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2004年10 月 6日 (水曜日)

KAWASAKIしんゆり映画祭:10周年迎え11日まで多彩に

ことし10周年を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市・芸術のまちづくり推進委員会主催)が10月3日から始まった。最終日の11日まで3会場で30本の映画上映、トーク、音楽会などが催される。

同祭は、「市民(みんな)がつくる夢のお祭り」のキャッチフレーズで小田急線新百合ヶ丘駅前の日本映画学校の講師や学生、市民で構成する実行委員会(白鳥あかね委員長)が運営、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘が協力して上映が行われる。
多くの人に映画を楽しんでもらおうと、目の不自由な人のために手作りの脚本による副音声を付けたり、保育付きの上映も行っている。また、多数のボランティアや麻生区内の福祉団体が参加し、映画の選択からチケットやプログラムの準備、当日の会場案内や保育などの裏方をサポートしている。
節目のことしは「コラボレーション collaboration 共に働く・共に創る」をテーマに、市民投票による「もう一度みたいあの映画」の上映や東京交響楽団弦楽メンバーによる「音楽と映画の夕べ」など特別企画イベントも開かれるなど、内容も多彩だ。
皮切りの3日には、中原区の市民ミュージアムで2000年から2003年までに中学生が制作した11作品の上映、過去4年間に参加した中学生から大学1年生のOB16人がことし制作した33分の力作「ジブン +願望=コドク」を上映したほか、中学生が映画を作ることの意義について語り合うシンポジウムが開かれた。
8日から11日までのメイン上映では、有料作品「もういちど見たいあの名画」「今、あの時代(とき)を考える」「映画で出会った若者たち」「ニュー・ウエーブ・ジャパン」「ゼブラーマンVSシネマウマ」のほか「白鳥あかねの映画人生50年」の6コーナー17本をワーナー・マイカル・シネマズ新百合丘で上映、このうち9本が保育付き。
最終日の11日は午後1時から新百合21ホールで日本映画学校卒業制作映画で第22回そつせい祭グランプリ受賞作の「回転する空の下で」を上映、フィナーレのパーティーでシネマエッセイコンクールのグランプリ作品の表彰が行われる。
特別企画「音楽と映画の夕べ」は、8日午後6時30分からワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘で2部構成で催される。
1部は東京交響楽団弦楽コンサートマスターのグレブ・ニキティンさんとその仲間による弦楽四重奏ミニコンサートで、市民投票第2位の映画『サウンド・オブ・ミュージック』、『スティング』のテーマ曲「ジ・エンターテイナー」、『プラトーン』の「弦楽のためのアダージョ」、『風と共に去りぬ』より「タラのテーマ」を演奏する。
2部は『サウンド・オブミュージック』(午後7時25分〜10時20分)の上映で当日券は一般2000円、前売りは、6日まで新百合ヶ丘サティ・ビブレ新百合ヶ丘チケットブース(正午〜午後4時)で扱っている。
問い合わせは電話044(953)7652KAWASAKIしんゆり映画祭事務局
上映作品や時間はKAWASAKIしんゆり映画祭事務局のHP (http://www.siff.jp)へ。

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2004-10-06 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, 映画 | Permalink

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