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2016年2 月27日 (土曜日)
ナビスコ予選リーグ・川崎フロンターレが横浜F・マリノスとスコアレスドロー
ヤマザキナビスコカップ予選リーグの第1節の6試合が3月23日に各地で行われた。
予選Bグループの川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で横浜F・マリノスと対戦、スコアレスドローで終えた。
写真(撮影: 桑山輝明、安永能美)=試合終了、笑顔で互いの健闘を称える川崎FのMF中村憲剛(#14)と横浜F・MのGK榎本哲也選手(#1)
ナビスコ予選リーグは、アジアチャンピオンリーグ(ACL)グループステージに出場する4チームを除いて14チームがA組、B組に分かれて予選リーグを戦い、それぞれ2位までが決勝トーナメントに進出する。予選リーグは、3月23日から6月5日までの7節で、各グループとも奇数のため各チームで試合なしの日があり、川崎Fは、予選リーグ最終の第7節が試合がない。
平日ナイターゲームだったが、神奈川ダービーにあたるため競技場には両チームの熱心なサポーターが次々と来場、15,644人が観戦した。
川崎Fは、新卒MF長谷川竜也(#16)とFW森本貴幸(#9)が初スタメンなど直前のリーグ戦からスタメンを6人変更、一方のマリノスは11人全員を入れ替えて試合に臨んだ。
試合は前半、川崎Fが再三チャンスをつくるが、ラストパスの来民具などが合わない上、横浜FMのベテランGK榎本哲也(#1)の好セーブやDFの好守でゴールが決まらず0対0で折り返した。後半、横浜MFが攻勢になり川崎Fは守備に追われる時間が増え、58分にMF田坂祐介(#6)からMF中野嘉大(#22)、69分にはDF井川祐輔(#4)を下げてMF中村憲剛(#14)を投入して選手のポジションを変えた。その後も一進一退の攻防が続くが、互いの好守でしのぎ0対0で終えた。
ホーム試合でゴールを決められなかったが、風間監督は「少し残念だが、新しい選手を試せベースのところで選手の質が上がってきている。90分やっている選手は少ないかったが全員良かった」と評価した。
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2016年2 月22日 (月曜日)
Jリーグが2月27日の開幕前にプレスカンファレンス : 全53チームの選手が勢揃い
明治安田Jリーグの開幕を前に2月18日に港区のホテルで報道関係者などに今季のリーグの考え方などを披露する「Jリーグプレスカンファレンス」が開かれ、J1、J2、J3の全53チームの選手らが参加、ことしの抱負などを披露した。
写真=J1各チームの選手と挨拶する村井満チェアマン
グランドプリンスホテル新高輪で行われたカンファレンスは、村井満チェアマンの挨拶と選手の記念写真、各クラブのプレゼンテーションの2部形式で開かれた。
舞台付きの広間で行われた1部は、村井チェアマンが「ことしは鹿児島ユナイテッドFCを加え全国36都道府県53クラブで開幕します。リーグ戦は2月27日に開幕、カップ戦は四半世紀におよぶギネス最長記録登録を持つヤマザキナビスコカップとして継続します。昨年サンフレッチェ広島がクラブワールドカップで世界3位ということになりましたが、その上を狙い4クラブがアジアチャンピオンリーグを戦います。まずはアジアチャンピオンを奪還し、国内開催に臨みたいと考えています。昨年J1は2ステージにして、チャンピオンシップという新たな大会に臨み試行錯誤しながら戦いました。その結果、開始15分の得点が前年より10%増え、最後まで諦めないというサッカーを展開し逆転による勝利が20%増えました。最初から最後まであきらめず常にゴールを狙っていくというファンサポーターを魅了するサッカーで、入場数が初めて1千万人を超えました。
