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2015年5 月30日 (土曜日)
J3・FC町田ゼルビアが首位レノファ山口に1対0で勝利 : 勝点差を縮め3位に浮上
明治安田生命J3第13節の6試合が5月24日に各地で行われた。FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で首位のレノファ山口FCと対戦、1対0で勝点差を8に縮め3位に浮上した。
写真=47分、ゴールに喜ぶ町田MF鈴木崇文(#17) (撮影 : 山本真人)
第3クールまであるリーグ戦の1巡目最後の試合。J3優勝でJ2を目指す町田は、12節終了時点で5勝4分2負で勝点19の4位。勝ちきれない試合が多くこの試合で浮上のきっかけをつかみたいところ。
一方、ことしJFLから昇格した山口は、10勝0分1敗で勝点30で2位以下を大きく引き離しており、開幕から無得点試合がなく好調をキープしている。山口には昨シーズンまで町田で活躍したMF庄司悦弘(#44)と昨年レンタル移籍で今季完全移籍となり12節までに7得点をあげているFW岸田和人(#9)選手が在籍している。町田サポーターにはなじみの選手がいる注目度の高い試合で、競技場には3,132人が来場した。
試合は、両チームとも選手がこの試合にかける気持ちが強く、開始直後から好守の切り替えが早い一進一退の攻防が続いた。町田は7本、山口は3本のシュートを打ち決定的な場面もあったが、気迫あふれる守備で前半を0対0で折り返した。
後半、町田は47分にMF大竹隆人(#13)のパスに鈴木崇文(#17)が左足でダイレクトに押し込み先制ゴールを上げた(写真右)。町田は、山口の反撃をしのぎ、65分にFW重松健太郎(#39)からMF遠藤敬佑(#8)、82分にはFW久木野聡(#38)からFW中村祐也(#11)に替えて追加点を狙ったがゴールは割れず、90+1分に、遠藤からDFぺ ペデウォン(#11)に替えて守備固めをして勝利した。
試合後の会見で町田の相馬直樹監督は「いままで勝てないことによって少しずつ自信を失なっていました。自分の力を出し切れないっていう状態が少し続いてしまったというのが、波に乗れなかった部分かなと思います。そういった中で、勝ち点差が10以上離れている相手との対戦で、選手たちも自分自身もチャレンジャーになれました。自分たちの心の持ち方で勝ちに繋がる、結果も変わるっていうのは、自信にしなければいけないと思います。首位を相手にして勝ちを獲れたことを、我々の今後の上昇のきっかけにしたいと思います」と話した。
次のホーム試合は、6月7日16時から2位のAC長野パルセイロと対戦する。
2015-05-30 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2015年5 月28日 (木曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレがサガン鳥栖に3対2 : FW杉本の活躍でシーソーゲーム制す
明治安田生命J1第13節の8試合が5月23日に各地で行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でサガン鳥栖と対戦した。先制した川崎Fは、2度追いつかれたが、FW杉本健勇(#9)が83分にこの日2点目となる決勝ゴールを決めてシーソーゲームを制した。
写真=試合終了後、水をかけ合って喜ぶ川崎Fイレブン(撮影 : 桑山輝明)
川崎Fは勝点18の7位、一方鳥栖は勝点19で6位で、1試合少ないトップの浦和レッズ(勝点27)とは勝点差は離れておりファーストステージの優勝には遠いが、年間順位を考えるうえではひとつでも勝ち星を積み上げたいところ。天気の良い土曜日のナイターだったが、市内の多くの小学校が運動会だった影響もあり、観客はやや少なめの14,881人だった。
試合は、立ち上がり鳥栖に押し込まれたが川崎Fの守備陣が踏ん張りクリアした後、一進一退の攻防が続き、19分にMF車屋紳太郎(#20)がドリブル突破して上げたクロスボールに相手GKがはじき、そのこぼれ球を杉本が左足でダイレクトに押し込み先制した(写真左上: 撮影=山本真人)。ゴールに絡んだ車屋は負傷で30分に退き、代わりにDF武岡優斗(#17)がピッチに入った。鳥栖の反撃が続き36分にFW豊田陽平(#11)にゴールを許し同点となり、その後は互いにチャンスは作ったが前半を1対1で折り返した。
後半、立ち上がりから激しい攻防が続くが、好守備でしのいだ。川崎Fは、62分にFW大久保嘉人(#13)のヘディングシュートをGKがはじきそのこぼれ球を自身の右足で決めてリード。その後、鳥栖の反撃をしのいでいたが、81分に鳥栖のカウンター攻撃がオウンゴールとなって再び同点となった(写真右下)。
しかし83分に直接フリーキックでFWレナト(#10)がけったボールに杉本が頭で合わせて勝ち越し弾を決め、鳥栖の反撃をGK新井章太(#30)のビックセーブで逃れて勝利し、鳥栖を抜いて順位を1つ上げ6位となった。
試合後、2得点の杉本について聞かれた川崎Fの風間八宏監督は「ナビスコ(山形戦)後にカツをいれたら、2日間ですごく本気になったのでそのまま使ったところプレーで現した。ただ、これからもっと伸びて欲しい」とさらなる飛躍を期待していた。
次のホームゲームは、6月3日19時から予選突破をかけたナビスコ予選最終戦(7節)でベガルタ仙台と対戦する。リーグ戦のホームゲームは6月7日(15節)16時から湘南ベルマーレと対戦する。
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2015年5 月26日 (火曜日)
川崎市麻生区に「新百合デッサン会」が5月31日に発足 : 着衣モデルをモチーフに人物画を制作
川崎市麻生区で、着衣モデルを使って絵画を楽しむサークル「新百合デッサン会」(篠田泰蔵代表)が5月31日に発足、会員を募集している。
画像=篠田泰蔵代表が描いた「バンドネオン」
同会は、人物をモチーフにして初心者から経験豊富な人まで絵画をみんなで楽しもうと、町田市広袴在住で麻生区を拠点に活動している画家篠田泰蔵さんが呼びかけている団体で、神奈川美術協会の後援を得て活動を始める。着衣の固定ポーズのモデルを描く以外は、習作、発表会用のほか作風も自由で、油絵、アクリル、水彩、パステル、鉛筆、木炭など何でも可能。
初回の31日は横浜港の老舗フランス料理のレストランに勤務する女性をモデルに招き、同館の実習室で13時から16時30分まで参加者が好きな画材で制作する。定例会では、希望者に篠田代表がデッサンの基礎などのアドバイスも行う。
活動は、当面は隔月の活動の予定で、モデルは紹介事務所などに頼らず篠田代表が参加者の意向をくみながら様々な年代の男女モデルを呼ぶという。
同会では、絵画愛好者が地域に根ざした活動を行い参加者同士が刺激しあうために定期的にグループ展を開く予定で、希望者には公募展の案内も行う。
参加は、携帯イーゼルと画材など持参する。入会金は無料で、参加費は1回1,000円。
問い合わせは電話090-3146-3077篠田さん。詳細は同会HP
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2015年5 月24日 (日曜日)
ナビスコカップ予選リーグ・川崎フロンターレはモンテディオ山形に1対1 : 主力組を出し追いつく
ヤマザキナビスコカップ予選リーグの第5節の6試合が5月20日に各地で行われ、予選Bグループの川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場でモンテディオ山形と対戦した。川崎Fは、フレッシュなメンバーで試合に臨んだが、54分に先行され、直後に大黒柱のMF中村憲剛(#14)らを投入して64分に同点弾を決めて引き分けに持ち込み、かろうじて予選突破の可能性を残した。
写真=試合終了、疲労感が漂う川崎Fのイレブン
