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2012年11 月 4日 (日曜日)
あさお区民まつり: 7万人が買い物やイベント楽しむ
あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月14日、川崎市麻生区役所周辺で催された。ことしは区制30周年を記念して2年ぶりにパレードが復活したほか、区役所前の道路でさまざまな催しを行うなど内容が充実、会場は朝から大勢の人が訪れ、昨年より2万人多い約7万人(主催者発表)がステージでの演技や買い物などを楽しんでいた。
写真=パレードで演技する一輪車
特設ステージでは、区内などの団体が和太鼓、キッズダンス、フラダンスなどを次々と披露、消防局音楽隊やミニライブ演奏に大きな人垣ができていた。
ことしはまつりの開催時間中、区役所前の道路の車の通行を止めて開放、人間ビンゴや世界の遊び、「しんゆりオリーブまつり2012」の一環の「アート市」などが催された。また、13時から同区の伝承にちなんだ「なべぶたころがし」が久しぶりに復活。かみしもを着た行司役の口上の後、50人が木製のなべのふたを転がして距離を競ったが、なかには勢い余ってふたを逆走させる人もおり、見物人の笑いを誘っていた。
人気を呼んだのが、和服をリフォームしたショールや袋物、陶芸、ビーズ手芸、編み物など手作り作品を販売するアート市。昼過ぎにはデパートのバーゲン売り場のような混雑ぶりで早々と完売する店も出るほどだった。
駐車場に並んだテントでは区内産の野菜の産直や特産の禅寺丸柿、手作り品の販売、盲導犬育成のための募金、太陽光発電などのソフトエネルギーのPRなどが行われたほか、昨年に続き東日本大震災の被災地の名物料理や農産物の加工品、民芸品などを販売、長い行列ができていた。
市民館ではホールで「あさおサウンド&ヴィジョン」と題して音楽の演奏や踊りなどが披露された。ロビーには愛好家が育てた華やかな洋ランが展示され、熱心に見て回る人も多かった。
区役所のロビーでは老人クラブの作品展、鉄道模型の展示では実物の150分の1の小さなNゲージの電車が走る姿に目を輝かせて見入る子どもたちでにぎわっていた。会場のフロンターレコーナーには川崎フロンターレの福森晃斗選手も参加、笑顔を振りまきながらサインに応じていた。
2012-11-04 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink