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2009年9 月29日 (火曜日)
川崎市麻生区古沢の田んぼでコンサート : 150人が弦楽器の演奏などを楽しむ
川崎市麻生区古沢の農地で9月26日の夕べ、「キャンドルナイトinn田んぼでコンサート」が催された。参加した親子連れなど約150人が、稲穂の前に作られたかかしやススキと野の花などで飾った舞台で繰り広げられるバイオリンとギターなどの演奏を楽しんだ。
写真(上から)=キャンドルの火の中で催されたコンサート、稲穂が実るコンサート会場、舞台両脇でキャンドルに点灯、あいさつする山崎会長
会場となったのは、麻生区が市民協働事業として行っている「親子体験農業」の田んぼ脇の農地。コンサートは、14年続いた「親子体験農業」がことしで最後となるため、麻生区子ども会連合会、同区青少年指導員会、同区体育指導委員会などで結成する「親子体験農業実行委員会」が区内の音楽家の協力で、楽しい思い出作りをしようと催された。
会場は、麻生区の職員と実行委員が1リットル入りのペットボトル120本と竹を切り取って作ったキャンドル立て、かかし祭りに出されたドラえもんやなまはげなど7体のかかしが並べられ、仮設舞台と客席を準備。
午後4時30分からのコンサートは、なじみの曲を参加者が歌う「みんなで歌おう」とプロの演奏を楽しむ2本立てで構成。まず、あさお芸術のまちコンサート実行委員長の丸山博子さんが同僚の小学校音楽教諭・石坂奈美さんのキーボード演奏で「手のひらに太陽を」「赤とんぼ」などの馴染みの曲を歌唱指導、マイクを向けて会場の歌声を拾った。
夕闇が広がり始めた午後5時前にはキャンドル点灯式を行い、150本のろうそくがともされると会場からは一斉に歓声と拍手がわいた。続いて若手のプロ音楽家の団体「フレッシュアンサンブルかわさき」のバイオリニスト鈴木智子さん、同区で万福寺ギター教室を主宰するギタリスト江間常夫さんが、エルガーの「愛の挨拶」スペイン民謡「愛のロマンス(禁じられた遊び)」などのクラッシック曲や映画音楽が演奏されると、家路に急ぐ通行人も足を止めて聴きほれていた。
山崎優体験農業実行委員長は「体験農業は、これが最後になりますが、この田んぼは残ります。みなさん、この風景を大切な思い出にしたふるさとを愛する気持ちを育ててください」あいさつして約1時間30分のコンサートを終えた。
参加者は「野外でバイオリンを聴くのは初めてだったが、いい音で気持ちよかった」「ろうそくの火が雰囲気を盛り上げた」などと笑顔で話していた。演奏者の鈴木智子さんは「子どものころ夏休みにかかしを作ったことを思い出しながら、演奏しました。野外でバイオリンを演奏することはめったにないのでどんな響きになったか少し気になりますが、のどかな風景になじむ手作りの舞台で気持ちよかった」と話した。
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2009年9 月25日 (金曜日)
ACL準々決勝第1試合・川崎が名古屋グランパスに逆転勝ち
アジアのサッカークラブチャンピオンをめざす川崎は、ホーム&アウエイ方式で戦うACL準々決勝第1戦の9月23日、国立競技場に名古屋グランパス戦を迎えて対戦。前半、オーストラリア代表で7月に名古屋に加入したFWケネディに先制を許したが、60分にMF中村憲剛が直接フリーキックでゴール、63分にはFWジュニーニョが逆転ゴールを決めて2対1で勝利した。
写真=右手で同点ゴールをアピールする川崎MFの中村憲剛(#14、中央)
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2009年9 月20日 (日曜日)
Jリーグ : 川崎が浦和レッズに完封負け
Jリーグ26節の7試合が9月19日に行われ、前節2位の川崎は等々力競技場で浦和レッズと対戦した。2005年の2度目の昇格以来ホーム等々力で浦和から勝ち星を挙げていない川崎Fは、後半に浦和に先攻され反撃を繰り返したが浦和の堅い守りに阻まれ「ゴールが遠かった」(試合後の川崎関塚隆監督の談話)と2対0で敗戦。25節(9月12日)の首位鹿島アントラーズとの対戦が強雨で中断して1試合少ないため、暫定4位に退いた。
