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2012年5 月29日 (火曜日)
フロンターレが5月27日にファン感謝デー:選手とサポーターが笑顔で交流楽しむ
川崎フロンターレの2012ファン感謝デー(川崎フロンターレ後援会主催)が5月27日等々力陸上競技場(川崎市中原区等々力)で開かれ、家族連れなど9047人のファンが選手が出演するステージやふれあいを楽しんだ。
写真=サポーターとともに盛り上がった「激アツライブ」
ことしのファン感は、ワールドカップのアジア最終予選のため、J1リーグ戦が3週間中断するこの時期の開催となった。
ファン感には、最終予選の日本代表に選ばれた中村憲剛、トゥーロン国際大会のU23代表に選ばれた安藤駿介など一部の選手とコーチを除いた大部分の選手と風間八宏監督やコーチ陣などが出席した。
後援会会員限定のこのイベントは、前日のベガルタ仙台戦に劇的勝利を納めたこともあり、急きょ後援会に入会して参加したファンもおり、開門の12時には競技場を半周するほど人が並んだ。入場者は昨年より約3,300人増え、過去2番目に多くなった。
混乱を避けるため、多くのイベントや福袋購入を事前申し込み制にしたためか、選手が登場する舞台イベントが始まる前には、飲食コーナーや売店でゆっくり買い物をするファンが多かった。
午後1時30分から特設舞台でオープニングセレモニーが催され、選手が舞台に登った後、後援会会長の阿部孝夫・川崎市長が「昨日は、終了間際に逆転する久しぶりの“川崎劇場”で、みなさん気持ち良くファン感に参加できたと思います。ことしのシーズン終了後には競技場を改修するので、この状態でのファン感は最後になります。これから成績が浮上し優勝をめざしてほしいので応援をよろしく」とあいさつした。
舞台では中西哲生さんの進行でオジフロチーム(伊藤宏樹、田坂祐介、小松塁、森下俊)、ヤンフロチーム(小林悠、田中雄大、田中淳一、高木駿)による恒例の対決ゲームが行われ、田坂、小松、松下の3選手がケガをしたため、高木が代わりにダンスやゲームに出演、芸達者ぶりを見せた。
舞台に出演する以外の選手は、出店でサインや写真撮影、ミニサッカーゲームに参加、おだやかな表情でサインや記念撮影に応じていた。海外に移籍した鄭大世選手も来場、気軽にサインに応じたり、子どもたちとサッカーに興じ、“里帰り”の気分に浸っていた。
この日、一番盛り上がりを見せたのは、伊藤、田中雄大、田中淳一が長渕剛の『とんぼ』『乾盃』を熱唱する「激アツライブ」で、他の選手も観客席に入ってサポーターと肩を組んで熱唱、チームスローガンの「一体感」を感じさせる演出となった。
舞台では、女性の立場からスタジアム改修の要望を述べる討論会も行われ、フロンターレとコラボレーションしている川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムのドラえもんにちなんだコーナーや、男性トイレにおむつ替えコーナーを設けるなどのアイデアが出された。
閉会式では、風間監督が「(サポーターから)大きな期待を寄せられているのを感じています」などとあいさつ、今後の飛躍を誓っていた。
2012-05-29 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink