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2013年10 月29日 (火曜日)

JFL30節・町田ゼルビアがカマタマーレに2対1で逆転 : 昇格に望みつなぐ

JFL第30節が10月26日と27日に行われ、FC町田ゼルビアは第1日程の26日に町田市陸上競技場でカマタマーレ讃岐と対戦した。町田は後半開始直後に讃岐の先制を許したが、後半からピッチに入ったFW鈴木孝司(#9)が2得点を上げて2対1と逆転勝利、勝点を54に伸ばして3位に浮上、J2昇格条件の年間2位以内へ望みをつないだ。

写真=76分、逆転となったFC町田ゼルビアFW鈴木孝司のPK(撮影 : 山本真人)

131026zelvia 01JFLの残り試合は今節を含め5試合。1年でJ2復帰を目指す町田はひとつも落とせない状態が続く。一方、讃岐は勝点62で2位だが、自動昇格の1位になるためにも負けられない。
町田は、直接対決となるこの試合を満員の競技場で迎えようとさまざまなPR活動を行っていたが、台風27号などの影響で客足はやや伸び悩み、2,453人の観戦となった。
雨が少し残るなかで始まった試合は、前節首位長野パルセイロに大敗した町田がシステムを3バックに変更して臨んだ。前半は互いに直接フリーキックなどチャンスを作ったものの、ラストパスやフィニッシュの精度がいまひとつで0対0で折り返した。
131026zelvia 02町田は、スタメンFWテレ(#40)が27分に警告を受けたためハーフタイムで鈴木と交代。立ち上がり直後の47分
に讃岐MF高橋泰(#23)がゴール前約20mのフリーキックを直接決めて先制を許した(写真左、撮影 : 山本真人)。負けられない町田は、60分にトップ下のMFアンデルソン(#11)に替えMF日高慶太(#35)を投入、62分にペナルティエリア前でボールを受けた鈴木がドリブルで相手をかわして豪快なシュートでゴールを割り同点にした(写真右)。その後は讃岐の反撃が続き、審判の判定を巡って猪瀬直樹監督代行が抗議、72分に退席処分となったが、76分に鈴木がペナルティエリアで倒されPKを獲得、これを自身で決めて逆転した。その後も互いに一進一退の攻防が続いたが、得点に至らず試合終了となった。
試合後の会見で讃岐の北野誠監督は「後半、フリーキックで得点しうちのプラン通りのゲームかと思ったが、チーム力で戦う長野、相模原とは違う町田の個の力に負けた。アウェーが続くが、最終節のホームでいい形を迎えたい」と悔しさをにじませながら昇格への気持ちを述べた。一方、町田の中三川哲治コーチは「負けられない状態が続いているが、選手はプレッシャーに負けず良いパフォーマンスをしてくれた。3バックにして中盤と守備がチームとしてやるべきことがはっきりしてうまくいった」と話し、退席する代行監督からは「特別指示は無く、後は任せたがといわれただけ」とほっとした表情だった。
町田の次のホームゲームは11月10日14時からツエーゲン金沢と対戦する。

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写真=同点に喜ぶ町田イレブン(左)、逆転に沸く客席(右)

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2013年10 月28日 (月曜日)

狛江消防署から署員4人が伊豆大島へ:「被災地復旧に全力を」

131028shobosho110月16日の台風26号による土石流で大きな被害を受けた伊豆大島(東京都大島町)へ、狛江消防署(藤原孝幸署長)から署員4人が第30次緊急消防援助隊として26日に出発した。

写真=伊豆大島に派遣された4人の署員(前列)

131028shobosho2東京消防庁は応援協定に基づき災害発生時からハイパーレスキュー隊などの部隊の派遣を行ってきた。しかし、被害が広範囲に及び、規模も大きいことから狛江消防署にも派遣の要請があり、同署では、隊員から選抜して4人を派遣することにした。隊員たちは出発を前に市役所を訪れ、高橋都彦市長は「現場活動も困難となっているが、救助に全力を挙げてほしい」と激励。隊員たちは「被災地のためにできる限りのことをしたい」と気を引き締めていた(写真)

(写真提供・狛江消防署)

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2013年10 月27日 (日曜日)

