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2005年1 月29日 (土曜日)

麻生不動院でだるま市:47000人でにぎわう

050129daruma01jpg川崎市麻生区下麻生の麻生不動院でだるま市が開かれ、昨年より5000人多い約47000人(麻生警察署調べ)の人出でにぎわった。

同院のだるま市は、旧暦で関東地方最後に開かれるため「納めのだるま市」と呼ばれて親しまれ、遠方からも多くの客が訪れる。
ことしは暖かく穏やかな好天に恵まれ、境内には朝早くから次々と客が訪れ、午前11時ごろにはだるまやお札を求める人でぎっしり。午後からは受験を前にした親子連れなどが訪れ、だるまの売れ行きもまずまずだった。
普段は閉じられている本堂では、火伏せのお札の販売や護摩法要、念仏講も行われた。
だるまの露店では、客がだるまを買い求めるごとに「商売繁盛、家内安全。ヨヨヨイ ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨイ」、「一発合格」と威勢のいい掛け声があがっていた。
だるま屋によると、神棚など飾る場所が狭くなったため売れ筋は高さ20〜30センチの小ぶりの6、7号と受験用の5号、価格は3千円から4千円のもので、それ以上の大きなだるまはほとんどが名入りの予約客という。地元の下麻生の人たちが出店する「王鶴組合」のだるま屋さんでは、訪れた顔なじみの客と楽しげに価格を交渉したり近況を話すなごやかな光景も見られた。
周辺の参道にはだるまをはじめ植木や食べ物など約400店の露店が並び、普段静かな住宅地は終日にぎやかな売り声が響いていた。

2005-01-29 in 02)イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b1) 川崎市麻生区 | Permalink

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