2024年6 月 6日 (木曜日)
「かわさきマイスターまつり」が6月8日武蔵溝ノ口駅で:20人が集合、匠の技の披露や製品販売
優れた技能・技術を持つ技術者「かわさきマイスター」が一堂に会し、技能体験や展示、販売を行う「かわさきマイスターまつり」が6月8日11時〜16時にJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路で開催される。
熟練の技や製品に触れられるため、毎回多くの人の人気を集めており、白黒写真カラー化プロジェクトなど市制100周年事業にもマイスターが協力し、反響を呼んでいる。
11回目のことしは新たに、「かわさき名産品」に選定された和菓子の販売や、小惑星探査機「はやぶさ2」のイオンエンジンプレートなども展示される。
出展する20人のマイスターの職種、展示・体験内容は次の通り(敬称略、予定)。
石渡弘信(手描友禅)生活を彩る手描友禅染
流石栄基(印刷技能士)高精細印刷ポスターの展示、クレヨン・色鉛筆での印刷体験
久保田宗孝(デザイン彫金士)宝石・貴金属のリフォーム相談
田中司好(食品サンプル)食品サンプル製作体験
晝川捷太郎(家具技能士)木工クラフトとおもちゃづくり
吉田茂(和服仕立)着物袷仕立と長襦袢の半襟のつけ方、長襦袢のえもん抜きの縫い方
比屋根卓(板金工)メタルセンス&アウトドアグッズ
吉澤秀人(金属切削加工)マイスターが考案した環境対策の思考品
島田昌順(電気めっき技能士)硬質クロムめっきの部分補修めっき
鈴木克明(写真師)写真パネルの展示等
宍戸哉夫(洋菓子製造)蒸ショコラ販売
藤巻今朝男(貴金属装身具製作)ジュエリー展示、ジュエリーリフォーム相談
砂山幸子(洋裁技能士)アンサンブルドレス
小林政春(造園技能士)剪定実演等
綾部淳(塗装)塗装と西洋左官の魅力
大浪友和(金属ヘラ絞り)ヘラ絞りで作られる生活用品
田中信司(食品サンプル)食品サンプル販売
前濵政次(三線職人)沖縄三線
大澤忍和(菓子職人)和菓子販売
清水睦視(精密金属加工)川崎から宇宙へ
問い合わせは電話044-200-2278川崎市経済労働局労働雇用部。
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2024年6 月 5日 (水曜日)
川崎のくらし100年の変遷を体験:大山街道ふるさと館で企画展、昔の遊び、録音、お茶の体験イベントも
川崎市高津区溝口の「川崎市大山街道ふるさと館」で、企画展「くらしの移り変わり−明治・大正・昭和の川崎−」(川崎市市民ミュージアム主催)が開催される。
川崎市が誕生した100年前の大正時代を軸に、明治・大正・昭和のくらしの変化について紹介。実際に使われていた生活道具や写真・映像等約150点の資料を展示するほか、昔の道具に実際に触れられる体験コーナーも設ける。
期間は6月22日〜9月1日で、時間は10時〜17時。観覧料無料。
関連イベントとして「懐かしのおもちゃで遊んでみよう!」、「みんなで●REC 音のワークショップ」を開催する。
「懐かしのおもちゃで遊んでみよう!」は7月13日10時〜11時30分で紙風船やおはじきなどの昔遊びを体験する。講師:川崎市市民ミュージアム学芸員・川崎市大山街道ふるさと館職員。参加は誰でも可能で、定員30人(申し込み多数の場合は抽選、1組4人まで応募可能)、参加無料、申し込み6月14日10時〜16時。申込・詳細はhttps://www.kawasaki-museum.jp/event/29642/
「みんなで●REC 音のワークショップ」は8月12日10時〜正午・13時30分〜15時30分で昔の機械を使って自分や周りの音をカセットテープに録音する。講師:青木学さん(日本大学非常勤講師)。対象は小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)で、定員各回20人(申し込み多数の場合は抽選、1組4人まで応募可能)、参加費1人300円、申し込み7月12日10時〜7月30日16時。申込・詳細はhttps://www.kawasaki-museum.jp/event/29642/
