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2016年3 月30日 (水曜日)

ナビスコ予選リーグ・川崎フロンターレがアビスパ福岡に0対1で敗戦 : 公式戦初の黒星

160327furonntale 02ヤマザキナビスコカップ予選リーグの第2節の6試合が3月27日に各地で行われた。予選Bグループの川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で5年ぶりにJ1に昇格したアビスパ福岡と対戦、福岡の堅守を崩せず0対1で敗戦し公式戦で初黒星を喫した。

写真(撮影 : 山本真人、桑山輝明)=試合終了で、うなだれる川崎Fのイレブン

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79分、福岡DF田村友(#26)のヘディングゴール

川崎Fはナビスコの初戦でスコアレスドローの引き分けに終わり、決勝リーグに進出のためには負けられない。一方の福岡は、公式戦未勝利で、別の大会の勝利でリーグ戦に弾みをつけたいところだ。競技場は11,510人が観戦した。
川崎Fは、ゲームメーカのMF中村憲剛(#14)を先発起用の予定でいたが、朝に発熱の連絡を受けて断念。4日前の第1戦からメンバーを1人変更し、システムを少し変えユース上がりで2年目のFW三好康児(#26)を2トップの1人として起用した。
試合は前半、川崎Fがボールを動かすもののラストパスがつながらず精度もいまひとつの上に福岡の好守でチャンスが作れず、何度かピンチの場面もあったが、前半を0対0で終えた。
160327furonntale 03川崎Fは、ハーフタイムにMF森谷賢太郎(#19)を下げ、FW大塚翔平(#27)を送り出し、三好を中盤に下げるポジション変更で前半より攻撃が活性化したものの、ラストパスが通らず攻めきれない状態が続く。67分にMF田坂祐介(#6)に替えMF長谷川竜也(#16)が入ったが、福岡の堅守を崩せず、79分に一度GK新井章太(#30)がセーブしたした直後のCKに失点しリードを許した。その後川崎Fは反撃を試みるも、フィニッシュの精度が足りず無得点で試合を終えた。

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2016年3 月29日 (火曜日)

J1・川崎フロンターレが大宮アルディージャに2対0 : 第1ステージを2位で終える

160625furonntale 04明治安田生命J1第1ステージ第17節の9試合が6月25日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で大宮アルディージャと対戦。
川崎FはMFとしてスタメンに抜擢された大塚翔平(#27)と司令塔MF中村憲剛(#14)のゴールで2対0で快勝し、第1ステージを2位で終えた。
写真(撮影:山本真人、桑山輝明、安永能美)=56分、試合を決める追加点に喜ぶ川崎Fの中村憲剛(#14)と小林悠(#11)選手

160625furonntale 02川崎Fは前節のアビスパ福岡戦でまさかの引き分けを喫し、12節から維持していた首位の座を鹿島アントラーズに勝ち点1差で明け渡した。第1ステージの自力優勝はなくなったが、鹿島の結果次第では優勝の可能性も残しており、年間3位までのチャンピオンシップへの進出のためにも負けられない試合。一方の大宮アルディージャはことし1年でJ1に復帰、5位と好調を維持している。
等々力競技場は、多くの川崎Fサポーターがホームで悲願の優勝を見届けようと入場券は早々と売り切れとなり、これまで最高だった第1ステージ8節の浦和レッズ戦(4月24日)を上回る26,612人が駆けつけ、来場記録を更新した。
前節背中と腰の痛みで欠場した中村が復帰、けがで途中交代したDFエドゥアルト(#23)の代わりに井川祐輔(#4)がスタメン出場した。
160625furonntale 06試合は、川崎Fが立ち上がりやや堅さが見受けられ、大宮の守備に阻まれつとともに攻め込まれる場面もあり、一進一退の時間がしばらく続いた。しかし、22分に大宮のパスをカットした中村が前方にボールを運びペナルティエリアに出したボールに大塚が反応、GKの動きを確認して冷静にゴールを決めた(写真左上)
先制した川崎Fは、堅さがとれてFW大久保嘉人(#13)のオーバーヘッドシュートなど何度か攻撃のチャンスを作り出したが(写真右)、相手の守備に阻まれ追加点は取れずに前半を1対0で折り返した。
160625furonntale 05 後半に入ると川崎Fは、さらに攻撃のペースつかみ大宮ゴールをたびたび脅かし、56分に中村が追加点を決めた(写真左中)
160625furonntale 07その後大宮は、攻撃の選手を3人入れ替えて反撃したが、フィニッシュの精度が合わず川崎FのGKチョン ソンリョン(#1)のセーブなど(写真右下)でゴールを守り切り完封で勝利した。

