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2014年10 月26日 (日曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレがサガン鳥栖に2対0 : 優勝への望みつなぐ
Jリーグ第29節の9試合が10月22日に各地で行われた。川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場でサガン鳥栖と対戦、2対0で4試合ぶりに勝利して勝点51の3位に浮上。今節、首位の浦和レッズは引き分け、2位のガンバ大阪が負けたため浦和との勝点差は6となり、優勝戦線に望みをつないだ。
写真(撮影、すべて桑山輝明)=先取点に喜ぶ川崎fイレブン
前節の勝点と順位は、川崎Fは48で5位、鳥栖は50で3位だったが、直接対決の結果によっては順位が入れ替わる可能が高くともに負けられない試合だ。平日のナイターで寒さと雨が降るあいにくの天候だったが、競技場には1万人を超える客が観戦。チームカラーのカッパを着た大勢の川崎Fサポーターはもとより、鳥栖サポーターが屋根のある席に固まり互いに熱い応援を繰り広げていた。
川崎Fは、ベンチスタートのMF中村憲剛(#14)に代わりMF山本真樹(#6)が大島僚太(#16)とダブルボランチを組んだ。
試合は、立ち上がりから川崎Fはチャンスを作るがラストパスのタイミングとシュートが枠に決まらず、その後攻め込まれる場面もあったが守備陣がしのぎ、一進一退の攻防が続いた。40分過ぎに鳥栖ゴールに迫る川崎Fの攻撃で、FW大久保嘉人(#13)がボールのないところで鳥栖の選手と接触して倒れ、頭を固定して運び出されるハプニングがあったが大事に至らずピッチに戻り、互いにチャンスは作ったが前半を0対0で折り返した。
後半の開始直後から川崎Fが押し込み、49分にDF田中裕介(#3)が待望の先制点を決めた(写真左)。その後、鳥栖MF藤田直之(#14)が前線にボールを運ぶ川崎FのFW大久保嘉人(#13)と小林悠(#11)を倒すファウルでそれぞれカードを受け、54分に退場処分となった。1人少ない鳥栖は粘りを見せて川崎ゴールに迫るが守備陣が落ち着いてかわし、63分に小林がミドルシュートで追加点を奪った(写真右)。数的優位の川崎はゲームを支配して鳥栖の3倍の15本シュートを打ったがゴールは生まれなかった。
次のホームゲームは11月2日16時から清水エスパルスと対戦する。
2014-10-26 | Permalink | コメント (0)
2014年10 月19日 (日曜日)
川崎市中原区で「なかはら”ゆめ”区民祭」:会場埋める親子連れ、多彩なイベントで秋祭り楽しむ
“心のふれあう ふるさと中原”をテーマに「第36回なかはら”ゆめ”区民祭」(中原区民祭実行委員会主催)が10月19日、川崎市中原区の等々力緑地で催された。好天に恵まれたこともあり、家族連れなどが次々と訪れ、音楽パレード、みこしやおはやしのパレード、会場に並んだ模擬店での買い物などを楽しんでいた。
写真=色づき始めた緑地を練り歩くみこし
同祭は、区民がふれあい、中原の発展と区民の連帯を深め、郷土の良さを見直そうと開かれているもの。
10時の開会式を皮切りに、同45分から福田紀彦市長に加え実行委員会のメンバー、区内の中学校のブラスバンド、市民団体などが音楽に乗ってにぎやかにパレードした(写真左上)。
特設ステージではチアリーディング、乙女文楽、太鼓、フラダンスなどが披露され、わが子の晴れ姿をビデオやカメラに収めようとパパやママが客席を埋めた。
広い緑地のなかには、親子で楽しめるイベントが数多く用意され、子どもと一緒に童心に返って遊びに興じる両親の姿もめだった。
模擬店ひろばでは、福島県のリンゴなどの特産品の販売、市内産の野菜などの即売、さまざまな展示や各種の相談などが行われたほか、焼きそば、飲み物などの店も数多く並んだ。昼頃には汗ばむほどの陽気になったため、かき氷の販売が人気をよんでいた。
