« 川崎フロンターレが新体制発表:長谷部新監督がタイトル奪還へ意欲 | メイン

2025年4 月 4日 (金曜日)

川崎市の先生対象に「涙活」講演会:涙を流してストレス解消を

250404ruikatsu一般財団法人「川崎教職員会館」が川崎市総合自治会館で「涙活(るいかつ)のススメ」と題した講演会を3月22日に開催した。涙を流してストレスを解消する活動、涙活のセミナーを企業・自治体・教育機関・医療機関・福祉施設などで実施している感涙療法士の吉田英史さんが、参加した主に川崎市の小学校の教師を対象に、涙の効能やストレス解消になる泣き方の講義を行うとともに、参加者が泣ける映像などを通じて涙活を体験した。


講義は、吉田さんが涙のストレス解消効果についてスライドを使って図解しながら解説。
人は2〜3分泣くだけでも自律神経が交感神経(=緊張や興奮を促す神経)から副交感神経が優位な状態(=脳がリラックスした状態)へとスイッチが切り替わる。さらに泣くことで脳が癒され、たまったストレスを解消できるだけでなく、心の混乱や怒りがしずまり、敵意が軽減することが研究で明らかになっているなどと紹介した。また、ストレス解消には、タマネギを切った時に出る“角膜保護の涙”や、目を潤すための“基礎分泌の涙”では意味がなく、効果があるのは、悲しさや感動などによる“情動の涙”で、これは人間にしか流せない涙だという。
続いて、参加者が実際に涙活を体験。7つの短い感涙映像鑑賞と𠮷田さんが手紙を朗読した。
普段は無口な父親が娘の結婚披露宴で思い出深い曲を一生懸命に演奏する姿を描いた映像や、耳の不自由な父と娘の物語の映像、最後に𠮷田さんが「おばあちゃんの感謝の手紙」と題した文章を読み上げると、ハンカチをぬぐう人やすすり泣きをする人もあった。
参加者が泣ける話を書いて発表したが、涙ながらに父への思いを手紙にしたためて発表する先生など、それぞれに泣ける話を読み上げると、涙をぬぐう光景が見られた。
吉田さんは、高校教師時代に相談に来た生徒を見ていて、相談中に泣き出す生徒ほど早く立ち直ったことから「涙は人をすっきりさせて立ち直らせる効果がある」ことに注目、2013年から「涙活」をスタートさせた。11年間で約6万人近くに涙活を体験してもらったという。
吉田さんは「先生たちは授業だけでなく、授業の準備やクラス運営、進路指導、部活動指導、児童の生活面や道徳面についての指導もする。非常にストレスがたまる職場だが、それを吐き出す機会もない。ぜひ、家で映画やテレビドラマを見て涙活をして、たまったストレスを洗い流してほしい」と話している。
(投稿記事:渡辺正)

2025-04-04 in 02)イベント・催事, 03)健康・福祉 ・医療, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース | Permalink

コメント

コメントを投稿