2023年4 月29日 (土曜日)
川崎市役所本庁舎の市民向け内覧会:7月8日・9日に開催、参加者を募集
川崎市は、6月に竣工する川崎市役所本庁舎の市民向け内覧会を7月8日午後と9日午前・午後に開催。参加者を4月25日から5月19日まで募集している。
写真=本庁舎イメージ図(川崎市提供)
2019年から建設が進められてきた新しい本庁舎は高さ約116m、地上25階、地下2階建てで、旧庁舎とはイメージも規模も一新される。
旧庁舎は1938(昭和13)年に建てられた鉄筋コンクリート造り本館3階・東館2階建てで、本館には高さ36mの時計塔が付属していた。第二次世界大戦中の度重なる川崎空襲でも戦火を免れたほか、戦後は何度か増築が繰り返され、多くの市民に親しまれてきた。しかし、老朽化が進んだこともあり、建て替えが決まった。2016年10月には「本庁舎さよならイベント」を開催され、多くの市民が別れを惜しんだ。同年度から解体が始まり、跡地で建設工事が進められてきた。
新庁舎には、長く本庁舎の役割を果たしてきた記憶をとどめるため、建物の一部を創建当時の姿で復元。市役所前の通りに面する部分は半屋外のアトリウムでつなぐ構成とし、旧市長室も復元した。(本庁舎の概要はこちら>
内覧会では、25階にあるロビーやスカイデッキ、議場、復元した旧市庁室などが見学できる。午前の部は9時・10時・11時、午後の部は13時・14時・15時。1回あたり約100人で約1時間程度。対象は市内在住者。
希望者は、市のHPからオンライン申請(オンライン手続き川崎e-KAWASAKI)またはFAXか郵送で申し込む。
FAX (044-200-3749)または郵送(〒210-8577 川崎市川﨑区宮本町1 川崎市総務企画局本庁舎等整備推進室)の場合は、専用の申込用紙に代表者の氏名(フリガナ)、住所、電話番号、内覧希望日、参加人数(最大5人まで)を記入して、5月19日(必着)までに送る。
応募多数の場合は抽選。結果はオンライン申請者は全員に、郵送またはFAXの人は当選者のみに郵送により連絡する。通知は6月中旬の予定。
問い合わせは☎044-200-0281川崎市総務企画局等庁舎整備準備室。
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2022年1 月19日 (水曜日)
川崎フロンターレが新体制発表:チャナティップら新戦力7人を加え3連覇へ意欲
川崎フロンターレは1月15日、川崎市川崎区のカルッツかわさきで新体制発表会見を開き、2022年のチーム方針や新加入選手7人、新ユニフォームなどを発表した。鬼木達監督は901人の観客を前にリーグ3連覇とACL(アジアチャンピオンズリーグ)制覇など複数タイトルの奪還にチャレンジすることを誓った。また、引退した中村憲剛さんが付けていた背番号14は、MF脇坂泰斗選手が付けることも発表された。
写真=新入団選手6人とユニフォーム
会見には藁科義弘社長、4月から新社長に就任する吉田明宏副社長、竹内弘明強化本部長、鬼木監督のほか、今季入団するアカデミー出身のGK早坂勇希(はやさか・ゆうき、22歳、背番号#22、前所属−桐蔭横浜大学)、DF松井蓮司(まつい・れんじ、21歳、#25、法政大学)、DF佐々木旭(ささき・あきら、21歳、背番号15、流通経済大学)の3人と、移籍の瀬古樹(せこ・たつき、24歳、#16、横浜FC)、昇格のFW五十嵐太陽(いがらし・たいよう、18歳、#28・川崎フロンターレU-18)、FW永長鷹虎(えいなが・たかとら、18歳、#26、興国高校)が舞台で挨拶。また、北海道コンサドーレ札幌から移籍するMFチャナティップ・ソングラシン(ちゃなてぃっぷ、28歳、#18)からのビデオメッセージが放映された。
ことしのチームのキャッチフレーズは、強化と事業の両面でワクワクとドキドキが溢れる1年にしたいとの思いを込めて「HEART BEATS!(鼓動)」と発表された。
新体制発表に先立ち、新型コロナウイルス感染症対策のため欠席した川崎フロンターレ後援会会長の福田紀彦川崎市長がビデオメッセージビデオを寄せ、「川崎市が政令指定都市になって50年で、2024年は川崎市制100周年の大きな節目を迎えます。フロンターレができた26年前、その頃川崎にはプロスポーツがなかなか根付かないと言われました。しかし、フロンターレの地域を愛して地域貢献して市民を巻き込む取り組みによって、いまでは多くのスポーツチームが根付く街になりました。ことしも『風呂周年』を記念してもっと多くの人を巻き込み、一つでの多くのタイトルを取ることを期待し応援していきたいです」とエールを贈った。