関連講座として夏休みふるさと発見講座「家庭でつくられていたお茶を飲んでみよう!」(川崎市大山街道ふるさと館主催)を開催する。
8月10日10時〜12時で昔ながらのお茶の製法を学び、実際に急須でいれたお茶を飲んで、市販のお茶と昔ながらの製法でいれたお茶を飲み比べるほか、企画展の会場で展示資料の説明を行う。講師:菊地悠介さん、谷拓馬さん(川崎市市民ミュージアム学芸員)。対象は小学4年生以上(小学4・5年生は保護者同伴)で、定員30人(申し込み多数の場合は抽選)、参加費1人300円(茶菓子付き)、申し込み6月15日10時〜7月15日16時。申込・詳細はhttps://www.kawasaki-museum.jp/event/29643/
展示詳細、イベント申し込みは市民ミュージアムホームページ(https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/29637/)。
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2024年6 月 1日 (土曜日)
脱炭素アクションみぞのくち:6月4日に溝口でキックオフミーティング、脱炭素社会目指しZ世代が発信
脱炭素社会の実現を目指す取り組み「脱炭素アクションみぞのくち」の一環として行われる「まるっとサステナCAMP」が、第2期生の活動開始を前に6月4日、キックオフミーティングを行う。
「脱炭素アクションみぞのくち」は、川崎市が2020年2月に、2050年の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを表明したのに伴い、同年11月に高津区溝口周辺地区に脱炭素モデル地区として創設した。行政と地元企業や地域団体51会員(2024年5月現在)が協力し、脱炭素に関する新しい事業やアイデアの実現を進めている。
「まるっとサステナCAMP」は、市内在住・在学中のZ世代を中心にした若者17人を、脱炭素アクションみぞのくち推進会議がインターンとして任命し、企業への訪問・取材とイベント参加を通じて脱炭素活動啓発・発信を行う活動。
イベントでは2023年から継続参加する第1期生が会の司会進行やファシリテーターをつとめ、第2期生の迎え入れ任命式とグループワークを行う。
イベントは午後6時30分〜8時30分で会場はnokutica(高津区下作延1-1-7、東急田園都市線「溝の口駅」徒歩2分)。
ウェブサイトはhttps://carbon0-mizonokuchi.jp/
問い合わせは電話044-200-2865川崎市環境局脱炭素戦略推進室 内田
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2023年7 月19日 (水曜日)
川崎市子ども夢パークが20周年:7月23日に記念イベント
川崎市子ども夢パーク(高津区下作延)が開設20周年を迎え、7月23日11~16時に記念イベント「夢パおたんじょう日まつり~ありがとう・おめでとう・これからも~」を開催する。
夢パークは、2000年に全国で初めて制定された「子どもの権利に関する条例」に基づき、子どもが自分らしく、やりたいことにチャレンジできる場所として2003年に開設された。手作り遊具や水遊びのできるプレーパークをはじめ、スタジオや運動スペース、乳幼児コーナー、児童・生徒の居場所「フリースペースえん」などが設けられている。昨年放送のNHK「ドキュメント72時間」でも雨の中子どもがのびのびと遊ぶ「どろんこパーク」として紹介され話題になった。
当日は、ミュージシャン・マジシャン・翻訳家の大友剛さんのコンサート(11~12時)のほか、子どもの飛び入り参加可能なステージ、水ドロ遊び、20周年記念コーナー、パネル展示、模擬店や記念グッズ販売などが行われる。
入場自由。
問い合わせは電話044-811-2001川崎市子ども夢パーク。ホームページはこちら