写真=ロスタイム、川崎のFWレナチーニョのシュートをゴールに走り込み足でかわす浦和のDF田中マルクス闘莉王、浦和の体を張ったディフェンス(撮影 : いずれも山本真人)
9月半ばとは思えないような肌寒さだが、スタンドは今季一番の22,390人の観客が訪れた。試合開始時間が早い首位・鹿島アントラーズが敗戦、初タイトルを目指す川崎F側の応援はヒートアップ、キックオフ前から両チームの熱い応援が繰り広げられた。
試合は立ち上がりから切り替えが早い攻防が続き、次第に浦和ペースの転回となるがGK川島永嗣の好セーブでしのぎ、前半を0対0で終える。
川崎は後半、カウンター狙いで早い攻撃を仕掛けるが、浦和の体を張った守備に阻まれ一進一退の激しい攻防が続くなか、67分にフリーキックを打った浦和MFポンテのボールが直接ゴールに入って先制された。川崎Fは必死の反撃を繰り返すが、田中マルクス闘莉王を中心とした浦和ディフェンス陣に捕まり、フィニッシュまで持ち込めず、80分に浦和MF鈴木啓太にゴールを決められて2点差に。首位との差をつめたい川崎Fは、浦和陣内で必死の反撃を繰り返すが、相手の固い守備を敗れずゲームが終了した。
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2009年9 月15日 (火曜日)
川崎市麻生区の王禅寺境内に禅寺丸柿の原木前に石碑 : 国登録天然記念物の指定を記念
郷土の誇りを永久に伝えようと、2007年7月に国の登録天然記念物に指定された川崎市麻生区の特産品・禅寺丸柿を記念する石碑がこのほど発祥の地として知られる同区王禅寺の王禅寺境内の禅寺丸柿原木前に完成、9月14日に関係者約40人が出席して記念式典が行われた。
写真=記念碑を除幕する関係者、記念碑、禅寺丸柿、式典の読経、除幕式、禅寺丸柿の原木とさまざまな碑
石碑は、高さ98cm、幅70cm、奥行き9cmの稲井石(いないいし、宮城県石巻市稲井町産で仙台石とも呼ばれる)製。黒みがかった青い石の表面は「国登録記念物 禅寺丸柿 登録平成十九年七月二十六日」と刻まれている。裏面には、碑を制作した柿生禅寺丸柿保存会と柿生岡上100年会の名前も彫り込まれた。
禅寺丸柿は1214年に同区王禅寺で発見された日本で最初の甘柿。麻生区や多摩区など昭和30年代まで盛んに栽培され市場に出荷され、1909(明治42)年には明治天皇に献上されたという記録も残っている。町村制施行時の1889(明治22)年に近隣10ヶ村で発足した「柿生村」は、柿の生産が盛んだったことからつけられたといわれている。
小ぶりで丸く種の多い禅寺丸柿は、次郎柿など大型の品種の出現で昭和40年台には市場から姿を消し、最大の生産地だった柿生地区でも宅地開発などで栽培地も減少、農家の庭先にわずかに残るだけとなった。
地域の歴史を掘り起こし記録に残そうと柿生村100年にあたる1989年に代々この地の住む人たちで発足した柿生岡上百年会が中心となり、「地元の経済を支え農業発展の力となった禅寺丸柿の歴史的価値を見直し後世に伝えよう」と1995年に柿生禅寺丸柿保存会が結成された。保存会では、現存する禅寺丸柿の調査や新たな付加価値づくり、原
木の手入れ、地域の学校をはじめとして柿の移植や苗木の配布などの活動を行っている。翌年にはJAセレサ川崎の協力で禅師丸柿ワインの製造に成功、1997年から禅師丸柿ワインの販売も始めた。同会では、禅寺丸柿の歴史的価値をさらに高めようと活動を続け、
国に天然記念物として申請、原木と幹周1.5m以上で、樹高7m以上で木の勢いがよく所有者の同意の得られた6本が選定された。現在保存会の会員は161人で、柿生地区には約2200本の禅寺丸柿が植えられている。
記念式典には、保存会と柿生岡上100年の役員らが出席、王禅寺の森雄幸住職の読経のち、保存会の元会長森章さんら6人で碑の除幕を行った。
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2009年9 月14日 (月曜日)
川崎市多摩区の菅獅子舞:伝統の舞いを中学生が継承、デビュー飾る
