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2012年10 月19日 (金曜日)

川崎市麻生区で10月21日に禅寺丸柿サミット:日本最古の甘柿にスポット、実やワインの販売も

川崎市麻生区ゆかりのカキにちなんだ禅寺丸柿サミット(禅寺丸柿サミット実行委員会主催)が10月21日10時から18時まで川崎市麻生区の新百合ヶ丘21ビルホールで開かれる。日本最初の甘柿といわれる禅寺丸は約800年前に同区で発見され、「柿生」の地名のルーツとなったカキで、地域の発展に果たした役割などを見直そうと初めて開催される。会場では基調講演や禅寺丸にちなんだ食べ物の販売などを行う。

禅寺丸は江戸時代から出荷が始まり、明治、大正、昭和初めにかけて出荷が増え、地域経済を支えてきた。しかし、1970年代に入ると他の品種に押され市場で見かけることが減り、都市化が進んだ原産地の麻生区でも熱心に生産する農家が少なくなった。
こうした現状を憂慮した柿生地区の生産農家などが1995年に「柿生禅寺丸保存会」を結成、地域の「宝」禅寺丸を見直そうとワインの生産などに成功、発祥の地に記念碑を立てるなどさまざまな取り組みを行ってきた。こうした活動が実り、2007年には国の登録記念物に指定された。
また、同区は区制30周年にあたることし7月に禅寺丸柿を区の木に選定した。
サミットは麻生区制30周年記念事業のひとつとして、地域の大切な資産を後世に伝えるために催される。

サミットでは、13時から、カキについての著書などがある岐阜女子大学非常勤講師の今井敬潤さんが、禅寺丸柿の歴史的意義などについて基調講演をした後、柿生禅寺丸柿保存会の初代会長宮野薫さんのほかJA職員、伊勢原市などの柿の生産者らが参加してシンポジウムを催す。
会場では、禅寺丸に関する写真や資料の展示のほか、区内の画家や子どもが描いた絵画の展示、禅寺丸柿、禅寺丸ワイン、柿を使った菓子などの物産展と苗木の予約販売なども開かれる。
サミットの実行委員長で、長年、禅寺丸柿の歴史的な意義を訴え、保全に務めてきた中山茂さんは「これまでの活動の集大成として、禅寺丸柿を愛する人たちとサミットを開くことにした。禅寺丸が地域に果たしてきたことを次の世代に伝え、麻生区の多くの人に禅寺丸を大切に思ってもらえればうれしい」と話している。
基調講演とシンポジウムは、当日先着30人まで参加可能。その他の催しは入場無料で参加自由。
問い合わせは電話044-965-5118麻生区役所地域振興課内 禅寺丸柿サミット実行委員会。

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小田急線柿生駅前で10月21日に禅寺丸柿まつり : 禅寺丸の販売、種飛ばし、皮むきなど多彩なイベント

川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売や種飛ばし、皮むきなどカキにちなんだユニークなイベントを行う「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催) が、10月21日9時から15時に小田急線柿生駅南口広場で開かれる。小雨決行。

柿まつりは、約800年前に発見された日本で一番古い甘柿で「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で95年に初めて開催された。中断時期もあったが 「地域」のまつりとして最近は収穫期に合わせて毎年催しており、2007年からは専修大学の学生がインターンシップとして参加、地域との連携を深めたまつりとなっている。
まつりは川崎市商店街魅力アップ支援事業補助金を活用し、同商店会と川崎商工会議所、専修大学が共催、柿生禅寺丸柿保存会の協力で催す。
主なイベントは、柿生禅寺丸柿保存会による禅寺丸柿即売会のほか、種飛ばしが9時30分と12時30分、長さを競う皮むきは10時と13時、川崎フロンターレ選手のサイン色紙プレゼント(先着100人)が13時30分、特設ステージでは地元のよさこい鳴子踊り「輝楽」、麻生太鼓、ダブルダッチなどのダンスイベントなどが催される。
会場では、このほかバルーンアートの実演、9時30分からチラシ持参による商店賞抽選会(先着1,000人)と禅寺丸柿てんぷら、焼きそば、おにぎり、スイーツなどの模擬店も出店する。また柿生地区の活性化のため市民団体「柿生なう。」がまつりに参加、前髪カット、鳴り物のおもちゃづくりなどのチャリティーイベントを行う。
問い合わせは電話044-951-0843柿生中央商店会事務局。

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2012年10 月18日 (木曜日)

川崎市の麻生区地域功労賞に6氏1団体、特別功労賞に桐光学園:地道な地域活動に光

121014asaokorosyo01地域のために尽くした人を表彰しようと10月14日、あさお区民まつりの会場で4回目の「麻生区地域功労賞」の授賞式が行われ、川崎市麻生区白山の松尾茂治さん、同多摩美の岡村克彦さん、同虹ヶ丘の山口隆さん、同王禅寺東の小野辰哉さん、同王禅寺東の久保倉良三さん、同片平の土方貞雄さん、栗木町内会のグリーン栗木の6氏1団体が表彰された。 また、2012年夏の全国高校野球選手権大会で松井裕樹投手が奪三振記録を達成、ベスト8に進出するなど全国的な話題を提供し区のイメージアップに貢献した学校法人桐光学園に特別功労賞が贈られた。

写真=前列左から桐光学園小塚良雄理事長、滝峠雅介麻生区長、土方貞雄さん、岡村克彦さん、後列左から「グリーン栗木」の会員、小野辰哉さん、松尾茂治さん、山口隆さん

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野外特設ステージで表彰状を渡す瀧峠麻生区長(左)と特別功労賞の小塚桐光学園理事長
地域功労賞は同区が2008年度に制定した制度。区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または団体に対し区が光を当てて功績を称えるもの。町会、自治会などから候補者を募集して区町会連合会、区社会福祉協議会、区文化協会役員などで構成する選考会で受賞者を選ぶ。
ことしは初めて特別功労賞を制定した。
多くの区民に賞を知ってもらおうと2008年から区民まつり当日に野外の特設ステージで表彰式を行っており、瀧峠雅介麻生区長が、
所用で欠席した久保倉さんを除く5氏2団体の受賞者に賞状と記念品を手渡した。


受賞の選考理由
○松尾さんは、2006年から新百合グリーンタウン全街区の共催行事などをビデオ撮影して手の込んだ編集技法で制作した映像で広報活動を行って地域の魅力を発信し、映像の観賞を通して他街区の人たちとの交流やふれあいを深めることに貢献している。
○岡村さんは、2003年から多摩美の「市民健康の森」で周辺町会などとともに緑地保全活動のリーダーとして活躍、「多摩美の山トラスト基金」設立に尽力、町内美化活動推進の中心として活動している。
○山口さんは、2004年から地域の各年代が利用する「虹ヶ丘小学校コミュニティルーム」の管理指導員のほか老人会会長、虹ヶ丘小学校教育推進会議委員などを務め、保護者やPTA校外委員などとともに地域の安全マップづくりを行うなど、安心・安全・住みよい街づくりの様々な活動に行っている。
○小野さんは、王禅寺周辺にある研究用原子炉の水漏れ事故をきっかけに2000年頃から地域内の住民で「原子炉等監視委員会」を設立。委員長として廃炉に向け原子炉設置者に対して粘り強く活動を展開、2006年にすべての核燃料が撤去されるまで活動を続けた。また、防犯力の強化に向け周辺の町会・自治会、PTAなどとともに地域防犯連絡会議を設立して防犯パトロールの実施や情報交換に力を注いでいる。
○久保倉さんは、2002年ごろから「日吉谷戸ホタル保存会」会長として毎年6〜7月中旬に生息地の監視活動を行い、見学者の対応に務めているほか、「王禅寺源左衛門谷特別緑地保全地区」の緑地保全活動に携わる。また、柿生中学校内にある柿生郷土資料館支援委員長として柿生地区を中心に同中と連携した文化の継承に努めている。
○土方さんは、片平地区土地整理組合長として地域の農業従事者を束ね、長年にわたる交渉の結果、事業を完了させて片平中地区の発展に多大な貢献をした。土地整理組合解散後は、片平管理組合を設立し区域の維持管理に努めるほか、白鳥神社の復旧や片平会館の建て替え事業などにも尽力した。
○「グリーン栗木」は栗木町会にある団体で、年2回地域の公園、調整池、街路樹の草刈り、低木の刈り込みなど清掃活動を行い、街並みの保全に務めている。地域の美化活動は、犯罪を抑制する安全・安心な街づくりにも大きな貢献をしており、地域住民から感謝されている。

