勇介選手が66分にゴール前に出したパスを我那覇選手が右足で決めてハットトリック、試合の流れを決定づけた。その後は、リードして波に乗るフロンターレ特有のイケイケムードで87分に中村憲剛選手、終了間際の89分にジュニーニョ選手、マルクス選手がそれぞれゴールを決め、大量得点、完封で開幕を飾った。
試合後の記者会見で、関塚監督は「これ以上ないスタートがきれた」と喜びを語り、マルコン選手について「キーになると思っていたが、馬力、精度とも非常にいいものを見せてくれた」と満足げだった。
第2節3月11日はアウエイ戦、西京極競技場で16時から昇格した京都パープルサンガと、第3節3月18日もアウエイ戦で、小瀬スポーツ公園陸上球技場で15時からJ23位から入れ替え戦で劇的な昇格を果たしたヴァンフォーレ甲府と対戦する。
次のホーム試合は第4節3月21日16時で、等々力にFC東京を迎え多摩川ダービーとなる。
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2006年3月 5日
多摩区がオペラ公演: 区民公募歌手も熱唱
川崎市の多摩市民館で2月23日に「多摩区オペラ名曲コンサート」が開かれ、区民38人が藤原歌劇団の合唱団員とともに出演、オペラ『椿姫』の「乾杯の歌」をイタリア語で熱唱した。
関連記事>多摩区オペラコンサートに公募歌手が出演:プロの指導で「乾杯の歌」練習
写真=上・ソリストや藤原歌劇団合唱団員といっしょに歌う区民歌手ら、下・「奥様女中の」一場面
コンサートは、多摩区が魅力ある区づくり推進事業の一環として市が掲げる「音楽のまち・かわさき」にふさわしい事業をと、市内に稽古場を持つ(財)日本オペラ振興会の「藤原歌劇団」を招き催した。観賞は往復葉書による申し込み制だったが、日本のオペラのパイオニアが1000円で見られるとあって定員を大きく上回り、抽選の当選者に限定。会場は出演する区民歌手の席を確保するのもままならないほどの満席だった。
午後6時からの公演に先立ち、青木一区長と「音楽のまち・かわさき」多摩区事業実行委員会の多摩区事業実行委員会の秦松雄委員長があいさつ。一部は同歌劇団の第一線で活躍するソリストの安達さおりさん(ソプラノ、セルピーナ役)、三浦克治さん(バス・バリトン、ウベルト役)、小山陽二郎さん(テノール・黙役、ヴェスポーネ役)と河原忠之さんのピアノ・チェンバロによる約40分のミニオペラ「奥様女中」(ペルコページ作)の訳詞上演。二部は、オペラ名曲アラカルトとしてモーツアルト「『フィガロの結婚』より恋とはどんなものかしら」、ロッシーニ「『セビリアの理髪師』より私は街の何でも屋」、ビゼー「『カルメン』よりバハネラ」、プッチーニ「『蝶々夫人よりある晴れた日』など耳慣れた10曲の歌曲を演奏。客席はコミカルなオペラに笑い声が、名曲のアリアでは大きな拍手が起きていた。
区民歌手が歌ったのは最後の曲ヴェルディ「『椿姫』より乾杯の歌」とアンコール曲「メリー・ウイドー・ワルツ」(レハール作曲)の2曲。ソロを歌う安達さん、小山さんのうしろで同団の合唱団をバックに女性は白ブラウスと黒クロスカート、男性は黒のスーツに蝶ネクタイで舞台に立ち、この日のために1月以上練習してきた2曲を心を込めて歌った。出演した中村祥子さんは「練習回数は少なかったけれど、歌劇団の合唱団につられて本番はみんなとてもうまく歌えた。いい経験をさせてもらえた」ににっこり。
オペラ好きで新国立劇場のチケット会員という観客のひとり吉田民枝さんは「親しみやすい内容で楽しかった」と話していた。初めてオペラを見るという観客も多く「わが町で本物の生のオペラが見られて感激。またやって欲しい」「日本語の芝居やよく知った曲が多くて引き込まれました」と感想を語っていた。
2006-03-05 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (1)
2006年3月 4日
川崎フロンターレのファーストゴールクイズ:1位はジュニーニョ
「輝け!川崎フロンターレ展」で実施したファーストゴールクイズの結果がまとまりました。
1位はFWジュニーニョで、投票総数の3分の1を獲得、2位以下を大きく引き離しました。2位はFW我那覇和樹、3位はMFマルクス。
注目の第1戦は3月5日ホームの等々力競技場にアルビレックス新潟を迎えます。キックオフは午後3時。
特定非営利活動法人k-pressが主催した「輝け!川崎フロンターレ展」では、6カ所の展示会場に加え、Webサイトとファックスでファンから、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するクイズを3月3日まで実施しました。
合計で417人から予想が寄せられ、集計の結果、ジュニーニョが圧倒的に多くの支持を集めました。続く2位我那覇、3位マルクス両選手も多くの票を集め、順当な結果となりました。
4位以下は(4)MF谷口博之(5)DF寺田周平(6)MF中村憲剛(7)DF箕輪義信(8)MFマルコン(9)MF長橋康弘(10)FW黒津勝の順。新加入のマルコンが8位にくい込んでおり、サポーターの期待の大きさがうかがわれます。
初ゴールの選手を的中させた10人(多数の場合抽選)に、選手のサイン入り大判写真をプレゼントします。
2006-03-04 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して:出演者からのメッセージ
【文】フルートカルテット「パナシェ」
2月中旬とはいえ、まだ風も冷たく肌寒い日曜の朝でした。打ち合わせのために会場に入った私たちを、スタッフの皆様が温かく迎えて下さいました。
関連記事>麻生区役所のロビコン柿生へ進出
写真(麻生区役所提供)=会場の柿生連絡所の一室を埋めた聴衆
フルートカルテット「パナシェ」として活動し始めて、もうすぐ1年。一緒にいると笑いが絶えず、4人で演奏することが楽しくてたまらない私たちですが、ステージに立つ上でパナシェのスタイルとは何か?まだまだ、ひとつひとつ手探りです。
午後1時過ぎ、開場までしばらくありましたが、柿生連絡所のロビーでは、何人ものお客様がプログラムを熱心に見つめておられました。その時は「おや」と思って通り過ぎたのですが、午後2時、いよいよ開演ということで控え室から出た途端、大勢の人の熱気に圧倒されてしまいました。予想をはるかに超えた沢山の方々が、会場からあふれんばかりに集まって下さったのです。それを目にした時の高揚感は忘れられません。しかし何よりも「機会さえあれば音楽を聴きたい楽しみたいという方が、こんなに身近に大勢いらっしゃったなんて!」といううれしい驚きが、実は一番大きかったと思います。
そして、熱心な素晴らしい聴き手の方々に文字どおり囲まれての小一時間、非常に楽しく幸せな気持ちで演奏させて頂きました。プログラムの最後はご来場の皆様とともに「涙そうそう」の大合唱。少し前まで見ず知らずだった人たちを、やさしいメロディーが温かく包み込み、笑顔までもたらしてしまう、「音楽の力」を改めて感じました。
最後になりましたが、寒いなかご来場いただいた皆様、スタッフの皆様、そしてアコルディ弦楽四重奏団の皆様、改めて御礼申し上げます。
またどこかでお会いしましょう!
2006-03-04 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区役所のロビコン柿生へ進出:「音楽はつながりの糸」−春をよぶ四重奏のたのしみ
【文】あさおランチタイムコンサート副実行委員長 樋口誠
春の気配がなんとなく風の中に感じられるようになった2月19日(日)、2回目の「あさおランチタイムネットワーク・コンサートVOL.2」が、麻生区役所の柿生連絡所で開催されました。
関連記事>あさおランチタイムネットワークコンサートに出演して
写真(麻生区役所提供、上から)=約200人が詰めかけた麻生区役所柿生連絡所、「フルート カルテット パナシェ」、「アコルディ弦楽四重奏団」
ネットワーク・コンサート!?
「あさおランチタイムコンサート」は、一般公募による麻生区民が出演者、そして同じ区民の実行委員とボランティアスタッフにより企画・運営されているロビーコンサートで、2000年から始まり、毎回200人を越えるお客様を集めていますが、このコンサートに来られない方々にも気軽に音楽を楽しんでいただこうと、新たに企画されたのがこのあさおランチタイムネットワーク・コンサート。
今回は、区内の音楽関係者を登録した「あさおランチタイムコンサート・ネットワーク」の中から出演希望をいただいた、桐明学園大学音楽学部研究科終了を機に2005年に結成された新進気鋭のフルート演奏者4人のグループ、「フルート カルテット パナシェ」と、1993年結成のベテラン4人からなる「アコルディ弦楽四重奏団」が出演。
このコンサートの1回目「VOL−1」は、新百合ヶ丘にある昭和音楽芸術学院のホールにおいて事前申込み制で開催されましたが、今回は役所の会議室でとあって申込み不要としたことから、どれだけの方々にお出でいただけるか全く予想出来ない状態でした。けれども、なんと開場前にはロビーで待つ方が大勢となり、開場10分後には9割方イスが埋まってしまう程で、急きょ利用可能なイスをかき集めて追加しましたが、結果的には区役所でのコンサートと同様約200人が参加、立ったままで鑑賞していただく方々がでるほどの盛況となりました。
演奏は、先ず1部、弦楽四重奏で、モーツアルトの「ディベルトメント ニ長調KV136の第1楽章」で始まり、次に2部、〜華やかなフルートのメロディ〜と題してエルガーの「愛の挨拶」、デュボアの「フルート四重奏曲」と続けてクラシックを楽しんだ後、懐かしい日本の歌「早春賦」、「故郷」などから、ビートルズの「オブラディ オブラダ」、そして3部は、〜くちずさみたくなる弦のアレンジ〜と題して「花のまち」、「さくらさくら」、「八木節」と来て、締めくくりにはJ.シュトラウスのワルツ「春の声」でした。
クラシックから懐かしい日本の歌曲まで堪能した後の恒例の〈皆で歌いましょう〉は、弦楽器とフルートの共演による伴奏を得て「涙そうそう」を。会場中あふれるような歌声で幕となりました。
今回は日曜日の開催とあって執務中の役所ではありませんでしたが、お客様はこの音楽会のためだけに来てくださった方々で予想以上に大勢であったこと、中にはご家族3代でお出でと見られる方々も居られたこと、小学生と思しき子供たちが生の演奏を楽しんでいて下さったことなどがとても印象に残り、スタッフ一同遣り甲斐を感じております。「音楽はつながりの糸」です。これからもご一緒にお楽しみください。
次回のランチタイムコンサートは3月20日>詳細はこちら
なお次回は、定期のランチタイムコンサートが、春の風に乗せて〜オカリナ・フルート・ヴァイオリンの調べ〜のタイトルで、3月20日(12時15分開演)に麻生区役所ロビーにて開催されます。大勢の方々のご来場をお待ちしております。
問い合わせは電話044-955-5116麻生区役所地域振興課。
2006-03-04 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月 3日
市立多摩病院で初の院内コンサート
音楽で安らぎのひとときをと川崎市立多摩病院で3月3日に「ひな祭りコンサート」が開かれ、パジャマ姿や点滴を付けた入院患者、家族など約70人が生のピアノ演奏を楽しんだ。
関連記事=川崎市立病院が開院、多摩病院の施設写真ガイド
写真(上から)=点滴を付けた患者も参加、演奏者を紹介する亀谷院長(右)、看護師に伴われ熱心にピアノを聞く患者
川崎市立の川崎病院、井田病院では療養生活の励みにと毎月院内コンサートを開いており、3番目の市立病院として2月1日にオープンした同病院でも、開院直後にグランドピアノを総合ホールに設置。1カ月を経て開院時の忙しさが落ちついたこの日、気持ちよく療養生活を送ったもらおうと初の院内コンサートが企画された。
午後3時からのコンサートは、病院スタッフが1階総合ホールのイス配置を変えるなどの準備をして院内放送をすると、面会に来た家族に押されて車イスに乗った子どもやお年寄り、パジャマ姿の入院患者などが次々と会場に集まってきた。亀谷学院長が「楽しいひとときで、心をいやして」とあいさつ、演奏者を紹介した。
演奏したのは横浜市に住む音気楽工房音楽教室講師の小川伸子さん。開催日にちなみ「うれしいひなまつり」を皮切りに「となりのトトロより『さんぽ』」、「moon River」、「アンパンマンマーチ」など馴染みの曲のほかクラシックのメンデルスゾーン「春の歌」、ドビュッシー「アラベスク」、ラヴェル「ソナチネ第1楽章」など13曲を熱演。最後に参加者とともに「春が来た」などを参加者とともに歌い、予定よりオーバーして初コンサートを終えた。
連れの幼児に話しかけながら歌を歌っていた若いお母さんは「下の子どもが入院して、子どもとゆっくり過ごせる時間が少なかったが、きょうは好きなピアノ曲を聴いて気分転換ができた」とにっこりしていた。
病院スタッフによると、現在ベッド数の約8割200人が入院しており、変化の少ない療養生活にうるおいを持たせるために院内コンサートを定期的に開きたいと話していた。
2006-03-03 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
輝け!川崎フロンターレ展:3月3日で終了
川崎フロンターレへの関心を高め2006年シーズンの飛躍を祈る「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)が、3月3日で終了します。
写真=市役所第3庁舎会場
展覧会では、2005年のホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真(A2、A3)を中心に展示し、多くの方からご好評をいただいております。きょう3日まで展示しております会場は、川崎市役所第3庁舎、中原区役所、麻生区役所の3カ所で、午後4時までです。Jリーグでの初ゴールを当てる「First Goal Quiz」の会場での投票も終了いたします。
ただし、FAX(03-3430-6743)とメール(http://www.k-press.net/frontale/frontalegogo/indexfrontalegogo.html)での投票は午前0時まで受け付けます。まだ、投票をなさっていない方は、お早めにお願いいたします。
3月2日現在のゴール予想の順位
1位=ジュニーニョ 2位=我那覇和樹 3位マルクス
2006-03-03 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月 2日
こまえ九条の会が講演会
自民党が新憲法草案を提出するなど憲法を変える動きが盛んになるなか、狛江市の2つの市民団体が3月4日午後2時から市民センターで講演会「憲法と私たちの暮らし—憲法って何? 憲法が変わるとどうなるの?」を催す。
憲法を守る活動を地域で行おうと昨年10月に発足した「こまえ九条の会」が発足集会後の初の集会として「平和憲法を広める狛江連絡会」と共催する。講師は、市民のために働く法律家の育成を目ざし全国各地で講演や研修会を催す「法学館伊藤塾」の伊藤真塾長。
集会では、こまえ九条の会の発起人のひとり金光巌夫さんがあいさつ、憲法についての著書を多数著す伊藤さんが憲法について暮らしに即したわかりやすい講演を行う。その後、参加者と同会の今後の進め方などについて意見交換する。
同会は、昨年12月から毎月9日と19日を行動日として、2004年7月に「憲法九条を国の指針に」と呼びかけ「九条の会」を立ち上げた作家の大江健三郎さん、小田実さんら9人の知識人が出したとアピール文の賛同者集めの署名活動を小田急線狛江駅で行っている。
2006-03-02 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年3月 1日
市立多摩病院で「ひなまつりコンサート」
JR登戸駅近くに2月1日に開院した川崎市立多摩病院で、3月3日に初の院内コンサートが開かれる。
関連記事=川崎市立病院が開院、多摩病院の施設写真ガイド
同病院が入院患者や外来患者に気持ちよく療養生活を送ってもらい心の励みと、開催日にちなみ「ひな祭りコンサート」と題して1階総合ホールで午後3時から催す。演奏は、音気楽工房音楽教室講師の小川伸子さん。「うれしいひなまつり」「となりのトトロより『さんぽ』」メンデルスゾーン「春の歌」、ドビュッシー「アラベスク」「アンパンマンマーチ」、日本の歌メドレーなど馴染みの曲を約30分ピアノ演奏する。
問い合わせは電話044(933)8111市立多摩病院。
2006-03-01 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月28日
2月24日にJリーグプレスカンファレンス:川崎フロンターレからは関塚監督と伊藤宏樹キャプテンが参加
ボランティア記者 藤井栄美
2月24日午後都内のホテルで、スポンサー、メディア関係者に対する今季のJリーグのお披露目ともいえる「Jリーグプレスカンファレンス」が開催された。
写真(撮影:藤井隆弘)=上・開幕戦の対戦相手アルビレックス新潟の鈴木慎吾キャプテンと握手する伊藤選手、下・フロンターレのブースの前で取材を受ける関塚監督
他の写真を見る>
2部構成で行われ、1部はステージ上で全31クラブの監督と選手(キャプテン)の紹介と何人かのインタビューが行われた。川崎フロンターレからは関塚監
督、キャプテンの伊藤宏樹選手が参加。監督紹介での関塚監督は舞台中央の位置でオシムを始めとする他チームの監督の話を真剣に聞き入っていた。選手紹
介は開幕の対戦相手同士が左右からステージに上がり中央で握手をする形がとられ、伊藤選手はアルビレックス新潟の鈴木慎吾選手と握手。間近に迫った開幕を
感じさせた。
2部は会場を移し、趣向を凝らした各クラブのブースで多くの報道関係者が取材を行った。フロンターレのブースにもひっきりなしにたくさんの取材があり、一
人ひとりに真摯に対応する関塚監督と伊藤選手の姿が見られた。「タイトルを奪う強い気持ちで、昇格二年目の厳しい戦いに挑む。常に高い意識をもって一つ一
つのプレー、一試合一試合のゲームを大切に戦っていきたい」とコメントした関塚監督、「いよいよ開幕という感じです。最終調整をしっかりして開幕に備えた
いです。」と語っていた伊藤選手。
開幕はホーム等々力競技場でアルビレックス新潟を迎え、午後3時にキックオフを迎える。
2006-02-28 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
3月4日にみやまえ区民フォーラム:団塊のパワーを地域に生かそうと開催
団塊の世代のパワーを地域に生かそうと「おかえりなさいシニア世代」と銘打ったフォーラムが、3月4日午後1時から川崎市宮前区の宮前市民館で催される。当日は、長年地域でボランティア活動をしてきた大下勝巳・宮前区長が「宮前区はあなたの力を待っていました」と題した基調講演を行うほか、シンポジウム、分科会を行う。
この「みやまえ区民フォーラム」は宮前区、宮前市民館、宮前区まちづくり協議会が主催するもので、4時間にわたって行われる。
午後1時からの大下区長の基調講演に続いて、1時30分から「シニア世代の提案」と題し、南菅生自治会の宇賀神泰志さん、平瀬川まちづくり協議会の松井隆一さん、みやまえまちしらべクラブの森川一郎さん、市総合企画局企画調整課長の稲垣正さんがパネリスト、大下区長がコーディネーターを務めるシンポジウム、2時45分から宮前区のキャッチフレーズ「人が好き、緑が好き、まちが好き」の実現に向けて地域で活動している団体の事例報告、シニア世代のパワーをどのようにいかせるか、シニア世代の活躍できる分野を探す契機にするため、「シニア世代へのお誘い」をテーマにした分科会を催す。分科会は「子育て応援隊」「シニア世代の男性の力」「ガーデニングとシニア」「シニアパワーによるたまり場の創造」「安全安心に関わるコミュニティ」の5つ。
現在、社会の第一線で活躍している団塊の世代が定年を迎え、その力を地域に生かすと同時に、生き甲斐を持って活躍できる地域社会の実現が課題になってい
る。このため、川崎市は「シニア能力地域活用システム構想」を掲げている。宮前区も区内在住の就業者の83%をサラリーマンが占め、同時に就業者の74%
が区外に通勤しているという特性をふまえて、シニアがその知識や能力をいかせる場の発見や、シニアパワーによる地域社会の活性化をめざして「みやまえ区民
フォーラム」のテーマとして取り上げることにしたもの。
定員は200人で、申し込みは宮前市民館(電話044-888-3911、FAX044-856-1436、Email=[email protected])または宮前区役所地域振興課(電話044-856-3125、FAX044-856-3119、Email=[email protected])へ電話、FAX、メールで、氏名、年齢、住所、電話番号、参加希望の分科会を伝える。当日参加も受け付ける。
2006-02-28 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月27日
川崎フロンターレは引き分け:26日のプレシーズンマッチ
Jリーグの開幕を1週間後に控え、2月26日各地でプレシーズンマッチが行われた。川崎フロンターレはホーム等々力に大宮アルディージャを迎え15時にキックオフ。後半開始直後の大宮のゴールを割られたが、終了直前にマルクスのゴールで追いつきて1対1のスコアレスドローとなり、雨の中を観戦したサポーターをほっとさせた。
写真=88分にシュートを決めサポーターに喜びを表すマルクス選手(11)
2006-02-27 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月26日
川崎フロンターレが等々力競技場にモニュメント:チーム創設10年目の記念に
2006シーズンにチーム創設10年目を迎える川崎フロンターレが、ホームスタジアムの等々力競技場に記念モニュメントを制作、阿部孝夫川崎市長、武田信平(株)川崎フロンターレ社長が出席して2月26日に除幕式が行われた。
2006-02-26 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月25日
輝け!川崎フロンターレ展トークショー:家族連れなどが久野元選手らの話楽しむ
特定非営利活動法人k-pressが主催する「輝け!川崎フロンターレ展」のイベントのひとつ、トークショーを2月25日、多摩区総合庁舎1階ロビーで開催しました。
フロンターレの元選手で強化本部スカウトの向島建さんと久野智昭さん、サッカーレポーターの岩澤昌美さんの3人が、「'06シーズン ズバリ言うわよ」と題して、新加入選手を中心とした今シーズンのチームの体制やキャンプの裏話、今後の展望などをエピソードをまじえながら披露しました。会場には親子連れやサポーターなど約180人が訪れ、熱心に耳を傾けていました。
「輝け!川崎フロンターレ展」は、川崎市のイメージアップ事業のひとつに選ばれ、写真ニュース「川崎フロンターレnow」の発行のために撮影された、2005年の等々力でのホームゲームの大判のカラー写真を市内6カ所で展示するほか、チームで初ゴールを決める選手を予想するクイズなどを行っており、市民やサポーターの注目を集めています。
トークショーはその一環として、3月5日の等々力競技場での開幕戦に向けて、ホームタウン川崎の市民の関心を盛り上げようと、(株)川崎フロンターレと多摩区役所の協力で開いたものです。
開始4時間前の午前10時に順番待ちをする人が列をつくるなど、関心の高さをうかがわせました。
午後2時からのトークショーでは、新体制発表会などの模様を収録したビデオが大型テレビで約15分上映した後、k-pressの安永能美理事長があいさつ、続いて岩澤さんの紹介で向島さん、久野さんがステージに上がりました。なかでも、久野さんは昨年現役を引退してからこの日がファンの前にデビューするとあって、多くの人がカメラや携帯で盛んに写真を撮るなど、注目を集めていました。
ショーは、岩澤さんの巧みな司会でわきあいあいとしたムードで進められ、ふたりの元OBが今季のチームの戦力評価や選手に対する的確なコメントなどが次々ととび出しました。左サイドのアウグス選手の抜けた穴を埋める期待のMFマルコン選手の怪我と復帰の見通しは「開幕戦戦までの復帰はむずかしそう」との報告に観客は落胆、キャンプでみんなが遠慮するなかエビを10本食べて大物ぶりの現したFW鄭大世選手については「身体能力が高くシュートをバンバン決め、我那覇選手らに刺激を与えている」など秘話やエピソードを披露。他の新加入選手のコンビネーションがうまくゆくにはもう少し時間がかかる、チームの成績については向島さんは「4位」、久野さんは「5位」を約束、チームをよく知る2人の話に訪れた人たちは真剣な表情で聴き入っていました。
ショーの終わりでは、プレゼント抽選会が行われ、向島さんが自分の率いるフットサルチームのユニフォーム、久野さんが現役時代のユニフォーム、岩澤さんがフロンターレの10周年記念Tシャツをプレゼント、抽選に当たった3人は思わぬ幸運に大喜びしていました。
参加者は「声がちょっと聞き取りにくかったけど、生の姿と話が聞けてよかった」、「図書館に来てたまたま知り、大好きな久野元選手を近くで見られてハッピー」「自転車で来られる近くでこんなイベントがあってうれしい。これからもやってほしい」と満足げ、にこやかに帰途についていました。
「輝け!フロンターレ展」は高津区の川崎溝ノ口郵便局が2月28日まで、多摩区役所が3月2日まで、川崎市役所第三庁舎、中原区役所、麻生区役所が3月3日まで開かれています。また、ファーストゴールクイズの受け付けがインターネット(URL=http://www.k-press.net/indexfrontale.html)とFAX(03-3430-6743)で3月3日まで行われています。
2006-02-25 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月24日
川崎フロンターレが26日にプレシーズンマッチ:対戦相手は大宮アルディージャ
Jリーグの開幕を前に川崎フロンターレは、2月26日等々力競技場で15時からプレシーズンマッチが行われる。対戦相手は大宮アルディージャ。
1週間後のホーム開幕新潟アルディジャーを前に、新加入の米山、井川選手やチームの仕上がり具合を見る上でも大切なゲームとなる。ただ、アウグストのぬけた後を埋めるマルコン選手は2月19日の練習試合で怪我をしており、左サイドをだれがやるのかも見ところのひとつだ。
試合開始に先立ち、ゲート5番前ではチームの創設時から毎年シーズン前に撮影する選手・スタッフの集合写真を金属加工した10周年記念モニュメント除幕式が行われる。モニュメントの見学は自由。
プレシーズンマッチのチケットは大人前売り2000円、小・中学生は1000円で、クラブ事務所(月〜金 電話044-829-3011)、フロンターレ後援会(電話044-434-5346)のほかローソンチケット、チケットぴあ、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクスなどで販売中。
2006-02-24 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月23日
「輝け! 川崎フロンターレ」のトークショーは入場整理券を配布:25日午前11時30分から会場で
川崎市内の公共施設など5会場で開催中の「輝け! 川崎フロンターレ展」(特定非営利活動法人k-press主催、川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会後援)のイベントのひとつで、25日午後2時から多摩区役所1階ロビーで催すトークショーは、当日午前11時30分から会場で整理券を配布します。また、会場のスペースの関係で入場制限を行う場合があることを、あらかじめご了承ください。
2006-02-23 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
お詫び
川崎市のイメージアップ事業の認定を受けて市内5会場で開催中の「輝け!川崎フロンターレ展」のうち、川崎市役所第三庁舎会場の展示は、会場の都合で23日と24日の2日間は、展示パネルが2枚のみとなります。27日からは、当初の通りパネル10枚(写真67点、写真ニュース16枚)の展示となりますので、お時間の都合のつく方はお待ち下さい。他会場は変更がありません。
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2006年2月20日
川崎市第三庁舎と麻生区役所で「輝け!川崎フロンターレ展」開始
川崎フロンターレの昨シーズンの活躍を振り返えりとともに今シーズンへの期待を高める「輝け!フロンターレ展」の川崎市第三庁舎、麻生区役所会場の写真展示が2月20日から始まりました。
展示しているのは、今季チームに登録している選手の2005年Jリーグと天皇杯のホームゲーム中の写真と新入団選手の初練習などで、第三庁舎は、A2サイズを中心に67点、麻生区役所は、45点展示しています。このほか等々力で行われるプレー中の写真で構成する写真ニュース「川崎フロンターレnow」2005年版バックナンバー(1〜16号)も展示しています。
会場では、初ゴール予想クイズの投票も行っています。
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2006年2月18日
多摩市民館で「たまんちゅ交流集会2006」:平和願い演劇やコンサート、映画を上映
平和を願う多摩区の市民団体の集い「たまんちゅう交流集会2006」(川崎市教育委員会主催)が2月19日午後1時30分から多摩市民館で開かれる。
写真>「わたしたちの物語」の1シーン
集会は3部構成で、1部(午後1時30分〜)は、同館の学習講座「脚本づくりワークショップ」「演劇わっくしょっぷ2」のコラボレーション。4つの脚本を中学生から主婦、教師、60代の男性など14人が、それぞれの脚本のシーンをベースにその場の雰囲気に合わせたアドリブを多用してダンスでつなぐ、実験的な演劇発表「わたしたちの物語」。
2部(午後2時30分〜)多摩区生田に住んでいた寺島尚彦さん(故人)が作詞・作曲、平和への祈りとして有名な沖縄戦の悲劇を歌った「さとうきび畑」を元に寺島さんの娘でソプラノ歌手の寺島夕紗子さんの歌と話、江川真理子さんのピアノでつづる「さとうきび物語コンサート」。
3部(午後3時30分〜)は、80代のいま、失われた青春を取り戻すかのようにロックを踊り50年ぶりに水着を買ってプール泳ぐ川崎市川崎区桜本に住む朝鮮・韓国出身の在日1世のおばあちゃん(はんめ)たちの暮らしを追ったドキュメンタリー映画「花はんめ」(2004年制作)の上映会と同映画の金聖雄監督のミニ講演。
いずれも入場は無料。問い合わせは電話044(935)3333多摩市民館。
2006-02-18 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
高津区で2月19日に大山街道フェスタ:新会場の二子神社で湯とうふ配布
川崎市高津区のメインストリート——大山街道を見直そうと溝口緑地(高津図書館前広場)など3カ所で2月19日午前10時30分から午後2時30分まで「大山街道フェスタ」(大山街道フェスタ実行委員会、大山街道活性化推進協議会主催)が開かれ、大鍋で作った湯豆腐の配布やフリーマーケットなどが催される。
大山街道は、赤坂御門を起点に伊勢原から大山阿夫利神社に至る「大山詣(もう)で」の道として古くから親しまれている。高津区の街道沿いは江戸時代は多摩川の宿場町として栄え、江戸や明治に開業した店が多く残り、市内でも最も古い商業地のひとつ。作家・岡本かの子、陶芸家・浜田庄司の生誕地としても有名。
フェスタは地元市民による手作りイベント。3回目のことしは、岡本かの子の文学碑がある多摩川添いの二子神社が新たに会場に加わった。
主な内容は、溝口緑地では「大山街道物産市」と銘打って街道沿いの商店の出店、フリーマーケット、バルーンアート実演、三味線演奏のほか豚汁、赤飯、生野菜などの販売。高津図書館では午前11時と午後1時30分から「みぞのくち村むかしむかし」と銘打って溝口に伝わる民話をカナリヤ人形劇で上演する。大山街道ふるさと館では、落語と以前街道沿いで和菓子屋を営業していた荻島満朗さんが「打ち菓子」づくりを実演、大山街道に関する展示などを行う。
二子神社では、フェスタの名物「高津ゆどうふ」の無料配布(無くなり次第終了)、モチ、けんちん汁の販売、フリーマーケット、高津健康の森の竹で作った竹馬遊び。このほか、区内の名所案内の活動を続けるシルバーガイドメンバーが、大山街道を歩きながら解説する「街道ウォーク」(受け付け、二子神社)が行われる。参加はだれでも自由。雨天の場合は一部のイベントが中止になる。
問い合わせは電話044(861)3133高津区役所区政推進課。
2006-02-18 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月17日
首都直下型地震をテーマに防災まちづくり講座:狛江市で2月19日に市民団体が開催
狛江市中央公民館で2月19日午後1時から、首都直下型地震が起きたときの「わが街の防災」をテーマにした狛江市防災まちづくり講座が開かれる。
主催するのは「和泉多摩川緑地都立後援会話し合い会」(稲田幸一郎代表)。同会は、戦前に都市計画された元和泉にある「和泉多摩川緑地」(東京都水道局の資財置き場などを含めた約23ha)を、防災や環境の観点から都立公園にする運動を展開している。
講座は、近い将来に予測される首都直下型地震に備える狛江市のまちづくりをみんなで考えるために開かれるもの。内閣府中央防災会議・首都直下型地震研究特別委員会委員で首都大地震について多数の著書を出している中林一樹首都大学東京(旧都立大)教授が「首都直下型地震と狛江防災まちづくり」の演題で約1時間30分の講演。質疑応答の後、参加者で防災まちづくりと和泉多摩川緑地問題について約1時間半にわたり意見交換する。
参加は無料。問い合わせは電話03(3480)7815稲田さん。
2006-02-17 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月15日
多摩区役所で2月16、17日にリサイクルフェア:古着や古布も回収
川崎市多摩区が、ごみの減量化とリサイクルに関心を持ってと2月16日と17日に同区役所1階アトリウムでリサイクルフェアを開催する。
会場では、パネル展示、多摩図書館で使わなくなった約1200冊の古本の配布、牛乳パックの工作、多摩区まちづくり協議会佳境部会が行っている生ゴミ堆肥化関連の展示、パソコンを使った環境クイズなどを催す。道路を隔てた駐輪場では、主催のイメージァアップ委員会が東南アジアの発展途上国などで使われる中古衣料を集めて送るNGO的な活動団体にことしも協力、古着・古布の回収を行う。回収は2003年から毎年リサイクルフェアで行われており、2005年に区民から持ちこまれた衣類や古布は約6トンという実績を持つ。回収時間は午前10時〜午後3時で、雨天の場合は中止。
集めた品物は衣料品として輸出して再利用されるほか、繊維としても利用される。衣類は、輸出先の気候により夏物、肌着類がリサイクルしやすく、冬物、コート類は難しいため、主催者は夏物を中心に出してほしいと呼びかけており、ツバのある帽子、ハンカチ、女性用の下着、毛布、カーテン、シルクの和服などは特に喜ばれるという。
出し方は、自身で使える状態で洗濯してあるもの、靴下などセットものは分かれないようにする、ボタン、ベルトなど装飾品はそのまま付けておくなどのほか、ぬれたり、破れたり、汚れたものは回収しない。また、布団類やじゅうたん、ビニール製の雨合羽や会社の制服・ユニフォームなどは回収しない。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。
2006-02-15 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月14日
麻生区の新百合21ビルで2月18日にファッションショー:中学生からシニアまで出演
中学生から服飾短大の学生などさまざまな年代の市民がモデルやダンサーとして出演するファッションショーが2月18日、小田急線新百合ヶ丘北口の新百合21ホールで開かれる。ショーは午後1時30分と4時30分の2回で、各回とも同じ内容だ。
この「ヤングブリリアントファッションショー」(麻生ハートフルフレンズ、麻生区役所主催)は、世代や性差を越えた幅広い市民の交流を目的に麻生区世代交流事業として催されるもので、2004年3月に継いで2回目。内容は、1部が町田市三輪町の東京田中短期大学の学生らがデザイン・制作した「未来と現在」を表現する衣裳60点のファッションショー、2部が和光大学学生らがネパールの民族衣装を着て「歴史と現在」を体感する舞踏の2部構成。出演するのは、これまでのハートフルファッションショーに出演した公募のシニアモデル12と和光中学生や服飾短大生など総勢約60人で、それぞれが現在の自分を音楽に乗せて表現する。ショーは各回とも1時間。入場は無料。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課まちづくり担当。
2006-02-14 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月12日
川崎フロンターレの初ゴール選手予想クイズ:2月13日から受け付け開始
k-pressではJリーグの開幕を前に、ファーストゴールをあげる川崎フロンターレの選手を予想するクイズの投票を2月13日から受け付けます。
ファーストゴール予想クイズは、川崎市イメージアップ事業の認定を受けた「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、フロンターレ後援会)のひとつです。
投票の受け付けは、webサイト(http://www.k-
press.net/frontale/quiz/indexfrontalequiz.html)、faxまたは市内6カ所で催す「輝け!川崎フロン
ターレ展」の会場で行います。応募の締め切りは3月3日まで。
ファーストゴールの選手を的中させた方10人(多数の場合はk-pressで厳正に抽選します)に、川崎フロンターレの選手のサイン入り大判カラー写真を
プレゼントします。発表は3月下旬にk-pressホームページで行います。また、当選者にはEメールまたはファクスでお知らせします。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]
関連記事>市内6カ所で「輝け!川崎フロンターレ展」
2006-02-12 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月11日
あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント
【文】ソプラノ歌手 桜井純恵(HPはこちら)
1月23日月曜、おととい降った雪がまだ残る中、大勢の市民・区民の方々で埋まった区役所ロビー。
関連記事>第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演
音楽のまち・かわさきでは市内区役所でさまざまなコンサートが行われています。私もソプラノ歌手として活動しながら、高津区役所の「花・コンサート」運営委員としてロビーコンサートの運営をお手伝いしています。
麻生はボランティアスタッフさんの多さにまずびっくりしました。区役所で開催されていますが、区民の方々の手作り……という温かい雰囲気が会場にあふれていました。
演奏はもう1グループ二胡の方々がいて30分を半分ずつ……プレーヤーとしては少し物足りない……。
15分で自分の伝えたいメッセージを音楽に乗せることの難しさを感じました。
内容は今年年明けのコンサート、ということで明るくミュージカル中心のプログラム。
コンサート最後には私たちと二胡の方、会場にいるお客様、スタッフさん全員で「ふるさと」を演奏しました。
私たちの「ふるさと」川崎がこれからも多くの方に愛される川崎であって欲しい。まちに音楽を気軽に楽しめる場が増え、音楽でおもてなしできるようなそんなまちになったら素敵です。これからも「音楽のまち・かわさき」で多くの方と交流し、音楽の楽しさを広げていきたい……そんな思いで活動していきたいと思っています。
お世話になりましたスタッフ様、区役所の方々、饗宴して下さったNIKO'Sのみなさま、そしてお越しいただきましたみなさま。
みなさまとの出会いに心から感謝いたします。本当に素敵なひととき、ありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。
2006-02-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
第46回あさおランチタイムコンサート:ソプラノと二胡の饗演
【文】麻生ランチタイムコンサート実行委員 森澤秀雄
第46回あさおランチコンサートが1月23日日午後12時15分〜12時45分まで麻生区役所2階ロビーで催された。
写真>(上から)ピンクのドレスで歌う桜井純恵さん、NIKO'Sの演奏(3番目も同じ)、出演者全員の「みんなで歌ううた」
関連記事>あさおランチタイムコンサートに出演して:出演者からのコメント
年6回開催されるランチコンサートのうち、冬の開催はこの1月のコンサートのみである。この冬の寒さは厳しく、2日前に降った雪は1日では溶けず、晴天とは言え陽の当たらない歩道は凍りつき、樹木、屋根にもかなりの雪が残る寒風を追いての開催となった。区役所ロビーは正面玄関に続く広い空間であるため、自動ドアの開閉の度に冷たい風が遠慮なく会場に流れる。この日用意した60席は常連客で早々に埋まった。
「新しい年への贈り物、ソプラノと二胡の饗演」と題するコンサートは2団体の出演。前半は高津区のソプラノ歌手桜井純恵さんの歌。この日の衣装は上から下まで濃いピンク一色の華麗なドレス。フランス人形のようだ。アッとおどろく派手な衣装に「お人形さんみたいだ」と客席の声。ピアニスト樺山潤一郞さんの伴奏で「ショーほどすてきな商売はない」等4曲を披露。若い歌い手の桜井さんは寒さにめげず歌い終えた。
ここで出席者は入れ替わり、後半は女性4人による二胡の演奏。昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡のユニットNIKO'S(代表今井美樹さん、芝裕子さん、南方夏代さん、武内有里さん)。二胡の中国語読みは「アールフー」。中国では公園の片隅で独り二胡をかなでる姿を見ることがある。かつてサントリー烏龍茶のコマーシャルに使われていた中国の民謡「太湖船」に続き「ふるさとの四季」と題して懐かしい日本の歌をメドレーで演奏。4人のうち1人は二胡を置きピアニストに早変わり。ピアノと二胡の合奏となった。
このコンサートの定番であるフィナーレの「みんなで歌ううた」は“ふるさと”。観客には少しは男性も居るのだが、コーラスは男声は聞こえず、女声コーラスの様相。前半に登場したフランス人形の合唱指導により“うさぎ追いしかの山・・・”1番から3番まで優雅に唱い上げた。寒かったけれど、やっぱりきて良かった。観客は2ヵ月後に再会を楽しみに満足げに家路についた。
次回のコンサートは3月20日(次回の案内はこちら)
次回開催は3月20日(月)。“春風に乗せて〜オカリナ、フルート、ヴァイオリンの調べ”と題して早春のうららかな日ざしの下での開催となるはずである。
出演は鈴木智子さん、浅利守宏さん、星千晶さん。
2006-02-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月10日
日本民家園で合掌造りの屋根葺き替え工事:2月19日と25日に見学会
川崎市多摩区枡形の川崎市立日本民家園・旧山田家住宅で2月18日と25日午前10時30分〜11時30分に合掌(がっしょう)造り屋根の葺き替え工事の現場見学会が催される。
山田家は、富山県東礪波郡上平村 の越中五箇山桂集落から移築した17世紀後期の合掌造り。同園「信越の村」コーナーにあり神奈川県の重要文化財に指定されている。同園では、2005年2月に五箇山から屋根職人を迎えて本格的な片面葺き替え工事を行い、期間中に見学会を開いたところ、定員の2倍が並ぶ人気で後日再度見学会を催した。
昨年に続き2月上旬からのもう一方の葺き替えが始まり、ことしも見学会を開くことになった。
当日は、同園職員が現場で工事の様子などを説明する。足場などの組み立てや進ちょく状況によって足場にあがって見学できる可能性もあり、同園では動きやすい靴での参加を呼びかけている
。希望者は山下家住宅前(白川郷・そば屋)に集合。定員は先着30人で、午前10時から整理券を配布する。雨天の場合は中止。
工事は3月上旬まで行われ、期間中の周辺からの見学は自由。
見学は無料だが、入園料は、一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下と65歳以上は無料。問い合わせは電話044(922)2181日本民家園。
2006-02-10 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎フロンターレOBがトークショー:開幕前に最新情報を語る
3月5日のJリーグの開幕を前に、昨年引退した久野智昭選手(現川崎フロンターレ強化本部スカウト)らがチームの最新情報を語るトークショーが、2月25日午後2時から多摩区役所ロビー開かれます。ゲストは、久野さんと川崎フロンターレ強化本部スカウト向島建さん、進行役はSUKI! SUKI!フロンターレナビゲーターなどで知られるサッカーレポーター岩澤昌美さんの3人。
写真>久野智昭さん、向島建さん、岩澤昌美さん(上から)
関連記事>川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介
トークショー「タツルとベティの『’06シーズン ズバリ言うわよ!!』」は、川崎市イメージアップ事業に認定された「輝け!フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)イベントのひとつ。フロンターレOBの2人が、宮崎キャンプの様子やことしの注目選手など今季のフロンターレの展望と魅力、裏話などここだけの生情報をズバッっ話します。このほか、必勝祈願、初練習、キャンプなどことしのチームの始動を約15分にまとめたビデオも上映されます。
会場では2005年の選手のプレー中の大判写真(A2ノビ)を中心に約60点の写真と写真ニュース「川崎フロンターレnow」(2005年版)を展示、川崎フロンターレの魅力を多くの市民にご紹介します。
多摩区役所の写真展は2月23日〜3月2日で、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズも行います。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]
電話03(3430)6617
2006-02-10 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月 9日
多摩区役所で2月10、11日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介
川崎市多摩区の小学生にアンケートした「校区内危険度マップ」や市民が調査した区内の石像物マップなど、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第4回まちづくりフェスティバル」が、2月10日と11日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階ロビーで開かれる。
フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会の57人の区民が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、今年度の活動報告を行うもの。11日はおとな対象の報告・発表「まちづくり広場〜こんな活動しています」で、11日は親子を対象の「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する子どもの目から見た危険度マップは、2005年6〜7月に交通量の多い場所や見通しが悪区危険な道、不審者に声をかけられた場所などについてのアンケートをまとめたもので、最近増えている子どもの事故や事件の被害防止に役立つ内容。多摩区石像物マップは昨年の旧津久井街道歴史マップに続き、平瀬川沿い、二ヶ領用水宿河原線沿いにある地蔵、記念碑など石像物を写真と短文で紹介。このほか放置自転車対策、高齢者や障がいを持つ人にお薦めの福祉散策マップ、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介などをパネルで展示する。来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の12日〜22日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。
2006-02-09 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 05)歴史, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月 7日
輝け川崎フロンターレ展:川崎溝ノ口郵便局で開始
3月5日のJリーグ開幕を前に、川崎フロンターレへの関心を高め2006年シーズンの飛躍を祈る「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)が、2月7日の川崎溝ノ口郵便局(写真)を皮切りに、市内6カ所で行われます。
展覧会では、2005年のホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真(A2、A3)を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレ
の魅力を紹介します。展示する写真は、会場の広さなどにより異なりますが、川崎溝ノ口郵便局では、FWの我那覇和樹選手、ジュニーニョ選手、MF
マルクス選手、中村憲剛選手、DFの箕輪義信選手などのプレー中の写真11点とk-pressが発行しています「フロンターレnow」を展示しています。
13日からは、ことしのJリーグでの初ゴールを当てる「First Goal Quiz」を行います。
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]
2006-02-07 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月 5日
多摩区の五反田神社で節分祭
川崎市多摩区三田の五反田神社で2月5日、節分祭の豆まきが行われた。境内には近くの親子連れなど約300人が集まり、同神社役員らがまく縁起物の豆やキャンディーに群がっていた。
写真=縁起物の豆まき(上)、人で埋まった境内(下)
同神社では1996年から2月3日の節分に近い日曜日の午後、豆まきを催しており、ことしで11回を数える。
豆まき役は、同神社奉賛会(森山弘会長)役員や厄よけ祈願の歳男・歳女など。ことしはかみしもを着用した4人の歳男や生田地区に住む多摩区選出の市議、代議士など約20人が「福は内、福は内」と唱えながら、豆とキャンディーをまき、日用品や菓子、野菜の引換券の入った福袋を配った。
ふだんはひっそりとした境内は、縁起物目当ての人でぎっしり。奉賛会役員準備した汁粉や鶏スープで暖をとりながら、顔見知りと和やかに談笑する参拝客が多かった。
2006-02-05 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月 4日
麻生ロータリークラブが授産学園にブルーベリーの木を寄贈
川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が1月20日、川崎市麻生区細山の川崎授産学園(小澤福美学園長)にブルーベリーの木を寄贈、会員と利用者などが一緒に植樹した。
写真(撮影、川崎麻生ロータリークラブ会員大野勉さん)=利用者と一緒に記念撮影(上)、小澤学園長(中央)と長瀬会長(右)ら(右上)、植樹作業(下)
植えたのは、2004年に同区片平に開園した長瀬会長が経営する「さるたベリー」で育てられた高さが1.2〜2.3m5年ものの木で、収穫期が遅く鳥に食べられにくいラビット・アイ系のブライトブルー、ブルージェム、ハイ・ブリット系のフロリダなど15種15本。午前中に麻生RC会員がさるたベリーで木を掘り起こし、午後2時から長瀬会長をはじめ会員19人と同園利用者9人が道路から同園建物へのアプローチ通路脇の斜面に1時間半がかりで植えた(写真下)。同園では「大切に育てます」と大喜び、作業終了後、小澤園長が感謝状を長瀬会長に手渡した。
麻生RCは、さるたベリーが正式にオープンする前から社会奉仕事業として、同園の利用者をブルーベリー詰みに毎年招待、交流を行っていた。同園は、授産事業として丘陵地の広い敷地を活用してシイタケ栽培や落ち葉の腐葉土、竹炭など農産物のオリジナル製品も販売している。こうしたことから、新たな取り組みとして無農薬で育つ健康食品として人気のブルーベリーを育て、園利用者と来園者のふれ合いに詰み取りを行ったり、将来的には商品化できないかと同RCに相談したところ、長瀬会長が育てた木のプレゼント話がまとまった。
植えた木は今年のせん定は終わっているが、今後は長瀬会長が育て方やせん定の仕方などの指導を行う予定だ。
2006-02-04 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年2月 3日
ひなた山ぼっこまつりに350人:森の恵みや音楽を楽しむ
川崎市多摩区の市民健康の森「日向山の森」(多摩区枡形4丁目、東生田緑地)で1月15日、「ひなた山ぼっこ祭り」が開かれ、約350人が森の作業や野外料理などを楽しんだ。
次代に里山を残そうと市民団体「日向山うるわし会」(田中清会長)が毎月竹の伐採などを行っており、年に1回一般参加のまつりを開催している。3回目のことしは、雪や雨に見舞われた過去の祭りと異なり青空が広がる温かく穏やかなアウトドア日和。天候に恵まれ会場は、午前9時30分の受け付け開始時間よりも前に親子連れなどが次々訪れ、過去最高の人出となった。
竹林を伐採して作ったひなたぼっこ広場で田中会長が「ここは野鳥や野草がたくさんみられるところ。冬の里山で森のシャワーを浴びてください」と開会宣言。阿部孝夫市長が「きょうは赤城山、富士山、新宿の高層ビルも見える良い天気。ここは眺めもよく、みんなが手入れをしてすばらしい多摩丘陵が残っている。川崎市は多摩の横山から三浦半島までつづく丘陵地をつなげる『緑の回廊』づくりを近隣の市町村といっしょに取り組むことになった。そうしたことからもここは貴重な場所。きょうはみなさんと一緒に森の恵みのひとときを過ごします」とあいさつした。その後、同会員で造園業を営む小峰明夫さんといっしょに山の安全と豊作を祈る「森の神事」を行い、祭りを開始。
総合的な学習で同地の環境を学ぶ東生田小学校5年生の児童のほか、親子連れなどの参加者が、森の作業体験、ネイチャーゲーム、食事作りなど7班に分かれて作業、うるわし会会員の指導で竹の伐採作業や同地で採れたサツマイモを紙で包んで焼きイモの準備、マキでたいた30kgの米でおにぎりつくりなどにチャレンジ。会場では会員の酒井昭子さんが木の実で作った人形、瀧川信介さんらが描いた絵、写真などを森の中に展示する「天井のない展覧会」も開かれ、親子連れの参加者が熱心に見て回った。このほか、同会員が切り出した竹や木の枝で竹笛、弓作りを指導、竹馬の乗り方や竹とんぼの飛ばし方のコツを教えていた。
約1時間の作業の後は、里山の恵みを味わう「森はおいしい」、参加者は、たき火のそばでおにぎりやトン汁、薫製を味わった。食後は東生田小学校のタイコクラブ、5年生の児童らが「日向山音頭」を披露、全員で「ふるさと」を歌い木々にこだまするハーモニーなど自然に親しむ楽しさを満喫した。
地域のお年寄りと子どもが作った日向山音頭
「日向山音頭」は、昨年このまつりに参加した目が不自由な相川みちこさんが体で感じた祭りの雰囲気を大好きな民謡「灘の酒造り」という曲に載せて作詞。総合的学習のフィールドとして日向山を利用する東生田小学校では、音頭作詞を知り環境をテーマに同地で度々学習をしている5、6年生が運動会用に振り付けをして発表。昨年11月に行われた同校40周年記念式典でも披露して好評を博した、子どもと地域のお年寄りが一帯となって作った音頭だ。
学校では太鼓にあわせて輪になって飛び跳ねるように踊ったが、この日は、会場が斜面地であまり広くないため、輪にはならず、観客に振りを見せるにとどまった。
2006-02-03 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎市内6カ所で輝け!川崎フロンターレ展を開催:2月7日から大判写真で魅力を紹介
Jリーグ開幕を前に、2006年シーズンの飛躍を祈って「輝け!川崎フロンターレ展」(主催=特定非営利活動法人k-press、後援=株式会社川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会)を川崎市内6カ所で開催します。展覧会では、ホームゲームでの選手たちのプレー中の大判写真を中心に展示、ホームタウン川崎の多くの市民にフロンターレの魅力を紹介します。
日程は2月7日から川崎溝の口郵便局を皮切りに、中原区役所と川崎信用金庫本店(13日から)、川崎市役所第三庁舎(2月18日から)、麻生区役所(2月20日から)、多摩区役所(2月23日から)の市内4カ所で開催します。
また、2月25日にはフロンターレの元選手によるトークショーを催すほか、今季チームで初ゴールをあげる選手を予想するファーストゴールクイズ、選手への応援メッセージの受け付けを会場とWebサイトで行います。
この展覧会は、川崎市のイメージアップ事業に選定されました。
■趣旨■
チーム創設10年目という記念すべき年を迎え、さらなる飛躍が期待される2006年の新シーズン開幕に先立ち、幅広い市民が訪れる公共的な施設で、多くの市民に2005年のフロンターレの活躍とチームの情報、そしてサッカーの魅力をダイレクトに伝える試合の写真を中心に、チームフラッグなどのグッズを掲示、元選手によるトークショー(予定)を開催します。また、チームへの関心を高めるための「2006No.1ゴールクイズ」、選手及びフロンターレへの応援メッセージの受け付けを展示会場とwebサイトで実施します。
■事業内容■
試合写真の展示=k-pressのカメラマンが撮影した2005年の試合を中心としたプレー中の選手やサポーターなどの大判(A2判ノビ)カラー写真を展示します。枚数は会場の規模に応じて変更します(20枚〜50枚)。さらに、フラッグなどチーム関連グッズの展示も行います。
2006ファーストゴールクイズ=選手の情報(名前、ポジション、背番号、成績など)を印刷した投票用紙を会場などに用意し、2006年シーズンで最初にゴールを決めた選手名の予想投票を受け付けます。また、同内容のクイズをインターネット新聞「k-press」内の専用コンテンツで実施します。
当選者10人に賞品(選手のサイン入り写真)をプレゼントします。当選者多数の場合は抽選とし、当選発表及び選手への応援メッセージを「k-press」内の専用コンテンツに掲載します。
■日程■
写真展示
川崎溝ノ口郵便局=2月7日〜2月28日
中原区役所=2月13日〜3月3日
川崎信用金庫本店=2月13日〜2月17日
市役所第三庁舎=2月18日〜3月3日
麻生区役所=2月20日〜3月3日
多摩区役所=2月23日〜3月2日
トークショー
多摩区役所=2月25日午後2時
主催=特定非営利活動法人k-press
後援=株式会社川崎フロンターレ/川崎フロンターレ後援会
協力=川崎市/麻生区役所/中原区役所/川崎信用金庫
問い合わせ
特定非営利活動法人k-press(ケイ・プレス)
Email= [email protected]
2006-02-03 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b5) 川崎市中原区, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月28日
麻生不動院のだるま市:7万人の人出で賑わう
川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、だるま市が開かれ昨年より2万3000人多い約7万人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわい、境内はだるま屋の客寄せの呼び声とだるまに魂入れする威勢のいい掛け声があがっていた。
ことしは土曜日と暖かく穏やかな好天に恵まれ、境内には朝早くから次々と家族連れの客が訪れ、午前11時過ぎにはだるまやお札を求める人でぎっしり。沿道はラッシュアワーに電車並みの人波に、参道の一部が一方通行になる時間帯もでるほど。だるまの売れ行きもまずまずで、寸法によっては早々と売り切れになるだるまもあった。
だるま屋によると、売れ筋は高さ15〜20cmの5〜7号、価格は2500円から4000円のもの。それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋では、訪れた顔なじみの客が楽しげに価格を交渉したり、だるま屋からふるまわれたお神酒でノドをうるおし、近況を話すなごやかな光景も見られた。
普段は閉じられている本堂は、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。本堂脇では、地元下麻生自治会の役員らが「お炊き上げ」する前年のお札やだるまを受け取っていた。
周辺の道にはだるまをはじめ植木や食べ物、陶器など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は、終日にぎやかな売り声が響いていた。またバス通り添いでは、空き地を臨時の有料駐車場にする家やなかには近所の人と一緒にフリーマーケットをする家もあった。
同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。年に一度の恒例行事のために地元では、境内や参道、周辺道路の雪かきをして準備。当日は、下麻生自治会役員らが本堂脇に前年のお札やだるまを受け取る臨時の受付所を設置して参拝客が持ち込むだるまを整理、翌日に境内でお炊き上げを行っている。
2006-01-28 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2月8日に連携記念のコンサート:多摩区の3大学が多摩市民館で
川崎市の「多摩区・3大学連携協議会」の設立を記念したコンサートが2月8日午後5時45分から多摩市民館で催される。
当日は、午後8時30分まで専修大学フィルハーモニー管弦楽団、明治大学マンドリン倶楽部、日本女子大学箏曲倶楽部が3時間余りにわたって演奏する。
連携協議会は、多摩区にある3大学の知的資源と人材を活用し、地域と積極的に連携し、多摩区民と一緒になって地域の課題の解決に向けて実践的な活動を行うことを目的に2005年12月に設立された。
曲目は専大フィルがドボルザーク「新世界」、明大マンドリン倶楽部が「スカボロフェア」「ナタの愛のテーマ」、1970年代懐かしのフォーク・ポップスメドレー、津軽組曲より「夏」ほか、日本女子大箏曲倶楽部がろくだんの調べ、ジブリメドレー、アイネ・クライネ・ナハトムジークほか。
定員は先着550人。
2006-01-28 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月27日
1月29日に麻生市民館で「狂言の会」:山本東次郎さんら3兄弟が出演
町田、川崎市などの狂言愛好家で構成する「ハゲマス会」(森宮康会長)が、1月29日午後2時から小田急線新百合ヶ丘駅前の麻生市民館で重要無形文化財総合指定の山本東次郎さん、則直さん、則俊さんの大蔵流山本家3兄弟とその子息らが出演する8回目の「狂言の会」を公演する。
同会は鶴川駅前の天ぷら屋の常連客に町田市広袴在住の狂言師山本則俊さんがいたことから、なじみ客の明治大学商学部教授の森宮さんらが呼びかけ、山本さんを応援しようと93年5月に発足。古典芸能の世界は髪が薄くなってやっと一人前と言われるように、会も「頭が薄くなるまで活動しよう」と「ハゲマス会」と命名。「品格を重んじ、気魄のこもった芸風」を特色とする山本家の狂言の観賞のほか、狂言にまつわる勉強会を開いている。また、多くの市民に古典芸能を知ってもらうおうと98年から会員らが裏方を担い、自主公演を手がけている。
今回の演目は、「柿山伏」(演者=山本東次郎、則俊さん)、「木六駄」(演者=山本則俊、泰太郎、東次郎、則直さん)、「六地蔵」(演者=山本則重、則秀、則孝、遠藤博義さん)の狂言3題と源平合戦の屋島の戦いの語り「那須」、小舞「暁の明星」「蛸」。入場は、S席5000円、A席4000円、B席3000円、学生2500円で、当日券もある。問い合わせは電話042(791)2345宮川さん。
