2024年6 月 6日 (木曜日)

麻生区の「推し!」描いた絵画を募集:好きなところやお気に入りの場所や食べ物などを

川崎市市制100周年記念事業として、麻生区の「推し!」を描いた絵画作品を麻生区役所と新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアムが募集している。

地域への愛着を深めるきっかけにしてもらうのが目的。募集するのは、麻生区の好きなところやお気に入りの場所、食べ物などを描いた絵画作品。
対象は区内在住・在学・在勤者と麻生区ゆかりの人。
作品サイズは、用紙の場合はA3判以下、データの場合はjpeg形式で長辺2866×短辺2024ピクセル以上でデータサイズが8MB以下。生成AIなどで制作した作品は不可。
応募方法はエントリーシートと作品を区役所企画課(〒215-8570麻生区万福寺1-5-1)に持参または郵送、または応募フォーム(https://inspire-hub-shinyuri.com/kawasaki100/12299.html)から提出。応募締切は7月31日17時。
作品の中から麻生区長賞、麻生区町会連合会賞などを選出し、10月12日のあさお区民まつりプレイベントで表彰式を行う。
応募作品はホームページと、10月1日〜13日に新百合ヶ丘駅周辺などで展示する予定。
問い合わせは電話044-965-5117麻生区まちづくり推進部企画課、[email protected]新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム市制100周年担当。

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2024年6 月 1日 (土曜日)

防災をテーマに講座とワークショップ:「こども防災塾」の参加者募集

川崎市内在住・在学の小学4〜6年生と保護者を対象にした防災講座「こども防災塾」が、夏休み期間中に市内3カ所で開催され、6月3日〜28日に参加者を募集する。

講師による防災講座と、ホームセンターや企業が協力してワークショップを行う。
日程と内容、会場は次の通り
◇7月27日午前9時30分〜11時30分「防災グッズを作って『フェーズフリー』を考えよう」(市役所本庁舎)
◇8月3日午前9時30分〜11時30分「身の回りのハザードを調べて『マイハザードマップ』を作ろう」(麻生区役所)午前
◇8月4日午後1時〜3時「地球温暖化と必要な防災グッズを作ってみよう」(中原市民館)。
定員は各回25組で、応募多数の場合は抽選。参加は無料。
募集期間は6月3日〜28日でホームページ(https://www.city.kawasaki.jp/601/page/0000165747.html)内フォームから申し込む。
問い合わせは電話044-200-2894川崎市危機管理本部危機管理部。

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2024年1 月27日 (土曜日)

川崎フロンターレが新体制を発表:ニューフェイス9人が参加、ACL制覇や複数タイトルに意欲

Frontalesintaisei-8川崎フロンターレは1月20日、川崎市麻生区の昭和音楽大学で2024年の新体制発表会見を開き、チーム方針や新加入選手9人、背番号、新ユニフォームなどを発表した。鬼木達監督は1203人の観客を前にリーグ奪還とACL(アジアチャンピオンズリーグ)制覇、複数タイトルの奪取を誓った。