前節までに川崎Fは勝点4で4位、山形は勝点4だがゴール数が上回り3位で、決勝トーナメントに進める2位以内に入るためにはともに負けられない試合だ。平日のナイターだったが競技場には10,435人が来場、熱い応援を行っていた。
川崎Fは、週末にはリーグ戦を控えけが人も多いため主力組を温存、ボランチに山本真希(#6)と今季加入の橋本晃司(#7)、FWは杉本健勇(#9)、安柄俊(#27)、船山貴之(#15)が先発出場した。一方、山形も前節ベンチスタートだったFW3人が先発出場した。
試合は、川崎Fは山形のハードワークな守備に加えパスの連携やフィニッシュの精度がいまひとつ足りず、なかなかチャンスを作れず、シュート数はわずか2本。山形も3本のシュートが枠外などで互いに攻めきれず前半を0対0で折り返す。
後半、山形は立ち上がりから攻撃を強めてチャンスを造り一度はクリアしたが54分にFW山崎雅人にゴールを決められた(写真左、撮影 : 桑山輝明)。すると川崎Fは56分に橋本を下げ中村を投入、58分には安に替えFW大久保嘉人(#13)を送り出すと攻撃のリズムがあがり、64分に船山のシュートのこぼれ球をMFエウシーニョ(#18)が右足で合わせて同点ゴールを決めた(写真右、撮影 : 桑山輝明)。その後は互いにチャンスを得るものの守備陣が防ぎきり追加点は生まれなかった。
川崎Fは引き分けには持ち込んだものの、試合後の会見で風間八宏監督は「チームの中で意識の差があり、何人かの選手にがっかりした」と怒りをあらわにしていた。
2015-05-24 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2015年5 月16日 (土曜日)
アメフトXリーグ東日本交流戦:5月17日のフロンティアーズ対ディアーズ戦にフロンターレ後援会員を無料招待
5月17日14時から富士通スタジアム川崎(川崎市川崎区)で開催される社会人アメリカンフットボールXリーグ東日本交流戦の富士通フロンティアーズ対LIXILディアーズに川崎フロンターレ後援会員先着200人を無料招待する。会場では、富士通フロンティアーズの「フロンティー」と川崎フロンターレの「ふろん太」のチームマスコットの共演をはじめ、アメフト防具体験コーナーなどのイベントもある。
この企画は、フロンターレとフロンティアーズが川崎市を拠点にしている「かわさきスポーツパートナー」になっていることから、フロンターレ後援会会員を招待、多くの人にアメフトに親しんでもらおうと実施される。
後援会員は会場の特設コーナーで会員証を提示してチケットと引き換えられる。受け付けは13時から。
特設コーナーでは、マスコットの共演、防具体験のほか、限定コラボシールの販売、川崎フロンターレ・エアゴール、フェイスペイント、記念撮影コーナーなどが開設される。
また、この日は11時からノジマ相模原ライズ対アサヒビールシルバースターの試合も同スタジアムで行われる。
無料招待のホームページはこちら
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2015年5 月15日 (金曜日)
川崎市麻生区の新1年生が1日警察署長 : 交通事故ゼロを呼びかけ
麻生区から悲惨な交通事故をなくしましょう——川崎市麻生区の新百合ケ丘駅南口のペデストリアンデッキで5月13日、区内の小学1年生2人が1日麻生警察署長となり道行く人やドライバーに交通安全を呼びかけた。
写真=交通安全キャンペーンのグッズを配る1日警察署長
麻生区交通安全対策協議会が5月11日から20日までの「春の全国交通安全運動」のキャンペーンとして行ったもので、例年は4月に実施しているが、ことしは統一地方選のため、約1カ月遅れとなった。
春の交通安全運動は、新入学児童や園児の交通事故防止を重点にしているため、同区では区内の小学校が順番で新入学児童に1日署長を依頼しており、ことしで17回目。
今回は、百合丘小学校の村上康貴君と朝日瑞季さんが警察署長を務めた。2人は麻生警察署で三鬼洋二署長から署長の辞令を受け取った後、14時30分からペデストリアンデッキで行われた開会式に参列した。
