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2012年5 月31日 (木曜日)
J216節、ゼルビア町田は水戸ホーリーホックとスコアレスドロー:3連敗免れ勝ち点1
J2第16節の試合が5月26日と27日に行われた。第2日程のFC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場で水戸ホーリーホックと対戦、スコアレスドローで引き分けた。3連敗は免れたものの、順位が一歩後退し21位になった。
写真=町田のDF田代真一#5が水戸のシュートをクリア(撮影 : いずれも山本真人)
試合は、パスサッカーの町田が主導権を握ったが攻めきれず、水戸のカウンターを受けて、攻守が激しく入れ替わる展開で進んだ。
町田は前半と後半にFW平本一樹#25のシュートがゴールポストを直撃するなどの不運にも見舞われ、得点を奪えなかった。80分にはFW北井佑季#19を投入して攻撃の厚みを増したが、フィニッシュの精度が足りず無得点で試合終了。
12試合ぶりの無失点で勝点を1を得たことに対し、アルディレス監督は「私たちにとって、無失点で終えるということは簡単ではありませんでした。規律を最後まで保てたという意味では、良かったと思います。ただし、私がもっと関心があるのは、ボールを持っている時のラストの部分の、本当に小さいところの精度を高めること」と前向きに試合を振り返った。
次のホームゲームは、6月9日13時からザスパ草津と対戦する。
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藤子・F・不二雄ミュージアムが6月1日からジャイアンフェア:満10歳の誕生日祝う
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎市多摩区長尾2-8-1)が、漫画『ドラえもん』に登場するジャイアンこと剛田武が6月15日に10歳の誕生日を迎えるのにちなんで、6月1日から30日までミュージアムショップやカフェなどで「ジャイアンフェア」を実施する。
写真=誕生会でスタッフにレイをかけてもらうジャイアン
フェアに先立ち、5月31日9時30分から同ミュージアム2階の「きこりの泉」前でプレス向けに「ジャイアンの誕生会」が催され、同館スタッフ8人が「ハッピーバースデージャイアン」を歌いながら、泉から出てきた「きれいなジャイアン」にレイをかけ、特製ケーキを披露した。
誕生会は、漫画のなかでジャイアンが「せめて、1年に1度誕生日くらい心から祝ってほしいよ〜。」と話していたことから企画した。
直径35cmのバースデイケーキ(写真左)は6月6日まで1階ウェイティングスペースに展示する。
フェアの期間中は、ミュージアムカフェで、人気メニュー「ジャイアンとカツ丼」に「HAPPY BIRTHDAY」と海苔であしらったバースデイバージョン(写真右下・1,000円)や、冬季限定メニューの「ジャイアンシチュー」(1,200円)の復活、ジャイアンのテーマカラーのオレンジを基調にした高さ約25cmの「ジャイアン to パフェ」(1,350円)を提供する。
このほか館内のプリントシール機で、ジャイアンの絵柄が登場する。
テイクアウトコーナーでは、歌好きなジャイアンにちなみ、紙製マイクに3種類のクッキーが入った「ジャイアンリサイタルマイク」(900円)、レトルトになったジャイアンシチューギフトパック(1人前1袋、950円)を販売する。
また、ミュージアムショップではジャイアンタオル、Tシャツ、メモ帳(写真左下)などを販売、2点買うごとにオリジナルポストカードを1枚プレゼントする。
同ミュージアムは予約入場だが、平日の入場はまだ余裕があり、川崎市民向け先行発売の利用は、それほど多くないという。
入場料は、おとな1,000円、中・高生700円、子ども(4歳以上)500円。
詳細は川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムのホームページ(こちら>)。
問い合わせは電話0570-055-245同ミュージアム。
また、同ミュージアムでは、夏休み中の子どもたちや、16時からの入館者にミュージアムをゆったり楽しんでもらおうと、7月20日から9月3日までの開館時間を1時間延長して19時までとし、無休で開館することを検討している。
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2012年5 月29日 (火曜日)