舞台で達者なダンスを披露した藁科社長(写真左上)は「こんなこと(ダンス)をやるクラブはほかにはありません。私は4月で退任しますが、長い間皆さんの力強い応援に支えられてやってこれました。今日の新体制会見は副社長の吉田に全て託しました。その理由は、私は2015年のシーズン途中から社長に着任したので、予算から方針、戦い方まで全部決まっており、そのシーズンは何もできませんでした。後任の吉田副社長にその思いをさせたくないと考え、ことしの方針や運営は任せ、私は1幕の最後を盛り上げることにしました。この間思えばいろんなことがありました。シルバーコレクターといわれてなかなかタイトルが取れなかったため、私の役割として、タイトルを取ることにかけました。J1の中の中、中の上くらいだったチームの成績と経営状況を、なんとか上位、願わくばトップまでにいけるようにしたいとその一念でやってきました。会社の中身、運営の仕方もガラッと変え、変革をすると宣言してやってきました」などとこれまでを振り返っていた。
会場では、新ユニフォーム、ユニフォームスポンサーの紹介とともに、創立26年にちなんで、スーパー銭湯などでも活躍する男性歌手グループ純烈が出演、開幕戦にハーフタイムショーを行うほか、川崎市浴場組内などとコラボした「お風呂」に関連した営業・プロモーション企画などを発表した。
川崎フロンターレは新型コロナウイルス感染症予防のため、2021年の新体制発表は無観客で実施したが、今回は、入場を半数以下に抑えて有観客で開催する準備を進め、チケットも販売した。年明けにオミクロン株が急拡大したため、無観客実施も検討したが、選手やスタッフと観客の通路を分けるなどバブル方式を徹底して催すことにしたという。
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2019年9 月28日 (土曜日)
10月13日に川崎港で帆船のセイルドリル付きクルーズ : 10月2日まで参加者を募集
10月13日に川崎港内で行われる帆船のセイルドリル(帆を張る訓練)体験とクルーズを親子で楽しむイベントの参加者を募集している。
このイベントは第46回川崎みなと祭り開催中に行われるもので、1982年にスペインで南極探検を目的に建造され、海洋・気象調査船として使われ、現在は清水港を母港に駿河湾近海で活躍している「ドーントレッダー号」(131.94t、全長32.5m、幅7.0m)が川崎港に寄港するのを記念するもの。
当日は東扇島防災浮桟橋付近で10時〜11時30分と13時〜14時30分の2回実施、港内ではフルセイルで帆走ができないためエンジンをかけた帆走を行う予定。当日荒天の場合は中止。
対象は川崎市内在住の小学3年生以上の子どもとその保護者で各回10組20人。参加は無料。
申し込みは往復葉書に住所、全員の名前、子どもの学年、中止などの連絡が取れる電話番号、希望時間を書き〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地 川崎市港湾局港湾振興部誘致振興係へ10月2日(消印有効)までに送る。応募多数の場合は抽選で10月10日までに結果を通知する。
問い合わせは電話044-200-0350川崎市港湾局港湾振興部誘致振興課。
2019-09-28 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区 | Permalink | コメント (0)
2018年12 月15日 (土曜日)
川崎フロンターレが優勝パレード: 川崎駅前の道路埋める4万人「連覇おめでとう」
川崎フロンターレのJ1優勝記念パレードが12月9日、川崎駅前で行われ、沿道にはサポーターや市民など約4万人が詰めかけ、2連覇を選手とともに喜び合っていた。
写真=オープンバスに分乗してパレードする選手たち
パレードは選手27人(帰国のエウシーニュ選手、体調不良の鈴木雄斗選手、U19選出の宮代大聖選手選手を除く)と鬼木達監督、コーチングスタッフ、藁科義弘社長、福田紀彦川崎市長ら40数人が「星、2つになりました」「三冠目指しターレ」などのラッピングを施した2台のオープンバスに分乗、川崎市役所本庁舎駐車場から川崎駅前南交差点までの約700メートルを11時20分から約30分かけて行進。途中、何度も停車して優勝のシャーレやトロフィーを掲げ、選手と市民とがひとつになって優勝の喜びをかみしめていた。パレードに先立ち、市役所第三庁舎ロビーで10時30分から市長報告会が開かれた。藁科社長が「1年間がんばって、またこの場に帰ってくることができました。皆様の1年間の熱い応援と支援に心から感謝します。今シーズンは、昨年優勝したこともあってハードルが高いとスタートの時に思っていました。案の定、そう簡単にはいかず、最初はちょっと心配もしましたが、選手たちはしっかり自分たちのスタイルを全うして最後はチャンピオンの座につくことができました。私たちの目標・目的は川崎市民に喜んでもらって笑顔でいっぱいになるそんな街にしたいと思っており、これからもその目標に向かって一生懸命努力しますので、引き続き来シーズンも力強い応援・声援・ご支援をお願いします」と挨拶。続いて鬼木監督が「ことしは昨年優勝したこともありますが、すごく皆さんから期待の大きさを感じる1年でした。来年はもっとタイトルを取り、川崎の街をサッカーの街にしていきたい」と早くも来シーズンの目標を披露した。キャプテンの小林悠選手は「昨年に続き、こうして優勝の報告ができてうれしく思います。手厚いサポートに恩返しできるのは、タイトルの数だと思っているので、ことしはひとつでしたが、これからずっとタイトルをとり続けて、少しでも恩返しできるようチーム全員でがんばります」と力のこもった口調で挨拶した。
これに対し福田市長は「連覇本当におめでとうございます。そしてありがとうございました。川崎全体を熱くし、盛り上げていただき、サッカーで川崎を元気にする、その目的を十二分にやっていただいたことを心から感謝したい。昨年(優勝パレードの)バスに乗ったときに隣の(中村)憲剛さんが『この景色を見たら、また来年もがんばらなくっちゃ』と言ったのを覚えています。昨年は(代表選出で)いなかった小林キャプテンにパレードのシーンを体感していただき、2度あることは3度あると言いますので、ACLも含めて大活躍していただくことが、川崎市民の望みだと思います」と激励をこめた祝いの言葉を贈った。 その後、選手たちは本庁舎駐車場でバスに乗り込んで出発式に臨み、バスの上から福田市長が「多くの皆さんにお集まりいただきありがとうございます。シーズンを通して熱い応援いただいたことに後援会長として御礼申し上げます。私たちの街の誇りであり、宝であるフロンターレがことしもやってくれました。3連覇の偉業にむけて、ぜひ市民とチームが一丸となって盛り上げていきたいと思います。これからもフロンターレの応援をよろしくお願いいたします。今日一日楽しみましょう」と呼びかけた。続いて藁科社長が「1年間本当に選手、監督、コーチはがんばったと思います。でも、優勝はそれだけではできません。皆さんの大きな応援・声援がなければ成し遂げられません。皆さんと作るこの一体感は、川崎フロンターレの財産であり、宝です。私たちはこの財産をしっかり守って、来年も新しい目標に向かって挑んでいきます」と感謝を述べた。鬼木監督は「1年間熱い声援ありがとうございました。寒い中、大勢の人にお集まりいただきありがとうございます。来年は数多くのタイトルを取りますので、ことし以上の応援をよろしくお願いします」、
小林キャプテンは「昨年はパレードに参加できませんでしたが、憲剛さんから『悠、これは体験しなくてはダメだぞ』と言われました。ことしは優勝することができてうれしく思っています。来年さらに強くなって、複数のタイトルを取って、またこの場へ帰ってきたいと思います」と挨拶した。出発式には徹夜で並んだ人もあり、サポーターでびっしりと埋まった。
バスは途中何度も停車しながら歩く程度の速さでゆっくりと駅前へと進み、沿道を埋めた人たちは、記念に配られた小旗や、手作りの垂れ幕などを持ち、選手に「おめでとう」「ありがとう」などの声をかけていた。パレード終点の川崎駅南側交差点では、今シーズン限りでチームを去る田坂祐介選手が「優勝してからサポーターには『おめでとう』と言ってもらいましたが、僕はサポーターにもう一度『おめでとう』と言いたい。このクラブは皆さんと一緒に大きくなってきたクラブですし、優勝にたどり着くのにすごく時間がかかりました。難しい中で2連覇できたのは、選手だけの力ではなく、サポーターをはじめフロンターレを取り巻くすべての人の力が結集して、こういう結果が勝ち取れたと思っています。僕はこのチームを離れることになりますが、クラブは続きますので、これからもクラブをみんなで支えていってほしいと思います。最高の形でこのチームを離れることができましたが、また皆さんの前に立って元気な姿を見せれるようにがんばります」と締めの挨拶をすると、「がんばれよ」「会いに行くよ」などの声が送られていた。
ことしは寒さも影響してか、昨年より人出が1万人少なかったが、沿道は手作りのシャーレや旗、プラカードなどを手にした人などが数時間前から詰めかけた。
2018-01-13 in 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2017年12 月12日 (火曜日)
川崎フロンターレ優勝記念パレード:川崎駅前で約5万人が「おめでとう」
川崎フロンターレのJ1優勝記念パレードが12月10日、川崎駅前で行われ、沿道にはサポーターや市民など約5万人が詰めかけ、チーム創設21年目での悲願の初優勝の喜びを選手とともに喜び合っていた。
写真=オープンバスに乗ってパレードする選手たち
パレードは、日本代表に招集された5人とブラジル人4人を除いた選手、鬼木達監督とコーチングスタッフ、藁科義弘社長、福田紀彦川崎市長ら30数人が「祝!脱・無冠ターレ」などの垂れ幕を掲げた2台のオープンバスに分乗、川崎市役所第三庁舎から川崎駅前南交差点までの約700メートルを11時45分頃から約30分かけて行進、途中で停車して優勝シャーレを披露、選手と市民とがひとつになって優勝の喜びをかみしめていた。
パレードに先立って、市役所第三庁舎ロビーで11時から市長報告会が開かれ、藁科社長、鬼木監督、中村憲剛選手らが優勝を福田市長に報告した。藁科社長は「今シーズンはスケジュール的に厳しいものがあったが、21年目にしてついにこの栄誉を得ることができ、うれしく思っています。チームは地域でさまざまな活動を行っており、これからも引き続き地域に貢献できるように活動していきたい」と報告、これに対し、福田市長は「21年間、多くの人がこの日を信じてフロンターレを応援し続けてきた。また、選手たちはピッチだけじゃなく地域の中に入り込んでいろんな活動をしている。そうした地道な活動を通して、サッカーを好きになり、フロンターレを好きになった人が多くいます。私は市役所の前の道にこんなに多くの人が集まったのを見たことがありません。きょうはみんなで喜びを分かち合いたい。みなさんのすばらしいプレーに、優勝に心からお祝いを申し上げます」とお祝いの言葉を述べた。
次いで選手たちはバスに乗り込み、沿道を埋めた人たちに向かって鬼木監督が「1年間、大きな声援で支えてくださりありがとうございました。こんなに多くの人が来てくださり、感動してます。来年も必ずタイトルを取って、もう一度この場所に戻ってきたいと思います。川崎市民の皆さん、われわれと一緒に川崎市を盛り上げていきましょう」と挨拶、中村憲剛選手は「(入団から)15年間(優勝を決めたスタジアムとパレードの)この景色を見るためにやってきたんだなと感じています。ただ、この景色を見たらもう1回見たくなってきました。ぜひ、来シーズンも応援してください」と呼びかけていた。
続いて、福田市長から中村選手に市民スポーツ特別賞が特別にデザインされたトロフィーとともに贈られた。
川崎市の市民文化大使に任命されたばかりの川崎出身のバンドで大のフロンターレファンの 「SHISHAMO(ししゃも)」の3人もお祝いにかけつけ、中村選手に花束を贈ったのち、バスの前をふろん太などと一緒に歩いて先導、沿道からは「紅白歌合戦がんばって」などの声援が送られていた。
沿道は、パレードの始まる2時間以上前から場所を確保する人などで早くも熱気。優勝を祝う手作りのシャーレや旗、プラカードなどを手にした人も多く見られ、パレード直前には歩道が人で埋まり、シンボルカラーの青い色で染め上げられた。
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2017年12 月 5日 (火曜日)
川崎フロンターレ:Jリーグ優勝祝い12月10日に市役所・川崎駅前間で記念パレード
川崎フロンターレのJリーグ初優勝を祝う川崎市主催の記念パレードが12月10日午前に行われる。
パレードにはフロンターレの藁科義弘社長、鬼木達監督と選手(日本代表選出メンバーを除く)、スタッフが参加。11時に市役所第三庁舎で福田紀彦市長に優勝を報告した後、11時30分頃にオープンバスに乗って市役所を出発、川崎駅前東交差点を経て川崎駅前南交差点までを約30分かけてパレード、沿道の祝福に応える。パレードコースは交通規制が実施される。
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2016年12 月21日 (水曜日)
全国大会に出場する桐光学園サッカー部・バスケットボール部に応援の檄布を贈呈 : 川崎市麻生区民や川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダースの選手も寄せ書き
川崎市の北沢仁美麻生区長らが12月16日、第94回全国高等学校サッカー選手権大会と第47回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会に神奈川県代表として出場する同区栗木の桐光学園高等学校を訪問、同区職員や区民のほかサッカーJ1の川崎フロンターレとプロバスケットbjリーグの川崎ブレイブサンダースの選手のサイン入りの応援用の檄布(げきふ)などを両部員に手渡した。また、川崎フロンターレ麻生アシストクラブ中山茂会長が、お祝金を小塚良雄理事長に手渡した。
訪問は、全国大会に出場する選手たちを地元ぐるみで励まそうと行われたもので、北沢区長と同区職員ほか、中山茂・川崎フロンターレ麻生アシストクラブ会長らが参加した。
同高のサッカー部とバスケット部の全国大会出場が決まってから、同部のチームカラーの青地をあしらった縦90、横135cmの旗を区で準備、「めざせ頂点! 川崎市麻生区民の願いを込めて」の文字と同区のマークを入れ北沢区長が「悔いなきよう頑張れ」、中山会長が「桐光魂発揮」などと書き込んだのち、同区役所のロビーや麻生区スポーツセンターなどに置いて同部への応援メッセージの寄せ書きを呼びかけ、多くの区民が書き込んだ。またサッカー部へは川崎フロンターレの選手、バスケット部へは川崎ブレイブサンダースの選手にも応援メッセージへの寄せ書きを依頼したところ快諾、選手の自筆のサインなどが書き込まれた。
村上冬樹校長が「いつも温かい応援ありがとうございます」とお礼の言葉を述べ、選手らは壁に張り出されたプロ選手らも書き込んだメッセージをひとつひとつ熱心に読んでいた。
同校では、贈られた檄布は大会の会場に持ち込み、応援席に張り出す。
バスケットボール選抜優勝大会は東京体育館で行われ、同校の初戦は25日15時40分からで、24日に行われる大分県代表・県立大分舞鶴高等学校と兵庫県代表・育英高等学校の勝者と対戦する。
高等学校サッカー選手権大会の同校の初戦は31日12時5分からで、等々力で長崎県代表の長崎総合科学大学附属高等学校と対戦する。
2016-12-21 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, b7) 川崎市川崎区, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2016年10 月15日 (土曜日)
川崎市役所本庁舎を建て替え前に一般公開 : 「78年間ありがとう」 時計塔ツアーが人気
耐震性などの問題で高層ビルの新庁舎に建て替えられることになった川崎市役所本庁舎で、10月14日から「本庁舎さよならイベント」が催され、元川崎職員や市民など多くの人が訪れ、川崎市シンボルとして支えてきた時計塔や庁舎内を名残惜しげに見学した。
写真=本庁舎の見学に訪れた市民
14日のオープニングには、福田紀彦川崎市長が本庁舎の入り口前で「昭和13(1938)年に竣工しことし2月まで78年にわたり本庁舎は市民のシンボルとして、市政の中枢としての機能を果たしてきたが、残念ながら来月中旬に一端取り壊すことになる。市が厳しい時代も、発展していく歴史もずっと見守ってきてくれた。集まってきた皆さんにもそれぞれ思い出があるが、本庁舎に感謝を伝えられたらと思う。新しい庁舎には、開設当時のオリジナルの形で復元しうしろには高層棟の庁舎ができます。新しい時代にふさわしい建物ができ、市民の皆さんが来て楽しいなと思えるものにつくり替えて、また新しい歴史を刻みたい」と別れの言葉を述べ、イベントの開会を宣言した。