アリーナ前のお祭りひろばでは、スクエアダンス、阿波おどりなどが披露された。民謡踊りでは女性たちが色とりどりの浴衣で幾重にもなって踊りを披露、祭りムードを盛り上げた(写真右下)。
昼過ぎには、今市橋を出発した35団体500人近くが参加するみこし・はやしパレードが会場に到着。区内の3基のみこし、まとい振りなどが練り歩いた。担ぎ手の中には女性の姿もめだち、男性に負けじと大きなかけ声を上げていた。まとい振りでも、重さ12〜13kgのまといを軽々と操り、見物客からは盛んな拍手や声援が送られていた(写真左下)。
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2014年10 月17日 (金曜日)
川崎市中原区で10月19日になかはら”ゆめ”区民祭:等々力緑地で多彩なイベント
「第36回なかはら”ゆめ”区民祭」(中原区民祭実行委員会主催)が10月19日(雨天決行)10時から15時まで川崎市中原区の等々力緑地で催される。秋の穏やかな緑地でパレードや模擬店、吹奏楽演奏会、小動物園など、家族で楽しめる祭がくり広げられる。
同祭は、“心のふれあう ふるさと中原”をテーマに、区民がふれあい、中原の発展と区民の連帯を深め、郷土の良さを見直そうと開かれているもの。
1979年に中原区役所を会場に始まり、平和公園で開いたこともあったが、1995年の17回から現在の等々力緑地内のとどろきアリーナとその周辺で催されている。
主な催しは
ステージ=10時の開会式を皮切りに区内の市立中学と私立中高等学校高の吹奏楽演奏、民謡踊り、チアリーディング、乙女文楽、太鼓、大正琴、フラダンスなど多彩な演目が15時まで行われる。
パレード=音楽パレードが10時45分にお祭りひろばを出発、会場内をにぎやかに行進する。みこし・はやしパレードは10時30分に今市橋をスタート、13時にお祭りひろばに到着する。
お祭りひろば=11時45分からリズム体操、スクエアダンス、民謡踊り、阿波踊り、川崎市消防音楽隊の演奏とドリルなどが14時30分までくり広げられる。
ふれあいひろば=ボールあそび、昔遊び、輪投げなど親子で楽しめる。
体験ひろば=南極の氷ふれあいコーナー、ふあふあ、ちびっこ小動物園、ミニ白バイ乗車体験、災害派遣車両展示、起震車体験など。
模擬店ひろば=焼きそば、綿菓子、飲み物などの販売のほか、福島県の物産販売、福祉施設の手作り品やフロンターレグッズの展示・販売、バザー、大道芸、木工教室のほか、防犯、歯科、認知症、不動産、住宅などの相談もある。
ちびっこサッカーひろば=川崎フロンターレサッカー教室が10時30分から12時まで行われる。
とどろきアリーナ=体力測定、ゲーム・クラフト工作、お茶席などのこどもフェスタに加え、行政・登記・相続などの相談コーナー、「もっと知ろう中原」の展示、マナー・モラルアップポスター展、富士通・植物工場の紹介、認知症を知ろうと題した物忘れチェックなどがある。
市民ミュージアム=企画展「日清・日露戦争とメディア」、「いろいろ、そうそう-田中岑展」=を開催中で、第5回なかはらフォトコンテスト写真展&投票などのほか中庭でボランティアデー「みる・きく・あそぶ ミュージアムまるごと体験」を10時から16時まで行う。当日の入館・常設展は無料。
問い合わせは電話044-744-3124中原区民祭実行委員会事務局。当日の問い合わせは電話044-711-5297。
2014-10-17 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 09)市民活動, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 音楽, 食 | Permalink | コメント (0)
小田急線柿生駅前で10月18日に禅寺丸柿まつり : 日本最古の甘柿・禅寺丸柿の販売や種飛ばしなど多彩なイベント
川崎市麻生区の特産品「禅寺丸柿」にちなんで禅寺丸の販売や種飛ばし、皮むきなどカキにちなんだユニークなイベントを行う「禅寺丸柿まつり」(柿生中央商店会主催) が、10月18日9時から15時まで小田急線柿生駅南口広場で開かれる。小雨決行で雨天の場合は19日に順延される。
