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2012年9 月13日 (木曜日)

天皇杯・東京ヴェルディがHOYA大分に3対0で勝利 : 高橋監督代行が初勝利

120908verdy01第92回天皇杯全日本選手権大会2回戦第1日程(9月8日)で、東京都北区の味の素フィールド西が丘で行われた東京ヴェルディ対HOYA大分戦は、ヴェルディが3対0でHOYAを完封で下し、3回戦に駒を進めた。

写真=だめ押しとなった90+4分のジミー・フランサのゴール

2回戦から天皇杯に参戦するヴェルディは、 ここ数試合リーグ戦で勝利から見放されてJ1昇格が厳しくなり、指揮を執っていた川勝良一監督が9月6日に突然辞任。髙橋真一郎コーチが監督代行としてこの試合に臨んだ。一方、ことしJFLに昇格したHOYA大分は、大分県代表として天皇杯に初出場。1回戦を突破して2回戦に進んだ。

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試合後、ほっとした表情で選手を迎えるヴェルディの髙橋真一郎監督代行
試合は、カテゴリーの異なる相手との対戦や監督辞任の影響などもあり、ヴェルディの選手はやや緊張した面持ち。しかし、18分にヴェルディのMF梶川諒太#23がコーナーキックを右足でけり込み先制点を決めると、リズムをつかんだ。
ユース時代から指導を受けた川勝前監督を慕うベテランMF飯尾一慶#16が流れの中から32分に追加点を決め、前半を2対0で折り返した。
後半、ヴェルディは11本のシュートを放ったものの、HOYA大分の粘り強い守備に加えフィニッシュの精度がいまひとつで追加点を奪えなかった。しかし、途中交代のFWジミー・フランサがアディショナルタイムの90+4分にだめ押しのゴールをヘディングで豪快に決め、3対0で勝利した。
試合後、髙橋監督代行はほっとした表情で選手一人ひとりと握手して健闘をたたえた。会見では「監督が辞任して中1日しかなく、初めてのゲームで難しかった。前半はまだメンタル的に引きずっている選手も何人かいた。この勝ちをきっかけにして次のJ2に向けて本当の意味でクラブがひとつになってがんばりたい」と昇格争いに向けての気持ちを新たにしていた。
3回戦に進んだヴェルディは10月10日19時からアウトソーイングスタジアム日本平(静岡市)で清水エスパルスと対戦する。

2012-09-13 in 02)イベント・催事, f)稲城市, h)東京都, スポーツ | Permalink

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