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2012年11 月25日 (日曜日)

藤子・F・不二雄ミュージアムが11月22日からクリスマスフェア2012 : ドラえもんのイルミやクリスマスバージョンの原画展示など

121121fujikomuseum 01川崎市多摩区長尾2丁目の「藤子・F・不二雄ミュージアム」(伊藤善章館長)が、11月22日から12月25日までとしてクリスマスにちなんだ展示や装飾に衣替え、ドラえもんたちとのクリスマス気分を楽しんでと「クリスマスフェア2012」を行っている。

写真=屋上の「はらっぱ」に設けられたドラえもんの顔とシンボルツリーのイルミネーション  (c)Fujiko-Pro

121121fujikomuseum 05館内では、展示室にクリスマスバージョンのカラー原画6点を展示するほか、2階の「みんなのひろば」には藤子ワールドのキャラクターやシルエット25種類のオーメントを飾った高さ2.1mのクリスマスツリーを設置(写真左)している。またプリントシール機にもクリスマスバージョン10種類が登場する。

屋上の「はらっぱ」では、LED電球18000個を使い高さ約8.5mシンボルツリーのヤマモモの木、芝生にはドラえもんの顔をかたどったたイルミネーションで彩られた。イルミネーションの期間は11月22日から2013年1月140日までで、時間は夕方から18時まで。このほか、お菓子やキャラクターグッズをブーツやモミの木型ににいれたクリスマス限定商品を扱うワゴンも設置された。

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クルスマスワゴ
ミュージアムカフェでは、ドラグラタン、ハニーローストチキン、ドラミちゃんブッシュ・ド・ノエル、ドラえもんアイスケーキクリスマススノーーボール(12月22日〜25日、限定1日100個、25日は1日50個)のクリスマスメニューも扱っている。藤子・F・不二雄さんの誕生日にあたる12月1日には藤子さんの顔をあしらったお誕生日限定のカフェラテも1日限定で販売する。

ミュージアムショップでも、クリスマス柄のマグカップ、プレート、クリアファイルなどの新商品の販売を行う。
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カフェラテ
ミュージアムは完全予約制で、1日4回に分け1回最大500人が入場できる。
開館時間は10時〜18時。入館料はおとな1,000円、中高生700円、4歳以上の幼児500円、3歳以下無料。
入館時間は10時、12時、14時、16時(指定時間の30分以内に入館)。
定休日は火曜日と年末年始。
チケットの発売は、入館前月の30日に全国のローソン各店で。
入館は川崎市民優先別枠があり、チケット発売日なども異なる。
問い合わせは電話0570-055-245(9時30分〜18時)またはHP(こちら>

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2012年11 月16日 (金曜日)

川崎市が11月16日から期間限定で古着類を回収 : 市内5個所の生活環境事業所

川崎市環境局が、不要になった衣類をリサイクルしてと11月16日から24日まで市内5カ所の生活環境事業所で古着類の回収を行っている。

同市では資源物としての古布回収は、町会・自治会、PTAなど集団回収を行う一部の団体が自主的に実施するほか、一部の区役所で行っているが、行政として日常的な回収はしていない。しかし、2007年から区民祭などの大きなイベント時の会場と、衣替えシーズンに限定して市民が生活環境事務所に持ち込む形式での拠点回収を行っ ている。
回収した衣類は、業者から問屋を経て大半は東南アジア諸国に輸出され、利用できない一部のものはウエス(機械手入れ用ぞうきん)に加工される。リサイクルが 目的のため、汚れたり破れたりした衣類は受け付けない。主な回収衣料は、Tシャツ、Yシャツ、下着類、ジーンズ・スラックス、左右そろって破れていない靴下、ネクタイ、ハンカチ・スカーフなどのほか、冬物衣料や、シーツなども回収する。臭い、汚れなどが付いている不衛生な布類や穴、破れのある衣類、会社の制服や名前が付いている衣服、、ビニール、カーペット、布団、靴ぬいぐるみなど織物でないものは回収しない。
期間中の11月18日は行われないが、祝日の23日は実施する。
回収時間は9時30分〜11時30分と13時30分〜15時30分。
古布の拠点回収など全体についての