2006-01-27 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, c)町田市 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月25日
1月28日に麻生不動院でだるま市
麻生不動院(川崎市麻生区下麻生801)で1月28日、恒例のだるま市が開かれる。
旧暦で関東地方で最後に開かれることから、「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。ことしは土曜日とあってかなりの人出が予想される。
「とくさ不動」とも呼ばれる麻生不動院では、神棚や火を使う台所に張る「火伏せ」のお守りなどを売るほか、境内や参道には午前8時ごろから地元の「王鶴組
合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまに加え農機具や植木、乾物、焼きそば、お好み焼きなどの食べ物の店がずらりと並ぶ。
当日は小田急線柿生駅などから臨時バスも増発される。
2006-01-25 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎フロンターレが必勝祈願
川崎フロンターレが1月24日、川崎大師に必勝祈願を行った。
シーズン最初のこの恒例行事に参加したのは、武田信平社長、福家三男強化本部長、関塚隆監督、コーチングスタッフ、ブラジル人と所用で不参加となった我那覇、久木野選手を除く選手26人。一行は川崎大師・平間寺の内陣で午後3時から同寺の導師の護摩(ごま)法要で必勝祈願を行ったのち、本尊に手を合わせた。
写真ニュースを見る(撮影=藤井隆弘、藤井栄美ほか)>
導師は「平常心という言葉を贈りたい。普段の実力で臨み、ぜひその実力を発揮してもらいたい」と激励の言葉を述べ、護摩札を渡した。また、一緒に祈願をした石渡孝明大師駅前昇栄会会長から武田信平社長にダルマが手渡された。関塚監督は「負傷者を出さないようシーズンを闘えることを願った。必勝祈願するとシーズンが始まったことを実感する」と話していた。境内には、平日にもかかわらず多くのサポーターが集まり今シーズンの活躍を祈り、選手の写真を撮影したりていた。
一行はその後、11のグループに分かれ、大師、川崎、鹿島田、武蔵小杉、鷺沼駅前などの商店街にあいさつ回りに向かった。
武田社長や米山など新入団選手7人は、商店街を上げて熱心に応援する大師駅前昇栄会24件を徒歩で回り、大きなフラッグを掲げる店主らと記念撮影。縁起物を扱う土産物屋さんから金ダルマをプレゼントされたり、豚汁の接待など心のこもった歓待に笑顔で応えていた。ユース出身の鈴木達矢選手は、商店街で市立川崎高校の同級生に偶然出会い、久しぶりの再開に立ち話しをして、背広姿で照れくさそうに記念写真に収まっていた。 最後に立ち寄った若宮八幡神社では、 一人ひとり絵馬に願いを書いて奉納、好成績を祈った。昨年等々力競技場のフロンターレ神社の向きを変えた中村宮司から「怪我がないように活躍してことしは3位、来年は優勝してください」と励まされた。
サポーターやお店の人からサインを求められた米山選手は少しとまどいの表情を見せながらも笑顔で対応、「地域の人とふれあうのは初めての体験だったが、こうした機会をつくるのはいいことだと思う」と感想を語った。
ことしは、鷺沼プール跡地に同クラブが管理運営するフットサル場が4月にグランドオープンことにちなみ初めて鷺沼駅前を訪問、伊藤宏樹選手と原田拓選手が駅前のショッピングセンターのほか3店舗を回った。出迎えたサポーターなどの人だかりに気づいた買い物客や通行人が急いでサインを求める光景も見られた。
2006-01-25 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎フロンターレが新体制:米山篤志選手らの加入で4位めざす
ことしは4位以内に——川崎フロンターレが1月20日、川崎市高津区久本の洗足学園音楽大学・前田ホールでサポーターを招いて2006年のチーム方針や新加入選手紹介など新体制を発表、高い目標を掲げた。開場には武田信平社長、福家三男強化本部長、関塚隆監督のほか、米山篤志、井川祐介、鄭大世、茂原岳人、久木野聡、鈴木達矢、杉山力裕、木村祐志の新加入の8選手も同席し、それぞれ抱負を語った。
写真=新ユニフォームで前田ホールに立つ(左から)米山、木村、茂原、杉山、関塚監督、井川、鈴木、久木野、鄭の各選手
同クラブは、多くのサポータにチームの考え方を直接聞いてもらおうと2004年から新体制発表にサポーターを招待。ことしは昨年に続き、音楽とスポーツの街かわさきをアピールするために洗足学園で同大学生や教師らの演奏会付きで行われた。平日の夜に開催するのは初めてだったが、校内に入れる午後5時前から寒空の中で行列して開場を待つ熱心なサポーターもおり、約1000人が来場した。
オーケストラ演奏で始まった会見では、まず阿部孝夫川崎市長が「昨年は最終戦で優勝の味を敵側で観ることになったが8位と健闘、大成功だった。ことしは3位以内を狙ってもらいたい。みなさんと一緒に必死に応援してフロンターレを押し上げたい」とあいさつ。また、先ごろ市長室を表敬訪問した新入団選手のひとり、市立川崎高校3年の鈴木選手について箕輪選手に続く川崎の生え抜きの選手となると期待を込めて紹介した。
武田社長は「昨シーズンベスト5の目標を掲げて戦い、残念ながら8位に終わったが、今シーズンにつながるいい成績だったと思う。昨年はリーグ、ナビスコ、天皇杯とすべてベスト8だったが、今シーズンは確実にベスト4をとりたい」と抱負を語った。(J1復帰で)1試合あたりの観客動員数は4500人と大幅に伸びたがことしはさらに1400人多い1万5千人以上に、Challenge the Future(チャレンジ ザ フューチャー)とキャッチフレーズが披露された。
関塚監督は「1年目としては満足のいく成績だったが、もう少し勝ち点を奪っていれば上に行くチャンスはあった。ことしは8位の壁を越えベスト4に加わり、ナビスコ、天皇杯も含めタイトルに絡んでいきたい。等々力での勝率は非常に高いので、アウェイでうまく戦い勝ち点を奪い、10年目の記念すべき時なので優勝を目ざしたい」と決意を示した。アウグストと相馬選手が抜けた左サイドには、ブラジル人のマルコン選手が入ることが発表されたが、具体的には今回の補強でチーム内のレギュラー競争をさらに高めてレベルアップ、昨年の54得点より上回る1試合当たり平均1.6~1.7得点、失点(同・43)を3〜5点減らして1.3ぐらいにしたいと述べた。
同席した福家三男強化本部長は「もっと精度を高いサッカーをするため精進したい。勝ち点にこだわるためにゲーム展開、時間帯などプレーをもっとハッキリさせることが大切。得点は60ぐらいで個人の得点アップも必要」とした上でことしの補強を語った。また、若い選手を育てるためにU—12のチームを作って下部組織を強化していく方針を明らかにした。
クラブ10年を迎える記念イベントとして、昨年11月に行った募金でつくるビッグフラッグのほか、等々力競技場に金属加工した各年の監督・所属選手の集合写真のモニュメントを設置、フロンターレOBとの試合などが発表された。このほか、鷺沼駅前に4月にオープンするフットサル場や新スポンサーにちなんで競技場で米を使った新メニューを増やすことなどが発表された。
2006-01-25 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月24日
川崎市イメージアップ事業に「輝け!川崎フロンターレ展」など8事業が認定
「川崎市イメージアップ事業」に、「輝け!川崎フロンターレ展」(k-press主催、川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会後援)、川崎で撮影された映画・コマーシャルの上映会、公開生放送など8つの事業が決まった。
イメージアップ事業は、市民団体やNPO、企業がことし1月1日〜3月24日までに行う地域の魅力を引き出す情報発信やイベントのなかから川崎市のイメージを高める内容のものを同市が認定、助成金などを出して支援する初の制度。支援の内容は、事業費の2分の1の助成金の交付(最大50万円)、市の広報で事業の普及・広報、イメージアップ認定事業の表示の使用許可の3点。
2005年11月15日〜12月14日まで募集、28件の応募の中から川崎市イメージアップ事業認定審査会が「目的性」「企画性」「先駆性や独創性」「波及性」など総合評価を行った。
第1弾としてアール・エフ・ラジオ日本=ラジオ番組「中本賢のガサガサ探検隊」(通常はスタジオ放送)を川崎区の特設会場に特設スタジオに設置して1月9日に公開生放送として実施。内容は、中本さんが代表を務める「多摩川クラブ」が昨年1月に長十郎ナシを発祥の地・川崎区大師に復活させようと多摩区の生産地から苗木を大師駅前の神社に移植、里返り1周年を祝うイベントなどを実況中継した。
そのほかの認定された事業は次の通り
☆川崎市インターネット放送局=WEB上で川崎市の観光・文化・芸術・スポーツを配信するインターネット放送局を開設・運営。観光、イベント、文化施設など50本の動画を配信。
☆HOKTーK PROJECT=3月4・5日にラ チッタデッラ(川崎駅前)で、川崎市内で撮影された映画・コマーシャルフィルムの上映会、同時にロケ地に足を運んでもらえるようロケマップを配布。来年度用に「川崎のCM」を募集する。
☆JTB川崎支店=川崎の名所・見所などを刷り込んだクリアファイルを作成し、旅行資料等を入れて顧客や外商セールス時に川崎をアピールする。2月から近隣支店10店舗で配布。
☆はとバス=2、3月に川崎の魅力スポットを巡回して土産、食事ができる日帰りバスツアーを3回行う。
☆横浜エフエム放送=川崎市の魅力を魅力を発信する特別番組2企画を放送。「川崎クルージング」(3月2日)はリクエストを交えながら音楽のまち川崎をフューチャー、「川崎市内街角レポート」(3月2日)は市の魅力的なスポットから人気レポーターがレポート。
☆神奈川県書店商業組合川崎支部=同組合加盟店60店舗で3月1日から川崎の魅力スポットなどを塚らを印刷したショッピングバック(10万枚作成)を配布し、買い物客に川崎の魅力を発信する。
2006-01-24 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月23日
「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」:プロ・アマ4劇団と公募市民らが好演
川崎宿の復興や多摩川、二ヶ領用水の治水事業を手がけた江戸時代の偉人・田中兵庫(別名=丘愚・きゅうぐ、1662〜1729年)の生き方を題材にした創作劇「多摩川に虹をかけた男 田中兵庫物語」が、川崎市高津区溝口のすくらむ21ホールで1月21日に初演された。公演には、市内のプロ・アマ劇団や演劇関係者が協力、小学生から中高年の公募市民のほか「民藝」のベテラン俳優・今野鶏三さんも出演、約70人が舞台に登った。舞台は、引き続き川崎区や麻生区でも公演される。
写真=上・歌で盛り上げるフィナーレの場面、下・練習後のダメだしの指示を出す演出家の高木達さん(いずれも京浜協同劇団での練習風景)
この舞台は、川崎市文化室が毎年行っている青少年舞台芸術活動事業の一環で、青少年舞台芸術活動実行委員会(鈴木穆実行委員長)と市が主催、市教委が後援する。これまではヤングミュージカルとして小学生から大学生までの公募市民で音楽、ダンスを中心に市内の脚本家らが書いた創作音楽劇を公演してきたが、5回目を迎えることしは、川崎市の社会科副読本にも載っている郷土が誇る偉人・田中兵庫を取り上げ本格的な演劇公演を行うことになった。脚本は実行委のひとり小川信夫さんが、演出は劇団青年座の高木達さんがそれぞれ担当した。
作品は「六郷に虹をかけた男」として以前に市内の劇団が公演しており、それを見た演劇関係者からの提案もあって、子どもが出る場面と50歳以降の兵庫の生き方を加筆。子どもだけの出演では、表現するのは難しいとアマ劇団「京浜協同劇団」「劇団川崎演劇塾」のほかプロの「劇団民藝」「人形劇団ひとみ座」が協力、俳優が出演することになった。公演にあたっては、内容を理解するために出演者も参加するシンポジウムや現地調査も行うほど力を入れて取り組んできた。
劇は「川崎宿場の巻」「江戸の巻」「治水の巻」の三部で、川崎宿を復興させて名主となり50歳で江戸の荻生徂徠の門下に入り「民間省要(みんかんせいよう)」を書き、八代将軍徳川宗吉に認められて多摩川などの治水事業を成し遂げるまでの兵庫の業績を、多摩川の反乱、農民の苦しみを体全体で受け取り改革を夢みる名主・源蔵との路線の違い、その意志を継ぎ改革案をかきあげるなど全般を史実に基づいてドラマチックに描いている。
出演者は、昨年10月からスクラム21などで主に土・日曜けいこに入り、子どもたちは、プロの指導者やまわりのおとなの演技力に刺激を受け、表現する楽しさを身につけてきた。4回目の参加の三田和季(菅中1年)は「劇をもっとやりたいと思って参加した。時代劇だけど古くさくなく楽しい」と目を輝かす。せりふもある役についた中原区の大学生中井健太さんは「異年齢の集団の中で、子どもからはエネルギーをおとなからはプロの演技を教えてもらい、いい経験をしている。楽しめる劇なのでぜひたくさんの人に観てもらいたい」と意欲をみせている。
民藝の今野さんは「これまで、劇団と地域をつなぐ活動をしてきたので引き受けた。いい舞台を作るのはプロ、アマのかわりがなく、いろんな経歴の人が混合チームをつくりけいこ場でエネルギーをぶつけるのはとても刺激になる」と話している。
担当の文化室によると、公演初日の21日は雪が降るあいにくの天気だったが300人が入場、翌日は700人とほぼ満席だった。次の公演は1月28日午後6時30分から川崎市教育文化会館、4回目は2月11日午後2時と午後6時30分麻生市民館で行われる。主催者は「川崎の基礎を作り上げた人物のひとりを取り上げた作品なので、多くの市民に観てもらいたい」PR活動にこれまで以上の力を入れており、川崎の北部地区の特定郵便局の協力で局内にチラシを展示、麻生区内の8カ所の郵便局で麻生市民館の入場券を取り扱っている。
入場券はおとな2000円(当日2500円)、子ども(18歳以下)500円。問い合わせは電話044(813)0808川崎市男女参画センター(FAX044-813-0864)または044(200)2280川崎市文化室。
2006-01-23 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 05)歴史, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月19日
「家庭の教育力」高めよう:狛江市PTA連合会が2月5日に講演会やコンサート
狛江市PTA連合会(善養寺大作会長)が2月5日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで「家庭の教育力向上」をめざし講演やパネルディスカッション、ミニコンサートなどのイベントを催す。
このイベントは、親たちに子どもたちのことを考える機会にしてもらおうと「子どもたちの夢を実現するために」と題して初めて催すもの。
当日は午後1時から、狛江市立第四中学校合唱部、都立狛江高校箏曲部によるミニコンサートに続いて、NHK解説員の早川信夫さんが「みんなで楽しく学校参加」と題して基調講演、元プロレスラーで「坂口道場」代表の坂口征二さん、俳優の岸田敏志さんらによるパネルディスカッションを行う。
定員は先着700人で入場無料。
問い合わせは電話090-1439-7123善養寺さん。
2006-01-19 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
高津区役所が昼休みに寄席:1月20日にアマ落語家が一席
区役所でお笑いを一席−川崎市高津区役所で1月20日、寄席「たかつ亭」が催される。
午後12時10分から55分までの昼休みに区役所第一会議室に即席の高座を設け、アマチュア落語家で「さいわい寄席」代表の清流亭いしあたまさんらが先着80人を前にごきげんをうかがう。
最近の落語ブームにあやかろうと企画したもので、昼休みにロビーでコンサートを開いている区役所はあるが、落語は川崎市内では初めて。午後のひとときを笑って過ごすのもオツですよ、参加を呼びかけている。
問い合わせは電話861-3131高津区役所総務企画課。
2006-01-19 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月15日
狛江市の多摩川でどんど焼き:伝統の小正月行事に1500人喚声
狛江市の多摩川河川敷で1月15日、どんど焼きが行われ、訪れた約1500人(主催者発表)が燃え上がる大きな炎に喚声を上げながら、小正月の伝統行事を楽しんでいた。
このどんど焼きは、狛江市ボーイスカウト・ガールスカウト連絡協議会(服部英広会長)が毎年催しているもの。ことしは小田急線多摩川鉄橋の工事や安全性を考慮して、これまでの水道橋下流から宿河原堰(ぜき)上流の多摩川緑地公園グランドわきに会場を移した。
会場の移動で人出が心配されたが、前日の風雨とはうって変わった春を思わせる穏やかな好天に恵まれ、正月飾りなどを手にした家族連れなどが次々に訪れた。
午前10時過ぎ、「新しい年を迎え、さらにすばらしい活動をしましょう」と服部会長があいさつ、神主によるおはらいの後、高さ数メートルの小屋にボーイスカウトとガールスカウトの団員2人がたいまつで点火した。大きな赤い炎と煙が上がると、約100人のボーイスカウト、ガールスカウトの団員をはじめ、取り囲んだ人たちからどよめきが上がった。会場では甘酒とお汁粉のサービスも行われ、長い列ができていた。
同市内では50年ぐらい前までは各地で小正月に行われ、「セイノカミ」と呼ばれて親しまれたが、都市化につれて姿を消し、現在ではこの多摩川だけになってしまった。訪れた矢野裕市長も「貴重な伝統行事をぜひ守り続けていってください」と団員たちを激励していた。
小屋は、昨年秋に調布市の河川敷で刈り取った2トントラック2台分のカヤと市内で切り出した竹を材料に14日に組み上げた。団員約50人が午前8時から数十本の竹を切り出し、会場に運んで組み立てたが、午後から強い雨と風に見舞われ、「雪や小雨のなかで組んだことはあるけど、こんな悪条件は初めて」という声があがったほど。ずぶぬれになりながら5時ごろまでかかってようやく完成したという。
2006-01-15 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
むいから民家園でマユ飾り
小正月の伝統行事を楽しんでと、狛江市立古民家園(むいから民家園・元和泉2丁目)で、1月14日、親子20人とボランティアなどがまゆ玉飾りを行った。
写真(上から)=マユ玉の飾り付け、完成したマユ飾り、粉付き、ハサミを使ってマユ玉を加工
まゆ玉飾りは、かつて養蚕が盛んだったころマユの豊作を願うために養蚕農家で盛んにおこなわれていた。この日は、ボランティアが午前8時からかまどに火を
くべて大かまで湯を沸かして準備。上新粉(米の粉)約7キロを蒸し、小学生や飛び入り参加の市民が土間でウスとキネを使って上新粉を4ウスついた。その
後、モチ状になった生地を伸ばして小さく切り、マユや動物など思い思いの形に整え、粉をひく石ウスに刺したヤナギのケヤキの枝に飾った。参加した子ども
はハサミを使ってウサギなどを笑顔で作っていた。
飾り付けの間に、ボランティアが残った生地をダンゴにしてきなこやアンをのせて参加者にふるまった。
マユ飾りは高さが約3メートルの立派なもので約1週間展示する。
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2006年1月 9日
川崎フロンターレが「スタートダッシュフェア」
ボランティア記者 藤井栄美
2006年川崎フロンターレスタートダッシュフェアが1月8日午後1時30分から、高津市民会館で600人以上のファンを集めて開催された。進行は等々力競技場スタジアムDJのあべはるこさんとフロンターレOB中西哲生さん。
トークショウの前にサッカーデモンストレーターの土屋健二さんによるリフティングのデモンストレーションが行われ、「魅せるリフティング」に観客から歓声
が上がった。マラドーナに憧れ究めた土屋さんの技は、サッカーの神様ペレにも認められ、海外のリーグでハーフタイムショウを行うとのこと。その土屋さんいわ
くリフティングのコツの一つが「鼻から息を吸い口から吐く」そうすることにより脳に酸素が回り視界が広くなるとのこと。中西さんが「あまりにもボールが吸い
付いているように見えたので」と使用球を確認する場面もあった。
メインイベントのトークショウのゲストはGK相澤貴志選手とMF谷口博之選手。最初にオフをどう過ごしたかという質問から相澤選手の結婚の話が披露され、おめでたい話からのスタートになった。相澤選手は、ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦の際に浴びせたれた相手サポーターからのきついヤジにも「普通にそんなこと言わないでしょ。笑っちゃいました」「試合に出るチャンスが来るかなという予感は無かったが、サテライトでは出ていてちゃんと出来ていたので」と試合に出れない時の練習や出始めてからの自分に対する自信をうかがわせた。
谷口選手は、中西氏に「DFは180度しか見る方向無いけど、ボランチは360度見ないといけないでしょ。怖いでしょ。結構ボール受けてるけど」と振られると「怖いです。簡単なところで受けて、とりあえず見える人に出します。ケンゴさん(中村憲剛選手)がいるので渡すようにしてます」と答え、笑いを誘った。
最終戦のガンバ大阪戦について「優勝したチームを目の前で見てどうだった?」という質問に二人とも「優勝したいという気持ちが強くなった。良かったと思う」「優勝したい」と語っり、サポーターにも「頑張りますので是非試合を見に来て欲しい。応援して下さい」とメッセージを送った。
恒例のプレゼント抽選会ではホーム開幕戦のペアチケットなどのほか、相澤・谷口選手のサイン入り公式ユニフォームに加え中西氏の現役時代のサイン入りの秘蔵ユニフォームも出品され、会場の観客の懸命なアピールに選手も中西氏も当選者を決めるのは一苦労だった。また、多く詰め掛けたサポーターのためにトレーディングカードが200枚用意された。
最後の握手会は当初200人の予定だったが、「フロンターレのサポーターは熱いし、本当に温かい。もっと大切にしなければならない」と語る元ミスターフロンターレ・中西さんの提案で来場したずべてのファンとの交流となった。うれしいお年玉になったのではないだろうか。
プロ6年目を迎えて出場経験も増え、結婚も間近に控えた相澤選手は、舞台に慣れない谷口選手を気遣う余裕を見せるなど落ち着いた様子で受答え、更なる成長を予感させた。一方谷口選手は未だこういった場は慣れない様子で緊張していたのだろうが、試合中の姿からはとても想像が出来ないような独特のリズム感と雰囲気で会場を沸かせていた。
来るシーズンの両選手の活躍を期待したい。
2006-01-09 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
狛江市で成人式:会場は晴れ着の花畑
狛江市の成人式が「成人の日」の1月9日、小田急線狛江駅前のエコルマホールで催され、新成人約410人が晴れ着に身を包んで参列、社会人としての決意を新たにしていた。同市の成人式は新成人による実行委員会(川合輝幸委員長)が中心となって企画・運営にあたっているのが特色。アトラクションではゲームや腕相撲などが行われ、会場はなごやかな笑いに包まれていた。
(写真は市長の前で誓いの言葉を述べる新成人代表)
狛江市の新成人は782人(男428人、女354人)で、前年より63人、7.5%減少、少子化の進行がうかがえる。
この日は寒気もゆるみ、風もないおだやかな好天に恵まれ、午前11時からの式典が行われたホールは、色とりどりの振りそで姿の新成人でうまり、さながら春の花畑の雰囲気。
式典では矢野裕市長が「夢の実現を信じ、よりよい社会をめざし、自分らしく人生を生きていただきたい。ふるさとと誇ることのできる狛江をわたしたちと一緒に築いていきましょう」と祝いの言葉を贈った。これにこたえ、新成人を代表して川合輝幸さん、斎藤洋子さんが「多くの人の期待にこたえられるようがんばります」と力強く誓いの言葉を述べた。
続いて行われたアトラクションでは、多摩川戦隊コマレンジャーショー、紅白対抗のジェスチャーゲーム、大玉送り、携帯電話番号による抽選会、腕相撲(写真左)、学校時代の恩師などによるビデオレターの披露などが行われ、にぎやかな笑い声があがっていた。
ロビーでの立食パーティーは、久しぶりに顔を合わせたクラスメイトやお祝いにかけつけた中学校や小学校時代の恩師12人となごやかに歓談、一緒に記念写真を撮ったりして楽しんでいた。
2006-01-09 in 02) イベント・催事, 10)社会, a) 狛江市のニュース, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月 7日
麻生区役所で七草かゆ:400人が伝統の味楽しむ
地元産の食材で伝統行事を味わって——川崎市麻生区役所で1月7日、麻生産の米やモチ、野菜、炭で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、穏やかな日差しの中で子ども連れの主婦やお年寄りなど約400人が「ふるさとの味」を楽しんだ。
写真=麻生文化協会会員が作った七草の寄せ植え(手前)と粥を食べる親子
あさお古風七草粥の会の写真を見る>
麻生区文化協会(杉本長治会長)が無病息災を祈る地域の食文化として多くの市民に体験してもらおうと麻生区役所と共催、3回目を迎えた。テントの中で和服を着た文化協会の女性会員らが午前9時から大きな鍋で米1に対し水7の割り合いで、前日に下準備したダイコン(スズシロ)、カブ(スズナ)、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリを入れ約1時間かけて ゆっくり粥を炊きあげ、早野聖地公園のボランティアが作った炭を使ってモチを焼きお椀に入れて粥を入れて販売。1食100円とあって、湯気に誘われて気の早い市民が開始の11時前に並び始めた。
参加した市民は、広場に設けられたイスに座って湯気の立つかゆをすすりながら「おいしくて体が暖まる」「家で七草をそろえるのは大変なので、ここで食べられとてもよかかった」などと話しており、中には入れ物をもって持ち帰る人もいた。地名のついた昔の特産品の「万福寺ニンジン」の試食も行われ「どこで売っているの」とたずねる人も多く好評だった。
会場には、ことしはじめて炭焼きや食材のモチ作りの写真も展示。市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ歌や「手遊び歌」やなつかしい唱歌を披露。細山お囃子連が獅子舞などを演じて七日正月に花を添えた。会場に用意された羽子板、コマ、ケンダマなどの懐かしいおもちゃで遊ぶ親子連れもいて、参加者は昔のお正月気分を楽しんでいた。
2006-01-07 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月 5日
麻生産の野菜や米で古風七草がゆ:1月7日に麻生区役所で食べる会
川崎市の麻生区文化協会(杉本長治会長)と麻生区役所が、1月7日午前11時から麻生区役所で区内産の食材を使い炭火で作った七草かゆを食べる「あさお古風七草粥(がゆ)の会」を催し、300人で味わう。
使う食材は、文化協会会員が作った米と野菜、区内の畑で採取したセリのほか、同区古沢の田んぼで行われた同区の事業「親子体験農業」で育てたモチ米で作ったモチを使用。早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭を使って、昔ながらの七草がゆを再現、区民とともに味わう。
七草粥は同文化協会が、新年会として細山郷土資料館で催していた行事を、2004年から区民にも参加してもらおうと現在の形に変えたもので、通算20回目を迎える。当日は 市民館入り口横の階段状になった屋外ステージで細山お囃子保会が新年を祝うお囃子(はやし)で盛り上げ、麻生童謡を歌う会がお正月にちなんだ歌を披露、地域をあげての催しとなる。
参加は自由で、かゆは1杯100円、先着300人分を用意する。
問い合わせは044(966)4129杉本さん。
2006-01-05 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2006年1月 1日
調布七福神:1月7日まで実施
調布市の調布七福神めぐり(調布七福神会主催)が、7日まで催されている。1986年から始まったもので、深大寺をはじめ調布不動尊として知られる常性寺など7寺の七福神をまわる。
色紙700円、朱印帳1000円、朱印各300円。
時間は午前9時から午後5時。
◇昌翁寺(寿老人)
調布市仙川町3-7-1 電話03(3300)2860
交通=仙川駅歩3分
徳川幕府の旗本飯高主水貞政が慶長年間(1596〜1615年)に菩提寺として建てたという。
◇明照院(弁財天)
調布市入間町2-19-12 電話03(3300)8979
交通=つつじケ丘または調布駅からバス明照院前歩3分
室町時代の創設。日本三弁財天のひとつ、琵琶湖・竹生島の宝厳寺にある弁財天を勧請したといわれる。
◇祇園寺(福禄寿)
調布市佐須町2-18-1 電話0424(84)0811
交通=布田駅歩15分
天平年間(729〜749)開山の古い歴史を持つ。明治の末に板垣退助が植えた「自由の松」がある。
◇深大寺(毘沙門天)
調布市深大寺元町5-15-1 電話0424(86)5511
交通=調布駅からバス深大寺
天平5(733)年に満功上人が開山したという市内一番に属するの古寺。7世紀末に作られたという白鳳仏や、永和2(1367)年の銘が入った梵鐘は重要文化財に指定されている。
◇常性寺(布袋尊)
調布市国領町1-2-8 電話0424(82)8013
交通=布田駅歩5分
鎌倉時代に創建され、「布田のお不動さん」として親しまれる。千葉県成田山不動尊の分神をまつった不動堂がある。
◇大正寺(恵比寿)
調布市調布ケ丘1-22-1 電話0424(82)2370
交通=調布駅歩5分
奈良時代開山という寿福寺と寶性寺、栄法寺の3寺が大正4(1915)年に合併した寺。
◇西光寺(大黒天)
調布市上石原1-28-3 電話0424(82)3320
交通=西調布駅歩5分
応永年間(1394〜1428年)開山。観音堂に安置されている大黒天は、江戸時代初期には本尊の阿弥陀如来とともに庫裡にまつられていたという。
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川崎七福神:7日まで実施
川崎市中原区にある川崎七福神は1983年始まったもので、1日から7日に催されている。色紙(各寺で販売)300円、朱印200円、朱印帳300円(文具屋で販売)。
受付時間は午前9時から午後5時まで。
問い合わせは電話044(711)0729事務局。
◇大楽密寺(布袋尊)
川崎市中原区木月1492 電話044(411)3725
交通=東横線元住吉駅歩15分
鉄骨造りの本堂には4体の布袋尊がまつられている。
◇西明寺(大黒天)
川崎市中原区小杉御殿町1-906 電話044(722)4524
交通=南武線・東横線武蔵小杉駅歩15分
中原街道に沿った徳川家ゆかりの寺。一木造りの大黒天は木食上人の作といわれる。本尊は大日如来。
◇無量寺(寿老人)
川崎市中原区中丸子498 電話044(411)4184
交通=南武線平間駅歩10分
本堂や寺宝は戦災によって焼失、現在の本堂は1954年に再建された。本尊は阿弥陀如来。寿老人の周りには他の七福神もまつられている。
◇安養寺(福禄寿)
川崎市中原区上新城1-9-5 電話044(777)0706
交通=南武線武蔵新城駅歩3分
関東大震災に遭い、仮堂だったものを1966年に再建。本堂は近代的なコンクリート造り。本尊は大日如来。
◇宝蔵寺(弁財天)
川崎市中原区上小田中387 電話044(766)8628
交通=南武線武蔵新城駅歩8分
永正17(1520)年に創建された。閻魔堂、地蔵堂と並んで建つ弁天堂にまつられている弁財天は、江戸時代中期の作といわれる。
◇東樹院(毘沙門天)
川崎市中原区宮内203 電話044(766)5546
交通=南武線・東横線武蔵小杉駅からバス・蔵前歩1分
大きなイチョウなどがある庭の毘沙門堂に、長禄年間(1457~1460年)ごろに発見されたという毘沙門天がまつられている。
◇大楽院(恵比寿)
川崎市中原区上丸子八幡町1522 電話044(411)7327
交通=東横線新丸子駅歩6分
奈良の長谷寺の直轄で、本尊は長谷寺と同じ十一面観世音菩薩をまつる。本堂の釈迦如来像は市文化財に指定されている。恵比寿堂には新旧2体の恵比寿像がある。
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1つの寺で七福神そろう町田市の高蔵寺
町田市三輪町の見星山三輪院高蔵寺の境内には七福神の石仏があり、7つの功徳が一度に授かると新年に訪れる人が多い。
同寺の七福神は約70cmで、1985年に川崎市麻生区上麻生の檀家から寄贈された。本堂にも木彫りの七福神があり、正月3が日は護摩(ごま)を炊いてご開帳する「七福神ご祈祷」が行われ、七つの神の御利益があるという護摩札の受け付けも行われる。
同寺は、足利将軍家の祈願寺として1362年に創建されたと伝えられ、北原白秋が晩年によく訪れた寺としても知られる。四季折々の花も美しくシャクナゲ寺としても名高い。いまの季節は10本のロウバイの古木が見ごろ。
交通=小田急線鶴川駅歩15分またはバス・上三輪クラブ前下車。問い合わせは電話044(988)2585高蔵寺。
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武州稲毛七福神:1月3日まで実施
川崎市の生田仏教界に所属する川崎市多摩区・麻生区の6寺で正月三ケ日に行われる「武州稲毛七福神」がことしも人気。穏やかな元旦には、繁栄や健康など七つの福をもたらすとされる七福神の御利益に預かろうと、散歩を兼ね家族連れで各寺を巡る人が多かった。
写真=上・香林寺(布袋尊)、下・潮音寺(福禄寿)
1988年に始まった「武州稲毛七福神」は、統一したのぼりや案内板、ちょうちん、専用色紙や朱印を各寺で用意しており、専用色紙700円(各寺で販売)、朱印各100円。期間は、1日から3日まで、時間は午前9時から午後4時。
◇安立寺(毘沙門天)
川崎市多摩区東生田1-27-1 電話044(932)4835
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
同
寺の帝釈天は、源頼朝の重臣の稲毛三郎重成が所有していた。建久年間(1190~1199)に家臣の佐伯民部吉春に伝えられ、さらに飯室の釈迦堂に移され
た。永禄年間(1558~1570)に釈迦堂を改めて現在の寺が建てられたという。毘沙門天は本堂横の帝釈堂に安置されている。
◇広福寺(大黒天)
川崎市多摩区枡形6-7-1 電話044(911)3782
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
慈覚大師が承和年間(834〜848)に創建したという古寺。稲毛三郎重成の居館跡で、重成の墓もある。本尊の木造聖観世音菩薩は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の作とされ、平安後期の特色を持つ木造地蔵菩薩とともに県指定重要文化財の指定を受けている。大黒天は本堂に安置されている。
◇盛源寺(弁財天・寿老人)
川崎市多摩区長沢1-29-6 電話044(977)3744
交通=百合ケ丘駅からバス盛源寺または向ケ丘遊園駅からバス病院入口歩1分
1573年久翁力正が開基したと伝わる。この一帯はわき水が豊富で、弁財天はかつて裏の池にまつられていた。現在は周囲に池をめぐらした堂に安置されている。寿老人も本堂近くの堂にある。
◇観音寺(恵比寿)
川崎市多摩区生田7-17-8 電話044(922)2263
交通=生田駅歩3分
旧津久井街道に面した寺の境内には、1396年に立てられた古い碑もあり、歴史をしのばせる。七福神めぐりを始めたさいに、商店などの地元の希望で恵比寿が選ばれた。
◇香林寺(布袋尊)
川崎市麻生区細山3-9-1 電話044(966)5450
交通=新百合ケ丘駅からバス細山交番前歩3分
1525年に南樹法泉和尚が開山。「昭和の五重塔」として広く知られる1987年に造られた五重塔は珍しい禅宗様式。布袋尊は期間中は本堂に安置される。
◇潮音寺(福禄寿)
川崎市麻生区高石2-21-1 電話044(966)5452
交通=新百合ケ丘駅からバス園芸センター下車歩5分、百合ケ丘駅歩10分
永享年間(1429~1440)に日峰禅師が開山。1652年に加賀美氏が現在地に再興したという。本堂にある福禄寿は、中国風服装をしている。
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細山の香林寺境内で伝統の「悪魔払い」
川崎市麻生区細山の香林寺で1日午後、細山祭囃子(はやし)保存会による無病息災や豊作や幸運を願う「獅子舞奉納」が行われ、境内の初もうで客に披露された。おとなの踊り手に合わせ、踊り好きの幼児がひょっとこの面を付けてまわると、回りから大きな拍手が贈られていた。
同保存会は、毎年1月1日に香林寺の近くの細山神明社で新年恒例の伝統行事「悪魔払(あくまぱら)い」を行い、社殿で獅子舞を奉納。その後、香林寺や細山、千代ヶ丘などの新築や結婚・出産などおめでたいことのあった家庭家や福祉施設など10数カ所を回っている。
「悪魔払い」は、獅子のほか神の使いのキツネやおかめ、ひょっとこの面をつけて舞う踊りで、農村風景が残っていた約40年前は、細山地区の青年団が正月三が日に同地区の各家を回っていたという。現在は元旦だけとなったため、縁起担ぎで、獅子舞の時間にあわせて初詣でに来る人もいるほどの人気だ。
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2005年12月31日
川崎麻生ロータリークラブが青少年ゴルフ教室を開催
川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が12月27日、子ども達を対象に百合ヶ丘カントリー倶楽部で初のゴルフ教室を開き、参加した21人の子どもはプロからクラブの握り方や構え方などゴルフの基礎を学んだ。
写真=プロの指導で短いクラブでボールを打つ子ども
若手女子プロの活躍で話題となったようにゴルフを始める年代が大幅に下がっているなか、同RCクラブが青少年健全育成の一環として「ゴルフの楽しさを知って、マナーも学んで」と催した。会場の百合ヶ丘カントリーは同RC会員でティーチングプロの森茂則さんが経営、麻生区近辺では数少ないジュニアスクールを開いており、子供用のクラブも揃っており子どもたちを教えるのはお手のもの。
参加した小学1年生から中学3年まで子どもは、スクール生5人を除いてほとんどがゴルフは初体験だったが、森さんをはじめ井上明プロ、新井好昭プロが足の立ち位置、クラブの握り方、スイングの振り幅などをていねいに解説、時には子どもたちの体に触ってマンツーマンに近い指導をした。はじめはティの上に載ったボールに触れるのが精一杯だった子どもも、1時間30分の教室で150〜200個のボールを打つうちに飛距離が徐々に伸びっていった。
ゴルフ好きの祖父母を喜ばせるためお正月に家族そろってコースに出る予定という麻生区白山の松田浩成君(15)、晃徳君(14)兄弟は、初体験にもかかわらず持ち前の運動神経で100ヤード近くまでとぶようなり「とてもおもしろかった。コースに出る前にまた練習に来ます」とすっかりとりこになった様子。小学2年からスクール生として通っている多摩区三田の西川珠未さん(中学2年)は「昔習った基本を復習できてとてもよかった」とにっこり。
指導者の森さんは「子どもは指導者の言うことを素直に聞き、クラブの重みにまかせて自然体で振るので形も良くなり上達が早い」と話していた。
2005-12-31 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月30日
動物に年賀状を出して:川崎市の夢見ケ崎動物公園が募集
動物たちに新年のあいさつをして——川崎市幸区の夢見ケ崎動物公園がことしも園内の動物たちへの年賀状を募集し、作品を展示する。
この催しは、来園者母子が「動物さんは手紙をもらえるのかな」と話していたのをヒントに2003年の正月から毎年行われており、今回が4回目。毎年、川崎市内をはじめ全国各地や海外から作品が寄せられ、2005年は1819通の年賀状が届いた。色鉛筆やクレヨンで初めて年賀状を書くという幼児の作品も多く、子どもや孫の作品を探しに来る人もいるという。
同園はヘラジカやレッサーパンダなど珍しい動物をはじめ63種、約400点の動物を飼育しており、年中無休の川崎市の施設。6.6ヘクタールの園内には、「富士見デッキ」からの富士山を見ることができるほか、赤穂浪士に関係のある了源寺や熊野神社など由緒ある寺や神社も多く、例年晴れ着のカップルや家族連れが多く訪れる。同園では、正月休みに初詣を兼ね動物と一緒の新年の写真撮影や散歩に来ませんかと呼びかけている。
募集期間は、1月1〜16日で、内容はイラストや絵、写真など動物を題材とした作品でだれでも応募は可能。
寄せられた作品は、1月30日から2月13日まで園内のフラミンゴ舎の柵などで展示する。送り先は〒212-0055川崎市幸区南加瀬1-2-1 川崎市夢見ケ崎動物公園。問い合わせは電話044(588)4030同園。
2005-12-30 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b6) 川崎市幸区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月29日
2005Jリーグアウォーズ:フロンターレの3選手が優秀選手賞
2005年のJリーグを締めくくる「2005Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月20日に横浜市港北区の横浜アリーナで開かれ、川崎フロンターレからは優秀選手賞に選ばれたFWジュニーニョ、MF中村憲剛、DF箕輪義信の3選手と関塚隆監督がタキシード姿で参加した。
写真=オーケストラの演奏で登場したタキシード姿のフロンターレの3選手(上)、カクテル光線のオープニング(下)
2005Jリーグアウォーズの写真を見る>
アウォーズには、優秀選手賞に選ばれたJ112チーム30人の選手(怪我と体調不良で、優秀新人賞の3人、J1チャンピオンとなったガンバ大阪の選手、J2優勝の京都パープルサンガ柱谷幸一監 督らが出席、会場は各チームのサポーター約6000人で埋まった。
表彰式はオーケストラの生演奏で選手が入場、川淵三郎日本サッカー協会キャプテン、鈴木昌Jリーグチェアマン、高円宮妃殿下、陸上選手の為末大さん、女優の高島礼子さんらがプレゼンテーターを務め、年間優勝チーム表彰、フェアプレイ個人賞、ベストイレブン、最優秀選手賞などの発表と贈呈式が行われた。
年間33得点をあげガンバ大阪の優勝の原動力となったFWアラウージョ選手が、最優秀選手賞(MVP)、得点王、ベストイレブンの3冠を受賞。Jリーグの発展に貢献した功労賞には、ヴェルディ川崎、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸の3チームで10年間プレーしたビスマルク元選手が、フェアプレー個人賞には、FC東京のDF茂庭照幸選手とガンバ大阪のFW大黒将志が選ばれた。
セレモニー後のパーティーには武田信平社長も出席、「目標には到達出来なかったが、J1復帰1年目に優秀選手賞に3人も選ばれたのは上出来」と喜びを語った後「慣れも出る2年目の方がより難しくなる」と早くも来シーズンに向け気を引き締めていた。
2005-12-29 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月27日
第45回あさおランチタイムコンサート:マリンバとチェロのハーモニーに聴衆がうっとり
澄み渡った初冬の11月28日、第45回あさおランチタイムコンサートが麻生区役所2Fロビーで開催されました。
写真=演奏するチェリンバの2人
午後12時15分の開演にもかかわらず30分近く前からお客様がみえはじめ、ほどなく用意されたイスは満席に。車イスのお手伝いのボランティアさんには立ったままで聴いていただかなければならないほどの盛況となりました。
わざわざ王禅寺からいらしたお年寄りの一団や新ゆりの障害者施設を利用していらっしゃる方々など全回の220人を超える聴衆を前に、マリンバとチェロのアンサンブル「チェリンバ」(マリンバ:山崎史子さん/チェロ:井上真那美さん)の柔らかいハーモニーが会場を包み、和やかな素晴らしい演奏会になりました。
マリンバの山崎さんの「観客と一緒に楽しめる暖かい演奏会を」の言葉どおり皆さんご存知の七つの子やアメージンググレース、少年時代などの親しみやすい曲が流れると会場のあちこちから歌声がわき起こり、正に音楽の街あさおにふさわしい手づくりの音楽会が実感できました。
当日の裏方のボランティアには男性も大勢お手伝いに来て下さり、回を重ねるごとにこの「あさおランチタイムコンサート」が真に市民の間に根づいてきたなと感激致しました。“緑豊かなあさお”“心豊かなあさお”ホッとするひとときに「この街に住んで良かった」としみじみ思うのでした。
写真(上から)=200人を超える聴衆、チェロの井上真那美さん、マリンバの山崎史子さん、歌唱指導するランチタイムコンサート実行委員の宗いづみさんと辻端幹彦さん(左)
次回のランチタイムコンサートは1月23日
ソプラノと二胡のコラボレーション
次回のコンサートは2006年1月23日午後12時15分〜12時45分。高津区のロビーコンサートのほか、各地で活躍する桜井純恵(ソプラノ)さんと、昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡(中国民族楽器)のユニットNIKO'Sによる「新しい年への贈りもの〜ソプラノと二胡の響演」
「踊り明かそう」「ふるさとの四季(メドレー)」ほか
2005-12-27 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月24日
枡形こども文化センター集会室がクリスマス用に飾り付け:地域に貸し出し人気
川崎市多摩区の枡形こどもセンター(渡辺行祥館長)が、12月18日から25日までの間、集会室をクリスマス向に飾り付けして地域の子ども会などに開放、人気を呼んでいる。
写真=集会室で開かれた乳幼児のイベント「遊びの広場」
集会室は、一方の壁に天井から裏打ちした黒い紙に蛍光塗料で描いた動物や妖精などを描いた高さ3m幅6.5mの大きな絵が壁一面に飾られ、絵が浮き立上がるように青い蛍光灯でライティング、窓は色セロファンで作ったステンドグラス、天井からはセロファンで作ったシェイドーを10数個ぶら下げ、暗幕を兼ねた黒いカーテンには星や靴下などの絵を貼り付けている。床の白いツリーはモールで飾られサンタクロースの人形を置き、メルヘンムードが満点。
この絵は、絵画好きの元館長・作山隆一さんがこ文や学童保育の子どもがクリスマスイベントとして楽しめるようにと、2000年に描き、館にプレゼント。ステンドグラスとシェイドは当時の職員が学童保育の子どもたちなどと一緒に作った。
同館では、これらの作品を生かそうと、開館時から臨時職員などをしている丸山祥子さんらが毎年3、4日かけて飾り付けを行い、館の広報紙で地域の子供会などに利用を呼びかけている。飾り付けは、メインの大きな絵を隔年使用するなど細かい気遣いをしており、利用の子どもたちに好評という。
一般の貸し出しに先立ち、16日には「子育てを考える会 グレープ」(寺田早苗代表)が運営する乳幼児のフリースペース「あそびの広場」が利用。この日は乳幼児34人とその母親が参加し、グレープの寺田さんらのリードで新聞紙を切って雪遊びをしたり、多摩区絵本の会に所属する「読み聞かせ たまちゃん」(山田信恵代
表)の中村敬子さんらがクリスマスにちなんだパネルシアター「10人のサンタ」などを演じてクリスマスムードを高めた。フィナーレに、シェイドーと青い蛍光灯の薄暗い光の中でサンタに扮した職員が子ども達にプレゼントを配り始めると、カメ
ラで絵をバックにわが子とサンタの写真を撮るお母さんが多かっ
た。初めて参加した母親は「ファンタジックな絵で、全体にきれいにディスプレーされていて楽しかった。子どもが幼いので覚えているかどうかわからないけど、記念写真はばっちりです」と笑顔で語っていた。
写真=飾り付け全景、蛍光灯の光に浮き上がる絵、雪遊び、読み聞かせ、プレゼント
2005-12-24 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月18日
川崎フロンターレ箕輪選手が市民ミュージアムでトークショー
12月10日より川崎市市民ミュージアムで行われている「Let's Go! 川崎フロンターレ展」の選手参加イベントとして、12月18日午後14:00より同逍遥展示空間で、フリーアナウンサー日々野真理さんを進行役に箕輪義信選手のトークショーが開催された。
写真=日々野アナウンサーの質問の答える箕輪選手(撮影・藤井隆弘)
500人の客席に立ち見が出るほどのファンを集め、30分のトークのほか、サポーター有志により企画運営されている「千頭いるか」の贈呈式、プレゼント抽選会、握手会が行われた。
トークショーでは、箕輪選手のイメージは? の問いに会場から「ダンディ」と声が上がると照れ笑いで「すみません」。A代表の東欧遠征については「川崎というチームや自分を良く知っていてくれたのですんなり馴染めた」などと印象を話した。試合中に交わした相手チームの選手との会話や「自分の買い物に行っても、良いなと思うと直ぐに子供服を買ってしまう」という子煩悩ぶりを披露。話が12月24日に控えた天皇杯準々決勝の浦和戦に及ぶと「皆さんへのクリスマスプレゼントにしたい。やっちゃいます!」と力強く語り、ファンを沸かせた。
プレゼント抽選会には、ホーム・アウェイのユニフォーム、Tシャツのほか、「Let's Go! 川崎フロンターレ展」に展示しているA代表で履いたスパイクも出され、観客は懸命に手を上げてアピール。箕輪選手が子ども時代に所属していた川崎市内の少年サッカーチームの少年が「先輩!」と声をかけてTシャツをゲットするなど、盛り上がりを見せていた。
最後は右手指を負傷中のため左手での握手会となったが、一人ひとりていねいに言葉を交わしながら応じる姿は、箕輪選手の人となりを感じさせ、握手を終えたファンがみな笑顔で会場を後にした。
2005-12-18 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月 9日
川崎駅前地下街通路でフロンターレの試合の写真を展示
川崎駅前の地下街「アゼリア」通路に12月9日から川崎フロンターレの試合中の写真やマスコットのふろん太君などが飾られたコーナーがお目見えし、通勤や買い物客が足を止め見入っている。
この場所は、新川通り側にあるガラス張りショーウインドの一角に設けられた「川崎市広報コーナー」。市の施策や事業を広報をするため時々展示替えが行われるが、今回は阿部孝夫市長が会長を務める川崎フロンターレ後援会のPR用として、2005年に活躍したフロンターレの箕輪、我那覇、伊藤、中村、ジュニーニョ、アウグスト、マルクスの各レギュラー選手の試合中の写真10点(A2判、撮影k-press)とタペストリー、ユニフォーム、フロンターレ後援会2006年入会申し込み書が飾られている。展示期間は12月16日まで。また、市役所通り側通路にある市の広報コーナーでも22日から1月4日まで同様の内容の展示が行われる。
2005-12-09 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月 8日
万福寺ニンジン品評会:
川崎市麻生区のかつての特産品「万福寺人参」を復活・普及させようと、麻生市民館で12月3日に6回目の「私たちの、万福寺人参品評会&試食会」(万福寺人参友の会、里山フォーラムin麻生、麻生市民館主催)が催され、小学生、主婦、家庭菜園愛好家、プロの農家など約30人の参加者はニンジンの出来映えを比べ、ニンジンづくし料理を味わった。
写真=全体を比較審査する審査員、ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員
長さ60〜80cmに成長し中心まで朱色をしているこのニンジンは、「万福寺鮮紅大長人参」と商品登録名が付いており、ゴボウのように長く香りや味が強いのが特徴。昭和初期に万福寺周辺で作られていた「滝野川人参(東京大長人参)」を戦後に系統分離、より色鮮やかで長いニンジンとして品種改良に成功。全国農林産物品評会で5年連続1位を受賞、優秀な農産物としてこの周辺で生産したニンジンは種を取る元の「母本」となった。しかし、百合丘団地の造成が始まった昭和30年代後半から作付け面積が減り始めたことに加え、短いニンジンが消費の中心となり、ほとんど作られなくなっていた。
そうしたなか、郷土の産業を文献で調べていた麻生市民館職員(当時)の岡本剛介さんが今も種が売られていることを知り、地名の付いたニンジンを地元で復活させようと1999年に市民に呼びかけ「万福寺人参友の会」(高橋清行会長)を結成。家庭菜園をしている有志らが栽培に取り組むなど復活に向けた活動が始まり、遊び感覚で2000年に初の品評会”を催した。その後、かつてこのニンジンを作っていた農家の一部も作り始め品評会に参加、年末に軒先販売をしたり、麻生小学校が総合学習で取り組むなど少しずつ広がりを見せている。
上麻生の農家 長瀬和徳さんが金賞
品評会には農家や市民が作ったニンジンのほか、長さ77cmと今回一番長かった審査委員長の農業研究家・飯草幸雄さんのニンジンも含めて16点が出品。飯草さん、大井紀雄麻生市民館長ら5人の審査員が形、色、香り、味など各方面から比較審査、上麻生の長瀬和徳さんが金賞(1位・写真中央)に選ばれた。そのほか姿(ルックス)賞は高橋清行さん、香り賞は白井静夫さん、味覚賞に井上清士さん、色彩賞は高橋清行さんが、一般参加者も交えて決める特別賞には、おやじの会「いたか」がそれぞれ選ばれた。
金賞を受賞した長瀬さんは地元農業者で上麻生の区画整理した畑で作り始めて3年目。「いろいろな土が混じり土も深くない畑で、長さが誇れる最良のものを作るのは難しいと思っていたので、金賞に選ばれ驚いている。ことしは秋に雨が少なく土が固くなっていて掘るのに大変だったが、100本の中から選んだかいがありました」とはにかんだ笑顔。農家と友の会会長が賞を占めたなか、特別賞をもらった「いたか」は数少ない市民団体の畑で、宮前区菅生のこども文化センター近くでこどもといっしょにさつまいもなどわずかな野菜を作っている。同会の丸山幸一さんは「ニンジン畑は1坪ほどで、8人が交代で管理している。最初から参加しているが少し上手に育てられるようになった。選ばれてうれしい」と話していた。審査委員長の飯草さんは「ことしは種まきから発芽時の天候に恵まれ、出来を期待したがやや不調だった。畑を深く掘って種をまく時期を守ればいい物ができると思うので、来年に期待します」とからくちの好評だった。
審査後は、友の会会員の山本輝子さん、尾上菊代さん、宮河悦子さんらが作ったニンジンづくし料理を味わう交流会が催され、サラダ、フリーター、かき上げ、、ゼリーやケーキなど10種類以上の料理が並べられ、参加者たちは料理に舌づつみを打ちながら、栽培の苦労話などに花を咲かせていた。また、審査員で漫画家のよだひできさんがした「万福寺人参音頭」などを歌って交流を深めた。
写真(上から)=ニンジンを持って笑顔の参加者、切って中央部分を比較する審査員
2005-12-08 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年12月 3日
泉の森会館でシルクロードの写真と物産展
中央アジアの新疆・ウイグル地区の文化や生活とシルクロードの魅力を紹介する「シルクロードクラブ・こまえ」が11月26日に発足、記念イベントの「シルクロード展in Komae」が12月4日まで泉の森会館ギャラリーで開かれている。
会場には、同会会長の狛江市和泉本町の野口信彦さん、野口さんの息子で写真家野口勝也さん、写真学校学生の金井麻美さんが撮影した新疆・ウイグル地区の風景、人物などの全紙、4ツ切、6ツ切などの写真数十点と地図、解説文のパネル、民族楽器の展示のほか、プロジェクターで写真を映し出し野口さんらが解説する。また絹のスカーフ、帽子、バック、工芸品の展示即売が行われている。
2005-12-03 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月27日
宮前区民祭に22万人:家族連れがふれあいや買い物楽しむ
「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に宮前区民祭(宮前区民祭実行委員会主催)が11月27日、川崎市宮前区水沢の川崎中央卸売市場北 部市場で催され、秋晴れに誘われ家族連れなど昨年より1万5千人多い約22万人(主催者発表)がパレードや展示、イベントなどを楽しんでいた。同時開催の 北部市場まつり(北部市場協会主催)では、水産物や野菜、果物、花などが市価よりも安く買えるとあって、主婦などが売り場に詰めかけ、大きな荷物をかかえ て買える人もめだった。
区民同士の交流を深めるきっかけにと毎年、催されているもので、今回で24回目。
展示や模擬店には91にのぼる区内の団体や官公庁、企業などが参加、青果棟前の駐車場などに手作り品や食べ物などのテントがずらりと並び、午前中から客寄せの大きな声が響いていた。
パレードには昨年より3団体多い24団体が参加、川崎市消防局カラーガード隊レッドウィングスを先頭に市場内を東西に横切る通路約400メートルをにぎやかに行進、太鼓やまといの振り込み、踊り、民族衣装の外国人などが沿道の注目を集めていた。
ステージでは、区内の子どもの太鼓や韓国やタイの踊りなどが披露され、舞台の前につめかけた観客から盛んな拍手を浴びていた。
水産棟前の広場ではのみの市が開かれ、区民が不用品を持ち寄って出店、なかには家族で店開き、いらなくなった自分のおもちゃや本などを並べたり、値札書きを手伝う子の姿も見られた。
水産棟では、同市場に入っている卸売り会社などが市価よりも安く新鮮な水産物や野菜、果物などを即売、威勢の良いかけ声が広い場内に響いていた。人気をよんだのが、マグロの解体。2メートルもある大きなホンマグロを10分ほどで切り分ける熟練の技に、詰めかけた人たちは感心しながら見入っていた。解体したマグロはパック詰めにされて販売されたが、新鮮で格安とあって人が押し寄せ、わずか数分で売り切れた。
2005-11-27 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月26日
麻生区の市民健康の森で植樹祭&収穫祭:木の調査などに130人が参加
11月20日、川崎市麻生区多摩美の麻生区市民健康の森「麻生鳥のさえずり公園」と隣接する多摩美児童公園で「木の成長を祝おう 2005植樹祭&収穫祭」麻生多摩美の森(麻生区市民健康の森)の会、多摩美みどりの会主催)が実施された。
写真=麻生区健康の森収穫祭でアルプホルンを吹く健康の森会員
当日は好天に恵まれ、家族連れ、友だちグループ、西生田小学校の先生や児童など130人が参加。
5つのグループに分かれて、森の清掃、タキギ運び、ヤキイモ準備などを行ったあと各グループで10本ほどを植樹。今年はハギやミツマタ、チャなど修景用の低木を、通路に沿って植え、子どもたちは自分の名前を書いた札を木の根元にさして記念にしていた。
そ
のあと、オープン後の過去4年の植樹祭で植えた木の成長調査を、各グループ3本ずつ行った(写真右=写真提供・麻生区地域振興課)。モウソウタケで手づくりした長い物差しで樹高を測定し、4年で
4mを超えている木もあり、成長ぶりを確認し喜んだ。幹の太さ、樹冠の広さ、元気さなどを調べ、その木の特徴について学んだ。調査したデータは台帳に記録
し、今後継続的に調査して積み上げていく。
収穫祭は斉藤隆麻生区長の乾杯でスタート。森の畑でとれたサトイモを使った芋煮会、サツマイモの焼き芋
をして、実りの秋を楽しんだ。麦茶づくりの体験コーナーには、いい香りが漂った。年々好評の木の葉スタンプづくりでは、子どもたちがたくさん、きれいな
カードをつくった。また、今年は、麻生多摩美の森の会会員夫妻のアルプホルンの演奏(写真左)があり、子どもたちは試し吹きさせてもらい、音を出せると大喜びしてい た。
2005-11-26 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月25日
11月27日に宮前区民祭:北部市場まつりも同時開催
宮前区民祭が11月27日午前9時から午後4時まで川崎市宮前区水沢の川崎中央卸売市場北部市場で催される。「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に催されいるもので、今回で24回を迎える。
青果棟前の広場に設けられた特設舞台では、9時の開会式を皮切りに川崎北高校の吹奏楽、南平こども樽太鼓、蔵敷こども太鼓、大塚太鼓、野川親子太鼓・大地などによる太鼓、川崎国際外国人市民ボランティアのアフリカ太鼓、タイ・韓国舞踊、社会福祉法人川崎愛児園の剣舞、宮前エイサー隊、宮前音頭、カラオケなど多彩な演目が披露される。また、10時10分から式典が開かれる。
パレードは11時からで、川崎市消防局カラーガード隊レッドウィングスを先頭に24団体が参加し、みこしや太鼓などがにぎやかに市場内を行進する。
活動や販売には91団体が出店、青果棟前の広場には区内の団体や官公庁、企業、友好都市交流を行っている長野県佐久市などが手作り品や食べ物の販売、金魚すくいなどのゲーム、作品や活動の展示、相談などを行う。また、体力テストも行われる。水産棟前では市民が不用品を売るのみの市や竹とんぼなどの手作り工作コーナーが開かれる。
区民祭に合わせて、例年人気を集める北部市場まつりも開かれ、マグロ、サケなど水産物、野菜、果物、鉢植え、切り花などを販売。マグロの解体ショー、ウォークラリー、福袋販売、卵のつかみ取りなども行われる。
会場へは県営野川南台団地、野川台公園、鷺沼駅から臨時無料送迎バスを運行するほか、宮前平駅からバスを増発する。
主催者側では車での来場やペット連れでの入場は避けてほしいと協力を呼びかけている。
問い合わせは電話044-856-3135宮前区民祭実行委員会。
2005-11-25 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生市民館で男女参画セミナー:各界で活躍する地域住民が講師
川崎市の麻生市民館が、弁護士の福島瑞穂さんや区内の農業者など各界で活躍する地域住民を講師に男女参画について考えるユニークな連続講座が11月26日から始まり、参加者を募集している。
「男女共同参画セミナー 地域から人間学事始め」は、時代の流れや先行きが読み取りにくい現在、男性も女性も地域で育みあい認め合いながら暮らせる社会に目ざすことを目的にした講座。日程は11月26日から2006年2月11日までの土曜日または日曜日の10回で、時間は原則として午後2時〜4時(12月18日と24日は午前10時〜正午)。会場は麻生市民館と生涯学習財団新百合分室会議室(新ゆり21ビル)。定員は25人(回によって50人)。参加は無料で(材料費などは実費)連続でも2、3回でも可能。申し込みは葉書、FAX、E-mailのいずれかで①氏名 ②郵便番号、住所 ③電話・FAX番号 ④参加する回を記入し〒215-0004 麻生区万福寺1-5-2麻生市民館社会教育振興係 電話044(951)1300 FAX 044(951)1650 E-mail [email protected]へ送付する。
講座の日程と内容、講師は次の通り
○1回 11月26日=「学びへのエクササイズ」オリエンテーション/こんにゃく体操で心と身体のこりをほぐして語る
講師=元こんにゃく座代表 竹田恵子さん
○2回 12月4日=「今、日本の社会の現状は?」多様性を理解し、私たちは何を再構築しようとしているのかを考える
講師=東京工業大学大学院助教授 土場 学さん
○3回 12月18日=「男女共同参画社会を創り続けて行くために」戦後60年を経た今、歴史を振り返り、私たちに何ができるかを考える
講師=和光大学人間関係学部教授 井上輝子さん
○4回 12月24日=「万福寺人参でクリスマスケーキづくり!」地域の農業者の暮らしを学び、麻生特産の万福寺人参を掘り、ケーキづくり
講師=農業者/洋菓子研究家 仁位京子さん
○5回 1月15日=「男性の視点から-もっと自由になろう」偏りのない柔軟な発想を手に入れ、ジェンダーフリーを考る
講師=学習院大学「身体表象文化学プロジェクト」研究員 田中俊之さん
○6回 1月22日=「身近な地域の市民活動から−地域と自分を見した男たち」会社人間が地域で場を持つことから何が始まったか?
