2023年7 月19日 (水曜日)

川崎市子ども夢パークが20周年:7月23日に記念イベント

川崎市子ども夢パーク(高津区下作延)が開設20周年を迎え、7月23日11~16時に記念イベント「夢パおたんじょう日まつり~ありがとう・おめでとう・これからも~」を開催する。

夢パークは、2000年に全国で初めて制定された「子どもの権利に関する条例」に基づき、子どもが自分らしく、やりたいことにチャレンジできる場所として2003年に開設された。
手作り遊具や水遊びのできるプレーパークをはじめ、スタジオや運動スペース、乳幼児コーナー、児童・生徒の居場所「フリースペースえん」などが設けられている。昨年放送のNHK「ドキュメント72時間」でも雨の中子どもがのびのびと遊ぶ「どろんこパーク」として紹介され話題になった。
当日は、ミュージシャン・マジシャン・翻訳家の大友剛さんのコンサート(11~12時)のほか、子どもの飛び入り参加可能なステージ、水ドロ遊び、20周年記念コーナー、パネル展示、模擬店や記念グッズ販売などが行われる。
入場自由。
問い合わせは電話044-811-2001川崎市子ども夢パーク。ホームページはこちら

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2023年3 月23日 (木曜日)

川崎市多摩区に「フロンタウン生田」がオープン:第2の三笘薫、田中碧を育てる地域のスポーツ拠点に

Frontaunikuta002J1サッカーチームの(株)川崎フロンターレと川崎市が、川崎市多摩区生田の上下水道局生田浄水場跡地に工事を進めていた「フロンタウン生田」(多摩区生田1-1-1)が完成、3月25日にオープンする。
フロンターレの育成組織の拠点となるサッカーグラウンドやアリーナ、テニスコートに加え少年野球などができる生田多目的広場を備える。
オープンに先立ち20日に行われた報道陣向けの内覧会で、山田直広・川崎フロンターレ事業部長は「この場所から鷺沼兄弟と言われた三笘薫選手や田中碧選手に続く世界に通用する日本代表を育てたい。また地域の方に愛されるスポーツの拠点にしたい」と挨拶した。