ことしはリオデジャネイロオリンピックがありU23の戦績に期待したいところです。Jリーグではこうした若手世代U23のチームを3クラブがほかJ3に参戦させ出場機会を作っていくほかサテライトリーグを復活させることで他のクラブも若手の出場機会をどんどん増やして育成に注力していく。育成システムについてクラブの評価格付けをJ1J2で行い世界に比較する試みもチャレンジします。タフで激しくてスピーディーそしてフェアなサッカーを続けていこうと(2012シーズンから続ける)プラスクオリティプロジェクトに取り組んでいくつもりです」などとことしの取り組みを紹介した。
続いて試合効率の向上の取り組みとなるプラスクオリティプロジェクト推進の具体的な事項「簡単に倒れないまた倒れても笛が鳴るまでプレーをやめない。リスタートを早くする。選手交代を早くする。意義・遅延はゼロをめざす」などと書かれたJリーグ憲章に、全選手を代表して広島の青山敏弘選手とチェアマンがサインを交わした(写真左中)。
舞台では川崎フロンターレのFW谷口彰悟、FC東京のMF水沼宏太らJ1各チーム代表選手が開幕戦の相手と左右から同時に登場して握手。開幕の注目カードのサンフレチェ広島×川崎Fとガンバ広島×鹿島アントラーズ、ACL出場チームの選手にメディア代表記者からインタビューが行われた。川崎Fの谷口選手は「昨シーズンの優勝チームと開幕戦で戦えるのは非常にうれしい。うちは相手をしっかりたたいて逆に勢いにのっていきたい」と話した(写真右中)。青山選手は「いいスタイルを持った2つのチームなので、特に佐藤寿人さんと大久保嘉人さんのどちらが点を取るかが皆さんの注目だと思うが、2人とも点を取ってもらって最後はうちが決めれば大満足な開幕戦となる」と余裕の発言に対し谷口選手は「嘉人さんが点を入れるとうちがノルのでぜひ開幕戦から飛ばしてもらいたい」と応酬、対戦への期待感を盛り上げた。その後J1・J2の全選手とダービーマッチ参加チームごとの記念撮影などを行った。
別室で行われた2部は、開幕戦の対戦相手同士で隣り合わせのブースを設置。各クラブは、イヤーブックや資料を置いてクラブと地域をPRし、監督と選手が報道各社の取材に応じていた。
川崎Fの谷口選手は「カンファレンスは初めて参加し、シーズンが始まると身が引き締まる感じがした。ことしはクラブ20年の節目でタイトルを獲りたいので、初戦に勝ちスタートダッシュしたい」と話した。
FC町田ゼルビアの鈴木崇文選手はセレッソ大阪の柿谷曜一朗選手と握手し(写真右下)「ぼくたちは一番最後に昇格した22番目のチーム。相手はJ1の経験もある実績のあるチームで名前の通った選手もいるが、シーズンが始まったばかりでつけ込むチャンスもあると思うので、チーム一丸となって戦いたい」と気を引き締めていた。
昨年まではカンファレンスは全チームの監督も参加したが今回は昇格チームや優勝チームなど7チームの監督だけになったが、Jリーグの広報は「今シーズンは開幕が例年より1週間ほど速いためまだ遠方でキャンプ中のところもあるため」と説明した。
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2016年2 月 8日 (月曜日)
川崎フロンターレの新クラブハウスが完成 : ロッカールームや風呂など充実した設備に選手ら笑顔
サッカーJ1の川崎フロンターレが、川崎市麻生区片平の麻生グラウンド内にクラブハウスを新設、2月1日に竣工式を催し、選手らに施設内部が公開された。新クラブハウスは、温度が機械で制御できる風呂や広々としたロッカールーム、風通しのいい場所に設置されたスパイクルーム、木の香りが漂うリラックスルームなどを備えており、選手らは「施設が立派でモチベーションが上がる」と笑顔で見て回っていた。
写真=グラウンド側から見たクラブハウス外観
新クラブハウスは、鉄骨作り地上2階建てで、建築面積は約11780平方m、延べ床面積は約2128平方m。外観は1階部分が黒、2階はグレーと白の落ち着いた色でL字型の建物となっている。これまでのクラブハウスはプレハブ1階建て828平方mだったので、延べ床面積だけでも2.5倍以上のスペースが確保された。
