2023年3 月23日 (木曜日)

川崎市多摩区に「フロンタウン生田」がオープン:第2の三笘薫、田中碧を育てる地域のスポーツ拠点に

Frontaunikuta002J1サッカーチームの(株)川崎フロンターレと川崎市が、川崎市多摩区生田の上下水道局生田浄水場跡地に工事を進めていた「フロンタウン生田」(多摩区生田1-1-1)が完成、3月25日にオープンする。
フロンターレの育成組織の拠点となるサッカーグラウンドやアリーナ、テニスコートに加え少年野球などができる生田多目的広場を備える。
オープンに先立ち20日に行われた報道陣向けの内覧会で、山田直広・川崎フロンターレ事業部長は「この場所から鷺沼兄弟と言われた三笘薫選手や田中碧選手に続く世界に通用する日本代表を育てたい。また地域の方に愛されるスポーツの拠点にしたい」と挨拶した。

写真=観客席やミストも備えた人工芝サーカーグラウンド

Frontaunikuta004同浄水場は、以前は水道水と工業用水の浄水場だったが水道事業の再構築計画により水道用の浄水場は2015年度で廃止、2016年から工業用水専門の施設となった。これに先立ち、市上下水道局は2012年から土地の有効利用を検討、スポーツ広場、災害時の一時避難場所などとして利用する基本計画や整備計画をまとめた。その後、有効利用を図る事業者をプロポーザル方式で公募した結果、川崎フロンターレに決まり、2019年10月に協定を締結した。
利用できる浄水場跡地は48,000平方mで、このうち34,000平方mを2022年1月から20年間、フロンターレに年間6,000万円で貸し出し、フロンターレが約26億円をかけ2022年1月から整備を進めていた。
主な施設は、照明と体感温度を下げるミストを備えた人工芝のサッカーグランド2面があり、一方には約150席分の観客席を備え、試合前のアップ練習に使えるミニコートもある。サッカーグラウンドは主にアカデミー(下部組織)のアンダー12・15・18の活動拠点として利用するが、2面のうち1面はラクロス、ラグビー用にも使用でき、空いている時間は貸し出す。
Frontaunikuta006バスケットボール、バレーボール、フットサルなど複数の競技ができる47m×27mのアリーナ(写真右)、照明付きの屋内・屋外の人工芝テニスコート各3面に加え、壁面が鏡張りで体操、ヨガなどの教室としても利用できる大小のスタジオ2室、ミーティングルームがある。
クラブハウスには、育成世代の選手が使うシャワールームを備えた更衣室や筋トレの機械を備えたトレーニング室、練習後に食事ができる食堂がある。
アリーナは、川崎市を拠点とするバスケットBリーグ「川崎ブレイブサンダーズ」の下部アカデミーの練習場のほか、子ども向けバスケットボール教室として利用することが決まっているが、一般市民も有料で利用できる。
テニス場は民間テニススクールの(有)藤野企画が運営する。
運動施設のほか、テナントとして、スポーツに力を入れる保育園と学童保育施設、コインランドリーと8月開所予定で整形外科リハビリ施設が入る。
Frontaunikuta013保育園と学童保育「キッズ大陸 フロンタウン生田園」は学校法人三幸学園が運営、フロンターレが子どもにサッカーを教えるなどスポーツ教育に協力、交わした三幸学園の昼間一彦理事長とフロンターレの山田事業部長が「スポーツ教育を通じて子どもたちの可能性を引き出し成長を支える」と記したパートナー協定を交わした。
クラブハウスの食堂は(株)オリーブ&オリーブが業務委託を受け、国際宇宙ステーション滞在中の野口聡一宇宙飛行士の栄養管理などを行った経験を持つ公認スポーツ栄養士の港屋ますみさんがメイン管理栄養士として参画、育ち盛りの育成年代選手に適したメニューを考案して提供する。また、保育園・学童の給食やおやつも担当するほか、4月4日から地域の人向けに総菜や弁当などを提供するフロムキッチンデリをオープンする。
川崎フロンターレは、これらの施設が入った場所を、アンカー・ジャパン(株)とネーミングライツ契約を行い「Anker フロンタウン生田」と名付け、アカデミーを除く運動施設などで年間65万人の利用を想定している。 
Frontaunikuta010敷地内の駐車場の一部に川崎ブレイブサンダースがジュニア用のバスケットゴールを設置した。このゴールは、同クラブがSDGsプロジェクトの一環として2021−2022シーズンから始めたチームのアシスト数によって算出する金額を川崎市内の子どもたちのバスケット振興に活用する「&ONE ASSIST」で作られたもの。同クラブはB1リーグ最多の1,353アシストを記録し、1アシストにつき1,000円を積み立て、市内の保育施設・幼稚園へのゴール寄贈費を除いた1,113,000円で設置した。この日は川崎ブレイブサンダースのマスコット「ロウル」からパスを受けた川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」がシュートしてゴールを決めるパフォーマンスも行われた。
Frontaunikuta009このほか浄水場跡地には、市上下水道局が子どもやお年寄りが運動できる健康遊具などを設置、防災対応のため手押しポンプの井戸やマンホールトイレなども配した約7,100平方mの生田ふれあい広場、高いバックネットを設置し少年野球や少年サッカーなどの球技のほか地域の人が気軽に利用できる生田多目的広場約7,800平方mを約7億8,800万円かけて整備した。ふれあい広場の利用は自由で無料。多目的広場は野球などの団体利用は予約が必要だ。
Frontaunikuta0013月24日には福田紀彦・川崎市長、吉田明宏川崎フロンターレ社長らが参加してオープンセレモニーを行い、25日9時30分〜13時にオープン記念のスポーツイベントを開催する。サッカー(申し込み制)、体操、ラグビー、ボクシング、バスケットボール、かけっこ、ウォーキング、トランポリン、ヨガのほか、ふわふわふろん太などのアトラクション、専修大学の吹奏楽、明治大学男子チアリーディングなどの演技の予定されている。雨天の場合は一部できないものもある。
施設の一般利用は4月1日8時から。
Anker フロンターレ生田の利用などはホームページ(こちら>)で。

