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2012年9 月26日 (水曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレがFC東京を2対1で下す : 20回目のクラシコ
Jリーグ26節9試合が9月22日に行われた。川崎フロンターレは調布市の味の素スタジアムでFC東京と対戦、2対1で勝利し19節(7月28日)以来の勝ち星を手に入れた。
写真=46分、川崎FW楠神順平#16の先制ゴール(撮影 : 山本真人)
20回目となる「多摩川クラシコ」は、前日からさまざまなイベントが催され、味の素スタジアムは34,822人の観客で埋まり、試合前から熱い応援を繰り広げた。川崎のホーム等々力で行われた前回のクラシコ(第5節)は、FC東京が1対0で勝利し、川崎の相馬直樹前監督が退陣するきっかけになっており、川崎としてはリベンジを果たしたいところ。
試合は、前半にFC東京がボールを支配し何度もチャンスを作り9本のシュートを打ったが、川崎のGK杉山力裕#1やDF陣の好守に阻まれゴールを割れず、前半を0対0で終えた。
川崎はハーフタイムでFWと両サイドバックの位置取りなどを修正、それが功を奏して後半開始直後の46分にFW楠神順平#16が先制のゴールを決めた。さらに54分にFC東京のファウルで得たフリーキックのチャンスにMF中村憲剛#14があげたボールをDFジェシ#5が頭で合わせ、自身リーグ戦初ゴールとなる追加点をあげた。
クラシコで負けられないFC東京はここから反撃、川崎の杉山らの好守備で得点できなかったが、交代で入ったFWエジミウソン#9が88分に川崎のミスボールをつないでゴール。さらに5分のアディショナルタイムに猛攻を仕掛けたが、川崎が体を張って逃げ切った。
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2012年9 月20日 (木曜日)
Jリーグ/川崎フロンターレが鹿島アントラーズと引き分け : 2点差追いつく
Jリーグ25節が9月15日に行われた。川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で鹿島アントラーズと対戦、2点先攻された試合に追いつき引き分け、順位をひとつあげて12位となった。
写真=19分、川崎フロンターレDF實藤友紀#15のゴール(撮影 : 山本真人)
試合は、6分に鹿島FW興梠慎三#13が先制ゴールをあげると、川崎は15分過ぎに自陣ゴール近くでDF實藤友紀#15がファウルして鹿島にPKを与え、これを興梠が決めて2点のビハインドを負った。その直後の19分に流れのなかから實藤がゴールを決めて、前半を2対1で折り返した。
次回のホームゲームは、9月29日19時からコンサドーレ札幌と対戦する。
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2012年9 月17日 (月曜日)
J2・FC町田ゼルビアが松本山雅FCに0対3で完敗 : 再び最下位に転落
J2第33節の11試合が9月14日に一斉に行われ、FC町田ゼルビアはアウェイの長野県松本平広域公園総合競技場(松本市)で松本山雅FCと対戦、0対3で完封負けに終わり最下位に後退した。
写真(撮影 : いずれも山本真人)=松本ゴールに攻めるFW北井佑季#19
試合は、その観戦が功を奏してか、松本が立ち上がりから縦に長いボールを入れて町田ゴールを襲い、コーナーキックのチャンスから24分に先制点を奪った。先攻された町田は、より攻撃的な布陣へ切り替えるため38分にMFコリン マーシャル#26からMF幸野志有人#33に、ハーフタイムには負傷明けのFW平本一樹#25に替え、JFL時代から松本に強いFW勝又慶典#7を投入、松本陣内に攻め込んだ。
しかし、次の得点を得たのは松本で、カウンターから64分にゴール、74分にもミドルシュートでだめ押しのゴールを奪った。町田は、後半チャンスをつかみかけたが、松本の堅い守りを崩せず、完封負けを喫した。
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2012年9 月16日 (日曜日)
