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2015年6 月25日 (木曜日)
J3・FC町田ゼルビアが福島ユナイテッドFCに1対1 : 89分に追いつき引き分けに持ち込む
明治安田生命J3第17節の6試合が6月20日と21日に各地で行われた。FC町田ゼルビアは第2日程の21日に平塚市大原のShonan BMWスタジアム平塚で福島ユナイテッドFCと対戦、71分に先制ゴールを許したが、89分にFW鈴木孝司(#9)がゴールを決め、1対1で引き分けに持ち込んだ。
町田は土壇場で勝点1をもぎ取り、得失点差でかろうじて3位に踏みとどまった。
写真(撮影 : すべて山本真人)=町田MF鈴木崇文(#17)が相手クリアボールを拾い同点ゴールをアシスト
町田はアウェイ戦だったが、福島は2013年に湘南ベルマーレと業務提携を結んでいるため、福島が湘南のホームスタジアムを借り初のJ3試合の開催場所となった。試合開始前から雨が降り出したが、町田サポーターは開催地が近場のため5連勝を期待して駆けつけ(写真左)、福島側では湘南サポーターも応援、1,507人が観戦した。
試合前半は、町田がボールを動かして主導権を握りシュート6本、コーナーキック3回、フリーキック8回と圧倒的に攻め続け、福島にシュート1本、コーナーキック2回とほとんどチャンスを与えなかったものの、福島の堅い守備を崩せず前半を0対0で折り返した。
後半も町田がボールを握り、61分にはFW久木野聡(#38)からFW中村祐也(#11)に替えて攻め続けた。しかし福島は68分に選手を入れ替えシステムを変更、直後の71分にカウンターからFW村岡拓哉(#15)が先制ゴールを決めた(写真右)。
負けられない町田は、82分にMF土岐田洸平(#10)に替え191cmのFW戸島章(#23)を投入、長身DF深津康太(#5)らがパワープレーを試みるがなかなかシュートが打てず時間が過ぎさった。反撃が実ったのは89分、相手DFのクリアボールを拾ったMF鈴木崇文(#17)のパスを孝司が右足を振り切りゴールを決めた(写真右下)。町田は終了間際まで攻め続けたが追加点は生まれず連勝が止まった。
試合後の会見で町田の相馬直樹監督は失点に関して「われわれのリズムでゲームを進めていた中で、相手が3トップから2トップにしてきたところで、隙を作ってしまったのかなと思います」と反省「第1クールから自分たちよりも下の順位にいるチームに勝ち切れない状況が続いています。ここを何とか選手たちと乗り越えていかないと、目指しているJ2昇格や優勝につながっていかないと思います。今回のゲームを分析して、前に進めるようにしていきたいと思っています」と感想を述べた。
町田の次のホームゲームは、第18節の6月28日18時からY.S.C.C.横浜と対戦する。
2015-06-25 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2015年6 月22日 (月曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレが松本山雅FCに2対0 : 2連勝で5位に浮上
明治安田生命J1第16節の9試合が6月20日に各地で行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で今季J1に初昇格した松本山雅FCと対戦した。川崎Fは、FWレナト(#10)とMFエウシーニョ(#18)のゴールで2対0と今季2度目の2連勝を果たし、5位に浮上した。
写真=45分、川崎FのFWレナト(#10)が先制ゴール(撮影 : 山本真人)
ファーストステージはあと2試合。川崎Fはけが人が多く連勝はなかなかできなかったが、前節までの成績は7勝3分5敗で勝点24の6位。一方、松本はJ1に定着を目標とする「トップ15」を掲げており4勝3分8敗で14位。松本は熱い応援で知られておりバス27台のほか大勢のサポーターが駆けつけ、競技場は21,490人が観戦した。