「ふるさとの伝統芸能はぼくたちが引き継ぐ」--川崎市多摩区菅北浦4丁目の菅薬師堂で9月13日、獅子舞が催され、中学生5人がデビューを飾った。この獅子舞は古くから地元に受け継がれてきたもので、神奈川県指定無形民俗文化財に指定されている。境内を埋めた観客たちは、雄獅子、雌獅子、臼獅子の3頭と天狗(てんぐ)がくり広げる勇壮な舞いに盛んな拍手を贈っていた。
写真は獅子舞を披露する中学生たち
菅の獅子舞は1人立3頭形式といわれる形式で、雄獅子(おじし)、雌獅子(めじし)、臼獅子(きゅうじし)、天狗(てんぐ)の4人が、胸に付けた太鼓を打ちながら歌と笛に合わせて舞う。「五穀豊穣、天下太平」などを願って江戸時代中期の18世紀には既に舞われていたといわれ、菅薬師堂奉賛会と菅獅子舞保存会の手で守り伝えられている。
境内は、子どもたちの晴れ舞台を見ようと菅北浦緑地に通じる斜面の道にまで人があふれ、阿部孝夫市長も訪れるなど、普段の静けさとはうって変わって熱気に包まれた。舞いを披露したのは、雄獅子が入山八大(やひろ)君、臼獅子が佐々木柊(しゅう)君、雌獅子が山本啓人(あきと)君、天狗が小田幹也君と鈴木友和君。5人は全員中学1年生で、山本君が南菅中、他の4人は菅中(写真左上)。この日は、通常はひとりの天狗を、「せっかく練習した成果を見てもらいたい」とふたりに増やし、獅子を先導して土俵に登場(写真右下)。約40分にわたって舞いを披露した(写真左下)。
獅子の舞い手はかつては地元の旧家の長男が務めていた。1時間以上にわたってほとんど休みなく激しい舞いが続けられるだけの体力が必要で、細かい所作も多く、ばくちやけんかの場面など演技力も要求される。このため、従来は「親子」と呼ばれる強い関係を結び、長い時間をかけて舞いの手ほどきを受けてきた。また、昨年までの舞い手は、4人全員が仕事の関係などで県外に住んでおり、祭の時だけ地元に帰ってきていた。
こうしたことから、後継者の育成が急務とされ、保存会では後継者を育てるため、4年前からこども教室を開き、笛などを担当する小学生に舞いの指導も行ってきた。今回は、中学生たちから「祭で舞いをやりたい」と希望の声があがったため決断、ことし5月から本番に向けて本格的なけいこに取りかかった。夏休みには週3回、薬師堂に集まって特訓に励んだ。また、子どもの体格に合わせて衣装も新調するなど、保存会をあげて取り組んだ。
無事大役を果たした5人は汗びっしょりになって「疲れた」と言いながらも、拍手を浴びて満足げ。「獅子頭が重かった」「周りが見えないので、自分のいる位置がわからずたいへん」と振り返り、これからも練習を重ねて舞いを続けたいと意欲を燃やしていた。
舞いの間中心配そうに見守っていた保存会の会員たちは、舞いが終わると笑顔をほころばせ、ほっとした様子で舞い終えてはしゃぐ中学生たちを頼もしそうに見やっていた。保存会では、本来は舞い全体で1時間10分ぐらいだが、体がまだできていないので、ことしは3分の2に短縮した。2年後には全部舞えるようにし、もう1組編成したい。多摩区を代表する獅子舞として、これからはもっと多くの市民に見てもらえればとしている。
2009-09-14 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0)
川崎市麻生区でかかしまつり: 田んぼに25体のユニークなかかし
川崎市麻生区古沢の水田で9月13日、かかしまつりが催され、区内の小学生などが夏休みに製作したオバマ大統領やトトロ、人気の漫才師などユニークなかかし25体が並んだ。
写真=かかしを見てまわる参加者、会場全景、トトロ、なまはげ、流しソーメン
このまつりは、麻生区子ども会連合会、体験農業実行委員会、麻生区町会連合会が子どもたちの創造性を養うとともに、農業への関心を高めようと開いているもので、ことしで27回を数える秋の名物行事。
ことしは、昨年より7体少なかったが、稲穂が垂れ下がる田んぼの横に並んだかかしは大きさも高さ2m以上のものもあり、形や材料もさまざまだが、いずれも力作ぞろい。出品されたなかから、主催者などができばえなどを競うコンクールも兼ねている。
例年、漫画やアニメのキャラクター、有名人などをモデルにしたかかしが多数を占めるが、ことしは「風神雷神」と「アンサンブル・ヒョッ
トコ」と2体で1組のかかしが2つ出品、人気アニメのトトロ、テレビ番組で人気の珍獣ハンター イモト、漫才師のオードリー春日がそれぞ