 

 

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2023年1 月17日 (火曜日)

麻生区観光写真コンクールを開催:1月31日まで作品を募集

230117asaophoto麻生観光協会が麻生区観光写真コンクールを開催、1月31日まで「魅力いっぱい 麻生のまち」をテーマに麻生区の魅力を紹介した写真を募集している。今回は10回目を迎えたのに加え、区制40周年に合わせて第10回記念賞、和光大学賞などを新設するなどグレードアップを図った。協会では麻生区内で撮った写真なら、デジカメはもちろん、スマホでもOKで、 応募は郵送や窓口のほか、Eメールやスマホから簡単にできるとして、気軽に参加してと呼びかけている。

この写真コンクールは、麻生区の魅力を再発見するとともに、新たな観光スポットの発掘を目的に2009年に始まり、途中から隔年開催に変わったものの、麻生観光協会の事業として続けられてきた。川崎市内で豊かな田園風景が残る一方で、副都心として発展する同区には、区内外から多くのアマチュアカメラマンが訪れていることもあり、コンクールには多くの応募が寄せられた。
今回のコンクールは、「魅力いっぱい 麻生のまち」がテーマで、一般と子どもの部(中学生以下対象)に分かれ、住所、年齢、性別を問わずだれでも応募できる。
審査は2月17日に行われ、小関和弘・前和光大学表現学部教授、写真家の井田裕明さんらの審査員によって選考される。
賞は一般の部が最優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券10,000円相当、シグマ社製カメラSIGMA dp1 Quattro)、優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券5,000円相当)、入賞(賞状盾、副賞=商品券3,000円相当)、子どもの部が最優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券5,000円相当)、入賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券2,000円相当)。
表彰式は3月に行われる。
全応募作品を公式ホームページで展示するほか、区内各所で入賞作品を適宜展示する予定。
問い合わせ・応募は麻生区役所地域振興課内、麻生観光協会。
公式ホームページはこちら→

