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2004年8 月13日 (金曜日)

8月8日を「家族の日」に:狛江青年会議所が初のふれあいJC祭り

12495狛江青年会議所(石川慶一郎理事長)が8月8日、狛江市元和泉の西河原公園で「8月8日パパの日ハハの日ふれあい狛江JC祭り」を催し、市内の親子など約200人が参加、ドジョウのつかみ取り、水鉄砲作りなどを楽しんだ。

この催しは、同会の社会開発委員会(雨宮法男委員長)が、「こどもの日」や「母の日」はあるが「家族の日」がないことから、「パパ、ハハ」ともよめる「8月8日」という語呂合わせで、この日を「家族の日」として普及させようと企画。親子でふれあいを深め、バーチャルゲームなど室内遊びが多くなっている子どもたちに自然に親しんでもらおうとことし初めて催された。
会場の同公園内の池にビニールシートを張ってドジョウのつかみどり、ザリガニ釣り、親子通行手形、木立の周りを覆ってカブトムシ捕獲体験などのコーナーを準備。午前10時の開会とともに、幼児や小学生などの親子が次々と訪れた。人気を呼んだのは、ドジョウのつかみ取り。真夏の強い日差しの中、水浸しになりながらぬるぬるしたドジョウを真剣に追いかけていた。棒に古布を巻きつけ竹の節に穴を開けて作る昔ながらの水てっぽうコーナーでは腕自慢のパパも参加。穴の開け方や竹の選び方など作り方のコツを教えてもらい、親子で飛ぶ距離を競争しあうほほえましい光景もみられた。
雨宮委員長は「夏休み1日を親子で楽しんでもらえた。これをきっかけにもっと『家族の日』を広めたい」と話している。

2004-08-13 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

風化させないで「8月15日」市民団体が「8月15日」語り継ぐ集会

戦争を風化させないでと「終戦の日」の8月15日午後2時から川崎市中原区の中小企業婦人会館で「平和を願い『記憶しよう八月十五日』」が開かれる。
戦時中に少年や青年だった麻生区栗木台の塚本昭二郎さんら、川崎市内などの戦争体験世代20数人でつくる市民団体「銀の鈴」(塚本昭二郎会長)などが催すもの。

同会は、ガイドライン関連法など「平和」を脅かす法案の出現や新しい歴史教科書問題を憂慮し、自分たちの体験を次世代に伝えることが、戦争の犠牲となった多くの人たちへの鎮魂になると「8月15日」にこだわり、2001年にイベントを開いて以来、毎年この時期に平和イベントを催している。
1部が「戦争体験を語りつぐ会」(釋鋼二代表)による「朗読劇それぞれの戦争2004」。60代から80代の会員10人が、川崎大空襲や沼津の海軍工廠、広島の原爆、捕虜などの体験を語る。同会は2002年に多摩市民館が開いた戦争体験の朗読劇講座の受講生らが中心となり発足した市民団体。民藝の俳優・今野鶏三さんの指導で本番に向け練習を重ねている。
2部は「多文化共生と平和」をテーマに、信愛塾スタッフの大石文雄さんが「在日の子どもたちとのふれあいの中からアジアの平和を考える」、牧師の登家勝也さんが「辺野子で感じたこと」を発表する。参加費は300円。
問い合わせは電話044(989)0669塚本さん。
交通=東急東横線武蔵小杉駅前。

2004-08-13 in 02)イベント・催事, 05)歴史, b5) 川崎市中原区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

狛江市の「新しい風」:初の公開プレゼンで5団体に補助金

狛江市内の市民団体が市の補助金を受けて行う催しや事業について公開で審査する会が7月24日、狛江市元和泉のあいとぴあセンターで行われ、11団体が審査委員や市民の前で催しの内容などを説明、6団体が選ばれた。同市の補助金で公開プレゼンテーション方式が取り入れられたのは初めて。