問い合わせは電話044(200)2579川崎市環境局減量推進課。

<回収場所>
○南部生活環境事務所

  044(266)5747 川崎区塩浜4-11-9  

○川崎生活環境事務所

  044(541)2043 川崎区堤根52  

○中原生活環境事務所

  044(411)9220 中原区中丸子155-1  
○宮前生活環境事務所

  044(866)9131 宮前区宮崎172  
○多摩生活環境事務所

  044(933)4111 多摩区枡形1-14-1

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狛江市民祭に68,000人が買い物やイベント楽しむ

121111komaematuri 01「ふれあう心で豊かなまちを」を合い言葉に、36回目の狛江市民まつりが11月11日、狛江第一小学校、狛江市役所、市民グランドなどで催された。会場には朝から多くの家族連れが訪れたが、15時ごろから雨が降り出し、昨年より1,000人少ない延べ68,000人(主催者発表)が買い物やイベントを楽しんでいた。

写真=第一小学校に向かうみこし連

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歩行者天国で行われたエイサー
祭りの開会を告げるパレードは、午前9時30分に市民グランドから鼓笛隊を先頭に、まつりの実行委員会、交流都市の代表者、少年剣道クラブなど小学生からお年寄りまで多くの市民が参加。続いて市内の全神社の6基のみこし、はやし連の山車などが会場周辺の道路を練り歩き祭りムードを高めた。一小の舞台では、来賓の高橋都彦狛江市長などがあいさつした後、恒例の地酒の鏡割りも行われ、マス酒で乾杯した。

一小特設舞台では、郷土芸能のおはやしやダンス、子どもたちに人気のヒーローショーなどがくり広げられた。校庭にはカラフルなテントが並び、市民団体と友好都市の川口町、山梨県小菅村などの物産展、公共団体や市民団体などが出店、買い物を楽しんでいた。ことしも被災地支援のために市民祭実行委員会による石巻市の物産販売、和泉本町1丁目町会の相馬市物産展が催され
人気を呼んでいた。

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野菜を満載した宝船の宝分け
農産物品評会のテントでは、狛江産の野菜や果物、花などを展示、見学者の関心を集めていた。正門近くにはパレードに出た野菜の宝分けを待つ市民が12時30分頃から並び始め、分けられた野菜にニッコリ。また、午前中に行われた市内産の野菜の産直も人気を呼び、1時間あまりの間に売り切れた。
歩行者天国となった本町通りでは、ロックソーランなどの踊りやジャズ、ロック、ニューミュージックなどのストリートライブが行われ、狛江第二中学のダブルダッチ部の演技が特別披露され、保護者らがカメラをビデオを回し、見物客から大きな拍手が贈られた。

市役所会場では、防災センター建設のため市民ひろばが縮小され物産会場が分散する形となったが、予想よりも影響は少なく各会場とも買い物客などでにぎわっていた。市民ひろばの舞台では、狛江ランチ逸品コンテストの結果の発表と表彰色が行われ、レストラン プティ・クーの「お楽しみオムライス」が最優秀作品賞に、日本料理 扇屋「狛菜おうぎ膳」、つきじ天六「こま玉丼」、ボンボニエール「狛江野菜と塩小路のパスタ」、彩りごはん「銀だらの塩こうじ焼きとほたての炊き込みご飯」が優秀作品に選ばれた。
市民グランドでは、体育協会のスポーツ祭が行われ、子どもからお年寄りまで幅広い年代の市民がグラウンドゴルフやサッカーボールを使ったゲームなどを楽しんでいた。
また狛江駅北口交通広場前では、関連事業として「市民まつり駅前ライブ」が催され、アマチュア4団体のほかプロミュージシャンも出演、女性若手ミュージシャンがコミカルな寸劇を交えて馴染みのクラシックを演奏し、聴衆を笑わせるなどのんびりイベントを楽しむ市民であふれていた。

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川崎市文化賞などに江頭秀夫さんら6氏1団体 : 11月8日に中原区で贈呈式

121108bunkasyo01川崎市の第41回文化賞・社会功労賞などに、川崎市退職校長会副会長の江頭秀夫さん、専修大学体育会サッカー部ら6氏1団体が選ばれ、11月8日に中原区の川崎市国際交流センターホールで催された贈呈式で、阿部孝夫川崎市長が各受賞者に賞状と記念品などを手渡した。

写真=文化賞などを受賞した(右から)江頭秀夫さん、和田あき子さん、萩原保夫さん、阿部孝夫川崎市長、間瀬実さん、源平貴久専修大学サッカー部監督、垣内悠希さん(代理)、毛利文香さん