フロンターレが5月27日にファン感謝デー:選手とサポーターが笑顔で交流楽しむ
川崎フロンターレの2012ファン感謝デー(川崎フロンターレ後援会主催)が5月27日等々力陸上競技場(川崎市中原区等々力)で開かれ、家族連れなど9047人のファンが選手が出演するステージやふれあいを楽しんだ。
写真=サポーターとともに盛り上がった「激アツライブ」
ことしのファン感は、ワールドカップのアジア最終予選のため、J1リーグ戦が3週間中断するこの時期の開催となった。
ファン感には、最終予選の日本代表に選ばれた中村憲剛、トゥーロン国際大会のU23代表に選ばれた安藤駿介など一部の選手とコーチを除いた大部分の選手と風間八宏監督やコーチ陣などが出席した。
後援会会員限定のこのイベントは、前日のベガルタ仙台戦に劇的勝利を納めたこともあり、急きょ後援会に入会して参加したファンもおり、開門の12時には競技場を半周するほど人が並んだ。入場者は昨年より約3,300人増え、過去2番目に多くなった。
混乱を避けるため、多くのイベントや福袋購入を事前申し込み制にしたためか、選手が登場する舞台イベントが始まる前には、飲食コーナーや売店でゆっくり買い物をするファンが多かった。
午後1時30分から特設舞台でオープニングセレモニーが催され、選手が舞台に登った後、後援会会長の阿部孝夫・川崎市長が「昨日は、終了間際に逆転する久しぶりの“川崎劇場”で、みなさん気持ち良くファン感に参加できたと思います。ことしのシーズン終了後には競技場を改修するので、この状態でのファン感は最後になります。これから成績が浮上し優勝をめざしてほしいので応援をよろしく」とあいさつした。
舞台では中西哲生さんの進行でオジフロチーム(伊藤宏樹、田坂祐介、小松塁、森下俊)、ヤンフロチーム(小林悠、田中雄大、田中淳一、高木駿)による恒例の対決ゲームが行われ、田坂、小松、松下の3選手がケガをしたため、高木が代わりにダンスやゲームに出演、芸達者ぶりを見せた。
舞台に出演する以外の選手は、出店でサインや写真撮影、ミニサッカーゲームに参加、おだやかな表情でサインや記念撮影に応じていた。海外に移籍した鄭大世選手も来場、気軽にサインに応じたり、子どもたちとサッカーに興じ、“里帰り”の気分に浸っていた。
この日、一番盛り上がりを見せたのは、伊藤、田中雄大、田中淳一が長渕剛の『とんぼ』『乾盃』を熱唱する「激アツライブ」で、他の選手も観客席に入ってサポーターと肩を組んで熱唱、チームスローガンの「一体感」を感じさせる演出となった。
舞台では、女性の立場からスタジアム改修の要望を述べる討論会も行われ、フロンターレとコラボレーションしている川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムのドラえもんにちなんだコーナーや、男性トイレにおむつ替えコーナーを設けるなどのアイデアが出された。
閉会式では、風間監督が「(サポーターから)大きな期待を寄せられているのを感じています」などとあいさつ、今後の飛躍を誓っていた。
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矢野裕・狛江市長「3つの使命成し遂げた」:5月17日記者会見の引退表明の言葉全文
5月17日午前に狛江市議会応接室で行われた記者会見での矢野裕・狛江市長(65)の引退表明の発言は次の通り。
私は16年前の最初の市長選に臨むにあたって、3つの仕事が使命というふうに考えました。
第1は、前市長のような不祥事を二度と起こさないように、市の体質を根本的に転換をさせていくということです。
これについては、当時の一部の取り巻きの人たちが市政を私物化し、市長などがバカラ賭博に狂い、30億円を超える借金に追われ公務を投げ出した。そうしたことに至るまでの事態を知っていたのは、決して市民や野党の議員ではありませんでした。周囲の職員もそれを食い止めていくような職場の雰囲気では、到底ありませんでした。
この点では「参加と協働」の基本条例を制定したり、あるいは公務日誌をはじめ行政情報の公開を原則としたり、不祥事を起こしにくい仕組み、体質づくりを進めてきました。また職場でも一部の人間だけで動かすのではなく、情報の共有や集団的な意識決定など当たり前ですが、民主的な市役所運営のルールを作り、そこを転換させてまいりました。
2つ目の使命は、なんと言っても清潔公正な政治を確立するということでした。
前市長は贈収賄で2年間の実刑判決を受け、拘留されました。そのほかにも業者との関係、職員の採用、公費の使い方、とかくうわさの絶えない方です。私はそうしたことと決別して、清潔公正な市政を作り上げたと自信を持って言えます。