1階は、天井の高さが3.42平方メートルで筋力トレーニングなどを行うさまざまな機械が並ぶトレーニングルーム(写真左上)、クリニック、メディカルルーム、1人あたりのスペースがこれまでの2倍以上で各自にコンセントが2個付いたロッカー33個が並ぶ広々としたロッカールーム(写真右上)、ジェットバス付きの温水と冷水浴槽のほかシャワースペース8個、腰かけられるアイスバスも4槽ある。風呂は、冷水、温水、アイスバスとも温度を機械で変えられ、温・冷浴槽とも10人が入れる大きな浴槽を備えており銭湯並みの広さだ。また脱衣室には、汚れた練習着をカウンターからそのままランドリールームを備えた倉庫に出せる工夫(写真左中央)もされている。1人6足のスパイクが掛けられるスパイクルームは、グランウンドから直接入れるような設計になっており、コーヒーを飲みながらくつろげるフリースペースもある。玄関部分の広いエントランスホールの壁は、チームの歴史を示す42枚の写真を組み合わせたWALL GRAPHICSが施され、入り口部分にはメディア控え室も設置された。
2階は天井高3.5mの多目的室3室、グラウンドから階段を上って直接出入りできる練習試合の時に使うアウェイローカー、シャワー室のほか監督やコーチなどが使うスタッフルーム3室、90人収容のミーティングルーム、リラックスルーム、応接室を備えている。このほか、グラウンド側が全面ガラス張りとなった広々とした共用スペースもあり壁面にトロフィー棚が置かれイベントなどにも利用できる。リラックスルームは、2部練習などの時に仮眠できるよう畳敷きとなっており、壁の下部分は羽目板が施された落ち着いた雰囲気だ。羽目板は、毎年キャンプに訪れる宮崎県 綾町の木材を使用、綾町町長からは応接室、スタッフルームのローテーブルも寄贈された。
1、2階とも高低差のあるグラウンド面が見通せるようになっており、ケガなどで別メニューのトレーニングを行うときもモチベーションが維持できるように配慮されている。このほか、スパイクルームやロッカールームには脱臭効果や湿度を一定に保つ効果がある素材を使用するなど、全体的に快適な空間となっている。
建設にあたり、同クラブハウスのスタッフが柏レイソルや等々力陸上競技場、他のスポーツのクラブハウスなどを見学、選手からも意見を聴いて設計に反映させたという。
中村憲剛選手は「すごいの一言でうれしい。ロッカールームは、みんなの顔が見えるようにしてほしいと意見を出したが、これまでは隣の選手の肩が触れるくらい狭かったが両手が広げられるほどになった。テンションがあがりいいトレーニングができそう」と笑顔、大久保選手も「すごい立派。特に風呂が広いしジェットバスで驚いた。全体的にゆったりとしているのでモチベーションが高まりいい準備ができる」と話した。クラブ創立2年目の1998年に鹿島から移籍入団した鬼木達コーチは「入団当時は、稲城市の多摩川河川敷にあった練習グラウンドだったが、シャワーはなく更衣室も満足になかった。そのころから考えるとクラブの歴史と成長を感じます」と感慨がひとしおの表情だった。
また、藁科社長は「すばらしすぎてびっくりしました。環境に優しく配慮されどこのクラブより立派になったと思う。この施設に答えられるような結果を出さねばならない」と気を引き締めていた。
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2016年2 月 1日 (月曜日)
川崎市中原区で早咲きサクラが満開
川崎市中原区上小田中にある東日本旅客鉄道の車両基地「中原電車区」のサクラが早くも満開となり、見頃を迎えている。
写真=満開の早咲きサクラ(撮影 : 清水隆)
同電車区のサクラは、例年早く咲くことで知られており、近くで居酒屋を経営するk-pressの花咲案内人・清水隆さんから写真が送られてきました。
2015年は、2月16日に満開の情報が寄せられた。淸水さんによるとことしは暖冬の影響で開花も早く、元旦に1輪咲いているのを見たが、一時寒波が訪れ、開花が足踏みした時期もあったが例年に比べて2週間ほど早く、1月31日に満開を迎えたという。
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