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2004年9 月26日 (日曜日)

川崎、J1に昇格

川崎は9月26日(第36節)、水戸ホーリーホックと対戦、2対1で下し、J1昇格を決めた。

前半26分、MFマルクスが先制、後半開始早々の47分に追いつかれたものの、71分にマルクスのこの日2点目のゴールで勝ち越し、この1点を守りきり、悲願のJ1復帰を果たした。
はシーズン最初から波に乗り、他のチームを大きく引き離して独走を続けてきた。9月11日(第33節)の2位大宮との試合に勝てば早くも昇格が決まる予定だったが、敗戦。34節では湘南に勝ったものの2位大宮、3位山形が勝ったため、昇格できなかった。さらに、23日の3位山形との試合で逆転負けを喫するなど、ゴールを前に足踏み状態が続いていた。
は2000年にJ1に昇格したが、最下位に終わり、1シーズンでJ2に降格となった。

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2004年9 月25日 (土曜日)

26日に狛江市ボランティアのつどい:33団体が多彩な催し

狛江市内のボランティア団体が交流を深める「ボランティアのつどい」が、9月26日午前11時から午後3時まであいとぴあセンター(狛江市元和泉2-35-1)で開かれる。

24回目のことしは「気軽に手軽にボランティア~できることから始めよう」を合い言葉に、子どもに人気の地元ヒーロー「コマレンジャー」が初参加、ステージショーに出演するほか似顔絵大会も行われる。このほか恒例の手話、要約筆記、移送サービスなどの福祉関係ボランティア、当事者団体、環境関連の市民団体、第四中学校合唱部など33団体が参加、体験、物販、展示、遊び、ステージ、軽食の6コーナーで幅広い年代を対象に多彩な催しを繰り広げる。
主な内容は、車イス・アイマスク・手話・要約筆記・応急手当・高齢者の体験コーナー、参加団体の活動紹介や作品展示、作業所の自主製品の販売、バザー。わりばし鉄砲、あやとりなどのあそびのコーナー、ステージコーナーでは吹奏楽、手話ダンス、多摩川戦隊コマレンジャーショー、プチミュージカル、沖縄民謡などが披露される。軽食コーナーでは、わたあめ、ポップコーンのほか同センター内の「ふれあいサロン 夢」がランチ・軽食の特別営業をする。
問い合わせは電話03(3488)0294こまえボランティア・センター(狛江市社会福祉協議会)。

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たまたま子育てまつり:若夫婦など4200人が多彩な催し楽しむ

04092505川崎市の多摩区総合庁舎で9月19日、2回目の「たまたま子育てまつり」(同実行委員会・多摩区家庭教育推進協議会主催)が開かれ、昨年より1700人多い4200人が訪れた。
(写真=助産師が指導するベビーマッサージが若いパパやママに人気)
■写真ニュースへ

まつりは、各世代の子育ての情報を共有し、子育ての社会化と情報発信、区内の子育てネットワークを充実させようと区内の市民団体と多摩区役所、保健福祉センター、保育園、小学校などの行政機関が協力して昨年初めて催され、区外の人や父親が予想以上に参加するなど大きな反響があった。
ことしは、父親がくつろげる空間を、と市内の5つの父親の会のネットワーク組織「川崎おやじ連」が初参加。「お父さんと子どものたまりバー」と名付けて竹ぽっくり、竹笛などの作り方の実演やパントマイム紙芝居、コマまわし、竹馬、ビー玉など懐かしい遊びのコーナーを設けて指導した。
また、加盟団体の一つ「なごみ中野島おいでよ会」会員の落語家桂米太朗師匠が落語を披露。周辺の商店会などがヨーヨー釣りや綿菓子などおまつり屋台を開き、子どもたちの人気を集めた。
会場には、朝からベビーカーを引いた若い夫婦や3世代家族などが次々と訪れ、コンサートやベビーマッサージ、お化け屋敷、各会場を回るスタンプラリーなどに参加、くつろいだ休日を味わっていた。

