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2014年3 月31日 (月曜日)
川崎市中原区の武蔵小杉駅に東口駅前広場:バスやタクシー乗り場、地下駐輪場を設置、防災設備も充実
川崎市中原区の武蔵小杉駅東口駅前広場が完成し、3月29日に記念式典が催された。式典には福田紀彦・川崎市長、黒岩祐治・神奈川県知事ら関係者が参列、テープカットをした後、駅周辺をパレードして完成を祝った。広場では第3回ふるさと交流フェスティバルも催され、多くの家族連れなどでにぎわった。この広場は、バスやタクシー乗り場、駐輪場などを整備したほか、震災時の帰宅困難者などに対応した施設を設置、急速な発展を続ける同駅周辺の利便性や快適性の向上に寄与するものと期待されている。
写真=東口駅前広場の完成を祝いパレード
武蔵小杉駅は、JR南武線・横須賀線、東急東横線が交差するターミナル駅として多くの乗降客が利用しているが、これまでは道が細いうえに多くの放置自転車が通行を妨げ、さらにバスやタクシーも乗り入れられなかった。このため、再開発に合わせて東急武蔵小杉駅の東側約4500平方メートルを整備し、こうした不便を解消した。
広場にはバス乗り場3カ所、ユニバーサルデザイン対応のタクシー乗り場、障害者用乗降場所(1台分)、一般車用乗降場所(2台相当)、駅からバス乗り場までの雨よけシェルターを設置、地下には約2200台分の駐輪場がある。また、災害時の帰宅困難者対策として災害用品や非常食などを保管する備蓄倉庫、災害時用のマンホールトイレ、防災井戸を設けた。温暖化対策として地下駐輪場の照明用に太陽光パネル、太陽光蓄電バッテリーを内蔵したLED街灯、LED照明などを採用したのが特色。
式典では、福田市長、黒岩知事らが挨拶した後、市消防音楽隊、カラーガード隊レッドウィングスを先頭にパレード、完成を祝った。
広場では、交流フェスティバルが開催され、地元商店街の模擬店、起震車体験、被災地復興の物産展などが催され、JRの制服を試着できるコーナーなどが家族連れの人気を集めていた。ステージでは大西学園吹奏楽部、富士通チアリーダー部「フロンティアレッツ」、「川崎純情小町☆」、乙女文楽などが出演、多くの人が足を止めて熱心に見つめていた。
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2014年3 月27日 (木曜日)
J3・町田ゼルビアがY.S.C.C.横浜に1対1 : GK退場も守り抜く
明治安田生命J3リーグ第3節全6試合が3月23日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは横浜市神奈川区のニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と対戦した。町田は開始2分に今シーズン初の失点をしたが、22分にMF遠藤敬佑(#8)のゴールで追いつき1対1で引き分け、前節の3位から4位に後退した。
写真=22分、町田MF遠藤敬佑(#8、右端)が同点ゴール(撮影 : すべて山本真人)
町田は初のアウェイ戦。前節、強豪のAC長野パルセイロにスコアレスドローで終わり、今節の勝利で今シーズンの成長を見せたいところだ。
試合は、開始2分に横浜のFW吉田明生(#10)にゴールを許し先制されたが、攻撃的に戦い、22分にFW鈴木孝司(#9)のパスのこぼれ球にゴール前に詰めていたMF遠藤敬祐(#8)がすばやく反応してゴール、同点に追いついた。その後も何度かチャンスを作ったが追加点が奪えず前半を1対1で折り返した。
後半、町田は同点弾の遠藤に替えルーキーの戸高弘貴(#29)を投入、前半同様の攻撃を続けるが、相手のDFとGKの好守に阻まれ得点が奪えず、MF庄司悦大(#10)に替えMF鈴木崇文(#17)を入れた。町田は、77分にGK高原寿康がこの日2枚目のカードを受けて退場、戸高を下げてGK修行智仁(#1)を入れ数的不利な状況でも好守にわたり健闘し引き分けに終わった。
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2014年3 月26日 (水曜日)
本場ドイツのハム・ソーセージの加工技術を伝授:狛江市の市民団体がヘルマン・ウオルシュケさんの波乱の生涯を調査、30日にギャラリートーク