特別功労賞の選考理由
○桐光学園は、2012年に野球部が夏の甲子園ベスト8、サッカー部がインターハイベスト8、男子バスケットボール部と陸上部がインターハイ出場、美術部がまんが甲子園入賞、ダンス部が日本高校ダンス部選手権大会出場などスポーツ・文化クラブが全国レベルで活躍した。また2011年3月に、災害時の一時避難場所として学校施設を開放する防災協定を川崎市と締結したほか、地元の栗木町内会開催の防災訓練にも参加するなど地域で活動している。

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2012年10 月16日 (火曜日)

狛江の猪方小川塚古墳から市内初の横穴式石室:「狛江百塚」の歴史塗り替える発見、10月21日にも見学会

121016ogawadukakohun02狛江市の古墳で7世紀に造られたとみられる横穴式石室がこのほど見つかり、10月14日に見学会が行われた。昨年11月に同市猪方3-21にある猪方小川塚古墳を宅地造成にともなう緊急発掘したところ掘り出されたもので、同市教育委員会などの関係者は奇跡的な発見を喜ぶとともに、狛江の古墳について再検討を要する大きな発見と話している。同市では急きょ保存のため今年度予算に敷地を買い取る費用を計上して面積約240平方mの土地を買収するとともに、9月から10月にかけて保存のための調査を実施した。今後は遺跡の詳細な調査をまって、保存の方法などを検討することにしている。見学に訪れた市民たちは、切石で組まれた石室を眺めながら古代のロマンに思いをはせていた。

写真は、狛江市内で初めて見つかった猪方小川塚古墳の切石積みの横穴式石室

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古墳を熱心に見つめる見学者
同市はかつて「狛江百塚」と呼ばれたほど多くの古墳があったが、現在ではその多くが失われ、亀塚、兜塚、前原塚、経塚などがそのおもかげを伝えている。
猪方小川塚古墳はこれまで存在自体は知られていたが、古墳の主要部分は失われたと推定されていた。
しかし、宅地造成にともなって盛り上がっていた土を掘ったところ、凝灰岩の切石を積み上げた横穴式石室が市内で初めて見つかり、発掘にあたった調査団を驚かせた。
発掘調査の結果、猪方小川塚塚古墳は、古墳を取り巻く周溝の規模から推定して直径22mほどの円墳で、7世紀に築造されたとみられることがわかった。
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石室から見つかった副葬品の金メッキの青銅製耳環
石室は畳1枚分ほどの広さで、羨道(せんどう)、前室、玄室の3つに分かれており、天井部分と壁の一部は壊れているものの保存状態は良好だという。また、石室の中からは青銅に金メッキを施した耳環(みみわ)や鉄製の矢じりなどの副葬品も見つかった。
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石室から見つかった副葬品の鉄製の矢じり
今回の発見について同市教育委員会では、(1)これまで市内で古墳が造られたのは5世紀中頃から6世紀中頃までの約100年間と見られていたが、猪方小川塚古墳はそれよりも100年ほど後の築造であり、従来の考え方を再検討する必要がある(2)竪穴系の主体部を持つ古墳群が同市和泉地域を中心に形成されているが、猪方小川塚古墳はそうした古墳を避けるように多摩川を見下ろす段丘上に造られている(3)切石積みの横穴式石室は多摩川流域でも数少ない貴重な例で、多摩川中流から下流にかけての古墳の石室は河原石積みが多く、猪方小川塚古墳の埋葬者はそれよりも有力な人物と推定されるという。
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周溝から出土したつぼ
14日10時から16時まで行われた見学会には、市内外から約400人が次々と見学に訪れ、地中から掘り出された石室に見入ったり、担当者の説明に熱心に耳を傾けていた。
見学会は10月21日にも行われる。
見学会に関する狛江市の案内ホームページはこちら(http://www.city.komae.tokyo.jp/events/index.cfm/detail.4.50500.html)
問い合わせは電話03-3430-1111狛江市教育委員会社会教育課文化財担当。