柿まつりは、日本で一番古い甘柿で「柿生」の地名のルーツとなった禅寺丸柿を見直し商店街の活性化をと、柿生禅寺丸柿保存会の協力で1995年に初めて開 催された。中断時期もあったが 「地域」のまつりとして最近は収穫期に合わせて毎年催しており、2007年からは専修大学の学生がインターンシップとして参加、地域との連携を深めたまつ りとなっている。
まつりは川崎市商店街魅力アップ支援事業補助金を活用し、同商店会と川崎商工会議所、専修大学が共催、柿生禅寺丸柿保存会などの協力で催す。ことしは、「禅寺丸発見800年記念」スタンプラリーのイベントのひとつとなっており、会場でスタンプの押印と記念品プレゼントも行われる。
主な催しは、柿生禅寺丸柿保存会による禅寺丸柿即売会のほか、種飛ばしやむいた皮の長さを競う皮むき行われる。特設ステージでは、門馬由哉&Dew、よさこい鳴子踊り「輝楽」、千代ヶ丘小学校スクールバンド、太鼓の演奏バルーンアートなどのパフォーマンスが披露される。また専大生による「かきまるくんお神輿をかつごう」やゲームも行われ焼きそば、おにぎり、カキにちなんだスイーツなどの模擬店も出店する。
問い合わせは電話044-951-0843(株)あかもと本舗内 柿生中央商店会事務局。
2014-10-17 in 02)イベント・催事, 05)歴史, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, 食 | Permalink | コメント (0)
川崎市の麻生区役所で10月12日にあさお区民まつり : 7万人が買い物やイベント楽しむ
あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月12日、川崎市麻生区役所周辺で催された。心配された台風19号の上陸が遅れ、お出かけ日和となったため、会場は朝から大勢の人が訪れ昨年並の約7万人(主催者発表)がステージでの演技や買い物などを楽しんでいた。
写真=パレードで演技披露する麻生一輪車クラブ
まつりは午前10時に区役所前の道路を白バイの先導で川崎市消防音楽隊やあさおまつり唄の踊り、区内の21団体がパレード、麻生一輪車クラブの演技などに沿道から盛んな拍手が贈られていた。
開会セレモニー(写真左上)が行われた特設ステージでは、区内などの団体が和太鼓、キッズダンスやフラダンスなどを次々と披露、消防局音楽隊のミニライブ演奏や社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」チアリーダーパフォーマンスに大きな人垣ができていた。
駐車場に並んだテントでは区内産の野菜や特産の禅寺丸柿の即売(写真左下)、手作り品の販売、盲導犬育成のための募金、プラバン作り、エコバック作りのほかドイツビール祭り再現などの飲食ブースの長い行列ができていた。
市民館ではホールで「あさおサウンド&ヴィジョン」と題して区内などで活躍する24団体が出演、音楽演奏や踊りのなどが披露され、客席は子どもや家族などの晴れ姿を見ようと多くの人が集まっていた。ギャラリーでは区内の画家の美術家協会展、麻生いけばな協会創立30周年記念花展も催され、ロビーには愛好家が育てた華やかな洋ランが展示され熱心に見て回る人も多かった。
区役所のロビーでは老人クラブの作品展、鉄道模型の展示では実物の150分の1の小さなNゲージの電車が走る姿に子どもたち目を輝かせていた。麻生観光協会のブースでは「禅寺丸柿発見800周年記念スタンプラリー」の受け付けを実施、スタンプ押印を求める親子連れでにぎわっていた(写真右下)。
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2014年10 月15日 (水曜日)
川崎市の麻生区地域功労賞に2氏2団体 : あさお区民まつりの舞台で表彰式
地域のために尽くした人を表彰しようと10月12日、あさお区民まつりの会場で7回目の「麻生区地域功労賞」の授賞式が行われ、川崎市麻生区金程の松澤フキ子さん、同区上麻生の中澤淳子さん、栗木町内会自衛消防隊、木こりの会の2氏2団体が表彰された。
