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2006年11 月28日 (火曜日)

川崎市多摩区の長尾町会で青色回転灯の巡回車:市内の町会・自治会第1号 自主パトロールを実施

061127aoiro01 わが町の安全を自分たちで守ろう——川崎市多摩区の長尾町会が町会所有のワンボックスカーに青色回転灯を搭載し、11月27日から地域を巡回する自主パトロールを始めた。市内の町内会・自治会で正式な認可を受けて青色回転灯を取り付けたのは初めてのケース。

061127aoiro02 パトロールに先立ち、午後1時30分から長尾7丁目の町会会館で点灯式が行われ、町会役員や消防・防災部に所属する会員と多摩区役所職員、多摩警察署の水野生活安全課長や学区の長尾、稲田、宿河原の3小学校校長ら50人が出席。井田肇会長(66)が「警察のご指導を受け、きょうの日を迎えた。子どもたちの痛ましい事故が続き、不審者情報も寄せられている。地域としてできることを機動力を持つ取り組みをしたいと思っていた。この車が犯罪の抑止力になればよい。昼間の子どもの下校時が中心となるため、実施にあたってはみなさんのご協力をおねがいしたい」とあいさつ(写真・左)、13人にパトロール実施者証が手渡された(写真・右)
061127aoiro03 午後2時過ぎに関係者が見守るなか、女性1人を含む4人が車の乗り込みパトロールに出発、不審者情報の提供や安全を呼びかける広報活動を行いながら通学区路を中心に10km巡回した。今後は、実施者証を取った人以外も参加して交代で週1回小学生の下校時間を中心に通学路を巡回するほか月2回夜間パトロールも行い、明るい安全なまちをめざす。また、年末には巡回の回数を増やす予定という。
長尾町会は、向ヶ丘遊園跡地の一部を含めた1丁目から7丁目までの閑静な住宅街で50年の歴史を持ち、現在2810世帯、約9000人が住んでいる。親睦を深める活動のほか、ことし4月には子どもサポート員を発足させるなど防犯活動が盛んで2、3年前から自主パトロールを実施している。エリアが広くアップダウンが多いためパトロールは、小学生の下校時や夜間の巡回には車を使っており、会員から青色回転灯の取り付けを望む声が出されていた。

増える自主防災パトロール 市が手続きを簡素化

自主防災パトロール車の屋根に青色回転灯を取り付けは、「道路運送車両の保安基準」があり、警察の認可が必要だ。近年、犯罪の多発により自主防犯活動が盛んになり青色回転灯の取り付けを要望する声が高まり、2004年12月に警察庁と国土交通省基準が基準緩和の方針を打ち出した。そうした動きで防犯協会や市町村が公用車に青色回転灯を取り付けてパトロールするケースも増えた。
神奈川県警察本部生活安全対策室によると、川崎市内では10月31日現在、防犯協会、防犯指導委員会、NPO団体など13団体が自主防災パトロール時に搭載している。川崎市は、2005年12月に中原区の公用車1台に回転灯を取り付けたのを皮切りに、各区役所の公用車に搭載し区内を巡回するなど整備が進んでおり、2006年末には公用車41台に取り付ける予定という。
こうしたなか、きめ細かなエリアでの防犯活動を実施している市内の自治会・町内会などから、取り付けを希望する声が上がっていた。同市では10月に法人格を持たない町内会・自治会に対して、青色回転灯によるパトロール活動が出来るよう、「川崎市青色回転灯を使用した自主防パトロールの委嘱に関する要領」を制定し、神奈川県に申請できるよう手続きを簡素化した。
061127aoiro04_2 長尾町会は、この制度を利用し10月24日付けで市から委嘱状の交付を受けた第1号の町会(写真・左下、委嘱状を見せる井田会長)。委嘱後神奈川県に申請を行い、町会役員らが多摩警察署で青色回転灯搭載時の車の運用などについての講習を受けた。
安全・安心の街を担当する川崎市市民局地域生活課によると、現在、多摩区の宿河原町会にも委嘱状が交付されたほか、現在申請準備中のところもあり、わが町の安全を守る動きは広がりをみせている。