 

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2023年1 月 9日 (月曜日)

川崎市麻生区役所で七草粥の会 : 3年ぶりにふるさとの味1000食振る舞う

230107nanakusakayu-4コロナに負けず、元気で一年を過ごして——川崎市麻生区役所の広場で1月7日、「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、麻生区産の米や野菜で作った春の七草がゆが、家族連れや老人などに1000食分振る舞われ、訪れた人たちは手作りの温かいふるさとの味を楽しんでいた。

230107nanakusakayu-1七草粥の会は、麻生区文化協会(菅原敬子会長)が地域の食文化を多くの市民に味わってもらおうと2004年から麻生区役所と共催で毎年1月7日に開催しており、今回で19回目を数える同区の新年の風物詩だ。
2021年は新型コロナウイルス感染症のため初めて中止となり、2022年は「無病息災を祈る伝統行事なので、なんとか実施したい」と感染対策を取りながら例年の半分の500食を振る舞った。
230107nanakusakayu-3今回は3年ぶりに元通りの1000食を準備、昨年同様に感染対策のガイドラインを決め、密にならないよう時間を小まめに区切って整理券を配布、対面を避け、一方を向いて黙食するなどの対策を取り、持ち帰り用として200食分も初めて用意した。
午前10時30分の受け付け前に整理券を求めて並ぶ人の姿が見られた。訪れた人たちは、和服にかっぽう着姿の文化協会の女性らから七草がゆを受け取り、「春の香りが楽しめて、おいしい」などと話しながら味わっていた。
230107nanakusakayu-2かゆ作りに使われたのは、同区黒川の米と、会員が5日に黒川で摘んだセリやナズナ、片平産のカブや大根などで、前日に会員らが準備し、当日9時前から麻生市民館調理室でかゆを作り、早野聖地公園のボランティアが里山活動で作った炭で焼いたモチを入れた。
会場には、七草を植えた鉢を展示したほか、かゆができるまでの作業を写真パネルで展示した。
片平の獅子舞やおはやしも復活、
市民館入り口横の屋外ステージで「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ唱歌などを披露、羽根つきやカルタ取りも行われた。
主催者は「土曜日だったので全員そろって訪れる家族も多く、予想以上に持ち帰りが人気だった。伝統の味を多くの人に楽しんでもらえて良かった」と話していた。

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2022年10 月11日 (火曜日)

朝ドラ出演者が語る沖縄の物語と踊り : 10月15日に狛江市西河原公民館で

2022年9月30日で放映終了した連続テレビ小説「ちむどんどん」で踊られた琉球舞踊や沖縄の歌について「あまゆ店主」役で出演した俳優の藤木勇人さんをゲストに招いたイベント「沖縄の物語と踊り」が10月15日15時から狛江市西河原公民館3階多目的ホールで開かれる。

狛江市内で琉球舞踊などを教える「はいさい」が主催。
「ちゅらさん」「テンペスト」などにも出演した沖縄を代表とする藤木さんが第1部で「ちむどんどん報告会」と題し、ドラマに登場した琉球舞踊や歌について解説する。2部では志いさーの高座名を持つうちなー噺家の藤木さんが「沖縄落語」を演ずる。
オープニングには、はいさいを主宰する琉球舞踊家の宇夫方路さん、高山正樹さんらが地謡付きで三線などの生演奏で琉球舞踊を踊る。
入場は前売り2,500円、当日3,000円、大学生以下1,000円。開場は14時30分。
問い合わせは電話03-3489-2246はいさい。