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賞を読み上げる阿部市長と受賞の専修大学サッカー部
受賞者は、文化賞に江頭秀夫さん(74歳・横浜市青葉区)、かわさき市民アカデミー学長でロシア文学研究者・和田あき子さん(73歳・ 東京都練馬区)、社会功労賞に川崎市民生委員児童委員協議会顧問・萩原保夫さん(79歳・川崎市幸区)、社団法人川崎市薬剤師会会長・間瀬実さん(72歳・川崎区)、スポーツ賞に専修大学体育会サッカー部(多摩区)、アゼリア輝賞に指揮者・垣内悠希さん(34歳・オーストリア ウィーン、代理出席)、ヴァイオリニストで洗足学園高等学校3年・毛利文香さん(18歳・横浜市南区)。

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受賞者を代表して挨拶する江頭さん
今回の贈呈とは別に
9月に、川崎市内のスイミングクラブに所属しロンドンオリンピック競泳男子200m平泳ぎで銅メダルを獲得した立石諒(たていし・りょう)さんと、2012年度全国高等学校総合体育大会で初優勝を果たした川崎市立橘高等学校女子バレーボール部(19年連続、20回目の出場)に川崎市スポーツ特別賞を贈呈している。橘高校バレー部は、19年連続20回目の出場で市立高等学校の優勝は全国でも初の快挙だった。

受賞理由(敬称略)

文化賞
☆江頭秀夫=えがしら・ひでお(文化活動)
〜地域の中の学校づくりなど幅広い文化活動で活躍〜
1960年に川崎市立西中原中学校に勤務して以来、川崎市ふれあい館初代館長、教育委員会指導主事などを歴任、副校長時代に地域教育会議を全国で初めて設立するなど地域のなかの学校作りの基礎を構築、学校教育・社会教育・行政と様々な方面で貢献した。
1993年に「21世紀川崎教育フォーラム」を設立、2000年に発足した「読書のまち・かわさき事業推進委員会」の会長を勤めるなど、広く市民を対象とした教育活動に継続的に取り組んでおり、川崎市と富川市の図書館交流を進め、日韓両市の幅広い活動を展開している。2011年には、昭和とともに歩み発展してきた川崎市の写真アルバム「川崎市の昭和』を監修・発刊した。


☆和田あき子=わだ・あきこ(文化活動)
〜NPO法人かわさき市民アカデミー設立に尽力〜
1993年の市民アカデミー創設以降、今日に至るまでアカデミーの組織作りから運営に取り組み、20年の実績を重ねきた。アカデミー創設期には、専門分野である文学・歴史において、川崎市ゆかりの人々を多く取り上げ、かわさき市民アカデミーの「地域の人材の多様な能力を生かす」という基本方針の実現に意を注ぎ、アカデミーカリキュラムの充実に尽力した。
NPO法人かわさき市民アカデミー設立後は、学長としてNPOと生涯学習財団双方の架け橋として、アカデミー運営に情熱を注ぎ、全国に誇れる市民の学びの場の発展に貢献した。

社会功労賞
☆萩原保夫=はぎわら・やすお(社会福祉
〜地域の福祉向上に尽力〜
1979年に民生委員に就任以来、30年以上にわたり民生委員児童委員を歴任、地域の福祉向上に尽力した。民生委員児童委員としては、地域の障害者やその家族からの相談を受け、養護学校卒業後の障害者の就労の場、社会参加を目指した地域作業所の設立に奔走、1983年に小規模作業訓練会「すずらんの家」の開所に多大な貢献をした。
川崎市民生委員児童委員協議会会長・川崎市社会福祉協議会副会長などを歴任、現在も高齢者・障害者施設等に関わり地域福祉の推進に貢献してる。

☆間瀬実=ませ・まこと(保健衛生)
〜市民の健康生活維持に貢献〜
社団法人川崎市薬剤師会会長として、川崎市の多数の行政委員会、協議議会及び審議会等の委員、役員を務め積極的に行政施策に参画し、大きく貢献。
1975年に川崎市学校薬剤師に委嘱されて以来、担当校の環境衛生管理検査及び調査を意欲的に実施し、施設の改善と生徒・児童の健康維持に専心するとともに、薬物乱用防止キャンペーンを積極的に行い、青少年の健全育成に努めている。
東日本大震災の際には、速やかに被災地に義援金及び災害用緊急医薬品セットの支援を行い、被災地へ薬剤師の派遣を実施した。