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2019年10 月30日 (水曜日)
川崎市の橘樹官衙遺跡群が国指定史跡5周年:古代役人の衣装体験、史跡めぐりなど記念のイベント
高津区千年と宮前区野川にある古代の律令制時代の役所跡とされる「橘樹官衙遺跡群(たちばなかんがいせきぐん)」が国史跡指定5周年を記念し、川崎市教育委員会が、古代の役人の衣装体験や史跡めぐり、現地見学会、シンポジウムなどさまざまなイベントを開催する。
同市教育委員会によると橘樹官衙遺跡群は、武蔵国橘樹郡の役所跡である橘樹郡家(郡衙)跡と、その西側に隣接して造営された古代の寺院跡である影向寺遺跡から構成される古代官衙の遺跡。地方官衙の成立から廃絶に至るまでの経過をたどることができる貴重な遺跡で、7世紀から10世紀の官衙の実態とその推移を知るうえで重要であるとして、2015年に川崎市初の国史跡に指定された。
同市教委では史跡指定後に、多くの市民にこの遺跡群の持つ歴史的・学術的価値を知ってもらい、史跡の整備や有効活用について理解を深める取り組みを行っており、ことしは「5年で”さらに””もっと”わかった! 古代のかわさき」をテーマに10月から来年3月まで記念事業を実施する。
11月3日には、同遺跡と同時代に創建されたと伝わる遺跡郡西隣の影向寺縁日のイベントブースで、当時の男性役人がまとっていた笏(しゃく)や冠など衣冠束帯をイメージした装束を身に付ける古代衣装体験を12時から14時まで行う。雨天決行で参加は無料。
11月23日午後に行う「橘樹官衙遺跡群成立前夜 高津の古墳めぐり」の参加者を募集している。
古墳めぐりは、橘樹官衙遺跡群が成立する前の時代の古墳時代の史跡や文化財をめぐり古代川崎の歴史に触れるとともに、橘樹官衙遺跡群の歴史的背景について理解を深める。集合場所と時間は東急東横線二子新地駅東口に12時30分に集合。コースは、岡本かの子文学碑〜二子橋の石柱〜多摩川の旧流路〜諏訪神社〜諏訪天神塚古墳〜諏訪浅間塚古墳〜二子塚古墳跡〜旧平瀬川流路〜宗隆寺(宗隆寺古墳群)をめぐり16時30分頃溝の口駅付近で解散する。定員は30人で応募多数の場合は抽選。
申し込みは往復葉書か市教委文化財課のホームページ(こちら>)のフォームメールに住所・氏名(ふりがな)、開催時点の年齢、電話番号を明記し(往復葉書の場合は返信宛先も書き)、11月8日(消印有効)までに〒210-8577(住所不要)川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課へ送る。葉書1通で2人まで受け付けるが、その場合は2人の名前と年齢も記入。
このほか、12月7日に橘樹郡家跡第30次調査現地見学会、2020年2月29日に影向寺遺跡第26次調査見学会、3月14日に国史跡指定5周年シンポジウムが開かれる。
問い合わせは電話044-200-3306川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課。
2019-10-30 in 02)イベント・催事, 05)歴史, 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, b4) 川崎市宮前区 | Permalink | コメント (0)
2017年7 月14日 (金曜日)
川崎市高津区で7月25日にチャリティーカット : カンボジアの子ども達の教育支援を目的に美容師が技術提供
川崎市内の美容師ボランティア団体・NPO法人PRIC JAPAN BEAUTY(プリック ジャパン ビュティー/菅原司郎理事長)が7月25日に高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」で「カンボジアに学校を造ろう」とチャリティー・カットを開催、髪の手入れをして貰う参加のほか美容師のボランティアを募集している。