講師= おやじ考(矢澤耕一さん・ 北島信夫さん)、白山おやじの会(岡部佳文さん)西生田おやじボーイズ( 塩川孝さん)、虹ヶ丘おやじの会
○7回 1月26日=「身近な地域の市民活動から—こころざしと情熱を自分らしくいかす女たち」 女性は学びと活動をどうつなげてきているか
講師=多摩川と語る会代表・せせらぎ館館長 田中喜美子さん/さんざし代表 武村桂子さん
○8回 2月1日=「身近な地域の市民活動から— 年金の仕組みや制度を通して」 麻生から発信し、活動を続けてきた力を学ぶ
講師=ぷらす1(代表 津田好子さん)
○9回 2月4日=憲法を学ぼう−「みんなの憲法24条』を中心に、一人一人を大切にする社会と法律や制度を学び、考える
講師=弁護士 福島瑞穂さん
○10回 2月11日=「学びを振り返り明日を考える」互いを尊重し、人生の様々な転機をしなやかに乗り越えていこう
講師=交渉中
2005-11-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月18日
エコルマホールで10周年記念事業:市民団体の発表とブタペスト・オペレッタ劇場ガラ・コンサート
狛江駅前のエコルマホールで、開館10周年を記念して市民団体による無料公演と世界的に有名なハンガリー国立ブタペストオペレッタ劇場のガラ・コンサート公演が行われる。
同ホールの運営管理を行う狛江市文化振興事業団が、ホールの来場者と利用団体への感謝を込めて催すもの。市民団体の公演は、11月19日から27日の土曜・日曜の4日間で、市内を拠点に音楽や踊りなどさまざまなジャンルで活躍する37団体が出演、日ごろの練習の成果を発表する。この公演のためにジャンルの異なる団体と共演するグループもあり、見ごたえのある舞台となりそうだ。
日程と内容は
19日=器楽&合唱。1部は午後12時30分に開演、狛江市三曲協会会員による合唱付き琴、尺八などの演奏、「ミュージック・アーチ」のピアノ・デュオ演奏、狛江市音楽連盟の「エオリアンコール」&コーラス「野の花」「コールレーネ」「調布狛江合唱団」などによる合唱。2部は午後6時から「狛江フィルハーモニー管弦楽団」のクラシック演奏。
20日=和太鼓&バンド。午後4時から「きんたの会」「跳鼓舞」の太鼓演奏、狛江市音楽連盟の「add9th Band」「イズミスイングオーケストラ」「東京サマーナイツ」「Baby Step」によるジャズ、ポピュラーなどの演奏。
26日=バレエ&ダンスとカラオケ。バレエ&ダンスは午後2時から「T・Sダンスワークバレエスタジオ」「バレエくるみ割り人形」「Vivid Acion」「フォークダンスサークル ダックス」「フォークダンス プロローグ」「ミュージカルCoCo」「YuFuKo Dance Fresk」の踊り、フィナーレには7団体の出演者全員で特別アレンジの曲を踊る。カラオケは午後6時30分で「いろい倶楽部」「カラオケ・プラザ」。
27日=邦楽。午後1時からの3部構成。1部は狛江市邦楽連盟の「東部五長寿会舞踊部」「水曜会」「扇汐会」「貞山会」「駒渡美会」「美重駒会」「佳久芳会歌扇支部」「糸音の会」「狛江市民謡愛好会」の日本舞踊、新舞踊、民謡など。2部は狛江市邦楽百選会の花柳、藤間、西川、尾上の各流派による古典の日本舞踊。3部は「幸花会」「さざなみ会」の新舞踊。
オペレッタのガラ・コンサートは1月14日午後4時。ブタペスト・オペレッタ劇場はカールマンの「チャールダッシュの女王」の舞台に登場するその前身も含めると100年以上の歴史を持つ名門。1996年に初来日し、日本語を交えた歌などサービス精神にあふれた舞台は多くの観客を魅了すると定評がある。今回は10回目の来日で、エコルマホールではオペレッタ公演は初めて。
演奏予定曲目は、レハール「金と銀」「メリー・ウィドウ」、カールマン「チャールダッシュの女王」、ヨハン・シュトラウス「こうもり」などからの名曲で、フレンチカンカンが見ものという。入場は5500円で、同ホールのほかチケットぴあなどで発売中。問い合わせは電話03(3430)4106エコルマホール。
2005-11-18 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
狛江の泉の森会館ギャラリーが新装オープン:記念に東山健吾さんのシルクロード写真展
狛江市元和泉1丁目の泉の森会館のギャラリーが本格的な展示ができるように機能を充実させ、11月16日から22日まで新装オープン記念として「シルクロードの足跡−ブッダが来た道」と題した写真展(泉の森友の会主催)が開かれている。
同館は2003年8月に、市民文化を育むとともに市民の交流の場となることをめざしてオープン。3階がホール、2階がギャラリーとミニショップ、1階には飲食店がある。このうち、2階を本格的な展示ができるように改装工事を行い、ミニショップを廃止し、ギャラリーの設備を充実するとともに、喫茶コーナーを設けた。
改装後、初のイベントとしてわが国のシルクロード美術史研究の第一人者として知られる成城大学名誉教授の東山健吾さんが調査研究のさいに撮影した中国、インド、スリランカなどの風景や風物、仏像など貴重なカラー写真37点を並べた展覧会が開かれ、話題をよんでいる。20日午後4時からはギャラリーで東山さんのトークも催される。入場は無料。
また、入り口の階段踊り場では菊花展も同時開催されている。
問い合わせは電話03-5497-5444泉の森会館。
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2005年11月15日
第44回麻生ランチタイムコンサート:歌、ピアノ、ヴァイオリンによるコラボレーション
【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 逢沢 良
9月26日麻生区役所ロビーに於いて第44回あさおランチタイムコンサート(あさおランチタイム実行委員会主催)が開かれました。
秋雨の降るなか、過去最高と人出とも思える約220人が演奏に耳を傾けた。奇数月の第4月曜日の昼休み、当日の演奏内容も吟味しながら早めにお越しくださる方も増え、市民と行政によるコラボレーションが目指す街つくり事業が浸透してきた手ごたえを感じる。
歌とヴァイオリンとピアノのアンサンブルの
若手演奏家グループ「ミュージックラボ」(犬飼ミチオ=歌、永田サチヨ=歌、古屋カオリ=ピアノ、梶原ヨシエ=ヴァイオリン、鈴木ノモコ=ヴァイオリンの5人)によるプログラムは幕開けのフニクリフニクラの第一声からミュージカル映画「マイフェアレディ」より踊り明かそう、「キャッツ」よりメモリー、オペラ「カウテレリアルスティカオ」より間奏曲、荒城の月、賛美歌アメイジンググレイスと5つの音色の紡ぎ出す糸が綾織りなす音の世界に誘われ次々に奏でられる曲目に載り聴衆はうっとり。
最後に全員で唱和した「赤とんぼ」に秋の光景を味わいながら聴衆が一つになったようである。若手演奏家ミュージックラボが聴衆を巻き込み、音楽を楽しむ試みは麻生区役所ロビーの人と人を繋げる役割を十分に果たしたようであった。
今後更に輪を広げていくことを期待してやまない。
2005-11-15 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月13日
麻生区少年野球フェスタ:桑田投手のコーチに大喜び
楽しみながら野球の基礎を学んで——現役のプロ野球選手やコーチ、OBが指導する第1回麻生区少年野球フェスティバルが11月13日、川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターふれあいの丘で開かれた。会場には区内の学童野球チームに所属する小学生や野球初心者の親子など約150人が参加、同区在住の巨人軍桑田真澄投手らがボールの投げ方や受け方、野球の基礎をていねいに指導、子ども達は真剣な表情で学んでいた。
写真=子どもに指導する桑田選手(上)、捕手の構え方の指導をする江藤省三さん(下)
フェスタは同区王禅寺東の元プロ野球選手・コーチの江藤省三さんが理事長を務める「ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)」と水処理センター内に併設されるスポーツ施設などの管理を行う「麻生環境会」(鈴木有理事長)の区内の二つの特定非営利法人が主催、麻生区子供会連合会、麻生区少年野球連盟、川崎市教育委員会が後援した。江藤さんは1966年に巨人軍に入団、中日に移籍し代打として活躍し、巨人、千葉ロッテ、横浜ベイスターズでコーチとして活躍。野球を通じて青少年の健全育成をと昨年12月にJBBA を設立、また来年から活動する社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」のジェネラルマネーシャー兼監督に就任、野球界の活性化活動を行っている。
講師は、江藤さんのほかテスト入団した大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)で1960年に完全試合をした投手・島田源太郎さん(66)、1984年ドラフト1位で日本ハムに入団し1988年に防御率1位になった投手・河野博文(43)さん、1985年に巨人に入団し今シーズンから内野守備走塁コーチとなった上田和明(43)さんのOB選手に加え、特別ゲストとして桑田投手も1時間だけ参加した。
この日は、区内の学童野球チームの多くが試合に参加していたため予定より30分繰り下げて午後12時30分から開校セレモニーが開かれ、小林時治麻生区少年野球連盟会長、山崎優麻生区子供会連合会長のほか斉藤隆麻生区長などが出席、主催者のあいさつの後、江藤さんが講師の略歴を紹介。子どもたちはまずグランドいっぱいに広がってキャッチボールを行い、桑田投手らが1組ずつ見てまわった後、「キャッチボールの基本は相手のことをを考え胸元に投げ、受ける」「ベルトより上のボールはグラブを上向き、下の場合は下向き構える」などわかりやすく説明、足の位置や構え方子どもたちの身体に触れてフォームなどを実地指導。その後、ポジション別に分かれ、投げ方、フライやゴロの受け方、応用編として走者が出た場合のボールの投げ方などを約3時間指導した。
会場には、試合を終えてユニフォーム姿のまま途中から参加する子どもや主催者に声をかけられ散歩の途中の親子や兄弟も混じりなごやかなムード、終了間際に妹と参加し閉会式後に江藤さんとキャッチボールをした二階堂太郎君(小学5年)は、「遠くまで投げられるるようになった」と感動していた。男子に混じりみどり少年野球でセカンドを守る野球少女の太田千陽さんは「桑田投手にフォームを教えてもらいすごくわかりやすかった。野球がもっと好きになった」とにっこり。
主催者の鈴木有さんは「ていねいに指導と子どもがいきいきしていてよかった。試合の関係で参加者がやや少なく心配していたが、講師からは『やりやすい人数だった』。今後も続け、地域に根付かせたい」とほっとした表情。江藤さんは「子ども達が一生懸命で楽しかった。シーズンオフにならないと講師が集まりにくいので開催時期が限られるが、できればここで毎年開いて定着させ、市内の他地域でもやりたい」と話していた。途中で帰った桑田投手は「子どもには基本とちょっとしたコツで伸び、どんどん応用ができるようになる」とにこやかに語っていた。
2005-11-13 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
狛江市民まつりに6万人:狛江四中合唱部に大きな拍手
狛江市民まつりが11月13日、狛江第一小学校、狛江市役所、市民グランドとその周辺を会場に催され、温かな陽気に誘われてくり出した家族連れなど、昨年より約1000人多い約6万人(主催者発表)でにぎわった。
「ふれあう心で豊かなまちを」を合い言葉に、市民祭、農業祭、商工蔡、文化祭の4つが合同で開いているもので、ことしで29回目。
>狛江市民まつりの写真ニュースを見る
メイン会場となった一小校庭には手作り品や焼きそば、おでんなどを販売する店や活動を紹介した展示、射的など40数店の出店が並んだ。昨年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた川口町も例年通り出店、特産品の販売を行った。
大きなテントの中では、市内産の野菜の品評会が行われ、見事な出来の野菜や果物がずらりと並び、「狛江でこんなにたくさんの野菜ができるなんて」と興味深そうに見入る主婦の姿も多かった。
「ふるさとステージ」と名づけた特設舞台では、川口町の子どもたちが「あおり太鼓」を披露、その元気な姿から着実に復興への道を歩んでいることがうかがえ、市民から大きな拍手が送られていた。
もうひとつ、会場の話題をさらったのが第四中学校合唱部の演奏。NHK全国学校音楽コンクール金賞、全日本合唱コンクール銀賞に輝いた歌声を校庭をいっぱいに埋めた市民の前で披露。「こんなに大きな賞をいただけたのも地元の市民の応援のおかげです」と報告、盛んな声援が寄せられた。コンクールで歌った「花と一緒」「鋸曳き唄」など3曲を歌ったが、市民たちは真剣な表情で静かに日本一の歌声に耳を傾けていた。また、3年生はこの日が最後の舞台とあって、目頭を押さえる部員もいた。
歩行者天国となった本町通りでは市内のみこし6基におはやしなどが勇壮に練り歩き、小学校の鼓笛隊やバトントワリング、野菜の宝船のパレード、エイサーや民謡流しなども行われた。消防体験広場では長さ30メートルのはしご車の試乗、起震車などが親子連れの人気を集めていた。また、ジャズなどのストリートライブでは曲に合わせて手拍子をするなどなごやかなムードで音楽を楽しむ人の姿もめだった。
市役所では市内の企業や商店、福島県田島町などが出店、日用品や食料品などのビックリ市、郷土芸能などのお楽しみステージに人だかりができていた。
2005-11-13 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月12日
雨上がりの生田緑地でにぎやかに多摩区民祭
「この指とまれ」を合い言葉に11月12日、第28回多摩区民祭(多摩区民祭実行委員会主催)が雨上がりの生田緑地を会場に催され、家族連れなどが緑地の各所に用意された多彩なイベントを楽しんでいた。
朝方まで冷たい雨が降り、影響が心配されたが、開会前に雨が上がり、おだやかな秋の陽光に誘われて、次々と市民が訪れ、昼ごろにはふだん静かな会場はどこも人の波でうまった。
岡本太郎美術館下の特設舞台では午前10時から開会式が行われ、川崎善太郎会長が「雨も上がったので、秋の一日を心ゆくまで楽しんでください」とホッとした笑顔を浮かべながらあいさつ。これを皮切りに専修大学フィルハーモニー管弦楽団の金管アンサンブルをはじめ、明治大学生田テコンドー部の演武、日本女子大学フォルクローレ愛好会の南米の民俗楽器の演奏など地元の3大学に、区民による太鼓、ジャズダンス、ボクシングのスパーリング、琉球舞踊などバラエティーに富んだプログラムが次々と披露された。ドラえもんショーも行われ、子どもたちは大喜びで見入っていた。
噴水前と香りの園前の通路の2カ所でも3大学の演奏や演武、手話コーラスに加えエイサー、ロックソーラン、ロックアユタカなどがにぎやかに演じられ、市民の人気を集めていた。
会場内の各所の各所に設けられたテントでは、市民団体や行政機関、大学、企業、友好都市の静岡県岡部町、千葉県千倉町などが出店。市バスの忘れもののカサの即売、白バイの試乗、ロボットの展示、車イスの体験試乗、手作り品の即売などが人気を集めていた。
岡本太郎美術館の母の塔の下ではお楽しみ抽選会が行われ、数百人の順番待ちの長い列ができていた。
緑地内にある日本民家園や岡本太郎美術館は入園料を100円に割り引き、青少年科学館もプラネタリウムが100円で見られるとあって入場を待つ家族連れの姿がめだった。
2005-11-12 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
電力中央研究所の一般公開:狛江市民祭り関連イベント
狛江市民祭りの関連イベントとして11月12日午前10時から午後4時まで岩戸北の電力中央研究所の一般公開「なるほど発見 わくわく体験」が行われる。
主な催しは、市内の中学生の吹奏楽演奏、野点、模擬店のほか「地球温暖化として私たちにできること」(午後1時)、自然エネルギーを使ったムシバトルや自動車走行などの遊び、光ファイバーを利用してフルーツ電気や色の不思議体験などの実験が体験できる。
問い合わせは電話03(3480)2111電力中央研究所狛江運営センター。
2005-11-12 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月11日
狛江市民祭り:13日に第一小学校など4会場で開催
市民祭、文化祭、農業祭、商工祭の4つが一体となった第29回狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月13日午前9時から午後3時30分まで狛江市役所、第一小学校、市民グランドなどで子どもからお年寄りまで楽しめる多彩な催しをくり広げる。
ことしは、市役所前ひろばが工事のため一部のイベントが第一小学校に移る。また、午前11時過ぎからNHKの合唱コンクールでみごとに金賞に輝いた第四中学校合唱部やOBたちによる「音楽の街こまえオンステージ」、新潟県中越地震で昨年まつりに参加できなかった川口町から「がんばる川口・ありがとうこまえ こどもあおり太鼓」が披露される。
まつりは、午前9時30分に第一中学校から出発する小学生の鼓笛隊や野菜の宝船のパレードを皮切りに、10時に東京航空計器前から市内各地区のみこし、はやし連の山車、10時10分から狛江駅北口から民謡流し踊りがそれぞれスタート、「ふるさと広場」の一小まで練り歩く。午前10時に行われる一小でのオープンセレモニーの前後に相次いでパレードが会場に到着、祭りムードを高める。
主なイベントは、
一小のステージでは、子どもに人気の「仮面ライダーブレイドショー」のほか、市民団体のおはやし、和太鼓、ゴスペル、クラシックバレエ、ストリートダンス、ジャズ演奏などとゲーム大会が行われる。校庭では正午から市内産の野菜で作った豚汁の無料配付、苗木(午前11時)・球根(午後1時)のプレゼント、午後2時からパレードの宝船を解体する野菜の宝分けなどのほか、市民保養施設のある民宿組合の物産展や市内の農家による農産物品評会と野菜や花、植木の即売が催される。会場には、市内の27店舗による大ビックリ市、福島県田島町の物産展のほか一般の出店による焼きそばなどの食べ物もある。教室では市民団体の活動展やバザーが催される。
市役所の「おたのしみ広場」では、特設ステージでおはやし競演、地域ヒーロー・コマレンジャーショー、和太鼓、民謡、イントロクイズなどが催される。
文化祭会場の市民センターでは13日午後12時半から午後5時までと14日午前9時から午後4時まで市内文化団体が書道、華道、写真、パッチワークなどの作品を並べるほか、市内の小学生が描いた虫歯予防ポスターを展示、14日には大きな紙芝居や腹話術、茶会が催される。
市民グランドの「ちびっこ広場」は、FC東京によるキックターゲット・キックダーツ・サッカー教室のほか、巨大サッカーボールで遊ぼう、キックスピード・ドリブルゲーム、子どもからおとなまで参加できるサッカーゲーム大会などサッカー一色の催しが行われる。
このほか各会場を結ぶ本町通りでは午前11時からエイサー踊り、午後12時50分からは市内で活躍するバンドのストリートライブも催される。
一小前の「おまつりの道」入り口付近では公園の遊具などを使った忍者の広場で6つのコーナーをクリアすると景品がもらえるイベントが行われる。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所内市民まつり実行委員会。
2005-11-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年11月 5日
麻生市民館で菊花展
川崎市麻生区万福寺の麻生市民館野外ステージで麻生菊花会大会が開かれ、連日多くの市民が熱心に鑑賞している。会期は13日までで、展示時間は午前9時から午後5時まで。
写真=大輪の花を観賞する市民(上・下)、市長賞受賞の菊を説明する久保田さん
麻生観光協会の下部組織「麻生菊花会」(久保田啓司理事長)会員32人が丹誠込めて育てた直径20cm以上の大輪、一重、小菊などで、茎の部分が短い「福助」「ダルマ」をはじめ、ストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」の12種類。大会前日の11月1日に川崎北部菊花会理事長の斎藤京蔵さんらが審査、久保田啓司さんの組飾りが川崎市長賞に選ばれた。
5回目のことしは、出品者が昨年より4人増えたが、夏の暑さで開花が遅れ、審査日に間に合わないと出品を見合わせるた人もおり、点数は昨年より6点少ない175点。同会によると、花は全体的に遅れ気味だが、全体的にはレベルが上がり良い出来で、見ごろは6日以降という。
会場では、苗木やたけの短いダルマ、福助なども販売している。また、6 日、8日の午前9時から午後3時まで菊作りの相談も行う。
2005-11-05 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月29日
麻生区で11月13日に野球フェスタ:元プロ野球選手らが指導
川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで11月13日、同区王禅寺東の野球評論家で元プロ野球選手江藤省三さんやプロ野球のOB選手らが野球の基礎を指導する初の野球フェスティバルが開かれる。
写真=ジャパン・ベースボール・アカデミーの野球教室(右端が江藤さん)
フェスタは野球を通じて子どもたちの健全な心と体の育成を目ざそうと、江藤さんが理事長を務めるNPO法人ジャパン・ベースボール・アカデミー(略称・JBBA)と水処理センター内のグランドなどの市民利用施設の管理などを行うNPO法人麻生環境会(鈴木有理事長)の区内の2団体が主催、川崎市教育委員会、麻生区子ども会連合会、麻生区少年野球連盟が後援する。
会場は同センター内ふれあいの丘(水処理施設屋上)、時間は正午から午後4時までで、原則として麻生区内に住む小学生とその親が対象。ボールの投げ方や受け方、バットの持ち方やバッテングなどふだん野球に親しんでいたい子にもわかるような野球の基本を江藤さんのほかJBBAに所属するプロ野球OB選手4、5人が指導する。参加は、グラブ持参、運動ができる服装で、無料。雨天は中止。
プロ野球選手OBの江藤省三さんらが設立したNPOが地元麻生区で活動
江藤さんは、1942年生まれで中京商業(現・中京大付属)のキャプテンとして春・夏の甲子園に出場、慶応大学野球部で2塁種として4季連続ベストナインに選ばれ、1966年読売ジャイアンツに入団。1969年に中日ドラゴンズに移籍し1976年に現役引退した。1981年からジャイアンツのコーチを振り出しに横浜ベイスターズ、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズヘッドコーチを歴任した。
野球人気がやや低迷していることを憂慮し、野球の楽しさ教えファンのすそ野を広げようと、2004年12月に野球界で初のNPO法人を取り、元プロ選手を講師に神奈川県内などで野球教室を開いている。また、NPO活動とは別に本格的に野球に取り組む人向けに来期から活動予定の社会人野球のクラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」の監督にも就任、野球界の底辺を広げる活動を行っている。
今回のフェスタは、20年住んでいる同区内で地域貢献をしたいと思っていた江藤さんと、水処理センターの市民利用施設管理以外に同所で青少年の健全育成となる目的にする麻生環境会との出会いで話が進み実現した。
江藤さんは「これまでの経験では、野球場に気後れする人もいるので(今回の会場は)ぴったりの場所。少年野球チームなどに所属していない子どもたちにもぜひ来て、楽しさを知ってほしい。区内には10人を越すプロ野球選手OBが住んでおり、将来はここを拠点に、川崎市内全域で同様の催しを開きたい」と話している。
問い合わせは、電話044(988)1234杉本さん。
写真=夢を語る江藤省三さん
2005-10-29 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
高津区民音楽祭:29日は前田ホールでパイプオルガンをバックに250人が合同演奏
川崎市高津区で10月29日と11月12日に高津音楽祭が催される。ことしは初日の29日に洗足学園前田ホールで、プロが演奏するパイプオルガンをバックに参加団体有志による本格的な初の合同演奏が行われる。
同音楽祭は、音楽愛好会の交流と輪を広げる目的で、魅力ある区づくり推進事業の一環として高津区文化協会、洗足学園音楽大学、高津JAZZ協会、高津市民合唱団、高津市民オーケストラの代表で構成する「高津区民音楽祭運営委員会」などの主催で開かれことし16回目を迎える。出演は、区内などの幼稚園、小学校、高校、大学、ママさんコーラス、混声合唱、器楽演奏グループ27団体とパイプオルガンのゲスト奏者荻野由美子さん。内容は、クラシック・合唱の部は29日正午から前田ホールで19団体と有志の合同演奏、フリージャンルの部は12日午後1時30分から高津市民館大ホールで邦楽、ジャズ、ハワイアン、ポピュラーなど8団体の演奏と出演者と観客の全員合唱。
ことしの目玉となる合同演奏は、29日のプログラム最後。合唱9団体約200人、高津市民オーケストラ約50人が出演、荻野さんのパイプオルガン演奏をバックに、モーツァルト「ァヴェ・ヴェルム・コルムス」とヘンデル「『メサイヤ』よりハレルヤコーラス」を演奏する。
入場は無料。問い合わせは電話044(861)3140高津区役所区民協働推進部地域振興課。
プログラム
○合唱・クラシックの部=10月29日 洗足学園前田ホール
(JR武蔵溝口駅徒歩8分)
洗足学園音楽大学打楽器アンサンブル
コール・フォレスト
F. Saxophone Quartet
川崎コミュニティー・クワイヤー
コール・アゼリア
AMP
川崎めぐみ幼稚園 プリムローズ
コール・サンエコー
高津オカリナの会
フラワーコーラス
高津弦楽アンサンブル
Handbell Sherry
コーラスいずみ
高津メンネルコール
ラ・フルール・ドール
梶ヶ谷女声コーラス
高津市民合唱団
高津市民オーケストラ
ゲスト演奏・荻野由美子さん
合同演奏
○フリージャンルの部=11月12日 高津市民館大ホール
(JR武蔵溝口駅徒歩1分 ノクティ2・12階)
琴伝流 琴望会 橘グループ
モウ・マン・タイ
音楽工房ZOO
ブルースカイズ(高津ジャズコーラス)
鈴カステラ
マウイ・アイランダース
末長小学校PTAコーラス&コーロ・アニマート
川崎市立高津高等学校 吹奏楽部
全員合唱
ホームページはhttp://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/oshirase/2005nend/10/1018.htm
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2005年10月28日
狛江市で10月29日に九条の会の発足集会:西河原公民館で
地域で平和と憲法九条を護る声をあげようと、10月29日午後1時30分から狛江市元和泉西河原公民館で憲法学者の奥平康弘さんを招き「こまえ九条の会」が発足のつどいが開かれる。
同市では「有事法制に反対する狛江の会」に所属する市民団体や個人がことし2月から市内にも「九条の会」を作ろうと話し合いを重ねてきた。発足の集いで話をする気象学者の増田善信さん、法政大学教授の山岡義典さん2人のほか、芸術家や大学教授など20数人が発揮人に名を連ねている。
集会では、全国組織「九条の会」発起人のひとり憲法学者の奥平の特別講演、奥平さんと「世界がもし100人の村だったらの再話」を手がけたドイツ文学者翻訳家池田香代子の対談、市内の発起人の話と調布狛江合唱団の歌などが披露される。参加費は500円で、問い合わせは電話03(3480)6792絹山さん。
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2005年10月19日
多摩市民館がイベントの裏方を学ぶ講座:参加者募集中
川崎市多摩区の多摩市民館が舞台イベントのプログラムや進行表作りのほか同館大ホールで2月に催すイベントの運営やゲネプロなど裏方を実践で学ぶ「イベント・プロデュースの基礎を学ぼう」を11月から来年2月まで開講、参加者を募集している。
講座は、基礎編と実践編の2部構成で、イベントを作り上げる喜びと地域活動に役立つスキルを学ぶ。基礎編はスケジュールと役割分担、ポスターとチラシづくり多摩市民館ホールの舞台裏の探検のほか、同館で行っている講座「脚本づくりのワークショップ」、「演劇わーくしょっぷ」などについても学ぶ。実践編では2月19日に開く平和・人権イベント「たまんちゅ交流集会2006」の運営に向け、当日用のプログラム、進行表を作り会場の準備などを行う。
講師は(財)かわさき市民活動センター理事長の小倉敬子さんや東京舞台照明スタッフなど。日程は、11月6日から2月26日までの隔週日曜日(1月1日はのぞく)午前10〜12時までと2月18・19日午前10時〜午後5時の10回。対象は、市内在住・在勤・在学の15歳以上の人で、定員は20人。受講料は無料。申し込みは、電話または直接来館する。
問い合わせ・申し込みは電話044(935)3333多摩市民館「イベント・プロデュースの基礎を学ぼう」担当。
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多摩市民館で脚本づくりワークショップ:民藝のベテラン俳優が指導
川崎市多摩区の多摩市民館が11月から、平和・人権学習の一環として日常生活のなかで感じている思いを脚本に表現する「脚本づくりのワークショップ」というユニークな講座を開講、参加者を募集している。完成した脚本は、2006年2月19日に開く平和・人権イベント「たまんちゅ交流集会2006」で発表する演劇作品の候補となる予定だ。
講座は、脚本を書くのがはじめてという人を対象にした入門編で、同区中野島に住む劇団民藝のベテラン俳優・今野鶏三さんが受講者の平和への思いなどを題材に話し合いながら指導にあたる。今野さんは、麻生区の朗読グループによる「この子達の夏」指導・演出、同館の高齢者教室「語りつごう!それぞれの戦争」の講師を務めるなど、以前から地域に根ざした朗読サークルの育成、構成台本づくりなどを熱心に手がけている。
日程は、11月6日から12月18日までの毎週日曜日午後2〜4時までの7回と、2月19日の「たまんちゅ交流集会2006」の舞台を観賞後、平和への思いや人権問題について考え、講座を振り返る予定。対象は、市内在住・在勤・在学の15歳以上の人で、定員は20人。
講座の初日に普段感じている平和への思いや身近な人権問題を簡単にまとめて持参する。受講料は無料。申し込みは、電話または直接来館する。
問い合わせ・申し込みは電話044(935)3333多摩市民館「脚本づくりのワークショップ」担当。
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2005年10月18日
生田緑地内のばら苑:見ごろは10月25日以降
川崎市多摩区の生田緑地内のばら苑は、10月20日から一般公開されるがこのところの雨の影響で開花がやや遅れ、見ごろは25日以降となる見込み。
同苑によると秋のバラは春に比べて一株につくツボミは半数ほどだが、気温が低いため長持ちするという。約440種の秋バラのうち早く咲くのはホワイト、イ
エロー系の花で、その後だんだん咲きそろう。ことしはロイヤルファミリーの名前の付いた大輪のバラは、つぼみの数も多いという。
関連記事=ばら苑フォト日誌
関連記事=生田緑地内「ばら苑」が10月20日から公開
2005-10-18 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
柿生連絡所で高齢者と子どもの陶芸作品展:
川崎市の麻生区役所柿生相談所の展示スペースで9月20日から10月20日まで区内の老人福祉施設で催される陶芸クラブに参加する小学生から身体の不自由なお年寄りが制作した作品を展示、人気を集めている。
これらの作品を制作したのは、同区上麻生の介護老人保健施設「つくしの里」入居者17人とデイサービス利用者10人のほか、同所や福祉パルで開く造形教室「みんなのアートクラブ」に参加する小・中学生5人で、合同作品展は初めて。
つくしの里の陶芸クラブは、入居のお年寄りの余暇活動として同区金程の陶芸家坂秀子さんに指導を依頼し昨年4月に始まった。当初は入居者だけの活動だったが、認知症のお年寄りが生き生きする、不自由な手を懸命に動かすなどのリハビリ効果の評判や施設内で展示した作品を見たデイケアに通うお年寄りからの希望で、ことしの夏から通所の人を対象にしたクラブ活動を開始。坂さんが福祉パルあさおで月1回指導している造形教室に通う子どもたちも参加することになり、お年寄りとこどもたちの交流が始まった。
会場には、お年寄りが制作した一輪ざし、マグカップ、色の違う粘土を重ねて作ったお皿などと子どもが制作したキャラクター人形やお面のほか、坂さんの指導を手伝う「みんなのアートクラブ」代表の猪腰協子と子ども母親が作った茶碗など約70点を展示している。
つくしの里では制作者にも作品を鑑賞してもらおうと期間中のクラブ活動日に見学会を実施、初回の9月21日はデイケア利用者14人が散歩を兼ねて訪れた。見学会では、坂さんが抹茶をたて地元柿生の授産施設「があでんららら」のハーブクッキーなどで談笑、いこいのひとときを楽しんだ。
28日は入居者と家族ら5人が同所の車に送られ作品を見学。参加者はきれいに展示された作品にはじめは少しとまどいの表情をみせていたが、自分の作品を見つけると懐かしそうに手にとってゆっくり鑑賞していた。病気の後遺症で右手が不自由となった今井隆三さんは、毎日見舞いに訪れる妻の光子さんの手伝いで初めて制作した取っ手の大きなマグカップをいとおしそうに眺め、光子さんは「ここまでできるようになり、楽しかった。会場で見ると一段と立派に見える」とにこやかな表情で話していた。この日は、柿生小学校の児童も立ち寄り抹茶をたてる手伝いをしてお年寄りたちと交流した。
展示時間は、午前9時〜午後5時。問い合わせは電話044(987)6111柿生連絡所。
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2005年10月17日
柿生駅前で禅寺丸まつり:皮むきに96人が挑戦
川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」の販売や皮むきなどを行う「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催)が、10月16日に小田急線柿生駅南口(商店会側)改札脇の臨時通路で開かれた。
朝からのあいにくの雨は午後にはやんだものの客足は伸び悩み昨年の半数の約3000人(主催者発表)とこれまでで一番少なかった。それでもことし初の商店賞があたる抽選会を目当の客や駅の利用者が立ち寄ったこともあり、柿生禅寺丸保存会(森章会長)が用意した500袋、400kgのカキはなんとか完売できた。
ことしは会場が狭いため柿にちなんだ二大イベントのカキの種とばしは中止、皮むきだけが午前、午後にそれぞれ2回ずつ行われた。皮むきは先のとがった小ぶりの「筆柿」を使って2分間の制限時間にむいた皮の長さを競うもので、千切れた場合は一番長い皮が計測の対象となる競技。毎年チャレンジする人もいて麻生区だけでなく横浜市青葉区や世田谷区などから96人が参加、真剣な表情でナイフを動かしていた。
ことしの最高の記録は上麻生の吉松岳史さんの120cm。ことし総合3位だった麻生区上麻生の大倉智子さんは「昨年初めて参加したが、時間が気になりうまくむけなかった。今回はコツがわかり長くむけた」とニッコリしていた。
写真(上から)=禅寺丸の試食・販売、真剣な表情の皮むき、子どもも皮むきにチャレンジ、皮の長さの測定
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2005年10月16日
麻生区のえいぶるコンサート:障害者もなごやかに音楽と踊り楽しむ
障害者も気兼ねなく楽しめるバリアフリーのコンサート「えいぶるコンサートinあさお」(えいぶるコンサート実行委員会主催)が10月16日、麻生区の麻生小学校体育館で催され、車イスの障害者など約350人がのびのびと音楽や踊りなどを楽しんだ。
このコンサートは、障害者も健常者も一緒になって音楽を楽しめる機会をと昨年初めて催されたもの。
この日は、雨にもかかわらず車イスの障害者などが次々と訪れたが、会場の体育館は「うさぎの風船小屋」の中村久乃さんが制作した動物やヤシの木などをかたどったたくさんの風船で飾り付けられた、通常の演奏会とは違うなごやかな雰囲気。入り口では風船でつくられたアーチをくぐると着ぐるみの2匹のクマが出迎え、子どもたちを喜ばせた。
コンサートには、小学生や高校生などで編成された金管バンド「千代ヶ丘ユースバンド」がディズニーのおなじみの曲のメドレーや「風になりたい」などを元気に演奏した。続いて、町田市の「ドレミの仲間」が打楽器を中心に踊りをまじえてアニメの主題歌やラテン音楽のメドレー、マツケンサンバなどを披露。障害者も演奏や踊りの輪に入り、なかには見事なリズムを刻む人もいて、聴衆から盛んな拍手を集めていた。
ヒップホップダンスチーム「ポロリ」の3人のメンバーが鮮やかなステップとダンスを披露したあと、参加者数十人がメンバーのリードで一緒になって踊り、会場は熱気に包まれていた。
新百合ヶ丘駅前や原宿などの路上ライブ、クラブなどでのライブ演奏、ラジオなどの活発な音楽活動をしている「ワカバ」のデュオ、松井亮太さん、亀田大さんが自作の「トートバッグ」「ぎゅっと」「大地のかみさま」「ひるがお」の4曲を披露、最後に「ぼくらはみんな生きている」を全員で歌い、会場は明るい声と笑いで包まれていた。
2005-10-16 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月15日
生田緑地内「ばら苑」が10月20日から公開
川崎市多摩区長尾の「生田緑地内ばら苑」で、10月20日から11月6日まで(10月24日と31日は休み)、秋のバラの一般公開が行われる。公開されるのは大輪や四季咲きの中輪、ミニバラなど440種約4000株。
同ばら苑は旧小田急向ケ丘遊園内にあり、世界各国の珍しいバラなど数多くの品種を集め、関東指折りのバラ園として人気を集めてきた。しかし、2002年3月の遊園地の閉園に伴って川崎市に管理が引き継がれ、市民ボランティアなどが世話をしており、春と秋の花期に公開され、昨年秋の公開には約14000人が訪れた。
開園時間は午前10時(土・日・祝日は9時)から午後4時(入園は3時30分)。バラの苗の販売や軽食の売店もある。入園は無料だが、管理・育成資金にする「ばら苑募金」を行って協力を呼びかける。開園中は約200人の登録ボランティアがばら苑募金の受け付け、来場者集計、園内の案内、清掃などに協力する。
駐車場は約100台分あり駐車料金は1回500円だが、混雑が予想されるためできるだけ、電車、バスで来園してと呼びかけている。
問い合わせは電話044(978)5270生田緑地内ばら苑。
関連記事=ばら苑フォト日誌
関連記事=生田緑地内のばら苑:見ごろは10月25日以降
2005-10-15 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月11日
多摩安全・安心まちづくり推進協議会が10月11日に出陣式
多発する犯罪や事故に対処しようと制定された「安全・安心まちづくり旬間」の初日にあたる10月11日、多摩市民館でことし8月に発足した「多摩安全・安心まちづくり推進協議会」(川崎善太郎会長)の出陣式が開かれ、同会に所属する区内各団体役員など約600人が出席。式典終了後には、そろいのベストで「パトロール実施中」と書かれたのぼり旗を持ち、登戸駅や向ヶ丘遊園などをパトロールした。
写真=セレモニーであいさつする川崎会長
同会は多摩区町会連合会、多摩防犯協会、多摩防火協会、多摩区交通安全対策協議会など従来から防犯・防火、交通安全に係わる団体のほかPTA連合会、商店街連合会、青少年指導員会など12団体が安全・安心な地域社会をつくるために手を携えてともに活動をしようと設立した組織。市内では高津区について2番目に組織化され、この日が初めての活動日となった。多摩区では魅力ある区づくり事業として同協議会を支援、約300万円をかけて前面に多摩区、背面に「安全・安心のまち 多摩区」と書かれたメッシュ素材のパトロール用のベストを1900枚作り同会に貸し出すほか、チラシなども作成する予定。
セレモニーでは12団体の代表が舞台に登り、主催者側を代表して川崎善太郎会長が「さまざまな犯罪が起こるようになり、地域は自分たちの手で守らねばならないと思い会を立ち上げた」とあいさつ。青木一多摩区長が「同じベストを着ることで連帯感を持ち、多摩区全域をパトロールして犯罪や事故のないまちにしてもらいたい」とエールを贈った。2005年4月に「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」を施行した神奈川県安全防災局職員の藤川澄子さんも出席、パトロール時の注意点などを話した。
舞台では川崎市消防音楽隊がハローファイヤーマン、ジャバニーズグラフティなどを演奏し、出陣式に花を添えた。最後に関口鐘雪多摩防犯協会会長が「警察、消防にまかせるだけでなく、市民も手を携えよう」と力強く宣誓、出席者は大きな拍手でこたえていた。
同会では今後、地域や学校の登下校時のほかに、鉄道事業者や行政などの協力でに駅前の放置自転車対策にも取り組んで行く予定という。
川崎代表は「関係機関の協力でようやく動き出した。ベスト着用のパトロールで犯罪の抑止力となることを期待している」と話した。
写真(上から)=ベストを着た川崎会長、青木区長、関口防犯協会会長(左から)。宣誓する関口防犯協会会長。消防音楽隊。式典後パトロールしながら帰宅する会員
2005-10-11 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
柿生駅前で10月16日に禅師丸柿まつり:
川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売やカキの皮むきの長さを競うイベントなどを行う「禅寺丸柿まつり」が、10月16日午前10時から午後3時に小田急線柿生駅南口(商店会側)改札脇の臨時通路で開かれる。
柿まつりは、「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催。一時中断した時もあったが、地元町会などが協力し「地域」のまつりとして毎年収穫期に合わせて催し、はやばやとカキが売り切れるほどの人気のイベントだった。
9回目のことしは、柿生中央商店会(野村衛会長、加盟店45)が柿生禅寺丸柿保存会(森章会長)の協力で単独で主催。会場が狭いため、タネ飛ばしや太鼓の演奏など例年行われていた催しの一部がなくなったものの、抽選会で商店賞を出すなど初心に戻って商店会活性のためにまつりを盛り上げる。
人気の皮むきは、午前10時30分、11時30分、午後1時、2時の4回。会場では、ヤキソバ、ヤキトリ、豚汁や飲み物などの模擬店、禅寺丸ワインの販売なども行われる。小雨決行で、大雨の場合は23日に延期する。
問い合わせは電話044-988-0106福田商店。
2005-10-11 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月10日
麻生ハートフルファッションショー:シニアモデルがはつらつとウォーク
あさお区民まつりの目玉のひとつ「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」が10月9日午前11時から川崎市麻生区の麻生市民館大ホールで開かれ、平均年齢74.6歳の区民モデル25人は、舞台でスポットライトにあたりながら独特のモデルウォークを披露、約500人ほどの観客からさかんに拍手を受け、1日スターの気分を味わっていた。
一部の「色を楽しむ」は、明るい彩りのセーターやジャケットなどカジュアルな衣装をまとい若々しい足取りで舞台を歩き回った。2部の「注し色を使って個性の表現」は、生ピアノの生演奏にあわせ手作りの衣装や自身で染めたショールなどを使った華やかな衣装を美しく見せていた。
5回目を記念し、1部と2部の間にはこれまでのファッションショーを紹介するビデオを上映。フィナーレには、声楽家の宗いずみさんの指導で、モデルさんらは、麻生音楽祭に出演した公募の合唱団のメンバーとともに区のイメージソング「かがやいて麻生」を歌った。
ショーを実施する「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)では、「シルバー世代なので当日の体調と、全員初出演なので少し心配」と話していたが、体調を崩した最高齢の90歳の女性が欠席したたけで、全員が元気そのもの、3カ月以上の練習の成果を舞台で充分に発揮していた。同会では「(シルバー世代のファッションショーは)ようやく地域で理解を得られるようになったが、10回をめざしてこれからも努力していきたい」と話していた。
2005-10-10 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
たまフォーラムが起業塾を開催
「たま市民生活・文化産業おこしフォーラム」(座長、平尾光司専修大学経済学部教授)が、多摩市民館などで10月26日から1月25日まで創業や事業の経営の実践的な基礎知識を連続で学習する起業塾を開く。
企業塾は、ベンチャービジネス、コミュニティビジネス、カルチャー関連ビジネスなどの起業を考えている人が対象。内容は、起業の先輩に学ぶ、設立・創業の課題、税務・会計基礎知識、ビジネスモデルづくり、ビジネスモデル指導、ビジネスモデル発表・終了式。
定員は20人。定員を超えた場合は市内在住または在職者が優先(起こしたいビジネスの事業案をもとに選考を行う場合もある)。期日は10月26日・11月2・9・16・30日・12月7日・1月11 ・25日の8回。時間は午後7〜8時50分。会場は多摩市民館第1会議室(10月26日・11月2日は多摩区役所6階会議室)。受講料は無料。
申し込みは、10月14日までに氏名(ふりがな)、勤務先・職業、住所、電話、e-mail、起こしたいビジネス・事業の内容を書き、FAX(044-200-3920)またはメール([email protected])で川崎市経済局産業政策部企画課。問い合わせ044(200)2337同局産業政策部企画課。
2005-10-10 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
専修大学で「たまフォーラム・オープンカレッジ」:川崎北部の6大学がリレー講座
川崎市多摩区東三田の専修大学120年記念館で10月12日と19日に、地域との共生をテーマに川崎市北部にある6つの大学のリレー講座「たまフォーラム・オープンカレッジ」が開かれる。
主催するのは、「たま市民生活・文化産業興おこしフォーラム」(座長、平尾光司専修大学経済学部教授)と川崎市。同フォーラムは、専修大学、明治大学、日本女子大学、和光大学、聖マリアンナ医科大学、田園調布学園大学のほか多摩区内のNPOや企業、登戸土地区画整理事業、川崎市などが連携して2003年の作られた組織。市民生活を支える新しい都市型サービス産業の誘致・創造や人材の育成に取り組んでいる。
オープンカレッジのテーマは「たまの地域資源を活かしてまちを耕す—地域と大学の共生」で、大学毎に独自の視点でテーマに沿った講座を開く。主催者は、多くの市民が参加しやすいよう時間帯を夕方に設定、会場も同記念館2階会議室と広い場所を確保して受講料は無料にした。
講座の内容は
【10月12日】
○講座1(午後4時30分〜5時50分)文化の息づくまちおこし〜手作りのまちの再生の事例に学ぶ=山本俊哉明治大学理工学部建築学科助教授
○講座2(午後6時〜7時20分)大学と地域における地域福祉の推進=村井祐一田園調布学園大学人間福祉学部地域福祉学科助教授
○講座3(午後7時30分〜午後8時50分)地域産業と密接に関連した医学研究のモデル〜
NPOグリーンヘルスプロジェクトの活動の現況=東海林洋子聖マリアンナ医科大学医学部医学科微生物学教室助教授
【10月19日】
○講座4(午後4時30分〜5時50分)生田緑地の新たな活用を探る=見目洋子専修大学大学院商学研究科助教授
○講座5(午後6時〜7時20分)地域資源の活用・開発とリージョナリズム=内藤辰美日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授
○講座6(午後7時30分〜午後8時50分)スポーツを通した地域活性化(仮題)
=原田尚幸和光大学経済経営学部経営メディア学科講師
申し込みは、当日までに講座の番号(複数の受講可能)と、氏名(ふりがな)
、勤務先・職業、住所、電話、e-mailを書いてFAX044(200)3920川崎市経済局産業政策部企画課へ。問い合わせ044(200)2337経済局産業政策部企画課。
関連記事=たまフォーラムが起業塾を開催
2005-10-10 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月 9日
雨のあさお区民まつりに4万人
小田急線新百合ヶ丘駅北口の川崎市麻生区役所と麻生市民館で10月9日、あさお区民まつり(同実行委員会主催)が開かれ、連休中日の雨にもかかわらず家族連れなど4万人(主催者発表)が、買い物やイベントを楽しんだ。
あさお区民まつりの写真を見る>
会場では、午前10時に区役所前道路の農住ビルから白バイを先頭に柿生中学校吹奏楽部、区内の町会・自治会役員、交通安全母の会など16団体約600人が新百合ケ丘駅北口ロータリーまでパレード行進。まつりを盛り上げるあさおまつり唄踊りは、区内の太鼓連6団体の生演奏で踊る予定だったが雨で太鼓が中止となり、ややさみしい幕開けだった。そんななか、観客の注目を集めたのは麻生一輪車クラブ。雨の路上にもかかわらず、オリジナルコスチュームでみごとな演技を披露、カサの観客から拍手が巻き起こっていた。
区役所駐車場・広場では、焼きそば、うどん、飲み物などの模擬店、区内産の野菜の即売、市民団体や企業によるバザーや作品販売などが催されたが、客足はテントのなかや室内のイベントに向かっていた。午後には一時雨があがり、各店や野外ステージ前は賑わいをみせたが、各店や外のイベントは賑わいをみせたものの、終了前まで食べ物が売れ残る店もあった。
野外ステージでは、区内のさまざまな団体が歌やギター、フラダンス、ロックソーランなどを披露したほか、大道芸人がさまざまなパフォーマンスを演じたが、カサで見えなくなるため観客が屋根のある舞台直前まで詰め寄って観る光景も見かけられた。
一方、例年だと客の入りが少ない室内の催しは天候を気にせずゆったり過ごせるためか、区役所ロビーの鉄道模型展示には親子づれが多く訪れ、市民館の華道や美術展示を鑑賞する人も多かった。市民館の大ホールで行われたことし5回目を迎えるハートフルファッションショーは、ビデオ持参で家族や友人の晴れ姿を見に来た客が公募モデルに大きな拍手を贈っていた。また、うたまつりコンテストには、区民14人が出場。ポップス、演歌、民謡など幅広いジャンルで自慢の歌声を聴かせ、審査にあたった橘市郎昭和音楽大学教授が一人ひとりにていねいな講評を行い、参加者を感激させていた。
2005-10-09 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月 8日
おしゃれで元気にと平均年齢74.6歳のファッションショー:あさお区民祭りで
おしゃれは元気のみなもとと、10月9日午前11時から新百合ヶ丘駅前の麻生市民館大ホールで川崎市麻生区在住の平均年齢74.6歳の公募モデルが出演するファッションショーが開かれる。
写真=元パリコレモデル田中レーヌさん(右)から目線や歩き方を学ぶ公募モデルさん
この「麻生ハートフルエイジ ファッションショー」は、同日麻生区役所周辺で開かれている「あさお区民まつり」のプログラムのひとつ。ひきこもりがちなお年寄りがおしゃれをして元気に外出することで介護予防をめざそうと、市民団体「麻生ハートフルフレンズ」(曽我恵美子代表)がモデルを公募し2001年秋に福祉まつりプレイベントとして初めて開催、大きな反響を集めた。翌年からは区民まつりの日に催し、今年度から麻生区の「魅力ある区づくり推進事業」に位置づけられた。スポットライトを受けて観客の注目を集める「1日スター」にはまり、何度もチャレンジするモデルさんや、参加したことで交友の輪が広がり元気になった人も多くいるという。
今回は初心のコンセプトに戻り、65歳以上で出場経験のない人を優先することで6月に募集、孫など家族との出演も可能で53人が応募した。家庭や健康上の理由で途中で辞退した人もおり、当日舞台に上がるのは1歳から90歳の27人、このうち夫婦は1組、男性が4人参加している。
ファッションショーは、毎年テーマを決めて開いており、ことしは彩(いろ)。公募モデルらは、7月からそれぞれの個性を生かす色を発見するためのカラー講座、衣装あわせ、化粧法、元パリコレモデルによる歩き方などのべ17回学んだ。このほか希望者は、ショーの裏方を手伝う東京田中短期大学で染色も体験、衣装に添えるスカーフやコサージュなども手作りした。
モデルさんらが当日着る衣装は、すべて自前で、なかには帯地のロングスカート、留め袖のワンピースなど着なくなった和服をリメイクしたオリジナル衣装もある。
ショーは、カジュアルな衣装中心の「色を楽しむ」、フォーマルな「注し色を使って個性の表現」の2部門。27人がスポットライトを浴びながら3カ月にわたり学んだ集大成を1時間30分の間に披露する。ショーのオープニングで、区のイメージソング「かがやいて麻生」を歌うコーナーもある。
母親の着物でベスト作り染めも体験した同区王禅寺の長本裕子さんは「股(こ)関節を手術し、普通に歩けるようになった記念に参加しました。目標に向かい、毎日いきいきがんばれた」と当日を楽しみにしている。ママさんバレエボール全国大会に何度も出場経験を持ち大舞台に慣れているスポーツウーマンの鶴田千代子さんは「観衆には慣れているつもりでしたが全く違う世界で緊張してます。ここに参加してあまり着たことのない色が自分に似合うことに知りました」とこれまでとは違う自分発見にときめいている。夫婦で参加の下麻生の磯武美さん八重子さんは「趣味が違うので二人で出かけることが少なかったが、モデルをしている娘から勧められて参加した。姿勢、歩き方、色の勉強などすばらしい経験ができて、改めて娘の仕事の大変さもわかった」とにっこり。
ハートフルフレンズ代表の曽我さんは「今回は、初めての人ばかりだったので、
少し大変だったが、モデルになった人たちの生き生きした姿をぜひ多くの区民に観てもらいたい」とPRしている。
写真=上・手染めのショール(左)でポーズ、中・和服をリメイクした衣装、下・公募モデルさんに笑顔の大切さを話す講師の田中さん
関連記事=10月9日にあさお区民まつり
2005-10-08 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月 6日
鷺沼プール跡地にフロンターレがフットサル場建設:オープンは2006年4月
川崎市宮前区土橋の鷺沼プール跡地に川崎フロンターレが仮称「鷺沼フットサルスタジアム」を建設、10月5日に武田信平社長、斎藤文夫川崎市サッカー協会会長、大下勝巳宮前区長らが出席して地鎮祭が行われた。
写真=上・地鎮祭を取り仕切る小泉正穂白幡八幡大神宮司、中・安全を祈るフロンターレの武田社長、式典に出席した奥アンツーカーの大神常務、川崎フロンターレ後援会の相原常務理事、小泉宮司、武田社長、川崎市サッカー協会の斎藤会長、大下宮前区区長(左から)
完成予想図
フットサルスタジアムができるのは、跡地のうち駅寄りの場所。下に配水施設があるため、大きな建設物が立てられず運動公園・広場ゾーン(約12000平方m)となっている部分の一部に関東地方では最大の規模のフットサルスタジアムを建設する。
計画によると、約5700平方メートルに敷地に夜間照明付きの人工芝38m×18mのフットサルコートを6面建設。クラブハウスは、プール時代にレストラン・売店として使われていた水道局施設1階部分(延べ床面積540平方m)とテラス(約220平方m)を利用し、シャワー、トイレ、更衣室、レストルーム、多目的ルームなどを備えるクラブハウスを作る。このほか、54台の駐車場、駐輪場も備える。竣工は2006年2月末の予定で、2006年4月上旬にオープンする。営業は午前9時から午後10時、年中無休の予定。
地鎮祭は、地元の白旗八幡大神の小泉正穂宮司により進められ、武田社長、工事を請け負う奥アンツーカー株式会社大垣高正常務取締役が鍬(くわ)入れ、鋤入れ(すき)入れの儀式を行い、工事の安全を祈った。
武田社長は「みなさんのご協力でここまでこぎつけた。事故なく竣工を迎え、宮前区だけでなく自然体のランドマークとなるよう育てていきたい」と挨拶。サッカーの斎藤会長は「21世紀のスポーツといわれるフットサルは、スリリング、ストロングなスポーツで、サッカーの基本技術を向上することができるとサッカー協会としても、フロンターレに敬意を払い、期待している。ぜひ協力したい」とエールを贈った。また地元の大下区長は「宮前区のシンボルゾーンとして新しい名所となるようにしたい。オープンには一大イベント開くように今、話し合いをしている」と期待を寄せていた。
フットサルは、老若男女を問わず少人数でできる都市型スポーツとして最近人気を集めている。川崎市は、川崎フロンターレがJリーグの同市をホームタウンとしていること加え、日本最大規模のフットサル大会を手がけるなどスポーツ振興を積極的に取り組んでいることから事業用地使用者として認めた。市は、この土地使用料で隣接する広場の整備・維持管理をまかなう方針。
2005-10-06 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
10月9日にあさお区民まつり
小田急線新百合ヶ丘駅北口の川崎市麻生区役所と麻生市民館で、あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月9日(雨天決行)午前10時から午後4時まで催される。
ことしは、6月に発表した区のイメージソング「輝いて麻生」を広めるため野外ステージやファッションショーなどさまざまな場所で歌われるのが特色。
おもな催しは、区役所駐車場・広場で、焼きそば、うどん、フランクフルト、飲み物などの模擬店、区内産の野菜の即売、市民団体や企業によるバザーや作品販売。竹笛、人間ビンゴなどのふれあいゲームコーナーなどのほか野外ステージでは10団体が和太鼓、一輪車の演技、大道芸、ギター演奏、ロックソーランなどを披露する。
パレードは午前10時に区役所前道路の農住ビルから麻生一輪車クラブ、柿生中学校吹奏楽部、あさおまつり唄の踊りなど16団体が新百合ケ丘駅北口ロータリーまで行進。。道路ぞいでは下麻生、早野、岡上、夏蒐、ゆり、多摩美の6団体が太鼓を演奏、祭りを盛り上げる。
市民館は、ホールで午前11時から恒例の公募市民によるハートフルエイジファッションショーと午後2時からうたまつりコンテスト、ギャラリーで区内在住の画家による麻生美術家協会作品展、大会議室で麻生いけばな協会の生花展、ロビーでランの展示などが催される。
区役所ロビーでは恒例の老人クラブの作品展、鉄道模型の展示、麻生観光協会による特産物の展示、人権・行政相談などが行われる。
問い合わせは電話044(965)5183麻生区地域振興課内あさお区民まつり実行委員会。
関連記事=おしゃれで元気にと平均年齢74.6歳のファッションショー
2005-10-06 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月 3日
多摩病院見学会に2800人が来場
JR南武線登戸駅東側に来年2月に開院する川崎市立多摩病院の施設見学会が10月1日に開かれ、当初の予想を大幅に上回る2800人の市民が来場した。
写真=上・多摩病院の外観(右の線路がJR南武線)、下・続々と来場する見学者
【見学会の写真を見る】
関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日)
