2023年1 月17日 (火曜日)

麻生区観光写真コンクールを開催:1月31日まで作品を募集

230117asaophoto麻生観光協会が麻生区観光写真コンクールを開催、1月31日まで「魅力いっぱい 麻生のまち」をテーマに麻生区の魅力を紹介した写真を募集している。今回は10回目を迎えたのに加え、区制40周年に合わせて第10回記念賞、和光大学賞などを新設するなどグレードアップを図った。協会では麻生区内で撮った写真なら、デジカメはもちろん、スマホでもOKで、 応募は郵送や窓口のほか、Eメールやスマホから簡単にできるとして、気軽に参加してと呼びかけている。

この写真コンクールは、麻生区の魅力を再発見するとともに、新たな観光スポットの発掘を目的に2009年に始まり、途中から隔年開催に変わったものの、麻生観光協会の事業として続けられてきた。川崎市内で豊かな田園風景が残る一方で、副都心として発展する同区には、区内外から多くのアマチュアカメラマンが訪れていることもあり、コンクールには多くの応募が寄せられた。
今回のコンクールは、「魅力いっぱい 麻生のまち」がテーマで、一般と子どもの部(中学生以下対象)に分かれ、住所、年齢、性別を問わずだれでも応募できる。
審査は2月17日に行われ、小関和弘・前和光大学表現学部教授、写真家の井田裕明さんらの審査員によって選考される。
賞は一般の部が最優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券10,000円相当、シグマ社製カメラSIGMA dp1 Quattro)、優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券5,000円相当)、入賞(賞状盾、副賞=商品券3,000円相当)、子どもの部が最優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券5,000円相当)、入賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券2,000円相当)。
表彰式は3月に行われる。
全応募作品を公式ホームページで展示するほか、区内各所で入賞作品を適宜展示する予定。
問い合わせ・応募は麻生区役所地域振興課内、麻生観光協会。
公式ホームページはこちら→

 

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2023年1 月 9日 (月曜日)

川崎市麻生区役所で七草粥の会 : 3年ぶりにふるさとの味1000食振る舞う

230107nanakusakayu-4コロナに負けず、元気で一年を過ごして——川崎市麻生区役所の広場で1月7日、「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、麻生区産の米や野菜で作った春の七草がゆが、家族連れや老人などに1000食分振る舞われ、訪れた人たちは手作りの温かいふるさとの味を楽しんでいた。

230107nanakusakayu-1七草粥の会は、麻生区文化協会(菅原敬子会長)が地域の食文化を多くの市民に味わってもらおうと2004年から麻生区役所と共催で毎年1月7日に開催しており、今回で19回目を数える同区の新年の風物詩だ。
2021年は新型コロナウイルス感染症のため初めて中止となり、2022年は「無病息災を祈る伝統行事なので、なんとか実施したい」と感染対策を取りながら例年の半分の500食を振る舞った。
230107nanakusakayu-3今回は3年ぶりに元通りの1000食を準備、昨年同様に感染対策のガイドラインを決め、密にならないよう時間を小まめに区切って整理券を配布、対面を避け、一方を向いて黙食するなどの対策を取り、持ち帰り用として200食分も初めて用意した。
午前10時30分の受け付け前に整理券を求めて並ぶ人の姿が見られた。訪れた人たちは、和服にかっぽう着姿の文化協会の女性らから七草がゆを受け取り、「春の香りが楽しめて、おいしい」などと話しながら味わっていた。
230107nanakusakayu-2かゆ作りに使われたのは、同区黒川の米と、会員が5日に黒川で摘んだセリやナズナ、片平産のカブや大根などで、前日に会員らが準備し、当日9時前から麻生市民館調理室でかゆを作り、早野聖地公園のボランティアが里山活動で作った炭で焼いたモチを入れた。
会場には、七草を植えた鉢を展示したほか、かゆができるまでの作業を写真パネルで展示した。
片平の獅子舞やおはやしも復活、
市民館入り口横の屋外ステージで「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ唱歌などを披露、羽根つきやカルタ取りも行われた。
主催者は「土曜日だったので全員そろって訪れる家族も多く、予想以上に持ち帰りが人気だった。伝統の味を多くの人に楽しんでもらえて良かった」と話していた。