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狛江わんぱく駅伝:秋の多摩川を小学生が快走

Picture3 狛江わんぱく駅伝が11月23日、狛江市の多摩川堤防で小学生の31チーム248人が参加して催され、ランナーたちは秋の川風に吹かれながら元気いっぱいに健脚を競っていた。レースの結果は、総合では「三小ウィンズ ペガサス」がV2を果たし、女子は「三小 サンデーズ」が優勝した。

写真ニュース=狛江わんぱく駅伝の様子を見る

この駅伝は狛江青年会議所(石井正寿理事長)が中心となり、狛江わんぱく駅伝実行委員会(永吉裕之委員長)を組織、青少年の健全育成を目的に、子どもたちに夢と感動を体験してもらおうと毎年催しており、ことしで24回を数える狛江の秋の名物行事になっている。
昨年までは狛江市を一周するコースで行われてきたが、今回から交通事故など安全上の理由で多摩川堤防を使ったコースに変更、名称も「狛江一周わんぱく駅伝」から「狛江わんぱく駅伝」に変更した。
大会は、3年生から6年生まで各2人の8人でチームを編成、総合と女子の2クラスで所要時間を競うもの。また、今回から区間賞も設けた。
コースは、小田急線多摩川鉄橋下流の多摩川緑地グランドとグランド近くの堤防上にチェックポイントを設け、和泉教習所と五本松の付近を折り返すもので、区間は約1.1kmと約2.1kmで合計では約12.8kmとこれまでよりわずかに長くなった。
午前10時に多摩川緑地グランドを第一走者が一斉にスタート。沿道では散策に訪れた人などの声援を受けながら、顔をまっ赤にして懸命な力走を見せ、緑色のたすきをつないだ。
レースの結果は、綜合は「三小ウィンズ ペガサス」が57分53秒で、2位の「THE魂」に42秒の差をつけて、昨年に続いて優勝を飾った。3位は「狛江六小ロッキーズA」。
総合の区間賞は1区=佐野潤平(狛江六小ロッキーズA)、2区=佐々木拓磨(三小ウィンズペガサス)、3区=大河原弘貴(THE魂)、4区=杉山潮(三小ウィンズペガサス)、5区=西垣汰一(THE魂)、6区=土屋雄輝(三小ウィンズペガサス)、7区=樋脇貫太(三小ウィンズペガサス)、8区=大石大祐(THE魂)。
女子は1区=小田理紗子(三小サンデーズ)、2区=新穂花奈(三小サンデーズ)、3区=下寺はづき(緑野ガールズ)、4区=渡辺夏帆(wind-8)、5区=岩崎莉子(マイ・ボス・マイ三小)、6区=奥村桃奈(緑野女子)、7区=霜田美雪(緑野ガールズ)、8区=下寺くるみ(緑野ガールズ)。

女子は「三小 サンデーズ」が1時間8分9秒で、2位の「マイ・ボス・マイ三小」に1分51秒の大差で抑え、優勝した。3位は「wind-8」。

レース終了後はアトラクションとして、東京ヴェルディ1969トライアスロンチームによるジャストタイムレースが行われた。
8人1組が手をつないで走り、19秒69に最も近いタイムのチームが勝ちというゲームで、子どもたちは駅伝の疲れも見せず、ゲームに興じていた。優勝チームにはヴェルディの選手が着ているレプリカTシャツがプレゼントされ、子どもたちは大喜びしていた。

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2006年11 月26日 (日曜日)

Jリーグ・川崎3位以内が確定:ロスタイムに鹿島下す

061126frkashi01_2 Jリーグ第33節が11月26日に一斉に行われ、川崎はホーム等々力で鹿島アントラーズと対戦。ロスタイムに川崎DF箕輪義信がヘディングで貴重な追加点をあげホーム最終戦を勝利で飾った。
この勝利で川崎は1試合を残してリーグ3位以内が決まった。