ハム、ソーセージなど本場ドイツの食肉加工技術を日本に伝え、その発展に貢献したドイツ人ヘルマン・ウォルシュケさんの功績に光を当てようと狛江市の市民団体がその波乱に満ちた足跡を調査、貴重な写真や年表をパネルにした展示が狛江市役所と同市元和泉の泉龍寺仏教文庫で行われ、注目を集めている。3月30日には同文庫で関係者によるミニシンポジウムも催される。
写真=狛江市役所の展示パネル
ヘルマンさんは1893年ドイツ・ブランデンブルク州ラウノ ( 現ゼンフテンベルク市 ) に生まれ、第一次世界大戦中にドイツ海軍軍人として出征、中国・青島で捕虜となった。1916 年に日本に移送され大阪や広島の俘虜収容所に収容され、戦後はカール・ヤーン、バン・ホーテン、ローマイヤーなどの他の捕虜とともに日本に残り、優れたドイツの食肉加工技術を日本で指導することにした。食品メーカーなどでハム・ソーセージ部門を担当、日本人女性と結婚した。1934年にはベーブ・ルースが所属していた米国の野球チーム・ヤンキースが来日した際に日米野球大会でホット・ドッグを販売したというエピソードも伝わっている。1947年頃に狛江村(当時)に転居、屠殺場内のハム・ソーセージ工場を借りてハムとソーセージの製造を始め、数年後には村内に自前の工場を建設した。できた製品は都内のデパートなどで販売し、人気を集めた。1963年に上野駅で倒れて死去、墓が泉龍寺に立てられた。
狛江では、多くの人が工場で働いただけでなく、仕事以外にも交流を深めたこともあり、「ヘルマンさん」の名前で親しまれ、いまも彼のことを知っている人が多い。
狛江に大きな足跡を残したヘルマンさんの波乱に満ちた生涯を調べて記録し、その功績にスポットを当てようと、生前交流のあった同市東和泉の飯田吉明さんらが、ヘルマンさんの生誕120年、没後50年にあたる2013年に呼びかけて「ハム・ソーセージでドイツと日本を結んだ—ヘルマン・ウオルシュケさんの足跡を辿る会」(通称・ヘンマンさんの会)を結成。現在24人の会員が関係者などに聞き取りを行うなどの調査研究を行っており、将来は日独交流促進などの活動も行いたいとしている。
今回の催しは、狛江市の市民公益活動事業補助金を受けて催すもので、主にヘルマンさんの狛江時代にスポットを当て、遺族から借りた写真と調査で判明した年表などをパネルにし、3月17日から30日まで泉竜寺仏教文庫で、24日から4月11日まで狛江市役所ロビーで展示している。
30日10時からは、同文庫の講座室で狛江工場時代にハム・ソーセージ作りに携わった次男のヘルマン2世も出席して、当時の様子などを語るミニシンポを開く。参加は無料。
同会では、イベントの参加とともに、狛江の工場やヘルマンさんについての情報提供も呼びかけている。
問い合わせは03-3489-0222飯田さん。
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川崎市中原区で3月29日にふるさと交流フェスティバル : 武藏小杉駅東口駅前広場完成を兼ね開催
川崎市中原区の武蔵小杉駅東口で、3月29日10時〜15時までふるさと交流フェスティバルが開かれる。フェスティバルは、翌30日から一般利用される東口駅前広場を会場に、ダンスやまつりばやし、吹奏楽部などの演奏や模擬店などさまざまな催しが行われる。
フェスティバルは3回目で、初回は等々力緑地、2回目は平和公園で行われたが、今回は約4,500平方メートルの駅前広場完成記念式典を兼ねて駅前で実施される。
当日は、10時から広場完成記念式典のセレモニーの後、11時から交流フェスティバルが行われる。主な内容は、特設ステージでは、富士通チアリーダー部「フロンティアーズレッツ」のダンス、大戸神社まつりばやし、人形劇団ひとみ座乙女文楽教室修了生による乙女文楽公演、川崎純情小町のミニライブ、大西学苑吹奏楽部の演奏など。交流広場では東急電鉄とJR東日本による鉄道コーナーで子ども駅長制服の写真撮影とグッズ販売、中原消防署の起振車体験、地元3商店街など19店舗の模擬店、宮城県の被災地復興物産展、絵本の読み聞かせ、川崎フロンターレのグッズがあたるガラポンクイズなどが行われる。
雨天の場合は、中原市民館広場で東口駅前広場完成記念式典とステージイベントのみ催される。
問い合わせは044-744-3282中原区役所地域振興課地域コミュニティ強化担当。
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2014年3 月23日 (日曜日)
川崎市麻生区で3月23日〜4月6日に麻生川桜まつり : 29日に禅寺丸柿のゆるキャラ「かきまるくん」を披露