プリックは、美容師が技術を提供して社会貢献をと毎年チャリティー・カットを行っており、2014年2月に「世界の子ども達に教育と自立 夢と希望」を活動の目的に掲げてNPO法人となり、今回が21回目のチャリティカットだ。同会は、2006年から発展途上国のひとつカンボジアに小学校を建設することを目的にカンボジア大使館の後援を得て社団法人シャンティ国際ボランティア会に寄付を続けており、2009年にコンポトム州に小学校を開校して以来これまで3校開校させた実績を持ち、今回は4校目の開校をめざす。
当日は、福祉美容団体「Ribinet 」と協力し、小児がんなどで髪の毛を失った子ども達に医療用ウィッグを作る髪を提供するヘアドネーション活動も行う。
開催時間は、ヘアカット、眉カットなどは2階のてくのホールで10時から19時。ヘアドネーションなどは1階工作研修室で10時から17時。
会場では、プリペイドカードや衣類、賞味期限の残る食品などの回収も行っている。
料金は、カットが1000円〜、眉カットが500円〜、ネイルは1000円〜で、会場費などを実費を除いて学校建設費などに充てられる。
詳細はフェイスブック(こちら>) またはHP(こちら)
2017-07-14 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区 | Permalink | コメント (0)
2017年2 月 7日 (火曜日)
川崎市が川崎フロンターレの中村憲剛選手にスポーツ特別賞を贈呈 : サポーター300人が参加しなごやかに祝う
川崎市は2月1日に高津区の高津市民館で、昨年JリーグのMVPに選ばれた川崎フロンターレの中村憲剛選手(36歳)に川崎市スポーツ特別賞の贈呈式を行い、福田紀彦川崎市長が賞状や特製のクリスタル製サッカーボールの記念品を手渡した。
中村選手が同賞を受賞するのは2回目。前回はワールドカップ南アフリカ大会の後の2010年に川崎市役所で行われたが、今回は多くの人に中村選手に祝福をしてもらうため公開形式で実施した。
式には、福田川崎市長、石田康博・川崎市議会議長、相原勝・川崎フロンターレ後援会常務理事ら関係者が参列。会場には、中村選手のレプリカユニフォームやフロンターレグッズを身につけたサポ−ターら約300人が詰めかけ、中村選手のチャント(応援歌)と拍手で迎えた。
同館ロビーに作られた壇上で福田市長が賞状などを手渡し「Jリーグのスター選手がたくさんいる中で、努力の人で川崎市の名実とも顔と言える中村憲剛さんがリーグの中で最も優秀な選手に選ばれたことは、川崎フロンターレのサポーターや川崎市民にとっても大きな喜びです。選手としてだけではなく人としても最も価値の高いの人で、ピッチ外でもさまざまな形で地域に貢献していただいています。また子どもたちの憧れ・夢であり、頑張れば憲剛選手みたいになれるんだとことをプレーやピッチの外でも表してくれる中村選手にことしも大きな期待をしたい。ぜひタイトルを中村選手の力で引っ張ってきていただきたい」と祝いの言葉を贈った。
中村選手は「このような式典を開いていただき、たくさんの人に来ていただいてうれしく思います。フロンターレで14年やってきて今までの人生の中で最高の賞が獲れました。これは自分一人の力ではなく、家族をはじめチームメイトやいままで出会った多くの皆さんのおかげです。特別賞は2回目ですが、この賞に恥じないようこれからも一生懸命頑張ります。MVPをとって何よりうれしいのは、自分以外の人がこれだけ喜んでくれることがとてもうれしく、本当にありがとうございます」と挨拶した。
その後、会場の幅広いファンの質問に答えるふれあいタイムが行われ、子どもから「好きな食べ物?」の問いに「奥さんの手料理です」と応え、会場を沸かせた。「昨シーズンで一番印象深い試合は」の質問には「チャンピオンシップのアントラーズ戦、天皇杯の決勝戦です。勝負強さについて自分たちが学ばなければいけないことがあることを突きつけられた。逆にああいう試合だったからこそ、今シーズンの課題がチーム全員で共有でき、それを無駄にしないよういい試合をしたい」と話した。試合中に意識していることについては「自分が楽しくやれることと外から見ているサポーターがそこに出すかとびっくりするようなプレーをピッチで表現できるよう心がけている」とプレースタイルについて言及、何歳までプレーするのかの問いには「自分の体に無理が利くまでやりたい。できればフロンターレで選手を終えたい」とこたえ、来場者を喜ばせた。最後に「個人のタイトルは獲ったので、チームのタイトルを獲って皆さんに恩返しをしたい」と意気込みを語り、サポーターが大きな拍手を贈った。