160625furonntale 01クラブ創設20戦の節目に、悲願の優勝を期待していた川崎Fサポーターが多かったものの、前節の引き分けでセカンドステージでの活躍に気持ちを切り替えた観客が多く、試合後も多くの観客が残り
ピッチを引き上げる選手を大きな拍手で迎えていた(写真左下)
次のホームゲームは、
第2ステージ第3節で7月13日19時からアルビレックス新潟と対戦する。

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J2・FC町田ゼルビアは東京ヴェルディに1対0 : 鈴木孝司の初ゴールでダービー制す

160326zelvia 05明治安田生命J2の第5戦11試合が3月26日に行われた。FC町田ゼルビアは、アウェイの味の素スタジアムで東京ヴェルディと対戦、終了間際に途中出場のFW鈴木孝司(#9)が今季初ゴールを決めて1対0で劇的に勝利。町田から駆けつけたサポーターを湧かせ、3連勝で順位を2つ上げ5位になった。

写真(山本真人、安永能美)=90分、勝ち越しのコールを決めて喜ぶ町田FW鈴木孝司(#9)

 

160326zelvia 03少年サッカーの世界で昔から何度も対戦し優勝を争ってきたことから「東京クラシック」と名付けられたダービー。7位の町田と9位の東京Vの4年ぶり3回目の対戦。勝ち点差はわずかに1のため結果によっては順位が入れ替わる可能性が高い試合だ。
160326zelvia 02スタジアムはホームの東京Vに負けないほどの大勢の町田サポーターが応援グッズを身につけ参戦、5,166人が試合を観戦した。

町田は、DFカルフィン ヨン ア ピン(#37)がセンターバックで初先発、けがから復帰した孝司(#9)がベンチ入りした。

 

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東京VのFW平本一樹(#25)とボールを競り合う町田DFカルフィン ヨ ア ピン(#37)

試合は前半、攻守の入れ替わりが激しく両チームともボールを前戦に送れず攻めきれない状態が続いた。町田は、36分にFW戸島章(#23)に替えけがから復帰したFW鈴木孝司(#9)がピッチに入ったがその後もチャンスを作れず、シュート数が町田3本、東京Vが0というもの足りない試合運びで前半を0対0で終えた。
後半は攻撃が活性化したものの、ラストの精度が足りないのに加え互いに守備陣がしのぐ時間が続いた。町田は78分にMF鈴木崇文(#17)に替えFW中村祐也(#11)、85分にMF谷澤達也(#8)からMF重松健太郎(#39)がピッチに入り攻撃の回数が増した。
引き分けのムードが漂うなか、町田は90分にコーナーキックの混戦で孝司が左足で待望のゴールを決め、4分のアディショナルタイムをしのいでダービーを制した。

試合後の会見で相馬監督は「我々より、サポーターの方が、東京クラシックへ思いが強く、それが届いた」と笑顔で振り返った。

 

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2016年3 月24日 (木曜日)

J2・FC町田ゼルビアはツエーゲン金沢に2対1 : 2連勝で7位に浮上

160320zelvia 02明治安田生命J2の第4戦11試合が3月20日に行われ、FC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場で、ツエーゲン金沢.と対戦した。町田は、FW中島裕希(#30)の3試合連続ゴールで2対1と今季ホーム初勝利。2連勝で7位に浮上した。

写真(撮影 : すべて山本真人)=11分、FW中島裕希(#30)の先制ゴールを喜んで迎える相馬直輝監督(右から2番目)