この日は、アウェイユニフォームの胸スポンサー「ARROWS」マッチデーのため、川崎Fはアウェイの白いユニフォームを着用。先発は前節と同じメンバーで、主将の中村憲剛(#14)はベンチスタートのためFW大久保嘉人(#13)がキャプテンマークを付けて出場、けが明けのGK西部洋平(#21)とDF角田誠(#3)がベンチ入りした。
試合は、立ち上がりから川崎Fが松本陣内でパスを回しリズムをつかんで主導権を握った。しかし何度もコーナーキックなどのチャンスを作るものの、松本の粘り強い守備でゴールを割れない状態が続いた。
30分過ぎにはレナトがMF森谷賢太郎(#19)がミドルシュートを狙うがレナトはバーの上、森谷はGKにはじかれた。後半勝負かに思われた45分、レナトが自身初というヘディングで先制点を決め、前半を1対0で折り返す。
後半、立ち上がりに松本は攻勢に出て立て続けにチャンスを作るが、川崎の守備陣が落ち着いて対応し、失点を防いだ。63分に松本のゴール前のクロスボールが松本の選手の手に当たり大久保がPKを得たが、松本のGK村山智彦(#1)に止められた(写真右)。
しかし、その直後の65分にコーナーキックのクロスボールが相手選手に当りそのこぼれ球をエウシーニョが右足で押し込み追加点を奪った。川崎Fはその後も押し気味に試合を進め、71分に森谷に替え中村を投入、86分にはFW船山貴之(#15)からMF山本真希(#6)に替えてゲームを落ち着かせ、5試合ぶりに完封で試合を終えた。
試合後の会見で川崎Fの風間八宏監督は「久しぶりに我々の普通のサッカーが出来たなというのが感想です。2週間ありましたので、出して動き、相手より先にパスコースを作るということを徹底、みんなに意識を取り戻してもらおうことを続け、選手が忠実にやってくれました」と試合を振り返った。
次のホームゲームは、セカンドステージ第1節の7月11日18時30分からFC東京と対戦する。
また、セカンドステージが始まる前の7月7日19時から等々力陸上競技場でプレシーズンマッチとして日本代表の香川真司が所属するドイツ・ブンデスリーガーのボルシア・ドルトムントと対戦する。
2015-06-22 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2015年6 月20日 (土曜日)
狛江市で6月19日に安保関連法案反対の集会とデモ:「憲法9条守ろう」と小雨の中、市民が訴え 沿道から拍手も
狛江市で6月19日夜、国会で審議中の安全保障法案に反対する集会とデモが行われ150人以上の市民が参加した。参加者は小雨の降る中、「憲法違反の戦争法案反対」「集団的自衛権行使は憲法違反だ」「狛江市平和都市宣言を生かそう」などとシュプレヒコールをしながらデモ行進した。
写真=夜の町をデモ行進
この集会とデモは、こまえ社会保障推進協議会、東京土建一般労組狛江支部などが、「地域で平和を求める声をあげて行動しよう」と、5月中旬にこまえ九条の会、平和憲法を広める狛江連絡会などの市民団体に呼びかけ「6・19戦争なんてイヤだ!狛江市民集会&デモ」実行委員会(岡村誠実行委員長)を結成して主催したもの。
同委員会では、今国会での法案通過を阻止するため、法案に不安を持つ多くの市民に参加してもらおうと、チラシを3万枚を印刷、6月中旬に市内の各家庭に配布した。
この日は18時30分から狛江市中央公民館で集会を開き、岡村委員長が、政府が2014年7月に集団的自衛権行使容認の閣議決定してから国会に上程するまでの経緯や衆議院憲法審査会で3人の学者が「法案は憲法違反」としたこと、狛江市の平和都市宣言、市議会で集団的自衛権撤回を求める意見書が採択されたことなどを説明。その後、こまえ九条の会の寺尾安子さんや市議会議員らが意見表明した。集会には主催者の予想を上回る150人以上が参加、趣意書などを書いたチラシが足りなくなるほどだった。