見学会は、当初午前10時からの予定だったが、大勢の市民が並んだため15分繰り上げて実施。1時間で当初予測の1000人を突破し、病院の概要や施設平面図と見学ルートを印刷したパンフレットを急きょ増し刷りするほどの関心の高さだった。対応したのは、病院局多摩病院準備室職員と医療を提供する聖マリアンナ医大病院の職員ら数十人。
見学コースとして公開されたのは1〜3階まで。1階の外来待合室、外来診療室、各種検査ゾーン、2階の手術室、リハビリ室、3階の個室・4人病室、ワークステーション、食堂、新生児室などをテープを張ったドアやガラス窓から内部を見学した。各室とも機材やベットなどがまだ置いていないがらんどうのスペースのため、入り口に立つスタッフに熱心に聞く人が多かった。来場者の多くは、中高年の友人や家族連れのグループ。関心を集めたのは病室で、木目調の床、木製ロッカー、シャワールームを備えたトイレ付きの個室に「ホテルみたい」と感想をもらしていた。また、かかりつけ医からの紹介システム「地域医療連携」を採用するため、外来室のスタッフに「紹介状がなくてもみてもらえるか?」などと聞いていた。
随所に省エネ対策 : 今後は医療機器を搬入し開院に向けトレーニング
病院特有の冷たい雰囲気をなくすため、外来待合室や廊下の床や壁は木製となっており、病室ドアには看護士のアイデアでついた病棟の愛称タンポポ、ヒマワリなどのマークが付けられている。3階にはウッドデッキに花壇、ベンチを備えた屋上庭園を造った。また、夜間の安価な電力を利用した「氷蓄熱空調システム」、雨水や雑排水を処理した水とトイレの清浄水に利用する中水道システム、20キロワットの太陽光発電システムなど省エネルギー対策を採用、外来待合室に発電量のパネルを表示している。
同病院は、地域の中核病院として急性疾患や慢性疾患患者の病状悪化など「急性期医療」のほか「救急医療」「小児救急医療」「災害時医療」を中心に行う方針。今後は開院までにMRIやCTなど最新の高度な医療機機器を搬入し、スタッフを使ってトレーニングを行い、開院までに備える。
2005-10-03 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年10月 1日
狛江駅前の緑の三角広場で10月5日マイバッグまつり
狛江駅北口の緑の三角広場で、10月5日午前11時から午後5時まで「狛江マイバッグまつり」が開かれる。狛江市が10月1日からごみ有料化を実施したことにちなみ、レジ袋などごみ減量をいっそう進めようと狛江市消費者団体連絡会・ごみゼロパートナーシップ会議が主催、狛江市商工会が後援する。
会場では、フリーマーケット、マイバッグ利用推進のポスターコンテストのほか、大道芸とキックターゲット、マイバックなどがあたる抽選会などが催される。大道芸は午後1時と3時で、東京大学ジャグリングサークル「マラバリスタ」が出演、キックターゲットは、午後1時45分と3時45分の2回、FC東京が実施する。抽選会は市の「集中マイバックキャンペーン」に協力する市内12商店街の加入協力店135店(企業も含む)で買い物をするともらえるチラシ2枚で1回抽選ができる。
このほか、小田急線狛江・和泉多摩川・喜多見駅でマイバッグ利用でレジ袋減量のキャンペーンを実施。狛江市びん・缶リサイクルセンター会議室ではオリジナルマイバッグなどの講習会も開かれる。講習会は申し込み制で、10月1日から狛江市消費者団体連絡会で受け付ける。定員は先着20人。
申し込みは・問い合わせは電話03(3430)1111狛江市消費者団体連絡会(狛江市産業生活課)。
2005-10-01 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月29日
宮前区のAndanteがことしも連続講座:9月30日から平子ども文化センター
川崎市宮前区平地区を拠点に活動している「平まなびあいグループAndante」がことしも連続講講座を開き、受講者を募集している。
同会は、1981年に高津市民館が主催する「家庭教育学級」を平こども文化センターで開き、その受講生の同区平の堀内由き子さんが作ったグループ。同会で
は、心身の成長、教育など子どもを取り巻く問題を中心に、地域の歴史や散策、環境問題などを取り上げ、平こ文で毎年連続講座を企画運営。堀内さん以外のス
タッフは入れ替わり、現在は自主講座の受講生が企画運営に加わり、20年を機に、名称を「平こども文化センター母親クラブ」から「Andante」に変え
た。
元向丘小学校教師で教育評論家として活躍する村田栄一さんも毎年のように講師として登場、和光大の小沢牧子さんなど市内の著名人や教育評論家の斎藤次郎さんなど名の通った講師もスタッフの熱意で講師を引き受けている。
今回は、「『感じる』〜まなびの扉」をテーマに、宮前区犬蔵のゆりかご幼稚園新井利夫園長や二ヶ領せせらぎ館の田中喜美子館長らを講師に9月30日から12月8日までの金曜日に子ども文化セン
ターで7回講座を開く。時間は午前10時〜正午まで、受講料は3500円(7回)。1回のみの参加も可能でその場合は受講料は1000円だが、川崎市市民
局子どもの権利担当の支援を受けた5回目の斉藤次郎さんの講座は500円。3歳以上の幼児の保育あり、おやつ代は1回300円。
講座の内容と日程
▽9月30日=「子どもたちがくれた宝物」、健爽学園ゆりかご幼稚園園長・新井利夫さん
▽10月7日=「多摩川と語り、川から学ぶ」、二ヶ領せせらぎ館館長・田中喜美子さん(会場は二ヶ領せせらぎ館、10時30分〜)
▽10月21日=「わになって踊れば—ヒマラヤ・ネパール民族舞踊体験」、ネパール舞踊家・岡本マルラ有子さん
▽10月28日=「やさしさ・夢・勇気」、教育評論家・斎藤次郎さん
▽11月11日=「グローバル経済と若者」、日本社会臨床学会運営委員・佐々木賢さん
▽11月18日=「続・憲法はいま」、教育評論家・村田栄一さん
▽12月2日=「『縁をつむぐ』ということ—心流行りの時代に」・日本社会臨床学運営委員・小沢牧子さん
25年を迎え同会では今後も、学びの視点は当初からの子どもの世界や教育、社会や環境、自身の生き方などに向け、新しい出会いを重ねたいので、ぜひ多くの人に参加してほしいとPRしている。
問い合わせは電話044(865)8056堀内さん
2005-09-29 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月28日
川崎市立多摩病院で10月1日に見学会:開院は2006年2月
川崎市多摩区宿河原1丁目のJR南武線駅東側に建設中だった川崎市立多摩病院の工事がこのほど終了、10月1日午前10時から午後3時まで見学会が開かれる。
同病院の開院は来年2月で、管理・運営は指定管理者制度を取り入れ、聖マリアンナ医科大学が医療行為や建物の管理を行う。
関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日)
同病院は敷地面積14260.7平方メートルに免震構造鉄骨鉄筋コンクリート造りで病院棟(地上6階、地下2階建て)と駐車場棟(地上1階、地下3階)を建設。延べ床面積約3万5千800平方メートル。病院棟の1階部分は外来診療と救急災害医療センター、集中治療室、MRIなどを備えた生理検査室、2階は手術部と管理運営部、人工透析、リハビリ室、3階はナースステーション、分娩室、病棟、屋上庭園、4階から6階が病室で、屋上部分には災害時の医療拠点となるようヘリポートを設けている。
診療科目は内科、循環器科、小児科、精神科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、リハビリテーション科、アレルギー科の18診療科目。病床は1病棟48床規模の7病棟336床、産科1病棟30床、集中治療室10床の計376床だ。このうち開院当初は232床でオープンする。
見学会は、開院後の利用を促進するために行われるもので、大型の医療機器を設置後では管理などの関係で難しくなるためこの時期となった。所定のコースに従い1〜3階の外来診療、病棟、手術室などが見学できる。見学の所用時間は約60分で、各フロアには医療行為を担当する聖マリアンナ医科大学職員が配置しており説明を行う。
見学会を行う川崎市病院局では、ハイヒールなど床が傷つきやすい履き物と自家用車での来場はやめてと呼びかけている。
問い合わせは電話044(210)2177
2005-09-28 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月26日
KAWASAKIしんゆり映画祭:10月1日から多様な秀作30本を上映
市民手づくりの映画祭として人気のKAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会主催)が川崎市麻生区で10月1日から始まる。ことしは、映画の持つ多様性・豊かさを切り口に「ウエスト・サイド物語」「浮き雲」など懐かしの名画から、2004年の話題作「誰も知らない」などの劇場公開作品、中学生が制作した映画、昨年の新潟県中越地震で壊滅的な被害を受けた山古志村が舞台となった「掘るまいか〜手彫り中山隧道(ずいどう)の記録」など30本を上映。会場は、毎年映画祭に協力している小田急線新百合ケ丘駅前のワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘と新百合21ホール。
写真=「ウエスト・サイド物語」(上)、ジュニア・ワークショップの制作風景(下)。いずれもしんゆり映画祭実行委員会提供
同映画祭は、同区万福寺にある日本映画学校の講師や学生、市民で構成するKAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会(野々川千恵子委員長)が企画・運営。登録ボランティアのほか区内の福祉団体も参加し、映画の選択からチケットやプログラムの準備、当日の会場案内や保育など裏方をサポートする。内容は、劇場公開映画のほか日本映画学校の学生、中学生が制作する作品などジャンルもさまざま。監督や俳優のトークショーに加え、市民が制作する副音声や字幕を入れて上映するバリアフリーや保育など、映画を見る楽しみを多くの市民に広げようという、手づくりの映画祭ならではの趣向が随所にこらされているのが特色だ。
ことしは、10年間の積み重ねを生かしたスタートとチェレンジの年と位置づけ、2007年にオープンする予定の映像ホールを備えた「アートセンター」を視野に入れ、コミュニティ・シネマの具現化への取り組み、期間中に新百合ヶ丘雄編の商店や企業の協力による「映画祭フェア」も実施する。
10月1日、中学生の制作作品上映と旧山古志村支援上映会
10月1日は、新百合21ホールで同映画祭の特色のひとつ「しんゆりから生まれた映画たち」と「がんばれ!山古志ふたたび」の上映会。午前11時から6年目となるジュニア映画制作は中学生ならではの発想と感性で制作した「チェンジ」「水色のしずく」の上映と制作した31人の中学生の体験談、映画評論家の佐藤忠男さんの講評も行われる。入場は無料。午後1時10分からは、日本映画学校の2004年卒業制作「僕たちはくり返していく」の上映と同作品を制作した菊地夢高監督、佐藤忠夫さんのトーク、入場は無料。
午後3時からは今回の映画祭の特別企画、旧山古志村の災害復興支援上映&現況報告会で、入場は目売り800円、当日1000円。上映作品は、映画祭運営委員の橋本信一さんが監督し初代実行委員長の武重邦夫さんがプロデュース、映画祭スタッフが制作に協力した山古志を舞台にしたドキュメンタリー「掘るまいか〜手堀り中山隧道の記録」。長岡市役所復興推進室主幹の青木勝さん、旧山古志村の人々、橋本監督、武重さんによるスペシャル・トーク「蘇れ、1000年の山古志!」。新潟中越地震時に何を思いどう行動したのか山古志住民の証言、被災後の住民救出映像、災害直後に上空から撮影した未公開映像も上映する。
メインプログラムの劇場公開作品は、10月7日から9日まで、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘と新百合21ホールで催される。
懐かしの名画から話題作まで一挙に上映
劇場公開映画のオープニングにはよみがえる名画として昨年の映画祭で行った市民投票第4位「ウエスト・サイド物語」を取り上げた。このほか「成瀬巳喜男生誕100年記念」「ラテンアメリカの風」「おすすめの秀作選」「韓国映画 異端の王者 キム・ギドク監督」「佐藤忠男アラブセレクション 映画からみえてくるアジア」「戦争と人間」「白鳥あかねの映画人生50年」「New WeveJapan」の6コーナーのほか、9日には「今日は家族(みんな)で映画」と題してまた家族4人で2000円(前売り)と特別料金の上映会もある。最終日の10日には映画おもしろ講座スペシャルとして映画制作の舞台裏をリポートしたドキュメンタリー「照明熊谷学校」の上映と本格的なライティングによる映画のワンシーンを再現するワークショップが行われる。
映画の内容と上映時間の詳細、料金は映画祭ホームページ= http://www.siff.jp/
入場券は川崎市生涯学習事業団(新百合21ビル内、10月3日まで)と各地のチケットぴあ(10月5日まで)と、新百合ケ丘ビブレ6階に設けられた映画祭ブース(水曜午後12~4時、土・日曜午後1~7時、)で販売中。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局。
2005-09-26 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月23日
温泉の自然と文化を紹介する展覧会:狛江駅前の泉の森会館
日本全国100カ所以上の温泉地の旅館建築や温泉信仰、温泉グッズなどを紹介するユニークな展覧会「温泉の自然と文化展」(泉の森友の会主催)が、小田急線狛江駅前の「泉の森会館」で9月28日まで開かれている。
写真=写真パネルとペットボトルに入った温泉水(手前)
同展は、府中市在住の日本温泉文化研究会会員の伊藤克己さんらが企画、狛江市教育委員会、下呂温泉博物館、泉龍寺などの後援で9月22日から開かれ、期間中に講演会やギャラリートークが催される。
同館2階の会場には、写真や説明文などパネル148点とグッズ200点以上を展示、湯治の文化、旅館建築、温泉の科学など5つのコーナーを設けて温泉を多面的に紹介している。「湯治の文化」は兵庫県の有馬温泉で発掘された豊臣秀吉の風呂など、「旅館建築」は大正時代などに建築され文化庁登録有形文化財に指定された旅館の写真、「温泉の信仰」は温泉地近くの寺や神社、温泉にちなむまつりなどの写真を展示している。
このほか温泉の質や色、湧出の仕組み、源泉から湯を送るパイプやバルブに付着する温泉の沈殿物「湯の花」の実物を展示。秋田県の玉川温泉や埼玉県の都幾川温泉などから運んだ温泉水を使ってpH値を測定したり、各地の湯の花を触って色やにおい、感触を体験するコーナーもある。また、日本のサイダー発祥とされる「ありまサイダー」の復刻品、温泉の湯で蒸した豆で作った4万温泉の納豆、温泉卵などや化粧水、温泉水で使うガラス工芸品などの温泉グッズも数多く並べられている。会期中、専門家が選んだ温泉の成分表などを表示したミネラルウォーター、湯の花、濃縮温泉水を販売する。
これまで訪れた温泉地の写真や集めたグッズを出品した伊藤さんは「日本人は風呂好きで紹介している温泉に出かけている人も多いと思う。観光としてだけでなく温泉地の自然や文化を知るためにもぜひ見に来て」と話している。
展示時間は午前10時から午後6時(28日は午後4時)まで。
写真=温泉水のph調べ(上)、パイプにつまった湯の花、全国各地の温泉グッズ
講演会やギャラリートークも開催
9月24日午後1時30分から同館3階ホールで、温泉研究で知られる岐阜県博物館学芸員の古田靖志さんが「温泉というすばらしい自然、再発見!」の演題で講演する。また、27日には飯坂温泉なかむらや旅館女将の高橋武子さんが「一期一会〜老舗温泉旅館の女将として」、28日には京都府立大学大学院の松田法子さんが「温泉旅館建築の魅力」をテーマに午後1時30分からギャラリートークを行う。
関連イベントとして24日午前11時から「温泉と日本人」などを著した作家・温泉評論家の八岩まどかさんを招きサイン会が行われる。
問い合わせは電話03(5497)5444泉の森会館(HP=http://www.senryuji.or.jp/007.html)。
2005-09-23 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
丸山永畝スケッチ展:半世紀前の狛江の風景を再公開
この風景に見覚えありませんか——半世紀前の狛江を描いた「丸山永畝(えいほ)スケッチ展 よみがえる狛江『村』の風景」(狛江郵便局・狛江のまちを考える会・NPO法人k-press共催)が狛江郵便局で10月20日まで開かれており、来場者から描かれた風景の場所などについての情報を集めている。
写真=和田卓巳狛江郵便局長(左)に絵の説明をする丸山さん夫妻
作品の内容は、富士を望む多摩川のほとり、広がる田畑に実る作物、雑木林に点在するかやぶき屋根の家々、小川で野菜を洗う人々など都市化の波が訪れる前の昭和20年代半ば田園地帯だった狛江の風景で、和とじの画帳に描いたスケッチ画を写真撮影し、はがき程度に縮小印刷して展示している。
絵を描いたのは1951年に狛江岩戸北に転居した日本画家・丸山永畝(本名・忠治郎、1886〜1962年)さん。丸山さんは、長野県上諏訪町(現・諏訪市)出身で、画家をめざして20歳で上京。花鳥画の大家・荒井寛畝に師事し、主に軸物、屏風、襖絵などの作品を手がけた。代表作としては1931年院展入選作「水禽」、昭和初期に描いた目黒雅叙園所蔵の「叢中」、郷里の諏訪法光寺の「梅園」などがある。
画帳は、丸山画伯と同居していた長男の督雄さん(86)が大切に保管・所蔵しており、戦前からのものも含め約300冊、作品の数は約2万点にのぼる。墨と絵の具で描いたスケッチは、日付や描いた場所などのメモも残されている。スケッチは、本画を描く時に必要となる素材の動植物や風景を記録するために描いた側面もあるが、当時の写真も少ないだけに、半世紀前の風景や生活を知る上でも貴重な資料になると、専門家からも注目を集めた。画帳本体は、まとめて保存するため、いまは世田谷区立郷土資料館に寄託されている。
同館では、これまでに狛江に住んでから以降の約8000枚を写真撮影して整理し、うち狛江市内を描いたものが1193枚あることが判明した。ことし2月に狛江駅前の「泉の森会館」で狛江市内を描いた分を初公開し、好評を呼んだが、会期中に見られなかった市民などからの希望で、狛江郵便局の協力でふたたび公開することになった。
9月20日から始まった今回の展覧会では、会期中数回に分け1回に約250点ずつ展示する。会場では、昔の狛江の地図を展示、描かれた風景を覚えている人にその場所に印を付けてもらったり、コメントを書いてもらうコーナーも設けており、描かれた場所を捜す作業も行う。
丸山督雄さんは「父の作品が、こうして日の目を浴びることになってうれしい。1回で終わらせてしまうのはもったいないので、いい機会をいただいた」と笑顔、和田卓巳局長は「懐かしい絵が多い。狛江を愛するたくさんの人に見てもらい郵便局が狛江の情報を発信できることになれば」と話している。
同展の問い合わせは電話03(3430)6617NPO法人k-press。
またNPO法人k-pressでは、丸山永畝スケッチ展を記念したポストカードを作成、狛江駅前の狛江ブックセンターとむいから民家園で販売している。
関連記事:丸山画伯スケッチのポストカード販売
2005-09-23 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月20日
音楽はつながりの糸:昭和音楽芸術学院で初のネットワークコンサート
8月21日(日)新百合ヶ丘 昭和音楽芸術学院のホール「ラ・サーラ・スカラ」であさおランチタイムネットワークコンサートvol1(あさおランチタイムコンサート実行委員会、麻生区役所、昭和音楽大学主催) が開かれた。連日の暑さの中)170人が、4組の演奏を楽しんだ。
写真=山崎さん(ピアノ)・永井さん(フルート)・佐藤さん(チェロ)によるアンサンブル(上)、ピアノ演奏後にあいさつする松井さん(中)、熱唱する納富さんと伴奏の稲葉さん(下)
このコンサートは、奇数月の第4月曜日の昼休み麻生区役所ロビーにてランチタイムコンサートを行っている当実行委員会が初めて曜日、場所を変え幅広い年齢層、日ごろランチコンサートに来られない人々のためにと計画したものである。麻生区が掲げる「音楽が満ち溢れる魅力的なまち」をめざして、5年間のランチタイムコンサートの経験を生かし、音楽家の交流やネットワーク作りをお手伝いするために2004年度に立ち上げた「あさおランチタイムコンサートネットワーク」がこれまでの出演者らに呼びかけた最初のコンサートとなった。
プログラムは二部構成。一部の最初は、数々の賞を受賞した松井香織さんのピアノによるオペラ歌曲の演奏。だれもが聞いたことのある「フィガロの結婚」などがピアノ曲となって流れてきた。次は佐藤翔さん(チェロ)、永井由比さん(フルート)、山崎明子さん(ピアノ)によるアンサンブル。「アメージンググレース」や中島みゆきの「時代」などなじみの曲が演奏された。永井さんは話術もたくみで司会もお手のもの、観客を引き込んでいた。
二部は納富景子さんのソプラノ独唱、稲葉和歌子さんのピアノにあわせ甘い歌声で「夏の宵月」、「初恋」など6曲たっぷり聴かせた。歌の説明もわかりやすい。最後は村田千佳さん平部彩夏さん安井千恵さん萩原千穂さん四人組のめずらしい女性によるトランペット四重奏、ピアノ佐藤圭さんで演奏、五人共同じ大学の卒業生で若さいっぱい。日本 童謡や美空ひばりの曲を演奏した。そして最後は出演者、観客一緒に「海」を大合唱して幕となった。
アンケート調査でも好評を得、クラッシク音楽以外ジャズ,シャンソン、軽音楽なども聴きたい、ラ・サーラ・スカラでの再演,、麻生市民館大ホールでの開催を望むなど多くの意見をいただいた。
音楽はつながりの糸、、、色とりどりの糸がこれからものびて繋がっていくことを望みたい。出演者、会場を提供してくれた昭和音大に感謝する。
2005-09-20 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月15日
麻生区の田んぼでかかしまつり:弁慶など力作が28体
川崎市麻生区古沢の水田で9月10日、テレビや映画に登場する人気キャラクターなどユニークなかかしを展示する恒例のかかしまつり(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)が行われ、親子連れなど約500人が参加した。
ことしは区内の子ども会や体験農業、地域活動グループ14団体のほか有志や個人から、大河ドラマの「弁慶」、映画『ハウルの動く城』の妖精「カブ」、カー
ドゲームの「ムシキング」など27体が出品され、審査の結果、金程富士見子ども会が制作した「弁慶」が区子ども会連合会会長賞に選ばれた。
かかしは、9月17日ごろまで同会場に展示されている。
2005-09-15 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月14日
柿の実幼稚園のママさんオーケストラが園外で初演奏
川崎市麻生区上麻生の「柿の実幼稚園」(小島澄人園長)の園児と卒園児の母親で結成する器楽演奏サークル「どれみふぁ柿の実」(木下真紀子部長)が9月17日、麻生市民館大ホールで午後2時から開かれる「フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサート」に初出演、地域の音楽団体として園外での活動の第一歩を踏み出す。
写真=どれみふぁ柿の実の練習。子どもを抱いて(右)フルートを吹くメンバーも
午後2時からのコンサートでは、3部「”どれみふぁ柿の実” 音楽とあそぼうよ! みんなあつまれ」に出演、「勇気100%」「シンコペーテッド・クローク」「おもちゃのチャチャチャ」「世界にひとつだけの花」「マツケンサンバ」の5曲を演奏する。このうち「おもちゃのチャチャチャ」は、会場の子どもやメンバーの子どもに舞台参加を呼びかけ、打楽器のカスタネット、鈴、ギロのほかプラスチック製洗濯板やペットボトルの凹凸部分を使って音楽遊びを取入れ、子どもと共に演奏する。またマツケンサンバは、パーカッションメンバーがサンバのステップと踊りを披露するなどひと味違った楽しい舞台を演出する。
今回のコンサートの出演は、乳幼児からお年寄りまで幅広い年代が楽しめるコンサートをめざすフレッシュアンサンブルの代表丸山さんとどれみふぁのメンバーが、同じ住宅地に住んでいたからとんとん拍子に話が進み実現した。
フレッシュアンサンブルかわさきin2005コンサートの記事はこちら
活動6年目に舞い込んだ園外のコンサートに向け、猛練習
「どれみふぁ〜」は、園児と係わるさまざまな遊びや催しを企画する小島園長主宰の「ひだまりサロン」が、「子どもに生の音楽を聴かせるため、オーケストラサークルを作りませんか」と園児の母親に呼びかけ、1999年9月に13人でスタート。オケ演奏には人数が足りないため音楽経験者を誘ってメンバーを19人に増やし、その年の12月に初演奏会「クリスマスコンサート」でデビューを果たした。以後、夏のファミリーコンサート、クリスマスコンサート、お別れコンサートと年3回演奏会を開いている。
園児対象の演奏会のため、馴染みのクラシックや子ども向きの映画のテーマソングのほかダンスなどを取り入れたあきない演出が必要。このためパート部会のほか、演奏会の音楽を選曲する企画、楽譜、音響の部会を設け、プログラム、ポスター、衣裳制作もすべてメンバーが分担して行っている。
5年目の2004年、サークルのロゴを作成しそろいのTシャツを作った。同園のサークル活動室「柿の実ぶんぶん」で毎週金曜日に練習を行っている。発足時からコンサートマスターとして音楽指導や編曲も手がける町田市のバイオリニスト徳山真理さん、運営委員を長く務めメンバーから「顧問」と呼ばれて楽譜の準備をする麻生区上麻生の福士陽子さんを中心に、現在、音楽大学卒業者や学生時代に吹奏楽・オーケストラを経験した人や音楽・ダンス好きな20代から40代の36人が所属。4人の子どもを育てる元ジャスドラマー、ラジオ局のディスクジョッキー経験者、音響スペシャリスト、ダンスの指導者などさまざなな才能を持つ人が多い。結婚、出産などで中断した音楽活動ブランクを埋めたいと思っているメンバーが多く、子連れで練習に参加できるため、練習中に授乳したり、出産直前まで参加する熱心な人もおり、6年間で70〜80曲を練習した。
今回の演奏会は、これまでのレパートリーのなかから選曲。どれみふぁにとっては初の大舞台での演奏とあって、出演する20人は、定例日以外にも時間を作り猛練習にはげんでいる。徳山さんらは「地域の音楽活動に参加できるのは光栄なこと。この経験をつないで活動の幅をひろげてたい」と喜んでいる。
写真=お母さんら一緒にパーカッションの練習をする幼児
2005-09-14 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月 9日
麻生区役所柿生連絡所で元企業戦士らが絵画展
第二の人生をセミプロ画家や陶芸家として活躍する平均年齢70歳以上の元”企業戦士”が制作した風景画や陶芸作品が、9月8日から川崎市麻生区の麻生役所柿生連絡所で展示され、庁舎を訪れた市民をなごませている。
写真=作品を前に記念写真に応じる合掌さん、岡西さん、朝倉さん
作品を出品しているのは「V Age Club」所属する麻生区の岡西孟太郎さん、多摩区の戸田道男さん、町田市の朝倉康之さん、厚木市の合掌行平さんの4人。「油絵・パステル・水彩画の3人展」と名付けられた今回のグループ展は、同連絡所にギャラリーがあることを知った柿生地区に住む岡西さんが、絵画仲間に声をかけて実現、陶芸が趣味の合掌さんも急きょ賛助出品することになった。
展示作品は、川崎美術協会会員で画歴5年の岡西さんが描いたユングフラウ、富士山、薬師池など自然豊かな風景の6号から20号のパステル画6点。画歴40年以上での朝倉さんが海外赴任時代に描いたチリの町並みなどの4号の水彩風景画6点と会場全体の看板役を担う30号の油絵1点。中断期間があるものの学生時代から数十年間日曜画家を続ける戸田さんが自宅周辺の登戸、稲田堤、向ヶ丘、生田の風景を描いた8号から15号の油絵5点。陶芸歴6年の合掌さんの花器、透かしを入れたスタンドなど6点。いずれも色使いが明るくみずみずしい感性で制作されており、みごとな出来映え。作品制作で第二の人生を謳歌するだけでなく、創造的なチャレンジに充実感を見い出している。なかでも短期間でめきめき腕を上げた今回の作品展のリーダー岡西さんは、2004年に上野の森美術館風景画コンクール入選作「富士山交響曲」と全国組織美術団体「蒼騎会」公募展入賞作「ユングフラウの岩塊」を展示する力の入れようだ。
「V Age Club」は高齢化社会の貢献策として「高度成長・発展期を企業の中枢で活躍した体力・精神力がタフな世代の人たちがリタイア後、永年培った経験・技能・人脈を生かせる場づくりをめざす」ことを目的に1996年にミサワホーム提案した企業メセナのひとつ。Vはバイタリティー、ビクトリーなどの意味が込められている。ミサワ撤退後の2002年からは会員が自主的に運営しており、現在、会員は約500人。首都圏各地に約20の地域交流会を持ち、毎月定例会を開くほか趣味や研究などのグループ活動も行っている。
永年、建築家と画家の二足のわらじで活躍する朝倉さんは「中央画壇に対抗したい」と意気盛ん。岡西さんは「V Age Clubは都心で作品展を開いているが、地域に根ざした展覧会も必要と思い、近くの仲間に声をかけた。それぞれの個性を感じてもらいたい」と話している。
会期は14日(土・日曜も開場)までで、時間は午前9時から午後4時30分。
問い合わせは電話044(989)0770岡西さん。
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2005年9月 8日
かわさき九条の会が9月20日に発足集会:作家の井上ひさしさんが記念講演
憲法改正の動きが進むなか、地域で平和と憲法九条を護る声をあげようと「かわさき九条の会」が9月20日、川崎市中原区のエポックなかはらに作家の井上ひさしさんを招いて発足のつどいを開く。
つどいは午後6時30分からで、全国組織の「九条の会」発起人のひとり井上さんの特別講演のほか、日本、中国、韓国の平和・友好の文化交流をテーマに各国の民族音楽の演奏も行われる。出演するのは、韓国のサムルノリは在日韓国人グループ「神奈川サム流遊撃隊」、中国の二胡は全国でコンサート活動している張勇さん、日本の津軽三味線は川崎市内で活動する「美祐紀会」。入場は1000円で、高校生は500円。
川崎市内では麻生区や高津区、中原区などですでに「九条の会」が発足、発足に向け準備会を設けているところを含めると8地区で活動を行っている。今回発足する「かわさき九条の会」は、2004年9月に準備会を立ち上げことし7月にプレ集会として、川崎空襲体験で構成した朗読劇や合唱などを催した。たま九条の会準備会代表の隈部直光さんなど市内各地で平和活動を行っている人や麻生区にけいこ場を持つ劇団民藝の奈良岡朋子さんなど22人が呼びかけ人に名前を連ねている。事務局の笹岡敏紀さんによると同会は地域を特に限定せず、市内各地の「九条の会」との連携役をもめざす予定という。
問い合わせは電話044(333)4810笹岡さん。
2005-09-08 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年9月 7日
麻生市民館で9月10日「短歌とタンゴのつどい」:万葉九条の会が主催
歌人・馬場あき子さんの講演、短歌絶叫、タンゴと異なる文化のコラボレーションで憲法九条について考えるユニークな催し「輝け憲法九条〜短歌とタンゴのつどい」が9月10日午後12時40分から川崎市の麻生市民館大ホールで開かれる。
主催するのは、麻生区を拠点に活動する「万葉九条の会」。同会は、麻生区在住の歌人・岩田正さんから万葉集や近・現代の和歌を学ぶサークルが母体となり2004年秋に発足。事務局の福圓葉さんによると「万葉集は貴族の和歌集ではなく普通に暮らす民衆の歌が多い。憲法というと構えてしまう人もいるが、平和を願う普通の市民感覚で楽しく憲法9条の大切さを広めたい」と、万葉集を基調に据えた活動を行っている。ことし4月、同館大会議室で万葉集と憲法についての講演会・音楽会を初めて開き、好評を集めた。
第2弾の今回の催しは、講演、コンサートの二部構成で催される。1部は、白梅学園大学教授で社会福祉法人ひまわりの会理事長の佐野英司さんが「戦争と私たちのくらし 社会福祉と憲法を考える」、麻生区在住の歌人・馬場あき子さんが「万葉集 愛の歌人たち」の演題で各40分講演する。2部は、NHK短歌の講師も勤め歌謡・肉声の復権をめざし大声で短歌を歌うコンサート活動をしている歌人・福島泰樹さんが、生演奏付きで伴奏で自作の短歌を絶叫。タンゴボーカリスト・山崎美枝子さんとタンゴの伝統的古典的演奏をする「オルケスタ・テイピカ・パンパ」のタンゴ演奏と盛りだくさん。
会場では、「麻生区九条の会」の活動紹介パネルなども展示する予定。
入場は500円。問い合わせは044(986)0606万葉九条の会。
2005-09-07 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月30日
多摩川で灯ろう流し:夜の川面彩る光のページェント
多摩水道橋下流の多摩川で8月29日、灯ろう流しが行われた。午後6時半過ぎから屋形船に積んだ約500基の灯ろうが次々と流され、静かな灯が川面を彩ると、訪れた人たちは涼しい風に秋の気配を感じながら、去りゆく夏を惜しむかのようにうっとりと水と光のページェントを楽しんでいた。
【灯ろう流しの写真を見る】
灯ろう流しは、昨年までは、狛江市などが主催する花火大会と同じ日に開かれてきたが、今年は花火大会が中止されたため、一時は開催が危ぶまれた。しかし、夏の伝統行事の灯を絶やすわけにはいかないと、狛江市仏教会と市民が協力して実行委員会を結成、単独の開催にこぎつけた。
川岸で市内の6カ寺の僧りょが声をそろえて経を読むのに合わせて、故人の戒名などを記した高さ20数cmの紙製の灯ろうをぎっしりと積んで小田急線多摩川鉄橋付近にこぎ出した屋形船から、ろうそくに点火しながら20分ほどの間に次々と川面に流された。
灯ろうは、下流からの風に乗って上流に向かい、静かな川面にろうろくのゆらめきを映しながら漂う光景に、川岸の見物の市民からは「きれいね」というため息まじりの声があちこちから聞かれた。
昨年までは、花火大会に先がけて明るいうちに行われたこともあり、見物客の関心もいまひとつだったが、今回はあたりがすっかり暗くなったなかで催され、より光の美しさがきわだつことになった。
主催者側では「無事に開催できて良かった。来年以降は今後考えるが、もっと多くの人に知ってもらえるようPR方法などを工夫し、伝統の行事をできるだけ続けていきたい」と話している。
2005-08-30 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月27日
麻生小学校でなつやすみ野外上映会:1200人が名作「スタンド・バイ・ミー」楽しむ
川崎市麻生区の麻生小学校校庭で8月27日夜、なつやすみ野外上映会が開かれ、親子連れなど約1200人の市民が、飲食自由な開放的雰囲気の中でステーブン・キング原作の名作「スタンド・バイ・ミー」(1986年、アメリカ、88分)を楽しんだ。
上映会は、小田急線新百合ヶ丘駅周辺で10月に開催する「しんゆり映画祭」のプレイベントとして川崎市と芸術のまちづくり推進委員会が催す恒例の上映会。「夏休み最後の土曜日に親子で映画を」と麻生区魅力ある区づくり推進事業のひとつに指定され、無料で名作を鑑賞できる機会とあって毎年人気を集めている。
上映に先立ち、昨年東日本吹奏楽大会に初出場して中学校フェスティバル部門で最優秀賞を受賞した柿生中学吹奏楽部60人が渡邊寿子教諭の指揮で「スタンド・バイ・ミー」テーマ曲や「ミス・サイゴン」などを体を動かしながら演奏、盛んに拍手を浴びていた。
演奏前に行われたセレモニーで野々川千恵子実行委員長は「映画祭は11年目を迎え、新たなスタートとして31作品を上映する。今日は、ボランティアスタッフが会場にいろいろな仕掛けをしているので、本番同様充分に楽しんでもらいたい」とあいさつ。この日はどんよりと厚い雲に覆われて雨が心配されたが、なんとか天気が持ちこたえ、主催者をほっとさせた。
会場は、映画祭ボランティアスタッフが、上映作品の背景にちなんで1960年代のアメリカをほうふつさせるダンボールや木製のキャデラックや蒸気機関車、ジュークボックスなどを設置、上映会を盛り上げた真っ赤なキャデラックの中に入って記念撮影する家族連れなどもいた。また、コーラのガラスビンやを色とりどりのペットボトルなどを並べて光の芸術空間を演出、参加者は芸術の街ならではのイベントを満喫した。
2005-08-27 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
むいから民家園で子どもたちが小川づくり
泥遊びで小川を作ろう——狛江市元和泉のむいから民家園(市立古民家園)で8月27日、小学生がどろんこになりながら人工の小川作りを体験した。
写真=溝に入れた土を足で踏み固める子どもたち
小川づくりは、管理職、専門職に従事する女性たちの奉仕団体「国際ソロプチミスト東京ー狛江」から資金提供を受け、園内に子どもが水遊びのできる空間と昔の景観を作り出そうと、同園運営委員らが行っているもの。
同市岩戸南の建築家・吉田清明さんが、長さ約25m、幅30〜40cmの流れの途中に池状の場所を設けた設計図を描き、運営委員やボランティアらが7月から植栽エリアに溝を掘って防水シートをかぶせる事前工事をした。石を積み上げたところからポンプアップした井戸水が流れ出し、底は水が流れるよう高低差をつけたコンクリート張り、両岸は石積みにする工事はプロの造園業者が担当した。
昔風の小川にする”工事”は、同園の子どもの行事として参加者を募り、8月から10月までに3回催す。
初日のこの日は、吉田さんら6人のおとなが田んぼの土に使われる「新木田土」100袋を水路に入れ、子どもたちが水を入れながらはだしで土を踏み固めた。子どもたちは初めはぬるぬるした土におっかなびっくりだったが、泥遊びのような作業に次第に熱中、2時間がかりで70平方mの水面に土を入れ終え、土を高く盛った池状の場所にトクサ、ホトトギス、クレソン、スイレンなどを植えた。
父親や兄と参加した中澤かずひろ君(小学1年)は「どろの上を歩くのがおもしろかった」とにっこりしていた。
2回目の作業は9月10日午前10時から小川に橋をかける工事や両岸に水生植物などを植える予定。同園では、現在参加者の追加募集を行っている。
問い合わせ・申し込みは電話03(3489)8981むいから民家園。
2005-08-27 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月25日
ゆりがおか児童合唱団が8月27日に演奏会
川崎市内麻生区を拠点に活動するゆりがおか児童合唱団(山田榮子代表、甲斐千尋団長)が、8月27日午後4時から麻生市民館(川崎市麻生区万福寺1-5-2、小田急線線百合ケ丘駅下車2分)で29回目の定期演奏会を開く。この演奏会は、20回目の「麻生音楽祭」協賛イベントのひとつにとして催される。
今回は、創立35周年記念として作曲家で世界的に著名なピアニスト高橋悠治さんに委嘱した作品を高橋さん自身のピアノ演奏で初演する。
写真=練習中の高橋悠治さん(右)と子ども
演奏会は4部構成で、団員37人と0Gコーラス「コール・リーリエ」、団員の母親らが出演する。1部はヘンリー・パーセル作曲「Sound the Trumpet」とモーツァルト作曲「Alleluja」ほか。2部は創立25周年委嘱作品の林光作曲「世界のなぞなぞ」、3部は柴田南雄作曲「秋来ぬと」で西陽子さんが箏を演奏しOGや母親有志もステージで歌う。4部は創立35年と著名なモダンダンサー石井かほるさんの指導20年を記念し、高橋悠治さん作曲の「ふしぎな国から」をシアターピース形式で歌う。
「ふしぎな国から」は、「いじめによって死んだ子ども」をテーマにした作品。作曲者の高橋さんによると、詩人の藤井貞和さんが兵庫県で起きた校門で子どもが圧死した事件などを題材に書いた6編の詩を死んだ子どもたちが行く学校という設定にした作品で、演奏時間は約20分。
この作品は、石井さんの依頼で昨年同合唱団の定期演奏会を見て子どもの世界をイメージして3月作曲が完成、5月からは練習に定期的に参加している。例年のシアターピースのようにストーリーが展開する作品とは異なり、魂のありようを扱っているため大きな動きは少なく、座って歌うシーンも多く、合唱の基礎ができていないと歌えないような難しい作品だ。高橋さんは「ことばの意味は、いまよくわからなくても、この歌を歌うことでいつか理解できるときが来る」と笑顔を絶やさず練習に参加している。
同団は、子ども時代にひばり合唱団に所属した山田さんが、地域のこどもの合唱の楽しさを知ってもらいたいと当時住んでいた百合丘団地内の集会所で始めた。設立10年目までは地域の合唱祭に出演する程度だったが徐々に合唱技術が上達。いまは子どもの美しい歌声に注目が集まり、ジョイント出演の依頼やコマーシャル出演、海外演奏も行っており小学校の音楽教科書用に付くCDにも採用されるなど幅広い活動を行っており、母子2代の団員もいる。体を動かしリラックスすることで歌う喜びをもっと味わわせたいと、シアターピース形式やミュージカル仕立てのプログラムを取り入れ、舞台衣装は団員の母親らが手作りして毎年夏に定期奏会を開いている。
こうした活動が評価され、昨年は高津区諏訪で童謡記念館館長で作詞家の小黒恵子さんが設立した「花とライオン児童合唱音楽賞」を受賞、この賞金は今回の委嘱作品の費用として使われた。
石井さんは「これまで動くことで声を出させてきたが、歌声で心や魂の世界を表現できたらすばらしいと思う。今の時代にぴったりの内容なので、聴いている人の心に響くような舞台にしたい」と例年に増して熱い指導をしている。山田さんは「天才的な作曲家と著名なダンサーからいただいた貴重な作品。当日はピアノまで弾いて頂き、団にとってはとても名誉なこと。ぜひ、こどもたちの歌声を聴いてほしい」と話している。
入場は無料だが、すでに入場配布券を配っているため、当日券のみとなる。問い合わせは電話044(953)2696牧野さん。
写真=振りを指導する石井さん(左)、練習中の子どもたち
2005-08-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月21日
川崎市制記念花火大会:夜空彩る6000発にうっとり
川崎市市制記念多摩川花火大会(川崎市、川崎市観光協会連合会、高津観光協会主催)が8月20日夜、高津区の多摩川二子橋下流河川敷で開かれ、広い河川敷や堤防を埋めた観衆は夜空を彩る約6000発の趣向を凝らした花火に暑さを忘れて見入っていた。
【花火大会の写真を見る】
会場の河川敷には打ち上げの2〜3時間前から浴衣姿の若いカップルや家族連れなどが次々と訪れ、広い河原も人波でびっしりと埋まった。
午後6時30分から大会本部前で行われたオープニングセレモニー「川崎おどり2005」に続いて、7時から菊花園、ファイヤードラゴン、フラワーカーニバル、スペースガーデン、夜空のトパーズ、華火サンバ、ビッグバンなどと名付けられた趣向を凝らした花火のプログラムが約1時間にわたって夏の夜空を彩った。なかには市選挙管理委員会提供の選挙への投票を呼びかける仕掛け花火もあった。
2005-08-21 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月20日
川信本店で8月24日から昆虫展
昆虫の面白さを知って——川崎信用金庫本店ふれあい広場側ロビーで8月24日から26日まで「夏休み特別昆虫展」が開かれる。
社会貢献の一貫として川信職員の同好会・昆虫研究会メンバーが手作りで催すもので5回目。会場には国内や海外のクワガタ、カブト虫、生きたチョウの成虫・
幼虫・さなぎ、スズムシなど鳴く種をそれぞれ透明のケースに入れて展示する。このほか、標本と壁面にはシルクロードのチョウの生態写真などを展示。
また最終日の26日は、先着30人に先着30人にクワガタをプレゼントする。
展示時間は午前9時から午後4時まで。問い合わせは電話044(220)2254川崎信用金庫情報調査部。
2005-08-20 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b7) 川崎市川崎区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区で8月27日に野外映画会:名作「スタンド・バイ・ミー」を上映
夏休み最後の土曜日に親子で映画を楽しんでと、8月27日の夜、小田急線新百合ケ丘駅近くの麻生小学校校庭で恒例の野外映画会が開かれる。ことしの作品は、少年から青年に変わる一コマを描いたステーブン・キング原作の名作「スタンド・バイ・ミー」(1986年、アメリカ、88分)。また地元の中学校が吹奏楽演奏で参加し、地域に根を下ろした催しとなる。
野外映画は、10月に開く映画ファン待望の「しんゆり映画祭」に先立ち、プレイベントとして川崎市と芸術のまちづくり推進委員会が催す恒例の上映会。6回目のことしも屋台村を設置して「夏の夜祭り」的に食べ物、飲み物も自由な開放的雰囲気で親子で楽しめる作品を鑑賞する。
午後7時からの上映に先立ち、午後6時10分から昨年東日本吹奏楽大会に初出場して中学校フェスティバル部門で最優秀賞を受賞した柿生中学吹奏楽部が「ミス・サイゴン」などを演奏する。
会場は、午後5時から公募区民の団体などによる焼きそばや飲み物、カキ氷などの屋台村が出現、「夏まつり」のムードを盛り上げる。また校庭を作品に併せ「オールディーズ・アメリカ」風に演出して「秘密基地」にみたてたスタンプラリーも催す。
入場は無料で、雨天の場合は同小体育館。問い合わせは電話044(953)7652しんゆり映画祭事務局。
2005-08-20 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月17日
宮前区初山で8月16日に閻魔まいり:江戸時代からの伝統行事を復活
江戸時代から続いていた地域の伝統行事を復活させようと8月16日、川崎市宮前区初山で「閻魔(えんま)さま宵参(よいまい)り」が催された。会場の初山十王堂には日暮れから夜9時過ぎまで初山周辺の人など約100人が赤い提灯に照らされた閻魔様や地蔵菩薩に手をあわせ、先祖の人々の信仰に思いをはせていた。
写真/上から=宵参り、念仏講全景、数珠をまわす講中の人、十王堂世話人の矢澤茂さん、菅生中学の縄田教諭の地獄絵、
同じ敷地内にある初山会館では、午後8時前から「初山念仏講」が開かれ、講中の22人が輪になって念仏を唱えた。念仏は、1080個からなる約7mほどの長い数珠を全員が持ち、リード役の唱える「南無阿弥陀仏」と鉦(かね)に併せて数珠を回しながら大声で念仏を唱える「百万遍」と、数珠なしでやや小声で唱える「60ズメ」と呼ばれる二種類を唱和した。講長の松井文雄さんによると念仏講は、毎月15日に古くから初山に住む24軒の講中の家で周り持ちで開かれており、8月は閻魔様の日に合わせて1日遅れで同会館で開いているという。
市内で唯一、地域住民が守る閻魔堂
初山十王堂は川崎市内で唯一、地域の人が守ってきた閻魔堂。中には大きな口を開き宝冠を被った閻魔大王坐像(高さ86㎝・木造寄せ木作り)と地蔵菩薩立像(高さ82㎝・同)が各1体、石像の閻魔像、脱衣婆像など12体(高さ25.8㎝から33.5㎝)計13仏がまつられている。仏教では生前の行いを審判する10人の王がおり、そのちのひとり閻魔王は地蔵菩薩と同一とされている。
先祖代々十王堂を守ってきた世話人代表の矢澤茂さん(49)の家には、閻魔像の造立と修復などを記した版木が残されている。それによると元禄年間(1688〜1704)に下菅生村を治めていた旗本が造立、幕府直轄となった明和年間(1764〜1772)に大破し、十王堂を信仰していた地元の村人が天保15(1844)年に再建、3日間に渡って入仏供養を行ったと書き記している。
茂さんの伯父に当たる矢澤晃さんに(74)によると、戦前は初山の多くの人が8月16日に閻魔様におまいりしたが、時代が下がるとともに同所奥にある墓地に来る人や念仏講など限られた人々だけがまいるようになったになったという。1968年に隣接地にある集会所「初山会館」が火災に遭ったが、堂の前にある2本のイチョウに守られ類焼を逃れた。
その後、木像2体は塗りが剥落(はくらく)するなどいたみがひどくなり、世話人で話し合いを行って天保の供養から160年目にあたる2003年に修復した。これを機会に、矢澤さんらは、300年以上の歴史を持つ十王堂の存在を地域に再認識してもらおうと閻魔詣りの8月16日に開眼供養を行い、修復記録や十王堂の歴史などを掲載した「蘇る十王堂」を発行、宵詣りを再開した。また、子どもにも閻魔様の意義が理解できるようにと、PTA会長だった縁で知り合った菅生中学美術家教師縄田芳信教諭に絵を依頼、閻魔王の地獄審判の様子と子どもを救済する地蔵菩薩の世界の2作品ができあがった。2.3m、幅1.8mのキャンパス地描かれた絵は、毎年宵詣りに敷地内に飾られている。
世話人らは、赤米の「御洗米」を用意、参詣者に配った。矢澤さんは「先祖から伝わったことを次の世代に残していくのが我々のつとめ。宗教行事と重く考えるのではなく、きれいになった像を見てもらうことで少しずつ浸透していけばうれしい」と静かに語っていた。
2005-08-17 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月16日
麻生区の老人施設で戦争をテーマにミニライブ
終戦の日の8月15日、川崎市麻生区上麻生の老人介護支援センター「つくしの里」で戦争をテーマにしたミニライブが開かれ、観客の高齢者は平和の大切さを感じながら歌や紙芝居を楽しんでいた。
演じたのは「フレッシュアンサンブルかわさき」を主宰する同区白山の音楽家丸山博子さん。このライブはフレッシュが11月からシリーズで催す「ポエム&講座コンサート」の予告編としてシリーズの会場のひとつとなっている「つくしの里」で、デイケアセンター利用者を対象に催したもの。
丸山さんは、国境を守る2つの国の兵士の友情を描いた小川未明作の童話の紙芝居「野バラ」を朗読、その後ウェルナーの「野ばら」などをエレクトーンで演奏した。観客の約40人のデイケア利用者は、ストーリーが大きな鉄砲の音とともに戦争の話になると緊張した面持ちで身を乗り出して熱心に聴き入り、音楽になると丸山さんのリードにあわせやわらいだ表情で歌った。
同区の小浜千鶴子さん(81)は「平和な時代だから(車イスで)こういうところに来ることができる。昔コーラスをやっていたので、久しぶりに大きな声で歌ってとても楽しかった。」と笑顔で話していた。
2005-08-16 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
高津区二子で8月20日花火大会:市制記念に6000発打ち上げ
川崎市の市制記念多摩川花火大会が20日、多摩川二子橋下流で開かれ、6000発の花火が打ち上げられる。
ことしは、河川敷で午後6時30分から行われるオープンセレモニーに、消防音楽隊・カラーガイド隊に替わりダンスチーム「アレアファーレかわさき」が初めて登場。メンバーの小学生から高校生60人が「川崎おどり」をロック風にアレンジした「いいじゃん川崎」を踊る。
花
火の打ち上げは午後7時からで、午後7時30分には市民のメッセージ花火が2組登場する。フィナーレには昨年好評だった「音楽のまち・かわさき」を表現す
る花火と音楽のコラボレーション「ハナビリュージョン」がことしも行われ、「愛」をテーマした曲を8分流し、1500発の花火が打ち上げられる。終了は午
後8時。
問い合わせは電話044(200)2327川崎市経済局商業観光課。当日の問い合わせは0180-99-3932。
2005-08-16 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
狛江で灯ろう流し:8月29日に多摩川で
夏の多摩川を静かな光で彩る灯ろう流しが8月29日夕、多摩水道橋下流の狛江市側河川敷きで催される。
昨年までは、狛江市などが主催する花火大会と同じ日に開かれてきたが、今年は花火大会が中止されたため、単独の開催となった。
当日は午後6時30分から、河川敷きで同市内の仏教会に所属する寺院の僧りょによる読経のあと、屋形舟に数百基の灯ろうを積んで川にこぎ出し、点火して川に流す。
花火大会の中止に 伴い灯ろう流しの存続も危ぶまれたが、夏の多摩川の風物詩が消えるのを惜しむ声も多く、前年まで主催していた同市観光協会に替わって実行委員会を組織して開催にこぎ着けた。
灯ろうの申し込みは現在、狛江市内の寺院で受け付けているほか、当日会場でも受け付ける。
当日雨天の場合は30日に順延。
問い合わせは電話03(3480)2330。
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2005年8月15日
宮前区初山で16日に閻魔さま宵参りが復活
川崎市宮前区初山2丁目の「初山十王堂」で、8月16日午後6時30分から江戸時代より続く民間信仰のひとつ「閻魔(えんま)さま宵参(よいまい)り」が催される。
十王堂とは閻魔堂のことで、仏教では死後10人の王により七日ごとに審判を受けるとされており、この王の一人に閻魔大王がいる。十王信仰はいまも形を変えて続いており、「初七日」「七七日」などはそれにあたるとされる。
初
山十王堂は、市民ミュージアムの調査によると江戸の元禄年間に建立され、天保15(1844)年当時の世話人6人を中心に地域の寄進で入仏供養が行われた
版木が残されている。2年前の2003年、天保の供養の世話人の子孫にあたる矢澤茂さんらでつくる初山十王堂世話人、十王堂墓地管理組合が、十王堂
の本尊にあたる閻魔大王菩薩や地蔵菩薩などを修復、8月16日に開眼供養を行った。
宵参りは、きれいになった閻魔像や地蔵像に地域の人に参詣してもらおうと“復活”したもので、十王堂を開けて行われる。参詣者には、世話人らが用意した「御洗米」が配られる。また、当日は十王堂前の初山会館で、初山念仏講(議長、松井文雄さん)が午後7時45分ころから行われる。
世話人のひとり矢澤茂さんは「むかしは、『ウソをつくと閻魔さまに舌を抜かれる』と親やおとなに戒められた。今はウソをついても平気な世の中になりつつあり、いろいろな事件が起きる。昔の人が伝えてきたをことを大切にしたい」と多くの人に参詣を呼びかけている。
問い合わせは電話044(977)0579矢澤さん。
2005-08-15 in 02) イベント・催事, 05)歴史, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月12日
夏祭りに1万人の人出
狛江駅北口の緑の三角広場で8月6、7日に初の「狛江躍動!夏祭り」が開かれ、両日で家族連れなど約1万人が踊りやゲームを楽しんだ。
主催したのは、狛江文化産業振興実行委員会(代表・石井久雄商工会会長)。市の財政難でことし中止されたほおずき市や花火大会に変わる催しをと、狛江市商工会、JAマインズ狛江支店、狛江市文化協議会、狛江市社会福祉協議会、狛江青年会議所などの団体と有志市民が実行委員会方式で手作りした祭りだ。
祭りは6日の午後1時、実行委代表の石井さんが会場のやぐらに登り「さびしい夏をなんとかしたいと、熱い思いの市民が集まり1カ月の短い期間で準備してきた。2日間暑さに気をつけ祭りを楽しんでもらいたい」とあいさつして開会宣言。続いて「まちの賑わいをつくろうとした市民の努力は本当にありがたい。祭りの火をつなげるよう、財政再建に力を注ぎます」と矢野裕狛江市長のメッセージを狛江市職員が披露した。
30度以上の真夏日のため開会当初はまばらだった人出は、銀色のやぐらや音楽につられて買い物帰りの人が三々五々を訪れ、フリーマーケットや似顔絵描きの店をのぞいたりヤキソバ、焼き鳥などの模擬店で買い物を楽しんでいた。日差しが弱まる4時過ぎから浴衣の親子連れなどが次々と集まり、踊りの始まる夕方には模擬店の並ぶ通路はラッシュ並の混雑、やぐらのまわりは二、三重の人垣ができるほど。
初日の昼間に行われたFC東京のキックターゲットは、子どもたちが目当ての穴を目がけてボールをキック。浴衣を着た幼女やボランティアの介添えで車イスの男性もチャレンジ、みごとにボールを穴に入れて周りから拍手を受けていた。狛江の名所・旧跡を描いた大判カルタとりも行われ、汗だくで絵札を捜していた。子どもの人気を集めたのはアフリカの民族打楽器。「toshiとその仲間達」が打つジャンベのリズムにあわせ、小さな手で懸命にさまざまな太鼓をたたいていた。
道路の向かいの喫茶店2階ホールでは、午後4時過ぎから市内の呉服店の協力でゆかたの無料着付けが行われた。
やぐらでは、午後5時にジャンベと和太鼓のセッションのオープニングでメインイベントの踊りが始まった。文化協議会とJAマインズ婦人部が狛江音頭や炭鉱節、東京音頭など一般的な盆踊りを披露したほか、金色の衣裳にチョンマゲカツラに扮装した市内の若者によるマツケンサンバ、川崎市多摩区の菅ソーラン踊り隊のロックソーラン、商工会婦人部のフラダンスなど多彩な踊りが披露され、各団体が観客にそれぞれの踊りを指導。地域ヒーロー・多摩川戦隊コマレンジャーが狛江音頭の振り付けを制作した花柳春美津さんといっしょに狛江音頭を踊るとこどもたちが大はしゃぎ。このほか、津軽三味線と民謡の生演奏で盆踊りを踊るコーナーも設けられ、踊りの輪が広がっていた。
二日目には、市内51店舗が協力した商店街スタンプラリーのクイズの発表や70年代musicも行われ、多くの観客から来年もやってほしいなどの声が出されていた。
2005-08-12 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
二ヶ領せせらぎ館で8月18日に夕涼みコンサート
川崎市多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館で、8月18日午後5時から夕涼みコンサートが開かれる。
川崎市が進める「音楽のまちづくり」のため、多摩区が多摩川の自然をアピールするコンサートを企画、区内の明治大学に協力を求めて同館を管理する特定非営利活動法人多摩川エコミュージアムと共催する。
午後5時から同館広場で開かれるコンサートには、明治大学マンドリンクラブのメンバー5人が出演、「丘を越えて」「東京ラプソディ」「影を慕ひて」などの古賀メドレーや童謡、アニメヒット曲などを約1時間演奏する。参加は無料。小雨決行で、荒天の場合は中止。
問い合わせは電話044(935)3132多摩区地域振興課。
2005-08-12 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月11日
昭和音楽芸術学院で8月21日にコンサート
新百合ヶ丘駅前の昭和音楽芸術学院のラ・サーラ・スカラで8月21日午後2時から4時まで「音楽はつながりの糸 あさおランチタイムコンサートネットワークコンサートvol.1」が開かれる。
コンサートは、5年前から奇数月の第4月曜日に麻生区役所ロビーで開いている「ランチタイムコンサート」の番外編。音楽の街づくりを進めるためにと、普段ランチタイムに参加できない人のために5年間の実績を生かし、い
ろいろな場所で気軽に音楽を楽しんで「あさおランチタイムネットワークコンサート」と名付け、今年度から日時や場所を変えて同区などが主催する。
番外初の今回は、昭和音楽大学と共催、入場は無料だが事前に申し込む。定員は180人。
出演は各地で演奏活動をする1個人3団体で、川崎を拠点に活動するフレッシュアンサンブルかわさきのメンバーもいる。演奏者と曲目は、松井香織さんのソロピアノ「フィガロの結構」ファンタジー、「歌に生き、恋いに生き」ほか。ピアノ山崎明子さん、チェロ佐藤翔さん、フルート永井由比さんの「アメイジンググレース」「リベルタンゴ」ほか。ソプラノ納富景子さん、ピアノ稲葉和歌子さんの「オンブラマイフ」「私の愛しいお父様」ほか。トランペット四重奏のユニットShe's(村田千佳さん・平部彩夏さん・安井千恵さん・萩原千穂さんのトランペット、ピアノ佐藤圭さん)の「コルネットカリヨン」「日本の童謡メドレー 夏」ほか。
申し込みは、往復葉書に入場希望者全員の住所、氏名、年齢、性別「コンサート希望」と書き、郵便番号215-8570(住所不要)麻生区役所地域振興課へ8月16日(必着)までに郵送する。応募多数の場合は抽選。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区地域振興課。
