« 川崎市の多摩市民館で9月15日に陽だまりコンサート : 結成10年を記念し地震体験講演も開催 | メイン | 川崎市麻生区でかかしまつり: 田んぼに25体のユニークなかかし »

2009年9 月13日 (日曜日)

狛江市立西河原公民館で市民がまとめた都道114号線の緑化計画を展示

090912_todouryoka02 狛江市元和泉の狛江市立西河原公民館ギャラリーで、2012年3月に完成予定の狛江市元和泉の田中橋交差点から狛江高校を経て世田谷通りに至る都道114号線新設部分(距離、650m)の緑化について市民団体がまとめた基本計画案が9月12日から展示されている。期間中に道路の現地見学会を行い、参加者が意見交換してこの基本計画をさらに練り上げ、狛江市に提案する予定で、会場には多くの市民が訪れ、熱心に展示を見ていた。

展示しているのは、狛江市環境推進委員会緑ワーキンググループ(池座俊子代表)。市内の自然環境の向上に取り組んでいる同会は、2008年8月に同市建設環境部から都道114号線の新設に伴い買収した用地のうち、道路建設に使われない用地の緑化計画について提案するよう要請を受け、現地調査を行った。
残地は20カ所で、合計2600平方メートル。114号線は、和泉多摩川駅から、狛江市立古民家園へのアプローチ道路にもなっている。同会では、四季折々の樹木や花が楽しめるうるおいのある道にしようと、減少する緑を再生し、年代をとわず楽しめる場所にしたいと作業を始めた。その後、府中市の都道計画道路や市内の買収残地の緑化の事例、調布市の神代植物公園、前原公園(通称・とんぼ池公園)の樹木や植栽を見学、緑化の基本的な考え方と緑化計画のコンセプトと計画案のたたき台案をまとめ上げた。
それによると、宅地と隣接しているため維持管理が簡単、中低木、排気ガスに強い植物、民地との境はフェンス、生け垣を併用とし、交差点付近は花壇、バス停付近はベンチを設けた植栽など20カ所についてそれぞれ植栽する植物を選定、イメージ図を作り6月の環境週間に市役所ロビーで提案を発表した。
同会では、このたたき台を基に道路の沿線に周辺の市民などの意見を盛り込んで、計画案寝入りあげようと作り上げようと、この道路に近い、同館での展示実施、会場での意見を書き込む用紙やアンケートを実施している。また、9月17日午後1時30分からは、市民参加で現地見学会を開き、意見交換を行う。
見学会は、参加自由で集合場所は西河原公民館、雨天実施で歩きやすい靴、帽子、飲み物の持参が必要。
展示は18日までで、時間は午前10時から午後5時まで。会場には、同会のメンバーが交代で詰めており、質問に答える。
見学の申し込みと問い合わせは電話03(5497)2914狛江市環境推進委員会緑ワーキンググループ 池座さん。

2009-09-13 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 09)市民活動, 11)まちづくり, a) 狛江市のニュース | Permalink

コメント

コメントを投稿