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川崎:山形に負け、昇格おあずけ

04092403J1復帰にあと一歩まで迫った川崎は35節の9月23日、等々力競技場で3位のモンテディオ山形と対戦したが、2対1で破れ、この日も昇格はおあずけとなった。
(写真=2試合ぶりに復帰のFWジュニーニョがオーバーヘッドキックを放つなど山形ゴールを脅かしたが……)

勝つか引き分けで昇格が決まるとあって競技場には16000人の観客が詰めかけたが、33節の大宮戦に続きホームで2連敗、胴上げの瞬間を見ようと訪れたサポーターをがっかりさせた。
試合は、前半14分にマルクスが、相馬直樹のパスを落ちついてヘディングでゴールを決め先制。客席は早くも試合に勝ったようなムードが漂う。しかし、後半に入ると流れが一変、昇格圏内の2位に入るため絶対に負けられない山形が、立ち上がりからボールを支配。79分に昨年まで川崎にいた林晃平に同点のゴールを許し、さらに終了間近の86分に大島秀夫に逆転のゴールを決められると、競技場は悲鳴に似た声のあと一瞬静まりかえった。終了間際にジュニーニョがダイビングヘッドのシュートを放つが、惜しくもゴールを割れず、そのまま試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
この試合は、昇格と同時にJ2リーグの優勝の可能性もあり、リーグ杯授与のため鈴木昌チェアマンが訪れた。試合結果に鈴木チェアマンは「勝ちたい気持ちが山形の方にまさっていたのでしょう」と話していた。
試合後に会見した関塚隆監督は開口一番、「たくさんのサポーターが集まったホームで2試合も負け、本当に申し訳ない」と謝罪。「(後半攻撃的になる)山形の戦術はわかっていたが、2点目を取るチャンスがありながら決められなかった。山形に負け越してしまったことがくやしい。(昇格の)プレッシャーではなく、(成績がよいために)チーム全体に少しスキがあるのではないかと思う。もう一度、90分で勝ちきる強い気持ちを持ち、次の試合に臨みたい」と再生を誓っていた。

■関連記事■
川崎:「J1昇格は自力で決める」(2004/09/20)
:J1昇格は9月19日以降に(2004/09/18)
川崎:大宮に完敗、昇格おあずけ(2004/09/12)

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宮前区平で連続講座:「聞く」をテーマに

川崎市宮前区平の堀内由憙子さんら平地区の主婦が主宰する自主学習グループ「平まなびあいグループ・Andante」が、9月24日から12月3日まで平こども文化センター(川崎市宮前区平2-13-1、電話044-865-1-32)で連続講座を開く。

同会は、毎年地域のそれぞれの分野で活躍する人を招き講座を開いている。
今回は、元向ヶ丘小学校教師の村田栄一さんらを講師に招き、「聞く~耳を傾けて」をテーマに、子どもの心や将来に対する出口の見えない不安を抱える現代社会について考える。
日程と内容は
◇9月24日=「自立するということ」講師、自立生活センター東大和職員海老原宏美さん
◇10月1日=「『心のケア』を問いなおす」和光大学オープンカレッジ講師小沢牧子さん
◇10月15日=「少年事件とマスコミ」神奈川県教育研究会共同研究委員佐々木賢さん
◇10月29日=「子どもの居場所・チャイルドライン」日本家族カウンセリング協会FSRカウンセラー
◇11月5日=「生活の彩り~モザイクタイルの小物つくり」子どものアトリエ・ペーパームーン福島キミヨさん
◇11月5日=「生活の彩り~モザイクタイルの小物つくり」福島キミヨさん
◇11月19日=「昔ばなしが語る子どもの姿」昔話研究所所長小澤俊夫さん
◇12月3日=「憲法はいま」國學院大学講師村田栄一さん。
各講座とも時間は午前10時~12時。受講料は3500円(1回のみの受講は1000円)で3歳以上の保育有り(1回300円)。電話044(865)8056堀内さん。
(交通=JR南武線武蔵溝ノ口・東急東横線溝の口駅/東急田園都市線宮前平からバス 向ヶ丘出張所徒歩5分)

