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2008年8 月31日 (日曜日)
北京パラリンピックに川崎から3選手:阿部川崎市長が水泳の成田さん、車イスバスケの添田さん・前田さんを激励
北京パラリンピックに出場する川崎市の3選手、多摩区の会社員・成田真由美さん(38)=水泳、宮前区の会社員・添田智恵さん(33)=車イスバスケットボール女子)、幸区・川崎市職員前田憲造さん(33)=同男子が出発に先立ち8月22日、パラリンピック公式のスーツ姿で川崎市を訪問、抱負を語った。
写真(川崎市提供)=右から阿部孝夫市長、成田真由美さん、添田智恵さん、前田憲造さん
今回の大会は、9月6日から17日までの日程で主に北京でに行われ、140を超える国から約4000人の選手が20種目で熱い戦いを繰り広げる。日本からは162人が水泳、車いすバスケットなど19の競技に参加する。
アトランタ、シドニー、アテネの3大会で金メダル15個、銀4個、銅3個のメダルを獲得し、4回連続出場となる水泳の成田選手は9月7日から15日にかけ、50m自由形、100m自由形、50m背泳ぎ、150m個人メドレー自由の4種目に出場する。「この4年間で3回も手術をするなど大変で、昨年の今ごろはまだ、ベッドの上だったが、北京という目標があって乗り切れた。今回は障害が軽いクラスに変わりメダルに届かないかも知れないが、初出場の気持ちでチャレンジしたい」と意欲を述べた。
シドニーの銅メダルに続き3大会連続で車いすバスケットボールに出場する添田さんは、7日から予選B組(日本、中国、カナダ、メキシコ、オランダ)に出場、前回以上の成績をめざす。「これまでの経験を生かし、泥くさいプレーを見せながらもメダルに向けて頑張りたい」と闘志を燃やす。
念願の初出場となった前田さんは、7日から予選A組(日本、スウェーデン、ドイツ、イラン、カナダ、南アフリカ)に出場、「初めてなので緊張すると思うが、頑張ってきます」と笑顔。
阿部孝夫市長は「心おきなく戦ってほしい。前田さんは、市役所の星として全力を出してください」と激励、奨励金と花束を贈った。
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2008年8 月30日 (土曜日)
狛江市の多摩川で豪雨の被害次々:防災訓練中止や屋形船流出、水辺の楽校もゴミや土砂で埋まる
8月28日夕方から29日未明にかけて多摩地区各地を襲った激しい雷雨は、狛江市内でも多摩川河川敷の各所に被害をもたらした。
写真=増水した多摩川、下流に向かってなぎ倒された堤防法面の草、木に引っかかり助かった屋形船とボート(29日午前11時ごろ撮影)
多摩水道橋下流の多摩川緑地公園グランドが冠水、狛江市は29日の午前中に、同グランドで8月31日に予定していた狛江市総合防災訓練を、訓練用の消防車両が入れないため中止すると発表した。同市の防災担当者によると、2004年度も同様の理由で防災訓練を中止しており、グラウンドは、今秋の渇水期に小田急線の鉄橋工事の資材置き場となるため、すぐには復旧工事は行わないという。
多摩水道橋下流にあるに貸しボート「たまり屋」では、昔ながらの川遊びを楽しめる「屋形船」4隻のほか係留中のボート10数そうが流された。ボート屋を営む谷田部靖彦さんの妻によると、28日午後7時過ぎに上流の上河原堰(ぜき)の水門を開けるという連絡があり、午後11時過ぎまで川を監視していたが、水位がさほど上がらなかったので、ボートを河原の上の方に引き上げたり、屋形船にいかりやロープを取り付けずに帰宅。その後、上流や下流の水門を開ける連絡はなかったが、明け方の強い雨が収まった午前4時ごろ多摩川に行くと、水位がかなり上がって河原の半分以上が冠水し、屋形船やボートが流出していたという。屋形船の1隻は、下流側の多摩川緑地公園グランドの木に引っかかっていたが、他の船は東名高速道路下まで探したが、見つかっていない。また、ボートは下流の林に引っかかっているという。
谷田部さんによると、多摩川が増水する台風や暴風雨の場合は、台風の進路のニュースを見たり、水門の開閉の連絡を受け事前に船が流れないよう準備をしてきた。多摩川一帯が危険水位に達して大きな爪跡を残した2007年の台風9号や、家屋19棟が流された1974年の多摩川決壊の時でも船が流されたことはなかった。「灯ろう流しなどで親しまれている屋形船がなくなり、寂しい」とがっくりしていた。