2005-08-11 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
宮前区がペットに贈る感謝状を募集
川崎市宮前区がペットに贈る感謝状を募集している。感謝状は、日常の中で動物と暮らすたのしさやすばらしさを広め、動物と共生するまちづくりを進めることが目的で、作文・詩・俳句・川柳など形式は自由。
同区では動物愛護週間の9月23日に、同区役所を会場に市主催の動物愛護フェアが初めて開かれる。同フェアはこれまで麻生区役所前広場で行われていたが、今年度から各区巡回で開催することになった。
感謝状の募集は、フェアにちなんだ区の独自事業として企画された。同区では2003年度の魅力ある区づくり推進事業として、愛情を持った適正な動物の飼い
方について理解を深めるために、男の子が飼い犬の1歳の誕生日に感謝状を贈る内容の絵本を作っており、動物愛護を目的とした事業は今回が2回目。
応募作品は、9月23日の「動物愛護フェアかわさき2005」で発表、愛護週間中に市民館のギャラリーで保育園児が描いた動物の絵などとともに展示する。また、応募者には記念品を贈呈する。
応募は、宮前区内に在住・在勤・在学の人で、作品に住所、氏名、年齢、連絡先を明記し、〒216-8570 川崎市宮前区宮前平2-20-5 宮前区役所保健福祉センター衛生課 小倉さんあてに8月15日までに郵送または持参する。
問い合わせは電話044-856-3270宮前区役所保健福祉センター衛生課。
2005-08-11 in 02) イベント・催事, 10)社会, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月 5日
狛江駅北口で8月6、7日に2つの夏祭り:
ほおずき市、花火大会など夏の風物詩がなくなった狛江市で、8月6、7日に狛江駅北口の2カ所でふれあいを求める市民の手作りの夏祭りが同時開催される。
写真=狛江躍動!夏祭りで行われる「狛江昔語りのいろはかるた」
狛江躍動!夏まつり
マツケンサンバから正当派盆踊り、カルタ取り、スタンプラリーなど市民手作りによる初の「狛江躍動!夏祭り」は、「緑の三角広場」で午後1時から8時30分まで開かれる。主催するのは狛江文化産業振興実行委員会。
同市では、ことし財政難を理由に市が補助金を出してこの時期開催していたほおずき市、花火が相次いで中止となった。夏の風物詩を消さないでと、祭り好きの市民が「幅広い年代が参加できるイベントを市民の手で開こう」と狛江市商工会、JAマインズ狛江支店、狛江市文化協議会、狛江市社会福祉協議会、狛江青年会議所などに呼びかけ、6月に実行委員会を結成、会長に石井久雄商工会会長を選出し祭りの準備を始めた。また同日開催の泉の森会館祭りとも連携、内容が重ならないよう変化をつけた。
実行委では、街の活性化をめざして商店スタンプラリーを企画。短期間だったが市内51店舗の協力を取り付けて7月中旬からラリーを実施しており、会場で抽選会を開く。抽選会の商品は毎日入れ替えで、時間は午後1時〜8時30分(7日は8時まで)。
会場では、昼間はあさがお市、花の鉢植えの販売、まつりを盛り上げる模擬店などの出店、午後5時からはやぐらを舞台に音楽演奏や踊りを披露する。主な内容は、昼間がFC東京によるキックターゲット(6日のみ、午後1時30分・3時30分からの2回)、手作り楽器製作、狛江の歴史・風物を題材に南部地域センターが1995年に製作した「狛江昔物語語りのいろはかるた」をA4判に拡大したカルタ取りなど。このほかゆかた持参者に無料着付(6日のみ午後5〜7時)と写真撮影会(有料、6日午後5〜7時・7日は5時〜7時30分)を行う。夕方からは、和太鼓とアフリカの民族打楽器ジャンベのセッション、和太鼓、マツケンサンバ、川崎市の菅ソーラン踊り隊によるロックソーラン、商工会女性部のフラダンス、津軽三味線の演奏、文化協議会による正当派盆踊り、70年代music(7日のみ)、地域ヒーロー「コマレンジャー」の出動など。
問い合わせは電話03(3489)0178狛江市商工会。
泉の森夏祭り
また、会場近くの市民交流施設「泉の森会館」でも同日に泉の森友の会主催の2回目の夏祭りを開催している。
主な内容は2階では両日(午前11時〜午後8時)フラワーアレンジメント、ガラス製品、トールペイントなどの手作り品やフリーマーケットのミニショップ。3階ホールでは6日午後4時から4時30分まで親子で楽しむミニシアター「道化師からのおくりもの 愉快なチップのパントマイム&マジックパフォーマンス」が(入場料100円)が催される。屋外では、6日午後5時・7日11時からビアガーデン、7日11時からトマト、ナス、キュウリ、エダマメなど狛江産夏野菜と切り花を直売する。1階のレストランも特別メニューのおつまみを提供する。問い合わせは電話044(5497)5444泉の森会館。
2005-08-05 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月 4日
高津市民館で8月5日、憲法九条と音楽の夕べ
川崎市高津区内に住む市民などが平和を願い自身の戦争体験を語る「戦後60年に集う 憲法九条と音楽の夕べ」が8月5日午後6時30分から高津市民館で開かれる。
主催するのは「たかつ九条の会」(山本武彦事務局代表)。同会は、憲法改正の動きが進むなかで、地域から憲法9条を守る声をあげようと、ことし5月に全国組織の「九条の会」事務局長で東大教授の小森陽一さんを招き、記念講演会を開いて発足した市民団体。
発足後初めての集会では、区民など6人が自らの体験を語る「戦争体験と憲法九条」のほか、室内楽、シャンソンの演奏を催す。体験談は「戦争遺跡保存全国ネットワーク」の新井揆博さんが川崎の戦争について話すほか、被爆やシベリア抑留、特攻隊訓練などの体験談と20代の若者が平和の大切さを話す。たかつ九条の会呼びかけ人のひとりで同区二子の紫村千恵子さんが愛と平和をテーマにしたシャンソンを披露、オープニングには川崎を拠点に活動する「アルスノバ・ウィンズかわさき」が室内楽を演奏する。会場では、午後6時10分から川崎大空襲のビデオ上映を行う。
入場は500円。
問い合わせは電話044(822)9661山本さん。
2005-08-04 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年8月 3日
川崎市の美容師が中越地震被災地のチャリティーカット
中越地震の被災地小千谷市と川口町に支援をと、川崎市内の美容師ボランティア団体「PRIC(プリック)」(菅原司郎代表)が8月2日、高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」で恒例のチャリティーカットを行った。同会がチャリティーの支援先を被災地にしたのは初めて。
臨時美容室となったのは同館ホール。床にビニールシートを張り、会議用の机に卓上鏡を置いただけのシンプルな設営だが、カット1000円、マユ手入れ500円とあって、午前10時の開場と同時に次々と客が訪れ、ピーク時の昼過ぎには10数人が順番待ちするほどの人気。
料金は格安だが、参加した美容師さん同士が互いの技術を競う機会にもなっており、この日を楽しみにしている常連客も多い。
今回の利用者は約150人にのぼったが、そのうちのひとり、夏休み中の3人の子どもと訪れた同区上作延の小澤恵子さんは「毎年違う美容師さんと話をするのが楽しみ。短時間にすばらしい技術で夏向きの髪型にしてもらいとてもさっぱりした」と笑顔で話していた。
同会は、美容師の技術を提供して社会貢献をと毎年チャリティーカットを実施、収益を社会福祉団体に寄付している。社会貢献は年1回だったが、昨秋、新潟県県中越地震が起きた際、「被災者の気分転換になり、早く日常生活を取り戻してもらえれば」と同会代表の菅原さん(写真右)が仲間に呼びかけ、小千谷市や川口町の被災者が避難生活をしている体育館などにチャリティーカットのノウハウを持ち込み、カットや七五三の着付けなどのボランティア活動を数回行った。こうしたことから、9回目の今回は、復興に向かってがんばっている両自治体を引き続き支援することにした。
会場では、菅原さんらの活動を紹介したテレビ番組のビデオ上映や写真を展示。この日参加した42人の美容師のほとんどが新潟でボランティアを体験しており、客にその経験談などを語っていた。客の中には決められた金額より多く払う人もおり、集まった約15万円は小千谷市や川口町に贈られる。
2005-08-03 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月30日
麻生区の授産学園で夏祭り
川崎市麻生区の福祉施設「川崎授産学園」で8月2日、ふれあい夏祭りが開かれる。
地域に開かれた施設をめざす同学園では、毎年この時期に夏祭りを開催、ハンデを持つ人と地域の人が一緒に盆踊り輪を繰り広げる。当日は、同園の作業作品も展示即売するほか、焼きそば、たこ焼き、かき氷などの模擬店やゲームコーナーも設ける。時間は午後5時30分〜8時15分、雨天の場合は3日に順延。新百合ヶ丘南口バスロータリーで午後3時30分・4時30分・5時30分・6時30分に学園のマイクロバスの送迎がある。問い合わせは電話044(954)5011。
交通=小田急線新百合ケ丘駅または百合ケ丘駅から千代ケ丘行き、千代ケ丘下車徒歩10分。
2005-07-30 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月27日
狛江郵便局に丸形ポスト復活:絵手紙発祥の地のシンボルに
狛江市和泉本町3丁目の狛江郵便局(和田卓巳局長)前に懐かしい丸形ポストが復活、7月23日から現役として使われている。
ポストは、絵手紙発祥の地を記念して設置されたモニュメント「絵手紙メモリアルポスト」で、ステンレス製の説明板も横に置かれている。1949年、戦後初めて実用化された鉄製ポスト「1号丸形郵便差出箱」で、台座も含め165cm。
同局は、1981年7月23日に「ふみの日記念イベント」として市内に住む絵手紙創始者小池邦夫さんを講師に招いて日本初の絵手紙教室を開いた。通信手段が手軽なものに変化するなか、肉筆で描く絵手紙は「温かい心が伝わる」と愛好者が増えて独自の発展を遂げ、いまでは文化のひとつとして定着している。
絵手紙発祥の地・狛江をPRしようと同局では2004年に「絵手紙発祥23周年キャンペーン」を企画、全国の絵手紙愛好家に呼びかけお国自慢の絵手紙を募集した。寄せられた約1600点の作品は、昨年11月からことし4月まで市役所や駅などで展示、大きな反響が寄せられた。
モニュメントポストはこのキャンペーンの一貫で、絵手紙発祥の地のシンボルとして設置された。「せっかくのポストをぜひ実際に利用できるようにしたい」と7月14日まで在籍した林健志・前局長が関係団体とねばり強く交渉、実現にこぎ着けた。
23日午前10時から和田局長、矢野裕狛江市長、小池邦夫さんと小池さんが初めて継続的に指導した市内の絵手紙団体「絵手紙ポップアップ」の会員6人、同局職員らが参加してオープニングセレモニーが行われた。和田局長は「丸形のポストが新たに稼働を始めるのは異例のこと。絵手紙発祥の地のシンボルとして多くのみなさんに利用され、絵手紙がさらなる発展をとげることを期待します」とあいさつ、小池さんとポップアップの会員が手紙を投函した。同局によると都内23区内で丸形ポストは墨田区の江戸東京博物館、葛飾区の帝釈天とフーテンの「寅さん」で知られる柴又駅、豊島区池袋のデパート内の簡易郵便局の3カ所で利用されているが、郵便局に新たに置かれるのはきわめて珍しいという。
このポストは、従来からある箱形の「13号ポスト」とともに平日は1日6回、日・祝日は2回、同局郵便課の職員が投函された郵便物を集める。
写真上から=狛江郵便局、テープカット(左から小池邦夫さん、和田卓巳狛江郵便局長、矢野裕狛江市長)、絵手紙を投函する小池さんとポップアップ会員、丸形ポストから郵便物を取り出す郵便局職員
2005-07-27 in 02) イベント・催事, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月26日
7月24日に大山街道で高津区民祭:20万人がパレードなど楽しむ
高津区民祭(同祭実行委員会主催)が7月24日、川崎市高津区溝口の大山街道一帯で催された。曇りがちで祭りにはちょうど良い天気とあって沿道はゆかた姿の家族連れやグループなどでぎっしり。昨年より1万人多い約20万人(主催者発表)がみこしや踊りパレードなど数々の催しを楽しんだ。
同祭は、区内の町会や文化協会など41団体で実行委員会(吉崎隆男実行委員長)を構成。大山街道の周辺と高津小学校、高津スポーツセンター、大山街道ふるさと館、溝口駅前など22カ所の会場でさまざまなイベントが午前9時から午後8時半過ぎまでくり広げられた。午後1時20分からは、高津スポーツセンターで阿部孝夫市長、山形清純高津区長などが参加してオープニングセレモニーが開かれ、吉崎実行委員長が「区民が自主運営し31回の歴史と伝統を重ね行事が増えた。きょうは多くの会場でさまざまな催しを楽しんでもらいたい」とあいさつ、8基のみこし連の代表が壇上に上り木遣り節を歌ってパレードのスタートを祝った。
同祭の呼び物のパレードは、6部構成で64団体が参加。午後2時40分から8時過ぎまでオープニング、音楽、バラエティー、みこし、踊り、万灯の順で沿道をにぎやかに行進。地元の小中学校が参加する音楽パレードでは、重い楽器を抱えて歩きながら演奏する子どもたちをうちわであおぐ姿も見られた。
パレード目玉のみこしのそろい踏みは、諏訪はやし連、久地神社太鼓を先導に下野毛、二子、諏訪、下作延、溝口、上作延、久地、久本の8基がくり出した。沿道がラッシュアワー並に混雑したためみこしの進行が大幅に遅れ、担ぎ手は蒸し暑さと長時間の練り歩きにバテ気味だったが、夜空に映えるみこしの提灯に沿道の観客は
「待ったかいがあった」と大喜び、祭ムードは最高潮に達した。
その後の踊りパレードは区内の町内会婦人部など17団体がそろいのゆかたで参加、「高津おどり」などを披露しながら夜の街道をにぎやかに進んだ。午後7時過ぎには、パレードを締めくくる高さ数mもある五重塔をかたどった万灯2基が登場。見物客は勇壮なまといふるいや内部に照明を入れて美しく光る万灯をうっとりと眺めていた。
このほか、二ヶ領用水から大山街道を眺めようと昨年から行われている二ヶ領用水の川下りはことしも大人気。午後1時30分から7回実施、65人の子どもがライフジャケットを付けてEボートに乗り大石橋から約150mを往復、懸命にオールを動かしていた。
高津小学校では親子で楽しめる高津わくわくフェスティバルが催され、ポニー乗馬やチャリティーバザーなどのほか、校庭ではことしも人工降雪機を使って作られた雪遊び広場がお目見えし、子どもたちは歓声を上げながら雪の玉をぶつけ合ったりミニ雪だるまを作り暑さを忘れていた。体育館ではキャラクターショーや人形劇が催され、館内をうめた子どもたちが目を輝かして見入っていた。
溝口駅前のキラリデッキではストリートミュージシャンたちのコンサートが開かれ、買物客などが足を止めて聴き入っていた。
祭りの喧噪の中、二ヶ領用水ではことしで16回目となる灯ろう流しが行われ、夕涼みの散策を兼ねて川面に揺れる幻想的な光を追う人たちもいた。
2005-07-26 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月24日
市民・行政協働で「こまえ平和フェスタ」:朗読劇「この子たちの夏」に静まり返る会場
平和への願いを町ぐるみで高め、次の世代に伝えようと7月24日、「こまえ平和フェスタ」(こまえ平和フェスタ実行委員会、狛江市主催)がエコルマホール で催され、会場をほぼ埋めた600人余りの市民は、朗読劇「この子たちの夏」(写真)や合唱に耳を傾けながら、60年前の戦争の悲惨さと、60年間戦争がないとい う平和の尊さを再確認していた。
このフェスタは、市民団体と市が初めて合同して催したもの。小俣眞智子実行委員長が、「30000」「70000000」と書いた紙を示しながら、「地球上にはこれだけの数の核弾頭と地雷がある」とその意味を説明、憲法や狛江市の平和都市宣言の精神を受け継いでいこうと訴えた。矢野裕狛江市長、谷田部和夫市議会議長も平和の大切さと戦争をなくそうとアピール。狛江高校OBの真田智恵子さんが1982年に市議会が全員一致で採択した「狛江市平和都市宣言」を朗読した。
朗読劇「この子たちの夏」には、市民や狛江高校演劇部の部員やOBが出演、ひとりずつ広島、長崎の被災者の当時の体験談を静かに語ると、ほぼ満員の会場は静まり返り、原爆が人間にもたらす悲惨さに改めて衝撃を受けていた。
演奏では、マンドリーノTAMA、狛江市立第二中学校合唱部、調布狛江合唱団に加え、この日のために特別に結成された平和フェスタ合唱団が、平和への祈りを音楽に託して手話コーラス「折り鶴」「ビリーブ」などを14曲を披露、大きな拍手を浴びていた。
ロビーでは、原爆の被害を示した写真などのパネル展に加え、平和関係の図書の展示が行われたほか、被爆地に送る折り鶴のよびかけもあり、親子一緒になって何羽も鶴を折る姿も見られた。
これまで同市では市民と行政が別々に平和イベントを開いていたが、今回のフェスタは初めて協力し合って開いたもの。「平和憲法を広める狛江連絡会」(小俣会長)など平和団体や合唱団、朗読の会などが実行委を結成、狛江高校や二中の生徒なども加わって幅広い市民が準備を進めてきた。
2005-07-24 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース, 時事問題, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月17日
狛江古代カップ多摩川いかだレースに94チームが参加:チーム・ラフティが4連覇
手作りのいかだで川下りのタイムやアイデア、デザインを競う15回目の「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(同実行委員会主催)が7月17日に行われた(写真上)。
レースは、狛江市内の通称五本松から宿河原堰(ぜき)手前までの全長約1.3キロメートルの区間で23の自治体から94チームが出場して行われ、「チーム・ラフティー」が4年連続5回目の総合優勝を果たした。
■写真ニュース=出場いかだ、会場風景など572枚一挙公開
※レースの詳報、成績は順次掲載します。
レースは午前9時半にスタート地点の川岸で開会式が行われ、昨年の優勝の「チーム・ラフティー」から矢野裕・狛江市長にカップの返還ののち世田谷青少年委
員会エンヤコーラ号の城沢祐一さんら4人の選手が選手宣誓。
午前10時から8チームずつが10分間隔でスタート、ゴールをめざして川を下った。エントリー
した99チームのうち、5チームが当日不参加、94チームが川面で熱い戦いをくり広げ、いかだが壊れた1艇をのぞき93艇が完走した。
レースの結果は、
学生の部がボーイスカウト狛江第一団ベンチャー隊(タイム=17分13秒)、レディス・ジュニアの部がフレンズレディー(14分41秒)、一般の部がチーム・ラフティー(10分51秒)(写真中)。
いかだのデザインを競う企画部門の最優秀賞は飛田給小バドミントン同好会有志が選ばれた(写真下)。
2005-07-17 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月13日
7月17日に狛江市で多摩川いかだレース:23地域から99チームが参加
狛江市の夏の名物行事「狛江古代カップ第15回多摩川いかだレース記念大会」(同実行委員会主催)が7月17日(雨天24日)に多摩川で開かれる。ことしは、23地域から99チームが出場、午前10時にスタートする。またゴール地点の多摩川左岸河川敷の緑地グランド公園では、昨年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた狛江市の友好都市・川口町の物産展なども開かれる。
写真=昨年のいかだレース
同レースは、1990年に「市制20周年の記念事業を」と同市のシンボル多摩川にふれる行事として40チームが出場して始まった。その後、参加者などが実行委員会を作って運営、ことし15回を数える。3回目から同市で初めて出土し土地の名前がついた「和泉式土器」をモチーフにした優勝杯を創設、その後も多摩川流域の自治体との交流を育むイベントラリーのひとつとするなど新たな取り組みを重ねてきた。ことしは、これまで支援してきた狛江市が財政難を理由に予算を全面カットするなど一時は開催を危ぶまれるほどの状況に陥った。府中、調布などの同様のイベントが昨年、ことしと相次いで中止されるなかで「先陣的な役割を果たしてきた狛江のいかだレースの火を消すな」と実行委員会の努力と参加者の熱意で開催にこぎ着けた。
レースは、通称五本松から宿河原堰手前までの1.3キロを手作りのいかだで下り、所要時間(一般、レディス・ジュニア、学生の3部門)とアイデア・デザインを競う。参加は狛江市内42の企業や団体のほか、川崎、調布、稲城市、世田谷、大田区のほか多摩川の源流山梨県小菅村や丹波山村など多摩川流域の9自治体をはじめ、23地域から出場する。全回出場が5チーム、初出場24チームとにぎやかなレースが期待できそうだ。
レースは午前10時から始まり、7、8チームごとに一斉にスタート、10分間隔で13レース行い、最終組とその前のレースは昨年の上位入賞者13チームによるシードレースとなる。また全レースが「流域チーム対抗」としてタイムを競う趣向も盛り込まれている。
スタート地点では、8時からスタート直前の10時までいかだの人気投票や優勝タイムと流域対抗優勝の予想当てクイズがある。ゴール地点では、正午から「小菅村ウルトラクイズ」を実施、優勝者には小菅村の旅館宿泊券をプレゼント。このほか10時からビール、焼きそば、かき氷などの模擬店、11時から午後12時30分までいかだこぎ体験が、午後12時30分からレースにも出場する歌手・山本智子さんと井上由美子さんのミニミニコンサートが行われる。また補助動力式のパラグライダーが会場周辺を飛び、空からムードを盛り上げるほか、午後1時30分の表彰式前にセスナ機からのパラシュート降下のデモンストレーションも行われる。
問い合わせは電話03(3480)9367木村さん。
2005-07-13 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月10日
狛江市で7月11日・12日にエダマメ祭り
狛江市の特産品エダマメを知ってと、JAマインズ狛江支店(狛江市東和泉1-2-19)で7月11日・12日の午前9時から「えだまめ祭り」が開かれる。
同市は、20数年前からエダマメの生産に力を入れており、市内の多くの農家で生産している。多摩川がもたらす肥沃な土で作られる枝豆は味もよく、農家か
ら直接買い求める料理店もあるほど。数年前からは都内の酪農農家と提携し、エダマメアイスも作り、夏期だけの限定販売もしている。
2日間のまつりでは、通常価格よりもかなり安くエダマメを販売するほか、エダマメアイスの特価販売、米のすくいどり(1回600円)、地場産の鉢物なども売り出される。売り切れと同時に終了で、飲み物(先着順)やエダマメアイス(抽選)のプレゼントも行われる。
問い合わせ電話03(3488)3428JAマインズショップ狛江店
2005-07-10 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, a) 狛江市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月 8日
麻生水処理センターで7月21日にホタル観賞会
川崎市麻生区上麻生の麻生水処理センターふれあいの広場で7月21日夜、恒例のホタル観賞会が開かれる。
特定非営利活動法人「麻生環境会」(鈴木有委員長)が「いまの子どもたちにも、ホタルを見せよう」と催すもの。同会は、センター屋上や広場の利用受け付け
のほか、センター内の草刈りや麻生川の清掃などを行うボランティア団体。ホタルやドジョウが住める環境を取り戻そうと10数年前から、同センター職員らの
協力を得てかつて一面の田んぼだった同所内に残る昔の水路につぎ足す形で人工の水路を作り、ホタルの住める里づくりに力を入れている。昨年夏に、特定非営
利活動法人となり、センター内や周辺の環境改善に力を入れている。
ホタルが産卵して育つ環境を作るのは難しく、95年から毎年ヘイケホタルを求め、水路上に作ったケージに入れて観賞会を開いており、毎年楽しみにしている市民も多い。
観賞会は、午後6時からだが、ホタルが光りはじめるのは午後7時ころの予定。を問い合わせは電話044(988)1254鈴木さん
2005-07-08 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区役所柿生連絡所で手工芸合同作品展
川崎市麻生区上麻生の麻生区役所柿生連絡所展示スペースで、7月5日から区内の主婦らが制作した籐のアサガオやパンフラワーなど手工芸作品が展示され、庁舎を訪れる人をなごませている。
展示会場近くの柿生地区会館を拠点に活動する「籐工芸コスモ」「アトリエパンフラワー」「デコパージュ柿生」の合同作品展で、区内の主婦など23人が作ったカゴ、ランプ、花、テッシュボックスなど約100点の作品を展示している。会期は12日まで。
会場ではその場で完成する籐工芸ミニ講習などの無料体験コーナーも催され、作品を展示した主婦らが希望者に指導する。
合同作品展を開く3団体は、同区片平の手工芸研究家・大塚久美子さんが指導するグループで、展覧会にちなみ7月に無料講習会を開催する。日程と内容は、籐工芸が12日・19日(籐の花、トルコキキョウ、材料費1000円)、パンフラワーが20日(バラの花飾り写真たて、600円)、デコパージュが21日(プランターに花プリントをデザイン、500円)。時間はいずれも午前10時〜正午。
問い合わせは電話044(987)2795大塚さん。
2005-07-08 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年7月 6日
フロンターレがファン感謝デー:家族連れなど3000人が選手と交流楽しむ
川崎フロンターレが6月25日、川崎市川崎区富士見の川崎競輪場でファン感謝デーを開催、3162人がミニゲームや買い物などで選手とのふれあいを楽しんだ。ファン感は昨年まで麻生区片平にあるチーム練習場「麻生グラウンド」で行われていたが、ことしはJ1昇格とともに観客が増えたため、収容能力が高く交通の便がよいチームスポンサーでもある競輪場に変更した。このためもあって、参加者が昨年より5割も増え、過去最高を記録した。
会場には、レプリカユニフォームを着た家族連れなど熱心なファンが市バスのフロンターレラッピングバスなどに乗り、正午過ぎから続々と訪れた。
入場したサポーターたちは、早速選手の顔写真入りのうちわなどファン感用オリジナルグッズや福袋を買っていた。
午後1時30分からのオープニングは、競輪レースのピッチに設けられた舞台に、関塚隆監督以下全選手が舞台に上り、東山芳孝副市長が「ナビスコカップは残念だったが、これからのリーグ戦を楽しみにしている。フロンターレの活躍でみんなも活力が出るよう応援して」とあいさつ。関塚監督が「キャンプでいい準備ができた。サポーターとともにJリーグを闘い、地域に根付いたチームにしていきます。きょうは選手、スタッフがホスト役を務めますので楽しんでください」と観客に呼びかけた。競輪場開催にちなんで選手らは川崎駅前の放置自転車に乗って登場、「放置自転車をやめましょう」と話して会場をわかせた。
舞台では伊藤宏樹、吉原慎也、佐原秀樹、都倉賢、大久保将人、中村憲剛、山根巌、渡辺匠、飛弾暁、西山貴永の10選手対抗による「選手対決ゲーム」が行われ、仮装でマツケンサンバなどを歌う歌合戦やジェスチャー、クイズ、二人乗り自転車リレー競争などが行われ、ファンから盛んな声援や拍手を贈られていた。舞台出場以外の選手は出店した各店で、サインや写真撮影、売り子役やミニサッカーゲームなどに参加、試合中とは違う和やかな雰囲気でファンサービスに努めていた。
子どもたちの人気を集めたのは子ども4人と選手、コーチが対戦するミニサッカーゲーム。順番待ちの長い行列ができ、アウグスト選手やマルクス選手と子どもがゲームをする姿を熱心にカメラで追う親の姿も見られた。このほか、市内在住のトランポリン選手中田大輔さんが特別出演、子どもたちにトランポリンを指導したほか、舞台でオーバーヘッドなど難易度の高い模範演技を披露した。
フィナーレでは、競技場で流すDVDの収録が行われ、監督・選手が入って笑顔で歌を歌いながらテレビカメラに収まり、名残を惜しんでいた。
2005-07-06 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年6月17日
高津の魅力再発見:6月18日に「まち歩き」
高津区の魅力を再発見しようと6月18日(小雨決行)、「まち歩き」が行われる。まちづくり協議会が催すもので、午前10時に同区二子1丁目の二子神社をスタート、「水の歴史をしのぶ道」を歩いた後、すくらむ21で「まちを語ろう」と題して「歩きたくなる高津にしよう」をテーマに話し合いを行う。
この催しは、「ガイドブック・高津のさんぽみち」をもとに、普段何気なく通り過ぎている道をゆっくり味わいながら歩いて、見過ごしていた道の魅力を見つけてもらおうというもの。
二子神社−多摩川−久地梅林公園−久地不動尊−円筒分水のコースを午前中に歩き、午後1時から2時間、すくらむ21で道を歩いた体験をもとにグループ討議を行う。その後、第3期5回目のまちづくり協議会の全体会も開かれる。
参加は自由で、歩きやすい服装で昼食持参。
問い合わせは電話044-861-3134高津区役所地域振興課。
また、まちづくり協議会では現在、会員を募集している。
2005-06-17 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
新百合ヶ丘のあさひ銀行跡地に市民利用施設:6月18日のフォーラムで素案公表
小田急線新百合ヶ丘駅南口の旧あさひ銀行グランド跡地に建設される「(仮称)新しい市民利用施設」について素案を発表するフォーラムが、6月18日午後1時30分から4時30分まで麻生区役所で催される。
市民利用施設はグランド跡地の開発に伴って事業者の協力で整備されるもので、素案は、公募の市民や区内の各種団体の推進委員で構成する「(仮称)新しい市民利用施設市民検討委員会」が、施設の内容などついて昨年12月から検討を重ねてきた。
フォーラムでは、施設の目的や機能などの基本方針を区民提案の素案として発表、ついで参加者と委員が意見交換を行う。対象は自由で、参加は無料。
この日出された意見をふまえて区民提案をまとめることにしている。
問い合わせは電話044-965-5116麻生区役所地域振興課。
2005-06-17 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区で親子250人が田植え:小さな手で苗植える
川崎市麻生区古沢の田んぼで11日、親子体験農業の田植えが行われ、小学生や親子連れたちが5時間がかりで約1200平方メートルの田にモチ米の苗を植えた。
田植えは、米作りの一連の作業を通し親子のきずなを深めながら都市農業を考えようと、麻生区魅力ある区づくり推進事業として農家の協力で小学生の親子を対象に毎年行われており、抽選になるほどの人気。ことしは91家族324人が参加した。
子ども会連合会、青少年指導委員会、体育指導員会の3団体で実行委員会(山崎優実行委員長)を結成し、同所・鈴木宏平さん方の水田や畑を借りて、委員が苗床つくりから種まき、田起こし、しろかきなどの裏方の作業を担当している。
田植えには約60家族250人のほか磯野俊男副区長も参加。区内で農業を営む井上清士さん、長瀬和徳さん、井上文治さん、鈴木満寿雄さんの指導で、近くの畑で育てた「おか苗」を摘み取ってたばね、12班に分かれて田んぼに入った。
小学生の兄弟についてきた就学前の幼児も多く、なかにはオムツのままの子もくわわり、子どもたちは親や祖父母と一緒に泥まみれになって小さな手で懸命に苗を植えていた。この日は曇天でときおり涼しい風が吹く田植え日和の上、昨年に続いて参加した家族も多く、作業は順調に進み、例年より30分余り早く植え終わった。
体験農業は、7月に草取り、8月に網掛けとかかしづくり、9月にかかしまつり、10月に稲刈り、11月に脱穀・もみすり、収穫祭のもちつきが行われる。
古沢地区にはまだ農地が残っているが、水田はこの親子体験会場と古沢会館近くの2カ所だけに減った。
2005-06-17 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年6月14日
麻生区のイメージソング 4歳から80代の区民が練習
川崎市麻生区のイメージソングがこのほど完成、6月11日から始まった麻生音楽祭でさまざまな形で披露されている。
4日目の6月19日には、オーケストラ演奏に合わせ市民がイメージソングを歌う催しが企画され、公募に応じた市民による合唱練習が6月1日と9日に麻生市民館視聴覚室で行われた。
写真=練習風景(上)、麻生高校合唱部有志(中)、幼児も熱心に練習(下)
イメージソングはことし20回を迎える麻生音楽祭を記念し、音楽祭を主催する同区と市民などによる麻生音楽祭実行委員会(中島豪一実行委員長)が歌詞を全国から募集。最優秀賞に選ばれた横浜市保土ヶ谷区の星合節子さんの歌詞に、昭和音楽大学専任講師で作曲家の豊住竜志さんが曲をつけ、「かがやいて麻生」と題名が付けられた。
1日の練習には4歳の幼児から80代のシルバーコーラス経験者など幅広い年代の区民40人が参加。音楽祭運営委員長で声楽家の宗いづみさんの指導で、参加者が楽譜を見ながら同じフレーズを2、3回繰り返した後、通しで歌って3番まで練習した。曲は、耳当たりの良いなじみやすいメロディーで、母子で参加した最年少の幼児も後半のテンポよいところになると他の人の声に合わせひときわ大きな声で歌うほど。宗さんは、早く覚えて毎日口ずさんで下さいと話していた。
参加者のひとりで、20代のころ職場コーラスを経験した同区王禅寺の若宮保次郎さんは「オーケストラをバックにステージで歌うと知り、いい経験ができると応募しました。親しみやすく歌いやすい曲」とにっこり、舞台に上がる日を楽しみにしていた。
また、1日の練習に参加した麻生高校合唱部(部長手塚惇夫さん)の6人が前日から練習を始めたという3部合唱を聴かせ、参加者から大きな拍手を受けていた。ただ、今回は曲の披露が目的で、練習時間が少ないため、当日は斉唱のみの演奏となる。
市民による「かがやいて麻生」の演奏は午後3時からで、麻生フィルハーモニー管弦楽団とともに68人が歌声を披露する。
2005-06-14 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年6月12日
市制記念日にちなみ川崎市が川崎F×FC東京戦に市民を招待
川崎市は、7月6日に等々力競技場で行われるJ1第14節川崎フロンターレ対FC東京戦(午後7時キックオフ)を市制記念試合とし、市民1000組2000人を招待、6月17日まで郵送で申し込みを受け付けている。
写真=昨年の市制記念マッチハーフタームに出演した西城さん
同市では、市制80周年の昨年、市制記念日(7月1日)に一番近いホーム試合を「市制記念マッチ」して市民を招待、ハーフタイムに宮前区に住む西城秀樹さんが出演するイベントなどを催した。
今回の招待はこれに継ぐもので、昨年同様、西城秀樹さんのハーフタイムショー「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」も開かれる。対象は、市内在住の川崎市民。申し込みは、往復はがきの往信用面に「市政記念マッチ」と書き、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、返信用表面に郵便番号、住所、名前を書き6月17日(消印有効)までに〒210-8577(住所不要)川崎市市民局シティーセールス推進担当へ郵送する。応募多数の場合は抽選。
当選者は、はがき1枚で試合当日等々力競技場の特設引換所で午後3時から「ホーム・Aゾーンチケット」2枚と引き換える。
問い合わせは電話044(200)2245川崎市市民局市政広報部シティーセールス推進担当。
2005-06-12 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年6月 8日
6月11日から第20回麻生音楽祭 区のイメージソングを初演
「麻生音楽祭2005」(同祭実行委員会・麻生区役所、川崎市教育委員会主催)が、6月11日から8月27日まで川崎市麻生市民館(川崎市麻生区万福寺1-5-2)で催される。ことしは、20回目を迎える音楽祭を記念し歌詞を公募した麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」初演のほか11日の午後1時30分から入賞者の表彰式が行われる。
同祭は「音楽の街あさお」を合い言葉に、区内の小・中学校や合唱、器楽などの音楽団体が出演する市民と行政が共同で催す音楽の祭典。ことしは過去最高の64団体が参加、5日間にわたりスクールコンサート、コーラスのつどい、アンサンブルのつどい、ファミリーコンサート、ミュージカル演奏を催す。
初日のスクールコンサートでは、白鳥中学校の生徒が「かがやいて麻生」を三部合唱で初演、麻生高校合唱部も三部合唱を披露する。この曲を多くの市民に知ってもらおうと、コーラスのつどいでは参加団体と来場者が全体合唱するなど全期間で合唱や合奏が行われる。
このほかゆりがおか児童合唱団創立35周年記念定期演奏会など協賛イベントも盛りだくさんだ。
問い合わせは044(965)5116麻生区音楽祭実行委員会
音楽祭の内容と日程、出演団体
◇スクールコンサート=6月11日午前11時
区内の小・中・高校19校23団体による合唱・器楽演奏
出演=西生田、南百合丘、柿生、百合丘、麻生、千代ヶ丘、王禅寺、真福寺、栗木台(以上小学校)、麻生、柿生、金程、白鳥、長沢、白山、西生田、王禅寺(以上中学校)、麻生総合高校、麻生高校
◇コーラスのつどい=6月12日午後1時30分
出演=青葉コーラス、あおばリトルコーラス、あさお歌う会、麻生合唱団、あさおコーラスミール、麻生小学校PTAコーラス、麻生女声合唱団、麻生童謡をうたう会、あさおポップスコーラス、麻生もくせい会、市来音楽教室、Asian Winds、王禅寺女声コーラス、Clover Lovers、コーラスいくた、コーラス「柿の実」、コーラス銀の会、コール・アンジェラ、コール・クリング、コール・リス・ブラン、コーロ・マスキーレ・あさお、混声合唱団南生田コーラス、和(なごみ)・Japan、ノッホ・アイマール男声合唱団・ゆりがおか児童合唱団、リリーシンガース
◇アンサンブルのつどい=6月18日午後1時30分
出演=麻生オカリナをたのしむかい、麻生弦楽合奏団、アンサンブル マンドリーノ 斉藤、音姫座、小原聖子ギタースタジオ、尾山明ギター教室、楓風ジュニア、グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ、三曲あさお、マウイ・アイランダース、百合ヶ丘手製楽器アンサンブル、リリエンベルク合奏団、Resonance
◇ファミリーコンサート=6月19日午後3時(入場整理券)
出演=麻生フィルハーモニー管弦楽団、「オーケストラの魅力」「ジョン・ウィリアムス」
◇ミュージカル「みどりの天使」=7月2日午後3時(入場整理券)
出演=昭和音楽芸術楽院
◇協賛イベント 上条恒彦コンサート=7月3日午後1時・4時(有料)
◇協賛イベント ジュリアード・ジャズ・オーケストラ’05日本公演=8月9日午後6時30分(有料)
◇協賛イベント ゆりがおか児童合唱団創立35年周年記念定期演奏会=8月27日午後4時(6月19日以降入場整理券配布)問い合わせ 電話044(953)2696
2005-06-08 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年5月26日
5月30日に狛江で「絵手紙大展覧会」:約1600点が大集合
国内外から寄せられたお国自慢の絵手紙約1600点が勢ぞろいする「絵手紙大展覧会」(狛江郵便局主催)が5月30日午前11時から午後4時まで、狛江市元和泉のエコルマホール(小田急線狛江駅前)で開かれる。
同局では絵手紙発祥の地・狛江をPRするため、「絵手紙発祥23周年記念」として昨年11月から4月まで約半年間、「絵手紙マラソン展覧会」と名付け狛江市内の金融機関や駅など31カ所で分散して展示した。
同局では、寄せられた作品は、市内の店舗や会社など約1000カ所に配布することにしていたが、市民から「すべての作品をひとつの場所で見たい」という声が寄せられた。同局では、こうした要望に応えるとともに、数多くの絵手紙の作者の温かい心にむくいようと急きょ開催を決めたもの。当日は、絵手紙の創始者小池邦夫さんも会場にかけつけ、午後3時から4時までサイン会を行う。
入場は無料。
2005-05-26 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年5月15日
狛江市の西河原公民館でバラ展
狛江市元和泉の西川河原公民館で14日から「狛江バラ愛好会」(代表幹事・桜岡千代子さん)の会員が自宅で丹精込めて育てたバラを展示、同館を訪れた市民を楽しませている。
会場の約50平方メートルの展示ギャラリーには、会員12人が出品した深紅の大輪「乾杯」や薄紫色の「ブルームーン」をはじめ、ツル性やオールド、モダンタイプなど約70種類のバラがフラスコに生けられており、中には日本産の野バラなど珍しいバラもある。このほかなど小ぶりのバラは鉢で展示しており、壁には会員が撮影したバラのアップ写真やバラの彫刻なども飾られている。ギャラリーが玄関脇のため、学習室など他の部屋を利用する市民はドアをあけた途端流れてくる甘い香りに誘われ、思わず足を止め、花に見入っていた。桜岡さんの話によると、ことしは春先の天候が不順で5月に入って気温の低い日が続いたためバラの開花が遅れ、例年より種類も点数も少な目だという。
展示は15日までの2日間で、時間は午前10時から午後4時まで。
2005-05-15 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年5月12日
宮前区でふれあいフェスタ:5月15日区役所一帯で多彩に
福祉と健康をキーワードに、みやまえふれあいフェスタ(同フェスタ実行委員会、宮前区主催、宮前区社会福祉協議会共催)が5月15日午前10時から午後3時まで宮前区役所、宮前市民館、市民広場を会場に催される。
区民同士の交流、ふれあいを通して豊かなコミュニティーを築き、地域の健康と福祉を考えるきっかけにしようと開かれているもので、ことしで11回を数える。
同区内の福祉や文化団体など催し18、出店15、ステージ20の合わせて53団体が参加、太鼓の演奏やフラメンコ、手話コーラスや吹奏楽、地域作業所の模
擬店、手話教室、丸太切り大会、車イス体験、シルバー囲碁大会、子ども体験コーナー、アニメ上映、ことば遊び、笑顔の絵画展、長野県佐久市の物産展など家
族で楽しめるさまざまなイベントをくり広げる。
また、健康まつり(宮前区健康まつり実行委員会主催、県公衆衛生協会宮前支部共催)も同時開催され、元気度チェックコーナー、血管年齢測定、風船バレー、講演会「血液サラサラ・食と生活の工夫」、親子ストレッチなど、健康をテーマにした企画が用意される。
会場へは当日、宮前平駅、鷺沼駅から無料の送迎バスが運行する。
問い合わせは電話044−856−3125宮前区役所地域振興課または044−856−3254地域保健福祉課
2005-05-12 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年5月11日
ゆりがおか児童図書館で「1日こども図書館」
川崎市麻生区東百合丘の「ゆりがおか児童図書館」(渋谷益左右館長)で5月14日午後1時〜5時から恒例の「1日子どもとしょかん」を催す。
この行事は、同館利用者の小学生高学年のこどもたちなどが、本の貸し出しやおはなし会などを行うもの。午後2時からのおはなし会は絵本「ありのあわわ」「いちにちのさんぽ」「のせてのせて」「たまごにいちゃん」の読み聞かせすばなし「ちっちゃなちっちゃなものがたり」のほか、子どもがつくったパネルシアター「けんたとジョンのにちようび」も披露される。
参加は自由で、問い合わせは電話044(954)1740ゆりがおか児童図書館(月・水・土午後1〜5時)。
2005-05-11 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年5月 2日
フロンターレがホーム2連勝:長橋がゴール、4位に浮上
5月1日のJリーグ第9節の試合で、川崎フロンターレはジェフユナイテッド千葉に競り勝ち4位に浮上した。等々力競技場はゴールデンウィークの日中試合とあって大勢の家族連れが観戦、強豪相手の2連勝にスタンドは盛り上がりをみせた。
写真=先制点に喜ぶ長橋(右)とアウグスト
試合は、前節までに19ゴールとリーグ最多得点を誇る千葉を相手に激しいボールの奪い合いとなった。両チームとも守備意識が高く前半を0点で折り返す。後半、千葉がボールを支配するものの、川崎は一瞬のスキをつきカウンター、61分にMF長橋康弘が「前回を覚えていない」ほど久しぶりのゴールを決めた。
先制点を奪われた千葉は攻撃を厚くし川崎ゴールを襲うが、川崎はFW黒津勝からDF佐原秀樹に、さらにMFマルクスに替えてベテランのMF相馬直樹を投入、全員で集中をきらさず貴重な1点を守り抜いた。
ゴールデンウィークは11日間で4試合とハードなスケジュール。残る2試合はアウェイで、4日にアルビレックス新潟、8日に大分トリニータと対戦する。
次のホームゲームは14日午後3時から清水エスパルスを迎える。
2005-05-02 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月29日
川崎フロンターレが横浜FMを破り、6位に浮上
川崎フロンターレは4月28日、2年連続Jリーグ年間王者の横浜Fマリノスを2対1で下し、連敗を脱出して12位から6位に浮上、今季初の神奈川ダービーを制したホーム等々力は、歓喜にわきかえった。
2005-04-29 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月28日
とどろき水辺の楽校が30日に開校イベント
多摩川をフィールドに楽しく遊びながら自然を学ぶ「とどろき水辺の楽校」(菅田木一校長)の今年度の開校式が4月30日午前10時から午後1時に中原区の多摩川河川敷で行われる。
多摩川をフィールドに楽しく遊びながら自然を学ぶ「とどろき水辺の楽校」(菅田木一校長)の今年度の開校式が4月30日に中原区の多摩川河川敷で行われる。当日は、酒井昭子さん、村崎幸代さん、深澤得こさんとジュニアリーダーのメンバーの指導で河川敷の野草をつみてんぷらやみそ汁で試食するほか、川で魚を捜す。講師は、酒井昭子さん。参加費は200円。弁当、水筒、敷物、着替え、魚網ビニール袋など持参。
問い合わせは電話044(733)3539鈴木さん。
2005-04-28 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b5) 川崎市中原区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月26日
多摩川イベントラリー:4月29日からスタート
狛江市のいかだレースなど多摩川の源流から中流域の5カ所で開かれる催し物に参加するイベントラリーが4月29日から始まる。多摩川に親しんでもらおうと流域の5市町村が連携して1998年から開催している。
ラリーは、29日の奥多摩町「森林浴ヘルシーウォーク」(約10キロの奥多摩むかし道を歩く、電話0428-83-2112)を皮切りに、5月4日山梨県小菅村「源流祭り」(釣り大会、流域の芸能大会、夜は日本一のお松焼き電話0428-87-0111)、7月17日「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(仮装とタイムを競うレース03-3480-9367)、7月31日山梨県丹波山村「夏まつり丹波」(カヌー教室、木工教室、マスのつかみどり、水上丸太わたりほか、電話0428-88-0211)と続く。最後は奥多磨町で行われる多摩川流域郷土芸能フェスティバル(小菅村、丹波山村、奥多摩町、狛江市などの郷土芸能の競演、電話03-3489-1166)。フェスタ会場では小菅村、丹波山村、奥多摩町の旅行宿泊券(ペア)やそれぞれの温泉入浴券、海外旅行(ペア3泊4日)があたる抽選会、3つ以上のイベント参加全員には特産品がプレゼントされる。
ラリーの台紙は小田急線の狛江、和泉多摩川、喜多見、成城学園駅と狛江市などで配布している。問い合わせは電話03(3480)9367イベントラリー事務局。
2005-04-26 in 02) イベント・催事, 10)社会 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月20日
狛江市の桜庭サロンで24日にオープンガーデンとミニコンサート
狛江市和泉本町の桜庭サロンが、八重桜の開花にあわせ4月24日にオープンガーデンと狛江市やその近郊に住む演奏家らによるミニコンサートを催す。
オープンガーデンは午後2時から8時まででで、サロンで開くミニコンサートは、午後3時と午後6時の2回。出演は、チェンバロ・佐伯恵美さん。サックス奏者井関ひろしさん、琴・後藤好子さん、ギター・前島潔さんで、それぞれ異なったジャンルの曲を演奏する。コンサートは桜のドリンク付きで1500円、庭の観賞は無料。
また、同サロンではこのコンサートの出演者も23日まで募集している。演奏時間は一人約15分で、CDの販売も可能。
問い合わせは電話03(3480)6669桜庭。
2005-04-20 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月16日
高津区のてくのかわさきで哲学者・内山節さんの講演会
川崎市高津区溝口の生活文化会館(てくのかわさき)で4月17日午後6時30分から森の哲学者・内山節さんの講演会が開かれる。
川崎北部で自然保護などに取り組む「生田緑地・ドングリ山トラスト基金」「かわさき自然と共生の会」「川崎多摩丘陵の里山を守る会」「地球の木・ラオスチーム」「津田山緑地里山の会」「向ヶ丘遊園の緑を守り、市民憩いの場を求める会」の6団体が共催するもの。
内山さんは立教大学大学院教授で、20数年前から群馬県上野村の農家に住まいを持ち、自然、労働、森林問題について思索、NPOもりづくり代表理事を務め、「里の在処」「森に通う道—知床から屋久島まで」など山里から世界を眺めた多数の著作がある。川崎市民アカデミーの講師に長年携わり、市内にも多くのファンがいる。
当日は、自然の大切さをテーマに「森・都会・人間」と題して講演する。参加費は1000円。
問い合わせは電話044(931)3280酒井さん
2005-04-16 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月13日
宮前区の"玄関"花で飾ろう:東名IC近くで住民が花壇づくり
川崎市宮前区の東名土橋公園で3月26日、「東名川崎インターチェンジ景観づくり第1回発表会 花まつり」が開かれ、地域の親子連れなど約300人が参加してインターチェンジ入り口に接する道路わきに花を植えた(写真)。
「考える会」中心に景観作り事業の第1弾
川崎の北の玄関口−東名川崎インターチェンジ(IC)付近の環境を良くしようと2002年12月発足した市民団体「東名川崎インターチェンジ周辺のデザインを考える会」(小林辰哉会長)と土橋町内会(柴原忠男会長)、犬蔵自治会(村野博会長)が催したもの。考える会は、自主的な調査や勉強会を重ね、環境向上のための提案書を2003年度に川崎市に提出しており、その実現に向け宮前区役所内が事務局となって2004年4月に「東名川崎IC周辺整備推進協議会」が発足した。
花壇づくりはその第一歩で、市環境局が都市緑化を目的にした「緑の景観作り事業」の一貫として、尻手黒川線に沿った河川用地に花壇を作ることになったもの。花壇は東名土橋公園から東名IC入り口まで約130mの帯状で、面積は約300平方m。花壇の周りにはシャベル、ジョウロ、ホースリールなど日常管理に使う道具入れを兼ねた木製のベンチ5基と水道も設けられており、総事業費は約2400万円。
この日は、イヌツゲ、タマリュウなど緑色の草地と花の植栽地43カ所に、小学生や幼児づれの親子などが春から秋に花期を迎えるパンジー、ノースポール、日々草など6種類の花の苗約2000株を約1時間かけて植えた。花壇は、土橋町会、犬蔵自治会の住民が水やりなどの管理を行う。
植栽の作業前には、犬蔵中学ブラスバンド部が「ファンファー」など3曲を演奏。阿部孝夫川崎市長が会場を訪れ、「考える会から素人とは思えないすばらしい提案が出された。北の玄関の環境を良くする事業は、市民と行政が一緒になる自治基本条例のモデルとなる良い事例。市は財政が厳しいが(同会のように)自ら汗を流し、熱心に地域のことに取り組んでいる団体には援助していきたい」と激励した。
作業後は、同会がこれまでの経過や今後の方針などを発表(写真)。IC周辺の土橋2丁目の「第六天遺跡」から縄文中期の土器が発掘されるなど区内は縄文遺跡が多く、それにちなんで2005年10月にIC出口植栽部分に縄文をモチーフにしたモニュメントを設置する。このほか、(1)区内の東名高速沿いの企業などの協力で建物の壁に花かごを取り付ける(2)国土交通省や日本道路公団と連携し高速道路の橋ゲタにラッピングアートを施す(3)東名ICを起点に生田緑地までを「岡本太郎ロード」と位置づけ、岡本太郎に関連した作品を設置してアートロードにするなどの将来構想が披露された。
会場では、主催者が焼きそばや豚汁を用意し、植栽作業に参加した人をねぎらった。またアトラクションとして、地元の芸人古賀加津美さんとおいかどいちろうさんが津軽三味線の演奏や口から火を噴いたり獅子舞などの大道芸を披露、ロックソーラングループ「育と雅」がそろいの衣装でロックそーらんを踊った(写真)。
考える会の小林会長は「地域の学校や子どもがたくさん楽しみながら参加してくれてよかった。川崎のイメージをプラスにするため、毎年新しいことをかたちにしていきたい」と語っていた。
2005-04-13 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月10日
麻生川で4月2日に桜まつり:地元の踊りなど披露
川崎市麻生区のサクラの名所として知られる麻生川で、4月2日「桜まつり」(麻生区観光協会ほか主催)が開かれ、「麻生川さくらまつり唄」など地元の踊りが披露された。麻生川は、小田急線新百合ヶ丘駅—柿生間の共和橋(古沢交差点近く)から柿生新橋まで全長約1・3キロの両岸に樹齢30数年〜40年のサクラが約240本植えられている。「サクラを楽しみながら区民の交流を深めよう」と1994年から区内の各団体が実行委員会を作り、毎年3月の最終土曜日か4月の第1土曜日に「麻生川桜まつり」を催している。
会場はサクラ並木のほぼ中間地点の空き地。ことしは寒さの影響で開花が大幅に遅れ、大半の木はまだツボミのままだったが、川沿いには柿生駅前の商店主らによる露天も並び、まつりの始まる午後2時ごろには散策に訪れる人も増えて会場の周りに多くの観客が集まった。
会場では、和服姿の麻生区文化協会の会員やそのお弟子さんらが地元に伝わる「禅寺丸音頭」「あさおまつり唄」などを踊り始めると観客の一部も飛び入りで参加、踊りの輪が広がった。ことしは片平こども文化センターを拠点に活動する五力田ソーラン踊りの会「鳴子踊りチーム『輝楽(きら)』も初めて参加、そろいのコスチュームで「よさこいソーラン」を踊り大きな拍手を受けていた。
柿生生まれの鈴木浩一実行委員長はうらめしげにサクラの木を眺めながら「自然が相手だから仕方がないけど、こんなに開花が遅いのは初めて。それでもたくさんの人が集まってくれてよかった」とほっとした表情で語っていた。
2005-04-10 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年4月 9日
麻生区で青少年ポピュラーフェスティバル:中・高校生52人がパフォーマンス
若さあふれるパフォーマンスを見てと3月26日、麻生区の新百合ヶ丘21ホールで、同区内の中学生と高校生が出演する「青少年ポピュラーフェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が開かれた(写真)。
フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと催されたもので、4回目のことしは ダンス部門1、バンド部門11の合わせて52人が動物のぬいぐるみなど思い思いの衣装で熱演した。
今回は初出演団体が多く、なかには2日前に初めて全員の音合わせというグループもいたが、ステージ最後には中学卒業時から4年連続出演している「G-iron」が「このコンサートに参加するのはこれで最後です。ぼくたちのバンドの成長ぶりを聴いて下さい」とオリジナル曲を披露、観客から大きな拍手が贈られていた。
ロビーでは、「音楽練習できる場所がほしい」などと出演団体のメンバーが書いたパネルも展示された。
2005-04-09 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
多摩区でミュージック・ダンスフェスタ:16団体が能楽堂舞台で熱演
川崎市多摩区の生田緑地にある枡形山で3月26日、多摩区ミュージック・ダンスフェスタ2005(多摩区イメージアップ委員会主催)が開かれ、高校生から中年まで16団体が展望台を兼ねた能楽堂の舞台でさまざまなパフォーマンスを繰り広げた。
3回目のことしは音楽部門に11団体、ダンス部門に4団体が出演。各グループは思い思いの衣装を身につけて舞台に上がり、ビートルズナンバーやオリジナルソングのほかパンク、ヘビーロックなどの演奏に加えジャズダンス、ストリートダンスなどを5時間以上にわたって熱演した。
サクラの名所として知られる会場は、昨年は花見客でぎっしりだったがことしは開花の遅れで散策に訪れる人はまばら。主催者が用意したイスも空席が目立ったが、仲間の晴れ舞台を応援しようと熱心な音楽ファン約200人が訪れ、ステージのすぐ前に立って音楽に合わせて手を振ったり、声をかけたりとライブハウスのノリで舞台を盛り上げていた。
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2005年3月25日
多摩区の枡形山で26日、ミュージック・ダンスフェスタ
川崎市多摩区の生田緑地枡形山広場の展望台で3月26日、高校生からおじさんまでが競演する多摩区ミュージック・ダンスフェスタ2005(多摩区イメージアップ委員会主催)が開かれる
音楽、踊りを通して世代間の交流や若者の地域への参加意識を高めることを目的に催すもの。ことし3回目となるフェスタには、バンド部門は11団体、ダンス部門には4団体が参加する。
出演団体は、バンドが菅中学出身で別々の高校に通う出演3回目の「うそ800」などの高校生のほか、社会人、おじさんバンドなど年代も幅広い。ロック、ポップス、パンク、ポップスなどジャンルも幅広く、オリジナル曲でライブ経験も豊富なバンドから、フェスタのためにバンド結成しこの日が初ライブというグループもある。演奏時間は1組20分。
ダンスは、区内のダンス教室の生徒などがロック、ストリート、ジャズダンスを10分間披露する。出演者たちは皆、発表の場を自分たちでつくりだしたこととと、他の出演者の演奏や演技との競演を楽しみにしている。
時間は正午から午後5時30分まで。入場は自由で無料。
問い合わせは電話044(935)3148多摩区役所地域振興課。
詳細は多摩区のホームページ("http://www.city.kawasaki.jp/71/71tama/home/index.html)
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2005年3月24日
麻生区で26日、中高生がダンスやバンド競演
川崎市麻生区内の中学生と高校生が出演する「青少年児童音楽(ポピュラー)フェスティバルVOL4」(青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催)が、3月26日午後1時から新百合ヶ丘21ホールで開かれる。ことしは、12団体52人が若さあふれるさまざまなパフォーマンスを披露する。
