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2006年3 月 6日 (月曜日)

等々力競技場でが開幕戦:10周年記念のビッグフラッグを披露

060306seremoni01川崎市中原区の等々力競技場で3月5日、川崎市をホームタウンとする川崎の開幕試合が行なわれ、サポーターの募金で作った日本最大級のビックフラッグが披露された。

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写真(上から)=セレモニーで挨拶する阿部市長、競技場正面のロード、ビッグフラッグ
セレモニーの他の写真を見る>(写真撮影=藤井隆弘、藤井栄美、松本俊一、安永能美)

チーム創設10年目の記念すべき2006年シーズン第1戦をホームで迎えられるとあって、競技場は開幕を待ちわびるサポーターとJリーグ屈指の集客力を誇る対戦相手のアルビレックス新潟がバス40数台で応援に駆けつけ、17,564人が来場した。
060306todoroki01jpg開幕にあわせ、川崎市は競技場周辺を「ロード」として整備、この日お披露目が行われた。等々力競技場入り口のバス停から競技場正面アプローチ道路にバナーフラッグをつけた風車7基を設置、競技場前の通路にチームマスコット「ふろん太」の絵などを施し、ホームグラウンドとしての体裁がさらに充実した。風車は、環境に優しいエコエネルギーとして2005年愛知県で開かれた「愛・地球博」で展示されたもので、出展した会社から寄贈を受けた。等々力緑地を来園する市民にエコエネルギーを身近に感じてもらえるよう設置を決めた。球技場前に移設する際、支柱部分をのシンボルカラーのブルーに塗り替え、風のない時でも蓄電できるよう太陽光パネルを取り付けて夜間はバナーフラッグをライトアップする。
試合に先立ち、競技場メインスタンド側ピッチでは、午後2時25分から阿部孝夫川崎市長らが出席してロードの披露を兼ねたセレモニーが開かれ、阿部市長が風車を寄贈した那須電機鉄工(株)の那須俊好社長に感謝状を手渡した。また、来場者に「昨年8位だったは第1戦をホーム等々力で開幕できた。2年目はいろいろ研究されてむずかしいが、4位以上を目指してがんばってほしい。これからも応援をよろしく」と挨拶。恒例の始球式には、川崎生まれの元女子レスリングチャンピオンでスポーツコメンテーターの山本美憂さんが特製ゴールにボールを入れて、本物のキックオフに花を添えた。
060306bigfuraggu01選手入場時には、10周年記念事業のひとつとして制作された客席約2500席分の超特大ビッグフラッグ(縦15m、横75m)が1階席に、アウエイでも使用されるユニフォーム型フラッグ(縦15m、横15m)が2階席に掲げられた。このフラッグの制作費は、(株)川崎、川崎後援会、川崎連携・魅力づくり実行委員会、サポーターの4者で構成する「川崎創立10周年記念合同プロジェクト実行委員会」(紀中靖雄実行委員長)が、市をあげてを応援するしようと、2005年シーズン終盤のホームゲーム3試合に等々力競技場で1口500円の暮金活動を実施。当初目標の200万円の倍以上の430万335円が集まり、関係者を喜ばせた。(関連記事はこちら)
ビックフラグはチームカラーの濃淡ブルーに市の花ツツジと10周年記念ロゴをあしらい、L0VE KAWASAKIの文字が描かれている。開幕に備え2月中旬にサポーターらがリハーサル、フラックの上げ下げの練習を行った。この日は、多くのサポーターのほか、始球式でボールをけった山本さんも参加、無事フラッグが広がるとメインスタンドやバックスタンドから大きな拍手が起きていた。

2006-03-06 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink

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