三鬼署長が「麻生区ではことしに入って交通事故の死者はゼロだが、負傷者は5人増えている。高齢者の事故は減ったが、二輪車の事故の増加が目立っている。交通事故は当事者だけでなく家族など周りの人の人生を狂わせてしまう。十分に気をつけてほしい」などと呼びかけた。続いて多田昭彦区長が「川崎市は全国の政令指定都市の中で10万人あたりの交通事故がいちばん少ない。さらに麻生区は全7区の中でいちばん少ない。入学から1カ月たって新入生も慣れた頃だが、気の緩みが出てくる時期でもある。子どもの事故のなかでは飛び出しが多いので、家庭でも気をつけるよう注意を促してほしい」と訴えた。
その後、2人の子ども署長の「交通安全スタート」の号令で、交通安全関連団体の約100人とともに用意した約1,000個のチラシと色鉛筆を通行人やドライバーに手渡した。買い物客などからは「かわいい署長さんね」と足を止めてチラシを受け取り、握手で激励していた。
2015-05-15 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0)
2015年5 月11日 (月曜日)
J3・町田ゼルビアが 福島ユナイテッドFCに引き分け : 先制6分後に追いつかれ1対1
明治安田生命J3第10節の6試合が5月6日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で福島ユナイテッドFCと対戦した。町田は70分にFW鈴木孝司(#9)が先制ゴールを決めたが、セットプレーから追いつかれ1対1の引き分けに終わり、4位に後退した。
写真(撮影 : すべて山本真人)=70分、先制ゴールに喜ぶ町田FW鈴木孝司
ゴールデンウィークの最終日で、町田は次節5月10日11節の試合がないため連戦最後の試合だ。昨年J3の得点王だった孝司が前節で終了間際に得点するなど調子を上げており連勝したいところだ。競技場は2,802人が観戦した。試合は、開始直後からアグレッシブに攻める福島にペースを握られ守備に追われる時間が続いたが、GK高原寿康(#21)ら守備陣の好守でしのいだ。町田は25分過ぎにようやくチャンスをつかみファーストシュートを打つが相手にブロックされるなど見せ場をほとんど作れず、前半を相手より2本少ないシュート4本で終えた。
町田はハーフタイムにMF遠藤敬祐(#)に替え、FW重松健太郎(#39)を送り出し、攻撃のリズムをつかみチャンスを作るもののフィニッシュが決まらなかった。すると70分、MF大竹隆人の浮き球パスを受けた孝司が相手守備陣につかまられながらゴールを決めて先制した。しかしその6分後に福島のコーナーキックでMF安藤輝(#24)にヘディングゴールを許し追いつかれた(写真左)。
勝ち越したい町田は、78分にFW久木野聡(#38)からFW中村祐也(#11)に、86分にはDF星野悟(#2)からMF土岐田洸平(#10)とフレッシュな攻撃陣を投入、90分には大竹に替えDF深津康太を入れてパワープレーを試みるが、ゴールを割れず引き分けに終わった。
次のホームゲームは、5月24日16時からレノファ山口FCと対戦する。
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2015年5 月 8日 (金曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレがサンフレッチェ広島に0対1 : 堅守崩せず3連敗
明治安田生命J1第10節の7試合が5月6日に各地で行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でサンフレッチェ広島と対戦した。川崎Fは3分に先制されたため、攻勢をかけ広島の2倍以上の14本のシュートを打ったが、相手の最終ラインの堅い守りを崩せず0対1で敗戦、3連敗となった。
ACLに参戦する4チームの試合が6月3日のため順位は暫定で1つ下がり6位に後退、1試合少ない首位浦和レッズとの勝ち点は9と引き離された。
写真=前半3分、広島MFドウグラス(#9)の先制ゴール
