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2014年4 月29日 (火曜日)

J3・FC町田ゼルビアがJ22に4対0 : 鈴木孝司が全得点を決める

140426zelvia 01明治安田生命J3リーグ第8節の6試合が4月26日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは町田市陸上競技場でJリーグ・アンダー22選抜(J22)と対戦した。町田はFW鈴木孝司(#9)が前半に全得点の4ゴールをたたき出す活躍で、4対0で首位を守った。

写真(撮影 : すべて山本真人)=5分、先制ゴールを決めて喜ぶ町田FW鈴木孝司(#9)

140426zelvia 03町田は7節終了時点でガイナーレ鳥取とともに負けなしの4勝3分で、5節から首位をキープして勝ち点15、一方のJ22も4勝だが3敗しており勝ち点12の4位。2016年のリオディジャネイロオリンピックの選手を育成するために創設されたJ22の若い選手たち相手に町田のチーム力が試される対戦だ。競技場には2,497人が来場した。
試合は、5分にこの日町田のFW登録の遠藤敬佑(#8)が相手DFから奪ったボールをパス、これ反応した鈴木孝司がゴールをあげて先制、12分には相手のミスからボールを奪ったMF李漢宰(#6)が放ったロングボールに追いついた鈴木孝司が追加点を決めた。球際の強さを発揮する町田は、リズムをつかみ34分に鈴木孝司がハットトリックを決めると、38分にはヘディングで自身初となる1試合4点目をたたき出した。前半終了間際には先制点をお膳立てした遠藤が負傷退場し、FW齋藤翔太(#15)に替わった。
140426zelvia 02町田は、得点差があることから3日後の鳥取戦に備えハーフタームに李を下げ負傷開けで前節に初起用されたDF三鬼海(#18)が出場(写真右)、58分には鈴井孝司を下げてFW中島康平(#26)がピッチに送り出された。71分には、庄司悦大(#10)が負傷で退き、MF大竹隆人(#13)が登場した。町田は、J22の攻撃は封じたが前半ほどチャンスを作り出せず得点を重ねることができなかったが、完封勝利した。
次のホームゲームは5月4日13時からブラウブリッツ秋田と対戦する。

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2014年4 月27日 (日曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレがガンバ大阪に2対1で勝利 : 終了間際に大久保が劇的な決勝点

140426frontale01Jリーグ第9節の9試合が4月26日に各地で行われ、川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で今季J1に復帰したガンバ大阪と対戦した。川崎Fは、5分に先制したが前半に追いつかれて一進一退のこうちゃく状態が続いたが、90+2分にFW大久保嘉人(#13)のヘディングゴールで劇的に勝利を引き寄せた。

写真=92+2分、川崎FのFW大久保嘉人(#13)がヘディングで勝ち越しゴール

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先制ゴールを挙げたジェシ(右から2人目)を祝福する選手たち

ゴールデンウィーク初日に行われたこの試合は、家族向けのイベントが盛りだくさんで前売りが完売、アウェイのガンバ大阪のサポーターも大勢駆けつけ、球技場には今シーズン最高の19,164人が入場した。
川崎Fのスタメンは4日前の蔚山現代と同じメンバー、ガンバは日本代表の遠藤保仁(#7)がFW起用、開幕前のケガで離脱していたチーム得点源の一人FW宇佐美貴史(#39)が復帰、サブメンバーに加わった。勝ち点は川崎Fが11で8位、ガンバは9で13位、試合の結果によっては順位が入れ替わる対戦だ。
試合は、開始直後の5分にフリーキックのチャンスでMFレナト(#10)のパスをDFジェシ(#5)が頭で合わせて先制。その後ガンバの反撃が続き川崎Fの守備陣が対応していたが、19分に遠藤にゴールを許して同点となった。川崎Fは暑さと連戦の疲れでいつものようなパス回しができない場面に加え、ガンバの好守に苦戦し前半を1対1で折り返した。
後半も同点後と同様の一進一退のこう着状態が続き、ガンバ遠藤のフリーキックをGK西部洋平が2度もかわすほか、72分に出場した宇佐美の対応に守備陣が追われた。83分にオーバーヘッドを試みたFW小林悠(#11)がガンバDFオ ジェソクト(#22)と交錯、ジェソクが一時意識を失い治療のため時計が止まった。
アディショナルタイムは6分と表示されこのまま引き分けかと思われたが、左サイドを駆け上がったMFレナト(#10)の高いクロスに大久保が頭で合わせて貴重な追加点をもぎ取り勝利、GWの過密な連戦に弾みをつけた。