「新しい風(狛江市市民活動事業)」と名付けられたこの補助金は、先駆的で特色ある公益活動を行う市民団体を育成するため、団体が催す事業に1団体上限15万円までの財政支援を行おうと今年度初めて設けたもので、総額は100万円。
同市市民協働課が5月26日に説明会を開催して参加団体を公募。福祉、国際交流、情報化社会、文化などさまざまな分野で活動する11団体が応募した。選考は「狛江市市民参加と市民協働に関する審議会」委員長で日本NPOセンター副代表理事・山岡義典選考委員長、萩原なつ子武蔵工業大学環境情報部眼鏡情報学科助教授、あいとびあセンター職員・小楠寿和さん、社会教育委員・河西洋子さん、東京財団リサーチフェロー職員・谷本有美子さんの5人。
午後1時からの審査は、参加団体がくじ引きで発表順を決め、各団体が事前に準備した資料やコンピューターのパワーポイントなどを使って、6分間説明、審査員からの4分間の質問に答える形式で進められた。
初めての公開プレゼンテーションとあって約40人の市民が出席。説明者は審査員の前で講演会や講座、多摩川の環境整備、乗馬会、音楽会、マップ作り、バリアフリースポーツのルールブック作りなど8月以降に行う事業内容を真剣に説明した。なかには緊張して言葉に詰まったり、使い慣れないコンピュータで説明用の画像がなかなか表示されないなどのハプニングのほか、選考委員からは資金計画や補助金を受ける必然性などシビアな質問も出て関係者をハラハラさせる場面もあった。
約2時間のプレゼンテーション後は、公開の審査会。審査員が別室で(1)先駆的・将来性(2)市民ニーズや地域性(3)事業計画と収支の現実性(4)事業実施の効果(5)事業実施団体の自立の可能性の5項目について第一次評価した合計点を張り出し、山岡委員長が評価について説明。その後、評価点や内容について各員が討論し、5人の委員が7票以内でラベルをはって投票する第2次審査が行われた。
その結果、全員が評価し5点を得た3団体と4票の2団体は決定。その後、3票の団体にもう一度説明のチャンスを与えて合格とし、各団体に15万円の補助金を付けることになった。
審査員からは「どの団体も熱心に取り組んでいる。税金を使って行う事業のためその妥当性をわかるように厳しく審査した。残念ながら今回補助金を受けられなかった団体は、来年また新たな企画でチャレンジし、市民活動を盛んにしてもらいたい」と話していた。市民団体からは「プレゼンは緊張したが、他団体の事業内容や審査の講評も聞け、とてもおもしろかった」と好評だった。
交付金を受ける団体と事業は
○こまえほたる村=多摩川環境保全清掃活動
○乗馬フェスティバル実行委員会=狛江乗馬フェスティバル
○手・サッカー協会=手サッカーの普及のための本の作成
○ミュージカルCoCo〜=ザ・ミュージカル!アラカルト
○狛江ともしび音楽隊=チャリティ歌謡ショウ「想い出の昭和」
○k-press=狛江ウォーキングマップの作成・刊行

2004-08-13 in 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年8 月 8日 (日曜日)

麻生水処理センターでホタル鑑賞会

04080802川崎市麻生区上麻生の麻生水処理センター「ふれあいの広場」で7月21日夜、「ほたるを楽しむ夕べ」が開かれた。「ホタルが飛び交う自然の大切さを子どもたちに伝えたい」と非営利活動法人「麻生環境会」(鈴木有理事長)が催したもので、近くの柿の実幼稚園の園児をはじめ親子連れなど約800人が幻想的な光を楽しんだ。