160320zelvia 03町田はここまで1勝1分け1敗と5分の戦い、ホーム初勝利で連勝して上位に浮上したいところ。一方の、金沢は1分け2敗で今季の初勝利を目指す。
競技場は、4,013人が観戦した。
160320zelvia 04試合は、町田が立ち上がりから攻勢をかけ、11分にMF森村昂太(#2932)がシュートのこぼれ球を自らパス(写真左)、それを受けた中島が見事にミドルシュートを決めて先制した。その後、23分に町田のDF星野悟(#2)が負傷退場してMF三鬼海(#4)がピッチに入り、28分には中島がこの日2点目となる追加点を決めた。しかし金沢も反撃、町田GK髙原寿泰(#21)のセーブで防いでいたが(写真右)、39分にコーナーキックから金沢DF作田裕次(#3)にヘディングゴールを決められ、その後も反撃されたが、前半を2対1で終えた。

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元町田のDF太田浩二(右)とボールを競り合う町田のFW戸島章

後半、町田は金沢の攻撃に耐える時間がしばらく続いたものの、相手にシュートを与えずピンチを防いだ。町田は82分にMF谷澤達也(#8)に替えFW重松健太郎(#39)、87分には中島からFW久木野聡(#38)を投入して3点目を狙ったが、金沢の守備を崩せず1点のリードを守りホーム初勝利を手に入れた。

 

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2016年3 月18日 (金曜日)

FC町田ゼルビアと東京ヴェルディが4年ぶりに対戦 : ダービー復活を盛り上げようと3月21日にトークショー開催

東京をホームタウンにする東京ヴェルディとFC町田ゼルビアが、3月26日にと4年ぶりに味の素スタジアムで「東京クラシック」と名付けたダービーマッチで対戦する。両クラブは、4年ぶりに復活を記念して3月21日にOB選手らによるトークショーを開催する。また、22日、23日には駅前などで両チームのサポーターが試合告知活動を実施して対戦を盛り上げる。

両クラブのリーグ戦の対戦は2012年の2回だけだが、少年サッカーの世界ではヴェルディの前身・読売クラブとゼルビアの前身・FC町田が東京都大会で何度も対戦している。日本クラブユース選手権(U-15)では、1888年、1989に2年連続で決勝戦で対戦し、いずれも読売クラブが優勝、FC町田が準優勝となった歴史を持っていることを理由に、ダービー名が付けられた。
トークショーは、町田市野津田のゼルビア・キッチンで15時30分から2部形式で行われる。1部(15時〜15時30分)は、番記者&レポータートークバトル、2部(16時〜16時40分)は、ヴェルディOBでユース監督の藤吉信次さん、ゼルビアOBでゼルビアひろめ隊隊長の酒井良さんによるトークバトルで、開場からの質問コーナーもある。終了後はゼルビーとヴェルディ君が加わり記念撮影会を行う。
参加費は、着席が2,500円(約40席、小学生から未成年は1,500円)、立ち見は2,000円(約20人、同1,000円)、テラス席は1,500円(約30人、同500円)。未就学児はいずれも無料だが、座席を必要とする場合は小学生料金となる。参加費は、入場料とアルコール類・ソフトドリンクの飲み放題の代金で、食事、おつまみは別料金。また、テラス席はガラス窓越しの視聴となる。
当日の午後2時30分から受け付けを開始し、整理券を配布し15時に開場。入場と当時に飲食ができるが、ドリンク飲み放題は16時30分に終了し、17時に終演する。問い合わせはFC町田ゼルビアのホームページ(こちら>)、または電話042-735-6050FC町田ゼルビア。
告知活動は、22日は京王多摩センター駅中央口で18時30分から20時まで、23日は小田急線町田駅東口正面で活動する。参加は自由で集合はいずれも活動10分前で、22日が京王多摩センター中央改札口、23日が小田急線町田駅東口正面カリヨン広場。各チームともレプリカユニフォームまたはタオルマフラーなどを持っている人は持参してと呼びかけている。