140426frontale 03この日は、競技場外のイベント会場でスーパーフォーミュラPRコーナーが登場。ハーフタイムにレーサーの平亮選手と武藤英紀選手によるスーパーフォーミュラデモ走向イベントが行われ、競技場のトラックを大きなエンジン音を響かせて走る2台のレーシングカー(写真右、撮影 : 桑山輝明)に目を見張る観客も多かった。
川崎Fの次のホーム試合は、5月3日15時からヴァンフォーレ甲府と対戦する。

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2014年4 月25日 (金曜日)

ACL・川崎フロンターレが蔚山現代に3対1で勝利 : ラウンド16に進出

140422frontale 05AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2014グループリーグ第6節が4月22日と23日に行われた。グループH組の川崎Fは、22日に川崎市中原区の等々力陸上競技場で蔚山現代と対戦、3対1と勝利して勝ち点12でH組2位となり、ラウンド16へ進出を決めた。

写真=77分、蔚山を突き放した川崎FのDFジェシ(#5)がだめ押しのゴール

 

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32分、川崎FのFW小林悠(#11)が先制ゴール(撮影 : 桑山輝明)

ラウンド16に進出できるのは各グループの2位までの16チームで、前節までの成績は、川崎Fは勝ち点9の2位、蔚山は勝ち点7の3位。川崎Fは引き分け以上でグループリーグを突破できるが、蔚山は勝利しなければ先に進めない状態で、アウェイで敗戦している川崎Fはリベンジのためにも勝ちきって先のステージに進みたいところ。
平日のナイターで夕方から小雨が降り始めたが、競技場は川崎Fのサポーターを中心に9,338人が観戦した。
川崎Fは、負傷していたFWレナト(#10) 、FW小林悠(#11)、MF大島僚太(#16)が直前のリーグ戦(8節)に復帰、この試合ではスタメン起用された。

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34分、FW大久保嘉人(#13)のゴールに喜ぶ川崎Fイレブン

試合は、川崎Fが立ち上がりから何度もチャンスを作るが相手GKなどに阻まれて得点ができず、20分過ぎから蔚山のリズムになりかけたが、32分にMF中村憲剛#14)のパスを受けた小林が豪快なシュートで先制点を決めた。それまで複数のチャンスに決められなかった川崎は、このゴールで気持ちがほぐれたかのように2分後の34分には大久保嘉人(#13)が追加点を奪った。しかし、直後の36分に蔚山FWラフィーニャ(#10)にゴールを許し、その後も 蔚山の反撃が続いたが2対1で前半を折り返した。
140422frontale 06後半、予選突破のためには勝つしかない蔚山の猛反撃が続くが、GK西部洋平(#21)の好セーブとDFジェシ(#5)ら守備陣が耐える時間が続いた(写真左)。連戦が続く川崎は76分にMF森谷賢太郎(#19〕に替えMF山本正希(#6)を投入、直後の77分にコーナーキックのチャンスからジェシがヘディングでだめ押しの追加ゴールを決めた。その後も蔚山のパワープレーによる反撃は続いたが、守備陣がしのぎきり勝ち越した。
H組はウェスタン・シドニー・ワンダーランドが貴州人和に勝利、勝ち点は12と同じだが得失点差で1位通過となった。
川崎のラウンド16の第1戦は、5月7日19時からで、等々力陸上競技場でグループF組1位のFCソウルと対戦する。

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2014年4 月16日 (水曜日)