写真=麻生区地域功労賞の( 左から)松澤フキ子さん、栗木町内会自衛消防隊・仲林久夫隊長、多田昭彦麻生区長、きこりの会竹中司郎さん、中澤淳子さん
表彰式は、あさお区民まつりの特設ステージで多田昭彦麻生区長が、受賞者の松澤さんらに賞状と記念品を手渡した(写真左)。
受賞の選考理由は
○松澤氏は、1987年から27年間にわたって川崎市内のさまざまな施設で手品の慰問活動を行っている。動物を扱った手品が得意で、特に地元町会の金程富士見会では老人会の新年会、子ども会のクリスマス会で毎年手品を披露して会員を喜ばせている。麻生区では子ども文化センター、老人いこいの家、幼稚園、グループホーム、わくわくプラザ、町会のイベントなどに出演、手品を通して住民交流を深める一助となる社会貢献活動に尽力した。
○中澤氏は、2003年11月から自身の住む自治会・百合ケ丘勧交会の会館を拠点に定期的に福祉教室を企画・運営し、健康、食事、認知症、介護などさまざまな分野でにわたり時期に適した情報を提供している。また高齢者を対象におしゃべりや歌を楽しむ「ももとせの会」を開催し、顔の見えるお付き合いで地域力をあげる役割を果たして地域の助けを必要とする人たちの大きな支援となっている。
○栗木町内会自衛消防隊(仲林久夫隊長、隊員5人)は、1997年7月から「自分たちの町は自分たちで守る」をモットーに栗木町会内を拠点に消防器具の点検や操作訓練、地域の巡回活動などを実施して防災活動を行っている。このほか、地域交流を目的に、風の谷幼稚園、栗木台小学校で町会所有の消防車(ポンプ車)の見学会や同隊の活動を紹介する講演会を開催したり、近隣町会やマイコンシティ内の企業などと合同防火訓練を行い地域に貢献している。
○ 木こりの会(ティム・レーボン会長、会員33人)は、2000年から新百合ケ丘第5自治会(同区王禅寺5丁目)内とその周辺にある籠口ノ池公園、化粧面谷公園、下麻生まつの木緑地、王禅寺すぎの木緑地、下麻生けやき公園、さくら公園の6カ所で清掃、草刈り、樹木の剪定を行っている。14年にわたるは活動は、地域から感謝され共感・協力するメンバーが増え、現在は週2回年間約800人が作業を行っており、地域の緑化・環境美化活動に貢献している。
地域功労賞は同区が2008年度に制定した制度。区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または 団体に対し区が光を当てて功績を称えるもので、今回が7回目の表彰になる。町会、自治会などから候補者を募集して区町会連合会、区社会福祉協議会、区文化協会役員などで構成する選考会で受賞者を選んでいる。
多くの区民に賞を知ってもらおうと2008年から区民まつり当日に野外の特設ステージで表彰式を行っている。
2014-10-15 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 03)健康・福祉 ・医療, 09)市民活動, 10)社会, 11)まちづくり, 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0)
2014年10 月14日 (火曜日)
ナビスコカップ・川崎フロンターレが準決勝で敗退 : ガンバ大阪が合計得点4対5で決勝進出
ヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦の2試合が10月12日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でガンバ大阪と対戦した。10月9日の第1戦で敗戦した川崎Fは、立ち上がりから攻撃的な戦いで先制しその後点の奪い合いで3対2と競り勝ったが、合計得点が5対4と下回り準決勝で敗退した。
もう1試合の柏レイソル対サンフレッチェ広島の試合も合計得点で上回った広島が決勝にコマを進め、11月8日に埼玉スタイアム2002で対戦する。
写真=試合終了に肩を落とす川崎イレブン