訪れた市民は、市長応接室、講堂、特別会議室をなどを見学、想い出の本庁舎写真展などを感慨深げに見入っていた。特に人気を集めたのは、建設当時の面影を残し太平洋戦争中は防空監視塔の役目も果たした高さ36mの時計塔ツアー。1回45人の定員だったが、受け付け開始の1時間以上前から人が並びはじめ、定員に達したと聞くと次回まで待つ人もいるほど関心を集めていた。カメラ持参で昇った市民は「階段が狭く下が見える構造で下りは怖かったが、上は歴史の重みが感じられて窓から外が見えて楽しかった」と話していた。
本庁舎は、日本の教会建築などで知られる元田稔氏(故人、初代川崎市技師建築課長)が1935年に設、翌年着工した。当初は3階建て、地下1階で、東館は2階建てだった。
イベントは16日まで(関連記事はこちら>)
問い合わせは電話044-200-3939サンキューコールかわさき。
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2016年10 月11日 (火曜日)
さよなら川崎市役所本庁舎:解体前に10月12日からお別れイベント、見学ツアーやコンサート
1938年(昭和13年)の建設以来、戦災や戦後の復興など78年間にわたって川崎市の歩みを見守り続けてきた川崎市役所本庁舎が建て替えられるのに先立って、お別れのイベントが10月12日から行われる。12日にはプレイベントとして市民ボランティアによる庁舎の掃除、14日から16日までは本庁舎のシンボルの時計塔や本庁舎の見学ツアー、トークイベント、ピアノやジャズのコンサート、写真展、記録映画上映、落書きアートなどが催され、11月の解体を前に別れを惜しむことにしている。
写真=川崎市役所本庁舎
市役所本庁舎は耐震性などの問題から建て替えられることになり、11月第2週以降に解体されることになった。このため、川崎市のシンボルとして親しまれてきた庁舎に多くの市民に別れを惜しんでもらおうとさよならイベントを行うことにしたもの。 さよならイベントは次の通り。 ●プレイベント・庁舎のおそうじ=12日18時から19時-お掃除ボランティア「グリーンバード」とともに庁舎をみがいて、ほこりを払う。 ●庁舎内探検=14日〜16日-市長室、講堂など本庁舎内部をルートに沿って見学。探検シートも用意。 ●記録映画・本庁舎78年のあゆみ上映=14日〜16日・2階特別会議室-本庁舎の竣工以来の歴史などをまとめた映像を上映。 ●想い出の本庁舎写真展=14日〜16日・2階廊下-市民が寄せたものを合わせて本庁舎の貴重な写真を展示。 ●落書きアート=15日・16日9時〜17時・1階廊下ほか-庁舎の壁をキャンパスにして、川崎ものづくりブランド認定商品「キットパス」で落書きをする。 ●本庁舎見学ツアー=15日・16日の9時30分、13時(全4回)・正面玄関わき集合-庁舎内の見どころを解説付きで見学。各回定員20人(先着順・開始30分前から整理券配布) ●時計塔ツアー=14日16時・15日・16日の12時、16時(全5回)・時計塔階段室4階集合-本庁舎のシンボルの時計塔内部の鉄骨階段の一部を解説付きで初公開。各回定員45人(中学生以上、先着順・汚れても良い服装で参加) ●トークイベント「あの時、そして再生へ」=15日・16日の10時45分(全2回)・2階特別会議室-1945年(昭和20年)の川崎大空襲の時、時計塔で防空監視員を務めた星野正孝さん、1959年(昭和34年)の本庁舎4階部分増築時の設計を手がけた元建築局長の原寿幸さんが当時のエピソードや思い出、本庁舎や周辺の市街地の歴史的変遷や変化などを披露。(先着順) ●小川典子ピアノコンサート=15日14時2階講堂-川崎市出身で川崎市文化賞受賞者のピアニスト小川さんがモーツァルト「トルコ行進曲」、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」など8曲を演奏(座席は先着順) ●かわさきジャズ2016スペシャルライブ=16日14時2階講堂-市内で活動する社会人プレイヤーとプロミュージシャン混成の「Black Brown's Trio」「松本健一Trio」が演奏(座席は先着順) イベントの参加はいずれも無料。 問い合わせは電話044-200-3939サンキューコールかわさき。
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