川崎市の生田緑地で多摩区民祭 : 77,000人が買い物やパフォーマンス楽しむ

131019tamakuminnsai 04「この指とまれ!2013」を合い言葉に川崎市多摩区枡形の生田緑地で10月19日に第36回多摩区民祭(多摩区民祭実行委員会主催)が開かれた。穏やかな天候に誘われ、会場には家族連れなど77,000人(主催者発表)が買い物やパフォーマンスを楽しんだ。

写真=買い物客などでにぎわう会場

131019tamakuminnsai 01まつりは、音楽などのパレードの後、メイン会場の中央広場に設けられた舞台で池田健児多摩区長らが開会式典を行いスタート。
舞台では、区内在住の落語家で多摩区観光大使の桂米多朗師匠の青空落語のほか、ダンス(写真左)、音楽、明治大学のテコンドー部の演武などが披露された。
広場を取り囲む園路には数多くのテントが張られ、73団体が食品や手作り品などの販売、展示を行っており、芝生広場ではシートを広げブースで求めた食品をピクニック気分でのんびり食べたり、友人らとミニ宴会を楽しんでいる人が多かっ 131019tamakuminnsai 09た。小さな子どもたちの人気を集めていたのは、緑地内に設置されたブルートレインやSL、消防自動車の試乗記念写真などの乗り物、なかでも神奈川県立川崎工科高校の生徒が作ったミニ南武線は行列がでるほどで、順番でようやく乗れた子どもは満面の笑顔で乗り込んでいた。
日本民家園の入り口付近の園路では骨とう市が催され、着物や刀の鞘、髪飾りなどを手に取り、値段の交渉をしている客もいた。合掌の里「世界遺産・五箇山がやってくる」と題し、五箇山地方に伝わる無形文化財の古代民謡「筑子(こきりこ」(写真右)などが13時30分と15時に披露された。会場の旧佐々木家の前にカメラやビデオを持参の人たちが早くから並び、熱心に見ていた。また、富山県南砺市の観光物産展も人気を集めていた。

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アメフトXリーグ5節・頂上決戦の「多摩川ダービー」富士通フロンティアーズが鹿島ディアーズ下す

131021frontiers 01社会人のアメリカンフットボールXリーグ・秋季リーグの第5節が行われ、富士通フロンティアーズは10月21日に等々力陸上競技場で鹿島ディアーズと対戦した。多摩川ダービーと銘打たれたこの試合は、ともに4戦全勝でEASTディビジョンの雌雄を決する頂上決戦となった。パールボウルのリベンジに燃える富士通は積極的な攻撃でペースをつかみ、追いすがる鹿島を制して勝利を収めた。

写真=終了間際の鹿島の攻撃を阻止、喜びにわく富士通の選手たち(撮影 :k-press)

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撮影・池田理
富士通は、第1Q(クォーター)3分29秒にランニングバック(RB)ジーノ ゴードン(#29)が先制のタッチダウン(写真左上)。6分45秒には鹿島オフェンスを押し込んでセーフティーで2点を追加するなど試合の主導権を握った。10分24秒にはK(キッカー)西村豪哲(#11)がフィールドゴールを決めて12対0に差を広げた。
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撮影・池田理
第2Qに入っても富士通が鹿島につけいるスキを与えず、RB高野橋慶大(#20)が39ヤードのビッグランを見せるなど有利に攻撃を進めた。12分にはK西村がこの日2本目のフィールドゴールを決め(写真右)、15対0で前半を折り返した。
後半に入ると、鹿島が反撃に転じ、富士通も主将のDL(ディフェンスライン)平井基之(#13)がQB(クォーターバック)サックを決める(写真左下)など、両者ともに譲らぬ攻防となった。均衡を破ったのは鹿島で、9分23秒にQB加藤祥平(#7)のパスが、富士通ディフェンスラインの奥へ走り込んだWR(ワイドレシーバー)宮本康弘(#81)に通り、そのままTD。一転して緊迫した試合展開となった。
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撮影・池田理
第4Qに富士通はゴール前3ヤードまで攻め込んだが、フィールドゴールを鹿島ディフェンスが止めて得点できない。一方の鹿島も、富士通ディフェンス陣が2本のインターセプトなど固い守りに合って加点できず、そのままタイムアップ。
富士通はEASTディビジョンを全勝のまま首位で突破するとともに、パールボウルのリベンジを果たした。

Xリーグはセカンドステージに入り、富士通は、11月3日13時から長居陸上競技場(大阪)でWESTリーグ3位のアズワンブラックと対戦する。



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2013年10 月20日 (日曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレがジュビロ磐田に2対1の逆転勝利 : 終了間際にFW大久保がヒールで決勝弾

