2024年3 月16日 (土曜日)

川崎フロンターレが京都サンガF.C.に1対0:ホームで痛い連敗

240309fron002J1リーグ第3節の9試合が3月9・10日に行われた。川崎フロンターレは「Uvancs(ユーバンス)とどろきスタジアム by Fujituu」(旧等々力陸上競技場)で3月9日16時から京都サンガF.C.と対戦した。川崎Fは京都の固い守備を崩せず0対1で連敗した。

写真(撮影 : いずれも山本真人)=終了間際まで京都ゴールに迫った川崎イレブン

240309fron001川崎Fは前節ジュビロ磐田戦の大量失点の影響などを考慮し、スタメン4人とポジションを入れ替えた。
試合は立ち上がりからリュチームとも攻守の切り替えが続き、7分に京都がCKでゴールネットを揺らしたが、VARの結果、ゴールが取り消され、川崎Fは先制を免れた。川崎Fは次第にボールを保持する時間が増えたが、パスやゴールの精度不足と相手のクリアーもあり、ゴールを割れず、前半を0対0で折り返した。
後半も一進一退の攻防が続いたが、次第に京都のボールを保持する時間が増え、65分に川崎FのGK上福元直人が弾いたシュートのこぼれ球を京都のMF川崎颯太に決められ、先制を許した。これに対し川崎はFWを2人、その後さらに3人の選手を入れ替えて反撃、87分に最後の交替で入ったFWバフェティンビ ゴミスがFW遠野大弥のシュートのこぼれ球を頭で押し込んだ(写真左)。しかし、VAR判定の結果、オフサイドとなり得点が認められず、同点機を逸した。長めのアディショナルタイムの攻撃も実らず、ホームで痛い完封負けを喫した。
次のホームゲームは3月30日15時からFC東京と対戦する。

 

 

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2024年3 月 8日 (金曜日)

川崎フロンターレがジュビロ磐田に5対4で敗戦:乱打戦のホーム開幕飾れず

240301 fron03J1リーグ第2節の10試合が3月1日〜3日に行われた。川崎フロンターレは「Uvancs(ユーバンス)とどろきスタジアム by Fujituu」(旧等々力陸上競技場)で、ことしJ1に復帰したジュビロ磐田と対戦した。川崎Fは前半に3点先行されたものの、FWエリソンなどのゴールで追い付くというシーソーゲームを展開した。しかし、90+7分に磐田のFWジャーメイン良にこの日4本目のゴールとなるPKを決められ、両チーム合わせて9ゴールという乱戦に競り負け、ホーム開幕戦を飾れなかった。

写真=90+7分、勝ち越しゴールで肩を落とすフロンター選手とゴール裏に駆け込むジュビロ選手(撮影 : いずれも桑田輝明)

240301 fron04ことし2月に富士通と命名権契約を結んで名称が変わったホームグラウンドには、勝利を願うサポーターがスタンドを埋めた。
試合開始前には、福田紀彦川崎市長が「ことしは川崎市が市制100年を迎える。取れるタイトルをすべて取ってもらい100年を共に祝いたいので、気持ちを一つにしてがんばって応援したい」とピッチで挨拶。川崎市出身でプロ野球の侍ジャパンの井端浩和監督のキックオフでホーム開幕戦に花を添えた。(写真左=侍ジャパン井端監督〈中央〉とサイン入りユニホームを持つ両チームのキャプテン)
試合は、立ち上がりから攻め込むジュビロに6分に先制を許すと、18分、29分にジャーメインに立て続けにゴールを奪われ、3点リードを許す苦しい展開。しかし川崎Fは36分にシュートのこぼれ球に反応したエリソンがゴールを決めて意地を見せた。
240301 fron01ハーフタイムにMF橘田健人に換えてMF瀬古樹を投入するなど反撃に転じると55分にエリソンがこの日2点目(写真右下)、59分にFWマルシーニョのゴールで同点に追い付いた。一方、磐田も攻撃を強めて一進一退の攻防が続いたが、76分にジャーメインがペナルティーエリアで川崎のGKチョンソンリョンと交錯して倒れ、その結果得たPKを自身で決めて磐田が再びリードした。
240301 fron02川崎は82分に攻撃の選手4人を投入、交替したFW山田新がペナルティーエリアで倒されてPKを得、これを山田が自ら決めて再び同点に戻した(写真左下)。しかし、アディショナルタイムに川崎Fの選手のハンドでPKを与え、ジャーメインがこの日4点目のゴールを決めた。川崎Fも、GKも2回攻撃参加をするパワープレーを繰り広げて追いすがったが、ゴールを割れず乱打戦に涙を飲んだ。