その後、地元の久本小学校サッカークラブに所属する長谷川豪輝君、五味拓也君、元村治代義君の3人からお祝いの花束を受け取った中村選手は、お返しにサイン入りのサッカーボールとバンダナを手渡すなどなごやかにサポーターと交流していた。
フロンターレ応援歴18年で11時にゲーフラを持ち14番のユニフォームを着て来場した中原区の川西佳子さんは「入団したときから応援しているが、どんどんうまくなり全体が見渡せる大切な選手になった。いつもゴール裏で、中村選手がボールをどう動かすかを楽しみに見ています。MVPの受賞は自分のことのようにうれしかったので、きょうはお祝いの気持ちを伝えたくて参加しました。子どもの質問にも丁寧に答え、彼の人柄がよくでていてよかった」と笑顔で話した。
2017-02-07 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2017年1 月 7日 (土曜日)
ライスボウル:富士通フロンティアーズが2年ぶり2度目のアメフト日本一 : 関西学院大学ファイターズに30対13
アメリカンフットボール日本一を決めるプルデンシャス生命杯第70回ライスボウルが1月3日東京ドームで行われ、社会人代表の富士通フロンティアーズと学生代表の関西学院大学ファイターズが対戦、富士通がタッチダウン(TD)とフィールドゴール(FG)を各3本決めて30対13で2度目の優勝を果たした。
写真=ボールを持って走る富士通QBコービー・キャメロン(#3)
両者のライスボウルでの対戦は2年前に続き2回目。富士通は、前回対戦時に肩のケガで出場できなかった来日3年目のキャメロン選手が好調、Xボウルは残り1ヤードを守り抜きタッチダウン(TD)を許さなかった守備陣も安定した力を備えており、一次逆転された前回対戦のような試合運びにならないよう万全の準備を整え、2度目の制覇をめざしている。
一方、学生最多の11回目の出場を誇る関西学院は、さまざまなスペシャルプレーを駆使し2年前の雪辱を果たすとともに、2009年の立命館大学の優勝以来社会陣に負け続けているのを止め、15年ぶりの制覇を狙う。
ドームには、チームカラーなどをまとった両チームのファンが駆けつけ、33,521人が観戦した。
試合は、第1Qに富士通が最初の攻撃で攻めきれなかったものの3分10秒にキッカー(K)の西村豪哲(#11)が49ヤードのFGを決めて先制した。続く関西学院の攻撃をあっさりかわして再びFGを決め、12分41秒にキャメロンからワイドレシーバー(WR)中村輝明クラークへ30ヤードのパスが通り待望のTD(写真左上)で点差を広げた。
富士通は第2QでQBサックを成功させて攻撃権を奪いこのチャンスにキャメロンが51ヤードのTDパスを決めて20対0と社会人の力を見せつけ、前半を折り返した。
第3Qでは、富士通がまたもQRサックを成功させて攻撃権を奪うと、3本目のFGを成功させリードを広げた。関西学院も反撃、2回目の攻撃権でプレーつなげてQB伊豆充浩(#6)がTDパスを成功させた(写真右)。富士通は、直後の攻撃でキャメロンが37ヤードのTDパスを決めて24点差とした。
点差を詰めたい関西学院は第4Qで、スペシャルプレーのフォースダウンギャンブルを試みるも富士通の守備陣は阻まれたが、残り3分を切った3度目の攻撃権で伊豆が6ヤードのパスを決め、点差を縮めて学生チャンピオンの意地を見せた。
通算成績は社会人の22勝12敗。
大会MVPは、3本のTDパスを決めた富士通のクオーターバック(QB)コービー・キャメロン選手(#3)が選ばれた。
