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2015年6 月22日 (月曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレが松本山雅FCに2対0 : 2連勝で5位に浮上
明治安田生命J1第16節の9試合が6月20日に各地で行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で今季J1に初昇格した松本山雅FCと対戦した。川崎Fは、FWレナト(#10)とMFエウシーニョ(#18)のゴールで2対0と今季2度目の2連勝を果たし、5位に浮上した。
写真=45分、川崎FのFWレナト(#10)が先制ゴール(撮影 : 山本真人)
ファーストステージはあと2試合。川崎Fはけが人が多く連勝はなかなかできなかったが、前節までの成績は7勝3分5敗で勝点24の6位。一方、松本はJ1に定着を目標とする「トップ15」を掲げており4勝3分8敗で14位。松本は熱い応援で知られておりバス27台のほか大勢のサポーターが駆けつけ、競技場は21,490人が観戦した。
この日は、アウェイユニフォームの胸スポンサー「ARROWS」マッチデーのため、川崎Fはアウェイの白いユニフォームを着用。先発は前節と同じメンバーで、主将の中村憲剛(#14)はベンチスタートのためFW大久保嘉人(#13)がキャプテンマークを付けて出場、けが明けのGK西部洋平(#21)とDF角田誠(#3)がベンチ入りした。
試合は、立ち上がりから川崎Fが松本陣内でパスを回しリズムをつかんで主導権を握った。しかし何度もコーナーキックなどのチャンスを作るものの、松本の粘り強い守備でゴールを割れない状態が続いた。
30分過ぎにはレナトがMF森谷賢太郎(#19)がミドルシュートを狙うがレナトはバーの上、森谷はGKにはじかれた。後半勝負かに思われた45分、レナトが自身初というヘディングで先制点を決め、前半を1対0で折り返す。
後半、立ち上がりに松本は攻勢に出て立て続けにチャンスを作るが、川崎の守備陣が落ち着いて対応し、失点を防いだ。63分に松本のゴール前のクロスボールが松本の選手の手に当たり大久保がPKを得たが、松本のGK村山智彦(#1)に止められた(写真右)。
しかし、その直後の65分にコーナーキックのクロスボールが相手選手に当りそのこぼれ球をエウシーニョが右足で押し込み追加点を奪った。川崎Fはその後も押し気味に試合を進め、71分に森谷に替え中村を投入、86分にはFW船山貴之(#15)からMF山本真希(#6)に替えてゲームを落ち着かせ、5試合ぶりに完封で試合を終えた。
試合後の会見で川崎Fの風間八宏監督は「久しぶりに我々の普通のサッカーが出来たなというのが感想です。2週間ありましたので、出して動き、相手より先にパスコースを作るということを徹底、みんなに意識を取り戻してもらおうことを続け、選手が忠実にやってくれました」と試合を振り返った。
次のホームゲームは、セカンドステージ第1節の7月11日18時30分からFC東京と対戦する。
また、セカンドステージが始まる前の7月7日19時から等々力陸上競技場でプレシーズンマッチとして日本代表の香川真司が所属するドイツ・ブンデスリーガーのボルシア・ドルトムントと対戦する。
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