大型連休最後のデイゲーム。2敗している川崎Fは、4位の広島に勝利して上位との差を詰め連敗を止めたいところだ。競技場には21,141人が入場した。
川崎は、前節で退場処分のDF車屋紳太郎(#20)が出場停止、FW小林悠(#11)がウォーミングアップ中のけがのためベンチスタートの予定だったFW船山貴之(#15)が急きょスタメンに変更、怪我のGK西部洋平(#21)に代わり新井章太(#30)が公式戦初出場となった。
試合は、3分に中盤で川崎Fの守備の連携ミスでこぼれたボールを拾った広島が一気に川崎Fゴールに攻めMFドウグラス(#9)が前に出ていたGKを抜くループ状のヘディングシュートで先制した。事故のような先制弾の後、川崎は相手陣内でパスを回してボールを保持、広島にゴールを含めて2本シュートを許すのみと圧倒的なボールポゼッションでペナルティーエリア付近まで攻め込んだ。しかし広島の堅い守備に阻まれゴールネットを揺らすことができず、前半を0対1で折り返した。
後半、川崎Fは前半よりもさらに細かくパスをつなぐが、ラストパスにつながらない時間帯が続いた。広島は、54分にベテランのFW佐藤寿人(#11)に替え、若手のFW浅野拓磨(#29)を投入してカウンター攻撃をするが、川崎Fの守備陣が落ち着いて対応して追加点を与えない。
3連敗を避けたい川崎Fは、ショートパスで相手の守備のほころびを見つけるだけでなくときおりミドルシュートも交え9本のシュートを放ったが、いずれもGK正面や相手にクリアされて無得点に終わった。
試合後の会見で川崎Fの風間八宏監督は「ナイスゲーム、バッドスコアにつきる。前半はシュートチャンスがあったが一手間かけてシュートを打たなかった。自分たちがチャンスを作りながら仕留め切れない。そこのところの質、あるいは意識を高めていくところが大事だと思う」と試合を振り返った。
それに対し先に会見した広島の森保一監督は「連戦の中で先制点を奪う。守備をしっかり固め、逃げて勝ち切るサッカーをできたことがきょうの収穫だと思っています。僕も自分が守備的な特徴のある選手でしたし、今日はピンチがたくさんあったと思いますが、おそらく守備の選手は非常に楽しみながら守備をしていたと思います。我々の守備のアイディアを持ってしっかり予測して、相手の攻撃を止めていこうと伝えたが、そこを選手はやってくれたと思います」と余裕の表情で話した。
川崎Fの次のホームゲームは、5月20日19時からナビスコ予選リーグ第5節でモンティディオ山形と対戦する。リーグ戦のホームゲームは5月23日19時からの第13節でサガン鳥栖と対戦する。
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2015年5 月 4日 (月曜日)
J3・町田ゼルビアが FC琉球に1対0 : 鈴木孝司が終了間際に劇的なゴール
明治安田生命J3第9節の6試合が5月3日に各地で行われた。FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場でFC琉球と対戦した。町田はアディショナルタイムが終わる90+4分にFW鈴木孝司(#9)が体勢を崩しながらも足先で値千金のゴールを決め、1対0と劇的な勝利をつかみ3位に浮上した。
写真=90+4分、ゴールを確認する町田FW鈴木孝司(#9)
アウェーの前節・グルージャ盛岡戦でスコアレスドローだった町田は、ホームで2連勝したいところ。一方の琉球は、点の取り合いだった前節のレノファ山口との対戦で終了間際に失点して敗戦しており2連敗は避けたいところだ。競技場は3,121人が観戦した。試合は、立ち上がりは町田が攻勢でシュートまで持ち込んだが、フィニッシュの精度がいまひとつで、琉球の堅い守りを崩せなかった。その後は、琉球のカウンターを受ける場面も見られ、前半を0対0で折り返した。
後半も同様の展開だったが、町田は流れを変えるため55分にMF大竹隆人(#13)とMF遠藤敬佑(#8)を下げ、MF土岐田洸平(#10)、FW重松健太郎(#39)を投入してさらに攻勢を強めるが、琉球の体を張った守りを崩せない状態が続き、89分にはFW久木野聡(#39)に替えMF宮崎泰右(#18)を送り出した。前掛かりになった町田はアディショナルタイムに相手にセットプレーを与えたが、GK高原寿康(#21)の好守で守りきった。