れ2体出されたほか「YES WE CAN!」のたすきを肩にかけたアメリカのオバマ大統領のかかしも並んだ。注目を集めたのは、麻生養護学校が制作したわらで作った2mを超えるなまはげ。修学旅行で秋田県男鹿半島を訪れた同校の高等部の生徒のアイデアで、夏休みの登校日に小中高の生徒30人と同校でボランティアを行う王禅寺住民が協同で1日かかりで制作。包丁を持ち迫力あふれる鬼の姿で田んぼを見張る姿に見物客から「ちょっとこわい」などの感想が寄せられていた。
このほか、本体のかかしにさまざまなグッズをつけるなど手の込んだ作品も多く、昨年から参加の区内の特別養護老人ホームのお年寄りが制作したかかしは、麻生区の特産品・禅寺丸にちなんで柿の形をしたお手玉入も添えられ、希望者に配って人気を集めた。
会場は、都市農業への関心を高めようと麻生区区民協同事業として行っている「体験農業」の水田の一画。体験農業はことしで最後になるが、かかしまつり主催者の麻生区子ども会連合会の山崎優会長は「米とかかしは日本の大切な文化で、おとなはこどもたちに伝える役目がある。麻生区には農村風景がまだまだあるので、会場は変わるかもしれないが、来年以降もかかしまつりは続ける」と話している。
会場では、流しそうめんやじゃがバターも振る舞われ、約500人の参加者たちはひと足早い芸術の秋と食欲の秋を楽しんでいた。
参加者などの投票による審査の結果、子ども会連合会会長賞などの入賞作品が決まった。
かかしは9月20日ごろまで展示される。
コンクールの結果は次の通り。
区子連会長賞=「トトロ」柿生こども文化センター
区長賞=「わたしたちの修学旅行」
麻生養護学校
町連会長賞=「珍獣ハンターイモト 24時間田んぼを見張ります」片平子ども会
JAセレサ賞=「となりのトトロ」万福寺子ども会
観光協会賞=「オードリー春日と若林ポシェット」マイシティー新ゆり子ども会
社会福祉協議会賞=「珍獣ハンターイモト」早野子ども会
東京新聞賞=「YES WE CAN!」下麻生子ども会
かかし賞=「風神雷神」塔の超子ども会
アイディア賞=「かかしわらし」千代ヶ丘小学校わくわくプラザ
J・COM賞=「モンスターズインク」金程富士見子ども会
タウンニュース賞=「あさドラちゃん」麻生こども文化センター
体験農業実行委員会賞=「迷探偵穂ナン」王禅寺子ども会
農業指導者賞=「ヤンクミ」古沢子ども会
文化広報賞=「ハニカミ王子」体験農業10~12班
2009-09-14 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0)
2009年9 月13日 (日曜日)
狛江市立西河原公民館で市民がまとめた都道114号線の緑化計画を展示
狛江市元和泉の狛江市立西河原公民館ギャラリーで、2012年3月に完成予定の狛江市元和泉の田中橋交差点から狛江高校を経て世田谷通りに至る都道114号線新設部分(距離、650m)の緑化について市民団体がまとめた基本計画案が9月12日から展示されている。期間中に道路の現地見学会を行い、参加者が意見交換してこの基本計画をさらに練り上げ、狛江市に提案する予定で、会場には多くの市民が訪れ、熱心に展示を見ていた。
展示しているのは、狛江市環境推進委員会緑ワーキンググループ(池座俊子代表)。市内の自然環境の向上に取り組んでいる同会は、2008年8月に同市建設環境部から都道114号線の新設に伴い買収した用地のうち、道路建設に使われない用地の緑化計画について提案するよう要請を受け、現地調査を行った。
残地は20カ所で、合計2600平方メートル。114号線は、和泉多摩川駅から、狛江市立古民家園へのアプローチ道路にもなっている。同会では、四季折々の樹木や花が楽しめるうるおいのある道にしようと、減少する緑を再生し、年代をとわず楽しめる場所にしたいと作業を始めた。その後、府中市の都道計画道路や市内の買収残地の緑化の事例、調布市の神代植物公園、前原公園(通称・とんぼ池公園)の樹木や植栽を見学、緑化の基本的な考え方と緑化計画のコンセプトと計画案のたたき台案をまとめ上げた。
それによると、宅地と隣接しているため維持管理が簡単、中低木、排気ガスに強い植物、民地との境はフェンス、生け垣を併用とし、交差点付近は花壇、バス停付近はベンチを設けた植栽など20カ所についてそれぞれ植栽する植物を選定、イメージ図を作り6月の環境週間に市役所ロビーで提案を発表した。