スポーツ賞
☆専修大学体育会サッカー部スポーツ実践
〜第60回全日本大学サッカー選手権大会初出場・初優勝〜
1962年創部。部員数126人(2012年5月現在)。2005年関東大学リーグ1部昇格を果たした。その後は1部リーグと2部リーグを繰り返していたが、2010年度に1部リーグに昇格、2011年度の第85回関東大学サッカー1部リーグ戦で初優勝、第60回全日本大学サッカー選手権大会においては初出場・初優勝を果たし、見事2冠を達成した。
専大サッカー部は専用グラウンドを持たず、大人数の部員を抱えるなかでスポーツと学業の両立を目指し、限られた時間と環境の中、高い目標を持ち続けた選手と指導者の情熱が結実して達成した栄冠といえる。監督は、元川崎フロンターレFW選手だった源平貴久さん。


アゼリア輝賞
☆垣内悠希=かきうち・ゆうき芸術
〜ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝〜
6歳からピアノを始め。14歳で指揮の勉強を始めた。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、2001年にウィーンに渡り、ウィーン国立音楽大学の指揮科を経て同大学院を卒業。 レオポルト・ハーガー、小津征爾氏などに師事、2006年ルーマニア・ブラショフの管弦楽団を指揮して欧州デビュー、2011年9月に若手指揮者の登竜門として知られるブザンソン国際指揮者コンクールで優勝、その後もヨーロッパ、ロシア、日本各国のオーケストラから招聘されて活躍している。川崎市出身の指揮者であり、フェスタサマーミューザKAWASAKI2012で、東京都交響楽団公演客演指揮するなど、様々な場面で今後とも「音楽のまち・かわさき」の推進への貢献が期待される。

☆毛利文香=もうり・ふみか芸術
〜第8回ソウル国際音楽コンクールで優勝〜
3歳よりヴァイオリンを始め、2010年に日本における最も伝統ある音楽コンクールである「日本音楽コンクール」で第3位に入賞、2011年にはミュージック アカデミーinみやざきにて優秀賞、いしかわミュージック アカデミーにてIMA音楽賞受賞した。
2012年には国際コンクールへの初挑戦となる「ソウル国際音楽コンクール」において、世界17か国、76人の出場者の中で日本人初、最年少で優勝した。今回の優勝を機に今後はヨーロッパなど、より大きな世界のコンクールへも出場を目指されており、これからも世界における活躍が期待される。

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2012年11 月10日 (土曜日)

狛江市文化振興事業団がバンドコンテスト出場者を募集 : 最優秀バンドは楽曲配信デビューの特典

小田急線狛江駅前のエコルマホールを運営する狛江市文化振興事業団が、2013年2月17日にで開催するアマチュアのバンドコンテスト「ふらっとエコルマ、オープンハウス バンド文化祭」の出演者を募集している。出演者のデモ音源をプロの音楽関係者らが審査し、最優秀バンドはiTunes楽曲配信デビューの特典が付いている。

同事業団は、多くの人にエコルマホールに親しむ機会を増やす目的で、ホールなどの施設を開放して舞台芸術に親しむイベント「ふらっとエコルマ、オープンハウス」を2年前から催している。初回は「邦楽」、2回目は「ダンス」にスポットを当て、好評を集めた。
3回目となる今回は、バンド音楽に焦点をあて、会場全体を高校文化祭や大学の学園祭のような雰囲気にして盛り上げる。
参加者が提出したデモ音源を事前に審査し、12バンド(ユニット)がコンテストに出演する予定。審査結果は12月上旬に連絡、コンテストの最優秀賞の受賞者には、音楽配信デビューの道が開ける。

応募は2人以上のバンドまたはユニットで、全員がアマチュア(作詞、作曲、演奏などの音楽活動を職業にしていないこと)、応募楽曲はオリジナルが基本だがカバー曲でも可能、コンテスト当日と前日のリハーサルに参加することが条件で、年齢制限はない。
応募は(1)デモ用音源は1曲6分以内の曲(ライブ録音も可)をCD-Rに収録、歌詞を添付(2)申込書(A4サイズで書式は自由、同事業団HPからダウンロードできる)にバンド名、ジャンル、メンバーの構成と年齢、代表者の連絡先(住所、氏名、電話番号、メールアドレス)に300字以内のPR文を添えて、エコルマホール5階の同事業団事務所に持参または郵送する。送り先の住所は郵便番号201-0013 狛江市元和泉1-2-1 (財)狛江市文化振興事業団・バンド文化祭コンテスト係。締切は11月15日(当日消印有効)。
参加料は無料だが、コンテスト出場が決まった場合は、オープンハウス入館料500円が必要(中学生以下は無料)。
問い合わせは、狛江市文化振興事業団(エコルマホール)電話03-3430-4106、HP=http://ecorma-hall.jp

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狛江市役所周辺で11月11日に市民まつり

狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月11日9時から15時30分まで狛江市役所、第一小学校、市民グランドと各会場を結ぶ周辺の通りで催され、子どもからお年寄りまで楽しめる多彩な催しをくり広げる。

「ふれあう心で 豊かなまちを」をキャッチフレーズにして催されているこのまつりは、市民祭、文化祭、農業祭、商工祭とスポーツ祭の5つが一体と なったもので、ことしで36回目を迎える。

まつりは、9時30分に市民グランドから出発する小学生の鼓笛隊や野菜の宝船のパレードを皮切りに、10 時から本町通りで市内各地区のみこし、はやし連の山車、10時25分から狛江駅北口から民謡流し踊りがそれぞれスタート、「ふるさと広場」の一小まで練り歩く。10時に行われる一小でのオープンセレモニーの前後に相次いでパレードが会場に到着、祭りムードを高める。会場では7月から9月まで行われた狛江ランチ逸品コンテストの結果の発表と表彰式も行われ、来年の多摩国体のPRも行われる。
関連事業として昨年初めて行われ好評を集めた「市民まつり駅前ライブ」も狛江駅前で11時と13時30分から催される。


○各会場の主なイベント

市役所の「おたのしみ広場」では、特設ステージでおはやし競演、ゴスペル、三線フォークデュオ、「狛江のまち・魅力百選」の表彰式、狛江商工会ビンゴ大会が、ランチコンテスト表彰式など催される。
会場には、市内38店舗によるビックリ市、個人・団体によるバザー、食べ物の販売などがある。

市民センターでは10日10時から17時までと11日9時から16時まで市内文化団体が、52回目の文化祭として華道、写真、手工芸、書道、陶芸などの作品展示、茶道連盟の和菓子と抹茶、市内の小学生が描いたむし歯予防ポスターの展示を行う。

一小のステージでは、午前10時からオープニングセレモニー、おはやし、仮面ライダーウィザードヒーローショー、ダンス、障害者青年学級のバンド、ジャズ演奏などのほかゲーム大会が行われる。校庭では、苗木(11時)・球根(13時)のプレゼント、14時からパレードの宝船を「宝分け」した野菜の無料配布などが催される。東日本大震災の復興支援として、石卷市と女川町の物産を販売するほか、狛江市と交流している新潟県長岡市川口地区、山梨県小菅村、福島県南会津町の物産展、一般の出店による焼きそば、おでんなどの食べ物も販売する。同小体育館では、市民まつりの全体を会場とした宝探しゲームの受付を行う。

市民グランドの「スポーツ広場」は、FC東京によるキックターゲット、体育協会によるグランドゴルフ、サッカー、スピードガンコンテスト、ダーツなどスポーツ系の催しと幼児に人気のふあふあドームが終日行われる。

各会場を結ぶ本町通りでは11時から12時 30分まで民謡、エイサー、ロックソーランなどのほか、昨年に続き、世界大会に出場が決まった第二中学のダブルダッチ部の演技が披露される。12時30分から15時までは市内で活躍する音楽グループによるジャズ、ロックなどのストリートライブも催される。また、消防車両の展示・体験乗車などの消防ふれあい広場もある。
一小前の「おまつりの道」入り口付近では公園の遊具などを使っ た遊びの広場が催される。

問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所内市民まつり実行委員会。

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川崎フロンターレの麻生グラウンドなどで11月11日にあさお青玄まつり : プレー中の特別写真展も開催