ピンチをしのぎこのままスコアレスドローで終わると思ったが、ラストプレーと思われた高原からのボールをDF星野悟(#2)、MF鈴木崇文(#17)、DF松本怜大(#19)へとつなぎ、最後はゴール右に走り込んだ孝司が琉球のDF2人に挟まれながら足先で貴重な1点をもぎ取った。その瞬間、競技場の多くの観客は歓声をあげ、町田の選手達は次々とゴール裏に駆け寄りサポーターと喜びを分かち合った。
試合後の会見で相馬直樹監督は「選手たちの勝ちたいという気持ちと、サポーターの勝たせたいという気持ちがゴールに、そして勝ち点3につながったと思います」と振り返り「粘り強くチームが戦えたことは評価できるが、今後のことを考えると決め切る力を付けないといけないし試合の入りで主導権を取れることも大事」と気を引き締めていた。
次のホームゲームは、5月6日16時から福島ユナイテッドと対戦する。
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Jリーグ・川崎フロンターレがFC東京に1対2 : 退場響き、逆転負け
明治安田生命J1第9節の9試合が5月2日に各地で行われ、川崎フロンターレは調布市西町の味の素スタジアムでFC東京と対戦した。川崎Fは21分にFW大久保嘉人 (#13)がキングカズこと三浦知良(FC横浜)選手を超えるJ1歴代4位、通算140ゴールで先制し川崎サポーターを喜ばせたが、1人退場となった後の71分と87分にセットプレーから2失点で逆転され2連敗した。
写真=87分、FC東京に逆転され気落ちする川崎Fの選手(撮影 : 山本真人)
多摩川を挟む隣町ダービー「第25回多摩川クラシコ」の対戦で、過去のリーグ戦対戦成績はフロンターレの10勝7分け7敗、昨シーズンは1勝1分け。前節までの成績はFC東京が3位、川崎Fが5位で、川崎はリーグ1の17得点に対し、FC東京は首位の浦和と並ぶ4失点とそれぞれの持ち味で上位に付けている。試合は、ゴールデンウィークの後半初日に加え、大久保が140本目のゴールを決めたらカズダンスを披露すると宣言しており、川崎側からも多くのサポーターが訪れ、42,604人とクラシコとして最高の入場となった。
試合は、川崎Fのリズムではじまりチャンスをつくるが、FCの堅い守りに阻まれフィニッシュのタイミングが合わずなかなか得点が生まれなかった。21分の直接フリーキックでMF中村憲剛(#14)のパスに大久保が頭で合わせて先制。大久保が東京ゴール近くのメインスタンドに向かってMFレナト(#10)と中村とともにカズダンスを踊った。その後、中盤でボールを奪い合う攻防が続くが、前半を1対0で折り返す。
FC東京はハーフタイムにFW河野広貴(#17)に替え、MF東慶悟(#38)を投入して攻勢を強めてチャンスを作り出し、川崎Fも相手ゴールに迫るがFC東京の好守に阻まれ追加点が奪えない状態で一進一退の攻防が続いた。
すると64分、FC東京のFW武藤嘉紀(#14)のドリブル突破を止めた川崎FのDF車屋伸太郎(#20)がこの日2枚目のカードをもらい退場。川崎Fは67分にFW船山貴之(#15)を下げDF角田誠(#3)を投入したが、ピンチに続き71分にフリーキックを与え、DF太田宏介(#6)に直接決められ同点となった(写真右下 : 撮影=山本真人)。
数的優位に立つFC東京はさらに攻勢を強め川崎Fがしのぐ時間が続いたが、87分に太田のフリーキックを川崎Fのマークを外した武藤に頭で合わせられ逆転された。川崎Fは89分にDFエウシーニョ(#18)に替えFW杉本健勇(#9)を投入したが、追加点は奪えず敗戦した。
ダービーマッチで熱くなることもあり、FC東京は4枚、川崎Fは3枚と多くのカードが出されたが、川崎は車屋の退場が響く結果となった。
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