川崎フロンターレの次のホームゲームは3月9日(J1第3節)京都サンガF.Cと16時から対戦する。

 

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2024年2 月26日 (月曜日)

川崎フロンターレがACLベスト8進出ならず:終了間際に被弾、山東泰山に敗戦

Fronafc002川崎フロンターレは2月20日、AFCチャンピオンズリーグ2023のラウンド16で中国・山東泰山をホーム等々力競技場に迎えて対戦した。試合は先行を許したものの新加入のDF三浦颯太(写真左下)とFWエリソンのゴールで追い付いたが、アディショナルタイムに4点目を決められ(写真右)、まさかの敗戦でベスト8進出を逃した。13日のアウェイゲームを3対2で勝利し、引き分け以上でベスト8に進める有利な状況だっただけに、チームの悲願だったアジア王者の夢が消えるとスタンドを埋めた11,732人のサポーターから大きなため息が漏れた。

写真=撮影いずれも桑山輝明

Froniafc001ACLのグループステージを1位で突破するなど、好調な成績で迎えたホーム等々力での今季初の公式戦とあって、平日の17時キックオフにもかかわらず、数多くのサポーターが詰めかけた。
試合は、川崎Fのミスも絡んで7分に失点、25分には追加点を許した。しかし、昨シーズン在籍したヴァンフォーレ甲府でACLのグループリーグに出場した三浦颯太が30分にゴールを決め、合計得点で追い付きチームに勢いを取り戻した。さらに59分にFWエリソンがゴールで同点とした。川崎Fはその後もチャンスを作ったが決めきれず、73分に失点して合計得点で並ばれた。延長戦に入るかと思われたアディショナルタイム終了直前の90+7分に相手コーナーキックで失点。川崎Fは長身選手2人を投入してパワープレーを図ったが、ゴールを割れず、ベスト16で涙をのんだ。

 

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FUJIFILM SUPER CUP・川崎フロンターレが優勝:ヴィッセル神戸を1対0で下す、際がデビュー戦初ゴール

Fronsupercup1Jリーグ開幕前の2月17日、国立球技場でFUJIFILM SUPER CUPが行われ、昨年リーグ優勝したヴィッセル神戸と天皇杯優勝の川崎フロンターレが対戦した。試合は新加入のDFファン ウェルメスケルケン 際が決勝ゴールを決め(写真 左下)、川崎Fが3年ぶり3回目のSUPER CUP優勝を飾った。

写真=表彰式(いずれも山本真人)

Fronsupercup2川崎Fのスーパーカップ出場は2年ぶり5回目で、これまでにリーグ優勝した2018年、2019年、2021年、2022年に出場。2019年に浦和レッズを1対0、2021年にガンバ大阪に2対1で勝利して優勝した。
52,142人の観客で埋まった国立で両チームともJリーグの代表にふさわしい熱戦を展開した。前半はボールを支配する神戸がやや押し気味に進めたが、川崎Fも粘り強く対応、前半をスコアレスドローで折り返した。後半に入った48分に川崎Fの際がシュートのこぼれ球を押し込んでゴール(写真左)を決めた。これに対し、神戸は攻勢を強めたが、川崎Fはゴール前を死守、貴重な1点を守り切った決勝ゴールの際はオランダから完全移籍で入団、Jリーグ初出場で初ゴールを決める鮮烈なデビューを果たした。

 

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2024年1 月27日 (土曜日)

川崎フロンターレが新体制を発表:ニューフェイス9人が参加、ACL制覇や複数タイトルに意欲

Frontalesintaisei-8川崎フロンターレは1月20日、川崎市麻生区の昭和音楽大学で2024年の新体制発表会見を開き、チーム方針や新加入選手9人、背番号、新ユニフォームなどを発表した。鬼木達監督は1203人の観客を前にリーグ奪還とACL(アジアチャンピオンズリーグ)制覇、複数タイトルの奪取を誓った。