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2016年3 月10日 (木曜日)

J2・FC町田ゼルビアは京都サンガF.C.に1対1の引き分け : 終了間際に貴重な勝ち点を奪う

160306zelvia 01明治安田生命J2の第2戦11試合が3月6日に行われた。FC町田ゼルビアは、開幕に続き町田市野津田の町田市立陸上競技場で、京都サンガf.c.と対戦、71分に先制されたが終了間際にFW中島裕希(#30)移籍初ゴールで追いつき、1対1で引き分け、今季初の勝ち点を獲得、順位を1つ上げて16位になった。

写真=90+3分、同点ゴールに喜ぶ町田FW中島裕希(#30)と祝福するFW戸島章(#23)

 

160306zelvia 03両チームは、2月のキャンプ中にトレーニングマッチで対戦しており、その時は京都に軍配が上がった。しかし、2試合続けてホーム開催の町田は、なんとしてもホーム連敗は避けたいところだ。競技場は、ナイターに近い17時からのキックオフで、開幕戦ほど集客できず、昨シーズンの平均をやや上回る3,805人が観戦した。
町田の先発は前節と同じで、サブ組は1人変わった。試合は、立ち上がりに京都にフリーキックを与えたが、町田がセカンドボールを拾って前戦に贈り徐々に主導権を握る。しかし、相手の堅い守備に阻まれフィニッシュに持ち込めず、何度かつかんだチャンスにもシュートの制度がいまひとつで枠に入らなかった。京都は、前半のアディショナルタイムで、MF山瀬功治(#14)が負傷退場、FWエスクデロ競飛王(#10)を投入し、前半を0対0で折り返した。
160306zelvia 02後半、京都は交代が効を奏して、町田陣内に攻める時間が増え一進一退の攻防が続いた。京都は62分に2人目の交代をしてシステムを変更した。町田は、64分にFW鈴木孝司(#9)が故障、長身FW戸島章(#23)を投入した。しかしこの交代の効果が浸透しない間にパスを奪われ、71分に先制ゴールを決められた(写真左)
流れを変えたい町田は77分にMF谷澤達也(#8)からスピードのあるMF重松健太郎(#39)に、81分にはDF星野悟(#2)に替えFW中村祐也(#11)を送り出した。攻撃の厚みを増した町田は何度かチャンスを作り出すが、相手守備陣にはねかえされゴールを割ることがなかなかできず、5分のアディショナルタイムの表示が出された。しかしその3分後、重松がゴール前に送ったセンタリングに中島が頭で合わせ、ホームでの今季初ゴールを決め(写真右)、引き分けに持ち込み、勝ち点1をもぎ取りサポーターを大きくわかせた。
町田の次のホームゲームは3月20日16時からツエーゲン金沢と対戦する。

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2016年3 月 9日 (水曜日)

J1・川崎フロンターレが湘南ベルマーレに4対4 : 終了間際に引き分けに追いつく

160305frontale 10明治安田生命J1第2節の試合が3月5日と6日に各地で行われ、ホーム開幕戦を迎える川崎フロンターレは、第1日程の5日に川崎市中原区の等々力陸上競技場に湘南ベルマーレを迎えて対戦した。
川崎Fは、
J1最多の通算157点に並んだFW大久保嘉人(#13)のゴールで先制したが、その後両チームが点を奪い合う乱打戦で湘南がリードして敗戦濃厚となったが、アディショナルタイムに新加入のFW森本貴幸(#9)の起死回生の移籍初ゴールを決め試合を4対4の引き分けに持ち込んだ。