同会では、このたたき台を基に道路の沿線に周辺の市民などの意見を盛り込んで、計画案寝入りあげようと作り上げようと、この道路に近い、同館での展示実施、会場での意見を書き込む用紙やアンケートを実施している。また、9月17日午後1時30分からは、市民参加で現地見学会を開き、意見交換を行う。
見学会は、参加自由で集合場所は西河原公民館、雨天実施で歩きやすい靴、帽子、飲み物の持参が必要。
展示は18日までで、時間は午前10時から午後5時まで。会場には、同会のメンバーが交代で詰めており、質問に答える。
見学の申し込みと問い合わせは電話03(5497)2914狛江市環境推進委員会緑ワーキンググループ 池座さん。
2009-09-13 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 09)市民活動, 11)まちづくり, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)
2009年9 月12日 (土曜日)
川崎市の多摩市民館で9月15日に陽だまりコンサート : 結成10年を記念し地震体験講演も開催
音楽活動を通して心のケアーと交流をモットーに活躍する川崎市多摩区枡形のソプラノ歌手・小川聖子(せつこ)さんとピアニスト・河野順さんのデュオ「J&S陽(ひ)だまりコンサート」(J&S陽だまりコンサート事務局主催、音楽ボランティアネットワーク共催)が、9月15日に多摩市民館で結成10周年記念のコンサートを開催。十八番の童謡だけでなく慰問コンサートで知り合った友人による激震体験の特別講演も催す。
写真=多摩区役所でアトリウムで歌うJ&S陽(ひ)だまりコンサートの2人
童謡を中心に日本の歌を得意とする「J&S陽だまりコンサート」は、結成以来、毎年1回大ホールでコンサートを催すほか、市内の各イベント会場でのコンサートのほか福祉施設の慰問活動も行っている。2004年の中越地震時には、被災現場の人を慰めたいと社会福祉協会を通して「音楽ボランティア」を申し出、翌2005年春に長岡市で初の被災地慰問が実現した。以来、長岡市43カ所、2007年の能登半島沖地震の被災地19カ所、同年の中越沖地震被災地51カ所で慰問コンサートを行ってきた。
10回目の節目となる今回のコンサートでは、通常の童謡の演奏に加え、長岡市の慰問で知り合い自らも石川県輪島市で被災し地域復興活動を行っている大倉好子さんを招き、特別講演「震度6強 激甚災害、被災とその後の支援活動を語る」を催す。
コンサートは約2時間で、滝廉太郎の「荒城の月」「納涼」「秋の月」などのほか、
来年デビュー80年を迎える土岐善麿作詞、中山晋平作曲による多摩川を紹介した隠れた名曲「桜の多摩川」も披露する。
コンサートは午後2時からで1時30分に会場する。入場は無料。会場ロビーでは、これまでの慰問活動を報告する写真も展示、慰問活動のための資金援助のカンパ箱も設置して来場者に協力を呼びかける。
同コンサートは、多摩区、稲田多摩川観光協会のほか趣旨に賛同して多摩消防署と輪島市観光協会が後援、先着100人に輪島塗の箸をプレゼントする。
問い合わせは電話044(922)5855 J&S陽だまりコンサート事務局。活動の様子のHPはこちら>
2009-09-12 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽 | Permalink | コメント (0)
2009年9 月 9日 (水曜日)
川崎市の多摩川宿河原堰で第2回エコカップいかだ下り:廃材利用した26艇が参加
川崎市多摩区の宿河原堰下流で9月6日、「かわさき多摩川博2009 エコ☆カップいかだ下り」が開かれ、見物人など約800人(主催者発表)が参加、ペットボトルやポリタンクなどで作ったユニークないかだ26艇で多摩川を下った。
写真=エコ☆カップ大賞を乗した「西生田おやじBOYS」号、ほうきがオールのシンプルないかだ、盛大に見送られるエキシビジョン参加の「ラジボラ79.1号」、選手宣誓、沈没した「ちりとてちん」号