写真=新入団選手らがサポーターとともに記念撮影

Frontalesintaisei-5会見には吉田明宏社長、竹内弘明強化本部長、鬼木監督のほか、新入団選手9人が参加した。入団したのは新卒のFW神田奏真(かんだ・そうま、18歳、静岡学園高等学校)、フロンターレアカデミーから昇格したMF由井航太(ゆい・こうた、18歳、#34、川崎フロンターレU18)、アカデミーを経て大学卒業後にフロンターレに戻ったMF山内日向汰(やまうち・ひなた、22歳、#26、桐蔭横浜大学)。移籍組はACLの経験があるDF三浦颯太(みうら・そうた、#13、ヴァンフォーレ甲府)、MF山本悠樹(やまもと・ゆうき、26歳、#77、ガンバ大阪)とベテランDF丸山祐市(まるやま・ゆういち、34歳、#35、名古屋グランパス)、ブラジル人のMFパトリッキ ヴェロン(19歳、#28、バイーア〈ブラジル〉)、FWエリソン(24歳、#9、サンパウロFC〈ブラジル〉)、MFゼ・ヒカルド(24歳、#6、ゴイアス〈ブラジル〉)。
Frontalesintaisei-4ことしのチームのキャッチフレーズは「Mind-1 NEXT こころひとつに、その先へ」。あと1点足りず昇格できなかった20年前の2004年時のキャッチフレーズ「Mind-1」にNEXTを付け加え、「20年前に立ち返り、チーム一丸となって次のステージとなるアジアチャンピオンズリーグを制覇し、2025年に32チームでスタートするクラブワールドカップのアジア代表として世界に川崎の名を広めたい」と吉田社長が力説した。
会場では新ユニフォーム、ユニフォームスポンサーを紹介、川崎市制100周年コラボ、川崎大師とのコラボユニフォーム制作などを発表した。
Frontalesintaisei-1新体制発表は、毎年「音楽のまち川崎」とコラボレーションする形式で行われている。今回はオープニングの昭和音大のステージで、バレエやダンス音楽を演奏、チームマスコットのふろん太が「白鳥の湖」の王女オデット役、ワルンタが悪魔のロットバルト役に扮して踊り(写真左)、会場をわかせた。
Frontalesintaisei-2舞台には福田紀彦川崎市長も登壇し「ことしは川崎市が市制100年を迎え、さまざまなイベントを展開します。世界、特にアジアでは、カワサキというとオートバイメーカーを思い浮かべる人が多いようです。ぜひ、アジアチャンピオンズリーグを獲得して、記念すべき節目の年に、世界に川崎市とフロンターレのことを広めたいので、皆さん応援しましょう」と呼びかけた。

 



 

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2023年10 月25日 (水曜日)

川崎市のあさお区民まつりに約7万人:長寿日本一に合わせ「長寿ブースエリア」も開設、ステージや買い物楽しむ

Asaomatsuri-2第41回目のあさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月8日、川崎市麻生区役所周辺で催され、朝から多くの人が訪れ約7万人がステージパフォーマンスの鑑賞や買い物などを楽しんでいた。今回のまつりは、ことし5月の厚生労働省の発表で、麻生区の平均寿命が男女とも日本1になったことにちなみ、会場に「長寿ブースエリア」を設け、血圧などを測る測定コーナーや介護相談などを実施したため、シニア世代の来場が例年より一段と増えた。

写真=パレード

Asaomatsuri-3午前10時に区役所前の道路を白バイの先導で川崎市消防音楽隊やカラーガード隊「レッド・ウイングス」、ボーイズレビュー 神崎淳・10carats、あさおまつり唄の踊りなど14団体がパレード、沿道から盛んな拍手が送られていた。
特設ステージでは、開会セレモニーをはじめ麻生区地域功労賞の表彰(こちら>)のほか、区内などの18団体が和太鼓やダンス、一輪車演技、川崎市消防局音楽隊のミニライブ演奏、社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」チアリーダーパフォーマンスなどが披露され、大きな人垣ができていた。
舞台パフォーマンスは、市民館大ホールと新百合21ホールで各17団体がフラダンスやバレエ、ボーイズレビューショー、殺陣などを披露、客席は子どもや家族などの晴れ姿を見ようと多くの人が集まっていた。
Asaomatsuri-4駐車場に並んだテントでは区内産野菜の即売や麻生観光協会の郷土史関連本の販売、市民団体の手作り品販売、バザー、盲導犬育成のための募金などが行われ、飲食ブースには長い行列ができていた。
ギャラリーでは区内の画家の美術家協会展、麻生いけばな協会創立30周年記念花展も催され、ロビーには愛好家が育てた華やかな洋ランが展示された。
Asaomatsuri-5新百合21ホールでは、例年、区役所ロビーで行っている老人クラブの作品展と鉄道模型の展示がロビーの改修工事で同ホールに変更され、他のイベントとともに熱心に見て回る人がめだった。
長寿ブースエリアには新百合ヶ丘総合病院をはじめ区内の3病院と聖マリアンナ医科大学病院、老人福祉施設など9団体が10ブースのテントで乳がんの知識、フレイル予防、災害時のケガの応急処置の模範演技、介護相談、食の安全性のパネル展示、長寿日本一記念菓子を販売などを行い、来場者の関心を集めていた。