写真=新入団選手らがサポーターとともに記念撮影

Frontalesintaisei-5会見には吉田明宏社長、竹内弘明強化本部長、鬼木監督のほか、新入団選手9人が参加した。入団したのは新卒のFW神田奏真(かんだ・そうま、18歳、静岡学園高等学校)、フロンターレアカデミーから昇格したMF由井航太(ゆい・こうた、18歳、#34、川崎フロンターレU18)、アカデミーを経て大学卒業後にフロンターレに戻ったMF山内日向汰(やまうち・ひなた、22歳、#26、桐蔭横浜大学)。移籍組はACLの経験があるDF三浦颯太(みうら・そうた、#13、ヴァンフォーレ甲府)、MF山本悠樹(やまもと・ゆうき、26歳、#77、ガンバ大阪)とベテランDF丸山祐市(まるやま・ゆういち、34歳、#35、名古屋グランパス)、ブラジル人のMFパトリッキ ヴェロン(19歳、#28、バイーア〈ブラジル〉)、FWエリソン(24歳、#9、サンパウロFC〈ブラジル〉)、MFゼ・ヒカルド(24歳、#6、ゴイアス〈ブラジル〉)。
Frontalesintaisei-4ことしのチームのキャッチフレーズは「Mind-1 NEXT こころひとつに、その先へ」。あと1点足りず昇格できなかった20年前の2004年時のキャッチフレーズ「Mind-1」にNEXTを付け加え、「20年前に立ち返り、チーム一丸となって次のステージとなるアジアチャンピオンズリーグを制覇し、2025年に32チームでスタートするクラブワールドカップのアジア代表として世界に川崎の名を広めたい」と吉田社長が力説した。
会場では新ユニフォーム、ユニフォームスポンサーを紹介、川崎市制100周年コラボ、川崎大師とのコラボユニフォーム制作などを発表した。
Frontalesintaisei-1新体制発表は、毎年「音楽のまち川崎」とコラボレーションする形式で行われている。今回はオープニングの昭和音大のステージで、バレエやダンス音楽を演奏、チームマスコットのふろん太が「白鳥の湖」の王女オデット役、ワルンタが悪魔のロットバルト役に扮して踊り(写真左)、会場をわかせた。
Frontalesintaisei-2舞台には福田紀彦川崎市長も登壇し「ことしは川崎市が市制100年を迎え、さまざまなイベントを展開します。世界、特にアジアでは、カワサキというとオートバイメーカーを思い浮かべる人が多いようです。ぜひ、アジアチャンピオンズリーグを獲得して、記念すべき節目の年に、世界に川崎市とフロンターレのことを広めたいので、皆さん応援しましょう」と呼びかけた。

 



 

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2023年6 月 1日 (木曜日)

川崎フロンターレの市制記念試合:7月8日の対横浜FC戦に850人無料招待

川崎市は、同市中原区の等々力陸上競技場で7月8日19時から行われるJリーグ第20節の川崎フロンターレ対横浜FCの市制記念試合に市民850人を無料招待する。

同市は、これまで7月1日の市制記念日の前後に、地元サッカーチームのフロンターレの試合に市民を招待している。
観覧は(1)ホームA自由席400組800人、(2)バックS指定席25組50人で、車椅子席も用意する予定。
応募方法は、川崎市のホームページの専用応募フォームから「JリーグID」でログインして申し込む。ただし、中学生以下は保護者の同伴が必要。
対象は市内在住者で、応募多数の場合は抽選。応募は1人1回のみで、複数応募の場合は最新のもののみ有効。応募期間は6月18日23時59分まで。
当選者には6月21日20時00分ごろ(目安)に、JリーグIDに登録されているメールアドレス宛に当選メールが送られる。チケットの受け取りは、スマートフォンやパソコンを利用してJリーグチケットサイトから当選チケット(二次元コードチケット)を試合前日に受け取り、当日入場ゲートの専用端末にかざす。
応募方法とチケット受け取りに関する問い合わせは電話0570-000-565(平日10時から午後6時、ホームゲーム等開催日の翌月曜日は休業日)川崎フロンターレ。

※JリーグIDについてはこちら

 

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2023年3 月23日 (木曜日)