3つ目は社会的に弱い立場の人々に光を当て、生活に目を向けた予算に切り替えていくことでした。
前市政の前年の予算における土木費の割合が32%にのぼっていました。当時この割合は東京で第1位、全国で、この小さな狛江なのに8番目に高い割合でした。それだけ開発優先で、市民生活がその分置き去りにされてきたと言えます。
しかし、これもご覧いただければおわかりのように、暮らし優先の予算にしっかりと切り替えることができています。
私は使命と考えていた3つの転換を成し遂げることができたと考えています。
また、政策の上でも4期目の出馬の時に、市政の総仕上げをさせてほしいと市民の皆さんに訴えて市長選挙に臨みました。その時マニフェストとして、6つのビジョンというものを掲げました。
そこに59の政策を掲げておりましたけれど、これも現段階で実現したり、あるいは既に着手して進行しているものが全部で約93%です。残りの4、5で、できたものもあるのですが、2つは野党の否決や削除修正でできなかったものですので、ほとんど達成することができました。
言い換えれば、総仕上げとして自分がやらねばならないと思っていた仕事、掲げた事業は、ほぼやりきったという満足感があります。
また役所の中でも、風通しの良さや市民への接し方など、職場風土はかなり改善されてきたと思うし、私自身は職員との一体感の中で仕事を進めることができた。そういう点では16年前に目指した市政の抜本的な転換は、現時点では果たしたと言い切れると思っています。
なお仮に、私が次の選挙に臨んで5期目を担当することになっても、現段階では、まだご覧のように体力・気力はあるつもりですが、しかし4年後まで年を重ねると、これが続くかという点ではちょっと自信がないところがあります。
いままでは100%以上の力で、市民や職員の支えで、4年間仕事がやりきれてきたわけですが、これを100%の力が今後落ちこんでいくという風に考えたときに、やはりここで4年間市政をさらに担当することよりも、政策に区切りがつき、余力のあるうちに、私の考えている市政をさらに発展させてくれる方にバトンタッチをして、一市民として狛江市政のさらなる発展をサポートしていきたい、このように考えるに至りました。
私は権力にしがみついたり、市政を自分のものと勘違いしたり、そういうことしては決してならないという風に市長に就任してから戒めてまいりました。
3期が終わる時も、後継者の検討を「豊かな狛江を作る市民の会」の方にもお願いしましたが、実際には私の努力不足もあったかとは思いますが、見出せなかった。そのために4期目の出馬要請をされ、私自身も総仕上げとしての仕事が残っていると思い、喜んでそれをお受けしました。
ただ、今回もなかなか後継者が見つからないで、時が推移しました。いろいろ努力したのですが、条件が整わない、決意をしていただけない方もいらっしゃいました。
そういうなかで、相手方陣営が市民から候補者を出せないで、自民党の都連に候補者選定を丸投げして、他市に住んでいて、狛江には全く来たことがないと私は思っていますが、狛江には縁のなかった東京都の天下り幹部の方が、突如、狛江市長選挙に出ることになって、正直なところ、このままこちらで後継者が見つからないまま、彼を第2の天下り先として狛江の市政、市長にさせていいのか、この点を本当に悩みました。皆様方からいろいろ取材をいただいたのですが、その時点では最終的に決断に至りませんでした。
しかしこういう経過の中で、会(編集部注・豊の会)の皆さんに議論をいただいて、そこでここにいる田辺良彦議員が多くの市民、会からの要請にこたえて連休明けに出馬を決意してくれたとうかがい、私も喜んで彼にバトンタッチしたいということで、きょう同席させていただきました。
私はあくまで市長として、選挙での反対派の方々、あるいは政治に関心がない方々を含めて、すべての市民の市長として市政を行うべきと考えていました。また、国政での支持の違い、思想信条の違いがあっても、住み良い狛江を築いていく、その一点で手を携えることができるし、それが大きな力になっている、そのように確信して市政運営に臨んでまいりました。
高橋(編集部注・都彦)後援会幹部、一応いろいろお名前を聞きましたけれども、その中にも実は私を応援してくれてきた方々が入っています。選挙では表向き反対側に立たざるをえけれども、実際にはいろいろな立場、いろいろなやり方で私を応援してくれた方が多数いらっしゃいました。このことを見ても、私のこのまちづくりの方向が、党派を越えて多くの方々に理解していただいた、そういう表れで今回の市長選にきているという風に考えています。