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スタッフが明かすしんゆり映画祭「野外上映会」の舞台裏

04092404市民の手作り映画祭としてユニークな活動を続け、ことしで10回目を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭。
そのよびもののひとつ、「なつやすみ野外上映会」がことしも8月28日に麻生小学校で開かれ、多くの市民が「ホテル・ハイビスカス」や沖縄舞踊などを楽しんだ。しかし、今回は大雨に見舞われ、初の雨体験とあってスタッフは会場変更などにおおわらわとなった。
上映会の準備から開催当日までの舞台裏をエピソードをまじえてスタッフの坂田未希子さんに明かしてもらった。
(写真はしんゆり映画祭のボランティアスタッフが制作した「シネマウマシーサー」)

kawasakiしんゆり映画祭の特長のひとつに「カタチから入る」というのがある。
上映作品が決まると、次はその作品をどう盛り上げるかということにスタッフの全精力(?)が注ぎ込まれることになる。例えば、タバコ屋を舞台にした映画『スモーク』(2002年上映)のトークイベントでは、映画さながらのタバコ屋セットが登場、ゲストを驚かせた。銭湯を舞台にした映画『こころの湯』(2002年上映)では、受付に番台が出現。番台に座ったスタッフがちょっと高い位置から来場者をお出迎えした。
このようなサービスは映画を上映する上でおそらく、いや、全く必要のないことなのかもしれない。だいたい、作るのに時間も手間もかかるのである。たった1度の上映のためにここまでやる映画祭が他にあるだろうか。それでも、まずカタチにこだわってしまうのが、しんゆり映画祭なのである。


そんなわけで、今年の野外上映会の作品が『ホテル・ハイビスカス』に決まったとき、おのずと会場は沖縄ムードでいくことに決まった。
屋台のテントにハイビスカスの花を飾り、舞台左右には映画祭のマスコットキャラクターである「シネマウマ」をシーサーにみたてた「シネマウマシーサー」を設置。スタッフの衣装はアロハで、髪にはハイビスカスの花を飾る。沖縄というより、ハワイといえなくもないが、映画がハイビスカスなわけだし、南国の雰囲気がでればよいということにした。
さて、思いつくだけ思いついたものの、作るのは大変である。日本映画学校の学生さんらによる美術班の指導でハイビスカスの花作り講習会が開かれる。大きな画用紙を花びらの形に切り取り、モールでつくった雌しべ(雄しべ?)を中心に5枚の花弁をとめてゆく。これがなかなかうまくできず、悪戦苦闘。当映画祭の某実行委員長は、1つの花を作るのに30分ぐらい格闘していた。
最大の難関はシネマウマシーサーである。そもそも「シネマウマシーサー」とはなんなのか? 学生たちのアイデアで、「シーサーがシネマウマの着ぐるみを被っている」というものになった。新聞紙で作った張りぼてのシネマウマ。その首のあたりから真っ赤なシーサーが顔を出している。想像以上に立派なものになった。

さて当日。あいにくの雨。体育館上の通路には屋台を彩る予定だったハイビスカスが飾られている。美術班の機転で、せっかく作った花が雨でぐしゃぐしゃにしおれてしまうことは免れたようだ。
シネマウマシーサーは、環境デザイナーの岩崎敬さんにライトアップしていただき、ますます威厳が備わったようだ。光が音によって瞬く仕組みになっているのも楽しい。
第一部は和太鼓グループ「雷鼓」の演奏で幕開け。私たちの意気込みを感じ取ってくれたのだろう、髪にはハイビスカスの花をつけてくれている。そんな心意気がとてもうれしい。続く「絃友会」の踊りと演奏ではたっぷり沖縄を堪能。偶然にも映画に出てくる手遊び付きの曲「赤田首里殿内」の演奏もあり、手遊びの図解を出す。映画学校生が書いてくれたかわいいイラスト、シネマウマも登場しての手遊び講習に、会場中が和やかな雰囲気に包まれた。
イベントが始まったころは半分ほどだったお客さんが、上映前には会場いっぱいになっている。雨の中、こうして多くの人が来てくれたのは、野外上映会を楽しみにしてくれていたからだろう。この会が夏休み最後のイベントとして定着してきたことがとてもうれしい。
体育館での上映となったことで、会場内に一体感が生まれたような気がする。上映終了後、中江監督と主演の穂波ちゃんが登場し、最後にカチャーシーを踊るまで、ほとんど帰る人はいなかったようだ。それどころか、みんな楽しそうに踊っていた。