観賞会は、水路上に置いた約1・5メートル四方のケージをカヤで覆い、近隣から求めた約300匹のヘイケボタルを入れて公開した。この日は、蒸し暑くホタルが飛ぶには絶好の条件。7時過ぎに木の枝や草の下に隠れたホタルが光を放って飛び始めると、訪れた人たちはケージの周囲に張った金網ごしにぴったりと張り付き、「わー、きれい」と興奮気味に歓声をあげ、光の軌跡を見つめていた。
8時過ぎにメンバーがカヤを外すと、外に飛び立つホタルに「イルミネーションみたい」と叫びながら追いかけて捕まえる子もいたが、主催者の「短い命だから大切に」との呼びかけに、帰りぎわには逃がす子も多くみられた。
「麻生環境会」は、センター内のグランドや広場など市民開放エリアを管理する「上部棟運営委員会(鈴木有委員長)」が母体となり、同センターの処理水を利用して水路の復活や周辺の環境、麻生川の環境浄化に取り組むために、ことし6月にNOPとして生まれ変わったボランティア団体。新組織となって初めて行う事業のため、約30人の会員がホタルやドジョウが住める環境を取り戻そうと、昔の水路を延長する形で作った水路を清掃して草刈りを行い、同センターの協力で下水処理した水を流すなど準備にあたった。
鈴木理事長らは「水もきれいになり、カワニナも増えた。放したホタルの2世がここで誕生するような環境を取り戻したい」と話していた。

2004-08-08 in 01) 自然・環境, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2004年8 月 7日 (土曜日)

親子でかかし作り

川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。

川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。
参加したのは、先月同所で行われたの親子体験農業米づくりで田植えをした人たちで、この日は3班に分かれて行う田の草取り作業日の初日。参加した24家族52人は炎天下の中で汗を流しながら麻生区子ども会連合会(山崎優会長)役員らの指導で、竹や持参した古着、古新聞などの廃物を利用してかかしづくりにチャレンジ。ほとんどが初めてとあってとまどいながらも、お父さんが慣れない手つきでかかしの胴体や顔を作るため針を動かしたり、子どもの意見を聞きながら顔を描いた。頭の形を整えるためシャツを利用してターバンを巻いたりと奮闘、2時間がかりで個性的なかかし3体を作った。
かかし作りの前には田の草取り、制作後にはジャガイモ掘りなど農作業を行い、土にふれる「いなか」の生活を楽しんだ。
制作したかかしは、9月に同所で行われるかかし祭り(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)で展示される。

2004-08-07 in 01) 自然・環境, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0)

市民がマリーゴールドつみ取り

04080801黄色やオレンジの花をつけたマリーゴールドのつみ取りが8月5日、狛江市猪方2丁目農業・栗原繁さんの花畑で行われ、主婦や保育園児など約150人が参加した。

狛江市が、市民に花の摘み取りを通して都市農業への理解を深めてもらおうと「花街道」と名付け、毎年夏と冬に市内の農家の協力で行っている農業振興事業の一環。
ことしの会場となった栗原さんは毎年市に協力しており、約1000平方メートルの畑を開放。午後3時の開場とともに主婦や親子連れなどが次々と訪れ、額に汗を浮かべながら懸命に花ばさみを動かしていた。なかには、両手いっぱいの花束を作り、大喜びの人もいた。市立駒井保育園(中野敬子園長)も4、5歳児35人が初めて参加、身長と同じくらいに伸びたマリーゴールドの畑のなかを泳ぎ回るように歩き回りながら、小さな手で家に持ち帰る花束を作っていた。

2004-08-07 in 01) 自然・環境, 08)経済・農業, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0) | トラックバック

麻生区の体験農業:親子でかかし作りに挑戦

04080803川崎市麻生区古沢の田んぼで7月3日、市内の小学生の親子ががかかし作りに汗を流した。

参加したのは、先月同所で行われたの親子体験農業米づくりで田植えをした人たちで、この日は3班に分かれて行う田の草取り作業日の初日。参加した24家族52人は炎天下の中で汗を流しながら麻生区子ども会連合会(山崎優会長)役員らの指導で、竹や持参した古着、古新聞などの廃物を利用してかかしづくりにチャレンジ。ほとんどが初めてとあってとまどいながらも、お父さんが慣れない手つきでかかしの胴体や顔を作るため針を動かしたり、子どもの意見を聞きながら顔を描いた。頭の形を整えるためシャツを利用してターバンを巻いたりと奮闘、2時間がかりで個性的なかかし3体を作った。
かかし作りの前には田の草取り、制作後にはジャガイモ掘りなど農作業を行い、土にふれる「いなか」の生活を楽しんだ。
制作したかかしは、9月に同所で行われるかかし祭り(麻生区子ども会連合会・麻生区体験農業実行委員会共催)で展示される。