写真=観客席やミストも備えた人工芝サーカーグラウンド

Frontaunikuta004同浄水場は、以前は水道水と工業用水の浄水場だったが水道事業の再構築計画により水道用の浄水場は2015年度で廃止、2016年から工業用水専門の施設となった。これに先立ち、市上下水道局は2012年から土地の有効利用を検討、スポーツ広場、災害時の一時避難場所などとして利用する基本計画や整備計画をまとめた。その後、有効利用を図る事業者をプロポーザル方式で公募した結果、川崎フロンターレに決まり、2019年10月に協定を締結した。
利用できる浄水場跡地は48,000平方mで、このうち34,000平方mを2022年1月から20年間、フロンターレに年間6,000万円で貸し出し、フロンターレが約26億円をかけ2022年1月から整備を進めていた。
主な施設は、照明と体感温度を下げるミストを備えた人工芝のサッカーグランド2面があり、一方には約150席分の観客席を備え、試合前のアップ練習に使えるミニコートもある。サッカーグラウンドは主にアカデミー(下部組織)のアンダー12・15・18の活動拠点として利用するが、2面のうち1面はラクロス、ラグビー用にも使用でき、空いている時間は貸し出す。
Frontaunikuta006バスケットボール、バレーボール、フットサルなど複数の競技ができる47m×27mのアリーナ(写真右)、照明付きの屋内・屋外の人工芝テニスコート各3面に加え、壁面が鏡張りで体操、ヨガなどの教室としても利用できる大小のスタジオ2室、ミーティングルームがある。
クラブハウスには、育成世代の選手が使うシャワールームを備えた更衣室や筋トレの機械を備えたトレーニング室、練習後に食事ができる食堂がある。
アリーナは、川崎市を拠点とするバスケットBリーグ「川崎ブレイブサンダーズ」の下部アカデミーの練習場のほか、子ども向けバスケットボール教室として利用することが決まっているが、一般市民も有料で利用できる。
テニス場は民間テニススクールの(有)藤野企画が運営する。
運動施設のほか、テナントとして、スポーツに力を入れる保育園と学童保育施設、コインランドリーと8月開所予定で整形外科リハビリ施設が入る。
Frontaunikuta013保育園と学童保育「キッズ大陸 フロンタウン生田園」は学校法人三幸学園が運営、フロンターレが子どもにサッカーを教えるなどスポーツ教育に協力、交わした三幸学園の昼間一彦理事長とフロンターレの山田事業部長が「スポーツ教育を通じて子どもたちの可能性を引き出し成長を支える」と記したパートナー協定を交わした。
クラブハウスの食堂は(株)オリーブ&オリーブが業務委託を受け、国際宇宙ステーション滞在中の野口聡一宇宙飛行士の栄養管理などを行った経験を持つ公認スポーツ栄養士の港屋ますみさんがメイン管理栄養士として参画、育ち盛りの育成年代選手に適したメニューを考案して提供する。また、保育園・学童の給食やおやつも担当するほか、4月4日から地域の人向けに総菜や弁当などを提供するフロムキッチンデリをオープンする。
川崎フロンターレは、これらの施設が入った場所を、アンカー・ジャパン(株)とネーミングライツ契約を行い「Anker フロンタウン生田」と名付け、アカデミーを除く運動施設などで年間65万人の利用を想定している。 
Frontaunikuta010敷地内の駐車場の一部に川崎ブレイブサンダースがジュニア用のバスケットゴールを設置した。このゴールは、同クラブがSDGsプロジェクトの一環として2021−2022シーズンから始めたチームのアシスト数によって算出する金額を川崎市内の子どもたちのバスケット振興に活用する「&ONE ASSIST」で作られたもの。同クラブはB1リーグ最多の1,353アシストを記録し、1アシストにつき1,000円を積み立て、市内の保育施設・幼稚園へのゴール寄贈費を除いた1,113,000円で設置した。この日は川崎ブレイブサンダースのマスコット「ロウル」からパスを受けた川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」がシュートしてゴールを決めるパフォーマンスも行われた。
Frontaunikuta009このほか浄水場跡地には、市上下水道局が子どもやお年寄りが運動できる健康遊具などを設置、防災対応のため手押しポンプの井戸やマンホールトイレなども配した約7,100平方mの生田ふれあい広場、高いバックネットを設置し少年野球や少年サッカーなどの球技のほか地域の人が気軽に利用できる生田多目的広場約7,800平方mを約7億8,800万円かけて整備した。ふれあい広場の利用は自由で無料。多目的広場は野球などの団体利用は予約が必要だ。
Frontaunikuta0013月24日には福田紀彦・川崎市長、吉田明宏川崎フロンターレ社長らが参加してオープンセレモニーを行い、25日9時30分〜13時にオープン記念のスポーツイベントを開催する。サッカー(申し込み制)、体操、ラグビー、ボクシング、バスケットボール、かけっこ、ウォーキング、トランポリン、ヨガのほか、ふわふわふろん太などのアトラクション、専修大学の吹奏楽、明治大学男子チアリーディングなどの演技の予定されている。雨天の場合は一部できないものもある。
施設の一般利用は4月1日8時から。
Anker フロンターレ生田の利用などはホームページ(こちら>)で。

 

 

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2022年7 月 8日 (金曜日)

川崎市麻生区でからむし講座を開催 : 地名の由来学び、糸作り体験

川崎市麻生区で7月10日と17日に「からむし講座」が麻生市民館で開かれる。区の地名に関連する植物の麻の一種「からむし=苧麻(ちょま)」について学び、糸づくりなどを体験するもので、現在参加者を募集している。

この講座は、縄文時代から区内に自生する苧麻から取り出した繊維を布にして利用するなど、人と自然の関わりを次世代につなげることを目的に、市民団体「里山フォーラムin麻生」と麻生区生涯学習支援課が、麻生区地域課題対応事業−麻生里地里山保全推進事業の一環として、これまで開催してきた。
同区内には古くから上麻生、下麻生の地名があり、1982年7月に多摩区から分区した際に「麻生(あさお)区」と名付けられた。
講座は、10日はおとな対象の「からむしボランティア研修」。植物としてのからむしについて学んだ後、柿生の里や早野で刈り取ったからむしから繊維を取り、糸作りや布作りを体験する。定員は10人。
17日は「親子で楽しむからむしワークショップ」。区名の由来などを学び、区役所敷地内の母子像前に植えられたからむしを使って繊維を取り出し、糸や紐でストラップなどを作る予定。定員は小学生以上の親子8組。
講座はいずれも午後2時から4時。参加費(材料代)100円、飲み物、タオル、ハサミ持参。
申し込みは参加希望日、名前、住所、電話番号、メールアドレスを記入の上、麻生市民館へ直接または電話、ホームページの申し込みフォーム、メール([email protected])で。
問い合わせは電話070-6426-6123里山フォーラムin麻生または044-951-1300麻生市民館。