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2023年10 月11日 (水曜日)

川崎市の麻生区地域功労賞、2氏1団体に : 地域活動に光、健康維持活動や防犯活動に貢献

Asaomatsuri-3川崎市麻生区で地域のために尽くした人や団体を対象にした「麻生区地域功労賞」の16回目の授賞式が、10月8日のあさお区民まつりの会場で催された。同区上麻生の寺崎修三さん、同区東百合丘の城田雄二郎さん、同区黒川町内会の「黒川シニアサークル」の2氏1団体に贈られた。

写真=山本奈保美区長(左)から地域功労賞を贈られる黒川シニアサークルのメンバー(10月8日)

 

区民まつりの特設ステージで山本奈保美麻生区長が受賞者に賞状と記念品を手渡した。山本区長は「長年にわたり地域の活性化のために尽力されてありがとうございます。このような活動が麻生区のまち作りに貢献していることに改めて感謝します。これからも地域・麻生区・川崎市のためにさらなる力をいただきたいです」と祝いの言葉を述べた。
Asaomatsuri-5続いて第41回あさお区民まつりのポスターデザイン賞の表彰も行われ、区内の中・高校生から寄せられた53点の中からポスターに採用された麻生総合高等学校2年藤田凜音さんに、宮野敏男あさお区民まつり実行委員長から表彰状が手渡された(写真左)。藤田さんの作品は同区のキャラクター「かきまるくん」をモチーフに、右手に区の旗を持ち、子どもからシニアの顔を描いた3つの柿を頭に乗せたかきまるくんを描いたもので、まつりのキャッチフレーズ「しんゆりのまちがひとつになる」にふさわしい作品として評価された。ポスターデザイン賞は、区政40年を迎えた2022年の区民まつりから行われており、今回が2回目。

地域功労賞
個人の部
Asaomatsuri-1○寺崎修三さん
1996年に区内に転入して以来、25年以上にわたり自宅近くの鶴亀松公園で、雨天を除いて毎日、住民に向けラジオ体操運動を実施、夏休みには子どもたちも参加するなど、地域住民の健康維持や交流の促進に多大な貢献している。ラジオ体操は昨年から後継者に引き継がれたが、現在は老人会で卓球や囲碁を通して住民の交流の場を築いている。

Asaomatsuri-2○城田雄二郎さん
長年にわたり防犯対策として週3、4回百合ヶ丘団地みずき街内で防犯パトロールや公園の美化活動を実施。その際、地域の子どもや一人暮らしの人、高齢者に安心・安全につながる声かけをしている。またベランダの植木など重いものの片付けや移動など、日常生活で困っている人の相談対応などの活動や地域に住む外国人との積極的な交流、自治会管理の各種機材の修理作業を行い、地域住民の安心・安全な生活環境作りに尽力している。

団体の部
Asaomatsuri-4○黒川シニアサークル
黒川地区の民生委員・児童委員3人、元民生委員・児童委員2人、社協福祉推進委員1人の6人体制の活動サークル。8月を除く毎月第2木曜日10時から黒川公会堂で地域の高齢者を対象に約90分間にわたりストレッチ、体操、脳トレなどを行う会を催している。地域包括支援サンターからの参加もあり、時節に合わせた講習も実施、健康維持・増進に貢献している。参加費は無料で事前登録も不要なため、誰でも参加しやすく、近所との関係が希薄になりがちな高齢者にとっては貴重な交流の場となっており、毎月平均10数人が継続的に参加、地域に定着した活動になっている。

地域功労賞は同区が2008年度に制定し、区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または団体を区が表彰している。町会、自治会などから候補者を募集し町会連合会、区社会福祉協議会の役員などで構成する選考会で受賞者を選ぶ。

 

 

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2023年3 月10日 (金曜日)

麻生区観光写真コンクールに過去最多の応募:最優秀賞に菅原さん、第10回と区制40周年飾る

01おじぞうさまボクのおはなし聞いて・菅原陽子「魅力いっぱい 麻生のまち」をテーマに令和4年度・第10回麻生区観光写真コンクール(麻生観光協会、麻生区役所主催)が行われ、2022年9月1日から2023年1月31日まで募集したところ、応募者、作品数とも過去最多の一般の部128人290点、子どもの部38人53点の合計166人343点の作品が寄せられた。審査は2月17日に行われた審査の結果、一般の部は最優秀賞の麻生区片平の菅原陽子さんの「おじぞうさまボクのおはなし聞いて」(写真右)のほか、優秀賞8点、入賞6点、子どもの部は入選3点、佳作2点の合計20点が選ばれた。

この写真コンクールは、新旧の顔を持ち、変化に富んだ麻生区の魅力を多くの方に再発見してもらい、新たな観光スポットの発掘を目的に、麻生観光協会(高桑光雄会長)の事業として2009年から開催されており、区内外から多くの人が力作を寄せている。途中から毎年から隔年の開催に変わったが、今回で10回目を迎えた。
今回は写真コンクールの第10回という節目に加え、麻生区の区制40周年にあたるため、第10回記念賞と区制40周年記念賞を設けたほか、区内にある和光大学との連携・協力をさらに深化することを目指して和光大学賞が新設された。

審査は審査委員長の小関和弘・元和光大学表現学部教授、カメラマンの井田裕明氏ら10人の審査員によって行われたが、作品点数がこれまでの倍以上あるのに加え、技術的にもレベルの高い作品が多く、審査員たちはうれしい悲鳴を上げていた。

表彰式は川崎市麻生区役所で3月5日に催され、最優秀賞の菅原さんら18人の受賞者に斎藤文夫・川崎市観光協会会長、半谷俊彦和光大学学長、三瓶清美麻生区長らから表彰状や盾などの副賞が手渡された。また、区内にある(株)シグマ社から同社のデジタルカメラSIGMA dp1 Quattroが最優秀賞の菅原さんに贈られた。
会場では小関審査委員長が応募作の総評のほか、各受賞作品をスクリーンに投映しながら講評した。
最優秀賞の菅原さんは「修廣寺の境内に私自身がデザインして立てたお地蔵さんを写したもので、すごくうれしい」と喜んでいた。

応募全作品は観光写真コンクール公式ホームページ(http://asaophoto.net)で公開している。

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2023年1 月17日 (火曜日)

麻生区観光写真コンクールを開催:1月31日まで作品を募集

230117asaophoto麻生観光協会が麻生区観光写真コンクールを開催、1月31日まで「魅力いっぱい 麻生のまち」をテーマに麻生区の魅力を紹介した写真を募集している。今回は10回目を迎えたのに加え、区制40周年に合わせて第10回記念賞、和光大学賞などを新設するなどグレードアップを図った。協会では麻生区内で撮った写真なら、デジカメはもちろん、スマホでもOKで、 応募は郵送や窓口のほか、Eメールやスマホから簡単にできるとして、気軽に参加してと呼びかけている。