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2022年7 月 8日 (金曜日)

川崎市麻生区でからむし講座を開催 : 地名の由来学び、糸作り体験

川崎市麻生区で7月10日と17日に「からむし講座」が麻生市民館で開かれる。区の地名に関連する植物の麻の一種「からむし=苧麻(ちょま)」について学び、糸づくりなどを体験するもので、現在参加者を募集している。

この講座は、縄文時代から区内に自生する苧麻から取り出した繊維を布にして利用するなど、人と自然の関わりを次世代につなげることを目的に、市民団体「里山フォーラムin麻生」と麻生区生涯学習支援課が、麻生区地域課題対応事業−麻生里地里山保全推進事業の一環として、これまで開催してきた。
同区内には古くから上麻生、下麻生の地名があり、1982年7月に多摩区から分区した際に「麻生(あさお)区」と名付けられた。
講座は、10日はおとな対象の「からむしボランティア研修」。植物としてのからむしについて学んだ後、柿生の里や早野で刈り取ったからむしから繊維を取り、糸作りや布作りを体験する。定員は10人。
17日は「親子で楽しむからむしワークショップ」。区名の由来などを学び、区役所敷地内の母子像前に植えられたからむしを使って繊維を取り出し、糸や紐でストラップなどを作る予定。定員は小学生以上の親子8組。
講座はいずれも午後2時から4時。参加費(材料代)100円、飲み物、タオル、ハサミ持参。
申し込みは参加希望日、名前、住所、電話番号、メールアドレスを記入の上、麻生市民館へ直接または電話、ホームページの申し込みフォーム、メール([email protected])で。
問い合わせは電話070-6426-6123里山フォーラムin麻生または044-951-1300麻生市民館。

 

 

 

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2022年3 月11日 (金曜日)

桐光学園高校の板戸耀央さんに春の甲子園で国歌独唱の大役:学生音コン声楽の部で優勝

220311itado003川崎市麻生区栗木の桐光学園高等学校3年生の板戸耀央さん(いたど・あきひろ・18歳)=神奈川県大和市=が3月18日に開幕する第94回選抜高等学校野球大会(日本高等学校野球連盟、毎日新聞社主催)の開会式で国歌を独唱する。板戸さんは同校合唱部に所属し、2021年12月に横浜市で催された第75回全日本学生音楽コンクール(学生音コン)(毎日新聞社主催)の声楽部門高校の部で優勝し、この大役を射止めた。3月11日に同校で開かれた記者会見で板戸さんは「『うれしい』という言葉で表現できないほど喜びと重みを感じています。当日は今まで支えてくれた人への感謝の気持ちと、出場する選手たちへの応援の気持ちをこめて歌いたい」と意欲をみせている。選抜大会の国歌独唱は、このところ全日本選手権学生音楽コンクール声楽部門高校の部の優勝者が担当している。

写真=板戸さん

板戸さんは、ピアノ教師をしている母の影響で、幼い頃から歌とピアノに親しんだ。4歳上の兄が桐光学園へ進んだ縁で中等部へ入学。板戸さんの素質を見抜いた合唱部顧問の上田武夫教諭に誘われて同部へ入った。パートはバリトンで、先輩の声に魅せられて歌う楽しさを覚えて中学3年頃から声楽家を志した。高校に進んでからは、東京藝術大学出身でウィーンに留学、声楽指導者としても活躍している上田教諭の指導を受けてきた。学生音コンは2年生に続いて2回目の出場で最高の栄冠を獲得した。板戸さんは出演順が最後で、歌い終わってすぐに成績発表があり緊張感が残っていたため、すぐには優勝の喜びを感じなかったと振り返っている。
また、高校野球開会式について「当日に向けて練習を重ねています。すごく広い会場で歌うことを思うと、緊張して倒れたら大変だと心配ですが、本番には強いので、歌い始めれば大丈夫です。まず自分が楽しめるように歌いたい」と話している。
東京藝術大学音楽学部に入学が決まっており、今後はこの経験に恥じない歌手になりたいという。現在の好きな曲は、いずれもモーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」。
会見に同席した上田教諭は「本校は普通科なので、音大を目指す生徒たちには舞台経験を積むために多くのコンクールへ積極的に出場するように勧めています。近年は、本校から音大へ進む生徒が増え、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの依田真宣さんら音楽界で活躍するOBも増えています」と話している。