このほか、猪方から駒井町先の河川敷に広がる「水辺の楽校」の敷地一帯も冠水。同運営協議会事務局長の竹本久志さんによると、ゴミや流木が大量に流れ着いており、「昨年の台風9号で埋まった敷地内を、地域の親子によるボランティア『水辺の楽校を元に戻し隊』の手で自然を再生する環境清掃を続け、ようやく泥で埋まった小川や観察路の一部が復旧したが、同様の被害を受けた個所も多く、ゴミ撤去をまたしなくては」と嘆いていた。
2008-08-30 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 09)市民活動, 12)防災・安全, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)
2008年8 月29日 (金曜日)
川崎:新潟に4対1で快勝
Jリーグ23節第2日の4試合が8月28日に行われ、川崎はホーム等々力でアルビレックス新潟と対戦、4対1と快勝、勝ち点差を40に積み上げた。この結果、川崎Fはまだ5位だが、トップの名古屋グランパスとの勝ち点差が2に縮まり、念願の初タイトルに手が届く成績となった。
写真=チーム4点目となったプロ初ゴールの田坂祐介(背番号6)を祝福するイレブン(撮影:山本真人)
2008-08-29 in 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2008年8 月24日 (日曜日)
狛江市の古民家園で親子絵手紙サミット:絵手紙の発祥の地を記念して丸形ポストのモニュメント設置
絵手紙が狛江市で発祥したことを市内外に広くアピールするとともに絵手紙に親しんでもらおうと、8月23日に同市元和泉の市立古民家園で親子絵手紙サミットが催された。園内には初サミットを記念し、懐かしい丸形ポストのモニュメントがお目見え、親子絵手紙宣言が採択された。
写真(上から)=記念モニュメントの丸形ポスト、完成した作品を持つ参加者親子と実行委員会メンバー、子どもに指導する実行委員、丸形ポストのモニュメント、作品の講評をする小池邦夫さん
親子絵手紙サミットは、絵手紙発祥の地をまちの活性化に生かそうと2007年12月に発足した「絵手紙発祥の地—狛江実行委員会」(曽根嘉七実行委員長)が狛江市、むいから民家園と共催した初のイベント。
この日は、午前10時にセレモニーが催され、矢野裕狛江市長が「OA化が進んで、手で文字を書くことが少なくなったいま、絵手紙は文化です。27年前に初めて絵手紙教室が開かれた発祥の地狛江で、描いて楽しい、もらってうれしい絵手紙で、親子のきづなを深めてもらいたい」とあいさつ。矢野市長、絵手紙創始者で同市東野川に住む日本絵手紙協会会長の小池邦夫さん、むいから民家園運営協議会理事長の石井久雄さん、曽根実行委員長、郵便事業(株)狛江支店長の神沼芳夫さん、狛江第五小学校教諭の安藤晴美さんの6人と、郵便事業が開始された1871(明治4)年当時の制服を身につけた郵便事業(株)小平支店長の林健志さん(前狛江郵便局長)の司会でポストのモニュメントの除幕式が行われた。
このポストは、1949年に実用化された鉄製ポスト「1号丸形郵便差出箱」。四角い形の新しいポストに切り替わり廃棄される予定だったが、十数年前に昔の生活を知る”文化的資料”として市が郵便局から無償でもらい、文化財を収蔵する旧第四小学校に保管されていた。実行委員会メンバーがポストの存在を思い出し、発祥の地のシンボルモニュメントとして古民家園に設置することになり、民家園のボランティアが色を乗り直した。現役ポストと間違えないため上部に頭を作り麦わら帽子をかぶせ、投函用の穴をふさいでプレートも張った。
セレモニー終了後は、授業で絵手紙を取り上げている狛江第五小学校教諭の安藤晴美さん、絵手紙の本も著す小池さんの妻・恭子さんら実行委員4人が講師となり、民家園和室で親子絵手紙教室が催された。参加した11組の親子の大半は初めて体験だったが、慣れない墨と顔彩を使って約1時間30分あまりで描き終わり、実行委が用意した消しゴムの落款(らっかん)を押して完成させた。