 

 

 

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2022年3 月11日 (金曜日)

桐光学園高校の板戸耀央さんに春の甲子園で国歌独唱の大役:学生音コン声楽の部で優勝

220311itado003川崎市麻生区栗木の桐光学園高等学校3年生の板戸耀央さん(いたど・あきひろ・18歳)=神奈川県大和市=が3月18日に開幕する第94回選抜高等学校野球大会(日本高等学校野球連盟、毎日新聞社主催)の開会式で国歌を独唱する。板戸さんは同校合唱部に所属し、2021年12月に横浜市で催された第75回全日本学生音楽コンクール(学生音コン)(毎日新聞社主催)の声楽部門高校の部で優勝し、この大役を射止めた。3月11日に同校で開かれた記者会見で板戸さんは「『うれしい』という言葉で表現できないほど喜びと重みを感じています。当日は今まで支えてくれた人への感謝の気持ちと、出場する選手たちへの応援の気持ちをこめて歌いたい」と意欲をみせている。選抜大会の国歌独唱は、このところ全日本選手権学生音楽コンクール声楽部門高校の部の優勝者が担当している。

写真=板戸さん

板戸さんは、ピアノ教師をしている母の影響で、幼い頃から歌とピアノに親しんだ。4歳上の兄が桐光学園へ進んだ縁で中等部へ入学。板戸さんの素質を見抜いた合唱部顧問の上田武夫教諭に誘われて同部へ入った。パートはバリトンで、先輩の声に魅せられて歌う楽しさを覚えて中学3年頃から声楽家を志した。高校に進んでからは、東京藝術大学出身でウィーンに留学、声楽指導者としても活躍している上田教諭の指導を受けてきた。学生音コンは2年生に続いて2回目の出場で最高の栄冠を獲得した。板戸さんは出演順が最後で、歌い終わってすぐに成績発表があり緊張感が残っていたため、すぐには優勝の喜びを感じなかったと振り返っている。
また、高校野球開会式について「当日に向けて練習を重ねています。すごく広い会場で歌うことを思うと、緊張して倒れたら大変だと心配ですが、本番には強いので、歌い始めれば大丈夫です。まず自分が楽しめるように歌いたい」と話している。
東京藝術大学音楽学部に入学が決まっており、今後はこの経験に恥じない歌手になりたいという。現在の好きな曲は、いずれもモーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」。
会見に同席した上田教諭は「本校は普通科なので、音大を目指す生徒たちには舞台経験を積むために多くのコンクールへ積極的に出場するように勧めています。近年は、本校から音大へ進む生徒が増え、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの依田真宣さんら音楽界で活躍するOBも増えています」と話している。

 

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2021年12 月22日 (水曜日)

川崎市麻生区が桐光学園へ応援の檄布 : 全国大会出場のサッカー部・男子バスケ部

211220tokogekifu001川崎市の三瓶清美麻生区長らが12月20日、第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会と第100回全国高等学校サッカー選手権大会に神奈川県代表として出場する同区栗木の桐光学園高等学校を訪問、スポーツパートナーの川崎ブレイブサンダース、川崎フロンターレの選手と福田紀彦市長や同区職員、区民が寄せ書きした応援用の檄布(げきふ)を両部のキャプテンに手渡して、大会での活躍を祈った。