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飛森谷戸守る会:ゴルフ場にホタルやカワニナ放流

04080804-2ホタルの住む環境を守ろう−川崎市宮前区の市民団体「飛森谷戸(とんもりやと)の自然を守る会」(矢沢一巳代表)が7月15日夕、宮前区初山地区の小学生や幼稚園児らが参加して川崎市川崎国際生田ゴルフ場の水路にホタルの幼虫とカワニナ(写真下)を放した(写真右上)。
ゴルフ場内の池が飛森谷戸を流れる水路の水源となっていることから、同会事務局の高木一弘さんがゴルフ場が協力を依頼し行われたもの。同ゴルフ場の佐久間哲ゴルフ事業部長によると、池や水路には貴重種といわれるホトケドジョウやヨシノボリも生息するなど水質は良好で、芝管理のための農薬散布などの影響はないという。

ホタルの住む環境を守ろう−川崎市宮前区の市民団体「飛森谷戸(とんもりやと)の自然を守る会」(矢沢一巳代表)が7月15日夕、宮前区初山地区の小学生や幼稚園児らが参加して川崎市川崎国際生田ゴルフ場の水路にホタルの幼虫とカワニナ(写真下)を放した。
ゴルフ場内の池が飛森谷戸を流れる水路の水源となっていることから、同会事務局の高木一弘さんがゴルフ場が協力を依頼し行われたもの。同ゴルフ場の佐久間哲ゴルフ事業部長によると、池や水路には貴重種といわれるホトケドジョウやヨシノボリも生息するなど水質は良好で、芝管理のための農薬散布などの影響はないという。
- 自然保護団体とゴルフ場は対立関係になりがちだが「ゴルフ場は限られた人しか入らないため、乱獲される心配が少ない自然の『サンクチュアリ』」と両者の意見が一致した今回のケースは、全国的にも珍しい例として話題を呼んでいる。
同会は、初山地区の市民が中心となり次の世代に貴重な自然を引き継ごうと、1996年から同ゴルフ場14番ホールの東側斜面にあたる宮前区初山の生田緑地の計画地約1.2ヘクタールを拠点に、生田緑地を管理する市北部公園事務所の了解を得て、定期的に下草刈りや竹の伐採などの里山活動を行っている。
04080804-1活動当初はアズマネザザで覆われ荒れ果てていたが、いまでは昔の多摩丘陵の植物が少しずつ回復、ことし6月上旬にはホタルが飛ぶ光景も見られるようになった。発足時はおとなだけの活動だったが、自然の楽しさや大切さを子どもたちに知ってもらおうと自然観察や森の料理教室などを行う「トンモリキッズアドベンチャー」も開催している。
ホタルとカワニナの放流はこうした活動の一環。この日は、高木さんらが谷戸で採取したカワニナ100匹と、高津区内の里山でホタル復活に取り組んでいる市民の協力で5月に孵化したホタルの幼虫約800匹を用意。夕方、雷雨があがるのを待ち、トンモリキッズに参加する小学生や幼稚園児など27人が午後6時前に初山側管理用入り口からゴルフ場に入り、16番コースのO.B.地域の水路にカワニナとホタルの幼虫を放した。水路の両岸は昔のままの土で、ホタルやカワニナにとっても住みやすい場所だという。
高木さんらは「カワニナは水に落ちた枯れ葉や藻を食べて育って稚貝を生み、それを食べるホタルを増やすことにつながる。自分たちの子どものころもそうだったが、遊びながら生き物を育てることがふるさとへの愛着につながる。機会を作って子どもたちとホタルやカワニナの様子を確認したい」と話している。



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