川崎市多摩区に「フロンタウン生田」がオープン:第2の三笘薫、田中碧を育てる地域のスポーツ拠点に

Frontaunikuta002J1サッカーチームの(株)川崎フロンターレと川崎市が、川崎市多摩区生田の上下水道局生田浄水場跡地に工事を進めていた「フロンタウン生田」(多摩区生田1-1-1)が完成、3月25日にオープンする。
フロンターレの育成組織の拠点となるサッカーグラウンドやアリーナ、テニスコートに加え少年野球などができる生田多目的広場を備える。
オープンに先立ち20日に行われた報道陣向けの内覧会で、山田直広・川崎フロンターレ事業部長は「この場所から鷺沼兄弟と言われた三笘薫選手や田中碧選手に続く世界に通用する日本代表を育てたい。また地域の方に愛されるスポーツの拠点にしたい」と挨拶した。

写真=観客席やミストも備えた人工芝サーカーグラウンド

Frontaunikuta004同浄水場は、以前は水道水と工業用水の浄水場だったが水道事業の再構築計画により水道用の浄水場は2015年度で廃止、2016年から工業用水専門の施設となった。これに先立ち、市上下水道局は2012年から土地の有効利用を検討、スポーツ広場、災害時の一時避難場所などとして利用する基本計画や整備計画をまとめた。その後、有効利用を図る事業者をプロポーザル方式で公募した結果、川崎フロンターレに決まり、2019年10月に協定を締結した。
利用できる浄水場跡地は48,000平方mで、このうち34,000平方mを2022年1月から20年間、フロンターレに年間6,000万円で貸し出し、フロンターレが約26億円をかけ2022年1月から整備を進めていた。
主な施設は、照明と体感温度を下げるミストを備えた人工芝のサッカーグランド2面があり、一方には約150席分の観客席を備え、試合前のアップ練習に使えるミニコートもある。サッカーグラウンドは主にアカデミー(下部組織)のアンダー12・15・18の活動拠点として利用するが、2面のうち1面はラクロス、ラグビー用にも使用でき、空いている時間は貸し出す。
Frontaunikuta006バスケットボール、バレーボール、フットサルなど複数の競技ができる47m×27mのアリーナ(写真右)、照明付きの屋内・屋外の人工芝テニスコート各3面に加え、壁面が鏡張りで体操、ヨガなどの教室としても利用できる大小のスタジオ2室、ミーティングルームがある。
クラブハウスには、育成世代の選手が使うシャワールームを備えた更衣室や筋トレの機械を備えたトレーニング室、練習後に食事ができる食堂がある。
アリーナは、川崎市を拠点とするバスケットBリーグ「川崎ブレイブサンダーズ」の下部アカデミーの練習場のほか、子ども向けバスケットボール教室として利用することが決まっているが、一般市民も有料で利用できる。
テニス場は民間テニススクールの(有)藤野企画が運営する。
運動施設のほか、テナントとして、スポーツに力を入れる保育園と学童保育施設、コインランドリーと8月開所予定で整形外科リハビリ施設が入る。
Frontaunikuta013保育園と学童保育「キッズ大陸 フロンタウン生田園」は学校法人三幸学園が運営、フロンターレが子どもにサッカーを教えるなどスポーツ教育に協力、交わした三幸学園の昼間一彦理事長とフロンターレの山田事業部長が「スポーツ教育を通じて子どもたちの可能性を引き出し成長を支える」と記したパートナー協定を交わした。
クラブハウスの食堂は(株)オリーブ&オリーブが業務委託を受け、国際宇宙ステーション滞在中の野口聡一宇宙飛行士の栄養管理などを行った経験を持つ公認スポーツ栄養士の港屋ますみさんがメイン管理栄養士として参画、育ち盛りの育成年代選手に適したメニューを考案して提供する。また、保育園・学童の給食やおやつも担当するほか、4月4日から地域の人向けに総菜や弁当などを提供するフロムキッチンデリをオープンする。
川崎フロンターレは、これらの施設が入った場所を、アンカー・ジャパン(株)とネーミングライツ契約を行い「Anker フロンタウン生田」と名付け、アカデミーを除く運動施設などで年間65万人の利用を想定している。 
Frontaunikuta010敷地内の駐車場の一部に川崎ブレイブサンダースがジュニア用のバスケットゴールを設置した。このゴールは、同クラブがSDGsプロジェクトの一環として2021−2022シーズンから始めたチームのアシスト数によって算出する金額を川崎市内の子どもたちのバスケット振興に活用する「&ONE ASSIST」で作られたもの。同クラブはB1リーグ最多の1,353アシストを記録し、1アシストにつき1,000円を積み立て、市内の保育施設・幼稚園へのゴール寄贈費を除いた1,113,000円で設置した。この日は川崎ブレイブサンダースのマスコット「ロウル」からパスを受けた川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」がシュートしてゴールを決めるパフォーマンスも行われた。
Frontaunikuta009このほか浄水場跡地には、市上下水道局が子どもやお年寄りが運動できる健康遊具などを設置、防災対応のため手押しポンプの井戸やマンホールトイレなども配した約7,100平方mの生田ふれあい広場、高いバックネットを設置し少年野球や少年サッカーなどの球技のほか地域の人が気軽に利用できる生田多目的広場約7,800平方mを約7億8,800万円かけて整備した。ふれあい広場の利用は自由で無料。多目的広場は野球などの団体利用は予約が必要だ。
Frontaunikuta0013月24日には福田紀彦・川崎市長、吉田明宏川崎フロンターレ社長らが参加してオープンセレモニーを行い、25日9時30分〜13時にオープン記念のスポーツイベントを開催する。サッカー(申し込み制)、体操、ラグビー、ボクシング、バスケットボール、かけっこ、ウォーキング、トランポリン、ヨガのほか、ふわふわふろん太などのアトラクション、専修大学の吹奏楽、明治大学男子チアリーディングなどの演技の予定されている。雨天の場合は一部できないものもある。
施設の一般利用は4月1日8時から。
Anker フロンターレ生田の利用などはホームページ(こちら>)で。