写真=檄布をもつ左から小塚良雄理事長、サッカー部・鈴木勝大監督、山市秀翔キャプテン、三瓶清美麻生区長、バスケット部・山市秀翔キャプテン、髙橋正幸監督、中野浩校長

全国大会に出場する選手たちを地元ぐるみで励まそうと行われたもので、三瓶区長と同区職員3人が同高を訪れた。
同区では同高の男子バスケットボール部とサッカー部の全国大会出場が決まってから、「桐光学園バスケット部(サッカー部) めざせ頂点!  川崎市麻生区民の願いを込めて」の文字を入れた縦90cm、横135cmの応援幕を区で準備、福田市長や副市長らに「目指せ頂点!!」などのメッセージをもらった。今回は、プロ選手からもメッセージをもらおうと初めて両チームの事務所に依頼したところ快諾を得、ほとんどの選手から応援の言葉を書いてもらった。「仲間を信じて頑張れ」という三瓶区長の言葉をはじめ区の職員も応援の言葉を書き込んだ後、12月13日から17日まで区役所2階ロビーに置き、区民からのメッセージも集めた。
この日、視聴覚室で行われた壮行会を兼ねたセレモニーには両部の選手や小塚良雄理事長らが出席、中野浩校長が各部の神奈川県大会の成績や監督を紹介した。
バスケットボール部(髙橋正幸監督、部員29人)は、1回戦はアレセイア湘南高等学校に70-65、準決勝は神奈川県立上溝南高等学校に79-60、決勝は湘南工科大学附属高等学校に85-74で勝利し、2年連続7回目のウインターカップを果たした。昨年は部員から新型コロナウイルス陽性者が出たため、出場を辞退しており、その悔しさをバネに今年の県大会を勝ち進み、2年分の思いをコートにぶつける。過去最高の成績は2012・2016・2018年のベスト8。
211220tokogekifu003サッカー部(鈴木勝大監督、部員52人)は、2回戦からの参戦で横浜隼人高等学校に3-0、3回戦は星槎国際高等学校湘南に4-0、準々決勝は川崎市立橘高等学校に2-1、準決勝は東海大学付属相模高等学校に1-0、決勝は相洋高等学校に2-0で勝利し、2018年以来3年ぶり12回目の出場を果たし、記念すべき100回大会の制覇を目指す。2019年に高校総体(インターハイ)で初優勝したが、選手権大会では1975年の準優勝が最高だ。
三瓶区長は「両チームとも、出場は厳しい練習のたまもので改めて敬意を表すとともに、学校や家庭の支援の成果だと思う。麻生区はスポーツの街を掲げてまちづくりに取り組んでおり、スポーツを通じて街に愛着と誇りを持ち、活性化につなげたい。桐光学園の実績はすばらしい財産になっています。皆さんは麻生区、川崎市、神奈川県の代表として正々堂々とこれまで練習してきた力を全て出し切って優勝を目指してほしい。特にバスケットボールは昨年の思いをぶつけてほしい。私も決勝まですべてスケジュールを組んで応援に行ける体制を調え、決勝まで応援しますので、ぜひ頑張ってください」とエールを送った。
その後、サッカー部の山市秀翔キャプテン(3年)は「大会では夢や勇気を与えられるようにしたい。記念大会で全国制覇して優勝旗を持ち帰り、桐光の歴史を変えたい」と意気込みを語った。
211220tokogekifu002バスケット部の前田健冴キャプテン(3年)は「チームの特徴である堅守を志し、昨年の悔しい思いがあるのでチーム最高成績のベスト8を目指します。神奈川県を代表してサッカー部とともに桐光学園を盛り上げていけるよう頑張るので応援をよろしくお願いします」と挨拶した。
最後に小塚理事長が「伝統の檄布ありがとうございます。私の記憶でサッカーとバスケが同時に代表となるのは初めて。コロナ渦で悶々としている2年目でこのような形で空気を変える力になれると思います。麻生区・市・神奈川県から支援していただけるのはうれしい。サッカー部からは100回という記念すべき大会に優勝するという強い意志を感じ取りました。バスケ部は、昨年、新型コロナウイルスの陽性者が出て気持ちの整理するのが大変だったと思いますが、先輩の悔しい思いをぶつける機会を得たことをパワーにして頑張ってほしいと思います。檄布のプレゼントが後輩にも伝達できるよう、良い結果と今後の歴史を作ってくれるよう願っています」とお礼とともに選手たちを激励した。
バスケットの初戦は12月24日17時20分から東京都渋谷区の東京体育館で大阪代表の大阪桐蔭高等学校と対戦、前田キャプテンは「相手に合わせるのではなく、どれだけ自分たちのプレーができるかという気持ちが大切」と意気込んでいた。
サッカーは12月29日12時5分から川崎市中原区の等々力競技場で沖縄代表の県立西原高校と対戦、山市キャプテンは「ひとつひとつのプレーに気持ちを入れて表現し見ている人にも伝わるプレーで先輩ができなかったことをなしとげたい」と抱負を語った。