天皇杯・川崎フロンターレが徳山大を2対0で下し3回戦進出 : 山瀬が2ゴールの活躍
第92回天皇杯全日本選手権大会2回戦第1日程(9月8日)で、川崎市の等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ対徳島大学戦は、川崎が山口県代表の徳山大を2対0で下し、3回戦に駒を進めた。
写真(撮影 : 山本真人)=この日、2得点を決めた川崎フロンターレのFW山瀬功治
川崎はここ数年、天皇杯の初戦にいつも苦しむが、チームの柱MF中村憲剛#14を日本代表戦で欠いたこの試合も格下相手に苦戦、なかなかリズムがつかめず、徳山大学の好守もあり前半を0対0で折り返した。
しかし後半に入って、49分にFWで出場した山瀬功治#13が先制点を決めると落ち着きを取り戻し、川崎のペースで試合が進み、ピンチはあったものの、77分に山瀬が2点目となる追加点を決め、完封で徳山大を制し、順当に3回戦に勝ち進んだ。
川崎の3回戦は、10月10日19時からJ2の徳島ヴォルティスと対戦する。
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天皇杯・FC町田ゼルビアがギラヴァンツ北九州をPK戦で下し3回戦進出
第92回天皇杯全日本選手権大会2回戦第2日程(9月9日)で、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場でFC町田ゼルビアとギラヴァンツ北九州が対戦。試合は前半と後半に互いに1ゴールを決めて1対1のまま延長戦にもつれこみ、120分で決着がつかずPK戦の末、町田の守護神・GK修行智仁#1が北九州の5本目のPKを止め、5本とも成功させた町田が3回戦に駒を進めた。
写真(撮影 : いずれも山本真人)=PKを止めたGK修行智仁#1(ピンクのユニフォーム)を祝福する町田ゼルビアのイレブン
北九州はハーフタイムで選手を2人替えてより積極的な攻撃を仕掛け、交代したFW常磐聡#18が同点弾を決め試合を振り出しに戻した。町田もチャンスはつくるが相手の好守に阻まれ延長に入った。延長戦は互いにチャンスを作るが決めきれずPK戦となった。
PK戦は先攻の北九州が4本を決め、5本目に同点ゴールをたたき出した常磐のシュートを町田GK修行が止めた(写真左)。町田は5人目のDF田代真一#5が冷静にゴールを決め、120分以上に及ぶ戦いに終止符を打った。
町田の3回戦は10月10日19時から広島ビッグアーチで、サンフレッチェ広島を破る金星を挙げた愛媛県代表の四国社会人チームFC今治と対戦する。
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2012年9 月15日 (土曜日)
川崎市民ミュージアムで「中村正義の《顔》展」:異才の日本画家の画業紹介した約80点
戦後の美術界を代表する画家のひとりとして知られる、川崎ゆかりの日本画家中村正義の個展が川崎市中原区の川崎市民ミュージアムで9月15日から開かれている。この「中村正義の《顔》展」は、来春公開予定のドキュメンタリー映画「父をめぐる旅−異才の日本画家中村正義の生涯」に合わせて企画されたもので、会場には初期の自画像から映画「怪談」のために製作された「源平海戦絵巻」、代表作の「顔」シリーズなど、その幅広い画業と足跡をたどることができる絵画や資料など約80点が展示されている。会期は10月14日まで。
写真=展示された作品を鑑賞する阿部市長ら
中村正義は1924年に愛知県豊橋市で生まれた。画家を志して中村岳陵に師事、24歳で日展で入選、26歳で特選、36歳という異例の若さで審査員になるなど、日本画のホープとして将来を嘱望された。しかし、その翌年の1961年に川崎市麻生区細山に転居してアトリエを構える一方、日展を脱退、画壇に大きな波紋を巻き起こした。以後、それまでの画風を一変させ、力にあふれた筆致と大胆な色づかいで男と女、顔などのシリーズを次々と発表、高い評価を集めた。また、絵画の領域だけでなく映画や演劇、本の挿絵などにも活動の場を広げ、1964年の小林正樹監督の「怪談」で使われた源平海戦絵巻を描くほか、雑誌『20世紀』の表紙のために、三島由紀夫、福田赳夫、今東光といった当時の代表的な政治家や文化人の肖像を描き、新しい境地を開いた。さらに、浮世絵師写楽を独自の視点から研究して出版するなど、幅広い分野で多くの業績を残した。また、古い因習に縛られた画壇の変革に取り組んだ。しかし、精力的な創作活動の陰で、10代の頃から結核やがんといった病いに悩まされ、1977年に肺がんのため、52歳の若さで死去した。