この写真コンクールは、麻生区の魅力を再発見するとともに、新たな観光スポットの発掘を目的に2009年に始まり、途中から隔年開催に変わったものの、麻生観光協会の事業として続けられてきた。川崎市内で豊かな田園風景が残る一方で、副都心として発展する同区には、区内外から多くのアマチュアカメラマンが訪れていることもあり、コンクールには多くの応募が寄せられた。
今回のコンクールは、「魅力いっぱい 麻生のまち」がテーマで、一般と子どもの部(中学生以下対象)に分かれ、住所、年齢、性別を問わずだれでも応募できる。
審査は2月17日に行われ、小関和弘・前和光大学表現学部教授、写真家の井田裕明さんらの審査員によって選考される。
賞は一般の部が最優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券10,000円相当、シグマ社製カメラSIGMA dp1 Quattro)、優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券5,000円相当)、入賞(賞状盾、副賞=商品券3,000円相当)、子どもの部が最優秀賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券5,000円相当)、入賞(賞状盾、賞状、副賞=商品券2,000円相当)。
表彰式は3月に行われる。
全応募作品を公式ホームページで展示するほか、区内各所で入賞作品を適宜展示する予定。
問い合わせ・応募は麻生区役所地域振興課内、麻生観光協会。
公式ホームページはこちら→

 

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2023年1 月 9日 (月曜日)

川崎市麻生区役所で七草粥の会 : 3年ぶりにふるさとの味1000食振る舞う

230107nanakusakayu-4コロナに負けず、元気で一年を過ごして——川崎市麻生区役所の広場で1月7日、「あさお古風七草粥(がゆ)の会」が催され、麻生区産の米や野菜で作った春の七草がゆが、家族連れや老人などに1000食分振る舞われ、訪れた人たちは手作りの温かいふるさとの味を楽しんでいた。

230107nanakusakayu-1七草粥の会は、麻生区文化協会(菅原敬子会長)が地域の食文化を多くの市民に味わってもらおうと2004年から麻生区役所と共催で毎年1月7日に開催しており、今回で19回目を数える同区の新年の風物詩だ。
2021年は新型コロナウイルス感染症のため初めて中止となり、2022年は「無病息災を祈る伝統行事なので、なんとか実施したい」と感染対策を取りながら例年の半分の500食を振る舞った。
230107nanakusakayu-3今回は3年ぶりに元通りの1000食を準備、昨年同様に感染対策のガイドラインを決め、密にならないよう時間を小まめに区切って整理券を配布、対面を避け、一方を向いて黙食するなどの対策を取り、持ち帰り用として200食分も初めて用意した。
午前10時30分の受け付け前に整理券を求めて並ぶ人の姿が見られた。訪れた人たちは、和服にかっぽう着姿の文化協会の女性らから七草がゆを受け取り、「春の香りが楽しめて、おいしい」などと話しながら味わっていた。
230107nanakusakayu-2かゆ作りに使われたのは、同区黒川の米と、会員が5日に黒川で摘んだセリやナズナ、片平産のカブや大根などで、前日に会員らが準備し、当日9時前から麻生市民館調理室でかゆを作り、早野聖地公園のボランティアが里山活動で作った炭で焼いたモチを入れた。
会場には、七草を植えた鉢を展示したほか、かゆができるまでの作業を写真パネルで展示した。
片平の獅子舞やおはやしも復活、
市民館入り口横の屋外ステージで「麻生童謡を歌う会」が正月にちなんだ唱歌などを披露、羽根つきやカルタ取りも行われた。
主催者は「土曜日だったので全員そろって訪れる家族も多く、予想以上に持ち帰りが人気だった。伝統の味を多くの人に楽しんでもらえて良かった」と話していた。

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2022年7 月 8日 (金曜日)

川崎市麻生区でからむし講座を開催 : 地名の由来学び、糸作り体験

川崎市麻生区で7月10日と17日に「からむし講座」が麻生市民館で開かれる。区の地名に関連する植物の麻の一種「からむし=苧麻(ちょま)」について学び、糸づくりなどを体験するもので、現在参加者を募集している。

この講座は、縄文時代から区内に自生する苧麻から取り出した繊維を布にして利用するなど、人と自然の関わりを次世代につなげることを目的に、市民団体「里山フォーラムin麻生」と麻生区生涯学習支援課が、麻生区地域課題対応事業−麻生里地里山保全推進事業の一環として、これまで開催してきた。
同区内には古くから上麻生、下麻生の地名があり、1982年7月に多摩区から分区した際に「麻生(あさお)区」と名付けられた。
講座は、10日はおとな対象の「からむしボランティア研修」。植物としてのからむしについて学んだ後、柿生の里や早野で刈り取ったからむしから繊維を取り、糸作りや布作りを体験する。定員は10人。
17日は「親子で楽しむからむしワークショップ」。区名の由来などを学び、区役所敷地内の母子像前に植えられたからむしを使って繊維を取り出し、糸や紐でストラップなどを作る予定。定員は小学生以上の親子8組。
講座はいずれも午後2時から4時。参加費(材料代)100円、飲み物、タオル、ハサミ持参。
申し込みは参加希望日、名前、住所、電話番号、メールアドレスを記入の上、麻生市民館へ直接または電話、ホームページの申し込みフォーム、メール([email protected])で。
問い合わせは電話070-6426-6123里山フォーラムin麻生または044-951-1300麻生市民館。

 

 

 

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2022年3 月11日 (金曜日)

桐光学園高校の板戸耀央さんに春の甲子園で国歌独唱の大役:学生音コン声楽の部で優勝

220311itado003川崎市麻生区栗木の桐光学園高等学校3年生の板戸耀央さん(いたど・あきひろ・18歳)=神奈川県大和市=が3月18日に開幕する第94回選抜高等学校野球大会(日本高等学校野球連盟、毎日新聞社主催)の開会式で国歌を独唱する。板戸さんは同校合唱部に所属し、2021年12月に横浜市で催された第75回全日本学生音楽コンクール(学生音コン)(毎日新聞社主催)の声楽部門高校の部で優勝し、この大役を射止めた。3月11日に同校で開かれた記者会見で板戸さんは「『うれしい』という言葉で表現できないほど喜びと重みを感じています。当日は今まで支えてくれた人への感謝の気持ちと、出場する選手たちへの応援の気持ちをこめて歌いたい」と意欲をみせている。選抜大会の国歌独唱は、このところ全日本選手権学生音楽コンクール声楽部門高校の部の優勝者が担当している。

写真=板戸さん

板戸さんは、ピアノ教師をしている母の影響で、幼い頃から歌とピアノに親しんだ。4歳上の兄が桐光学園へ進んだ縁で中等部へ入学。板戸さんの素質を見抜いた合唱部顧問の上田武夫教諭に誘われて同部へ入った。パートはバリトンで、先輩の声に魅せられて歌う楽しさを覚えて中学3年頃から声楽家を志した。高校に進んでからは、東京藝術大学出身でウィーンに留学、声楽指導者としても活躍している上田教諭の指導を受けてきた。学生音コンは2年生に続いて2回目の出場で最高の栄冠を獲得した。板戸さんは出演順が最後で、歌い終わってすぐに成績発表があり緊張感が残っていたため、すぐには優勝の喜びを感じなかったと振り返っている。
また、高校野球開会式について「当日に向けて練習を重ねています。すごく広い会場で歌うことを思うと、緊張して倒れたら大変だと心配ですが、本番には強いので、歌い始めれば大丈夫です。まず自分が楽しめるように歌いたい」と話している。
東京藝術大学音楽学部に入学が決まっており、今後はこの経験に恥じない歌手になりたいという。現在の好きな曲は、いずれもモーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」。
会見に同席した上田教諭は「本校は普通科なので、音大を目指す生徒たちには舞台経験を積むために多くのコンクールへ積極的に出場するように勧めています。近年は、本校から音大へ進む生徒が増え、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの依田真宣さんら音楽界で活躍するOBも増えています」と話している。

 

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