131019frontale 01Jリーグ第29節の9試合が10月19日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でジュビロ磐田と対戦した。川崎は73分に磐田のFW阿部吉朗((#30)に先制を許したが、直後に負傷空けの司令塔MF中村憲剛(#14)を投入、84分にDFジェシ(#5)が同点ゴール、終了間際の90+4分には中村が蹴ったフリーキックの混戦でこぼれたボールをFW大久保嘉人(#13)が体を半回転させてヒールに当て、2対1と劇的な逆転勝利をもぎ取った。

写真=90+4分、川崎FW大久保嘉人(#13)の決勝点(撮影 : 山本真人)


 

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2013年10 月19日 (土曜日)

10月21日に等々力でアメフト「多摩川ダービー」:富士通と鹿島が頂上決戦

川崎市中原区の等々力陸上競技場で10月20日19時から社会人アメリカンフットボール・XリーグEASTディビジョン5節で富士通フロンティアーズと調布市に練習場を持つ鹿島ディアーズが対戦する「多摩川ダービー」が行われる。両チームとも全勝で、得失点差で富士通はEASTディビジョンの1位、鹿島は2位となっており、この試合は頂上決戦となる注目のカードだ。

Xリーグでは多くの人にアメリカンフットボールの楽しさを知ってもらおうと、この試合を「多摩川ダービー」と名付け、チラシを作成して川崎市内のイベント会場などで配布して観戦を呼びかけており、当日試合前には、最寄りの武蔵小杉駅から無料シャトルバスを運行する。また、来場者から抽選で9人にXリーグオフィシャルボールをプレゼントする。
両チームとも企業チームで、練習場が富士通は川崎市高津区、鹿島は調布市菊野台にあるため、多摩川を挟んでのダービーとして位置づけた。
今シーズン限りで活動を休止する鹿島は春のパールボウルを富士通を破って優勝、春秋の制覇をめざす。対する富士通は春のパールボウルの雪辱を果たし、日本一をめざしているだけに、両チームとも全力で勝利をめざしている。
入場は前売り1000円(当日1200円)、高校生以下無料。

 

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2013年10 月17日 (木曜日)

天皇杯3回戦・川崎フロンターレが東京ヴェルディに3対0で勝利

131016tenohai 01第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦第3日程の4試合が10月16日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力競技場でJ2・東京ヴェルディと対戦。川崎は4分にFW矢島卓郎(#9)が先制、9分にFW大久保嘉人(#13)がPKで追加点を奪い早い時間帯での得点で試合を運びを楽にし、後半にはMFレナト(#10)が試合を決定づけるゴールを決めて3対0で勝利、4回戦にコマを進めた。

写真=4分、川崎FW矢島卓郎(#9)の先制ゴール

131016tenohai 024日前にナビスコ決勝戦に敗退した川崎は、腰痛のMF中村憲剛(#14)の代わりに小林悠(#11)をMFで起用、MF山本正希(#6)はベンチスタート、ナビスコ後半から中村と交代出場したMF森谷賢太郎(#19)、山本と交代した矢島がスターテングメンバー。3日後の週末にはリーグ戦が控えているものの、出場機会に恵まれない若手を中心とした2回戦とは異なり、タイトルに望みをかけてベストメンバーで臨んだ。
台風が去り冷たい強風が吹く平日ナイターの試合だったがホームタウンが隣同士のため、競技場には両チームのサポーター5,049人が足を運び熱い応援を繰り広げた。
131016tenohai 03試合は、前半風下に攻める川崎が立ち上がりから攻撃的な展開で、小林が東京Vのボールを奪いトップスピードで前に運び、ペナルティエリアに走り込んだ矢島にパス、矢島が豪快に決めて先制した。直後に東京Vのカウンターを受けるがDF陣が落ち着いて対応し、コーナーキックの混戦で相手ファウルから得たPKのチャンスに大久保が落ち着いて追加点を奪った(写真左上)。その後チャンスはあったが相手守備陣や風の影響などでラストパスがつながらず2対0で前半を折り返した。
131016tenohai 04川崎はハーフタイムでDFジェシ(#5)と實藤友紀(#15)が交代。風下となった東京Vは、後半立ち上がりから川崎のゴールを脅かし、GK杉山力裕(#1)や守備陣の好守で耐える時間帯が続いた。早めに選手交代のカードを切った川崎は、56分に森谷に代え山本がピッチに出たものの相手の攻勢はしばらく続き、77分にカウンターからレナトがだめ押しのゴールを決めた(写真右上 撮影 : 桑山輝明)。その後一進一退の攻防が続いたが川崎が凌ぎきり、ナビスコの敗戦から立ち直りの兆しを見せる完封勝利で次のステージに進んだ。
131016tenohai 07試合後、この日誕生日52回目の誕生日を迎えた川崎フロンターレの風間八宏監督が、Gゾーンと呼ばれている川崎フロンターレのコアサポーター席前で感謝の言葉を述べる(写真右下 撮影 : 桑山輝明)とサポーターからドラゴンボール・フィギュアが贈られた。
4回戦は、11月16日(予備日11月20日)で、対戦相手と会場は10月20日の抽選会で決まる。
川崎フロンターレの次のホームゲームは、10月19日15時から降格の危機にさらされているジュビロ磐田と対戦する。