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2022年8 月31日 (水曜日)

狛江市の多摩川で灯ろうまつり : 江戸後期からの夏の風物詩、約450基が河原を照らす

Tohro004狛江多摩川灯ろうまつり(多摩川灯ろうまつり実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が8月25日、多摩水道橋下流の狛江市側河川敷で3年ぶりに催され、訪れた家族連れなどが河川敷に並べられた約450基の灯ろうを見つめたり、カメラやスマホで写真やビデオを撮ったりしていた。

写真右=多摩川河川敷に並んだ灯ろう

灯ろうまつりは、狛江で江戸時代後期から狛江(市)仏教会が行っていたと伝わる「川施餓鬼」の行事を、世界平和と環境保全を願って2005年から同市内の6つの寺院関係者とボランティアの市民が実行委員会を結成して運営を行い、夏の風物詩として親しまれている。以前は屋形船に積んで川に流していたが、屋形船がなくなったため2018年から河川敷に並べてろうそくの火をともす現在の方式に変わり、名所も「灯ろうまつり」に変更した。
新型コロナウイルス感染症と水害による河川敷工事などの影響で2年間中断していたが、ことし復活。事前に寺などに申し込んだ数は例年より少ない315基だったが、会場の受け付けには灯ろうを申し込む人の列ができ、例年を上回る申し込みがあった。なかには「ふるさとに帰れないので、ここで供養したい」と話す人や、10人ほどのグループで申し込むフィリピンの人もあり、主催者を喜ばせた。また、申し込んだ人たちは、自分の灯ろうを探して記念写真を撮ったり、わが子と灯ろうを写真に撮る若い夫婦もいた。
会場では18時30分から約30分にわたって読経が行われ、法要会場のテント前には人々が静かに焼香して、故人の冥福を祈っていた。当初は7時終了の予定だったが、予想以上の人出でにぎわいをみせたため終了時間を約30分延長した。

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2022年7 月 8日 (金曜日)

川崎市麻生区でからむし講座を開催 : 地名の由来学び、糸作り体験

川崎市麻生区で7月10日と17日に「からむし講座」が麻生市民館で開かれる。区の地名に関連する植物の麻の一種「からむし=苧麻(ちょま)」について学び、糸づくりなどを体験するもので、現在参加者を募集している。

この講座は、縄文時代から区内に自生する苧麻から取り出した繊維を布にして利用するなど、人と自然の関わりを次世代につなげることを目的に、市民団体「里山フォーラムin麻生」と麻生区生涯学習支援課が、麻生区地域課題対応事業−麻生里地里山保全推進事業の一環として、これまで開催してきた。
同区内には古くから上麻生、下麻生の地名があり、1982年7月に多摩区から分区した際に「麻生(あさお)区」と名付けられた。
講座は、10日はおとな対象の「からむしボランティア研修」。植物としてのからむしについて学んだ後、柿生の里や早野で刈り取ったからむしから繊維を取り、糸作りや布作りを体験する。定員は10人。
17日は「親子で楽しむからむしワークショップ」。区名の由来などを学び、区役所敷地内の母子像前に植えられたからむしを使って繊維を取り出し、糸や紐でストラップなどを作る予定。定員は小学生以上の親子8組。
講座はいずれも午後2時から4時。参加費(材料代)100円、飲み物、タオル、ハサミ持参。
申し込みは参加希望日、名前、住所、電話番号、メールアドレスを記入の上、麻生市民館へ直接または電話、ホームページの申し込みフォーム、メール([email protected])で。
問い合わせは電話070-6426-6123里山フォーラムin麻生または044-951-1300麻生市民館。

 

 

 

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2022年7 月 1日 (金曜日)

狛江市役所で7月4・5日にえだまめ祭り : 特産品を安価で販売

狛江市役所庁舎前の市民ひろばで、7月4日と5日の午前9時からえだまめ祭り(狛江市都市農政推進協議会)が開かれ、通常より安価で枝豆を販売する。

 