会場の雰囲気と映画の余韻が相まって、会場全体に心地よい空気が流れていたのかもしれない。出口付近でお客さんを送り出していたスタッフに、みんなニコニコしながら帰っていったという話を聞き、ほっとした。それと同時に、狭い出口に人が押し寄せてパニックになることもなかったのは、お客さんの協力があってこそだと感謝するばかりである。
『ホテル・ハイビスカス』の上映が決まったときから絶対にやりたかったのが、出口に垂らした「おやすみかん」の幕。映画の中で、旅に出ていた母を迎えるため「おかえりんご」の垂れ幕を作るのをまねたものだ。終映後、片づけのためにバタバタしてしまい、「おやすみかん」を見上げるお客さんの顔を見る余裕がなかったのが残念だが、きっと、くすくす笑いながら帰ってもらえたと信じている。
(KAWASAKIしんゆり映画祭 市民ボランティアスタッフ 坂田未希子)

■関連記事■
麻生小で「野外」映画会:900人が「ホテル・ハイビスカス」楽しむ(2004/09/16)

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カヌー教室に人気:秋の多摩川を快漕

04092402スポーツを通して多摩川の自然に親しんでもらおうと、初心者を対象としたカヌー教室が9月23日に川崎市中原区等々力の多摩川で開かれた。参加者たちは思うように進まないカヌーに悪戦苦闘しながらも「以前からやってみたかった。すごく楽しい」と熱心にパドルを操っていた。

この教室は川崎市教育委員会とNPO法人多摩川エコミュージアムが、新しい水のスポーツを市民に根づかせようと、とどろき水辺の楽校(菅田木一校長)の協力で、水量が豊富で流れが穏やかな同校の拠点で開いたもの。市主催の教室としては2001年、2003年に続き3回目で、毎回人気を集めている。
教室には、小学校5年生から70代までの44人が参加。東京女子体育大学から1人乗り、カナディアンなどいろいろなカヌーを借り、同大や多摩川エコミュージアムとリバーシップの会のメンバー約30人がパドルの使い方やカヌーの操り方を指導した。
大半の人が初体験とあって、やや緊張した面持ちでライフジャケットに身を包みカヌーに乗り込んだ。初めは思うようにまっすぐに進めず、左右に振れるカヌーにてこずっていたが、次第に慣れてコツをつかんだためか、気持ちよさそうに川の上流に進む姿も見られ、秋の多摩川の風情を水上から楽しんでいた。
麻生区片平から参加した小5の道祖原直弘君はびっしょりぬれた体で「初めてだったけど、自分でバランスが取れ、こげるようになった」と目を輝かしていた。
この日の最高齢参加者の宮前区馬絹の池谷喜一郎さん(73)は60代でカヌーを始めた経験者。「自前のカヌーを手放したので3年ぶりに乗ったが、きょうは風もおだやかで日差しが強くない絶好のカヌーびより。久しぶりに水の上を滑って気持ちがよかった」とニコニコ顔、「せっかく乗れるようになってもこうした機会は身近にないので、ぜひ気軽に乗れる場所を市内につくってほしい」と訴えていた。

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2004年9 月20日 (月曜日)

川崎:「J1昇格は自力で決める」

04092001「23日の山形戦に絶対勝って、自分たちの手で昇格を決める」 川崎の選手から次々と勝利予告宣言が飛び出した。
J1昇格が目前に迫った9月20日午後4時、選手たちは前夜に続いて麻生区の練習グランドに集まり、インターネットの速報で大宮・甲府戦の行方を見守った。この試合で大宮が負けるか引き分けると昇格が決まる。報道陣も普段を大幅に上回る100人が待機、さらに監督の胴上げを見ようとレプリカユニフォームを着た熱心なサポーターなど約300人がかけつけ、試合終了直前には急きょ午後の予定を変更し阿部孝夫川崎市長も顔を見せるなど、周辺は異様な熱気に包まれた。
(写真=グランドに集まった関塚監督や選手たちを激励する阿部市長)