集会後のデモでは、「9条を守ろう」などと書かれたカードを手に市内の本町通り、一中通り、狛江通りなど約3.5キロを1時間余りかけてゆっくりと行進、沿道では勤め帰りの人がデモの参加者に握手を求めたり、拍手を送る人もいるなど、法案への関心の深さを示す光景も見受けられた。
同実行委では、これからも国会の動きに注目して法案反対の意思を示したいと話している。
2015-06-20 in 06)政治, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース, 時事問題 | Permalink | コメント (0)
2015年6 月14日 (日曜日)
狛江市の弁財天池でホタル観賞会:家族連れなどが涼しげな光に歓声
狛江市元和泉の泉龍寺にある弁財天池で6月13日夜、ホタル観賞会が催され、詰めかけた家族連れなどが夜のやみに点滅する涼しげな緑色の光の軌跡に歓声を上げていた。
写真=ケージの中を飛ぶホタル
この観賞会は、かつては狛江でも普通に見られたホタルの復活をめざして東京狛江ロータリークラブ(松坂健一会長)が毎年この時期に催している。ことしで6回を数え、夏の名物行事として心待ちにしている市民も多い。
弁財天池から流れ出る水路に黒いネットでケージを作り、ゲンジボタル約400匹をケージと池の周りに放した。昨年はヘイケボタルだったが、ことしは体がひと回り大きく、光も強いゲンジボタルにしたため、訪れた人たちからは「明るく輝いてすごくきれい」「離れていても、よく見られる」などと好評だった。子どもたちの中には始めて見るという子も多く、「どうしてホタルは光るの?」「光る仕組みが知りたい」などと興味深そうに見つめる子もいた。また、年配の人は「昔は狛江市内でも見られたので、すごく懐かしい」「復活できたらいいですね」などと話していた。
同クラブでは、ホタルの復活に取り組んでおり、観賞会もその一環。ホタルは数日間、ケージに入れて公開しており、光る姿を観察することができる。その後は、狛江二世の誕生を目標に、造園業を営む鈴木一光さんらの会員が生育環境を整えて飼育することにしている。
2015-06-14 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)
2015年6 月12日 (金曜日)
狛江市で沖縄を題材にした金城実彫刻展&大城弘明写真展 : 戦後70年を機に初のコラボ展
戦後70年を機に沖縄の歴史と現状を多くの人に知って——狛江市岩戸北4丁目の企業M.A.P.事務所で沖縄を代表する彫刻家・金城実彫刻展『生ぬるい奴は鬼でも食わない』と報道カメラマン・大城弘明展「地図にない村」の初のコラボ展が6月11日から15日まで催される。
地図調査をしている同社は、俳優でもある高山正樹社長が知り合いに声をかけ知人の映画監督の新作の上映会などを開いていたが、2013年6月に「喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α」を開催して以来、地域でさまざまな文化的なイベントを開催している。スタッフに琉球舞踊家がいることもあって、沖縄の歴史や基地に苦悩する沖縄の現在に焦点をあてたイベントも多く、2015年1月には「小さな沖縄映画祭」を開催した。
今回の彫刻展&写真展は、それに続くシリーズ。会場には沖縄靖国訴訟原告団の団長でもある金城実さんの代表作の木彫と、沖縄タイムスのカメラマン大城さんの演習場反対闘争、復帰闘争などの写真を展示のほかフォトグラファー高橋美香さんの写真で見る金城実の世界も同時開催している。
14日11時からは金城さんと劇作家ふじたあさやさんの対談、12時からは「金城実 青春と挫折 そして彫刻家になるまで」と題し、50年以上前に狛江市内にある沖縄県の学生寮「南灯寮」や市内に下宿していた経験や大阪で教師をしながら彫刻制作をはじめていたころの話をする。