同市は枝豆の栽培に適した土に恵まれ、市内の大半の農家が作付けしており味の良さも定評で、都内の料理屋に直接納入する農家もあるほどの人気農産物となっている。
まつりは、特産品を知ってもらおう1999年に始まった。コロナ禍の2020年と2021年は密を避けるため事前にチケットを購入するなど通常とは異なる販売だったが、今回は3年前と同様の方法になった。
当日は、枝豆のほか、いまが旬のジャガイモとタマネギの販売も行う。売り切れ次第終了する。
問い合わせは電話03(3488)3435JAマインスショップ狛江支店経済課。

 

 

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2022年4 月 7日 (木曜日)

Jリーグ 川崎フロンターレがセレッソ大阪に1対4で大敗: ホーム無敗記録25でストップ、J新記録ならず

220402fron001Jリーグ第6節の9試合が4月1、2日に行われ、川崎フロンターレは2日に川崎市中原区の等々力競技場でセレッソ大阪と対戦した。試合は、川崎Fが前半に3失点、後半も失点し、1対4で敗れた。川崎Fがリーグ戦のホームでの敗戦は2020年11月3日(第26節)以来1年5カ月ぶり。同年11月18日から続いていたホーム無敗記録はJリーグ記録タイの25でストップ、新記録はならなかった。

写真(撮影 : いずれも桑山輝明)=86分、川崎FのFWマルシーニョ(#23)のゴール

220402fron003代表戦を挟んで約2週間ぶりに行われたこの試合は、川崎Fにとっては記録がかかるだけに負けられないところだ。
試合は立ち上がりは互角の闘いだったが、13分に川崎FのDF谷口彰悟(#5)のミスからボールを奪ったC大阪がカウンター攻撃を仕掛けてMF乾貴士(#8)が先制した(写真左)。
川崎Fは相手のプレスに阻まれ攻撃できないうちに、28分に再び乾に追加点を奪われた。さらに36分にもC大阪のFW山田寛人(#34)にゴールを奪われ、前半を0対3で折り返した。
220402fron002流れを変えたい川崎Fはハーフタイムに一気に選手を4人代えて攻勢に転じたが、フィニッシュが決まらず、68分にはFW山田にも2本目となるゴールを決められた。川崎Fはその後もピンチを迎えたが、GKチョン ソンリョン(#1)のセーブで失点を免れた。
川崎Fは65分にFW家長昭博(#41)に代わって入ったFW小林悠(#11)が、終了間際の86分にペナルティーエリアでFWマルシーニョ(#23)へヒールパス(写真右下)、マルシーニョがゴールを決めて一矢報いた。しかし反撃もここまで、久し振りの大量失点で敗れた。
川崎Fの次のホームゲームは、4月9日19時から柏レイソルと対戦する。

 

 

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2022年3 月14日 (月曜日)

Jリーグ第4節 川崎フロンターレが名古屋グランパスに1対0で勝利:ホーム25試合無敗のJリーグタイ記録

220312forn001Jリーグ第4節が3月11〜13日に行われた。川崎フロンターレは12日にホームの中原区等々力競技場で名古屋グランパスと対戦、25分にMFチャナティップ(#18)のスルーパスに反応したFWマルシーニョ(#23)の今季初ゴールを守り切り1対0で勝利した。チームは、2020年11月18日第30節の横浜F・マリノス戦以来、22勝3分でホーム25試合連続無敗のJリーグタイ記録を達成した。