田中良彦さんは、イデオロギーや国政での支持の違いを超えて、住み良い狛江の一点で、まちづくりをするという、私がこだわってきた考えをしっかりと引き継いでくれる人です。
高橋陣営が私に対してもそうでしたが、共産党の市長だというだけで打倒を叫んだりしていますが、思想の違いで打倒を叫び、それを排除するというような考え方では、16年前の昔の狛江の政治に後戻りしかねない、そういう思いを強く感じています。
実際にいま、高橋さんを担いでいる方々を見ると、当時の石井前市長になんらかの関わりを持っている方々、ご縁のある方々が取り巻きでいらっしゃいます。そういうことを考えた時に、自分の16年間の努力を無にさせないためにも、その人々によって抱えられた高橋さんに狛江市政を、また市長職を任せるわけにいかないと私自身強く感じています。
私は、16年の市長生活の間で、与党の議員の立場で、また私の市政のあり方を最もよく理解しながら支えてくれた田辺良彦さんは、実際に役所の中でも田辺さんの存在は職員からも大きく信頼されています。そういう方に市長になっていただければ、市民派市政のさらなる発展を必ず実現できると確信しています。そういう点では私自身、心から田辺良彦さんを次期市長候補として勝利を願い、推薦していきたいと考えています。
先ほどの原点を継承しながら、これまで私のつくってきた基礎の上に、新しく豊かで多彩な第2期市民派市政を確立させ、希望が感じられる、そうした狛江の未来を作っていただきたいと、心からお願いし、私の不出馬の意思表示とさせていただきます。
関連記事:狛江市長選:矢野裕狛江市長が引退、前市議の田辺良彦氏が後継で立候補表明
2012-05-29 in 06)政治, a) 狛江市のニュース, 時事問題 | Permalink | コメント (0)
狛江市長選の立候補予定者招き6月6日に公開討論会 : 狛江青年会議所が主催、市民から質問を募集
狛江青年会議所(山本のり子理事長)が、市政に関心を持ってもらおうと、6月24日に投票が行われる狛江市長選挙の立候補予定者を招き、6月6日18時から小田急線狛江駅前のエコルマホールで公開討論会を開催する。入場は無料。
同市では、2008年の市長選の際に、青年会議所のOBや有志が市長選の公開討論会を開いた。この時は、準備不足などで立候補予定者3人のうち1人が欠席、投票の際の判断材料としては不十分だった。
同会議所では、こうした経緯を踏まえ、今回は実行委員会(古荘之滋委員長)を結成して、候補者が決まる前から各政党や政治団体に働きかけ、会場確保などの準備を進めてきた。
ポスターや選挙カーで連呼される名前だけでなく、候補者の人柄や考え方を知ってもらおうと、実行委が市民目線で考えた候補者への質問を用意するほか、有権者からの質問も5月30日まで募集している。質問はFAX(03-3480-5251)かメール([email protected])で送る。
また、多くの市民に参加を呼びかけるためにチラシやポスターを作り、新聞折り込みや駅頭などで配布してPRに努めている。
当日は、現在立候補を表明している元都庁職員の高橋都彦氏(自民、公明、民主、狛江・生活者ネットワーク推薦)と前狛江市議会議員の田辺良彦氏(共産党推薦)の2候補が出席。両氏が決められた時間内で自己紹介や訴えたい点などを話した後、財政、子育て、安全・安心なまちづくりなど8項目にわたる主催者が用意した質問と市民から寄せられた質問に答える形で討論する。討論会の様子は、USTREAMによるライブ配信も行う。
問い合わせは電話080-5013-0675狛江青年会議所 古荘さん。
2012-05-29 in 02)イベント・催事, 06)政治, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)
2012年5 月27日 (日曜日)
J1・川崎フロンターレが3対2で首位ベガルタ仙台を下す : 終了間際に矢島が逆転ゴール
J1 リーグ第13節の試合が5月25日と26日に行われ、第2日程の川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力競技場で首位のベガルタ仙台と対戦した。先制点を挙げた川崎は、後半にリードを許したもののすぐに追いつくシーソーゲームの末、終了間際の90+2にDF福森晃斗#22のクロスをFW矢島卓郎#9がヘディングで決め、劇的な勝利を飾った。
写真=劇的な勝利となった矢島卓郎の逆転ゴール(撮影 : 山本真人)