川崎市麻生区片平の川崎フロンターレの練習場「麻生グラウンド」と選手寮「青玄寮」を会場にした「あさお青玄まつり」が11月11日11時から15時30分まで開かれる。

まつりは、2010年秋に麻生グラウンド近くに完成した寮をきっかけに、麻生区民となったフロンターレの若い選手とふれ合うことで多くの区民に川崎フロンターレを応援してもらおうと、同年9月に「寮祭」として初めて開催。昨年は名称を「あさお青玄まつり」と改めて区内のさまざまな団体も参加する「区のまつり」のひとつとして行われた。
ことしは、区制30周年記念と麻生区スポーツ健康ロード完成を記念して催される。
スポーツ健康ロードは、柿生駅から川崎フロンターレ麻生グラウンドを通り栗平駅までの片平川沿いに、案内看板、片平川のフェンスに距離表示プレートを設置したほか、これまで名前のなかった橋に「フロンターレ橋」などの名前を付けて橋名板を付け、ウォーキングやジョギングなどに利用してもらいスポーツゾーンとして盛り上げようというもので、当日は完成記念のスタンプラリーも催される。参加対象は、麻生区在住、在勤、在学の人。

まつりには、寮に住む大島僚太、福森晃斗、安藤駿介、谷尾昴也、風間宏希、風間宏矢、山越享太郎の7選手(予定)が参加、寮やクラブハウス、練習場などの案内役や子どもサッカー教室(事前申し込み制、締め切り終了)に出てファンのホスト役を務める。
当日参加できる主なイベントは、東日本大震災復興支援のため選手から提供されたグッズのオークション、麻生中学校ダンス部の演技、桐光学園中学高等学校吹奏楽部の演奏、夏蒐太鼓の演奏と太鼓体験以上、麻生区ラウンド特設ステージ)、サイン会など。会場では、焼き鳥、焼きそば、なべ料理などの飲食とフロンターレグッズの販売もある。
寮では、選手が事前申込したひとに寮内を案内する見学ツアーのほか、敷地内でホーム試合を中心にした試合中の選手の写真展も開かれる。
会場周辺では、スタンプラリーが行われ、4カ所すべてを回った先着1,000人に賞品がプレゼントされる。

○お知らせ 

特別写真展とホーム最終戦のゴール予想当てクイズ

写真ニュース「フロンターレnow」を発行するk-pressでは、あさお青玄まつりに参加し、川崎フロンターレの協力で写真ニュースで撮影した試合の写真49点をまつりの時間帯のみ限定で特別展示します。また、展示会場では先着1,000人限定で、11月25日のホーム最終戦(対戦相手 清水エスパルス)の「ラストシュート」を予想するクイズも行います。クイズの当選者のなかから抽選で5人に好きな選手のサイン入り写真(A4判)をプレゼントします。(クイズの詳細は会場のパネルをご覧ください。)

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2012年11 月 8日 (木曜日)

ダウン症のアーティスト岩崎菜摘子さんがふるさと狛江で個展

121108natumiko01狛江市に住むダウン症のアーティスト岩崎菜摘子さん(35)が、11月9日から13日まで小田急線狛江駅前の泉の森会館ギャラリーで4回目の個展を開く。岩崎さんが自分が育った狛江で個展を開くのは初めてで、会場には数十色の水彩サインペンを駆使した約40点の作品と岩崎さんの絵をモチーフにして作られたバッグ、Tシャツ、絵はがきなども展示する。

写真=岩崎菜摘子さんと作品(はがき、バッグ)

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作品「森と空」
「『
菜摘子展』〜逃げないで!光の粒たち 私が描くまで〜」と題された個展の展示作品の多くは、水性サインペンで描いた点描の具象画や抽象画で、過去の個展で展示した小ビン、小鳥、花などさまざまなシリーズのほか新作も飾られている。
岩崎さんが絵を描き始めたのは、世田谷区の私立和光小学校の高学年からで、自分のノートやクラスメイトのノートに水彩サインペンを使い、小さな点で埋め尽くすような絵を描いた。母親の暁子さん(70)は「級友のノートにまで書き、迷惑をかけると思ってサインペンを取り上げたこともありました。今、考えると授業内容が理解できなくなり、絵を描くことで孤独を埋めていたのでは」と約25年前を振り返った。
菜摘子さんは、その後狛江市立第一中学校身障学級を経て府中市の養護学校に通ったが、そのころはほとんど絵を描かなかったという。再び絵を描き出したのは養護学校卒業後に成城学園前のファーストフード店でパート勤務を始めてからのこと。障害を持つため勤務先で「覚えが悪い」「仕事が遅い」などと言われ、そうしたつらさを紛らわせるように菜摘子さんは帰宅後、こたつで仕事をする母親と向き合い絵を描き続けた。その後、都の障害者美術展にも出品するようになり何度か入選、2004年に奨励賞を受賞した。
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作品「絶滅ヒトデ」
年賀状や暑中見舞いに使われた菜摘子さんの作品を知る暁子さんの友人の勧めで、2009年に台東区のカフェで初めて個展を開いた。独特の画法と色使いが評判となり2010年には渋谷区のテプコ・ギャラリーで個展を開いた。この間、公募で選んだ障害者アーティストの作品の著作権を管理し商品化する「エイブルアート・カンパニー」に登録、バックやカットソー、靴下などに商品化されたほか、雑誌の表紙などにも使われるようになった。

今回の個展は、新聞報道で菜摘子さんの存在を知った泉の森会館ギャラリー企画担当のスタッフが、狛江に住むアーティストを多くの市民に紹介したいと岩崎さんに働きかけ実現した。岩崎さん母娘は「かつての同級生や近所の方に見てもらえばうれしい」と話している。
展覧会の開館時間は10時〜18時。問い合わせは電話03-5497-5444泉の森会館ギャラリー。

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2012年11 月 4日 (日曜日)

あさお区民まつり: 7万人が買い物やイベント楽しむ

121014asaomatsuri02あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月14日、川崎市麻生区役所周辺で催された。ことしは区制30周年を記念して2年ぶりにパレードが復活したほか、区役所前の道路でさまざまな催しを行うなど内容が充実、会場は朝から大勢の人が訪れ、昨年より2万人多い約7万人(主催者発表)がステージでの演技や買い物などを楽しんでいた。

写真=パレードで演技する一輪車

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パレードを締めくくる「あさおまつり唄」の踊り
まつりは午前10時に区役所前の道路を白バイの先導で川崎市消防音楽隊やあさおまつり唄の踊り、区内の21団体がパレード、麻生一輪車クラブの見事な演技や西生田小学生の鼓笛隊に沿道から盛んな拍手が贈られていた。

特設ステージでは、区内などの団体が和太鼓、キッズダンス、フラダンスなどを次々と披露、消防局音楽隊やミニライブ演奏に大きな人垣ができていた。
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路上で催された「なべぶたころがし」
ことしはまつりの開催時間中、区役所前の道路の車の通行を止めて開放、人間ビンゴや世界の遊び、「しんゆりオリーブまつり2012」の一環の「アート市」などが催された。また、13時から同区の伝承にちなんだ「なべぶたころがし」が久しぶりに復活。かみしもを着た行司役の口上の後、50人が木製のなべのふたを転がして距離を競ったが、なかには勢い余ってふたを逆走させる人もおり、見物人の笑いを誘っていた。

人気を呼んだのが、和服をリフォームしたショールや袋物、陶芸、ビーズ手芸、編み物など手作り作品を販売するアート市。昼過ぎにはデパートのバーゲン売り場のような混雑ぶりで早々と完売する店も出るほどだった。
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駐車場のテントは人並みでぎっしり
駐車場に並んだテントでは区内産の野菜の産直や特産の禅寺丸柿、手作り品の販売、盲導犬育成のための募金、太陽光発電などのソフトエネルギーのPRなどが行われたほか、昨年に続き東日本大震災の被災地の名物料理や農産物の加工品、民芸品などを販売、長い行列ができていた。

市民館ではホールで「あさおサウンド&ヴィジョン」と題して音楽の演奏や踊りなどが披露された。ロビーには愛好家が育てた華やかな洋ランが展示され、熱心に見て回る人も多かった。
区役所のロビーでは老人クラブの作品展、鉄道模型の展示では実物の150分の1の小さなNゲージの電車が走る姿に目を輝かせて見入る子どもたちでにぎわっていた。会場のフロンターレコーナーには川崎フロンターレの福森晃斗選手も参加、笑顔を振りまきながらサインに応じていた。
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パレードで演技するカラーガード隊「レッド・ウイングス」
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人気を集めたアート市
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世界の遊びで行われたバンブーダンス




2012-11-04 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0)