アジアチャンピオンズリーグに参戦した川崎Fは、ナビスコカップに準々決勝から出場しセレッソ大阪に合計得点で上回り、2013年に続いて準決勝に進んだ。川崎Fのナビスコ決勝進出は、2000年、2007年、2009年の3回でいずれも準優勝に終わり、悲願のタイトル獲りに向け決勝進出への期待が高かい。一方、1年でJ1に復帰したG大阪はグループリーグから順当に勝ち上がり、初優勝した2007年以来7年ぶりの決勝進出を目指す。
川崎Fの先発メンバーは第1戦から4人替え、ケガで欠場したMF中村憲剛(#14)がベンチ入り、ガンバは1人だけの変更だった。
試合は、2対0以上のスコアで勝たなければ決勝進出が果たせない川崎Fが、立ち上がりから果敢に攻め何度かチャンスを作って9分にFW大久保嘉人(#13)がヘディングで先制ゴールを決め、川崎サポーターを喜ばせた。その後、G大阪に押し込まれる時間もあったが川崎の守備陣が対応。川崎Fはリズムを取り戻して攻め込んだがラストパスとシュートの精度がいまひとつで追加点が奪えず一進一退の攻防となった。すると42分に一瞬の隙からMF阿部浩之(#13)に同点ゴールを許し(写真右上)さらに45分には再び阿部に逆転ゴールを決められアウェイゴール数でも上回られ気落ちした川崎サポーター席は一瞬静まり返った。しかし、川崎Fは粘りを見せ45+3分にコーナーキックのチャンスからDFジェシ(#5)がヘディングゴールを決め2対2の同点で前半を折り返した。
終了間際の得点で気持ちを立て直した川崎Fは、果敢にG大阪ゴールに迫り、51分にMF森谷賢太郎(#19)が混戦の中でゴールを決め再びリードした。63分にはMF山本真樹(#6)に代わり中村が登場、スタンドはこの日一番の盛り上がりを見せた。
3日後の15日に天皇杯を控えるG大阪は、第1戦の立役者FW宇佐美貴史(#39)とFWパトリック(#29)を61分と71分に下げ、守備が安定しているMF大森晃太郎(#19)とFW佐藤晃大(#20)を投入した。
相手の得点源が下がったことにより川崎Fはアウェイゴールの差を埋めようと再び猛攻を繰り返したが、終盤に入ると次第にG大阪ペースの試合運びとなった。川崎Fは88分に森谷を下げ、DF稲本潤一(#20)を投入、ジェシを前線にあげてパワープレーを行ったが(写真右下)ゴールネットを揺らすことができなかった。終了の笛に川崎Fの選手の一部は涙を流してピッチに座り込んでいた。
地中出場の中村憲剛選手は「ジェシと森谷の得点で等々力が行けそうな雰囲気を作ってくれたが、先が続かなかった。第1戦に出場できず、チームに迷惑をかけて申し訳なかった」と反省。試合後の会見で風間八宏監督は「非常に残念なゲームだった」と話した後に「我々らしく相手を圧倒できたので、次につながる」と18日の同カードのリーグ戦へ気持ちを切り変えていた。
次のホームゲームは、10月22日19時からサガン鳥栖と対戦する。
2014-10-14 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)
J3・FC町田ゼルビアがツエーゲン金沢にスコアレスドロー : 順位は3位で変わらず
明治安田生命J3リーグ第28節の5試合が10月11日と12日に各地で行われ、第2日程のFC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で首位のツエーゲン金沢と対戦した。互いに球際の激しい上位対決らしい一進一退の緊迫した好ゲームだったが、町田は金沢の堅守を崩せずスコアレスドローに終わり、勝点差を詰めて順位をあげることができなかった。
写真(撮影 : すべて山本真人)=前にボールを運ぶ町田MF遠藤敬佑と阻止する金沢DF太田康介(#5)ら
リーグ戦は残すところあと6試合。町田は第3クールに入る前の22節(8月24日)に今季2敗目を喫して以降2勝4敗と調子を落としているのに対し、金沢は21節(8月10日)から7連勝と好調を維持し25節に首位に立った。しかし町田は、勝点差5の金沢に勝てば順位を上げることもまだ可能で、競技場は勝利を期待するサポーターが数多く来場、開幕戦につぎ今季2番目の4.312人が観戦した。