 

 

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2022年4 月 7日 (木曜日)

Jリーグ 川崎フロンターレがセレッソ大阪に1対4で大敗: ホーム無敗記録25でストップ、J新記録ならず

220402fron001Jリーグ第6節の9試合が4月1、2日に行われ、川崎フロンターレは2日に川崎市中原区の等々力競技場でセレッソ大阪と対戦した。試合は、川崎Fが前半に3失点、後半も失点し、1対4で敗れた。川崎Fがリーグ戦のホームでの敗戦は2020年11月3日(第26節)以来1年5カ月ぶり。同年11月18日から続いていたホーム無敗記録はJリーグ記録タイの25でストップ、新記録はならなかった。

写真(撮影 : いずれも桑山輝明)=86分、川崎FのFWマルシーニョ(#23)のゴール

220402fron003代表戦を挟んで約2週間ぶりに行われたこの試合は、川崎Fにとっては記録がかかるだけに負けられないところだ。
試合は立ち上がりは互角の闘いだったが、13分に川崎FのDF谷口彰悟(#5)のミスからボールを奪ったC大阪がカウンター攻撃を仕掛けてMF乾貴士(#8)が先制した(写真左)。
川崎Fは相手のプレスに阻まれ攻撃できないうちに、28分に再び乾に追加点を奪われた。さらに36分にもC大阪のFW山田寛人(#34)にゴールを奪われ、前半を0対3で折り返した。
220402fron002流れを変えたい川崎Fはハーフタイムに一気に選手を4人代えて攻勢に転じたが、フィニッシュが決まらず、68分にはFW山田にも2本目となるゴールを決められた。川崎Fはその後もピンチを迎えたが、GKチョン ソンリョン(#1)のセーブで失点を免れた。
川崎Fは65分にFW家長昭博(#41)に代わって入ったFW小林悠(#11)が、終了間際の86分にペナルティーエリアでFWマルシーニョ(#23)へヒールパス(写真右下)、マルシーニョがゴールを決めて一矢報いた。しかし反撃もここまで、久し振りの大量失点で敗れた。
川崎Fの次のホームゲームは、4月9日19時から柏レイソルと対戦する。

 

 

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2022年3 月14日 (月曜日)

Jリーグ第4節 川崎フロンターレが名古屋グランパスに1対0で勝利:ホーム25試合無敗のJリーグタイ記録

220312forn001Jリーグ第4節が3月11〜13日に行われた。川崎フロンターレは12日にホームの中原区等々力競技場で名古屋グランパスと対戦、25分にMFチャナティップ(#18)のスルーパスに反応したFWマルシーニョ(#23)の今季初ゴールを守り切り1対0で勝利した。チームは、2020年11月18日第30節の横浜F・マリノス戦以来、22勝3分でホーム25試合連続無敗のJリーグタイ記録を達成した。