 

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2022年1 月 7日 (金曜日)

川崎市麻生区で七草がゆの会:残雪の中、約400人がふるさと麻生の味に舌鼓

Nanakusa002川崎市麻生区役所広場で1月7日、「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、麻生区産の米や野菜で作った春の七草がゆが家族連れやお年寄りなど約400人に振る舞われた。前日の雪が残る中を訪れた人たちは手作りの温かい「ふるさとの味」を楽しんでいた。

写真=粥を味わう人

Nanakusa005七草粥の会は、麻生区文化協会(菅原敬子会長)が地域の食文化を多くの市民に味わってもらおうと2004年から麻生区役所と共催で毎年1月7日に開催しており、今回で18回目を数える同区の新年の風物詩だ。昨年は新型コロナウイルス感染症のため初めて中止となったが、ことしは「無病息災を祈る伝統行事なので、ぜひ実施したい」と昨年秋に関係者間で協議。三密を避けるため、例年の半分の500食に減らし、時間を小まめに区切って整理券を配布、対面を避け、一方を向いて黙食するなどといった感染対策のガイドラインを決めて、準備を進めてきた。

Nanakusa001会場となった区役所と麻生市民館の間の広場は、前日午後から降った雪が数センチ積もったが、区職員やボランティアらが7時30分頃から雪かきをして間に合わせた。
同区は坂が多いこともあり、例年より客足が遅かったが、午前10時30分の受け付け前には整理券を求めて並ぶ人の姿が見られた。訪れた人たちは、和服にかっぽう着姿の文化協会の女性らがよそった七草がゆを受け取り、「春の香りが楽しめて、おいしい」などと話しながら味わっていた。
かゆ作りに使われたのは、同区黒川の米と、会員が5日に古沢でつんだセリやナズナ、片平産のカブや大根などで、前日に会員らが準備をし、当日午前9時前から麻生市民館調理室でかゆを作り、早野聖地公園のボランティアが里山活動で作った炭で焼いたモチを入れた。
Nanakusa003会場には、七草を植えた鉢を展示したほか、かゆができるまでの作業の写真をパネルで展示した。
また、市民館入り口横の屋外ステージで、「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ唱歌などを披露、羽根つきやカルタ取りも行われた。
主催者は「雪の影響もあったが、ゆったりと伝統の味を楽しんでもらえて良かった」と話していた。

 

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2021年12 月22日 (水曜日)

川崎市麻生区が桐光学園へ応援の檄布 : 全国大会出場のサッカー部・男子バスケ部

211220tokogekifu001川崎市の三瓶清美麻生区長らが12月20日、第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会と第100回全国高等学校サッカー選手権大会に神奈川県代表として出場する同区栗木の桐光学園高等学校を訪問、スポーツパートナーの川崎ブレイブサンダース、川崎フロンターレの選手と福田紀彦市長や同区職員、区民が寄せ書きした応援用の檄布(げきふ)を両部のキャプテンに手渡して、大会での活躍を祈った。