午後1時からは完成した絵手紙を親子ペアでスクリーンに映し出し、小池邦夫さんが1点1点の作品に対し、輪郭線や色使い、言葉の使い方など良い点を描いた人に話しかけるようにていねいに講評、参加者はうなづきながら熱心に聞いていた。最後に参加者代表として荒川文乃さん荒川朋子さん親子が「普段顔を合わせている親子の間でも、絵手紙によって、口では言い表せない思いを伝えることができることを確信、(中略)絵手紙は親子をつなぐことをここに宣言します」と宣言文を読み上げ、小池邦夫さんに手渡した。
完成した絵手紙は、実行委員会が画像を複写した後、この日のために曽根委員長が木で作った日付入りの特製スタンプと狛江郵便局の風景スタンプを押し、それぞれの親子あてに郵送される。
会場を提供したむいから民家園では、かまどの大釜で(写真右下)ゆでたそうめんを、新しい竹を割って作った中庭の特設会場で流しそうめんにしてふるまい(写真、左)、参加者を喜ばせた。
会場には、名古屋の絵手紙愛好家や丸形ポストの写真を撮影するマニア3人が見学参加するなど、市外の人の関心も高かった。
参加者のひとりは「娘が絵が好きなので参加しました。私は絵心がなく、絵筆を持つのも久しぶりだったが、古民家の落ち着いた雰囲気で無心で描けた。機会があればこれからも時々やってみて、実家の母親に絵手紙を書いて出したい」と笑顔で話していた。
実行委員会では、第2弾のイベントとしてに小池さんの講演会を企画、絵手紙マップの発行なども予定しており、絵手紙を通じた町おこしとネットワーク作りに意欲をみせている。
●小池邦夫さんが1981年に日本で初の絵手紙教室
狛江市は小池邦夫さんが30数年前から住んでいる。書家をめざしていた小池さんは、1978年から1979年に雑誌の企画で肉筆の絵手紙を6万枚書いたことがマスコミで話題となった。1981年7月23日には、狛江郵便局で小池さんを講師に「文月・ふみの日」イベントとして初の絵手紙教室が開催され、その後各地で次々と絵手紙教室が開かれ手描きならではのぬくもりを感じさせる新しいアートとして絵手紙の輪が全国各地に広がった。
市内には絵手紙愛好家も多く、公民館や地域センターで絵手紙サークルが活動している。こうしたことから2004年に狛江郵便局(当時)では、「絵手紙発祥23年キャンペーン」を企画して全国からお国自慢絵手紙を集めて展示、2005年には狛江郵便局前に現役の丸形ポスト復活させるなど絵手紙愛好家の間では、狛江市が「絵手紙発祥の地」として知られている。
関連記=狛江郵便局に丸形ポスト復活:絵手紙発祥の地のシンボルに>
2008-08-24 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, 11)まちづくり, a) 狛江市のニュース, 食 | Permalink | コメント (0)
生田緑地で初のナイトミュージアム:家族連れなどがライトアップやコンサートなど楽しむ
川崎市多摩区の生田緑地で8月23日、初の「サマーナイトミュージアム」が午後3時から8時まで催され、小雨がぱらつく中訪れた親子連れなど約2000人がコンサートや古民家のライトアップ、プラネタリウム、縁日、寄席などを楽しんでいた。
写真=人気を集めた多摩区観光大使の落語家桂米多朗さんの古民家での寄席。
これまで、日本民家園でライトアップが催され人気を集めてきたが、青少年科学館、岡本太郎美術館が加わり、夜の生田緑地を楽しんでもらおうと企画され、地元商店街や多摩区こども会、多摩区文化協会、多摩川エコミュージアム、のぼりとゆうえん隊などが実行委員会を結成して準備を進めてきた。
この日は、秋を思わせる涼しさで、さらに小雨も降り出したため、人出が心配されたが、浴衣姿の家族連れなどが次々と訪れた。
噴水広場近くの「子ども音楽ステージ」で太鼓やスクールバンド、童謡の演奏、チアダンスなどが披露されたほか、岡本太郎美術館のカフェTARO前広場ではジャズやポップス、ボサノバなどのライブステージが催された(写真左上)。青少年科学館のプラネタリウムには入場を待つ人の列ができ(写真右下)、人気を集めていた。民家園では古民家のライトアップに加え、作田家では寄席も行われ、多摩区観光大使の落語家桂米多朗さんが古典落語をユーモアたっぷりに披露、聴衆で土間まで埋まった会場は笑いに包まれていた。