川崎市麻生区の桜の名所のひとつ麻生川で3月23日から4月6日まで桜まつりが行われる。ことしは川崎市政90周年記念のプレイイベントとして29日に、麻生区の特産品で国登録記念物の禅寺丸柿をモチーフにしたゆるキャラのお披露目やパレードが実施されるほか、期間中の夜間にLEDによる桜のライトアップも実施される。
麻生川の桜は、小田急線新百合ヶ丘駅から柿生駅間の古沢交差点共和橋から柿生新橋までの約1.3kmの麻生川の両岸にソメイヨシノ約240本が植えられている。
まつりは、麻生観光協会と麻生区が毎年共催して実施しており、期間中は提灯などつけ期間中には地元の柿生中央商店街などが露天を出店、毎年多くの人が散策に訪れる。
29日のイベントは、柿生駅近くのJAセレサ柿生パーシモン店舗(麻生区片平2-20)で12時30分から式典を行いゆるきゃら「かきまるくん」を披露、麻生区文化協会会員などが「禅寺丸音頭」「あさおまつり唄」を踊りながら麻生川添いをパレードする。会場では、おはやしやよさこいソーラン、地元の音頭などが踊られるほか祭り会場と川添いの4カ所でクイズラリーも実施される。雨天の場合は30日に延期。
ライトアップは、開花後に柿生大橋と麻生川橋の2カ所で夕方から21頃まで行われる。
問い合わせは電話044-965-5113麻生区役所地域振興課内麻生区観光協会事務局。
クイズラリーなどの場所はこちら>
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サクラの開花情報を速報 : 「今日の桜2014」がスタート
川崎市、狛江市とその周辺の桜の開花状況を写真と短い記事で伝える「今日の桜2014」(こちら>)が3月22日にスタートしました。
この企画は、地域の四季折々の花情報を伝える市民ボランティアの「花咲案内人」が、決まった桜を定点観測して、桜の花のアップと開花の進み具合、周辺の様子などを開花から満開、花の散るまでを日ごとに紹介しているもので、毎年多くの方から好評をいただいています。
現在も、桜のガイドをするボランティアを募集していますので、ぜひご応募ください。
問い合わせ・応募はEメール([email protected])でインターネット新聞「k-press」今日の桜2014係へ。
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2014年3 月22日 (土曜日)
川崎市の麻生区観光写真コンクール:最優秀賞に一般の部・末谷さん、子どもの部・渡邊さん、全作品を4月8日まで展示
川崎市麻生区の「第5回麻生区観光写真コンクール」の受賞作と応募全作品が20日から麻生区役所のロビーで展示されている。同コンクールは、自然が豊かで田園風景や伝統行事が残る一方、新しい街として発展している麻生区の多様で変化に富んだ見所を発見し、多くの人に発信する目的で、2009年から毎年、麻生観光協会が麻生区とともに共催している。今回は、市内外から175点の作品が寄せられ、審査の結果、最優秀賞に一般の部は町田市の末谷彰さん、子どもの部に麻生区の渡邊颯一郎さんの作品が選ばれた。
写真=区役所ロビーに展示された写真パネル
今回のコンクールの応募点数は175点(一般165点、子ども10点)にのぼった。
応募作品は、同区のどんど焼き、だるま市などの伝統行事、サクラなどの花の名所、区内各所に残る田園風景など同区ならではの光景に加え、新百合ヶ丘駅周辺のイルミネーションなど新しい街の風景、浄慶寺、香林寺などの観光スポットなどさまざま。
2月13日に同区役所で行われた審査会では、和光大学表現学部教授・小関和弘さん、プロ写真家かとうまさゆきさんら7人の審査委員が3時間近くかけて選考にあたった。
その結果、一般の部では町田市の末谷彰さんが細山にある香林寺の桜の横で遊ぶ子どもたちを撮影した「春に遊ぶ」、子どもの部では麻生区の渡邊颯一郎さんの高石神社での剣道大会を写した「奉納大会」が最優秀賞に選ばれた。
優秀賞には、麻区文化協会会長賞=麻生区・安藤敬さん「毘沙門天堂の華やぎ」、川崎市観光協会会長賞=麻生区・東川褆男さん「静寂」、麻生区長会連合会会長賞=麻生区・゚ぽんたさん「炎火の禅寺丸」、麻生区商店街連合会会長賞=多摩区・清田道子さん「赤い傘」が選ばれた。
