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2015年5 月28日 (木曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレがサガン鳥栖に3対2 : FW杉本の活躍でシーソーゲーム制す

150523frontala 04明治安田生命J1第13節の8試合が5月23日に各地で行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でサガン鳥栖と対戦した。先制した川崎Fは、2度追いつかれたが、FW杉本健勇(#9)が83分にこの日2点目となる決勝ゴールを決めてシーソーゲームを制した。

写真=試合終了後、水をかけ合って喜ぶ川崎Fイレブン(撮影 : 桑山輝明)

150523frontala 01川崎Fは勝点18の7位、一方鳥栖は勝点19で6位で、1試合少ないトップの浦和レッズ(勝点27)とは勝点差は離れておりファーストステージの優勝には遠いが、年間順位を考えるうえではひとつでも勝ち星を積み上げたいところ。天気の良い土曜日のナイターだったが、市内の多くの小学校が運動会だった影響もあり、観客はやや少なめの14,881人だった。
試合は、立ち上がり鳥栖に押し込まれたが川崎Fの守備陣が踏ん張りクリアした後、一進一退の攻防が続き、19分にMF車屋紳太郎(#20)がドリブル突破して上げたクロスボールに相手GKがはじき、そのこぼれ球を杉本が左足でダイレクトに押し込み先制した(写真左上: 150523frontala 07撮影=山本真人)。ゴールに絡んだ車屋は負傷で30分に退き、代わりにDF武岡優斗(#17)がピッチに入った。鳥栖の反撃が続き36分にFW豊田陽平(#11)にゴールを許し同点となり、その後は互いにチャンスは作ったが前半を1対1で折り返した。
150523frontala 03後半、立ち上がりから激しい攻防が続くが、好守備でしのいだ。川崎Fは、62分にFW大久保嘉人(#13)のヘディングシュートをGKがはじきそのこぼれ球を自身の右足で決めてリード。その後、鳥栖の反撃をしのいでいたが、81分に鳥栖のカウンター攻撃がオウンゴールとなって再び同点となった(写真右下)
しかし83分に直接フリーキックでFWレナト(#10)がけったボールに杉本が頭で合わせて勝ち越し弾を決め、鳥栖の反撃をGK新井章太(#30)のビックセーブで逃れて勝利し、鳥栖を抜いて順位を1つ上げ6位となった。
150523frontala 02試合後、2得点の杉本について聞かれた川崎Fの風間八宏監督は「ナビスコ(山形戦)後にカツをいれたら、2日間ですごく本気になったのでそのまま使ったところプレーで現した。ただ、これからもっと伸びて欲しい」とさらなる飛躍を期待していた。
次のホームゲームは、6月3日19時から予選突破をかけたナビスコ予選最終戦(7節)でベガルタ仙台と対戦する。リーグ戦のホームゲームは6月7日(15節)16時から湘南ベルマーレと対戦する。

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