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2004年11 月16日 (火曜日)

狛江市民祭りに59000人:買い物やイベント楽しむ

04111601狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月14日、第一小学校、狛江市役所、市民グランドの3会場などで催された。曇り空の寒い一日だったが、会場には昨年より1000人多い59000人(主催者発表)の家族連れなどが訪れた。
写真=野菜の宝分けに長蛇の列

市民、文化、農業、商工の4つの部門が一体となる祭でことし人気を集めたのは農業祭。天候不順の影響で高値の野菜が安く買える即売会は約40分で完売。例年人気の野菜の宝船の宝分けは、2時間前から並び始め、家族で何回も並んで数種類の野菜を受け取る人もおり、30分で終わった。終了後のトラックに残った白菜の外側の葉を持ち帰る人もいたほどで、野菜を提供した狛江農産物直売会では「葉物の出来が悪く、種類を集めるのに苦労した。品薄の白菜は半分に切って分けたが、こんなことは初めて」と話していた。
04111602祭会場では地震で大きな被害を受けた川口町を支援するため、第一小学校の特設ステージに「がんばれ川口」の文字を入れ、司会者が支援を呼びかけるアナウンス。出店予定だった川口ブースでは被災状況のパネル写真を展示、真剣に見る市民が多かった。
まつりの開会を告げるパレードは、小学生からお年寄りまで多くの市民が参加。午前9時半から小学生の鼓笛隊を先頭に第二小、航空計器前などから第一小までみこし7基、はやし連の山車5台、野菜の宝船などが行進、狛江駅北口からは民謡流し踊りも合流した。沿道は、わが子や孫の晴れ姿を撮ろうとビデオやデジカメ持参で訪れた見物人も多く、盛んにシャッターを押していた。パレードが集結する同小校庭では、来年から合併して新校となる二小・七小の児童が合同演奏、地酒の鏡割りも行われ、11時過ぎには民謡流しが入場して祭りムードは最高潮となった。
一小の特設ステージでは、子どもに人気の龍騎戦隊アバレンジャーショー、歌謡ショーのほか、市民団体のなつメロ、バレエ、和太鼓などが披露され、観客から盛んな拍手が上がっていた。祭りを締めくくる抽選会で、品評会に出品された農産物があたり「待っていて良かった」と思わずニッコリする家族の姿も見かけられた。
04111603歩行者天国となった本町通り会場では、初のストリートライブが催され、中学生合唱や市内で活動するさまざまな音楽団体が出演、昨年から催されている沖縄の学生寮など6団体が演じるエイサーなどに観客が多く集まっていた。また消防体験広場には、起震車が登場して長い行列、テーブルの下に潜って激震を体験した親子連れは「こわかった、まだ揺れている感じがする」と話していた。 市役所広場では、郷土のおはやしの競演やお楽しみくじなどが行われた。買物時に渡されるナンバーでスキー場の宿泊券などが当たる催しが好評、手に持った紙に記された数字を真剣に見る人が多かった。農業物品評会、商工祭などのほか、福島県田島町、市民保養施設のある民宿組合の物産展も行われ、正午ごろはラッシュ並みの混雑。市民センターでは生け花、絵画、写真などを展示する文化祭が催され、外のにぎやかさと異なるしずかな雰囲気のお茶会で抹茶を楽しむ人もいた。
市民グラウンドでは、アンパンマンのふわふわエアドームやエアトランポリン、ミニサッカーゲームなど子ども向きの催しが行われた。人気を集めたのはミニ動物園、小さなウサギやモルモットを抱いてうっとりとしていた。
写真=みこしのそろい踏み(中)、ストリートライブ(下)

2004-11-16 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink

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