 

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2021年11 月 2日 (火曜日)

11月1日夕に新城高校で「地域応援花火」:地域の子どもを応援、医療関係者へ感謝込めて約75発

211101shinjohanabi3川崎市中原区下新城の神奈川県立新城高校グラウンドで11月1日夕方、約75発の花火が打ち上げられ、地域住民を喜ばせた。同校生徒会が中心となって、地域の子どもたちと、新型コロナウイルス感染症対応の最前線で働く働く医療関係者への感謝を込めて「応援花火」と名付けて打ち上げたもの。

写真=清水隆さん(花咲案内人)

同校は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で9月に予定していた文化祭(城高祭)、10月に予定していた修学旅行が中止になった。昨年に続いて、楽しみにしていた行事が相次いで中止されたことを受け、同校の生徒会らが「地域の子どもを喜ばせるとともに、新型コロナウイルス感染症拡大の最前線で活躍する医療関係者に感謝したい」と学校側に働きかけて「新城地域 応援花火」と名付けて実現した。
同校では、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が減少傾向にあるため、11月1日から5日までを文化週間として文化系の部活動と修学旅行の事前学習の成果発表を行っており、1日の花火はそのオープニングイベントにもなった。
花火は見てほしいが事前告知で周辺が密になるのを避けるため、生徒らはチラシを作成し、田園調布学園大学みらいこども園、川崎市立新城小学校、同大戸小学校、同下小田中小学校、同西中原中学校に配布した。
同校によると、打ち上げが17時30分と比較的早かったため、多くの生徒が校内で花火を楽しんだという。

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2021年9 月 9日 (木曜日)

川崎市麻生区で10月2日に禅寺丸柿の柿もぎ体験会 : 親子の参加者を募集

川崎市麻生区と麻生観光協会が、同区黒川で区の特産品の禅寺丸柿のもぎ取りと芋掘り体験会を開催、小学生とその保護者と対象に参加者を募集している。
禅寺丸柿は約800年前に同区王禅寺の山中で見つかり、「柿生」の地名のもとになったと伝わり、区の木にもなっている。

同区では、2012年に区の木に制定した禅寺丸柿に親しんでもらおうと毎年、禅寺丸柿の収穫期に柿生禅寺丸柿保存会の協力で、「ばっぱさみ」と呼ばれる先端が割れた長い竹の道具を使った昔ながらの柿もぎの体験会を開催している。
ことしは10月2日(荒天の場合中止)10時〜12時に黒川地区で柿もぎ、黒川東営農団地で芋掘りを行う。集合場所は小田急線黒川駅北口、定員は小学生(2人まで可)と保護者のペアで合計30人。応募多数の場合は抽選となる。参加費は1人600円(イモ3株と保険代)。当日は三密を避けるため、当選者だけが参加できる。また、柿の生育状況と新型コロナウイルス感染症の状況により中止する場合がある。
申し込みは、往復はがきに「禅寺丸柿の柿もぎと芋掘り体験」と書き、参加する小学生(2人まで)と保護者の住所、氏名、年齢、電話番号を明記し〒215-8570 川崎市麻生区万福寺1-5-1 麻生区役所地域振興課へ9月17日(消印有効)までに郵送する。
問い合わせは電話044-965-5113麻生区役所地域振興課。

 

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2021年7 月 5日 (月曜日)

川崎市多摩区の生田緑地で小学生らのポスター展 : 緑地の環境守ろうと95点展示

左上川崎市多摩区の生田緑地の環境を守ろうと小学生たちが描いたポスター95枚が6月29日から8月31日生田緑地東口ビジターセンターと枡形山展望台に展示されている。

画像はいずれも 川崎市建設緑政局緑政部生田緑地整備事務所の提供

右上ポスター展は生田緑地のありのままの自然を次世代につなげる啓発活動として初めて企画され、地元の川崎市立東生田小学校の児童と周辺の人に呼びかけたところ、4歳から71歳まで95人から作品が寄せられた。
同緑地を管理する川崎市建設緑政局緑政部生田緑地整備事務所では、全作品を複製して枡形山展望台に展示するほか、優秀作品18点を生田緑地東口ビジターセンターに展示する。今後は緑地内で行われるイベントやマナー啓発活動で使う。
展示時間はビジターセンターは8時30分〜17時、枡形山展望台は9時〜17時で、いずれも期間中は無休。