町田は、今節もDF深津康太(#5)が累積警告で欠場、代わりDFペ デウォン(#24)が出場、ケガから復帰して前節途中出場したMF大竹隆人(#13)とMF稲垣雄太(#32)が先発起用された。
試合は、立ち上がりから町田がチャンスを作るが、昨年まで町田に在籍した金沢DF太田康介(#5)などの堅守に阻まれ得点機会を逸すると次第にイーブンな戦いになった。12分に金沢がコーナーキックのチャンスからの競り合いで(写真左上)ゴールを割ったかに見えたがファウルの判定で町田はピンチを脱した。その後も好守の切り替えが早い一進一退の緊迫したゲームが続いたが、前半を0対0で折り返した。
後半、町田はハーフタイムに相馬直樹監督が出した「シンプルに攻めよう」の指示に従い、立て続けにチャンスを作るが(写真右)、体を張った金沢の守りに跳ね返されゴールネットを割れない状態が続いた。
首位との直接対決で上位進出をはかりたい町田は、77分に大竹に替えMF庄司悦大(#10)を投入、83分には稲垣に替え齋藤翔太(#15)をピッチに送り出したが、流れを変えることができない。90+1分にはペ デウォンがこの日2枚目のカードをもらい退場、アディショナルタイムが終わるまで攻め続けたが得点をあげることができなかった。
2位AC長野パルセイロと4位ガイナーレ鳥取の試合も引き分けたため上位4チームの順位と勝点差は変わらなかった。
試合後の会見で相馬監督は「上位対決というで、多くの方に来場して頂くことができ皆様に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。首位の金沢から勝ち点を奪いたかったが、残念ながらできませんでした。ただ、今日の選手たちのプレーには満足し感謝しています。勇敢に戦い、時に励まし合いながら本当に素晴らしい戦いをしてくれたと思いますが、最終的にそれを結果に結びつけるができず、残念です。残りの試合を諦めることなく、選手と共に闘っていきたいと思います」と悔しさをかみしめながら話した。
残りは5試合で、次節(10月19日)はアウェイでグルージャ盛岡と対戦、その後3試合連続ホームゲームで、最終戦はアウェイで藤枝MYFCと戦う。
町田の次のホームゲームは、11月2日13時からY.S.C.C.横浜と対戦する。
J2昇格条件は、J2ライセンスを得た年間順位2位以内のチームで、首位は自動昇格、2位はJ2・21位のチームとホーム&アウェイの入れ替え戦に出場できる。現在、AC長野パルセイロを勝点1差で追う3位の町田は、9月29日にJ2ライセンスの交付を受けており、2位以内の成績と平均観客動員数3,000人以上の昇格要件達成に向けてクラブ一丸となって戦っており、ホームゲームで地元ファンの熱い応援と観戦を期待している。
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2014年10 月10日 (金曜日)
川崎市市民ミュージアムで10月12日・13日にBRA-BAアートフェスティバル
川崎市中原区の川崎市市民ミュージアムで10月12日と13日にさまざまなジャンルのアートを楽しむ「『BRA-BA!(ブラーバ)2014』」かわさきアートフェスティバル」(ブラーバ2014かわさきアートフェスティバル実行委員会主催)が催される。
このフェスティバルは、ミュージアムを拠点に川崎からアートを発信しようと2013年8月に設立した「ブラーバ」の初イベント。
ブラーバは、川崎市ゆかりのさまざまなジャンルの20代から80代の芸術家や文化人約50人で構成するクリエーターサロンで、定期的に交流会を開いている。会設立のお披露目をかね「アートを通して出会いとふれあいの機会を作ろう」とフェスティバル開催のアイデアが持ち上がり、ことし4月に会員の建築家山中新太郎さんを委員長に7人で実行委員会を立ち上げ、フェスタ開催の準備を進めてきた。
実行委によると、とかく敷居が高いと思われがちな「芸術」の垣根をとり払うため「アートとあそぼう」をテーマに、ミュージアム全体がおもちゃ箱をひっくりかえしたようにさまざまなアートと出会えるわくわくとした場になることをめざすという。