しかし、大宮が勝ってこの日も昇格はおあずけ。オフ返上で結果を見守った選手たちはいささか拍子抜けの表情だったが、グランドに集まった選手に阿部市長は「昨日は苦しい試合だった思うが、よくがんばっていただいた。23日には等々力のサポーターの前で自分たちの力で決めてください」と激励。関塚隆監督が「市長やサポーターがかけつけていただいたことを感謝します。一つひとつ勝利を積み上げていくことが大切で、着実に前進している。再び自分たちの力で決めるチャンスをもらったので、いい準備をしてサポーターとともに喜べるようにしよう」と話して解散した。
その後、記者団から昇格目前の心境を聞かれた関塚監督は「まだ実感としてわいてこない。11日のホーム試合の時は、選手も僕も2万人のサポーターの前で決めたいと思ったがダメだった。平塚戦は勝つことが絶対に必要だったが、それが達成できた。23日は引き分け以上で決まるので、自然体で臨みたい。今後の課題としては、全てのチームに勝ち越すことです」と述べた。
23日は等々力で午後4時から3位のモンティデオ山形と対戦、勝ちか引き分けで昇格を果たすが、2時間が早く試合が始まる大宮・福岡戦で現在2位の大宮が引き分けか負けた場合は、試合前にも昇格が決定する。
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:J1昇格は9月19日以降に(2004/09/18)
川崎:大宮に完敗、昇格おあずけ(2004/09/12)

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2004年9 月19日 (日曜日)

多摩警察署:ゆっくり走ろうと甘栗配り呼びかけ

多摩警察署では秋の交通安全運動中、事故ゼロをめざしてさまざまな催しを行う。
運動初日の21日にはドライバーを対象に同区枡形の世田谷町田線の根岸陸橋付近で甘栗やパンフレットを配る「ゆっくり走ろうキャンペーン」、22日には同所でチャイルドシートの着用を呼びかける。このほか宿河原地区の高齢者家庭を訪問して反射材や交通安全パンフを配る。

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麻生警察署:TVキャスターの津島亜由子さんが1日署長に

199689月21日から30日までの「秋の交通安全運動」を前に17日、麻生警察署がテレビキャスターの津島亜由子さんを1日署長に迎え、小田急線新百合ヶ丘駅周辺で交通安全を呼びかけるキャンペーン活動を行った。
(写真は新百合ヶ丘駅前でチラシを配って交通安全を呼びかける津島“署長”)

津島さんは同区古沢の麻生警察署で諸澤憲弘署長から委嘱状を受け取り、制服に着替えた後、署内の駐車場で行われた出発式で「以前、自転車に乗っていて事故に遭いそうになったことがあり、それ以来気をつけている。交通事故をなくすには、一人ひとりの心掛けが大切です」とあいさつした。
その後、諸澤署長とともにオープンカーに乗り、神奈川県警音楽隊と同カラーガード隊を先頭に11団体約150人が参加し、同署から麻生区役所前、万福寺大橋を通って新百合ヶ丘駅南口までパレード。ファンの追っかけのカメラマンに囲まれながらエルミロード前で、道行く人に交通安全を呼びかけるチラシを配った。
津島さんは「警察の制服を着てオープンカーに乗るのは初めての経験で、緊張しました。みなさんもマナーを守って事故をなくしましょう」と話した。
ことしの秋の交通安全運動は、子どもと高齢者の交通事故防止などが重点。期間中、同署では、事故多発路線の百合丘交番前、吹込交差点、柿生交差点に街頭監視所を設置するほか、交通安全講話付きのゲートボール大会、早野地区の高齢者世帯の訪問など事故ゼロをめざした活動を展開する。

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