写真=上・追加点となった川崎F箕輪義信(背番号5)のヘディング,下・ゴールに喜ぶ箕輪とジュニーニョ

川崎は前節11月23日に清水に敗戦して優勝の望みが断たれたが、選手らはホーム最終戦で勝ち1つでも上を目ざそうと高いモチベーションで試合に臨んだ。
試合に先立ち阿部孝夫川崎市長が「J2年目のことし高い目標を掲げ先週までは優勝に絡む勢いで、10周年にいい成績を残した。ホーム試合はきょうが最後ですが、しっかり応援しましょう」とあいさつ。
061126furon03 試合は、カード累積の右サイドMF森裕介に変わり、飛騨暁が出場。立ち上がりから好守が入れ替わるスピーディーな展開だが、両チームとも守備が好守。そうしたなか、21分に鹿島のカウンターで先制点を許し、その後もフリーキックなど危険な場面があったが好守で前半を1失点で終えた。
後半立ち上がりから川崎は鹿島のゴールをおびやかし、51分にMF中村憲剛のシュートで同点に。55分には足を痛めたFW我那覇和樹に替わって黒津勝を投入、ゴール前で再三チャンスを作るが追加点にならず、逆に鹿島のカウンターを許し、川崎のGK吉原慎哉とぶつかった鹿島のFW田代有三が激しく抗議して62分に2枚目のカードで退場した。川崎は71分にFWジュニーニョがゴールを奪いリードするが、直後の74分に10人の鹿島に追いつかれて同点。その後、フィニッシュまで持ち込めず引き分けが濃厚の展開が続いたが、ホーム最終戦で負けられない川崎がロスタイムにゴール前に残った箕輪のヘディングで鹿島の追撃を下し、スタンドを埋めたサポーターを大喜びさせた。
試合後の会見で、関塚監督は「最終戦を勝利で飾れて満足。これも多くのサポーターが一年間、支えて我々に勇気を与えてくれ感謝しています。あと1試合だが、少しでも上をめざして戦いたい」と話し「(2位になれば)アジアチャンピオンシップのチャンスャンスが生まれ、クラブとしても経験を積める」と次節に向けての強い意欲を見せた。
シーズン初めの目標を達成したことについては「(ベスト4は)非常に高いハードルだったが、自分たちのサッカーを各節しっかり戦えたことがこの長丁場のリーグ戦の中でも当初の目標を達成できたと思う。
それぞれの大会でベスト4に入るということはタイトルに手が届くところだということなので、タイトルに手が届かなかったら何もならないので、そこを目標に今年度もう一つ大会がありますからみんなで力を合わせて戦っていきたいと思います」と総括した。
会見には、鹿島のパウロ アウトゥオリ監督が田代の判定を巡って欠席、奥野僚右コーチが「日本で尊敬しているレフェリーの一人である岡田さんがミスしたので非常にがっかりしている。そういうことから今日の会見を遠慮させていただく」と監督のメッセージを伝えた。

関連記事=ホーム最終戦セレモニー:引退選手と別れを惜しむ

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2006年11 月25日 (土曜日)