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川崎市麻生区役所で10月21日に禅寺丸柿記念イベント : カキにちなんだ○×クイズや天文観察会

川崎市麻生区役所で10月21日に「禅寺丸柿の日」記念イベント(麻生区役所、麻生観光協会、柿生禅寺丸柿保存会主催)が催される。一般社団法人日本記念日協会からの登録証の授与記念セレモニーのほか、禅寺丸音頭や同カキにちなんだ○×クイズなどが行われる。

禅寺丸柿は、同区王禅寺の山中で約800年前に発見された日本最古の甘柿。江戸時代から昭和30年代頃まで川崎市北部や多摩地区の農家で盛んに栽培・出荷され、貴重な現金収入となった。1909年には麻生区の農家から明治天皇に献上された記録も残っている。また「柿生」の地名のルーツになったとも伝えられる。しかし、次第に粒の大きな新しい品種に押されて出荷量が減り、昭和40年代後半になると市場で姿を見かけなくなるとともに都市化が進み、禅寺丸柿の存在が希薄になった。
区内の生産農家の中からこうした実情を憂う声が持ち上がり、次世代に禅寺丸柿の歴史的な価値を伝えようと1995年に柿生禅寺丸柿保存会が設立された。同会では、禅寺丸柿の木の実態調査を行うとともに、小中学校や区内の公共施設に植樹、区内の希望者に苗木をプレゼントするほか、JAセレサ川崎と連携しワインの製造販売などの活動を実施してきた。
同保存会の活動の成果として、2007年に王禅寺境内にある原木の子孫のほか6本の木が国登録記念物に指定された。また、2012年には麻生区の「区の木」にも指定された。
「禅寺丸柿の日」は、麻生区制30周年を迎えた2012年に記念イベントとして各地の柿生産者らを招いて開いた禅寺丸柿サミットで、10月21日を記念の日にする宣言が採択され、その後一般社団法人日本記念日協会に登録手続きが行われていた。
14時30分からの記念イベントは、禅寺丸柿を多くの市民に知ってもらい郷土愛や文化の醸成を図る目的で実施され、だれでも参加できる。
会場には、川崎市公認のご当地アイドル「川崎市純情小町」も参加、ミニライブが行われる。15時30分〜16時30分には「かわさき宙と緑の科学館」の移動天文車アストロカーによるミニ天文観察会が実施され、同科学館学芸員國司眞さんの指導で一番星「金星」と秋の青空を観察する。天文観察会は雨天中止。

問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課。



 

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2013年10 月16日 (水曜日)

小田急線柿生駅前で10月20日に禅寺丸柿まつり

川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売や種飛ばし、皮むきなどカキにちなんだユニークなイベントを行う「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催) が、10月20日9時から15時に小田急線柿生駅南口広場で開かれる。小雨決行。

柿まつりは、約800年前に発見された日本で一番古い甘柿で「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催された。中断時期もあったが 「地域」のまつりとして最近は収穫期に合わせて毎年催しており、2007年からは専修大学の学生がインターンシップとして参加、地域との連携を深めたまつりとなっている。
まつりは川崎市商店街魅力アップ支援事業補助金を活用し、同商店会と川崎商工会議所、専修大学が共催、柿生禅寺丸柿保存会などの協力で催す。
主なイベントは、柿生禅寺丸柿保存会による禅寺丸柿即売会のほか、種飛ばしが9時30分と12時30分、むいたカキの皮の長さを競う皮むきは10時と13時に行われる。ことしは、夏の暑さの影響で禅寺丸柿は不作で収穫量によっては即売が中止になる可能性もある。
特設ステージでは、昭和音楽大学卒業のオペラ歌手丸尾有香さんのミニライブ、地元のよさこい鳴子踊り「輝楽」、柿生中学校吹奏楽部の演奏、同中ダンス部の演技、麻生太鼓、お鏡太鼓の演奏などが催される。

会場では、今年の夏に実施された「浄慶寺のあじさいフォトコンテスト」の入賞作品が展示され、12時から表彰式が行われる。
また、9時30分からチラシ持参による商店賞抽選会(先着1,000人)と禅寺丸柿てんぷら、焼きそば、おにぎり、スイーツなどの模擬店も出店する。また柿生地区の活性化のため市民団体「柿生なう。」がまつりに参加、前髪カットなどのチャリティーイベントを行う。
問い合わせは電話044-951-0843(株)あかもと本舗内 柿生中央商店会事務局。

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2013年10 月15日 (火曜日)

川崎市の麻生区地域功労賞に1氏2団体:地域密着の活動に光

131013korosyo 01地域のために尽くした人を表彰しようと10月13日、あさお区民まつりの会場で5回目の「麻生区地域功労賞」の授賞式が行われ、川崎市麻生区片平の土方亨さん(72)、王禅寺東夏祭り創始者、下麻生の若葉会の1氏2団体が表彰された。

写真=麻生区地域功労賞の(前列左から)土方亨さん、多田昭彦麻生区長、髙瀬隆雄あさお区民まつり実行委員長、若葉会代表・片野トシ子さん、(後列左から)王禅寺東夏祭り創始者木村一元さん、鷲尾裕次さん

131013korosyo 02表彰式は、あさお区民まつりの特設ステージで多田昭彦麻生区長が、受賞者の土方さんらに賞状と記念品を手渡した。

受賞の選考理由は
○土方氏は、10年にわたり町内会の役員として職務にあたった経験を生かし、地元町会の中心的リーダーとして2012年度に区が進めていた麻生川沿いの「スポーツ・健康ロード」の整備に伴い、麻生川の支流・片平川にかかる15の橋のうち名前の無い9橋の名称を町内から公募する命名事業を企画・実施。さらに区の事業提案制度を活用し「フロンターレ橋」など地域にゆかりのある名前をつけた橋を紹介した記念品を製作・配布するなど郷土愛を培うまちづくりの推進に尽力した。

○王禅寺東夏祭り創始者は、王禅寺中学校の卒業生の有志(鷲尾裕次氏、粕谷暢司氏、木村一元氏、鈴木悟氏)の4人で、大学生最後の年の2003年に、小学生時代に地域で行われていた「盆踊り」を復活させて地域のお祭りに育てようと企画。同年から王禅寺小学校や王禅寺中学校の校庭で地域に住む住民の幅広い協力を得て「王禅寺祭り実行委員会」を結成し夏祭りを開催している。2011年以降は、社会人として多忙な彼らに代わり地元自治会が「王禅寺東夏祭り実行委員会」として引き継ぎ、現在も多くの住民の参加を得て開催。創始者4人は、現在も実行委員のメンバーとして毎年活動しており、王禅寺東地区をはじめ近隣の地域に多大な貢献をした。

○若葉会(片野トシ子代表)は、麻生台団地にある高齢者の見守り団体。現在、ボランティアスタッフなど20人のメンバーにより団地内の集会場でおしゃべり会、音楽会など月1、2回開催、隔月に通信を発行する活動を行っている。高齢化が進む団地内では、若葉会の活動により近隣住民同士のコミュニケーションが深められている。また、ケアマネージャーや包括支援センターと連携し、情報共有を図ることにより、高齢者が安心して地域で暮らせることにもつながっている。

地域功労賞は同区が2008年度に制定した制度。区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または 団体に対し区が光を当てて功績を称えるもの。町会、自治会などから候補者を募集して区町会連合会、区社会福祉協議会、区文化協会役員などで構成する選考会 で受賞者を選ぶ。
多くの区民に賞を知ってもらおうと2008年から区民まつり当日に野外の特設ステージで表彰式を行っている。



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