細山の自宅は父の遺志を継いだ長女の中村倫子さんが個人美術館に改装、「中村正義の美術館」として1988年に開館。倫子さんが館長として、中村画伯の業績を広く伝える運動や研究に取り組んでおり、中村正義の絵を愛する人々がいまも多く訪れている。
今回の展覧会は、生前に中村正義と親交のあった映画監督の武重邦夫さんが、中村画伯をテーマにしたドキュメンタリー映画の製作に3年前から取り組み、それに合わせて開催が実現したもの。
初日の9月15日には、阿部孝夫市長、映画の共同監督の近藤正典さんらによるオープニングセレモニーが催され、記念のテープカットを行った。
中村倫子さんは「ミュージアムでの展示は2回目で、これと映画をきっかけに地元の川崎市をはじめ多くの人にその業績を知ってもらえればうれしい」と話していた。
期間中は、16日10時30分から映画「怪談」上映、13時30分武重監督と映画「日本の華 浮世絵肉筆」の小川益王監督のトークショー、15時「父をめぐる旅」上映、22日・23日14時ワークショップ「中村正義から、つくる」、29日ベビーカー・ツアー、29日・10月6日・13日ギャラリートークが催される。
観覧料は一般600円、学生・65歳以上400円、中学生以下無料。
開館時間は9時30分〜17時30分(入館は16時30分)。休館は月曜日(祝日の場合は開館)。
問い合わせは電話044-754-4500川崎市民ミュージアム。
ホームページはhttp://www.kawasaki-museum.jp
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2012年9 月13日 (木曜日)
天皇杯・前回覇者のFC東京が横河武蔵野FCにまさかの初戦敗退 : 延長戦寸前にFK決め劇的勝利
調布市の味の素スタジアムで9月9日に行われた第92回天皇杯全日本選手権大会2回戦第2日程で、前回覇者のFC東京がJFL横河武蔵野FCにまさかの敗戦を喫した。横河は組織化された堅い守りでFC東京の攻撃を阻み、延長戦寸前の後半のアディショナルタイムに直接フリーキックがゴールするという劇的勝利で大金星を上げた。
写真=90+2分、FC東京のゴールネットを揺らした横河武蔵野のMF岩田啓佑の直接FK
試合は、FC東京がボールをキープして横河陣内に運ぶものの、中盤から相手ゴール前に進むと、横河のDF陣がFC東京の選手を囲いこんで攻撃の芽を摘みとり、自由に仕事をさせないという展開で前半を0対0で折り返した。
その瞬間、スタジアムでは大きなどよめきが起き、横河ベンチでは控え選手やスタッフも一緒になってピッチの選手と喜びを爆発させた(写真右)。
試合終了後、自軍の選手にはブーイングを浴びせたFC東京のサポーターは、大健闘した横河の選手を呼び寄せて大きな拍手を送り、「3回戦もがんばれ」とエールを送っていた。
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天皇杯・東京ヴェルディがHOYA大分に3対0で勝利 : 高橋監督代行が初勝利
第92回天皇杯全日本選手権大会2回戦第1日程(9月8日)で、東京都北区の味の素フィールド西が丘で行われた東京ヴェルディ対HOYA大分戦は、ヴェルディが3対0でHOYAを完封で下し、3回戦に駒を進めた。
写真=だめ押しとなった90+4分のジミー・フランサのゴール
2回戦から天皇杯に参戦するヴェルディは、 ここ数試合リーグ戦で勝利から見放されてJ1昇格が厳しくなり、指揮を執っていた川勝良一監督が9月6日に突然辞任。髙橋真一郎コーチが監督代行としてこの試合に臨んだ。一方、ことしJFLに昇格したHOYA大分は、大分県代表として天皇杯に初出場。1回戦を突破して2回戦に進んだ。試合は、カテゴリーの異なる相手との対戦や監督辞任の影響などもあり、ヴェルディの選手はやや緊張した面持ち。しかし、18分にヴェルディのMF梶川諒太#23がコーナーキックを右足でけり込み先制点を決めると、リズムをつかんだ。