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2012年10 月15日 (月曜日)

天皇杯・川崎フロンターレが延長戦終了間際に劇的勝利 : 徳島ヴォルティスに3対2で辛勝

121011frontennohai05第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦が10月10日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力競技場でJ2の徳島ヴォルティスと対戦した。川崎は徳島に先行されたがすぐに追いつき、後半に勝ち越したものの終了まぎわにまさかの失点で延長戦に突入した。PK戦にもつれこむかとと思われた延長戦のアディショナルタイムにFWレナト#10の劇的な決勝ゴールが決まり、3対2で辛勝、4回戦に勝ち進んだ。

写真=121分、決勝ゴールを決めてベンチに走り寄る川崎FWレナト#10

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24分、徳島が先制
川崎は、司令塔のMF中村憲剛#14が日本代表のヨーロッパ遠征で不在だったが、格下相手に負けるわけにはいかない試合。
試合は、立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける川崎に対し、徳島が落ち着いて対応して反撃するという展開が続いたが、24分に徳島MFアレックス#26がゴールを決めて先制。川崎も26分に相手陣内へボールを運んだFW楠神順平#16がファウルで止められてフリーキックのチャンスとなり、これをレナトが決めて同点とした。
その後は互いに攻撃のチャンスを作るものの追加点には至らず1対1で前半を折り返した。
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78分、徳島守備陣に囲まれながらゴールするFW楠神順平(撮影 : 桑山輝明)
後半しばらくは互いの攻防が続いたが、川崎がシステムを変えてボールを支配、78分に楠神が追加点を奪ってリードした。川崎はなおも攻め続けたがフィニッシュの精度に欠けて得点にいたらない。アディショナルタイムの表示が出て試合終了と思われた直後、前半からいい動きをしていた徳島のFW津田知宏#11がゴールを決めて同点となり、延長戦に突入した。

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91分、徳島が同点に追いつく
雨が降り出した延長前半は互角の戦いだったが、後半に入ると徳島に足がつる選手が現れ、ピッチの内外で治療を受けていた。しかし、互いに体を張った守りでゴールを守り、アディショナルタイムに入った。競技場全体にPK戦のムードが漂うなか、121分にレナトが相手の裏をかいて技ありのゴール、長い試合にピリオドを打った。

競技場は平日で雨がしとしと降り出したにもかかわらず、延長戦になっても帰る観客は少なく緊張した雰囲気だったが、レナトの決勝弾が決まると喚声に包まれた。
他の競技場では、リーグ戦で最下位に低迷しているJ2のFC町田ゼルビアが2回戦でサンフレッチェ広島を破った愛媛代表のFC今治に5対2で勝利、初のベスト16となり4回戦に進出した。4回戦の対戦相手と会場は11月8日の抽選で決まる。

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2012年10 月13日 (土曜日)

10月14日に新百合ヶ丘駅北口周辺であさお区民まつり:パレードも復活、区制30周年祝う

第30回あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月14日(雨天決行)10時から16時まで小田急線新百合ヶ丘駅北口の川崎市麻生区役所と麻生市民館周辺で催される。

区制30周年を記念して内容を充実させたのが特色で、2010年は雨で、昨年は東日本大震災で中止されたパレード(10時)が2年ぶりに復活するほか、地域の伝説に由来するなべぶたころがしも行われる。
パレードは10時に区役所前道路の農住ビルをスタート、新百合ヶ丘駅北口までを白バイを先導にカラーガード隊レッドウィングス、アメリカンフットボールXリーグのチアリーダー、一輪車クラブ、あさおまつり唄のおどりに加え区内の市民団体など21団体がにぎやかに行進、祭を盛り上げる。
主な催しは、野外ステージで9時30分のふれ太鼓を皮切りに開会式(10時30分)、麻生区地域功労賞表彰式、川崎市消防音楽隊のブラスバンド演奏とカラーガード演技、一輪車演技、かがやいて麻生ストレッチ体操などのほか、ミニライブや太鼓、ウクレレなどの演奏、キッズダンス、フラダンス、少林寺拳法などの演技、福引抽選会(15時25分)などが16時ごろまで行われる。
麻生文化センターでは、公募で参加したジャズダンス、民踊、ダブルダッチ、太極拳などの音楽と踊りのパフォーマンスを披露する「あさおサウンド&ヴィジョン」(11時〜15時30分)、美術家協会展、洋ラン展、生け花展がある。
区役所庁舎のロビーでは、鉄道模型の展示、老人クラブ作品展、麻生観光協会の展示、人権・行政相談など。
区役所駐車場・広場には市民団体や企業による展示や販売、飲食などを販売するフードエリアが設けられる。
区役所前の道路では人間ビンゴ、世界のあそび、川崎アメリカンフットボールXリーグと川崎フロンターレによるゲームなどがある。
新百合21ホールでは「麻生区イメージパフォーマンス」(10時〜11時30分)として川崎純情小町によるパフォーマンス、税金クイズなどがある。
また、10月6日から11月4日まで開催中の「しんゆりオリーブまつり2012」も祭の会場内で「アート市」としてフリーマーケットやしんゆりフードフェスを開く。
まつりの問い合わせは電話044(965)5113麻生区役所地域振興課内あさお区民まつり実行委員会事務局。

 

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2012年10 月10日 (水曜日)

稲城市がベレーザの岩清水選手ら3人に市民栄誉賞を贈呈 : ロンドン五輪のなでしこジャパン銀メダル機に賞を新設

121006inagihyosyo07稲城市がこのほど市民栄誉賞を創設ロンドンオリンピックで銀メダルに輝いたなでしこジャパンメンバーの岩清水梓、坂口夢穂、岩渕真奈の3選手(いずれも日テレ・ベレーザ所属)が初受賞した。10月6日に稲城中央公園総合グラウンドで行われたプレナスなでしこリーグ2012の公式戦13節のベレーザ対伊賀フットボールクラブくノ一の試合前に、高橋勝浩市長が賞状とメダルを手渡した。

写真=髙橋勝浩稲城市長中央と市民栄誉賞のメデルをかけた岩清水夢穂選手(右)、岩渕真奈選手

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ナシの花と実、市のマークをあしらった市民栄誉賞
同市は東京ヴェルディ1969フットボールクラブのホームタウンとして同クラブとさまざまな連携を結んでいる。
これまで文化やスポーツの分野で活躍した人を称える賞はなかったが、ヴェルディの「妹」分にあたるベレーザから選出された女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が、ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したことから、急遽賞を設けることにした。
栄誉賞のメダルには「市の花」のナシの花と実、市のマークがあしらわれている。

授賞式には髙橋市長のほか市議会議長らが出席、岩清水、岩渕選手のほか、ケガで療養中の坂口選手の代わりに羽生英之東京ヴェルディ社長がメダルを受け取った。
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ゴールに向かうベレーザFW永里亜紗乃選手#9
その後行われた伊賀との試合は、ベレーザが押し気味に試合を進めたが、相手の好守で得点チャンスを生かせず前半を0対0で折り返した。ベレーザは61分にFW永里亜紗乃#9がゴールを決めたが、
伊賀が84分に後半たった1本放ったMF小林真規子#19のシュートが決まって追いつき、引き分けに終わった。

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2012年10 月 5日 (金曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレがコンサドーレ札幌に1対0で勝利 : 2カ月ぶりにホームで勝利

120929frontale01Jリーグ27節9試合が9月29日に一斉に行われた。川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力競技場で、最下位のコンサドーレ札幌と対戦、1対0で下し2連勝した。ホームでの勝利は2カ月ぶり。一方の札幌は、降格圏争いをする他のチームが勝ちか引き分けたため、7試合を残して史上最速のJ2降格が決まった。