写真=檄布をもつ左から小塚良雄理事長、サッカー部・鈴木勝大監督、山市秀翔キャプテン、三瓶清美麻生区長、バスケット部・山市秀翔キャプテン、髙橋正幸監督、中野浩校長

全国大会に出場する選手たちを地元ぐるみで励まそうと行われたもので、三瓶区長と同区職員3人が同高を訪れた。
同区では同高の男子バスケットボール部とサッカー部の全国大会出場が決まってから、「桐光学園バスケット部(サッカー部) めざせ頂点!  川崎市麻生区民の願いを込めて」の文字を入れた縦90cm、横135cmの応援幕を区で準備、福田市長や副市長らに「目指せ頂点!!」などのメッセージをもらった。今回は、プロ選手からもメッセージをもらおうと初めて両チームの事務所に依頼したところ快諾を得、ほとんどの選手から応援の言葉を書いてもらった。「仲間を信じて頑張れ」という三瓶区長の言葉をはじめ区の職員も応援の言葉を書き込んだ後、12月13日から17日まで区役所2階ロビーに置き、区民からのメッセージも集めた。
この日、視聴覚室で行われた壮行会を兼ねたセレモニーには両部の選手や小塚良雄理事長らが出席、中野浩校長が各部の神奈川県大会の成績や監督を紹介した。
バスケットボール部(髙橋正幸監督、部員29人)は、1回戦はアレセイア湘南高等学校に70-65、準決勝は神奈川県立上溝南高等学校に79-60、決勝は湘南工科大学附属高等学校に85-74で勝利し、2年連続7回目のウインターカップを果たした。昨年は部員から新型コロナウイルス陽性者が出たため、出場を辞退しており、その悔しさをバネに今年の県大会を勝ち進み、2年分の思いをコートにぶつける。過去最高の成績は2012・2016・2018年のベスト8。
211220tokogekifu003サッカー部(鈴木勝大監督、部員52人)は、2回戦からの参戦で横浜隼人高等学校に3-0、3回戦は星槎国際高等学校湘南に4-0、準々決勝は川崎市立橘高等学校に2-1、準決勝は東海大学付属相模高等学校に1-0、決勝は相洋高等学校に2-0で勝利し、2018年以来3年ぶり12回目の出場を果たし、記念すべき100回大会の制覇を目指す。2019年に高校総体(インターハイ)で初優勝したが、選手権大会では1975年の準優勝が最高だ。
三瓶区長は「両チームとも、出場は厳しい練習のたまもので改めて敬意を表すとともに、学校や家庭の支援の成果だと思う。麻生区はスポーツの街を掲げてまちづくりに取り組んでおり、スポーツを通じて街に愛着と誇りを持ち、活性化につなげたい。桐光学園の実績はすばらしい財産になっています。皆さんは麻生区、川崎市、神奈川県の代表として正々堂々とこれまで練習してきた力を全て出し切って優勝を目指してほしい。特にバスケットボールは昨年の思いをぶつけてほしい。私も決勝まですべてスケジュールを組んで応援に行ける体制を調え、決勝まで応援しますので、ぜひ頑張ってください」とエールを送った。
その後、サッカー部の山市秀翔キャプテン(3年)は「大会では夢や勇気を与えられるようにしたい。記念大会で全国制覇して優勝旗を持ち帰り、桐光の歴史を変えたい」と意気込みを語った。
211220tokogekifu002バスケット部の前田健冴キャプテン(3年)は「チームの特徴である堅守を志し、昨年の悔しい思いがあるのでチーム最高成績のベスト8を目指します。神奈川県を代表してサッカー部とともに桐光学園を盛り上げていけるよう頑張るので応援をよろしくお願いします」と挨拶した。
最後に小塚理事長が「伝統の檄布ありがとうございます。私の記憶でサッカーとバスケが同時に代表となるのは初めて。コロナ渦で悶々としている2年目でこのような形で空気を変える力になれると思います。麻生区・市・神奈川県から支援していただけるのはうれしい。サッカー部からは100回という記念すべき大会に優勝するという強い意志を感じ取りました。バスケ部は、昨年、新型コロナウイルスの陽性者が出て気持ちの整理するのが大変だったと思いますが、先輩の悔しい思いをぶつける機会を得たことをパワーにして頑張ってほしいと思います。檄布のプレゼントが後輩にも伝達できるよう、良い結果と今後の歴史を作ってくれるよう願っています」とお礼とともに選手たちを激励した。
バスケットの初戦は12月24日17時20分から東京都渋谷区の東京体育館で大阪代表の大阪桐蔭高等学校と対戦、前田キャプテンは「相手に合わせるのではなく、どれだけ自分たちのプレーができるかという気持ちが大切」と意気込んでいた。
サッカーは12月29日12時5分から川崎市中原区の等々力競技場で沖縄代表の県立西原高校と対戦、山市キャプテンは「ひとつひとつのプレーに気持ちを入れて表現し見ている人にも伝わるプレーで先輩ができなかったことをなしとげたい」と抱負を語った。

 

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2021年12 月 9日 (木曜日)

川崎市の麻生区地域功労賞 : 地道な地域活動に光、自主防災や文化に貢献の1氏1団体を表彰

Asaotiikikourosyo-1628川崎市麻生区で地域のために尽くした人に贈られる麻生区地域功労賞の表彰式が11月29日麻生区役所で開かれた。13回目のことしは、個人の部は王禅寺東の樋口誠さん(80)、団体の部は麻生台団地自主防災会が表彰された。

写真=(左から)宮野敏男麻生区町会連合会会長、森博男麻生台団地自主防災会副部長、樋口誠さん、三瓶清美麻生区長

Asaotiikikourosyo-1580個人の部の樋口さんは2007年から新百合ヶ丘自治会長と同会の自主防災組織本部長を務める傍ら、町会・自治会の連絡組織の麻生区町会連合会、麻生区自主防災組織連絡協議会などで要職を歴任し地域の安全・安心のまちづくりに尽力した。また、川崎アートセンター運営委員会、あさお芸術のまちコンサート推進委員会など文化・芸術・教育面でも活躍、幅広い分野で地域の発展に尽力・貢献したことが評価された。
Asaotiikikourosyo-1592団体の部の麻生台団地自主防災会(下麻生)は、毎月第2・4金曜日の夜、人通りが少なくなる20時〜21時ごろに、防災会メンバーが2グループに分かれて昔ながらの拍子木を使った夜回りパトロールを続けており、各棟の住民の安心感、連帯感を育んでいる。これが功を奏し、巡回を始めてから団地内で夜間の火災は起きず、放火などの犯罪抑止にも役立ったことが受賞につながった。
表彰式には、同賞選考委員会委員長の三瓶清美麻生区長、同副委員長の宮野敏男麻生区町会連合会会長ら推薦した町会・自治会関係者が出席、三瓶区長から樋口さんと森博男麻生団地自主防災会副部長に表彰状が手渡された。
樋口さんは「定年退職後にまだエネルギーがあって地域に役立つことをしたいと思っていた時、自治会でこれまでやっていなかった防災組織の研究会が立ち上がってのをきっかけに参加して、あっという間に20年経ちました。賞をいただけたことは出来過ぎです。今後は若い人のバックアップをしていきたい」と喜んでいた。
森さんは「夜回りは前からやっていたが、2011年の東日本大震災以降は、自治会で防災意識が高まりきちんと取り組むことになりました。以前はみんなで団地全体を回っていましたが、時間がかかるので、今はエリアを分けて2グループで雨や雪の時も休まず回っています。メンバーは10数人ですが、アップダウンがある団地内を回るので、健康維持にもつながっています」と話した。
同賞は同区が2008年度に制定し、区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または団体に対して区が光を当てて功績を称えるもの。町会、自治会などから候補者を募集して町会連合会、区社会福祉協議会の役員などで構成する選考会で受賞者を選んでおり、今回を含め39個人・17団体が受賞している。多くの区民に賞を知ってもらおうと2018年までは、区民まつり当日に特設ステージで表彰式を行っていたが、2019年は台風、2020年、2021年は新型コロナ感染症拡大予防のためにまつりが中止となり区役所での表彰となった。三瓶区長は「新型コロナが落ち着いたら、大勢の方に披露できるよう、以前のように区民まつりで表彰式を行いたい」と語った。

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2021年9 月 9日 (木曜日)

川崎市麻生区で10月2日に禅寺丸柿の柿もぎ体験会 : 親子の参加者を募集

川崎市麻生区と麻生観光協会が、同区黒川で区の特産品の禅寺丸柿のもぎ取りと芋掘り体験会を開催、小学生とその保護者と対象に参加者を募集している。
禅寺丸柿は約800年前に同区王禅寺の山中で見つかり、「柿生」の地名のもとになったと伝わり、区の木にもなっている。

同区では、2012年に区の木に制定した禅寺丸柿に親しんでもらおうと毎年、禅寺丸柿の収穫期に柿生禅寺丸柿保存会の協力で、「ばっぱさみ」と呼ばれる先端が割れた長い竹の道具を使った昔ながらの柿もぎの体験会を開催している。
ことしは10月2日(荒天の場合中止)10時〜12時に黒川地区で柿もぎ、黒川東営農団地で芋掘りを行う。集合場所は小田急線黒川駅北口、定員は小学生(2人まで可)と保護者のペアで合計30人。応募多数の場合は抽選となる。参加費は1人600円(イモ3株と保険代)。当日は三密を避けるため、当選者だけが参加できる。また、柿の生育状況と新型コロナウイルス感染症の状況により中止する場合がある。
申し込みは、往復はがきに「禅寺丸柿の柿もぎと芋掘り体験」と書き、参加する小学生(2人まで)と保護者の住所、氏名、年齢、電話番号を明記し〒215-8570 川崎市麻生区万福寺1-5-1 麻生区役所地域振興課へ9月17日(消印有効)までに郵送する。
問い合わせは電話044-965-5113麻生区役所地域振興課。

 

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2021年1 月27日 (水曜日)

1月28日の川崎市麻生区の麻生不動のダルマ市がコロナ禍で中止 : 火伏せのお札は授与

川崎市麻生区下麻生の麻生不動で例年1月28日に行われる「ダルマ市」は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が発出されているため、ことしは中止となり、ダルマ屋や露店の出店はない。ただし、火伏せのお札は授与する。「ダルマ市」の中止は初めて。

同不動尊は「火伏せ不動」として知られており例年この日に火伏のお札などを授与している。
明治末から下麻生や隣接する町田市鶴川地区の人たちを中心にダルマの販売や農具の販売が始まり、現在は境内や沿道にダルマ屋を植木や飲食など数百店の露店が並び「ダルマ市」として知られ、多くの人が訪れる麻生区の名物行事となっている。
麻生不動を管理する王禅寺によると、露店は出ないが、境内では8時頃から17時頃まで、火伏せ不動の「お札」の受け付けは行う。
問い合わせは電話044-966-5135(麻生不動院)王禅寺。

 

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2020年8 月31日 (月曜日)

川崎市麻生区で禅寺丸柿の柿もぎ体験会 : 親子の参加者を募集

川崎市麻生区と麻生観光協会が、同区黒川で禅寺丸柿のもぎ取りと芋掘り体験会を開催、小学生とその保護者と対象に参加者を募集している。
禅寺丸柿は約800年前に同区王禅寺の山中で見つかり、「柿生」の地名のもとになったと伝わる同区の特産品で、区の木にもなっている。

同区では、2012年に区の木に制定した禅寺丸柿に親しんでもらおうと毎年、禅寺丸柿の収穫期に柿生禅寺丸柿保存会の協力で、「ばっぱさみ」と呼ばれる先端が割れた長い竹の道具を使った昔ながらの柿もぎの体験会を開催している。
ことしは10月3日(荒天の場合中止)10時〜12時に黒川地区で柿もぎ、黒川東営農団地で芋掘りを行う。集合場所は小田急線黒川駅北口、定員は小学生(2人まで可)と保護者のペアで合計30人。応募多数の場合は抽選となる。参加費は1人600円(イモ3株と保険代)。当日は三密を避けるため、当選者だけが参加できる。また、柿の生育状況と新型コロナウイルス感染症の状況により中止する場合がある。
申し込みは、往復はがきに「禅寺丸柿の柿もぎと芋掘り体験」と書き、参加する小学生(2人まで)と保護者の住所、氏名、年齢、電話番号を明記し〒215-8570 川崎市麻生区万福寺1-5-1 麻生区役所地域振興課へ9月16日(消印有効)までに郵送する。
問い合わせは電話044-965-5113麻生区役所地域振興課。

 

 

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