ユース時代から指導を受けた川勝前監督を慕うベテランMF飯尾一慶#16が流れの中から32分に追加点を決め、前半を2対0で折り返した。
後半、ヴェルディは11本のシュートを放ったものの、HOYA大分の粘り強い守備に加えフィニッシュの精度がいまひとつで追加点を奪えなかった。しかし、途中交代のFWジミー・フランサがアディショナルタイムの90+4分にだめ押しのゴールをヘディングで豪快に決め、3対0で勝利した。
試合後、髙橋監督代行はほっとした表情で選手一人ひとりと握手して健闘をたたえた。会見では「監督が辞任して中1日しかなく、初めてのゲームで難しかった。前半はまだメンタル的に引きずっている選手も何人かいた。この勝ちをきっかけにして次のJ2に向けて本当の意味でクラブがひとつになってがんばりたい」と昇格争いに向けての気持ちを新たにしていた。
3回戦に進んだヴェルディは10月10日19時からアウトソーイングスタジアム日本平(静岡市)で清水エスパルスと対戦する。
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2012年9 月 8日 (土曜日)
川崎市麻生区の子ども会がかかしコンクール:ユニークな手作りかかし18体、40数年続く秋の名物行事
写真=ずらりと並んだ手作りかかし


会場には、子どもや福祉施設などのお年寄りが夏休みなどに作った多彩な力作が立てられた。
関係者などによる投票が行われ選考の結果、「麻生区子ども会連合会会長賞」などの賞が決まり、表彰式が行われた。
コンクールの結果は次の通り。
区子連会長賞=「ワンピース」金程富士見子ども会
区長賞=「ドラえもんかかし」万福寺子ども会
町連会長賞=「キャリーパミュパミュ」
マイシティ新百合子ども会
JAセレサ賞=「ガイコツ♥さだ子」麻生小学校わくわくプラザ
里山フォーラム賞=「福島の畑に帰りたい田舎のかかし」金井原苑
社会福祉協議会賞=「五力田スギ子」五力田子ども会
観光協会賞=「AKB48みお&こはる」片平子ども会
東京新聞賞=「ウェンロック襲来 ロンドンから麻生区へ」千代ヶ丘小学校わくわくプラザ
かかし賞=「王禅寺ホームズ」王禅寺子ども会
アイディア賞=「リトルハナガシラ」千代ヶ丘こども文化センター
文化広報賞=「あかくん」金程小学校5年
タウンニュース賞=「地井さんのかかし」緑陽苑
J;COM賞=「Pシモン」山ちゃん
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2012年9 月 7日 (金曜日)
県立多摩高校合唱部が文化祭コンサート:NHK学校音楽コンクールの課題曲など美しいハーモニー披露
美しいハーモニーで知られる神奈川県立多摩高等学校合唱部が9月8日と9日の同高文化祭でコンサートを催す。コンサートでは、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲「明日へ続く道」(星野富弘作詞、千原英喜作曲)などを披露する。
同高合唱部はこれまでに全日本合唱コンクール全国大会に2回出場、1998年と2002年にカンテムス国際合唱コンクールでグランプリ受賞、2003年にNHK全国学校音楽コンクール全国大会に出場するなど優秀な成績を収めており、同じ年にはこうした功績に対し川崎市文化賞を受賞。地域での演奏活動も活発に行っている。ことしは8月に催された全国学校音楽コンクールと全日本合唱コンクールの県大会で金賞を受賞、県代表としてNHK関東甲信越ブロック大会に出場する。
文化祭コンサートでは、「明日へ続く道」のほか「鉄腕アトム」(谷川俊太郎作詞、高井達雄作曲、信長貴富編曲)「ヒスイ」(寺山修司作詞、信長貴富作曲)などを披露する。
開始時間は8日が9時45分、9日が11時、13時30分。
問い合わせは電話044-911-7107同合唱部 小川さん。
ホームページはhttp://tamachorus.s343.xrea.com/index.html
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