また、入賞には横浜市旭区・室井義雄さん「おれ様を良く見てね」、多摩区・山田康元さん「おばあちゃん、なにしているの?」、麻生区・ちゃーみさん「御餅 早く焼けないかな」、麻生区・たれママさん「゙どんど焼きで午(うま)あらわる?!」、麻生区・大貫一朗さん「炭焼き小屋での薪割り」、麻生区・Sekkieさん「わーい、落花生がたくさん!」、和光市・ユウさん「春の訪れ」、世田谷区・幸之介さん「あじさい咲く小道」、麻生区・悠さん「しんゆり×カラフル」、麻生区・真下智彦さん「駅前暮景」が決まった。
子どもの部の入賞には、町田市・清水鞠香さん「きれいなフラッグ演技」が選ばれた。
応募作品はすべてパネルに印刷して公開される。展示は麻生区役所ロビーは3月31日まで、4月1日から8日には新百合ヶ丘駅南口のショッピングセンター新百合ヶ丘エルミロードで展示される。
問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課。
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2014年3 月21日 (金曜日)
ラグビーのキヤノンイーグルス永友監督が3月17日に石阪町田市長を表敬訪問:連携強化を再確認
社会人のジャパンラグビートップリーグの「キヤノンイーグルス」の永友洋司監督が3月17日に町田市庁舎を表敬訪問し、昨シーズンの戦いについて石阪丈一市長に報告した。2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップなどについての意見交換を行い、同大会の開催都市に町田市が名乗りをあげることなどが明かされた。
写真=写真展の前でマスコットを持つ石阪丈一町田市長(左)と永友洋司キヤノンイーグルス監督
2011年-2012シーズンにトップ入りした同チームは、町田市小野路に練習場を持ち、町田市との連携を深めている。
市庁舎を訪れたのは、永友監督、佐藤一弥GMなど4人。市長公室で永友監督が「昇格2年目にして最終7位だったことには満足している。レギュラーメンバーはまずまず戦えるが、ケガ人が出た場合は戦力ダウンが課題だったが(今季は)控えのレベルアップを図りたい。強豪がひしめく4位はまだ難しいが、勢いのあるうちにトップ5に上りたい」と当面の目標を話した。また「ラグビーは、ホーム&アウェーの考え方がないが、練習場のある町田市で試合ができるようになることを期待している」と話した。また、5月に完成する旧庁舎跡地(町田市中町1-20-23)の芝生広場でこけらおとしに子どもラグビーを開催することを明らかにした。
石阪市長は「現在、2019年のワールドカップ開催都市に名乗りを上げるために準備中です。また、2020年のオリンピックで7人制のラグビーもあるのでご協力をよろしくお願いしたい。行政として、ラグビーの裾野を広げるお手伝いをこれから本格的に行っていきます。なかなかキャノンさんの試合を見に行く時間が取れなくて申し訳ありませんが、ことしはなんとかスケジュールを調整して応援に行きたい」と話した。会談後、佐藤GMが石阪市長にチームのマスコット人形のイーグル君をプレゼントした。
一行はその後、石坂市長とともに1階ロビーで3月10日から展示している昨シーズンの試合の写真展を見学した。
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2014年3 月20日 (木曜日)
J3・FC町田ゼルビアがAC長野パルセイロに0対0: 昨年の覇者相手に無失点
明治安田生命J3リーグ第2節全6試合が3月16日に各地で行われた。FC町田ゼルビアは開幕戦に続きホームの町田市立陸上競技場で昨シーズンJFL覇者AC長野パルセイロと対戦、イーブンの試合運びで0対0と引き分けに持ち込み、勝ち点1を重ねた。
写真=後半、長野の攻撃を押さえる町田の守備陣(撮影 : 山本真人)
町田は、昨シーズン長野にホームで0対4、アウェー1対5でと完敗しており、開幕直後のチームの仕上がり状態を図る上でも大切な一戦だ。
試合は、立ち上がりは町田が攻勢だったがパスサッカーを信条とする長野も次第にリズムを取り戻し、攻守の切り替えが早い一進一退の膠着状態が続いた。しかし張り替えた芝が根付いていないピッチ状態の悪さも手伝って両チームともフィニッシュの精度に欠け前半を0対0で折り返した。
後半も前半と同じ展開が進み、両チームとも流れを変えるために66分に1人目の選手交代交替を行った。町田はFW鈴木孝司(#9)やMF大竹隆人(#13)が決定機を作ったが、いずれも相手キーパーの好守やバーにあたってゴールを割れなかった(写真左/撮影 : 山本真人)。一方、長野も元町田の選手だった先発のMF向慎一(#19)と途中出場の勝又慶典(#13)らがチャンスを作ったが、町田の守備陣が複数で対応して決定機を阻止、スコアレスドローで試合を終えた。