フェスティバルは、子どもたちがいきいきと充実した時を過ごせる場所について考えようと2002年3月に初めて開かれ、小学生から高校生が舞台で音楽やダンスを披露、自分たちが望むまちについてパネル展示で発表し大きな話題を呼んだ。
今回も麻生東地区社会福祉協議会、麻生区主任児童委員会らで実行委員会を結成、出演団体のメンバーも参加して準備を進めている。当日は出演者が交替で舞台進行や司会を担当する。
ダンス部門の出演は、昨年初出演した白鳥中学OBの「笑×笑(わらわら)」のみ。 バンド部門は、中学生4、高校生7の11団体で、トリを務める「G-iron」は中学卒業時から連続4回出演、ことし高校を卒業し今回が最後の出演となる。参加者の多くは友人が出演した過去のフェスタを見て応募した若者や、高校進学後も中学時代の同級生とバンド活動を続けているグループなど。
出演時間は1団体10分で、オリジナルダンス、人気バンドのコピー曲を演奏するが、なかにはロックのオリジナル曲を演奏する団体もある。
また、ゲストとして、新百合ヶ丘駅で時々ストリート・ライブをするプロのユニット「じみ変」が「星ふる夜はあなとと二人で」など4曲を演奏、ダンスグループ「ビバ・コリーガ」「焔舞」が「川崎おどり」と「好きですかわさき愛の歌」をミックスした「イーじゃんダンス川崎」を披露する。
ロビーでは、出演団体のメンバーが書いた「こんな居場所がほしい」のパネルも展示される。入場は無料。
問い合わせは電話044(952)5500麻生区社会福祉協議会。
2005-03-24 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年3月 6日
エルミロードで火災予防訓練:消防フェアで音楽演奏も
川崎市麻生区の大型商業施設小田急新百合ヶ丘エルミロードで3月1日、麻生消防署の救助隊がビル非常口から壁をつたって人命救助する大がかりな訓練が行われた。
写真=ロープでビルを下りる麻生消防署救助隊(上)、放水訓練(中)、広場で行われた消防音楽隊の演奏(下)
春の火災予防運動(3月1日〜7日の)の一貫として行われた訓練は、同ビル5階レストラン街から出火という想定で麻生消防署、同消防団、エルミロードで働く職員らで構成する自衛消防隊ら計120人が参加。火事の通報で自主消防隊がまず初期消火と客の誘導などを行った後、麻生消防署救助隊員が非常口のバルコニーまでロープを伝ってビルの壁をよじ登り店舗内に取り残された人を背負って壁を降下した。参加者は訓練とはいえ、壁をつたってテキパキと動き回る救助隊の姿に手に汗にぎって見守っていた。
訓練終了後の午前10時からは新百合ヶ丘駅南口広場(ペディストリアンデッキ)で消防フェアが催され、子供用の消防服を着ての記念撮影や新潟中越地震の写真パネルの展示、消防何でも相談、消防アンケート、老朽化した消火器の回収などが催された。また11時からは消防音楽隊が「ハローファイヤーマン」「ジャパニーズグラフィティー(坂本九メドレー)」など消防や川崎にゆかりのある曲を約30分演奏、暖かな日差しのなか買い物客らが100人以上集まりイスに腰掛けて隊員の音楽に聴き入っていた。
■関連記事=小田急新百合ヶ丘エルミロードで区内の小学生の防火ポスター展
2005-03-06 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年3月 5日
小田急新百合ヶ丘エルミロードで区内の小学生の防火ポスター展
防火意識を高めてと、小田急新百合ヶ丘エルミロード5階レストラン街の催事場で川崎市麻生区内の児童が描いた防火ボスター展が3月1〜7日まで開かれている。
麻生消防署(松尾茂美署長)が春の火災予防運動がにちなみ、区内の小学校に作品を依頼し、東柿生小学校と白山小学校4年生が描いた52点を展示している。展示作品は、消防自動車、タバコの火、ろうそくの絵などとともに昨年秋の防火標語「火は消した? いつもこころにきいてみて」のほか「火の用心」「火遊びをやめよう」など防火を呼びかける標語が描かれている。
■関連記事=エルミロードで火災予防訓練:消防フェアで音楽演奏も
2005-03-05 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年3月 3日
狛江の古民家園で、昭和初期の雛人形や市民の作ったつるし雛を展示
狛江市元和泉2丁目の狛江市立古民家園で昭和初期に日本からアメリカに渡った男雛と女雛が神殿に入った珍しい雛人形や市民の手作り雛が飾られ、人気を集めている。
写真=アメリカ帰りの寝殿入りのひな人形(左)、和泉保育園所蔵のひな人形(中)と市民が作った「つるし雛」(右)
同園では、年中行事に合わせさまざまな展示を行っており、3月3日の「桃の節句」にちなみ、毎年市に寄贈されたアメリカ帰りの雛人形などを飾っている。七段飾りで蒔絵の道具を備えた立派なこのひな人形は、65年以上わたって狛江に住み、収集した貝に学名がつくなど博物学者として知られる故山村八重子さんとその父親がアメリカで結婚した八重子さんの姉の娘のために1930年代に贈ったもので、2000年にアメリカに住む遺族から狛江市に寄贈された。
ことしは和泉保育園に寄贈された戦前のものと推定される7段飾りの豪華なひな人形も約20年ぶりに箱から出され、日の目にあたる。このほか、同市駒井町の野地千代子さんなど5人の女性が作った8基のつるし雛と同園ボランティアの伊澤道男さんが作った折り紙のひなも展示している。
展示は3月8日まで。時間は午前9時30分から午後4時30分まで。水・木曜は休園。入園は無料。
問い合わせは電話03(3489)8981むいから民家園。
2005-03-03 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年3月 2日
高津区溝口で大山街道フェスタ:人気を集めた大ナベの湯豆腐
川崎市高津区のメインストリート・大山街道沿い 溝口南公園や高津図書館などで2月13日、「大山街道フェスタ」が開かれ、名物の大なべの湯豆腐や買い物などを楽しんだ。
写真=人気を集めた直径4mの大鍋で作る湯豆腐(上)、溝口緑地の大山街道物産市
市内でも最も古い商業地のひとつ大山街道の商業振興と歴史文化の掘り起こしを図ろうと、大山街道活性化推進協議会が主催したもの。2回目のことしは、おだやかな日和に恵まれて、昨年より1500人多い6500人が会場を訪れた。
人気を集めたのは溝口南公園で行われた「大山仙人鍋・高津ゆどうふ」。午前10時30分のまつりの開始とともに人が並び始め、実行委員らが区内の豆腐店で作られた豆腐を直径4mの大ナベに入れる作業を見ながら配布を待っていた。会場では、湯気の立つあたたかな豆腐を食べながら、和やかに談笑する親子連れなどで賑わい、午後1時過ぎには用意した500丁1000食を配り終えた。
溝口緑地では図書館へのアプローチにノボリ旗を並べ大山街道物産市と銘打って街道沿いの商店などが出店、うどんや赤飯などの軽食販売や陶芸家の濱田庄司にちなんで益子焼きの販売などが行われラッシュ並みの混雑、野菜の即売会場では区内産のネギやトマトなどが約40分で売り切れた。緑地では、大きな荷物を持つ家族連れや小春日和のなかでうどんやポップコーンをほおばりながら若手ミュージシャンの演奏を聴きながらのんびりと休日を過ごす若者もいた。
沿道では大山街道ウォークも行われ、ボランティアのガイドで藏づくりの老舗などを見て回る熟年連れも多かった。
2005-03-02 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年3月 1日
麻生区役所が「ふるさと八景」の区民投票を受け付け
川崎市麻生区が、次世代に受け継ぎたい風景「ふるさと八景」の候補地を区役所などでキャビネ版のカラー写真で展示、区民の投票を3月3日まで行っている。
同区では昨年10月に八景候補地を区民から公募。区民などで構成する麻生八景選定委員会が、寄せられた場所に1989年に選定した「麻生区ビューポイント10」を再調査して加え、1自然にとけ込む2自然を歩く(遊歩道、並木など)3都市らしさ4暮らしを楽しむ(住宅街など)5昔を感じる6人に交わる(祭りなど)7眺望8楽しく集う(公園など)の8つの要素から次の28カ所に絞り込んだ。
投票場所は、区役所2階ロビー(午前8時30分〜午後5時)、柿生連絡所(午前9時〜午後4時30分)、麻生市民館オープンスペース(午前9時〜午後9時、最終日は午前11時)。また麻生区役所ホームページ(http://www.city.kawasaki.jp/asao/index.htm)と川崎新都心街づくり財団ホームページ(http://www.kncf.net/)でも受付中。このほか、2月24日〜28日までは小田急新百合ヶ丘エルミロードの1階吹き抜けコーナーでも委員が交代で説明を行い、好評を集めていた。
候補地は、岡上営農団地、黒川の谷戸(汁守神社含む)、古沢一帯(里山風景・コスモス)、早野の里(五郎池〜上池)、麻生川の桜並木、栗木緑地、修広寺〜柿生緑地、新百合ヶ丘駅周辺(夜景)、グリーンタウン(白山神社・むじなが池含む)、王禅寺新興住宅街、山口台住宅地、王禅寺(山門・禅寺丸柿原木)、香林寺五重塔、浄慶寺・秋葉大権現社(あじさい・石仏)、琴平神社(茅の輪くぐり)、東光院、細山神明社(秋祭り)、麻生不動のだるま市、麻生のどんど焼き、高石神社(句碑・ビューポイント)、弘法松公園(松・ビューポイント)、勝坂(富士方面のビューポイント)、王禅寺見晴らし公園(富士方面のビューポイント)、多摩美ふれあいの森・市民健康の森・多摩美自然遊歩道、ふるさと公園、黒川青少年野外活動センター(黒川分校跡)、マイコンシティー、七国峠。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。
2005-03-01 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年2月27日
小田急新百合ヶ丘エルミロードで2月27日までフロンターレ栄光の軌跡展
3月5日開幕のJリーグを前に、小田急新百合ヶ丘エルミロード5階催事場で昨シーズンの川崎フロンターレの活躍を振り返る「川崎フロンターレ 栄光の軌跡展」が2月27日まで開かれている。
展示は、麻生区片平に練習場を持つフロンターレを地域ぐるみで応援しようと、NPO法人k-pressが催した。
内容は、今シーズンの登録選手の背番号、ポジションの紹介とパネル、B3判フルカラーのポスター形式で写真ニュース「川崎フロンターレnow」による全44試合、ジュニーニョ、マルクス、アウグストのブラジル人トリオ、我那覇和樹選手、中村憲剛選手、J2優勝時の関塚隆監督の胴上げの生写真7枚。
展示時間は午前10時から午後10時。
問い合わせは電話03(3430)6617k-press。
2005-02-27 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年2月21日
2月21日から丸山永畝展:スケッチ1193点でしのぶ半世紀前の田園・狛江
半世紀前の狛江の風景を描いた日本画家の写生帳が同市内でさきごろ見つかり、2月21日から小田急線狛江駅前の泉の森会館で初公開される。
「丸山永畝(えいほ)スケッチ展 よみがえる狛江『村』の風景」(泉の森友の会主催、NPO法人k-press/狛江のまちを考える会共催)は、富士を望む多摩川のほとり、広がる田畑に実る作物、雑木林に点在するかやぶき屋根の家々、小川で野菜を洗う人々など都市化の波が訪れる前の昭和20年代半ば、田園地帯だった狛江を描いたスケッチ画1193点を縮小印刷して展示する。会場にはスケッチ画のほか狛江市岩戸北の自宅で丸山画伯と同居していた長男の丸山督雄さん(85)から借りた肉筆画3点と絵筆、落款(らっかん)、画伯が長女の初節句に贈った手製のひな人形も飾られる。
いきいきとした筆使いで描かれたスケッチには、描いた日付とおおよその場所が書き込まれており、多いときは毎日数枚描いている。
本画を描く時に必要となる素材の動植物や風景を記録するために描いた側面もあるが、当時の写真も少ないだけに、半世紀前の風景や生活を知る上でも貴重な資料になると、専門家からも注目を集めている。また、昔の狛江の地図も展示、描かれた風景を覚えている人からその場所に印を付けてもらうコーナーも設ける。
丸山永畝(本名・忠治郎、1886〜1962年)画伯は、長野県上諏訪町(現・諏訪市)出身で、画家をめざして20歳で上京。花鳥画の大家として知られる荒井寛畝に師事し、寛畝が主宰する会のほか文部省美術展覧会、帝国美術院展などに出品、入選作もある。主に軸物、屏風、襖絵などの作品を手がけ、代表作としては昭和初期に描いた目黒雅叙園所蔵の「叢中」、郷里の諏訪法光寺の「梅園」などがある。同門の画家らと若いころからしばしば写生に出かけ、和綴じの写生帳を数多く残した。
スケッチ展は、遺族の督雄さんの知り合いの主婦からの連絡で写生帳を見せてもらった中和泉の稲葉和也さんの発案によるもの。稲葉さんは古民家の専門家で世田谷区の文化財保護審議会委員を務めており、写生帳に描かれた多量のスケッチを見て「狛江の原風景が描かれている」と感動、資料的価値が高い、とまとめて保存するよう遺族に要請。その結果、遺族からの申し出で、世田谷区立郷土資料館に寄託された。
寄託されたスケッチは全部で約2万点にのぼり、これまでに戦後狛江に住んでから以降の約8000枚が整理され、うち狛江市内を描いたものが1193枚あることがわかった。郷土資料館では、3月に寄託品の展覧会を催すが、それに先立ち狛江市内を描いた分を地元で初公開することになった。
会場には、はがき程度の大きさに縮小印刷したものを17枚のパネルにして展示してある。展示にあたった人たちは、「すごい数でびっくりした。1点ずつ見たら時間がかかりそう」と丸山画伯の画業と緑豊かな農村地帯だったころの狛江に思いをはせていた。
同展は2月27日までで、時間は午前10時〜午後8時。入場は無料。
問い合わせは泉の森会館(狛江市元和泉1−8−12)電話03(5497)5444。(交通=小田急線狛江駅北口下車徒歩1分)
■関連記事=丸山画伯スケッチのポストカード販売
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2005年2月18日
幸市民館で19日民俗芸能発表会:川崎市内の12団体が地元に伝わる芸能を披露
イスの上にタワラなどを乗せてバランスを取りながら力自慢をする芸など川崎市内でいまも市民に受け継がれている民俗芸能の発表会が、2月19日午前10時から午後4時まで川崎市幸市民館で開かれる。
川崎市民俗芸能保存協会と川崎市教育委員会が主催。市内の12団体が、地元の祭りの時にしか見られない踊りや農地が広がって時代に地域で歌われていた労働歌など珍しいふるさとの芸能を披露する。演目最後には紅白のモチが配られる。
出演団体と演目は、若宮八幡宮囃子保存会「寿獅子」=川崎区、戸手中部囃子保存会「獅子舞『化粧』手踊り」・小向獅子舞保存委員会「小向の獅子舞」=以上幸区、宮内祭囃子保存会「祭囃子」・大戸神社祭囃子保存会「おかめの手おどり」・丸子囃子保存会「浦安の舞、舞姫」・新城郷土芸能囃子・曲持保存会「囃子・曲持」=以上中原区、有馬大正踊り八木節保存会「有馬大正踊り八木節」・白旗八幡大神平囃子保存会「祭り囃子」・土橋万作踊り保存会「土橋万作踊り」=以上宮前区、登戸古民謡保存会「登戸田植え唄・焼き米つき唄」=多摩区、栗木粉屋踊り保存会「粉屋踊」=麻生区。
入場は無料。
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2005年2月16日
日本民家園で合掌造り屋根葺き替え工事見学会:好評にこたえ、2月20日に再度開催
カヤ葺き屋根の葺き替えを行っている川崎市多摩区の日本民家園・旧山田家住宅で、2月20日午後1時30分から2時30分まで工事の見学会が開かれる。
写真=旧山田家の屋根葺き替え工事(日本民家園提供)
見学会は12日に続き2度目で、先着30人の定員に対し約2倍の人が並んだ。作業などの関係で全員の見学は無理だったが、定員の1.5倍の45人が足場にあがり、合掌造りの屋根を間近に見たり、カヤを束ねる材料の植物マンサクをねじりほぐす「ネソネリ」と呼ばれる作業の実演を見学した。このとき、見学できなかった市民から再度開催を望む声が出され、それに応えるかたちで催される。
山田家は、富山県東礪波郡上平村 の越中五箇山の桂集落から移築した17世紀後期の合掌造りで、同園「信越の村」コーナーにあり、神奈川県の重要文化財に指定されている。同園としては3年ぶりの本格的な片面葺き替えで、五箇山から屋根職人8人が来て、2月10日から作業を行っている。
当日は、建築専門の同園職員・外山明彦さんが、現場で工事の様子を説明、足場にあがって見学できる可能性もあり、同園では動きやすい靴での参加を呼びかけている。
午後1時から旧山下家(白川郷のソバ屋)で整理券を配布する。定員は先着30人。雨天の場合は中止。工事期間中、周辺からの見学は自由。
見学は無料だが、入園料は、一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下と65歳以上は無料。問い合わせは電話044(922)2181日本民家園。
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麻生区でフロンターレnow展:写真ニュース全号展示
k-pressでは3月5日のJリーグ開幕を前に、川崎市をホームタウンとする川崎フロンターレへの関心を高めようと、川崎フロンターレの試合を紹介したk-press Photo News「川崎フロンターレnow」2004年版全号の展示を、フロンターレ練習場がある麻生区で2カ所で開催、2月15日から1カ所目の麻生区役所柿生連絡所での展示が始まりました。
展示は、川崎市、(株)川崎フロンターレ、フロンターレ後援会の協力で開かれます。
内容は、B3判フルカラーのポスター形式の「川崎フロンターレnow」全44試合のほか、得点王のジュニーニョ、マルクス、アウグストのブラジル人トリオ、我那覇和樹選手、中村憲剛選手、J2優勝時の関塚隆監督の胴上げなど写真7点などです。麻生連絡所の会期は、22日(19日・20日は休み)まで、時間は午前8時30分〜午後5時。
2カ所目の会場は、小田急新百合ヶ丘エルミロード5階催事場で、日程は2月25日から27日の3日間、時間は午前10時〜午後10時。
J2リーグの記録を塗り替え、ぶっちぎりの優勝を果たしたフロンターレ選手の勇姿を振り返り、5年ぶりのJ1ステージでの活躍を応援して下さい。
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2005年2月12日
麻生区で2月19日、自然エネルギー促進の講演会
川崎市麻生区役所、太陽光発電機設置2周年を記念して、自然エネルギーについて理解を深めてようと2月19日に講演と太陽光発電機の見学会が開かれる。
講演は、午前10時から区役所第1会議室で環境教育コーディネーターの小澤祥司さんが「自然エネルギーがまちにやってくる」の演題で講演、その後、同区役所に庁舎屋上に設置された太陽光発電装置を見学する。参加は自由で、定員は先着100人。
同区役所では、川崎市地球環境保全行動計画推進会議・市民部会委員の同区上麻生の飯田和子さんらが地球環境保全に向け自分の住む町で市民としてできることをと太陽光の利用を区に要望。同区では、2002年に区制20 年記念事業として設置することを決め、飯田さんをリーダーに市民を巻き込んだ麻生区自然エネルギー活用促進実行委員会を作って活用促進イベントを開催している。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。
2005-02-12 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
子ども夢パーク(高津区)で2月26日、かわさきかるた大会
「川崎市制80周年記念かわさきかるた」の完成を祝うかるた大会が、2月26日午前10時30分〜午後2時30分に川崎市高津区下作延1500-1の「子ども夢パーク」で開かれ、参加者を募集している。
かるたは、川崎の歴史、風土、伝統文化、ゆかりのある人物、事柄などを題材に読み札を市民から公募し、3295人から4258点の作品が寄せられた。郷土史、地名、観光、自然環境などに詳しい専門家などによる制作委員会(委員長=斉藤文夫川崎市観光協会連合会会長)が選考し、2004年末に「生田には 星と太郎の 夢がある」「六郷を 渡れば川崎 奈良茶飯」などいろは44作品が決まった。その後、児童文学作家・工藤直子さんが監修し市内の画家sやイラストレーターなどが絵札を制作し、3月10日から区役所、市内の書店などで発売の予定。
大会は、川崎市と同かるた制作委員会がかるたのお披露目をかね、小学生を対象に催す。午前中は屋内、午後は大判かるたを使って屋外で行う。雨天決行。参加者には豚汁とご飯が出る。定員は100人。
参加希望者は、FAX(044-200-3913)または葉書に、住所、氏名、年齢(学年)、電話番号を記入し〒210-8577市民局市民文化室へ2月21日(必着)までに送る。
問い合わせは電話044(200)2029市民局市民文化室。
2005-02-12 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 05)歴史, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区役所で2月27日、モンゴル舞踊などで国際交流
民俗舞踊で国際交流をと、2月27日午後1時〜3時に川崎市麻生区役所会議室で「世界の歌と踊りで交流」が開かれる。
同区役所でお茶を飲みながら外国人市民と定期的に交流を続ける市民団体「麻生国際しみん広場」(松田賢一代表)が、定例のつどい「モーニングコーヒー」の番外編として催すもの。
内モンゴル出身で、内モンゴル芸術院卒業後に内外でモンゴル舞踊や音楽で活躍するサラヤチチゴさんがモンゴル舞踊を、地域でボランティア活動も行っているフラメンコダンサーの小松慶子さんがフラメンコを、麻生区内で日本舞踊を中心とした活動を行う「藤友会」が日本の踊りとして「あさおまつり唄」など披露する。
参加は事前申し込み制で、無料。定員は60人。申し込み多数の場合は抽選。
希望者は、参加者全員の氏名、性別、国名、年齢、住所、電話・FAXを書き、FAX(044-988-4698)、E-mail([email protected])などで2月18日までに申し込む。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。
2005-02-12 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎の明日を市長と語るユース・ミーティング:参加者募集
明日の川崎について若者と阿部孝夫市長が意見を交換する「KAWASAKI ユース・ミーティング」が、市内北部・南部の2カ所で開かれ、参加者を募集している。
日程と会場は、北部が2月26日多摩区役所、南部が3月5日エポックなかはらで、時間はいずれ
も午後1時から3時。参加対象は、市内在住・在学・在勤の18〜25歳の人。定員は各50人。
申し込みは、往復葉書またはFAX(044-200-3912)かメール([email protected])で、住所、氏名、年齢、電話番号、職業を書き、参加希望日、希望の理由と何を話したいかを書き、〒210-8577川崎市川崎区宮本町1 川崎市市民局地域生活部青少年育成課に2月15日(必着)までに申し込む。
問い合わせは電話044(200)2669青少年育成課。
2005-02-12 in 02) イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年2月 9日
日本民家園で合掌造りの屋根葺き替え工事:2月12日に見学会
川崎市多摩区枡形の日本民家園で2月12日午前10時30分から11時30分まで合掌造り屋根の葺き替え工事の現場見学会が催される。
見学会が行われるのは、「信越の村」の旧山田家住宅。山田家は、富山県東礪波郡上平村 の越中五箇山の桂集落から移築した17世紀後期の合掌造りで、神奈川県の重要文化財に指定されている。
今回の工事は、同園としては3年ぶりの本格的な片面葺き替えで、五箇山から屋根職人を迎え、2月10日から工事が始まる。
当日は、建築専門の同園職員・外山明彦さんが、現場で工事の様子などを説明する。足場などの組み立てや進ちょく状況により、足場にあがって見学できる可能性もあり、同園では動きやすい靴での参加を呼びかけている
希望者は、10時30分に旧山下家へ集合。定員は先着30人。雨天の場合は中止。
また、工事期間中周辺からの見学は自由。
見学は無料だが、入園料は、一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下と65歳以上は無料。問い合わせは電話044(922)2181日本民家園。
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2005年2月 5日
多摩市民館で歌舞伎公演:83歳の女性ら区民10人も出演
川崎市の多摩市民館で2月4日、プロの役者に混じって区民10人が出演した「たま歌舞伎フォーラム」が催された。会場のホールには、鑑賞の抽選にあたった主婦などが午前9時から並びはじめ、780人が華やかな舞台を楽しんだ。
写真・上から=阿波の鳴門の一場面、舞台で演ずる市民、衣裳体験する市民、市民出演者一同、狂言踊り
同区では、区民に古典芸能に親しんでもらおうと、魅力ある区づくり推進事業として歌舞伎と薪能を毎年交代で公演している。今回は、市制80周年記念事業も兼ねより積極的な参加をと、メイン演目「傾城阿波の鳴門—どんどろ大師門の場」の参拝客役を区民から公募した。同区が歌舞伎公演で区民を公募するのは2001年についで2回目で、応募の15人のなかから24歳から83歳の10人(
うち男性1人)が選ばれた。1月に京橋まで通って義太夫方の三味線に出演した演出家・兼元末次さん(芸名・豊澤時若)の指導を受け、芸者、太鼓持ち、侍、仲居、町人、虚無僧などの役を演じた。
公演は、3部立て。1部は、「歌舞伎に親しむー歌舞伎の美/女形(おやま)」と題し、舞台で楽屋を再現し役者が化粧や着付け、カツラを付ける女形になっていくまでを紹介したほか、客席から希望者を募り芸者の衣裳を着付けて手の所作や歩き方など女らしく見えるコツを指導した。
2部は、近松半二原作の「阿波の鳴門」。訳あって郷里に残した幼い娘が親を捜し求めて巡礼となり母と名乗れぬままに再会を果たす有名な話し。人形浄瑠璃風に演じる子役のみごとな演技とせりふ回しに客席から思わずハンカチを取り出す人もいた。公募の区民は、幕があく最初と最後の部分に出演、せりふの声もよく通り、客席からはかけ声や拍手が起きていた。
3部は、狂言踊り「棒しばり」。酒を盗み飲みするため主人から棒に縛られ、後ろ手にされた
2人の家来が懲りずに留守中に酒を飲み、踊る内容。シリアスな劇の後のコミカルなストーリーに観客から、大きな笑い声と拍手がわいていた。
1日役者として出演した区民は、出番直前にお互いに写真を取り合ったりしてリラックス、幕が下りた後は、みな満足げ。最高齢の船水晃子さんは腰元役の重いカツラにもめげず「子どものころから歌舞伎が大好き。良い経験をさせてもらった」とニッコリ。虚無僧役の福永かほるさんは「女性が歌舞伎に出演できることはめったにないと思って参加した。ピアノ演奏で舞台には馴れているが目配りや歩き方が難しかったが、楽しかった。またやりたい」と話した。
2005-02-05 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
高津区溝口で2月13日に大山街道フェスタ:活性化めざし溝口緑地などで
川崎市高津区のメインストリート—大山街道を見直そうと溝口緑地(高津図書館前)、大山街道ふるさと館などで、2月13日午前10時30分から午後2時30分まで「大山街道フェスタ」が開かれる。
大山街道活性化推進協議会が主催し、街道沿いの商店会や高津区観光協会、区高津区役所などが共済する。同協議会は、市内でも最も古い商業地のひとつ大山街道の商業振興と歴史文化の掘り起こしで、大山街道を活性化を図ろうと2003年5月に地元商店街や町会など37人で発足。2004年2月に地元市民による初のフェスタを催し、街道ウォークなどが人気を呼んだ。
大山街道は、赤坂御門を起点に伊勢原から大山阿夫利神社に至る「大山詣で」の道として古くから親しまれた。高津区の街道沿いは江戸時代は多摩川の宿場町として栄え、江戸や明治に開業した店が多く残り、作家・岡本かの子、陶芸家・浜田庄司の生誕地としても有名だ。
主なイベントは、溝口緑地では大山街道物産市と銘打って街道沿いの商店の出店、新鮮野菜の直売、フリーマーケット、うどん・赤飯の販売、きらりコンサートなどに出演する若手ミュージシャン4組の音楽演奏、区の花・スイセンの配布など。
大山街道ふるさと館では、落語、津軽三味線の演奏、「打ち菓子」づくりの実演、大山街道や高津区民祭の歴史を紹介するパネル展を開く。
溝口南公園では、大鍋で作る「大山仙人鍋・高津ゆどうふ」を11時30分から配付、ミニSL、高津区健康の森の竹を使った遊びなど。
このほか 区内の名所案内の活動を続けるシルバーガイドメンバーが、大山街道を歩きながら解説する「街道ウォーク」(大山街道ふるさと館で受け付け)、高津こども文化センターで大山街道にちなんだ昔話の読み聞かせ、糀ホールでクラッシック音楽会(入場無料)などが催される。
参加は自由で、雨天の場合は一部の催しが中止となる。
問い合わせは電話044(861)3133高津区役所地域振興課。
2005-02-05 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月31日
多摩区役所で2月4、5日にまちづくりフェスタ:区の魅力や問題点を紹介
市民が調べた江戸時代の宿場町・旧津久井街道歴史マップやごみ集積所の実態調査など、多摩区の魅力や問題点を紹介する「第3回まちづくりフェスティバル」が、2月4日、5日の午前10時から午後3時まで多摩区総合庁舎1階のアトリウム(吹き抜け通路)で開かれる。
フェスタは、 多摩区まちづくり推進協議会(田嶋郁雄会長)が主催、同会に参加する区民58人が「安全で賑わいのあるまち」「環境」「福祉関連」「文化教育」の4部会に分かれ、昨年の活動報告をする。
4日はおとな対象の報告・発表で「まちづくり広場〜こんな活動をしています」、5日は親子を対象に「こども広場 みんなで楽しく遊ぼう!」を催す。
初日に展示する旧津久井街道歴史マップは、文化教育部会が地域の古老などから聞き取った話と、登戸の渡し場から小泉橋までの江戸時代の街道筋にいまも残る北向き観音、水争いの供養塔、文学碑など史跡の紹介や昔の写真をまとめた労作。このほか、区内の防犯マップ、放置自転車対策、福祉散策マップ(向ヶ丘遊園〜広福寺コース編)、生ごみ堆肥、花と緑のまちづくりの紹介、どんど焼きやお盆など伝統行事の一部を載せた歳時記などをパネルで展示する。
来場者には、歴史マップや前年まとめた区内の小学校区危険度マップを配布し、各部会の委員が内容を説明をする。ナメコ、ノラボウ菜など地場農産物の紹介コーナーもある。
2日目のこども広場は、幼児から小学生を対象にプラバン、ぬりえ、どんぐりあそび、風車、竹細工など親子で遊べる工作コーナーを設けるほか、午前11時から子ども限定のもちつき(先着順)も催される。
また、フェスタ終了後の6日〜16日まで吹き抜け広場で活動報告パネル展示も行われる。
問い合わせは電話044(935)3131地域振興課。
2005-01-31 in 02) イベント・催事, 03)福祉 ・医療, 04)教育・子ども , 05)歴史, 08)経済・農業, 09)市民活動, 10)社会, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月29日
麻生不動院でだるま市:47000人でにぎわう
川崎市麻生区下麻生の麻生不動院でだるま市が開かれ、昨年より5000人多い約47000人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわった。
同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。
ことしは暖かく穏やかな好天に恵まれ、境内には朝早くから次々と客が訪れ、午前11時ごろにはだるまやお札を求める人でぎっしり。午後からは受験を前にした親子連れなどが訪れ、だるまの売れ行きもまずまずだった。
普段は閉じられている本堂では、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。
だるまの露店では、客がだるまを買い求めるごとに「商売繁盛、家内安全。ヨヨヨイ ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨイ」、「一発合格」と威勢のいい掛け声があがっていた。
だるま屋によると、神棚など飾る場所が狭くなったため売れ筋は高さ20〜30センチの小ぶりの6、7号と受験用の5号、価格は3千円から4千円のもので、それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋さんでは、訪れた顔なじみの客と楽しげに価格を交渉したり近況を話すなごやかな光景も見られた。
周辺の参道にはだるまをはじめ植木や食べ物など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は終日にぎやかな売り声が響いていた。
2005-01-29 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月28日
老人ホーム「つくしの里」入居者が新百合ヶ丘のカフェで初の陶芸展
体の不自由なお年寄りが制作した初の陶芸作品展が小田急線新百合ヶ丘駅近くのカフェ「コージェ」(原匡範店長、同区万福寺1-16-7)で開かれ、評判を呼んでいる。
写真=上・展示作品、下・指導者の坂さんと原店長
この作品展は、川崎市麻生区上麻生3丁目の介護老人施設「つくしの里」に入居する70、80代のお年寄り17人が作った皿、マグカップ、抹茶茶わん、一輪挿し、歯ブラシ立てなど74点。緑、紺、えんじ、黒などの落ち着いた色合いのゆう薬をかけた茶わんや、色の違う粘土を重ねて延ばし、自然な風合いを楽しむ「練り込み」技法の皿、魚の形にカラフルな線を入れた作品などいずれも見事なできばえ。
「つくしの里」では、入居しているお年寄りに楽しく生活してもらうため様々なクラブ活動を行っている。
陶芸もその一つで、同区金程で新百合陶芸くらぶ(陶房・電話044-954-7347)を主宰する陶芸家坂秀子さんと娘の薫さんの指導で昨年4月に始まった。
体が不自由な人でほとんどが初心者のため、1回の参加人数は8人に限定しており、1カ月3回の活動ペースでひとつの作品を完成させている。なかには片手だけで制作する人や軽度のボケ症状の人もいるが、坂さん親子のゆったりとやさしい指導で、制作中はみな生き生きした表情で楽しい時を過ごしており、普段はなかなか動かない手もよく動き、心身ともにリハビリ効果も高いという。
できあがった作品を施設内に展示したり、自室に飾ったりした影響もあって、参加希望者が増え、いまは作品をひとつ作ると交替する方式を取っている。
指導者の坂さんは「始めて1年にならないが、いろいろなキャリアを積んだ方が多く、『この皿で懐石料理を盛りたい』など意欲的に製作している。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。
今回の展示は、年を重ねても意欲的に過ごすお年寄りや、介護施設への理解を深めようと開かれた。
「コージェ」は、多摩区で美容室を経営する原三人さんの2号店で、昨年9月にオープンした。客にゆったりくつろげる場所を提供しようと、整体マッサージと本格的な食事ができるカフェを併設。また、芸術の街・新百合ヶ丘にふさわしい空間をと美容室とカフェを仕切るガラスの壁に「カスタマーズ・ギャラリー」を設置、新感覚のコラボレーション施設として女性客の人気を呼んでいる。
ギャラリーコーナーのオープニングはガラス工芸のプロ作家による作品展、その後は美容室の顧客の手作り品などを展示した。つくしの里の陶芸展は3回目の作品展で、1〜2カ月間展示する予定。
展示時間は午前10時〜午後10時で火曜日は休み。
問い合わせは電話044(953)7191コージェ(HP=http://www.coge.jp)
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2005年1月26日
大山街道ガイドマップが完成:史跡などを紹介
高津区の大山街道の史跡などを紹介した『大山街道と周辺マップ』がこのほど完成した。
大山街道は「矢倉沢往還」とも呼ばれ、江戸の赤坂御門と大山(伊勢原市)を結ぶ道として古くから親しまれ、二子、溝口は宿場として大山詣での人々でにぎわった。また、茶や真綿、たばこなどの輸送路としても盛んに利用された。
同区では、シンボルロードとして多くの市民に親しんでもらい、街道沿いの商業振興や文化や歴史の掘り起こしのきっかけにしようと2003年に大山街道活性化推進協議会を結成、その活動の一環としてマップを作成したもの。
A3判のマップは1色刷で、両面に街道沿いの史跡や旧家などを写真入りで紹介したほか、公共施設、トイレなどの位置を記し、散策に役立ててもらえるよう配慮している。
1万部を印刷、区役所、支所、図書館、市民館などのほか、街道沿いの商店で希望者に配布する。
マップは協議会の委員がデザインや掲載内容などを決め、印刷代は街道沿いの商店の協賛金でまかなった。
また、2月13日午前10時30分から午後3時30分まで大山街道ふるさと館、高津図書館前などで開かれる「大山街道フェスタ」のPRにも役立てる。
問い合わせは電話044(861)3140高津区役所地域振興課まちづくり担当。
2005-01-26 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
1月29日に狛江の文化・芸術の祭典:川口町の支援呼びかけ
狛江市内の4つの地域センター運営協議会が主催する「狛江の文化・芸術の祭典」が1月29日、エコルマホール(小田急線狛江駅前)で催される。
市内にある上和泉、南部、野川、岩戸の4つの地域センターでは、これまで各館ごとに利用者による発表会を催してきたが、初めて合同の発表会を催すことになった。
展示では、14団体がペン習字、水墨画、俳句、書道、陶芸、油絵、折り紙、刺しゅう、フラワーアレンジメント、染色などの作品を午前10時から飾る。
午前11時からのステージでは、民謡、詩吟、舞踊、フラダンス、ジャズダンス、カラオケ、コーラス、着物着付け、殺陣、バレエ、手品、手話ダンス、マンドリンとギターなどを24団体が披露する。
今回は「がんばれ! 川口町」と題し、新潟県中越地震で大きな被害を出したふるさと友好都市への支援を呼びかける。会場では午前11時に星野和久・川口町長が狛江市民の支援に対してお礼のあいさつ、同時にこれまでに寄せられた約1700万円の義援金のうち、残りの約1000万円を町長に渡す。このほか、絵手紙コーナーでは小池恭子さんの指導で川口町の町民を励ます絵手紙の創作や支援・救援パネル展、義援金の受け付け
も行う。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所市民協働課。
2005-01-26 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月24日
1月28日に麻生不動院で納めのだるま市
麻生不動院(川崎市麻生区下麻生801)で1月28日、だるま市が開かれる。
旧暦では関東地方で最後に開かれることから、「関東納めのだるま市」として親しまれており、毎年多くの人が縁起物のだるまなどを求めに訪れる。
「とくさ不動」とも呼ばれる麻生不動院では、神棚や火を使う台所に張る「火伏せ」のお守りなどを売るほか、境内や参道には午前8時ごろから地元の「王鶴組合」をはじめ約400店の露店が並び、だるまに加え農機具や植木、乾物、焼きそばなどを売る。
当日は、小田急線の柿生駅と鶴川駅からだるまのプレートを付けた臨時バスが増発される。
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2005年1月21日
麻生警察署で武道始め:麻生総合高校剣道部も参加
川崎市麻生区古沢の麻生警察署(諸澤憲弘署長、署員145人)で1月18日、武道始式が行われた。選手に選ばれた署員は、斉藤隆多摩区長、大矢紀県警察友の会麻生地区会長、中島豪一麻生区防犯協会会長など約150人の見学客の前で、緊張感あふれる白熱した試合を展開、日ごろの鍛錬の成果を披露した。
武道始めには、のべ56人の署員が参加、柔道、剣道、逮捕術の試合と空手模範演技ほか、麻生総合高校剣道部との親善試合の5つの演武が行われた。5人の選手の勝ち星で争い勝者チーム同士が戦うトーナメント形式の柔道、剣道の試合は、交通、刑事などの内勤から1チーム、外勤(派出所など)から3チームを編成し4部で対抗戦を行い、同僚からの大きなかけ声で会場は盛り上がりをみせた。結果は、柔道は内勤チームが剣道は地域3係がそれぞれ優勝した。
観客の注目を集めたのは、県立麻生総合高校の剣道部員との親善試合。柿生高校と柿生西高校の統合により昨年4月に開校した同高は、柿生西時代から剣道部が強く、今年度は男子が県ベスト16、女子はベスト4で関東大会に出場する成績を残し、伝統を引き継いでいる。試合には30人の部員の中から県大会に出場した女子の山田由佳さん(1年)、男子の竹渕元規さん、三枝誠さん、清水亮輔さん、佐藤玲さん(いずれも3年)の5人の精鋭が出場した。署内5人(うち女性1人)とそれぞれ 1人ずつ対戦した。試合の結果は、警察官チームが直前の署員同士の対戦の疲れもあってか、スピードと練習量に勝る高校生の動きに押されて息が上がる選手も多く全敗。対戦した警察官は「年齢と体力の違いが出てしまった」と苦笑い、観客からは両チームに大きな拍手が贈られた。
女性警察官による空手では、6歳で空手を始めた櫻井久美子巡査が模範演技と足蹴りで厚さ約2センチの板割りを披露、観客は見事な技に見とれていた。
演技の後に諸澤署長は「武道で培った体力、気力、知力で区内の治安維持に努めたい」と見学者に謝辞を述べた。
写真(上から)◆麻生総合高校生(右)と署員(左)との剣道の親善試合◆柔道の対抗試合◆婦人警察官による空手の模範演技◆逮捕術の模範試合
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川崎教育文化会館で1月22日に教育基本法改正の反対集会
国会上程について政府与党間で協議中の「教育基本法」の改定案について、その問題を明らかにする「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会」が、1月22日午後1時30分から川崎市川崎区の川崎市教育文化会館で開かれる。
改正案はエリート選別や愛国心強要なども盛り込まれる危険性が高いと言われており、県内の教師、弁護士市民運動家ら構成する「教育基本法改悪反対! 1・22神奈川大集会実行委員会」が主催、収容人数が1900人と大きなホールを持つ同会場が県会場となった。同会では「教育基本法の『改正』であなたも、こどもも危ない ここでとめなきゃ、いつ止まる」のキャッチフレーズで参加を呼びかけている。
集会は、教師や親の立場から考えるパート1「先生が熱く語る教育基本法顔悪をめぐる『昨日』『今日』『明日』」と、なし崩しに戦争への道を歩み始めることに疑問を持つ立場からパート2「ここで止めなきゃ、いつ止める」の2部構成。パート1には東京大学・高橋哲哉さん、社会臨床学会・小沢牧子さん、国際基督教大学の藤田英典さんのほか、県内の小・中・高校の教師が、教育現場の実情を話す。パート2は漫画家・石坂啓さん、千葉大学・三宅晶子さん、松山大学・大内裕和さんのほか、厚木基地の騒音問題など沖縄に次ぐ基地を抱える県内のさまざまな立場の市民が発言する。
集会前の午後1時からは、沖縄の島歌などを中心に歌っているユニット寿(kotobuki)のピースコンサートも催される。また、集会後は、参加者が鳴り物入りで会場から川崎駅までパレードを行う。
参加は、資料代500円(高校生以下は無料)、2歳以上の保育もある。また、駐車場(川崎競輪場内)もある。
連絡先は電話044(922)4917ぐらす・かわさき/044(211)0121川崎合同法律事務所。
2005-01-21 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月19日
狛江市役所ロビーで防災写真展:新潟県中越地震の被害状況など約30点
防災とボランティア週間(1月15〜21日)にちなんで狛江市役所ロビーで、 21日午前中まで新潟県中越地震の被災状況を紹介した写真展が開かれている。
写真は、狛江市の職員と消防団がふるさと友好都市川口町へ支援活動に行った時に撮影した写真と撮影地点、狛江消防署のコーナーの2種類に分けて展示している。市と消防団のコーナーは災害直後から11月上旬にかけて撮影した簡易トイレの組み立てや支援物資の運搬作業、道路や避難所の様子など24点。消防署のコーナーは川口町やその周辺の倒壊家屋、地殻変動で隆起したマンホールなど8点で、いずれも被害の大きさを伝えている。
このほか消防署では、地震時の負傷者を減らそうと、家具の転倒防止のキャンペーンとして、家具の転倒や店舗の落下物の被害状況の写真と家具類の転倒・落下物による負傷者の推計や転倒防止器具などの写真パネルも展示している。
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2005年1月15日
上麻生東町内会が14日にどんど焼き
川崎市麻生区の麻生水処理センター内「みどりの広場」で1月14日、小正月の伝統行事「どんど焼き」が行われ、近所の家族づれなど約300人が参加した。
写真・上=真っ直ぐ燃え盛るどんど焼き
写真・中=おき火で「無病息災」のダンゴ焼き
写真・下=どんど焼きに点火する鈴木会長(左から2人目)
このどんど焼きは、上麻生東町内会(鈴木有会長、約600所帯)が催したもので、同町会では昔からの伝統通り毎年14日の夕方に行っている。町会役員と水処理センター内の広場を管理する特定非営利活動法人「麻生環境会」会員ら約30人が、朝9時から3時間がかりで直径約5m、高さ約8mの小屋を製作。持ち込まれた正月飾りなどをくくり付けたりダンゴ焼き用のシノ竹を用意、町会婦人部が上新粉30kgを使い350袋のダンゴを作って準備した。
午後3時30分に鈴木有会長らが点火、この日は風はほとんどなく真っ直ぐに火の手が上がり、パンパンと竹のはぜる音に子ども達から歓声があがっていた。30分ほどで火の勢いが収まると参加者は、シノ竹や持参した三つ又に分かれたカシの枝などにさしたダンゴを焼いて食べ、1年の無事と健康を祈った。
2005-01-15 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月13日
各地で小正月行事のどんど焼き
正月飾りや書き初め、護摩札、ダルマなどを焼き、無病息災を祈る小正月の伝統行事のどんど焼きが行われる。
多摩地区では昔、村境の路上に竹でやぐらを組み下にカヤや稲ワラを巻いて小屋を作って中に守り神の石を入れ、外側にお飾りをくくりつけて焼き、外部からの疫神や悪霊の進入を防いで地域の安全を守ると伝えられ、「賽の神(さいのかみ)」「セイノカミ」「左義長」などとも呼ばれた。このため、同じ村内でも地域毎に講を作って辻ごとに行う地域もあり、今でもその慣習を守って昔ながらのやり方で実施している地域もある。また、お飾りを焼いた後のおき火で小枝に各家庭で手作りしたダンゴをさして焼き、それを食べると風邪をひかないなどと伝えられている。
昔は、暮れのうちから縄をなって材料を用意し、松の取れる7日過ぎに子どもたちが地域を回ってお飾りを集め、お駄賃をもらって竹などを使って組み立て、14日の夜に行っていた。最近は人が集まりやすい土曜・日曜に変更したり、広い空き地がなくなりダイオキシン問題で取りやめにするところも出てきている一方、伝統的な風習を学校行事として取り入れるところも出始めている。
日程は次の通り。
>麻生区<
◆上麻生東町内会=1月14日午後3時30分点火、麻生水処理センター。午後3時ごろまで町内会会員にダンゴを販売。電話044(988)1254鈴木
◆岡上・谷戸地区=1月14日午後4時点火、谷戸の田。ダンゴ持参。電話044(988)1374鳥海
◆岡上=1月14日午後5時点火、岡上神社駐車場。ダンゴ持参。電話044(989)4735岡上神社
◆王禅寺・谷戸地区=1月15日午後3時点火、琴平神社第1駐車場。正月飾りをかがり火をたく。電話044(988)0045琴平神社。
◆黒川=1月15日午後5時点火、上黒川(汁守神社先の田)、下黒川(黒川駅東側、営農団地入口高台)の3カ所。7日に子どもがお飾りを集める。ダンゴ持参。電話044(988)1080川端
◆金程=1月16日午前8時30分点火、金程小学校。豚汁配付やダンゴ販売。電話044(966)5221金程小学校。
◆王禅寺・入口地区=1月16日午前10時30分点火、バス停王禅寺口近くの通称「ちびっこ広場」。電話044(988)0080尾作
◆王禅寺・日吉地区(王禅寺東)=1月16日午後1時点火、日吉会館前の休耕田。地域の子にミカンとダンゴを配る。電話044(955)5822龍崎
◆早野=1月16日午後2時点火、子丿神社付近の田。子ども会がダンゴなどを販売。電話044(988)3247高瀬
◆栗木=1月16日午後3時点火、栗木御嶽神社。神官のおはらいあり、ダンゴ、甘酒の配付やだるま販売。電話044(989)4735栗木御嶽神社。
>多摩区<
◆宿河原・船島地区=1月14日午前9時点火、船島沓稲荷前(二ケ領宿河原取水口付近)。船島地区の講中32戸が行う。電話044(922)3882関山
◆八雲神社(多摩区菅2丁目)=1月15日10時、神官が神事を行った後点火。甘酒配付。電話044(911)8051八雲神社
>宮前区<
◆有馬=1月14日午後2時ごろ点火、有馬神明神社。持参したダンゴを焼いて食べる、ミカン配付。電話044(855)4587清水
◆菅生=1月16日午前11時点火、菅生神社。前日にダンゴ作り。当日午前10時から子どもを対象に花の寄せ植え作り。電話044(977)6746岩村
◆野川=1月16日午前11時点火、西野川小学校。おやじの会が開催、もち持参。電話044(766)3877西野川小学校
◆平=1月16日午後4時点火、相鉄ローゼン裏。午後1時ごろから子ども会でまゆ玉ダンゴを作る。ミカンなど配付。電話044(877)3614植木
>高津区<
◆久末=1月14日午後3時点火、久末小学校。配られたもちを竹にさし、焼いて食べる。電話044(777)6533久末小学校。
>狛江市<
◆多摩川=1月16日午前10時点火、多摩川水道橋下流(狛江側)河川敷。ボーイスカウトが15日午後から多摩川で小屋を組む。甘酒・汁粉の配付。電話03(3430)6904服部
>町田市<
◆三輪=1月14日午後4時ごろ点火、四ツ木橋公園。子ども会がくしを用意。ダンゴは持参。電話044(988)0661石井
◆能ケ谷町=1月14日午後4時30分点火、能ヶ谷神社境内、小屋は作らずお炊きあげ。子どもにミカン、菓子を配る。ダンゴ持参。電話044(988)2278中村
◆大蔵町=1月14日午後5時点火、大蔵小学校。小学生がお飾りを集めながらゴミ拾いを行う。電話042(735)2105中溝
2005-01-13 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, b) 川崎市のニュース, c)町田市 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月11日
狛江市の成人式:新成人が企画、なごやかに同窓会のムード
「成人の日」の1月10日、狛江市のエコルマホールで同市主催の成人式が催され、新成人たちは久しぶりに会う同窓生らと談笑したり、アトラクションのクイズなどを楽しんだ。
同市の新成人は、昨年より33人少ない845人(男462人、女383人)。成人式には小・中学校を狛江で過ごした市外居住者も含め、昨年より2.7ポイント多い53.3%(昨年50.6%)高い451人が出席した。
同市の成人式は、1998年から公募などで集まった新成人が実行委員会を作り、アトラクションなどの企画運営、当日の司会や進行を担当している。ことしは駒井町の野崎友里実行委員長ら9人が、11月から準備を重ねてきた。
第1部のセレモニーでは、矢野裕市長が「狛江ふるさとと誇りを持てるようにつなげてほしい」と祝いの言葉を述べ、これに対して新成人代表の本多詩織さん、市川光栄さんが「後に続く人に恥ずかしくないような成人になります」と誓いの言葉を述べて、約20分で終了した。
第2部のアトラクションは、中学対抗のクイズ戦と6階多目的室での立食パーティー。対抗クイズは、新紙幣や新たに参入したプロ野球球団などにちなむ「おとなの常識」問題を、あらかじめ選ばれた各中学のリーダーが同窓生の間を回って答えを相談して回答する形式で進められた。
会場はすっかり同窓会の雰囲気、風船割りや縄跳びなどのゲームによって得点加算される趣向が盛り込まれ、はかま姿でなわとびに挑戦する男子に、振り袖姿の女子が客席からは大きな声援や拍手がるなど同窓会の雰囲気。その後、新成人らは実行委員が前日夜遅くまでかかって飾り付けた立食パーティー会場で、小・中学校時代の恩師や久しぶりに会う友人との歓談を楽しんでいた。
大役を終えた野崎実行委員長は「式典の始まりは緊張したけど、たくさんの人が来てくれほっとして私も楽しむことができた。この日を迎えるまで大変だったけど、いい思い出ができた」と語っていた。
2005-01-11 in 02) イベント・催事, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月 8日
長十郎の里帰り:多摩区から川崎区へ市民120人が大八車で苗木運び
川崎を代表するナシ「長十郎」を、生まれ故郷の川崎区大師によみがえせる「長十郎の里帰り」の1日目のイベントが1月8日に行われた。多摩川を拠点に活動する等々力水辺の楽校の会員、多摩川を散歩中の親子などのべ120人が現在の産地の多摩区から大八車に載せた苗木を、寒風の中、多摩川の土手をのぼり旗を手に、かけ声をあげながらでふるさとをめざし、15km道のりを8時間かけて運んだ。
苗木は、大師生まれの長十郎を祖先に多摩区のナシ農家が栽培した3年もので、高さは約2m。運搬は、約100年前に大師から多摩区に運ばれてきた当時を再現しようと、背中に多摩川の「多」の字をあしらった紺色の印ばんてん、編み笠、紺のももひきに地下足袋といういでたちのスタッフを中心に、日本民家園から借りた幅122cm、長さ305cmの大八車を利用し、徒歩で行われた。
イベントを企画した多摩区の俳優中本賢さんが主宰する多摩川クラブ、稲生ロータリークラブ、慈酒の会など約40人のスタッフは、そろいの衣装で多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館を午前7時に出発。6km先の二子橋からは一般市民も参加、稲生ロータリークラブが豚汁や果物をふるまった。また昼食地点の丸子橋では、「地産地消に取り組む趣旨に協力したい」と川崎市地域女性連絡協議会が、おにぎりや豚汁、お汁粉を用意して寒い中を歩く参加者をねぎらった。丸子橋からガス橋までは、子どもたちも大八車を交替で引き、パレード行進した。一般参加はガス橋で解散し、その後は歩道が狭い一般道を使うため、スタッフがこの日のゴール地点の幸スポーツセンターまで運んだ。参加者は「寒かったが、昔の道具を使ってのんびり歩き楽しかった」などと話していた。
大師地区は、江戸時代から果樹栽培が盛んで「多摩川梨」のブランド名がつけられ、全国的に有名なナシ産地となった立役者「長十郎」のふるさと。工業化が進み、いまはナシの木はなくなったが、明治時代の俳人・正岡子規も川崎大師などを訪れた際、ナシにちなむ俳句を詠んでおり、川崎大師境内には、長十郎発祥の地の石碑もある。発祥の地に長十郎を植えることで、地場産業や川崎らしさを見直し川崎への愛着と誇りを持とうと催された 。
10日には、幸区役所を午前9時に出発、栄町商店街、チネチッタ商店街、川崎銀座街など幸区、川崎区の商店街で長十郎のふるさと帰りをアピールしながら約6キロ先の若宮八幡宮までパレード。午後3時30分から新成人や長十郎の発見者・当麻辰次郎さんの孫などが参加して植樹式を行う。
2005-01-08 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区文化協会が七草がゆの会:材料も炭も地元産の麻生の味に舌鼓
川崎市麻生区役所で1月7日、麻生産の米やモチ、野菜、炭で作った「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、暖かな日差しの中で子ども連れの主婦やお年寄りなど300人が「ふるさとの味」を楽しんだ。
会場の区役所広場に、午前9時からかまどと大きな釜を2つ並べて準備を始めると、湯気に誘われて気の早い市民が並び始めた。かゆは米1に対し水7の割り合いで約1時間かけて ゆっくり炊き、早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭でモチを焼き、一緒に煮込んだ。このモチは、麻生区親子体験農業の参加者が育てたもち米を使用、1食100円とあって、予定の11時前には長蛇の列ができた。
主催者は、会場の区役所前広場にテーブルやイスを用意。参加した人たちは、湯気の立つかゆをすすりながら「春の香りがいっぱいで、すごくおいしい」「一人暮らしで七草かゆを作るのは大変。ここで食べられとてもよかかった」などと話していた。
この行事は、麻生区文化協会(杉本長治会長)が同区細山の細山郷土資料館で17年前から毎年、無病息災を願い新年会に食べていた七草粥を、地域の食文化として多くの市民に体験してもらおうと、昨年はじめて麻生区役所、麻生市民館、麻生図書館と共催。販売用に用意した分が早々なくなり、市民館の調理室で主催者用に準備していた分を売るほど人気を呼んだ。
ことしは、販売用を100食分増やし、文化協会会員が寄贈した黒川産の米25キロ、モチ10キロ、ダイコン(スズシロ)11本、カブ(スズナ)15束のほか、5日に会員が黒川の畑や田のアゼで採取したナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホチケノザ、セリを使い調理、和服姿の女性会員らがかゆよそって手渡していた。
市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、昨年に続いて「麻生童謡を歌う会」がお正月と冬にちなんだ歌を披露。早野お囃子連が獅子舞などを演じて七日正月に花を添えた。会場に用意されたタコ、コマ、羽子板などの懐かしいおもちゃで遊ぶ親子連れもいて、参加者は昔のお正月気分を楽しんでいた。
2005-01-08 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月 6日
麻生区で1月10日に消防出初式
川崎市の麻生地区消防出初式が1月10日午前10時30分から約1時間にわたり麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで催される。
当日は、麻生消防署員20人、消防団員84人、婦人消防隊、少年消防クラブなどの関係者と車両12台に加え消防航空隊のヘリ2機が参加、分列行進をはじめ消防音楽隊とカラーガード隊のドリル演技、救助隊のはしご車演技、一斉放水などをくり広げ、防火の誓いを新たにする。
麻生区では現在、1署3出張所の消防署員124人に加え、麻生消防団員138人が1団3分団12班に分かれて、15万区民の命と財産を火災から守る任務を担っている。
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2005年1月 4日
麻生産の野菜や米で古風七草がゆ:1月7日に麻生区役所で「食べる会」
ふるさとの味で健康長寿を祈ろうと、麻生区役所(川崎市麻生区万福寺1-5-1)で1月7日午前11時から麻生区内で採れた野菜や米、モチを使い炭火で昔風に作った七草かゆを食べる会が催される。
この行事は、麻生区文化協会(杉本長治会長)が同会の新年会として以前から細山郷土資料館で催していたものを、区民が参加できる郷土の伝統行事にしようと「あさお古風七草粥(がゆ)の会」と名称を改め、2004年に麻生区役所、麻生市民館、麻生図書館と共催する。
2回目の今回は、麻生区古沢の田んぼで体験農業参加者の親子が育てたモチ米を利用したモチ、文化協会会員が寄贈した同区黒川産の米、同会員らが区内の畑で採取したセリ、ナズナ、スズナ、スズシロなどの七草を使う。かまどと釜は細山郷土資料館の展示品を区役所広場に運び、早野聖地公園の里山ボランティアが焼いた炭を使って、昔ながらの七草がゆを再現、区民とともに味わう。
市民館入り口横の階段状になった屋外ステージでは、早野ばやし連が新年を祝うお囃子(はやし)で盛り上げ、麻生童謡を歌う会がお正月にちなんだ歌を披露する。このほか、タコ、羽子板、郷土玩具の展示や、コマやタコなど子どもが楽しめる遊びもある。
参加は自由で、かゆは1杯100円、先着300人分を用意する。
問い合わせは電話044(965)5116麻生区役所地域振興課。
2005-01-04 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2005年1月 1日
むいから民家園:家族連れがふるさとのお正月楽しむ
狛江市元和泉のむいから民家園が1月1日に開園、ふるさとのお正月気分を味わおうと家族連れや子どもたちが次々と訪れ、おはやしや昔の遊びを楽しんでいた。
同園では、昔ながらのお正月の行事を子どもたちに楽しんでもらおうと例年、元日にオープンしている。ことしも約40人のボランティアなどが朝から園内に残った雪を除いたり、入園者にふるまうまんじゅうを土間のかまどで蒸かすなどして準備に汗を流した。
雪の影響もあって入園者は例年より減ったものの、午前中で約200人が訪れ、茅葺(かやぶ)きの主屋の座敷や園内に用意されたけん玉、羽子板、百人一首などの遊びを楽しんだ。正午と午後1時には、多摩川ばやし保存会がおはやしと獅子舞を披露、家族連れなどは笛と太鼓に合わせて舞う獅子やてんぐ、ひょっとこの軽妙な踊りをおもしろそうに眺めていた。
2005-01-01 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区の香林寺五重塔が開帳
川崎市麻生区の香林寺五重塔(細山細山3-9-1)が正月三が日の午前10時から午後4時までに開帳される。
1日は午後2時ごろから近くの細山細山神明社の細山祭囃子(はやし)保存会による無病息災や豊作や幸運を願う新年恒例の伝統行事「悪魔っぱらい」が披露される。
塔は1987年に造られ「昭和の五重塔」として広く知られ、間口、奥行きとも約4・5mの国内産ヒノキづくりの塔は、禅宗様式を採用して設計された。禅宗様式の塔は、同寺の本山の鎌倉の建長寺にかつてあったとされるが、現存するものは日本ではこの塔だけで、屋根の反りの強さや屋根の下のたるきの組み方、扉や「花頭窓」と呼ばれる上部がに丸みのある窓などに特徴がでている。
一層に塔の本尊のインドで制作した石像「釈迦初転法輪造」のほか、奈良・東大寺の四天王像と同様の天平時代(729〜769年)の技法「脱乾漆造」を復元して作った四天王像、二層から五層は木造の16羅漢を安置している。四天王像は、心棒にわらを巻き塑土をぬってその上から「からむし」と呼ばれる麻の一種と漆を重ねて作り上げた。からむしは、地元の野生のものも一部使われている。
問い合わせは電話044(966)5450香林寺。
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高蔵寺七福神:1つの寺に七福神そろう
町田市三輪町の見星山三輪院高蔵寺(新山尚光住職)の境内には七福神の石仏があり、新年に訪れる人が多い。
この七福神は約70センチあり、1985年に川崎市麻生区の檀家から寄贈され、いまではすっかりおなじみとなった。また本堂にも木彫りの七福神があり、正月3が日は護摩(ごま)を炊いてご開帳する「七福神ご祈祷」が行われる。時間は1日が午後2時、2日・3日が午前11時・午後2時で、約30分前から七つの神の御利益があるという護摩札(大1万円、小3000円)の受け付けも行われる。4日以降は事前に連絡すれば対応する。
足利将軍家の祈願寺として1362年に創建されたと伝えられ、北原白秋が晩年によく訪れた寺としても知られる。いまの時期は10本のロウバイの古木が見ごろで、今月いっぱい楽しめる。
交通=小田急線鶴川駅歩15分またはバス・上三輪クラブ前下車。問い合わせは電話044(988)2585高蔵寺。
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武州稲毛七福神
生田仏教界に属する川崎市多摩区・麻生区の6寺が1988年に始めた。
統一したのぼりや案内板、ちょうちん、専用色紙や朱印を各寺で用意している。専用色紙700円(各寺で販売)、朱印各100円。
1日から3日まで実施。時間は午前9時から午後4時。
問い合わせ=電話044(932)4835安立寺。
◇香林寺(布袋尊)
麻生区細山3-9-1 電話044(966)5450
交通=新百合ケ丘駅からバス細山交番前歩3分
1525年に南樹法泉和尚が開山。「昭和の五重塔」として広く知られる1987年に造られた五重塔は珍しい禅宗様式。布袋尊は期間中は本堂に安置される。
◇潮音寺(福禄寿)
麻生区高石2─21─1電話044(966)5452
交通=新百合ケ丘駅からバス園芸センター下車歩5分、百合ケ丘駅歩10分
永享年間(1429~1440)に日峰禅師が開山。1652年に加賀美氏が現在地に再興したという。本堂にある福禄寿は、中国風服装をしている。
◇観音寺(恵比寿)
多摩区生田7─17─8 電話044(922)2263
交通=生田駅歩3分
旧津久井街道に面した寺の境内には、1396年に立てられた古い碑もあり、歴史をしのばせる。七福神めぐりを始めたさいに、商店などの地元の希望で恵比寿が選ばれた。
◇安立寺(毘沙門天)
多摩区東生田1─27─1 電話044(932)4835
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
同寺の帝釈天は、源頼朝の重臣の稲毛三郎重成が所有していた。建久年間(1190~1199)に家臣の佐伯民部吉春に伝えられ、さらに飯室の釈迦堂に移された。永禄年間(1558~1570)に釈迦堂を改めて現在の寺が建てられたという。毘沙門天は本堂横の帝釈堂に安置されている。
◇広福寺(大黒天)
多摩区枡形6─7─1 電話044(911)3782
交通=向ケ丘遊園駅歩10分
慈覚大師が承和年間(834~848)に創建したという古寺。稲毛三郎重成の居館跡で、重成の墓もある。本尊の木造聖観世音菩薩は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の作とされ、平安後期の特色を持つ木造地蔵菩薩とともに県指定重要文化財の指定を受けている。
大黒天は本堂に安置されている。
◇盛源寺(弁財天・寿老人)
多摩区長沢1─29─6 電話044(977)3744
交通=百合ケ丘駅からバス盛源寺または向ケ丘遊園駅からバス病院入口歩1分
1573年久翁力正が開基したと伝わる。この一帯はわき水が豊富で、弁財天はかつて裏の池にまつられていた。現在は周囲に池をめぐらした堂に安置されている。寿老人も本堂近くの堂にある。
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川崎七福神
川崎市中原区にある川崎七福神は1983年始まったもので、1日から7日に催されている。
色紙(各寺で販売)300円、朱印200円、朱印帳300円(文具屋で販売)。
受付時間は午前9時から午後5時まで。
問い合わせは電話044(711)0729事務局。
◇大楽密寺(布袋尊)
木月1492 電話044(411)3725
交通=東横線元住吉駅歩15分
鉄骨造りの本堂には4体の布袋尊がまつられている。
◇西明寺(大黒天)
小杉御殿町1─906 電話044(722)4524
交通=南武線・東横線武蔵小杉駅歩15分
中原街道に沿った徳川家ゆかりの寺。一木造りの大黒天は木食上人の作といわれる。本尊は大日如来。
◇無量寺(寿老人)
中丸子498 電話044(411)4184
交通=南武線平間駅歩10分
本堂や寺宝は戦災によって焼失、現在の本堂は1954年に再建された。本尊は阿弥陀如来。寿老人の周りには他の七福神もまつられている。
◇安養寺(福禄寿)
上新城1─9─5 電話044(777)0706
交通=南武線武蔵新城駅歩3分
関東大震災に遭い、仮堂だったものを1966年に再建。本堂は近代的なコンクリート造り。本尊は大日如来。
◇宝蔵寺(弁財天)
上小田中387 電話044(766)8628
交通=南武線武蔵新城駅歩8分
永正17(1520)年に創建された。閻魔堂、地蔵堂と並んで建つ弁天堂にまつられている弁財天は、江戸時代中期の作といわれる。
◇東樹院(毘沙門天)
宮内203 電話044(766)5546
交通=南武線・東横線武蔵小杉駅からバス・蔵前歩1分
大きなイチョウなどがある庭の毘沙門堂に、長禄年間(1457~1460年)ごろに発見されたという毘沙門天がまつられている。
◇大楽院(恵比寿)
上丸子八幡町1522 電話044(411)7327
交通=東横線新丸子駅歩6分
奈良の長谷寺の直轄で、本尊は長谷寺と同じ十一面観世音菩薩をまつる。本堂の釈迦如来像は市文化財に指定されている。恵比寿堂には新旧2体の恵比寿像がある。
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調布七福神
調布市の調布七福神めぐり(調布七福神会主催)が、1日から7日まで催されている。1986年から始まったもので、深大寺をはじめ調布不動尊として知られる常性寺など7寺の七福神をまわる。
色紙700円、朱印帳1000円、朱印各300円。
時間は午前9時から午後5時。
問い合わせは電話0424(82)8013常性寺。
◇昌翁寺(寿老人)
仙川町3─7─1 電話03(3300)2860
交通=仙川駅歩3分
徳川幕府の旗本飯高主水貞政が慶長年間(1596〜1615年)に菩提寺として建てたという。
◇明照院(弁財天)
入間町2─19─12 電話03(3300)8979
交通=つつじケ丘または調布駅からバス明照院前歩3分
室町時代の創設。日本三弁財天のひとつ、琵琶湖・竹生島の宝厳寺にある弁財天を勧請したといわれる。
◇祇園寺(福禄寿)
佐須町2─18─1 電話0424(84)0811
交通=布田駅歩15分
天平年間(729〜749)開山の古い歴史を持つ。明治の末に板垣退助が植えた「自由の松」がある。
◇深大寺(毘沙門天)
深大寺元町5─15─1 電話0424(86)5511
交通=調布駅からバス深大寺
天平5(733)年に満功上人が開山したという市内きっての古寺。7世紀末に作られたという白鳳仏や、永和2(1367)年の銘が入った梵鐘は重要文化財に指定されている。
◇常性寺(布袋尊)
国領町1─2─8 電話0424(82)8013
交通=布田駅歩5分
鎌倉時代に創建された。「布田のお不動さん」として親しまれ、千葉県成田山不動尊の分神をまつった不動堂がある。
◇大正寺(恵比寿)
調布ケ丘1─22─1 電話0424(82)2370
交通=調布駅歩5分
奈良時代開山という寿福寺と寶性寺、栄法寺の3寺が大正4(1915)年に合併した寺。
◇西光寺(大黒天)
上石原1─28─3 電話0424(82)3320
交通=西調布駅歩5分
応永年間(1394〜1428年)開山。観音堂に安置されている大黒天は、江戸時代初期には本尊の阿弥陀如来とともに庫裡にまつられていたという。
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狛江市・泉龍寺で除夜の鐘:2005年への期待込め
狛江市元和泉1-6-1の泉龍寺(菅原昭英住職)でおおみそかの12月31日夜、除夜の鐘が打ち鳴らされ、日中に降った雪を踏みしめて訪れた家族連れや若者など100数十人が新年への祈りを込めて交代で鐘をついた。
同寺には2階建ての鐘楼があり、毎年檀家や市民の希望者に鐘をつかせている。ことしは、雪が降ったためもあって例年より人出は少なかったものの、11時ごろには防寒着に身を包んだ人たちが次々と訪れた。
同寺は例年、40秒間隔で108の鐘を11時30分ごろから1時間余りかけてならすことにしている。訪れた人たちは、急な階段をつたって数人ずつ鐘楼に上がり、ゆく年への感謝と新年への期待を込めて大きな鐘をついた。(写真下は鐘楼の下で順番を待つ人たち)
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2004年12月31日
狛江のむいから民家園が1月1日開園:昔の遊びやお囃子
狛江市立古民家園(むいから民家園・狛江市元和泉2-15-5)が、1日開園する。
福笑い、かるた、羽子板付きなどの昔の遊びのほか、正午と午後1時過ぎに多摩川囃子(はやし)保存会のお囃子、獅子舞、踊りなどが行われる。
開園時間は、午前9時30分〜午後4時半。2〜6日は休園。
問い合わせは電話03(3489)8981むいから民家園。
2004-12-31 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年12月22日
狛江市の音楽愛好家が12月24日に新潟県中越地震の被災地・川口町支援のチャリティー・コンサート
狛江市内で活動する音楽愛好家らが、新潟県中越地震で大きな被害を受けたふるさと友好都市川口町の被災者を支援しようと12月24日午後3時30分から小田急線狛江駅前のエコルマホールでクリスマス・チャリティー・コンサートを催す。
「一緒に頑張ろう 川口町」というこのコンサートは、音楽を通して国際ボランティア活動を行っている狛江市猪方のピアニスト渡辺文子さんらが「被災地の人々が少しでも気持ちのいいお正月を迎えるられるように」と企画。11月から市内の音楽団体などに呼びかけ出演者を募集、参加者らと実行委員会を作り準備を進めてきた。狛江市と同市音楽連盟が共済し、市教育委員会と社会福祉協議会が公演する。
コンサートは、2部構成で市内の学校や合唱団、吹奏楽、舞踊など19団体と1個人が出演する。内容は、吹奏楽、ピアノと歌、吹奏楽、懐メロ、ダンス、和太鼓などバラエティーに富んでおり、1部の終わりに「ふるさと」「Believe」の全員合唱もある。
出演団体は、狛江高校吹奏楽部、第二中学合唱部、合唱団の女性合唱団エオリアン・コール、コーラスガーデン、コール・レイネ有志、調布狛江合唱団、ともしび音楽隊、狛江フィルハーモニー有志、マンドリーノTAMA、狛江市民吹奏楽団金管五重奏、ミュージック・アーチ、キッズ・ダンス、BABY STAP、ミュージカルCoCo〜、赤い靴バレエサークル、G-Wing、和太鼓の豊鼓、きんたの会、跳鼓舞とメゾソプラノの金光和恵さん。
会場には、狛江市から借りた被災地の写真や新聞報道も展示される。また、募金箱も置き、義援金を集める。収益金はすべて狛江市を通じて川口町に贈られる。
入場は、一般1000円、学生500円。
問い合わせは電話090-1455-9053伊藤さん
2004-12-22 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年12月12日
12月13日に麻生区役所で麻生の歴史に親しむ講座
自然から生まれた人間の技術の記録映像を見ながら地域の歴史をひもとく公開講座「『日本の姿』から多摩の姿を探る」が12月13日午後2時から麻生区役所第一会議室で開かれる。
この講座は麻生市民館市民自主講座の「麻生の歴史に親しもう」の1コマ。講師は、同区岡上の民俗文化映像研究所所長の姫田忠義さん。同研究所が制作した映像民俗学シリーズ「日本の姿」の『奥会津の木地師」をみながら地域の自然・歴史を考える。参加は自由で、定員先着150人、参加費300円。問い合わせは電話044(951)1300麻生市民館。
2004-12-12 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年12月10日
小田急電鉄が12月11日新駅「はるひ野駅」開業に伴いイベント
小田急電鉄(株)が、新駅・はるひ野駅開業に伴い、記念ハイキング、グッズ販売などのイベントを催す。
同駅南口の特設会場で午前10時から午後3時30分まで記念グッズを販売する。内容は、多摩線8駅セット(台紙付き)の記念入場券1040円、はるひ野駅記念入場券130円、多摩急行増発&はるひ野駅開業記念パスネットのほか新百合ヶ丘駅長と記念写真の缶バッチを500円で販売する。駅長との記念写真バッチは、200個限定で、午前10時から11時、午後2時から3時の滞在時間のみで、その場で作成する。このほか、路線マグカップ、路線図下敷きなどのはるひの開業鉄道グッズも販売する。
記念ハイキングは、唐木田〜はるひの駅約10kmで、出発受け付けは唐木田駅で午前8時〜11時、ゴール受け付けははるひ野駅で午後3時30分まで。参加者にはマップちらしを配布、ゴールした人は記念品と先着500人にドリンクをプレゼントする。
また、当日のみ約60センチのヘッドマーク付き列車(1編成のみ)の運転を行う。
2004-12-10 in 02) イベント・催事, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
片平老人いこいの家で12月11日に落語の会
家に閉じこもりがちなお年寄りに楽しく過ごしてもらおうと、12月11日午後1時から4時まで麻生区の片平老人いこいの家(川崎市麻生区片平5-25-1、小田急多摩線五月台駅徒歩3分)で、落語の会が催される。
落語の会は、お年寄りの楽しく健やかな暮らしを地域で支える「わたしの町の健やか活動」の一環として柿生西地区すこやか活動推進委員会が主催する。出演は、幸区を拠点にプロとアマチュアの落語の会や落語好きのアマチュアの出前落語などの活動を行っている「さいわい寄席」の主宰者・清流亭いしあたま師匠の弟子の喜楽亭笑吉さん、そこつ家洒落さん、徒然亭日暮さんで「愛宕山」などを演ずる。問い合わせは電話044(988)0165菅原さん。
2004-12-10 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年12月 9日
町田市の平和台自治会が創設30周年:鶴川第二小で12月4日に記念のもちつき大会
(ボランティア市民記者・田井光枝)
町田市鶴川地区にある平和台住宅自治会(代表、浅岡金治さん、約600世帯)が12月4日、自治会創設30周年を記念し、住宅地に隣接する同市能ヶ谷の鶴川第二小学校でもちつき大会を開きました。
写真上=平和台自治会の役員ともちつきする鶴川第二小児童(写真提供=細野公高さん)
前夜から降り出した雨も止み、心配だったお天気にも恵まれ会場では、メインイベントの餅つきのほか、校庭全部を使って子どもたちといろいろな昔遊びのコーナーを作り、地域のこどもとおとなが一緒に交流しました。
鶴川第二小学校は、ことし創立40周年でさまざまな行事をを行っていることから学区の平和台自治会の30周年記念にもタイアップ、もちつき大会を主催した実行委員会に同小学校も参加しました。当初は、第二校庭でもちつきだけだった予定が、話し合いを重ねるうちに校庭全体を使って昔遊びをする話が煮詰められました。
会場では、ベーゴマ回し、メンコ、アヤトリ、おはじき、お手玉折り紙など今はほとんど廃れてしまった遊びを、お祖父さんお祖母さん世代を交えた住人たちが、昔取った杵柄で子どもの指導に当たりました。回すのがちょっと難しいベーゴマなどはおとなの方が夢中になって競う風景もあったりでしたが、メンコでは子どもたちは目を輝かせて興じていました。午後からは昔風に手でボールを打つ野球や、何人もの子どもが一緒に跳ぶ「大縄跳び」も行いました。
このほか、同小学校独自の催しとして子どもたちが学校敷地の片隅に落ち葉を積んで飼っているカブトムシの幼虫を紹介しました。何人かずつ班になって見に行き、触ったり、もちつき会場にパネルの展示をしました。
今の社会は世代間の交流が欠けていて、子供たちは悩みを抱えていても吐き出す場がなくて孤立しているようです。一度の試みだけでは駄目でしょうがこのような交流が重ねられればきっといい効果がでるかと感じました。
話会いに加わった田村教頭先生も実行委員用のオレンジ色の半天を着て住民の中にすっかり溶け込んでいらっしゃいました。学校に出勤して来られていた中村校長先生も上から子供たちの楽しそうな様子を見て下りてこられ、「とてもいい催し」と手放しでほめてくださいました。地域と地域の学校がお互い歩み寄れた催しになりました。
300名を越す参加者があり、250人の参加を予定して約30キロのもち米を用意しましたが、餅つきは材料は足りないほどの人気。災害に備えた練習もかねて鶴川産のお米を使って炊き出しをしおにぎりを作ったりドン汁を作ったり、孫を抱いた住人同士の久し振りの話の花も咲き、平和台住宅地あげてのお祭りになりました。
この30年間の間には、隣接する「能ヶ谷の森」の保全運動に多くの住民が関わったこともありました。「能ヶ谷の森」は失いましたけれど、あの保全運動などを通して、地域としてはいい方向で成長したのだと思われる記念行事でした。
写真=当日活躍した実行委員(写真提供=細野公高さん)
2004-12-09 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, c)町田市 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年12月 8日
狛江第七小で地震被災地川口町のミニ報告会:交流する川口小のメッセージも届く
新潟県中越地震の被災地川口町でボランティア活動を行った狛江市中和泉の飯島俊輔さん(27)が11月18日、狛江市立第七小学校を訪れ、被災地の様子を写真つきで説明、川口小学校からのメッセージを伝えた。
写真=朝の集会で川口町の様子を伝える飯島さん
授業で稲を育てている同小は、数年前から川口町立川口小学校と稲の生育や学校行事の情報をEメール交換、ふるさと交流15周年の2002年には寺本勇校長が、川口町を訪れ直接苗をもらって来た。
こうしたことから、同町に関心が高く、10月23日の地震直後に「自分たちでできることをしたい」と5、6年生全員が同小にお見舞いの手紙を書いた。手紙は、川口町に支援活動に行く派遣市職員が10月27日に持参、川口小学校に手渡された。
飯島さんは、体育館で行われた朝の全校集会に参加、現地で撮影した写真を使って「僕たちボランティアと元気に遊んでいた子が、たまたま起きた余震におびえ、足にしがみついて離れない」など地震で傷ついた子どもたちの心や狭いテント暮らしの様子などをわかりやすい説明、児童たちは真剣な表情で聴いていた、回飯島さんは、川口小学校からの「お手紙ありがとう。避難所暮らしなどで落ち着いた生活ができないので返事がまだ書けませんが、とても励まされました」とメッセージを披露した。
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2004年12月 6日
高津市民館でグループネイチャーが12月8日まで 自然写真展
JR南武線武蔵溝ノ口駅前のマルイ12階の川崎市高津市民ギャラリーで自然の美しさを伝える写真展が12月3日から開かれ、人気を呼んでいる。
同展は、川崎市の写真愛好家団体「グループネイチャー」の19回目の写真展。会場には、会員が撮影したモモやヒマワリの花、木立など四季の自然のカラー写真40点を展示している。
会期は、8日までで、時間は午前10時から午後6時まで。問い合わせは044(766)7021同会事務局。
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2004年12月 4日
麻生市民館で12月9日馬頭琴コンサート:市民団体が内モンゴルの緑化のために
「草原のチェロ」と呼ばれる馬頭琴の演奏で、馬頭琴のふるさとのひとつ内モンゴルの草原を取り戻そうと日中文化交流市民サークル「わんりぃ」(田井光枝代表)が、12月9日午後6時30分から麻生市民館で馬頭琴のチャリティコンサートを催す。
同会は、市民レベルの国際友好・交流を目的に中国文化の紹介などを行うボランティア団体。活動の一環として12年前から町田市や川崎市北部を拠点に日本に留学する若手芸術家などを招いて京劇や音楽会を開催している。内モンゴルの小学校の改築資金のためなど社会的なチャリティーコンサートも手がけたが、一般向けの大きな演奏会は今回が最後となる。活動を開始した当初に比べ現在は中国を紹介する民族的な催しが増え、ボランティアとして大きな演奏会などを主催する役割は終えたこととに加え、会員の高齢化などを理由にあげている。
最後の演奏会に出演するのは、これまで同会主催の演奏会に一番多く出演しNHKのスペシャル番組「仏陀」のテーマ曲の演奏などで知られると若手馬頭琴奏者のチ・ブルグッドさんと、馬頭琴とギター、ピアノで構成する東洋と西洋の音楽融合ユニット「ヒメル」。今回のチャリティーは、ブルグッドさんの提案により、彼の父親で世界的な馬頭琴奏者のチ・ボラグさんの出身地で、乾燥化が進行している内モンゴルの植林に使われることになった。
演奏は二部構成で一部はブルグットさんの独奏、二部はブルグリットさんとかつて日本を代表するエレキ・バンド「寺内タケシとブルージーンズ」のギタリスト・内田充さんのアコースティックギター、東京芸大作曲家卒業のピアニスト西上和子さんで編成する「ヒメル」にパーカッション管野吉也さんとベースの楠本雅祥さんが賛助出演する。
演奏曲目は、一部の「モンゴルの空よ、雲よ、風よ、草原よ そして馬よ」は「天空の鷹」「砂の記憶」「母に捧げる歌」「ドゥーレーマ」「万馬のとどろき」などで、馬頭琴の音色を楽しむ。二部の「『チ・ブルグッド&ヒメル』−馬頭琴の未来が、今開く!」は、「ヒメル」「雪に立つ馬」「はぱの里」「モンスーン」「天上の風」などで、エスニック調の音を楽しむ。
同会では、入場者1人につき1本の木を植え、収益が多ければより多くの木が植えられるので、遙かかなたの内モンゴルに「わんりぃ」の森が育ち草原が広がる夢にぜひ賛同してほしいと訴えている。
入場は一般2800円だが、メールで申し込むと2500円。[email protected]
詳細はわんりぃホームページ(http://wanli-jp.hp.infoseek.co.jp/concert/concert.htm/)へ。
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2004年11月27日
狛江市西河原公民館で12月5日、国際交流フェスタ
狛江市元和泉の西河原公民館で、12月5日午前10時から国際交流フェスティバルが開かれる。主催の「市民グループ・コスモネットワーク」(伊藤則子代表)は、世界中の人々が国境や国籍を超え地球加速としてのネットワークを深め、貧困や障害に悩む世界の子どもを支援する活動を行っている。
2回目のことしは、インドの孤児院との交流を目的に映画を上映、監督の対談のほか古典舞踊と音楽、交流会を催す。取り上げる作品は、狛江市駒井町・鈴木健介監督の「ガンガー 俵万知イン・カルカッタ」と川崎市多摩区西生田・千葉茂樹監督の「こんにちわ地球家—マザー・テレサと国際養子」で、午後2時30分から両監督が対談する。シタールとタンブラーの演奏で6世紀から11世紀に発展した優雅な舞踊も披露される。また午後1時からはインドの家庭料理を味わう交流会も開かれる。
入場は一般1000円、大学生以下500円、交流会費は一般1000円、小学生以下500円。
問い合わせは同会事務局E-mail([email protected])。
2004-11-27 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
多摩市民館で11月28日、市議会テーマに公開講座:多摩区選出議員都市民と市民が懇談
川崎市多摩市民館で11月28日午前10時から多摩区選出の市議会議員を囲んで話し合う催しが開かれる。
この催しは、議会や市政を身近なものにするをテーマに、11月7日から12月12日まで開かれている市民自主企画学級「市議会と市民」の4回目の学習会。同区選出議員10人が市民が議会を身近に感じるためにどんな工夫や努力をしているか1人ずつ話し、参加者と意見交換する。参加は自由。問い合わせは電話044(935)3333多摩市民館「市議会と市民」担当。
2004-11-27 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年11月26日
川崎フロンターレが11月23日ホーム最終戦で有終の美飾る:選手、サポーターが水かけあい昇格祝う
川崎フロンターレが11月23日にヴァンフォーレ甲府を4対2で下し、ホーム最終戦を有終の美で飾った。クラブは、史上最速の昇格と優勝を果たしてからは来期J1で闘えるチームづくりとしてW100を目標にしてきたが、この勝利で勝ち点102、101ゴールとなり目標を一気に達成。試合後は「Good-bye J2セレモニー」が開かれ、選手やスタッフがサポーターとともにシャンペンや水をかけあい、昇格を祝った。
写真=試合後、水をかけあって昇格祝う選手とサポーター(上)
試合は、ジュニーニョが得たFKのチャンスをマルクスがきっちり決めて先制。34分に同点となったが、5分後にジュニーニョのゴールで前半を終了。70分に我那覇が100ゴール目となるメモリアルゴールをたたき出して勝負が傾きかけたが、直後に自陣ゴール内のファールで相手に与えたPKを小倉に許したが、81分にルーキーの谷口が初ゴールを決め快勝した。
試合後、午後3時25分からバックスタンド側に設けられた特設ステージで昇格・優勝を祝う「1年間応援ありがとう!!『Good-bye J2セレモニー』」が催され、約8000人のサポーターが参加。セレモニーは、始めに新潟県中越地震復旧支援のチャリティーオークションが行われ、新潟出身のGK相澤貴史選手が、チームメイトから提供されたスパイクやTシャツの買い手を決めるオークションの進行役を務めた。その後、オーロラビジョンに映し出される「昇格の軌跡」のゴールシーンをバックにミュージシャン「BLUE AGE ORCHSTRA」が「青春の影」を演奏した。
メインイベントの「大ウォーターファイト」の前に、関塚隆監督が「みなさんの応援があって昇格もW100も達成できた。J1では少しでも上をめざして頑張りますのでこれからも応援をよろしく」と挨拶。去就が心配されたジュニーニョ選手は「来期もフロンターレでプレーすることになりました。家庭の事情で明日ブラジルに帰国します。リーグの最終戦(27日)と天皇杯(12月12日)に出られないのはとても残念ですがブラジルで応援しています」と話すとサポーターから大きな声援が巻き起こった。
ウォーターファイトは、カツラやカッパを着た選手らがシャンペンを大きくふり観客席やサポーターに振りかけると「昇格水」を購入したサポーターも負けじとびしょぬれになりながら水をふりかけ大フィーバー、日没後の寒さを忘れて昇格の喜びを分かち合った。
写真=新潟中越地震復興支援のチャリティーオークション(中)、シャンパンをかけるマルクス選手ら(下)
2004-11-26 in 02) イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年11月25日
川崎市市民ミュージアムで12月4日から1月10日までフロンターレ展:写真や映像で昇格の軌跡を追う
川崎市市民ミュージアムで12月4日から2005年1月10日まで「Let's Go! 川崎フロンターレ—J1昇格への道」が開かれる。試合中の写真や映像資料、サポーターから公募した資料、試合毎に発行する写真ニュース「フロンターレnow」などの紙媒体で、5年ぶりにJ1復帰とJ2優勝を果たしたことしのシーズンを振り返る内容。5日午後3時からは、新潟中越地震のチャリティーを兼ね、箕輪義信選手、中村憲剛選手が参加するトークショーも催される。
同展は、写真パネル、映像資料、選手・チームの資料、似顔絵、新聞などの紙媒体資料などで構成、選手が子ども時代に来たユニフォームなどめったに見ることができないお宝も展示される予定だ。
写真は、専属カメラマン大堀優さんらが撮影した試合中の写真、応援風景、控え室の表情や移動中のバス内での様子のほか、サッカー教室での子どもとのふれ合い、イベント時の表情など約100枚。映像は、ゴールシーン、ファインプレー、ファインセーブ、2004年度の反省と来年度に向けての選手・監督・コーチへのインタビューなど。選手・チーム資料は、優勝カップ、優勝決定時のサイン入りボールなど関連グッズ、監督・コーチからのメッセージのほか、選手が所有するサッカー関係のお宝。紙媒体資料は、k-pressが発行した全試合のプレーと成績などで構成するポスター形式の写真ニュース「川崎フロンターレnow」、チーム発行のポスター、広報誌、フロンターレについて報道された新聞など。
このほか、サポーターから寄せられたサイン入りのユニフォームや、アウグスト選手とジュニーニョ選手のサイン入りのギブスなどファンのお宝や、サポーターが描いた似顔絵も展示する。会場には、入館者がフロンターレへの思いを書く「応援メッセージコーナー」が設置される。
会場では、入館者がことし一番印象に残った選手、活躍した選手を選ぶ「あなたが選ぶ『あんたが大将』」の投票(1人1票)も行われ、12月26日に発表される。
同館では、サポーターからのご自慢グッズと似顔絵を28日まで募集している。
ご自慢グッズは、氏名、年齢、住所、電話番号、出品物の大きさや材質などを連絡する。応募作品の搬入、搬出は直接来館し、展示物の保険はかけない。
似顔絵は、葉書からA4サイズまでで、画材は自由、パソコンで制作した作品はプリントして応募する。作品は、川崎フロンターレに渡すため、返却しない。応募は、作品の表に選手などの名前と自分の名前、裏に名前、住所、年齢を書き、郵送または持参する。連絡先は、〒211-0052 川崎市中原区等々力1-2 川崎市市民ミュージアム「フロンターレ似顔絵募集」係、電話044(754)4500。
会館時間は、午前9時30分から午後5時(入館時間は午後4時30分)。入場は一般500円、学生300円、65歳以上と中学生以下は無料。また、2004、2005年度の川崎フロンターレ後援会会員は無料。
問い合わせは044(754)4500川崎市市民ミュージアム。
交通=武蔵小杉駅北口からバス「市民ミュージアム行き」終点、「中原行き」・「黄金塚経由第三京浜入口行き」市民ミュージアム前または溝口駅ノクティ側バスターミナルから「小杉行き」市営等々力グランド入口下車。
2004-11-25 in 02) イベント・催事, b1) 川崎市麻生区, スポーツ | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年11月20日
泉龍寺のまわり地蔵:狛江駅前の泉の森会館で11月26日まで資料や地蔵を展示
小田急線狛江駅前の泉の森会館(狛江市元和泉1-8-1)で「泉龍寺のまわり地蔵展」が11月20日から催され、多くの市民の関心を集めている。同会館の利用者などで構成する泉の森友の会の設立1周年行事のひとつとして企画されたもの。会場には、同市内の文化財などを調査している狛江民俗の会(中島恵子会長)が調べた成果を写真やパネルなど約50枚で紹介、泉龍寺に残る貴重な実物も並べられ、訪れた人たちは熱心に見て回っていた。同展は26日までで、21日午後2時30分から「まわり地蔵と狛江の昔むかし」と題したパネルディスカッションも行われる。
写真=会場に「再現」された巡行中のまわり地蔵(手前)とパネル
泉龍寺のまわり地蔵は高さ約18センチの小さな木彫りの座像で、左手に赤子を抱いている。江戸時代中期から戦争中の1944年にかけて神田、日本橋など江戸の中心部や三多摩地区、さらに埼玉県所沢市や入間市などへ出張する「巡行」が盛んに行われた。1年の大半を各地域を回り、子宝に恵まれる、安産にご利益があるとして多くの信仰を集めた。
当時は、地域ごとに信者が「講中」を作り、月ごとに決まった巡行地の民家に1泊してまわった。地蔵の宿となる家には、集落の人々が集まり地蔵を参拝、移動は寺男や講中の人々がしょいこや大八車で運ばれた。「子育て地蔵」「世田谷のお地蔵さん」「子安地蔵」などの名で親しまれるほか、巡行の道中、集落に近づくと鉦(かね)をならして歩くことから「カンカンのお地蔵様」とも呼ばれた。
寺に戻ってくる23日と24日には縁日などもたち、参拝客などでにぎわったという。大縁日といわれる11月23日には、いまでもかつての講中の世話人の人々が泉龍寺に集まり、この地蔵を参拝している。
巡行が行われなくなってから既に60年たち、地元でも知らない人が増えてきていることもあり、文化財への関心を高め、地域への愛着心を深めてもらおうと大縁日に合わせ、展覧会が企画された。
会場には、地蔵が「出張」中に身代わりとなる「お留守居さま」と呼ばれる地蔵像も展示。資料や聞き取り調査を基に、願い事をする時に備える飾り物を会員が手作りし、宿でまつられた様子を「再現」、昭和2年につくられた長さ数メートルもある幕なども張ってある。このほか、ことし4月から巡業地で調べた各地のまわり地蔵についての解説や写真、地図などが展示され、いまではなじみが薄くなったかつての信仰のかたちを知ることができる。なかには、地蔵像をめぐり寺同士の訴訟沙汰になったことなど興味深い事実も紹介されている。
4月から調査をはじめて準備にあたってきた同会の坪西由美子さんは「狛江の民俗・文化財を見直すきっかけとなって」と話している。
21日のパネルディスカッションでは民俗の会の中島惠子さん、泉龍寺住職の菅原昭英さん、土地っ子の飯田久雄さん、大久保益男さんが、まわり地蔵や地域について語り合う。また午後2時からミュージカル集団「coco〜」がまわり地蔵にちなんだミニミュージカルを披露する。
入場は無料で時間は午前10時〜午後8時。
当日は、1周年記念行事として午前10時から針金と竹でつくるおもちゃとかざりの工作指導もある。
問い合わせは電話03(5497)5444泉の森会館。
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2004年11月16日
狛江市民祭りに59000人:買い物やイベント楽しむ
狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月14日、第一小学校、狛江市役所、市民グランドの3会場などで催された。曇り空の寒い一日だったが、会場には昨年より1000人多い59000人(主催者発表)の家族連れなどが訪れた。
写真=野菜の宝分けに長蛇の列
市民、文化、農業、商工の4つの部門が一体となる祭でことし人気を集めたのは農業祭。天候不順の影響で高値の野菜が安く買える即売会は約40分で完売。例年人気の野菜の宝船の宝分けは、2時間前から並び始め、家族で何回も並んで数種類の野菜を受け取る人もおり、30分で終わった。終了後のトラックに残った白菜の外側の葉を持ち帰る人もいたほどで、野菜を提供した狛江農産物直売会では「葉物の出来が悪く、種類を集めるのに苦労した。品薄の白菜は半分に切って分けたが、こんなことは初めて」と話していた。
祭会場では地震で大きな被害を受けた川口町を支援するため、第一小学校の特設ステージに「がんばれ川口」の文字を入れ、司会者が支援を呼びかけるアナウンス。出店予定だった川口ブースでは被災状況のパネル写真を展示、真剣に見る市民が多かった。
まつりの開会を告げるパレードは、小学生からお年寄りまで多くの市民が参加。午前9時半から小学生の鼓笛隊を先頭に第二小、航空計器前などから第一小までみこし7基、はやし連の山車5台、野菜の宝船などが行進、狛江駅北口からは民謡流し踊りも合流した。沿道は、わが子や孫の晴れ姿を撮ろうとビデオやデジカメ持参で訪れた見物人も多く、盛んにシャッターを押していた。パレードが集結する同小校庭では、来年から合併して新校となる二小・七小の児童が合同演奏、地酒の鏡割りも行われ、11時過ぎには民謡流しが入場して祭りムードは最高潮となった。
一小の特設ステージでは、子どもに人気の龍騎戦隊アバレンジャーショー、歌謡ショーのほか、市民団体のなつメロ、バレエ、和太鼓などが披露され、観客から盛んな拍手が上がっていた。祭りを締めくくる抽選会で、品評会に出品された農産物があたり「待っていて良かった」と思わずニッコリする家族の姿も見かけられた。
歩行者天国となった本町通り会場では、初のストリートライブが催され、中学生合唱や市内で活動するさまざまな音楽団体が出演、昨年から催されている沖縄の学生寮など6団体が演じるエイサーなどに観客が多く集まっていた。また消防体験広場には、起震車が登場して長い行列、テーブルの下に潜って激震を体験した親子連れは「こわかった、まだ揺れている感じがする」と話していた。 市役所広場では、郷土のおはやしの競演やお楽しみくじなどが行われた。買物時に渡されるナンバーでスキー場の宿泊券などが当たる催しが好評、手に持った紙に記された数字を真剣に見る人が多かった。農業物品評会、商工祭などのほか、福島県田島町、市民保養施設のある民宿組合の物産展も行われ、正午ごろはラッシュ並みの混雑。市民センターでは生け花、絵画、写真などを展示する文化祭が催され、外のにぎやかさと異なるしずかな雰囲気のお茶会で抹茶を楽しむ人もいた。
市民グラウンドでは、アンパンマンのふわふわエアドームやエアトランポリン、ミニサッカーゲームなど子ども向きの催しが行われた。人気を集めたのはミニ動物園、小さなウサギやモルモットを抱いてうっとりとしていた。
写真=みこしのそろい踏み(中)、ストリートライブ(下)
2004-11-16 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年11月13日
11月21日に「麻生多摩美の森」で植樹と収穫祭
市民が里山の再生活動を続けている「麻生多摩美の森」(川崎市麻生区多摩美2丁目)で11月21日午前9時から午後1時まで、「植樹祭&収穫祭」が開かれる。
写真=木の葉のパネルの見本
「麻生多摩美の森」は、小田急線読売ランド駅から京王線稲田堤駅までつながる「多摩自然遊歩道」添いにある多摩区菅仙谷と接する約1・2ヘクタールの谷戸の緑地。川崎市が各区に1カ所制定した「市民健康の森」の麻生区の森で、2001年から公募に応じた幅広い年代の区民が森の育成のボランティア活動を続けており、行政と共同で定期的にシノダケや下草刈り、樹木の手入れ、畑作りを行っている。
4回目となる 収穫祭は、「麻生多摩美の森の会」(勝田政吾会長)と地元の自然保護団体「多摩美みどりの会」(小座間清次郎会長)が共催する一般市民向けイベント。当日は、森を清掃し、苗木を植樹するほか、同所の畑で収穫した麦を使って麦茶作り、イモ煮や焼きイモなど味覚の秋を楽しむ。このほか落葉に絵具を塗りスタンプやカードを作るなど親子で楽しめるイベントも行う。参加は無料。小雨決行、雨天は23日に順延。
問い合わせは電話044(954)7855木村さん。
2004-11-13 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年11月12日
狛江市役所で11月14日まで大菊花展
狛江市役所前広場で盆栽仕立ての小菊や大輪の花、懸崖などを展示する大菊花展が14日まで開かれている。
狛江市菊花会(山本八郎会長)が主催する同展には会員が丹精込めて育てた約250点の作品のほか、同会顧問で菊作りの名人飯田久雄さんが手がけた塔仕立てや盆養など数十点の参考作品が展示されている。
同会では、キク作りの技術を上げるため毎年テーマを決めて会員が花の出来を競う「競技花」を行っており、ことしは盆栽仕立てで、枝がでまっすぐ伸びる「直幹」と横に伸びる「横様木」がテーマ。このため、展示作品は小菊が多い。また、入会1年未満の人が育てた初心者コーナーもあり、それぞれ見事な花を展示している。会員によると、ことしは秋の長雨のためか花の開花が遅れ気味だという。
2004-11-12 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区役所で13日まで麻生菊花展
川崎市麻生区の麻生市民館野外ステージ(川崎市麻生区万福寺1-5-2)で麻生菊花会(久保田啓司理事長)の会員が丹精込めて育てた花を展示、連日多くの市民が訪れ、熱心に鑑賞している。
同会は、麻生観光協会(小島一也会長)の下部組織として3年前発足。
会員28人が出品した茎の部分が短い「福助」「ダルマ」をはじめ、ストロー状の花弁が長く伸びた「管物」、半球状花弁が盛り上がって咲く「厚物」や「厚走り」、厚物を5本咲かせる「数立」、3本立ちの3色の厚物を1組とする「組飾」、幅の広い船底型の花弁一重の「一文字」、小菊をたれ下げて咲かせる「懸崖」「盆栽」の12種類。毎年出品点数が増え、ことしは昨年より21点多い181点が並べられている。
会場では、育てた鉢物のほか、小菊なども販売している。
会期は13日まで。同会によると、夏場が暑くて育てるのが難しかったが、全体的には良いできという。
2004-11-12 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
パレードや舞台、農産物品評会など多彩なイベント:11月14日に狛江市民まつり
狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月14日午前9時から午後3時30分まで狛江市役所、第一小学校、市民グランドなどで子どもからお年寄りまで楽しめる多彩な催しをくり広げる。
同まつりは、市民祭、文化祭、農業祭、商工祭の4つが一体となった祭りで28回目。ことしは毎年祭りに出店するふるさと友好都市・新潟県川口町の地震被災者を支援するため、同町に派遣された市職員が撮影した被災地の写真を川口町出店ブース(一小)で展示、市職員が被災状況などを説明して支援を呼びかけ、義援金を受け付ける。
まつりは、午前9時30分に第二小学校から出発する小学生の鼓笛隊や野菜の宝船のパレードを皮切りに、10時に東京航空計器前から市内各地区のみこし、はやし連の山車、10時10分から狛江駅北口から民謡流し踊りがそれぞれスタート、「ふるさと広場」の一小まで練り歩く。午前10時に行われる一小でのオープンセレモニーの前後に相次いでパレードが会場に到着、祭りムードを高める。
主なイベントは、
一小のステージではプロのマジックショーや演歌歌手の歌謡ショー、子どもに人気の「爆龍戦隊アバレンジャーショー」のほか、市民団体のおはやし、和太鼓、ゴスペル、クラシックバレエ、ジャズ演奏などとゲーム大会が行われる。校庭では正午から市内産の野菜で作った豚汁の無料配付、苗木(午前11時)・球根(午後1時)のプレゼント、午後2時からパレードの宝船を解体する野菜の宝分けなどのほか、市民保養施設のある民宿組合の物産展や市内の農家による農産物品評会と野菜や花、植木の即売が催される。会場には、焼きそば、飲茶などの食べ物も出店。教室では市民団体の活動展やバザーが催される。
市役所の「おたのしみ広場」では、特設ステージでおはやし競演、ギター演奏の歌、地域ヒーロー・コマレンジャーショー、和太鼓、民謡、お楽しみ富くじ抽選会、イントロクイズ、大ビンゴ大会が催される。商工祭として商店31店による大ビックリ市、工業展示、おふくろの味コーナー、福島県田島町の物産展やりんごの無料配布などが行われる。文化祭会場の市民センターでは13日午後12時半から午後5時までと14日午前9時から午後4時まで市内文化団体が書道、華道、写真、パッチワークなどの作品を並べるほか、市内の小学生が描いた虫歯予防ポスターを展示、14日には大きな紙芝居や腹話術、茶会が催される。
市民グランドの「ちびっこ広場」では、ふわふわエアドーム、FC東京のキックターゲット、ミニ動物園、ポニー乗馬、コマレンジャーのゲームコーナー、児童館の子どもたちがプレイランドや屋台を運営する。
このほか各会場を結ぶ本町通りでは午前11時からエイサー踊り、午後12時45分からは市内で活躍するバンドのストリートライブも催される。
また一小前の「おまつりの道」入り口付近では公園の遊具などを使った忍者の広場で6つのコーナーをクリアすると景品がもらえるイベントが行われる。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所内市民まつり実行委員会。
2004-11-12 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
最先端技術を1日公開:電研狛江研究所
狛江市民まつりに協賛する(財)電力中央研究所狛江研究所(狛江市岩戸北2-11-1)が、11月13日午前10時から午後4時まで施設を開放、さまざまな催しを開く。
ことしは「体験!発見!エネルギー」をテーマに、電気を送るしくみや電話と光の通信実験など同研究所の最先端の実験を公開する。このほか卵で作る日光写真、色の不思議など身近な科学の実験室や自然エネルギーを使って遊ぶ体験コーナーが設けられる。また、午後1時30分から「だから人は間違える ヒューマンエラーの人間学」と題した講演会を催す。
市内の中学校の吹奏楽演奏、入り口付近の芝生広場では野点、模擬店なども催される。
入場は自由で無料。問い合わせは電話03(3480)2111同研究所。
交通=小田急線喜多見駅徒歩7分・狛江駅徒歩15分。
2004-11-12 in 02) イベント・催事, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年11月 9日
多摩区民祭:89000人が生田緑地で買い物やイベント楽しむ
第27回目の多摩区民祭(同祭実行委員会主催)が11月7日、同区枡形の生田緑地で午前10時から午後3時まで開かれた。青空の広がる暖かな晴天に恵まれ、8万9000人(主催者発表)が会場を訪れ、噴水広場付近の出店コーナーはピーク時の正午前にはラッシュアワー並の混雑だった。
写真・上=生田緑地の噴水広場付近で憩う市民
祭りは、岡本美術館下の特設舞台で金作幸男多摩区長らが舞台に登り開会宣言、専修大学吹吹奏楽研究会の演奏を皮切りに始まった。舞台では、エンジェル・スペース、菅ソーラン踊り隊など区内で活動する子どもから熟年の9団体がバリダンス、エイサー、ハワイアン&ポップスなどを演技や演奏を行った。
子どもの人気を集めたのが午前と午後の2回行われた「デカレンジャショー」、テレビで人気のキャラクターを見ようと小さな子を伴った家族づれが多数集まりロープから身をのりだし熱心に見とれていた。
会場では、明るい社会づくり運動協議会が入り口で新潟県中越地震の義援募金を行ったほか、出店、展示コーナーでも募金活動を行う団体も見かけられた。
この日は、生田緑地内の施設も区民祭と連携したさまざま催しを行い、青少年科学館は、410万個の星を投影するプラネタリウムメガスターⅡを見る大勢の観客が並んだほか、万華鏡などの科学遊びや科学マジックなどを体験する子どもたちが集まった。岡本美術館では、無料コーナーのギャラリーでジャワ音楽・舞踊のプロ「カルティカ・クスモ」がガムランと舞踊を披露、入館者は優雅な民俗音楽と踊りを楽しんでいた。このほか、日本民家園も入場料が100円と大幅に安くなり、散策を楽しむ客が大勢入場した。
会場は、紅葉の始まった木陰で、食べ物をひろげてのんびりと休日を楽しむ家族連れ、友だちと祭りを楽しむ小・中学生や掘り出し物を探す女性たちで終日にぎわいを見せていた。
写真・下=岡本太郎美術館で行われたガムラン・ジャワ民俗舞踊のミニコンサート
2004-11-09 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年11月 6日
生田緑地で7日、多摩区民祭:緑地内の施設も連携し多彩なイベント
多摩区民祭(同祭実行委員会主催)が 11月7日(雨天決行)、川崎市多摩区枡形の生田緑地一帯で午前10時から午後3時まで開かれる。祭りは、さまざまな施設を持つ生田緑地全体が楽しめるよう日本民家園日本民家園、岡本太郎美術館、青少年科学館と連携したイベントや学園祭中の専修大学との連携イベントのラリーも催される。連年のステージの催し、物販のほか、明るい社会づくり運動川崎西協会が、新潟県中越地震の義援金の協力を呼びかける。
27回目を迎える同祭は、2002年までは毎年秋に同区登戸の多摩区役所周辺で催されていた。昨年秋、衆議院議員選挙のため開催を延期、ことし3月に会場を変更して「たまく森の祭り」と同時に生田緑地で催されその時のアンケートで好評だったため、今回は生田緑地で開くことになった。
メイン会場の噴水広場周辺では、福祉関係団体の手作り品・リサイクル品の販売、各種模擬店の実演販売、川崎マイスター友の会など90団体による出店、多摩区の友好都市・静岡県岡部町と千葉県千倉町の物産展が開かれる。
岡本美術館下の特設ステージでは、区内の9団体がバリダンス、太鼓、エイサー、ハワイアン&ポップス演奏のほか子どもに人気のテレビヒーローショー「デカレンジャー」が催される。このほか、午前11時から午後2時半まで岡本美術館・母の塔前で1人1回抽選会を行う。会場には、人気のラッピングバス「フロンターレ号」もお目見えする。
青少年科学館では、2003年に初のアゼリア賞を受賞した大平貴之さんが制作した世界最多の410万個の星を投影する小型プラネタリウム「メガスターII」を投影を1時間ごとに投影、科学マジックなども行う。日本民家園では、旧太田家で民具・手作り品の販売、岡本太郎美術館ではジャワのガムランと舞踊コンサートが午前11時と午後1時から催される。
日本民家園と岡本太郎美術館の入場料を大幅に割り引き100円(高校生以上64歳まで、それ以外は無料)になる。
問い合わせは電話044(935)3130同祭実行委員会。
交通=小田急線向ケ丘遊園駅徒歩15分、または、向ケ丘遊園駅からバス専修大学行き終点。
2004-11-06 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎中央卸売市場南部市場で7日、食鮮まつり:消費者に市場開放
普段入れない中央卸売市場で安く買い物をと、川崎市幸区南幸町の川崎市中央卸売市場南部市場で、11月7日午前10時から午後4時まで開かれる「食鮮まつり」(南部市場食鮮まつり実行委員会主催)が開かれる。ことしは、市制80周年を記念して東京交響楽団のミニコンサートのほか、人気のまぐろの解体やせり体験などが催される。
写真=昨年の食鮮まつり
まつりは、同市場関係者らが、市場の特性を活かしたイベントで消費の拡大と市場の活性化、生成食品の安定供給の役割を理解してもらおうと「1日限りの市場体験」として毎年開いており、ことしで12回目。
主な内容は、まぐろの解体(午前10時50分)、目当ての商品を競って買う模擬ぜり(午後12時20分)、野菜・果実のつかみ取り、野菜・花の即売会、関連商品の特売の物販のほか、青果棟で午前10時15分から東京交響楽団金管五重楽団の演奏が行われる。子どもに人気のキャラクターショー(午前11時20分、午後1時)、ふわふわトランポリンもあり家族で1日楽しめる。
主催者は、駐車場がないため公共交通機関で来場してと呼びかけている。
問い合わせは電話044(543)5272南部市場業務課。
交通=JR南武線尻手駅3分。
2004-11-06 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
狛江市で7日、川口町支援のフリマ
新潟県中越地震で被害を受けた川口町へ義援金を送ろうと狛江市の供養塚公園(駒井町1-3-3)で、11月7日午前10時から午後1時までフリーマーケットが開かれる。
このフリマは、阪神大震災救援を目的に1995年春に同市岩戸南の清水信之さんらの呼びかけがきっかけで始まり、出店者が売り上げの一部を寄付、会場でも義援金を集めた。その後、実行委員を募って毎年春と秋に同所で開催、震災被害が落ち着いてからは売り上げの一部を福祉団体に寄付している。
今回から主催団体が「NPO法人ハンディキャブこまえ・友の会」に変わり、収益は同会の運営に回される予定だったが、ふるさと友好都市・川口町の被災者を支援しようと義援金を集めることにした。
会場では、フリマ35店のほか、焼そば、飲み物などの屋台村が出店、主催者も餅つきをして義援金を募る。
2004-11-06 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
専修大学が7日、スタンプラリー:大学祭と合わせ多摩区民祭と連携イベント
川崎市多摩区東三田の専修大学が商学部教育100周年・商学部創設40周年を記念し、11月7日に生田緑地で開かれる多摩区民祭と連携したイベント「専大ナビ 大学の裏山で○○を叫ぶ」(専修大学商学部40周年記念事業運営委員会主催)を催す。
このイベントは、同大の大学祭「鳳祭」と「オープン・キャンパス」に合わせたスタンプラリーで、向ヶ丘遊園駅から多摩区民祭会場の生田緑地を通り、専修大学までをゲームを楽しみながら歩く。当日は、同大生が高校生らに学内を案内するツアーガイドも行われ、高校生に大学生活や向ケ丘遊園周辺の生活情報、大学の裏手に当たる生田緑地の魅力を伝え、区民祭に参加している市民とのふれあいを楽しむ。
参加者には、ゲームの案内、向ヶ丘遊園駅周辺の食事、遊び場所の紹介、大学情報を掲載した「オオトリ先生の講義」と題するパンフレットを配布する。ラリーのゲーム・ポイントは3カ所で、同大生がボーリング、ストラックアウトなどの手作りゲームを用意、ゴールは専大内の「ある場所」で、記念写真を撮影して終了する。
受け付けはダイエー向ケ丘店前で、午前10時30分から正午(イベントは3時まで)。参加は自由で、先着300人の高校生にオリジナル・パーカーをプレゼントする。
2004-11-06 in 02) イベント・催事, 09)市民活動, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年10月29日
麻生区文化協会が20周年:10月30日から記念の文化祭
麻生区文化協会が10月30日から麻生区文化祭を麻生区万福寺の麻生文化センターで催す。同会が創立20周年を迎えたのを記念し、「風 音 こども」と題し音楽、舞踊、朗読などを組み合わせた特別企画などもある。
主な内容は、
10月29日〜11月3日=美術工芸展(絵画、書、陶芸、生け花、写真、絵手紙)
10月29日〜11月3日=美術工芸団体展示(書道)
10月30日〜31日=デッサン会作品展(舞台衣装の女優を描いた作品)
10月30日〜31日=夏休み親子教室作品展(絵手紙、絵画、俳句など)
10月30日=茶席
10月30日=記念式典・鼎談(午後3時〜4時30分。鼎談では初代区長の西村俊行さんらが創立当時の思い出を語り合う)
10月30日=20周年特別企画・あさおに響けふるさとの心「風 音 こども」(午後12時30分。合唱と詩人まどみちおさんの詩の朗読、琉球舞踊、創作舞踊「菊の宴」、箏曲、創作舞踊「山柿の赤きを見れば」、弦楽合奏、ピアノ、ギター、ヴァイオリンなどの独奏、ソプラノ二重唱、バレエ)。展示(生け花、絵画、書)
10月30日=洋楽(午前10時〜11時30分。ワークショップと演奏)
10月31日=麻生区俳句大会(午前11時〜午後4時)
10月31日=洋舞(午後4時〜7時30分。6団体によるバレエの小品と合同作品「ドン・キホーテ」)
11月6日=邦舞・邦楽(午前11時〜午後5時。24団体による日本舞踊、新舞踊、民舞、民謡など)
11月7日=麻生フィルハーモニー管弦楽団第40回定期演奏会(午後2時30分、ベートーヴェン交響曲第7番ほか、入場1000円)
11月7日=吟詠・吟舞(午前10時〜午後4時30分。5団体)
2004-10-29 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b1) 川崎市麻生区, 音楽 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
麻生区でうるしの仲間達展:漆、陶芸、額装など異なるジャンルの作品展示
川崎市多摩区登戸新町の漆工芸作家深澤誠太郎さんの工房で漆塗りを習う工芸好きな仲間が、10月30日、31日に深澤さんの友人が経営する学習塾「麻生プレップスクール」(万福寺1-10-10)2階の同塾経営者・上野英夫さんの自宅でユニークな作品展を開く。
(写真=深澤さん(左端)の指導で制作する井沢さんら)
「うるしの仲間達展」と名付けられたこの展覧会は、さまざまな技法で制作した花立て、式台などの漆工芸を主体に、陶芸や額装などジャンルの異なる約25点の作品を並べ、コラボレーションを楽しむ。漆作品は、深澤さんのアトリエがある長野県開田村で長さなどが足りず「廃材」のらく印を押された樹齢数十年以上のヒノキやサワラで、塗りにより新たな命を吹き込まれた。