J3・FC町田ゼルビアがツエーゲン金沢と引き分け : 激しい風雨に耐え完封、2位に浮上

140413zelvia 05明治安田生命J3リーグ第6節の6試合が4月13日に各地で行われた。前節首位に浮上したFC町田ゼルビアは町田市陸上競技場でツエーゲン金沢と対戦、金沢の堅い守りを崩せず0対0の引き分けに終わった。前節3位のガイナーレ鳥取が勝利したため、町田は勝ち点は並ばれたが得失点差でかろうじて首位をキープした。

写真=後半、ゴール前に攻める町田と守る金沢(撮影 : 山本真人)

140413zelvia 03町田は前節、勝ち点10でトップだったグルージャ盛岡に勝利して勝ち点11となり2010年以来4年ぶりに首位にたった。一方の金沢は、ホームスタジアム改修のための日程変更で1試合少ないが勝ち点7の6位。ともに失点が町田2、金沢3と少なく安定した戦いをしている。競技場には2,968人が来場した。
140413zelvia 01町田は、前節で負傷退場したDF原田圭輔(#7)の代わりにDFペ デウォン(#24)を投入、最終ラインを少し変えて臨んだ。町田は序盤にFW木島徹也(#14)らが何度かチャンスを作ったが、昨シーズンまで町田所属だった金沢DF太田康介(#5)らの厳しいマークにあった。その後金沢のカウンター攻撃でコーナーキックなどのチャンスを与えたが、高い守備意識で守りきり(写真左)前半を0対0で折り返した。
140413zelvia 04後半、町田はMF鈴木崇文(#17)、大竹隆人(#13)ら2列目の選手が激しく動いて攻勢となったが、金沢の堅い守りを崩せずこう着状態が続いた。ホームで勝ちたい町田は流れを変えるため、78分にMF庄司悦大(#10)と木島を下げ、スピードが売り物のFW齋藤翔太(#15)と突破力のあるMF戸高弘貴(#29)を投入したが、エースの鈴木孝司(#9)が相手DFに囲まれて強いシュートが打てないなどラストチャンスに恵まれず無得点の痛み分けとなった。
試合後の会見で「前節の勝ちをホームにつなげようと臨んだ一戦でしたが、チャンスがありながら勝ち切れなかったという部分と負けの無い状態を続けることが出来たという、両方だったのかなと感じています。点を取るためにチーム全体としてもう半歩前がかりになる必要がある」と悔しさを押し込めて話した。
次のホーム試合は4月26日13時からサンダー22選抜と対戦する。

 

 

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2014年4 月14日 (月曜日)

川崎富士見球技場のメインスタンドが完成:市制90周年記念兼ねたアメフト日独親善試合で日本代表が快勝

140412amefoot05川崎市川崎区の川崎富士見球技場のメインスタンドの完成と市制90周年を記念して4月12日、同球技場でアメリカンフットボール日本代表とドイツ代表の親善試合「ジャーマン・ジャパンボウルII」」が行われた。完成したばかりの約2000席のメインスタンドを埋めた観客たちは、代表が技と力を激突する迫力のある国際親善試合を楽しんでいた。試合は日本が38対0で快勝した。

写真=富士見球技場で日独が激闘。メインスタンドは満員(撮影=水谷建夫、池田理)

140412amefoot01同球技場の前身の川崎球場は1951年に開設され、翌年から2000年まで大洋ホエールズ、ロッテオリオンズなどの本拠地となるなどプロ野球が開催され、多くのファンに親しまれた。改修工事を経て2001年からアメフトを中心に軟式野球の試合などに使われ、2007年には第3回アメリカンフットボール・ワールドカップが開催された。現在、本格的な球技専用スタジアムにする工事が進められている。
140412amefoot02福田紀彦市長の始球式(写真左)で始まった親善試合は、地力に勝る日本代表が終始試合の主導権を握り、第1クォーター(Q)にワイドレシーバー(WR)前田直輝#1が先制のタッチダウン(TD)パス(写真右)を決めたのを皮切りに第2Qにも2つめのTDであげてリードを広げた。第3Qにドイツの攻撃にさらされたが、フィールドゴールで3点を加えて再びリードを広げると、第4Qには開始早々から約4分間で3本のTDを次々と決めて勝負を決定づけた。
最優秀選手にはWR前田直輝#1が選ばれた。