緑地内には地元商店街による縁日コーナーも設けられ、焼きそばなどの店が並んだが、ラーメンなど温かい食べ物に人気が集まっていた(写真左下)。
ナイトミュージアムは24日も開かれる。
2008-08-24 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0)
2008年8 月23日 (土曜日)
狛江の多摩川で灯ろう流し:約600基が川面を彩る
多摩水道橋下流の多摩川狛江市側河川敷で8月22日、「狛江多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が催され、訪れた数百人の見物客たちは暗い川面を彩る約600基のとうろうの光を静かに見つめながら、昔ながらの夏の風物詩を楽しんでいた。
写真(上から)=多摩川を流れる灯ろう(奥は法要が営まれているテント)、灯ろうと水道橋、6寺の僧侶による川施餓鬼の法要、中州の岸辺で漂う灯ろう
狛江市仏教会によると、同市では文政8(1825)年に元和泉の泉龍寺の当時の住職が名主の協力で亡くなった人の功徳をしのぶ「川施餓鬼(かわせがき)法要」を復活させたという記録が残っている。昭和初めからは灯ろう流しが催され、その後何度かの中断期間はあったが、2003年までは花火大会も催されていた。
花火が中止となった2004年からは、同市内の6寺と市民ボランティアとなどで実行委員会を作り、世界平和と環境保全を願い毎年催している。
会場の河川敷には午後5時過ぎから次々と見物の市民が訪れ、灯ろうの申し込みを受け付けるテントには故人の供養を申し込む人も多かった。日が落ちて暗くなり始めた午後6時30分過ぎ、読経が流れ始めるのを合図に屋形船にいっぱいに積み込まれた灯ろうのろうそくに点火、小田急線の鉄橋下あたりから次々と川面に
浮かべられた。灯ろうは上流の中州に向かって流れ、静かに水面を照らしながら光の帯をつくると、川岸に並んだ見物客たちは、光の模様の変化をうっとりと眺めていた。また、法要会場のテントには、焼香を待つ人が大勢並び、亡き人の面影をしのび、めい福を祈っていた。
2008-08-23 in 02)イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)
2008年8 月22日 (金曜日)
川崎市多摩区の生田緑地で8月23・24日にサマーナイトミュージアム
川崎市多摩区の生田緑地で、8月23日・24日の午後3時から8時まで生田緑地内にある岡本太郎美術館、青少年科学館、日本民家園とその周辺で古民家のライトアップやミニライブ、縁日などさまざまなイベントを行う初の「生田緑地サマーナイトミュージアム」が催される。
この夏祭りは、市内最大規模の内最大規模の緑と観光の宝庫で真夏の夜を楽しもうと、地元商店街有志、のぼりとゆうえん隊、多摩川エコミュージアムなど市民団体が実行委員会を構成して主催、川崎市、川崎市教育委員会、多摩区観光推進協議会が後援、緑地内の3施設が協力し合い、施設の一部を開放する。
祭りの主な内容は、日本民家園では、宿場・信越の村の古民家のライトアップ、多摩区観光大使・桂米多朗師匠の落語(23日のみ)、民話語り(24日のみ)、夜なべ仕事の公開。青少年科学館ではプラネタリウム「天女とうしかい」(子ども向け)「天野川体験」(一般向け)。
生田緑地の東口駐車場で午後2時から6時までフリーマーケット、緑地の売店付近では縁日コーナーとして焼きソバ、ダンゴ、カキ氷などの販売や移動水族館が開かれる。噴水広場前の「子ども音楽ステージ」には、区内の子ども太鼓やスクールバンド、チアダンスのほかJ&陽だまりコンサートが催される。岡本太郎美術館のカフェTARO前広場では、ヒーリングLIVEステージと題し、ジャズ、ボサノバ、ポップス男声合唱、ゴスペルなどを演奏する。
当日雨天の場合は一部の催しが中止となる。
問い合わせは電話044(922)2181日本民家園、044(922)4731青少年科学館、044(900)9898岡本太郎美術館。
2008-08-22 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽, 食 | Permalink | コメント (0)
2008年8 月21日 (木曜日)