写真(撮影 : いずれも山本真人)=25分、先制ゴールを喜ぶ川崎イレブン

220312forn002試合は、名古屋が立ち上がり直後にペナルティーエリア手前でフリーキックを得るなど押し気味だったが、次第に川崎Fがボールを支配する時間が長くなり、25分にマルシーニョが相手ゴールキーパーをかわして先制ゴールを決めた(写真右上)。川崎Fはその後も何度か追加点のチャンスを作ったが相手の好守などでフィニッシュに至らず、1対0で折り返した。
220312forn003名古屋はハーフタイムで選手を変えずにポジションを入れ替えるなどして攻勢を強めた。一方、追加点がほしい川崎Fは早めに選手交代のカードを切り、60分には前半にカードをもらったチャナテップ、FWレアンドロ ダミアン(#9)を下げ、MF小塚和季(#17)、知念慶(#20)を投入、73分には脇坂泰斗(#14)、マルシーニョを下げ、FW遠野大弥(#19)、FW宮城点(#24)と早めに選手を交代した。しかし、名古屋の固い守備を崩せず好守が入れ替わる緊迫した時間が続き、追加点は奪えなかったものの、川崎FのMF橘田健人(#8)が相手のボールを奪って攻撃の芽を摘み取り(写真左)、キャプテンのDF谷口彰悟(#5)やGKチ220312forn004ョン ソンリョンの確かな守備など見応えのある緊迫した時間が続いた(写真左下)
名古屋は試合終了間際から3分のアディショナルタイムまで何度も同点のチャンスを作り出したが、川崎Fの堅守を崩せなかった。
チャナティップのアシストは移籍後初だが、イエローカードを受けたため次節は累積警告で出場できない。
川崎Fの次のホームゲームは4月2日15時からセレッソ大阪と対戦する。

 

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2022年3 月 5日 (土曜日)

Jリーグ・第10節 川崎フロンターレが浦和レッズに逆転勝ち:SUPER CUPのリベンジ果たす

220302fron-5Jリーグ第10節の2試合が3月2日に行われた。川崎フロンターレは浦和レッズと対戦、33分に浦和に先制されたが、62分と64分にたて続けにゴールを決め2対1で逆転勝利した。3勝1敗で、暫定ながら早くも首位に立った。

写真(撮影 : いずれも桑山輝明)=逆転ゴールに喜ぶdf山根視来(#13 左)とアシストしたMF脇坂泰斗(#14)

220302fron-1試合はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場するために前倒しとなったもの。両チームは開幕前の2月12日にFUJI FILM SUPER CUPで対戦、川崎Fは0対2で敗けている。今シーズンの目標であるリーグ3連覇を成し遂げるためにも、同じチームに負けられない一戦。一方の浦和は、FUJI FILM SUPER CUPで優勝したものの、リーグ戦3試合を1分2敗と未勝利で、連敗は避けたいところだ。
試合は、立ち上がりから両チームが先制点を奪おうと相手陣内に攻めこみ激しくぶつかりあうが、次第に浦和の勢いが増した。25分に川崎FのDF登里享平(#2)が足を痛めて退場、MF塚川孝輝(#3)が急きょ本来のポジションと異なる左サイドバックで投入された。その後、コーナーキックのチャンスに浦和のDF岩波拓也(#4)がヘディングでゴールを決めて先制(写真左上)、川崎Fは相手の好守を崩せず、前半を0対1で折り返した。
220302fron-2後半、川崎Fは浦和陣内に攻め入る時間が増え、62分のコーナーキックでMF脇坂泰斗(#14)のクロスをFW家長昭博(#41)がヘディングで決めて同点(写真右)とした。さらぶ、2分後の64分にペナルティーエリアに入った脇坂が見事なターンで 220302fron-3相手をかわして出したパスをDF山根視来(#13)がダイレクトで決めて追加点を奪った。
これに対し浦和は猛反撃に転じ、再三のチャンスを作り出したものの、川崎FのGKチョン ソンリョン(#1)のビッグセーブ(写真左下)に加え全員が体を張った守備でゴールマウスを守り切った。
次回の等々力陸上球技場のホームゲームは3月12日(第4節)17時から名古屋クランパスと対戦する。

 

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