FC東京の三浦文丈選手が引退

元日本代表でF東京のMF三浦文丈選手(36歳、背番号10)が今シーズン限りで引退することが11月24日、チームから発表された。

三浦選手は、静岡県出身で、清水市立商業高校から筑波大学を経てJリーグ発足の1993年に横浜マリノスに入団。1999年京都パープルサンガに移籍、同年10月ジュビロ磐田に移り、2001年にFC東京に入団、トップ下の選手として体を張って好守の切り替えをし、チームの精神的支柱として活躍した。
高校生時代から注目を集め、各年代各年代の日本代表でプレー。1986年高校1年でジュニアユース日本代表、高2にはユース日本代表に選ばれ、高3には全国高校サッカー選手権大会で優勝した。バルセロナオリンピック(1992年)日本代表に選ばれアジア予選に出場。
Jリーグでは295試合に出場し、37得点をあげている。同年の現役選手には名古屋グランパスの秋田豊選手が活躍している。
チームを通して「14年間、プロサッカー選手として充実した時間を過ごすことができ、最後まで全うできたことをとても幸せに思います。これも今まで、いろいろな場所で、かたちで私を支えてくれた、ファンの皆さん、関係者の皆さん、家族のおかげです。本当に感謝しています。今後は、何らかの形でサッカーに携っていきたいと思っていますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントを発表した。
ホームゲーム最後の11月26日(14時キックオフ、対戦相手浦和レッズ戦)の試合後に味の素スタジアムであいさつする。

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2006年11 月24日 (金曜日)

川崎の長橋、今野選手が引退:

061125kon01_4061125naga02_5 川崎のMF長橋康弘選手(31歳、背番号20)、今野章選手(32歳、背番号18) が、今シーズン限りで引退することが11月24日、チームから発表された。最近、大型選手が増えたチームの中では、体格的に決して恵まれた方ではない両選手は、チーム草創期から今日の地位までを、豊富な運動量と経験、技術で支えてきた貴重な存在だった。

写真=左・今野選手(11月19日、アビスパ福岡戦)、右・長橋選(7月22日、浦和レッズ戦)

長橋選手は静岡県富士市出身で、静岡県立静岡高校を卒業後、1995年清水エスパルスに入団、川崎創立の1997年に移籍し、レギュラー選手として2000年の昇格に貢献した。J2に降格後も右サイドのスペシャリストとして活躍、昨年まではほぼスタメン出場していたが、ことしは怪我に泣き出場機会が少なかった。J1通算82試合に出場して3得点をあげており、川崎では53試合2得点の記録を持つ。またJ2では151試合7得点をあげており、カップ戦は14試合、天皇杯では20試合に出場している。
今野選手は岩手県大船渡市出身、岩手県立大船渡高校から国士舘大学を経て1998年ジュビロ磐田に入団。1回目の昇格の2000年に川崎に入団、トップ下の選手として豊富な運動量でゴールチャンスを数々演出、2005年の昇格に貢献した。若手選手が育ち出場機会が少なくなるなかでも、レギュラーに変わる控えとして正確なプレーで代役を十二分に果たす貴重な活躍をしている。J1通算41試合に出場して4得点。うち川崎では36試合に出場4得点をあげている。J2リーグでは121試合出場20得点、カップ戦15試合1得点、天皇杯では19試合3得点をあげている。
チーム広報を通じ、長橋選手は「プロとして長い間プレーしてきて、引退するのは寂しいですが、川崎にきてよかったと思えるし、ここまでやってこれたのもサポーターの皆さんの声援が自分に力をくれたからこそだと思っています。ホントに感謝しています。ありがとうございました」、今野選手は「2000年にに来て、降格から昇格まで沢山の経験をさせていただきました。苦しいJ2時代から応援してくれたサポーターの皆さんに感謝しています。応援ありがとうございました」とコメントを発表した。
両選手は、ホーム試合最後の11月26日(14時キックオフ、対戦相手鹿島アントラーズ)の試合後に場内で引退のあいさつをする。

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麻生区の市民健康の森に実のなる木を植樹

061119asyokujyu01  市民記者 木村信夫 (2006植樹祭&収穫祭実行委員長)

川崎市麻生区多摩美の「麻生区市民健康の森(麻生鳥のさえずり公園)・多摩美公園」で11月19日、2006植樹祭&収穫祭(麻生多摩美の森の会・多摩美みどりの会主催)が行われました。この日は朝から時おり小雨がぱらつく不安な天気のなか、メイン会場の多摩美公園に急きょテント掛けして作品づくり作業用兼退避用のスペースをつくり開催を決定。雨が来る前の早めのプログラム進行を心がけましたが、好運にも昼過ぎの行事終了まで何とかもってくれて、130人もの参加で賑わいました。