2012-05-27 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2012年5 月19日 (土曜日)
狛江市長選:矢野裕狛江市長が引退、前市議の田辺良彦氏が後継で立候補表明
任期満了に伴い、7月24日に投票が行われる狛江市長選挙に、現職で4期目の矢野裕氏(65)が出馬しない意向を5月17日の記者会見で表明した。また、会見の席上、共産党市議会議員で4期目の田辺良彦氏(47)が共産党の推薦を受け無所属で、矢野市長の後継として立候補することを明らかにした。
写真=5月17日、引退表明する矢野裕市長(右)と立候補表した田辺良彦氏
会見では、まず矢野氏が「16年前の立候補時に使命とした市役所体質の転換、清潔公正な政治の確立、暮らし優先の予算への転換ができ、総仕上げとした4期目の政策が93%達成でき満足感がある。次の選挙にあたり4年後まで気力・体力が続く自信がない。政策に区切りがつき、余力のあるうちに私の考えている政策をさらに発展してくれる人にバトンタッチして一市民として市政の発展をサポートしたい」と不出馬について説明した。また、田辺氏について「イデオロギーや国政での支持の違いを越えて、住み良い狛江の一点でまちづくりをする、という私がこだわってきた考えをしっかりと引き継いでくれる人」と後継者として推薦する意向を示した。
田辺氏は「矢野市長の16年間は、住民の命と暮らしを守るという地方自治体の役割を発揮するという点で、大きな変化と前進があった。その先頭に立ってきた矢野市長から、4月末に改めて『後継者にバトンタッチしたい』というお話しがあり、その後、さまざまな方から私に対して出馬要請の話をいただき、熟慮して連休明けに決意しました。8日の『豊かの会』世話人会で正式に推薦をいただき、先程、議員辞職手続きをしました」と立候補の意向を固めた経緯などを説明した。
さらに「4期13年間、議会という場に身を置き、市長と一緒に多くの市民と話し合い、市政を前に進めるために力を尽くしてきた。その間に培った市民とのさまざまなネットワークがある。47歳で若さもエネルギーもある。矢野市長の市政の流れを受け継ぎながら、さらに発展させる。そういう多くの市民の願いに応えられるのは私だと考え、立候補することにした」と決意を述べた。
市政運営に取り組むにあたって(1)地方自治体本来の役割である、住民のいのちと暮らしを守る仕事を、引き続き市政の中心にすえて取り組んでいきたい(2)若い世代、子育て世代が希望を持てる市政を進めたい。私自身、小学校に通う7歳の娘がおり、自分自身が子育てに取り組むなかで感じてきたこともたくさんある。「このまちで子育てをしたい、住み続けたい」と思えるまちをめざす(3)「市民が主人公」の市政、参加と協働の取り組みをさらに大きく発展させたい。いろいろな考え方の違いはあっても、「狛江を良くしたい」という点で、話し合い、力を合わせて狛江の市政を前進させてきている。草の根の市民の願いが市政に届き、市民の願いが市民自身の力によって市政に生かされていくなどと話した。
そのうえで、矢野市政を継承する「新6つのビジョン」の基本政策として(1)東京一安全な都市−狛江(2)子どもの未来を育むまち(3)誰もが安心して暮らせる狛江(4)健康で住みよい環境の形成(5)市民が主人公の参加と協働のまちづくり(6)魅力と活気あるまちづくりを掲げ、具体的な施策を示した。
また、5月27日14時30分から小田急線狛江駅前のエコルマホールで「みんなでつくろう市民(ひと)輝く狛江 5.27市民のつどい」を開く。
田辺氏は旭川市生まれで、東京学芸大学教育学部を卒業後、日本共産党東京都委員会青年学生部副部長を経て1999年に狛江市議会議員に初当選、市議会社会常任委員会、予算特別委員会などの委員長、副議長などを歴任した。1998年から狛江市に在住、妻と娘の3人家族。
田辺氏の辞職に伴い、市議会(定数22)は1人欠員となり、市長選挙とともに市議会議員の補欠選挙が行われる。「豊かの会」では、補欠選挙に候補者を擁立する予定だが、まだ候補は決まっていない。
関連記事:矢野裕・狛江市長「3つの使命成し遂げた」:5月17日記者会見の引退表明の言葉全文
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2012年5 月17日 (木曜日)
ナビスコ グループリーグ・川崎フロンターレが浦和レッズに完封負け
サッカーナビスコカップのグループリーグ第4節の6試合が5月16日に行われた。A組の川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で浦和レッズと対戦、パスミスから失点を重ね、3対0で敗れた。