このほか13日20時からは自閉症のアマチュア写真家が沖縄を旅する姿を追ったドキュメンタリー映画「ぼくは写真で世界とつながる〜米田祐二22歳〜」の上映・トーク、14日20時からはドキュメンタリー映画「シバサシ—安里清信の残照」を上映する。
同展の開催時間は10時から20時で、15日は17時まで。入場は映画を除き無料だが、カンパ箱を置き協力金を募集している。映画会はいずれも1,200円。
問い合わせは電話03-3489-2246M.A.P.またはメール[email protected]
2015-06-12 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, h)東京都, 映画 | Permalink | コメント (0)
2015年6 月11日 (木曜日)
J3・FC町田ゼルビアが2位AC長野パルセイロに2対0 : 3連勝で長野との勝点差縮める
明治安田生命J3第15節の6試合が6月7日に各地で行われた。3位のFC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で2位のAC長野パルセイロと対戦、2対0で勝利し長野との勝点差を3に縮めた。
写真=73分、鈴木孝司の追加点を祝福する相馬直樹監督ら(撮影 : 神津佑磨)
ともにJ2入りを目指すJFL時代からのライバル対戦。昨シーズンの対戦結果は1勝1分け1敗で、今季は開幕戦で対戦し引き分けている。
町田は、7節から引き分けをはさみ7戦無敗で今季初の3連勝を目指す。一方の長野は10節から無失点の5連勝中とともに好調を維持しており、競技場は3,568人が観戦した。
町田は12試合先発出場のDF星野悟(#2)が累積警告で欠場、代わりに土岐田洸平(#10)をサイドバックで起用、長野はベテランのFW宇野沢祐次(#10)がベンチスタートだ。
試合は、立ち上がりに勢いを見せた長野の攻撃を町田がしのぎ (写真左上 : 以下撮影すべて山本真人)、次第に一進一退の攻防となった。34分に町田のMF李漢宰(#6)のミドルシュート(写真左下)が相手選手に当たってコースが変わり先制ゴールを決めた。その後もボールを奪い合う激しい展開が続いたが、前半を1対0で折り返した。
追いかける長野は、後半開始直後にチャンスを作り54分に宇野沢を投入、68分にはFWとMFを一気に2人替えるなど攻撃に厚みを増し、激しい攻防が続いた。
町田は73分にMF重松健太郎(#39)のシュートを相手GKがはじき、それを拾ったFW鈴木孝司(#9)がGKをかわして右足で押し込み追加点を得た。その後、町田は選手を4人替えて長野の反撃を全員でしのぎ(写真右下)、完封で3連勝した。
次の町田のホームゲームは第18節の6月28日18時からY.S.C.C.横浜と対戦する。
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Jリーグ・川崎フロンターレが湘南ベルマーレに2対1 : 後半に逆転
明治安田生命J1第15節の9試合が6月7日に各地で行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で今季J1に復帰した湘南ベルマーレと対戦した。川崎Fは4分に先制されたが、微妙な判定による運の良さもあり、60分にPKで同点、終了間際にMFエウシーニョ(#18)が相手DFのこぼれ球から決勝ゴールを決め劇的に逆転勝利した。
写真=90+4分、逆転ゴールに喜ぶ川崎Fの選手
第1ステージの残り試合は3試合で、前節まで川崎Fは勝点21の6位、湘南は同19の7位。今節の対決で順位が入れ替わる可能性もあるが、年間順位を上げるためにも負けられない試合だ。神奈川ダービーで近いこともあり、湘南からも多数のサポーターが訪れ、競技場には20,857人が観戦した。
川崎Fは、ゲームメーカーのMF中村憲剛(#14)がベンチスタートで、FW大久保嘉人(#13)がキャプテンマークを付け、ボランチはMF谷口彰悟(#5)とMF森谷賢太郎(#19)が起用された。
試合は、立ち上がりから湘南が勢いのある攻勢をかけ、4分にFW高山薫(#23)が先制ゴールを決めた(写真左上)。その後も湘南の勢いは続き、危険な場面もあったが川崎Fの守備陣がしのいだ。川崎Fは反撃するものの相手守備陣のクリアでなかなかフィニッシュに持ち込めず、25分に大久保がミドルシュートを放つも相手GK秋元陽太(#1)のファインセーブに阻まれ、前半シュート2本とチャンスは作れず0対1で折り返した。
後半も同様な流れで始まり、54分にクロスバーにあたりゴール内に入ったかの見えた湘南MF菊池大介(#10)シュートはノーゴールの判定で事なきを得た。この直後の57分に川崎FはDF武岡優斗(#4)に替え中村を投入し選手のポジションを替えると、ボール保持率が高まった。60分に中村がペナルティエリアで倒されたとの判定でPKを獲得、これを大久保が冷静に決めて(写真右上)同点に追いついた。
その後、一進一退の攻防が続き、川崎Fは90分から4分と表示されたアディショナルタイムには湘南の猛攻を防いた(写真左下)。このまま引き分け方と思われた90+4分、湘南ゴール前の混戦から相手DFのこぼれた球を拾ったエウシーニョが値千金のゴールを決め劇的な勝利をもぎ取った。
ハーフタイムには、スーパーフォーミュラの走行が行われ、2台の車が競技場内のトラックでデモンストレーション走行を行った。
次回のホームゲームは、6月20日第16節で16時からJ1に昇格した松本山雅と対戦する。
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狛江市の弁財天池で6月13日にホタル観賞の夕べ : 東京狛江ロータリークラブが開催
小田急線狛江駅北口近くの弁財天池(狛江市元和泉1丁目)で「ホタル観賞の夕べ」が6月13日(少雨決行、雨天14日)に催される。東京狛江ロータリークラブが実行委員会を結成、池を所有する泉龍寺の協力で催すもの。当日は19時からセレモニーを行い19時40分頃から21時まで池の付近に放したゲンジボタルを見せる。
観賞会は、弁財天池の改修を手がけた同クラブ会員で造園業を営む鈴木一光さんが、市制40周年記念と同クラブの創立40周年プレイベントを兼ねて2010年に初めて企画、泉龍寺の協力で開催し家族連れなど約1000人が参加して大きな反響を呼んだ。
この時のホタルのうち10匹を鈴木さんの会社の敷地内に設けたネットを被せた飼育用の池に放ったところ次の世代が生まれ、2011年6月下旬に2匹のホタルが光を放った。
今回は6回目で、将来は弁財天池生まれのホタルが飛び交う日が来ることをめざしている。
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2015年6 月 5日 (金曜日)
ナビスコカップ予選リーグ・川崎フロンターレは予選敗退 : ベガルタ仙台に引き分け
ヤマザキナビスコカップ予選リーグの第7節の6試合が6月3日に各地で行われ、予選Bグループの川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場でベガルタ仙台と対戦した。
川崎Fは、37分に先制され前半のうちに追いついたものの追加点が取れず、1対1の引き分けで順位をひとつあげBグループ3位となったが、決勝トーナメントにコマを進めることができなかった。
写真=試合終了、引き分けに終わりうなだれる選手
各グループの予選リーグ2位までが決勝トーナメントに進めるが、6節で勝点13の名古屋グランパスはすでに決勝トーナメントを進出を決めており、残りは1枠。川崎Fはヴィッセル神戸、モンテディオ山形と勝点は8と同じだが、得失点差と得点が下回り4位で、決勝トーナメント進出には大量得点の勝利が必要だ。競技場には9,523人が観戦した。