写真(撮影 : いずれも山本真人)=25分、先制ゴールを喜ぶ川崎イレブン

220312forn002試合は、名古屋が立ち上がり直後にペナルティーエリア手前でフリーキックを得るなど押し気味だったが、次第に川崎Fがボールを支配する時間が長くなり、25分にマルシーニョが相手ゴールキーパーをかわして先制ゴールを決めた(写真右上)。川崎Fはその後も何度か追加点のチャンスを作ったが相手の好守などでフィニッシュに至らず、1対0で折り返した。
220312forn003名古屋はハーフタイムで選手を変えずにポジションを入れ替えるなどして攻勢を強めた。一方、追加点がほしい川崎Fは早めに選手交代のカードを切り、60分には前半にカードをもらったチャナテップ、FWレアンドロ ダミアン(#9)を下げ、MF小塚和季(#17)、知念慶(#20)を投入、73分には脇坂泰斗(#14)、マルシーニョを下げ、FW遠野大弥(#19)、FW宮城点(#24)と早めに選手を交代した。しかし、名古屋の固い守備を崩せず好守が入れ替わる緊迫した時間が続き、追加点は奪えなかったものの、川崎FのMF橘田健人(#8)が相手のボールを奪って攻撃の芽を摘み取り(写真左)、キャプテンのDF谷口彰悟(#5)やGKチ220312forn004ョン ソンリョンの確かな守備など見応えのある緊迫した時間が続いた(写真左下)
名古屋は試合終了間際から3分のアディショナルタイムまで何度も同点のチャンスを作り出したが、川崎Fの堅守を崩せなかった。
チャナティップのアシストは移籍後初だが、イエローカードを受けたため次節は累積警告で出場できない。
川崎Fの次のホームゲームは4月2日15時からセレッソ大阪と対戦する。

 

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2022年3 月11日 (金曜日)

桐光学園高校の板戸耀央さんに春の甲子園で国歌独唱の大役:学生音コン声楽の部で優勝

220311itado003川崎市麻生区栗木の桐光学園高等学校3年生の板戸耀央さん(いたど・あきひろ・18歳)=神奈川県大和市=が3月18日に開幕する第94回選抜高等学校野球大会(日本高等学校野球連盟、毎日新聞社主催)の開会式で国歌を独唱する。板戸さんは同校合唱部に所属し、2021年12月に横浜市で催された第75回全日本学生音楽コンクール(学生音コン)(毎日新聞社主催)の声楽部門高校の部で優勝し、この大役を射止めた。3月11日に同校で開かれた記者会見で板戸さんは「『うれしい』という言葉で表現できないほど喜びと重みを感じています。当日は今まで支えてくれた人への感謝の気持ちと、出場する選手たちへの応援の気持ちをこめて歌いたい」と意欲をみせている。選抜大会の国歌独唱は、このところ全日本選手権学生音楽コンクール声楽部門高校の部の優勝者が担当している。

写真=板戸さん

板戸さんは、ピアノ教師をしている母の影響で、幼い頃から歌とピアノに親しんだ。4歳上の兄が桐光学園へ進んだ縁で中等部へ入学。板戸さんの素質を見抜いた合唱部顧問の上田武夫教諭に誘われて同部へ入った。パートはバリトンで、先輩の声に魅せられて歌う楽しさを覚えて中学3年頃から声楽家を志した。高校に進んでからは、東京藝術大学出身でウィーンに留学、声楽指導者としても活躍している上田教諭の指導を受けてきた。学生音コンは2年生に続いて2回目の出場で最高の栄冠を獲得した。板戸さんは出演順が最後で、歌い終わってすぐに成績発表があり緊張感が残っていたため、すぐには優勝の喜びを感じなかったと振り返っている。
また、高校野球開会式について「当日に向けて練習を重ねています。すごく広い会場で歌うことを思うと、緊張して倒れたら大変だと心配ですが、本番には強いので、歌い始めれば大丈夫です。まず自分が楽しめるように歌いたい」と話している。
東京藝術大学音楽学部に入学が決まっており、今後はこの経験に恥じない歌手になりたいという。現在の好きな曲は、いずれもモーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」。
会見に同席した上田教諭は「本校は普通科なので、音大を目指す生徒たちには舞台経験を積むために多くのコンクールへ積極的に出場するように勧めています。近年は、本校から音大へ進む生徒が増え、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの依田真宣さんら音楽界で活躍するOBも増えています」と話している。

 

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