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2016年12 月11日 (日曜日)
アメフトXボウル : 12月12日に富士通フロンティアーズがオービックシーガルズと対戦
アメリカンフットボールの社会人王者を決める「JAPAN X BOWL(第30回アメリカンフットボール日本社会人選手権)」が12月12日に東京ドームで行われる。今回の対戦は、4年連続8回目出場の富士通フロンティアーズと3年ぶり10回出場のオービックシーガルズの全勝同士の対戦となる。
19時キックオフの両者の対戦は2013年以来4回目で、フロンティアーズは2年ぶり2度目の優勝を、オービックは3年ぶり最多の9回目の優勝を狙う。勝者は、1月3日に同会場で行われるライスボウルで、学生チャンピオンと対戦する。対戦相手の学生チャンピオンは、12月18日に甲子園球場で行われる甲子園ボウル(早稲田大学vs.関西学院大学)で決まる。
Xボウルの入場は、前売り(12月12日12時まで販売)は一階自由席2,200円、当日2,700円。
問い合わせは電話03-6718-4441日本社会人アメリカンフットボール協会事務局
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2016年11 月10日 (木曜日)
川崎市文化賞などに川崎フロンターレなど5氏2団体 : 「魅力あふれる川崎つくりたい」と笑顔の受賞者
川崎市の文化の向上・発展に尽力した個人や団体に送られる第45回文化賞・社会功労賞などに5氏2団体が選ばれ、11月9日に中原区の川崎市国際交流センターホールで催された贈呈式で福田紀彦川崎市長が受賞者に賞状と記念品などを手渡した。
写真=受賞者(左から)やまだ豊さん、中村憲剛さん、藁科義弘さん、鈴木穆さん、福田紀彦川崎市長、河原郁夫さん、深見政則さん、小泉一郎さん、渡邊嘉久さん
この賞は川崎市が政令指定都市になった1972年に創設され、川崎市の文化、芸術、市民福祉とスポーツなどの向上・発展に尽力した個人と団体を表彰している。
ことしの文化賞にはプラネタリウム解説者の河原郁夫さん、高津区文化協会会長の鈴木穆さん、アマチュア落語家の深見政則さん、影向寺(ようごうじ)重要文化財・史跡保存会(小泉一郎代表)、社会功労賞には医療法人社団和光会総合川崎臨港病院院長の渡邊嘉久さん、スポーツ賞にサッカーJリーグの川崎フロンターレ、アゼリア輝(かがやき)賞に音楽家のやまだ豊さんが選ばれた。
贈呈式には福田市長、徳田賢二川崎市文化賞等選考委員長をはじめ受賞者の家族や関係者など約150人が参列、受賞者ひとりひとりに福田市長が賞状、記念のクリスタル盾などを手渡した(写真左上)。受賞した団体からは川崎フロンターレの藁科義弘社長とキャプテンの中村憲剛選手、影向寺重要文化財・史跡保存会代表の小泉一郎さんが出席、笑顔で賞状などを受け取った。
福田市長が「受賞おめでとうございます。それぞれの分野で活躍され、改めて継続は力でその力が川崎市を豊かにしていると思います。受賞を契機にさらなる活躍で川崎を盛り上げていただきたい」と祝いの言葉を贈った。これに対し、受賞者を代表して河原さんが「栄えある賞に選んでいただき受賞者一同感謝しています。これからもそれぞれの道で努力を重ね、魅力あふれる川崎をつくり上げていきます」と挨拶した(写真右上)。
式典後に川崎フロンターレの中村選手は記念盾を持ち福田市長と歓談。市長が「中村選手が出席してくれることを移動中の車で聞き、とてもうれしかった。チャンピオンシップは市民みんなで応援します」と話しかけると「試合の結果だけでなく、クラブで取り組んできた地域貢献が認められたと思います。選手みんなで活動を続けてきて良かった。この受賞を励みにチャンピオンシップに臨み、良い結果を出したい」と笑顔で応じていた(写真左下)。
受賞者のプロフィールは次の通り(敬称略)
●文化賞
☆河原郁夫(かわはら・いくお、85歳)=文化活動、横浜市