写真=札幌の堅い守りを崩せず、80分にようやく先制ゴールを決めて喜ぶ川崎FWレナト#10とイレブン(撮影 : 桑山輝明)

川崎は序盤からボールを支配して札幌のゴールに何度もチャンスを作るものの、「降格」がかかって負けられない札幌の体を張った守りにはね返され、前半を0対0で折り返した。
後半も前半同様の展開が続いたが、MF風間宏矢#34と交代したFWレナト#10がその4分後の80分にミドルシュートを決めて待望の先取点を奪った。川崎はその後も攻め続けたが追加点は奪えず試合終了となった。
久々のホームの勝利にわく川崎のサポーターと対照的に、アウェイ側の観客席では史上最速の降格となったチーム運営に不満を持つ一部のサポーターが札幌の社長と対峙して話し合う場面も見られた。

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2012年10 月 4日 (木曜日)

川崎市麻生区のしまりすミュージックホールでキャンドルコンサート : 原発事故で取り残された動物を支援

川崎市麻生区王禅寺東の自宅で「しまりすミュージックホール&ギャラリー」を主宰するピアニスト山口昌子さんが、福島第1原子力発電所の事故による警戒区域に残された動物の実態と救済活動を知ってもらおうと、10月6日15時から初の「ワールドアニマルデー・キャンドルコンサート2012」を催す。

山口さんは、「見捨てられた命を救え!~3.11 アニマルレスキューの記録」の著作がある「HOSHI FAMILY」(星広志代表)による原発事故警戒区域の動物救済活動を知り、その活動を支援しようと昨年11月にチャリティーコンサートと写真展を開いた。キャンドルコンサートは、動物保護を考える日として1931年に制定された10月4日の「ワールドアニマルデー」にちなみ、引き続き「HOSHI FAMILY」の活動を支援をしようと開催する。
当日はギャラリーで「実写 3.11 見捨てられた命・動物たちミニ写真展」と、警戒区域から救出された猫4匹の里親探し「助け出されたニャンコ譲渡会」を開き、17時から観客も参加して庭とホールにキャンドルとLEDライト311本をともした後、スペシャルコンサートとしてバイオリンや歌、ギターを演奏する。プログラムは、山口昌子さん(歌ほか、曲目「福島どうぶつの詩1&2」)、石井泉さん(バイオリン、同「美しきヴァイオリンの調べ」)、風祭東さん(歌・ギター、同「Azuma Kazamatsuri World」)で、星広志さんも来場する。
コンサートの入場は無料だが、寄付を募る。定員は約40人で、終了時間は18時45分。
キャンドル参加料は500円。写真展、キャンドルのみの参加も可能。
問い合わせは電話044(988)9188 ミュージックワンダーランド。
詳細はしまりすミュージック&ギャラリーのHP(こちら>

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2012年10 月 2日 (火曜日)

川崎市中原市民館で10月4日に写真家・大石芳野さんが講演:紛争や災害の取材体験を通し日本社会を語る

川崎地方自治研究センターと川崎市職員労働組合が10月4日18時30分から、川崎市中原区の中原市民館で世界各国の紛争地帯や被災地の人々を撮り続ける写真家・大石芳野さんを招いて講演会を催す。

大石さんは学生時代に訪れたベトナムで衝撃を受けたのをきっかけにフリーカメラマンとなり、ベトナム、カンボジア、ラオス、コソボ、アフガニスタン、広島・長崎、沖縄、東日本大震災の被災地など、紛争や災害を生き抜く人々を取材、「土門拳賞」ほか多数の賞を受賞している。
講演会は「レンズが教えてくれたこと」の演題で、レンズを通して見た世界の経験をふまえ、現在の日本社会をどのように切り取るのかについて、写真を使いながら話す。
参加は無料。事前申し込みは不要で、定員は先着190人。
問い合わせは電話044-244-7610川崎地方自治研究センター。

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