写真(撮影:木村信夫)=上・植樹、下・草の実探検
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ことしの植樹は、アケビ、グミ、クワ、柿など小鳥が集まり収穫も楽しみな実のなる木を10本ほど植え、子どもたちは自分の名前を書いた札をさして、記念としました。
そのあとは、今年のメインテーマ「森の恵みでアート」の作品づくりです。(1)ホウノキの葉とススキの穂を使ったお面、草花の色で描くカード、(2)草の実探検とススキの穂のミミズク、(3)ドングリのコマや木の実のペンダントづくりの3グループに分かれ、それぞれが魅力的で選ぶのに悩んだ人もいたほど豊富なメニューです。指導には、西生田在住の元三重大学教授(美術教育)の浜本昌宏さん、東百合ヶ丘在住の自然観察指導員の高橋英さんを中心に、主催団体の会員があたりました。
061119ashyokujyu03 参加者は、森の自然の恵みを素材に風情と温かみある作品ができ、回せる時間を競ったゴングリゴマ回しコンテストの優勝者には、特大の焼き芋と木の実ペンダントメダルが送られました。草の実探検は、ルーペを持って野原を回り、発見カードに実を貼り付けましたが、高橋さんの指導で、草の実の生きるためのさまざまな知恵に触れて、子どもにもおとなにも感動的なひとときになりました。
続いての収穫祭は、高阪三男麻生区長のあいさつと音頭で乾杯、森の山畑でとれたサツマイモの焼き芋、里芋の豚汁を楽しみました。最後に、アート作品の発表が行なわれ、みんなで出来栄えをたたえ合いました。森の素材でこんなにたくさんの楽しみができること、そのくらい豊かで多彩な生物がすめる環境が多摩美の森一帯に育っていること、見た目きれいに整備された公園などにはない自然とのふれあいの場ができていることを喜び、これからより多くの人の参加で、「森の自然を育て楽しむ活動」をすすめることを確かめ合いました。

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2006年11 月23日 (木曜日)

川崎の10歳祝い等々力競技場にパンジーのケーキ

06112301_2 川崎の創立10年を祝う「花のケーキ」がホームグランドの川崎市中原区の等々力競技場入り口前の通路にできあがり、11月18日にチームに贈られた。

写真=巨大な花のケーキ(上)、除幕式(下、藤井隆弘撮影)

06112302 バースディケーキは同区民でつくる「なかはら20年構想委員会」(栗原護委員長)が贈ったもので、「区の花」パンジーが植えられた3段製の花壇のオブジェ。一番下が直径3m、2段目が2m、3段目が1mで高さは約1.2mと大きく、下の花壇にはろうそくに見立てた飾りが、一番上にはチームマスコットのふろん太君が載っている。
午前10時30分に木場田文夫中原区長、なかはら20年構想委員会委員長、武田信平川崎社長、紀中靖雄川崎創立10周年記念事業合同プロジェクト実行委員会委員長など20人が出席してセレモニーが行われ、武田社長が「これからもチームを盛り上げてください」とあいさつ。除幕式でケーキが出現すると、見物のサポーターから一斉に大きな拍手が起きた。ケーキはその後、一般に披露され
「かわいい」などと話しながら記念写真を取る親子連れやサポーターが多かった。
ケーキは、今シーズン最後のホームゲームとなる11月26日(キックオフ14時、対戦相手鹿島アントラーズ)10時〜17時にも披露される。

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2006年11 月19日 (日曜日)

川崎:福岡振り切り、優勝へ望みつなぐ

061118fron01 川崎は11月18日、ホームの等々力競技場でアビスパ福岡と対戦、終了直前の谷口博之のゴールで粘る福岡を2対1で振り切った。首位の浦和が敗れたため、勝ち点差が4に縮まるとともに、この日試合がなかったガンバ大阪を抜いて暫定で2位にあがり、優勝に望みをつないだ。