1956年に五島プラネタリウム解説員としてデビュー以来、神奈川県や川崎市などで60年に渡りプラネタリウムの企画・制作・投影・解説・後進の指導などに努める。現在も月に1度かわさき宙と緑の科学館のプラネタリウムで人気番組「星空ゆうゆう散歩」を担当、最新鋭のメガスタースリーフュージョンを駆使してプラネタリウム弁士として活躍、ゆったりやさしい語り口で訪れた天文ファンを星空の世界へ誘っている。
☆鈴木穆(すずき・あつし、79歳)=文化活動、川崎市高津区
地域社会へ奉仕する「高津青年会議」設立に参画し、高津区民祭などさまざまな文化イベントを主催。現在はNPO法人高津区文化協会会長として文化の向上と発展に尽力。地域誌に18年にわたり毎週「高津物語」を連載、川崎市各区の歴史や文化、習俗について1,000回に迫る執筆を続けている。このほか講演、執筆活動を通じて「歴史と文化の香るまち高津」を紹介し、地域への理解や愛着を深める活動を続けている。
☆深見政則(ふかみ・まさのり、73歳)=文化活動、川崎市幸区
アマチュア落語家「清流亭いしあたま」として22年にわたりアマとプロが出演する「さいわい寄席」を主宰、入場者数日本一を誇る名物寄席に発展させた。川崎市の歴史などを題材にした創作落語を手がけ市の歴史や文化を伝えている。長年にわたり青少年指導や子ども会育成会長をとつとめ、小学校で落語教室や本業の珠算を通じて算数科でそろばん授業を務めるなど子どもの健全育成にも貢献している。
☆影向寺重要文化財・史跡保存会(活動年数65年)=文化活動、川崎市宮前区
1951年の結成以来、文化講座の開催や薬師三尊国宝復活運動など1300年の歴史を誇る影向寺の重要文化財や史跡などの維持保存、境内に美化などを行っている。また近隣の小中学校の郷土学習やウォーキングイベントに協力、区民祭への出展など文化財を活用した学習や魅力発信、文化活動に取り組む。こうした活動の成果は、2015年に川崎市内初の国史跡指定となった橘樹官衙遺跡郡「影向寺遺跡」の指定に大きく貢献した。
●社会功労賞
☆渡邊嘉久(わたなべ・よしひさ、73歳)=保健衛生、東京都大田区
1987年に医療法人社団和光会総合川崎臨港病院院長に就任、患者の人格を尊重した医療を提供。川崎市病院協会会長として休日急患の受け入れの当番制など救急対応のシステム構築に尽力し、市の救急医療改善に尽力した。和光会理事長として地域包括ケアシステムのモデルとなる事業の展開、新しい医療・福祉を牽引する。川崎市民交響楽団長を務め、趣味のチェロや料理を生かしたボランティア活動でも地域に貢献する。
●スポーツ賞
☆川崎フロンターレ(活動年数19年)=スポーツ振興、川崎市高津区
1996年に地域密着のサッカークラブとして設立、ことし20周年を迎える。スポーツの普及活動やプロサッカー事業により、健康都市作りや川崎市のイメージアップなど地域社会への貢献を目指す。クラブ創設から積極的に行政や地域のまつりなどに選手、チームマスコットのふろん太君が参加し市民の地元への愛着や魅力を発信し続ける。Jリーグが実施する観戦者調査の「地域に大きな貢献をしている」部門で6年連続1位の評価を受けており、スポーツを通じて川崎の街を元気にする活動をさらに発展させる。
●アゼリア輝賞
☆やまだ豊(やまだ・ゆたか、27歳)=芸術、東京都世田谷区
2007年に高津区の洗足学園音楽大学音響デザインコースに入学、自身の楽曲を演奏するため在学中に首都圏の音楽大学から有志を募り100人規模のオーケストラを結成し後輩たちの伝説となった。2009年に第40回YAMANO Big Band JAZZ Contest ベストランクアップ賞などを受賞。卒業間際の2011年にテレビドラマ「マルモのおきて」で劇伴作曲家としてデビュー、「天皇の料理番」など数多くの話題作の音楽を担当。2016年秋公開予定の「デスノート Light up NEW world」音楽担当などさまざまな音楽を手がけ、今後の活躍が期待される。
2016-11-10 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, b5) 川崎市中原区, スポーツ, 音楽 | Permalink | コメント (0)