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2014年4 月12日 (土曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレが柏レイソルと1対1で引き分け : 開始5分に失点するも後半に追いつく

140411frontale  01Jリーグ第7節の試合が4月11日と12日に行われ、川崎フロンターレは第1日程の11日に川崎市中原区の等々力陸上競技場で柏レイソルと対戦した。川崎Fは、5分に失点したがハーフタイムに選手交替してパスをつなぐリズムを取り戻し、73分にMF山本真希(#6)のゴールで引き分けに持ち込んだ。

写真=73分、川崎FのMF山本真希(#6)が同点ゴール(撮影 : 桑山輝明)

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MF金久保順(#18)がボールを保持(撮影 : 桑山輝明)

第1日程はこの試合だけ。平日のナイターで夕方から冷え込んできたが競技場は3連勝中の川崎Fサポーターを中心に12,379人が観戦した。
川崎Fは、小林悠(#11)、森島康仁(#9)、レナト(#10)とFW3人に加えMF大島僚太(#16)と攻撃の主力メンバーをケガで欠き、FW安柄俊(#27)が今季初スタメン。対戦相手を丁寧に分析して対策を講じる柏を相手に川崎Fは今シーズン磨きをかけてきたパスをつなぐサッカーがメンバー交代でも通用するかどうかが最大のみどころ。
試合は、立ち上がり5分に柏が川崎Fのスキを突いてボールを運び、ゴール前の混戦の中からFWレアンドロ(#11)がゴールを決めて先制した。その後、一進一退の攻防が続くが、動きだしが早く体を張ってボールを競う柏の強いプレーシャーに川崎Fはリズムをつかめず、前半を0対1で折り返した。
140411frontale  02川崎Fはハーフタイムに安を下げDF稲本潤一(#20)を投入、MF中村憲剛(#14)をトップ下に入れてシステムを変更した。立ち上がりの柏の攻撃をかわした川崎Fは62分にMFパウリーニョ(#34)に替え金久保順(#18)を投入、これが功奏し川崎はボールがつながりはじめ、73分に前線にあがっていたMF山本正希がMF中村憲剛のパスを受けてゴールを決めた。その後、柏も選手交代して反撃、危険な場面もあったがGK西部洋平(#21)のビッグセーブ(写真右)などでしのいだ。川崎Fは3分のアディショナルタイムまで粘ったが追加点は奪えず、1対1の痛み分けに終わった。
川崎Fは、AFCチャンピオンリーグ(ACL)グループステージ第5節のために13日に中国に移動する。
次のホーム試合は、22日19時からACLグループステージ第6節で蔚山現代と対戦する。Jリーグのホーム試合は26日16時からガンバ大阪と対戦する。この試合は試合前にフロンパークで「那須どうぶつ王国ランド」が行われるほか、ハーフタイムにはレーシングカー2台がピッチを走るイベントが行われる。

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2014年4 月 7日 (月曜日)

川崎市麻生区で新1年生が1日警察署長 : 「交通ルールを守ってね」交通安全を呼びかけ

140323zelvia  03交通ルールを守って事故をなくしましょう——川崎市麻生区の新百合ケ丘駅南口のバスロータリーで4月7日、この日入学式を終えたばかりの区内の男女2人の小学新1年生が1日麻生警察署長となり道行く人に交通安全を呼びかけた。