市松人形作家でもある深澤さんは「物を大切にする心を育てたい」と3年前から蒔絵の技術を使い、壊れた陶器や漆器を直す「金継ぎ」講習会を時々催しており、講習会の参加者たちの希望で、1年前にうるし塗りの教室を開いた。参加者は麻生区王禅寺で陶芸を教える井沢三枝子さん、横浜市青葉区で額装を教えるバーバラ酒井さん、パッチワークが趣味の渋谷区の木村賀子さんら5人で、なかには転居先の大阪から新幹線で通う人もおり、日々の暮らしの中で自分らしさを表現したいと手仕事を続けている。
井沢さんらは「木が変化していく様子に引き込まれた」「自分の作品づくりのヒントになる」と漆工芸の魅力を語る。深澤さんによると、手仕事を長く続けたため意欲的で上達が早く、それぞれの世界を紹介できる展覧会を催すことにしたという。
会場には、木目を生かした「生地塗り」、カヤなどを置いてうるしを塗る「布着せ」、うるしが乾かないうちに凹凸をつける「研ぎ出し」などの技法で制作した作品各2点と、それぞれが得意とする作品を出品する。指導者の深澤さんもさまざまな技法を駆使したプレートのほか、近所で鉄工所を営む正田隆三さんと合作のベンチを出す。
深澤さんは「漆工芸は高価で美術品と思われがちだが生活の道具としてよさを再発見してもらえれば」と話している。
会期時間は午前11時~午後5時。交通は、小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩4分。問い合わせは、電話090-2452-4518深澤さん。
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2004年10月27日
セレサ川崎が11月1日からコスモス景観会
セレサ川崎農業協同組合が、市内の宮前区と麻生区農家の協力で植えているコスモスが見ごろを迎え、11月1日から7日の午前9時〜午後3時までにコスモス景観会を開く。
畑や休耕田に咲く花で自然を味わい、都市農業への理解を深めてもらおうと数年前から行っているもの。ことしは台風などの影響による日照不足で開花が遅れ、例年10月中旬に催す景観会の日程が11月にずれた。
コスモスの花が植えられているのは、川崎市麻生区古沢405番地一体(小田急線新百合ケ丘駅徒歩15分)の約2000平方メートルと川崎市宮前区野川524番地先(JR武蔵新城駅からバス「能満寺」下車:野川神明社と第三京浜の間)の約2500平方メートル。栽培品種は、センセーション(濃ピンク、ピンク、白)イエローキャンパス(黄)の2種で、最終日の7日はつみ取りもできる。
問い合わせは電話044(877)2509セレサ川崎農業協同組合営農課。
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2004年10月22日
多文化フェスタ・みぞのくち2004:10月23日にノクティ2で
川崎市高津区溝口のノクティ2(マルイファミリー溝口)屋上で、世界各国の料理や踊り、福祉作業所の作品を販売する「多文化フェスタ・みぞのくち2004」(多文化フェスタ・みぞのくち実行委員会、高津市民館主催)が、10月23日午前11時から午後3時までに開かれる。雨天の場合10月30日。
(写真は昨年の多文化フェスタ)
フェスタは、障害や国籍を超えてさまざまな人の個性を認め合い、理解と友情に育まれた「多文化・共生」のまちをめざそうと1999年から催され、エスニック料理や国際色豊かな催しが人気を呼んでいる。
ことしは、国際交流やボランティア活動を行っている33団体が参加、川崎市民活動センター、多摩・高津・宮前・中原区の社会福祉協議会、市民文化パートナーシップかわさき、川崎国際交流協会が後援、高津市民館の協力で開催される。
韓国、中国、ブラジル、レバノン、インド、ハイチの料理を扱うエスニック屋台と9カ所の福祉作業所で作られたお菓子、織物など自主製品の販売と活動報告などが各コーナーで行われる。舞台では、東橘中学の吹奏楽、手話ダンス、アフリカのファッションショー、エイサー、獅子舞、同市民館で生まれたカンカラ三線など多彩なパフォーマンスが午前11時から午後3時まで繰り広げられる。また、昔の遊びのコーナーなどもある。主催者は、環境保護のため、食器の持参を呼びかけている。
問い合わせは電話044(814)7603高津市民館同事務局。
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宮前区の水沢の森:10月24日にオープニングイベント
ボランティア市民の手で里山の再生を行っている川崎市宮前区「水沢の森」(写真)の一部が10月1日から一般開放され、それを記念して24日午前10時からオープニングイベントが催される。イベントは、同地を管理するボランティア団体「水沢森人(もりんど)の会」(水野憲一会長)が主催、会員の案内で開放されたエリアの散策や菅生中学校ブラスバンド部の演奏、ドングリの種まき、竹切り、カキ取り、焼きイモ大会などが行われる。参加は、焼きイモ大会のみ有料で、おとな500円(平瀬川流域自然ハンドブックと飲み物付き)、子どもは無料。雨天の場合は中止。
交通は小田急線向ヶ丘駅から東急あざみ野行き「美しが丘3丁目」下車。
水沢の森は、川崎市中央卸売市場北部市場の南の菅生緑地西地区内にあり、川崎市が市内各区に1カ所制定した「健康の森」の宮前区の場所。「健康の森」は、「水と緑の恵みを生かした森づくり」を土地の選定、構想の段階から市民とともに検討し、運営や維持管理も市民参加で行う川崎市のパートナーシップの代表的な事業で、開設の時期も区毎に異なり、さまざまな活動が活発に行われている。
宮前区では、1998年から「市民健康の森基本構想検討委員会」の27人の委員が候補地の検討を重ね、1999年3月に菅生緑地に決まった。
菅生緑地は、約13.4haで用地は道路をはさんで東西2カ所に分かれており、このうち北部市場南側の東地区(7.1ha)の大部分は既に公園として整備されて利用されている。
今回開放された横浜市境の西地区(6.1ha、未買収地も含む)は、平瀬川の源流域の丘陵地帯で、竹林や農地などに利用されている場所もある。委員会は西地区の買収地を中心に里山をイメージした土地の利用やゾーニングなどの具体化を進め、2000年4月に活動を行う「水沢森人の会」を結成した。
買収地は、竹林や放置された果樹園のほか、残土の中間処理施設に使用され赤土がむき出しだった所もあり、同会会員や宮前区や横浜市など近くの小・中学生の参加でコナラ、クヌギ、スジイをドングリから育てたり、花のタネを植え、竹林の間伐、雑木林の下草刈り、クリやカキの果樹園の手入れなどのほか、ビオトープ池を作りメダカなどを放流、里山の再生を図っている。
こうした活動で、現在草原や四季折々の花が咲き、中央部分の広場にはシンボルツリーエノキも植えられて散策路も整備され、自然が回復し始めた。
同会では、森の生物保護のためペット連れの散策や自転車の乗り入れ、ボール遊びなどはしないなどのルールを作り、利用者の理解を求めている。また、毎月の活動を掲載したたよりやホームページ(http://216.jp/morind/)を作っており、管理活動を行う会員も募集している。
問い合わせは電話044(856)3125宮前区役所地域振興課。
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2004年10月21日
狛江市役所で22・23日にくらしフェスタ:食の安全性やリサイクルがテーマ
食の安全性やリサイクルをテーマとした催し「くらしフェスタこまえ」が、狛江市役所前市民ひろばなどで10月22日、23日の午前10時から午後3時まで開かれる。東京都の消費者月間に合わせ毎年10月に開く「みんなの消費生活展 」の名称をことしから改めたもので、31回を数え、23日午後には子どもに人気の地域ヒーロー「コマレンジャー」も会場を訪れ、子どもからおとなまで参加できる多彩な催しを行う。
今回は「消費者友の会」「多摩南生活クラブ」「新日本婦人の会狛江支部」「狛江難病患者と家族の会」「廃食用油で石けんを作る会」「狛江市消費者団体連絡会」の恒例の6団体に加え、「環境を考える会狛江市実行委員会」も実行委員会に加わり狛江市と共催、狛江消防署、狛江市商工会なども協力する。
主な催しは、市民ひろばで不要品即売会や無添加食品など安心できる商品の即売、ごみ分別ゲーム(23日)、粗大ゴミの展示とプレゼント(プレゼントの受け付けは22日午前中)、子どもタイル絵教室、市内の造園業者による剪定枝(せんていし)チップ化実演と堆肥の無料配布(堆肥の配布は23日)、起震車体験、若者を中心に広がっている危険な薬物防止についてのPRコーナーもあり、7カ所以上回ると市民保養施設の宿泊券や入浴券などが当たるお楽しみ抽選ができる。
このほか、市民センター地下ホールと視聴覚室で、食品の包装形態の調査結果やコンビニの買い物袋使用量、地産地消のすすめなど実行委の各団体がそれぞれのテーマで調査・研究したくらしに役立つ情報のパネル展示、楽しみながらリサイクルできる裂き織り教室、封筒作りなども行われる。
問い合わせは電話03(3430)1111消費生活展実行委員会。
2004-10-21 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年10月19日
飛森谷戸でコンサート:雨の森で童謡楽しむ
川崎市宮前区初山のとんもり谷戸で10月10日、6回目の森の音楽会「陽だまりコンサート」が開かれ、約60人の聴衆が懐かしい童謡などに耳を傾けていた。
(写真提供、飛森谷戸の自然を守る会)
今回の会場は川崎国際生田ゴルフ場近くで、多摩丘陵の原風景のなかに市環境局が木のデッキや水路、童謡の歌詞を刻んだ10基の石碑を設置し「おもい出うたのこみち」と名付けて整備した場所。石碑に刻まれているのは「メダカの学校」「ゆうやけこやけ」「もみじ」「七つの子」など、故郷をイメージするなじみの童謡10曲だ。
同所を拠点に自然保護活動を続ける「飛森谷戸の自然を守る会」が、この散策路を多くの市民に知ってもらい里山の自然が残るとともに、子どもたちに童謡と唱歌を歌い継いでてほしいとコンサートを企画した。出演したのは、多摩区や宮前区の福祉施設などでミニコンサート活動を続けるボーカルユニット「J&S(小川聖子&河野順)」。
コンサートが開かれた日は、午後からときおり霧雨が降るあいにくの天気だったが、幼児からお年寄りまでさまざまな年代の聴衆が、カサを差しながら木に囲まれた会場にやさしく響きわたる「里の秋」「かわいいかくれんぼ」「浜千鳥」「椰子の実」などの童謡や唱歌、新しく発掘された「櫻の多摩川」の歌声を楽しんでいた。
2004-10-19 in 01) 自然・環境, 02) イベント・催事, 09)市民活動, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年10月18日
禅寺丸柿まつり:種とばし、1位は9.68m
川崎市麻生区の特産品禅寺丸柿の収穫にちなみ催される「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催)が、10月17日に川崎市麻生区上麻生6丁目の麻生水処理センターで行われた。ぬけるような青空の好天にめぐまれ、会場には家族連れなど昨年より1500人多い約6500人が訪れ、買い物や皮むきなどのイベントを楽しんでいた。
ことしは祭りの主役「禅寺丸柿」が近年にない大豊作で、柿生禅寺丸保存会(中山茂会長)は650袋のカキを用意、このカキを目当ての客も多く、保存会会員は試食用のカキむきに追われていた。模擬店が並ぶ通路は一時は買い物やイベントを楽しむ客でラッシュ並みの混雑、ワインも完売、柿にちなんだお菓子や地域の人の模擬店はにぎわいをみせていた。
メインイベントの「皮むき」と「種とばし」は、先のとがった「筆柿」を使用。2002年までは禅寺丸を使用していたが、昨年、冷夏の影響で超不作、イベントに使用するカキがなく急きょこの時期いちばんおいしい小ぶりの筆柿を使用したところ、大きさもそろっていて公平、種が重くて飛ばしやすいなどの理由で、ことしも利用することになった。
皮むきには96人が挑戦、参加者は真剣な表情でナイフを動かしていた。111cmの記録出しことし2位の成績だった麻生区上麻生の武藤奈緒子さんは、「昨年初めてチャレンジしたが成績がふるわず、家で練習を重ねリベンジに成功した」とニッコリ。
種とばしは、午後2時10分の最後の回に大勢の人が並んだため、予定を変更して希望者全員を受け入れ、午後3時のまつり終了時間を過ぎまで競技が行われ、140人が参加した。なかには勢い余ってラインから飛び出したり、ポトリと下に落とす人もいて観客の笑いを誘っていた。1位は、過去の記録を大幅に延ばして最高となった昨年の9m87cmにはわずかに及ばず9m68cmだったが、2、3位の記録は昨年より上回った。
このほか、200人以上の子どもが禅寺丸を写生、水処理センター上の「ふれあいの丘」に上る階段にはり出された。会場では、絵の前で記念写真を撮影したり、模擬店で求めた食べ物を久しぶりの青空の下でのんびりと食べる親子連れが多かった。
上位の成績は
○皮むき
1位 浜田文江さん(麻生区栗木台) 132cm
2位 武藤奈緒子さん(麻生区上麻生) 111cm
3位 市原智恵子さん(麻生区上麻生) 109cm
○種とばし
1位 おかはたしんいちさん(麻生区白鳥) 9m68cm
2位 三浦秀二さん(町田市三輪町)8m40cm
3位 金城均さん(麻生区上麻生)8m34cm
2004-10-18 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年10月17日
宮前区民祭:20万5千人がふれあいや買い物楽しむ
「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に宮前区民祭(同祭実行委員会主催)が10月17日、宮前区水沢の川崎市中央卸売市場北部市場で催され、昨年より2万5千人多い約20万5千人(主催者発表)でにぎわった。
(写真=人波をぬってみこしや太鼓がパレード)
北部市場の広い駐車場にはずらりとテントが並び、区内の市民団体や企業、官庁など90団体が展示や相談、手作り品の販売などを行った。抜けるような秋の青空に誘われて訪れた家族連れなどは、出店をのぞいたり、焼きそばや手作りの菓子などを買ったり、特設舞台で行われる太鼓の競演などやパレードを見物したりして楽しんでいた。
特設舞台では、市制80周年を記念して、テレビなど幅広く活躍している福居幸大さんの津軽三味線の演奏が行われ、年配者だけでなく若い人も独特な音色に聞きほれていた。
水産棟前の宮前のみの市には、抽選で選ばれた区内に住む80人が不用品などを並べたが、掘り出し物を探す人などでにぎわった。
パレードでは区内の21団体がそろいのユニフォームなどを着てにぎやかに行進、みこし2基や大太鼓も加わり、祭を盛り上げた。
同市場の仲卸業者などによる北部市場祭も同時に開催されたが、買い物目当てに訪れた主婦などで広い水産棟や青果棟はラッシュアワー並みの混雑。昼ごろには用意した品がなくなり店じまいするコーナーもめだった。
2004-10-17 in 02) イベント・催事, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年10月15日
10月17日に宮前区民祭:福居幸大さんが津軽三味線を演奏
宮前区民祭が10月17日、宮前区水沢の川崎市中央卸売市場北部市場で催される。午前9時から午後3時までパレードや出店、ステージなどで多彩な催しがくり広げられる。市制80周年を記念してテレビなどで活躍する福居幸大さんが津軽三味線を演奏、人気を集めそうだ。同祭に合わせて、市場に入っている仲卸業者などで組織する川崎市中央卸売市場北部市場協会が北部市場まつりを開催、水産物や野菜、花などを特価で販売する。
「小さな手 大きな手 みんなで築く宮前区」を合い言葉に町会・自治会連合会、商店街連合会、文化協会など区内の市民団体で組織している実行委員会が主催するもので、ことしで23回目。
祭の主な内容は、
青果棟前の広場に設けたステージで午前9時の開会式に続いて4団体による太鼓の競演、10時10分から式典、10時30分から福居幸大さんの津軽三味線演奏、午後12時20分から3時まで宮前音頭、ダンス、ハーモニカ、カラオケなどを区民が披露する。また、2時10分から川崎フロンターレの木村誠選手、塩川岳人選手が参加しJ1昇格の報告を行う。閉会式は3時から。
パレードは11時から市消防局カラーガード隊レッドウィングスを先頭に区内の21の団体などが青果棟から水産棟までを行進、市場協会や菅生青年同志会のみこし、菅生太鼓連などが祭ムードを盛り上げる。
青果棟前と水産棟の駐車場には、市民団体や行政機関、企業など90団体が出店、展示や相談、食品や手作り品などの販売を行う。子どもも出店して不用品などを売るフリーマーケット「宮前のみの市」、竹細工教室などの子ども広場も人気を集めそうだ。
主婦に人気の北部市場まつりは9時から販売を開始、マグロの切り身や野菜、果物、花などを市価よりかなり安いため、例年売り切れ店が続出する。ゲームや金魚すくい、セリ市などもある。このほか、9時からウォークラリー券の販売、10時、正午、2時に富くじの抽選、10時30分に卵のつかみ取り、11時30分から福袋販売を行う。
当日は野川南台団地、野川台公園、鷺沼駅から会場まで無料バスを運行、宮前平駅からは市バスが増発される。
実行委では、車での来場は避けてと呼びかけている。また、ペットを連れての入場はできない。
問い合わせは電話044(856)3133同祭実行委員会事務局。
2004-10-15 in 02) イベント・催事, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年10月10日
あさお区民まつり:家族連れなど45000人がふれあい楽しむ
あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月10日、麻生区役所と麻生市民館などを会場に催され、昨年よりやや少ない約45000人(主催者発表)がふれあい祭りを楽しんだ。心配された台風は前夜のうちに去ったものの、ときおり小雨がぱらつき、人出が心配されたが、家族連れなどが次々と訪れ、主催者をほっとさせた。パレードや大道芸、ファッションショー、区民団体の出店などさまざまな催しを通して交流の輪を広げていた。
区役所前の道路では午前10時にパレードがスタート。市消防局のレッドウイングスと音楽隊に続いて、初参加の阿部孝夫川崎市長と実行委員会の役員、西生田小学校の鼓笛隊、民族衣装を着た麻生国際市民広場や区内の団体が行進した。また、かわいいコスチュームの麻生一輪車クラブが妙技を披露したのに続いて、沿道の太鼓に合わせてそろいの浴衣で参加したあさおまつり唄の踊りグループが道路を練り歩き、祭りムードを盛り上げた。
区役所駐車場では、柿生禅寺丸柿保存会が特産の禅寺丸柿400袋を即売したが、試食して甘さが気に入り買い求める人も多かった。また、地名にちなんで同区と交流を続ける茨城県麻生町の特産品や区内で活動する市民団体のバザーなども行われ、買い物客でにぎわった。
市民館の大ホールでは、午前11時から同祭の人気イベント、区民がモデルを務めるハートフルエイジファッションショーが行われた。4回目のことしは、東京田中短期大学や区内の田園調布学園の学生も協力、プロのモデルに混じってダンスや卓球で活躍するシニアやグループホームに住むお年寄りなど65人が出演、和服をリメイクしたエコファッションなど工夫を凝らした衣装で舞台を歩く姿に「とても、しろうととは思えないね」という声も聞かれた。午後1時からの「うたまつりコンテスト」では区民15人が民謡や演歌など自慢ののどを披露、堂々たる歌いっぷりに拍手が寄せられていた。
駐車場の特設ステージで行われた開会式では中島豪一会長や阿部市長が「祭りを心ゆくまで楽しんで」とあいさつした。続いて太鼓や大道芸の競演や一輪車の演技、消防音楽隊の演奏などが行われ、人の輪ができていた。
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2004年10月 9日
サッカー天皇杯:フロンターレが10月10日等々力で愛媛FCと対戦
川崎フロンターレは、10月10日午後1時から等々力競技場で愛媛FC(愛媛代表)と第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会(財団法人日本サッカー協会主催)の初戦を戦う。
9月23日から始まったことしの天皇杯は、高校も含む都道府県代表47とJ1、J2リーグ、JFL、大学の計80チームが参加、J2は3回戦からJ1は4回戦から参戦、元旦決勝での日本サッカー頂点をかけトーナメント試合を行う。大会の日程は、4回戦は11月13・14日、5回戦は12月12日、準々決勝は12月19日、準決勝は12月25日。4回戦以降の組み合わせは、3回戦終了後、抽選で決定する。
フロンターレと対戦する愛媛FCは2回戦から参戦、1回戦で阪南大学(大阪代表)を破った高知大(高知代表)と四国同士の戦いを3対0と完勝してコマを進めた。
3回戦の当日入場券は、自由席が一般1500円、高校生1000円、小中学生800円。
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2004年10月 6日
KAWASAKIしんゆり映画祭:10周年迎え11日まで多彩に
ことし10周年を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会主催)が10月3日から始まった。最終日の11日まで3会場で30本の映画上映、トーク、音楽会などが催される。
同祭は、「市民(みんな)がつくる夢のお祭り」のキャッチフレーズで小田急線新百合ヶ丘駅前の日本映画学校の講師や学生、市民で構成する実行委員会(白鳥あかね委員長)が運営、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘が協力して上映が行われる。
多くの人に映画を楽しんでもらおうと、目の不自由な人のために手作りの脚本による副音声を付けたり、保育付きの上映も行っている。また、多数のボランティアや麻生区内の福祉団体が参加し、映画の選択からチケットやプログラムの準備、当日の会場案内や保育などの裏方をサポートしている。
節目のことしは「コラボレーション collaboration 共に働く・共に創る」をテーマに、市民投票による「もう一度みたいあの映画」の上映や東京交響楽団弦楽メンバーによる「音楽と映画の夕べ」など特別企画イベントも開かれるなど、内容も多彩だ。
皮切りの3日には、中原区の市民ミュージアムで2000年から2003年までに中学生が制作した11作品の上映、過去4年間に参加した中学生から大学1年生のOB16人がことし制作した33分の力作「ジブン +願望=コドク」を上映したほか、中学生が映画を作ることの意義について語り合うシンポジウムが開かれた。
8日から11日までのメイン上映では、有料作品「もういちど見たいあの名画」「今、あの時代(とき)を考える」「映画で出会った若者たち」「ニュー・ウエーブ・ジャパン」「ゼブラーマンVSシネマウマ」のほか「白鳥あかねの映画人生50年」の6コーナー17本をワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘で上映、このうち9本が保育付き。
最終日の11日は午後1時から新百合21ホールで日本映画学校卒業制作映画で第22回そつせい祭グランプリ受賞作の「回転する空の下で」を上映、フィナーレのパーティーでシネマエッセイコンクールのグランプリ作品の表彰が行われる。
特別企画「音楽と映画の夕べ」は、8日午後6時30分からワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘で2部構成で催される。
1部は東京交響楽団弦楽コンサートマスターのグレブ・ニキティンさんとその仲間による弦楽四重奏ミニコンサートで、市民投票第2位の映画『サウンド・オブ・ミュージック』、『スティング』のテーマ曲「ジ・エンターテイナー」、『プラトーン』の「弦楽のためのアダージョ」、『風と共に去りぬ』より「タラのテーマ」を演奏する。
2部は『サウンド・オブミュージック』(午後7時25分〜10時20分)の上映で当日券は一般2000円、前売りは、6日まで新百合ヶ丘サティ・ビブレ新百合ヶ丘チケットブース(正午〜午後4時)で扱っている。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局
上映作品や時間はKAWASAKIしんゆり映画祭事務局のHP (http://www.siff.jp)へ。
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2004-10-06 in 02) イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 映画 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年10月 1日
多摩区の市民団体が10月2日から15年戦争を検証するビデオ上映会を開催
川崎市多摩区登戸の「遊友ひろば」で、10月2日から昭和初期から第二次世界大戦後の復興までを記録した全8巻のビデオを見る会が開かれる。
市民自治や平和、まちづくりなどの活動をおこなっている市民市民団体「ぐらす・かわさき」が主催するもの。同会会員で自らの戦争体験を語り継ぐ活動を行っている麻生区栗木台の塚本昭二郎さんが寄贈した「昭和と戦争」を見ながら、イラクへの自衛隊派遣などなしくずしにされる平和について意見交換を行う。「ビデオを見る会」は、2週間に1回の金曜日の午前中に全8巻のビデオを1回に1巻ずつ見る。10月は16日と30日に開かれる。
1回目のビデオ「満蒙に賭けた夢」は昭和5年から10年までで、関東大震災後の復興と世界的恐慌の打開のために満州を植民地化する日本軍と中国軍が武力衝突した満州事変、満州開拓義勇団、大陸の花嫁などについて日本のマスコミのニュース映像やアメリカ国立公文書館などの資料を元に編集した約60分の内容。2回「赤紙の届く日」(昭和11~12年)、3回目「銃後の女たち」(昭和13~15年)、4回「立ち上がれ少国民」(昭和16~17年)、5回「若き兵士の悲劇」(昭和18~19年)、6回「本土決戦の覚悟」(昭和20年)、7回「焼け跡をさまよう」(昭和20~21年)、8回「独立への道のり」(昭和22~26年)。
参加は自由で無料。問い合わせは電話044(922)4917ぐらす・かわさき。
2004-10-01 in 02) イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
川崎Fが10月2日J2リーグ優勝をかけ横浜FCと対戦:試合後、選手らが商店街の祝勝会に参加
J2リーグ残り8試合を残し9月26日(36節)に史上最速でJ1昇格を決めた川崎フロンターレは、10月2日午後2時(第37節)から等々力競技場(川崎市中原区等々力)で、J2リーグの優勝をかけ横浜FCと対戦する。この試合に勝つか引き分けると優勝が決まり、監督の胴上げやJリーグから優勝カップの授与などのセレモニーが行われる。
試合後には、武田信平社長をはじめ関塚隆監督やコーチ、怪我で治療中の鬼木達キャプテンを除く全選手が川崎市内の6商店街が主催する祝勝会に5~7人ずつに分かれて参加。主催者からの花束贈呈、鏡割りなどの祝賀行事のほかサイン会などを行ってふれあいを深める。参加は自由。
祝勝会の主催団体、場所、時間、参加予定選手は次の通り(当日の体調などによって変更もある)。
◇川崎区・大師地区(川崎大師駅前商栄会主催)=京浜急行川崎大師駅前広場(京浜急行川崎大師駅下車)、午後6時30分~7時30分。武田社長、伊藤浩樹・寺田周平・伊藤優津樹・下川誠吾・谷口博之の5選手。
◇川崎区・川崎駅地区(オオモリスポーツ川崎店主催)=川崎駅ビルBE5階「オオモリスポーツ川崎店」(JR川崎駅下車)、午後6~7時。マルセロフィジカルコーチ、浦上壮史・マルクス・塩川岳人・相馬直樹・飛弾暁・岡山一成の7選手。
◇幸区・鹿島田地区(鹿島田駅前商店街主催)=横浜銀行鹿島田支店そば(JR南武線鹿島田駅前)、午後6~7時。佐原秀樹・中村憲剛・長橋康弘・黒津優・大石鉄也の5選手。
◇中原区・平間地区(平間銀座商店街主催)=平間銀座商店街商店街事務所前(JR南武線平間駅)、午後6~7時。関塚監督、高畠勉コーチ、吉原慎也・今野章・木村誠、神崎亮祐の6選手。
◇中原区・武蔵小杉地区(武蔵小杉法法政通り商店街主催)=法政通り商店街内二ヶ領用水前(JR南武線/東急東横線武蔵小杉駅)、午後6~7時。箕輪義信・我那覇和樹・町田忠通・渡辺匠・西山貴永・矢島卓郎の6選手。
◇中原区・新丸子地区(新丸子駅前イダイモール主催)=東急東横線新丸子駅前広場(東急東横線新丸子駅)、午後6~7時。エジソンコーチ、古川昌明GKコーチ、アウグスト・山根巌・久野智昭・ジュニーニョ・相澤貴志の7選手。
問い合わせは電話044(813)8618川崎フロンターレ。
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2004年9月25日
26日に狛江市ボランティアのつどい:33団体が多彩な催し
狛江市内のボランティア団体が交流を深める「ボランティアのつどい」が、9月26日午前11時から午後3時まであいとぴあセンター(狛江市元和泉2-35-1)で開かれる。
24回目のことしは「気軽に手軽にボランティア~できることから始めよう」を合い言葉に、子どもに人気の地元ヒーロー「コマレンジャー」が初参加、ステージショーに出演するほか似顔絵大会も行われる。このほか恒例の手話、要約筆記、移送サービスなどの福祉関係ボランティア、当事者団体、環境関連の市民団体、第四中学校合唱部など33団体が参加、体験、物販、展示、遊び、ステージ、軽食の6コーナーで幅広い年代を対象に多彩な催しを繰り広げる。
主な内容は、車イス・アイマスク・手話・要約筆記・応急手当・高齢者の体験コーナー、参加団体の活動紹介や作品展示、作業所の自主製品の販売、バザー。わりばし鉄砲、あやとりなどのあそびのコーナー、ステージコーナーでは吹奏楽、手話ダンス、多摩川戦隊コマレンジャーショー、プチミュージカル、沖縄民謡などが披露される。軽食コーナーでは、わたあめ、ポップコーンのほか同センター内の「ふれあいサロン 夢」がランチ・軽食の特別営業をする。
問い合わせは電話03(3488)0294こまえボランティア・センター(狛江市社会福祉協議会)。
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たまたま子育てまつり:若夫婦など4200人が多彩な催し楽しむ
川崎市の多摩区総合庁舎で9月19日、2回目の「たまたま子育てまつり」(同実行委員会・多摩区家庭教育推進協議会主催)が開かれ、昨年より1700人多い4200人が訪れた。
(写真=助産師が指導するベビーマッサージが若いパパやママに人気)
■写真ニュースへ
まつりは、各世代の子育ての情報を共有し、子育ての社会化と情報発信、区内の子育てネットワークを充実させようと区内の市民団体と多摩区役所、保健福祉センター、保育園、小学校などの行政機関が協力して昨年初めて催され、区外の人や父親が予想以上に参加するなど大きな反響があった。
ことしは、父親がくつろげる空間を、と市内の5つの父親の会のネットワーク組織「川崎おやじ連」が初参加。「お父さんと子どものたまりバー」と名付けて竹ぽっくり、竹笛などの作り方の実演やパントマイム紙芝居、コマまわし、竹馬、ビー玉など懐かしい遊びのコーナーを設けて指導した。
また、加盟団体の一つ「なごみ中野島おいでよ会」会員の落語家桂米太朗師匠が落語を披露。周辺の商店会などがヨーヨー釣りや綿菓子などおまつり屋台を開き、子どもたちの人気を集めた。
会場には、朝からベビーカーを引いた若い夫婦や3世代家族などが次々と訪れ、コンサートやベビーマッサージ、お化け屋敷、各会場を回るスタンプラリーなどに参加、くつろいだ休日を味わっていた。
2004-09-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
宮前区平で連続講座:「聞く」をテーマに
川崎市宮前区平の堀内由憙子さんら平地区の主婦が主宰する自主学習グループ「平まなびあいグループ・Andante」が、9月24日から12月3日まで平こども文化センター(川崎市宮前区平2-13-1、電話044-865-1-32)で連続講座を開く。
同会は、毎年地域のそれぞれの分野で活躍する人を招き講座を開いている。
今回は、元向ヶ丘小学校教師の村田栄一さんらを講師に招き、「聞く~耳を傾けて」をテーマに、子どもの心や将来に対する出口の見えない不安を抱える現代社会について考える。
日程と内容は
◇9月24日=「自立するということ」講師、自立生活センター東大和職員海老原宏美さん
◇10月1日=「『心のケア』を問いなおす」和光大学オープンカレッジ講師小沢牧子さん
◇10月15日=「少年事件とマスコミ」神奈川県教育研究会共同研究委員佐々木賢さん
◇10月29日=「子どもの居場所・チャイルドライン」日本家族カウンセリング協会FSRカウンセラー
◇11月5日=「生活の彩り~モザイクタイルの小物つくり」子どものアトリエ・ペーパームーン福島キミヨさん
◇11月5日=「生活の彩り~モザイクタイルの小物つくり」福島キミヨさん
◇11月19日=「昔ばなしが語る子どもの姿」昔話研究所所長小澤俊夫さん
◇12月3日=「憲法はいま」國學院大学講師村田栄一さん。
各講座とも時間は午前10時~12時。受講料は3500円(1回のみの受講は1000円)で3歳以上の保育有り(1回300円)。電話044(865)8056堀内さん。
(交通=JR南武線武蔵溝ノ口・東急東横線溝の口駅/東急田園都市線宮前平からバス 向ヶ丘出張所徒歩5分)
2004-09-25 in 02) イベント・催事, 04)教育・子ども , b4) 川崎市宮前区, 時事問題 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
スタッフが明かすしんゆり映画祭「野外上映会」の舞台裏
市民の手作り映画祭としてユニークな活動を続け、ことしで10回目を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭。
そのよびもののひとつ、「なつやすみ野外上映会」がことしも8月28日に麻生小学校で開かれ、多くの市民が「ホテル・ハイビスカス」や沖縄舞踊などを楽しんだ。しかし、今回は大雨に見舞われ、初の雨体験とあってスタッフは会場変更などにおおわらわとなった。
上映会の準備から開催当日までの舞台裏をエピソードをまじえてスタッフの坂田未希子さんに明かしてもらった。
(写真はしんゆり映画祭のボランティアスタッフが制作した「シネマウマシーサー」)
kawasakiしんゆり映画祭の特長のひとつに「カタチから入る」というのがある。
上映作品が決まると、次はその作品をどう盛り上げるかということにスタッフの全精力(?)が注ぎ込まれることになる。例えば、タバコ屋を舞台にした映画『スモーク』(2002年上映)のトークイベントでは、映画さながらのタバコ屋セットが登場、ゲストを驚かせた。銭湯を舞台にした映画『こころの湯』(2002年上映)では、受付に番台が出現。番台に座ったスタッフがちょっと高い位置から来場者をお出迎えした。
このようなサービスは映画を上映する上でおそらく、いや、全く必要のないことなのかもしれない。だいたい、作るのに時間も手間もかかるのである。たった1度の上映のためにここまでやる映画祭が他にあるだろうか。それでも、まずカタチにこだわってしまうのが、しんゆり映画祭なのである。
そんなわけで、今年の野外上映会の作品が『ホテル・ハイビスカス』に決まったとき、おのずと会場は沖縄ムードでいくことに決まった。
屋台のテントにハイビスカスの花を飾り、舞台左右には映画祭のマスコットキャラクターである「シネマウマ」をシーサーにみたてた「シネマウマシーサー」を設置。スタッフの衣装はアロハで、髪にはハイビスカスの花を飾る。沖縄というより、ハワイといえなくもないが、映画がハイビスカスなわけだし、南国の雰囲気がでればよいということにした。
さて、思いつくだけ思いついたものの、作るのは大変である。日本映画学校の学生さんらによる美術班の指導でハイビスカスの花作り講習会が開かれる。大きな画用紙を花びらの形に切り取り、モールでつくった雌しべ(雄しべ?)を中心に5枚の花弁をとめてゆく。これがなかなかうまくできず、悪戦苦闘。当映画祭の某実行委員長は、1つの花を作るのに30分ぐらい格闘していた。
最大の難関はシネマウマシーサーである。そもそも「シネマウマシーサー」とはなんなのか? 学生たちのアイデアで、「シーサーがシネマウマの着ぐるみを被っている」というものになった。新聞紙で作った張りぼてのシネマウマ。その首のあたりから真っ赤なシーサーが顔を出している。想像以上に立派なものになった。
さて当日。あいにくの雨。体育館上の通路には屋台を彩る予定だったハイビスカスが飾られている。美術班の機転で、せっかく作った花が雨でぐしゃぐしゃにしおれてしまうことは免れたようだ。
シネマウマシーサーは、環境デザイナーの岩崎敬さんにライトアップしていただき、ますます威厳が備わったようだ。光が音によって瞬く仕組みになっているのも楽しい。
第一部は和太鼓グループ「雷鼓」の演奏で幕開け。私たちの意気込みを感じ取ってくれたのだろう、髪にはハイビスカスの花をつけてくれている。そんな心意気がとてもうれしい。続く「絃友会」の踊りと演奏ではたっぷり沖縄を堪能。偶然にも映画に出てくる手遊び付きの曲「赤田首里殿内」の演奏もあり、手遊びの図解を出す。映画学校生が書いてくれたかわいいイラスト、シネマウマも登場しての手遊び講習に、会場中が和やかな雰囲気に包まれた。
イベントが始まったころは半分ほどだったお客さんが、上映前には会場いっぱいになっている。雨の中、こうして多くの人が来てくれたのは、野外上映会を楽しみにしてくれていたからだろう。この会が夏休み最後のイベントとして定着してきたことがとてもうれしい。
体育館での上映となったことで、会場内に一体感が生まれたような気がする。上映終了後、中江監督と主演の穂波ちゃんが登場し、最後にカチャーシーを踊るまで、ほとんど帰る人はいなかったようだ。それどころか、みんな楽しそうに踊っていた。
会場の雰囲気と映画の余韻が相まって、会場全体に心地よい空気が流れていたのかもしれない。出口付近でお客さんを送り出していたスタッフに、みんなニコニコしながら帰っていったという話を聞き、ほっとした。それと同時に、狭い出口に人が押し寄せてパニックになることもなかったのは、お客さんの協力があってこそだと感謝するばかりである。
『ホテル・ハイビスカス』の上映が決まったときから絶対にやりたかったのが、出口に垂らした「おやすみかん」の幕。映画の中で、旅に出ていた母を迎えるため「おかえりんご」の垂れ幕を作るのをまねたものだ。終映後、片づけのためにバタバタしてしまい、「おやすみかん」を見上げるお客さんの顔を見る余裕がなかったのが残念だが、きっと、くすくす笑いながら帰ってもらえたと信じている。
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麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ(2004/09/16)
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2004年9月16日
麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ
川崎市麻生区の麻生小学校体育館で8月28日、中江雄二監督「ホテル・ハイビスカス」の上映会が開かれ、約900人の市民が手製のハイビスカスの花などで飾られた南国ムードいっぱいの会場で映画や沖縄舞踊などを満喫した。
同小での上映会は、ことし10周年を迎えるしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会・麻生区主催)のプレイベントとして2000年から毎年開催されている。
2年前から夏休み最後の土曜日に親子で野外映画を楽しんでと、親子で楽しめる作品を選び、食べ物の屋台やゲーム、フリーマーケット、映画にちなんだイベントなども催し、飲食自由な開放的な雰囲気で映画がみられると好評だ。
今回は、台風による雨で急きょ体育館に会場を変更したが、同映画祭を運営するKAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会(白鳥あかね実行委員長)では、野外上映会で初めて体験する雨に大わらわ。実行委員やボランティアスタッフ、日本映画学校の学生など約100人が、体育館にシートを敷いたり、通路に模擬店用のテントを張るなど会場設営に追われた。悪天候のため人出が心配されたが、午後4時の開場とともに幼児や小学生を連れた親子づれなどがぞくぞくと訪れ、主催者をほっとさせた。
映画祭スタッフは、アロハシャツにハイビスカスの花飾りを髪に付け、観客を誘導、舞台下には、同映画祭のマスコット「シネマウマ」をアレンジしたシネマウマシーサーを飾られ、映画会を盛り上げた。
午後6時からは「沖縄祭り」と題し、川崎市を拠点に活動し沖縄の伝統芸能の普及・継承活動を行っている琉球民謡「絃友会」による琉球舞踊や民謡、手遊び歌などが披露された。
映画の上映後には、中江監督と主役の小学3年生の超元気少女・美恵子を演じた藏下穂波さんがあいさつ、フィナーレでは中江監督と藏下さんが楽しいときに踊る沖縄舞踊「カチャーシー」を観客と共に踊った。
白鳥あかね実行委員長は「10年目の映画祭の初日に当たる大切な野外映画会だったが、雨の中をたくさんの人が来ていただけて、すごくうれしい。きっとシネマウマシーサーが守ってくれたんでしょうね」と喜んでいた。
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多摩市民館が一足早いハロウィンパーティーの参加者募集
川崎市多摩市民館が、いつもと違った服装で外国の文化を楽しみませんかと10月2日に川崎市多摩区東三田の専修大学生田校舎120周年記念館の食堂で開くプレ・ハロウィンパーティーの参加者を募集している。
同館で活動する多文化交流グループ「世界のひろば」と専大の国際交流会「SHIP」が国際交流の輪を広げようと共催。ハロウィンよりひとあし早くを外国人市民や留学生を交え軽食を取りながらゲームや仮装パーティーで交流を深めるものでことしで5回目。
午後3時からのパーティーは、ゲーム希望者による仮装コンテストも行う。定員は70人。参加費は軽食代700円(小学生500円、未就学児300円、2歳以下は無料)。希望者は、往復葉書に参加者全員の氏名、年齢(学年)、住所、電話番号を明記し、〒214-8570川崎市多摩区登戸1775-1多摩市民館 世界のひろば「プレハロウィンパーティー」へ9月18日(必着)までに応募する。多数の場合は抽選。申し込み・問い合わせは電話044(935)3333多摩市民館。
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2004年9月15日
忍者ハットリ君など変わりかかし18体がずらり
川崎市麻生区古沢の田んぼで「かかし祭り」が催され、訪れた600人余りの参加者たちは、子ども会などが作ったユニークなかかし18体を鑑賞したり、流しそうめんに舌鼓を打っていた。
■すべてのかかしの写真を見る
麻生区子ども会連合会、体験農業実行委員会麻生区長会連合会が開いているもので、ことしで21回を数える。会場は麻生区の区政推進事業として行われている体験農業の水田横で、稲穂が垂れ下がり、秋の気配も漂う絶好の場所。区内の子ども会12団体と体験農業の参加者5グループが夏休みや田んぼの草取りの合い間に力を合わせて作った、いずれもスズメもびっくりするようなかかしが並んだ。
ことしは、アテネ・オリンピックの金メダルリストやわらちゃん、人気映画の忍者ハットリ君、ハリー・ポッターなど世相を反映したユーモアたっぷりのかかしがそろった。審査にあたる青木謙二・副区長や子ども会役員らが一体一体ていねいに見て回り、いずれおとらぬ力作ぞろいに、選ぶのが難しいと頭をひねっていた。
審査の結果、人気タレントが出演して評判となりぞうりなど小物もしっかり作られた金程富士見子ども会の「ハットリ君」が麻生区子ども会連合会会長賞に選ばれた。
このかかしは、小学5・6年生の神山知哉君、狩野竜征君、林正太君、松井桃子さん、永見早里さん、持田美里さんのアイデアで約40人の子どもたちが力を合わせた力作。子どもは「みんな知っているのでハットリ君に決めたが、超うれしい」と参加者全員で記念写真を撮っていた。
会場では、体験農業で作ったジャガバター、流しそうめんがふるまわれ、綿菓子つくりの体験も行われたが、どのコーナーにも長い列ができていた。
出品されたかかしは18日まで会場で展示される。
かかしコンクールの結果は、
区子連会長賞=「ハットリ君」金程富士見子ども会
JAセレサ賞=「ハリー・ポッチャリ」王禅寺子ども会
区長賞=「ドラエモン」古沢子ども会
町連会長賞=「ゴールドメダリスト」体験農業グループ
農業指導員賞=「かかしの中村君」体験農業グループ
東京新聞社賞=「ガッツやわらちゃん」上麻生子ども会
かかし賞=「ペン・ヨンチュー」万福寺子ども会
アイディア賞=「ケロロ軍曹」早野子ども会
JTB賞=「リオデジャネイロから来たリリアン」体験農業グループ
文化広報賞=「ジャイアンの母」麻生台団地
入選=「田村でも金 谷でも金」岡上子ども会/「月から来たプリンセス」体験農業グループ/「忍者ハットリ君」王禅寺子ども会
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2004年9月 6日
川崎市で秋の味ナシとブドウの品評会:「ことしはよい出来」
川崎名産のナシとブドウの出来ばえを審査する「川崎市ナシ・ブドウ品評会」(川崎市・市園芸協会主催)が9月3日午前9時30分から多摩区菅仙谷のフルーツパークで開かれ、多摩区中野島の古谷陸男さんのナシ・豊水(無袋)が神奈川県知事賞、多摩区中野島の田村賢太郎さんのナシ・豊水と多摩区中尾の井田君子さんのブドウ・ピオーネがそれぞれ川崎市長賞に輝いた。出品されたナシとブドウは、午後から一般公開後に即売されたが、市価より2、3割引きとあって40分あまりで完売した。
川崎市は長十郎の発祥地として知られ、約200軒の農家でナシを生産、多摩川付近の農家は「多摩川ナシ」、麻生区では「黒川ナシ」と名付けたブランドで庭先販売を行っている。最近は長十郎は消費者に好まれず、幸水、豊水など水分が多く甘いナシが人気で、生産方法も畑全体をネットで覆い、果実に袋を被せないものが「甘い」と好評だ。毎年この時期に品評会が開かれ、ことしで37回目を数える。出品果実は例年翌日に販売されてきたが、ことしは市園芸協会果樹部長・田村忠蔵さんらの「消費者に早く食べてもらいたい」との意見を取り入れ、当日に売り出されることになった。
品評会にはいまが盛りの豊水のほか菊水、二十世紀、長十郎などナシ8種131点、巨峰、藤稔などのブドウ6種10点が出品された。審査にあたったのは、児玉昭男・神奈川県横浜川崎地域農業改良普及センター所長のほか、川崎市農業振興センター、フルーツパーク職員の8人。まず品種と無袋・有袋ごとに大きさ・果形・重さ・光沢・糖度・粒ぞろい・果肉の質などについて一つひとつ手にとって比較審査で優秀・優良・佳良の入賞を決め、その後「市長賞」などの特別賞を選んだ。
審査員の講評によると「ことしは春先より好天が続いたため糖度が高い一方、空梅雨の影響で水分不足による玉延びが心配されたが、その影響はほとんどない。生産技術が高く、全体的によい出来」という。
県知事賞に選ばれた古谷睦男さん(写真右)は「出品する以上、いい結果を出したいと思っていたのですごくうれしい。10年以上前から無袋で作っているが、ことしは雨が少なく冠水に苦労し、ダニの発生に気をつけたが、そのかいがあった」と感想を語った。
生産者が丹精こめて作った果実を求める市民も多く、ことしは当日販売だったため、午前9時過ぎの審査の始まる前から昼食持参で並ぶ人も多くおり、一般公開で求めたい品物を吟味、先着順で即売が始まると目当ての商品を買い求めていた。毎年夫婦で来るという同区西生田の野原信子さんは「ことしは一番早く来たのでいい賞を受けた人のナシとブドウが買えた。ダメかもしれないけどもう一度並びます」と大きな荷物を抱えてにっこりしていた。
■審査結果を見る
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2004年9月 4日
9月3日にナシとブドウの品評会
川崎市内で作られたナシとブドウの品評会が、9月3日に川崎市フルーツパーク(多摩区菅仙谷3-17-1)で開かれる。出品された果実は午後に即売される。
長十郎ナシの発祥地の川崎市は、地場産のナシを「多摩川ナシ」と名付け「かわさき農産物ブランド」に登録、栽培技術の向上などを目指し、毎年この時期に品評会を開いている。
関係者によると、ことしは春先から高温で例年より開花時期が早く、梅雨が小雨だったため小ぶり傾向だが日照が良好で糖度が高く高品質という。
午前9時30分からの審査には、豊水、菊水などのナシ約130点、巨峰、藤稔などのブドウ約10点が出品される予定で、当日は、神奈川県横浜川崎地域農業改良普及センター所長など7人が、色、形、重さ、糖度などを審査して優秀作を決める。出品されたナシ、ブドウは当日午後1時から一般公開され、2時30分から即売される。即売は農家のえりすぐりのものだけに毎年人気が高く、またたく間に売り切れる。
問い合わせは電話044(860)2461市経済局農業振興センター農業振興課。
交通=JR南武線稲田堤または京王線京王稲田堤駅からバス西菅団地下車徒歩5分
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2004年8月13日
8月8日を「家族の日」に:狛江青年会議所が初のふれあいJC祭り
狛江青年会議所(石川慶一郎理事長)が8月8日、狛江市元和泉の西河原公園で「8月8日パパの日ハハの日ふれあい狛江JC祭り」を催し、市内の親子など約200人が参加、ドジョウのつかみ取り、水鉄砲作りなどを楽しんだ。
この催しは、同会の社会開発委員会(雨宮法男委員長)が、「こどもの日」や「母の日」はあるが「家族の日」がないことから、「パパ、ハハ」ともよめる「8月8日」という語呂合わせで、この日を「家族の日」として普及させようと企画。親子でふれあいを深め、バーチャルゲームなど室内遊びが多くなっている子どもたちに自然に親しんでもらおうとことし初めて催された。
会場の同公園内の池にビニールシートを張ってドジョウのつかみどり、ザリガニ釣り、親子通行手形、木立の周りを覆ってカブトムシ捕獲体験などのコーナーを準備。午前10時の開会とともに、幼児や小学生などの親子が次々と訪れた。人気を呼んだのは、ドジョウのつかみ取り。真夏の強い日差しの中、水浸しになりながらぬるぬるしたドジョウを真剣に追いかけていた。棒に古布を巻きつけ竹の節に穴を開けて作る昔ながらの水てっぽうコーナーでは腕自慢のパパも参加。穴の開け方や竹の選び方など作り方のコツを教えてもらい、親子で飛ぶ距離を競争しあうほほえましい光景もみられた。
雨宮委員長は「夏休み1日を親子で楽しんでもらえた。これをきっかけにもっと『家族の日』を広めたい」と話している。
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風化させないで「8月15日」市民団体が「8月15日」語り継ぐ集会
戦争を風化させないでと「終戦の日」の8月15日午後2時から川崎市中原区の中小企業婦人会館で「平和を願い『記憶しよう八月十五日』」が開かれる。
戦時中に少年や青年だった麻生区栗木台の塚本昭二郎さんら、川崎市内などの戦争体験世代20数人でつくる市民団体「銀の鈴」(塚本昭二郎会長)などが催すもの。
同会は、ガイドライン関連法など「平和」を脅かす法案の出現や新しい歴史教科書問題を憂慮し、自分たちの体験を次世代に伝えることが、戦争の犠牲となった多くの人たちへの鎮魂になると「8月15日」にこだわり、2001年にイベントを開いて以来、毎年この時期に平和イベントを催している。
1部が「戦争体験を語りつぐ会」(釋鋼二代表)による「朗読劇それぞれの戦争2004」。60代から80代の会員10人が、川崎大空襲や沼津の海軍工廠、広島の原爆、捕虜などの体験を語る。同会は2002年に多摩市民館が開いた戦争体験の朗読劇講座の受講生らが中心となり発足した市民団体。民藝の俳優・今野鶏三さんの指導で本番に向け練習を重ねている。
2部は「多文化共生と平和」をテーマに、信愛塾スタッフの大石文雄さんが「在日の子どもたちとのふれあいの中からアジアの平和を考える」、牧師の登家勝也さんが「辺野子で感じたこと」を発表する。参加費は300円。
問い合わせは電話044(989)0669塚本さん。
交通=東急東横線武蔵小杉駅前。
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2004年8月 7日
麻生区の体験農業:親子でかかし作りに挑戦
川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。
参加したのは、先月同所で行われたの親子体験農業米づくりで田植えをした人たちで、この日は3班に分かれて行う田の草取り作業日の初日。参加した24家族52人は炎天下の中で汗を流しながら麻生区子ども会連合会(山崎優会長)役員らの指導で、竹や持参した古着、古新聞などの廃物を利用してかかしづくりにチャレンジ。ほとんどが初めてとあってとまどいながらも、お父さんが慣れない手つきでかかしの胴体や顔を作るため針を動かしたり、子どもの意見を聞きながら顔を描いた。頭の形を整えるためシャツを利用してターバンを巻いたりと奮闘、2時間がかりで個性的なかかし3体を作った。
かかし作りの前には田の草取り、制作後にはジャガイモ掘りなど農作業を行い、土にふれる「いなか」の生活を楽しんだ。
制作したかかしは、9月に同所で行われるかかし祭り(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)で展示される。
2004-08-07 in 02) イベント・催事, 08)経済・農業, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
2004年7月25日
7月19日に生田緑地でミニウォークとコンサート:どんぐり山トラスト基金がキャンペーン
川崎市の緑の宝庫「生田緑地」を守ろうと、市民団体「生田緑地どんぐり山トラスト基金」(酒井行夫代表)が7月19日にキャンペーン・イベントとしてミニウォークとコンサートを催す。
ミニウォークは、午前10時30分に川崎市日本民家園(川崎市多摩区枡形7-1-1、交通=小田急線向ヶ丘遊園駅南口徒歩15分、または市バス「生田緑地循環」生田緑地入り口下車)前に集合、民家園から野鳥の森、どんぐり山、尾根遊歩道、安立寺、向ヶ丘遊園駅前の生田緑地の中央部分約3.5キロを歩く。参加は無料。
コンサートは、午後2時から多摩市民館(川崎市多摩区登戸1775-1、交通=小田急線向ヶ丘遊園北口、登戸駅徒歩5分)大会議室。国際的活躍するヴァイオリニストの三戸素子さんとチェリストの小澤洋介さんが、バッハ「無伴奏チェロ組曲第3番」「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番」のソロ演奏、コイーダ「ヴァイオリンとチェロのための二重奏」などを演奏する。同会によると、出演する2人は、トラストの趣旨に賛同し「自分たちの住まいの近くの所沢の森も開発されてしまったので、心を込めて演奏したい」とコメントを寄せている。コンサートの入場は1500円。
同会は、多摩区から宮前区に広がる「生田緑地」の中央の通称「どんぐり山」に計画されていた開発中止の求め、2004年4月に多摩区東生田の酒井行夫さんらが活動を開始。川崎市は、市民の主張を認め開発業者に土地買収交渉にあたったが、業者側が求める「事前工事」等にかかった費用などをめぐって価格が折り合わず、交渉決裂寸前に有志市民が借金をして差額の1500万円を負担して工事を止めたことをきっかけに、「一部の人の拠出金ではなく、多くの市民で生田緑地を守ろう」とトラスト運動が始まった。トラストは1500万円というマイナスからのスタートだったが、趣旨に賛同する市民も増え、ことし5月までにのべ1119人から1059万8488円の募金が集まった。同会では目標の1500円だけでなく、生田緑地全体と多摩急流を守る運動にしたいとさまざまなキャンペーンイベントを催している。募金の振込は郵便振替口座0025-6-64907 生田緑地どんぐり山トラスト基金。
問い合わせは、電話044(931)3280 DEN設計工房。
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2004年7月18日
水しぶき上げ、狛江市で多摩川いかだレース:チーム・ラフティーが3連覇、アイデア部門は小田急バス
手作りのいかだで川下りのタイムやアイデア、デザインを競う14回目の「狛江古代カップ多摩川いかだレース」(同実行委員会主催)が7月18日に行われた。レースは、狛江市内の通称五本松から宿河原堰(ぜき)手前までの全長約1・3キロメートルの区間で96チームが出場して行われ、「チーム・ラフティー」が3年連続4回目の総合優勝果たした。
レースは午前9時半にスタート地点の川岸で開会式が行われ、昨年の優勝の「チーム・ラフティー」から矢野裕・狛江市長にカップの返還ののち、初出場の向の岡工業高校機械課(川崎市多摩区)の渡部潤基君が選手宣誓。
午前10時から8チームずつが10分間隔でスタート、ゴールをめざして川を下った。エントリーした99チームのうち、新潟地方の水害のため狛江市の友好都市川口町などが直前になって参加できなかったものの、参加した96チームは川面で熱い戦いをくり広げ、94チームが完走を果たした。
河岸にはチーム関係者をはじめ、アマチュアカメラマン、観客など多数の市民が詰めかけ、多摩川の夏の名物行事を楽しんでいた。
ことしは、空梅雨で例年に比べ川の水量がかなり少なく、いかだがこげるのはスタート地点から150メートルほど。その先の100メートル余りは水深が20センチにも満たない浅瀬が続き、各チームともいかだを引いたり、押したりして走るという障害物競走さながら。川底の石に足を取られて転ぶ選手や、狭い水路でいかだが衝突する光景が見られた。
アイデア部門の優勝をめざすチームは、水深が浅いことを想定していかだを軽量化をしたためか、例年のように水を吹き出したり煙を出すなどの大がかりな趣向はなかった。それでも、オリンピックイヤーや人気ドラマ「新撰組」にちなんだいかだなどユニークな形やコスチュームで見物客を楽しませた。
最後の2レースは、前年の上位チームによるスピードレースとして設定され、水しぶきを上げてゴールをめざす姿に岸から盛んな声援が上がっていた。
レースの結果は、タイム部門では一般の部が「チーム・ラフティー」(狛江市)が昨年より3分33秒遅い12分22秒、レディス・ジュニアの部は「アメンボ」(藤沢市)が同じく4分10秒遅い16分10秒で優勝した。学生の部は「失笑」(渋谷)が、2連覇を狙う「ボーイスカウト狛江第一団ベンチャー隊」を押さえ、昨年より44秒早い16分08秒で初優勝した。
企画部門の最優秀賞はバス運転手のグループ「小田急バス」(狛江市)が。1年前から調布市仙川駅から白百合女子大学などを走っている通称「鬼太郎バス」と呼ばれる自社路線のコミュニティーバスをモデルにした妖怪バスで、2度目の受賞を果たした。
過去最多の4回優勝を達成した「チーム・ラフティー」の巣鴨信男キャプテンは「昔のメンバーの奥さんが昨秋、33際で亡くなり、その供養のためにも優勝したかった。これまで(7回出場)で一番水が少ないように感じたが、6月の終わりから練習を重ね、走って体力を消耗することを少なくし、みんなの力を出し切れたことが勝利につながった」と喜んでいた。
アイデア部門優勝の「小田急バス」の勝本惠司キャプテンは「いつもバスにちなんだものを制作しているが、今回はデザインがすぐ決まった。仲間10人と2カ月前から勤務の調整をして時間をつくり制作した。このいかだは1カ月ほど狛江営業所(狛江市中和泉5-17-23)に展示する予定なのでたくさんの人にみてもらいたい」と話していた。
土屋省三実行委員長は「多くの人の協力でことしも盛大に開催でき、無事レースが終えられてよかった。これからも狛江の名物行事として定着させていきたい」と喜んでいた。
また、矢野市長は「このレースは川に親しむ絶好の機会。来年は15回を迎えるため、既に準備を進めていると聞いている。狛江の街を元気にするためにも、多くの人に応援してほしいですね」と話していた。
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