写真(撮影 : 山本真人、桑山輝明)=試合終了、引き分けで浮かない表情の川崎Fの選手ら

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先制ゴールに喜ぶ大久保(#13)選手

川崎Fは2012年以来等々力競技場でのホーム開幕戦を白星で飾れていないが、リーグ開幕戦で昨季チャンピオンの広島に勝利した勢いでクラブ創設20年にあたることしこそ2連勝でスタートダッシュをはかりたいところだ。
神奈川ダービーとなった試合は、ホーム開幕や大久保の新記録達成に期待するサポーターが早い時間から来場、21,871人が観戦した。
川崎Fは前節同じGKチョン ソンリョン(#1) 、DF奈良竜樹(#3)、MF狩野健太(#25)の新加入3人と昨季のレギュラー組がスタメン、期待の森本はベンチスタートだった。
160305frontale 03試合は、序盤から両チームとも攻守の切り替えの速い攻撃的な展開となり、13分に大久保が技ありのミドルシュートで先制すると、流れが川崎Fに傾きかけた。しかし、20分に川崎ゴール前でGKと湘南FWキリノ(#9)が交錯(写真右上)、ボールがゴールに転がりオウンゴールで同点となった。
その後、互いに攻撃をしのいでいたが、38分に湘南が追加点を奪うと、1分後には川崎FのFW小林悠(#11)が2試合連続となるゴールを決めて(写真左中)再び同点にした。湘南も直ぐに反撃、41分にコーナーキックから2014年に川崎Fに在籍したMFパウリーニョ(#5)が自身J1初ゴールを決め再びリードした。だが、川崎Fも45分に小林がこの日2点目となるゴールを決めて追いつき、前半を3対3で終えた。

160305frontale 05川崎FはハーフタイムにMF森谷賢太郎(#19)と狩野を下げ、MF中野嘉大(#22)、森本を投入した。後半は乱打戦から一転しハーフタイムでシステムを変えた川崎がやや押し気味となったが、互いに堅い守りで相手の攻撃をクリアし次のゴールが試合を左右する展開となった。湘南は61分、62分に相次いで選手を交代すると川崎陣内に押し込む回数が増え、77分にカウンターからDF岡本拓也(#36)がゴールを決めて3回目の逆転に成功した。

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同点ゴールを決めサポーターに駆け寄る森本選手(#9)ら

ホーム開幕戦で負けられない川崎は、サイドからの攻撃で何度かチャンスを作るが決められず、90分に中野に変え長身DFエドゥアルド(#23)を前戦に送り出し高さを生かした攻撃を試みた。すると4分のアディショナルタイムが表示された直後にチャンスが訪れ、DF車屋紳太郎(#20)が放ったクロスを小林が頭で折り返しペナルティエリアの入った森本が低い姿勢のヘディングで同点弾を決めた。川崎Fはその後も攻め続けたが逆転はできず、勝ち点1を奪うのが精一杯だった。
160305frontale 10試合前には、今シーズンの活躍と応援に向け福田紀彦川崎市長がサポーターに挨拶、恒例の始球式にはお笑い芸人のパンサー・尾形さんが登場し一本目のPKを外して笑いを誘ったが2本目をきっちり決め熱烈なサポーターが集まるGゾーンに駆け寄り祝福を受けた。また、バックスタンドではクラブ創立20周年を記念しサポーターの募金で制作した縦15m、横145mの日本一大きなビッグフラッグが初掲出された(写真左下)

 

 

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2016年3 月 2日 (水曜日)

J2が2月28日に開幕: FC町田ゼルビアはセレッソ大阪に0対1で敗戦、過去最高の1万余人が観戦

160228zelvia 11明治安田生命J2が2月27日に開幕、4年ぶりにJ2に復帰したFC町田ゼルビアは、町田市野津田の町田市立陸上競技場にセレッソ大阪を迎えて対戦した。
町田はC大阪の倍を上回る16本のシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれ得点できず、逆にセットプレイから1点を失い0対1で敗戦し、17位でリーグ戦をスタートした。

写真(撮影 : 山本真人ほか)=前半、ゴール前に飛び込む町田FW中島裕希(#30)を阻止するC大阪GKキム ジョンヒョン(#21)

 

 