写真(撮影*藤井栄美)=勝ち越しゴールを決めて喜ぶ谷口(中央)

前節のFC東京戦でまさかの逆転負けを喫しただけでなく、ジュニーニョ、マルコン、マギヌンの主力の外国人トリオとDFの要箕輪義信を出場停止で欠くという非常事態。くしくも日本人選手だけでの戦いを強いられることになった。
降格圏内の下位3チームの中から抜け出すために、是が非でも勝ちたい福岡を相手に、前半はリズムに乗れず苦戦を強いられ、前半は0対0で折り返した。
しかし、後半58分に我那覇和樹からのボールを受けてペナルティエリアに切り込んだ黒津が倒され、これを我那覇がきっちりと決めて、均衡を破った。必死の攻撃を仕掛ける福岡に防戦を強いられ、80分に同点のゴールを決められた。
終了直前の88分、中村憲剛のフリーキックを福岡ディフェンスがはじいたところを谷口が強烈な勝ち越しゴールを放ち、逃げ切った。
関口監督は「たくさんのサポーターの熱い声援がこの勝利をプレゼントしてくれたと思う。苦しい試合だったが、選手たちはたくましくなったし、初めての日本人ばかりのチームで勝てたことも価値がある。連戦が続くが、次の試合に向けてしっかり準備をしたい」と興奮気味に話していた。
浦和が名古屋グランパスに負けたため勝ち点差は縮まったが、残り試合は3。肌寒さを増した秋風をものともせず、試合後の等々力は「奇跡の逆転」を信じるサポーターの熱気であふれていた。

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2006年11 月18日 (土曜日)

川崎市が11月19日に子どもの権利の日のつどい:作家の落合恵子さんが講演

川崎市は、11月19日に中原市民館で「かわさき子どもの権利の日のつどい」を開催、作家の落合恵子さんを招いて講演会を行う。

同市は、2001年4月に全国初の「子ども権利条例」を施行している。この条例は、1989年に国連総会で採択された「子どもの権利条約」の実現にむけて 作られたもので、条例が採択された11月20日を「子どもの権利の日」と決め、毎年この前後の休日につどいを開いている。
ことしのつどいは、午後1時30分から午後4時までで、「川崎キッズチアリーディングクラブ バンビーズ」がオープニングでチアリーディングを披露、午後2時5分から落合さんが「子どもとおとな、同時代を生きる……それぞれが自分色に輝いて」の演題で講演する。
落合さんは文化放送のアナウンサーを経て作家となり、人権、教育、環境、介護など多岐にわたる分野で弱者の立場に基づいた執筆活動を行っている。その後、 子どもの本・女性の本の専門店やオーガニック食材店も主宰、マルチな才能を発揮している。アナウンサー時代は「レモンちゃん」の愛称で親しまれたラジオ番 組などを担当、若者から多くの指示を集めた。
参加は自由で直接会場へ。定員は先着450人。
問い合わせは電話044(200)2344川崎市市民局人権・男女共同参画室

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川崎の2選手がパンジーの植栽:11月19日に等々力緑地

川崎の伊藤浩樹選手会長と森裕介選手(両選手とも予定)が、11月19日にパンジーフェスタ実施中の等々力緑地でパンジーの植栽を行う。

関連記事=川崎10周年祝い等々力競技場にパンジーの巨大ケーキ型オブジェとパンジーロード>

植栽は、同チームの地域貢献の一環。昨年までは美化活動としてゴミひろいをしていたが、ことしはパンジーフェスタにちなみ緑地内の釣り堀前の緑道約200mにパンジーを植え、緑地内をきれいにする。
植栽は、午前11時30分から午後12時10分までの40分。川崎では、当日一緒に植栽活動するサポーターを募集している。参加希望者は軍手を持参し、午前11時20分にプール前広場に集合する。

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