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2017年1 月 7日 (土曜日)
ライスボウル:富士通フロンティアーズが2年ぶり2度目のアメフト日本一 : 関西学院大学ファイターズに30対13
アメリカンフットボール日本一を決めるプルデンシャス生命杯第70回ライスボウルが1月3日東京ドームで行われ、社会人代表の富士通フロンティアーズと学生代表の関西学院大学ファイターズが対戦、富士通がタッチダウン(TD)とフィールドゴール(FG)を各3本決めて30対13で2度目の優勝を果たした。
写真=ボールを持って走る富士通QBコービー・キャメロン(#3)
両者のライスボウルでの対戦は2年前に続き2回目。富士通は、前回対戦時に肩のケガで出場できなかった来日3年目のキャメロン選手が好調、Xボウルは残り1ヤードを守り抜きタッチダウン(TD)を許さなかった守備陣も安定した力を備えており、一次逆転された前回対戦のような試合運びにならないよう万全の準備を整え、2度目の制覇をめざしている。
一方、学生最多の11回目の出場を誇る関西学院は、さまざまなスペシャルプレーを駆使し2年前の雪辱を果たすとともに、2009年の立命館大学の優勝以来社会陣に負け続けているのを止め、15年ぶりの制覇を狙う。
ドームには、チームカラーなどをまとった両チームのファンが駆けつけ、33,521人が観戦した。
試合は、第1Qに富士通が最初の攻撃で攻めきれなかったものの3分10秒にキッカー(K)の西村豪哲(#11)が49ヤードのFGを決めて先制した。続く関西学院の攻撃をあっさりかわして再びFGを決め、12分41秒にキャメロンからワイドレシーバー(WR)中村輝明クラークへ30ヤードのパスが通り待望のTD(写真左上)で点差を広げた。
富士通は第2QでQBサックを成功させて攻撃権を奪いこのチャンスにキャメロンが51ヤードのTDパスを決めて20対0と社会人の力を見せつけ、前半を折り返した。
第3Qでは、富士通がまたもQRサックを成功させて攻撃権を奪うと、3本目のFGを成功させリードを広げた。関西学院も反撃、2回目の攻撃権でプレーつなげてQB伊豆充浩(#6)がTDパスを成功させた(写真右)。富士通は、直後の攻撃でキャメロンが37ヤードのTDパスを決めて24点差とした。
点差を詰めたい関西学院は第4Qで、スペシャルプレーのフォースダウンギャンブルを試みるも富士通の守備陣は阻まれたが、残り3分を切った3度目の攻撃権で伊豆が6ヤードのパスを決め、点差を縮めて学生チャンピオンの意地を見せた。
通算成績は社会人の22勝12敗。
大会MVPは、3本のTDパスを決めた富士通のクオーターバック(QB)コービー・キャメロン選手(#3)が選ばれた。
2017-01-07 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, スポーツ | Permalink