 

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2020年8 月31日 (月曜日)

川崎市麻生区で禅寺丸柿の柿もぎ体験会 : 親子の参加者を募集

川崎市麻生区と麻生観光協会が、同区黒川で禅寺丸柿のもぎ取りと芋掘り体験会を開催、小学生とその保護者と対象に参加者を募集している。
禅寺丸柿は約800年前に同区王禅寺の山中で見つかり、「柿生」の地名のもとになったと伝わる同区の特産品で、区の木にもなっている。

同区では、2012年に区の木に制定した禅寺丸柿に親しんでもらおうと毎年、禅寺丸柿の収穫期に柿生禅寺丸柿保存会の協力で、「ばっぱさみ」と呼ばれる先端が割れた長い竹の道具を使った昔ながらの柿もぎの体験会を開催している。
ことしは10月3日(荒天の場合中止)10時〜12時に黒川地区で柿もぎ、黒川東営農団地で芋掘りを行う。集合場所は小田急線黒川駅北口、定員は小学生(2人まで可)と保護者のペアで合計30人。応募多数の場合は抽選となる。参加費は1人600円(イモ3株と保険代)。当日は三密を避けるため、当選者だけが参加できる。また、柿の生育状況と新型コロナウイルス感染症の状況により中止する場合がある。
申し込みは、往復はがきに「禅寺丸柿の柿もぎと芋掘り体験」と書き、参加する小学生(2人まで)と保護者の住所、氏名、年齢、電話番号を明記し〒215-8570 川崎市麻生区万福寺1-5-1 麻生区役所地域振興課へ9月16日(消印有効)までに郵送する。
問い合わせは電話044-965-5113麻生区役所地域振興課。

 

 

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2020年3 月 6日 (金曜日)

「新型コロナに負けるな」狛江FMが休校の子ども向け番組を3月2日から開始 : 9日から小学校の先生たちも電話出演

200306komaraji狛江市のコミュニティーFM「狛江FM」(略称:コマラジ・周波数85.7MHz)が、新型コロナウイルスで臨時休校となった子どもたちに向けた番組「コマラジこども月間」を3月2日から始めた。3月25日(予定)までの期間限定で、月曜から金曜の午後3時から55分間放送する。9日から市立小学校6校の先生も交代で電話出演する。

写真=スタジオで朗読する本を持つパーソナリティのユウティさん(左)と番組スタッフら

この番組は、同局パーソナリティーのひとりで、主婦のパフォーマンス集団「コマエンジェル」に所属するユウティさん(本名=篠宮悠子さん)が、2月27日の「全国一斉休校」のニュースを見て始めることを思い立った。小学生の2人の子がいるユウティさんは「(非常事態を親子で)明るく乗り切りたい」と子どものいるパーソナリティーらに呼びかけ、翌日のミーティングでスタートを決めた。番組はボランティアも含め2人のディレクターと数人のパーソナリティーが担当、ママ友やリスナーに協力を呼びかけた。
番組では、子どもだけでなくおとなから寄せられた川柳を紹介するとともに、子どもから寄せられたリクエスト曲を流す。また、パーソナリティーが集めた一斉休校にまつわるさまざまな情報に加え、宿題や課題などを記した各小学校のHPの内容を紹介する。3日からは児童書の読み聞かせ、今こんなことをしているなど子どもたちの生の声を電話出演形式で伝えている。
同局によると、準備期間は短かったがリスナーが日ごとに増えており、5日にはインターネットで聴いたという富山県の子からのリクエストもあった。
さらに、市内の全小学校の先生たちも協力、9日から番組のコーナー「帰りの会」に毎日(大震災関連の特別番組を流す11日を除く)交代で電話出演することになった。出演する日程は同局HP(こちら>)で。
ユウティさんらスタッフたちは「ほとんどの子どもたちにとってラジオというメディアはなじみが薄いけど、これをきっかけにおもしろさや楽しさを知ってもらう機会にしたい。この番組が、狛江の子どもとおとなが触れ合う場になれるようがんばるので、たくさんの人に聴いてほしい」と呼びかけている。
コミュニティーFMは、ラジオがなくてもインターネットや、スマホのアプリなどで聴くことができる。
同局のホームページはhttps://www.komae.fm。

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