多摩川の魅力を発信するとともに川の安全についても考えてもらうことを目的に、NPO法人多摩川エコミュージアムと川崎市が催し、ことしは2回目となる。当日の運営は、「水辺の楽校」など多摩川に関連する市民団体会員や地元・宿河原に住む有志市民約70人で構成する「かわさき多摩川博2009 エコカップ★いかだ下り事項委員会」(佐々木梅吉実行委員長)が担当した。
今回は、公募に応じた市内各区から参加の25艇に加え、川崎市の「母なる川」の行事にぜひ参加をと同市市民・こども局シティセールス・広報室が「川崎FM」のキャラクターいかだで特別参加、26艇が出場した。
午前10時の開会セレモニーでは、エントリーしている各いかだの紹介の後とんもりキッズアドベンチャー倶楽部の小学生2人が選手宣誓、地元宿河原の華匠舞が勇壮な演奏を披露。10時20分から1艇ずつスタート地点の宿河原堰下流から約900m先の県立多摩高校裏の河川敷のゴールをめざして川を下った。競技はスタート前に出場艇のプロフィールを紹介、宿河原の太鼓団体が出走時に太鼓で勇壮におくり出し、岸辺には応援団が声援をあげるなど温かいムード。
昨年は人気アニメを
模すなど仮装に凝ったいかだも目立ったが、今回は全体的にシンプル。材料もペットボトル、紙パック、ポリタンク、古タイヤとさまざま、オールの代わりにほうきやチーム名を書いた旗のポールを使うなど「エコ」に徹したいかだが多かった。中には廃品回収用のリヤカーに拾ったスチロールや車輪をつけ水陸両用で動くいかにも重そうないかだもあったが、無事に浮き水上でスイスイと走っていた。このほか、7月に対岸の狛江市で行われたいかだレースに参加した水泳選手を象ったいかだも出場、オールの代わりに両手を交互に動かす背泳スタイルでゴールまで好タイムで泳ぎ切った。
今回は落語家で多摩区観光大使の桂米多朗さんがファンクラブのメンバーとTシャツの上にゆかたを着て「ちりとてちん」号で参加、いかだの上で玉すだれを熱演中に走路を誤り石にぶつかって乗組員全員が川に落ちてあえなく沈没、見物客の笑いを誘った。エキシビジョンも含めて25チームが完走。タイムは競わなかったが、一番早かったのは9分15秒、一番遅いチームでも19分20秒と、どのいかだも本流の流れにうまく乗り。ゴールにたどり着いた。
多摩川を管理する国土交通省京浜河川事務所の元永秀所長、皆川敏明多摩区長など8人の審査の結果、水泳選手のいかだで参加した西生田中学おやじBOYSが総合1位のエコカップ大賞に、昨年エコカップ賞を獲得したとどろき水辺の学校で活躍している子どもたちのチーム「恐竜の枕」2号がラブ・多摩川賞を受賞。そのほか参加したすべてのいかだに「とにかくゴール!達成賞」「出ました!チン大賞」「スローライフ賞」などユーモアあふれる名前の付いた賞が出され、記念品が渡された。
エコカップ賞を受賞した西生田中学おやじBOYSは「狛江のいかだレースで中学生が乗ったいかだがあったのでエントリーしたが、乗り手が今朝になって決まるというバタバタ状態だったのに、大賞をもらって驚いています」と戸惑い気味の笑顔で話していた。
2009-09-09 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0)
2009年9 月 7日 (月曜日)
川崎がナビスコ決勝に進出 : 決勝戦の相手はFC東京
サッカーのナビスコカップ準決勝(ホーム&アウエイの2試合)第2戦の2試合が9月6日に行われ、川崎はアウェイの日産スタジアムで横浜Fマリノスと対戦。1対1の引き分けだったが第1戦に2対0で勝利したため、決勝に進出した。
川崎のナビスコカップ決勝進出は、2000年、2007年についで3度目で、初タイトルに向けてチャレンジする。
写真=ロスタイムに同点ゴール上げ喜ぶ川崎Fのジュニーニョ(右端)とイレブン(撮影 : 山本真人)
もう1試合のFC東京対清水エスパルスの試合は、第1試合2対2で引き分けたFC東京が1対0で清水を下した。FC東京のナビスコカップ決勝進出は2004年の優勝以来2度目。
11月3日に国立競技場で行われるナビスコカップは、多摩川を挟んだことし3回目の「多摩川クラシコ」で、川崎Fは悲願の初タイトル、FC東京は2度目の優勝をかけ、熱い対決が予想される。
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