写真=新百合ヶ丘駅南口で交通安全キャンペーンのグッズを配る小さな1日警察署長

140323zelvia  014月6日から15日までの「春の交通安全運動」の啓発キャンペーンとして、麻生区交通安全対策協議会が実施する恒例の行事。
春の交通安全運動は、毎年、新入学児童・園児の交通事故防止が重点となるため、同区では区内の小学校が輪番で新入学児童に1日署長を依頼しており、ことしで16回目となる。
今回は、柿生小学校の高橋昇太君と笹野千尋さんが警察官の制服を着て、麻生警察署で川田安男署長から辞令を受け取った後、14時30分からペデストリアンデッキ下のバスロータリーで出発式に参列した。会場には、禅寺丸柿をあしらった麻生区公認のゆるキャラ「かきまるくん」も登場、注目を集めた。
140323zelvia  02出発式のセレモニーでは、主催者を代表して川田署長が「6日から春の交通安全運動が行われています。麻生区は交通事故が減少傾向にあり、昨年3月12日以降、死亡事故は発生していませんが、ことし3月上旬に五力田でトラック衝突事故で大きなケガを負った人がいます。4月は保護者から離れて初めて交通ルールを身につける新入学園児・児童がいるので、通学路の見守りが重点課題です。おとなは交通社会の先輩として模範を示し、子どもやお年寄りをはじめとして1件でも交通事故を減らしましょう」と挨拶した(写真左上)。続いて多田昭彦区長が「川崎市は全国の政令指定都市の中で最も交通事故が少ない都市です。なかでも麻生区は川崎市全7区の中でも一番少なく安全なまちです。区では交通事故が起きやすい場所に注意を促すカラー舗装をするなど対策に取り組んでいますが、これからも安全な町を実 140323zelvia  04感できるようにしていきます」と挨拶。その後2人の子ども署長は「交通事故に気をつけましょう」と力強く宣言、参加した交通安全関連団体の約100人とともに用意した約1,000個のチラシと色鉛筆を道行く人に手渡していた。2人は「少し疲れたけど、制服が楽しかった」と話し、買い物客などから「かわいい署長さんね」と声をかけられ記念写真の撮影に応じていた。
セレモニーには県立麻生高校吹奏楽部の生徒30人も参加、オープニング演奏したほか、啓発物配布後に「宝島」などを演奏、買い物客らが足を止めて聴き入っていた。

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2014年4 月 2日 (水曜日)

J3・FC町田ゼルビアがSC相模原に2対0 : 激しい風雨に耐え完封、2位に浮上

140330zelvia  01明治安田生命J3リーグ第4節の試合が3月29日と30日に各地で行われた。第2日程のFC町田ゼルビアは30日に町田市陸上競技場でSC相模原と対戦、2対0で勝利し4位から2位に上昇した。

写真=12分、町田DF深津康太(#5)が先制ゴール(写真 : すべて山本真人)

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ボールを競る町田MF李漢宰(#6)

ホームタウンが隣接する対戦でことしから町田側は「武相決戦」、相模原側は「相武決戦と」名づけられたダービーマッチ。朝から大雨と強風のあいにくの天候だったが、競技場には両チームのサポーター2,163人が雨具をまとって熱心に観戦した。
町田は、前節カードを2枚もらって退場したGK高原寿康(#21)に代わり修行智仁(#1)がスタメン起用され、12分にコーナーキックのチャンスからDF深津康太(#5)が相模原GK佐藤健(#1)のミスしたこぼれ球を右足でゴールに押し込み先制。相模原は町田を2本上回る6本のシュートで反撃したが、町田は落ち着いて守りMF鈴木崇文(#17)らがチャンスを作ったが得点には結びつかず前半を1対0で折り返した。
140330zelvia  04町田は68分にFW木島徹也(#14)に替え昨シーズン最終戦となったこの対戦でゴールをあげた齋藤翔太(#14)を投入した。その後、町田DF星野悟(#25)が76分に追加点を奪い(写真右)、相模原の攻撃を守りきった。
試合に影響は出なかったものの、一時ピッチを囲む広告看板の一部が飛ばされるハプニングもあるほどの風雨で、互いに身を挺して相手の攻撃を防いだため町田は3枚、相模原は4枚のイエローカードが出る激しいダービーだった。
試合後、相馬直樹監督は「悪天候の中で、多くのサポーターに来ていただき、集まってくださった方に熱で勝つことができたことを感謝したいと思います」と述べてから「こういうコンディションの中でセカンドボールの奪い合いがカギと思っていました。相手の時間もあった中でセットプレーでまず点を獲れ主導権を獲れたことは非常に大きかった。追加点を獲った後も、もう1つ2つゴールを獲るチャンスを作りながらも決めきれなかったことは、今後の課題になるかなと思います」と試合を振り返った。
次のホームゲームは、4月13日13時からツエーゲン金沢と対戦する。

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