この結果、川崎はナビスコ4試合で1勝1分2敗勝ち点4で5位(7チーム中)に後退、1試合少ないチームもあり上位2チームが進出する決勝トーナメントへの道が厳しくなった。
写真=32分、浦和のMF柏木陽介#8(左から2番目)の先制ゴール(撮影 : 山本真人)
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2012年5 月15日 (火曜日)
狛江市の多摩川いかだレースが7月15日に開催:5月31日まで参加を募集
狛江市の夏の名物行事「狛江古代カップ第22回多摩川いかだレース」(いかだレース実行委員会主催)が7月15日(雨天の場合は22日に延期)に多摩川で開かれる。実行委員会では、5月31日までレースの参加者を募集中。
写真=昨年の多摩川いかだレース
レースは、同市元和泉の通称・五本松から宿河原堰手前までの約1.3kmを手作りのいかだで下り、一般、レディス・ジュニア、学生のクラス別に所要時間を競うタイム部門と、いかだのデザインなどのアイデアを競う企画部門の2部門。入賞チームには、狛江市内で出土した「和泉式土器」をかたどった「狛江古代カップ」や協賛企業から提供されたさまざまな賞品が贈られる。
レースの参加資格は、小学4年生以上の泳げる人3~5人で構成するチーム(ただし小学生の場合は2人以上の成人を含める)。今回から、ゴール地点で必ず3人以上乗船していることが条件に付け加えられた。
いかだは手作り(既成の船やゴムボートなどを改良したものは不可)で、各チームで搬入・搬出ができれば大きさは自由で、手持ち式のオールなど人力で動かす方式。帆、かじ、スクリュー、船体に固定したオール、船のへさきがとがったものは不可。参加費は1チーム1万円(保険料含む)。
募集は先着100チームで、6月20日に開かれる事前説明会への参加が必要。
申し込みは、チーム名、必要事項を書いた書類と参加費を添え、実行委員会事務局(狛江市和泉本町1-2-8 藤田不動産株式会社内)へ5月31日(必着、100チームに達した場合はその時点で締め切り)までに郵送する。
問い合わせ・申し込みは電話090(3089)5615藤田さん。
参加申し込みの用紙はHPからもダウンロードできる。同大会のHPはこちら>
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2012年5 月14日 (月曜日)
J2・FC町田ゼルビアがジェフ千葉に6対1で完敗
J2第14節の11試合が5月12日と13日に行われた。第2日程のFC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場でジェフユナイテッド千葉と対戦、千葉MF田中佑昌#19にハットトリックを決められるなど失点を重ね、6対1で完敗した。
写真=一矢報いた69分の町田FW平本一樹#25のゴール
会場には千葉から大勢のサポーターが応援にかけつけ、ことし2番目の6,173人が観戦、試合前にはJ2出場100試合を達成した町田のDF藤田泰成#3選手に花束が贈られた。(写真左、撮影:山本真人)
試合は、開始直後の3分に千葉の田中がゴールを決めて先制、反撃に出た町田はチャンスを決めきれず、41分にカウンターから千葉のFW藤田祥史#18に追加点を許した。
2点のビハインドを負う町田は、ハーフタイムにMF庄司悦大#16に替えFWドラガン ディミッチ#10を投入して攻撃に厚みを増やした。しかしこれが裏目に出て、前かがりとなったところで千葉にボールを奪われ(写真右、撮影 : 山本真人)、59分と62分に立て続けにゴールを決められた。
その直後、町田はディミッチからのパスをFW平本一樹#25がゴールして1点を返したが、反撃はそこまで。千葉はその後も攻撃の機会をうかがい、町田のパスを奪うとすばやく前線にボールを運んで75分と79分にゴールを決めた。
町田は、ホームで5連敗となったが、サポーターからは暖かい拍手がおくられていた。
試合後の記者会見でアルディレス監督は「大変悪いプレーの連続でした。自信なく怯えてプレーをしていた。この試合は我々に取ってよい『レクチャー』になりました。相手はJ2で大変優秀なチームです。守備面の規律をしっかりさせ、もう少ししっかり守備をしなければならない」と厳しい表情で語った。
写真=79分、6点目となった千葉のMF田中佑昌のハットトリック、サポーターに頭を下げる町田イレブン(撮影 : 山本真人)
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