160228zelvia 02ホーム開幕の対戦相手C大阪は、FCバーゼルから戻ったMF柿谷曜一朗(#8)、韓国代表GKキム ジョンヒョン(#21)、元日本代表FW玉田圭司(#20)などJ2屈指のタレントを擁し、今季優勝候補に上げられている。開幕を待ちわびた両チームのサポー 160228zelvia 01ターが対戦を楽しみにしており、2月25日にチケットが完売するほどの人気。
この日は、これまで最高の入場者数だった昨年11月29日のJ2・J3の入れ替え戦を約1500人上回る10,112人が来場、試合前から熱心な応援合戦を繰り広げていた。

町田は昨年のレギュラー組8人に加え、J1・J2の経験豊富なFW中島裕希(#30)とMF谷澤達也(#8)のベテラン2人に若手DF畠中槙之輔(#3)の新加入選手が先発メンバー入りした。
試合は
キャプテンマークを付けた柿谷のほかブラジル人トリオなど新加入7人が先発メンバーで連係プレーが合わないC大阪のスキをつき、序盤やや堅い入りだった町田が次第にボール保持率を高めた。町田は9分にMF鈴木崇文(#17)からのラストパスをFW鈴木崇文(#9)がシュートして最初のチャンスを作ったが、惜しくもジョンヒョンに阻まれ、その後も9本のシュートを放ったもののゴールは生まれず、前半を0対0で折り返した。
160228zelvia 15後半、C大阪は柿谷のポジションをトップ下に下げ、ボール保持率を高めた。それでも町田は何度かチャンスを作るがフィニッシュが決まらず、流れを変えるために選手交代の指示を出している時にC大阪がコーナーキックとなった。71分、C大阪はこのチャンスに鹿島アントラーズから移籍したMF山村和也(#24)がヘディングで合わせて先制した(写真左中)
町田は直後の72分に谷澤を下げFW重松健太郎(#39)、82分にDF星野悟(#2)からMF宮崎泰右(#18)を投入、さらに87分にはMF森村昂太(#29)からFW戸島章(#23)と交代枠全てを使いゴールを狙ったが、果たせず敗戦した。

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試合終了後に仲間をねぎらう李漢宰(#6)キャプテン(中央)

試合後の会見で町田の相馬直樹監督は「選手たちは90分、われわれが今できることを表現してくれたと思います。勝てないことは残念ですけど、戦力的に一番といってもいいでセレッソ相手にチャレンジできた。サポーターがたくさん来てくれた中で残念ですが、次につながるゲームができたと思います。決してケチョンケチョンにやられたわけでなく戦えたが『勝つには足りないよ』セレッソさんに言われた。ことを選手たちと一緒に埋めてチームで成長していきたい」と話し「怖がらずにプレーできたところは、非常にポジティブなところだった。点を取る、取られないというところが当然大事になってきますが、まだJ2仕様になってないということがあるので、できるだけ早くギャップを埋められるようにしたい」と落ち着いた表情でJ2でできたことと課題を分析した。一方のC大阪の大熊清監督は「相手ホームで風下ということもあって勢いを感じた前半で、町田の積み重ねてきたサッカーも感じた。今季初めての公式戦で日本のサッカーが初めてという(外国籍)選手もいた。まだ連携はフィットしていないが、使わないと伸びないし、日本の速いテンポにも合っていかない」と開幕戦の勝利に安堵の表情で冷静に分析した。
160228zelvia 06ホーム開幕で恒例のキックオフセレモニーには、
元町田選手で町田のスクールコーチ酒井良さんと石阪丈一町田市長が参加、酒井さんがコーナーキックから石阪市長にボールを送りゴールを決めた(写真左下)
また試合前には、競技場に隣接する広場に設けられた仮設舞台のZ劇場で、海外イベントにも参加しているよさこいチーム「ぞっこん町田’98」が迫力のある演技を披露、試合を待つサポーターを楽しませていた。

次のホーム試合は、3月6日17時からで京都サンガF.Cと対戦する。
試合前には、野津田公園内の競技場近くのイベント広場「ゼルビーランド」で、市内に会社があるレーシングプロジェクトバンドウとコラボレーションイベントで、14時30分からGTマシン展示と運転席の試乗体験、15時40分からトークショーが開かれる。詳細は町田ゼルビアホームページ(こちら>)で。

 

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