調布市市民会館たづくりで日活の黄金期を支えた美術監督らが作品展
京王線調布駅愛美口近くの調布文化会館たづくり(調布市小島町2-33-1)の1階北ギャラリーで、昭和30年から40年ごろにかけて日活映画の黄金期を支えた美術監督17人と友情参加の俳優・宍戸鍵さんの作品を 展示する「美術監督たちの現在(いま)展」が開かれ、多彩な作品が人気を集めている。
写真=いまも動くミッチェル映写機も置かれた会場風景(上)、当時のスケッチ画をもとに撮影上の盛況ぶりを描いた作品
同展は、小池晴二元武蔵野美術大学理事長や狛江市に済む土屋伊豆夫さん、三輪敏雄ら日活の美術を手がけた美術監督ら数人が、現在もアートの世界で活躍する90代から60代のかつての仲間の活躍を知ってもらおうと、1年前に実行委員会(小池晴二実行委員長)を作り準備した。
日活は、第二次世界大戦後の混乱を経て、1954年に多摩川沿いの調布市染地に撮影上を建設、最盛期は月8本ペースでアクション映画や文芸作品など数多くの映画を制作した。この時期、美術を担当した多くは美術監督らは、美術系大学の出身者。定年まで映画制作の現場を支えた人もいるが、なかには、絵描きや漫画、インテリアの世界に進んだ人もいる。
会場には、今秋公開される初監督作品「夢のまにまに」のほか90歳のいまも現役映画美術監督として活躍する木村威夫日活芸術学院の水彩、政治の世界を1コマ漫画で風刺する市村章さんの自画像や政治漫画、インテリアの世界で活躍する川﨑捷夫さんの自画像などのほか、背景画の手法で描いた戦国の合戦の世界、抽象、具象の絵画作品など約60点を展示している。実行委員長の小池さんは、映画で手がけた美術監督とは全く異なるクリスマスカード、当時のスケッチ帳をもとに、映画の撮影風景や、セット作り、会議風景など盛況だった日活撮影所の様子を描いた作品(土屋伊豆夫さん)もあり、美術監督らの多彩な才能をうかがう内容となっている。会期は8月23日までで、開館時間は午前10時から午後7時まで。
問い合わせは同展実行委員会事務局電話042(485)2443林さん。
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2008年8 月19日 (火曜日)
Jリーグ・川崎がジュビロ磐田に引き分け:順位をひとつ後退して5位に
Jリーグ21節第2日程の3試合が8月17日に行われ、川崎はホーム等々力でジュビロ磐田と対戦。先制された試合をオリンピックから戻ったMF谷口博之選手が57分に同点に持ち込んだものの、直後の58分に磐田に追加点を奪われ64分にFW鄭大世が意地を見せて同点ゴールで追いつくというシーソーゲームで2対2の引き分けに終わり、上位チームがそろって勝ったため、5位と順位をひとつ後退させた。
写真=試合後、引き分けに終わり悔しさを浮かべる川崎のイレブン(撮影:藤井栄美)
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2008年8 月17日 (日曜日)
狛江市の多摩川で8月22日に灯ろう流し
「こまえ 多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が、8月22日午後6時30分から多摩水道橋下流の多摩川狛江市側河川敷で催される。
当日は、世界平和と環境保全を願って市内の6つの寺院の僧りょによる読経が流れるなか、川にこぎ出した屋形舟から数百基の灯ろうに点火して流す。
同市の灯ろう流しは、2004
年までは市と観光協会などが主催する花火大会と同日開催され、多くの市民に親しまれてきた。2005年の花火大会の中止にともない、多摩川の夏の風物詩が
消えるのを惜しんだ市民などが、実行委員会を結成し開催、2006年からは同市観光協会の後援も取り付け、屋形船に乗り込んで点火したり灯ろうを回収するボランティアの市民も加わり開かれている。
灯ろうは1基千円で、申し込みは前日まで狛江市内の寺院で受け付けているほか、当日午後4時ごろから6時まで会場でも受け付ける。
当日雨天の場合は23日に順延。
問い合わせは電話03(3480)2330玉泉寺内多摩川灯籠流し実行委員会事務局。
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