シュート数は町田の8に対し長野が12と上回ったが、コーナーキックは町田6、長野5とほぼ互角に戦ったことについて相馬直樹監督は試合後に「昨年のチャンピオンチームから勝ち点1を取ることができたことを評価したい。相手に主導権を握られた時も粘り強く守った選手たちに感謝している。長野とはあと2回対戦するので、ここからチームと私も力をつけ良い形でチャレンジして勝ちたい」とほっとした表情で話した。
試合前には、J3リーグファーストゴール記念セレモニーが行われ、Jリーグの大河正明常任理事から試合開始25秒でゴールを決めたMF遠藤敬祐選手(#8)に写真盾が贈られた(写真右)。
町田の次のホームゲームは3月30日13時から隣の相模原市がホームタウンのSC相模原と対戦する。同クラブにではこのダービーマッチ名ついてSC相模原と協議し、ホーム、アウェーに関わらず町田側は「武相決戦」、相模原側は「相武決戦」と謳うと発表した。
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2014年3 月17日 (月曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレが大宮アルディージャに3対4で敗戦 : 大久保の逆転弾守れず終了間際に2失点
J1第3節の9試合が3月15日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力R陸上競技場で大宮アルディージャと対戦した。川崎Fは、先行された試合に追いつき86分に昨年の得点王FW大久保嘉人(#13)の今季初ゴールで一時は逆転したものの終了間際に2失点して3対4で破れ、リーグ戦初勝利を逃した。
写真=90+3分、大宮に逆転され呆然とする川崎イレブン(撮影 : 山本真人)
川崎Fはリーグ戦開幕から2試合続けてアディショナルタイムに失点し、1節は引き分け、2節は敗戦に終わり、更に3日前のAFCチャンピオンリーグも同様の敗戦しており、過密日程が続く中、勝利で勢いを付けたい。一方、今季、大熊清監督を迎えた大宮は戦術の浸透がまだ足りず、2連敗中で勝点がほしいところだ。
川崎Fは、出場停止やけが人の代わりにDF中澤聡太(#7)、DF福森晃斗(#22)、GK杉山力裕(#1)が今季初スタメンするなど守備メンバーを変更して臨んだ。
試合は、大宮がコーナーキックのチャンスから4分にDF菊地光将(#2)がヘディングでゴールを決めて先制。川崎Fは12分にオウンゴールで同点となりなおも攻撃を仕掛けるが、大宮の体を張った守備に跳ね返され追加点が奪えず、29分に大宮MF家長昭博#41)にゴールを許して再びリードされ、前半を1対2で終えた。
川崎Fは、ハーフタイムで福森に代えDF武岡優斗(17)を投入、リズムをつかみ攻勢をかけるが大宮の好守でなかなか追加点が奪えなかった。ようやく70分にMF中村憲剛(#14)からのパスを受けたMFレナト(#10)がゴールを決めて同点に追いつき(写真右 撮影 : 桑山輝明)、その後も互いに激しい攻防が続いたが、86分に大久保のゴールで逆転した。(写真左下 撮影 : 桑山輝明)
このゴールはサポーターを沸かせ、リーグ戦初勝利を期待させた。逆転に成功した川崎Fは、89分にレナトに変えMF山本真希(#6)を投入したが、直後にファウルから大宮にフリーキックを与え、菊地にこの日2点目となるヘディングゴールを決められて追いつかれ、さらに90+3分にはチョヨンチョルに決勝ゴールを奪われて逆転され、リーグ戦2連敗となった。
試合後の会見で風間八宏監督は「本気度が足りない」と怒りの言葉を出し「トレーニングする時間がほとんどないが、試合で強くなっていくことが一番のチャンスであり試練だ」と話した。
川崎Fは、19日にオーストラリアでAFCアジアチャンピオンリーグ(ACL)グループリーグ3節のウエスタン・シドニー・ワンダーランド戦、23日には味の素スタジアムでFC東京とアウェー試合が続く。
次のホーム試合は、28日19時からJリーグ第名古屋グランパスと対戦、また4月1日19時にはACLグループリーグ4節でウエスタン・シドニー・ワンダーランドと対戦、その後もしばらく過密日程が続く。
2014-03-17 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0)