プログラムはブラーバ会員のアイデアよるものが多く、12日11時から行われるメインイベントのトークショー「今、子どもたちに伝えたいこと」は、川崎生まれの人形作家・与勇輝さんが仕事を通して知り合った同世代の女優黒柳徹子さんとの対談を提案して実現。このほか脚本家の山田太一さん、写真家の鬼海弘雄さん、地域プロデューサー阿佐美善久さんのトーク「豊かに生きることの処方箋」(13日10時)、ミュージアムの未来像をテーマに実行委員長山中さんと建築史家の五十嵐太郎さん、建築家の西澤徹夫さんのトーク「建築レジェンドへの挑戦」(13日12時)のほか、ピアニストの小原孝さんと俳優の長谷川初範さん、落語家の桂米多朗さんが出演する「フィナーレコンサート」(13日15時30分)など、ユニークな顔合わせによる催しも多い。
ブラーバではまた、若い作家を育てることも活動のひとつにしており、若手写真家が撮影した作品をアートプロデューサーに見せる「ポートフォリオレビュー」を開き、プロデューのきっかけとなる機会もつくる。
このほか、東日本大震災の被災地・福島県桑折町のモモ生産農家を舞台とした話題映画作「物置のピアノ」の上映会(12日13時30分、13日14時30分)もある。12日の上映後には企画制作の武重邦夫さんと似内千晶監督らスタッフとキャストのトークショーも行われる。
両日とも、落語講座、切り絵などのワークショップや自分で撮影した写真データを持ち込む「撮って、プリント、展示してみよう」などの参加型のイベントもある。会場では、若手からベテランのアーティスト約30人が館内のあらゆる場所で絵画や写真、彫刻、現代美術などを展示したりダンスパフォーマンスも行われる。
実行委では「料理もアート」と位置づけ、市内のフレンチ、イタリアン、アジアンなど人気店によるフードマルシェと美術書・写真集などのアートブックマルシェが中庭で催され「芸術と食欲の秋」が満喫できる。
参加は、映画と一部のワークショップなどを除き無料。
問い合せは電話044(754)4500川崎市民ミュージアム。イベントの開催時間などの詳細は川崎市市民ミュージアムのHP(こちら>)へ。
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狛江市の泉の森会館で「狛江のくらしと自転車の歴史」展 : 木製自転車など14台を展示
狛江駅近くの泉の森会館2階ギャラリーで、世界初の木製の自転車から昭和40年代の子供用の自転車と大正時代から昭和30年代ごろまでに撮影された自転車が映っている写真を展示する「狛江のくらしと自転車の歴史」が10月9日から始まり、愛好家の注目を集めている。
写真 =会場に展示された自転車とパネル
同展は、同会館の利用者有志の団体泉の森友の会が、数十年前までは高級品として一部の人しか利用できなかった自転車が現在は市民の手軽な交通手段として利用されるようまでなった歴史と人々の生活を振り返ろうと企画され、自転車文化センターと市内の自転車店有志などの協力でも催すもの。
会場には、自転車文化センターなどから借りた1817年に作られた木製でペダルがない「ドライジーネ」、前輪が大きく後輪が小さい「オーディナリー」などのアンティーク自転車(写真左)をはじめ、荷物運搬用三輪車、1958年まであった自転車税を払っている証明として付けられた登録付き実用車など自転車の発達と変遷が分かる14台を解説付きで展示している。壁面には、市内外の商店などで店先に置かれた自転車やタンスや電気洗濯機とともに自転車を花嫁道具として持ち込まれたことを示す貴重な写真などのほか、狛江の村や町時代にあった自転車の台数と税金などを記したパネルを展示している。
11日14時からは同館3階ホールで日本自転車普及協会 自転車文化センター学芸員の矢田貝一男さんが絵画や写真など映像利用しながら自転車の歴史や市民に普及していった様子などについて講演する。
同展は10月14日までで、入場は無料。
問合せは03-5497-5444泉の森会館。
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