川崎Fは、DF角田誠(#3)の代わりに車屋紳太郎(#20)がDF起用されたほかはほぼフルメンバー。一方すでに予選敗退が決まった仙台は、フレッシュなメンバーを数人起用して試合に臨んだ。
試合は、仙台の厳しい守備にパスがうまく合わず一進一退の攻防を繰り返していたが、37分に仙台DF蜂須賀孝治(#4)に先制ゴールを許した(写真左)。しかし、45分にゴール前のこぼれた球に反応したFW大久保嘉人(#13)が同点ゴールを決め(写真右)前半を1対1で折り返した。
勝たねば決勝トーナメントに進出できない川崎は、ハーフタイムにDF武岡優斗(#17)に替えFW杉本健勇(#17)をピッチに送りシステムを変更。仙台もDF石川直樹#5)に替え渡部博文(#3)を投入した。川崎Fは、78分にMF小宮山尊信(#8)に替えFW安柄俊(#27)を投入、FW5人の超攻撃的布陣に切り変えフリーキックやコーナーキックなどのチャンスを得るものの、フィニッシュの精度がいまひとつに加え相手の好守に阻まれて追加点が生まれず(写真左)、引き分けで勝点を1しか伸ばせなかった。
Bグループは、2位の神戸が首位の名古屋に4対0で勝利して勝点を11に伸ばし決勝トーナメントに進出した。
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2015年6 月 1日 (月曜日)
狛江市の多摩川河川敷で水害シーズンを前に水難訓練 : 21機関、440人が参加
台風や集中豪雨など水害のシーズンを前に5月30日、狛江市猪方4丁目先の多摩川河川敷でヘリコプター、大型クレーンなど車両85機を使う大がかりな東京消防庁・狛江市合同総合水防訓練訓練が行われた。会場には市民約1800人が訪れ、夏を思わせる強い日射しの下でくり広げられる緊迫した訓練を汗をふきながら熱心に見守っていた。
写真=訓練会場の全景
訓練は、台風の影響で活発化した前線に伴う集中豪雨により狛江市内の各地で道路冠水、家屋への浸水などが発生、多摩川が増水し氾濫危険水位に達したため狛江市長は避難指示を行うという想定で、東京消防庁に所属する多摩地区の各消防職員、狛江市、狛江市消防団など21機関、約440人が参加して実施された。
会場では、狛江消防少年団や狛江市防災会、災害時支援ボランティアなどが住宅に見立てた壁の前で、ポリタンクやビールケースなど身近な材料を使って浸水を防いだり、中学生が脚立を使って中にいる人を助け出す一般市民参加型の訓練が行 われた。続いてハイパーレスキュー隊が流失の危険が迫った家に取り残された人をヘリコプターで救い出す訓練や、土砂で埋まった家や車からチェンソーなどの機材を使って鋤く出す土砂災害救助訓練を実施、泥ねい地から車を運び出す緊張感あふれる訓練を行った。
また、都市型浸水を想定し多摩地区の各消防隊員らが積土のう工法、鋼板防護工法、マンホール噴出防止工法のほかクレーンを使い約1トン大型土のうを積み上げる浸食防止工法など7種類の越水防止工法を行った。
メイン会場の横に設けられた展示エリアではブロワー車、水上バイク、双腕重機など珍しい車両の展示のほか、集中豪雨を体験できる国土交通省京浜河川事務所の降雨体験車も展示され、親子連れなどがビニールカッパを着てびしょ濡れになりながら楽しそうに体験していた。
堤防の上では大勢の市民が熱心に見ていた。
訓練後に大江秀敏消防総監は「狛江は昭和49年9月に台風16号で事故起きた場所で、東京消防庁は6日間でのべ2800人が水防活動した。行政や地元住民が連携すれば、被害を最小限に抑えることができる。今日の訓練で相互の連携が一層強固なものとなり、世界一安心安全な東京を目指します」と講評を述べた。高橋市長は「41年前の多摩川決壊で狛江の名前が全国に知れ渡った。日本で二番目に小さな市だが、コンパクトさを生かし顔と顔が見える関係ができているので、訓練によって自助・共助・公助の意識を高め安全なまちづくりを目指したい」と話した。
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